JP2009018423A - ノズル基板の製造方法、ノズル基板、液滴吐出ヘッド及び液滴吐出装置 - Google Patents

ノズル基板の製造方法、ノズル基板、液滴吐出ヘッド及び液滴吐出装置 Download PDF

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和史 大谷
Masahiro Fujii
正寛 藤井
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Abstract

【課題】導入部の長さと傾斜角度を独立して制御することができ、導入部が吐出部と段差を介さずに連続して形成されるノズル基板の製造方法を提供する。
【解決手段】シリコン基材41の表面に異方性ドライエッチングを行って垂直孔部110を形成する第1の工程と、垂直孔部110内に樹脂90を充填する第2の工程と、垂直孔部110内に充填された樹脂90の一部をアッシングにより除去し、樹脂90が除去された垂直孔部110から等方性ドライエッチングを行う工程を複数回繰り返して複合曲面を有する孔部を形成する第3の工程と、を有する。
【選択図】図7

Description

本発明は、ノズル基板の製造方法、ノズル基板、液滴吐出ヘッド及び液滴吐出装置に関
する。
液滴を吐出するための液滴吐出ヘッドとして、例えばインクジェット記録装置に搭載さ
れるインクジェットヘッドが知られている。インクジェットヘッドは、一般に、インク滴
を吐出するための複数のノズル孔が形成されたノズル基板と、このノズル基板に接合され
ノズル基板との間で上記ノズル孔に連通する吐出室、リザーバ等のインク流路が形成され
たキャビティ基板とを備え、駆動部により吐出室に圧力を加えることにより、インク滴を
選択されたノズル孔より吐出するように構成されている。駆動手段としては、静電気力を
利用する方式や、圧電素子による圧電方式、発熱素子を利用するバブルジェット(登録商
標)方式等がある。
近年、インクジェットヘッドに対して、印刷速度の高速化及びカラー化を目的としてノ
ズル列を複数有する構造が求められており、さらに加えて、ノズルは高密度化するととも
に1列あたりのノズル数が増加して長尺化しており、インクジェットヘッド内のアクチュ
エータ数は益々増加している。このため、ノズル密度が高く、長尺かつ多数のノズル列を
有する、小型で吐出特性に優れたインクジェットヘッドが要求され、従来より様々な工夫
、提案がなされている。
従来のインクジェットヘッドに、(100)面のシリコン基材に異方性ウェットエッチ
ングを施してピラミッド状のノズル孔を貫通させたノズル基板を備えたものがあった(例
えば、特許文献1参照)。
また、従来のインクジェットヘッドに、シリコン基材に等方性ドライエッチングと異方
性ドライエッチングを繰り返してテーパ形状のノズル孔を加工したノズル基板を備えたも
のがあった(例えば、特許文献2参照)。
さらに、従来のインクジェットヘッドに、(100)面のシリコン基材にウェットエッ
チングで未貫通の傾斜したノズル孔部を形成し、反対側からドライエッチングで垂直のノ
ズル孔部を貫通形成したノズル基板を備えたものがあった(例えば、特許文献3参照)。
特開昭56−135075号公報(第2頁、図2) 特開2006−45656号公報(第15頁、図16) 特開平10−315461号公報(第4頁−第5頁、図2)
特許文献1記載の技術によれば、ノズル孔を異方性ウェットエッチングで形成するため
、傾斜角度がシリコン単結晶基板の面方位に依存してしまい、ノズル密度を高めることに
は限界があった。また、ノズル孔の先端形状がシリコン基材の面方位のため四角くなって
しまい、吐出物の直進性に悪影響を与えることになる。さらに、ノズル吐出口に垂直なノ
ズル孔部がないため、メニスカスを安定維持することが困難であった。
特許文献2記載の技術によれば、等方性ドライエッチングによってノズル孔の側壁のア
ンダーカットが進むので、ノズル孔の底部径の制御が困難であった。また、ノズル孔の吐
出口に垂直なノズル孔部がないため、メニスカスを安定に維持することが困難であった。
特許文献3記載の技術によれば、傾斜したノズル孔部を異方性ウェットエッチングで形
成するため、傾斜角度がシリコン単結晶基材の面方向に依存してしまい、ノズル密度を高
めることには限界があった。また、傾斜したノズル孔部と垂直のノズル孔部の両面位置あ
わせが必要であった。
本発明は上記のような課題を解決するためになされたもので、傾斜したノズル孔部の傾
斜角が所望の角度を有し、しかもその深さと傾斜角度を独立して制御することができ、さ
