JP2009021622A - 半導体装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 統合型のインテリジェントスイッチデバイス、複統合型の入力信号・伝達ICまたは統合型のパワーICなどに用いられる横型MOSFETにおいて、複雑な分離構造を用いずに、より小さいチップ面積でESD耐量およびサージ耐量を高くすること。
【解決手段】 表面電極48によりベースとエミッタをショートし、かつP型エピタキシャル成長層43およびP型半導体基板44をコレクタとする縦型バイポーラトランジスタの前記表面電極48と、横型MOSFETのドレイン電極52とを金属電極配線54により電気的に接続し、高ESD電圧や高サージ電圧が印加されたときに、縦型バイポーラトランジスタの動作によりESDおよびサージエネルギーを吸収するとともに、破壊に至る横型MOSFETの降伏耐圧以下の電圧に制限する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、高ESD(Electro Static Discharge:静電放電)耐量および高サージ耐量を具えた横型MOSFETを有する半導体装置に関し、特に、統合型のインテリジェントスイッチデバイス、統合型の入力信号・伝達ICまたは統合型のパワーICなどを構成する半導体装置に関する。
従来より、高ESD耐量およびEMC(Electro Magnetic Compatibility)を含む高ノイズ耐量が要求される自動車電装器および各種産業機器、モータコントロール、OA(オフィスオートメーション)機器、モバイル(携帯)機器または家庭電化機器等において、複数のパワー半導体素子と駆動制御回路等とを同一チップ上に集積した統合型のインテリジェントスイッチデバイスが用いられている。
図19は、誘電体分離技術を用いた従来の統合型のインテリジェントスイッチデバイスの構成を示す断面図である。図19に示すように、横型パワーMOSFET部1、その駆動制御をおこなうための駆動制御回路を構成するCMOS回路部2、およびバイポーラトランジスタやツェナーダイオード等により構成される横型サージ吸収素子部3は、それぞれN型半導体のエピタキシャル成長層7,8,9に形成されている。
これらN型エピタキシャル成長層7,8,9は、P型半導体基板4の上に積層されたシリコン酸化膜5、およびトレンチ絶縁分離構造を構成するシリコン酸化膜6により、相互に絶縁分離されている。このような分離構造によって、サージ電圧、ノイズ印加および横型パワーMOSFET部1の自らの動作に起因する横方向の寄生誤動作が防止されている。
図20は、PN接合分離技術を用いた従来の統合型のインテリジェントスイッチデバイスの構成を示す断面図である。図20に示すように、P型半導体基板4の上に、高不純物濃度の埋め込みエピタキシャル成長層15を介して、N型エピタキシャル成長層7,8,9が積層されている。N型エピタキシャル成長層7,8,9のそれぞれの間には、接地電位(GND)が印加された高不純物濃度のP型半導体拡散分離領域16が設けられている。このP型半導体拡散分離領域16と、より高電位にバイアスされたN型エピタキシャル成長層7,8,9との間でPN接合逆バイアス分離構造が構成されており、横方向の寄生誤動作が防止されている。
しかしながら、上述した誘電体分離技術を用いたデバイスを、ESD耐量、サージ・ノイズ耐量の要求が厳しい自動車用途に用いる場合には、横型サージ吸収素子部3を構成するバイポーラトランジスタやツェナーダイオード等の面積が大きくなってしまうため、微細化によるチップ面積の縮小効果が損なわれてしまう。また、横型パワーMOSFET部1を構成する半導体素子自体のESD耐量およびサージ耐量を高めようとすると、アバランシェ動作時の寄生破壊動作を防ぐような高不純物濃度層等を設けたり、大面積化したりする必要があるが、そうすることによって単位面積あたりのオン抵抗特性が犠牲になってしまう。
一方、上述したPN接合分離技術を用いたデバイスでは、横型パワーMOSFET部1を構成する半導体素子の高電流動作やESD耐量、ノイズ耐量の向上のため、複数の横方向バイポーラトランジスタや、サイリスタ構造を備える必要がある。これらの横方向素子に流れる電流によって素子間あるいはウェル間で電位変動が生じ、この電位変動によって、誤動作したり、2次破壊に至りやすい。このような欠点を有するPN接合分離技術を用いたデバイスを自動車用途に用いる場合には、埋め込みエピタキシャル成長層15を設けたり、P型半導体拡散分離領域16をより高不純物濃度にして横方向ツェナーダイオードに使用したりしているが、横方向の寄生バイポーラトランジスタやサイリスタの根本的な特性改善には至っていない。そのため、ESD耐量やサージ耐量の向上のためのチップ面積の増加は無視できず、徐々に誘電体分離構造に移行してきている。
いずれにしても、上述した理由により、同一基板上で高サージ電圧、高ESD耐量の統合型のパワーICや統合型の通信IC等を実現するためには、進展する微細化によるチップ面積のシュリンク目標に反して大幅なチップ面積の増大やコストの増大を招く。そのため、外付けダイオードや抵抗、外付けコンデンサ等を付加することによって、高ESD耐量を実現させる場合が多い。
本発明は、上記問題点に鑑みてなされたものであって、複雑な分離構造を必要とせず、より小さいチップ面積で高ESD耐量および高サージ耐量を具えた横型MOSFETを有する半導体装置を提供することを目的とする。
