JP2013255787A - 弾球遊技機 - Google Patents

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Abstract

【課題】遊技者に対し、コメントの入力を促すことができるパチンコ機を提供する。
【解決手段】パチンコ機は、特定演出が開始されると、遊技者からの指示に応じて、新規コメントの登録を受け付け、新規コメントが登録された状態で特定演出が開始されると、対応する大当り抽選で当りとなる期待度に応じた態様で、登録されている新規コメントを表示するコメント演出を行う(S770,S780,S785)。また、コメント演出により新規コメントが表示されると、遊技者からの指示に応じて該新規コメントに対する返答コメントの登録を受け付け、返答コメントの登録後は、コメント演出にて、新規コメントと共に返答コメントを表示する。
【選択図】図17

Description

本発明は、弾球遊技機に関する。
従来、遊技者からコメントや画像等の入力を受け付け、図柄演出と共に入力されたコメント等を表示する弾球遊技機が知られている(例えば、特許文献1)。また、これ以外にも、複数の遊技者から遊技結果や感想等のコメントの入力を受け付けると共にこれらを表示し、遊技者同士の情報伝達を可能とする遊技機が知られている(例えば、特許文献2)。
このような遊技機によれば、遊技者が自分で入力したコメント等を表示させて演出を楽しむことや、コメントを介して遊技者同士でコミュニケーションを取ることや、遊技者同士で情報交換を行い、遊技機に関する知識を得ることが可能となる。特に、特許文献2に記載の遊技機によれば、複数の遊技者のコメントが表示されるため、コメントとして表示された情報の信頼性を推測することもでき、事前知識の少ない初心者であっても、安心してコメントを利用した遊技を行うことができる。
特開2009−160142号公報 特開2009−101015号公報
しかしながら、遊技者の中には、コメントの入力を煩わしく思う者も存在すると考えられ、特許文献1,2に記載の遊技機を設置しても、これらの中には、コメントの入力が全くなされず、表示するコメントが存在しないというものが生じてしまうおそれがある。
本願発明は上記課題に鑑みてなされたものであり、遊技者に対し、コメントの入力を促すことができる弾球遊技機を提供することを目的とする。
上記課題に鑑みてなされた請求項1に記載の発明に係る弾球遊技機は、始動口への入球により抽出された乱数に基づき大当り抽選を行う主制御装置と、該主制御装置からのコマンドに従い、大当り抽選の結果を予告するための演出を行うサブ制御装置とを備える。
そして、主制御装置は、乱数の保留記憶を行う保留記憶手段と、保留記憶に係る乱数に基づき大当り抽選を行う抽選手段と、保留記憶に係る乱数の値に対応するコマンドを生成し、サブ制御装置に送信する送信手段と、を備える。
また、サブ制御装置は、コマンドに従い、該コマンドに対応する乱数に基づく大当り抽選について、複数の種類の演出のうちのいずれかを行う演出手段と、予め定められた種類の演出である特定演出が行われると、予め定められた複数のコメントを表示する新規コメント表示手段と、遊技者からの指示に応じて、新規コメント表示手段により表示されているコメントのうちのいずれかを、新規コメントとして登録する新規コメント登録手段と、を備える。
そして、演出手段は、新規コメントの登録がなされた後、特定演出を行う際に、該特定演出に対応する大当り抽選で当りとなる期待度を示した態様で該新規コメントを表示するコメント演出を行う。
このような構成によれば、特定演出に対する感想等を新規コメントとして残すことができ、新規コメントを介して遊技者同士でコミュニケーションを取ることや、遊技者同士で情報交換を行い、弾球遊技機に関する知識を得ることが可能となる。
また、新規コメントを登録することで、初めて、新規コメントを利用したコメント演出が行われるようになる。このため、遊技者は、コメント演出を出現させるために新規コメントを入力するようになり、遊技者に対し、新規コメントの入力を促すことができる。
また、特定演出が行われた際には、新規コメントの候補となる複数のコメントが表示され、遊技者は、これらのコメントのうちのいずれかを選択することで、新規コメントを登録することができる。このため、新規コメントを容易に登録することができ、遊技者に対し、新規コメントの入力を促すことができる。
このほかにも、弾球遊技機は、始動口への入球により抽出された乱数に基づき大当り抽選を行う主制御装置と、該主制御装置からのコマンドに従い、大当り抽選の結果を予告するための演出を行うサブ制御装置とを備え、主制御装置は、請求項1と同様の保留記憶手段,抽選手段,送信手段を備えていても良い。
また、サブ制御装置は、コマンドに従い、該コマンドに対応する乱数に基づく大当り抽選について、複数の種類の演出のうちのいずれかを行う演出手段と、予め定められた種類の演出である特定演出が行われると、遊技者から、当該遊技者が作成したコメントの入力を受け付ける新規コメント受付手段と、新規コメント受付手段が入力を受け付けたコメントを、新規コメントとして登録する新規コメント登録手段と、を備えていても良い。
そして、演出手段は、新規コメントの登録がなされた後、特定演出を行う際に、該特定演出に対応する大当り抽選で当りとなる期待度を示した態様で該新規コメントを表示するコメント演出を行っても良い。
このような構成を有する場合であっても、新規コメントを介して遊技者同士でコミュニケーションを取ることや、遊技者同士で情報交換を行い、弾球遊技機に関する知識を得ることが可能となり、さらに、遊技者に対し、新規コメントの入力を促すことができる。
また、遊技者が作成したコメントを新規コメントとして登録可能であるため、遊技者は様々な情報を提供することが可能となり、コメント演出の有用性を高めることができる。
ここで、虚偽の情報を含むコメントや、他人を中傷するコメント等、内容に問題のあるものが新規コメントとして登録されてしまう可能性もある。
そこで、請求項2に記載の弾球遊技機では、サブ制御装置は、遊技者からの指示に応じて、登録されている新規コメントを削除する新規コメント削除手段をさらに備える。
こうすることにより、内容に問題のある新規コメントを削除することができ、コメント演出により遊技者の気分を害してしまうことや、遊技者に混乱を与えてしまうことを防ぐことができる。また、古くなった新規コメントを削除すること等も可能となり、より快適な遊技を提供することができる。
また、請求項3に記載されているように、サブ制御装置は、コメント演出が行われている際に、表示されている新規コメントに対する返答となる複数のコメントを表示する返答コメント表示手段と、遊技者からの指示に応じて、返答コメント表示手段により表示されているコメントのうちのいずれかを、返答コメントとして登録する返答コメント登録手段と、を備え、演出手段は、返答コメントの登録がなされた後、コメント演出において該返答コメントを表示しても良い。
このような構成によれば、新規コメントに対する意見や感想等を返答コメントとして残すことができるため、コメント演出を利用して遊技者同士で会話を成立させることが可能となり、より一層、遊技の楽しみを高めることができると共に、情報交換を行い易くなる。
さらに、複数の返答コメントが登録されている場合には、新規コメントやこれらの返答コメントの内容から、各コメントにより提供されている情報の信頼性を推測することができ、遊技者は、より有益な情報を得ることが可能となる。
また、返答コメントの候補となる複数のコメントが表示され、遊技者は、これらのコメントのうちのいずれかを選択することで、返答コメントを登録することができる。このため、返答コメントを容易に登録することができ、遊技者に対し、返答コメントの入力を促すことができる。
また、請求項4に記載されているように、サブ制御装置は、コメント演出が行われている際に、遊技者から、当該遊技者が作成したコメントの入力を受け付ける返答コメント受付手段と、返答コメント受付手段が入力を受け付けたコメントを、返答コメントとして登録する返答コメント登録手段と、を備え、演出手段は、返答コメントの登録がなされた後、コメント演出において該返答コメントを表示しても良い。
このような構成を有する場合であっても、コメント演出を利用して遊技者同士で会話を成立させることが可能となり、より一層、遊技の楽しみを高めることができると共に、情報交換を行い易くなる。さらに、新規コメントや返答コメントの内容から、各コメントにより提供されている情報の信頼性を推測することができ、遊技者は、より有益な情報を得ることが可能となる。
また、遊技者が作成したコメントを返答コメントとして登録可能であるため、遊技者は様々な情報を提供することが可能となり、コメント演出の有用性を高めることができる。
ここで、虚偽の情報を含むコメントや、他人を中傷するコメント等、内容に問題のあるものが返答コメントとして登録されてしまう可能性もある。
そこで、請求項5に記載の弾球遊技機では、サブ制御装置は、遊技者からの指示に応じて、登録されている返答コメントを削除する返答コメント削除手段をさらに備える。
こうすることにより、内容に問題のある返答コメントを削除することができ、コメント演出により遊技者の気分を害してしまうことや、虚偽の情報が広まってしまうことを防ぐことができる。また、古くなった返答コメントを削除すること等も可能となり、より快適な遊技を提供することが可能となる。
なお、請求項6に記載されているように、演出手段は、複数の返答コメントが登録されている場合には、コメント演出において、遊技者からの指示に応じて、これらの返答コメントを、早期に登録されたものから順に表示しても良い。
このような構成によれば、多くの返答コメントが登録されている場合であっても、各返答コメントを見易くすることができる。
また、多くの返答コメントが登録されている場合等には、全ての返答コメントの内容をチェックするのは困難である。
