JP2009012390A - インクジェット記録システムおよびインクジェット記録方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】長尺の「つなぎヘッド」を用いて写真調の画像を出力する場合であっても、オーバーラップ領域とそれ以外の領域で濃度差の現れない高画質な画像を出力可能なインクジェット記録装置およびその記録方法を提供する。また、シリアル型の記録装置においても、つなぎすじのない一様な画像を出力可能な記録方法を提供する。
【解決手段】記録素子基板のオーバーラップ領域によって記録される記録媒体の画像領域に対するインクの付与量が、オーバーラップ領域以外の領域によって記録される記録媒体の画像領域に対するインクの付与量よりも少なくなるように画像データの信号値変換を行う。あるいは、連続する2回の記録主走査によって記録が行われる記録媒体のつなぎ領域に対するインク付与量が、つなぎ領域以外に対するインク付与量よりも少なくなるように画像データの信号値変換を行う。
【選択図】図9

Description

本発明は、インクを吐出する複数の記録素子が配列された記録素子基板を、複数配置して構成された長尺の記録ヘッドを用い、画像を記録するインクジェット記録装置に関する。特に、複数の記録素子基板の記録領域が互いに重複することによって発生する、つなぎすじや濃度むらを抑制するための記録方法に関する。また、複数の記録走査における境界領域に発生するつなぎすじや濃度むらを抑制するための記録方法に関する。
インクジェット記録装置は、一般にシリアル型とフルライン型の2種類に大別することが出来る。シリアル型のインクジェット記録装置は、記録ヘッドからインクを吐出しながら主走査方向にこれを移動させる記録主走査と、記録主走査とは交差する方向に記録幅に応じた分だけ記録媒体を搬送する副走査とを、交互に繰り返して画像を形成する。
一方、フルライン型のインクジェット記録装置は、記録媒体の記録幅に応じた長尺な記録ヘッドを用いている。そして、この記録ヘッドの個々の記録素子から所定の周波数でインクを吐出しつつ、当該周波数に対応した速度で記録媒体を記録素子の配列方向とは交差する方向に搬送することにより、記録媒体に画像を形成する。このようなライン型の記録装置では、シリアル型の記録装置に比べて高速に画像を出力することが出来る。
しかし、長尺な記録ヘッドは、インクを滴として吐出する記録素子を高密度に多数配列して構成されるので、それらのうちの1つも吐出不良を起こさないようにすることは非常に困難であり、製造工程上どうしても歩留まりが低くなりがちである。よって、近年では、比較的少数の記録素子が配列した短尺な記録素子基板を多数生産し、これらの複数をつなぎ合わせることによって、長尺な記録ヘッドを実現する構成が一般に有効とされている。以下、このように構成された長尺な記録ヘッドを本明細書では「つなぎヘッド」と称する。「つなぎヘッド」は、フルライン型の記録装置でも有効に用いられるが、シリアル型の記録装置でも適用可能である。シリアル型の場合には、より少ない記録主走査で画像を完成させることが出来るようになるので、記録速度の向上につながる。
ところで、このような「つなぎヘッド」では、個々の記録素子基板内で複数の吐出口が一定のピッチで配列されていたとしても、複数の記録素子基板を配置する際には、ある程度の誤差がどうしても含まれてしまう。そして、このような誤差は、例えば個々の記録素子基板間の配置傾きや紙間距離のばらつきなどとして現れ、画像のつなぎ部分において黒すじや白すじの画像弊害を招致する。
この問題に対し、例えば特許文献1には、記録素子基板(チップ)のつなぎ部分を高精度に配列する方法、および配列装置によって吐出口の配列ピッチのずれを小さくし、物理的に加工精度を向上させる方法が開示されている。
また、特許文献2には、図13に示すように、記録素子基板(チップ)C41〜C46のつなぎ部分において、互いに所定数の吐出口(記録素子)を含んだオーバーラップ領域Dを有するように配置させる構成が開示されている。このような構成であれば、オーバーラップ領域Dに含まれる吐出口によって記録されたドットの列は、異なるチップの2種類の吐出口で補間するように記録されるので、つなぎ部分に集中しがちな誤差弊害を、オーバーラップ領域全体に分散させることができる。
また、別の対策として、つなぎ部分の吐出口から吐出させるインク量を他と異ならせることにより、つなぎ部分に現れるすじを目立たなくする方法も提案されている。さらに、複数のインク色を使用する構成においては、上述したオーバーラップ領域の位置を各色で異ならせることによって、つなぎ部分の誤差が現れる位置を各色で異ならせる方法も考案されている。
特開2003−305853号公報 特開平05−57965号公報
