JP2009016797A - インダクター - Google Patents

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Abstract

【課題】DC−DCコンバータの小型化技術に適合するように、小型で低背のインダクターを提供すること。
【解決手段】インダクターは、中足部と、第1の外足部と、第2の外足部と、前記中足部、前記第1の外足部及び前記第2の外足部を連結する胴部とを有する第1の磁性体コアと、前記中足部と前記第1の外足部と前記第2の外足部とに突き合わされて配置された第2の磁性体コアとを備えている。中足部、第1の外足部、胴部の一部と第2の磁性体コアで形成された第1の空間に第1の導体が配置される。中足部、第2の外足部、胴部の一部と第2の磁性体コアで形成された第2の空間に第2の導体が配置される。中足部は、第1の外足部の長さ方向と同一方向に第1の外足部の高さより低い領域が形成されている。
【選択図】 図1A

Description

本発明は、インダクターに関し、特に、DC−DCコンバータ等の電子機器のボード上に構成される電源に使用して好適なインダクターに関する。
複数のコイル部品を使用して構成されるDC−DCコンバータは、小型でありながら20A、30Aといった大電流を供給することができるので、CPUの電源としてボード上に配置されるようになってきている。
近年、LSI等は、消費電力低減を目的に駆動電圧を下げている。駆動電圧の低下に伴い、所要電流が数十Aにまで達するようになり、DC−DCコンバータの出力端子からCPUやLSIの電源端子までの区間での電圧降下が問題視されるようになった。この問題点を解決するために、DC−DCコンバータは、出来る限りCPUやLSIの直近に設置されるようになった。その結果、DC−DCコンバータを構成する部品は、小型で低背のものが求められている。
一方、ボード上に構成されるDC−DCコンバータは、出力電流の増大に伴い、一つのFETと一つのチョークコイルではまかない切れない電流量が必要になっている。この問題点の解決にマルチフェイズ方式が採用されている。
例えば、出力30Aの2フェイズのコンバータを用いたマルチフェイズ方式の場合、2個のDC−DCコンバータは、各々実効値で15Aの出力容量をもつFETとチョークコイルで構成され、1個の平滑コンデンサを共用する構造になっている。各々のFETにおけるon・offのタイミングが重ならないようにon・offのタイミングを半周期ずらすことで、一個のコンデンサで直流電圧−電流を発生させる。
マルチフェイズ方式の問題点は、FET、チョークコイルなどの部品点数が倍増することである。各々の部品は、電流容量を半減するために小さくはなるが、部品点数が増えることで実質的な実装面積が増大する。その結果、本来小型化が求められるボード上の部品として、適切でないという問題点があった。
この問題点を解決すべく提案された新たな回路方式のカップリングインダクターを使うDC−DCコンバータが、非特許文献1に開示されている。ここで開示されているインダクターは、2個のインダクターを一つのEI型コアで構成したもので、ギャップを設けることでインダクタンスの大きさを調整している。このインダクターを用いたDC−DCコンバータの所望の動作確認はされている。しかし、ここで使われているインダクターは、巻線を外足部に巻回す構造のために、巻線がコア外部にはみ出し、インダクターの外形寸法が大きくなるという問題点があった。また、巻線を外足部に巻回す構造では、巻線の直流抵抗値を小さくするのに制約があるという問題点があった。この種の巻線を巻きまわす構造は、特許文献1および特許文献2にも開示されている。
IEEE TRANSACTION ON POWER ELECTRONICS, VOL.16, NO.4,JULY 2001 Performance Improvements of Interleaving VRMs with Coupling Inductor. 特開平7−240319号公報 特開平11−195536号公報
本発明は、上述した問題点を解決すべくなされたもので、DC−DCコンバータの小型化技術に適合するように、小型で低背のインダクターを提供することである。
本発明によれば、中足部と、第1の外足部と、第2の外足部と、前記中足部、前記第1の外足部及び前記第2の外足部を連結する胴部とを有する第1の磁性体コアと、前記中足部と前記第1の外足部と前記第2の外足部とに突き合わされて配置された第2の磁性体コアとを備えたインダクターであって、前記中足部、前記第1の外足部、前記胴部の一部と前記第2の磁性体コアで形成された第1の空間に配置された第1の導体と、前記中足部、前記第2の外足部、前記胴部の一部と前記第2の磁性体コアで形成された第2の空間に配置された第2の導体とを有し、前記中足部は、前記第1の外足部の長さ方向と同一方向に前記第1の外足部の高さより低い領域が形成されていることを特徴とするインダクターが得られる。
