JP2003093943A - 基板処理装置および基板処理方法 - Google Patents

基板処理装置および基板処理方法

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JP2003093943A
JP2003093943A JP2001293344A JP2001293344A JP2003093943A JP 2003093943 A JP2003093943 A JP 2003093943A JP 2001293344 A JP2001293344 A JP 2001293344A JP 2001293344 A JP2001293344 A JP 2001293344A JP 2003093943 A JP2003093943 A JP 2003093943A
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rinse
liquid supply
rinse liquid
nozzle
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JP2001293344A
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English (en)
Inventor
Joichi Nishimura
讓一 西村
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Dainippon Screen Manufacturing Co Ltd
Original Assignee
Dainippon Screen Manufacturing Co Ltd
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Publication date
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  • Exposure Of Semiconductors, Excluding Electron Or Ion Beam Exposure (AREA)
  • Photosensitive Polymer And Photoresist Processing (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 基板の種類などに拘束されず、いかなる現像
処理済基板に対しても十分なリンス液を供給して該基板
を良好にリンス処理することができる基板処理装置およ
び基板処理方法を提供する。 【解決手段】 窒素ガス供給源から供給される窒素ガス
と、液体供給源から供給される液体とをノズル31で混
合形成した混合物をリンス液Kとして現像処理済の基板
Wに供給されてリンス処理を実行しているので、リンス
処理に際してノズル31から基板Wへの吐出量に制限が
なく、基板Wに応じて吐出量を任意に設定することがで
き、如何なる基板Wに対しても十分なリンス液Kを供給
することができる。また、高圧ポンプを使用する必要が
ないので、装置コストを低減することができるととも
に、高圧ポンプを配設するスペースが不要となり、装置
の小型化を図ることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、半導体ウエハ、
フォトマスク用のガラス基板、液晶表示装置用のガラス
基板、光ディスク用の基板(以下、「基板」という)に
現像液を供給して現像処理を行った後、該基板にリンス
液を供給してリンス処理する基板処理装置および基板処
理方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】この種の基板処理装置は、例えばカラー
液晶ディスプレイ(LCD)のカラーフィルターの製造
において用いられる。すなわち、カラーフィルターの製
造では、ガラス基板に3色(レッド、グリーンおよびブ
ルー)のカラーフィルターを形成するにあたって、各色
毎に、カラーレジストの塗布処理、露光処理、現像処
理、リンス処理および乾燥処理が実行される。そして、
上記した基板処理装置は現像処理、リンス処理および乾
燥処理において用いられる。
【0003】この基板処理装置では、基板がスピンチャ
ックに装着され、現像液供給ノズルから現像液が供給さ
れて、基板の全面に現像液が塗布される。そして、所定
時間静止されて現像処理が進行される。その後、基板が
スピンチャックにより回転されて現像液が振り切られ、
次いで、リンス液供給ノズルから純水等のリンス液が吐
出されて基板上に残存する現像液が洗い流される。その
後、スピンチャックが高速で回転され、基板上に残存す
るリンス液が振り切られて基板が乾燥され、これによ
り、一連の処理が終了する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、従来の基板
処理装置では、現像処理を受けた基板(以下「現像処理
済基板」という)に対するリンス処理を良好に行うた
め、リンス液供給ノズルから現像処理済基板に向けて比
較的高圧のリンス液を吐出していた。具体的には、装置
内部にプランジャ式の高圧ポンプを設置し、この高圧ポ
ンプによってリンス液をリンス液供給ノズルに圧送する
ことで、該ノズルから高圧のリンス液を現像処理済基板
に供給していた。そのため、次のような問題が生じてい
た。
【0005】まず、プランジャ式の高圧ポンプでは、一
定時間かけてポンプのシリンダ内部にリンス液を引込
み、貯留した後、ピストンをシリンダエンドまで押し込
むことでリンス液供給ノズルをノズルに向けて圧送す
る。そのため、1回の吐出量に制限がある。したがっ
て、基板の種類や処理プロセスの種類などによっては多
量のリンス液が必要となる場合があるが、吐出量が制限
される従来装置では、このような要望に柔軟に対応する
ことが困難となっている。特に、基板サイズが大型化す
ると、その問題は顕著なものとなってくる。
【0006】また、高圧ポンプは金属製であり、しかも
高圧ポンプから高圧のリンス液が圧送されることからノ
ズル自体も金属材料で形成する必要があった。その結
果、リンス液中に金属イオンが含まれて基板に対してダ
メージを与えるおそれがあった。
【0007】また、従来装置では、リンス液を基板に供
給した際に発生するミストが装置周辺に飛散して汚染し
たり、基板にスプラッシュバックするのを防止すべく、