ところで、「つなぎヘッド」においては、上述したような複数の記録素子基板の配置誤差によって生じる黒すじや白すじとは別に、オーバーラップ領域とその他の領域におけるインクを付与するタイミングの違いによって生じる濃度むらも問題となる。
以下、このような濃度むら弊害を、図13を参照しながら具体的に説明する。オーバーラップ領域D以外で記録が行われる記録媒体上の領域Aは、当該領域が記録素子基板C41〜C46のいずれかの幅wを通過する時間で記録が完了する。これに対し、オーバーラップ領域Dによって記録が行われる記録媒体上の領域Bは、当該領域が記録素子基板C41〜C46のうち、2つの記録素子基板に相当する幅w´を通過する時間で記録が完了する。すなわち、領域Bにおける記録時間は領域Aに対し2倍以上の記録時間を要することになる。
一般に、インクジェット記録方式によって記録された画像においては、同じインク量であっても、より多くの時間をかけてインクが付与された領域のほうが、より短時間でインクが付与された領域よりも、濃度が高くなる傾向がある。よって、図13の例においては、記録媒体Pに対し一様な画像を記録した場合であっても、相対的に濃度の低い領域Aと濃度の高い領域Bとが交互に配置され、濃度むらを発生してしまう。このような濃度むらは、例えばブラックインクのみを用いてテキスト画像を出力する分には然程問題視されない。しかし、近年のようにシアン、マゼンタ、イエローおよびブラックの基本の4色に加え、ライトシアンやライトマゼンタのようなインクを用いて、銀塩写真に匹敵するような写真調の画像を出力する場合には、大きな画像弊害となる。
しかしながら、上述したような従来の対策は、いずれも複数の記録素子基板の配置誤差によって生じる黒すじや白すじに着目した対策であり、オーバーラップ領域とこれ以外の領域の記録時間の違いによって生じる濃度むらを抑制するものではなかった。すなわち、昨今要求される高精細な写真調の画像を、長尺の「つなぎヘッド」を用いて高速に出力する際には、未だ満足のいく画像を出力することは出来なかったのである。
また、これと類似した課題は、「つなぎヘッド」を用いないシリアル型の記録装置においても提起される場合がある。既に説明したように、シリアル型の記録装置では、インクを吐出しながら記録ヘッドを移動させる記録主走査と、記録主走査とは交差する方向に記録幅に応じた分だけ記録媒体を搬送する副走査とを、交互に繰り返して画像を形成する。よって、個々の記録主走査で記録されたバンドとバンドの境界は、2回の記録主走査によって画像が記録されることになるので、その領域のみ濃度が高く、つなぎすじとして確認されてしまうのである。
本発明は上記問題点を鑑みてなされたものである。よってその目的とするところは、長尺の「つなぎヘッド」を用いて写真調の画像を出力する場合であっても、オーバーラップ領域とそれ以外の領域で濃度差の現れない高画質な画像を出力可能なインクジェット記録装置およびその記録方法を提供することである。また、シリアル型の記録装置においても、つなぎすじのない一様な画像を出力可能な記録方法を提供することである。
そのために本発明においては、ンクを吐出する記録素子を配列した記録素子基板の複数を、前記配列の領域に互いにオーバーラップ領域を設けながら、前記配列の方向につなげて配置することにより構成される記録ヘッドを用いて、記録を行うインクジェット記録システムにおいて、前記オーバーラップ領域によって記録される記録媒体の画像領域に対するインクの付与量が、前記オーバーラップ領域以外の領域によって記録される記録媒体の画像領域に対するインクの付与量よりも少なくなるように画像データの信号値変換を行う手段を備えることを特徴とする。
また、インクを吐出する記録素子を配列した記録素子列を前記配列の方向とは異なる方向に移動する記録主走査と、前記配列の方向に前記記録主走査による記録幅より少ない量だけ記録媒体を搬送する搬送動作と、を交互に繰り返すことにより前記記録媒体に記録を行うインクジェット記録システムにおいて、連続する2回の前記記録主走査によって記録が行われる記録媒体のつなぎ領域に対するインク付与量が、前記つなぎ領域以外に対するインク付与量よりも少なくなるように画像データの信号値変換を行う手段を備えることを特徴とする。
さらに、インクを吐出する記録素子を配列した記録素子基板の複数を、前記配列の領域に互いにオーバーラップ領域を設けながら、前記配列の方向につなげて配置することにより構成される記録ヘッドを用いて、記録を行うインクジェット記録方法において、前記オーバーラップ領域によって記録される記録媒体の画像領域に対するインクの付与量が、前記オーバーラップ領域以外の領域によって記録される記録媒体の画像領域に対するインクの付与量よりも少なくなるように画像データの信号値変換を行うことを特徴とする。