望ましくは、中足部の第1の外足部の高さより低い領域は、第1の導体の自己インダクタンスと第2の導体の自己インダクタンスと第1の導体及び第2の導体間の相互インダクタンスによって決まる電磁結合の度合いを示す結合係数が0.9以下になるように設定される。結合係数がこれより大きくなると漏れインダクタンスが低下しカップリングインダクターを使用するDC−DCコンバータは、そのリップル電流が大きくなり、電源効率が低下する。
第1の導体および第2の導体は、第1の空間および第2の空間に沿ってそれぞれ直線的に配置するのが望ましい。
望ましい形態では、第1の磁性体コアと第2の磁性体コアとは、ギャップ材を介して突き合わされている。ギャップ材は非磁性物が使用される。
前記中足部の第1の外足部の高さより低い領域は、前記第1の空間と前記第2の空間が連結されように形成される。
一形態では、前記中足部の第1の外足部の高さより低い領域は、前記中足部を複数の領域に分割する位置に形成してもよい。
別な形態では、前記中足部の第1の外足部の高さより低い領域は、前記中足部全体にわたって前記同一方向に一様な高さを有するように形成してもよい。
第1の導体及び第2の導体の自己インダクタンスと導体間の相互インダクタンスが、少なくとも前記中足部の第1の外足部より高さの低い領域の大きさによって調整される。
望ましくは、インダクターは、第1の導体および第2の導体の導出口に設置された絶縁部材を有し、前記導出口から引き出された前記第1及び第2の導体を前記絶縁部材に沿って下面まで導出し、前記絶縁部材下面に面実装端子を形成している。
絶縁部材は前記第1の導体及び第2の導体を通す導体貫通穴を備えても良い。
第1の空間及び第2の空間に配置された第1の導体及び第2の導体は絶縁体で覆われていてもよい。
望ましくは、第1及び第2の磁性体コアは、フェライト材で形成される。
第1及び第2の磁性体コアは550mT以上の飽和磁束密度を有するのが好ましい。これは、現在、フェライト材料で実現できる飽和磁束密度に相当する。
第1及び第2の磁性体コアは、金属粉末を成形してなる磁性体コアで形成してもよい。
前記導体と磁性体コアとは導体の周囲に粉体を配置してプレス成形することで一体成形してもよい。
第1の磁性体コアまたは前記第2の磁性体コアのいずれか少なくとも一つが、2以上の異なる磁性体から形成されていてもよい。
第1の磁性体コアと前記第2の磁性体コアとはともに異なる磁性体で形成されていてもよい。
望ましい形態では、第2の磁性体コアの形状は第1の磁性体コアの形状と同じ形状であり、第1の磁性体コアの第1の外足部、中足部及び前記第2の外足部は、各々第2のコアの対応する外足部、中足部と向き合って配置される。
第2の磁性体コアは、I型コアであつてもよい。
本発明によれば、第1の空間と第2の空間との間隔によって決まる導体間の距離だけでなく、磁性体コアの中足部に第1の外足部より高さの低い領域を形成することによって、各導体の自己インダクタンスと導体間の相互インダクタンスを決定する磁気回路長を変えるようにしている。したがって、インダクターの外形寸法を変えることなく、各導体の自己インダクタンスと導体間の相互インダクタンスを調整できる。また、第1の空間と第2の空間に導体をそれぞれ直線的に配置しても所望のインダクタンスを実現できるため、コアに導線を巻きまわす必要がなく、コアの小型化ができることに加え、製造工程が簡素化される。さらに、巻回しすることによるコアの破損の虞もなくなるから、歩留まりを向上させことができる。
また、本発明の他の形態によれば、第1の磁性体コアと第2の磁性体コアとの間に挟むギャップの厚みを変えることで、第2の磁性体コアとの距離を中足部と外足部とでそれぞれ調整して、所望の各導体の自己インダクタンスと導体間の相互インダクタンスを実現できる。したがって、インダクターの外形寸法を変えずにインダクタンスを調整することが可能となり、インダクターの小型化が実現できる。ギャップ材は非磁性物や、第1の磁性体コアおよび第2の磁性体コアよりも透磁率の低い材料を用いることで、製品の構成上、および電気特性上、安定したギャップを得ることができる。
また、本発明の他の形態によれば、前記中足部の第1の外足部より高さの低い領域は、前記第1の空間と前記第2の空間が連結されように形成され、さらに前記中足部の第1の外足部より低い領域は、前記中足部を複数の領域に分割する位置に形成されているので、導体の電流路方向に沿って、各導体の自己インダクタンスと導体間の相互インダクタンスを順次変える構成を、インダクターの外形寸法は変えずに実現できる。
さらに、中足部の第1の外足部より高さの低い領域を、前記中足部全体にわたって前記同一方向に一様な高さに形成することによっても、各導体の自己インダクタンスと導体間の相互インダクタンスを、インダクターの外形寸法を変えずに調整することが可能となり、インダクターの小型化が実現できる。
磁気回路の一部に磁気的間隙を必要に応じて設ける構成とすることで、コア材としてフェライト材でその磁性体コアを形成し、所定の電流を通電しても磁気回路を磁気飽和しないようにすることができる。更に、フェライト材として飽和磁束密度が550mT以上の材料を用いることにより、直流重畳特性が向上し、コイルの小型化が可能になる。
また、本発明によれば、磁気的間隙を一部に形成した磁気回路を、金属粉末を成形してなる磁性体コアで形成することで、磁気飽和させることなしに通電できる電流を更に高めることができる。