らに、傾斜したノズル孔部が垂直のノズル孔部と段差を介さずに連続して形成され、ノズ
ルの高密度化と流路特性の最適化を可能としたノズル基板の製造方法、ノズル基板、液滴
吐出ヘッド及び液滴吐出装置を提供することを目的とする。
本発明に係るノズル基板の製造方法は、シリコン基材の表面に異方性ドライエッチング
を行って垂直孔部を形成する第1の工程と、垂直孔部内に樹脂を充填する第2の工程と、
垂直孔部内に充填された樹脂の一部をアッシングにより除去し、樹脂が除去された垂直孔
部から等方性ドライエッチングを行う工程を複数回繰り返して複合曲面を有する孔部を形
成する第3の工程と、を有するものである。
樹脂のアッシング量で複合曲面を有する孔部である傾斜部の深さを制御し、等方性ドラ
イエッチングの時間で傾斜角度を制御することができ、また、傾斜部の途中で傾斜角度を
変化させることも可能である。そして、傾斜部はシリコンの結晶方位に拘束されないので
、ノズルの流路特性の最適化と高密度化を両立することができる。
また、本発明に係るノズル基板の製造方法は、垂直孔部を形成する異方性ドライエッチ
ングを、C48とSF6 とからなるエッチングガスを交互に使用して行うものである。
48は垂直孔部の側面にエッチングが進行しないように垂直孔部の側面を保護し、S
6 は垂直方向のエッチングを促進させ、こうして垂直孔部を高精度に形成することがで
きる。
また、本発明に係るノズル基板の製造方法は、垂直孔部内に充填された樹脂を酸素プラ
ズマによってアッシングして除去するものである。
酸素プラズマの処理条件によって樹脂の除去量を制御することができる。この際、酸素
プラズマによりシリコンにダメージを与えることなく樹脂をアッシングすることができる
また、本発明に係るノズル基板の製造方法は、樹脂が除去された垂直孔部からSF6
よって等方性ドライエッチングを行うものである。
SF6 を用いた等方性ドライエッチングを施す時間で複合曲面を有する孔部の傾斜角度
を制御することができる。この際、SF6 ガスにより樹脂にダメージを与えずにシリコン
をエッチングすることができる。
本発明に係るノズル基板は、液滴を吐出するためのノズル孔が、基板面に対して垂直な
筒状の吐出部と、該吐出部と同軸上に設けられ該吐出部から後端側に向けてノズル断面積
が漸増する導入部とを連続して有し、導入部は、テーパ状をなす複合曲面によって形成さ
れているものである。
ノズルが高密度化し、ノズルの流路特性が最適化されたノズル基板を得ることができる
本発明に係る液滴吐出ヘッドは、上記のノズル基板を備えたものである。
ノズルが高密度化し、ノズルの流路特性が最適化されたノズル基板を有する液滴吐出ヘ
ッドを得ることができる。
本発明に係る液滴吐出装置は、上記の液滴吐出ヘッドを搭載したものである。
ノズルが高密度化し、ノズルの流路特性が最適化された液滴吐出ヘッドを有する液滴吐
出装置を得ることができる。
実施の形態1.
図1は本実施の形態1に係るインクジェットヘッド(液滴吐出ヘッドの一例)の一部を
断面で示した分解斜視図、図2は図1を組立てた状態の要部を示す縦断面図、及び図3は
図2のノズル孔の近傍を拡大して示した縦断面図である。
インクジェットヘッド10は、図1および図2に示すように、複数のノズル孔11が所
定のピッチで設けられたノズル基板1と、各ノズル孔11に対して独立にインク供給路が
設けられたキャビティ基板2と、キャビティ基板2の振動板22に対峙して個別電極31
が配設された電極基板3とを貼り合わせることにより構成されている。
ノズル基板1は、シリコン単結晶基材(以下、単にシリコン基材ともいう)から作製さ
れている。ノズル基板1にはインク滴を吐出するためのノズル孔11が開口されており、
各ノズル孔11は、図3に詳述するように、吐出方向の先端側の面1aに開口し、ほぼ円
筒状で垂直な側壁を有するノズル孔部(以下、第1のノズル孔部または吐出部という)1
1aと、吐出方向の後端側に位置し、第1のノズル孔部11aの後端から吐出方向の後端
面1bに向けて断面積が漸増し、後端面1bで最も拡径して開口する(後端面1b側に向
かうほど拡径量が大きくなる)傾斜した側壁を有するノズル孔部(以下、第2のノズル孔
部または導入部という)11bとによって形成され、これらのノズル孔部11a、11b
が段差等を介さずに連続して形成されている。
上記のように構成した第2のノズル孔部11bは、複合曲面によって構成されている。
これは、第2のノズル孔部11bを形成する際に、アッシングと等方性ドライエッチング
