JP2009032300A - 光情報記録媒体および光情報記録媒体の製造方法 - Google Patents

光情報記録媒体および光情報記録媒体の製造方法 Download PDF

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Abstract

【課題】光情報記録媒体の耐擦傷性を高めるために、その記録再生側主面に低摩擦係数のコート剤を塗布する際に、同時に光情報記録媒体の外周端面部分にもコート剤が塗布されてしまうと、端面部分の摩擦係数が低下し、光情報記録媒体が滑りやすく非常に扱いづらくなる。
【解決手段】光情報記録媒体の外周端面部分の摩擦係数を記録再生側主面の摩擦係数よりも高くすることによって、記録再生側主面の耐擦傷性を保持しながら、ユーザーにとっての光情報媒体の扱いやすさを向上させる。
【選択図】図1

Description

本発明は光情報記録媒体および光情報記録媒体の製造方法に関し、特に例えば、記録再生側主面が低摩擦係数の光情報記録媒体および光情報記録媒体の製造方法に関する。
近年、情報記録の分野では様々な光情報記録に関する研究が進められている。この光情報記録は高密度化が可能であり、また、非接触で記録・再生が行え、それを安価に実現できる方式として幅広い用途での応用が実現されつつある。現在の光ディスクとしては、厚さ1.2mmの透明樹脂基板に情報層を設け、それをオーバーコートによって保護した構造をもつ容量略700MBのコンパクトディスク(CD)、あるいは0.6mmの透明樹脂基板の一方もしくは両方に情報層を設け、それら2枚を貼り合わせた構造を持つ容量略4.7GBのデジタルヴァーサタイルディスク(DVD)、等がある。
さらに近年、光ディスクの記録密度を上げる方法として、対物レンズの開口数(NA)を大きくする方法や、使用するレーザの波長を400nm程度まで短くする方法が検討され、Blu−rayディスクや、HD DVDという光ディスクが提案されている。
このような光ディスクは、記録してある情報の信頼性確保、そしてカートリッジに収納せずに使用可能な手軽さ、等の要求から、記録再生側の面に傷のつきにくい保護層を設けることが行われるようになった。そして光ディスクの記録密度が上がるにつれて、要求される保護層の性能も高くなり、より硬くて、より摩擦係数の小さなコート剤が開発されつつある(例えば特許文献1および2参照)。
特開2002−190136号公報 特開2002−230837号公報
記録再生側の面に摩擦係数の小さなコート剤を塗布した際に、同時に光ディスク端面にもコート剤が塗布されてしまったり、付着してしまったりすることが考えられる。しかしながら端面の摩擦係数が下がってしまうと、収納ケースから光ディスクを取り出したり、記録再生装置に光ディスクを出し入れしたりする際に、端面が滑りやすく非常に光ディスクを扱いづらいという課題がある。それによって、光ディスクを落としてしまったりすると、逆に記録再生側の面に傷がついてしまう可能性が増してしまう。
また端面を持ちづらいために、ユーザーが記録再生側の面を掴んでしまい、指紋等の汚れが付着することによって、記録再生に悪影響を及ぼすことも十分に考えられる。
上記課題を解決するために、本発明の光情報記録媒体は、円盤形状を有し、外周端面の摩擦係数が記録再生側主面の摩擦係数よりも大きいことを特徴とする。上記本発明の光情報記録媒体により、ユーザーが光情報記録媒体を非常に扱い易くなり、また光情報記録媒体の記録再生側主面に傷や埃、指紋がつかずに信頼性が高く維持され易くなる。
上記課題を解決するために、本発明の光情報記録媒体は、円盤形状を有し、外周端面に微小な凹凸を有することを特徴とする。上記本発明の光情報記録媒体により、ユーザーが光情報記録媒体を非常に扱い易くなり、また光情報記録媒体の記録再生側主面に傷や埃、指紋がつかずに信頼性が高く維持され易くなる。
