JP2009021444A - 基板洗浄装置、基板洗浄方法、および記録媒体 - Google Patents

基板洗浄装置、基板洗浄方法、および記録媒体 Download PDF

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Abstract

【課題】被処理基板を洗浄する際に、所定の時間で、被処理基板の被洗浄面の全体を均一に、効率よくかつ確実に洗浄すること。
【解決手段】基板洗浄装置は、ウエハWを回転可能に保持するスピンチャック20と、スピンチャック20によって保持されたウエハWの表面に洗浄液を供給する二流体ノズル10と、二流体ノズル10に連結され、当該二流体ノズル10を回転保持部20に保持されたウエハWの表面に沿って移動させる移動機構30と、を備えている。移動機構30には、移動機構30によって二流体ノズル10をウエハWの中央部からウエハWの周縁部に向かって移動させる際、n段階に分けて二流体ノズル10の移動速度vを多段的に低下させるよう移動機構30を制御する制御部50が接続されている。制御部50は、ウエハWの中央部を洗浄する1段階目における二流体ノズル10の移動速度vを、1段階目における二流体ノズル10の理想移動速度vd1よりも遅くする。
【選択図】図1

Description

本発明は、被処理基板を洗浄する基板洗浄装置、基板洗浄方法、および記録媒体に係り、とりわけ、被処理基板の被洗浄面の全体を、効率よく洗浄するための基板洗浄装置、基板洗浄方法、および記録媒体に関する。
従来から、被処理基板を保持して被処理基板の面に沿って回転させる基板保持部と、この基板保持部に保持された被処理基板の被洗浄面を洗浄する洗浄部と、前記洗浄部を保持して移動させる移動機構と、を備えた基板洗浄装置が知られている。
このような基板洗浄装置においては、ウエハなどの被処理基板の表面(被洗浄面)を確実に効率よく洗浄するために、単位面積あたりの洗浄時間を調整し、被処理基板の被洗浄面を均一に洗浄することが行われている。
なお、量産ラインでは、洗浄処理した被処理基板を任意に抜き取ってパーティクルが除去されているかを評価しているが、被処理基板が均一に洗浄されていないと、評価する位置によって解析結果が変わってしまうため、解析作業が煩雑になってしまう。従って、上述のように被処理基板の被洗浄面を均一に洗浄することによって、評価位置にかかわらず、パーティクルが除去されているかを正確かつ容易に判断することもできる。
このように単位面積あたりの洗浄時間を均一にする具体的な方法としては、被処理基板の回転数を変化させて、被処理基板上面に洗浄液があたる時間を回転中心近傍から周縁部に至るまで等しくする方法(特許文献1参照)や、被洗浄基板上を移動し洗浄液を噴出するノズルの移動速度を回転中心からの距離に反比例させて移動させる方法(特許文献2および特許文献3参照)などが知られている。
特開平08−148459号公報 特開昭56−125842号公報 特開平11−307492号公報
しかしながら、被処理基板上に供給され、被処理基板の中央部の被洗浄面を覆う洗浄液には小さな角速度しか作用しないため、当該中央部の被洗浄面を覆う洗浄液の膜厚は厚くなってしまっている。このため、洗浄部から洗浄液を噴射して供給しても洗浄液を被洗浄面に十分に衝突させることができないため、当該被洗浄面を十分に洗浄することはできない。
また、出始めで洗浄部からの洗浄液が噴射されにくい場合があるが、この場合には、最初に洗浄される基板の中央部の被洗浄面に、やはり、洗浄液を十分に衝突させることができないため、当該被洗浄面を十分に洗浄することができない。
これらのことより、被処理基板の中央部の被洗浄面においては、他の被洗浄面と単位面積あたり同じ時間を用いて洗浄したとしても、パーティクルを確実に除去することができない。
ところで、被処理基板の周縁部の被洗浄面には、被処理基板全体に付着していたパーティクルが溜まる傾向にある。このため、当該被処理基板の周縁部の被洗浄面を他の被洗浄面と単位面積あたり同じ時間を用いて洗浄したとしても、パーティクルを確実に除去することができない可能性がある。
本発明は、このような点を考慮してなされたものであり、所定の時間で、被処理基板の被洗浄面の全体を均一に、効率よくかつ確実に洗浄するための基板洗浄装置および基板洗浄方法、並びに当該洗浄方法を基板洗浄装置に実行させるための記録媒体を提供することを目的とする。
