JP2009018560A - 薄肉成形品 - Google Patents

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Abstract

【課題】 本発明は、薄肉のプラスチック製品に利用できるもので、平板状のフィルムシートや、各種の収納容器などの成形品に関するもので、特に反り、ゆがみや偏肉のない薄肉の平板や箱型を確実に成形するのに適した形状の成形品を提供することにある。
【解決手段】 本発明の薄肉成形品は、以下のことを特徴とするものである。
薄肉で平板状のプラスチック製の薄肉成形品において、以下の構成からなることを特徴とする薄肉成形品。
(a)薄肉の平板1
(b)前記薄肉平板1上に設けられ、かつ、棒状の太径または幅広のリブが成形品の中心部から放射状に伸張する形状であって、前記棒状の太径または幅広のリブの先端が、ゲートから金型内に注入される熔融樹脂を一旦蓄圧してから薄肉平板へ流入させるために、前記リブの先端が成形品の外縁に到達しない形状を有する誘導帯6
【選択図】図19

Description

本発明は、薄肉のプラスチック製品に利用できるもので、平板状のフィルムシートや、各種の収納容器などの成形品に関するもので、特に反り、ゆがみや偏肉のない薄肉の平板や箱型を確実に成形するのに適した形状の成形品を提供するものである。
従来、薄肉のプラスチック成形品は、反りやゆがみのない薄肉の平板や箱型を作るためには、効果で構造が複雑になる真空引きなどの技術を使った成形をするのが常識であった。しかし、真空引きなどの技術を駆使しても、1mm以下の超薄肉のプラスチック成形においては、その薄さのために真空引きが利きにくいことや、真空引きの作用で成形品の型離れが悪くなることや、装置が大掛かりになるなどの欠点があった。
そこで、本発明は、真空成形に比較して次のような利点を有する射出成形で薄肉成形品を生産しようとするものである。
(1)真空成形で引く事ができない深物の形状ができる。
(2)シート材を真空で引くと深物の場合、0.6mmの肉厚が限度かと思われ、0.4mmになるとコーナー部に穴があいてしまうが、射出成形においては型の構造の工夫で0.4mm程度の薄肉成形が可能になる。
(3)真空成形は、均一の肉厚にしかならないが、射出成形では、成形品の一部の肉厚を意図的に変えることができる。このことで複雑な形状の成形品を製作できる。
(4)射出成形は、真空引きに比べ格段に寸法精度が高く、多種多様な成形品に対応できる。
しかし、従来の射出成形では、以下の欠点が生じるので1mmより薄い肉厚の成形は不向きと思われていた。
(1)熔融樹脂の注入圧力を低圧にして注入すれば有効であるが、射出圧力の不足により材料が薄肉平板の末端まで到達せず、薄肉平板の中心から遠い部分では薄肉平板部の一部が抜けたり欠けたりした。
(2)薄肉平板部の一部が抜けたり欠けたりしないために、熔融樹脂の注入圧力を高圧にすれば、薄肉平板部の抜けや欠けは改善されるものの、高圧成形により薄肉平板部が変形をきたしたり、ひどい場合は薄肉平板部の外縁でバリが生じた。
(3)薄肉平板部の末端まで熔融樹脂を注入させるために、樹脂温度を上げて流動性を良くする方法もあるが、そのために高温の熔融樹脂から発生するガスまたはエアが金型内に滞留することで、熔融樹脂が薄肉平板の末端までまわりきらないという欠点があった。
(4)特に薄肉成形の場合は、金型精度や成形機の性能によっては、偏肉が生じて薄肉平板の厚みがばらつくという欠点もあった。
本発明は、上記(1)から(4)の欠点を解決するために、射出成形における薄肉成形品に、誘導帯や流動帯を用いたものである。
また、従来技術としては、平板の一部を凹部とし(逆の面から見ると凸部)、平面強度を持たせる成形品はあるが、これは単なる補強用のリブであり成形時の溶融樹脂を一旦蓄圧して放出する誘導帯の効果は全くない。さらに、平板上に溶融樹脂を均一に流して偏肉を防ぐための太径または幅広のリブで構成される流動帯の効果は全くない。