を複数回繰り返すことにより形成されるものであり、これによって第2のノズル孔部11
bの内壁面は、シリコンの結晶方位に拘束されない所望の傾斜角を有する複合曲面を構成
することになる。なお、第1のノズル孔部11aはノズル基板1の表面(吐出方向の先端
側の面1a)に対して垂直に形成されており、上記の第2のノズル孔部11bはこの第1
のノズル孔部11aと同軸上に形成されている。かかる構成により、インク滴の吐出方向
をノズル孔11の中心軸方向に揃えることができ、安定したインク吐出特性を発揮させる
ことができる。
キャビティ基板2は、シリコン単結晶基材(この基材も以下、単にシリコン基材ともい
う)から作製されている。シリコン基材に異方性ウェットエッチングを施し、インク流路
の吐出室24、リザーバ25をそれぞれ構成するための凹部240、250、及びオリフ
ィス23を構成するための段差部230が形成される。凹部240はノズル孔11に対応
する位置に独立に複数形成される。したがって、ノズル基板1とキャビティ基板2を接合
した際、各凹部240は吐出室24を構成し、それぞれがノズル孔11に連通し、またイ
ンク供給口であるオリフィス23ともそれぞれ連通している。そして、吐出室24(凹部
240)の底壁が振動板22となっている。
他方の凹部250は、液状のインクを貯留するためのものであり、各吐出室24に共通
のリザーバ(共通インク室)25を構成する。そして、リザーバ25(凹部250)はそ
れぞれオリフィス23を介して全ての吐出室24に連通している。また、リザーバ25の
底部には後述する電極基板3を貫通する孔が設けられ、この孔で形成されたインク供給孔
34を通じて図示しないインクカートリッジからインクが供給されるようになっている。
また、キャビティ基板2の全面、もしくは少なくとも電極基板3との対向面には、Si
2 膜等からなる絶縁膜26が形成されている。この絶縁膜26は、インクジェットヘッ
ドを駆動させたときに、絶縁破壊や短絡を防止する。
電極基板3は、ガラス基材から作製されている。このガラス基材は、キャビティ基板2
のシリコン基材と熱膨張係数の近い硼珪酸系の耐熱硬質ガラスを用いるのが好ましい。こ
れは、電極基板3とキャビティ基板2とを陽極接合する際、両基板3、2の熱膨張係数が
近いため、電極基板3とキャビティ基板2との間に生じる応力を低減することができ、そ
の結果、剥離等の問題を生じることなく電極基板3とキャビティ基板2とを強固に接合す
ることができるからである。
電極基板3のキャビティ基板2と対向する面には、キャビティ基板2の各振動板22に
対向する位置にそれぞれ凹部32が設けられている。そして、各凹部32内には、一般に
、ITO(Indium Tin Oxide:インジウム錫酸化物)からなる個別電極31が形成されて
おり、振動板22と個別電極31との間に形成されるギャップ(空隙)Gは、インクジェ
ットヘッドの吐出特性に大きく影響する。なお、個別電極31の材料にはクロム等の金属
等を用いてもよいが、ITOは透明であるので放電したかどうかの確認が行いやすいため
、一般にITOが用いられている。
個別電極31は、リード部31aと、フレキシブル配線基板(図示せず)に接続される
端子部31bとを有する。これらの端子部31bは、図2に示すように、配線のためにキ
ャビティ基板2の末端部が開口された電極取り出し部29内に露出している。
上述したノズル基板1、キャビティ基板2、および電極基板3は、一般に個別に作製さ
れ、これらを図2に示すように貼り合わせることにより、インクジェットヘッド10の本
体部が作製される。すなわち、キャビティ基板2と電極基板3は例えば陽極接合により接
合され、そのキャビティ基板2の上面(図2の上面)にはノズル基板1が接着剤等により
接合されている。さらに、振動板22と個別電極31との間に形成されるギャップGの開
放端部は、エポキシ等の樹脂による封止材27で封止されている。これにより、湿気や塵
埃等がギャップG内へ侵入するのを防止することができる。
そして、図2に示すように、ICドライバ等の駆動制御回路4が、各個別電極31の端
子部31bと、キャビティ基板2上に設けられた共通電極28とに、フレキシブル配線基
板(図示せず)を介して接続されている。
上記のように構成されたインクジェットヘッド10において、駆動制御回路4によりキ
ャビティ基板2と個別電極31との間にパルス電圧が印加されると、振動板22と個別電
極31との間に静電気力が発生し、その吸引作用により振動板22が個別電極31側に引
き寄せられて撓み、吐出室24の容積が拡大する。これにより、リザーバ25の内部に溜