更に、本発明によれば、導体と磁性体粉末を一体成形してなるインダクターを形成することで、インダクターの外形寸法を変えずに、より低背で所定の電流を通電しても磁気飽和しないような構成を実現できる。
また、本発明よれば、磁気回路長の異なる部位ごとに磁気特性の異なる磁性体からなる磁性体コアを組み合わせて、一体化したインダクターを形成することで、必要な特性を有する小型の一つのインダクターを実現できる。
また、本発明によれば、導体を引き出す導体引き出し部をさらに備え、該導体引き出し部に絶縁体を設置し、導体を絶縁体上で固定することで、面実装に優れた小型のインダクターを実現することが可能となる。
本発明の実施形態に係るインダクターを以下に図面を参照して詳細に説明する。
図1Aは本発明における第1の実施形態を示すインダクターの外観を示す斜視図である。インダクター100は、第2の磁性体コア2aと第1の磁性体コア2bとを向かい合わせて形成された磁性体コア2、磁性体コア2の内部とその外部に連なる2本の導体1a、1bを有する。磁性体コア2aと2bの間には、ポリイミドのテープ等からなるギャップ材9によってギャップ9a(図1B参照)が形成されている。また、導体1a、1bについては、コア外部の導体を実装端子として兼用できるように、平角銅線等を用いるのが好適である。もっとも、丸線を用いても構わない。
図1Bは、図1Aを導体が取り出された面から見た正面図であって、第2の磁性体コア2aは、胴部5と、当該胴部5の両端側から垂直方向に突出している第1および第2の外足部3a、3bと、中央部から突出している中足部3cとを備えたE型コアになっている。したがって、外足部3aと中足部及び胴部で第1のスリットが形成され、外足部3bと中足部3cおよび胴部の一部で第2のスリットが形成されている。第1の磁性体コアも同じ構造を有する。第1および第2の磁性体コアは、外足部および中足部同士がそれぞれ対向し、ギャップ材9を介して向き合って配置されている。それぞれの磁性体コアの間に形成された空隙部4には、第1の導体1aと第2の導体1bが配置されている。磁性体コア同士は、粘着性のあるテープ状のギャップ材によって接合してもよく、または、ギャップ材を第1の外足部と第2の外足部のそれぞれの一部に配置し、ギャップ材のない部分に接着剤を塗布(図示せず)して接合してもよく、または、これらを組み合わせによって接合してもよい。図1Cは導体が取り出されていない面、すなわち図1Aの右側から見た側面図である。
図2は、図1BのA−A線における断面図である。第2の磁性体コア2aは、外足部3a、3bと、中足部3c、3dと、胴部と、これらによって形成される第1及び第2のスリットを備えている。スリットは第1の磁性体コアとともに空隙部4を形成している。空隙4には第1の導体1aと第2の導体1bが配置されている。中足部3cと3dの間には空隙4とつながった中足非形成部6が備えられている。中足非形成部は、中足部における外足部の高さより低い領域である。また、外足部3a、3bの表面の一部分にギャップ材9がある。第1の磁性体コア2b(図示せず)も、第2の磁性体コアと同じ構成となっている。
図3Aは図2のB−B線における断面図、図3Bは図2のC−C線における断面図をそれぞれ示す。図3Aに示すように、図2のB−B線における磁性体コアの部分では、2本の導体の間に中足部3cが配置されているため、導体間の磁気的な結合が弱められ、B−B線における位置での各導体は、実質的にノーマルチョークコイルとして動作する部分となる。また、導体が配置されている空隙部4(図2参照)に磁性体粉末を含有するペーストを充填し、それぞれの導体を磁性体で覆うことで、導体間の磁気的な結合をさらに小さくして、ノーマルチョークコイルとして動作させても良い。
一方、図3Bに示すように、図2のC−C線における磁性体コアの部分では、2本の導体の間には中足非形成部6が配置されており、磁性体である中足部が存在しないので、ほとんどの磁束は第1の導体と第2の導体のそれぞれの周囲を周回し、これらの導体間の磁気的結合が強くなり、実質的にコモンチョークコイルとして動作する部分になる。さらに、導体間の磁気的結合が強まるように、中足非形成部に磁性体コアよりも透磁率の小さい磁性体を配置(図示せず)することで、コモンモードチョークコイルとして動作させても良い。
このように、第1の実施形態のインダクターにおける磁性体コアは、導体に沿ってそれらを囲む磁気回路長が異なるように構成されており、磁路長の異なる構成を持つインダクターのインダクタンス成分は、結合係数がほぼ0のノーマルチョークの部分と、結合係数がほぼ1のコモンチョークコイルの部分から構成されている。また、インダクター全体としては、ノーマルチョークコイルの部分における結合係数とコモンチョークコイルの部分とを直列に接続したものと同等になるので、インダクターの結合係数は、0から1の間で任意の値に調整できる。尚、インダクターの結合係数は、ノーマルチョークコイルの部分に相当する線路長とコモンモードチョークコイルに相当する部分の線路長によって決まるので、どのような順序で直列に接続するかは、製造、組立てのしやすさで自由に決めることができる。