本発明による基板洗浄装置は、被処理基板を回転可能に保持する回転保持部と、回転保持部によって保持された被処理基板の表面に洗浄液を供給する洗浄部と、洗浄部に連結され、当該洗浄部を回転保持部に保持された被処理基板の表面に沿って移動させる移動機構と、移動機構に接続され、移動機構によって洗浄部を被処理基板の中央部から被処理基板の周縁部に向かって移動させる際、n段階に分けて洗浄部の移動速度を多段的に低下させるよう移動機構を制御する制御部と、を備え、
k段階目(1≦k≦n)における洗浄部の理想移動速度vdk
(rは被処理基板の中央部から被処理基板の周縁端部までの距離を示し、Tは洗浄部が被処理基板の中央部から被処理基板の周縁端部までに係る時間を示している)
と定義づけた場合に、
制御部が、被処理基板の中央部を洗浄する1段階目における洗浄部の移動速度を、1段階目における洗浄部の理想移動速度
よりも遅くする。
このような構成により、角速度が小さく被洗浄面上の洗浄液の膜厚が厚くなり洗浄部から噴射される洗浄液を被洗浄面に十分に衝突させにくく、洗浄部からの洗浄液が噴出されにくい場合にはさらに洗浄部から噴射される洗浄液を被洗浄面に十分に衝突させにくくなる基板の中央部の被洗浄面を、時間をかけて洗浄することできる。このため、洗浄部から噴射される洗浄液を被洗浄面に十分に衝突させることができ、被処理基板の被洗浄面の全体を均一に、効率よくかつ確実に洗浄することができる。
本発明による基板洗浄装置において、制御部は、被処理基板の周縁端部を洗浄するn段階目における洗浄部の移動速度を、n段階目における洗浄部の理想移動速度
よりも遅くすることが好ましい。
このような構成により、被処理基板全体に付着していたパーティクルが溜まる傾向にある被処理基板の周縁部の被洗浄面を確実に洗浄することができ、パーティクルを確実に除去することができる。
本発明による基板洗浄装置において、制御部は、k段階目における洗浄部の移動速度vとした場合に、
となるように洗浄部の移動速度vを制御することが好ましい。
本発明による基板洗浄装置において、制御部は、k段階目における洗浄部の移動速度vとした場合に、洗浄部の移動速度vを、基板の中央部側の被洗浄面を洗浄する段階、または、基板の中央部側の被洗浄面を洗浄する段階および基板の周縁部側の被洗浄面の洗浄する段階のみに限り、同じk段階の理想移動速度vdkより遅くすることが好ましい。
このような構成により、パーティクルを除去しにくい箇所や、パーティクルの溜まりやすい箇所でのみ、移動速度vを理想移動速度vdkよりも遅くすることができ、それ以外の箇所で移動速度vを理想移動速度vdkよりも速くすることができるので、所定の時間で、効率よく被洗浄面を洗浄することができる。
本発明による基板洗浄方法は、回転保持部によって、被処理基板を回転可能に保持する保持工程と、洗浄部によって、回転保持部によって保持された被処理基板の表面に洗浄液を供給する洗浄工程と、洗浄部に連結された移動機構によって、当該洗浄部を回転保持部に保持された被処理基板の表面に沿って移動させる移動工程と、を備え、
k段階目(1≦k≦n)における洗浄部の理想移動速度vdk
(rは被処理基板の中央部から被処理基板の周縁端部までの距離を示し、Tは洗浄部が被処理基板の中央部から被処理基板の周縁端部までに係る時間を示している)
と定義づけた場合に、
被処理基板の中央部を洗浄する1段階目における洗浄部の移動速度を、1段階目における洗浄部の理想移動速度
よりも遅くする。
このような方法により、角速度が小さく被洗浄面上の洗浄液の膜厚が厚くなり洗浄部から噴射される洗浄液を被洗浄面に十分に衝突させにくく、洗浄部からの洗浄液が噴出されにくい場合にはさらに洗浄部から噴射される洗浄液を被洗浄面に十分に衝突させにくくなる基板の中央部の被洗浄面を、時間をかけて洗浄することできる。このため、洗浄部から噴射される洗浄液を被洗浄面に十分に衝突させることができ、被処理基板の被洗浄面の全体を均一に、効率よくかつ確実に洗浄することができる。
本発明による基板洗浄方法において、被処理基板の周縁端部を洗浄するn段階目における洗浄部の移動速度を、n段階目における洗浄部の理想移動速度
よりも遅くすることが好ましい。
このような方法により、被処理基板全体に付着していたパーティクルが溜まる傾向にある被処理基板の周縁部の被洗浄面を確実に洗浄することができ、パーティクルを確実に除去することができる。