上記課題を解決するために、本発明の光情報記録媒体は、円盤形状を有し、外周端面の表面が記録再生側主面よりも粗いことを特徴とする。上記本発明の光情報記録媒体により、ユーザーが光情報記録媒体を非常に扱い易くなり、また光情報記録媒体の記録再生側主面に傷や埃、指紋がつかずに信頼性が高く維持され易くなる。
本発明の光情報記録媒体において、外周端面の静摩擦係数の大きさが、端面摩擦係数測定法で5N以上であることが好ましい。ここでいう端面摩擦係数測定法については以下の実施の形態において説明する。これによって、ユーザーが光情報記録媒体を非常に扱い易くなり、また光情報記録媒体の記録再生側主面に傷や埃、指紋がつかずに信頼性が高く維持され易くなる。
上記課題を解決するために、本発明の光情報記録媒体の製造方法は、円盤形状の光情報記録媒体の記録再生側主面に保護層を形成した後に、端面を荒らすことを特徴とする。上記本発明の光情報記録媒体の製造方法により、ユーザーが光情報記録媒体を扱うことが容易となり、結果として記録再生側主面の保護にもつながる。
上記課題を解決するために、本発明の光情報記録媒体の製造方法は、円盤形状の光情報記録媒体の記録再生側主面に保護層を形成した後に、端面に凹凸を形成することを特徴とする。上記本発明の光情報記録媒体の製造方法により、ユーザーが光情報記録媒体を扱うことが容易となり、結果として記録再生側主面の保護にもつながる。
本発明の光情報記録媒体および光情報記録媒体の製造方法によれば、低摩擦係数の保護層を形成しても、ユーザーが扱い易い光情報記録媒体を提供することができる。
以下本発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。図面は特に断りのない限り断面図で示し、対称である場合、対称な軸から一方のみを示し、もう一方は省略する場合がある。
(実施の形態1)
図1に記録再生側主面よりも端面部分の摩擦係数が大きい本発明の光情報記録媒体についての説明図を示す。
ここでは、本発明の光情報記録媒体について具体的な一例を説明する。
図2のように、厚さ略1.1mm、直径略120mm、中心孔径略15mmの基板101の情報記録層102上に、スピンコート法によって放射線硬化性樹脂Aを塗布し、放射線照射して硬化して厚さ略97μmの光透過層105を形成した。さらに光透過層105上にスピンコート法で放射線硬化性樹脂Bを塗布し、放射線照射して硬化して厚さ略3μmの保護層104を形成した。
基板101は射出成形されたポリカーボネートからなっているが、ポリカーボネート以外のアクリルやオレフィンといった樹脂材料を用いても構わない。また放射線硬化性樹脂AおよびBはアクリル系材料からなっているが、それ以外の材料であっても構わない。また光透過層105をスピンコート以外の方法、例えばシート状基板を接着剤等で貼り合わせる等して形成しても構わない。
情報記録層102は、基板101に形成された深さ略20nmの案内溝とその上に成膜された相変化材料や誘電体材料からなる記録膜、あるいは基板101に形成された凹凸ピット及び/または案内溝とその上に形成された反射膜等で形成されている。
本光情報記録媒体は、波長405nm、NA0.85の光学系で記録再生を行う、記録容量23GB以上の、いわゆるBlu−ray Disc(ブルーレイディスク)と呼ばれる、高密度の光情報記録媒体である。そのためCDやDVDと比べて、記録再生側主面の傷や埃、指紋等によって影響を受け易い。そこで光透過層の上に形成される保護層104は、鉛筆硬度H以上、静摩擦係数の大きさが小さくなるようにし、傷や埃、指紋がつきにくいものとしている。
ここで鉛筆硬度とは、各硬度の鉛筆の先端を尖らせて、45度の角度で1kgの荷重で押し当て、荷重を加えたまま鉛筆を引っ張って、傷がつくかどうかで判定した。鉛筆硬度は、JIS−K5400に準拠して測定する。