図4Aおよび図4Bは、それぞれ図1Aおよび図1Cに示すインダクターをボード上に実装する場合の構造を示す外観斜視図および側面図である。ここでは、インダクター100における導体を取り出す側に板状の絶縁部材7を設けており、絶縁部材7には図1Bにおける空隙部4に対応する位置に貫通孔40が形成されている。当該貫通孔40から平角状の導体8aおよび8bが取り出され、そのまま実装端子を兼ねている。なお、図5Aおよび図5Bに示すように、絶縁部材17を第2の磁性体コア2a側に設け、実装端子18aおよび18bを絶縁部材を挟みこむようにして設けてもよい。
次に本発明における第2の実施の形態を示すインダクターについて、詳細に説明する。図6Aは本発明における第2の実施の形態を示すインダクターの外観を示す斜視図であり、インダクター110は、第2の磁性体コア12aと第1の磁性体コア12bとを向き合わせて形成した磁性体コア12、磁性体コア内部と外部に配置されている2本の導体11a、11bを含む。ここで磁性体コア12aと12bの間には、ポリイミドのテープ等からなるギャップ材19によってギャップ19aが設けられている。また、導体11a、11bについては、導体を実装端子として兼用できるように、平角銅線等を用いるのが好適であるが、丸線を用いても構わない。
図6Bは、図6Aを導体が取り出された面から見た正面図であって第1、第2の磁性体コアは、胴部15と、当該胴部15の両端側から突出している外足部13a、13bと、中央部から突出している中足部13cとを備えたE型コアになっている。第1、第2の磁性体コアは、外足部および中足部同士がそれぞれ対向し、ギャップ材19を介して配置されている。中足部同士の間に形成されたギャップ19bの大きさは、外足部同士でギャップ材19によって形成されたギャップ19aの大きさよりも大になっている。図6Cは図6Bにおけるギャップ19bの部分の拡大図であり、ここでの第2の磁性体コア12aにおける中足非形成部は、中足部において中足部の高さが外足部の高さに達していない部分の空間を指す。磁性体コアの間に形成された空隙部14には、第1の導体11aと第2の導体11bが配置されている。なお、導体が取り出されていない面から見た外観側面図は、概ね図1Cと同様になる。
図7は、図6BのD−D線における断面図である。第2の磁性体コア12aは、外足部13a、13bと、中足部13cと、2個のスリットを備えている。このスリットはそれぞれ第1の磁性体コアのスリットとそれぞれ対向し空隙部14を構成する。空隙14には第1の導体11aと第2の導体11bが配置されている。第1の実施形態とは異なり、中足非形成部は中足部を分割するようには配置されておらず、中足部13cは、磁性体コアの導体が取り出される一方の側面から対向する他方の側面まで連続して形成されている。なお、本実施の形態においても、第1の磁性体コア12b(図示せず)は、第2の磁性体コアと同じ構成となっている。
図6B及び図7に示すように、中足部13cの胴部15からの高さと、第1および第2の外足部13aおよび13bの胴部15からの高さをそれぞれ変えることで、外足部13aから胴部15を通って中足部13cに入り胴部15を通って外足部に戻る磁路の磁気抵抗と、外足部13aから胴部15を通ってもう一方の外足部13bに入り胴部15を通って外足部13aに戻る磁路の磁気抵抗をそれぞれ調整することができる。前者の磁気回路の磁気抵抗はノーマルモードチョークの特性に支配的で、後者の磁気回路の磁気抵抗は、コモンモードチョークの特性に支配的である。したがって、このように二つの磁気回路の磁気抵抗を調整することによって2本の導体の磁気結合を調整できる。具体的には、第1の磁性体コアと第2の磁性体コアの外足部同士のギャップ19aよりも中足部同士のギャップ19bを大きくすることで、外足部を通って周回する磁気回路の磁気抵抗よりも、中足部を通って周回する磁気回路の磁気抵抗が大きくなり、中足部を通る磁束が外足部を通る磁束よりも少なくなる。よって2本の導体の磁気結合はコモンモードに近づくことになる。逆に中足非形成部を小さくして、中足部間のギャップを狭めていくと、ノーマルモードチョークコイルとしての磁気結合が大きくなり、2本の導体の磁気結合が0に近づく。
このように、第2の実施形態でも、中足非形成部を形成し、中足部同士のギャップ19bと外足部同士のギャップ19aとの比率を調整することで、導体間の結合係数を0から1の間で設定することができる。
次に本発明における第3の実施の形態を示すインダクターについて、詳細に説明する。図8Aは本発明における第3の実施の形態を示すインダクターの外観を示す斜視図であり、インダクター120は、第2の磁性体コア22aと第1の磁性体コア22bとを合わせて形成された磁性体コア22と、コア内部からコア外部へと連なる2本の導体21a、21bとを含む。導体は、磁性体コア22における対向する面からそれぞれ取り出されている。ここで磁性体コア22aと22bの間には、ポリイミドのテープ等からなるギャップ材29によってギャップ29aが設けられている。また、導体21a、21bについては、導体を実装端子として兼用できるように、平角銅線等を用いるのが好適であるが、丸線を用いても構わない。