さらに、特許文献1のように、補強リブによらず底板の強度を維持するために、プラスチック製運搬用容器の底板の中央領域から四つの側壁方向にに向かって延びる定幅帯状の連通領域を他の両域よりも肉厚としたものがあるが、ゲートから金型内に注入される熔融樹脂を一旦蓄圧してから成形品へ流入させるための誘導帯的な発想はない。従って、溶融樹脂の流動性の限界により、本従来技術はコンテナ容器など数ミリを超えるような厚肉の成形品にしか適用できない。
また、本発明の誘導帯の効果については、本出願人が既に出願済の特許文献2に開示されているが、次の説明のように本発明の薄肉成形においては異なる作用効果がある。
特許文献2の網状フィルターの場合は、雄型と雌型が線状で両面がぴたっと合うため偏肉の可能性が無く、当接面積も平板よりも少ないために、フィルターの誘導帯は細い溝に溶融樹脂を一旦蓄圧して強力に放出するという効果しかなかった。
しかし、本発明の薄肉成形に適用される誘導帯は、溶融樹脂を一旦蓄圧して強力に放出するという効果とともに、薄肉の平板上に偏肉を生じさせずに平板全体に均一に溶融樹脂を行き渡らすという作用効果を有する。薄肉成形の場合は、空洞部が多いため少しでも金型での肉厚が異なると、偏った方に溶融材料が流動してしまい、より偏肉が生じてしまう。それを防ぐのが、薄肉成形での誘導帯である。
つまり、平板上に放射状に配置された複数の棒状の誘導帯が薄肉の平板上に偏肉を生じさせずに平板全体に均一に溶融樹脂を行き渡らす働きをする。さらに、補助的に太径または幅広の流動帯を誘導帯と併用することで、偏肉を確実に抑えるとともに1mm未満の薄肉成形を射出成形で可能にしようとするものである。
特開2005−112398 特開平6−87174
本発明が解決しようとする課題
射出成形による薄肉平板の成形品、例えばフィルムシートやフィギュアケースのような薄肉容器の一体成形には、以下の課題がある。
(1)成形品全体に熔融樹脂を均一に行き渡らせる構造が必要である。
(2)射出成形時に、金型内の熔融樹脂の流動性を高める構造が必要である。
そのためには、低圧成形が可能で、かつ、低圧成形でも薄肉部でのヒケが生じない構造が必要である。
(3)金型、成形機の精度によっては、薄肉上の肉厚が変化して偏肉を生じるが、これを金型の構造で防止する必要がある。
そこで本発明は、以下に述べる手段により、従来の薄肉成形品の成形時の射出成形の欠点を解決しようとするものである。
問題を解決するための手段
本発明の薄肉成形品は、以下のことを特徴とするものである。
請求項1においては、
薄肉で平板状のプラスチック製の薄肉成形品において、以下の構成からなることを特徴とする薄肉成形品。
(a)薄肉の平板
(b)前記薄肉平板上に設けられ、かつ、棒状の太径または幅広のリブが成形品の中心部から放射状に伸張する形状であって、前記棒状の太径または幅広のリブの先端が、ゲートから金型内に注入される熔融樹脂を一旦蓄圧してから薄肉平板へ流入させるために、前記リブの先端が成形品の外縁に到達しない形状を有する誘導帯
請求項2においては、
薄肉で箱型状のプラスチック製の薄肉成形品において、以下の構成からなることを特徴とする薄肉成形品。
(a)薄肉の箱型
(b)前記薄肉箱型の天面または底面に設けられ、かつ、棒状の太径または幅広のリブが前記天面または底面の中心部から放射状に伸張する形状であって、前記棒状の太径または幅広のリブの先端が、ゲートから金型内に注入される熔融樹脂を一旦蓄圧してから薄肉箱型へ流入させるために、前記リブの先端が前記天面または底面の外縁に到達しない形状を有する誘導帯
請求項3においては、
薄肉で箱型状のプラスチック製の薄肉成形品において、以下の構成からなることを特徴とする薄肉成形品。
(a)薄肉の箱型
(b)前記薄肉箱型の天面または底面に設けられる物品等を収納するための中空筒型の収納部
(c)前記薄肉箱型の天面または底面に設けられ、かつ、棒状の太径または幅広のリブが前記天面または底面の中心部から放射状に伸張する形状であって、前記棒状の太径または幅広のリブの先端が、ゲートから金型内に注入される熔融樹脂を一旦蓄圧してから薄肉箱型へ流入させるために、前記リブの先端が前記天面または底面の外縁に到達しない形状を有し、かつ、前記中空筒型の収納部の間に設けられる誘導帯
