JP2009023444A - 乗換案内情報表示システム - Google Patents

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Abstract

【課題】同一の鉄道路線を走行する後続列車への乗り換えを促進することにより、乗車の偏りによる混雑の緩和を図ることができる乗換案内情報表示システムを提供する。
【解決手段】乗換案内情報表示システム1では、鉄道列車の車両内の表示部6に、鉄道列車の停車予定駅と、乗り換え可能な後続列車の停車予定駅との到着予定時刻を表示する。したがって、乗客は、現在乗車している鉄道列車の停車予定駅の到着予定時刻と、停車予定駅において乗り換えをした場合の後続列車の停車予定駅の到着予定時刻とを車両内で比較することができる。このように、乗客に向けて後続列車の運行予定を知らしめることにより、混雑している鉄道列車から、乗り換え可能な後続列車への乗客の乗り換えを促進することができ、乗客の偏りによる混雑の緩和を図ることができる。
【選択図】図1

Description

本発明は、乗換案内情報表示システムに関する。
従来、鉄道列車の車両内において、乗客向けに乗換案内情報を表示するシステムがある。例えば特許文献1に記載の電車内乗換案内システムでは、鉄道列車が所定の駅を出発した際に、次の停車予定駅と、その停車予定駅において乗り換え可能な他の鉄道路線の鉄道列車の発車予定時刻とを車両内の表示装置に表示している。
特開平7−17404号公報
一般に、鉄道路線の運行にあたっては、車両内の混雑が問題となっている。特に、同一の鉄道路線において、各駅に停車する普通列車と、所定駅にのみ停車する快速列車等が並走するような場合、乗客は、目的地に早く到着する快速列車に乗車する傾向にあり、乗車の偏りによる混雑が目立っている。このような混雑の問題は、乗車時の快適性を損ねるばかりでなく、運行ダイヤの乱れを生じさせる要因ともなり得る。
この点を考慮すると、上述した従来のシステムは、単に他の鉄道路線への乗り換え案内を行うに過ぎず、同一の鉄道路線において、乗車の偏りによる混雑の回避に寄与するものではなかった。実際の運用として、車掌が車両内のアナウンスで同一の鉄道路線における他の鉄道列車への乗り換え案内を行う場合もあるが、アナウンスを行うかどうかは車掌によってまちまちであり、また、乗り換え先の鉄道列車に関する情報が必ずしも十分でないため、乗客に対する乗り換えの促進が十分になされず、結果として、乗車の偏りによる混雑の緩和を図ることが困難であった。
本発明は、上記課題の解決のためになされたものであり、同一の鉄道路線を走行する後続列車への乗り換えを促進することにより、乗車の偏りによる混雑の緩和を図ることができる乗換案内情報表示システムを提供する。
上記課題解決のため、本発明に係る乗換案内情報表示システムは、鉄道列車の車内に設けられた表示手段に乗換案内情報を表示する乗換案内情報表示システムであって、各鉄道列車の運行ダイヤ情報を格納する運行ダイヤ情報格納手段と、鉄道列車が直近の停車予定駅に接近する際に、運行ダイヤ情報格納手段から受信した前記運行ダイヤ情報に基づいて、直近の停車予定駅及びその先の停車予定駅で生じる鉄道列車と後続列車との間の停車予定駅及びその先の停車予定駅での到着予定時刻の時間差を算出する時間差算出手段と、算出手段によって算出された到着予定時刻の時間差が、予め設定された所定時間以下であるか否かを判断する時間差判断手段と、判断手段によって到着予定時刻の時間差が所定時間以下であると判断された停車予定駅について、鉄道列車の到着予定時刻と後続列車の到着予定時刻とを表示手段にそれぞれ表示させる表示制御手段とを備えたことを特徴とする。