図8Bは、図8Aを導体が取り出された面から見た正面図であり、第2の磁性体コア22aは、平板状のI型コアとなっている。第1の磁性体コア22bは胴部25と、当該胴部25の両端側から突出している外足部23a、23bと、中央部から突出している中足部23cとを備えたE型コアになっている。第1の磁性体コアの、外足部23a、23bおよび中足部23cのある側と第2の磁性体コアとをギャップ材29を介して合わせることで磁性体22を形成している。E型コアである第1の磁性体コアの中足部23cと第2の磁性体コアであるI型コアとの間に形成されたギャップ29bの大きさは、第1の磁性体コアの外足部とI型コアとの間に形成されたギャップ29aの大きさよりも大になっている。また、E型の磁性体コアの中足部および外足部との間に形成された空隙部24には、第1の導体21aと第2の導体21bが配置され、E型コアにおける外足部の胴部からの高さは、空隙部に第1の導体21と第2の導体21bのそれぞれが配置できるように、これらの導体の直径よりも大になっている。
図9Aは、図8BのE−E線における断面図であって、第1の磁性体コア22bは、外足部23a、23bと、中足部23cと、空隙部24とを備えており、空隙24には第1の導体21aと第2の導体21bが配置されている。図9Bは図8BのF−F線における断面図であって、ギャップ材29は、I型コアである第2の磁性体コア22aの導線が取り出されない側の一方の側面の中央付近から他方の側面の中央付近に至るまで配置されている。
本実施形態においては、中足非形成部はE型コアである第1の磁性体に設けられており、第1の磁性体における中足非形成部は、中足部において中足部の高さが外足部の高さに達していない部分の空間を指す。第2の実施の形態と同様、中足部13bの胴部15からの高さを外足部13aの胴部15からの高さよりも小さくし、外足部を通って周回する磁気回路よりも、中足部を通って周回する磁気回路の磁気抵抗を大きくすることで、2本の導体の磁気結合の度合いを調整することができる。第2の磁性体コアをI型とし、第1の磁性体コアの外足部の胴部からの高さを導体よりも大としたことで、ギャップ材をE方コアの外足部に合わせて取り付ける必要がなくなるため、製造効率を大幅に向上させることができる。また、磁性体コアの一方を構造が単純なI型コアにできるので、製造歩留まりも向上する効果が得られる。
図10Aおよび図10Bは、それぞれ図8Aおよび図8Cに示すインダクターをボード上に実装する場合の構造を示す外観斜視図および側面図である。ここでは、インダクター130における導体を取り出す側に絶縁部材37を設けており、平角状の導体38aおよび38bが磁性体コアから取り出されている。ここでは実装面側まで折り曲げた実装端子を第2の磁性体コア22aの真下まで周り込む構成を取ったため、磁性体と実装端子がショートしないようにするために、絶縁部材37は、導体を取り出す側面だけで無くインダクターの実装面側にまで設けられている。この場合、インダクターの高さが絶縁部材の厚みによる影響を受けないようにするために、端子を収容するための切り欠き部28をI型コアの実装面側に備えるのが好ましい。第1の導体及び第2の導体は、それぞれ絶縁部材37を挟みこむようにして実装面側まで折り曲げられ、I型コアの実装面側に設けた切り欠き部に収容されており、実装面側の部分では、実装端子を兼用する構造になっている。
上述の実施の形態においては、インダクターの空隙部に配置した導体をそのまま実装端子として用いる構造としているが、導体とは別に実装端子を設けてもよい。また、実装する際には絶縁部材を取り付けているが、磁性体コアが導電性を有さなければ、絶縁部材を省略することができる。また、ギャップ材は厚みが均一のものを用いるのが好ましいが、接着剤等のみをギャップ材としても構わない。磁性体コアを形成する材料は、所望の結合係数が得られるように、適宜、フェライト材、金属粉末の成形体、導体と磁性体粉末を一体成形した成形体、あるいはこれらの組み合わせ等によって形成すれば良い。また、第1及び第2の実施の形態においては、第1の磁性体コアと第2の磁性体コアとを同一のE型形状にしていたが、異なる形状であっても良い。また、ギャップ材を設けていないギャップ部分に接着剤を塗布して、磁性体同士を接合しても良く、ギャップ材を粘着テープ状にして磁性体同士を接合してもよい。第3の実施の形態で用いた切り欠き部は、第1の実施の形態および第2の実施の形態にも適用可能である。
このように本発明では、中足非形成部を設け、実質的にノーマルチョークとして動作する箇所と実質的にコモンチョークコイルとして動作する箇所を単一のインダクターに兼ね備える構造にしたことで、小型で低背のインダクターを得ることができる。さらに、磁性体の材料を適宜選定すれば、損失の小さいインダクターを得ることができる。
本発明を、以下、実施例を用いて詳細に説明する。
(実施例1)