本発明による基板洗浄方法において、洗浄部の移動速度vを、
となるように変化させることが好ましい。
本発明による基板洗浄方法において、k段階目における洗浄部の移動速度vとした場合に、洗浄部の移動速度vを、基板の中央部側の被洗浄面を洗浄する段階、または、基板の中央部側の被洗浄面を洗浄する段階および基板の周縁部側の被洗浄面の洗浄する段階のみに限り、同じk段階の理想移動速度vdkより遅くすることが好ましい。
このような方法により、パーティクルを除去しにくい箇所や、パーティクルの溜まりやすい箇所でのみ、移動速度vを理想移動速度vdkよりも遅くすることができ、それ以外の箇所で移動速度vを理想移動速度vdkよりも速くすることができるので、所定の時間で、効率よく被洗浄面を洗浄することができる。
本発明による記録媒体は、基板洗浄装置を制御するコンピュータによって実行されるプログラムが記録された記録媒体であって、
前記コンピュータによって実行されることにより、洗浄部によって、回転保持部によって保持された被処理基板の表面に洗浄液を供給する洗浄工程と、洗浄部に連結された移動機構によって、当該洗浄部を回転保持部に保持された被処理基板の表面に沿って移動させる移動工程と、を備え、k段階目(1≦k≦n)における洗浄部の理想移動速度vdk
(rは被処理基板の中央部から被処理基板の周縁端部までの距離を示し、Tは洗浄部が被処理基板の中央部から被処理基板の周縁端部までに係る時間を示している)
と定義づけた場合に、被処理基板の中央部を洗浄する1段階目における洗浄部の移動速度を、1段階目における洗浄部の理想移動速度
よりも遅くする基板洗浄方法を、前記基板洗浄装置に実施させる。
このような記録媒体により、当該記録媒体に基づき駆動される基板洗浄装置によって、角速度が小さく被洗浄面上の洗浄液の膜厚が厚くなり洗浄部から噴射される洗浄液を被洗浄面に十分に衝突させにくく、洗浄部からの洗浄液が噴出されにくい場合にはさらに洗浄部から噴射される洗浄液を被洗浄面に十分に衝突させにくくなる基板の中央部の被洗浄面を、時間をかけて洗浄させることできる。このため、洗浄部から噴射される洗浄液を被洗浄面に十分に衝突させることができ、被処理基板の被洗浄面の全体を均一に、効率よくかつ確実に洗浄することができる。
本発明によれば、被処理基板の中央部を洗浄する1段階目における洗浄部の移動速度を、1段階目における洗浄部の理想移動速度よりも遅くすることによって、所定の時間で、被処理基板の被洗浄面の全体を均一に、効率よくかつ確実に洗浄することができる。
発明を実施するための形態
実施の形態
以下、本発明に係る基板洗浄装置の実施の形態について、図面を参照して説明する。ここで、図1乃至図7は本発明の実施の形態を示す図である。
(基板洗浄装置の構成)
図1に示すように、基板洗浄装置は、被処理基板としての半導体ウエハW(以下、単にウエハWともいう)を回転可能に保持するスピンチャック(回転保持部)20と、スピンチャック20によって保持されたウエハWの表面に洗浄液を噴霧する二流体ノズル(洗浄部)10と、二流体ノズル10に連結され、当該二流体ノズル10をスピンチャック20に保持されたウエハWの表面に沿って移動させる移動機構30と、を備えている。なお、これらスピンチャック20、二流体ノズル10および移動機構30は、チャンバー11内に設置されている。
このうち、スピンチャック20は、図1に示すように、ウエハWをほぼ水平に保持しながら回転させるものである。具体的には、鉛直方向に延びるよう配置された回転軸部23と、この回転軸部23の上端に取り付けられた円板状のスピンベース21とを有している。
また、図1において、この回転軸部23の下端には、モータなどのスピンチャック駆動機構36が連結されている。そして、このスピンチャック駆動機構は、回転軸部23をその中心軸のまわりに回転駆動させ、スピンチャック20に保持されたウエハWを水平面上で回転させる。
また、図1に示すように、チャンバー11内において、スピンチャック20の側方を取り囲むように略円筒状の外筒12が設けられている。この外筒12の中心軸はスピンチャック20の回転軸部23の中心軸と略一致している。また、この外筒12は、その下端に、洗浄液排出管16の一端が接続された底板12bを有しており、その上端に、開口部12aを有している。なお、ウエハWを洗浄した後の洗浄液は、外筒12の底板12bを経た後、洗浄液排出管16を介して外部に排出される。