ミスト回収構造が必要となり、装置の複雑化を招いてい
た。すなわち、上記従来装置では、リンス液供給ノズル
を固定配置しているが、基板表面を比較的広い範囲にわ
たってリンス液を行き渡らせるようにするために、該ノ
ズルを基板表面から比較的高い位置に配置している。し
かも、上記のように高圧ポンプから該ノズルにリンス液
を圧送し、該ノズルから基板表面に向けてリンス液を高
圧で吐出している。このため、リンス液が基板表面に衝
突することで多量のミストが発生し、基板周辺を広い範
囲にわたって飛散することとなる。したがって、ミスト
を確実に回収して装置周辺の汚染や基板へのスプラッシ
ュバックを防止するためには、カップ自体を大型化する
のに加え、ミスト回収用の排気ボックスを設け、該ボッ
クスにミストを回収するように構成する必要があった。
【0008】さらに、レジストの種類によってリンス処
理の最適条件が異なる場合がある。例えば、あるカラー
レジストAではリンス液の圧力や流量などを比較的高く
設定しないと、基板上の不要なレジストを確実に除去す
ることができず、スカム(残渣)が残ってしまうのに対
し、別のレジストBではリンス液の圧力などを上記レジ
ストAに最も適したリンス度合いとなるように設定する
と、本来除去してはいけないパターニングされたレジス
トまでも除去されてしまい基板を損傷させてしまうこと
がある。したがって、レジストの種類などに応じて適切
なリンス度合いが得られるようにリンス処理の条件(圧
力や流量など)を設定することが望まれるが、従来装置
では高圧ポンプを用いてリンス液をノズルに圧送してい
るため、リンス処理の条件を柔軟に変更設定することが
困難であり、上記要望を満足することが難しかった。
【0009】この発明は上記課題に鑑みなされたもので
あり、基板の種類などに拘束されず、いかなる現像処理
済基板に対しても十分なリンス液を供給して該基板を良
好にリンス処理することができる基板処理装置および基
板処理方法を提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】この発明は、基板に現像
液を供給して現像処理を行った後、該基板にリンス液を
供給してリンス処理する基板処理装置および基板処理方
法であって、上記目的を達成するため、それぞれ以下の
ように構成している。この基板処理装置は、基板を保持
する基板保持ユニットと、基板保持ユニットに保持され
た基板に現像液を供給する現像液供給ユニットと、気体
を連続的に供給可能な気体供給源から供給される気体
と、液体を連続的に供給可能な液体供給源から供給され
る液体とを混合させて混合物を調製し、該混合物をリン
ス液としてリンス液供給ノズルから、基板保持ユニット
に保持された現像処理済の基板に吐出するリンス液供給
ユニットとを備えている(請求項1)。また、この基板
処理方法は、気体を連続的に供給可能な気体供給源から
供給される気体と、液体を連続的に供給可能な液体供給
源から供給される液体とを混合させて調製した混合物を
リンス液として現像処理済の基板に供給してリンス処理
を施している(請求項14)。
【0011】このように構成された発明では、気体供給
源から供給される気体と、液体供給源から供給される液
体とを混合調製してなる混合物がリンス液として現像処
理済の基板に供給されてリンス処理が実行される。した
がって、リンス処理に際してリンス液供給ノズルから現
像処理済基板への吐出量に制限がなく、現像処理済基板
に応じて吐出量を任意に設定可能となり、如何なる基板
に対しても十分なリンス液を供給することが可能とな
る。また、従来装置のように高圧ポンプを使用する必要
がなくなり、装置コストの低減を図ることができるとと
もに、従来装置において高圧ポンプを配設していたスペ
ースが不要となり、装置の小型化を図る上で有利とな
る。
【0012】ここで、現像処理済基板の面内におけるリ
ンス液の供給位置が基板中心と基板周縁との間を移動す
るように、リンス液供給ノズルをノズル移動手段により
移動させながら、リンス処理を施すようにしてもよい
(請求項2)。このように、リンス液供給ノズルを移動
させて基板面内にリンス液を供給する場合には、従来装
置のように固定配置したノズルからリンス液を供給する
場合に比べてノズルを基板に近接させることができ、ミ
スト発生を抑制することができる。
【0013】また、リンス液供給ノズルから現像処理済
基板にリンス液が吐出されたときに、リンス度合いに起
因する複数の因子のうち少なくとも1つ以上の因子を可
変対象因子として可変する可変手段を設け、基板の種類
に応じて可変手段を制御し、可変対象因子を基板の種類
に対応する値に設定するようにしてもよく、これによっ
て、基板に応じた最適条件でリンス処理が実行されるこ
ととなり、リンス処理をさらに良好に行うことができる
(請求項3)。
【0014】また、上記可変手段を設けた場合、リンス
液供給ノズルをノズル移動手段により移動させるのに伴
い、現像処理済基板の面内におけるリンス液の供給位置
に応じて可変手段を制御するようにしてもよく、これに
よって面内でのリンス度合いが均一化されることとな
り、リンス処理をさらに良好に行うことができる(請求
項4)。
【0015】このような可変対象因子を可変させる具体
例としては、(1)気体の流量と液体の流量とのうち少な
くとも一方の流量を可変対象因子として可変したり(請
求項5)、(2)気体の圧力と液体の圧力とのうち少なく
とも一方の圧力を可変対象因子として可変したり(請求
項6)、(3)現像処理済基板からリンス液供給ノズルま
での高さを可変対象因子として可変したり(請求項
7)、(4)現像処理済基板に対するノズルの角度を可変
対象因子として可変したり(請求項8)、(5)現像処理
済基板に対するリンス液供給ノズルの移動速度を可変対
象因子として可変したり(請求項9)、することができ
る。
【0016】また、現像処理済基板を回転させながらリ
ンス処理を行ってもよく、この場合、該基板の回転速度
を基板の種類に対応する値に設定することによって基板
に応じた最適条件でリンス処理が実行されることとな
り、リンス処理をさらに良好に行うことができる(請求
項10)。
【0017】また、現像処理済基板を回転させながらリ
ンス処理を行う場合、リンス液供給ノズルをノズル移動
手段により移動させるのに伴い、現像処理済基板の面内
におけるリンス液の供給位置に応じて基板の回転速度を
制御するようにしてもよく、これによって面内でのリン
ス度合いが均一化されることとなり、リンス処理をさら
