JP2009008827A - 楽音制御装置のパラメータ設定装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】ベロシティカーブの値の設定を簡単且つ迅速に行えるようにする。
【解決手段】楽音制御装置1は、ベロシティカーブの値を設定するために用いる2つ1組のスイッチ31及びスイッチ32を具備しており、スイッチ31又はスイッチ32のいずれか一方が操作されたときに、現在の操作モードが第1の操作モードであれば該操作に応じてベロシティカーブの値(選択肢)を変更し、第2の操作モードであればフィックス値を変更する。また、スイッチ31及びスイッチ32の両方が同時押しされたときには、該操作に応じて、操作モードの設定状態を第1の操作モードと第2の操作モードとで入れ替える。
【選択図】図4

Description

この発明は、楽音制御装置のパラメータの値を設定するためのパラメータ設定装置に関し、特に、ベロシティカーブの値を設定するのに好適なパラメータ設定装置に関する。
例えば、シンセサイザーなどの電子楽器において、演奏操作に応じて発音される楽音の特性を制御するパラメータの1つとして「ベロシティカーブ」というパラメータが従来から知られている。ベロシティカーブは、電子楽器の演奏操作の強さに対して出力されるベロシティの値を決めるためのパラメータである。従来から知られるシンセサイザーにおいては、ベロシティカーブに設定する値として、押鍵の強さとベロシティの値の対応関係を規定した複数種類の選択肢(カーブ)が用意されており、該複数の選択肢のうちの1つをユーザに選択させるものがあった(例えば、下記非特許文献1を参照)。
http://www2.yamaha.co.jp/manual/pdf/emi/japan/synth/MOTIFESJ1.pdf(本出願人が発売する電子楽器:製品名「MOTIF ES」の取扱説明書260ページ)
上記非特許文献1に記載のシンセサイザーにおいて、ベロシティカーブに設定する値として用意された複数の選択肢の1つに「フィックス」という選択肢があった。「フィックス」以外の選択肢が選択されているときには、押鍵の強さに応じたベロシティの値が出力されるのに対して、「フィックス」が選択されているときには、押鍵の強さに関わらず一定値のベロシティの値が出力される。「フィックス」選択時にベロシティの値として出力される一定値はユーザが任意に設定することができた。
上記非特許文献1に示す電子楽器においては、システム全般に共通するパラメータの設定を行うためのユーティリティ画面にてベロシティカーブに設定する値(選択肢)の変更が行われていた。ユーザは、電子楽器の表示器にユーティリティ画面を呼び出し、該呼び出したユーティリティ画面中に用意された複数の設定項目から、ベロシティカーブの設定項目を選択して、ベロシティカーブの値の変更を行っていた。非特許文献1に示す電子鍵盤楽器においては、一度、ユーザが所望のベロシティカーブの値を設定したら、その後はベロシティカーブの値を変更する機会は少なく、上記の通りユーティリティ画面からベロシティカーブの値を変更する構成、つまり、ベロシティカーブの値を設定するための物理的スイッチを設けない構成であっても格別の不便が生じることはなかった。
ところで、電子楽器を用いて外部音源による演奏(楽音生成)を制御する電子楽器システムにおいては、1台の電子楽器により複数個の外部音源を制御する場合がある。これら複数の外部音源は、それぞれ音量感が異なる、つまり、同じベロシティの値であっても、該ベロシティの値に対応して発音される音量が使用する音源毎に異なる。このため、この種のシステム構成においてユーザが所望する音楽演奏を実現するには、使用する音源が切り替わる毎に、ベロシティカーブの値を使用中の音源に最適なものに変更するのが望ましい。従って、このような電子楽器システム構成においては、ベロシティカーブの値を変更する頻度が増えるし、その頻度が増えるのみならず、例えば演奏中にベロシティカーブの値を変更したい状況等、ベロシティカーブの値の変更を迅速に行いたい状況も多々生じる。
従って、1台の電子楽器により複数の外部音源を制御する電子楽器システムにおいて、上記非特許文献1のような従来のベロシティカーブの値の設定方法を採用したのでは、ベロシティカーブの値を頻繁に変更するには手間がかかりすぎてしまい面倒であるという不都合があった。すなわち、1つの電子楽器により複数の外部音源を制御するシステム構成においては、ベロシティカーブの値を可及的簡単且つ迅速に変更できることが望まれる。更に、ベロシティカーブの設定項目には、ベロシティカーブの値(選択肢)の設定のみならず、「フィックス」選択時のベロシティの値(一定値)の設定もある。従って、ベロシティカーブの値と、「フィックス」選択時のベロシティの値との2つの設定項目の設定を簡単且つ迅速に設定できることが望まれる。