そこで、請求項7に記載の弾球遊技機では、サブ制御装置は、コメント演出により表示されている新規コメントを肯定するか否かの意思表示の入力を受け付ける意思表示受付手段をさらに備え、演出手段は、コメント演出において、意思表示受付手段を介して受け付けた、新規コメントを肯定する意思表示の数と、該新規コメントを肯定しない意思表示の数とを表示する。
このような構成によれば、返答コメントの内容を全てチェックしなくても、各意思表示の数を確認することで、多くの遊技者による新規コメントに対する評価を容易且つ確実に把握することができ、新規コメントの信頼性を容易に推測することができる。
パチンコ機の正面図である。 パチンコ機の遊技盤の正面図である。 パチンコ機の裏面図である。 パチンコ機の電気的構成を示すブロック図である。 第一実施形態におけるメインルーチンについてのフローチャートである。 第一実施形態における始動口入賞確認処理についてのフローチャートである。 第一実施形態における当否判定処理についてのフローチャートである。 第一実施形態における当否判定処理についてのフローチャートである。 第一実施形態における当否判定処理についてのフローチャートである。 第一実施形態における当否判定処理についてのフローチャートである。 第一実施形態における大当り遊技処理についてのフローチャートである。 第一実施形態における大当り遊技処理についてのフローチャートである。 第一実施形態における大当り遊技処理についてのフローチャートである。 第一実施形態における新規コメント入力可能報知処理についてのフローチャートである。 第一実施形態における新規コメント入力可能報知処理についてのフローチャートである。 第一実施形態における新規コメント入力処理についてのフローチャートである。 第一実施形態における新規コメント表示処理についてのフローチャートである。 第一実施形態における新規コメント入力通知画面,新規コメント入力画面,ボタン操作要求画面についての説明図である。 第一実施形態におけるコメント演出画面,新規コメント入力画面についての説明図である。 第一実施形態における返答コメント入力可能報知処理についてのフローチャートである。 第一実施形態における返答コメント入力可能報知処理についてのフローチャートである。 第一実施形態における返答コメント入力処理についてのフローチャートである。 第一実施形態における返答コメント表示処理についてのフローチャートである。 第一実施形態における返答コメント入力通知画面,返答コメント入力画面,ボタン操作要求画面についての説明図である。 第一実施形態における返答コメント表示画面についての説明図である。 第二実施形態における評価入力画面,評価結果画面についての説明図である。 変形例における削除通知画面,削除画面についての説明図である。
以下、本発明の実施形態について図面を用いて説明する。なお、本発明の実施の形態は、下記の実施形態に何ら限定されることはなく、本発明の技術的範囲に属する限り種々の形態を採りうる。
[構成の説明]
(1)全体の構成について
図1に示すように、本実施形態のパチンコ機50は、縦長の固定外郭保持枠をなす外枠51にて各構成を保持する構造を有している。外枠51の左側上下にはヒンジ53が設けられており、ヒンジ53により、板ガラス61が嵌め込まれた前枠(ガラス枠)52及び後述の内枠が、外枠51に対し開閉可能に保持される。また、前枠52の板ガラス61の奥には、内枠に保持された遊技盤1(図2)が設けられている。
前枠52の上部の左右両側にはスピーカ66が設置されており、これらにより遊技音が出力され、遊技の趣向性を向上させる。また、前枠52には、遊技状態に応じて発光する枠側装飾ランプ65のほか、遊技の異常を報知するLEDが設けられている。
前枠52の下部には、上皿55と下皿63とが一体に形成されている。また、下皿63の右側には発射ハンドル64が設けられており、該発射ハンドル64を時計回りに操作することにより発射装置が作動し、上皿55から供給された遊技球が遊技盤1に向けて発射される。
下皿63は、上皿55から溢れた賞球を受けるよう構成されており、球抜きレバーを操作することで、下皿63に溜まった遊技球を遊技店に備えられたドル箱に移すことができる。また、上皿55の中央には、演出ボタン67及びジョグダイヤル68が設けられている。
本パチンコ機50は、いわゆるCR機であり、プリペイドカードの読み書きを行うプリペイドカードユニット(CRユニット)56が付属されていると共に、上皿55の右側には球貸ボタン57,精算ボタン58,残高表示器59が設けられている。
なお、図1の39は、前枠52及び前記内枠を外枠51にロックするシリンダ錠であり、該シリンダ錠39に所定の鍵を挿入して鍵を時計回りに操作すると、内枠が開放され、反時計回りに操作すると、前枠52が開放される。
また、図2に示すように、遊技盤1には、外レール2aと内レール2bとによって囲まれた略円形の遊技領域3が形成されている。遊技領域3には、その中央部にセンターケース5が装着され、センターケース5に向かって左横には、普通図柄作動ゲート17が設置されている。普通図柄作動ゲート17を遊技球が通過すると、普通図柄の当否抽選用の複数種類の乱数が抽出され、抽出された乱数に基づく当否判定(普通図柄抽選)が行なわれる。
センターケース5の直下には、遊技球の入球に起因して、特別図柄(特図とも記載)の変動表示を伴う大当り抽選が行われる第1始動口11及び第2始動口12が、上下に並んで配設されている。本パチンコ機50は、第1始動口11への入球により変動する第1特別図柄(第1特図)と、第2始動口12への入球により変動する第2特別図柄(第2特図)との2種類の特別図柄を備える。第1始動口11は、常時遊技球が入球可能に構成されているが、第2始動口12は、普通図柄抽選での当選により開放される普通電動役物として構成されており、開放時のみ入球可能となっている。
第1始動口11に遊技球が入球すると、第1特図に対応する複数種類の乱数が抽出され、第1保留記憶として記憶されると共に、第2始動口12に遊技球が入球すると、第2特図に対応する複数種類の乱数が抽出され、第2保留記憶として記憶される。
普通電動役物として構成された第2始動口12は、普通図柄抽選での当選時に、所定時間の開放が行われる。
第2始動口12の下方には、大当り抽選で当ると行われる大当り遊技の際に開放される特別電動役物からなる大入賞口14が配設されている。また、遊技領域3における向かって左下の領域には、複数の一般入賞口31〜34が配設されている。
遊技盤1における向かって右下の領域には、7セグメントの第1特図表示装置9及び第2特図表示装置10と、4個のLEDからなる第1特図保留数表示装置18及び第2特図保留数表示装置19と、2個のLEDからなる普通図柄表示装置7と、4個のLEDからなる普図保留数表示装置8が設置されている。
図2に示す遊技盤1のセンターケース5には、中央に演出図柄表示装置6(全体の図示は省略)のLCDパネルが配設され、LCDパネルの画面上では、演出図柄の変動表示等を行うことで、第1,第2特図に対応する大当り抽選の結果を報知する図柄演出が行われる。
また、センターケース5には、周知のものと同様にワープ入口、ワープ樋、ステージ等が設けられている。
なお、遊技盤1の遊技領域3には多数の遊技釘4が植設されており、盤面最下部にはアウト口が設けられている。
また、図3に示すように、パチンコ機50の裏側は、遊技盤1を脱着可能に取付ける内枠70が外枠51に収納された構成となっている。内枠70は、前枠52と同様、一方の側縁(図3に向かって右側)の上下位置が外枠51に設けられたヒンジ53に結合され、開閉可能に設置されている。内枠70には、遊技球流下通路が形成されており、上方(上流)から球タンク71、タンクレール72、払出ユニット73が設けられ、払出ユニット73の中には払出装置が設けられている。この構成により、遊技盤1の入賞口に遊技球が入賞すると、球タンク71に貯留されている所定個数の遊技球(賞球)が払出装置から払い出され、流下通路を通り上皿55に払い出される。また、本実施形態では、払出装置は、貸出ボタンの操作に応じて遊技球(貸球)を払い出すよう構成されている。
また、パチンコ機50の裏側には、主制御装置80、払出制御装置81、演出図柄制御装置82、サブ統合制御装置83、発射制御装置、電源基板85が設けられている。主制御装置80,演出図柄制御装置82,サブ統合制御装置83は、遊技盤1に設けられ、払出制御装置81,発射制御装置,電源基板85は、内枠70に設けられている。なお、図3では発射制御装置が記載されていないが、発射制御装置は、払出制御装置81の奥側(遊技盤1側)に配されている。
また、球タンク71の右側には、外部接続端子板78が設けられており、外部接続端子板78により、遊技状態や遊技結果を示す信号が図示しないホールコンピュータへ送られる。
(2)電気的構成について
次に、パチンコ機50の電気的構成について説明する。このパチンコ機50は、図4のブロック図に示すとおり、主制御装置80を中心にして構成されている。なお、このブロック図には、単に信号を中継するいわゆる中継基板や電源基板等は記載されていない。また、詳細な図示は省略するが、主制御装置80、払出制御装置81、演出図柄制御装置82、サブ統合制御装置83のいずれもCPU、ROM、RAM、入力ポート、出力ポート等を備えている。また、発射制御装置84、電源基板にはCPU、ROM、RAMは設けられていないが、これに限るわけではなく、発射制御装置84等にCPU、ROM、RAM等を設けてもよい。
主制御装置80には、第1始動口11に入球した遊技球を検出する第1始動口SW11a、第2始動口12に入球した遊技球を検出する第2始動口SW12a、普通図柄作動ゲート17に進入した遊技球を検出する普通図柄作動SW17a、大入賞口14に入球した遊技球を計数するための第1カウントSW14a、一般入賞口31〜34に入球した遊技球を検出する一般入賞口SW31a等からの検出信号が入力される。
