JP2009020724A - コメント管理システム、コメント管理方法、クライアント、およびプログラム - Google Patents

コメント管理システム、コメント管理方法、クライアント、およびプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】 投稿されたコメント(記事)について、評価ユーザから評価の投票を受け付けるとともに、その評価が、多くの他の評価ユーザの評価と同じ、または近似するといった条件を満たす場合に、その評価ユーザにより多くのポイントを付与するコメント管理システムを提供する。
【解決手段】 アプリケーションサーバ20は、コメント評価ユーザクライアント70を経由して評価ユーザからコメントに対する評価の投票を受信すると、それをデータベース40に記憶する。アプリケーションサーバ20は、1つのコメントに対する評価レコードをデータベース40から取得し、どの評価が多数を占めているかを判定する。そして、多数を占めた評価と同じ評価をした評価ユーザに、より高いポイントを付与する。さらに、コメントの投稿がされた後、いち早く評価を行った評価ユーザに、より高いポイントを付与するよう制御する。
【選択図】 図3

Description

この発明は、投稿コメントと、投稿コメントに対する評価についての表示・入力およびユーザへのポイント付与を管理するコメント管理システムに関する。
近年、インターネットの利用形態としてCGM(Consumer Generated Media)に注目が集まっている。CGMは、消費者等を含む個人が発信した情報を蓄積し、メディア化したものであり、これを実現するWEBサイトが多く提供されるようになってきている。購入した商品についての意見、感想、クチコミ情報等をWEB上に投稿する電子掲示板システム(BBS:Bulletin Board System)も1つのCGMといえる。このようなシステムにより、ユーザは当該商品についての情報を収集でき、たとえば、当該商品を購入する際の参考にすることができる。商品以外にも飲食店、ホテル・旅館、観光地などの情報、サービスに関する情報について投稿されるサイトが多数存在する。
他方、このような情報サイトには、投稿者に対するインセンティブに欠け、投稿数や閲覧数が伸びないという問題がある。特許文献1では、このような問題を解消するために、クチコミ情報の投稿者に対する人気投票の結果に応じてクーポンを発行するクチコミ情報流通方法が提案されている。
特開2004−326557号公報
また、特許文献2では、記事を投稿したクライアントのみならず、これらの記事に対して評価を入力したクライアントについても所定の特典が付与されるシステムが提案されている。
特開2001−282675号公報
特許文献1の方法は、投稿者になんらかの利益をもたらすクーポンが提供されるので投稿数が増加することを期待できるが、各投稿に対する評価が適切にされないため、投稿内容の品質が保証されず、結果的に閲覧数が伸びず、長期的に活発な情報提供の場とはなりえない。
また、特許文献2のようなシステムは、投稿された記事の評価についても特典が付与されるため、閲覧者には、各記事の内容とともに、その記事に対する評価が提供される。しかしながら、このシステムでは、投稿記事の評価を行うクライアントは、評価を入力する回数に応じて特典を得る仕組みになっているため、投稿記事の内容の良否を判断せずに不正確な評価をすることが可能である。そのため、投稿記事の評価に信頼性がなく、有効な情報提供がなされるサイトにはなり得ない。
したがって、本発明の目的は、投稿されたコメント(記事)について、評価ユーザから評価の投票を受け付けるとともに、その評価が、たとえば、多くの他の評価ユーザの評価と同じである、または近似するといった条件を満たす場合に、その評価ユーザにより多くのポイントを付与するコメント管理システム、コメント管理方法、クライアント、およびプログラムを提供することにある。
また、本発明の目的は、評価ユーザによる評価の投票が早いタイミングで行われるほど、その評価ユーザにより多くのポイントを付与するコメント管理システム、コメント管理方法、クライアント、およびプログラムを提供することにある。
また、本発明のさらなる目的は、コメントのテーマに対応するカテゴリ同士の関連付けを管理するとともに、そのカテゴリに関して投稿されたコメントについての肯定的な投票数に応じて、各カテゴリを表示するコメント管理システム、コメント管理方法、クライアント、およびプログラムを提供することにある。
本発明の第1の実施態様は、サーバと、サーバにネットワークを介して接続されたクライアントを含むコメント管理システムであり、クライアントは、コメント対象に関し投稿ユーザから投稿されたコメントに対する、複数の評価レベルによる評価の投票を、評価ユーザから受け付ける投票入力手段を有し、サーバは、クライアントから投票を受信する投票受信手段と、コメントごとに各評価レベルの投票数を集計し、評価レベルの投票数に応じて、対応する評価レベルの投票をした評価ユーザに付与するポイントを決定するポイント決定手段とを有するように構成される。
本発明のこうした構成により、投稿されたコメント(記事)について、評価ユーザが行った評価の投票が評価レベルごとに集計され、各評価ユーザに対するポイントは、自身がした評価が全体としてどれくらい投票されたかに応じて決定される。たとえば、最多得票の評価と同じ評価をした評価ユーザほど、受け取るポイントが高くなるように設定することができる。
本発明の第2の実施態様は、サーバと、サーバにネットワークを介して接続されたクライアントを含むコメント管理システムであり、クライアントは、コメント対象に関し投稿ユーザから投稿されたコメントに対する、複数の評価レベルによる評価の投票を、評価ユーザから受け付ける投票入力手段を有し、サーバは、クライアントから投票を受信する投票受信手段と、コメントごとに各評価レベルの投票数を集計し、最多得票の評価レベルに対する近似度、または評価レベルの平均に対する近似度に応じて、対応する評価レベルの投票をした評価ユーザに付与するポイントを決定するポイント決定手段とを含むように構成される。
本発明のこうした構成により、投稿されたコメント(記事)について、評価ユーザが行った評価の投票が評価レベルごとに集計され、各評価ユーザに対するポイントは、自身がした評価が最多得票の評価レベルとどれくらい近似しているか、または評価レベルの平均からどれくらい近似しているかに応じて決定される。たとえば、評価レベルの平均に近い評価をした評価ユーザほど、受け取るポイントが高くなるように設定することができる。
本発明の第3の実施態様は、第1の実施態様のコメント管理システムにおいて、ポイント決定手段が、評価レベルの投票数が多いほど、対応する評価レベルの投票をした評価ユーザに付与するポイントを大きく設定するように構成される。
本発明の第4の実施態様は、第2の実施態様のコメント管理システムにおいて、ポイント決定手段が、近似度が高いほど、対応する評価レベルの投票をした評価ユーザに付与するポイントを大きく設定するように構成される。
本発明の第5の実施態様は、第1の実施態様または第2の実施態様のコメント管理システムにおいて、ポイント決定手段がさらに、評価ユーザが投票をしたタイミングに応じて、ポイントを決定するように構成される。
本発明の第6の実施態様は、第5の実施態様のコメント管理システムにおいて、ポイント決定手段が、投票をしたタイミングが早いほど、ポイントが大きくなるよう制御するように構成される。