この乗換案内情報表示システムでは、鉄道列車の車両内の表示部に、自列車の停車予定駅と、乗り換え可能な後続列車の停車予定駅との到着予定時刻を表示する。したがって、乗客は、現在乗車している自列車の停車予定駅の到着予定時刻と、停車予定駅において乗り換えをした場合の後続列車の停車予定駅の到着予定時刻とを車両内で比較することができる。このように、乗客に向けて後続列車の運行予定を知らしめることにより、混雑している鉄道列車から、乗り換え可能な後続列車への乗客の乗り換えを促進することができ、乗客の偏りによる混雑の緩和を図ることができる。一方、この乗換案内情報表示システムでは、到着予定時刻が所定時間を超える場合には、乗り換え可能な後続列車の停車予定駅の到着予定時刻を表示しない。したがって、乗り換え時間の長い後続列車に対する不必要な乗り換え案内を防止できる。
また、各鉄道列車から送信された乗車率情報を、列車識別情報と関連付けて格納する乗車率情報格納手段と、表示制御手段が表示手段に到着予定時刻を表示させる際に、乗車率情報格納手段から後続列車の乗車率情報を受信する乗換案内情報受信手段とを更に備え、表示制御手段は、乗換案内情報受信手段が受信した乗車率情報を到着予定時刻と併せて表示手段に表示させると好ましい。この場合、乗客に向けて、到着予定時刻を表示した後続列車の混雑率を知らしめることができるので、乗り換え可能な後続列車への乗客の乗り換えを一層促進することが可能となる。
本発明に係る乗換案内情報表示システムによれば、同一の鉄道路線を走行する後続列車への乗り換えを促進することにより、乗車の偏りによる混雑の緩和を図ることができる。
以下、図面を参照しながら、本発明に係る乗換案内情報表示システムの好適な実施形態について詳細に説明する。
図1は、本発明の一実施形態に係る乗換案内情報表示システム1の構成を示す図である。図1に示す乗換案内情報表示システム1は、例えば各駅に停車する普通列車と、所定の駅にのみ停車する快速列車とが並走する鉄道路線に適用され、当該鉄道路線で運行される鉄道列車の車両内において、乗客向けに後続列車への乗り換え案内を表示させるシステムとして構成されている。このような乗換案内情報表示システム1は、運行ダイヤ情報サーバ2と、乗換案内情報生成サーバ3と、乗車率情報サーバ4と、表示制御装置5とを備えている。以下の実施形態では、快速列車が停車予定駅に接近する際に、乗り換え可能な後続の普通列車への乗り換えを案内する場合を例示する。
運行ダイヤ情報サーバ2、乗換案内情報生成サーバ3及び乗車率情報サーバ4は、例えば鉄道列車の運行を管理する管理室に設置されている。運行ダイヤ情報サーバ2と乗換案内情報生成サーバ3とは、例えばLAN等の通信回線によって互いに情報通信可能に接続されている。乗換案内情報生成サーバ3及び乗車率情報サーバ4は、例えば無線LANなどのネットワークNWを介して表示制御装置5と互いに情報通信可能に接続されている。
また、表示制御装置5は、例えば鉄道列車の運転室内に配置され、各車両のドア上部パネルに設けられた表示部(表示手段)6に接続されている。表示制御装置5は、例えば上述した普通列車及び快速列車の運転室に設置されている。以下、各構成要素について説明する。
運行ダイヤ情報サーバ2は、各鉄道列車の運行ダイヤ情報を格納するサーバである。運行ダイヤ情報サーバ2は、物理的には、例えばCPU(中央処理装置)、通信装置、メモリ、ディスプレイ等を備えたコンピュータシステムである。また、運行ダイヤ情報サーバ2は、機能的な構成要素として、運行ダイヤ情報格納部(運行ダイヤ情報格納手段)201を有している。