請求項4においては、誘導帯を十字状またはX字状に形成したことを特長とする前記請求項1ないし3のいずれか一に記載の薄肉成形品。
請求項5においては、
薄肉の平板や薄肉箱型の天面または底面に、成形品の中心部から放射状に伸張する誘導帯の先端を囲うように、太径または幅広のリブであって、かつ、リング状に構成されるリング状流動帯を形成したことを特長とする前記請求項1ないし2のいずれか一に記載の薄肉成形品。
請求項6においては、
薄肉の平板や薄肉箱型の天面または底面に、
(a)成形品の中心部から放射状に伸張する誘導帯の先端を囲うように、かつ、太径または幅広のリブでリング状に構成されるリング状流動帯と
(b)棒状の太径または幅広のリブであって、かつ、前記リング状流動帯に放射状に結合される補助流動帯と
を形成したことを特長とする前記請求項1ないし2のいずれか一に記載の薄肉成形品。
請求項7においては、
薄肉箱型の側壁に、棒状の太径または幅広のリブであって、かつ、前記リブの先端が側壁の外縁に到達しない形状を有する複数の側壁流動帯を形成したことを特長とする前記請求項2ないし3のいずれか一に記載の薄肉成形品。
請求項8においては、
薄肉箱型の側壁またはツバ部に、棒状の太径または幅広のリブであって、かつ、前記リブの先端が側壁またはツバ部の外縁に到達しない形状を有する複数のツバ部流動帯を形成したことを特長とする前記請求項2ないし3のいずれか一に記載の薄肉成形品。
発明の効果
本発明の請求項1ないし3においては、熔融樹脂を一旦蓄圧してから薄肉平板や薄肉箱型へ流入させるために、その両端が成形品の外縁に到達しない形状を有する誘導帯を形成したので、低圧成形が可能となり、1mm以下の薄肉成形において大掛かりな装置を必要とせず、かつ、反りや抜けのない成形品が得られるという効果がある。
また、誘導帯を形成することで、低圧成形であるにもかかわらず金型内の熔融樹脂の流動が格段にスムースになり、大型で薄肉の一体成形プラスチック成形品が製造可能になる。
請求項4においては、誘導帯を十字状またはX字状に形成したので、溶融樹脂が流動しにくい、または流動が遅れる成形品の外縁またはコーナー部にも充分溶融樹脂を供給でき、樹脂抜けや反りのない成形品を提供できる。
請求項5においては、太径または幅広のリブをリング状に構成した流動帯を設けた。このため、溶融樹脂を強烈に注入するための誘導帯と流動帯が共同して作用するために、誘導帯によって薄肉成形品に低圧成形でも充分に樹脂を成形品に充填でき、かつ、流動帯によって成形品の末端まで偏肉することなく均一に溶融樹脂に行き渡らせることができる。
請求項6においては、リング状流動帯に加えて、棒状に構成した流動帯を設けた。
このため、リング状流動帯と共同して作用するために、さらに、成形品の末端まで偏肉することなく均一に溶融樹脂に行き渡らせることができる。
請求項7ないし8においては、太径または幅広のリブをリング状または棒状に構成した流動帯を箱型(筒型も含む)の側壁やツバ部に設けた。このため、溶融樹脂を強烈に注入するための誘導帯からの流動を受けて、それをさらに溶融樹脂が流動しにくい側壁やツバ部に流動しやすくするための側壁流動帯とツバ部流動帯を設けたので、立体的な薄肉成形品の製造に効果がある。
図1は、本発明の薄肉平板構造を有するプラスチック成形品の一例を示すもので、薄肉平板1の中央部からその外縁方向延びるように、誘導帯6を複数本設けることで十字状の誘導帯6が形成されている。この誘導帯6は、溶融樹脂の金型内での流動を促進するための太径または幅広のリブであって、図示はしないがその十字状リブの上または中心部には熔融樹脂を金型内に注入するであるゲートが設けられている。ゲートから誘導帯6に流入した熔融樹脂は、外縁に向かって流れるとともにそのリブ周辺から薄肉平板1にも流れる。