透磁率が600で飽和磁束密度が450mTのNiZnフェライトを用いて図2に示すE型の第2の磁性体コア2aを幅8mm、長さ12mm、高さ3.6mm、となるように作成した。これと対になる第1の磁性体コア2bも第2の磁性体コアと同一の形状で作成した。これらコアの外足部3a、3bおよび中足部3c、3d同士をギャップ材9を介してつき合わせて磁性体コア2とし、図1に示すインダクター100を作製した。また、磁性体コアの中足部3c、3dはいずれも、幅1.0mm、長さ1.0mm、中足非形成部は、その長さlを10mm、導体の出入り口となる空隙部4は、幅1.4mm×高さ1.4mmになるように構成した。高さとは、コアの胴部から外足部が立ち上がっている方向の、長さとは、外足部の長手方向(コア何で導体が伸びる方向)の、そして幅とは外足部の長手方向に垂直方向のそれぞれ寸法を指す。ここで、ギャップ9aは、片面が粘着性のあるポリイミドからなる厚さ20μmのテープをギャップ材として、一方の磁性体の第1の外足部及び第2の外足部のそれぞれの一部に貼り付けることで形成した。なお、磁性体同士の接合は、ギャップ材を設けていない部分に非磁性の接着剤を塗布することで行った。この磁性体コアに長さ20mmで線径1.1mmの丸線の導体を挿入した。
インダクターの電気特性は、各導体の自己インダクタンスLsが0.48μH、導体間の結合係数Kが0.83となった。なお、DC−DCコンバータの動作に必要な一方の導体から見た漏れインダクタンスは、0.082μHであった。
ここで示した漏れインダクタンスの算出法は、Ls・(1−K)で、本発明のインダクターにFETが接続されている場合には常に導通状態にある場合に対応し、マルチフェイズ方式のコンバータの動作状態に対応する。よって、電源の動作状態で必要とされる出力電流(平滑化された電流)に対する漏れインダクタンスの確認が重要で、これが所要電流を出力した状態でも低下しなければチョークコイルとして使用できる。表1に実施例1におけるインダクターの電気的性能の一覧が示されている。
Figure 2009016797
表1の結果から自己インダクタンスLsは出力電流の増大に伴って1/4にまで著しく低下しているが、導体の実質的インダクタンスになる漏れインダクタンスは約1/3の低下で、DC−DCコンバータが十分に動作させることができるインダクターを作製することができた。
(実施例2)
本実施例においては、実施例1における中足非形成部の長さlのみを変更した以外は、実施例1と同じ条件でインダクターを作成した。表2に実施例2におけるインダクターの電気的性能の一覧を示す。
Figure 2009016797
表2の結果より、中足非形成部の長さを変えることによって、結合係数Kは0.55から0.92、漏れインダクタンスは0.29から0.04までの範囲で調整可能であることを確認した。
(実施例3)
本実施例においては、透磁率2200で飽和磁束密度が510mTのMnZnフェライトを用いた以外は、実施例2と同じ条件でインダクターを作成した。表3に、実施例3におけるインダクターの電気的性能の一覧を示す。
Figure 2009016797
表3には、MnZnフェライトコアを用いた場合の結合係数Kとインダクタンスを調整するために中足非形成部lの長さを変えたときの結果が示されている。表3の結果から、結合係数Kは表2のNiZnフェライトを用いた場合とほとんど同じ値を示したが、自己インダクタンスLsは材料の透磁率が高い分だけ、大きな値を得ることができた。このように、透磁率特性の異なるなる材料を使った場合でも、結合係数Kの異なるインダクタを作製できることを確認した。
(実施例4)
透磁率が2,200で飽和磁束密度が510mTのMnZnフェライトを用いて図7に示す第2の磁性体コア12aを幅10mm、長さ14mm、高さ2.0mmとなるように作成するとともに、これと対になる第2の磁性体コア12bを第1の磁性体コア12aと同一の形状で作成した。第2の磁性体コア12aと第1の磁性体コア12bとのそれぞれの外足部13a、13bおよび中足部13cとを付き合わせて、図6に示すインダクター110を作成した。また、外足部13a、13b及び中足部13cの幅は全て1.8mmとした。ここで、中足部のギャップと外足部のギャップの差は各試作例について全て160μmとなるようにした。一方、外足部のギャップ19aは、片面が粘着性のあるポリイミドをギャップ材に用い、一方の磁性体の第1の外足部及び第2の外足部のそれぞれの一部に貼り付けることで形成した。ポリイミドテープの厚み40μm、70μm、100μmの各場合について、インダクターにおける導体間の結合係数Kの変化を調べた。なお、磁性体同士の接合は、ギャップ材を設けていない部分に非磁性の接着剤を塗布することで行った。表4に、得られたインダクタンス値と外足部のギャップとの関係を示す。
Figure 2009016797
表4に示すように、中足部のギャップと外足部のギャップの差を一定にして外足部のギャップ19aの大きさを調整することで、導体間の結合係数Kが0.23から0.5までの範囲のインダクターを作製できた。このように、外足部のギャップを調整することによっても、結合係数Kが異なるインダクターを作製できることを確認した。
(実施例5)
