JPH09102556A - 半導体装置およびその製造方法 - Google Patents

半導体装置およびその製造方法

Info

Publication number
JPH09102556A
JPH09102556A JP7276137A JP27613795A JPH09102556A JP H09102556 A JPH09102556 A JP H09102556A JP 7276137 A JP7276137 A JP 7276137A JP 27613795 A JP27613795 A JP 27613795A JP H09102556 A JPH09102556 A JP H09102556A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
layer
concentration
electrostatic protection
impurity
region
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP7276137A
Other languages
English (en)
Inventor
Mamoru Shinohara
衛 篠原
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sony Corp filed Critical Sony Corp
Priority to JP7276137A priority Critical patent/JPH09102556A/ja
Publication of JPH09102556A publication Critical patent/JPH09102556A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Semiconductor Integrated Circuits (AREA)
  • Metal-Oxide And Bipolar Metal-Oxide Semiconductor Integrated Circuits (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 新たな製造工程を追加することなく、アバラ
ンシエブレークダウンによる接合破壊の発生を防止でき
る半導体装置およびその製造方法を提供する。 【解決手段】 静電気保護素子領域40において、P型
ウエル層42の表面近傍には、N型不純物からなる静電
気保護抵抗層43が形成されている。静電気保護抵抗層
43はNMOSFET領域30のソース層34およびド
レイン層35と同時に形成される。静電気保護抵抗層4
3の底部の一部にはN型不純物による電流流出層43a
が設けられている。電流流出層43aはP+ 型埋め込み
層41に接する位置まで深く形成されており、P+ 型埋
め込み層41との間で高濃度PN接合44を形成してい
る。過大な電圧が印加され静電気保護抵抗層43にアバ
ランシエブレークダウンが発生したときには、その電流
が高濃度PN接合44を通じて縦方向(下方向)に流れ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は内部回路を静電気か
ら保護するための静電気保護素子を有する半導体装置お
よびその製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】回路パターンの超微細化が進むにつれて
半導体デバイスは静電気に弱くなり、この静電気から内
部回路を保護することが、半導体装置を製造する上で重
要な課題となっている。その対策の一つとして、図6に
示したように、半導体装置の入出力端子2と内部回路3
との間に静電気保護回路1を挿入する方法がある。この
静電気保護回路1は、入出力端子2にアノード側が接続
されると共にカソード側が電源端子4に接続された正保
護ダイオード5と、入出力端子2にカソード側が接続さ
れると共にアノード側がグランド端子6に接続された負
保護ダイオード7と、入出力端子2と内部回路3との間
に挿入接続された静電気保護抵抗8とにより構成されて
いる。
【0003】この静電気保護回路1では、入出力端子2
に電源よりも高電位の静電気が印加されると、その静電
気は正保護ダイオード5により電源端子5を介して放電
される。一方、グランド端子6よりも低電位の静電気が
印加されると、その静電気は負保護ダイオード7により
グランド端子6を介して放電される。また、静電気保護
抵抗8によって電圧を降下させて内部回路3を静電気か
ら保護する。
【0004】ところで、このような静電気保護回路1で
は、製造工程を増やさずに形成する必要上、内部回路3
を構成する素子の不純物層と同時に不純物層を形成し、
この不純物層により静電気保護抵抗8などを形成するの
が一般的である。
【0005】図7(a)はこのような静電気保護抵抗8
を含む従来のBiCMOS半導体装置100の断面構造
を表すものである。また、図7(b)は図7(a)に示
したBiCMOS半導体装置100を上から見た場合の
主な素子のパターン構成を表すものである。
【0006】このBiCMOS半導体装置100は、単
一のP型シリコン基板111上に内部回路としてのNP
Nトランジスタ領域120およびNMOSFET領域1
30と、NPNトランジスタ領域120およびNMOS
FET領域130を保護するための静電気保護素子領域
140とを備えている。