薄肉平板の中心部からその外縁に向かって放射状に太径の誘導帯6を設け、かつ、その誘導帯6の先端が薄肉平板1の外縁に至らないように形成するので、金型に注入される溶融樹脂はそこで一定圧力を蓄えた後に誘導帯の周辺および先端から薄肉平板1に圧入され、熔融樹脂が薄肉平板1の末端まで確実に流入するように働く構造になっている。このため、低圧成形でありながら1mm以下の薄肉平板を必要とする成形品の成形が可能で、かつ、ショット数を上がることから成形効率が飛躍的に高まるという優れた効果を奏する。
本発明は、用紙を収納するフィルムシート、名札ケースや薄肉の蓋ものなどの成形品に適用できる。材料の樹脂は、一般的なポリプロピレンやアクリルなどで良い。
図2は、複数の棒状の誘導帯6を薄肉平板1のコーナー方向へX字状に形成したもので、熔融樹脂が流れ込みにくいコーナー部へ誘導帯6先端を向けて形成した。
誘導帯6は棒状であるため、薄肉平板1に放出される溶融樹脂は誘導帯6の周辺から流出する量よりその先端部分からの流出量が多い。そのことで、溶融樹脂の充填がされにくい薄肉平板1のコーナー部分を優先的に充填するという効果がある。
図13により、詳細に誘導帯の作用、効果を説明する。
X字状の誘導帯6の交点にゲート7が設けられているが、このゲート7から注入された溶融樹脂は、四方に伸びる誘導帯6の先端方向へと充填される。このときに、溶融樹脂は太径または幅広の誘導帯6内で充填されるが、薄肉の周囲へはその肉厚の違いにより溶融樹脂が流動しにくくなる。この作用が、溶融樹脂が誘導帯6内で一定の圧力を蓄えることになる。そして、誘導帯6内の溶融樹脂が低圧で加圧され続けるために、溶融樹脂は強制的に薄肉平板1の肉薄部に放出される。
このときの放出は、誘導帯6内で一旦蓄圧された溶融樹脂なのでその放出力は強く、その強い放出力が薄肉平板1の末端まで溶融樹脂を行き渡らせるのである。
誘導帯6と薄肉平板1は一体成形されるので、誘導帯6から放出される溶融樹脂は、矢印で示すように、誘導帯6の棒状のリブの全周から放出されるのであるが、金型内の樹脂は流れやすいところから優先的に流れる、という溶融樹脂の流れの法則から、誘導帯6の棒状のリブの先端方向に優先的に流れる。このことにより、溶融樹脂の流動が遅くなる薄肉平板1のコーナー部分や外縁部分への流動を早めてやる効果がある。
また、ゲート7は、薄肉成形品の面積が大きな場合、誘導帯6のリブの先端部近傍に複数のゲート7を対称位置に形成しても良い。成形品の面積が大きいときは、一点ゲートだと溶融樹脂が流動しにくくなるので、多点ゲートで流動性を改善してやるものである。多点ゲートの場合は、溶融樹脂が均一に注入するために、その位置を対称にしてやる必要がある。
図3は、図1のA−A’断面図(a)を示すもので、成形時に注入される溶融樹脂を一旦蓄圧してその後薄肉平板1に放出するための誘導帯6を、薄肉平板1の両面に設けたものである。蓄圧容積が大となるので、誘導帯6からの放出力は強くなり、反りやヒケの少ない薄肉の成形ができる。さらには成形速度も速くなり、ショット数も上がるという利点もある。
図4は、図1のA−A’断面図(b)を示すもので、誘導帯6を、薄肉平板1の片面に設けたものである。
製品の形状にもよるが、誘導帯6が片面にしか無い場合は蓄圧力や放出力は、両面に形成される誘導帯より劣るのであるが、薄肉の成形の場合は、金型の片面彫りで対応できるので生産上の利点がある。
図5および6は、図2のB−B’断面図(a)および(b)を示すもので、成形時に注入される溶融樹脂を一旦蓄圧してその後薄肉平板1に放出するための誘導帯6を、薄肉平板1の両面および片面に設けたものである。効果は図3、4の説明と同様である。
図7は、他の実施例の上面図を示すもので、金属シャフトなどを保護しながら搬送するための薄肉搬送容器に関するものである。
薄肉搬送容器は、外周にツバ部5を有する薄肉箱型2の天面3に金属シャフトなどの先端を収納する筒型で中空の収納部4からなる。この収納部4は、金属シャフトなどの先端が収納しやすいように開口部が大きく底部がそれより小さくなるようなテーパーがつけられる。