さらにまた、インクを吐出する記録素子を配列した記録素子列を前記配列の方向とは異なる方向に移動する記録主走査と、前記配列の方向に前記記録主走査による記録幅より少ない量だけ記録媒体を搬送する搬送動作と、を交互に繰り返すことにより前記記録媒体に記録を行うインクジェット記録方法において、連続する2回の前記記録主走査によって記録が行われる記録媒体のつなぎ領域に対するインク付与量が、前記つなぎ領域以外に対するインク付与量よりも少なくなるように画像データの信号値変換を行うことを特徴とする。
本発明によれば、長尺の「つなぎヘッド」を用いて写真調の画像を出力する場合であっても、オーバーラップ領域とそれ以外の領域で濃度差の現れない高画質な画像を出力することが可能となる。また、シリアル型の記録装置においても、つなぎすじのない一様な画像を出力することが可能となる。
以下、本発明に適用可能な実施形態を具体的に説明する。
(第1の実施形態)
図1は、本実施形態に係るインクジェット記録装置の概念的な構成を説明するための模式図である。長尺の「つなぎヘッド」1〜6は、それぞれブラック(K)、シアン(C)、マゼンタ(M)、イエロー(Y)、ライトシアン(LC)およびライトマゼンタ(LM)のインクを吐出し、装置内に固定された1つのヘッドユニットを構成している。「つなぎヘッド」1〜6のそれぞれには不図示のインク供給チューブや、制御信号などを送受信するための不図示のケーブルが接続されている。普通紙や高品位専用紙、OHPシート、光沢紙、光沢フィルム、はがき等の記録媒体Pは、不図示の搬送ローラや排紙ローラ等に挟持され、搬送モータの駆動に伴って、一定の速度で主走査方向に搬送される。「つなぎヘッド」1〜6の副走査方向に配備された多数の記録素子は、記録媒体Pの搬送位置を検出するリニアエンコーダ(不図示)の読み取りタイミングに合わせ、またケーブルを介して受信した記録信号に基づいて、所定の周波数でインクを吐出する。このような動作により、記録媒体Pには、K→C→M→Y→LC→LMの順にインクが付与され、カラー画像が形成される。
図2は、本実施形態の「つなぎヘッド」の1色分H1を構成する記録素子基板の配置状態例を説明するための模式図である。記録素子基板C41〜C46は同一の構造を有し、4列の記録素子列からなる記録素子群41〜46をそれぞれ備えている。記録素子基板C41〜C46は、主走査方向に交互にずれつつ、副走査方向にオーバーラップ領域Dを設けながら、副走査方向に長尺な記録ヘッドH1を構成している。
図3は、記録素子基板C41およびC42の配置状態を詳しく説明するための拡大図である。記録素子群41および42は、それぞれ4列の記録素子列(吐出口列)を備えており、個々の吐出口列は1200dpi(ドット/インチ;参考値)のピッチで副走査方向に配列された複数の吐出口で構成されている。また、隣接する2列の吐出口列は副走査方向に半ピッチ分ずれて配置しており、これら2列の吐出口列によって、記録媒体には副走査方向に2400dpiの解像度でドットを記録することが出来る。本実施形態の記録ヘッドは、このような2列の吐出口列が2組用意された計4列の吐出口列を有している。この構成により、主走査方向に配列する1列のドット列を、2種類のノズルによって記録させることが出来、個々の記録素子の吐出特性にばらつきが生じていても、これを1/2に抑え、滑らかな画像を出力することが可能となる。
記録素子基板C41と記録素子基板C42は、互いにオーバーラップ領域Dを設けて配置しており、オーバーラップ領域Dには、各吐出口列において32個ずつの吐出口が含まれている。
図4は、本実施形態の記録ヘッドにおける記録素子の構造を説明するための分解斜視図である。本実施形態の記録素子は、副走査方向に1200dpiのピッチで配列されている吐出口25と、それぞれの吐出口25に対応して設けられたエネルギ発生素子となるヒータ22、およびこれにインクを供給する液路26を備えている。個々の液路26は、その後方において1つのインク液室に共通に接続されており、更にインク液室にはインク供給口を介してインク供給チューブからインクが供給されている。記録信号に応じてヒータ22に電圧パルスが印加されることにより、ヒータ上に接するインクが急激に熱せられ膜沸騰を起こす。そして、ここに生成された気泡の成長エネルギによって所定量のインクが吐出口25より押し出される仕組みになっている。
図5は、本実施形態のインクジェット記録システムにおける制御系の構成を説明するためのブロック図である。CPU33は、記憶媒体34に格納された制御プログラム34dに従って、記録装置全体の制御を司る。記憶媒体34には、制御プログラム34dのほか、記録媒体の種類に関する情報34a、インクに関する情報34b、記録時の温度、湿度などの環境に関する情報34cなどが格納される。本実施形態の特徴的な色分解処理を含む各種画像処理を行う際に参照するLUTなども、記憶媒体34に格納されている。このような記憶媒体34としては、ROM、FD、CD−ROM、HD、メモリカード、光磁気ディスクなどを用いることができる。バスライン38は、システム内の各機構間において、アドレス信号、データ、制御信号などを伝送する。