まっていたインクがオリフィス23を通じて吐出室24に流れ込む。次に、個別電極31
への電圧の印加を停止すると、静電吸引力が消滅して振動板22が復元し、吐出室24の
容積が急激に収縮する。これにより、吐出室24内の圧力が急激に上昇し、この吐出室2
4に連通しているノズル孔11からインク液滴が吐出される。
次に、インクジェットヘッド10の製造方法について、図4〜図18を用いて説明する
。図4は本発明の実施の形態1に係るノズル基板1を示す上面図、図5〜図16はノズル
基板1の製造工程を示す断面図(図4をA−A線で切断した断面図)である。図17、図
18はキャビティ基板2と電極基板3との接合工程を示す断面図であり、ここでは、主に
、電極基板3にシリコン基材200を接合した後に、キャビティ基板2を製造する方法を
示す。
まず、最初に、図5〜図16により、ノズル基板1の製造方法を説明する。
(a) 図5(a)に示すように、シリコン基材41を用意して熱酸化装置にセットする
(b) シリコン基材41を、所定の酸化温度、酸化時間、酸素と水蒸気の混合雰囲気中
の条件で熱酸化処理し、図5(b)に示すように、シリコン基材41の両面41a、41
bに、エッチング保護膜となるSiO2 膜42を均一に成膜する。
(c) 図5(c)に示すように、シリコン基材41において、キャビティ基板2と接合
する側の面41aのSiO2 膜42の上にレジスト43をコーティングし、そのレジスト
43から、後述する垂直孔部となる部分に対応する部分を除去し、開口43aを形成する
(d) 図6(d)に示すように、図5(c)で形成したレジストパターンをマスクとし
て、例えば、緩衝フッ酸水溶液(フッ酸水溶液:フッ化アンモニウム水溶液=1:6)で
エッチングし、SiO2 膜42から後述する垂直孔部となる部分に対応する部分を除去し
、開口42aを形成する。このとき、吐出側の面41bのSiO2 膜42はエッチングさ
れ、完全に除去される。
(e) 図6(e)に示すように、レジスト43を硫酸洗浄などにより剥離する。
そして、ICPドライエッチング装置により、SiO2 膜42の開口42aを介してシ
リコン基材41に所定の深さの異方性ドライエッチングを行い、垂直孔部110を形成す
る。この場合、エッチングガスとしては例えばC48、SF6 を用い、これらのエッチン
グガスを交互に使用する。ここで、C4 8 は形成される溝の側面にエッチングが進行し
ないように溝側面を保護するために使用し、SF6 はシリコン基材の垂直方向のエッチン
グを促進させるために使用する。
(f) 図6(f)に示すように、シリコン基材41の表面に残るSiO2 膜42をフッ
酸水溶液によって除去する。
(g) 図7(g)に示すように、シリコン基材41の垂直孔部110内に樹脂90を充
填し、その後、シリコン基材41表面の樹脂を除去する。この際の樹脂の充填は、真空チ
ャンバ内で実施する。すなわち、真空チャンバ内で真空雰囲気下に樹脂を塗布し、その後
、大気雰囲気に曝して、垂直孔部110内に樹脂90を充填する。
(h) 図7(h)に示すように、酸素プラズマで垂直孔部110内の樹脂90を所望の
量(深さ)だけアッシングして除去する。
(i) 垂直孔部110の開口孔より垂直孔部110内に、アンダーカットの大きい条件
で等方性ドライエッチングを施す。すなわち、SF6 プラズマによる等方性ドライエッチ
ングによって、図7(i)に示すように、樹脂90をアッシングして除去した孔部に第1
の傾斜面11aを形成する。なお、等方性ドライエッチングとはいえ、深い部分ほどサイ
ドエッチング量が小さくなる傾向があり、エッチングされた第1の傾斜面111aはテー
パ形状となる。
以上の(g)、(h)、(i)の第1の工程によって、第1の傾斜面111aを形成す
る。
(j) 図8(j)に示すように、酸素プラズマによって垂直孔部110内の樹脂90を
所望の量だけさらにアッシングして除去する。
(k) 垂直孔部110の開口孔より垂直孔部110内に、アンダーカットの大きい条件
で等方性ドライエッチングを施す。すなわち、SF6 プラズマによる等方性ドライエッチ
ングによって、図8(k)に示すように、樹脂90をアッシングして除去した孔部にさら
に新たな傾斜面を形成する。この傾斜面は第1の傾斜面111aを含む孔部全体をさらに
エッチングして形成されたもので、かかる(j)、(k)の第2の工程によって、第2の
傾斜面111bを形成する。
(l) 上記の第1の工程((g)、(h)、(i))、第2の工程((j)、(k))
に続いて、第3の工程、第4の工程・・・を所望の回数(n回)繰り返して、図9(l)