【0007】NPNトランジスタ領域120には、P型
シリコン基板111内にN+ 型埋め込み層121が形成
され、さらにこのN+ 型埋め込み層121上にはN型シ
リコン単結晶層122が形成されている。N型シリコン
単結晶層122の表面近傍にはP型不純物層からなるベ
ース層124が形成されている。このベース層124の
内部にはN型不純物からなるエミッタ層123が形成さ
れている。N型シリコン単結晶層122の表面近傍には
更にN型不純物からなるコレクタコンタクト層125が
形成され、このコレクタコンタクト層125の下部には
N型不純物からなるコレクタプラグ層126が形成され
ている。また、P型シリコン基板111の表面にはシリ
コン酸化膜150が形成されており、このシリコン酸化
膜150に設けられたコンタクトホール151〜153
を介してアルミニウム電極161とエミッタ層123、
アルミニウム電極162とベース層124、アルミニウ
ム電極163とコレクタコンタクト層125とが電気的
に接続されている。
【0008】NMOSFET形成領域130には、P型
シリコン基板111内にP+ 型埋め込み層131が形成
され、更にこのP+ 型埋め込み層131の上にはP型ウ
エル層132が形成されている。このP型ウエル層13
2の上には、シリコン酸化膜150a(ゲート酸化膜)
を介して多結晶シリコン膜からなるゲート電極133が
形成されている。P型ウエル層132の表面近傍のうち
ゲート電極133の両側の領域には、N+ 型不純物層か
らなるソース層134およびドレイン層135がそれぞ
れ形成されている。P型シリコン基板111の上には、
NPNトランジスタ領域120と同様にシリコン酸化膜
150が形成されており、このシリコン酸化膜150に
設けられたコンタクトホール154,155を介してア
ルミニウム電極164とソース層134、アルミニウム
電極165とドレイン層135とがそれぞれ電気的に接
続されている。
【0009】静電気保護素子領域140には、P型シリ
コン基板111の内部にP+ 型埋め込み層141が形成
され、さらにこのP+ 型埋め込み層141上にP型ウエ
ル層142が形成されている。P型ウエル層142の表
面近傍には、N+ 型不純物層からなる静電気保護抵抗層
143が形成されている。この静電気保護抵抗層143
は、図6に示した静電気保護回路1における静電気保護
抵抗8に相当するものである。なお、この静電気保護抵
抗層143は図6に示した負保護ダイオード7も兼ねて
いる。P型シリコン基板111の上には、NPNトラン
ジスタ領域120と同様にシリコン酸化膜150が形成
されており、このシリコン酸化膜150に設けられたコ
ンタクトホール156,157を介して静電気保護抵抗
層143とアルミニウム電極166,167とが電気的
に接続されている。
【0010】そして、このような構成を有する従来のB
iCMOS半導体装置100では、静電気保護素子領域
140のP+ 型埋め込み層141,P型ウエル層142
を、NMOSFET形成領域130のP+ 型埋め込み層
131,P型ウエル層132と共にそれぞれ同一のP型
不純物により形成し、また、静電気保護抵抗層143を
NMOSFET形成領域130のソース層134および
ドレイン層135と共に同一のN型不純物により形成す
るようになっていた。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
BiCMOS半導体装置100では、静電気保護抵抗層
143の全体がP型ウエル層142の中に形成されてお
り、静電気保護抵抗層143では、P型ウエル層142
の表面近傍の接合濃度が内部の接合濃度よりも必然的に
高くなっている。そのため、静電気保護抵抗層143に
過大な電圧が加わりアバランシエブレークダウン(avala
nche breakdown) が発生すると、その電流が静電気保護
抵抗層143の表面近傍の接合部分に集中しやすいとい
う問題があった。更に、静電気保護抵抗層143がNM
OSFET形成領域130のソース層134およびドレ
イン層135と同一の不純物層で形成されているので、
接合深さが0.1〜0.2μmと浅くなっており、パタ
ーン形状に起因して電界集中を生じやすいという問題が
あった。このようなことから従来の静電気保護抵抗層1
43では、表面近傍の接合部分の角部(例えば図7
(b)にAで示す部分)にアバランシエブレークダウン
による電流が集中しやすく、その結果接合破壊が生じ、
静電気保護抵抗層143が不可逆的に破壊されてしま
い、内部回路3のBiCMOS回路を静電気から確実に
保護することができないという問題があった。
【0012】このような接合破壊の発生を防止する方法
としては、静電気保護抵抗層143を、内部回路3のソ
ース層134およびドレイン層135とは別の工程によ
って製造し、接合破壊が発生しにくい構造とする方法が
ある。しかし、これでは製造工程の増加を招き、製造コ
ストが高くなると共に製造工程が煩雑となってしまうと
いう問題があった。
【0013】本発明はかかる問題点に鑑みてなされたも
ので、その課題は、アバランシエブレークダウンによる
接合破壊の発生を防止でき、確実に内部回路を保護する
ことができる半導体装置を提供することにある。
【0014】本発明は、また、製造工程を追加すること
なく、アバランシエブレークダウンによる接合破壊の発
生を防止でき、確実に内部回路を保護することができる
半導体装置の製造方法を提供することを課題とする。