主制御装置80は、搭載しているプログラムに従って動作して、上述の検出信号等に基づいて遊技の進行に関わる各種のコマンドを生成し、払出制御装置81及びサブ統合制御装置83に出力する。
また、主制御装置80は、図柄表示装置中継端子板90を介して接続されている第1特図表示装置9,第2特図表示装置10,第1特図保留数表示装置18,第2特図保留数表示装置19,普通図柄表示装置7,普図保留数表示装置8の表示を制御する。
さらに、主制御装置80は、大入賞口ソレノイド14bを制御することで大入賞口14の開閉を制御し、普電役物ソレノイド12bを制御することで第2始動口12の開閉を制御する。
主制御装置80からの出力信号は試験信号端子にも出力されるほか、図柄変動や大当り等の管理用の信号が外部接続端子板78に出力されてホールコンピュータ87に送られる。
主制御装置80と払出制御装置81とは双方向通信が可能である。
払出制御装置81は、主制御装置80から送られてくるコマンドに応じて払出モータ20を稼働させて賞球を払い出させる。本実施例においては、賞球として払い出される遊技球を計数するための払出SW21の検出信号は払出制御装置81に入力され、払出制御装置81で賞球の計数が行われる構成を用いる。この他にも主制御装置80と払出制御装置81に払出SW21の検出信号が入力され、主制御装置80と払出制御装置81の双方で賞球の計数を行う構成を用いることも考えられる。
なお、払出制御装置81は、ガラス枠閉鎖SW35,内枠閉鎖SW36,球切れSW23,払出SW21,満杯SW22からの信号が入力され、満杯SW22により下皿63が満タンであることを示す信号が入力された場合や、球切れSW23により球タンク71に遊技球が少ないあるいは無いことを示す信号が入力された場合には、払出モータ20を停止させ、賞球の払出動作を停止させる。また、満杯SW22,球切れSW23も、その状態が解消されるまで信号を出力し続ける構成になっており、払出制御装置81は、その信号が出力されなくなることに起因して払出モータ20の駆動を再開させる。
また、払出制御装置81は、CRユニット端子板24を介してCRユニット56と交信することで払出モータ20を作動させ、貸し球を排出する。払出された貸し球は払出SW21に検出され、検出信号は払出制御装置81に入力される。また、CRユニット端子板24は、残高表示器59とも双方向通信可能に接続されており、残高表示器59には、遊技球の貸出しを要求するための球貸ボタン57、精算を要求するための精算ボタン58が設けられている。
また、払出制御装置81は、外部接続端子板78を介して賞球に関する情報、枠(内枠70,前枠52)の開閉状態を示す情報などをホールコンピュータ87に送信するほか、発射制御装置84に対して発射停止信号を送信する。
なお、本実施例では遊技球を払出す構成であるが、入賞等に応じて発生した賞球を払い出さずに記憶する封入式の構成にしても良い。
発射制御装置84は、発射モータ30を制御して、遊技領域3に遊技球を発射させる。
なお、発射制御装置84には、払出制御装置81以外に、発射ハンドル64からの回動量信号、タッチSW28からのタッチ信号、発射停止SW29から発射停止信号が入力される。
回動量信号は、遊技者が発射ハンドル64を操作することで出力され、タッチ信号は遊技者が発射ハンドル64を触ることで出力され、発射停止スイッチ信号は、遊技者が発射停止SW29を押すことで出力される。なお、タッチ信号が発射制御装置84に入力されていなければ、遊技球は発射できないほか、発射停止スイッチ信号が入力されているときには、遊技者が発射ハンドル64を触っていても遊技球は発射出来ないようになっている。
サブ統合制御装置83は、主制御装置80から送信されてくるデータ及びコマンドを受信し、それらを演出表示制御用、音制御用及びランプ制御用のデータに振り分けて、演出表示制御用のコマンド等は演出図柄制御装置82に送信し、音制御用及びランプ制御用は自身に含まれている各制御部位(音声制御装置及びランプ制御装置としての機能部)に分配する。
そして、音声制御装置としての機能部は、音声制御用のデータに基づいて音LSIを作動させることによってスピーカ66からの音声出力を制御し、ランプ制御装置としての機能部は、ランプ制御用のデータに基づいてランプドライバを作動させることによって各種LED、ランプ26を制御する。
また、サブ統合制御装置83には、演出ボタン67,ジョグダイヤル68が接続されており、遊技者が演出ボタン67,ジョグダイヤル68を操作した際には、その信号がサブ統合制御装置83に入力される。
サブ統合制御装置83と演出図柄制御装置82とは双方向通信が可能である。
演出図柄制御装置82は、サブ統合制御装置83から受信したデータ及びコマンド(共に主制御装置80から送信されてきたものとサブ統合制御装置83が生成したものとがある)に基づいて演出図柄表示装置6を制御して、演出図柄の変動表示(図柄演出)等の演出画面を表示させる。
[動作の説明]
[第一実施形態]
次に、第一実施形態におけるパチンコ機50の動作について説明する。
第一実施形態のパチンコ機50は、周知のものと同様、大当り抽選の結果を予告する(大当り抽選で当る期待度を示す)各種演出が行われる。これらの演出の具体例としては、例えば、リーチとなる図柄演出に連動して行われるリーチ演出や、図柄演出の際に対応する大当り抽選で当ることを予告する予告演出や、予告の対象となる保留記憶の消化前に行われる1または複数の図柄演出と連動して、保留図柄を変化させる等の方法により該保留記憶で当りとなる期待度を示す先読み演出等を挙げることができる。無論、これらの演出は、必ず100%の確率で大当り抽選の結果を通知するというものではなく、予告が外れる場合もある。
また、第一実施形態のパチンコ機50は、遊技者からコメントの入力を受け付け、これを表示するよう構成されている。
すなわち、予め定められた演出(特定演出)が開始されると、遊技者からコメントの入力を受け付け、該コメントを新規コメントとして登録する。そして、新規コメントの登録後は、特定演出が開始されると、特定演出により予告がなされる大当り抽選で当りとなる期待度に応じた態様で新規コメントを表示するコメント演出が行われる。
さらに、新規コメントの登録後は、新規コメントに対する返答となるコメントの入力を受け付け、該コメントを返答コメントとして登録し、コメント演出において、新規コメントと共に返答コメントが表示される。
なお、特定演出とは、例えば、リーチ演出や、予告演出や、先読み演出等であっても良いし、リーチ演出等として複数の種類を設け、特定の種類のリーチ演出等を特定演出としても良い。また、特定演出となる演出を複数設けても良く、このような場合には、特定演出毎にコメントの登録を行っても良い。
また、コメント演出は、1回の図柄演出と連動して行われても良いし、連続して行われる複数回の図柄演出と連動して行われても良い。具体的には、例えば、リーチ演出や予告演出である特定演出に対応するコメント演出であれば、リーチ演出等に対応する1回の図柄演出と連動して行うことが考えられ、先読み演出である特定演出に対応するコメント演出であれば、先読み演出に対応する1回または複数回の図柄演出と連動して行うことが考えられる。
以下では、第一実施形態のパチンコ機50の動作について、詳しく説明する。
(1)メインルーチンについて
まず、パチンコ機50の主制御装置80におけるメインルーチンについて、図5に記載のフローチャートを用いて説明する。なお、このメインルーチンは、2ms周期のタイマ割り込み処理として起動される。
S10では、主制御装置80は、正常なタイマ割り込みによりメインルーチンが起動されたか否かを判定し、肯定判定が得られた場合には(S10:Yes)、S20に処理を移行すると共に、否定判定が得られた場合には(S10:No)、S15に処理を移行する。
S15では、主制御装置80は、CPUやI/O等の初期設定を行い、S80に処理を移行する。
一方、S10で肯定判定が得られた場合には、主制御装置80は、初期値乱数の更新(S20),大当り決定用乱数の更新(S25),大当り図柄決定用乱数の更新(S30),当り決定用乱数の更新(S35),リーチ判定用乱数の更新(S40),変動パターン決定用乱数の更新(S45)を行う。
そして、主制御装置80は、始動口等といった入賞口への遊技球の入賞を検出する入賞確認処理と(S50)、始動口への入賞に起因して大当り抽選を行う当否判定処理と(S55)、大当り抽選で当選した際に、遊技者に所定の遊技価値を付与する大当り遊技を行うための大当り遊技処理(S60)を行う。また、遊技球の普通図柄作動ゲート17の通過に起因して普通図柄抽選等を行う普図当否判定処理と(S65)、普通電動役物(第2始動口12)を開放することで普図遊技を行う普図遊技処理と(S67)、遊技者の不正行為を検出する不正監視処理と(S70)、サブ統合制御装置83等にデータ及びコマンドを送信し、また、ホールコンピュータ87等に各種情報を送信する各出力処理と(S75)を行う。
また、S80では、主制御装置80は、次のタイマ割込みが発生してメインルーチンが起動されるまで、初期値乱数の更新を繰り返し行う。
(2)始動口入賞確認処理について
次に、第1,第2始動口11,12への入賞を検出し、該入賞に応じて保留記憶等を行う始動口入賞確認処理について、図6に記載のフローチャートを用いて説明する。なお、本処理は、メインルーチンから実行される入賞確認処理からコールされるサブルーチンとして構成されている。
S100では、主制御装置80は、第1始動口SW11aの検出信号と、第2始動口SW12aの検出信号とに基づき、第1始動口11或いは第2始動口12への遊技球の入賞が発生したかを判定する。そして、肯定判定の場合は(S100:Yes)、S105に処理を移行し、否定判定の場合は(S100:No)、本処理を終了する。
S105では、主制御装置80は、入賞が生じた始動口に対応する特図についての保留記憶の数が、最大値(一例として4)に達しているか否かを判定する。そして、最大値に達している場合には(S105:Yes)、S110に処理を移行し、最大値に達していない場合には(S105:No)、本処理を終了する。