また、本発明は、複雑な分離構造を必要とせず、より小さいチップ面積で高ESD耐量および高サージ耐量を具えた横型MOSFETを用いて構成される、複数のパワー半導体素子とその駆動制御回路等とを同一チップ上に集積した統合型のインテリジェントスイッチデバイス、複数のデジタルおよびアナログ信号入力・伝達回路等を一チップに集積した統合型の入力信号・伝達IC、またはそれらデバイスやICにマイクロコンピュータとの通信のためのシリアル通信回路等を集積した統合型のパワーICを提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明者らは鋭意研究をおこなった。その内容について説明する。本発明者らは、60V定格の横型MOSFET21、縦型MOSFET22および縦型ツェナーダイオード23の素子領域面積に対するESD耐量を求める実験をおこなった。その結果を図16に示す。なお、基板、プロセス条件および素子耐圧は同一である。また、ESD耐量の測定条件として、主に日本国内における自動車用途で用いられる150pF−150Ωの条件を用いて実施した。この自動車用途で要求されるESD耐量は10kV〜15kV以上であり、特に前記MOSFET21,22に要求される実力耐量は25kV以上である。
従来、上述した要求を満たせない場合には、外付けディスクリート部品として保護コンデンサ、ダイオードおよび抵抗等を追加することによって、前記MOSFET21,22等を備えたパワーIC等が実用化されている。その代わり、コストが増大するという不利益がある。図16からわかるように、MOSFET21,22を用いて上述したESD耐量要求を満たすためには、素子面積が十分大きい必要がある。特に、横型MOSFET21では、10kVのESD耐量を達成するためには、10mm2を超える大きな面積が必要である。それに対して、縦型ツェナーダイオード23では、パッド電極レベルの0.2mm2の小さな素子面積で30kVのESD耐量を達成することができる。
横型MOSFET21においては、微細化が進み、それによって単位面積あたりのオン抵抗が下がり、60V定格では1mΩcm2まで発展してきている。現在、自動車用途でもっとも多い数百mΩのオン抵抗領域では、横型MOSFET21の素子面積は数mm2程度で十分である。今後、ますますパワーICに搭載される素子面積が小さくなるため、ESD耐量は下がる傾向にある。今回、本発明者らは、横型MOSFET21、縦型MOSFET22および縦型ツェナーダイオード23の素子面積に対するESD耐量の関係を、データとして同じ尺度で定量化した。それによって、横型MOSFET21、縦型MOSFET22および縦型ツェナーダイオード23について、ESD耐量の傾向と問題を定量的に扱うことができるようになった。
図16に、本発明にかかる60V定格の横型MOSFET24の試作実験結果を併せて示す。本発明にかかる横型MOSFET24は、60V定格の縦型ツェナーダイオード23を備えている。この縦型ツェナーダイオード23の素子面積は0.3mm2であり、これを横型MOSFET21のドレイン・ソース電極およびパッド直下に埋め込んだだけで、横型MOSFET21の素子面積が1mm2以下レベルと小さいにもかかわらず、縦型MOSFET22を上回る30kV以上(測定装置の限界値)のESD耐量を確保することができた。その際、縦型バイポーラトランジスタのベースとエミッタをショートさせた構造(寄生構造としては縦型ツェナーダイオードと等価)についても比較実験をおこなったところ、この構造がもっとも効果的にESD耐量を確保できることが判明した。
また、本発明者らは、より高不純物濃度の第1導電型半導体基板(エピ)とその裏面に、より高濃度の半導体基板(サブ)を備えた0.1mm2の60〜120V定格の縦型ツェナーダイオードについて、基板エピ、サブの濃度と厚さの条件を変えて、ESD想定の大電流を通電した際のツェナーダイオードの動作抵抗とESD耐量の関係について調べた。その結果を図17に示す。図17より明らかなように、面積が同じであれば、ツェナーダイオードの動作抵抗が小さいほどESD耐量が大きいことがわかった。
また、図17より、ESD耐量を10kV以上にするためには、ツェナーダイオードの動作抵抗を1Ω以下にする必要があり、またESD耐量を1kV以上にするには、ツェナーダイオードの動作抵抗を8Ω以下にする必要があることがわかった。これより、ESD耐量を高くするためには、耐圧定格を保ちながら、より高不純物濃度基板を用い、より高不純物濃度の拡散を形成し、リーチスルーまたはパンチスルーの条件に設定することが有効であると推定される。上述した結果に基づいて、ESD耐量が1kV以上で、動作抵抗が8Ω以下を狙い、パッド面積と同程度である0.1mm2の素子面積で達成する40V定格以上を想定した半導体基板の抵抗率とリーチスルー、パンチスルーの耐圧降伏条件は、第1導電型半導体基板の抵抗率とすれば約0.3Ωcm〜10Ωcmの範囲となる。
さらには、図18に示すように、横型MOSFETの保護素子として、ベースとエミッタがショートした構造の縦型バイポーラトランジスタを用いると、縦型ツェナーダイオードを用いた場合に比べて、ESD印加時の電圧制限をより効果的におこなうことが可能である。図18において、横型MOSFETの耐圧降伏動作、横型ツェナーダイオードの耐圧降伏動作、縦型ツェナーダイオードの耐圧降伏動作および縦型バイポーラトランジスタの2次降伏動作をそれぞれ符合31、35、36および37として示す。