に示すように、第nの傾斜面111nを含んだ複合曲面111を形成する。この複合曲面
111は、エッチングを繰り返して古い曲面の上に新たなる曲面を形成していき、最終的
に1つの複合曲面111を形成したもので、複数の曲面を重ね合わせて形成された1つの
複合曲面を構成し、かかる複合曲面を有する部分を第2のノズル孔部11bとする。
(m) 図9(m)に示すように、垂直孔部110内に残された樹脂90をアッシングし
て除去し、かかる部分を第1のノズル孔部11aとする。なお、第1のノズル孔部11a
となる部分は樹脂90で保護されていたため、垂直孔部110を加工した際のノズル径が
そのまま保存されており、ノズル径を高精度に制御することができる。
上記の図5(g)〜図9(m)の工程において、第2のノズル孔部11bを形成する際
のエッチング工程を図10〜図12により数値を用いて詳細に説明する。なお、以下に示
す数値はその一例を示すもので、これに限定するものではない。
図10は、第1のノズル孔部11aの第1の傾斜面111aを形成するための第1の工
程を示す説明図である。図10(a)に示す垂直孔部110内に充填された樹脂90を、
図10(b)に示すように、酸素プラズマで矢印イ方向に、例えば5μmアッシングして
減らし、第1の孔部110aを形成する。次に、図10(c)に示すように、SF6 プラ
ズマによる等方性ドライエッチングを行い、矢印ロ方向に、例えば幅方向に片側約2μm
、両側で約4μm広がる第1の傾斜面111aを形成する。なお、上記の等方性ドライエ
ッチングでは、より詳細には、樹脂90が除去された第1の孔部110aでは、孔部11
0aが深い部分ほどサイドエッチング量が小さくなる。この場合、形成される第1の傾斜
面111aは、シリコンの結晶方位に拘束されない。
図11は、第1の傾斜面111aに加えて第2の傾斜面111bを形成するための第2
の工程を示す説明図である。図10(c)に示す垂直孔部110内に充填されている樹脂
90を、図11(d)に示すように、酸素プラズマで矢印ハ方向に、例えば、5μmアッ
シングして減らし、第2の孔部110bを形成する。これによって、第2の工程では、垂
直方向の深さが合計10μmとなる。
次に、図11(e)に示すように、SF6 プラズマによる等方性ドライエッチングで矢
印ニ方向に、例えば幅方向に片側約2μm、両側で約4μm広がる複合面をさらに形成す
る。この複合面は、図11(d)でアッシングされて垂直方向に形成された第2の孔部1
10bの面と、第1の工程で形成された第1の傾斜面111aとを、さらにエッチングし
て共に幅方向に広がった、第2の傾斜面111bと第1の傾斜面111aとからなる複合
面として形成されたものである。これによって、第2の工程では、第1の傾斜面111a
は、例えば片側約4μm、よって両側で約8μm広がり、第2の傾斜面111bは、例え
ば片側約2μm、よって両側で約4μm広がって、全体として新たな複合曲面を形成する
ことになる。
さらに、第3の工程、第4の工程、第5の工程と、例えば5工程を繰り返すと、図12
に示すように、第1の面111aは片側で約10μm、両側で約20μm広がり、第2の
面111bは片側で約8μm、両側で約16μm広がり、第3の面111cは片側で約6
μm、両側で約12μm広がり、第4の面111dは片側で約4μm、両側で約8μm広
がり、第5の面111eは片側で約2μm、両側で約4μm広がった状態となる。
こうして、上記のように、樹脂90のアッシング工程と等方性ドライエッチング工程と
を、例えば5回繰り返すことで、図12(説明のため模式的に示してある)に示すような
複合曲面111が形成される。
なお、上記の工程においては、樹脂90のアッシング量を調節することによって、第2
のノズル孔部11bの深さを制御することができる。また、等方性ドライエッチングの時
間を調整することによって、第2のノズル孔部11bの傾斜角度を制御することができ、
さらに、傾斜孔部の途中で第2のノズル孔部11bの傾斜角度を変化させることもできる
。こうして、図9(m)に示すようなノズル孔11が形成される。
(n) 次に、シリコン基材41を熱酸化装置(図示せず)にセットし、所定の酸化温度
、酸化時間、酸素雰囲気中の条件で熱酸化処理を行い、図13(n)に示すように、シリ
コン基材41の接合面41a及び吐出側の面41bに、さらに第1のノズル孔部11a及
び第2のノズル孔部11bの側面及び底面に、膜厚0.1μmのSiO2 膜46を均一に
成膜する。
(o) 図14(o)に示すように(図14(o)より図14(r)に至るまでは図13