画像データ入力部31は、スキャナやデジタルカメラ等の画像入力機器からの多値画像データやパーソナルコンピュータのハードディスク等に保存されている多値画像データをシステム内に取り込む。また、操作部32は、ユーザが各種パラメータを設定したり記録開始を指示したりするための各種キーを備えている。
CPU33は、画像データ入力部31から入力された画像データを、画像データ処理部36に送信し、操作部32が受信したコマンドや記憶媒体34に格納された各種情報に従って各種画像処理を実行させる。画像データ処理部36は、画像データ入力部31から入力された多値の画像データに対し、各種処理を施すことによって、記録ヘッドが記録可能な2値の記録データを生成する。画像処理部36が実行する画像処理の各工程については、後に詳しく説明する。
RAM35は、記憶媒体34中の各種プログラムのワークエリア、エラー処理時の一時待避エリア、および画像処理時のワークエリアとして用いられる。また、RAM35は、記憶媒体34の中の各種テーブルをコピーした後、そのテーブルの内容を変更し、この変更したテーブルを参照しながら画像処理を進めることも可能である。
画像記録部37は、図1で説明したインクジェット記録装置に相当し、画像データ処理部36で作成された2値データに基づき、対応する吐出口25からインクを吐出させたり、記録媒体を搬送させたりして、記録媒体に画像を記録する。
図6は、上記画像データ処理部36が実行する画像処理の各工程を、より詳しく説明するためのブロック図である。画像データ入力部31によって受信される画像データは、sRGB規格のレッド(R)、グリーン(G)およびブルー(B)の各色8ビットからなる多値の輝度データである。
画像データ処理部36では、まず色補正処理3601を実行し、sRGB規格の画像データR、G、Bによって再現される色域を、画像記録部37によって再現される色域内に写像するためのデータ変換を行う。具体的には、それぞれが8ビットで表現された256階調の画像データR、G、Bを、記憶媒体34に予め格納されている3次元LUTを用いることにより、画像記録部の色域内の8ビットデータR、G、Bに変換する。
続く色分解処理3602では、8ビットのR、G、Bデータを、記録装置で使用されるインク色に対応した8ビットの階調データに変換する。具体的には、記憶媒体34にあらかじめ用意された3次元のLUTを参照することによって、8ビットのR、G、Bデータを8ビットのC、M、Y、K、LCおよびLMデータに変換する。本実施形態においては、ここで行われる色分解処理用のLUTに特徴を持たせることによって、前述したオーバーラップ領域に起因する濃度むらの解決を図る。本実施形態における色分解処理の特徴については後に詳しく説明する。
色分解処理3602から出力された6色8ビットの階調データは、続く2値化処理3603によって、2値の濃度データ、すなわち記録あるいは非記録を表す1ビットデータに変換される。このような2値化処理としては、従来から知られている誤差拡散法やディザ法などを採用することが出来る。
2値化された後の1ビットデータは、画像記録部37に転送され、記録ヘッドによる実際の吐出動作が行われる。
本実施形態においては、オーバーラップ領域と非オーバーラップ領域において、異なる色分解用のLUTを用意することを特徴とする。以下、本実施形態におけるオーバーラップ領域と非オーバーラップ領域について説明する。
図7は、「つなぎヘッド」1〜6、およびこれに備えられた個々の記録素子基板の相対的な位置関係を説明するための模式図である。同等の構成を有する「つなぎヘッド」1〜6は、図1でも説明したとおり主走査方向に並列して配置されるが、副走査方向に対しては、互いに少しずつずれて配置されている。それぞれの「つなぎヘッド」は互いに異なるインクを吐出するので、記録媒体においては、インク色によって異なった位置に、オーバーラップ領域によって記録が行われる“つなぎ領域”が出現する。
図8は、ブラックインクを吐出する「つなぎヘッド」1と、シアンインクを吐出する「つなぎヘッド」2に対応する、記録媒体上のつなぎ領域の位置を具体的に説明するための図である。101は「つなぎヘッド」1による記録媒体上の記録領域、102は「つなぎヘッド」2による記録媒体上の記録領域をそれぞれ示している。また、図14は、シアンインクを吐出する「つなぎヘッド」2と、ライトシアンインクを吐出する「つなぎヘッド」5に対応する、記録媒体上のつなぎ領域の位置を具体的に説明するための図である。それぞれの図において、領域Aはオーバーラップ領域以外の吐出口によって記録される画像領域、領域Bはオーバーラップ領域に含まれる吐出口によって記録されるつなぎ領域を示している。副走査方向における領域Bの位置が、それぞれの「つなぎヘッド」で互いに異なっていることがわかる。ここでは、「つなぎヘッド」1と2あるいは「つなぎヘッド」2と5の関係について示したが、副走査方向における領域Bの位置は、全ての「つなぎヘッド」1〜6において、互いに異なっている。本実施形態では、このように、各色のつなぎ領域が記録媒体で互いに重複しないように、個々の「つなぎヘッド」におけるオーバーラップ領域の幅や、個々の「つなぎヘッド」間の副走査方向へのずれ量を定めている。