複数の収納部4の間には、十字状の誘導帯6を形成する。単なる薄肉の平板ではなく、複数の収納部4を一体成形するので、成形時に溶融樹脂を成形品全体に行き渡らせるためにも、この誘導帯6の効果は大きい。また、外縁のツバ部5も末端での樹脂抜けや、それを防ぐために高圧での樹脂注入をするとツバ部5でバリが発生しやすくなるが、本発明の誘導帯6の効果で樹脂抜けやバリの発生を防止できる。
その他の適用例としては、フィギュアなどの吊り下げ展示用の保護ケース、卵容器や電池などの小物容器の展示・収納ケースがある。収納品の保護をかねたケースで、ある程度の強度を必要とする薄肉の成形品に特に有用である。この種成形品の場合は、0.8mmや0.3mm程度の薄肉で作られているが、本発明技術を採用すれば、1m程度の高さのある展示棚などから落下したとしても収納物は保護される。
図8は、図7の誘導帯6をX字状にしたもので、その構成および効果は上述の図7の説明と同等である。さらに、図2で説明したように、X字状の誘導帯は、箱型2の天面3やツバ部5のコーナー部分や外縁部分への溶融樹脂の流動を早めてやる効果がある。
図9は、図7のC−C’断面図(a)を示すもので、箱型2の天面3上に中空の収納部4が形成されている。この収納部に金属シャフトなどが収納される。また、天面3の表裏両面には、十字状の誘導帯6が形成される。箱型2の外縁にはツバ部5が形成される。
図10は、図7のC−C’断面図(b)を示すもので、図9とは誘導帯6が天面3の片面にのみ形成されている点が異なる。
図11は、図8のD−D’断面図(a)を示すもので、箱型2の天面3上に中空の収納部4が形成されている。この収納部に金属シャフトなどが収納される。また、天面3の表裏両面には、X字状の誘導帯6が形成される。箱型2の外縁にはツバ部5が形成される。
図12は、図8のD−D’断面図(b)を示すもので、図11とは誘導帯6が天面3の片面にのみ形成されている点が異なる。
図14は、図13のE−E’断面図(a)を示すもので、誘導帯6の形状を半円状の太径のリブにしたものである。
図15は、図13のE−E’断面図(b)を示すもので、誘導帯6の形状を半楕円状の太径のリブにしたものである。
図16は、図13のE−E’断面図(c)を示すもので、誘導帯6の形状を台形状の太径のリブにしたものである。
図17は、図13のE−E’断面図(d)を示すもので、誘導帯6の形状を三角形状の太径のリブにしたものである。
これらの誘導帯6の形状は、成形品の種類に応じて適宜変えることが可能である。
成形品の離型が悪い場合は、図17の三角形状にするとか、溶融樹脂の放出力を強化したい場合は、図16の台形状にするとかが考えられる。金型製作時の切削を容易にしたい場合は、切削用エンドミルや切削チップの一般的形状に合わせた図14や1図5に示す半円状にするのが良い。
図18は、本発明の平板を成形するための金型の断面図を示すもので、上型8と下型9にそれぞれ薄肉平板1を作るための平板凹部10と誘導帯溝11が形成される。この上型8と下型9を押し合わすことによって誘導帯6が形成された薄肉平板1が成形される。本図の場合は、両面彫りでの成形を図示しているが、上型8のみに薄肉平板1を作るための平板凹部10と誘導帯溝11を形成した片面彫りであっても良い。
ただ、以下の理由で、離型だけの点に注目すると両面彫りのほうが有利である。
溶融樹脂の射出後に前記上型と下型に離型のための同等の負荷をかけると、互いの型表面は同等の形状であるため、離型時にかかる負荷も同じ程度になる。このため、同じタイミングで離型操作をすることで押出しピンを用いなくても成形品である薄肉平板1を簡単に離型できる。したがって、通常の離型のための押し出しピン用の押し出しピン孔が不要となり、金型製造が非常にやりやすく、かつ、押し出し動作による成形品の変形がなくなり、さらに、ショット数が上がるという利点がある。
図19、20は、ツバ付きの円筒形の薄肉成形品の平面図と断面図を示すもので、図19は、薄肉平板1上に8本の太径で棒状の誘導帯6を中心から放射状に設けたものである。この8本の誘導帯6が、溶融樹脂を一旦蓄圧してその後一挙に誘導樹脂を薄肉平板の周縁方向に向けて放出するもので、同時に周縁部での薄肉平板1の偏肉を防ぐように、放射状の8本の誘導帯6により薄肉平板へ溶融樹脂を均一に充填する。0.4mm以上の超薄肉成形においては誘導帯6の本数を適宜増やすことでより効果が生じる。