【0015】
【課題を解決するための手段】本発明による半導体装置
は、内部に表面領域よりも不純物濃度の高い第1導電型
の高濃度不純物層が形成されてなる第1導電型の半導体
基板と、この半導体基板の表面近傍に形成されると共
に、その一部が前記半導体基板の内部に形成された高濃
度不純物層と接して高濃度のPN接合を形成する第2導
電型の高濃度不純物層からなる静電気保護層とを備えて
いる。
【0016】より具体的には、前記半導体基板の表面が
第1導電型で低濃度のウエル層により形成されると共
に、前記第1導電型の高濃度不純物層は前記ウエル層の
直下に形成された埋め込み層であり、前記静電気保護層
が、前記ウエル層内において前記ウエル層との間で低濃
度のPN接合を形成する静電気保護抵抗層と、この静電
気保護抵抗層の一部をなし、かつ前記静電気保護抵抗層
よりも高濃度に形成されると共に前記埋め込み層との間
において高濃度のPN接合を形成する少なくとも1つの
電流流出層とにより構成される。
【0017】本発明による半導体装置は、更に、内部回
路としてMISトランジスタを含み、静電気保護抵抗層
が、MISトランジスタのソース層およびドレイン層と
同一の不純物により形成され、かつ同一の深さを有する
ように構成してもよく、あるいは、内部回路としてバイ
ポーラトランジスタおよびMISトランジスタを含み、
静電気保護抵抗層がMISトランジスタのソース層およ
びドレイン層と同一の不純物により形成され、かつ同一
の深さを有すると共に、電流流出層がバイポーラトラン
ジスタのプラグ層と同一の不純物により形成され、かつ
同一の深さを有するように構成することもできる。
【0018】本発明による半導体装置の製造方法は、第
1導電型の半導体基板上に第1導電型の高濃度不純物層
からなる埋め込み層を形成する工程と、前記埋め込み層
上に前記埋め込み層と接するように、前記埋め込み層よ
りも不純物濃度の低い第1導電型の低濃度不純物層から
なるウエル層を形成する工程と、前記ウエル層の表面か
ら第2導電型の不純物を選択的に導入し、その底部が前
記埋め込み層と接する高濃度不純物層からなる電流流出
層を形成する工程と、前記電流流出層を含む前記ウエル
層内の任意の領域に第2導電型の不純物を選択的に導入
して、前記電流流出層よりも浅い領域に第2導電型の低
濃度不純物層からなる静電気保護抵抗層を形成する工程
とを含むものである。
【0019】本発明による半導体装置の製造方法では、
埋め込み層、ウエル層、電流流出層および静電気保護抵
抗層各々を、内部回路を構成する素子の不純物層を形成
する工程と同一工程で形成する態様とすることが好まし
い。
【0020】より具体的には、静電気保護素子を含むと
共に、内部回路としてMISトランジスタを含む半導体
装置の製造方法であって、第1導電型の半導体基板上
に、MISトランジスタにおける埋め込み層を形成する
と同時に、静電気保護素子領域において、第1導電型の
高濃度不純物層からなる埋め込み層を形成する工程と、
MISトランジスタにおけるウエル層を形成すると同時
に、静電気保護素子領域において、前記埋め込み層上に
前記埋め込み層と接するように、前記埋め込み層よりも
不純物濃度の低い第1導電型の低濃度不純物層からなる
ウエル層を形成する工程と、前記静電気保護素子領域の
ウエル層の表面から第2導電型の不純物を選択的に導入
させて、その一部が前記埋め込み層と接する高濃度不純
物層からなる電流流出層を形成する工程と、MISトラ
ンジスタのソース層およびドレイン層を形成すると同時
に、前記静電気保護素子領域の電流流出層を含む前記ウ
エル層内の任意の領域に第2導電型の不純物を選択的に
導入して、前記電流流出層よりも浅い深さで第2導電型
の不純物層からなる静電気保護抵抗層を形成する工程と
を含むものである。
【0021】また、内部回路として、更にバイポーラト
ランジスタを含む半導体装置の製造方法とし、バイポー
ラトランジスタ領域においてプラグ層を形成すると同時
に、かつ同じ不純物で前記静電気保護素子領域の電流流
出層を形成する態様とすることもできる。
【0022】本発明による半導体装置では、半導体基板
の表面近傍に形成された静電気保護層の一部が、半導体
基板の内部に形成された高濃度不純物層と接して高濃度
のPN接合を形成している。従って、静電気保護層に過
大な電圧が印加されてアバランシエブレークダウンが発
生すると、その電流は半導体基板の表面に流れることな
く、高濃度のPN接合を介して半導体基板の内部方向
(縦方向)に流れる。
【0023】また、本発明による半導体装置の製造方法
では、埋め込み層およびウエル層がそれぞれ形成された
後、ウエル層の表面から第2導電型の不純物が選択的に
導入される。これにより高濃度不純物層からなる電流流
出層が形成され、その底部が埋め込み層と接して高濃度
のPN接合を形成する。続いて、この電流流出層を含む
ウエル層内の任意の領域に第2導電型の不純物が選択的
に導入され、電流流出層よりも浅い領域に第2導電型の
低濃度不純物層からなる静電気保護抵抗層が形成され
る。
【0024】本発明による半導体装置の製造方法の特に
好ましい態様では、埋め込み層、ウエル層、電流流出層
および静電気保護抵抗層各々が、内部回路を構成する素
子の不純物層を形成する工程と同一工程で形成される。
【0025】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図面を参照して詳細に説明する。
