JP2687126B2 - 自動２輪車のピリオンフレーム構造 - Google Patents
自動２輪車のピリオンフレーム構造Info
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- JP2687126B2 JP2687126B2 JP62270577A JP27057787A JP2687126B2 JP 2687126 B2 JP2687126 B2 JP 2687126B2 JP 62270577 A JP62270577 A JP 62270577A JP 27057787 A JP27057787 A JP 27057787A JP 2687126 B2 JP2687126 B2 JP 2687126B2
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- JP
- Japan
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- pillion
- seat rail
- seat
- footrest
- frame
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-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F02—COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
- F02B—INTERNAL-COMBUSTION PISTON ENGINES; COMBUSTION ENGINES IN GENERAL
- F02B61/00—Adaptations of engines for driving vehicles or for driving propellers; Combinations of engines with gearing
- F02B61/02—Adaptations of engines for driving vehicles or for driving propellers; Combinations of engines with gearing for driving cycles
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B62—LAND VEHICLES FOR TRAVELLING OTHERWISE THAN ON RAILS
- B62J—CYCLE SADDLES OR SEATS; AUXILIARY DEVICES OR ACCESSORIES SPECIALLY ADAPTED TO CYCLES AND NOT OTHERWISE PROVIDED FOR, e.g. ARTICLE CARRIERS OR CYCLE PROTECTORS
- B62J25/00—Foot-rests; Knee grips; Passenger hand-grips
- B62J25/06—Bar-type foot rests
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- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Combustion & Propulsion (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Automatic Cycles, And Cycles In General (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
〔発明の目的〕
（産業上の利用分野）
この発明は、ピリオンシートを備えた自動２輪車のピ
リオンフレーム構造に関する。 （従来の技術） 自動２輪車の後部フレームは、タンクレールの後端に
シートレールをフレーム一体もしくはボルトオンにより
後方へ長く延ばしてシートおよび必要に応じてピリオン
シートを載置し、さらに機能部品としてのピリオンフー
トレストブラケット、マフラブラケットおよびスタンド
グリップをシートレールに取着けて構成される。 この場合ピリオンフートレストブラケットとマフラブ
ラケットを一体部品として共用するものがあり、フート
レストホルダを溶着すると共にマフラをねじ止めするよ
うにした。またスタンドグリップを一体化するものもあ
る。 ところが、このような構成では、部品点数、組付工数
が多く、またシートレールが長いので剛性上大型化して
重量が嵩み、コストアップになりやすいという問題があ
る。 （発明が解決しようとする問題点） 従来のピリオンシートを備えた自動２輪車の後部フレ
ームでは、シートレール上にピリオンシートを載置する