本発明の第7の実施態様は、サーバと、コメント対象に関し投稿ユーザから投稿されたコメントに対する、複数の評価レベルによる評価の投票を、評価ユーザから入力するクライアントとを含むコメント管理システムであり、サーバは、コメント対象に対応するカテゴリを、所定の指示に基づいて他のカテゴリに従属させるように関連付けるとともに、コメント対象に関して投稿されたコメントを、当該コメント対象に対応するカテゴリに従属させるように関連付けるノード管理手段と、クライアントから投票を受信する投票受信手段とを有し、ノード管理手段は、それぞれのカテゴリのスコアを、従属するコメントに対する肯定的な評価の投票数と、従属する他のカテゴリのスコアに基づいて算出し、スコアに基づいてカテゴリの表示順を制御するように構成される。
本発明の第8の実施態様は、サーバと、サーバにネットワークを介して接続されたクライアントにより実現されるコメント管理方法であり、コメント対象に関し投稿ユーザから投稿されたコメントに対する、複数の評価レベルによる評価の投票を、評価ユーザから受け付ける、クライアントによる投票入力ステップ、クライアントから投票を受信する、サーバによる投票受信ステップ、および、コメントごとに各評価レベルの投票数を集計し、評価レベルの投票数に応じて、対応する評価レベルの投票をした評価ユーザに付与するポイントを決定する、サーバによるポイント決定ステップを有するように構成される。
本発明の第9の実施態様は、サーバと、サーバにネットワークを介して接続されたクライアントにより実現されるコメント管理方法であり、コメント対象に関し投稿ユーザから投稿されたコメントに対する、複数の評価レベルによる評価の投票を、評価ユーザから受け付ける、クライアントによる投票入力ステップ、クライアントから投票を受信する、サーバによる投票受信ステップ、コメントごとに各評価レベルの投票数を集計し、最多得票の評価レベルに対する近似度、または評価レベルの平均に対する近似度に応じて、対応する評価レベルの投票をした評価ユーザに付与するポイントを決定する、サーバによるポイント決定ステップを有するように構成される。
本発明の第10の実施態様は、コメント対象に関し投稿ユーザから投稿されたコメントに対する、複数の評価レベルによる評価の投票を、評価ユーザから受け付ける投票入力手段と、投票を、ネットワークを介して接続されたサーバに送信する投票送信手段と、サーバから受信した、評価ユーザに付与するポイントを表示するよう制御するポイント表示制御手段とを有し、ポイントは、評価ユーザがコメントについて投票した評価レベルと同じ評価レベルの投票が、当該コメントについてどれだけされたかに基づいて決定されるように構成されるクライアントである。
本発明の第11の実施態様は、コンピュータに、サーバと、サーバにネットワークを介して接続されたクライアントを含むコメント管理システムを実現させるためのプログラムであり、このプログラムは、サーバに、評価ユーザのクライアントから、コメント対象に関し投稿ユーザから投稿されたコメントに対する、複数の評価レベルによる評価の投票を受信する投票受信手段、および、コメントごとに各評価レベルの投票数を集計し、評価レベルの投票数に応じて、対応する評価レベルの投票をした評価ユーザに付与するポイントを決定するポイント決定手段として機能させる。
本発明に係るコメント管理システムは、多くのユーザがした評価(世論と一致する評価)と同じまたは近似する評価をしたユーザを、有意義な評価をした評価ユーザとみなし、より多くのポイントを付与する。このようなシステムの構成によって、各評価ユーザに、適切な評価を行うための効果的なインセンティブが提供されるとともに、評価ユーザによるサイトへの関心やアクセスを高めることができる。また、投稿されたコメントについて高い信頼性を備えた評価が示されるためにサイト全体の信頼性が向上し、結果的に多くの投稿ユーザおよび閲覧ユーザを引きつけることになる。
また、本発明に係るコメント管理システムによって、より早期に評価をした評価ユーザに、より多くのポイントが付与され、このことにより、当該コメントに対する活発な評価が投稿後すぐに行われる。
また、本発明に係るコメント管理システムによって、投稿されたコメントについての肯定的な投票数に応じて、当該コメントの属するカテゴリの表示が制御され、閲覧ユーザは、各カテゴリを一定の基準に基づいて閲覧・選択することができる。
最初に、本発明の一実施態様に係るコメント管理システムの概要を、図1を参照して説明する。本発明のコメント管理システム10は、アプリケーションサーバ20、コメント投稿ユーザクライアント60、コメント評価ユーザクライアント70、これらを相互に接続するネットワーク50、およびファイルサーバ30から構成される。
アプリケーションサーバ20は、コメント投稿ユーザクライアント60やコメント評価ユーザクライアント70上で動作するWEBブラウザとの間で、WEBページやデータ等をやりとりするWEBサーバの機能を含む。
コメント投稿ユーザクライアント60は、そこで動作するWEBブラウザを経由してユーザ(コメント投稿ユーザ)から、コメント対象についてのコメントを受け取り、これをアプリケーションサーバ20に送信する。アプリケーションサーバ20は、これらのコメントを受信して、ファイルサーバ30のデータベース40に記録する。ここでは、世の中のすべてが、有形、無形を問わずコメント対象となりうる。代表的なコメント対象の例としては、商品や、企業、店舗、ホテル等におけるサービスなどである。
コメント評価ユーザクライアント70は、WEBブラウザでユーザ(コメント評価ユーザ)からコメントを表示させる旨の指示があると、その指示をアプリケーションサーバ20に送信する。そこで、アプリケーションサーバ20は、データベース40から対応するコメントの情報を取得し、これらの情報からWEBページを編集してコメント評価ユーザクライアント70に送信する。そこで、コメント評価ユーザクライアント70は、コメントを表示させ、そのコメントに対する評価の投票をコメント評価ユーザから受け付けると、入力された投票をアプリケーションサーバ20に送信する。また、コメント評価ユーザクライアント70は、コメント評価ユーザに付与されたポイントを表示する。
コメント評価ユーザにより入力された評価は、WEBブラウザを介してコメント評価ユーザクライアント70からアプリケーションサーバ20に送信され、さらに、ファイルサーバ30のデータベース40に記録される。コメントについての評価は、たとえば、そのコメントを肯定する肯定的評価と否定する否定的評価の2つのレベルのうち、どちらかを選択するような評価や、「良い」「普通」「悪い」といった3つのレベルから1つを選択する評価、100点満点で点数をつけるといった評価など、様々なものがある。
アプリケーションサーバ20は、所定のタイミングで、データベース40に記録されたコメント評価ユーザの評価から、コメント評価ユーザに付与するポイントを計算する。また、コメント投稿ユーザにも、これらの評価を元に計算されたポイントが付与されうる。このポイントは、コメント評価ユーザの要求に応じて、実際の通貨、商品、サイト内で所定のサービスを利用できる権利などに交換可能である。また、アプリケーションサーバ20は、コメントの肯定的評価から求めたスコアを基準として、当該コメントの属するカテゴリの表示順等を制御する。
この実施形態の例では、説明の便宜上、アプリケーションサーバ20にWEBサーバの機能を含むように構成しているが、別々に構成することもできる。また、ファイルサーバ30は、ここではネットワーク50を介さずに、アプリケーションサーバ20と同一のサイト内でLAN(Local Area Network)を経由して接続されているが、これ以外の様々な接続形態をとることが可能である。また、アプリケーションサーバ20とファイルサーバ30を1つのサーバで構成するなど、各機能をどのようなサーバで構成するかは設計事項であり、様々な構成が考えられる。