【0026】図1(a)は本発明の一実施の形態に係る
BiCMOS半導体装置10の断面構造を表し、図1
(b)は図1(a)に示した半導体装置10を上から見
た場合の主な素子のパターン構成を表すものである。
【0027】このBiCMOS半導体装置10は、単一
のP型シリコン基板11上に、例えばNPNトランジス
タ領域20と、NMOSFET領域30と、NPNトラ
ンジスタおよびNMOSFETを静電気から保護するた
めの静電気保護素子領域40とを備えている。
【0028】P型シリコン基板11のうちNPNトラン
ジスタ領域20には、N型不純物例えばアンチモン(S
b)からなるN+ 型埋め込み層21が形成されている。
+型埋め込み層21上にはN型シリコン単結晶層22
(コレクタ層)が形成されている。N型シリコン単結晶
層22の表面には、P型不純物例えばボロン(B)から
なるベース層24が形成されている。このベース層24
の内部にはN型不純物例えば燐からなるエミッタ層23
が形成されている。
【0029】N型シリコン単結晶層22の表面近傍には
N型不純物例えば燐によりコレクタコンタクト層25が
形成され、このコレクタコンタクト層25の下部には同
じく燐によりコレクタプラグ層26がN+ 型埋め込み層
21近傍まで形成されている。以上のN型シリコン単結
晶層22(コレクタ層)、コレクタコンタクト層25お
よびコレクタプラグ層26が、エミッタ層23およびベ
ース層24と共にNPNトランジスタを構成している。
【0030】このNPNトランジスタ上にはシリコン酸
化膜50が形成されている。シリコン酸化膜50にはコ
ンタクトホール51,52,53が選択的に形成されて
おり、これらのコンタクトホール51,52,53を介
して、アルミニウム電極61とエミッタ層23,アルミ
ニウム電極62とベース層24、アルミニウム電極63
とコレクタコンタクト層25とが各々電気的に接続され
ている。
【0031】P型シリコン基板11のうちNMOSFE
T領域30には、P型不純物例えばボロンによるP+
埋め込み層31が形成されている。このP+ 型埋め込み
層31の上には同じくボロンによるP型ウエル層32が
形成されている。このP型ウエル層32の表面には、シ
リコン酸化膜50a(ゲート酸化膜)を介して多結晶シ
リコン膜からなるゲート電極33が形成されている。P
型ウエル層32の表面近傍のうちゲート電極33の両側
の領域には、N+ 型不純物層例えば燐によりソース層3
4およびドレイン層35がそれぞれ形成されている。こ
れらソース層34、ドレイン層35およびゲート電極3
3によりNMOSFETが構成されている。
【0032】このNMOSFET領域30においても、
NPNトランジスタ領域20と同様に、P型シリコン基
板11上にシリコン酸化膜50が形成されている。シリ
コン酸化膜50にはコンタクトホール54,55が選択
的にそれぞれ形成されており、これらのコンタクトホー
ル54,55を介してソース層34とアルミニウム電極
64、およびドレイン層35とアルミニウム電極65と
が各々電気的に接続されている。
【0033】静電気保護素子領域40には、P型不純物
例えばボロンからなるP+ 型埋め込み層41(高濃度不
純物層)が形成されている。P+ 型埋め込み層41の上
には、P型不純物例えばボロンからなるP型ウエル層4
2(低濃度不純物層)が形成されている。P+ 型埋め込
み層41の不純物濃度はP型ウエル層42の不純物濃度
よりも高く、例えばP型ウエル層42の不純物濃度が1
×1017ions/cm3程度であるのに対して、P+ 型埋
め込み層41の不純物濃度は1×1020ions/cm3
度となっている。
【0034】ここで、P+ 型埋め込み層41は、NMO
SFET領域30のP+ 型埋め込み層31と同一の不純
物層、P型ウエル層42は、NMOSFET領域30の
P型ウエル層32と同一の不純物層によりそれぞれ形成
されている。
【0035】P型ウエル層42の表面近傍には、N型不
純物例えば燐からなる静電気保護抵抗層43が形成され
ている。静電気保護抵抗層43は、図6に示した静電気
保護抵抗8に相当し、静電気が印加された瞬間に電圧降
下を生じさせることにより内部のNPNトランジスタお
よびNMOSFETを保護するものである。この静電気
保護抵抗層43の不純物濃度は1×1017ions/cm3
程度であり、P型ウエル層42との間で低濃度のPN接
合を形成している。また、この静電気保護抵抗層43の
層厚は0.1〜0.2μm程度であり、NMOSFET
領域30に形成されたソース層34およびドレイン層3
5と、NPNトランジスタ領域20に形成されたエミッ
タ層23およびコレクタコンタクト層25各々と同じ深
さとなっている。
【0036】この静電気保護抵抗層43の底部の一部領
域(ここでは中央領域)にはN型不純物、例えば燐によ
り電流流出層43aが形成されている。
【0037】この電流流出層43aは、NPNトランジ
スタ領域20に形成されたコレクタプラグ層26と同じ
層厚(1.5μm)を有し、P型ウエル層42からP+
型埋め込み層41に接する位置まで深く形成されてい
る。電流流出層43aの不純物濃度は1×1020〜1×
1021ions/cm3 程度であり、この電流流出層43a
の底部領域とP+ 型埋め込み層41との間で高濃度PN
接合44を形成している。この高濃度PN接合44によ
り、過大な電圧が印加され静電気保護抵抗層43にアバ
ランシエブレークダウンが発生したときに、その電流が