図21、22は、ツバ付きの円筒形の薄肉成形品の平面図と断面図を示すもので、図21は、薄肉平板1上の8本の誘導帯6に、さらにリング状の流動帯12と棒状の補助流動帯13を設けたものである。これは誘導帯の本数を増やすことなく、薄肉平板の周縁方向での周縁部での偏肉を防ぐようにしたもので、放射状に設けられた誘導帯6のそれぞれの先端を囲うようにリング状の流動帯12を形成したものである。リング状流動帯12は、誘導帯6からの溶融樹脂を受け取った後に薄肉平板1の周縁方向に流動させる働きをする。さらに、その流動性をさらに増すために、リング状流動帯12の外周に短い棒状の補助流動帯13を放射状に結合する。流動性が高まると同時に、薄肉平板1の周縁方向での偏肉も防止できる。
図22は、図21のF−F’断面図である。
図23、24は、ツバ付きの円筒形の薄肉成形品の平面図と断面図を示すもので、図23は、円筒形の薄肉成形品の側壁に側壁流帯14を設けたものである。円筒形の薄肉成形品の天板には誘導帯、リング状流動帯12や補助流動帯13が設けられているのでヌケや偏肉が防止できるが、側壁は溶融樹脂の流動力が落ちつつある部分なので、流動を補助する構造が必要である。側壁には、一般的にゲートを設けないので誘導帯が使用できない。そこで、天板の誘導帯6から流動してくる溶融樹脂を側壁に設けられた側壁流動路14にてその流動を助けてやるものである。大型の成形品や極めて薄い肉厚の成形品に有効である。
図24は、図23のG−G’断面図である。
図25、26
図25、26は、ツバ付きの円筒形の薄肉成形品の平面図と断面図を示すもので、図25は、円筒形の薄肉成形品のツバ部にツバ部流動帯15を設けたものである。
上記と同様に、天板の誘導帯6から流動してくる溶融樹脂を側壁に設けられた側壁流動路14にてその流動を助け、さらにツバ部での流動を助けてやるものである。薄肉成形はどうしても強度は劣るので、補助誘導帯13、側壁流動帯14やツバ部流動帯15には、成形品の補強もかねさせている。
図26は、図25のI−I’断面図である。
図27,28は、直方体の薄肉成形品の平面図と断面図を示すものである。ツバ部流動帯15は、ツバ部5に複数も設けられる。作用効果は、上記図25と同じである。箱型の薄肉成形においては、円筒形であろうが直方体であろうが、ツバ部などの末端部分は流動性が悪くなるので、それを補完する構造が無ければ変形しやすい成形品となって製品価値が低下する。その意味でも、ツバ部誘導帯15は製品価値をあげる働きをするものである。ツバ部誘導帯15の先端はツバ部5の外縁に達しないように設けるので、多少は誘導帯6のような蓄圧作用もある。
これによって、ツバ部5でのヌケや偏肉が解消される。
図28は、図27のJ−J’断面図である。
本発明の薄肉平板の平面図である。 本発明の薄肉平板の他の変形実施例の平面図である。 本発明の薄肉平板の断面図である。 本発明の薄肉平板の他の変形実施例の断面図である。 本発明の薄肉平板の他の変形実施例の断面図である。 本発明の薄肉平板の他の変形実施例の断面図である。 本発明の薄肉箱型の平面図である。 本発明の薄肉箱型の他の変形実施例の平面図である。 本発明の薄肉箱型の断面図である。 本発明の薄肉箱型の他の変形実施例の断面図である。 本発明の薄肉箱型の他の変形実施例の断面図である。 本発明の薄肉箱型の他の変形実施例の断面図である。 本発明の誘導帯の原理を説明する平面図である。 本発明の誘導帯の一つの形状を示す断面図である。 本発明の誘導帯の一つの形状を示す断面図である。 本発明の誘導帯の一つの形状を示す断面図である。 本発明の誘導帯の一つの形状を示す断面図である。 本発明の成形状態を説明するための金型の断面図である。 本発明の薄肉箱型の他の変形実施例の平面図である。 本発明の薄肉箱型の他の変形実施例の断面図である。 本発明の薄肉箱型の他の変形実施例の平面図である。 本発明の薄肉箱型の他の変形実施例の断面図である。 本発明の薄肉箱型の他の変形実施例の平面図である。 本発明の薄肉箱型の他の変形実施例の断面図である。 本発明の薄肉箱型の他の変形実施例の平面図である。 本発明の薄肉箱型の他の変形実施例の断面図である。 本発明の薄肉箱型の他の変形実施例の平面図である。 本発明の薄肉箱型の他の変形実施例の断面図である。