に良好に行うことができる(請求項11)。
【0018】また、リンス液供給ユニットを構成するリ
ンス液供給ノズル、気体用配管および液体用配管をすべ
て樹脂材料で構成するのが望ましく、このように構成す
ることでリンス液はメタルフリーとなり、基板に対して
金属イオンの悪影響が及ぶのを防止することができる
(請求項12)。
【0019】さらに、気体として炭酸ガスを用いると、
リンス液に炭酸ガスが混在することとなり、炭酸ガスの
溶解によりリンス液の比抵抗値は気体として空気や窒素
ガスなどを液体に混合させて調製されたリンス液に比べ
て大幅に低下している。そして、このように比抵抗値が
低下した炭酸溶解リンス液により基板をリンス処理する
と、炭酸溶解リンス液を通して基板上の電荷が吸収され
て基板から除去され、その結果、基板の放電破壊などが
効果的に防止される(請求項13)。
【0020】
【発明の実施の形態】図1はこの発明にかかる基板処理
装置の一実施形態を示す平面図である。また、図2は図
1の基板処理装置を構成する基板保持ユニットと現像液
供給ユニットとを示す図である。さらに、図3は図1の
基板処理装置を構成する基板保持ユニットとリンス液供
給ユニットとを示す図である。この基板処理装置は、大
きく分けて、基板Wを保持する基板保持ユニット1と、
基板保持ユニット1において保持されている基板Wに現
像液を供給して現像処理を実行する現像液供給ユニット
2と、現像液供給ユニット2により現像処理が施された
現像処理済基板Wに対してリンス液を供給してリンス処
理を実行するリンス液供給ユニット3と、装置各部を制
御する制御手段として機能するコントローラ4と、コン
トローラ4に電気的に接続された指示部5とで構成され
ている。以下、各部の構成を説明した後、装置全体の動
作について説明する。
【0021】まず、基板保持ユニット1では、真空チャ
ック11により基板Wを略水平状態で支持可能となって
いる。この真空チャック11は、底面に連結された回転
軸13を介して電動モータ14に連結されており、コン
トローラ4からの回転指令に応じて電動モータ14を駆
動すると、基板Wを保持したまま真空チャック11が回
転中心P周りに水平面内で回転する。なお、この実施形
態では、この電動モータ14は種々の回転速度で回転可
能となっており、必要に応じて基板Wの回転速度を変更
設定可能となっている。また、この実施形態では基板W
を真空吸着することで基板Wを保持しているが、いわゆ
るメカチャック方式により基板Wを機械的に保持するよ
うにしてもよいことはいうまでもない。
【0022】また、真空チャック11の周囲には、後述
するリンス液供給ノズルから吐出されたリンス液Kが飛
散するのを防止するために、飛散防止カップ15が配備
されている。この飛散防止カップ15は、図示していな
い搬送手段が未処理の基板Wを真空チャック11に載置
したり、処理済の基板Wを真空チャック11から受け取
る際には、図中の矢印で示すように真空チャック11に
対して昇降するように構成されている。
【0023】次に、現像液供給ユニット2の構成につい
て、図1および図2を参照しつつ説明する。この現像液
供給ユニット2は、図示を省略する現像液タンクから供
給される現像液を真空チャック11に支持されている基
板Wの表面に向けて吐出して基板Wの表面に現像液を広
がらせて現像液層を形成するスリットノズル21を有し
ている。すなわち、スリットノズル21は基板Wの直径
と同等の長さを有する現像液供給口22を有しており、
その現像液供給口22から現像液を静止させた基板W上
に滴下させつつ、水平方向移動機構23を使用してスリ
ットノズル21を基板Wと平行に(+X)の向きに移動
させ、基板Wの表面全面に現像液を盛るようにしてい
る。なお、現像液供給口22の長さは基板Wの直径と同
等に限定されず、それ以上の長さを有していてもよい。
また、現像液を盛る際には基板Wに与える現像液の衝撃
を考慮し、スリットノズル21が基板Wの上方に位置す
る手前から現像液の滴下を開始し、スリットノズル21
を(+X)の向きに移動させている。
【0024】スリットノズル21の水平方向移動機構2
3は、モータ231、プーリ232、233およびベル
ト234で構成されている。モータ231のモータ軸に
はプーリ233が連結されており、プーリ232、23
3にはベルト234が掛けられている。すなわち、モー
タ231の回転にともなってベルト234が循環回走す
るように構成されている。また、ベルト234と昇降機
構24のサーボモータ241とは係止部材244によっ
て接続されている。したがって、モータ231の正また
は逆回転にともなって、サーボモータ241がX軸方向
に前進または後退し、その結果昇降機構24の上部に設
けられているスリットノズル21が(+X)または(−
X)の向きに移動することとなる。
【0025】一方、昇降機構24は、サーボモータ24
1とカップリング243とボールネジ242とで構成さ
れている。サーボモータ241の回転は、カップリング
243を介してボールネジ242に伝達される。ボール
ネジ242にはスリットノズル21が螺合されている。
したがって、サーボモータ241の正または逆回転によ
ってスリットノズル21が鉛直方向に昇降されることに
なる。なお、カップリング243はサーボモータ241
のモータ軸242とボールネジ242との軸ずれを吸収
してサーボモータ241を保護するための部材である。
【0026】なお、この現像液供給ユニット2では、現
像液を吐出する現像ノズルとしてスリットノズル21を
用いているが、これに限定されるものではなく、これ以
外にストレートノズル、SSノズル、SIノズル、MI
ノズルなどのノズルを用いることができる。
【0027】次に、リンス液供給ユニット3の構成につ
いて、図1、図3および図4を参照しつつ説明する。な
お、図4はリンス液供給ノズルの拡大図である。
【0028】これらの図に示すように、リンス液供給ユ
ニット3には、リンス液供給ノズル31が設けられてお
り、後述するように純水などの液体と窒素ガスなどの気
体とを混合させてなるリンス液Kをその吐出孔311か
ら基板Wの表面に供給するように構成されているととも
に、その胴部312には支持アーム32が取り付けられ
ている。
【0029】また、胴部312の支持アーム32が取り
付けられている部分には、図4に示すように、リンス液
供給ノズル31が基板Wに対して傾斜角θの範囲で揺動
可能にする駆動部33を備えている。
【0030】また、リンス液供給ノズル31は支持アー