また、図18において、符号32および33はそれぞれ横型MOSFETの耐圧および破壊耐圧であり、符号34は縦型サージ吸収素子の耐圧であり、符号38は縦型バイポーラトランジスタがオンするときの動作電流である。また、より高不純物濃度の第1導電型半導体基板(エピ)とより高濃度の半導体基板(サブ)を用いることは、統合型のパワーICが抱える問題の一つである横方向の寄生バイポーラ、サイリスタ動作を回避するのに有効である。
本発明は、上記知見に基づきなされたものであり、表面電極によりベースとエミッタをショートし、かつ半導体基板をコレクタとする縦型バイポーラトランジスタの前記表面電極と、横型MOSFETのソース電極またはドレイン電極とを金属電極配線により電気的に接続することを特徴とする。また、本発明は、表面電極によりベースとエミッタをショートし、かつ半導体基板をコレクタとする縦型バイポーラトランジスタの前記表面電極と、横型MOSFETのゲート電極とを導電型半導体抵抗により電気的に接続することを特徴とする。
いずれの発明によっても、通常のMOSFET動作では縦型ツェナーダイオードとして働き、なんら動作に影響を与えないが、高ESD電圧や高サージ電圧が印加されたときには、縦型バイポーラトランジスタが動作して、ESDおよびサージエネルギーが吸収されるとともに、破壊に至る横型MOSFETの降伏耐圧以下の電圧に制限される。
また、ベースとエミッタがショートした縦型バイポーラトランジスタに代えて、縦型ツェナーダイオードを設けてもよい。この場合には、ツェナー電圧を横型MOSFETの降伏耐圧以下の電圧に設定し、ツェナー動作抵抗が十分低くなるような構造とすることにより、高ESD耐量および高サージ耐量が得られる。
本発明によれば、縦型のバイポーラトランジスタ又は縦型のツェナーダイオードを設けることにより、通常MOSFET動作にはなんら影響を与えず、ESDやサージ等の印加時にのみ、縦方向サージ吸収および電圧制限動作をおこなうため、横方向の寄生破壊動作を気にせずに、従来の横方向サージ吸収デバイスに比べて十分小さい面積で高ESD耐量および高サージ耐量を有する半導体装置を得ることができる。したがって、半導体装置の微細集積化に伴うESD耐量およびサージ・ノイズ耐量の低下を抑制し、チップ面積の大幅な増加を招くことなく、より低コストな半導体基板を用いて高ESD耐量および高サージ・ノイズ耐量を有する、より低価格の統合型のパワーICおよび統合型の通信IC等を実現することができる。
実施の形態1.
本発明の実施の形態1にかかる半導体装置は、横型MOSFETと縦型サージ吸収素子とを、特別な素子分離構造を形成せずに、同一半導体基板上に形成し、横型MOSFETのドレイン電極またはソース電極と縦型サージ吸収素子の表面電極とを金属電極配線により電気的に接続した構成となっている。以下、具体的に実施例1〜6を挙げ、図面を参照しつつ説明する。なお、実施例2〜6において、実施例1と同じ構成については、実施例1と同一の符号を付して説明を省略する。
[実施例1]
図1は、実施例1の半導体装置の要部の構成を示す断面図である。図1に示すように、高不純物濃度のP型半導体基板44上に、それよりも不純物濃度が低いP型半導体よりなるエピタキシャル成長層43が設けられている。このP型エピタキシャル成長層43の表面層には、N型半導体よりなる第1のNウェル領域41とN型半導体よりなる第2のNウェル領域42とが、互いに接触した状態で設けられている。第1のNウェル領域41にはパワー半導体素子として横型MOSFETが形成されている。第2のNウェル領域42には縦型サージ吸収素子として縦型PNPバイポーラトランジスタが形成されている。図1に、縦型PNPバイポーラトランジスタの回路図を、符号58を付して示す。これら横型MOSFETと縦型PNPバイポーラトランジスタ58とは、LOCOS酸化膜を介して素子分離されている。
第1のNウェル領域41の表面層の一部には、P型半導体よりなるPウェル領域49が設けられている。Pウェル領域49の表面層には、高不純物濃度のP型半導体領域51およびこれに接触するN型半導体よりなるソース領域59と、N型半導体よりなる拡張ドレイン領域50とが、離れて設けられている。Pウェル領域49の、ソース領域59と拡張ドレイン領域50との間の領域、すなわちチャネル領域の表面には、ゲート酸化膜を介してゲート電極61が形成されている。ドレイン電極52は、拡張ドレイン領域50内のドレイン領域60に接触して基板表面に設けられている。ソース電極53はソース領域59に接触して基板表面に設けられている。
第2のNウェル領域42の表面層には、N型半導体よりなるベース領域46と、P型半導体よりなるエミッタ領域47が設けられている。これらベース領域46とエミッタ領域47、および基板をコレクタ領域として、縦型PNPバイポーラトランジスタ58が構成されている。この縦型PNPバイポーラトランジスタ58の基板表面に形成された表面電極48は、ベース領域46とエミッタ領域47の両方に接触している。つまり、縦型PNPバイポーラトランジスタ58は、ベースとエミッタをショートさせた構造となっている。表面電極48は、横型MOSFETのドレイン電極52に金属電極配線54を介して電気的に接続されている。表面電極48およびドレイン電極52には、たとえば電源電位が印加される。また、基板裏面に設けられた裏面電極45には、たとえば接地電位が印加される。
上述した構成の半導体装置では、図1に示すように、P型エピタキシャル成長層43と第1のNウェル領域41とのPN接合面には、第1の縦型ツェナーダイオード55が構成される。また、P型エピタキシャル成長層43と第2のNウェル領域42とのPN接合面には、第2の縦型ツェナーダイオード56が構成される。このP型エピタキシャル成長層43は縦型PNPバイポーラトランジスタ58のコレクタでもあり、第2のNウェル領域42は縦型PNPバイポーラトランジスタ58のベースでもある。さらに、Pウェル領域49と第1のNウェル領域41とのPN接合面には、寄生ダイオード57が構成される。
