JP2009012645A - 自動二輪車のステップホルダ取付構造 - Google Patents

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Abstract

【課題】リヤカウル等で取付ボルトを隠すことなく、外側から見た外観性を向上させることができる自動二輪車のステップホルダ取付構造を提供する。
【解決手段】メインフレーム62から後方に延出するシートレール64に乗員のステップ71を支持するためのステップホルダ70を設けた自動二輪車のステップホルダ取付構造において、ステップホルダ70をシートレール64に車両内側から締結した。
【選択図】図2

Description

本発明は、シートレールにステップホルダを取り付けるための自動二輪車のステップホルダ取付構造に関する。
自動二輪車には、後部座席に着座する乗員が足を載せるためのステップ(フットレスト)が設けられている。このステップは、車体側に取り付けられたステップホルダに取り付けられる。このステップホルダを車体側に取り付ける構造としては、種々の構造が知られている(例えば、特許文献1〜4参照)。
特許文献1に記載のステップホルダは、ロアフレームの外側上部に重ねて取り付けられ、側面視においてサイドカバーとほぼ連続して見えるようにして、外観性を向上させている。
また、特許文献2に記載のステップホルダは、シートレールとリヤステイとに外側から結合しており、このシートレールとリヤステイとの間を補強するガセットを不要にしている。
さらに、特許文献3に記載のステップホルダは、シートレールの外側から取り付けられるフレーム構造をなしており、部品点数の削減、軽量化がなされている。
さらにまた、特許文献4に記載のステップホルダは、リヤフェンダを兼ねる山形のブラケットを設け、このブラケットを外側から取付ボルトで締結している。
これらのステップホルダは、いずれの構造も車体外側から内側に向けて取付ボルトを挿入することによって取り付けられている。そのため、取付ボルトの頭部が車体外側から目視されてしまう。従来では、シートレールを隠すためにその外側にリヤカウル(リヤカバー)或いはサイドカバーなどを設けているので、このリヤカウル等によって取付ボルトを隠すようにしたものもある。
特開2002−264868号公報 実公平04−31914号公報 特許第2687126号公報 特開平06−329066号公報
しかしながら、シートレールの外側部分の意匠性を高めることで、シートレールをリヤカウル等で覆う必要がなくなる。この場合、車体外側からステップホルダの取付ボルトが隠れるようにすることができず、外観性を向上させることが困難であった。また、取付ボルトを隠す大きさまでリヤカウルを広げたり、別途サイドカバーを設けることは、設計自由度を奪うことになり好ましくない。
本発明は、上述した事情に鑑みてなされたものであり、リヤカウル等で取付ボルトを隠すことなく、外側から見た外観性を向上させることができる自動二輪車のステップホルダ取付構造を提供することを目的とする。
本発明に係る自動二輪車のステップホルダ取付構造では、メインフレームから後方に延出するシートレールに乗員のステップを支持するためのステップホルダを設けた自動二輪車のステップホルダ取付構造において、前記ステップホルダをシートレールに車両内側から締結したことを特徴とする。
この構成によれば、ステップホルダを取り付けるための締結部材(取付ボルト)をシートレールの外表面から視認できないようにすることができる。
また、前記ステップホルダの締結部材の軸線方向であって、前記締結部材よりも車両内側にカバーを設けることもできる。
この構成によれば、ステップホルダを取り付けるための締結部材がシートレールから抜けるのを防止することができる。
さらに、前記シートレールの内側面に全体に亘って溝を形成し、この溝の内部に前記ステップホルダの取付部を補強するリブを設けることもできる。
この構成によれば、シートレールを軽量化しつつ、ステップホルダの取付部の強度を確保することができる。