また、この実施形態の例では、説明の便宜上、コメント投稿ユーザクライアント60とコメント評価ユーザクライアント70を別個のコンピュータとして表しているが、コメント投稿ユーザがコメント評価ユーザとなる場合もあり、この場合は、同一のクライアントが使用されうる。この他、コメントの投稿や、コメントの評価を行わない、閲覧のみをする閲覧ユーザのクライアントが本発明のコメント管理システム10に接続されうる。
ネットワーク50の例としてはインターネットがあげられるが、これに限定されるわけではない。たとえば、LAN、LANと専用回線を含むWAN(Wide Area Network)、イントラネット、エクストラネット、その他の様々なトポロジおよびこれらの組み合わせでネットワーク50を構成することが可能である。
次に、図2を参照して、従来のCGMと、本発明に係るコメント管理システム10との発想の違いを説明する。図2Aは、従来の主要なCGMの概念を示したものである。こうしたシステムでは、コメント投稿ユーザによって投稿されたコメントをコメント閲覧ユーザが閲覧するという構成であり、投稿されたコメントが評価されるという仕組みは基本的にない。そして、コメント投稿ユーザにのみ、ポイント付与等のインセンティブが与えられる。こうしたシステムは、コメントの投稿についてインセンティブが与えられるが、コメントの内容について評価がされないため、コメントに対する信頼性が保証されず、このことが結果的にコメント閲覧の減少を招き、最終的には、サイトのアクセスが衰退していくことになる。
図2Bは、本発明に係るコメント管理システム10の概念を示したものである。コメント管理システム10では、前述のように、コメント投稿ユーザが投稿したコメントに対して評価を行う仕組みが提供され、さらに、コメント評価ユーザに対して何らかの報酬が提供される。コメント評価ユーザには、単に評価を行った回数等のような形式的な基準ではなく、当該ユーザがした評価の内容のような、実質的な基準に基づいてポイントが付与される。こうしたシステム構成によって、投稿されたコメントに対する適切な評価を得ることができるとともに、コメント評価ユーザのみならず、コメント投稿ユーザやコメント閲覧ユーザを誘引する魅力的なサイトが構築可能となる。
図3は、本発明の一実施形態に係るコメント管理システム10の機能ブロック図である。アプリケーションサーバ20は、WEBアクセス制御部21、コメント投稿管理部22、コメント評価管理部23、ポイント管理部26、ノード管理部27、およびネットワークI/F(インタフェース)部28を含み、コメント評価管理部23はさらに、投票受信部24とポイント決定部25を含む。
ファイルサーバ30は、DBアクセス管理部31およびネットワークI/F(インタフェース)部32を含み、ファイルサーバ30の記録装置に記録されたデータベース40には、ユーザ管理テーブル41、コメントテーブル42、カテゴリテーブル43、ノードリンクテーブル44、および評価テーブル45が格納される。
コメント投稿ユーザクライアント60は、WEBブラウザ61とネットワークI/F(インタフェース)部62を含み、コメント評価ユーザクライアント70は、WEBブラウザ71とネットワークI/F(インタフェース)部72を含む。
アプリケーションサーバ20のWEBアクセス制御部21は、コメント投稿ユーザクライアント60やコメント評価ユーザクライアント70からHTTP(HyperText Transfer Protocol)というプロトコルにより要求を受信し、これに応じたHTMLページ(WEBページ)を編集し(または、他のサーバから取得し)、要求元のクライアントにHTTPにより送信する。こうしたクライアントとのやりとりは、従来のWEBサーバ等が有する機能と同様である。また、クライアントとの間の通信は、ネットワークI/F部28を介して行われる。
コメント投稿管理部22は、コメント投稿ユーザクライアント60からコメント対象に対するコメントを受信し、図4を参照して後述するようなノード管理のもとで、当該コメントをデータベース40のコメントテーブル42に記録する。また、コメント投稿管理部22は、コメント投稿ユーザ、コメント評価ユーザ、およびコメント閲覧ユーザ等の要求に応じて、投稿されたコメントの内容を各クライアントに表示する。さらに、コメント投稿管理部22は、ユーザの指示に基づいて、コメント対象に対応するカテゴリの登録も行う。
コメント評価管理部23の投票受信部24は、コメント評価ユーザクライアント70からコメントに対する評価の投票を受信し、その評価の内容等をデータベース40の評価テーブル45に記録する。また、ポイント決定部25は、所定のタイミングで評価テーブル45に記録されている評価を分析し、コメント評価ユーザに付与すべきユーザポイントを決定する。
ポイント管理部26は、ポイント決定部25により決定されたユーザポイントをデータベース40のユーザ管理テーブル41に記録し、コメント評価ユーザごとのユーザポイントを管理する。また、ポイント管理部26は、コメント評価ユーザ等の要求に応じて、そのポイントを、通貨や他の商品・サービスに交換するとともに、交換後のユーザポイントおよびこれまで交換がされたユーザポイントの合計等をユーザ管理テーブル41に記録し管理する。
ノード管理部27は、コメントとそのコメントが属する(関連する)カテゴリについて、図4を参照して後述するようなノード管理を行い、算出したノードスコアに基づいてカテゴリの表示順等を制御する。ノード管理は、データベース40のコメントテーブル42、カテゴリテーブル43、およびノードリンクテーブル44に所定のデータを記録することによって行われる。
ネットワークI/F部28は、ネットワーク50やLAN等に接続された他のコンピュータとのデータの送受信を行う際に、データのエラーチェックや送受信のタイミング等をコントロールする。たとえば、アプリケーションサーバ20とコメント投稿ユーザクライアント60やコメント評価ユーザクライアント70との間のデータ送受信も、この、ネットワークI/F部28を介して行われる。こうした機能は、ネットワーク50やLANに接続してデータの送受信を行うコンピュータが標準的に備えていることが多く、コメント投稿ユーザクライアント60、コメント評価ユーザクライアント70、およびファイルサーバ30にも含まれている。したがって、これらのコンピュータについてネットワークI/F部の説明は省略する。
コメント投稿ユーザクライアント60のWEBブラウザ61は、たとえば、所定のタグを記述したHTMLページ等を読み込むことにより、テキスト、イメージ、動画等をそのWEBブラウザのウインドウ内で表示させる。コメント投稿ユーザクライアント60の表示装置に表示されたWEBブラウザ61のウインドウで、コメント投稿ユーザが入力またはボタンクリック等をした場合、その情報は、ネットワークI/F部62、ネットワークI/F部28、およびWEBアクセス制御部21を介してアプリケーションサーバ20に送信される。また、アプリケーションサーバ20からのデータをWEBブラウザ61のウインドウに表示しようとする場合は、これと逆の経路で情報が送信される。コメント評価ユーザクライアント70のWEBブラウザ71もこれと同様の機能を有する。
コメント評価ユーザクライアント70は、コメント評価ユーザから評価の投票を受け付け、それをアプリケーションサーバ20に送信し、さらに、アプリケーションサーバ20により計算されたそのコメント評価ユーザのポイントを表示する。このような機能は、通常、WEBブラウザ71を利用して行われるが、たとえば、それ専用に開発した別のアプリケーションで実現することもできる。