この発明は、上記の点に鑑みてなされたもので、例えば、ベロシティカーブのように、付加的パラメータを持つ特殊な選択肢(フィックス)と該付加的パラメータを持たない一般の選択肢(フィックス以外)とからなる複数の選択肢を持つパラメータの値の設定を簡単且つ迅速に行えるようにしたパラメータ設定装置を提供することを目的とする。
この発明に係るパラメータ設定装置は、楽音制御装置のパラメータの値を設定するパラメータ設定装置であって、前記パラメータは、複数の選択肢のいずれか1つを当該パラメータの値として設定するものであり、且つ、該複数の選択肢のうちの少なくとも1つが付加的パラメータを持つ特殊な選択肢であり、残りは該付加的パラメータを持たない一般の選択肢であるパラメータであって、第1の操作態様又は第2の操作態様のいずれかの操作態様で操作される設定用操作子と、前記設定用操作子が操作されたこと、及び、当該操作が第1の操作態様又は第2の操作態様のいずれの操作であるかを検出する操作検出手段と、前記操作検出手段により前記第1の操作態様の操作が検出されたとき、現在の操作モードが第1の操作モードと第2の操作モードのいずれであるかを判別し、第1の操作モードと判別された場合には、前記検出された操作に応じた選択肢を前記パラメータの値として設定し、第2の操作モードと判別された場合には、前記検出された操作に応じた値を前記付加的パラメータの値として設定する第1のパラメータ設定手段と、前記操作検出手段により前記第2の操作態様の操作が検出されたとき、現在の操作モードが第1の操作モードと第2の操作モードのいずれであるかを判別し、第1の操作モードと判別された場合には、操作モードを第2のモードに切り替えると共に、前記特殊な選択肢を前記パラメータの値として設定し、第2の操作モードと判別された場合には、操作モードを第1の操作モードに切り替えると共に、前記一般の選択肢の特定の1つを前記パラメータの値として設定する第2のパラメータ設定手段とを備える。
これによれば、第1のパラメータ設定手段を備えることで、ユーザは設定用操作子を第1の操作態様で操作するだけで、現在の操作モードが第1の操作モードのときには前記検出された操作に応じた選択肢を前記パラメータの値として設定することができ、また、第2の操作モードのときには前記検出された操作に応じた値を前記付加的パラメータの値として設定することができる。また、第2のパラメータ設定手段を備えることで、ユーザは設定用操作子を第2の操作態様で操作するだけで、現在の操作モードが第1の操作モードのときには、操作モードを第2のモードに切り替えると共に、特殊な選択肢をパラメータの値として設定することができ、また、第2の操作モードのときには、操作モードを第1の操作モードに切り替えると共に、前記一般の選択肢の特定の1つを前記パラメータの値として設定することができる。
この発明の好ましい一実施形態として、パラメータ設定装置は、ユーザが演奏操作を行うための演奏用操作子と、前記演奏用操作子が操作されたときに当該操作に応じた音高を検出する音高検出手段と、前記演奏用操作子が操作されたときに当該操作の強さを検出し、当該操作の時点において設定されているパラメータの値に応じて、該検出した操作の強さに対応するベロシティの値を決定するベロシティ決定手段と、前記音高検出手段で検出した音高と、前記ベロシティ決定手段で決定したベロシティの値とを発音指示として出力する発音指示出力手段とを更に備えるものであり、前記パラメータは、前記演奏用操作子の操作の強さとベロシティの値の対応関係を規定するベロシティカーブのパラメータであって、当該パラメータの値として設定される前記複数の選択肢として複数種類のカーブが用意されており、該複数の選択肢のうちの前記一般の選択肢とは操作の強さに応じてベロシティの値が異なるカーブであって、また、該複数の選択肢のうちの前記特殊な選択肢とは操作の強さに関係なくベロシティの値が一定値であるカーブであって、更に、前記付加的パラメータとは前記一定値である。
また、この発明の好ましい一実施形態として、前記設定用操作子は、2つで1組の押しボタンスイッチにより構成されるものであり、第1の操作態様とは、前記2つで1組の押しボタンスイッチのいずれか一方が単独で操作される操作態様であり、前記第2の操作態様とは、前記2つで1組の押しボタンスイッチの両方が同時に押される操作態様である。