S110では、主制御装置80は、大当り抽選に用いられる大当り決定用乱数や、大当り抽選で当った際に停止表示される図柄(当り図柄)を決定するための大当り図柄決定用乱数や、図柄演出において、リーチとなった後に外れを示す演出図柄を停止表示させる演出を行うか否かを決定するためのリーチ判定用乱数や、特別図柄の変動時間等を決定するための変動パターン決定用乱数等を抽出する。そして、抽出した乱数を、入賞が生じた始動口に対応する特図についての保留記憶として記憶し、S115に処理を移行する。
S115では、主制御装置80は、新たに発生した保留記憶に係る大当り決定用乱数が特定値(大当り抽選で当りとなる値)であるか否かと、該保留記憶に係るリーチ判定用乱数等が特定値(図柄演出でリーチとなる値)であるか否かを判定する先読み判定を行う。そして、先読み判定の結果と、先読み判定が行われた保留記憶に対応する特図の種類(第1特図であるか第2特図であるか)を示す先読みコマンドを生成し、サブ統合制御装置83に送信する(S120)。
なお、先読みコマンドを受信したサブ統合制御装置83は、該先読みコマンドに対応する保留記憶が消化されるまで、該先読みコマンドが示す先読み判定結果を保存する。
続くS125では、主制御装置80は、新たに発生した保留記憶に対応する特図について、何個の保留記憶が生じているかを示す保留数コマンドを生成し、サブ統合制御装置83に送信する。なお、第1特図に対応する保留数コマンドを第1保留数コマンド、第2特図に対応する保留数コマンドを第2保留数コマンドとする。その後、主制御装置80は、本処理を終了する。
また、各特図に対応する保留記憶の数と、該保留記憶についての先読み判定の結果とを示す一つのコマンドを生成し、該コマンドを、先読みコマンドや保留数コマンドに替えて用いても良い。
(3)当否判定処理について
次に、保留記憶に係る大当り決定用乱数により大当り抽選を行う当否判定処理について、図7〜10のフローチャートを用いて説明する。なお、本処理は、メインルーチンから実行される。
まず、図7に関して、S200では、主制御装置80は、特別電動役物の作動中、すなわち、大当り遊技の実行中であるか否かを判定する。そして、肯定判定の場合には(S200:Yes)、本処理を終了し、否定判定の場合には(S200:No)、S205に処理を移行する。
S205では、主制御装置80は、第1特図或いは第2特図の変動表示中か否かを判定する。そして、肯定判定の場合には(S205:Yes)、図9のS285に処理を移行し、否定判定の場合には(S205:No)、S210に処理を移行する。
S210では、主制御装置80は、第1特図或いは第2特図の確定表示中か否かを判定する。そして、肯定判定の場合には(S210:Yes)、図10のS295に処理を移行し、否定判定の場合には(S210:No)、図8のS215に処理を移行する。
続いて図8に関して、S215では、主制御装置80は、第2保留記憶の有無について判定し、肯定判定の場合には(S215:Yes)、S220に処理を移行すると共に、否定判定の場合には(S215:No)、S225に処理を移行する。
S220では、主制御装置80は、第2保留記憶の数をデクリメントすると共に、最も古い第2保留記憶を選択し、S235に処理を移行する。
S225では、主制御装置80は、第1保留記憶の有無について判定し、肯定判定の場合には(S225:Yes)、S230に処理を移行すると共に、否定判定の場合には(S225:No)、本処理を終了する。
S230では、主制御装置80は、第1保留記憶の数をデクリメントすると共に、最も古い第1保留記憶を選択し、S235に処理を移行する。
S235では、主制御装置80は、確変状態であることを示す確変フラグが1か否かを判定し、肯定判定の場合には(S235:Yes)、S240に処理を移行すると共に、否定判定の場合には(S235:No)、S245に処理を移行する。
S240では、主制御装置80は、選択された保留記憶に係る大当り判定用乱数と、確変状態に対応する当否判定用テーブル(確変テーブル)に基づき、大当り抽選で当るか否かを判定し、該保留記憶を消化する。そして、S250に処理を移行する。
一方、S245では、主制御装置80は、選択された保留記憶に係る大当り判定用乱数と、通常状態に対応する当否判定用テーブル(通常テーブル)に基づき、大当り抽選で当るか否かを判定し、該保留記憶を消化する。そして、S250に処理を移行する。
なお、S215〜S245の処理から明らかなように、第一実施形態では、第1保留記憶と第2保留記憶が存在する場合には、第2保留記憶から先に消化される。
S250では、主制御装置80は、大当り抽選で当ったか否かを判定し、肯定判定の場合には(S250:Yes)、S255に処理を移行すると共に、否定判定の場合には(S250:No)、S270に処理を移行する。
S255では、主制御装置80は、消化した保留記憶に係る大当り図柄決定用乱数に基づき当り図柄を決定する。そして、S260に処理を移行する。
S260では、主制御装置80は、消化した保留記憶に係る変動パターン決定用乱数等に基づき特別図柄の変動時間等を決定し、S265に処理を移行する。
S265では、主制御装置80は、当り図柄に応じて、大当り遊技のラウンド数や、大当り遊技後に確変状態や時短状態となるか否かを設定し、S280に処理を移行する。
一方、S250で否定判定が得られた場合に移行する(すなわち、大当り抽選で外れた際に移行する)S270では、主制御装置80は、消化した保留記憶に係るリーチ判定用乱数や変動パターン決定用乱数等に基づき特別図柄の変動時間等を決定し、S275に処理を移行する。なお、この特別図柄の変動時間に応じて、大当り抽選で外れる場合の図柄演出の態様(リーチとなるかノーマル外れ(リーチとなることなく外れる図柄演出)となるか等)が決定される。
S275では、主制御装置80は、確変状態中に実行可能な大当り抽選の残り回数(確変回数)や、時短状態中に実行可能な大当り抽選の残り回数(時短回数)を示すカウンタの更新等を行い、S280に処理を移行する。
S280では、主制御装置80は、サブ統合制御装置83に対し、大当り抽選後の第1保留記憶の数を示す第1保留数コマンドと、大当り抽選後の第2保留記憶の数を示す第2保留数コマンドとを送信する。また、消化した保留記憶に対応する特図の変動表示を開始すると共に、サブ統合制御装置83に対し特別図柄の変動時間等を示す変動開始コマンドを送信することで図柄演出を開始させる。さらに、サブ統合制御装置83に対し、停止表示させる演出図柄を指示する(大当りになる場合であれば、S255で決定された当り図柄に対応する演出図柄が指定される)図柄指定コマンドを送信し、本処理を終了する。
続いて図9に関して、第1特図或いは第2特図の変動表示中に移行するS285では、主制御装置80は、特図の変動時間が経過したか否かを判定し、肯定判定の場合には(S285:Yes)、S290に処理を移行すると共に、否定判定の場合には(S285:No)、本処理を終了する。
S290では、主制御装置80は、特図の変動表示を終了し、特図の確定図柄を表示させると共に、サブ統合制御装置83に対し演出図柄の確定表示を行わせる図柄確定コマンドを送信し、本処理を終了する。
続いて図10に関して、特図の確定表示中に移行するS295では、主制御装置80は、特図の確定表示の継続時間が終了したか否かを判定する。そして、肯定判定の場合には(S295:Yes)、S300に処理を移行すると共に、否定判定の場合には(S295:No)、本処理を終了する。
S300では、主制御装置80は、特図の確定表示を終了し、S305に処理を移行する。
S305では、主制御装置80は、確定表示されていた特図が大当り時のものであるかを判定し、肯定判定の場合には(S305:Yes)、S315に処理を移行すると共に、否定判定の場合には(S305:No)、S350に処理を移行する。
S315では、主制御装置80は、確変状態であることを示す確変フラグを参照すると共に、確変フラグが1である場合には確変フラグをクリアし(S320)、その後、S325に処理を移行する。
S325では、主制御装置80は、時短状態であることを示す時短フラグを参照すると共に、時短フラグが1である場合には時短フラグをクリアし(S330)、その後、S335に処理を移行する。
そして、主制御装置80は、条件装置作動開始処理(S335),役物連続作動装置作動開始処理(S340),大当り開始演出処理(S345)を順次実行することで、大当り遊技の態様を示すコマンドや、大当り遊技の開始を指示するコマンドをサブ統合制御装置83に送信する等して大当り遊技を開始し、本処理を終了する。
一方、S305にて否定判定が得られた場合に移行するS350では、主制御装置80は、確変フラグを参照し、該フラグが1である場合には(S350:Yes)、確変状態中に実行可能な大当り抽選の残り回数(確変回数)を参照する(S355)。そして、該残り回数が0である場合には(S355:Yes)、確変フラグをクリアし(S360)、S365に処理を移行する。
S365では、主制御装置80は、時短フラグを参照し、該フラグが1である場合には(S365:Yes)、時短状態中に実行可能な大当り抽選の残り回数(時短回数)を参照する(S370)。そして、該残り回数が0である場合には(S370:Yes)、時短フラグをクリアし(S375)、S380に処理を移行する。
S380では、主制御装置80は、サブ統合制御装置83に対し、現在の遊技状態を通知する状態指定コマンドを送信する状態指定コマンド送信処理を実行し、本処理を終了する。
(4)大当り遊技処理について
次に、大当り遊技の進行を制御する大当り遊技処理について、図11〜13のフローチャートを用いて説明する。なお、本処理は、メインルーチンから実行される。
S400では、主制御装置80は、役物連続作動装置の作動中、すなわち、大当り遊技の実行中であるか否かを判定する。そして、肯定判定の場合には(S400:Yes)、S405に処理を移行し、否定判定の場合には(S400:No)、本処理を終了する。