ファイルサーバ30のDBアクセス管理部31は、アプリケーションサーバ20からの要求に応じてデータベース40の各テーブルにアクセスし、指定されたデータを当該テーブルに記録したり、アプリケーションサーバ20に提供したりする機能を有し、ここでは、既存のデータベース管理システム(DBMS)が利用される。データベース40には各種テーブルが格納されているが、詳細については、図5および図6を参照して後で説明する。
図4は、本発明の一実施形態のコメント管理システム10で用いられるノード管理の概念を説明する図である。ノード100は、最も上位の階層をルート90とするノード群からなり、それぞれはカテゴリまたはコメントに対応付けられる。カテゴリは、いわゆるコメント対象を表すノードであり、コメントは、コメント対象に対するコメントを表すノードである。
カテゴリ同士は、包括関係、分類、または関連性等によって(管理ユーザ等により)関連付けがされ、それがリンク(実線矢印)で表されている。たとえば、カテゴリCA1は、「テレビ」という商品を表し、カテゴリCA6が「メーカーA社」を表し、さらにカテゴリCA10が「インチ数=30〜40」といったカテゴリ設定が考えられる。また、1つのカテゴリが複数のカテゴリに従属する場合もあるし、複数のカテゴリが1つのカテゴリに従属する場合もある。またさらに、カテゴリCA1、CA5、CA9の関係にように、階層関係が固定化されない柔軟な関連付けが行われうる。
それぞれのカテゴリには、コメント投稿ユーザにより投稿されたコメントが関連付けられる。たとえば、カテゴリCA9にはコメントCO5が関連付けられ、カテゴリCA10には、コメントCO6とコメントCO7の2つのコメントが関連付けられ、この投稿の関連付けがリンク(点線矢印)で表されている。カテゴリCA1のように、コメントの投稿がされていないカテゴリも存在する。
このようなノード管理における関連付けは、コンピュータのOSにおけるファイルシステムのハードリンクと同様の関係になっている。また、ルート90は、ファイルシステムでは「root」に相当し、カテゴリはディレクトリに、コメントはファイルにそれぞれ相当するものといえる。
次に、図5および図6を参照して、本発明のコメント管理システム10で用いられる主要なテーブルの例について説明する。図5Aのユーザ管理テーブル41は、管理ユーザ等によって設定・管理され、コメント投稿ユーザとコメント評価ユーザを管理するための情報を記録する。図5Aのユーザ管理テーブル41は、ユーザID、パスワード、権限、ユーザポイント、換金済ユーザポイント、口座番号等を含む。コメント投稿ユーザとコメント評価ユーザは、ユーザIDによって識別され、パスワードを用いた認証によってサイトへのアクセスが管理されることが望ましい。また、ユーザIDとともに、ハンドルネーム等を記録し、各画面に表示させるようにしても良い。権限により、各ユーザがシステムで可能な操作を制限することができる。たとえば、権限が「1」のユーザ「A001」は、コメントの投稿とコメントの評価が可能なだけでなく、新たなカテゴリを設定することができる。
ユーザポイントには、コメントの評価を投票することによって付与されたポイント(サイト内通貨)が累積加算され記録される。また、本実施形態のコメント管理システム10では、コメントの投稿に対しても所定のルールによりポイントが付与される。換金済ユーザポイントは、すでに通貨や商品等に交換されたユーザポイントを表している。口座番号は、ユーザポイントを通貨に交換する際に振込先として参照される銀行等の口座番号である。ユーザ管理テーブル41に登録されたユーザは、コメント投稿ユーザであってもよいし、コメント評価ユーザであってもよい。また、この両方を兼ねるユーザであってもよい。
図5Bのコメントテーブル42は、コメント投稿ユーザから投稿されたコメントについての情報を記録する。コメントテーブル42の各コメントレコードには、コメントID、タイトル、内容、投稿ユーザ、投稿日時、更新日時、ポジティブ投票数、ネガティブ投票数等が含まれる。コメントIDは、コメントが投稿された際に、システムにより自動的に採番され、またはユーザにより指定されるIDであり、コメントの識別に用いられる。タイトルや内容は、コメント投稿ユーザが投稿の際に入力したコメントのタイトル、コメントの内容である。投稿ユーザは、そのコメントを投稿したユーザのユーザIDである。
投稿日時は、そのコメントが投稿された日時を表し、更新日時は、そのコメントが修正等により更新された日時を表す。ポジティブ投票数は、そのコメントが投稿された後で投票された肯定的な評価の数であり、ネガティブ投票数は、そのコメントについてされた否定的な評価の数である。
図5Cのカテゴリテーブル43には、カテゴリを管理するための情報を記録する。カテゴリテーブル43は、カテゴリID、タイトル、説明、作成ユーザ、およびノードスコア等が含まれる。
カテゴリIDは、カテゴリが作成された際に、システムにより自動的に採番される(またはユーザにより指定される)IDであり、カテゴリの識別に用いられる。タイトルや説明は、カテゴリを作成したユーザが入力したカテゴリのタイトル、カテゴリの説明である。作成ユーザは、そのカテゴリを作成したユーザのユーザIDであり、本実施形態では、このようにカテゴリを作成できるユーザは、ユーザ管理テーブル41により一部のユーザに制限される。ノードスコアは、そのカテゴリに関連付けられた下位のカテゴリのノードスコアと、そのカテゴリに関連付けられた下位のコメントのポジティブ投票数を合計したものである。より詳細な説明は、図12を参照して後で行う。
図6Aのノードリンクテーブル44は、図4に示すようなノード間の関連を管理するためのテーブルであり、カテゴリ1、カテゴリ2、およびコメントIDを含んでいる。カテゴリ1とコメントIDにデータが格納されている場合は、カテゴリ1に示されたカテゴリに、コメントIDに示されたコメントが関連付けられ、従属していることを表している。一方、カテゴリ1とカテゴリ2にデータが格納されている場合は、カテゴリ2に示されたカテゴリが、カテゴリ1に示されたカテゴリに関連付けられ、従属していることを示している。たとえば、カテゴリ1にカテゴリCA1が、カテゴリ2にカテゴリCA5が格納されている場合、カテゴリCA5は、カテゴリCA1に従属する関連付けが示され、これは、図4に示す関係と一致する。
図6Bの評価テーブル45は、コメント評価ユーザが投票した評価に関する情報が記録される。評価テーブル45の各評価レコードは、コメントID、評価ユーザ、評価内容、および評価日時等が含まれる。コメントIDは、評価対象のコメントのコメントIDであり、評価ユーザは、そのコメントを評価したコメント評価ユーザのユーザIDである。評価内容は、その評価を表す情報であり、ここでは、評価が肯定的評価と否定的評価のどちらかを選択する場合であり、肯定的評価のときはポジティブを表す「P」が格納され、否定的評価のときはネガティブを表す「N」が格納される。評価日時は、その評価がされた日時であり、たとえば、コメント評価ユーザが、コメント評価ユーザクライアント70において評価の投票をした時点、または、アプリケーションサーバ20が、その投票を受信した時点の日時等が記録される。