(n)のシリコン基材41の上下を逆転した図を示す)、透明材料(ガラス等)の支持基
板50に、紫外線または熱などの刺激で容易に接着力が低下する自己剥離層61を持った
両面テープ60を張り合わせる。具体的には、支持基板50に張り合わせた両面テープ6
0の自己剥離層61の面と、シリコン基材41の接合面41aとを向かい合わせ、真空中
で貼り合わせる。これにより接着界面に気泡が残らないきれいな接着が可能となる。この
接着の際に接着界面に気泡が残ると、次の(p)工程の研削加工で薄板化されるシリコン
基材41の板厚がばらつく原因となる。
(p) 図14(p)に示すように、シリコン基材41の吐出面側からバックグラインダ
ーで研削加工を行い、第1のノズル孔部11aの先端部11dが開口するまでシリコン基
材41を薄くする。この薄板化の方法としては、他にポリッシャー、CMP装置による方
法がある。これらの加工方法を用いた場合、研磨剤のカス等がノズル孔11内に残るため
、ノズル孔11内の研磨材の水洗除去工程などで第1のノズル孔部11a及び第2のノズ
ル孔部11bの内壁を洗浄する。
(q) オゾンを溶存させた洗浄水にシリコン基材41を浸し、図14(q)に示すよう
に、吐出面41bに酸化膜47を形成する。このとき、ノズル孔11内に入り込んだ自己
剥離層61の一部も除去される。また、シリコン基材41の表面が洗浄され、異物、汚れ
の付着がなくなり、これにより、次の工程で形成される撥インク膜の均一なコーティング
が可能となる。
(r) 図14(r)に示すように、シリコン基板41の吐出面41bに撥インク処理を
施す。すなわち、F原子を含む撥インク性を持った材料を蒸着やディッピングで成膜し、
撥インク層48を形成する。このとき、第1のノズル孔部11a及び第2のノズル孔部1
1bの内壁も撥インク処理される。
(s) 図15(s)(図15(s)より図15(v)に至るまでは図14(r)のシリ
コン基材41の上下を逆転した図を示す)に示すように、吐出面41bにダイシングテー
プ70をサポートテープとして貼り付ける。
(t) 図15(t)に示すように、支持基板50側からUV光を照射する。
(u) 図15(u)に示すように、両面テープ60の自己剥離層61をシリコン基材4
1から剥離する。
(v) 図15(v)に示すように、Arスパッタもしくは02 プラズマ処理によって、
シリコン基材41の第1のノズル孔部11a及び第2のノズル孔部11bの内壁に余分に
形成された撥インク層48を除去する。
(w) 図16(w)に示すように(図16(w)より図16(x)に至るまでは図15
(v)のシリコン基材41の上下を逆転した図を示す)、シリコン基材41のダイシング
テープ70を貼り付けている面とは反対側の面41aを真空ポンプに連通した吸着冶具8
0に吸着固定し、その状態でダイシングテープ70を剥離する。
(x) 図16(x)に示すように、吸着冶具80の吸着固定を解除し、ノズル基板1が
完成する。なお、図示を省略したが、ノズル基板1にはノズル孔11を形成するのと同時
にノズル基材外輪となる部分に貫通溝を形成するようにしており、吸着冶具80を取り外
す段階でノズル基板1が個片に分割されるようになっている。
本実施の形態1によれば、酸素ガスによりシリコンにダメージを与えることなく樹脂9
0をアッシングすることができ、SF6 ガスにより樹脂90にダメージを与えることなく
シリコンをエッチングすることができる。そして、樹脂90のアッシング量で傾斜部の深
さを制御し、等方性ドライエッチングの時間で傾斜角度を制御することができ、また、傾
斜部の途中で傾斜角度を変化させることもできる。この際、第1のノズル孔部11aは、
エッチング時は樹脂90で保護されているので、高精度なノズル径を維持することができ
る。
こうして、第1のノズル孔部11aと第2のノズル孔部11bとを段差等を介せずに連
続形成することができるので、ノズルの流路特性の最適化を達成することができる。また
、第2のノズル孔部11bはシリコンの結晶方位に拘束されないので、高密度化を達成す
ることができる。そして、ノズルの流路特性の最適化と高密度化を両立することができる

なお、本実施の形態1にかかるノズル基板1の製造方法は、静電駆動方式のインクジェ
ットヘッドに用いるノズル基板の場合を例にして説明したが、圧電駆動方式やバブルジェ
ット(登録商標)方式など、他方式のインクジェットヘッドのノズル基板にも適用可能で
ある。
次に、キャビティ基板2および電極基板3の製造方法について説明する。
ここでは、電極基板3にシリコン基材200を接合した後、そのシリコン基材200か