[実施例2]
図2は、実施例2の半導体装置の要部の構成を示す断面図である。図2に示すように、実施例2の半導体装置では、Pウェル領域49がドレイン領域60まで伸びていない。また、実施例2の半導体装置では、図1において符号50で示した拡張ドレイン領域がない。
[実施例3]
図3は、実施例3の半導体装置の要部の構成を示す断面図である。図3に示すように、実施例3の半導体装置では、縦型サージ吸収素子として縦型ツェナーダイオード56が用いられており、図1において符号58で示した縦型バイポーラトランジスタは存在しない。したがって、実施例3では、図1においてそれぞれ符号46および符号47で示したベース領域およびエミッタ領域はない。その代わり、第2のNウェル領域42内において、表面電極48の下には高不純物濃度のN型半導体領域62が設けられている。
このN型半導体領域62は、これよりも不純物濃度が高いN型半導体領域63を介して、表面電極48に電気的に接続されている。図3において、符号64は、N型半導体領域62の拡散抵抗を表したものである。また、実施例3では、実施例2と同様に、拡張ドレイン領域50がなく、Pウェル領域49はドレイン領域60まで伸びていない。
上述した実施例1〜3の構造によれば、第1のNウェル領域41と第2のNウェル領域42とが接触しているため、縦型サージ吸収素子を内蔵する横型MOSFETの平面サイズが小さくなるという利点がある。
[実施例4]
図4は、実施例4の半導体装置の要部の構成を示す断面図である。図4に示すように、実施例4の半導体装置では、第1のNウェル領域41と第2のNウェル領域42とは接触していない。すなわち、第2のNウェル領域42は、第1のNウェル領域41から離れて形成されている。
[実施例5]
図5は、実施例5の半導体装置の要部の構成を示す断面図である。図5に示すように、実施例5の半導体装置では、縦型サージ吸収素子として縦型NPNバイポーラトランジスタ(回路図を符号88で示す)が用いられている。また、実施例5では、高不純物濃度のN型半導体基板74上に、それよりも不純物濃度が低いN型半導体よりなるエピタキシャル成長層73が設けられている。
このN型エピタキシャル成長層73の表面層に、実施例1と同様に、Pウェル領域49が形成されており、そのPウェル領域49内に、N型拡張ドレイン領域50、ドレイン領域60、ドレイン電極52、P型半導体領域51、ソース領域59、ソース電極53、ゲート酸化膜およびゲート電極61からなる横型MOSFETが形成されている。
縦型NPNバイポーラトランジスタ88は、N型エピタキシャル成長層73の表面層に形成されたP型半導体よりなる第2のPウェル領域72(これと区別するため、前記Pウェル領域49を第1のPウェル領域49とする)内に形成されている。すなわち、第2のPウェル領域72の表面層には、P型半導体よりなるベース領域76と、N型半導体よりなるエミッタ領域77が設けられている。これらベース領域76とエミッタ領域77、および基板をコレクタ領域として、縦型NPNバイポーラトランジスタ88が構成されている。
ベース領域76とエミッタ領域77とは、表面電極48によりショートしている。表面電極48は、横型MOSFETのソース電極53に金属電極配線54を介して電気的に接続されている。表面電極48およびソース電極53には、たとえば接地電位が印加される。また、裏面電極45には、たとえば電源電位またはドレイン電位が印加される。
実施例5では、第2のPウェル領域72とN型エピタキシャル成長層73とのPN接合面に、縦型ツェナーダイオード86が構成される。この縦型ツェナーダイオード86は、第2のPウェル領域72が縦型NPNバイポーラトランジスタ88のベースでもあり、N型エピタキシャル成長層73が縦型NPNバイポーラトランジスタ88のコレクタでもある。また、第1のPウェル領域49とN型エピタキシャル成長層73とのPN接合面に、寄生ダイオード57が構成される。なお、N型の半導体基板を用いた場合に、実施例3のように縦型サージ吸収素子として縦型ツェナーダイオードを用いた構成としてもよい。
[実施例6]
図6は、実施例6の半導体装置の要部の構成を示す断面図である。図6に示すように、実施例6の半導体装置では、第2のNウェル領域42が、第1のNウェル領域41に接触せずに、離れて形成されているとともに、縦型サージ吸収素子として縦型ツェナーダイオード56が用いられている。したがって、実施例6では、図1において符号58で示した縦型バイポーラトランジスタは存在しないため、図1においてそれぞれ符号46および符号47で示したベース領域およびエミッタ領域はない。その代わり、実施例4と同様に、第2のNウェル領域42内には、高不純物濃度のN型半導体領域62が設けられており、このN型半導体領域62が、これよりも不純物濃度が高いN型半導体領域63を介して、表面電極48に電気的に接続されている。図6において、符号64は、N型半導体領域62の拡散抵抗を表したものである。
上述したように、縦型サージ吸収素子が形成される側のウェル領域と横型MOSFETが形成される側のウェル領域とを分離させた場合には、ESD印加時における縦型サージ吸収素子動作時にも横型MOSFET側のウェル領域内への横方向に拡散するキャリアの注入を抑制し、より横型MOSFETへのESD印加時の影響をなくすことができる。したがって、縦型サージ吸収素子が形成される側のウェル領域と横型MOSFETが形成される側のウェル領域とを接触させた構造(実施例1〜3)と、分離した構造(実施例4〜6)のいずれかを、チップ面積をより小さくするか、ESD耐量をどこまで必要とするかということを判断して選べばよい。