次に、図7ないし図11を参照して、本発明の一実施形態に係るコメント管理システム10で表示される画面の例について説明する。図7は、ユーザIDとパスワードを入力してログインした後に表示されるコメント管理システム10のトップページ200の例を示す図である。ヘッダ202には、ログインに用いたユーザID、そのユーザのユーザポイントと換金済ユーザポイントが示されている。ヘッダ202には、さらに、広告料としてプールされている金額を表す広告料プール、獲得済ユーザポイント(サイト内通貨)、および換金レートが示されている。この例では、ユーザに付与されたポイントは、広告料としてプールされている金額と換金レートに基づいて通貨と交換される。ここで示す獲得済みユーザポイントは、すべてのユーザに関するユーザポイント(まだ換金がされていないユーザポイント)の合計である。
ユーザ情報表示エリア204には、ユーザに関する情報や、カテゴリに関する情報が表示される。広告表示エリア210には、広告情報が表示される。コメント管理システム10は、こうした広告表示エリア210に広告情報を表示させることによって広告料を獲得し、その広告料の一部を、ユーザに付与したポイントと交換できるように広告料プールに蓄積する。また、この広告表示エリア210にアフィリエイト広告を設定して、それによる対価の一部を広告料プールに蓄積することもできる。
カテゴリ表示エリア206では、カテゴリが所定の順序で複数表示される。カテゴリ表示Aやカテゴリ表示B等の表示部分は、個別に選択可能であり、これをクリック等することにより、そのカテゴリに関するコメントや、それに関連(従属)する別のカテゴリを表示するコメント選択画面が表示される(図10参照)。
コメント表示エリア208では、コメントが所定の順序で複数表示される。コメント表Aやコメント表示B等の表示部分は、個別に選択可能であり、これをクリック等することにより、そのコメントを閲覧するコメント閲覧画面が表示される(図11参照)。
図8は、新たなカテゴリを登録し、または、既存のカテゴリを新たな別のカテゴリに関連付ける(従属させる)ために用いるカテゴリ登録画面220を示す図である。ユーザID表示エリア222には、ユーザID「A001」が表示されているが、これは、現在、表示されたユーザIDのユーザがログインした画面であることを示している。この例では、ユーザID「A001」のみが、カテゴリを登録する権限の与えられたユーザである。
新たなカテゴリを登録するユーザは、タイトル入力エリア224にカテゴリのタイトルを入力し、カテゴリ入力エリア226に、関連する他のカテゴリを1つまたは複数指定する。また、参照ボタン228をクリック等することにより、カテゴリの一覧がリスト表示され、そのリストからカテゴリを選択することもできる。説明入力エリア230には、カテゴリの説明を入力する。ここで、ルートにリンク付けするカテゴリは、最上位の階層のカテゴリとなるため、さらなる権限を必要とするようにコントロールすることもできる。
すべての入力および指定が終了したら、ユーザは、登録ボタン232をクリック等して、カテゴリの登録を完了させる。このとき、コメント投稿管理部22は、カテゴリに関する情報をカテゴリテーブル43に記録するとともに、ノードリンクテーブル44にカテゴリ間のリンク情報を記録する。
図9は、コメント対象(カテゴリ)に対して、コメントの投稿を行うためのコメント投稿画面240を示す図である。ユーザID表示エリア242には、ユーザID「B009」が表示されている。コメント投稿ユーザは、タイトル入力エリア244にコメントのタイトルを入力し、カテゴリ入力エリア246に、コメントの対象となるカテゴリを1つまたは複数指定する。参照ボタン248をクリック等することにより、カテゴリの一覧がリスト表示され、そのリストからカテゴリを選択することもできる。内容入力エリア250には、カテゴリに対するコメント(たとえば、商品に関するクチコミ情報など)を入力する。
すべての入力および指定が終了したら、コメント投稿ユーザは、登録ボタン252をクリック等して、コメントの投稿を完了させる。このとき、コメント投稿管理部22は、コメントに関する情報をコメントテーブル42に記録するとともに、ノードリンクテーブル44にカテゴリとコメントの間のリンク情報を記録する。
図10は、コメントの選択を行うためのコメント選択画面260を示す図であり、図7のトップページ200でカテゴリ表示エリア206に表示されたカテゴリをクリック等した場合に表示される。
カテゴリタイトル表示エリア262には、たとえば、カテゴリ表示エリア206でクリックしたカテゴリより下位層のカテゴリや、周辺のカテゴリについてのタイトル等が、階層構造とともに表示される。コメントタイトル表示エリア266には、カテゴリタイトル表示エリア262で選択されたカテゴリに対するコメントのタイトルが表示され、コメントが複数あれば、それらのすべてがリスト表示される。また、この例では、コメントのタイトルの下方に、コメントの内容が一部表示されている。
図10の例では、便宜上、カテゴリのタイトルとして、図4で用いたCA1やCA2等の記号を表示し、コメントのタイトルとして、図4で用いたCO5等の記号を表示している。ここでは、カテゴリタイトル表示エリア262において、カテゴリCA10が選択され(符号264)、このカテゴリに対するコメントCO5、CO6がコメントタイトル表示エリア266に表示されている。ここで、コメントCO6をクリック等すると(符号268)、図11のコメント閲覧画面280が表示される。
図11は、コメントの閲覧およびコメントに対する評価を投票するためのコメント閲覧画面280を示す図である。コメント閲覧画面280は、前述のように、図7のトップページ200でコメント表示エリア208に表示されたコメントをクリック等した場合や、図10のコメント選択画面260でコメントをクリック等した場合に表示される。このとき、コメント投稿管理部22は、コメントテーブル42等から必要なデータを取得してWEBページを生成する。
ユーザID表示エリア282には、ユーザID「B002」が表示されている。コメント情報表示エリア284には、コメントのタイトル、コメントの投稿ユーザ、コメントが関連するカテゴリ(コメント対象)、コメントの投稿日時・更新日時が表示される。さらに、これまでの肯定的評価の投票数がポジティブ投票数表示エリア286に、否定的評価の投票数がネガティブ投票数表示エリア288に表示される。そして、コメントの内容がコメント内容表示エリア290に表示される。
ここで、コメント評価ユーザは、このコメントの内容を閲覧し、肯定的な評価であればポジティブ投票ボタン292を、否定的な評価であればネガティブ投票ボタン294をクリック等して投票を行う。このとき、コメント評価管理部23の投票受信部24は、投票結果を評価テーブル45に記録する。もちろん、閲覧のみで評価を行わないでおくこともできる。
本発明のコメント管理システムで表示されるコメント閲覧画面280には、上述のように、これまでのポジティブ投票数とネガティブ投票数が表示されるため、閲覧ユーザは、そのコメントが、少なくとも今までの評価ユーザにどのように評価されてきたかを知ることができ、このコメントの信頼性や適合性を判断する1つの指標とすることができる。
次に、図12と図13を参照して、ノード管理部27がどのように各カテゴリのノードスコアを計算するかについて説明する。図12に示すカテゴリとコメントは、図4に示す矩形領域130で囲まれた部分を切り抜いたものである。各カテゴリのノードスコアは、そのカテゴリに従属するコメントのポジティブ投票数と、そのカテゴリに従属するカテゴリのノードスコアを合計したものである。
たとえば、カテゴリCA12のノードスコアは、従属する2つのコメントのポジティブ投票数を合計したものである。すなわち、コメントCO9のポジティブ投票数(5)とコメントCO10のポジティブ投票数(6)の合計で11となる。一方、カテゴリCA8のノードスコアは、従属する1つのカテゴリのノードスコアと、従属する1つのコメントのポジティブ投票数を合計したものである。すなわち、カテゴリCA12のノードスコア(11)、およびコメントCO4のポジティブ投票数(7)の合計で18となる。同様に、カテゴリCA4のノードスコアは21となる。