この発明に係るパラメータ設定装置によれば、付加的パラメータを持つ特殊な選択肢と該付加的パラメータを持たない一般の選択肢とからなる複数の選択肢を持つパラメータについて、設定用操作手を用いて選択肢の選択を簡単且つ迅速に行うことができ、また特殊な選択肢の付加的パラメータの変更も同じ設定用操作手を用いて簡単且つ迅速に行うことができるようになるという優れた効果を奏する。例えば、この発明に係るパラメータ設定装置を、ベロシティカーブの値の設定に適用すれば、複数通りの選択肢(カーブ)から所望の選択肢を選択する設定と、該選択肢としてフィックスが選択されたときの一定値の設定との2つの設定項目の設定を簡単且つ迅速に行うことができ、ベロシティカーブの値の設定に関する操作性が向上するという顕著な効果を奏する。加えて、選択肢の選択操作とフィックス選択時の一定値の設定操作とに共通の設定用操作手を利用することにより、パラメータ設定装置に新たな設定用操作手を追加する構成であっても、部品点数及びコストの増加を必要最小限に抑えることができる。
以下、この発明の一実施例について図面を参照して詳細に説明する。
図1は、この発明の一実施例に係るパラメータ値を適用した電子楽器システムの構成の概要を示すブロック図である。図1に示す電子楽器システムは、楽音制御装置1と該楽音制御装置1に対して外部接続された楽音発音装置2との2つの装置から構成される。楽音制御装置1は、ユーザが演奏操作を行い、該演奏操作に基づき楽音発音装置2に備わる音源3による楽音生成を制御するためのコントローラであって、例えば複数の鍵から成る鍵盤部を備えた鍵盤型コントローラによって構成される。
楽音発音装置2は、楽音制御装置1からの指示に基づき音源3で演奏(楽音生成)を行う装置であって、例えば汎用のパーソナルコンピュータ(以下PCと略記する)によって構成することができる。PC2には複数の音源3(図1においては4つの音源3)が具備されており、これら複数の音源3は音源機能を提供するソフトウェアプログラムによって構成される。図1において、各音源3にアルファベット文字「A」、「B」、「C」及び「D」を付与して、これら4つの音源が夫々異なるものであることを表す。ソフトウェア音源3の実装例としては、PC2に音楽シーケンサ機能を実現させるアプリケーションプログラムにおいて音源機能を提供するプイラグインソフトによって、該複数のソフトウェア音源3を構成することができる。
楽音制御装置1は、PC2に対してデータ通信可能に接続されており、ユーザが入力した演奏操作に応じた発音指示データをPC2に送信し、該PC2のソフトウェア音源3に該発音指示データに基づく楽音の発音を行わせる。楽音制御装置1は、PC2に具備された4つのソフトウェア音源3のそれぞれを制御することができる。楽音制御装置1は、1度に1つの音源しかコントロールできないので、制御対象のソフトウェア音源3を切り替えながら、該複数のソフトウェア音源3を個別に制御する。ユーザは、発音指示データの出力先としてPC2に具備された4つのソフトウェア音源3のうちの1つを選択することで、楽音制御装置1からPC2へ出力される発音指示データをいずれの音源3へ入力すべきかを設定することができる。発音指示データの出力先の設定は、楽音制御装置1に設けられたパネル操作子若しくはPC2に備わる操作子を用いて行うことができてよい。すなわち、発音指示データの出力先の設定は、楽音制御装置1又はPC2のいずれの装置からでも行うことができてよい。複数のソフトウェア音源3は、個々の音源ごとに音量感、つまり、ベロシティの値に対する発音時の音量が異なるので、使用する音源3が切り替わる毎に、後述するベロシティカーブの値の設定も該使用する音源3に応じて変更することが好ましいことは、前述の通りである。
この実施例によれば、詳しくは後述する通り、ベロシティカーブの値の変更を簡単且つ迅速に行うことができるようになるので、図1に示す構成の電子楽器システムにおいて複数の音源を切り替えながら使用する場合には、この発明のパラメータ設定装置がもたらす効果は大きい。
図2は楽音制御装置1の電気的ハードウェア構成例を示すブロック図である。図2において、楽音制御装置1は、CPU10、ROM11、RAM12及びタイマ10aからなるマイクロコンピュータを具えており、演奏操作子群13の演奏操作を検出する演奏操作検出回路17、パネル操作子群14の操作を検出する該設定操作検出回路18、楽音発音装置2と通信するための外部通信インターフェース(外部通信I/F)16及び表示器15の表示を制御する表示回路19がバス10bを介して前記マイクロコンピュータに接続される。すなわち、この実施例において楽音制御装置1は楽音を発音するための機構(音源回路など)を持たない。CPU10は、ROM11又はRAM12に記憶された制御プログラムを実行し、バス10bに接続された各部の動作を制御する。また、RAM12には、後述するベロシティカーブの値の設定に利用するバッファ領域が設けられている。