本発明によれば、前記ステップホルダをシートレールに車両内側から締結することにより、ステップホルダの取付部、及びステップホルダを取り付けるための締結部材をシートレールの外表面(車体外表面)から視認できないようにすることができる。そのため、従来構造のようにシートレールを覆うサイドカバー或いはリヤカウルを用いて締結部材の締結部を隠すようにする必要がなく、シートレールを設けた部分のデザイン自由度が向上する。また、シートレールの外表面の意匠性を向上させることで、サイドカバーで覆う面積を小さくしたり、或いはサイドカバーを不要にすることができるので、車体全体の部品コストを低減させることができる。
また、前記ステップホルダの締結部材の軸線方向であって、前記締結部材よりも車両内側にカバーを設けることにより、締結部材がステップホルダから抜ける前にカバーと接するようになり、カバーが締結部材の抜け防止機能を果たすようになる。そのため、ステップホルダをシートレールに、より確実に取り付けることができる。
さらに、前記シートレールの内側面に全体に亘って溝を形成し、この溝の内部に前記ステップホルダの取付部を補強するリブを設けることにより、シートレールを軽量化することができる。これにより、車体全体の軽量化を図ることができるとともに、シートレールの材料費を低減させることができる。また、ステップホルダの取付部の強度を確保することができるので、確実にステップホルダをシートレールに取り付けることができる。
以下、本発明の実施の形態に係る自動二輪車のステップホルダ取付構造について、図面を参照しながら説明する。図1は、本発明の実施の形態に係る自動二輪車1の左側面図である。なお、以下の説明において、上下方向および前後方向とは、図1を基準とした方向を示すものとし、左右方向とは、運転者から見た方向をいうものとする。
自動二輪車1は、図1に示すように、車体フレーム6を備え、この車体フレーム6は、ヘッドパイプ61と、このヘッドパイプ61から後方斜め下方に延在した後に下方に曲がる左右一対のメインフレーム62と、これらのメインフレーム62の後方に連接された左右一対のピボットプレート63と、これらのピボットプレート63を互いに水平に連結する図示しないクロスメンバーとで構成されている。また、メインフレーム62が下方に向けて曲がる屈曲部には、後方斜め上側に向けて延びるシートレール64が取り付けられている。この車種のフレーム構造には、エンジン19やクランクケース等が車体フレーム6から吊り下げられる態様で取り付けられる、いわゆる吊り下げ型の構造を採用しており、車体全体の軽量化が図られている。
車体フレーム6のヘッドパイプ61には、図1に示すように、フロントフォーク3が揺動自在に連結されている。フロントフォーク3の下端部には、油圧式ディスクブレーキを備えた前輪2が回転自在に支持されており、前輪2の上方には、フロントフェンダ20が設けられている。このフロントフェンダ20は、フロントフォーク3に支持される態様で取り付けられている。また、フロントフォーク3の上端部には、ステアリングハンドル5が取り付けられている。
車体フレーム6の中央部の下側には、図1に示すように、水冷直列4気筒横置き型のエンジン19が搭載されている。このエンジン19の左右両側には、ミドルカウル8が設けられており、このミドルカウル8は、アッパーカウル7と連続する態様で車体に対して着脱自在に取り付けられている。また、アッパーカウル7には、二灯式のヘッドライト28、28、ウインドスクリーン29、左右一対のバックミラー30、30が取り付けられている。このバックミラー30、30には、フロントウィンカがそれぞれ内蔵されている。
エンジン19の上方であって車体フレーム6の上側には、燃料タンク21が載置されている。この燃料タンク21の前方には、エアクリーナボックス31が配設されている。さらに、燃料タンク21の前方であって、エアクリーナボックス31の上側には、スロットルボディ等の制御を行うための電子制御ユニット(ECU)10が配設されている。これらの電子制御ユニット10、燃料タンク21及びエアクリーナボックス31は、その上側の全体及び側部が燃料タンクカバー24によって覆われている。エアクリーナボックス31は、車体前部に設けられた図示しない吸気口から走行風を取り込み、浄化した空気を図視しないスロットルボディへと送り出すようになっている。また、燃料タンク21の燃料は、燃料タンク21内に設けられた図示しない給油ポンプで吸い出され、スロットルボディへと注送される。これにより、スロットルボディで混合された空気と燃料との混合気がエンジン19へと送られるようになる。