S405では、主制御装置80は、大入賞口14の開放中であるか否かを判定し、肯定判定の場合には(S405:Yes)、図12のS450に処理を移行すると共に、否定判定の場合には(S405:No)、S410に処理を移行する。
S410では、主制御装置80は、大当り遊技における各ラウンドのインターバル中であるか否かを判定し、肯定判定の場合には(S410:Yes)、図12のS470に処理を移行すると共に、否定判定の場合には(S410:No)、S415に処理を移行する。
S415では、主制御装置80は、大当り遊技の終了演出中であるか否かを判定し、肯定判定の場合には(S415:Yes)、図13のS500に処理を移行すると共に、否定判定の場合には(S415:No)、S420に処理を移行する。
S420では、主制御装置80は、大当り遊技における開始演出時間が経過したか否かを判定し、肯定判定の場合には(S420:Yes)、S425に処理を移行すると共に、否定判定の場合には(S420:No)、本処理を終了する。
S425では、主制御装置80は、大入賞口14を開放させる大入賞口開放処理を実行し、本処理を終了する。
続いて図12に関して、大入賞口14の開放中に移行するS450では、主制御装置80は、大入賞口14に入賞した遊技球の数が10個となったか否かを判定する。そして、肯定判定の場合には(S450:Yes)、S460に処理を移行すると共に、否定判定の場合には(S450:No)、S455に処理を移行する。
S455では、主制御装置80は、大入賞口14の開放時間が終了したか否かを判定し、肯定判定の場合には(S455:Yes)、S460に処理を移行すると共に、否定判定の場合には(S455:No)、本処理を終了する。
S460では、主制御装置80は、大入賞口14を閉鎖させる大入賞口閉鎖処理を実行し、S465に処理を移行する。
S465では、主制御装置80は、大当り遊技の各ラウンドのインターバルを設定する大当りインターバル処理を実行し、本処理を終了する。
一方、各ラウンドのインターバル中に移行するS470では、主制御装置80は、大当り遊技のインターバル時間が経過したか否かを判定し、肯定判定の場合には(S470:Yes)、S475に処理を移行すると共に、否定判定の場合には(S470:No)、本処理を終了する。
S475では、主制御装置80は、大当り遊技の最終ラウンドか否かを判定し、肯定判定の場合には(S475:Yes)、S480に処理を移行すると共に、否定判定の場合には(S475:No)、S485に処理を移行する。
S480では、主制御装置80は、大当り遊技を終了させる際の演出を行う大当り終了演出処理を実行し、本処理を終了する。
一方、S485では、主制御装置80は、大入賞口14を開放させる大入賞口開放処理を実行し、本処理を終了する。
続いて図13に関して、大当り遊技の終了演出中に移行するS500では、主制御装置80は、該終了演出の時間が終了したか否かを判定し、肯定判定の場合には(S500:Yes)、S505に処理を移行すると共に、否定判定の場合には(S500:No)、本処理を終了する。
続くS505,S510では、主制御装置80は、役物連続作動装置と条件装置とを停止させ、S515に処理を移行する。
S515では、主制御装置80は、大当り遊技後に確変状態に移行するか否かを判定し、肯定判定の場合には(S515:Yes)、確変状態中に実行可能な大当り抽選の回数(確変回数)を設定すると共に(S520)、確変フラグをセットし(S525)、S530に処理を移行する。
S530では、主制御装置80は、大当り遊技後に時短状態に移行するか否かを判定し、肯定判定の場合には(S530:Yes)、時短状態中に実行可能な大当り抽選の回数(時短回数)を設定すると共に(S535)、時短フラグをセットし(S540)、S545に処理を移行する。
S545,S550では、主制御装置80は、サブ統合制御装置83に対し、大当り遊技に関する演出を終了させる大当り終了コマンドを送信する処理と、大当り遊技終了後の遊技状態を通知する状態指定コマンドを送信する状態指定コマンド送信処理とを実行し、本処理を終了する。
(5)新規コメント入力可能報知処理について
次に、新規コメントの入力を受け付けると共に、コメント演出を行う新規コメント入力可能報知処理について、図14,15に記載のフローチャートを用いて説明する。なお、本処理は、サブ統合制御装置83にて定期的なタイミングで実行される。
S600では、サブ統合制御装置83は、特定演出の開始タイミングが到来したか否かを判定する。そして、肯定判定の場合には(S600:Yes)、S605に処理を移行し、否定判定の場合には(S600:No)、本処理を終了する。
なお、サブ統合制御装置83は、主制御装置80から受信したコマンドに従い、大当り抽選の結果を予告するための各種演出を行うための処理(特許請求の範囲における演出手段に相当)を実行する。具体例を挙げると、リーチ演出や予告演出は、変動開始コマンドや図柄指定コマンド等に従い行われ、先読み演出は、先読みコマンドや保留数コマンド等に従い行われる。そして、各演出は、対応するコマンドの受信後、予め定められたタイミングで実行される。
S605では、サブ統合制御装置83は、特定演出に対応する新規コメントが登録されているか否かを判定する。そして、肯定判定の場合には(S605:Yes)、S650(図15)に処理を移行し、否定判定の場合には(S605:No)、S610に処理を移行する。
S610では、サブ統合制御装置83は、演出図柄表示装置6に、新規コメントの入力が可能である旨を通知する新規コメント入力通知画面を表示すると共に、新規コメントの入力が可能な期間(新規コメント入力可能期間)のカウントを開始する(S615)。
なお、図18(a)には、新規コメント入力通知画面の一例が記載されている。この新規コメント入力通知画面800では、図柄演出や動物キャラクタ(熊の達吉)等と共に、演出ボタン67の操作により新規コメントの入力が可能となる旨のメッセージが表示される。
続くS620では、サブ統合制御装置83は、演出ボタン67が操作されたか否かを判定する。そして、肯定判定の場合には(S620:Yes)、S625に処理を移行し、否定判定の場合には(S620:No)、S635に処理を移行する。
S625では、サブ統合制御装置83は、演出図柄表示装置6に新規コメントの入力画面を表示すると共に、遊技者から新規コメントの入力を受け付ける新規コメント入力処理を実行し(S630)、本処理を終了する。
一方、S635では、サブ統合制御装置83は、新規コメント入力可能期間が経過したか否かを判定する。そして、肯定判定の場合には(S635:Yes)、S640に処理を移行し、否定判定の場合には(S635:No)、本処理を終了する。
S640では、サブ統合制御装置83は、新規コメント入力通知画面の表示を終了すると共に、新規コメント入力可能期間のカウントを終了し(S645)、本処理を終了する。
一方、特定演出に対応する新規コメントが登録されている場合に移行するS650(図15)では、サブ統合制御装置83は、演出図柄表示装置6に、遊技者に対し、演出ボタン67の操作(コメント演出を開始させるための操作)を促すボタン操作要求画面を表示し、S655に処理を移行する。
なお、図18(c)には、ボタン操作要求画面の一例が記載されている。このボタン操作要求画面810では、演出ボタン67の操作を促すべく、図柄演出と共に演出ボタン67が表示される。
S655では、サブ統合制御装置83は、演出ボタン67の操作が可能な期間(ボタン操作可能期間)のカウントを開始し、S660に処理を移行する。
S660では、サブ統合制御装置83は、演出ボタン67の操作がなされたか否かを判定する。そして、肯定判定の場合には(S660:Yes)、S665に処理を移行し、否定判定の場合には(S660:No)、S670に処理を移行する。
S665では、サブ統合制御装置83は、特定演出に対応して登録されている新規コメントを演出図柄表示装置6に表示する(コメント演出を行う)新規コメント表示処理を実行し、本処理を終了する。
一方、S670では、サブ統合制御装置83は、ボタン操作可能期間が経過したか否かを判定する。そして、肯定判定の場合には(S670:Yes)、S675に処理を移行し、否定判定の場合には(S670:No)、本処理を終了する。
S675では、サブ統合制御装置83は、ボタン操作要求画面の表示を終了すると共に、ボタン操作可能期間のカウントを終了し(S680)、本処理を終了する。
(6)新規コメント入力処理について
次に、新規コメントの入力を受け付けると共に、該新規コメントを登録する新規コメント入力処理について、図16に記載のフローチャートを用いて説明する。なお、本処理は、新規コメント入力可能報知処理からコールされるサブルーチンとして構成されている。
S700では、サブ統合制御装置83は、演出図柄表示装置6に、新規コメントの入力を受け付けるための新規コメント入力画面を表示する。図18(b)に記載されているように、新規コメント入力画面805では、予め用意された新規コメントの候補が複数表示され、以後、演出ボタン67とジョグダイヤル68を介して、これらの候補のうちのいずれかの選択を受け付ける。
なお、予め用意された候補の中から新規コメントを選択するのでは無く、新規コメントを直接入力可能としても良く、このような場合には、図19(b)に記載の新規コメント入力画面820を表示することが考えられる。新規コメント入力画面820では、入力された新規コメントが表示される入力欄820aと、あ行〜わ行の各行や、所定の記号に対応するボタン画像から構成されるボタン画像群820bが表示される。
そして、サブ統合制御装置83は、ジョグダイヤル68を介していずれかのボタン画像の選択を受け付けると共に、演出ボタン67により選択されたボタン画像に対応するひらがな或いは記号の選択を受け付けることで、新規コメントの入力を受け付ける。