上述した実施例1〜4において前記縦型PNPバイポーラトランジスタ58および縦型ツェナーダイオード56の降伏耐圧を決める条件は、第2のNウェル領域42の接合深さおよび不純物濃度と、P型エピタキシャル成長層43の抵抗率および厚さとの関係に基づいて決まる。同様に、実施例5においては、前記縦型NPNバイポーラトランジスタ88および縦型ツェナーダイオード86の降伏耐圧を決める条件は、第2のPウェル領域72の接合深さおよび不純物濃度と、N型エピタキシャル成長層73の抵抗率および厚さとの関係に基づいて決まる。いずれの例でも、P型半導体基板44またはN型半導体基板74との間でパンチスルーまたはリーチスルーが起こるような条件とすれば、動作抵抗が下がり、単位面積あたりのESD耐量がより向上する(図17参照)。
具体的には、前記縦型PNPバイポーラトランジスタ58および前記第2の縦型ツェナーダイオード56の降伏耐圧は、横型MOSFETが形成されている第1のNウェル領域41とP型エピタキシャル成長層43との接合降伏耐圧以下である。また、前記縦型NPNバイポーラトランジスタ88および前記縦型ツェナーダイオード86の降伏耐圧は、横型MOSFETが形成されているPウェル領域49とN型エピタキシャル成長層73との接合降伏耐圧以下である。そして、P型エピタキシャル成長層43またはN型エピタキシャル成長層73の抵抗率は0.3〜10Ωcmであり、P型半導体基板44またはN型半導体基板74の抵抗率は0.1Ωcm以下である。
図7は、実施例1〜6の半導体装置において、チップレイアウトにおける無駄をもっとも回避することができる配置例を示す図であり、同図(a)は平面レイアウト図、(b)および(c)は(a)のA−A線における断面構造の要部を模式的に示す図である。図7(a)に示すように、横型MOSFET91では、通常、ドレイン電極およびソース電極をそれぞれパッド領域まで配線するための電極配線92,93とワイヤーボンディングパッド94,95の領域が必要となる。これら電極配線92,93の直下またはワイヤーボンディングパッド94,95の領域の直下に、上述した構成の縦型サージ吸収素子を形成することにより、チップ面積全体に対するサージ吸収素子面積の割合を小さくすることができる。図7(b)は、たとえば実施例1の断面図であり、図7(c)はたとえば実施例4の断面図である。
上述した実施の形態1によれば、縦型サージ吸収素子として縦型バイポーラトランジスタ58,88を用いた場合、高ESD電圧や高サージ電圧が印加されると、縦型バイポーラトランジスタ58,88が動作して、ESDおよびサージエネルギーを吸収するとともに、破壊に至る横型MOSFETの降伏耐圧以下の電圧に制限するため、横型MOSFETの破壊を防ぐことができる。通常のMOSFET動作時には、縦型バイポーラトランジスタ58,88は縦型ツェナーダイオード56,86として働くため、動作になんら影響を与えない。縦型サージ吸収素子として縦型ツェナーダイオード56を用いた場合も同様に、高ESD電圧や高サージ電圧が印加されたときに、ESDおよびサージエネルギーを吸収するとともに、破壊に至る横型MOSFETの降伏耐圧以下の電圧に制限するため、横型MOSFETの破壊を防ぐことができる。また、横方向の寄生動作を誘発しない縦型サージ吸収素子は、従来の横型サージ吸収素子よりも十分小さい素子領域で安定して高ESD耐量、高サージ耐量が得られるため、チップ面積を小さくすることができる。
実施の形態2.
本発明の実施の形態2にかかる半導体装置は、横型MOSFETと縦型サージ吸収素子とを、特別な素子分離構造を形成せずに、同一半導体基板上に形成し、横型MOSFETのゲート電極と縦型サージ吸収素子の表面電極とを導電型半導体抵抗を介して電気的に接続した構成となっている。以下、具体的に実施例7〜9を挙げ、図面を参照しつつ説明する。なお、実施例8〜9において、実施例7と同じ構成については、実施例7と同一の符号を付して説明を省略する。
[実施例7]
図8は、実施例7の半導体装置の要部の構成を示す断面図であり、図9は、図8に示す半導体装置の等価回路図である。図8に示すように、高不純物濃度のP型半導体基板144上に、それよりも不純物濃度が低いP型半導体よりなるエピタキシャル成長層143が設けられている。このP型エピタキシャル成長層143の表面層には、N型半導体よりなる第1のNウェル領域141とN型半導体よりなる第2のNウェル領域142とが離れて設けられている。
第1のNウェル領域141には横型MOSFETよりなるCMOS回路101および内部電圧クランプツェナーダイオード102が形成されている。第2のNウェル領域142の表面層には、N型半導体よりなるベース領域146と、P型半導体よりなるエミッタ領域147が設けられている。これらベース領域146とエミッタ領域147、および基板をコレクタ領域として、縦型サージ吸収素子となる縦型PNPバイポーラトランジスタが構成されている。図8に、縦型PNPバイポーラトランジスタの回路図を、符号158を付して示す。これらCMOS回路101および内部電圧クランプツェナーダイオード102と、縦型PNPバイポーラトランジスタ158とは、LOCOS酸化膜を介して素子分離されている。