エンジン19の前側には、エンジン19と図示しない配管で接続され、冷却水を供給するためのラジエータ9が取り付けられている。また、エンジン19には、その前側から4本の排気管33、…が接続されている。これらの排気管33、…は、エンジン19から下側に向けて延びた後に、車体底部を車体後方へ向けて延在し、車体右側に位置するチャンバ34に接続され、このチャンバ34に接続されたマフラー35が後方斜め上側に向けて突出している。このマフラー35は、その終端部が後輪軸の前方斜め上側に位置し、比較的短尺に構成されているが、マフラー35内部の排気経路及び空間を十分に確保するために太くなっている。
なお、上述したミドルカウル8は、左側と右側で形状が異なっている。詳細には、左側のミドルカウルは、排気管33がチャンバ34に接続される部分までの側面を覆っているが、右側のミドルカウルは、マフラー35を避けるために、マフラー35の手前までの側面を覆う形状になっている。
また、車体フレーム6の後方下部には、スイングアーム23(リヤフォーク)が揺動自在に支持されており、スイングアーム23の後端部には、油圧式ディスクブレーキを備えたチェーン駆動式の後輪25が、リヤフェンダ42の下方で回転自在に支持されている。
一方、シートレール64の上側には、フロントシート22及びリヤシート(ピリオンシート)51がそれぞれ装着されている。このリヤシート51の付近には、リヤカウル41およびリヤフェンダ42が取り付けられている。このリヤフェンダ42には、左右一対のリヤウインカ44が取り付けられている。また、シートレール64には、左右一対のステップホルダ70、70が取り付けられており、このステップホルダ70、70には、その下側にステップ71、71が取り付けられている。
リヤカウル41は、シートレール64の後部を覆っているが、シートレール64の中央部及び前部は覆っていない。すなわち、リヤカウル41は、従来に比べて、車体側面を覆う面積が小さくなっており、全体の外形が小型化されている。このリヤカウル41には、ストップランプ43が取り付けられている。
なお、図1において、符号11は、車体後部のナンバープレートを照らすライセンスライト、符号12は、リフレクターである。
図2は、図1に示すシートレール64の側壁部65にステップホルダ70を取り付けた状態を示す左側面図である。また、図3は、図2の側壁部65を内側から見た図である。なお、図2において左側が前方向となり、図3において右側が前方向となる。
シートレール64は、左右の側部を構成する側壁部65、65と、これらの側壁部65、65を左右に幅方向に連結する連結部(図示せず)とから構成されている。
側壁部65の前端部は、上下に分岐する形状をなしており、分岐した先端部には、メインフレーム62に取り付けられるための2つの取付部65a、65aが上下に間隔をあけて設けられている。また、側壁部65の前側上部には、燃料タンク21の後部が回動自在に取り付けられる取付部65bと、燃料タンクカバー24が取り付けられる取付部65cとが設けられている。これらの取付部65a、65b、65cには、車体幅方向に貫通する貫通孔が形成されている。
また、この側壁部65は、その上下方向の厚みが前端部から後方に向かうに従い除々に薄くなる態様で形成されており、かつ外表面65dに緩やかな曲面が施され、見た目で良好な外観を有する態様で形成されている。これらにより、シートレール64が車体本体に組み立てられた状態で、側壁部65の外表面65dが自動二輪車1の外側から目視されたとしても、外観を損なうことがないようにしている。この良好な外観は、各車種によって、適宜設計することができる。
この側壁部65の前側やや中央寄りの部分には、側壁部65の下方へ向けて突出するステップホルダ70が設けられている。このステップホルダ70は、図3に示すように、側面から見てV字形状をなしており、上側の先端部70a、70aが側壁部65の車両内側(車体中央に面する側)から挿入される2本の取付ボルト75、75(図3参照)によって側壁部65の内側面に締結される。この取付ボルト75、75の頭部は、締結された状態で、先端部70a、70aに形成された凹部に入り込み(図3及び図8参照)、先端部70a、70aの表面と同一かそれよりも車体内側へ突出しないようになっている。