続くS705では、サブ統合制御装置83は、新規コメントの入力を受け付ける新規コメント入力期間のカウントを開始し、S710に処理を移行する。
S710では、サブ統合制御装置83は、演出ボタン67とジョグダイヤル68に対する操作に基づき、新規コメントの入力が完了したか否かを判定する。そして、肯定判定の場合には(S710:Yes)、S715に処理を移行し、否定判定の場合には(S710:No)、S720に処理を移行する。
S715では、サブ統合制御装置83は、入力された新規コメントをサブ統合制御装置83に設けられている不揮発性の記憶媒体(図示無し)に記憶することで、該新規コメントを特定演出に対応して登録し、本処理を終了する。
一方、S720では、サブ統合制御装置83は、新規コメント入力期間が経過したか否かを判定する。そして、肯定判定の場合には(S720:Yes)、S725に処理を移行し、否定判定の場合には(S720:No)、本処理を終了する。
S725では、サブ統合制御装置83は、新規コメント入力画面の表示を終了すると共に、新規コメント入力期間のカウントを終了し(S730)、本処理を終了する。
(7)新規コメント表示処理について
次に、新規コメントを表示する(コメント演出を行う)新規コメント表示処理について、図17に記載のフローチャートを用いて説明する。なお、本処理は、新規コメント入力可能報知処理からコールされるサブルーチンとして構成されている。
S750では、サブ統合制御装置83は、特定演出により予告が行われる大当り抽選で当りとなるか否かを判定する。具体的には、例えば、特定演出がリーチ演出や予告演出である場合には、これらの演出を指示する変動開始コマンドや図柄指定コマンドに基づき、対応する大当り抽選で当りとなるか否かが判定される。また、例えば、特定演出が先読み演出である場合には、該先読み演出に係る先読みコマンドに基づき、先読み演出の対象となる保留記憶に基づく大当り抽選で当りとなるか否かが判定される。そして、肯定判定の場合には(S750:Yes)、S760に処理を移行し、否定判定の場合には(S750:No)、S755に処理を移行する。
S755では、サブ統合制御装置83は、大当り抽選で外れとなる場合におけるコメント演出の態様を決定し、S765に処理を移行する。なお、コメント演出には、一例として、当りとなる期待度の異なる3種類の態様(金色枠,赤色枠,通常枠)が設けられている。金色枠,赤色枠,通常枠のコメント演出では、それぞれ、新規コメントの表示欄の枠の色が金色,赤色,白色となり、金色枠が当りの期待度が最も高く、通常枠が当りの期待度が最も低くなっている。
そして、サブ統合制御装置83は、ROM(図示無し)に記憶されている演出テーブル1に登録されているいずれかの乱数を抽出し、該乱数の値に応じてコメント演出の態様を決定する。
また、S760では、サブ統合制御装置83は、ROM(図示無し)に記憶されている演出テーブル2に登録されているいずれかの乱数を抽出すると共に、該乱数の値に応じて、大当り抽選で当りとなる場合におけるコメント演出の態様を決定し、S765に処理を移行する。
なお、言うまでも無く、大当り抽選で当りとなる場合には、外れとなる場合に比べて期待度の高い態様のコメント演出が行われる確率が高くなっており、演出テーブル2には、演出テーブル1に比べ、金色枠や赤色枠に対応する乱数がより多く登録されていると共に、通常枠に対応する乱数の数は少なくなっている。
S765では、サブ統合制御装置83は、コメント演出の態様として、金色枠が選択されたか否かを判定する。そして、肯定判定の場合には(S765:Yes)、S770に処理を移行し、否定判定の場合には(S765:No)、S775に処理を移行する。
S770では、サブ統合制御装置83は、演出図柄表示装置6に金色枠によるコメント演出画面を表示し、本処理を終了する。
一方、S775では、サブ統合制御装置83は、コメント演出の態様として、赤色枠が選択されたか否かを判定する。そして、肯定判定の場合には(S775:Yes)、S785に処理を移行し、否定判定の場合には(S775:No)、S780に処理を移行する。
S780では、サブ統合制御装置83は、演出図柄表示装置6に通常枠によるコメント演出画面を表示し、本処理を終了する。
一方、S785では、サブ統合制御装置83は、演出図柄表示装置6に赤色枠によるコメント演出画面を表示し、本処理を終了する。
なお、図19(a)には、赤色枠によるコメント演出画面の一例が記載されている。このコメント演出画面815では、登録されている新規コメントを表示する表示枠815aが赤色となっている。なお、既に述べたように、金色枠によるコメント演出画面では該表示枠が金色となり、通常枠によるコメント演出画面では該表示枠が白色となる。
(8)返答コメント入力可能報知処理について
次に、返答コメントの入力を受け付けると共に、コメント演出にて新規コメントと共に登録された返答コメントを表示する返答コメント入力可能報知処理について、図20,21に記載のフローチャートを用いて説明する。なお、本処理は、サブ統合制御装置83にて定期的なタイミングで実行される。
S900では、サブ統合制御装置83は、新規コメントや返答コメントの表示中か否か(コメント演出中か否か)を判定する。そして、肯定判定の場合には(S900:Yes)、S905に処理を移行し、否定判定の場合には(S900:No)、本処理を終了する。
S905では、サブ統合制御装置83は、表示中の新規コメントに対する返答コメントが登録されているか否かを判定する。そして、肯定判定の場合には(S905:Yes)、S950(図21)に処理を移行し、否定判定の場合には(S905:No)、S910に処理を移行する。
S910では、サブ統合制御装置83は、演出図柄表示装置6に、新規コメントに対する返答コメントの入力が可能である旨を通知する返答コメント入力通知画面を表示すると共に、返答コメントの入力が可能な期間(返答コメント入力可能期間)のカウントを開始する(S915)。
なお、図24(a)には、返答コメント入力通知画面の一例が記載されている。この返答コメント入力通知画面1200では、新規コメントと共に、演出ボタン67の操作により返答コメントの入力が可能となる旨のメッセージが表示される。
続くS920では、サブ統合制御装置83は、演出ボタン67が操作されたか否かを判定する。そして、肯定判定の場合には(S920:Yes)、S925に処理を移行し、否定判定の場合には(S920:No)、S935に処理を移行する。
S925では、サブ統合制御装置83は、演出図柄表示装置6に返答コメントの入力画面を表示すると共に、遊技者から返答コメントの入力を受け付ける返答コメント入力処理を実行し(S930)、本処理を終了する。
一方、S935では、サブ統合制御装置83は、返答コメント入力可能期間が経過したか否かを判定する。そして、肯定判定の場合には(S935:Yes)、S940に処理を移行し、否定判定の場合には(S935:No)、本処理を終了する。
S940では、サブ統合制御装置83は、返答コメント入力通知画面の表示を終了すると共に、返答コメント入力可能期間のカウントを終了し(S945)、本処理を終了する。
一方、新規コメントに対応する返答コメントが登録されている場合に移行するS950(図21)では、サブ統合制御装置83は、演出図柄表示装置6に、遊技者に対し演出ボタン67の操作(返答コメントを表示させるための操作)を促すボタン操作要求画面を表示し、S955に処理を移行する。
なお、図24(c)には、ボタン操作要求画面の一例が記載されている。このボタン操作要求画面1210では、演出ボタン67の操作を促すべく、新規コメントや演出ボタン67と共に、返答コメントが存在する旨のメッセージが表示される。
S955では、サブ統合制御装置83は、演出ボタン67の操作が可能な期間(ボタン操作可能期間)のカウントを開始し、S960に処理を移行する。
S960では、サブ統合制御装置83は、演出ボタン67の操作がなされたか否かを判定する。そして、肯定判定の場合には(S960:Yes)、S965に処理を移行し、否定判定の場合には(S960:No)、S970に処理を移行する。
S965では、サブ統合制御装置83は、コメント演出において、新規コメントに対応して登録されている返答コメントを演出図柄表示装置6に表示する返答コメント表示処理を実行し、本処理を終了する。
一方、S970では、サブ統合制御装置83は、ボタン操作可能期間が経過したか否かを判定する。そして、肯定判定の場合には(S970:Yes)、S975に処理を移行し、否定判定の場合には(S970:No)、本処理を終了する。
S975では、サブ統合制御装置83は、ボタン操作要求画面の表示を終了すると共に、ボタン操作可能期間のカウントを終了し(S980)、本処理を終了する。
なお、サブ統合制御装置83は、S905にて返答コメントの登録有りと判定された場合、演出ボタン67やジョグダイヤル68を介して所定の操作を受け付けると、S925に処理を移行し、返答コメント入力画面を表示すると共に、返答コメント入力処理を実行し(S930)、新たな返答コメントの入力を受け付けても良い。こうすることにより、一つの新規コメントに対し、2以上の返答コメントを登録することが可能となる。
(9)返答コメント入力処理について
次に、返答コメントの入力を受け付けると共に、該返答コメントを登録する返答コメント入力処理について、図22に記載のフローチャートを用いて説明する。なお、本処理は、返答コメント入力可能報知処理からコールされるサブルーチンとして構成されている。
S1000では、サブ統合制御装置83は、演出図柄表示装置6に、返答コメントの入力を受け付けるための返答コメント入力画面を表示する。図24(b)に記載されているように、返答コメント入力画面1205では、予め用意された返答コメントの候補が複数表示され、以後、演出ボタン67とジョグダイヤル68を介して、これらの候補のうちのいずれかの選択を受け付ける。