縦型PNPバイポーラトランジスタ158の基板表面には、CMOS回路101へのアナログ・デジタル信号入力端子となる表面電極148が形成されている。この表面電極148は、ベース領域146とエミッタ領域147の両方に接触しており、ベースとエミッタがショートした構造となっている。表面電極148は、金属電極配線104を介して、ポリシリコン半導体抵抗103の一端に電気的に接続されている。
ポリシリコン半導体抵抗103の他端は、金属電極配線105を介して、内部電圧クランプツェナーダイオード102のカソード電極106に電気的に接続されている。このカソード電極106は、CMOS回路101のゲート電極に電気的に接続されている。内部電圧クランプツェナーダイオード102のアノード電極107は、CMOS回路101のNMOSトランジスタのソース電極とともに、接地電位が印加される。なお、CMOS回路101のPMOSトランジスタのソース電極には、電源電位VDDが印加される。CMOS回路101の出力は、NMOSトランジスタおよびPMOSトランジスタの共通ドレインから得られる。また、基板裏面に設けられた裏面電極145には、たとえば接地電位が印加される。
上述した構成の半導体装置では、図8に示すように、P型エピタキシャル成長層143と第1のNウェル領域141とのPN接合面には、第1の縦型ツェナーダイオード155が構成される。また、P型エピタキシャル成長層143と第2のNウェル領域142とのPN接合面には、第2の縦型ツェナーダイオード156が構成される。
ここで、上述した実施の形態1と同様に、縦型PNPバイポーラトランジスタ158および第2の縦型ツェナーダイオード156の動作および条件は、ESD印加時においてポリシリコン半導体抵抗103、CMOS回路101の横型MOSFETおよび内部電圧クランプツェナーダイオード102が破壊に至るような降伏電圧にさせないように調整される。また、よりESD耐量を確保するように、半導体基板の不純物濃度や厚さが適宜調整される。
[実施例8]
図10は、実施例8の半導体装置の要部の構成を示す断面図であり、図11は、図10に示す半導体装置の等価回路図である。図10に示すように、実施例8の半導体装置では、縦型サージ吸収素子として縦型ツェナーダイオード156が用いられている。したがって、実施例8では、図8において符号158で示した縦型バイポーラトランジスタは存在しないため、図8においてそれぞれ符号146および符号147で示したベース領域およびエミッタ領域はない。その代わり、第2のNウェル領域142の表面層には、表面電極148に接触する高不純物濃度のN型半導体領域163が設けられている。
[実施例9]
図12は、実施例9の半導体装置の要部の構成を示す断面図であり、図13は、図12に示す半導体装置の等価回路図である。図12に示すように、実施例9の半導体装置では、高不純物濃度のN型半導体基板174上に、それよりも不純物濃度が低いN型半導体よりなるエピタキシャル成長層173が設けられている。また、実施例9では、N型エピタキシャル成長層173の表面層に形成された第1のPウェル領域149には、横型MOSFETよりなるNMOS回路108および内部電圧クランプツェナーダイオード102が形成されている。
第2のPウェル領域172とN型エピタキシャル成長層173とのPN接合面には、縦型サージ吸収素子として縦型ツェナーダイオード186が構成される。第2のPウェル領域172の表面層には、NMOS回路108へのアナログ・デジタル信号入力端子となる表面電極148に接触する高不純物濃度のP型半導体領域164が設けられている。これらNMOS回路108および内部電圧クランプツェナーダイオード102と、縦型ツェナーダイオード186とは、LOCOS酸化膜を介して素子分離されている。
表面電極148は、金属電極配線104を介して、ポリシリコン半導体抵抗103の一端に電気的に接続されている。ポリシリコン半導体抵抗103の他端は、金属電極配線105を介して、内部電圧クランプツェナーダイオード102のカソード電極106に電気的に接続されている。このカソード電極106は、NMOS回路108のゲート電極に電気的に接続されている。内部電圧クランプツェナーダイオード102のアノード電極107は、NMOS回路108のNMOSトランジスタのソース電極とともに、接地電位が印加される。また、基板裏面に設けられた裏面電極145には、たとえば電源電位が印加される。
上述した構成の半導体装置では、図12に示すように、第1のPウェル領域149とN型エピタキシャル成長層173とのPN接合面には、第1の縦型ツェナーダイオード157が構成される。第2の縦型ツェナーダイオード186の動作および条件は、ESD印加時においてポリシリコン半導体抵抗103、NMOS回路108の横型MOSFETおよび内部電圧クランプツェナーダイオード102が破壊に至るような降伏電圧にさせないように調整される。また、よりESD耐量を確保するように、半導体基板の不純物濃度や厚さが適宜調整される。
上述した実施の形態2によれば、入力端子INにESDが印加された場合、縦型PNPバイポーラトランジスタ158および第2の縦型ツェナーダイオード156,186によりESDエネルギーを吸収し、小さい電圧に制限するとともに、内部電圧クランプツェナーダイオード102により電圧を制限して、CMOS回路101またはNMOS回路108の横型MOSFETのゲート電極に過大な電圧が印加されるのを防ぐため、CMOS回路101またはNMOS回路108の横型MOSFETの破壊を防ぐことができる。また、縦型サージ吸収素子をワイヤーボンディングパッドとなる表面電極148の直下に形成することができ、それによって従来の横型サージ吸収素子に対して半分以下の素子面積で同等のESD耐量を確保することができる。
実施の形態3.