保護層の静摩擦係数の大きさを小さくすることによって、保護層104と他の物体が接触した場合に傷がつきにくくなる、という効果を得ることができる。傷つき試験の方法としては例えばテーバ試験(準拠規格ISO9352)を用いることができる。
保護層104を形成する際、図3のように光情報記録媒体の端面にも保護層110が形成されてしまうとあまりに摩擦係数が低くなり、ユーザーが手で持ちにくく、落下させてしまったり、記録再生側主面を手で掴んでしまったり、といったことが頻繁に起こりやすく、かえって記録再生側主面に傷が発生したり、汚れたりする危険性が増してしまう。
そこで端面の静摩擦係数を測定した。測定方法について以下に示す。図4(a)のように、ディスク118の中心孔に挿入する直径15mmの凸部とディスク118を載せる直径33mmの部分を持つ部材111に、測定するディスクを載せる。この部材はSUS304で作製し表面粗さはRa1.6で仕上げた。そして図4(b)(断面図)と(c)(上から見た図)のように両側からディスク118を5.0Nの荷重をかけて挟みながら(図4(b)の白い矢印)、部材を引っ張って(図4(c)の黒い矢印)ディスク118が動き出すときの引っ張りの強さで定義した。このとき、ディスク118を挟む部材112とディスク118の接触する部分には、硬度50、厚さ1.0mmのシリコンラバー116を貼り付けている。さらにディスク118を載せる部材111は同じ材料のSUS304でできた表面粗さRa1.6の板の上で引っ張った。同じ測定を5回行い、最大と最小の測定結果を除いた3回の測定の平均値を測定値とした。この方法を端面摩擦係数測定法とする。
この端面摩擦係数測定法により、成形した直後のポリカーボネートの基板101を測定したところ、7.2Nであった。また本実施の形態で用いた保護層を端面に付着させたディスクにおいては、4.5Nであった。
10人に端面摩擦係数と持ちやすさの関係を調査した。ここで、「持ちやすさ」はスロットインのプレーヤーから出すことを想定し、以下のようにして調査した。ランダムに10人の人を抽出し、ディスクの記録再生側主面に指が触れないようにディスクの端面のみを片手の親指と中指の2本で持ってもらった。上記の両方の場合でディスクの端面で指が滑りディスクを持ちにくいと答えた人の数を調査した。その結果を(表1)に示す。端面摩擦係数測定法の結果が5.0N以下となるディスクになると、8割以上の人が持ちづらいと回答した。したがって摩擦係数の大きさが5.0Nよりも大きくなることが好ましい。さらには7割以上の人が持ちやすいと答える5.5N以上であることが好ましい。
Figure 2009032300
そこで保護104を形成する際に、スピンコートにおいてできる限り高速で振り切ることで、端面の少なくとも一部には放射線硬化性樹脂Bが付着せず、静摩擦係数が高いままであることが好ましい。
また端面に放射線硬化性樹脂が付着してしまった場合においては、放射線照射する前に拭き取ってしまうことが好ましい。
このように端面の静摩擦係数を高いままにしておくことで、ユーザーが光情報記録媒体を非常に扱い易くなり、また光情報記録媒体の記録再生側主面に傷や埃、指紋がつかずに信頼性が高く維持され易くなる。
なお、ここでいう「放射線」は、放射線硬化性樹脂を硬化させることができるあらゆる電磁波、例えば、赤外線、可視光線、紫外線、X線等を含む概念である。
ここでは、例として書き換え可能な記録再生型の光ディスクを示したが、一回のみの記録が可能な追記型、反射層がAlやAgを主成分とするような再生型であっても構わない。さらに、本実施の形態例で示したような、情報記録層の上に層が一つしかない場合だけでなく複数の層が存在する場合や、図5のように情報記録層を2層以上の複数層有する、多層光ディスクであっても構わない。
以上、本発明の実施の形態について例をあげて説明したが、本発明は、上記実施の形態に限定されず、本発明の技術的思想に基づき他の実施の形態に適用することができる。