ようにしたので、部品点数が多く、重量増となり、コス
トアップになりやすいという問題があった。 この発明は、上述した事情を考慮してなされたもの
で、ピリオンシートを支えるフレーム部分を小型化する
と共に、フレーム剛性を充分に確保し、取着部品の共通
化によって軽量化、コストダウンを図った自動２輪車の
ピリオンフレーム構造を提供することを目的とする。 〔発明の構成〕 （問題点を解決するための手段） 上記目的を達成するため、この発明に係る自動２輪車
のピリオンフレーム構造は、主フレームの後上部から後
方に延設されるシートレールの後部をサポートチューブ
で支持し、上記シートレールの後端部を上方に湾曲成形
してシートレール後端部にピリオンフレームユニットを
着脱自在に取り付ける一方、上記ピリオンフレームユニ
ットは、シートレール後端部から後方に延びるピリオン
シートレールの後部をピリオンサポートチューブで支持
するとともに、前記シートレールの後端部にＶ字形のピ
リオンフートレストブラケットを着脱可能に垂下させ、
上記ピリオンフートレストブラケットの後辺に前記ピリ
オンシートレールおよびピリオンサポートチューブの各
前端部を上下離間状態で固着して構成してなり、前記シ
ートレール上に載置される運転者用シートとこの運転者
シートより高い位置でピリオンシートレール上に載置さ
れるピリオンシートとを分割して備え、前記ピリオンフ
ートレストブラケットの下端外側にピリオンフートレス
トを、その内側にマフラを共締めの形で取り付けたもの
である。 （作用） この自動２輪車のピリオンフレーム構造は、ピリオン
フートレストブラケット、ピリオンシートレールおよび
ピリオンサポートチューズを一体化してピリオンフレー
ムユニットとしてシートレール後端部にボルトオンした
ので、シートレールに比べて細いパイプ材を使用して充
分な機械的・物理的強度があり、軽量化が得られると共
に、ピリオンシートレールとピリオンサポートチューブ
の各前端部をＶ字形のピリオンフートレストブラケット
の後辺に上下離間状態で固着したので、ピリオンシート
レールとピリオンサポートチューブのはさみ角を広角に
とることができ、ピリオンシートフレームのフレーム剛
性が向上する。また、ピリオンフートレストなどを部組
みしてからシートレールに組付けることができ、組立工
数が軽減する。 同時にピリオンフートレストとマフラが共締めで固定
したので、部品点数、組付工数を削減し、さらにコスト
ダウンを図ることができる。 （実施例） 以下この発明の実施例を示す図に就いて説明する。 前輪１を操舵可能に支持するヘッドパイプ２から後方
へタンクレール３が延び、またダウンチューブ４が下方
へ垂れて、これらを後方で接続して主フレーム５が構築
される。主フレーム５内にはエンジン６が搭載され、タ
ンクレール３上に燃料タンク７が載設される。主フレー
ム５後下端からはスイングアーム８が後方に延びて後輪
９を懸架する。 また主フレーム５の後上部から後方へシートレール10
が延び、このシートレール10はサポートチューブ11によ
ってその後端部が支えられる。シートレール後端部10a
は上方へ湾曲して備えられ、その後端がブリッジフレー
ム10bでブリッジされる。シートレール10上には運転者
シート12が載置される。 シートレール10の後端部10aにはピリオンフレームユ
ニットＡが着脱自在に取り付けられる。ピリオンフレー
ムユニットＡはＶ字形のピリオンフートレストブラケッ
ト13、ピリオンシートレール17およびピリオンサポート
チューブ18を一体あるいは一体的に組み立てて構成され
る。上記ピリオンシートレール17とピリオンサポートチ
ューブ18からピリオンシートフレームＢが構成され、こ
のピリオンシートフレームＢの左右のピリオンシートレ
ール17の後端はスタンドグリップ40で一体に連絡され
る。 シートレール10とサポートチューブ11の接続部および
シートレール後端部の２ヶ所には下方へ垂れるＶ字形の
ピリオンフートレストブラケット13が取着ボルト14によ
って着脱自在に固定され、ピリオンフートレストブラケ
ット13下端には外側にピリオンフートレスト15が内側に
マフラ16が共締めの形で取り付けられる。 さらに、ピリオンフートレストブラケット13にはピリ
オンサポートチューブ18によって支えられたピリオンシ
ートレール17が一体に固定されてピリオンフレームユニ
ットとして備えられる。ピリオンシートレール17とピリ
オンサポートチューブ18の各前端部はＶ字形あるいはＵ
字形のピリオンフートレストブラケット13の後辺に上下
離間状態で固着され、この固着フレーム構造により、ピ
リオンシートレール17とピリオンサポートチューブ18の
はさみ角を広角に形成でき、ピリオンシートフレームＢ
のフレーム剛性を向上させることができる。 ピリオンシートレール17はピリオンシート19を支持す
る。このピリオンシートレール17上に載置されるピリオ