一方、予め用意された候補の中から返答コメントを選択するのでは無く、遊技者が作成した返答コメントを登録する構成としても良い。このような場合には、サブ統合制御装置83は、図19(b)に記載の新規コメント入力画面820と同様の画面を表示し、新規コメントを直接入力する場合と同様にして、返答コメントの入力を受け付けることが考えられる(特許請求の範囲における返答コメント受付手段に相当)。
続くS1005では、サブ統合制御装置83は、返答コメントの入力を受け付ける返答コメント入力期間のカウントを開始し、S1010に処理を移行する。
S1010では、サブ統合制御装置83は、演出ボタン67とジョグダイヤル68に対する操作に基づき、返答コメントの入力が完了したか否かを判定する。そして、肯定判定の場合には(S1010:Yes)、S1015に処理を移行し、否定判定の場合には(S1010:No)、S1020に処理を移行する。
S1015では、サブ統合制御装置83は、入力された返答コメントをサブ統合制御装置83に設けられている不揮発性の記憶媒体(図示無し)に記憶することで、該返答コメントを表示中の新規コメントに対応して登録し、本処理を終了する。
一方、S1020では、サブ統合制御装置83は、返答コメント入力期間が経過したか否かを判定する。そして、肯定判定の場合には(S1020:Yes)、S1025に処理を移行し、否定判定の場合には(S1020:No)、本処理を終了する。
S1025では、サブ統合制御装置83は、返答コメント入力画面の表示を終了すると共に、返答コメント入力期間のカウントを終了し(S1030)、本処理を終了する。
(10)返答コメント表示処理について
次に、登録されている返答コメントを、早期に登録されたものから順に表示する返答コメント表示処理について、図23に記載のフローチャートを用いて説明する。なお、本処理は、返答コメント入力可能報知処理からコールされるサブルーチンとして構成されている。
S1100では、サブ統合制御装置83は、演出ボタン67の操作がなされたか否かを判定する。そして、肯定判定の場合には(S1100:Yes)、S1105に処理を移行し、否定判定の場合には(S1100:No)、本処理を終了する。
S1105では、サブ統合制御装置83は、登録されている返答コメントのうち、実行中のコメント演出にて表示がされていないものがあるか否かを判定する。そして、肯定判定の場合には(S1105:Yes)、S1110に処理を移行し、否定判定の場合には(S1105:No)、本処理を終了する。
S1110では、サブ統合制御装置83は、未表示の返答コメントの中から、最も早期に登録された所定の表示数分の返答コメントを選択すると共に、選択した返答コメントを演出図柄表示装置6に表示し、本処理を終了する。
なお、このとき、表示中の返答コメントが存在する場合には、該返答コメントに替えて、新たに選択された返答コメントが表示され、先に表示されていた返答コメントは、以後、表示済みの返答コメントとして扱われる。
また、上記表示数(同時に表示される返答コメントの数)は任意に設定することができ、図25(a)に記載の返答コメント表示画面1215のように、1つの返答コメントのみを表示しても良い。また、図25(b)に記載の返答コメント表示画面1220のように、2以上の返答コメントを表示しても良く、このような場合には、これらの返答コメントは、早期に登録されたものから順に並べられた状態で表示される。
また、この返答コメント表示処理では、返答コメントが早期に登録されたものから順に表示されるが、これとは逆に、新しい返答コメントから順に表示される構成としても良い。また、新規コメントと返答コメントを別々に表示する構成としても良い。
また、各コメントをスクロール表示にて示すことも考えられる。この場合、新規コメントをスクロール表示させた後を追いかけるように返答コメントをスクロール表示させれば、遊技者に対し、どの新規コメントに対応する返答コメントであるのかを直感的に把握させることができる。また、返答コメントが多数登録されている場合でも、これらを一気にスクロール表示させれば、新規コメントに対する反響がどの程度であるかがひと目でわかるようになる。
そして、スクロール表示を行う場合には、新規コメントの文字と返答コメントの文字を異なる色とすることも考えられる。色によりコメントの種類が区別されていることを遊技者が把握していれば、新規コメントの表示後、間をあけて返答コメントを表示させたとしても、該新規コメントに対応する返答コメントであることがわかり易くなる。
[第二実施形態]
次に、第二実施形態におけるパチンコ機50の動作について説明する。
第二実施形態のパチンコ機50の主制御装置80では、第一実施形態と同様の処理が行われると共に、サブ統合制御装置83においても、第一実施形態と同様に、特定演出に対応して新規コメントの入力を受け付けてこれを登録し、コメント演出にて新規コメントを表示する構成となっている。また、コメント演出の際には、新規コメントに対する返答コメントの入力を受け付けてこれを登録し、登録された返答コメントを表示する構成となっているが、返答コメントの入力に加え、新規コメントに対する評価を登録可能である点で相違する。
すなわち、第二実施形態のパチンコ機50のサブ統合制御装置83は、コメント演出が開始された後、演出ボタン67やジョグダイヤル68を介して特定の操作を受け付けると、演出図柄表示装置6に、新規コメントに対する評価の入力を受け付ける評価入力画面1225(図26(a)参照)を表示する。
評価入力画面1225では、新規コメントを肯定する意思表示に対応する項目と、否定する意思表示に対応する項目が表示され、サブ統合制御装置83は、演出ボタン67やジョグダイヤル68を介して、いずれかの項目の選択を受け付ける(特許請求の範囲における意思表示受付手段に相当)。そして、項目の選択を受け付けると、サブ統合制御装置83は、新規コメントの登録後、選択された項目に対応する意思表示が入力された総数を更新する。
その後、サブ統合制御装置83は、演出図柄表示装置6に、新規コメント、及び、演出ボタン67の操作により返答コメントの入力が可能となる旨のメッセージと共に、新規コメントを肯定する意思表示の総数と、否定する意思表示の総数とが表示された評価結果画面1230(図26(b)参照)を表示する。
なお、サブ統合制御装置83は、新規コメントに対する評価の入力がなされていない場合であっても、コメント演出において評価結果画面を表示し、新規コメントに対する各意思表示の総数を表示しても良い。
また、コメント演出において、返答コメントの入力を受け付けること無く、新規コメントに対する評価の入力のみを受け付け、新規コメントと共に評価結果を表示する構成としても良い。
[変形例について]
また、第一,第二実施形態のパチンコ機50を、新規コメントや登録コメントを消去可能に構成しても良い。
すなわち、パチンコ機50のサブ統合制御装置83は、コメント演出が開始された後、所定のタイミングで、演出ボタン67の長押しにより新規コメントを削除可能である旨を通知する削除通知画面1235(図27(a)参照)を演出図柄表示装置6に表示する。
そして、サブ統合制御装置83は、演出ボタン67の長押しを検出すると、演出図柄表示装置6に、新規コメントを削除するか否かを問い合わせる削除画面1240(図27(b)参照)を表示する。この削除画面1240では、新規コメントの削除を指示する項目と、削除を指示しない項目が表示され、演出ボタン67やジョグダイヤル68を介して、これらの項目の選択を受け付ける。
その後、新規コメントの削除を指示する項目が選択された場合には、サブ統合制御装置83は、不揮発性の記憶媒体から新規コメントを削除することで、該新規コメントの登録を解除する(特許請求の範囲における新規コメント削除手段に相当)。なお、新規コメントと共に、これに対応して登録されている返答コメントも削除され、第二実施形態においては、さらに、新規コメントに対する評価結果も削除される。
また、サブ統合制御装置83は、コメント演出において返答コメントの表示が開始された後、所定のタイミングで、演出図柄表示装置6を介して、演出ボタン67の長押しにより表示中の返答コメントを削除可能である旨を通知する。
そして、サブ統合制御装置83は、演出ボタン67の長押しを検出すると、新規コメントを削除する場合と同様にして、表示中の返答コメントを削除するか否かの問い合わせを行い、返答コメントを削除する旨の指示を受け付けた場合には、不揮発性の記憶媒体から表示中の返答コメントを削除することで、該返答コメントの登録を解除する(特許請求の範囲における返答コメント削除手段)。
なお、複数の返答コメントが表示されている場合には、サブ統合制御装置83は、これらの返答コメントを一括して削除しても良いし、演出ボタン67やジョグダイヤル68を介してこれらの返答コメントの選択を受け付け、選択された返答コメントのみを削除する構成としても良い。
[効果]
第一,第二実施形態のパチンコ機50によれば、特定演出に対する感想等を新規コメントや返答コメントとして残すことができ、新規コメント等を介して遊技者同士でコミュニケーションを取ることや、遊技者同士で情報交換を行い、パチンコ機50に関する知識を得ることが可能となる。
また、新規コメントを登録することで、初めて、新規コメントを利用したコメント演出が行われるようになる。このため、遊技者は、コメント演出を出現させるために新規コメントを入力するようになり、遊技者に対し、新規コメントの入力を促すことができる。
さらに、新規コメントの候補を複数表示し、遊技者からこれらの候補の選択を受け付けることで新規コメントを登録するとした場合には、新規コメントの登録を容易なものとすることができ、遊技者に対し新規コメントの入力を促すことができる。
一方、遊技者が作成した新規コメントを登録するとした場合には、遊技者は様々な情報を提供することが可能となり、コメント演出の有用性を高めることができる。