図14は、本発明にかかる統合型のパワーICの基本的な組み合わせ回路の一例を示すブロック図である。図14に示すように、この統合型のパワーIC220では、たとえばシリアル通信回路203、デジタル信号入力・伝達回路204、アナログ信号入力・伝達回路205、ハイサイド型インテリジェントスイッチデバイス206およびローサイド型インテリジェントスイッチデバイス207が組み合わされている。各回路203,204,205および各スイッチデバイス206,207は、高ESD耐量入出力端子部201を介して外部と接続され、またマイコン信号接続端子202を介してマイクロコンピュータ221に接続される。
図15は、図14に示す統合型のパワーICにおける縦型サージ吸収素子の接続例を示す回路図である。図15に示すように、シリアル通信回路203では、縦型サージ吸収素子219は、たとえば高ESD耐量入出力端子部201のシリアル通信入出力端子部208に接続されたPチャネル横型MOSFET209およびNチャネル横型MOSFET210の各ソース・ドレイン間に接続されている。また、デジタル信号入力・伝達回路204では、縦型サージ吸収素子219は、たとえば高ESD耐量入出力端子部201のデジタル信号入力部211に接続されたポリシリコン半導体抵抗212および内部電圧クランプツェナーダイオード222に接続されている。
また、アナログ信号入力・伝達回路205では、縦型サージ吸収素子219は、たとえば高ESD耐量入出力端子部201のアナログ信号差動入力部213に接続されたポリシリコン半導体抵抗214に接続されている。アナログ信号入力・伝達回路205および上述したデジタル信号入力・伝達回路204の各縦型サージ吸収素子219は、ポリシリコン半導体抵抗212,214および内部電圧クランプツェナーダイオード222を経由して、回路素子が形成された離れたNウェル領域またはPウェル領域に結ばれている。
ハイサイド型インテリジェントスイッチデバイス206では、縦型サージ吸収素子219は、たとえば高ESD耐量入出力端子部201のハイサイド型出力端子部215に接続された横型MOSFET216のソース・ドレイン間およびドレインと接地端子(GNDP)との間に並列に接続されている。ローサイド型インテリジェントスイッチデバイス207では、縦型サージ吸収素子219は、たとえば高ESD耐量入出力端子部201のローサイド型出力端子部217に接続された横型MOSFET218のソース・ドレイン間に接続されている。
これら高ESD耐量および高サージ耐量が要求されるシリアル通信入出力端子部208、デジタル信号入力部211、アナログ信号差動入力部213、ハイサイド型出力端子部215およびローサイド型出力端子部217は、それぞれ図示しない外部機器、外部素子、リレーまたはモータ等に図示しない外部配線を経由して結ばれている。
上述した実施の形態3によれば、シリアル通信回路203、デジタル信号入力・伝達回路204、アナログ信号入力・伝達回路205、ハイサイド型インテリジェントスイッチデバイス206およびローサイド型インテリジェントスイッチデバイス207のそれぞれが高ESD耐量および高サージ耐量を具えるため、統合型のパワーIC220において高ESD耐量および高サージ耐量を実現することができる。また、実施の形態3によれば、よりサージ電圧に弱いマイクロコンピュータ221とサージの発生要因を多数有する外部機器、外部素子、リレーまたはモータ等の中継としての統合ICの基本的な役割、すなわち情報伝達、信号検出、外部信号およびパワー出力を網羅することができる。
以上において本発明は、上述した各実施の形態および各実施例に限らず、種々変更可能である。また、本発明は、P型およびN型の導電型を逆にしても同様に成り立つ。
本発明の実施例1の半導体装置の要部の構成を示す断面図である。 本発明の実施例2の半導体装置の要部の構成を示す断面図である。 本発明の実施例3の半導体装置の要部の構成を示す断面図である。 本発明の実施例4の半導体装置の要部の構成を示す断面図である。 本発明の実施例5の半導体装置の要部の構成を示す断面図である。 本発明の実施例6の半導体装置の要部の構成を示す断面図である。 本発明の実施例1〜6の半導体装置の配置例を模式的に示す平面図および断面図である。 本発明の実施例7の半導体装置の要部の構成を示す断面図である。 図8に示す半導体装置の等価回路図である。 本発明の実施例8の半導体装置の要部の構成を示す断面図である。 図10に示す半導体装置の等価回路図である。 本発明の実施例9の半導体装置の要部の構成を示す断面図である。 図12に示す半導体装置の等価回路図である。 本発明にかかる統合型のパワーICの基本的な組み合わせ回路の一例を示すブロック図である。 本発明にかかる統合型のパワーICにおける縦型サージ吸収素子の接続例を示す回路図である。 60V定格の横型MOSFET、縦型MOSFET、縦型ツェナーダイオードおよび高ESD耐量を備えた横型MOSFETについて、素子面積に対するESD耐量の実験結果を示す特性図である。 60V定格の縦型ツェナーダイオードの動作抵抗に対するESD耐量の実験結果を示す特性図である。 横型MOSFET、横型ツェナーダイオード、縦型ツェナーダイオードおよび縦型バイポーラトランジスタについて、ESD印加時におけるサージ吸収素子の動作電圧に対する電流波形を概念的に示す特性図である。 従来の統合型のインテリジェントスイッチデバイスの構成を示す断面図である。 従来の統合型のインテリジェントスイッチデバイスの他の構成を示す断面図である。
符号の説明
41,141 第1のNウェル領域
42,142 第2のNウェル領域
43,143 P型半導体基板(エピタキシャル成長層)
44,144 基板裏面のP型半導体層(半導体基板)
48,148 表面電極
49,149 第1のPウェル領域
52 ドレイン電極
53 ソース電極
54 金属電極配線
56,156,186 縦型サージ吸収素子(縦型ツェナーダイオード)
58,88,158 縦型サージ吸収素子(縦型バイポーラトランジスタ)
72,172 第2のPウェル領域
73,173 N型半導体基板(エピタキシャル成長層)
74,174 基板裏面のN型半導体層(半導体基板)
92,93 電極配線
94,95 ワイヤーボンディングパッド
103 導電型半導体抵抗(ポリシリコン半導体抵抗)
220 統合型のパワーIC
203 シリアル通信回路
204 デジタル信号入力・伝達回路
205 アナログ信号入力・伝達回路
206 ハイサイド型インテリジェントスイッチデバイス