図9は、オーバーラップ領域と非オーバーラップ領域のそれぞれに対応させる、色分解処理を説明するための図である。ここでは簡単のため、同系色であるシアン(第1のインク、C)およびライトシアン(第2のインク、LC)をそれぞれ吐出する「つなぎヘッド」2および5に対する色分解処理について説明する。図において、901および902は、「つなぎヘッド」2における先頭の記録素子群と2番目の記録素子群の副走査方向に対する位置を示している。また、903および904は、「つなぎヘッド」5における先頭の記録素子群と2番目の記録素子群の、副走査方向における901および902に対する相対的な位置を示している。このような配置において、記録媒体における領域Aは、記録ヘッド1および記録ヘッド2共に、非オーバーラップ領域で記録される非つなぎ領域を示している。また、領域Bは、記録ヘッド2のオーバーラップ領域、かつ記録ヘッド5の非オーバーラップ領域で記録される領域を示している。さらに、領域Cは、記録ヘッド2の非オーバーラップ領域、かつ記録ヘッド5のオーバーラップ領域で記録される領域を示している。
既に、課題の項で説明したとおり、オーバーラップ領域によって記録が行われるつなぎ領域は、非オーバーラップ領域によって記録が行われる領域に比べて、より多くの時間をかけてインクが付与されることから、画像濃度が高くなりやすい。よって、領域Bは領域Aに比べてシアンの濃度が高くりやすく、領域Cは領域Aに比べてライトシアンの濃度が高くなりやすい。従って、本実施形態においては、同じ階調のシアン濃度を表現する場合であっても、領域Bに対しては領域Aに比べてシアンインクの付与量を抑え、領域Cに対しては領域Aに比べてライトシアンインクの付与量を抑えるようにする。そのために、領域A〜Cに対する色分解処理のためのテーブル(LUT)を、それぞれ独立に用意する。
905〜907は、領域A〜Cそれぞれに対する色分解処理を説明するための図である。横軸はシアンデータの階調値を示し、縦軸はそれぞれの階調値を表現するためのシアンおよびライトシアン用の出力信号値を示している。この出力値は、記録媒体の単位領域に付与する、インク滴の個数ひいてはインク付与量に相当すると言える。領域Aに対する色分解処理905では、ハイライト部から中間調にかけての領域でライトシアンのみを出力し、シアンの出力値は0を保つ。ライトシアンの出力値が最大になった時点から、シアンの出力値を徐々に上昇させ、これに伴ってライトシアンの出力値を徐々に減少させていく。階調値が最大になった時点では、シアンの出力値が最大、ライトシアンの出力値が0になっている。
これに対し、領域Bに対する色分解処理906では、ライトシアンの出力値が最大になった以降の階調値においても、ライトシアンの出力値を減少させない。シアンの出力値は徐々に上昇させるが、領域Aに比べてその傾きは低く、階調値が最大になった時点でも、シアンの出力値は最大にはならない。領域Bでは、領域Aに比べてシアンの濃度が高くなりがちであるので、シアンの出力値を抑え、不足分の濃度をライトシアンで適量に補っているのである。
一方、領域Cに対する色分解処理907では、ライトシアンの出力値が最大になる以前の階調値から、シアンインクの出力値を徐々に上昇させ、ライトシアンの出力値を減少させていく。階調値が最大になった時点では、シアンの出力値が最大、ライトシアンの出力値が0になっている。領域Cでは、領域Aに比べてライトシアンインクの濃度が高くなりがちであるので、ライトシアンインクの出力値を抑え、不足分の濃度をシアンインクで適量に補っているのである。
図10は、本実施形態で使用するシアンインクとライトシアンインクの記録媒体における濃度の差を説明するための図である。ここでは、記録媒体の単位領域に対し、同数のインク滴を付与した場合の、シアンインクによる画像濃度を横軸、ライトシアンインクよる画像濃度を縦軸に示している。図によれば、例えば0.5の光学濃度を表現しようとする場合、ライトシアンでは、シアンであれば1.5の光学濃度が表現できる程度の数だけインク滴を付与する必要があることが分かる。本実施形態を実現するためには、図10で示したような、シアンとライトシアンの濃度および吐出数の関係を予め調べておくことが有効である。そして、図9で説明した905〜907のいずれの色分解処理においても、全ての階調値に対して常に同等の光学濃度が得られるように、個々の階調値に対する出力値が調整されていればよい。