縦方向(下方向)、すなわち、P+ 型埋め込み層41、
更にP型シリコン基板11の底部方向に流れ込むように
なっている。なお、静電気保護抵抗層43と電流流出層
43aとにより本発明の静電気保護層が構成されてい
る。また、この静電気保護抵抗層43および電流流出層
43aは、図6に示した負保護ダイオード7も兼ねてい
る。
【0038】静電気保護抵抗層43の上にもNPNトラ
ンジスタ領域20と同様にシリコン酸化膜50が形成さ
れている。このシリコン酸化膜50には、2つのコンタ
クトホール56,57が選択的に形成されており、これ
らのコンタクトホール56,57を介して静電気保護抵
抗層43とアルミニウム電極66,67とが電気的に接
続されている。
【0039】このような構成のBiCMOS半導体装置
10では、静電気保護抵抗層43を構成するPN接合の
うち一番濃度の高い領域が、電流流出層43aとP+
埋め込み層41との間の接合面(高濃度PN接合44)
となる。従って、静電気保護抵抗層43に静電気による
過大な電圧が印加されアバランシエブレークダウンが発
生した場合には、その電流は高濃度PN接合44を通じ
てP+ 型埋め込み層41に向かって縦方向に流れ出す。
しかも、この高濃度PN接合44の接合面における接合
濃度は、この接合領域において、深さ方向と垂直な面内
では一様であるので、接合面の局所にアバランシエブレ
ークダウン電流が集中することがない。従って、電界集
中によるPN接合破壊、すなわち不可逆的なデバイス破
壊の発生を防止でき、内部回路のNPNトランジスタお
よびNMOSFETを静電気から確実に保護することが
できる。
【0040】なお、このBiCMOS半導体装置10で
は、静電気保護抵抗層43に電流流出層43aを設ける
構成としたが、この電流流出層43aは高濃度のコレク
タプラグ層26と同じく高濃度であり、しかも面積的に
は静電気保護抵抗層43の一部を構成するにとどまるの
で、電流流出層43aの存在が静電気保護抵抗層43の
特性に与える影響は無視することができる。
【0041】次に、上記BiCMOS半導体装置10の
製造方法について説明する。
【0042】まず、図2(a)に示したように、P型シ
リコン基板11のNPNトランジスタ領域20にイオン
注入法により、N型不純物例えばアンチモンを選択的に
導入し、P型シリコン基板11の表面近傍にアンチモン
導入層71を形成する。そののち、P型シリコン基板1
1のNMOSFET領域30および静電気保護素子領域
40にイオン注入法によりP型不純物例えばボロンを選
択的に導入し、P型シリコン基板11の表面近傍に10
20ions/cm3 (濃度)程度のボロン導入層72a,7
2bを形成する。
【0043】次いで、図2(b)に示したように、燐を
添加したジクロルシラン(SiH2Cl2 )等のガスを
用いて、膜厚が1.8μm程度のN型シリコン単結晶層
22をP型シリコン基板11上の全面にエピタキシャル
成長させる。そののち、NMOSFET領域30および
静電気保護素子領域40にイオン注入法によりボロンを
選択的に導入し、N型シリコン単結晶層22の表面近傍
に1018ions/cm3(濃度)程度のボロン導入層73
a,73bをそれぞれ形成する。また、NPNトランジ
スタ領域20のコレクタプラグ層形成予定領域および静
電気保護素子領域40の電流流出層形成予定領域にイオ
ン注入法により、N型不純物例えば燐を選択的に導入
し、N型シリコン単結晶層22の表面近傍に1022ions
/cm3 (濃度)程度の燐導入層74a,74bを形成
する。
【0044】次いで、図3(a)に示したように、P型
シリコン基板11を1150°Cの高温で数時間熱処理
し、アンチモン導入層71,ボロン導入層72a,72
b,73a,73bおよび燐導入層74a,74bをそ
れぞれ拡散させる。これにより、ボロン導入層72a,
73aは互いに接するまで拡散し、図1に示したP+
埋め込み層31とP型ウエル層32がそれぞれ形成され
る。同時に、ボロン導入層72b,73bも互いに接す
るまで拡散し、P+ 型埋め込み層41とP型ウエル層4
2がそれぞれ形成される。
【0045】また、アンチモン導入層71およびコレク
タプラグ層形成予定領域の燐導入層74aも互いに近傍
まで拡散し、N+ 型埋め込み層21と膜厚1.5μm程
度の深いコレクタプラグ層26がそれぞれ形成される。
同時に、電流流出層形成予定領域の燐導入層74bも拡
散してP+ 型埋め込み層41に接し、コレクタプラグ層
26と同一の膜厚1.5μm程度の深い電流流出層43
aが形成される。
【0046】熱処理の後、図3(b)に示したように、
P型シリコン基板11上に例えば熱酸化によりシリコン
酸化膜50a(ゲート酸化膜)を形成する。続いて、例
えばCVD(Chemical Vapor Deposition:化学的気相成
長 )法により、NMOSFET領域30のゲート電極形
成予定領域に多結晶シリコンを堆積させてゲート電極3
3を形成する。そののち、図に矢印(一点鎖線)で示し
たように、NPNトランジスタ領域20のベース層形成
予定領域にイオン注入法によりP型不純物例えばボロン
を選択的に導入する。続いて、図に矢印(実線)で示し
たように、NMOSFET領域30のソース層形成予定
領域とドレイン層形成予定領域、NPNトランジスタ領
域20のコレクタコンタクト層形成予定領域とエミッタ
層形成予定領域、静電気保護素子領域40の静電気保護
抵抗形成予定領域に、それぞれイオン注入法によりN型