運行ダイヤ情報格納部201は、各鉄道列車の運行ダイヤ情報を格納する部分である。図2に、運行ダイヤ情報格納部201に格納されている情報の一例を示す。図2に示す例では、鉄道列車を識別する列車識別情報と、その停車予定駅とが関連付けられて格納されている。より具体的には、快速列車「EF65 1264」は、「AAA駅に11:03到着」、「CCC駅に11:11到着」、「EEE駅に11:20到着」、…となっている。また、「BBB駅」、「DDD駅」は通過する。
また、後続列車である普通列車「EF65 1598」は、「AAA駅に11:08到着」、「BBB駅に11:16到着」、「CCC駅に11:21到着」、「DDD駅に11:29到着」、「EEE駅に11:33到着」、…となっている。更に別の後続列車である普通列車「EF65 1685」は、「AAA駅に11:19到着」、「BBB駅に11:27到着」、「CCC駅に11:33到着」、「DDD駅に11:40到着」、「EEE駅に11:44到着」、…となっている。
乗換案内情報生成サーバ3は、各鉄道列車の車両内に表示される乗換案内情報を生成するサーバである。乗換案内情報生成サーバ3は、物理的には、例えばCPU(中央処理装置)、通信装置、メモリ、ディスプレイ等を備えたコンピュータシステムである。乗換案内情報生成サーバ3は、図2に示すように、機能的な構成要素として、運行ダイヤ情報取得部301と、時間差算出部(時間差算出手段)302と、時間差判断部(時間差判断手段)303と、乗換案内情報送信部304とを有している。
運行ダイヤ情報取得部301は、運行ダイヤ情報格納部201から運行ダイヤ情報を取得する部分である。運行ダイヤ情報取得部301は、表示制御装置5の接近通知部501(後述)から直近の停車予定駅に接近している旨の通知情報と、その停車予定駅を示す駅識別情報と、当該鉄道列車を識別する列車識別情報とを受信する。運行ダイヤ情報取得部301は、受信した駅識別情報及び列車識別情報に基づいて運行ダイヤ情報格納部201を参照し、当該鉄道列車よりも後に、その停車予定駅を発車する後続列車の運行ダイヤ情報を時間差算出部302に出力する。
時間差算出部302は、運行ダイヤ情報取得部301から受け取った運行ダイヤ情報に基づいて、鉄道列車と乗り換え可能な後続列車との停車予定駅の到着予定時刻の時間差を算出する部分である。図2に示した運行ダイヤ情報を例にとると、快速列車「EF65 1264」に対する普通列車「EF65 1598」の到着予定時刻の時間差は、「AAA駅」では5分、「CCC駅」では10分、「EEE駅」では13分であると算出される。
また、快速列車「EF65 1264」に対する普通列車「EF 1685」の到着予定時刻の時間差は、「AAA駅」では16分、「CCC駅」では22分、「EEE駅」では24分であると算出される。時間差算出部302は、各停車予定駅における時間差の算出結果を示す算出結果情報を、時間差判断部303に出力する。なお、鉄道列車と後続列車との到着予定時刻の時間差は、快速列車の終点に至るまで算出してもよいし、直近の停車予定駅であるAAA駅を基準として、例えば3駅先まで算出してもよい。
時間差判断部303は、時間差算出部302から受け取った算出結果情報に基づいて、到着予定時刻の時間差が所定時間以下であるか否かを判断する部分である。所定時間は、例えば15分に設定される。図2に示した運行ダイヤ情報を例にとると、快速列車「EF65 1264」と普通列車「EF65 1598」との間では「AAA駅」、「CCC駅」、及び「EEE駅」の各駅において到着予定時刻の時間差が所定時間以下であると判断される。
また、快速列車「EF65 1264」と普通列車「EF65 1685」との間では、「AAA駅」、「CCC駅」、及び「EEE駅」の各駅において所定時間を超えていると判断される。時間差判断部303は、所定値以下であると判断された快速列車「EF65 1264」と普通列車「EF65 1598」とについて、停車予定駅と到着予定時刻とをそれぞれ抽出する。そして、時間差判断部303は、抽出した停車予定駅と到着予定時刻とを含む乗換案内情報を生成し、乗換案内情報送信部304に出力する。