この場合、例えば、領域Bにおけるシアン濃度を領域Aに合わせるために、シアンの信号値を低減するのみで対応可能である場合には、必ずしもライトシアンの出力値を領域Aの場合と異ならせる必要はない。同様に、領域Cにおけるシアン濃度を領域Aに合わせるために、ライトシアンの信号値を低減するのみで対応可能である場合には、必ずしもシアンの出力値を領域Aの場合と異ならせる必要はない。
以上では、シアンおよびライトシアンの関係を例に説明してきたが、本実施形態においては、マゼンタおよびライトマゼンタにおいてもそれぞれを第1のインクおよび第2のインクとして、同様の方法でそれぞれ独立した色変換テーブルを用意する。無論、その他のインク色についても、つなぎ領域と非つなぎ領域の濃度を合わせるために、つなぎ領域に対するインク付与量を抑えるような信号値変換を実行することもできる。
以下に、本実施形態の効果を確認するために、本発明者らが行った検証例について説明する。本発明者らは、図1〜図7で説明したフルライン型のインクジェット記録装置および「つなぎヘッド」用いて記録を行った。インクとしては、市販されているインクジェットプリンタPIXUS iP7100(キヤノン株式会社製)用のインクBCI−7(K,C,M,Y,LC,LM)を用意した。記録媒体は、インクジェット専用フォト光沢紙(プロフォトペーパー、PR−101:キヤノン株式会社製)を用いた。記録ヘッドの吐出駆動周波数は8kHzとし、主走査方向、副走査方向共に2400dpiの解像度で、100%デューティー、75%デューティー、50%デューティー、および25%デューティーの階調パッチと、写真調の画像を記録した。この際、シアン、ライトシアン、マゼンタおよびライトマゼンタに対しては、図9で説明したような色分解処理が実行できるように、オーバーラップ領域と非オーバーラップ領域に対応した3種類の色分解処理テーブルを用意した。そして、当該色変換テーブル(LUT)に従って、画像を記録した。
一方、本検証例と比較するための例では、シアン、ライトシアン、マゼンタおよびライトマゼンタに対して、オーバーラップ領域であるか否かにかかわらず、図9の905で説明した処理が行われるような1種類ずつの色変換テーブルを用意した。そして、他の条件は上記検証例と等しくした状態で、上記検証例と同じ画像を記録した。
結果、比較例で出力された画像においては、つなぎすじや濃度むらが画像中に確認されたのに対し、検証例においては、つなぎすじや濃度むらのなく、一様で高品位な画像を得ることが出来た。
(第2の実施形態)
第1の実施形態は、フルライン型の記録装置において効果を発揮する構成であったが、本発明は「つなぎヘッド」を用いないシリアル型の記録装置にも応用することができる。
図11は、本実施形態のシリアル型の記録装置に搭載可能な記録ヘッドを表す概略図である。記録ヘッド11〜16は同等の構成を有し、副走査方向に互いに少しずつずれて配置されている。記録ヘッド11〜16は異なるインクを吐出するので、記録媒体においては、インク色によって異なった位置に、記録走査単位のつなぎすじが現れる。記録ヘッド11〜16は、図のような位置関係で一体的に構成され、記録ヘッドカートリッジ1100を画成している。
図12は、記録ヘッドカートリッジ1100を記録媒体に対して記録走査する様子を説明するための模式図である。シリアル型の記録装置では、主走査方向への記録主走査を複数回繰り返すことによって記録媒体に画像を記録していくが、各記録主走査の間には、記録媒体を副走査方向に搬送する搬送動作が行われる。搬送動作の際の搬送量は、一般には個々の記録ヘッドの記録幅dに合わせるが、本実施形態においては搬送量のばらつきに伴う黒スジや白スジを回避するために、一定量のオーバーラップ領域d´を設けるように、d−d´に搬送量を調整している。本実施形態では、各色のオーバーラップ領域d´の位置が副走査方向に互いに重複しないように、各記録ヘッド間の副走査方向へのずれ量や搬送量が定められている。
本実施形態で採用するシリアル型の記録装置の場合には、非オーバーラップ領域で記録される記録媒体の領域は1回の記録走査で画像が完成するが、オーバーラップ領域d´で記録されるつなぎ領域は2回の記録走査に分けてインクが付与される。よって、オーバーラップ領域d´で記録されるつなぎ領域は、非オーバーラップ領域で記録される非つなぎ領域よりも、画像濃度が高くなりやすい。従って、本実施形態では、同じ階調濃度を表現する場合であっても、オーバーラップ領域d´に対してはインクの付与量を抑えるような色分解処理のためのテーブル(LUT)を用意する。
以上説明した構成により、本実施形態においては、シリアル型の記録装置で記録を行った場合であっても、つなぎすじや濃度ムラのない一様な画像を出力することが出来る。