不純物例えば燐を選択的に導入したのち、熱処理(アニ
ール)を行う。
【0047】これにより、各不純物が活性化され、NP
Nトランジスタ領域20にP+ 不純物層からなるベース
層24が形成されると共に、NPNトランジスタ領域2
0にエミッタ層23とコレクタコンタクト層25、ま
た、NMOSFET領域30にソース層34とドレイン
層35が層厚0.1〜0.2μm程度の浅いN+ 不純物
層としてそれぞれ形成される。同時に、静電気保護素子
領域40にこれらと同じ深さの浅い静電気保護抵抗層4
3が形成される。
【0048】次いで、図4に示したように、各素子上の
全面に、例えばCVD法によってシリコン酸化膜50を
形成したのち、シリコン酸化膜50にコンタクトホール
51〜57を選択的にそれぞれ形成する。続いて、例え
ばスパッタ法によりシリコン酸化膜50上にアルミニウ
ムを堆積させて、各領域におけるアルミニウム電極61
〜67をそれぞれ形成する。このようにして、図1に示
した半導体装置10を作成することができる。
【0049】このBiCMOS半導体装置10の製造方
法では、静電気保護素子領域40のP+ 型埋め込み層4
1を、NMOSFET領域30のP+ 型埋め込み層31
と共に形成し、静電気保護素子領域40のP型ウエル層
42を、NMOSFET領域30のP型ウエル層32と
共に形成し、更に、静電気保護素子領域40の電流流出
層43aを、NPNトランジスタ領域20のコレクタプ
ラグ層26と共に形成し、静電気保護素子領域40の静
電気保護抵抗層43を、NPNトランジスタ領域20の
エミッタ層23およびコレクタコンタクト層25並びに
NMOSFET領域30のソース層34およびドレイン
層35と共に形成することができる。従って、静電気保
護素子形成のための特別な工程が不要となり、簡便な製
造工程によって静電気に強いBiCMOS半導体装置1
0を製造することができる。
【0050】以上実施の形態を挙げて本発明を説明した
が、本発明は上記実施の形態に限定されるものではな
く、種々変形可能である。例えば、上記実施の形態で
は、静電気保護抵抗層43に対して1つの電流流出層4
3aを形成する例について説明したが、図5に示したよ
うに2つの電流流出層43aを形成し、流出電流を分散
させるようにしてもよく、更に3以上の電流流出層43
aを形成するようにしてもよい。
【0051】また、上記実施の形態では、静電気保護抵
抗層43の保護対象として、NPNトランジスタとNM
OSFETとを備えたBiCMOS半導体装置10につ
いて説明したが、保護対象としては、例えば、バイポー
ラトランジスタのみ、あるいはMOSFET(Metal Ox
ide Semiconductor FET)のみのデバイスでもよい。勿
論、FETのゲート絶縁膜としてシリコン酸化膜以外の
ものを含めて、一般的にMISFET(Metal Insulato
r Semiconductor FET)としてもよい。更に、その他の静
電気に弱い各種デバイスにも適用できるものである。
【0052】そして、これらのデバイスの製造工程に、
静電気保護抵抗層43および電流流出層43aの製造工
程と同一の工程を含んでいれば、上記実施の形態と同様
に、静電気保護回路素子形成のための工程を増やすこと
なく、簡便に製造することができる。
【0053】加えて、上記実施の形態では、半導体基板
としてシリコン基板を用いたものについて説明したが、
その他の基板を用いるようにしても良く、更に、基板と
してはP型のものに限らずN型のものを用いるようにし
てもよい。なお、この場合には、埋め込み層,ウエル
層、静電気保護抵抗層および電流流出層などの他の構成
要素の導電型は上記実施の形態と逆になることは言うま
でもない。
【0054】
【発明の効果】以上説明したように本発明の半導体装置
によれば、半導体基板の表面近傍に形成される静電気保
護層の一部が、半導体基板の内部に形成された高濃度不
純物層と接して高濃度のPN接合を形成するようにした
ので、静電気保護層に過大な電圧が印加されてアバラン
シエブレークダウンが発生しても、その電流は、半導体
基板の表面に流れることなく、高濃度のPN接合を介し
て半導体基板の内部方向(縦方向)に流れ、接合面の局
所にアバランシエブレークダウン電流が集中することを
回避できる。よって、電界集中による不可逆的なデバイ
ス破壊の発生を防止でき、内部回路を静電気から確実に
保護することができるという効果を奏する。
【0055】また、本発明の半導体装置の製造方法によ
れば、埋め込み層およびウエル層を形成した後、ウエル
層の表面から第2導電型の不純物を選択的に導入し、そ
の底部が埋め込み層と接する高濃度不純物層からなる電
流流出層を形成し、続いて、電流流出層を含むウエル層
内の任意の領域に第2導電型の不純物を選択的に導入し
て、電流流出層よりも浅い領域に第2導電型の低濃度不
純物層からなる静電気保護抵抗層を形成するようにした
ので、本発明による半導体装置を容易に製造することが
できる。
【0056】特に、埋め込み層、ウエル層、電流流出層
および静電気保護抵抗層各々を、内部回路を構成する素
子の不純物層を形成する工程と同一工程で形成するよう
にすれば、特別の工程を追加することなく、静電気保護
素子領域を内部回路と同時に製造でき、製造工程が簡便
になるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a)は本発明の一実施の形態に係るBiCM