ンシート19とシートレール10上に載置される運転者シー
ト12とを分割して備えており、ピリオンシート19は運転
者シート10の上方に位置される。ピリオンシート19は開
閉自在に設定される。20はピリオンシート19のダンパゴ
ム、21はロック可能にしたサポートブラケットを示す。 ピリオンシートレール17にはリヤフェンダ22が取着け
られ、その上面に形成された収納ボックス23がピリオン
シート19の下に位置する。リヤフェンダ22にはストップ
ランプ24、フラッシャランプ25が配置される。26はもう
１つのリヤフェンダを示す。 前記燃料タンク７の後端下縁からシート12およびピリ
オンシート19の下縁にかけて、その下方をボディカバー
27が被着される。ボディカバー27は後半部の下半分が外
方へ膨出して形成される。この両側の膨出部28内にはそ
れぞれ前後に長く偏平に形成された冷却水リザーバタン
ク29とオイルタンク30が対称的に配置されている。両タ
ンク29,30の注入口29a,30aはリヤフェンダ22内へ導か
れ、前記収納ボックス23底面上に突出して備えられる。
冷却水リザーバタンク29、オイルタンク30はそれぞれ、
図示しない配管を介してラジエタ31を含む冷却水循環系
およびエンジン６の潤滑系に連絡している。 次に、ピリオンフレームユニットＡを構成するピリオ
ンフートレストブラケット13の下端には、第３図に示す
ように、非円形の通孔32が開設される。ピリオンフート
レスト15を軸支するピリオンフートレストホルダ33には
第４図に示す通り、ボルト34が一体に延設され、その根
本に上記通孔32と同形の回り止め35が形成される。この
ボルト34を外側から通孔32に通し、回り止め35を嵌合す
る。 一方マフラ16には懸架ブラケット36が固定され、ダン
パ37を介して取着孔38が備えられる。この取着孔38をピ
リオンフートレストブラケット13の内側から、上記ボル
ト34を串通し、ボルト34にナット39を締着して、ピリオ
ンフートレストホルダ33と共にマフラ16が懸架される。 以上のようにして、ピリオンフレームユニットＡはピ
リオンシートレール17、ピリオンサポートチューブ18、
ピリオンフートレストブラケット13およびスタンドグリ
ップ40をユニット化して一部品として備えられるので、
重量、組付工数、コストの削減となる。またピリオンフ
ートレストホルダがマフラの取着ボルトの兼用となって
いるので、さらに部品点数、組付工数が減る。 〔発明の効果〕 上記の通り、この発明に係る自動２輪車のピリオンフ
レーム構造は、ピリオンシートレールとピリオンサポー
トチューブとピリオンフートレストブラケットを一体化
してピリオンフレームユニットを構成し、上記ピリオン
フートレストブラケットにピリオンフートレストとマフ
ラを共締めしたから、部品点数、組付工数を大幅に削減
でき、ピリオンシートフレーム部分の軽量化、コストダ
ウンを図ることができる。 また、ピリオンフレームユニットはピリオンシートレ
ールとピリオンサポートチューブの各前端部をＶ字形ピ
リオンフートレストブラケットの後辺に上下離間状態で
固着したので、ピリオンシートレールとピリオンサポー
トチューブのはさみ角を広角に形成でき、ピリオンシー
トフレームのフレーム剛性を向上させ、物理的・機械的
強度の向上を図ることができる。
リオンフレーム構造に関する。 （従来の技術） 自動２輪車の後部フレームは、タンクレールの後端に
シートレールをフレーム一体もしくはボルトオンにより
後方へ長く延ばしてシートおよび必要に応じてピリオン
シートを載置し、さらに機能部品としてのピリオンフー
トレストブラケット、マフラブラケットおよびスタンド
グリップをシートレールに取着けて構成される。 この場合ピリオンフートレストブラケットとマフラブ
ラケットを一体部品として共用するものがあり、フート
レストホルダを溶着すると共にマフラをねじ止めするよ
うにした。またスタンドグリップを一体化するものもあ
る。 ところが、このような構成では、部品点数、組付工数
が多く、またシートレールが長いので剛性上大型化して
重量が嵩み、コストアップになりやすいという問題があ
る。 （発明が解決しようとする問題点） 従来のピリオンシートを備えた自動２輪車の後部フレ
ームでは、シートレール上にピリオンシートを載置する
ようにしたので、部品点数が多く、重量増となり、コス
トアップになりやすいという問題があった。 この発明は、上述した事情を考慮してなされたもの
で、ピリオンシートを支えるフレーム部分を小型化する
と共に、フレーム剛性を充分に確保し、取着部品の共通
化によって軽量化、コストダウンを図った自動２輪車の
ピリオンフレーム構造を提供することを目的とする。 〔発明の構成〕 （問題点を解決するための手段） 上記目的を達成するため、この発明に係る自動２輪車
のピリオンフレーム構造は、主フレームの後上部から後
方に延設されるシートレールの後部をサポートチューブ
