JP5871501B2 - 画像処理装置、画像処理方法及び記録装置 - Google Patents
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Description
以下、図面を参照して本発明の第1の実施形態について説明する。
図1(a)及び(b)は、本実施形態におけるインクジェット記録装置の構成を示す斜視図である。長尺の記録ヘッド1,2,3,4を配置することによってヘッドユニット6が構成されており、各記録ヘッド1,2,3,4には記録素子(不図示)をその内部に備えた複数の吐出口(ノズル)が設けられている。記録ヘッド1,2,3,4は、それぞれブラック(K),シアン(C),マゼンタ(M),イエロー(Y)のインクを吐出するための長尺記録ヘッドである。各記録ヘッド1,2,3,4には不図示のインク供給チューブが接続され、さらに、制御信号などが不図示のフレキシブルケーブルを介して送られる。
図6(a)は、本実施形態における画像データ処理を示すフローチャートである。ステップS301において、0〜255の256階調で示される多値データを取得し、2値化処理を行う。ステップS302において、2値化された画像データを4列の吐出口列に対応した4つのデータに分配する列分配処理を行う。このとき、複数の記録素子基板により構成されたつなぎヘッドではなく、1つの記録素子基板に4列の吐出口列が形成された記録ヘッドであるとみなし、4列の吐出口列に対応した4つのデータを生成する。次に、ステップS303において、ステップS302で生成した4つのデータに基づき、つなぎ部を構成する8列の吐出口列に対応した8つのデータに分配する、第1のつなぎ部分配処理を行う。これは、後述するグラデーションマスクを用いて行われ、つなぎ部の吐出口に対応するデータに対してのみ行われる。このステップS301〜S303により、複数の記録素子基板それぞれのつなぎ部と、非つなぎ部の各吐出口に対応した画像データが生成される。一方、ステップS304では、4列の吐出口列に対応した4つの紙面予備吐データを生成する。このときも、4列の吐出口列を備える1つの記録素子基板であるとみなし、各吐出口列に対応した紙面予備吐データを生成する。次に、ステップS305において、ステップS304で生成した4つの紙面予備吐データのうち、つなぎ部の吐出口に対応するデータを、つなぎ部を構成する8列の吐出口列に対応した8つのデータに分配する、第2のつなぎ部分配処理を行う。このとき、記録比率が吐出口の配列方向に一様でないグラデーションマスクではなく、記録比率が吐出口の配列方向に一様なフラットマスクを用いる。このステップS304〜S305により、複数の記録素子基板それぞれの、つなぎ部と非つなぎ部にそれぞれ対応した紙面予備吐データが生成される。最後に、ステップS306において、各記録素子基板に対応する画像データと紙面予備吐データとの論理和をとり、記録ヘッドからインクを吐出するための記録データを生成する。
図8は、本実施形態における吐出口列方向の位置と偶数チップの各列の紙面予備吐データの記録比率の関係を示した図である。図8(a)は図7(a)の下側と同じであり、各列に分配したデータを示している。チップ(記録素子基板)の位置によらず各列の記録比率は一定になっている。図8(b)に示す4つのグラフは、吐出口の配列方向の位置と偶数チップの各列の記録比率の関係を表した図である。各列のつなぎ部の記録比率は全て12.5%で均等であり、吐出口の配列方向に対する記録比率が一定である。すなわち、前述のフラットマスクが用いられて分配されている。ここで、記録比率は全列の合計において主走査方向(搬送方向)が2400dpi、副走査方向(吐出口配列方向)が2400dpiの解像度の格子にドットが1発打たれている状態を100%と定義している。
(第2の実施形態)
図13は、第2の実施形態における複数の吐出口列へのデータ分配を示した図である。図13(a)は、各記録素子基板に配置された複数の吐出口列と、各吐出口列に対応した紙面予備吐データを示す図である。吐出口列は、4列構成で吐出口配列方向に2400dpiで配置されている。白い丸の吐出口はインクを吐出する吐出口を表し、黒い丸の吐出口はインクを吐出しない吐出口を表す。これは、つなぎ部の配置列数が4列であり、つなぎ部の使用列数が3列であることを意味している。ちなみに、非つなぎ部の配置列数と使用列数は共に2列である。主走査方向(搬送方向)が2400dpi、副走査方向(吐出口配列方向)が2400dpiの解像度の格子にドットが1発打ちこまれる。
22 ヒータ(電気熱変換体)
23 ヒータボード
25 吐出口
31 画像データ入力部
32 操作部
33 CPU
34 記憶媒体
35 RAM
36 画像処理部
37 画像記憶部
38 データバス
Claims (10)
- 複数の吐出口が配列した吐出口列である第1吐出口列と第2吐出口列とが記録媒体との相対的な走査の方向に沿って並び、前記第1吐出口列の端部と前記第2吐出口列の端部とが重複部を形成するように配置された記録ヘッドを用いて、前記吐出口からインクを吐出することにより前記記録媒体に画像を記録するための記録データを生成する画像処理装置であって、
前記重複部に対応する画像データに基づいて、前記第1吐出口列の吐出口のうち前記重複部に配置された吐出口の記録比率が、前記第1吐出口列の中央部から端部に向かう方向に沿って小さくなるように前記第1吐出口列の前記重複部に配置された吐出口のための画像記録用の第1の記録用データを生成し、前記第2吐出口列の吐出口のうち前記重複部に配置された吐出口の記録比率が前記第2吐出口列の中央部から端部に向かう方向に沿って小さくなるように前記第2吐出口列の前記重複部に配置された吐出口のための画像記録用の第2の記録用データを生成する第1生成手段と、