OS半導体装置の構成を表す断面図、(b)は(a)に
示した半導体装置の主な素子の構成を表すパターン図で
ある。
【図2】図1に示した半導体装置の製造工程を表す断面
図である。
【図3】図2に続く製造工程を表す断面図である。
【図4】図3に続く製造工程を表す断面図である。
【図5】本発明の他の実施の形態に係るBiCMOS半
導体装置の構成を表す断面図である。
【図6】一般的な静電気保護回路を説明するための回路
構成図である。
【図7】(a)は従来のBiCMOS半導体装置の構成
を表す断面図、(b)は(a)に示した半導体装置の主
な素子の構成を表すパターン図である。
【符号の説明】
10 BiCMOS半導体装置 11 P型シリコン基板(半導体基板) 20 NPNトランジスタ領域 23 エミッタ層 25 コレクタコンタクト層 26 コレクタプラグ層 30 NMOSFET領域(MOSトランジスタ領域) 31 P+ 型埋め込み層(高濃度不純物層) 32 P型ウエル層(低濃度不純物層) 34 ソース層 35 ドレイン層 40 静電気保護素子領域 41 P+ 型埋め込み層(高濃度不純物層) 42 P型ウエル層(低濃度不純物層) 43 静電気保護抵抗層 43a 電流流出層 44 高濃度PN接合
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H01L 27/088

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 内部に表面領域よりも不純物濃度の高い
    第1導電型の高濃度不純物層が形成されてなる第1導電
    型の半導体基板と、 この半導体基板の表面近傍に形成されると共に、その一
    部が前記半導体基板の内部に形成された高濃度不純物層
    と接して高濃度のPN接合を形成する第2導電型の高濃
    度不純物層からなる静電気保護層とを備えたことを特徴
    とする半導体装置。
  2. 【請求項2】 前記半導体基板の表面が第1導電型で低
    濃度のウエル層により形成されると共に、前記第1導電
    型の高濃度不純物層は前記ウエル層の直下に形成された
    埋め込み層であり、 前記静電気保護層が、前記ウエル層内において前記ウエ
    ル層との間で低濃度のPN接合を形成する静電気保護抵
    抗層と、この静電気保護抵抗層の一部をなし、かつ前記
    静電気保護抵抗層よりも高濃度に形成されると共に前記
    埋め込み層との間において高濃度のPN接合を形成する
    少なくとも1つの電流流出層とにより構成されたことを
    特徴とする請求項1記載の半導体装置。
  3. 【請求項3】 内部回路としてMISトランジスタを含
    み、前記静電気保護抵抗層がMISトランジスタのソー
    ス層およびドレイン層と同一の不純物により形成され、
    かつ同一の深さを有することを特徴とする請求項2記載
    の半導体装置。
  4. 【請求項4】 内部回路として、バイポーラトランジス
    タおよびMISトランジスタを含み、前記静電気保護抵
    抗層がMISトランジスタのソース層およびドレイン層
    と同一の不純物により形成され、かつ同一の深さを有す
    ると共に、前記電流流出層がバイポーラトランジスタの
    プラグ層と同一の不純物により形成され、かつ同一の深
    さを有することを特徴とする請求項2記載の半導体装
    置。
  5. 【請求項5】 第1導電型の半導体基板上に第1導電型
    の高濃度不純物層からなる埋め込み層を形成する工程
    と、 前記埋め込み層上に前記埋め込み層と接するように、前
    記埋め込み層よりも不純物濃度の低い第1導電型の低濃
    度不純物層からなるウエル層を形成する工程と、 前記ウエル層の表面から第2導電型の不純物を選択的に
    導入し、その底部が前記埋め込み層と接する高濃度不純
    物層からなる電流流出層を形成する工程と、 前記電流流出層を含む前記ウエル層内の任意の領域に第
    2導電型の不純物を選択的に導入して、前記電流流出層
    よりも浅い領域に第2導電型の低濃度不純物層からなる
    静電気保護抵抗層を形成する工程とを含むことを特徴と
    する半導体装置の製造方法。
  6. 【請求項6】 前記埋め込み層、ウエル層、電流流出層
    および静電気保護抵抗層各々を、内部回路を構成する素
    子の不純物層を形成する工程と同一工程で形成すること
    を特徴とする請求項5記載の半導体装置の製造方法。
  7. 【請求項7】 静電気保護素子を含むと共に、内部回路
    としてMISトランジスタを含む半導体装置の製造方法
    であって、 第1導電型の半導体基板上に、MISトランジスタにお
    ける埋め込み層を形成すると同時に、静電気保護素子領
    域において、第1導電型の高濃度不純物層からなる埋め
    込み層を形成する工程と、 MISトランジスタにおけるウエル層を形成すると同時
    に、静電気保護素子領域において、前記埋め込み層上に
    前記埋め込み層と接するように、前記埋め込み層よりも
    不純物濃度の低い第1導電型の低濃度不純物層からなる
    ウエル層を形成する工程と、 前記静電気保護素子領域のウエル層の表面から第2導電
    型の不純物を選択的に導入させて、その一部が前記埋め
    込み層と接する高濃度不純物層からなる電流流出層を形