ム32ごと、昇降・移動機構34によって、基板W面内
をリンス液Kが供給される供給開始位置Sから回転中心
Pを通って供給終了位置Fに向かうように揺動可能とな
っている。さらに、支持アーム32には、回転モータ3
41の回転軸342に連結されている。回転モータ34
1は回転中心Pbの周りにリンス液供給ノズル31を基
板W上で揺動させるためのものであり、その回転量がエ
ンコーダ343によって検出されて後述するコントロー
ラ4にフィードバックされる。
【0031】なお、エンコーダ343は、直接的には、
リンス液供給ノズル31の位置を検出することによっ
て、基板面内を移動するリンス液Kの供給位置を検出し
ている。また、傾斜角θは、処理条件により適宜に設定
される。なお、回転モータ341は本発明のノズル移動
手段に相当する。また、駆動部33は角度可変手段に相
当する。
【0032】回転モータ341とエンコーダ343を搭
載している昇降ベース344は、立設されたガイド34
5に摺動自在に嵌め付けられているとともに、ガイド3
45に並設されているボールネジ346に螺合されてい
る。このボールネジ346は、昇降モータ347の回転
軸に連動連結されており、その昇降量は回転量としてエ
ンコーダ348によって検出されて後述するコントロー
ラ4にフィードバックされる。つまり、昇降・移動機構
34により、リンス液供給ノズル31が昇降および揺動
移動するようになっている。なお、上記のボールネジ3
46と、昇降モータ347とは本発明におけるノズルの
高さ可変手段に相当する。
【0033】また、リンス液供給ノズル31は、その胴
部312に対し、気体用配管35aによって窒素ガス供
給源が、また液体用配管35bによって純水などの液体
供給源がそれぞれ連通接続された2流体ノズルを構成し
ている。このため、リンス液供給ノズル31にそれぞれ
供給された窒素ガスおよび液体がリンス液供給ノズル3
1で混合されて混合物が形成され、これがリンス液Kと
して該ノズル31の吐出孔311から基板Wの表面に向
けて吐出される。なお、これら窒素ガス供給源および液
体供給源は、基板処理装置が設置される工場の用力設備
として設けられており、連続的にリンス液供給ノズル3
1に供給可能となっている。
【0034】また、気体用配管35aには、流通する窒
素ガスの圧力・流量をコントローラ4から入力された制
御信号に対応する圧力・流量に変換して調整する電空レ
ギュレータ36aと、窒素ガスの圧力を検出する圧力セ
ンサ37aと、流量を検出する流量センサ38aとがそ
れぞれ備えられている。なお、使用される気体は窒素ガ
スに限定されるものではなく、空気や炭酸ガスなどのよ
うに2流体ノズルに用いられるものならば、特に限定さ
れない。
【0035】また、液体用配管35bには、流通する液
体の圧力・流量を調整するための比例弁36bと、液体
の圧力を検出する圧力センサ37bと、流量を検出する
流量センサ38bとがそれぞれ備えられている。なお、
使用される液体は、純水、酸、アルカリ、希釈現像液お
よびオゾンを純水に溶解したオゾン水などの基板リンス
処理に使用される液体であれば、特に限定されない。
【0036】電空レギュレータ36aには、本発明の制
御手段に相当するコントローラ4から制御信号が入力さ
れ、この制御信号に応じて配管35aを流通する窒素ガ
スの圧力および流量が調整される。また、比例弁36b
にも、コントローラ4から制御信号が入力され、この制
御信号に応じて配管35bを流通する純水などの液体の
圧力および流量が調整される。一方、圧力センサ37
a、37bと流量センサ38a、38bのそれぞれから
逐次検出された検出結果がコントローラ4にフィードバ
ックされる。なお、電空レギュレータ36aおよび比例
弁36bの各々は本発明の流量可変手段と圧力可変手段
の両方に相当する。
【0037】本実施例の特徴的構成を備えているコント
ローラ4には、基板保持ユニット1に設けられた電動モ
ータ14と、現像液供給ユニット2に設けられたモータ
231およびサーボモータ241と、リンス液供給ユニ
ット3に設けられた回転モータ341、昇降モータ34
7、エンコーダ343、348、リンス液供給ノズル3
1の駆動部33、電空レギュレータ36a、圧力センサ
37a、37bおよび流量センサ38a、38bとが接
続されている。そして、各基板Wに応じた処理条件が、
処理プログラム(「レシピー」とも呼ばれる)として予
めコントローラ4のメモリ(図示省略)に格納されてお
り、各基板Wごとの処理プログラムに準じて装置各部が
制御されている。
【0038】なお、コントローラ4には、さらに処理プ
ログラムの作成・変更や、複数の処理プログラムの中か
ら所望のものを選択するために用いる指示部5が接続さ
れている。各部の制御および作用については、以下基板
の処理例を用いて具体的に説明する。
【0039】まず、ある色のカラーレジストAが塗布装
置によって塗布され、さらに露光装置によって露光処理
を受けた基板Wが図示していない搬送手段によって図1
の基板処理装置に搬送されてくると、その基板Wは基板
保持ユニット1の真空チャック11上に載置されて基板
保持ユニット1により保持される。こうして、基板搬入
が完了すると、複数の処理プログラム(レシピー)から
選択されたプログラムに従ってコントローラ4が装置各
部を制御して現像液供給ユニット2による現像処理およ
びリンス液供給ユニット3によるリンス処理を続けて行
う。特に、この実施形態では、リンス処理に特徴がある
ため、この点を中心に説明を続ける。
【0040】現像液供給ユニット2による現像処理が完
了すると、スリットノズル21が現像処理済の基板Wの
上方位置から退避し、所定の待機位置で次の現像処理ま
で待機する。一方、リンス液供給ユニット3では、現像
処理済基板Wを一定速度で回転させつつ、リンス液供給
ノズル31から基板Wへのリンス液Kの供給を開始す
る。このとき、図1に示すように、供給開始位置Sが、
基板Wの周縁上にあるので、基板Wの回転に伴うリンス
液供給ノズル31に対する相対速度が回転中心Pよりも
速くなる。そのため、コントローラ4では、エンコーダ
343から検出されたリンス液供給ノズル31の位置に
基づいて、電空レギュレータ36aに備えられた調整弁
の開閉を調整して窒素ガスの流量を回転中心Pの時点よ
りも多くなるように制御信号を電空レギュレータ36a
に送って制御している。
【0041】そして、リンス液供給ノズル31は、回転
中心Pを通りリンス液Kの供給終了位置Fまで一定の速