前記重複部に配置された吐出口から予備吐出を行うための予備吐出データに基づいて、前記第1吐出口列の前記重複部に配置された前記吐出口からインクを予備吐出するための第1予備吐出データを生成し、前記第2の吐出口列の前記重複部に配置された前記吐出口からインクを予備吐出するための第2予備吐出データを生成する第2生成手段と、
前記第1の記録用データ及び前記第1予備吐出データに基づいて、前記第1吐出口列の前記重複部に配置された前記吐出口からインクを吐出するための第1吐出データを生成し、前記第2の記録用データ及び前記第2予備吐出データに基づいて、前記第2の吐出口列の前記重複部に配置された前記吐出口からインクを吐出するための第2吐出データを生成する第3生成手段と、
を備え、
前記第1生成手段は、前記第1の記録用データと前記第2の記録用データとの論理和が前記重複部に対応する画像データと等しくなるように前記第1の記録用データ及び前記第2の記録用データを生成し、
前記第1予備吐出データにおける記録比率の変化の割合は、前記第1の記録用データにおける記録比率の変化の割合よりも小さく、前記第2予備吐出データにおける記録比率の変化の割合は、前記第2の記録用データにおける記録比率の変化の割合よりも小さいことを特徴とする画像処理装置。 - 前記第3生成手段は、前記第1の記録用データと前記第1予備吐出データとの論理和を取ることにより前記第1吐出データを生成し、前記第2の記録用データと前記第2予備吐出データとの論理和を取ることにより前記第2吐出データを生成することを特徴とする請求項1に記載の画像処理装置。
- 前記第2生成手段は、前記第1及び第2吐出口列の吐出口の配列方向における記録比率が一定となるように前記第1予備吐出データ及び第2予備吐出データを生成することを特徴とする請求項1または2に記載の画像処理装置。
- 前記重複部に配置された吐出口から予備吐出を行うための予備吐出データの記録デューティは、前記第1吐出口列の中央部に配置された吐出口のみで記録可能な前記記録媒体上の第2所定領域に対して予備吐出を行うための第3予備吐出データの記録デューティと略同じであることを特徴とする請求項1から3のいずれか1項に記載の画像処理装置。
- 前記記録媒体は、前記第1吐出口列及び前記第2吐出口列の前記吐出口の配列方向と交差する方向に搬送されることを特徴とする請求項1から4のいずれか1項に記載の画像処理装置。
- 請求項1から5のいずれか1項に記載の画像処理装置と、前記記録ヘッドとを備えることを特徴とする記録装置。
- 複数の吐出口が配列した吐出口列である第1吐出口列と第2吐出口列とが記録媒体との相対的な走査の方向に沿って並び、前記第1吐出口列の端部と前記第2吐出口列の端部とが重複部を形成するように配置された記録ヘッドを用いて、前記吐出口からインクを吐出することにより前記記録媒体に画像を記録するための記録データを生成する画像処理方法であって、
前記重複部に対応する画像データに基づいて、前記第1吐出口列の吐出口のうち前記重複部に配置された吐出口の記録比率が、前記第1吐出口列の中央部から端部に向かう方向に沿って小さくなるように前記第1吐出口列の前記重複部に配置された吐出口のための画像記録用の第1の記録用データを生成し、前記第2吐出口列の吐出口のうち前記重複部に配置された吐出口の記録比率が、前記第2吐出口列の中央部から端部に向かう方向に沿って小さくなるように前記第2吐出口列の前記重複部に配置された吐出口のための画像記録用の第2の記録用データを生成する第1生成工程と、
前記重複部に配置された吐出口から予備吐出を行うための予備吐出データに基づいて、前記第1吐出口列の前記重複部に配置された前記吐出口からインクを予備吐出するための第1予備吐出データを生成し、前記第2の吐出口列の前記重複部に配置された前記吐出口からインクを予備吐出するための第2予備吐出データを生成する第2生成工程と、
前記第1の記録用データ及び前記第1予備吐出データに基づいて、前記第1吐出口列の前記重複部に配置された前記吐出口からインクを吐出するための第1吐出データを生成し、前記第2の記録用データ及び前記第1予備吐出データに基づいて、前記第2の吐出口列の前記重複部に配置された前記吐出口からインクを吐出するための第2吐出データを生成する第3生成工程と、
を備え、
前記第1生成工程は、前記第1の記録用データと前記第2の記録用データとの論理和が前記重複部に対応する画像データと等しくなるように前記第1の記録用データ及び前記第2の記録用データを生成し、
前記第1予備吐出データにおける記録比率の変化の割合は、前記第1の記録用データにおける記録比率の変化の割合よりも小さく、前記第2予備吐出データにおける記録比率の変化の割合は、前記第2の記録用データにおける記録比率の変化の割合よりも小さいことを特徴とする画像処理方法。 - 前記第3生成工程において、前記第1の記録用データと前記第1予備吐出データとの論理和を取ることにより前記第1吐出データを生成し、前記第2の記録用データと前記第2予備吐出データとの論理和を取ることにより前記第2吐出データを生成することを特徴とする請求項7に記載の画像処理方法。
- 前記第2生成工程において、前記第1及び第2吐出口列の吐出口の配列方向における記録比率が一定となるように前記第1予備吐出データ及び第2予備吐出データを生成することを特徴とする請求項7または8に記載の画像処理方法。
- 前記記録媒体は、前記第1吐出口列及び前記第2吐出口列の前記吐出口の配列方向と交差する方向に搬送されることを特徴とする請求項7から9いずれか1項に記載の画像処理方法。
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