乗換案内情報送信部304は、時間差判断部303から受け取った乗換案内情報を表示制御装置5に送信する部分である。
乗車率情報サーバ4は、各鉄道列車の乗車率情報を格納し、各鉄道列車からの要求情報に応じて乗車率情報を送信するサーバである。乗車率情報サーバ4は、物理的には、例えばCPU(中央処理装置)、通信装置、メモリ、ディスプレイ等を備えたコンピュータシステムである。乗車率情報サーバ4は、図2に示すように、機能的な構成要素として、乗車率情報格納部(乗車率情報格納手段)401と、乗車率情報要求受信部402と、乗車率情報送信部403とを有している。
乗車率情報格納部401は、乗車率情報要求受信部402(後述)から受け取った各鉄道列車の乗車率情報を格納する部分である。乗車率情報格納部401は、鉄道路線を走行する鉄道列車から受信した乗車率情報を列車識別番号と関連付けて乗車率情報を格納する。各鉄道列車の乗車率情報は、例えば鉄道列車内に設けられた重量検出手段(図示しない)により、当該鉄道列車に乗車している乗客の重量に基づいて一定の周期で算出される。
図4に、乗車率情報格納部401に格納されている情報の一例を示す。図4に示す例では、「EF65 1264/乗車率73%」、「EF65 1598/乗車率47%」、「EF65 1685/乗車率49%」がそれぞれ格納されている。
乗車率情報要求受信部402は、表示制御装置5から乗車率情報の要求情報と、後続列車の列車識別情報とを受信する部分である。乗車率情報要求受信部402は、受信した要求情報と列車識別情報とを乗車率情報送信部に出力する。
乗車率情報送信部403は、乗車率情報を表示制御装置5に送信する部分である。乗車率情報送信部403は、乗車率情報要求受信部402から受け取った要求情報に含まれる列車識別情報に基づいて乗車率情報格納部401を参照し、乗車率情報を乗車率情報格納部401から取得する。乗車率情報送信部403は、取得した乗車率情報を表示制御装置5に送信する。
表示制御装置5は、乗換案内情報の表示を制御する装置である。表示制御装置5は、物理的には、例えばCPU(中央処理装置)、通信装置、メモリ等を備えるコンピュータシステムである。表示制御装置5は、図2に示すように、機能的には接近通知部501と、乗換案内情報受信部(乗換案内情報受信手段)502と、乗車率情報要求送信部503と、表示制御部(表示制御手段)504とを有している。
接近通知部501は、鉄道列車が停車予定駅に接近していることを乗換案内情報生成サーバ3に対して通知する部分である。接近通知部501は、例えば鉄道列車内に設けられた距離検出手段(図示しない)に接続され、当該距離検出手段によって直近の停車予定駅までの距離が所定距離以下になったことが検出されたときに、自列車の停車予定駅への接近を示す通知情報を乗換案内情報生成サーバ3に送信する。また、接近通知部501は、自列車の列車識別情報及び直近の停車予定駅を示す駅識別情報を通知情報と併せて送信する。
乗換案内情報受信部502は、乗換案内情報生成サーバ3から送信された乗換案内情報を受信する部分である。乗換案内情報受信部502は、乗換案内情報生成サーバ3から乗換案内情報を受信すると、まず、乗車率情報要求送信部503に動作指示情報と乗換案内情報に含まれる後続列車の列車識別情報とを出力する。そして、乗換案内情報受信部502は、各情報の出力に応じて乗車率情報サーバ4から送信される乗車率情報を受信し、乗換案内情報と共に表示制御部504に出力する。