で支持し、上記シートレールの後端部を上方に湾曲成形
してシートレール後端部にピリオンフレームユニットを
着脱自在に取り付ける一方、上記ピリオンフレームユニ
ットは、シートレール後端部から後方に延びるピリオン
シートレールの後部をピリオンサポートチューブで支持
するとともに、前記シートレールの後端部にＶ字形のピ
リオンフートレストブラケットを着脱可能に垂下させ、
上記ピリオンフートレストブラケットの後辺に前記ピリ
オンシートレールおよびピリオンサポートチューブの各
前端部を上下離間状態で固着して構成してなり、前記シ
ートレール上に載置される運転者用シートとこの運転者
シートより高い位置でピリオンシートレール上に載置さ
れるピリオンシートとを分割して備え、前記ピリオンフ
ートレストブラケットの下端外側にピリオンフートレス
トを、その内側にマフラを共締めの形で取り付けたもの
である。 （作用） この自動２輪車のピリオンフレーム構造は、ピリオン
フートレストブラケット、ピリオンシートレールおよび
ピリオンサポートチューズを一体化してピリオンフレー
ムユニットとしてシートレール後端部にボルトオンした
ので、シートレールに比べて細いパイプ材を使用して充
分な機械的・物理的強度があり、軽量化が得られると共
に、ピリオンシートレールとピリオンサポートチューブ
の各前端部をＶ字形のピリオンフートレストブラケット
の後辺に上下離間状態で固着したので、ピリオンシート
レールとピリオンサポートチューブのはさみ角を広角に
とることができ、ピリオンシートフレームのフレーム剛
性が向上する。また、ピリオンフートレストなどを部組
みしてからシートレールに組付けることができ、組立工
数が軽減する。 同時にピリオンフートレストとマフラが共締めで固定
したので、部品点数、組付工数を削減し、さらにコスト
ダウンを図ることができる。 （実施例） 以下この発明の実施例を示す図に就いて説明する。 前輪１を操舵可能に支持するヘッドパイプ２から後方
へタンクレール３が延び、またダウンチューブ４が下方
へ垂れて、これらを後方で接続して主フレーム５が構築
される。主フレーム５内にはエンジン６が搭載され、タ
ンクレール３上に燃料タンク７が載設される。主フレー
ム５後下端からはスイングアーム８が後方に延びて後輪
９を懸架する。 また主フレーム５の後上部から後方へシートレール10
が延び、このシートレール10はサポートチューブ11によ
ってその後端部が支えられる。シートレール後端部10a
は上方へ湾曲して備えられ、その後端がブリッジフレー
ム10bでブリッジされる。シートレール10上には運転者
シート12が載置される。 シートレール10の後端部10aにはピリオンフレームユ
ニットＡが着脱自在に取り付けられる。ピリオンフレー
ムユニットＡはＶ字形のピリオンフートレストブラケッ
ト13、ピリオンシートレール17およびピリオンサポート
チューブ18を一体あるいは一体的に組み立てて構成され
る。上記ピリオンシートレール17とピリオンサポートチ
ューブ18からピリオンシートフレームＢが構成され、こ
のピリオンシートフレームＢの左右のピリオンシートレ
ール17の後端はスタンドグリップ40で一体に連絡され
る。 シートレール10とサポートチューブ11の接続部および
シートレール後端部の２ヶ所には下方へ垂れるＶ字形の
ピリオンフートレストブラケット13が取着ボルト14によ
って着脱自在に固定され、ピリオンフートレストブラケ
ット13下端には外側にピリオンフートレスト15が内側に
マフラ16が共締めの形で取り付けられる。 さらに、ピリオンフートレストブラケット13にはピリ
オンサポートチューブ18によって支えられたピリオンシ
ートレール17が一体に固定されてピリオンフレームユニ
ットとして備えられる。ピリオンシートレール17とピリ
オンサポートチューブ18の各前端部はＶ字形あるいはＵ
字形のピリオンフートレストブラケット13の後辺に上下
離間状態で固着され、この固着フレーム構造により、ピ
リオンシートレール17とピリオンサポートチューブ18の
はさみ角を広角に形成でき、ピリオンシートフレームＢ
のフレーム剛性を向上させることができる。 ピリオンシートレール17はピリオンシート19を支持す
る。このピリオンシートレール17上に載置されるピリオ
ンシート19とシートレール10上に載置される運転者シー
ト12とを分割して備えており、ピリオンシート19は運転
者シート10の上方に位置される。ピリオンシート19は開
閉自在に設定される。20はピリオンシート19のダンパゴ
ム、21はロック可能にしたサポートブラケットを示す。 ピリオンシートレール17にはリヤフェンダ22が取着け
られ、その上面に形成された収納ボックス23がピリオン
シート19の下に位置する。リヤフェンダ22にはストップ
ランプ24、フラッシャランプ25が配置される。26はもう
１つのリヤフェンダを示す。 前記燃料タンク７の後端下縁からシート12およびピリ