207 ローサイド型インテリジェントスイッチデバイス

Claims (13)

  1. P型の半導体基板上に形成されたN型の第1のウェル領域およびN型の第2のウェル領域と、
    前記第1のウェル領域に形成された横型MOSFETと、
    前記半導体基板をコレクタとし、前記第2のウェル領域および当該第2のウェル領域の表面に形成されたN型のベース領域とP型のエミッタ領域からなり、前記ベース領域と前記エミッタ領域に接するように形成された表面電極を有する縦型サージ吸収素子と、
    前記横型MOSFETのドレイン電極と前記縦型サージ吸収素子の前記表面電極とを電気的に接続する金属電極配線と、
    を具備し、前記第1のウェル領域と前記第2のウェル領域とは離れ、かつ第1のウェル領域より第2のウェル領域が深いことを特徴とする半導体装置。
  2. P型の半導体基板上に形成されたN型の第1のウェル領域およびN型の第2のウェル領域と、
    前記第1のウェル領域に形成された横型MOSFETと、
    前記半導体基板、前記第2のウェル領域および当該第2のウェル領域の表面に形成されたN型の高不純物濃度領域からなり、前記高不純物濃度領域に接するように形成された表面電極を有する縦型サージ吸収素子と、
    前記横型MOSFETのドレイン電極と前記縦型サージ吸収素子の前記表面電極とを電気的に接続する金属電極配線と、
    を具備し、前記縦型サージ吸収素子の降伏耐圧は、前記第1のウェル領域と前記半導体基板との接合降伏耐圧以下であり、前記第1のウェル領域と前記第2のウェル領域とは離れ、かつ第1のウェル領域より第2のウェル領域が深いことを特徴とする半導体装置。
  3. P型の半導体基板上に形成されたN型の第1のウェル領域およびN型の第2のウェル領域と、
    前記第1のウェル領域に形成された横型MOSFETと、
    前記半導体基板をコレクタとし、前記第2のウェル領域および当該第2のウェル領域の表面に形成されたN型のベース領域とP型のエミッタ領域からなり、前記ベース領域と前記エミッタ領域に接するように形成された表面電極を有する縦型サージ吸収素子と、
    前記横型MOSFETのゲート電極と前記縦型サージ吸収素子の前記表面電極とを電気的に接続する導電型半導体抵抗と、
    を具備し、前記第1のウェル領域と前記第2のウェル領域とは離れ、かつ第1のウェル領域より第2のウェル領域が深いことを特徴とする半導体装置。
  4. P型の半導体基板上に形成されたN型の第1のウェル領域およびN型の第2のウェル領域と、
    前記第1のウェル領域に形成された横型MOSFETと、
    前記半導体基板、前記第2のウェル領域および当該第2のウェル領域の表面に形成されたN型の高不純物濃度領域からなり、前記高不純物濃度領域に接するように形成された表面電極を有する縦型サージ吸収素子と、
    前記横型MOSFETのゲート電極と前記縦型サージ吸収素子の前記表面電極とを電気的に接続する導電型半導体抵抗と、
    を具備し、前記縦型サージ吸収素子の降伏耐圧は、前記第1のウェル領域と前記半導体基板との接合降伏耐圧以下であり、前記第1のウェル領域と前記第2のウェル領域とは離れ、かつ第1のウェル領域より第2のウェル領域が深いことを特徴とする半導体装置。
  5. N型の半導体基板上に形成されたP型の第1のウェル領域およびP型の第2のウェル領域と、
    前記第1のウェル領域に形成された横型MOSFETと、
    前記半導体基板をコレクタとし、前記第2のウェル領域および当該第2のウェル領域の表面に形成されたP型のベース領域とN型のエミッタ領域からなり、前記ベース領域と前記エミッタ領域に接するように形成された表面電極を有する縦型サージ吸収素子と、
    前記横型MOSFETのソース電極と前記縦型サージ吸収素子の前記表面電極とを電気的に接続する金属電極配線と、
    を具備し、前記第1のウェル領域と前記第2のウェル領域とは離れ、かつ第1のウェル領域より第2のウェル領域が深いことを特徴とする半導体装置。
  6. N型の半導体基板上に形成されたP型の第1のウェル領域およびP型の第2のウェル領域と、
    前記第1のウェル領域に形成された横型MOSFETと、
    前記半導体基板、前記第2のウェル領域および当該第2のウェル領域の表面に形成されたP型の高不純物濃度領域からなり、前記高不純物濃度領域に接するように形成された表面電極を有する縦型サージ吸収素子と、
    前記横型MOSFETのゲート電極と前記縦型サージ吸収素子の前記表面電極とを電気的に接続する導電型半導体抵抗と、
    を具備し、前記縦型サージ吸収素子の降伏耐圧は、前記第1のウェル領域と前記半導体基板との接合降伏耐圧以下であり、前記第1のウェル領域と前記第2のウェル領域とは離れ、かつ第1のウェル領域より第2のウェル領域が深いことを特徴とする半導体装置。
  7. 前記縦型サージ吸収素子は、前記横型MOSFETのソース電極またはドレイン電極をパッド領域まで配線するための電極配線の直下に配置されていることを特徴とする請求項1〜6のいずれか一つに記載の半導体装置。
  8. 前記縦型サージ吸収素子は、前記横型MOSFETのソース電極またはドレイン電極をパッド領域まで配線するための電極配線の、ワイヤーボンディングパッド領域の直下に配置されていることを特徴とする請求項1〜6のいずれか一つに記載の半導体装置。
  9. 前記縦型サージ吸収素子の降伏耐圧は、前記第1のウェル領域と前記半導体基板との接合降伏耐圧以下であることを特徴とする請求項1、3又は5のいずれか一つに記載の半導体装置。
  10. 前記半導体基板の裏面に、該半導体基板と同一導電型でより不純物濃度が高い半導体層を有することを特徴とする請求項1〜6のいずれか一つに記載の半導体装置。
  11. 前記半導体基板の抵抗率は0.3〜10Ωcmであることを特徴とする請求項1〜6のいずれか一つに記載の半導体装置。
  12. 前記半導体基板の裏面の半導体層の抵抗率は0.1Ωcm以下であることを特徴とする請求項10に記載の半導体装置。
  13. 前記縦型サージ吸収素子の降伏耐圧を決める条件は、前記半導体基板の裏面の半導体層との間でパンチスルーまたはリーチスルーが起こる条件で決定される前記第2のウェル領域の接合深さおよび不純物濃度と、前記半導体基板の抵抗率および厚さとの関係にあることを特徴とする請求項10または12に記載の半導体装置。
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