また、図1において、スピンチャック20には、スピンチャック20を昇降させるスピンチャック昇降機構37が連結されている。そして、このスピンチャック昇降機構により、スピンチャック20は鉛直方向に往復移動可能となっている。
このため、ウエハWを搬入してスピンチャック20に保持させるときや、スピンチャック20上にあるウエハWを搬出するときには、スピンチャック20の上端を外筒12の上端よりも高くすることができる。一方、スピンチャック20に保持されたウエハWに対して二流体ノズル10(後述)から洗浄液を供給するときには、スピンチャック20に保持されたウエハWの側方に外筒12の側壁が位置するようにすることができる。
また、図1に示すように、二流体ノズル10は、チャンバー11内において、スピンチャック20によって保持されたウエハWの上方の位置に、下向きに設けられている。
また、図1に示すように、移動機構30は、二流体ノズル10を保持し水平方向に延在するアーム35と、アーム35に連結され鉛直方向に延在する回転軸部31と、当該回転軸部31を正逆両方向に回転させるアーム駆動機構32と、を有している。
このアーム駆動機構32は、図2に示すように、回転軸部31を中心としてアーム35を水平方向に回転させることにより、二流体ノズル10を、ウエハWの中心部の上方の位置からウエハWの周縁部の外方の上方の位置まで、水平面に沿って往復移動させることができる。
また、図1において、アーム駆動機構32は、回転軸部31を鉛直方向に往復移動可能となっている。このため、二流体ノズル10の先端とスピンチャック20に保持されたウエハWとの間隔を調整することができる。
また、図1に示すように、移動機構30には、移動機構30によって二流体ノズル10をウエハWの中央部からウエハWの周縁部に向かって移動させる際、n段階に分けて二流体ノズル10の移動速度を制御する制御部50が接続されている。そして、この制御部50は、二流体ノズル10の移動速度を多段的に低下させるよう、すなわちk段階目(1≦k≦n)における二流体ノズル10の移動速度vとした場合に当該移動速度vがvk+1<vとなるように移動機構30を制御する(図3参照)。
また、ウエハWの中央部からウエハWの周縁端部までの距離をrとし(図3参照)、二流体ノズル10がウエハWの中央部からウエハWの周縁端部までに係る時間をTとし、k段階目における二流体ノズル10の理想移動速度vdk
と定義づけた場合に、
制御部50は、理想移動速度vdkに基づいて二流体ノズル10の移動速度vを制御するとともに、ウエハWの中央部を洗浄する1段階目における二流体ノズル10の移動速度v
よりも遅くなるよう、移動機構30を制御するように構成されている。
また、制御部50は、ウエハWの周縁端部を洗浄するn段階目における二流体ノズル10の移動速度vが、
よりも遅くなるよう、移動機構30を制御するようにも構成されている。
ところで、二流体ノズル10とは、一般的に、ガスと液体とを混合させることにより微小な液滴を生成し、この微小な液滴を噴霧する方式のノズルのことをいう。
本実施の形態においては、二流体ノズル10には、二流体ノズル10に純水や薬液からなる洗浄液を供給するための洗浄液タンク41が、洗浄液供給管48を介して連結され、また、二流体ノズル10に窒素ガスなどの気体を供給するための気体供給機構42が、気体供給管49を介して連結されている。
また、洗浄液供給管48には、開度調整が可能なバルブ46、およびパーティクル除去用のフィルタ45が介設されている。ここで、洗浄液タンク41、洗浄液供給管48、バルブ46により、二流体ノズル10へ洗浄液を供給するための洗浄液供給部が構成されている。
他方、気体供給管49には、二流体ノズル10に送られる気体の圧力(流量)を調整するためのバルブ47が介設されている。このバルブ47の開度を変え、二流体ノズル10に送られる気体の圧力(流量)を変えることにより、二流体ノズル10において生成される洗浄液の液滴の粒径を変化させることができる。このことにより、洗浄液の液滴によるウエハWの洗浄処理性能を変化させることができる。ここで、気体供給機構42、気体供給管49およびバルブ47により、気体供給部が構成されている。
(理想移動速度vdkの算出方法)