演奏操作子群13は、楽音の音高を指定する複数の演奏用操作子であって、この実施例の楽音制御装置1においては複数の鍵を具えた鍵盤によって構成される。演奏操作検出回路17は、演奏操作子群(鍵盤)13の各々の操作の有無と該操作に応じた音高を検出し、また、該演奏操作の強さ(押鍵の強さ)を検出することができる。演奏操作検出回路17が検出する押鍵の強さのデータは、後述する通り、ベロシティカーブの値に「フィックス」以外の選択肢が選択されている場合にベロシティの値を決定するために利用される。
パネル操作子群14は、各種パラメータを設定するために楽音制御装置1の筐体パネル上面に設けられた操作子群であって、この発明に係るベロシティカーブを設定するためのスイッチを含む(後述の図4参照)。パネル操作子群14の操作状態は設定操作検出回路18により検出され、該検出結果に基づきパラメータ設定に関する各種制御をCPU10は行う。また、表示器15は、例えばLCD表示器で構成される小型でシンプルな表示器であって、楽音制御装置1の筐体パネル上面部に設置される(後述の図4参照)。表示器15には、表示回路19の制御に基づき、各種パラメータの設定状態を説明する文字列等、種々の情報が表示される。
楽音制御装置1は、外部通信I/F16を介して楽音発音装置(PC)2に接続されており、該外部通信I/F16を介して、演奏操作に応じた発音指示データ(キーオンデータ、音高(ノートナンバ)データ、ベロシティの値等を含む)を楽音発音装置2に送信する。すなわち、前述の通りPC2に具備された4つのソフトウェア音源3のうちの1つが発音指示データの出力先として設定されており、演奏操作に応じて発生された発音指示データは、該発音指示データが発生した時点で出力先に設定されている1つの音源3へ送信される。外部通信I/F16は、楽音制御装置1からの指示に応じた楽音の発音を、楽音発音装置2に、略リアルタイムで行わせることができる通信技術を利用したインターフェースであれば、従来から知られるどのような規格の通信インターフェースを適用してもよく、例えば、MIDIケーブル接続や、USBケーブル接続、或いは、IEEE1394ケーブル接続など、通信速度の速い専用線を用いた通信I/Fで構成するとよい。また、発音指示データに限らず、楽音制御装置1のパラメータの値のデータ等を、外部通信I/F16を介して楽音制御装置1からPC2に送信できてよい。
図3は楽音発音装置(PC)2の電気的ハードウェア構成例を示すブロック図である。図3において、PC2は、CPU20、ROM21、RAM22及びタイマ20aからなるマイクロコンピュータを具備し、操作子23の操作を検出する操作検出回路26、表示器24の表示を制御する表示回路27及び楽音制御装置1と通信するための外部通信I/F25がバス20bを介して前記マイクロコンピュータに接続される。前述の通り、PC2には、楽音制御装置1から送信された発音指示に基づき楽音を生成するための複数の音源3として、CPU20が実行するソフトウェアプログラムによって構成されるソフトウェア音源(図1参照)が具備されている。
操作子23は、PC2の本体に外部接続されるマウスやキーボードである。また、表示器24は、PC2の本体に外部接続されたディスプレイであって、例えばLCDディスプレイやCRTディスプレイ等で構成される。例えば、PC2の表示器24に楽音制御装置1のパラメータの値を設定する画面を表示させ、操作子23を用いて表示器24の画面上から楽音制御装置1におけるパラメータの値を設定できてもよい。
PC2は、外部通信I/F25を介して楽音制御装置1に接続され、該楽音制御装置1からの発音指示を受信することができる。外部通信I/F25は、楽音制御装置1に具備された前記外部通信I/F16と同様なものであって、楽音制御装置1からの指示に応じた楽音の発音を、当該PC2において略リアルタイムで行わせることができるものであれば、例えば、MIDIケーブル接続や、USBケーブル接続、或いは、IEEE1394ケーブル接続など、従来から知られるどのような規格の通信I/Fを適用してもよい。また、発音指示を受信することのみならず、外部通信I/F25を介してPC2と楽音制御装置1の間でパラメータの値のデータ等のその他のデータを通信できてもよい。
図4は、楽音制御装置1の筐体30を上面(パネル面)側から見た平面図である。筐体30には、複数の鍵からなる鍵盤(演奏操作子群)13や、表示器15やパラメータ設定用のパネル操作子群14が備わる。楽音制御装置1のような外部音源のコントローラは、コスト削減等の理由により、配設するパネル操作子群14の数を可及的少なくすることが要請される。