乗車率情報要求送信部503は、乗車率情報サーバ4に乗車率情報を要求する部分である。乗車率情報要求送信部503は、乗換案内情報受信部502から動作指示情報と、後続列車の列車識別情報とを受け取ると、乗車率情報を要求する旨の要求情報を乗車率情報サーバ4に送信する。
表示制御部504は、乗換案内情報受信部502から受け取った乗換案内情報と乗車率情報とに基づいて、表示部6の表示を制御する部分である。図3に、表示部6に表示される画面の一例を示す。図3に示す例では、表示部6の上部に、自列車の行き先及び運行形態を示すメッセージ「この列車はXXX駅行き快速列車です」が表示されている。このメッセージの下側には、矩形の枠が表示され、この枠内に直近の停車予定駅を示すメッセージ「次はAAA駅」が表示されている。枠の下側には、AAA駅の到着予定時刻を示すメッセージ「11:03到着予定」が表示されている。
表示部6の下半分の領域には、乗換案内情報が表示される。すなわち、自列車のこの先の停車予定駅の到着予定時刻として「CCC駅 11:11着」「EEE駅 11:20着」が表示され、この表示の下側に表示された矩形の枠内上部には、「AAA駅で普通列車にお乗り換えの場合の到着予定時刻「CCC駅 11:21着」「EEE駅 11:33着」が表示されている。この枠内には、後続列車の乗車率情報として「普通列車の乗車率 47%」が表示され、更に、「比較的空いておりますので、お急ぎでない方はお乗り換え下さい」といった、乗り換えを促進するためのメッセージが併記されている。
続いて、上述した構成を有する乗換案内情報表示システムの動作について、図5を参照して説明する。
鉄道列車が直近の停車予定駅に接近する際、まず、その鉄道列車に設置された表示制御装置5から乗換案内情報生成サーバ3に対して通知情報、駅識別情報、及び列車識別情報が送信される(ステップS01)。通知情報、駅識別情報、及び列車識別情報の受信後、乗換案内情報生成サーバ3から運行ダイヤ情報サーバ2に駅識別情報及び列車識別情報が送信される(ステップS02)。駅識別情報及び列車識別情報を受け取った運行ダイヤ情報サーバ2は、各情報に基づいて、後続列車の運行ダイヤ情報を乗換案内情報生成サーバ3に送信する(ステップS03)。
次に、運行ダイヤ情報を受け取った乗換案内情報生成サーバ3では、後続列車との間の停車予定駅の到着予定時刻の時間差が算出され(ステップS04)、その時間差が所定時間以下であるか否かが判断される(ステップS05)。そして、到着予定時刻の時間差が所定時間以下であると判断された停車予定駅及び到着予定時刻から乗換案内情報が生成され(ステップS06)、生成された乗換案内情報は、乗換案内情報サーバ3から表示制御装置5に送信される(ステップS07)。
乗換案内情報を受信すると、表示制御装置5から乗車率情報サーバ4に乗車率情報の要求情報が送信される(ステップS08)。これに応じて、後続列車の乗車率情報が乗車率情報サーバ4から表示制御装置5に乗車率情報が送信される(ステップS09)。表示制御装置5は、ステップS07で受信した乗換案内情報と、ステップS09で受信した後続列車の乗車率情報とを車両内の表示部6にそれぞれ表示する(ステップS10)。
以上のように、乗換案内情報表示システム1では、鉄道列車の車両内の表示部6に、自列車の停車予定駅と、乗り換え可能な後続列車の停車予定駅との到着予定時刻を表示する。したがって、乗客は、現在乗車している自列車の停車予定駅の到着予定時刻と、停車予定駅において乗り換えをした場合の後続列車の停車予定駅の到着予定時刻とを車両内で比較して、目的地への到着予定時刻の時間差を把握することができる。このように、乗客に向けて後続列車の運行予定を知らしめることにより、混雑している鉄道列車から、乗り換え可能な後続列車への乗客の乗り換えを促進することができ、乗客の偏りによる混雑の緩和を図ることができる。