度で移動する。このとき、リンス液供給ノズル31に供
給される窒素ガスの流量は、エンコーダ343から検出
されたリンス液供給ノズル31の位置に応じて、図5の
実線に示すように、可変される。つまり、リンス液供給
ノズル31の位置が供給開始位置Sから回転中心Pに向
かうにつれて窒素ガスの流量が減少され、逆に回転中心
Pから供給終了位置Fに向かうにつれて窒素ガスの流量
が増加される。すなわち、リンス液供給ノズル31に対
する相対速度に関係なく基板Wの単位面積当たりのリン
ス液Kの供給量が一定となるようにコントローラ4が電
空レギュレータ36aを制御している。
【0042】リンス液供給ノズル31が供給終了位置F
に到達すると、コントローラ4からの制御信号が電空レ
ギュレータ36aおよび比例弁36bに送られてリンス
液Kの供給が停止される。そして、リンス液供給ノズル
31は待機位置39に移動される。そして、基板Wを高
速回転させて基板に付着しているリンス液Kを飛散し、
基板Wの振り切り乾燥処理を行ってカラーレジストAに
ついての一連の処理(塗布処理、露光処理、現像処理、
リンス処理および乾燥処理)を実行して該カラー色のカ
ラーフィルターを形成する。
【0043】そして、この基板Wについては、再びレジ
スト塗布装置に搬送されて次の色のカラーレジストBの
レジスト塗布が行われた後、さらに露光装置によって露
光処理が行われる。そして、カラーレジストAの場合と
同様にして現像処理、リンス処理および乾燥処理が実行
される。ただし、ここでは、カラーレジストの種類が相
違しているため、リンス処理の最適条件が相違している
ため、そのカラーレジストBに適したレシピーがコント
ローラ4のメモリから読み出され、そのレシピーにした
がってリンス処理が実行される。
【0044】すなわち、現像液供給ユニット2による現
像処理が完了すると、スリットノズル21が現像処理済
の基板Wの上方位置から退避し、所定の待機位置で次の
現像処理まで待機する。一方、リンス液供給ユニット3
では、現像処理済基板Wを一定速度で回転させつつ、図
5の破線で示す流量パターンで窒素ガスの流量を変化さ
せながら、リンス液供給ノズル31が供給開始位置Sか
ら回転中心Pを経て供給終了位置Fに移動する。これに
よって、リンス液供給ノズル31に対する相対速度に関
係なく基板Wの単位面積当たりのリンス液Kの供給量が
一定となる。なお、ここでは、カラーレジストBのレジ
ストパターンがカラーレジストAのそれよりもパターン
が飛びやすいという前提に立って、窒素ガスの流量をカ
ラーレジストAの場合より全体的に少なく設定している
が、逆の関係にある場合には、窒素ガスの流量をカラー
レジストAの場合より全体的に多く設定すればよい。要
は、レジストパターンの物理特性に応じて窒素ガスの流
量を最適化すればよい。
【0045】そして、リンス液供給ノズル31が供給終
了位置Fに到達すると、コントローラ4からの制御信号
が電空レギュレータ36aおよび比例弁36bに送られ
てリンス液Kの供給が停止させた後、基板Wを高速回転
させて基板に付着しているリンス液Kを飛散し、基板W
の振り切り乾燥処理を行ってカラーレジストBについて
の一連の処理(塗布処理、露光処理、現像処理、リンス
処理および乾燥処理)を実行してカラーレジストBを用
いたカラーフィルターを形成する。なお、このような一
連の処理を残りの色のカラーレジストについても実行し
て残りの色のカラーフィルターを形成する。
【0046】以上のように、この実施形態によれば、本
発明の気体供給源に相当する窒素ガス供給源から供給さ
れる気体(窒素ガス)と、液体供給源から供給される液
体とをリンス液供給ノズル31で混合形成した混合物を
リンス液Kとして現像処理済の基板Wに供給してリンス
処理を実行しているので、リンス処理に際してリンス液
供給ノズル31から現像処理済基板Wへの吐出量に制限
がなく、現像処理済基板Wに応じて吐出量を任意に設定
することができる。したがって、如何なる基板Wに対し
ても十分なリンス液Kを供給することができ、良好なリ
ンス処理が実行可能となっている。
【0047】また、従来装置のように高圧ポンプを使用
する必要がないので、装置コストを低減することができ
るとともに、高圧ポンプを配設するスペースが不要とな
り、装置の小型化を図ることができる。また、高圧ポン
プが不要となるため、リンス液供給ノズル31、気体用
配管35aおよび液体用配管35bを全て樹脂材料で構
成してもよく、このように樹脂製品によってリンス液供
給ノズル31などを構成することによってリンス液Kは
メタルフリーとなり、リンス液による基板Wの金属汚染
を防止し、金属イオンによる悪影響を防止することがで
きる。
【0048】また、気体として窒素ガスの代わりに炭酸
ガスを用いると、リンス液Kに炭酸ガスが混在すること
となり、炭酸ガスの溶解によりリンス液Kの比抵抗値が
気体として空気や窒素ガスなどを液体に混合調製してな
るリンス液Kに比べて大幅に低下することとなり、この
炭酸溶解リンス液により基板Wをリンス処理すると、炭
酸溶解リンス液を通して基板W上の電荷が吸収されて基
板Wから除去され、その結果、基板Wの放電破壊などを
効果的に防止することができる。
【0049】ここで、炭酸ガスを気体用配管35aを介
してノズル31に供給する代わりに、用力設備と接続さ
れた位置に比抵抗管理ユニットを設け、この比抵抗管理
ユニットによって用力設備から基板処理装置に供給され
た純水などの液体に炭酸ガスを混入させて炭酸溶解液体
を形成しておき、比抵抗管理ユニットの出力側で分岐し
た配管を液体用配管35bとしてノズル31に連通接続
させてもよい。ただし、このように比抵抗管理ユニット
を取り付けると、装置全体で炭酸溶解液体を使用するこ
ととなり、炭酸ガスの使用量が増えてしまう。これに対
し、上記した変形例の如く炭酸ガスを気体用配管35a
を介してノズル31に供給するように構成した場合に
は、炭酸ガスの使用が2流体ノズル31に限定されるこ
ととなり、比抵抗管理ユニットを用いた場合に比べて炭
酸ガスの使用量を大幅に削減することができ、より好適
である。
【0050】また、現像処理済基板Wの面内におけるリ
ンス液Kの供給位置が供給開始位置Sから回転中心Pを
経て供給終了位置Fに移動するように、リンス液供給ノ
ズル31を回転モータ(ノズル移動手段)341により
移動させながら、リンス処理を施すように構成している
ので、従来装置のように固定配置したリンス液供給ノズ
ルからリンス液を供給する場合に比べてリンス液供給ノ