透磁率が2,200で飽和磁束密度が590mTのMnZnフェライトを用いて、図8A、図8Bに示すI型の第2の磁性体コア22aと、E型の第1の磁性体コアとからなるインダクターを作製した。第1の磁性体コア22bの外足部23a、23bおよび中足部23cを第2の磁性体コアに対向させ、ギャップ材29を介して、磁性体コア22を作製した。磁性体コアの外形寸法は、幅10mm、長さ14mmであり、第2の磁性体コアの高さが1.5mm、第1の磁性体コアの高さが2.1mmであった。ここで、外足部のギャップ29bの大きさは、片面が粘着性のあるポリイミドからなる厚み50μmのテープをギャップ材に使用して調整した。ギャップ材はI型の磁性体コアの導線が取り出される方向と垂直方向に、I型コアの中央部を横切って配置してある。磁性体同士の接合は、ギャップ材を設けていない部分に非磁性の接着剤を塗布することで行った。なお、第2の磁性体コアと第1の磁性体コアとの中足部のギャップは160μmとした(ギャップ材を含む)。本実施例によれば、実施例4と異なり、第1の磁性体コアに加工量の少ないI型コアを使うことでより量産性に優れた構成を実現できる。インダクタンスの直流重畳電流に対する特性を表5に示す。
Figure 2009016797
表5に示すように、自己インダクタンスLsの変化率は24Aの直流重畳電流下でも−14%程度であるため、外形寸法が10mm×14mmの小さなインダクターであるにも係わらず24Aの大電流を平滑にできることが分かった。これにより、高性能CPUを駆動するのに必要なDC−DCコンバータを構成するのに充分な性能を持つことが実証できた。
以上に示したように、本発明によればカップリングインダクターを使うDC−DCコンバータのインダクターにおける漏れインダクタンスの値を、2本の導体の間に中足非形成部を設け、その非形成領域の大きさを調整することで、回路に必要な大きさに設定することができるインダクターを実現できる。磁性体コアの外形寸法は変更せずにインダクタンスの値を設定することができるので、小型で低背のインダクターの提供が可能になる。
本発明の第1の実施形態のインダクターの斜視図である。 図1Aのインダクターを導体が取り出された面から見た正面図である。 図1Aのインダクターを導体が取り出さていない面から見た側面図である。 図1BのA−A線における断面図である。 図2のB−B線における断面図である。 図2のC−C線における断面図である。 本発明の第1の実施形態のインダクターで、ボードに実装可能な構造を示す斜視図である。 図4Aのインダクターを導体が取り出さていない面から見た側面図である。 本発明の第1の実施形態であるインダクターで、ボードに実装可能な構造を示す斜視図である。 図5Aのインダクターを導体が取り出さていない面から見た側面図である。 本発明の第2の実施形態のインダクターの斜視図である。 図6Aのインダクターを導体が取り出された面から見た正面図である。 図6Aのインダクターを導体が取り出さていない面から見た側面図である。 図6BのD−D線における断面図である。 本発明の第3の実施形態のインダクターの斜視図である。 図8Aのインダクターを導体が取り出された面から見た正面図である。 図8Aのインダクターを導体が取り出さていない面から見た側面図である。 図8BのE−E線における断面図である。 図8BのF−F線における断面図である。 本発明の第3の実施形態であるインダクターで、ボードに実装可能な構造を示す斜視図である。 図10Aのインダクターを導体が取り出さていない面から見た側面図である。
符号の説明
1a、1b、11a、11b、21a、21b 導体
2、12、22 磁性体コア
2a、12a、22a 第2の磁性体コア
2b、12b、22b 第1の磁性体コア
3a、3b、13a、13b、23a、23b 外足部
3c、3d、13c、23c 中足部
4、14、24 空隙部
5、15 胴部
6 中足非形成部
7、17、37 絶縁部材
8a、8b、18a、18b、38a、38b 実装端子
9、19、29 ギャップ材
9a、29a ギャップ間隔
19b ギャップ間隔
40 貫通孔
100、110、120 インダクター

Claims (23)

  1. 中足部と、第1の外足部と、第2の外足部と、前記中足部、前記第1の外足部及び前記第2の外足部を連結する胴部とを有する第1の磁性体コアと、前記中足部と前記第1の外足部と前記第2の外足部とに突き合わされて配置された第2の磁性体コアとを備えたインダクターであって、前記中足部、前記第1の外足部、前記胴部の一部と前記第2の磁性体コアで形成された第1の空間に配置された第1の導体と、前記中足部、前記第2の外足部、前記胴部の一部と前記第2の磁性体コアで形成された第2の空間に配置された第2の導体とを有し、前記中足部は、前記第1の外足部の長さ方向と同一方向に前記第1の外足部の高さより低い領域が形成されていることを特徴とするインダクター。
  2. 前記中足部の第1の外足部の高さより低い領域は、前記第1の導体の自己インダクタンスと前記第2の導体の自己インダクタンスと前記第1の導体及び前記第2の導体間の相互インダクタンスによって決まる電磁結合の度合いを示す結合係数が0.9以下になるように設定されていることを特徴とする請求項1記載のインダクター。
  3. 前記第1の導体および第2の導体は、前記第1の空間および前記第2の空間に沿ってそれぞれ直線的に配置されることを特徴とする請求項1又は2記載のインダクター。
  4. 前記第1の磁性体コアと前記第2の磁性体コアとは、ギャップ材を介して突き合わされていることを特徴とする請求項1又は2記載のインダクター。