オンシート19の下縁にかけて、その下方をボディカバー
27が被着される。ボディカバー27は後半部の下半分が外
方へ膨出して形成される。この両側の膨出部28内にはそ
れぞれ前後に長く偏平に形成された冷却水リザーバタン
ク29とオイルタンク30が対称的に配置されている。両タ
ンク29,30の注入口29a,30aはリヤフェンダ22内へ導か
れ、前記収納ボックス23底面上に突出して備えられる。
冷却水リザーバタンク29、オイルタンク30はそれぞれ、
図示しない配管を介してラジエタ31を含む冷却水循環系
およびエンジン６の潤滑系に連絡している。 次に、ピリオンフレームユニットＡを構成するピリオ
ンフートレストブラケット13の下端には、第３図に示す
ように、非円形の通孔32が開設される。ピリオンフート
レスト15を軸支するピリオンフートレストホルダ33には
第４図に示す通り、ボルト34が一体に延設され、その根
本に上記通孔32と同形の回り止め35が形成される。この
ボルト34を外側から通孔32に通し、回り止め35を嵌合す
る。 一方マフラ16には懸架ブラケット36が固定され、ダン
パ37を介して取着孔38が備えられる。この取着孔38をピ
リオンフートレストブラケット13の内側から、上記ボル
ト34を串通し、ボルト34にナット39を締着して、ピリオ
ンフートレストホルダ33と共にマフラ16が懸架される。 以上のようにして、ピリオンフレームユニットＡはピ
リオンシートレール17、ピリオンサポートチューブ18、
ピリオンフートレストブラケット13およびスタンドグリ
ップ40をユニット化して一部品として備えられるので、
重量、組付工数、コストの削減となる。またピリオンフ
ートレストホルダがマフラの取着ボルトの兼用となって
いるので、さらに部品点数、組付工数が減る。 〔発明の効果〕 上記の通り、この発明に係る自動２輪車のピリオンフ
レーム構造は、ピリオンシートレールとピリオンサポー
トチューブとピリオンフートレストブラケットを一体化
してピリオンフレームユニットを構成し、上記ピリオン
フートレストブラケットにピリオンフートレストとマフ
ラを共締めしたから、部品点数、組付工数を大幅に削減
でき、ピリオンシートフレーム部分の軽量化、コストダ
ウンを図ることができる。 また、ピリオンフレームユニットはピリオンシートレ
ールとピリオンサポートチューブの各前端部をＶ字形ピ
リオンフートレストブラケットの後辺に上下離間状態で
固着したので、ピリオンシートレールとピリオンサポー
トチューブのはさみ角を広角に形成でき、ピリオンシー
トフレームのフレーム剛性を向上させ、物理的・機械的
強度の向上を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
第１図はこの発明の実施例を示す自動２輪車の側面図、
第２図は第１図のＡ−Ａ矢視断面図、第３図は上記自動
２輪車のピリオンフレーム分解斜視図、第４図は上記自
動２輪車のピリオンフートレストホルダの斜視図であ
る。 ３……タンクレール、10……シートレール、10a……シ
ートレール後端部、10b……シートレールのブリッジフ
レーム、12……シート、15……ピリオンフートレスト、
16……マフラ、17……ピリオンシートレール、18……ピ
リオンサポートチューブ、19……ピリオンシート、22…
…リヤフェンダ、23……収納ボックス、27……ボディカ
バー、28……膨出部、29……冷却水リザーバタンク、30
……オイルタンク、33……ピリオンフートレストホル
ダ、34……ボルト、39……ナット、40……スタンドグリ
ップ、Ａ……ピリオンフレームユニット、Ｂ……ピリオ
ンシートフレーム。
第２図は第１図のＡ−Ａ矢視断面図、第３図は上記自動
２輪車のピリオンフレーム分解斜視図、第４図は上記自
動２輪車のピリオンフートレストホルダの斜視図であ
る。 ３……タンクレール、10……シートレール、10a……シ
ートレール後端部、10b……シートレールのブリッジフ
レーム、12……シート、15……ピリオンフートレスト、
16……マフラ、17……ピリオンシートレール、18……ピ
リオンサポートチューブ、19……ピリオンシート、22…
…リヤフェンダ、23……収納ボックス、27……ボディカ
バー、28……膨出部、29……冷却水リザーバタンク、30
……オイルタンク、33……ピリオンフートレストホル
ダ、34……ボルト、39……ナット、40……スタンドグリ
ップ、Ａ……ピリオンフレームユニット、Ｂ……ピリオ
ンシートフレーム。
Claims (1)
- (57)【特許請求の範囲】 １．主フレームの後上部から後方に延設されるシートレ
ールの後部をサポートチューブで支持し、上記シートレ
ールの後端部を上方に湾曲成形してシートレール後端部
にピリオンフレームユニットを着脱自在に取り付ける一
方、上記ピリオンフレームユニットは、シートレール後