ズル31を基板Wに近接させることができ、ミスト発生
を効果的に抑制することができる。
【0051】また、図5に示すように基板Wの種類(レ
ジストの種類)に応じて窒素ガスの流量パターンを変化
させてリンス液Kの供給量を基板Wの種類に対応させて
いる、つまり基板Wの種類に対応する最適な処理条件で
リンス処理を実行しているので、リンス処理をさらに良
好に行うことができる。
【0052】さらに、図5の実線や破線に示すように、
リンス液供給ノズル31を回転モータ(ノズル移動手
段)341により移動させるのに伴い、現像処理済基板
Wの面内におけるリンス液Kの供給位置に応じて電空レ
ギュレータ36aの開度を制御しているため、基板Wの
面内でのリンス度合いを均一化することができ、リンス
処理をさらに良好に行うことができる。事実、発明者が
実験を行ったところ、図6に示すような結果が得られ
た。つまり、基板Wの回転、気体の流量および圧力が一
定に設定された従来装置を用いた時のパーティクル除去
率は、基板の中心部に対して周縁部で約20%も低下し
ている。一方、本実施例装置においては、除去率の変動
を約5%に抑制されていることが確認された。すなわ
ち、窒素ガスの流量を調整するだけで基板Wの全面にわ
たってほぼ均一に高いパーティクル除去率を維持したリ
ンス処理を行うことができる。
【0053】なお、本発明は上記した実施形態に限定さ
れるものではなく、その趣旨を逸脱しない限りにおいて
上述したもの以外に種々の変更を行うことが可能であ
る。例えば、上記実施形態では、基板面内のリンス液K
の供給位置に応じて窒素ガスの流量を可変しているが、
液体もしくは気体と液体の両方の流量を供給開始位置S
から回転中心Pに向かうにつれて減らし、逆に回転中心
Pから供給終了位置Fに向かうにつれて増やすようにし
てもよい。
【0054】また、上記実施形態では、(a)流量を可変
させているが、それ以外の因子を可変対象因子として可
変制御するようにしてもよい。
【0055】(b)窒素ガスの圧力を可変制御する場合 上記(a)と同−の構成と効果を有するので、説明の重
複を避けるため、相違する点のみを説明する。以下同様
とする。
【0056】コントローラ4は、移動するリンス液供給
ノズル31の位置をエンコーダ343で逐次検出し、各
位直に応じた制御信号を電空レギュレータ36aに送り
窒素ガスの圧力を調整する。このとき、圧力センサ37
aで逐次検出された気体の圧力がコントローラ4にそれ
ぞれフィードバックされる。そして、コントローラ4は
窒素ガスの圧力を以下のように可変するように電空レギ
ュレータ36aを制御している。
【0057】すなわち、リンス液供給ノズル31は、リ
ンス液Kの供給開始位置Sから回転中心Pを通りリンス
液Kの供給終了位置Fまで一定の速度で移動する。この
とき、リンス液供給ノズル31に供給される窒素ガスの
圧力は、エンコーダ343から検出された位置に応じ
て、図7に示すように、可変される。つまり、リンス液
供給ノズル31の位置が供給開始位置Sから回転中心P
に向かうにつれて、窒素ガスの圧力が低くされ逆に回転
中心Pから供給終了位置Fに向かうにつれて、窒素ガス
の圧力が高くされる。そのため、リンス液供給ノズル3
1に対する相対速度の速い基板Wの周縁部側では基板に
衝突するリンス液Kの衝突レベルが強く、回転中心P側
では衝突レベルが弱くなるので、相対速度に関係なく基
板の全面にわたってリンス度合いが一定にされる。
【0058】なお、基板Wの種類に応じて、上記(a)と
同様に、圧力パターンを変化させてリンス液Kの供給量
を基板Wの種類に対応させている、つまり基板Wの種類
に対応する最適な処理条件でリンス処理を実行すること
でリンス処理をさらに良好に行うことができる。この点
に関しては、以下に説明する(c)〜(f)についても同様で
ある。
【0059】また、この実施例では、基板面内のリンス
液Kの供給位置に応じて気体の圧力を可変しているが、
液体もしくは気体と液体の両方の圧力を供給開始位置S
から回転中心Pに向かうにつれて低くし、逆に回転中心
Pから供給終了位置Fに向かうにつれて高くするように
してもよい。
【0060】(c)ノズルの高さを可変制御する場合 コントローラ4は、移動するリンス液供給ノズル31の
位置をエンコーダ343で逐次検出し、各位置に応じて
昇降・移動機構34を制御している。つまり、基板Wの
表面からリンス液供給ノズル31までの高さを可変する
ことにより、リンス液供給ノズル31から吐出されたリ
ンス液Kの速度が調整され、基板W面内に供給されるリ
ンス液Kの衝突レベルの強弱を制御している。
【0061】すなわち、リンス液供給ノズル31は、供
給開始位置Sから回転中心Pを通り供給終了位置Fまで
一定の速度で移動する。このとき、リンス液供給ノズル
31の高さは、エンコーダ343から検出された位置に
応じて、図8に示すように、可変される。つまり、リン
ス液供給ノズル31の移動する位置が供給開始位置Sか
ら回転中心Pに向かうにつれて、リンス液供給ノズル3
1の高さを高くなるようにし、逆に回転中心Pから供給
終了位置Fに向かうにつれて、低くなるように制御され
る。
【0062】したがって、基板Wの周縁側ではリンス液
Kの衝突レベルが強く、回転中心P側に向かうにつれ衝
突レベルが弱くなるので、リンス液供給ノズル31に対
する相対速度に関係なく基板Wの全面にわたってリンス
度合いが一定にされる。
【0063】(d)ノズルの角度を可変するように制御
する場合 コントローラ4は、移動するリンス液供給ノズル31の
位置をエンコーダ343で逐次検出し、各位置に応じて
駆動部33を制御している。つまり、基板W面に対して
リンス液供給ノズル31の角度を可変することにより、
基板W面内に供給されるリンス液Kの衝突レベルの強弱
を制御している。
【0064】すなわち、リンス液供給ノズル31は、供
給開始位置Sから回転中心Pを通り供給終了位置Fまで
一定の速度で移動する。このとき、リンス液供給ノズル
31の角度は、エンコーダ343から検出された位置に
応じて、図9に示すように、可変される。つまり、リン
ス液供給ノズル31の位置が供給開始位置Sのとき、基
板面へのリンス液Kの衝突レベルが最も強くなるよう
に、基板Wの表面に対してリンス液供給ノズル31の吐
出孔311が垂直下方向(90゜)に向けられるように
設定される。そして、リンス液供給ノズル31が回転中
心Pに向かうにつれて、リンス液供給ノズル31に傾斜
角θを持たせるようにし、リンス液Kの衝突レベルが弱