このステップホルダ70の下端部であって、V字に分岐する基部には、車体外側に向けて突出するステップ取付部70bが設けられており、このステップ取付部70bにステップ71(図1及び図5〜図7参照)が取り付けられるようになっている。また、このステップホルダ70は、側壁部65に取り付けられた状態で、ステップ取付部70bが先端部70aよりも車体外側に位置するよう外側に傾斜して延びており、後部座席の乗員の足元にステップ71が来るように配置されている。
側壁部65の内側面には、図3に示すように、肉盗み用の溝67が側壁部65の全体に亘って形成されており、軽量化が図られている。また、側壁部65の内側面の下側には、取付部68、68が溝に対してボス状に設けられており、この取付部68、68にステップホルダ70の2つの先端部70a、70aが取り付けられるようになっている。
この溝67の内部には、取付部68、68と、溝67の上部とを結ぶ態様で、取付部68、68を補強するための2本の補強用のリブ69、69がほぼ上下に延びるるように設けられている。なお、このリブ69、69は、側壁部65の形状や溝67の形状によって、2本以上設けてあってもよく、リブの延びる方向も適宜決定することができる。また、この溝67の内部には、リヤシート取付部72の近傍や前側部にも同様に補強用のリブ73が設けられている。
図4は、シートレール64の内側にカバーを取り付けた状態を示す斜視図である。また、図5は、図4の状態を上側から見た平面図である。さらに、図6は、図4の状態を外側面から見た側面図である。なお、これらの図4〜図6では、側壁部65と対をなして右側部に位置する右側の側壁部と、この一対の側壁部を幅方向に接続する連結部とを省略して記載してある。また、図4における車体前側は、右斜め下側方向であり、図5及び図6における車体前側は、左側方向である。
カバー80は、図4及び図5に示すように、上面及び前面が開口する箱形状をなしており、フロントシート22を取り外すと、このカバー80の開口が外部に臨むようになっている。このカバー80の内部には、ヒューズボックス79、レギュレータ74、排気バルブ用のサーボモータ76、スタータ用マグネット77、バッテリー78などが収納されており、例えば、ストップランプ43やライセンスライト11用の配線81や、サーボモータ76用の配線82等の電気系配線が、このカバー80の内部で中継可能になっている。
このカバー80の幅方向の寸法は、左右一対の側壁部65で囲まれた部分の幅寸法(対向する側壁部の内側面間の寸法)とほぼ等しく形成されており、カバー80内の収納スペースをできるだけ広く確保できるようにしている。また、カバー80の上側後部の左右両側には、車体幅方向外側にフランジ状に延びる取付部80a、80aが左右にそれぞれ設けられており、カバー80をシートレール64の上側から取り付ける際に、この取付部80aが左右の側壁部65の上面に載せられて、上下方向の位置が確定するようになっている。また、このカバー80は、左右の側壁部65を幅方向に接続する図示しない連結部材に取付ボルト等で取り付けられている。
図7は、図4の状態を下側から見た底面図である。また、図8は、ステップホルダ70を取り付けている部分の拡大図である。
カバー80を取り付けた状態では、ステップホルダ70の2つの先端部70a、70a及び取付ボルト75、75の頭部は、カバー80の側面部によって内側から覆われるようになる。より詳細には、取付ボルト75の軸線方向(取付ボルト75の着脱方向へ延びる軸線の方向)であって、取付ボルト75よりも車両内側にカバー80の側面部が位置するようになっている。この状態では、取付ボルト75、75は、カバー80をシートレール64から取り外さなければ着脱できない構造になっており、カバー80の側面部が取付ボルト75、75の抜け防止の機能を果たしている。具体的には、この抜け止防止の機能を備えるために、取付ボルト75の全長寸法よりも、カバー80の側面部と取付ボルト75の頭部(或いは、ステップホルダの先端部70aの表面)との隙間寸法が小さくなるように形成されている。
また、カバー80と取付ボルト75の頭部との隙間寸法を無くし、互いに密着させた状態で組立てるようにすれば、取付ボルト75の抜け止め防止の機能の他に、さらに取付ボルト75の回転を阻止する緩み防止機能をも備えるようにすることができる。