端部から後方に延びるピリオンシートレールの後部をピ
リオンサポートチューブで支持するとともに、前記シー
トレールの後端部にＶ字形のピリオンフートレストブラ
ケットを着脱可能に垂下させ、上記ピリオンフートレス
トブラケットの後辺に前記ピリオンシートレールおよび
ピリオンサポートチューブの各前端部を上下離間状態で
固着して構成してなり、前記シートレール上に載置され
る運転者用シートとこの運転者シートより高い位置でピ
リオンシートレール上に載置されるピリオンシートとを
分割して備え、前記ピリオンフートレストブラケットの
下端外側にピリオンフートレストを、その内側にマフラ
を共締めの形で取り付けたことを特徴とする自動２輪車
のピリオンフレーム構造。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP62270577A JP2687126B2 (ja) | 1987-10-27 | 1987-10-27 | 自動２輪車のピリオンフレーム構造 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP62270577A JP2687126B2 (ja) | 1987-10-27 | 1987-10-27 | 自動２輪車のピリオンフレーム構造 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH01111592A JPH01111592A (ja) | 1989-04-28 |
| JP2687126B2 true JP2687126B2 (ja) | 1997-12-08 |
Family
ID=17488072
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP62270577A Expired - Lifetime JP2687126B2 (ja) | 1987-10-27 | 1987-10-27 | 自動２輪車のピリオンフレーム構造 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2687126B2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US7905506B2 (en) | 2007-07-05 | 2011-03-15 | Honda Motor Co., Ltd. | Step holder mounting structure of motorcycle |
Families Citing this family (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2011001444A2 (en) * | 2009-06-12 | 2011-01-06 | Tvs Motor Company Limited | Vibration-dampening assembly |
| JP5593123B2 (ja) * | 2010-05-28 | 2014-09-17 | 本田技研工業株式会社 | 鞍乗り型車両 |
| JP6789883B2 (ja) * | 2017-05-26 | 2020-11-25 | スズキ株式会社 | 鞍乗型車両 |
| JP6962892B2 (ja) | 2018-09-28 | 2021-11-05 | 本田技研工業株式会社 | 鞍乗り型車両 |
| JP2022187503A (ja) * | 2021-06-08 | 2022-12-20 | ヤマハ発動機株式会社 | 鞍乗型車両 |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0788193B2 (ja) * | 1984-01-26 | 1995-09-27 | ヤマハ発動機株式会社 | 自動二輪車のフレーム |
| JPH0764296B2 (ja) * | 1985-05-16 | 1995-07-12 | ヤマハ発動機株式会社 | 自動二輪車のフレ−ム |
-
1987
- 1987-10-27 JP JP62270577A patent/JP2687126B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US7905506B2 (en) | 2007-07-05 | 2011-03-15 | Honda Motor Co., Ltd. | Step holder mounting structure of motorcycle |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH01111592A (ja) | 1989-04-28 |
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