次に、上述した理想移動速度vdkの求め方について説明する。移動機構30が二流体ノズル10をr毎に等距離で多段的に水平方向に移動させる場合には、
r=n×rとなり、
=r/n…(式1)
となる。
また、k番目に洗浄する領域の表面積をSk’とすると、
k’=S―Sk−1(ここでSは半径k×rの円の面積)
=π・r ―π・rk−1
=π・k・r ―π・(k―1)・r
=π・(2k―1)・r
となる(なお、S=0)。
従って、単位面積あたりにかける洗浄時間を同じにするには、k番目に洗浄する領域を洗浄する時間tを、
=t×(2k−1)…(式2)とすればよい(tは係数)。
従って、k番目に洗浄する領域における移動機構30の理想移動速度をvdkとすると、
=r=vdk×tとなるので、
dk=r/t=r/t・(2k−1)…(式3)
となる。
ここで、上述のように、二流体ノズル10がウエハWの中央部からウエハWの周縁端部までに係る時間をTとすると、上述の(式2)より、
となる。
従って、(式1)、(式3)および(式4)より、理想移動速度vdkは、
となる。
(基板洗浄装置の作用効果)
次に、このような構成からなる本実施の形態による基板洗浄装置の作用効果について述べる。
まず、スピンチャック20によって、ウエハWを回転可能に保持させる(保持工程)。すなわち、スピンチャック昇降機構により、スピンチャック20を上方に移動させた状態において、ウエハWをチャンバー11内に搬入し、このスピンチャック20にウエハWを保持させる(図1参照)。その後、スピンチャック20を、このスピンチャック20に保持されたウエハWの側方に外筒12が位置するまで、降下させる(図1参照)。
次に、二流体ノズル10によって、回転保持部20によって保持されて回転しているウエハWの表面に洗浄液を噴霧しつつ、アーム駆動機構32により回転軸部31を中心としてアーム35を水平方向に回転させ、二流体ノズル10をウエハW上方においてウエハWの被洗浄面に沿って移動させる(洗浄工程および移動工程)(図2参照)。
このとき、バルブ46、47を開状態とし、二流体ノズル10に洗浄液および窒素ガスなどの気体を同時に供給し液滴を形成し、この二流体ノズル10から洗浄液の液滴を、回転するスピンチャック20上で保持されたウエハWに噴霧させる(図1および図2参照)。
ところで、上述のように、アーム駆動機構32により回転軸部31を中心としてアーム35を水平方向に回転させることによって、二流体ノズル10が、ウエハWの上方で、ウエハWの中央部から周縁部に向かって水平方向に移動することとなるが、このとき、制御部50は、以下のようにして、アーム駆動機構32を制御する。
すなわち、制御部50は、二流体ノズル10を移動機構30によってウエハWの中央部からウエハWの周縁部に向かってn段階に分けて二流体ノズル10の移動速度vを多段的に低下させるように(vk+1<vとなるように)移動機構30を制御する(図3参照)。
そして、この制御部50は、理想移動速度vdkに基づいて二流体ノズル10の移動速度vを制御するとともに、ウエハWの中央部の被洗浄面を洗浄する1段階目における二流体ノズル10の移動速度vを、1段階目における二流体ノズル10の理想移動速度
よりも遅くする。
このように、ウエハWの中央部の被洗浄面における洗浄速度を理想移動速度vd1よりも遅くすることによって、ウエハWの中央部の被洗浄面を理想移動速度vd1で洗浄する場合と比較して時間をかけて洗浄することができる。このため、角速度が小さく、被洗浄面上の洗浄液の膜厚が厚くなるウエハWの中央部の被洗浄面であっても、二流体ノズル10から噴射される洗浄液を被洗浄面に十分に衝突させることができ、当該ウエハWの中央部の被洗浄面を確実に洗浄することができる。
また、ウエハWの中央部の被洗浄面は最初に洗浄されるため、二流体ノズル10から洗浄液が噴霧されにくい場合にはその洗浄が不十分になる可能性があるが、本実施の形態によれば、このような場合でも、ウエハWの中央部の被洗浄面を理想移動速度vdkで洗浄する場合と比較して時間をかけて洗浄するので、二流体ノズル10から噴射される洗浄液を被洗浄面に十分に衝突させることができ、当該ウエハWの中央部の被洗浄面を確実に洗浄することができる。
さらに、制御部50は、ウエハWの周縁端部を洗浄するn段階目における二流体ノズル10の移動速度vを、n段階目における二流体ノズル10の理想移動速度
よりも遅くする。