本発明の実施の形態に係る自動二輪車のステップホルダ取付構造によれば、ステップホルダ70をシートレール64に車両内側から締結することにより、ステップホルダの取付部68、及びステップホルダ70を取り付けるための取付ボルト75をシートレール64(側壁部65)の外表面65dから視認できないようにすることができる。そのため、従来構造のようにシートレール64をリヤカウル41或いはサイドカバーで覆って取付ボルト75の頭部を隠すようにする必要がなくなり、シートレール64の部分のデザイン自由度が向上する。また、シートレール64の外表面65dの意匠性を向上させることで、リヤカウル41等で覆う面積を小さくしたり、或いはリヤカウル41等を不要にすることができるので、リヤカウル41等の部品コストを低減させることができる。
また、ステップホルダ70を取り付けるための取付ボルト75よりも内側にカバー80を設けることにより、取付ボルト75がシートレール64から抜けるのを防止することができるので、ステップホルダ70をシートレール64に、より確実に取り付けることができる。
さらに、このカバー80の内部にヒューズボックス79やバッテリー78等の電気系部品を収納することにより、このカバー80の内部でストップランプ43やライセンスライト11用の配線81、82を中継することができる。これにより、組立時又はメンテナンス時における配線作業を容易にすることができる。
さらにまた、シートレール64の内側面に全体に亘って肉盗み用の溝67を形成し、この溝67の内部にステップホルダ70の取付部68を補強するリブ69を設けることにより、シートレール64を軽量化することができる。これにより、車体全体の軽量化を図ることができるとともに、シートレール64の材料費を低減させることができる。また、ステップホルダ70の取付部68の強度を確保することができるので、確実にステップホルダ70をシートレール64に取り付けることができる。
以上、本発明の実施の形態について述べたが、本発明の技術思想に基づいて各種の変形および変更が可能である。
例えば、本実施の形態では、ステップホルダ70を締結する取付ボルト75よりも内側に、ヒューズボックス79等を収納可能な箱形状のカバー80を設けているが、このカバーは、締結された取付ボルト75の頭部を覆うことができ、取付ボルト75の抜け防止機能、或いは緩み防止機能を果たすものであれば、ヒューズボックス79等を収納可能な箱状のものでなくてもかまわない。これにより、ステップホルダ70をシートレール64に、より確実に取り付けることができる。
本発明の実施の形態に係る自動二輪車の左側面図である。 シートレールの側壁部にステップホルダを取り付けた状態の外側面図である。 図3に示す側壁部を内側から見た内側面図である。 シートレールの内側にカバーを取り付けた状態を前方斜め上側から見た斜視図である。 図3の状態を上側から見た平面図である。 図3の状態を左側から見た側面図である。 図3の状態を下側から見た下面図である。 図7のステップホルダの取付部を拡大して示す下面図である。
符号の説明
1 自動二輪車
6 車体フレーム
19 エンジン
21 燃料タンク
22 フロントシート
24 燃料タンクカバー
25 後輪
41 リヤカウル
42 リヤフェンダ
43 ストップランプ
44 リヤウインカ
51 リヤシート
62 メインフレーム
64 シートレール
65 側壁部
65a、65b、65c 取付部
65d 外表面
66 締結部材
67 溝
68 取付部
69、73 リブ
70 ステップホルダ
70a 先端部
70b ステップ取付部
71 ステップ
72 リヤシート取付部
74 レギュレータ
75 取付ボルト(締結部材)
80 カバー
81、82 配線

Claims (3)

  1. メインフレームから後方に延出するシートレールに乗員のステップを支持するためのステップホルダを設けた自動二輪車のステップホルダ取付構造において、
    前記ステップホルダをシートレールに車両内側から締結したことを特徴とする自動二輪車のステップホルダ取付構造。
  2. 前記ステップホルダの締結部材の軸線方向であって、前記締結部材よりも車両内側にカバーを設けたことを特徴とする請求項1に記載の自動二輪車のステップホルダ取付構造。
  3. 前記シートレールの内側面に全体に亘って溝を形成し、この溝の内部に前記ステップホルダの取付部を補強するリブを設けたことを特徴とする請求項1または請求項2に記載の自動二輪車のステップホルダ取付構造。
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