    成する工程と、 MISトランジスタのソース層およびドレイン層を形成
    すると同時に、前記静電気保護素子領域の電流流出層を
    含む前記ウエル層内の任意の領域に第2導電型の不純物
    を選択的に導入して、前記電流流出層よりも浅い深さで
    第2導電型の不純物層からなる静電気保護抵抗層を形成
    する工程とを含むことを特徴とする半導体装置の製造方
    法。
  8. 【請求項8】 内部回路として、更にバイポーラトラン
    ジスタを含む半導体装置の製造方法であって、 バイポーラトランジスタ領域においてプラグ層を形成す
    ると同時に、かつ同じ不純物で前記静電気保護素子領域
    の電流流出層を形成することを特徴とする請求項7記載
    の半導体装置の製造方法。
JP7276137A 1995-10-02 1995-10-02 半導体装置およびその製造方法 Pending JPH09102556A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7276137A JPH09102556A (ja) 1995-10-02 1995-10-02 半導体装置およびその製造方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7276137A JPH09102556A (ja) 1995-10-02 1995-10-02 半導体装置およびその製造方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH09102556A true JPH09102556A (ja) 1997-04-15

Family

ID=17565300

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP7276137A Pending JPH09102556A (ja) 1995-10-02 1995-10-02 半導体装置およびその製造方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH09102556A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009021622A (ja) * 2008-09-04 2009-01-29 Fuji Electric Device Technology Co Ltd 半導体装置

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009021622A (ja) * 2008-09-04 2009-01-29 Fuji Electric Device Technology Co Ltd 半導体装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5502317A (en) Silicon controlled rectifier and method for forming the same
US4100561A (en) Protective circuit for MOS devices
GB2090701A (en) Improvements in or relating to input protection for MOS integrated circuits
EP0103306B1 (en) Semiconductor protective device
JPH08316471A (ja) 半導体装置
JPH0736440B2 (ja) 半導体装置及びその製造方法
JPH09199674A (ja) 半導体装置の保護素子
JPH03224263A (ja) Cmos集積回路の静電放電保護構造
US7161198B2 (en) Semiconductor integrated circuit device having MOS transistor
JP3869580B2 (ja) 半導体装置
US9129806B2 (en) Protection device and related fabrication methods
JPS6343371A (ja) 半導体ダイオ−ド
KR930010119B1 (ko) 상보형 쌍극 트랜지스터
JPH09102556A (ja) 半導体装置およびその製造方法
US6429490B2 (en) Protection device and protection method for semiconductor device
JP3761162B2 (ja) バイポーラトランジスタ及びこれを用いた半導体装置
KR20090068083A (ko) 반도체 소자 및 그 제조 방법
JP2854900B2 (ja) 半導体装置
JP2009141071A (ja) 静電気保護用半導体素子
JP2743814B2 (ja) 半導体装置
US5886386A (en) Method for making a bipolar transistor for the protection of an integrated circuit against electrostatic discharges
JPH0430194B2 (ja)
JPS6048906B2 (ja) 集積回路装置用保護回路
JPH0233976A (ja) ツェナーダイオード
JPH0621344A (ja) 半導体装置