くなるようにしている。逆に回転中心Pから供給終了位
置Fに向かうにつれて、リンス液供給ノズル31の傾斜
角θを垂直(90゜)になるようにし、リンス液Kの衝
突レベルを強くしている。
【0065】したがって、基板Wの周縁側ではリンス液
Kの衝突レベルが強く、回転中心P側に向かうにつれ衝
突レベルが弱くなるので、リンス液供給ノズル31の相
対速度に関係なく基板Wの全面にわたってリンス度合い
が一定にされる。
【0066】(e)ノズルの移動速度を制御する場合 コントローラ4は、基板面内を移動するリンス液供給ノ
ズル31の位置をエンコーダ343で逐次検出し、各位
置に応じてリンス液供給ノズル31の移動速度を制御し
ている。すなわち、リンス液供給ノズル31は、図10
に示すように、供給開始位置Sから回転中心Pに向かう
につれて移動速度を速くし、逆に回転中心Pから供給終
了位置Fに向かうにつれて移動速度を遅くしている。そ
うすることで、リンス液供給ノズル31に対する相対速
度の速い基板周縁部側と相対速度の遅い回転中心P側の
基板面内での単位面積当たりのリンス液Kの供給量が均
等に保たれる。したがって、基板W面内の位置により相
対速度による洗浄ムラが抑制され、基板Wの全面にわた
ってリンス度合いが一定にされる。
【0067】(f)基板の回転速度を制御する場合 コントローラ4は、基板面内を移動するリンス液供給ノ
ズル31の位置をエンコーダ343で逐次検出し、各位
置に応じて電動モータ14の回転速度を制御している。
すなわち、電動モータ14は、図11に示すように、リ
ンス液供給ノズル31が供給開始位置Sから回転中心P
に向かうにつれて回転速度を遅くし、逆に回転中心Pか
ら供給終了位置Fに向かうにつれて回転速度を速くして
いる。そうすることで、リンス液供給ノズル31に対す
る相対速度の速い基板周縁部側と相対速度の遅い回転中
心P側の基板面内での単位面積当たりのリンス液Kの供
給量が均等に一保たれる。したがって、基板面内の位置
により相対速度による洗浄ムラが抑制され、基板Wの全
面にわたってリンス度合いが一定にされる。
【0068】以上のように、上記(a)〜(e)の実施形態で
は、基板Wのリンス処理効果に起因する各因子をコント
ローラ4により制御することにより、回転している基板
のリンス液Kの供給位置に応じて、リンス液Kの供給量
や、基板に衝突するリンス液Kの衝突レベルが調整され
る。その結果、基板洗浄時の基板の回転に伴うリンス液
供給ノズル31に対する相対速度に関係なく、基板Wの
全面にわたって高いパーティクル除去率を維持した洗浄
を行うことができる。
【0069】また、上記実施形態では、リンス液供給ノ
ズル31において窒素ガスなどの気体と純水などの液体
とを混合させてリンス液Kを形成しているが、ノズル3
1より上流側で気体と液体とを混合させてリンス液Kを
形成させておき、該リンス液Kをさらにノズル31に供
給して基板Wに向けて吐出させるように構成してもよ
い。
【0070】また、上記実施形態では、1個のノズル3
1を用いてリンス液Kの供給開始位置Sから供給終了位
置Fまで移動させていたが、2個以上のノズルを用いて
もよい。
【0071】また、上記実施形態では、基板面の供給開
始位置Sから回転中心Pを通って供給終了位置Fまでの
間を一方向に1回、ノズルを移動させているが、往復移
動させて複数回に渡り、リンス液Kを基板Wに供給する
ようにしてもよい。
【0072】また、上記実施形態では、基板のリンス効
果に起因する因子を単体で制御して基板Wに対するリン
ス処理を行っているが、複数個の因子を制御してリンス
処理を行ってもよい。
【0073】さらに、上記実施形態は、本発明を現像処
理に続いてリンス処理を同一装置内で実行する基板処理
装置に適用したものであるが、基板の種類や面内でのリ
ンス液の供給位置などに応じて基板のリンス効果に起因
する因子を可変制御するという技術思想については、リ
ンス処理のみを単独で実行する基板処理装置にも適用可
能である。
【0074】
【発明の効果】以上のように、この発明によれば、気体
供給源から供給される気体と、液体供給源から供給され
る液体とを混合した混合物をリンス液として現像処理済
の基板に供給してリンス処理を行うように構成している
ので、リンス処理に際してリンス液供給ノズルから現像
処理済基板への吐出量に制限がなく、現像処理済基板に
応じた吐出量でリンス処理を行うことができる。つま
り、基板の種類などに拘束されず、いかなる現像処理済
基板に対しても十分なリンス液を供給して該基板を良好
にリンス処理することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明にかかる基板処理装置の一実施形態を
示す平面図である。
【図2】図1の基板処理装置を構成する基板保持ユニッ
トと現像液供給ユニットとを示す図である。
【図3】図1の基板処理装置を構成する基板保持ユニッ
トとリンス液供給ユニットとを示す図である。
【図4】リンス液供給ノズルの拡大図である。
【図5】リンス液供給ノズルに供給される気体の流量変
化を示した図である。
【図6】図1の基板処理装置と従来の装置によるパーテ
ィクル除去率を示した図である。
【図7】リンス液供給ノズルに供給される気体の圧力変
化を示した図である。
【図8】基板面内を移動するリンス液供給ノズルの高さ
の変化を示した図である。
【図9】基板面内を移動するリンス液供給ノズルの角度
の変化を示した図である。
【図10】基板面内を移動するリンス液供給ノズルの移
動速度の変化を示した図である。
【図11】基板面内を移動するリンス液供給ノズルの移
動に応じて変化する回転モータの回転数を示した図であ
る。
【符号の説明】
1…基板保持ユニット 2…現像液供給ユニット 3…リンス液供給ユニット 4…コントローラ(制御手段) 11…真空チャック 13…回転軸 14…電動モータ 31…リンス液供給ノズル 33…駆動部(可変手段) 34…昇降・移動機構(可変手段) 35a…気体用配管 35b…液体用配管 36a…電空レギュレータ(可変手段) 36b…比例弁(可変手段) 341…回転モータ(ノズル移動手段) A…カラーレジスト B…カラーレジスト F…供給終了位置 K…リンス液 P…回転中心 S…供給開始位置 W…(現像処理済)基板 θ…傾斜角