なお、第2の実施形態では、「つなぎヘッド」ではない記録ヘッドを用いるシリアル型の記録装置に本発明を適用する内容で説明したが、「つなぎヘッド」構成は、無論シリアル型の記録装置であっても好適に採用することは出来る。この場合には、「つなぎヘッド」特有のつなぎ部分の濃度を考慮した色変換テーブルのほかに、記録走査ごとの境界領域に現れるつなぎ部分の濃度を考慮するような色変換テーブルを用意することもできる。このようにすれば、第1の実施形態で説明した効果と、第2の実施形態で説明した効果の双方を同時に実現することが出来る。
また、以上では、シアンとライトシアン、マゼンタとライトマゼンタのように色相が等しく濃度の異なる2種類のインクを用意するインクジェット記録装置を例に説明してきたが、本発明はこのような構成に限定されるものではない。色相が等しく、濃度が3段階以上に異なるような複数のインクを用いた記録装置においても、本発明を適用することは可能である。
さらに、以上の実施形態では、記録素子としてエネルギ発生素子となるヒータを備えた構成を例に説明したが、本発明はこのような構成に限定されるものでもない。例えば、上記実施形態と同様、必要に応じてインク滴を吐出するオンデマンド型の場合には、ピエゾ振動素子の機械的振動によりオリフィスからインク滴を吐出する圧力制御方式も適用可能である。また、インク滴を連続噴射して粒子化するコンティニュアス型の場合には、荷電制御型や発散制御型等の構成を採用することも出来る。
以上の実施形態では、図5で説明したように、画像データ入力部31から入力された画像データの処理から、画像記録部37にて処理後の画像データを記録させる処理までを、複数の機構を備えた1つのシステムによって行っている。しかしながら、本発明は、全ての異なる機器が、同一の記録装置に備えられているような構成であっても構わない。
また、前述した実施形態の機能を実現させるように各種のデバイスを動作させるため、各種デバイスと接続された装置あるいはシステム内のコンピュータに、前述した機能を実現するためのソフトウェアのプログラムコードを供給する形態であってもよい。この場合、ソフトウェアのプログラムコード自体が前述した実施形態を実現することになり、そのプログラムコード自体、およびそのプログラムコードをコンピュータに供給するための手段、例えばかかるプログラムコードを格納した記憶媒体は本発明を構成する。かかるプログラムコードを格納する記憶媒体としては例えばフロッピー(登録商標)ディスク、ハードディスク、光ディスク、光磁気ディスク、CD−ROM、磁気テープ、不揮発性のメモリカード、ROM等を用いることができる。また、コンピュータが供給されたプログラムコードを実行することにより、前述の実施形態の機能が実現されるだけではなく、そのプログラムコードがコンピュータ上で稼働しているOSやアプリケーションソフト等と共同して上記実施形態が実現されてもよい。この場合には、かかるプログラムコードが本発明の実施形態となる。
本発明の実施形態に係るインクジェット記録装置の概念的な構成を説明するための模式図である。 本発明の第1の実施形態における「つなぎヘッド」の1色分を構成する記録素子基板の配置状態例を説明するための模式図である。 記録素子基板の配置状態を詳しく説明するための拡大図である。 本発明の実施形態に適用可能な記録ヘッドにおける記録素子の構造を説明するための分解斜視図である。 本発明の実施形態に適用可能な記録システムにおける制御系の構成を説明するためのブロック図である。 画像データ処理部が実行する画像処理の工程を、詳しく説明するためのブロック図である。 「つなぎヘッド」およびこれに備えられた個々の記録素子基板の相対的な位置関係を説明するための模式図である。 ブラックインクを吐出する「つなぎヘッド」と、シアンインクを吐出する「つなぎヘッド」に対応する、記録媒体上のつなぎ領域の位置を具体的に説明するための図である。 オーバーラップ領域と非オーバーラップ領域のそれぞれに対応させる、色分解処理を説明するための図である。 シアンインクとライトシアンインクの記録媒体における濃度の差を説明するための図である。 第2の実施形態のシリアル型の記録装置に搭載可能な記録ヘッドを表す概略図である。 記録ヘッドカートリッジを記録媒体に対して記録走査する様子を説明するための模式図である。 記録素子基板(チップ)のつなぎ部分においてオーバーラップ領域Dを有するように配置させる記録ヘッド構成を示す図である。 シアンとライトシアンの「つなぎヘッド」に対応する、つなぎ領域を説明するための図である。
符号の説明
1 ブラック用つなぎヘッド
2 シアン用つなぎヘッド
3 マゼンタ用つなぎヘッド
4 イエロー用つなぎヘッド
5 ライトシアン用つなぎヘッド
6 ライトマゼンタ用つなぎヘッド
11 ブラック用記録ヘッド
12 シアン用記録ヘッド
13 マゼンタ用記録ヘッド
14 シアン用記録ヘッド
15 ライトシアン用記録ヘッド
16 ライトマゼンタ用記録ヘッド
22 ヒータ
25 吐出口
26 液路
31 画像データ入力部
32 操作部
33 CPU
34 記憶媒体
35 RAM