一方、乗換案内情報表示システム1では、到着予定時刻が所定時間を超える場合には、乗り換え可能な後続列車の停車予定駅の到着予定時刻を表示しない。したがって、乗り換え時間の長い後続列車に対する不必要な乗り換え案内を防止できる。
また、乗換案内情報表示システム1では、各鉄道列車から送信された乗車率情報を格納し、鉄道列車からの乗車率情報の要求情報に応じて後続列車の乗車率情報を送信する。そして、受信された乗車率情報は、後続列車の到着予定時刻と併せて表示部6に表示する。したがって、到着予定時刻を表示した後続列車の混雑率を乗客に知らしめることができる。このように混雑率を乗客に知らしめることで、後続列車が空いている場合には乗り換え可能な後続列車への乗客の乗り換えを一層促進し、後続列車が自列車よりも混雑している場合には、不必要な乗り換えを防止できるので、乗車の偏りによる混雑の一層の緩和が図られる。
本発明は上記実施形態に限られるものではない。例えば上記実施形態では、時間差算出手段と、時間差判断手段とを外部サーバとして例示したが、これらの手段は、鉄道列車の車両内に設置してもよい。また、後続列車として、直近の停車予定駅を自列車よりも後に発車する列車を例示したが、直近の停車予定駅を自列車の到着後に先発し、その先の停車予定駅で追い越されるような列車を含めてもよい。
本発明の一実施形態に係る乗換案内情報表示システムの構成を示す図である。 運行ダイヤ情報格納部に格納されている情報の一例を示す図である。 表示部に表示される乗換案内情報の一例を示す図である。 乗車率情報格納部に格納されている情報の一例を示す図である。 乗換案内情報表示システムの動作を示すシーケンス図である。
符号の説明
1…乗換案内情報表示システム、6…表示部(表示手段)、201…運行ダイヤ情報格納部(運行ダイヤ情報格納手段)、302…時間差算出部(時間差算出手段)、303…時間差判断部(時間差判断手段)、401…乗車率情報格納部(乗車率情報格納手段)、502…乗換案内情報受信部(乗換案内情報受信手段)、504…表示制御部(表示制御手段)。

Claims (2)

  1. 鉄道列車の車内に設けられた表示手段に乗換案内情報を表示する乗換案内情報表示システムであって、
    各鉄道列車の運行ダイヤ情報を格納する運行ダイヤ情報格納手段と、
    前記鉄道列車が直近の停車予定駅に接近する際に、前記運行ダイヤ情報格納手段から受信した前記運行ダイヤ情報に基づいて、前記直近の停車予定駅及びその先の停車予定駅で生じる前記鉄道列車と後続列車との間の前記停車予定駅及びその先の停車予定駅での到着予定時刻の時間差を算出する時間差算出手段と、
    前記算出手段によって算出された前記到着予定時刻の時間差が、予め設定された所定時間以下であるか否かを判断する時間差判断手段と、
    前記判断手段によって前記到着予定時刻の時間差が前記所定時間以下であると判断された停車予定駅について、前記鉄道列車の到着予定時刻と前記後続列車の到着予定時刻とを前記表示手段にそれぞれ表示させる表示制御手段とを備えたことを特徴とする乗換案内情報表示システム。
  2. 前記各鉄道列車から送信された乗車率情報を、列車識別情報と関連付けて格納する乗車率情報格納手段と、
    前記表示制御手段が前記表示手段に前記到着予定時刻を表示させる際に、前記乗車率情報格納手段から前記後続列車の乗車率情報を受信する乗換案内情報受信手段とを更に備え、
    前記表示制御手段は、前記乗換案内情報受信手段が受信した前記乗車率情報を前記到着予定時刻と併せて前記表示手段に表示させることを特徴とする請求項1記載の乗換案内情報表示システム。
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