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) // G03F 7/30 502 H01L 21/30 569C Fターム(参考) 2H096 AA25 AA27 GA17 GA29 GA31 4D075 AC64 AC94 BB57Z BB65Z CA47 DA08 DB13 DC27 EA60 4F041 AA02 AA05 AB01 AB08 BA31 BA43 4F042 AA02 AA08 EB08 5F046 LA03 LA04 LA14

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基板に現像液を供給して現像処理を行っ
    た後、該基板にリンス液を供給してリンス処理する基板
    処理装置において、 基板を保持する基板保持ユニットと、 前記基板保持ユニットに保持された基板に前記現像液を
    供給する現像液供給ユニットと、 気体を連続的に供給可能な気体供給源から供給される気
    体と、液体を連続的に供給可能な液体供給源から供給さ
    れる液体とを混合させて混合物を調製し、該混合物を前
    記リンス液としてリンス液供給ノズルから、前記基板保
    持ユニットに保持された現像処理済の基板に吐出するリ
    ンス液供給ユニットとを備えたことを特徴とする基板処
    理装置。
  2. 【請求項2】 前記リンス液供給ユニットは前記リンス
    液供給ノズルを前記基板保持ユニットにより保持された
    前記現像処理済基板に対して移動させるノズル移動手段
    をさらに備え、 前記現像処理済基板の面内におけるリンス液の供給位置
    が、基板中心と基板周縁との間を移動するように前記リ
    ンス液供給ノズルを前記ノズル移動手段により移動させ
    てリンス処理を施す請求項1記載の基板処理装置。
  3. 【請求項3】 前記リンス液供給ユニットが、前記リン
    ス液供給ノズルから前記現像処理済基板にリンス液が吐
    出されたときに、リンス度合いに起因する複数の因子の
    うち少なくとも1つ以上の因子を可変対象因子として可
    変する可変手段をさらに備える請求項1または2記載の
    基板処理装置において、 前記基板の種類に応じて前記可変手段を制御し、前記可
    変対象因子を前記基板の種類に対応する値に設定する制
    御手段をさらに備えた基板処理装置。
  4. 【請求項4】 前記リンス液供給ユニットが、前記リン
    ス液供給ノズルから前記現像処理済基板にリンス液が吐
    出されたときに、リンス度合いに起因する複数の因子の
    うち少なくとも1つ以上の因子を可変対象因子として可
    変する可変手段をさらに備える請求項2記載の基板処理
    装置において、 前記現像処理済基板の面内における前記リンス液の供給
    位置に応じて前記可変手段を制御する制御手段をさらに
    備えた基板処理装置。
  5. 【請求項5】 前記可変手段は、前記気体の流量と前記
    液体の流量とのうち少なくとも一方の流量を前記可変対
    象因子として可変する請求項3または4記載の基板処理
    装置。
  6. 【請求項6】 前記可変手段は、前記気体の圧力と前記
    液体の圧力とのうち少なくとも一方の圧力を前記可変対
    象因子として可変する請求項3または4記載の基板処理
    装置。
  7. 【請求項7】 前記可変手段は、前記現像処理済基板か
    ら前記リンス液供給ノズルまでの高さを前記可変対象因
    子として可変する請求項3または4記載の基板処理装
    置。
  8. 【請求項8】 前記可変手段は、前記現像処理済基板に
    対するノズルの角度を前記可変対象因子として可変する
    請求項3または4記載の基板処理装置。
  9. 【請求項9】 前記リンス液供給ユニットは前記リンス
    液供給ノズルを前記基板保持ユニットにより保持された
    前記現像処理済基板に対して移動させるノズル移動手段
    をさらに備え、 前記可変手段は、前記現像処理済基板に対する前記リン
    ス液供給ノズルの移動速度を前記可変対象因子として可
    変する請求項3または4記載の基板処理装置。
  10. 【請求項10】 前記基板保持ユニットは保持している
    前記現像処理済基板を種々の回転速度で回転可能となっ
    ており、前記リンス液供給ユニットのリンス液供給ノズ
    ルから前記リンス液を前記現像処理済基板に向けて吐出
    してリンス処理を施す請求項1または2記載の基板処理
    装置において、 前記基板の種類に応じて前記基板保持ユニットに保持さ
    れた基板の回転速度を制御し、前記回転速度を前記基板
    の種類に対応する値に設定する制御手段をさらに備えた
    基板処理装置。
  11. 【請求項11】 前記基板保持ユニットは保持している
    前記現像処理済基板を種々の回転速度で回転可能となっ
    ており、前記リンス液供給ユニットのリンス液供給ノズ
    ルから前記リンス液を前記現像処理済基板に向けて吐出
    してリンス処理を施す請求項2記載の基板処理装置にお
    いて、 前記現像処理済基板の面内における前記リンス液の供給
    位置に応じて前記基板保持ユニットに保持された基板の
    回転速度を制御する制御手段をさらに備えた基板処理装
    置。
  12. 【請求項12】 前記リンス液供給ユニットは、前記気
    体供給源から供給される前記気体を前記リンス液供給ノ
    ズルに導く気体用配管と、前記液体供給源から供給され
    る前記液体を前記リンス液供給ノズルに導く液体用配管
    とをさらに備え、しかも、 前記リンス液供給ノズル、前記気体用配管および前記液
    体用配管はすべて樹脂材料で構成されている請求項1な
    いし11のいずれかに記載の基板処理装置。
  13. 【請求項13】 前記気体として炭酸ガスを用いる請求
    項1ないし12のいずれかに記載の基板処理装置。
  14. 【請求項14】 基板に現像液を供給して現像処理を行
    った後、該基板にリンス液を供給してリンス処理する基
    板処理方法において、 気体を連続的に供給可能な気体供給源から供給される気
    体と、液体を連続的に供給可能な液体供給源から供給さ
    れる液体とを混合させて調製した混合物を前記リンス液
    として現像処理済の基板に供給して前記リンス処理を施
    すことを特徴とする基板処理方法。
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