36 画像データ処理部
37 画像記録部
41〜46 記録素子群
C41〜C46 記録素子基板
101 記録領域
102 記録領域
901 「つなぎヘッド」2における先頭の記録素子群
902 「つなぎヘッド」2における2番目の記録素子群
903 「つなぎヘッド」5における先頭の記録素子群
904 「つなぎヘッド」5における2番目の記録素子群
905 領域Aに対する色分解処理
906 領域Bに対する色分解処理
907 領域Cに対する色分解処理
1100 記録ヘッドカートリッジ

Claims (10)

  1. インクを吐出する記録素子を配列した記録素子基板の複数を、前記配列の領域に互いにオーバーラップ領域を設けながら、前記配列の方向につなげて配置することにより構成される記録ヘッドを用いて、記録を行うインクジェット記録システムにおいて、
    前記オーバーラップ領域によって記録される記録媒体の画像領域に対するインクの付与量が、前記オーバーラップ領域以外の領域によって記録される記録媒体の画像領域に対するインクの付与量よりも少なくなるように画像データの信号値変換を行う手段を備えることを特徴とするインクジェット記録システム。
  2. 固定された前記記録ヘッドに対し、記録媒体を前記配列方向とは異なる方向に搬送することにより、前記記録媒体に画像を記録する請求項1に記載のインクジェット記録システム。
  3. 互いに異なるインクを吐出する複数の前記記録ヘッドが、前記配列の方向に対する前記オーバーラップ領域の位置が互いに異なるように配置されていることを特徴とする請求項1または2に記載のインクジェット記録システム。
  4. 前記複数の記録ヘッドには、色相が等しく濃度が異なる第1のインクと第2のインクを吐出する記録ヘッドが少なくとも含まれていることを特徴とする請求項3に記載のインクジェット記録システム。
  5. 前記信号値変換手段は、前記第1のインクを吐出する前記記録ヘッドの前記オーバーラップ領域によって記録される記録媒体の画像領域に対する前記第1のインクの付与量が、該オーバーラップ領域以外の領域によって記録される記録媒体の画像領域に対する前記第1のインクの付与量よりも少なくなるようにするとともに、前記オーバーラップ領域によって記録される記録媒体の画像領域に対する前記第2のインクの付与量が、前記オーバーラップ領域以外の領域によって記録される記録媒体の画像領域に対する前記第2のインクの付与量よりも多くなるように画像データの信号値変換を行うことを特徴とする請求項4に記載のインクジェット記録システム。
  6. インクを吐出する記録素子を配列した記録素子列を前記配列の方向とは異なる方向に移動する記録主走査と、前記配列の方向に前記記録主走査による記録幅より少ない量だけ記録媒体を搬送する搬送動作と、を交互に繰り返すことにより前記記録媒体に記録を行うインクジェット記録システムにおいて、
    連続する2回の前記記録主走査によって記録が行われる記録媒体のつなぎ領域に対するインク付与量が、前記つなぎ領域以外に対するインク付与量よりも少なくなるように画像データの信号値変換を行う手段を備えることを特徴とするインクジェット記録システム。
  7. 前記信号値変換は、R、G、Bデータを前記記録システムで使用されるインク色に対応した階調データに変換する色分解処理で実行されることを特徴とする請求項1乃至6のいずれかに記載のインクジェット記録システム。
  8. 前記色分解処理は、予め格納された3次元のLUTを参照することによって実行されることを特徴とする請求項7に記載のインクジェット記録システム。
  9. インクを吐出する記録素子を配列した記録素子基板の複数を、前記配列の領域に互いにオーバーラップ領域を設けながら、前記配列の方向につなげて配置することにより構成される記録ヘッドを用いて、記録を行うインクジェット記録方法において、
    前記オーバーラップ領域によって記録される記録媒体の画像領域に対するインクの付与量が、前記オーバーラップ領域以外の領域によって記録される記録媒体の画像領域に対するインクの付与量よりも少なくなるように画像データの信号値変換を行うことを特徴とするインクジェット記録方法。
  10. インクを吐出する記録素子を配列した記録素子列を前記配列の方向とは異なる方向に移動する記録主走査と、前記配列の方向に前記記録主走査による記録幅より少ない量だけ記録媒体を搬送する搬送動作と、を交互に繰り返すことにより前記記録媒体に記録を行うインクジェット記録方法において、
    連続する2回の前記記録主走査によって記録が行われる記録媒体のつなぎ領域に対するインク付与量が、前記つなぎ領域以外に対するインク付与量よりも少なくなるように画像データの信号値変換を行うことを特徴とするインクジェット記録方法。
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