らキャビティ基板2を製造する方法について、図17、図18を用いて説明する。
(a) 図17(a)に示すように、硼珪酸ガラス等からなるガラス基材300に、例え
ば金・クロムのエッチングマスクを使用してフッ酸によってエッチングして、凹部32を
形成する。この凹部32は個別電極31の形状より少し大きめの溝状であり、個別電極3
1ごとに複数形成される。
そして、凹部32の底部に、例えばスパッタによりITO(Indium Tin Oxide)からな
る個別電極31を形成する。
その後、ドリル等によってインク供給孔34となる孔部34aを形成することにより、
電極基板3が作製される。
(b) 図17(b)に示すように、シリコン基材200の両面を鏡面研磨した後、シリ
コン基材200の片面にプラズマCVD(Chemical Vapor Deposition)によってTEO
S(TetraEthylOrthoSilicate)からなるシリコン酸化膜(絶縁膜)26を形成する。な
お、シリコン基材200を形成する前に、エッチングストップ技術を利用し、振動板22
の厚みを高精度に形成するためのボロンドープ層を形成するようにしてもよい。エッチン
グストップとはエッチング面から発生する気泡が停止した状態と定義し、実際のウェット
エッチングにおいては、気泡の発生の停止をもってエッチングがストップしたものと判断
する。
(c) このシリコン基材200と、図17(a)のようにして作製された電極基板3を
、図17(c)に示すように、例えば360℃に加熱し、シリコン基材200に陽極を、
電極基板3に陰極を接続して、800V程度の電圧を印加して陽極接合により接合する。
(d) シリコン基材200と電極基板3とを陽極接合した後に、水酸化カリウム水溶液
等で接合状態のシリコン基材200をエッチングし、図17(d)に示すように、シリコ
ン基材200を薄板化する。
(e) シリコン基材200の上面(電極基板3が接合されている面と反対側の面)の全
面にプラズマCVDによって、シリコン酸化膜を形成する。そして、このシリコン酸化膜
に、吐出室24となる凹部240、オリフィス23となる段差部230、及びリザーバ2
5となる凹部250等を形成するためのレジストをパターニングし、これらの部分のシリ
コン酸化膜をエッチング除去する。
その後、シリコン基材200を水酸化カリウム水溶液等でエッチングして、図18(e
)に示すように、吐出室24となる凹部240およびリザーバ25となる凹部250を形
成する。このとき、配線のための電極取り出し部29となる部分もエッチングして薄板化
しておく。なお、図18(e)のウェットエッチングの工程では、例えば初めに35重量
%の水酸化カリウム水溶液を使用し、その後、3重量%の水酸化カリウム水溶液を使用す
ることができる。これにより、振動板22の面荒れを抑制することができる。
(f) シリコン基材200のエッチングが終了した後に、図18(f)に示すように、
フッ酸水溶液でエッチングして、シリコン基材200の上面に形成されているシリコン酸
化膜を除去する。
(g) シリコン基材200の吐出室24となる凹部240等が形成された面に、図18
(g)に示すように、プラズマCVDによりシリコン酸化膜(絶縁膜)26を形成する。
(h) 図18(h)に示すように、RIE(Reactive Ion Etching)等によって電極取
り出し部29を開放する。また、電極基板3のインク供給孔34となる孔部34aからレ
ーザ加工を施して、シリコン基材200のリザーバ25となる凹部250の底部を貫通さ
せ、インク供給孔34を形成する。また、振動板22と個別電極31との間のギャップG
の開放端部にエポキシ樹脂等の封止材27を充填して封止を行う。また、図1、図2に示
した共通電極28を、スパッタにより、シリコン基材200の上面(ノズル基板1との接
合側の面)の端部に形成する。
以上により、電極基板3に接合した状態のシリコン基材200からキャビティ基板2が
作製される。
そして最後に、このキャビティ基板2に、前述のようにして作製されたノズル基板1を
接着剤等により接合することにより、図2に示したインクジェットヘッド10の本体部が
作製される。
本実施の形態1によれば、キャビティ基板2を、予め作製された電極基板3に接合した
状態のシリコン基材200から作製するので、電極基板3によりシリコン基材200を支
持した状態となり、シリコン基材200を薄板化しても割れたり欠けたりすることがなく
、ハンドリングが容易となる。したがって、キャビティ基板2を単独で製造する場合より
も歩留まりが向上する。
実施の形態2.