  5. 前記ギャップ材は非磁性物からなることを特徴とする請求項4記載のインダクター。
  6. 前記中足部の第1の外足部より高さの低い領域は、前記第1の空間と前記第2の空間が連結されるように形成されていることを特徴とする請求項1乃至4のいずれか一項に記載のインダクター。
  7. 前記中足部の第1の外足部より高さの低い領域は、前記中足部を複数の領域に分割する位置に形成されていることを特徴とする請求項1乃至4のいずれか一項に記載のインダクター。
  8. 前記中足部の第1の外足部より高の低い領域は、前記中足部全体にわたって前記同一方向に一様な高さを有することを特徴とする請求項1乃至4のいずれか一項に記載のインダクター。
  9. 前記第1の導体及び第2の導体の自己インダクタンスと導体間の相互インダクタンスが、少なくとも前記中足部の第1の外足部より高さの低い領域の大きさによって調整されることを特徴とする請求項1乃至4のいずれか一項に記載のインダクター。
  10. 前記第1の導体および第2の導体の導出口に設置された絶縁部材を有し、前記導出口から引き出された前記第1及び第2の導体を前記絶縁部材に沿って下面まで導出し、前記絶縁部材下面に面実装端子を形成したことを特徴とする請求項1乃至請求項9のいずれか一項に記載のインダクター。
  11. 前記絶縁部材は前記第1の導体及び第2の導体を通す導体貫通穴を備えていることを特徴とする請求項10記載のインダクター。
  12. 前記第1の空間及び前記第2の空間に配置された前記第1の導体及び前記第2の導体は絶縁体で覆われていることを特徴とする請求項1乃至請求項11のいずれか一項に記載のインダクター。
  13. 前記第1及び第2の磁性体コアが、フェライト材で形成されたことを特徴とする請求項1乃至請求項12のいずれか一項に記載のインダクター。
  14. 前記第1及び第2の磁性体コアが550mT以上の飽和磁束密度を有することを特徴とする請求項13記載のインダクター。
  15. 前記第1及び第2の磁性体コアが、金属粉末を成形してなる磁性体コアで形成されたことを特徴とする請求項1乃至請求項12のいずれか一項に記載のインダクター。
  16. 前記導体と磁性体コアとは一体成形されたことを特徴とする請求項1乃至請求項13のいずれか一項に記載のインダクター。
  17. 前記第1の磁性体コアまたは前記第2の磁性体コアのいずれか少なくとも一つが、2以上の異なる磁性体から形成されていることを特徴とする請求項1乃至請求項16のいずれか一項に記載のインダクター。
  18. 請求項21乃至請求項37のいずれか一項に記載のインダクターにおいて、前記第1の磁性体コアと前記第2の磁性体コアとが異なる磁性体で形成されていることを特徴とする請求項1乃至請求項17のいずれか一項に記載のインダクター。
  19. 前記第2の磁性体コアの形状は前記第1の磁性体コアの形状と同じ形状であり、前記第1の磁性体コアの前記第1の外足部、前記中足部及び前記第2の外足部は、各々前記第2のコアの対応する外足部、中足部と向き合って配置されていることを特徴とする請求項1乃至請求項18のいずれか一項に記載のインダクター。
  20. 前記第2の磁性体コアは、I型コアであることを特徴とする請求項1乃至請求項18のいずれか一項に記載のインダクター。
  21. 前記第1の磁性体コアは、E型コアであることを特徴とする請求項1乃至請求項18のいずれか一項に記載のインダクター。
  22. 中足部と、第1の外足部と、第2の外足部と、前記中足部、前記第1の外足部及び前記第2の外足部を連結する胴部とを有する第1の磁性体コアと、前記中足部と前記第1の外足部と前記第2の外足部とに突き合わされて配置された第2の磁性体コアとを備えたインダクターであって、前記中足部、前記第1の外足部、前記胴部の一部と前記第2の磁性体コアで形成された第1の空間に配置された第1の導体と、前記中足部、前記第2の外足部、前記胴部の一部と前記第2の磁性体コアで形成された第2の空間に配置された第2の導体とを有し、
    前記第1の導体及び第2の導体は各自己インダクタンス成分及び第1の導体及び第2の導体間の相互インダクタンス成分がその長さ方向に沿って異なる領域を有することを特徴とするインダクター。
  23. 中足部と、第1の外足部と、第2の外足部と、前記中足部、前記第1の外足部及び前記第2の外足部を連結する胴部とを有する第1の磁性体コアと、前記中足部と前記第1の外足部と前記第2の外足部とに突き合わされて配置された第2の磁性体コアとを備えたインダクターであって、前記中足部、前記第1の外足部、前記胴部の一部と前記第2の磁性体コアで形成された第1の空間に配置された第1の導体と、前記中足部、前記第2の外足部、前記胴部の一部と前記第2の磁性体コアで形成された第2の空間に配置された第2の導体とを有し、
    前記第1の導体及び第2の導体はその長さ方向に沿ってコモンチョークとしての機能が支配的な領域とノーマルチョークとしての機能が支配的な領域を有することを特徴とするインダクター。
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