図7のトップページ200におけるカテゴリ表示では、こうしたカテゴリのノードスコアが高い順に表示を行うよう制御することができる。
図13は、上述したノードスコアを計算するためのフローチャートを示している。ノード管理部27における当該計算処理は、たとえば、所定のタイミングあるいはインターバルで行われうる。最初に、ステップS10において、今回のノードスコア計算が済んでいないカテゴリのうち、最下位層のカテゴリを1つ選択する。最下位層のカテゴリとは、そのカテゴリに従属するカテゴリがないか、または、従属するカテゴリについてすでに今回のノードスコア計算が終了しているものである。
次に、ステップS12において、計算対象のカテゴリに従属するカテゴリのノードスコアと、当該カテゴリに従属するコメントのポジティブ投票数を取得する。後述するように、計算されたカテゴリのノードスコアは、カテゴリテーブル43に格納されている。ステップS14において、その従属カテゴリのノードスコアと従属コメントのポジティブ投票数を合計し、計算対象のカテゴリについてのノードスコアを求める。
その後、ステップS16において、求められたノードスコアをカテゴリテーブル43に記録する。ステップS18において、すべてのカテゴリについて計算処理が終了したかチェックし、残りがあれば、ステップS10以降を繰り返し行い、なければ、計算処理を終了する。
次に、図14および図15を参照して、ポイント決定部25が、どのようにコメント評価ユーザに付与するポイントを決定するかについて説明する。図14Aは、1つのコメントについて複数の評価が順次投票されていく様子を表したものである。カテゴリCA12に関連するコメントCO9に対して、最初にユーザB001が、図11に示すコメント閲覧画面280において、ネガティブ投票を行う。その後、ユーザB002からユーザB005までが同様にネガティブ投票を行う。次に、ユーザB006からユーザB008までは、ポジティブ投票を行う。
これを表で表したのが図14Bの図である。この時点で、ポジティブ投票数は3であり、ネガティブ投票数は5である。
図15は、ポイント決定部25がコメント評価ユーザに付与するポイントを決定する処理を示すフローチャートである。当該決定処理は、たとえば、毎日所定のタイミングで周期的に行われる。また、コメントの投稿から一定期間が経過し、そのコメントに対する評価の投票が収束傾向にあるような時期に1度だけ行うようにしてもよい。また、この処理は、1つのコメントについての処理を示したものであり、実際には、対象となるコメントすべてについて当該処理が行われる。
最初に、ステップS30において、コメントテーブル42から対象となるコメントのコメントレコードを取得し、評価テーブル45から、そのコメントに対する評価である評価レコードを取得する。ここでは、コメントのそれぞれについてすべての対応する評価レコードを取得してきているが、一定の条件で、ポイント付与に関連する評価レコードを絞り込むこともできる。たとえば、所定回数の評価実績があるコメント評価ユーザの評価レコードのみを対象にすること等が考えられる。次に、ステップS38において、取得された評価レコードを1つ選択する。
ステップS40において、その選択された評価レコードがポジティブ投票かネガティブ投票かを判定する。ポジティブ投票である場合は、ステップS42において、評価レコードの評価日時から、投票順位(そのコメントのポジティブ投票に関して何番目か)を判定する。次に、ステップS44において、ポジティブ投票数と投票順位との差からポイントを決定する。たとえば、図14Bに示す例では、ポジティブ投票数は3であり、ユーザB006は、投票順位が1であるため、ユーザB006に付与するポイントは、3−1+1=3となる。また、同様に、ユーザB008に付与するポイントは、3−3+1=1である。
ステップS40において、ネガティブ投票であると判定された場合は、ステップS46において、評価レコードの評価日時から、投票順位(そのコメントのネガティブ投票に関して何番目か)を判定する。次に、ステップS48において、ネガティブ投票数と投票順位との差からポイントを決定する。たとえば、図14Bに示す例では、ネガティブ投票数は5であり、ユーザB001は、投票順位が1であるため、ユーザB001に付与するポイントは、5−1+1=5となる。また、同様に、ユーザB003に付与するポイントは、5−3+1=3である。
こうして決定されたポイントは、ステップS50において、対応するユーザのユーザポイント(ユーザ管理テーブル41のユーザポイント)に加算される。
ステップS54において、すべての評価レコードについて処理が終了したかどうかを判定し、あれば、ステップS38に戻って以降の処理を行い、なければ当該決定処理を終了する。
このようなポイント決定方法により、世論に近い評価(全体の傾向または所定範囲の傾向に合致した評価)を行ったコメント評価ユーザに、より多くのユーザポイントを付与する仕組みが提供される。また、ここでは、このような評価をいち早く行ったコメント評価ユーザに、より多くのユーザポイントが付与される。ただし、ここで例示したポイント決定方法は一例に過ぎず、同様の発想でコメント評価ユーザを評価するための様々な方法が考えられる。
この例では、ポジティブとネガティブの2つのレベル(2段階)で評価が行われているが、より多くのレベルで評価を受け付けることもできる。たとえば、「良い」、「普通」、「悪い」の3レベルや、「役に立った」、「やや役に立った」、「どちらとも言えない」、「あまり役に立たない」、「役に立たない」といった5つのレベルによる評価を設定することができる。
3つ以上のレベルの評価では、コメント評価ユーザのした評価が、もっとも多く投票された評価に近いほど、多くのポイントが付与されるように設定することができる。たとえば、上述した5つのレベルの評価において、「あまり役に立たない」という票がもっとも多い場合、その評価に投票したコメント評価ユーザに多くのポイントを付与し、その評価に近接する「どちらとも言えない」と「役に立たない」の評価をしたコメント評価ユーザに2番目に多いポイントを付与し、それ以外の評価をしたコメント評価ユーザにはポイントを付与しないといった制御を行うことができる。
また、得票数に応じて付与するポイントを決定することもできる。たとえば、上述したケースにおいて、最多得票の「あまり役に立たない」という評価の次に得票が多かった評価をしたコメント評価ユーザに2番目に多いポイントを付与し、その次に得票が多かった評価をしたコメント評価ユーザに3番目に多いポイントを付与するようにすることもできる。
またさらに、一定割合以上の投票があった場合にのみ、その評価のコメント評価ユーザにポイントを付与するようにして、投票結果が拮抗し世論が分散してしまっているような場合には、ポイントを付与しないようにすることも可能である。
さらに、評価が10点満点や100点満点での点数といった、「数値」による評価である場合、その平均値に近い点数の評価であるほど、多くのポイントが付与されるように設定できる。
ここでは、コメント評価ユーザについてのポイント決定処理を説明したが、コメント投稿ユーザにポイント付与を行うこともできる。たとえば、コメント投稿ユーザが投稿したコメントに肯定的な評価が3つある場合は、3点を付与する。これは、図14Bの例で、最初にポジティブ投票をしたコメント評価ユーザB006と同じポイント数である。また、このようなコメント評価ユーザより有利なポイント付与を行うのであれば、たとえば、付与ポイント=3(肯定的な評価の数)×(1+A)として差別化を図ることもできる。