このように、ウエハWの周縁部における二流体ノズル10の移動速度vを理想移動速度vdnよりも遅くすることによって、ウエハWの周縁部の被洗浄面を理想移動速度vdnで洗浄する場合と比較して時間をかけて洗浄することができる。このため、ウエハW全体に付着していたパーティクルが溜まる傾向にあるウエハWの周縁部の被洗浄面であっても、確実に洗浄することができ、パーティクルを確実に除去することができる。
なお、制御部50は、二流体ノズル10の移動速度vの変化率が徐々に小さくなるように、すなわち、
となるように、移動機構30を制御することが好ましいが、これに限らない。
例えば、ウエハWの中心部の被洗浄面の洗浄を十分に行うために、1段階目の二流体ノズル10の移動速度vを遅くした結果、1段階目における二流体ノズル10の移動速度vと2段階目における二流体ノズル10の移動速度vとの差が、2段階目における二流体ノズル10の移動速度vと3段階目における二流体ノズル10の移動速度vとの差より小さくなってもよい(すなわち、v−v>v−vとなってもよい)。
同様に、ウエハWの周縁部の被洗浄面の洗浄を十分に行うために、n段階目の二流体ノズル10の移動速度vを遅くした結果n―2段階目における二流体ノズル10の移動速度vn―2とn―1段階目における二流体ノズル10の移動速度vn―1との差が、n―1段階目における二流体ノズル10の移動速度vn―1とn段階目における二流体ノズル10の移動速度vとの差より小さくなってもよい(すなわち、vn―1−v>vn―2−vn―1となってもよい)。
また、k段階目における二流体ノズル10の移動速度vが、同じk段階目の理想移動速度vdkより遅くなるのは、ウエハWの中央部側の被洗浄面を洗浄する段階、または、ウエハWの中央部側の被洗浄面を洗浄する段階およびウエハWの周縁部側の被洗浄面の洗浄する段階のみに限られ、それ以外のウエハWの被洗浄面を洗浄する場合には移動速度vが理想移動速度vdkよりも速くなることが好ましい。
このように、パーティクルを排除しにくい箇所や、パーティクルの溜まりやすい箇所でのみ、移動速度vを理想移動速度vdkよりも遅くするとともに、それ以外の箇所で移動速度vを理想移動速度vdkよりも速くすることによって、所定の時間(T)で、効率よく被洗浄面の洗浄を十分に行うことができる。
ここで、移動速度vが理想移動速度vdkよりも遅くなるのがウエハWの中央部の被洗浄面を洗浄する段階に限られる場合とは、1段階目からa段階目までは移動速度vが理想移動速度vdkよりも遅くなるのに対して、a+1段階目からn段階目までは移動速度vが理想移動速度vdkよりも速くなることを意味している。
また、移動速度vが理想移動速度vdkよりも遅くなるのがウエハWの中央部の被洗浄面を洗浄する段階およびウエハWの周縁部の被洗浄面の洗浄する段階に限られる場合とは、1段階目からa段階目まで、および、b(>a+1)段階目からn段階目までは移動速度vが理想移動速度vdkよりも遅くなるのに対して、a+1段階目からb―1段階目までは移動速度vが理想移動速度vdkよりも速くなることを意味している。
上述のようにして、二流体ノズル10を、ウエハWの上方で、ウエハWの中央部から周縁部に向かって水平方向に移動させ、二流体ノズル10がウエハWの周縁外方に達すると、二流体ノズル10からの洗浄液の噴霧を停止させる。
その後、スピンチャック駆動機構によって、スピンチャック20を高速回転させることにより、このスピンチャック20に保持されたウエハWを高速回転させ、ウエハWを乾燥させる。
上述のように、ウエハWの中央部を洗浄する1段階目における二流体ノズル10の移動速度vを、1段階目における二流体ノズル10の理想移動速度
よりも遅くしたり、ウエハWの周縁端部を洗浄するn段階目における二流体ノズル10の移動速度vを、n段階目における二流体ノズル10の理想移動速度
よりも遅くしたり、することによって、ウエハWを洗浄する限られた所定の時間(例えばT=15秒)内において、効率よく確実にウエハWを洗浄することができる。
なお、本実施の形態では、被処理基板としてウエハWを用いて説明したが、これに限られるものではない。被処理基板としては、例えば、長方形の液晶ディスプレイ用ガラス基板(LCD基板)や、半導体装置の製造プロセスにおいて使用されるフォトマスク用ガラス基板や、光ディスク用基板などの各種平面基板を用いることができる。