(実施の形態2)
ここでは、本発明の光情報記録媒体の製造方法、および光情報記録媒体について一例を説明する。なお、実施の形態1で説明した部分と同様の部分については、重複する説明を省略する場合がある。
実施の形態1と同様の光情報記録媒体において、保護層104を基板の端面の一部もしくは全部に形成してしまった場合を考える。このときは、端面部分を薬品やサンドペーパーで荒らすことで、端面の静摩擦係数を上げる、表面を粗くすることが好ましい。ここで用いる薬品としては、基板の表面が溶解するような薬品であれば特に限定されないが、アセトン、メチルエチルケトン、ベンゼン、テトラヒドロフラン、ヘキサンなどの揮発性有機溶媒が好ましい。
このように端面の静摩擦係数を高くする、もしくは粗くすることで、ユーザーは光情報記録媒体を非常に扱い易くなり、また光情報記録媒体の記録再生側主面に傷や埃、指紋がつかずに信頼性が高く維持され易くなる。
さらには、光透過層105が保護層104の性能を併せ持つような、記録再生光の通る層が1層のみから形成される場合においても、端面を荒らすことで静摩擦係数を大きくし、扱いやすくすることが好ましい。
ここでは、例として書き換え可能な記録再生型の光ディスクを示したが、一回のみの記録が可能な追記型、反射層がAlやAgを主成分とするような再生型であっても構わない。さらに、本実施の形態で示したような、情報記録層の上に層がさらに複数存在する場合や、情報記録層を2層以上の複数層有する、他層光ディスクであっても構わない。
以上、本発明の実施の形態について例をあげて説明したが、本発明は、上記実施の形態に限定されず、本発明の技術的思想に基づき他の実施の形態に適用することができる。
(実施の形態3)
ここでは、本発明の光情報記録媒体について一例を説明する。なお、実施の形態1および実施の形態2で説明した部分と同様の部分については、重複する説明を省略する場合がある。
実施の形態1および2では保護層104を形成することを前提に、端面部分の静摩擦係数を記録再生側主面よりも高くする例を示した。
しかしながら保護層104を形成しない場合においても、スロットインタイプのドライブ(例えば、Panasonic製のカーナビCN−DV255FDや、カーオーディオCQ−DFX983Dなど)に光情報記録媒体を挿入する場合、ユーザーは光情報記録媒体の挿入や取り出し時に非常に不便を覚え、記録再生側主面を掴んでしまうことが非常に多いことがわかった。
従って保護層104を形成しない場合、すなわち、情報記録層の上に光透過層のみが形成されている場合においても、光情報記録媒体の端面の静摩擦係数を高くしておくことでユーザーが非常に扱いやすい光情報記録媒体を提供することができる。
具体的には、実施の形態2で述べたようにサンドペーパーや薬品で端面を荒らす、摩擦係数が高くなるような材料を端面に塗布する、凹凸を設ける、などである。
以上、本発明の実施の形態について例をあげて説明したが、本発明は、上記実施の形態に限定されず、本発明の技術的思想に基づき他の実施の形態に適用することができる。
(実施の形態4)
ここでは、本発明の光情報記録媒体について一例を説明する。なお、実施の形態1、実施の形態2および実施の形態3で説明した部分と同様の部分については、重複する説明を省略する場合がある。
これまでの実施の形態では、光透過層の厚みが略0.1mmのいわゆるブルーレイディスクと呼ばれる高密度光情報記録媒体を例にしてきた。しかしながら本発明は波長405nm、開口数0.65で記録再生が行われ、略0.6mm厚みの基板2枚を貼りあわせた図6のようないわゆるHD DVDといわれる光情報記録媒体(図6(a)は単層、図6(b)は2層)、さらにはDVDやCDにおいても適用可能である。