次に、図16を参照して、ポイント管理部26が、コメント評価ユーザに付与されたユーザポイント(サイト内通貨)を通貨に交換する方法について説明する。図16Aは、ある時点におけるユーザポイント310と広告料プール320の換金方法を示したものである。広告料プールには、たとえば、広告情報の表示やアフィリエイト広告によって、獲得される広告料から、サイト運営費等を差し引いた額がプールされる。この図の場合、ちょうど、ユーザポイント1点に対して広告料プールの1円が対応付けられており、換金レートは1となっている。したがって、ユーザA001のユーザポイント330が、図示するように1000点であった場合、仮にユーザA001がこの時点で換金の指示をすれば、1000円がユーザA001の銀行口座に振り込まれる。
ユーザポイント310は、ユーザによる換金の指示によって減少し、ユーザポイント付与の決定処理によって増加する一方、広告料プール320は、ユーザによる換金の指示によって減少し、スポンサー等からの広告料払い込みによって増加する。このとき、ユーザポイント310の増加と広告料プール320における増加タイミングと増加ポイント(増加額)はそれぞれ異なるものであるので、常に、広告料プール320のすべてをユーザポイント310のすべてに対応させるようにすると、時々刻々、換金レートが変化することになる。
図16Bは、図16Aの状態の後、符号312で示すポイント数だけ他のユーザのユーザポイントが増加し、符号322で示す金額だけスポンサー等から広告収入が得られた場合の状態を示している。したがって、この場合、ユーザA001のユーザポイント330が、図示するように1000点であった場合、仮にユーザA001がこの時点で換金の指示をすれば、換金レートは1+αであるため、図16Aの場合とは異なり、1000円以上の金額がユーザA001の銀行口座に振り込まれる。
次に、図17を参照して、本発明のコメント管理システム10のアプリケーションサーバ20として用いられるコンピュータのハードウエア構成の例について説明する。ただし、図17のコンピュータ400は、アプリケーションサーバ20として機能するコンピュータの代表的な構成を例示したにすぎない。また、ファイルサーバ30、コメント投稿ユーザクライアント60、およびコメント評価ユーザクライアント70の各コンピュータも同様の構成要素により構成される。
コンピュータ400は、CPU(Central Processing Unit)401、メモリ402、音声出力装置403、ネットワークインタフェース404、ディスプレイコントローラ405、ディスプレイ406、入力機器インタフェース407、キーボード408、マウス409、外部記憶装置410、外部記録媒体駆動装置411、およびこれらの構成要素を互いに接続するバス412を含んでいる。
CPU401は、コンピュータ400の各構成要素の動作を制御し、OSの制御下で、本発明に係るコメント管理システムの機能を実行する。
メモリ402は通常、不揮発性メモリであるROM(Read Only Memory)、および揮発性メモリであるRAM(Random Access Memory)から構成される。ROMには、コンピュータ400の起動時に実行されるプログラム等が格納される。RAMには、CPU401で実行される上述のプログラムや、それらのプログラムが実行中に使用するデータが一時的に格納される。
音声出力装置403は、たとえば、スピーカ等の機器であり、動画プレイヤー等から音声データを受け取り、音声を出力する。
ネットワークインタフェース404は、ネットワーク420に接続するためのインタフェースである。ネットワーク420は、たとえば、図1に示したネットワーク50やファイルサーバ30との間のネットワークに対応する。
ディスプレイコントローラ405は、CPU401が発行する描画命令を実際に処理するための専用コントローラである。ディスプレイコントローラ405で処理された描画データは、一旦グラフィックメモリに書き込まれ、その後、ディスプレイ406に出力される。ディスプレイ406は、たとえば、LCD(Liquid Crystal Display)やCRT(Cathode Ray Tube)で構成される表示装置である。
入力機器インタフェース407は、キーボード408やマウス409から入力された信号を受信して、その信号パターンに応じて所定の指令をCPU401に送信する。キーボード408やマウス409は、コメント投稿ユーザクライアント60やコメント評価ユーザクライアント70においては、図7ないし図11に示す各画面に対して入力や指示を行うために用いられる。
外部記憶装置410は、たとえば、ハードディスクドライブ(HDD)のような記憶装置であり、この装置内には上述したプログラムやデータが記録され、実行時に、必要に応じてそこからメモリ402のRAMにロードされる。ファイルサーバ30では、このような記憶装置にデータベース40が格納される。
外部記録媒体駆動装置411は、CD(Compact Disc)、MO(Magneto-Optical Disc)、DVD(Digital Versatile Disc)などの可搬型の外部記録媒体430の記録面にアクセスして、そこに記録されているデータを読み取る装置である。外部記録媒体430には、本発明に係るコメント管理システムを実現するためのプログラムも記録することが可能である。外部記録媒体430に記録されているデータは、外部記録媒体駆動装置411を介して外部記憶装置410に格納され、プログラムであれば、実行時にメモリ402のRAMにロードされる。
また、本発明に係るコメント管理システムを実現するためのプログラムの他の流通形態としては、ネットワーク上の所定のサーバから、ネットワーク420およびネットワークインタフェース404を介して外部記憶装置410に格納されるというルートが考えられる。こうして格納されたプログラムは、上記と同様に、実行時にメモリ402のRAMにロードされ、実行される。
本発明のアプリケーションサーバ20に関しては、基本的に、上述の音声出力装置403は不要であり、場合によっては、ディスプレイコントローラ405、ディスプレイ406、入力機器インタフェース407、キーボード408、およびマウス409も必須の構成要素ではない。
本発明の一実施形態に係るコメント管理システムのシステム略線図である。 本発明のコメント管理システムと従来のCGMとの発想の違いを説明するための略線図である。 本発明の一実施形態に係るコメント管理システムの機能ブロック図である。 本発明の一実施形態に係るコメント管理システムにおけるノード管理の考え方を説明するための略線図である。 本発明の一実施形態に係るコメント管理システムにおいて利用されるテーブルの例を示す略線図である。 本発明の一実施形態に係るコメント管理システムにおいて利用されるテーブルの例を示す略線図である。 本発明の一実施形態に係るコメント管理システムにおいて利用される表示画面の例を示す略線図である。 本発明の一実施形態に係るコメント管理システムにおいて利用される表示画面の例を示す略線図である。 本発明の一実施形態に係るコメント管理システムにおいて利用される表示画面の例を示す略線図である。 本発明の一実施形態に係るコメント管理システムにおいて利用される表示画面の例を示す略線図である。 本発明の一実施形態に係るコメント管理システムにおいて利用される表示画面の例を示す略線図である。 本発明の一実施形態に係るコメント管理システムにおけるノードスコアの計算方法を示す略線図である。 本発明の一実施形態に係るコメント管理システムにおけるノードスコアの計算方法を示すフローチャートである。 本発明の一実施形態に係るコメント管理システムにおけるユーザポイントの決定方法を示す略線図である。 本発明の一実施形態に係るコメント管理システムにおけるユーザポイントの決定方法を示すフローチャートである。 本発明の一実施形態に係るコメント管理システムにおけるユーザポイントの換金方法を示す略線図である。 本発明の一実施形態に係るコメント管理システムのクライアントを構成するコンピュータのハードウエア構成の例を示す略線図である。