また、本実施の形態では、洗浄部として二流体ノズル10を用いて説明したが、これに限られるものではない。洗浄部としては、例えば、ウエハWの被洗浄面に高圧で水を吹き付ける高圧水ノズルや、ウエハWの被洗浄面に超音波で振動させた洗浄水を供給する超音波ノズルや、DHF(希フッ酸)のような薬液を供給する薬液ノズルなどを用いることもできる。
ところで、本発明によれば、基板洗浄装置を制御するコンピュータ(図示せず)に実行されることによって、基板洗浄装置に上述のような基板洗浄方法を実施させるためのプログラムが記録された記録媒体を提供することができる。
〈実施例〉
次に、直径300mmのウエハWを、T=15秒としn=6として洗浄した実施例について説明する。ここで、移動速度vは、以下の表に示すようにして変化させた。また、比較として、二流体ノズル10を等速vで移動させた場合と理想移動速度vdkで移動させた場合の結果についても説明する。
この表からも分かるように、本実施例においては、ウエハWの中央部の被洗浄面を洗浄する1段階目での移動速度vを、理想移動速度vd1よりも遅くし、ウエハWの周縁部の被洗浄面を洗浄する5段階目での移動速度vおよび6段階目での移動速度vの各々を、理想移動速度vd5および理想移動速度vd6よりも遅くするようにした。これに対して、2段階目、3段階目および4段階目においては、1段階目、5段階目および6段階目において移動速度vを遅くした分、移動速度vが理想移動速度vdkよりも速くした。
図4に示すように、ウエハWを中心部から周縁部にかけて順に領域A,領域B,領域Cと三分割した各領域におけるパーティクル除去率について、図5にその結果を示す。また、ウエハW全体におけるパーティクル除去率について、図6にその結果を示す。
図5は各領域A,B,Cにおけるパーティクル除去率を表しているが、この図5に示したグラフからも分かるように、本発明による移動速度vによると、中心部側の領域Aおよび周縁部側の領域Cにおいて、理想移動速度vdkを用いた場合よりもパーティクル除去率が向上していることがわかる。また、本発明による移動速度vによると、等速vで洗浄した場合と比較して、パーティクル除去率が周縁部の領域Cにおいて格段に向上していることもわかる。
また、図6はウエハW全体のパーティクル除去率を表しているが、この図6に示したグラフからも分かるように、ウエハW全体のパーティクル除去率についても、本発明による移動速度vによった場合の方が、等速vで洗浄した場合はもとより、理想移動速度vdkで洗浄した場合よりも向上していることがわかる。
また、図7に、パーティクル測定機によって測定された、洗浄後のウエハW上のパーティクル分布図を示しているが、この図7からも分かるように、本発明による移動速度vを用いてウエハWを洗浄すると(図7の右端の図参照)、等速vで洗浄した場合(図7の左端の図参照)や理想移動速度vdkを用いて洗浄した場合(図7の中央の図参照)と比較して、ウエハWの表面におけるパーティクルを均一に除去できていることがわかる。
本発明の実施の形態による基板洗浄装置の概略を示す概略構成図。 本発明の実施の形態による基板洗浄装置の移動機構を示す概略平面図。 本発明の実施の形態におけるウエハをn段階の領域に分けた概略平面図。 本発明の実施例において、パーティクル除去率を測定するために洗浄したウエハを三分割した態様を示す平面図。 本発明の実施例において、図4の三つに分けた各領域におけるパーティクル除去率を示したグラフ図。 本発明の実施例において、ウエハ全体のパーティクル除去率を示したグラフ図。 本発明の実施例において、パーティクル測定機によって測定された、洗浄後のウエハ上のパーティクル分布図。
符号の説明
10 洗浄部(二流体ノズル)
11 チャンバー
12 外筒
16 洗浄液排出管
20 スピンチャック(回転保持部)
21 スピンベース
23 回転軸部
30 移動機構
31 回転軸部
32 アーム駆動機構
35 アーム
41 洗浄液タンク
42 気体供給機構
45 フィルタ
46,47 バルブ
48 洗浄液供給管
49 気体供給管
50 制御部
W ウエハ(被処理基板)

Claims (9)

  1. 被処理基板を回転可能に保持する回転保持部と、
    回転保持部によって保持された被処理基板の表面に洗浄液を供給する洗浄部と、
    洗浄部に連結され、当該洗浄部を回転保持部に保持された被処理基板の表面に沿って移動させる移動機構と、