また、遊技者が任意に新規コメント,返答コメントを入力可能とすることにより、自分の意見を表明することの楽しさとともに、他の遊技者の意見に対して反論や協調することができ、従来、大当りに関する演出は1人で楽しむものだったのが、他の遊技者の意見を見て期待度等を参考にしたり、遊技者同士のやりとりを見て楽しむことができる。
特に期待度に関するコメントが入力可能な構成の場合、遊技者同士で期待度を格付けしつつ、遊技機側も表示枠等で信頼度を報知するため、予告報知として複合的な評価を同時に表示することが可能となる。
また、第一,第二実施形態のパチンコ機50によれば、パチンコ店に設置されている個々のパチンコ機50毎に、コメントの内容や数が異なるものとなる。このため、遊技者は、同じ機種のパチンコ機50で遊技を行う場合であっても、違う内容のコメントを見て楽しむことができ、飽きること無く遊技を行うことができる。
また、第一,第二実施形態のパチンコ機50によれば、新規コメントに対する他の遊技者の評価も把握することができる。コメントも評価も遊技者の個人的な見解や意見であるので、大当りを予告する情報としては信頼度が低くなるのだが、他の遊技者がどのような感想を持って遊技を行ったか等を知ることができ、1人で遊技を行っていても、遊技者同士の連帯を感じさせることもできる。
また、新規コメントや返答コメント等の使い方のよっては、遊技者同士で補助し合うこともできるし、逆に混乱に導くということもでき、新たな遊技の興趣を提供することができる。
[他の実施形態]
(1)第一,第二実施形態では、各特定演出について1つの新規コメントが登録可能となっているが、複数の新規コメントを登録可能としても良い。
すなわち、新規コメント入力可能報知処理のS605にて新規コメントの登録有りと判定された場合、サブ統合制御装置83は、演出ボタン67やジョグダイヤル68を介して所定の操作を受け付けると、S625に処理を移行し、新規コメント入力画面を表示すると共に、新規コメント入力処理を実行し(S630)、新たな新規コメントの入力を受け付けても良い。こうすることにより、1つの特定演出に対し2以上の返答コメントを登録することが可能となり、遊技者同士のコミュニケーションや情報交換をより活発にすることができる。
(2)さらに、特定演出に対応する複数の新規コメントが登録されている場合には、サブ統合制御装置83は、1つの新規コメントに対して登録された複数の返答コメントを表示する場合と同様に、演出ボタン67等の操作に応じて、早期に登録されたものから順に(或いは、新しいものから順に)、1または複数の表示数ずつ新規コメントを表示しても良い。
また、サブ統合制御装置83は、演出ボタン67やジョグダイヤル68を介して、登録されている複数の新規コメントの選択を受け付け、第一,第二実施形態と同様にして、選択された新規コメントに対する返答コメントの登録を受け付けると共に、選択された新規コメントに対する返答コメントを表示しても良い。
こうすることにより、遊技者は、複数の新規コメントを容易に閲覧することができると共に、各新規コメントに対する返答コメントの登録や、各新規コメントに対応して登録された返答コメントの閲覧を容易に行うことができる。
(3)また、第一,第二実施形態に記載のパチンコ機50は、予め定められた候補の中から新規コメントや返答コメントを選択して登録するか(選択方式)、或いは、新規コメントや返答コメントを遊技者が生成して登録する(直接入力方式)構成となっている。しかしながら、選択方式による登録と直接入力方式による登録の双方を可能とし、遊技者から指示された方式により、新規コメントや返答コメントの登録を行っても良い。
こうすることにより、新規コメント等の容易な登録を可能としつつ、新規コメント等を介して様々な情報を提供することもでき、新規コメント等の登録を促しつつ、コメント演出の有用性を高めることができる。
[特許請求の範囲との対応]
上記実施形態の説明で用いた用語と、特許請求の範囲の記載に用いた用語との対応を示す。
第一,第二実施形態におけるサブ統合制御装置83がサブ制御装置に相当する。
また、始動口入賞確認処理のS110が保留記憶手段に、S120が送信手段に相当し、当否判定処理のS240,S245が抽選手段に、S280が送信手段に相当する。
また、新規コメント入力処理のS700が新規コメント表示手段に、S715が新規コメント登録手段に相当し、新規コメント表示処理のS770,S780,S785が演出手段に相当する。
また、返答コメント入力処理のS1000が返答コメント表示手段に、S1015が返答コメント登録手段に相当する。
1…遊技盤、2a…外レール、2b…内レール、3…遊技領域、4…遊技釘、5…センターケース、6…演出図柄表示装置、7…普通図柄表示装置、8…普図保留数表示装置、9…第1特図表示装置、10…第2特図表示装置、11…第1始動口、11a…第1始動口SW、12…第2始動口、12a…第2始動口SW、12b…普電役物ソレノイド、14…大入賞口、14a…第1カウントSW、14b…大入賞口ソレノイド、17…普通図柄作動ゲート、17a…普通図柄作動SW、18…第1特図保留数表示装置、19…第2特図保留数表示装置、20…払出モータ、21…払出SW、22…満杯SW、23…球切れSW、24…CRユニット端子板、28…タッチSW、29…発射停止SW、30…発射モータ、35…ガラス枠閉鎖SW、36…内枠閉鎖SW、39…シリンダ錠、50…パチンコ機、51…外枠、52…前枠、53…ヒンジ、55…上皿、56…CRユニット、57…球貸ボタン、58…精算ボタン、59…残高表示器、61…板ガラス、63…下皿、64…発射ハンドル、65…枠側装飾ランプ、66…スピーカ、67…演出ボタン、68…ジョグダイヤル、70…内枠、71…球タンク、72…タンクレール、73…払出ユニット、78…外部接続端子板、80…主制御装置、81…払出制御装置、82…演出図柄制御装置、83…サブ統合制御装置、84…発射制御装置、85…電源基板、90…図柄表示装置中継端子板。

Claims (7)

  1. 始動口への入球により抽出された乱数に基づき大当り抽選を行う主制御装置と、該主制御装置からのコマンドに従い、前記大当り抽選の結果を予告するための演出を行うサブ制御装置とを備える弾球遊技機であって、
    前記主制御装置は、
    前記乱数の保留記憶を行う保留記憶手段と、
    前記保留記憶に係る前記乱数に基づき前記大当り抽選を行う抽選手段と、
    前記保留記憶に係る前記乱数の値に対応する前記コマンドを生成し、前記サブ制御装置に送信する送信手段と、
    を備え、
    前記サブ制御装置は、
    前記コマンドに従い、該コマンドに対応する前記乱数に基づく前記大当り抽選について、複数の種類の前記演出のうちのいずれかを行う演出手段と、
    予め定められた種類の前記演出である特定演出が行われると、予め定められた複数のコメントを表示する新規コメント表示手段と、
    遊技者からの指示に応じて、前記新規コメント表示手段により表示されているコメントのうちのいずれかを、新規コメントとして登録する新規コメント登録手段と、
    を備え、
    前記演出手段は、前記新規コメントの登録がなされた後、前記特定演出を行う際に、該特定演出に対応する前記大当り抽選で当りとなる期待度を示した態様で該新規コメントを表示するコメント演出を行うこと、
    を特徴とする弾球遊技機。
  2. 請求項1に記載の弾球遊技機において、
    前記サブ制御装置は、遊技者からの指示に応じて、登録されている前記新規コメントを削除する新規コメント削除手段をさらに備えること、
    を特徴とする弾球遊技機。
  3. 請求項1または請求項2に記載の弾球遊技機において
    前記サブ制御装置は、
    前記コメント演出が行われている際に、表示されている前記新規コメントに対する返答となる複数のコメントを表示する返答コメント表示手段と、
    遊技者からの指示に応じて、前記返答コメント表示手段により表示されているコメントのうちのいずれかを、返答コメントとして登録する返答コメント登録手段と、
    を備え、
    前記演出手段は、前記返答コメントの登録がなされた後、前記コメント演出において該返答コメントを表示すること、
    を特徴とする弾球遊技機。
  4. 請求項1または請求項2に記載の弾球遊技機において
    前記サブ制御装置は、
    前記コメント演出が行われている際に、遊技者から、当該遊技者が作成したコメントの入力を受け付ける返答コメント受付手段と、
    前記返答コメント受付手段が入力を受け付けたコメントを、返答コメントとして登録する返答コメント登録手段と、
    を備え、
    前記演出手段は、前記返答コメントの登録がなされた後、前記コメント演出において該返答コメントを表示すること、
    を特徴とする弾球遊技機。
  5. 請求項3または請求項4に記載の弾球遊技機において、
    前記サブ制御装置は、遊技者からの指示に応じて、登録されている前記返答コメントを削除する返答コメント削除手段をさらに備えること、
    を特徴とする弾球遊技機。
  6. 請求項3から請求項5のうちのいずれか1項に記載の弾球遊技機において、
    前記演出手段は、複数の前記返答コメントが登録されている場合には、前記コメント演出において、遊技者からの指示に応じて、これらの返答コメントを、早期に登録されたものから順に表示すること、
    を特徴とする弾球遊技機。
  7. 請求項1から請求項6のうちのいずれか1項に記載の弾球遊技機において、
    前記サブ制御装置は、前記コメント演出により表示されている前記新規コメントを肯定するか否かの意思表示の入力を受け付ける意思表示受付手段をさらに備え、
    前記演出手段は、前記コメント演出において、前記意思表示受付手段を介して受け付けた、前記新規コメントを肯定する前記意思表示の数と、該新規コメントを肯定しない前記意思表示の数とを表示すること、
    を特徴とする弾球遊技機。
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