すなわち、記録再生側主面を掴まなくても十分に扱い易いように端面部分の静摩擦係数を高くすることで、光情報記録媒体の信頼性が向上し、ユーザーが大切なデータの記録を失敗したり、再生が不可能になったりすることを防ぐことができるため、カートリッジに入っていないような全ての光情報記録媒体、さらには記録再生面ができるだけユーザーの手に触れないようにしたい全ての情報記録媒体に有効である。
もちろん情報記録層が複数あるようないわゆる多層ディスクにおいても本発明は有効である。
以上、本発明の実施の形態について例をあげて説明したが、本発明は、上記実施の形態に限定されず、本発明の技術的思想に基づき他の実施の形態に適用することができる。
本発明にかかる光情報記録媒体は、光情報記録媒体を扱い易くし、信頼性を高くする等に有用である。
本発明の光情報記録媒体の一例を示す断面図 本発明の実施の形態1における、光情報記録媒体の一例を示す断面図 本発明の実施の形態1における、光情報記録媒体の一例を示す断面図 (a)端面摩擦係数測定法の部材の一例を示す断面図(b)端面摩擦係数測定法を示す断面図(c)端面摩擦係数測定法を示す上から見た図 本発明における、多層の光情報記録媒体を示す断面図 本発明の実施の形態4における、光情報記録媒体の一例を示す断面図
符号の説明
101,201,208 基板
102,202 情報記録層
104,204 保護層
105 光透過層
106,206 中心孔
108 記録再生側主面
109 端面
110 端面に付着した保護層
111 ディスクを載せる部材
112 ディスクを挟む部材
113,213 第1情報記録層
114,214 第2情報記録層
115 中間層
116 シリコンラバー
117 板
118 ディスク
205 接着層

Claims (15)

  1. 円盤形状を有し、外周端面の摩擦係数が、記録再生側主面の摩擦係数よりも大きいことを特徴とする光情報記録媒体。
  2. 円盤形状を有し、外周端面に微小な凹凸を有することを特徴とする光情報記録媒体。
  3. 円盤形状を有し、外周端面の表面が、記録再生側主面よりも粗いことを特徴とする光情報記録媒体。
  4. 保護層を有することを特徴とする請求項1から3のいずれかに記載の光情報記録媒体。
  5. 前記外周端面の摩擦係数の大きさが、端面摩擦係数測定法で5.0N以上であることを特徴とする請求項1から4のいずれかに記載の光情報記録媒体。
  6. 前記外周端面の摩擦係数の大きさが、端面摩擦係数測定法で5.5N以上であることを特徴とする請求項5に記載の光情報記録媒体。
  7. 記録再生側主面の鉛筆硬度がH以上であることを特徴とする請求項1から6のいずれかに記載の光情報記録媒体。
  8. 厚みが略1.2mmであることを特徴とする請求項1から7のいずれかに記載の光情報記録媒体。
  9. 略405nmのレーザで記録再生が行われることを特徴とする請求項1から7のいずれかに記載の光情報記録媒体。
  10. 円盤形状の光情報記録媒体の、記録再生側主面に保護層を形成した後に、
    前記光情報記録媒体の端面を荒らすことを特徴とする光情報記録媒体の製造方法。
  11. 前記光情報記録媒体の端面を薬品で荒らすことを特徴とする請求項10に記載の光情報記録媒体の製造方法。
  12. 前記光情報記録媒体の端面をサンドペーパーで荒らすことを特徴とする請求項10に記載の光情報記録媒体の製造方法。
  13. 円盤形状の光情報記録媒体の、記録再生側主面に保護層を形成した後に、前記光情報記録媒体の端面に凹凸を形成することを特徴とする光情報記録媒体の製造方法。
  14. 前記端面の静摩擦係数の大きさが、端面摩擦係数測定法で5N以上であることを特徴とする請求項10または13に記載の光情報記録媒体の製造方法。
  15. 前記端面の静摩擦係数の大きさが、端面摩擦係数測定法で5.5N以上であることを特徴とする請求項14に記載の光情報記録媒体の製造方法。
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