    移動機構に接続され、移動機構によって洗浄部を被処理基板の中央部から被処理基板の周縁部に向かって移動させる際、n段階に分けて洗浄部の移動速度を多段的に低下させるよう移動機構を制御する制御部と、を備え、
    k段階目(1≦k≦n)における洗浄部の理想移動速度vdk
    (rは被処理基板の中央部から被処理基板の周縁端部までの距離を示し、Tは洗浄部が被処理基板の中央部から被処理基板の周縁端部までに係る時間を示している)
    と定義づけた場合に、
    制御部は、被処理基板の中央部を洗浄する1段階目における洗浄部の移動速度を、1段階目における洗浄部の理想移動速度
    よりも遅くすることを特徴とする基板洗浄装置。
  2. 制御部は、被処理基板の周縁端部を洗浄するn段階目における洗浄部の移動速度を、n段階目における洗浄部の理想移動速度
    よりも遅くすることを特徴とする請求項1に記載の基板洗浄装置。
  3. 制御部は、k段階目における洗浄部の移動速度vとした場合に、
    となるように洗浄部の移動速度vを制御することを特徴とする請求項1または2のいずれかに記載の基板洗浄装置。
  4. 制御部は、k段階目における洗浄部の移動速度vとした場合に、洗浄部の移動速度vを、基板の中央部側の被洗浄面を洗浄する段階、または、基板の中央部側の被洗浄面を洗浄する段階および基板の周縁部側の被洗浄面の洗浄する段階のみに限り、同じk段階の理想移動速度vdkより遅くすることを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載の基板洗浄装置。
  5. 回転保持部によって、被処理基板を回転可能に保持する保持工程と、
    洗浄部によって、回転保持部によって保持された被処理基板の表面に洗浄液を供給する洗浄工程と、
    洗浄部に連結された移動機構によって、当該洗浄部を回転保持部に保持された被処理基板の表面に沿って移動させる移動工程と、を備え、
    k段階目(1≦k≦n)における洗浄部の理想移動速度vdk
    (rは被処理基板の中央部から被処理基板の周縁端部までの距離を示し、Tは洗浄部が被処理基板の中央部から被処理基板の周縁端部までに係る時間を示している)
    と定義づけた場合に、
    被処理基板の中央部を洗浄する1段階目における洗浄部の移動速度を、1段階目における洗浄部の理想移動速度
    よりも遅くすることを特徴とする基板洗浄方法。
  6. 被処理基板の周縁端部を洗浄するn段階目における洗浄部の移動速度を、n段階目における洗浄部の理想移動速度
    よりも遅くすることを特徴とする請求項5に記載の基板洗浄方法。
  7. 洗浄部の移動速度vを、
    となるように変化させることを特徴とする請求項5または6のいずれかに記載の基板洗浄方法。
  8. k段階目における洗浄部の移動速度vとした場合に、洗浄部の移動速度vを、基板の中央部側の被洗浄面を洗浄する段階、または、基板の中央部側の被洗浄面を洗浄する段階および基板の周縁部側の被洗浄面の洗浄する段階のみに限り、同じk段階の理想移動速度vdkより遅くすることを特徴とする請求項5乃至7のいずれかに記載の基板洗浄方法。
  9. 基板洗浄装置を制御するコンピュータによって実行されるプログラムが記録された記録媒体であって、
    前記コンピュータによって実行されることにより、
    洗浄部によって、回転保持部によって保持された被処理基板の表面に洗浄液を供給する洗浄工程と、
    洗浄部に連結された移動機構によって、当該洗浄部を回転保持部に保持された被処理基板の表面に沿って移動させる移動工程と、を備え、
    k段階目(1≦k≦n)における洗浄部の理想移動速度vdk
    (rは被処理基板の中央部から被処理基板の周縁端部までの距離を示し、Tは洗浄部が被処理基板の中央部から被処理基板の周縁端部までに係る時間を示している)
    と定義づけた場合に、
    被処理基板の中央部を洗浄する1段階目における洗浄部の移動速度を、1段階目における洗浄部の理想移動速度
    よりも遅くする基板洗浄方法を、
    前記基板洗浄装置に実施させることを特徴とする記録媒体。
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