図19は、実施の形態1に係るインクジェットヘッド10を搭載したインクジェット記
録装置を示す斜視図である。図19に示すインクジェット記録装置500は、インクジェ
ットプリンタであり、実施の形態1のインクジェットヘッド10を搭載しているため、ノ
ズルの流路特性が最適化し、このため吐出特性が良く、また高密度化が可能なため、液滴
の着弾位置の高精度化が可能で、安定した高品質の印字が可能である。
なお、実施の形態1に係るインクジェットヘッド10は、図19に示すインクジェット
プリンタの他に、液滴を種々変更することで、液晶ディスプレイのカラーフィルタの製造
、有機EL表示装置の発光部分の形成、遺伝子検査等に用いられる生体分子溶液のマイク
ロアレイの製造など様々な用途の液滴吐出装置として利用することができる。
本発明の実施の形態1に係る液滴吐出ヘッドの分解斜視図。 図1のインクジェットヘッドを組立てた状態の要部の縦断面図。 図2のノズル孔部分を拡大した縦断面図。 図1のノズル基板の上面図。 ノズル基板の製造方法を示す製造工程の断面図。 図5に続くノズル基板の製造工程の断面図。 図6に続くノズル基板の製造工程の断面図。 図7に続くノズル基板の製造工程の断面図。 図8に続くノズル基板の製造工程の断面図。 第2のノズル孔部を形成する際のエッチング工程の説明図。 図10に続く第2のノズル孔部を形成する際のエッチング工程の説明図。 図11に続く第2のノズル孔部を形成する際のエッチング工程の説明図。 図9に続くノズル基板の製造工程の断面図。 図13に続くノズル基板の製造工程の断面図。 図14に続くノズル基板の製造工程の断面図。 図15に続くノズル基板の製造工程の断面図。 キャビティ基板および電極基板の製造方法を示す製造工程の断面図。 図17に続く製造工程の断面図。 インクジェット記録装置を示す斜視図。
符号の説明
1 ノズル基板、2 キャビティ基板、3 電極基板、10 インクジェットヘッド、
11 ノズル孔、11a 第1のノズル孔部(吐出部)、11b 第2のノズル孔部(導
入部)、22 振動板、23 オリフィス、24 吐出室、25 リザーバ、31 個別
電極、32 凹部、34 インク供給孔、41 シリコン基材、42 SiO2 膜、90
樹脂、110 垂直孔部、111 複合曲面、111a 第1の傾斜面、111b 第
2の傾斜面、111c 第3の傾斜面、111d 第4の傾斜面、111e 第5の傾斜
面、500 インクジェット記録装置。

Claims (7)

  1. シリコン基材の表面に異方性ドライエッチングを行って垂直孔部を形成する第1の工程
    と、
    前記垂直孔部内に樹脂を充填する第2の工程と、
    前記垂直孔部内に充填された前記樹脂の一部をアッシングにより除去し、前記樹脂が除
    去された前記垂直孔部から等方性ドライエッチングを行う工程を複数回繰り返して複合曲
    面を有する孔部を形成する第3の工程と、
    を有することを特徴とするノズル基板の製造方法。
  2. 前記垂直孔部を形成する前記異方性ドライエッチングを、C48とSF6 とからなるエ
    ッチングガスを交互に使用して行うことを特徴とする請求項1記載のノズル基板の製造方
    法。
  3. 前記垂直孔部内に充填された前記樹脂を酸素プラズマによってアッシングして除去する
    ことを特徴とする請求項1または2記載のノズル基板の製造方法。
  4. 前記樹脂が除去された前記垂直孔部からSF6 によって等方性ドライエッチングを行う
    ことを特徴する請求項1〜3のいずれかに記載のノズル基板の製造方法。
  5. 液滴を吐出するためのノズル孔が、基板面に対して垂直な筒状の吐出部と、該吐出部と
    同軸上に設けられ該吐出部から後端側に向けて断面積が漸増する導入部とを連続して有し

    前記導入部は、テーパ状をなす複合曲面によって形成されていることを特徴とするノズ
    ル基板。
  6. 請求項5記載のノズル基板を備えたことを特徴とする液滴吐出ヘッド。
  7. 請求項6記載の液滴吐出ヘッドを搭載したことを特徴とする液滴吐出装置。
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JP2006045656A (ja) * 2004-08-09 2006-02-16 Fuji Xerox Co Ltd シリコン構造体製造方法、モールド金型製造方法、成形部材製造方法、シリコン構造体、インクジェット記録ヘッド、及び、画像形成装置
JP2007055241A (ja) * 2005-07-28 2007-03-08 Seiko Epson Corp ノズルプレート及びその製造方法、並びに液滴吐出ヘッド及びその製造方法

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