符号の説明
10・・・コメント管理システム、20・・・アプリケーションサーバ、30・・・ファイルサーバ、40・・・データベース、50・・・ネットワーク、60・・・コメント投稿ユーザクライアント、70・・・コメント評価ユーザクライアント、400・・・コンピュータ、401・・・CPU、402・・・メモリ、403・・・音声出力装置、404・・・ネットワークインタフェース、405・・・ディスプレイコントローラ、406・・・ディスプレイ、407・・・入力機器インタフェース、408・・・キーボード、409・・・マウス、410・・・外部記憶装置、411・・・外部記録媒体駆動装置、412・・・バス、420・・・ネットワーク、430・・・外部記録媒体

Claims (11)

  1. サーバと、前記サーバにネットワークを介して接続されたクライアントを含むコメント管理システムにおいて、
    前記クライアントは、
    コメント対象に関し投稿ユーザから投稿されたコメントに対する、複数の評価レベルによる評価の投票を、評価ユーザから受け付ける投票入力手段を有し、
    前記サーバは、
    前記クライアントから前記投票を受信する投票受信手段と、
    前記コメントごとに各評価レベルの投票数を集計し、前記評価レベルの投票数に応じて、対応する評価レベルの投票をした前記評価ユーザに付与するポイントを決定するポイント決定手段とを有することを特徴とするコメント管理システム。
  2. サーバと、前記サーバにネットワークを介して接続されたクライアントを含むコメント管理システムにおいて、
    前記クライアントは、
    コメント対象に関し投稿ユーザから投稿されたコメントに対する、複数の評価レベルによる評価の投票を、評価ユーザから受け付ける投票入力手段を有し、
    前記サーバは、
    前記クライアントから前記投票を受信する投票受信手段と、
    前記コメントごとに各評価レベルの投票数を集計し、最多得票の前記評価レベルに対する近似度、または前記評価レベルの平均に対する近似度に応じて、対応する評価レベルの投票をした前記評価ユーザに付与するポイントを決定するポイント決定手段とを含むことを特徴とするコメント管理システム。
  3. 請求項1に記載のコメント管理システムにおいて、
    前記ポイント決定手段は、前記評価レベルの投票数が多いほど、対応する評価レベルの投票をした前記評価ユーザに付与するポイントを大きく設定することを特徴とするコメント管理システム。
  4. 請求項2に記載のコメント管理システムにおいて、
    前記ポイント決定手段は、前記近似度が高いほど、対応する評価レベルの投票をした前記評価ユーザに付与するポイントを大きく設定することを特徴とするコメント管理システム。
  5. 請求項1または請求項2のいずれかに記載のコメント管理システムにおいて、
    前記ポイント決定手段はさらに、前記評価ユーザが前記投票をしたタイミングに応じて、前記ポイントを決定することを特徴とするコメント管理システム。
  6. 請求項5に記載のコメント管理システムにおいて、
    前記ポイント決定手段は、前記投票をしたタイミングが早いほど、前記ポイントが大きくなるよう制御することを特徴とするコメント管理システム。
  7. サーバと、コメント対象に関し投稿ユーザから投稿されたコメントに対する、複数の評価レベルによる評価の投票を、評価ユーザから入力するクライアントとを含むコメント管理システムにおいて、
    前記サーバは、
    前記コメント対象に対応するカテゴリを、所定の指示に基づいて他のカテゴリに従属させるように関連付けるとともに、前記コメント対象に関して投稿された前記コメントを、当該コメント対象に対応するカテゴリに従属させるように関連付けるノード管理手段と、
    前記クライアントから前記投票を受信する投票受信手段とを有し、
    前記ノード管理手段は、
    それぞれの前記カテゴリのスコアを、従属する前記コメントに対する肯定的な評価の投票数と、従属する他のカテゴリのスコアに基づいて算出し、前記スコアに基づいて前記カテゴリの表示順を制御することを特徴とするコメント管理システム。
  8. サーバと、前記サーバにネットワークを介して接続されたクライアントにより実現されるコメント管理方法において、
    コメント対象に関し投稿ユーザから投稿されたコメントに対する、複数の評価レベルによる評価の投票を、評価ユーザから受け付ける、前記クライアントによる投票入力ステップ、
    前記クライアントから前記投票を受信する、前記サーバによる投票受信ステップ、および、
    前記コメントごとに各評価レベルの投票数を集計し、前記評価レベルの投票数に応じて、対応する評価レベルの投票をした前記評価ユーザに付与するポイントを決定する、前記サーバによるポイント決定ステップを有することを特徴とするコメント管理方法。
  9. サーバと、前記サーバにネットワークを介して接続されたクライアントにより実現されるコメント管理方法において、
    コメント対象に関し投稿ユーザから投稿されたコメントに対する、複数の評価レベルによる評価の投票を、評価ユーザから受け付ける、前記クライアントによる投票入力ステップ、
    前記クライアントから前記投票を受信する、前記サーバによる投票受信ステップ、
    前記コメントごとに各評価レベルの投票数を集計し、最多得票の前記評価レベルに対する近似度、または前記評価レベルの平均に対する近似度に応じて、対応する評価レベルの投票をした前記評価ユーザに付与するポイントを決定する、前記サーバによるポイント決定ステップを有することを特徴とするコメント管理方法。
  10. コメント対象に関し投稿ユーザから投稿されたコメントに対する、複数の評価レベルによる評価の投票を、評価ユーザから受け付ける投票入力手段と、
    前記投票を、ネットワークを介して接続されたサーバに送信する投票送信手段と、
    前記サーバから受信した、前記評価ユーザに付与するポイントを表示するよう制御するポイント表示制御手段とを有し、
    前記ポイントは、前記評価ユーザが前記コメントについて投票した評価レベルと同じ評価レベルの投票が、当該コメントについてどれだけされたかに基づいて決定されることを特徴とするクライアント。
  11. コンピュータに、サーバと、前記サーバにネットワークを介して接続されたクライアントを含むコメント管理システムを実現させるためのプログラムであって、
    前記サーバに、
    評価ユーザの前記クライアントから、コメント対象に関し投稿ユーザから投稿されたコメントに対する、複数の評価レベルによる評価の投票を受信する投票受信手段、および、
    前記コメントごとに各評価レベルの投票数を集計し、前記評価レベルの投票数に応じて、対応する評価レベルの投票をした前記評価ユーザに付与するポイントを決定するポイント決定手段として機能させるプログラム。
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