符号の説明
1 薄肉平板
2 薄肉箱型
3 天面
4 収納部
5 ツバ部
6 誘導帯
7 ゲート
8 上型
9 下型
10 凹部
11 誘導帯溝
12 リング状流動帯
13 補助流動帯
14 側壁流動帯
15 ツバ部流動帯

Claims (8)

  1. 薄肉で平板状のプラスチック製の薄肉成形品において、以下の構成からなることを特徴とする薄肉成形品。
    (a)薄肉の平板
    (b)前記薄肉平板上に設けられ、かつ、棒状の太径または幅広のリブが成形品の中心部から放射状に伸張する形状であって、前記棒状の太径または幅広のリブの先端が、ゲートから金型内に注入される熔融樹脂を一旦蓄圧してから薄肉平板へ流入させるために、前記リブの先端が成形品の外縁に到達しない形状を有する誘導帯
  2. 薄肉で箱型状のプラスチック製の薄肉成形品において、以下の構成からなることを特徴とする薄肉成形品。
    (a)薄肉の箱型
    (b)前記薄肉箱型の天面または底面に設けられ、かつ、棒状の太径または幅広のリブが前記天面または底面の中心部から放射状に伸張する形状であって、前記棒状の太径または幅広のリブの先端が、ゲートから金型内に注入される熔融樹脂を一旦蓄圧してから薄肉箱型へ流入させるために、前記リブの先端が前記天面または底面の外縁に到達しない形状を有する誘導帯
  3. 薄肉で箱型状のプラスチック製の薄肉成形品において、以下の構成からなることを特徴とする薄肉成形品。
    (a)薄肉の箱型
    (b)前記薄肉箱型の天面または底面に設けられる物品等を収納するための中空筒型の収納部
    (c)前記薄肉箱型の天面または底面に設けられ、かつ、棒状の太径または幅広のリブが前記天面または底面の中心部から放射状に伸張する形状であって、前記棒状の太径または幅広のリブの先端が、ゲートから金型内に注入される熔融樹脂を一旦蓄圧してから薄肉箱型へ流入させるために、前記リブの先端が前記天面または底面の外縁に到達しない形状を有し、かつ、前記中空筒型の収納部の間に設けられる誘導帯
  4. 誘導帯を十字状またはX字状に形成したことを特長とする前記請求項1ないし3のいずれか一に記載の薄肉成形品。
  5. 薄肉の平板や薄肉箱型の天面または底面に、成形品の中心部から放射状に伸張する誘導帯の先端を囲うように、太径または幅広のリブであって、かつ、リング状に構成されるリング状流動帯を形成したことを特長とする前記請求項1ないし2のいずれか一に記載の薄肉成形品。
  6. 薄肉の平板や薄肉箱型の天面または底面に、
    (a)成形品の中心部から放射状に伸張する誘導帯の先端を囲うように、かつ、太径または幅広のリブでリング状に構成されるリング状流動帯と
    (b)棒状の太径または幅広のリブであって、かつ、前記リング状流動帯に放射状に結合される補助流動帯と
    を形成したことを特長とする前記請求項1ないし2のいずれか一に記載の薄肉成形品。
  7. 薄肉箱型の側壁に、
    棒状の太径または幅広のリブであって、かつ、前記リブの先端が側壁の外縁に到達しない形状を有する複数の側壁流動帯を形成したことを特長とする前記請求項2ないし3のいずれか一に記載の薄肉成形品。
  8. 薄肉箱型の側壁またはツバ部に、
    棒状の太径または幅広のリブであって、かつ、前記リブの先端が側壁またはツバ部の外縁に到達しない形状を有する複数のツバ部流動帯を形成したことを特長とする前記請求項2ないし3のいずれか一に記載の薄肉成形品。
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