この実施例に係る楽音制御装置1において、パネル操作子群14には、ベロシティカーブの値を設定するための専用の押しボタンスイッチ31,32が含まれている。ベロシティカーブの値を設定するためのスイッチ31,32は、インクリメントスイッチ(INC)31とデクリメントスイッチ(DEC)32からなる2つで1組のスイッチである。なお、筐体30のパネル面には、スイッチ31,32の他には、特定の機能に専用のスイッチ類や、表示器15に表示されたパラメータの値を設定するカーソルスイッチや、回転操作するノブ型操作子や、ホイール型コントローラなど必要最小限のスイッチが設けられている。
ここで、スイッチ31,32の制御対象である「ベロシティカーブ」のパラメータについて説明する。ベロシティカーブは、鍵盤13における演奏操作の強さ(演奏操作検出回路17(図2参照)によって検出された押鍵の強さ)とベロシティの値の対応関係を規定するパラメータであって、複数の選択肢のいずれか1つを当該ベロシティカーブの値として設定するパラメータであり、且つ、該複数の選択肢のうちの少なくとも1つが付加的パラメータを持つ「特殊な選択肢」であり、残りは該付加的パラメータを持たない「一般の選択肢」である。
この実施例において、ベロシティカーブの値として設定される選択肢のうちの一般の選択肢とは、押鍵の強さに応じてベロシティの値が異なる4種類のカーブであり、また、特殊な選択肢とは押鍵の強さに関係なくベロシティの値が一定値であるカーブである。なお、この実施例において、前記一般の選択肢として用意された4種類のカーブのそれぞれを「カーブA」、「カーブB」、「カーブC」及び「カーブD」と呼ぶ。また、前記特殊な選択肢として用意されたカーブのことを「フィックス」と呼ぶ。
前記一般の選択肢として用意された4種類のカーブA、カーブB、カーブC及びカーブDは、それぞれ、押鍵の強さをベロシティの値に変換するためのルールを規定した情報であって、例えば、押鍵の強さに応じたベロシティの値を予め規定したデータテーブルによって構成することができる。すなわち、楽音制御装置1のROM11又はRAM12には、カーブA〜Dのそれぞれに対応する4種類のデータテーブルが記憶されており、ベロシティカーブの値としてカーブA〜Dのいずれかが設定されているときには、選択中のカーブA〜Dのいずれかに対応するテーブルに基づき、演奏操作検出回路17によって検出された押鍵の強さに対応するベロシティの値が出力される。なお、カーブA〜Dは、押鍵の強さをベロシティの値に変換するためのルールを規定した情報であれば、どのような形態で構成及び実施されてもよく、データテーブルとは別の構成例として、押鍵の強さを変数とする関数により構成できる。この場合、演奏操作検出回路17によって検出された押鍵の強さを、現在選択中のカーブA〜Dのいずれかに該当する関数に入力して、計算を行った結果が該検出された押鍵の強さに対応するベロシティの値として出力される。
また、ベロシティカーブの値として「フィックス」が選択されているときには、押鍵の強さに関わらずユーザが任意に設定した一定値のベロシティの値が出力される。ベロシティカーブの値として「フィックス」が選択されているときの一定値が、前記「付加的パラメータ」である。以下において、「フィックス」が選択されているときの一定値のことを「フィックス値」と呼ぶ。フィックス値はユーザが任意に設定することができる。該ユーザによって設定されたフィックス値は、楽音制御装置1のRAM12に確保されたバッファ領域(後述の図5参照)に格納される。
上記から明らかな通り、ベロシティカーブの設定項目には、[1]カーブ(選択肢)の選択と、[2]フィックス値の設定との2つの設定項目がある。このため、本実施例において、スイッチ31,32の操作モードとして、次に述べる「第1の操作モード」と、「第2の操作モード」との2通りの操作モードが用意されている。
「第1の操作モード」とは、ベロシティカーブの値として前記一般の選択肢(カーブA〜Dのうちのいずれか1つ)が選択された状態であって、スイッチ31又はスイッチ32をベロシティカーブの値(選択肢)の設定に使用するモードである。第1の操作モードにおいて、スイッチ31又はスイッチ32のいずれか一方が操作されると、ベロシティカーブの値として新たな選択肢(カーブA〜D)が選択される。すなわち、ユーザがインクリメントスイッチ31を1回操作する毎に、選択肢の選択状態がカーブA、カーブB、カーブC、カーブD、カーブA・・・の順で順次変更される。また、ユーザがデクリメントスイッチ32を1回操作する毎に、選択肢の選択状態がカーブD、カーブC、カーブB、カーブA、カーブD・・・の順で順次変更される。なお、スイッチ31又はスイッチ32の操作に応じて選択肢の選択状態が循環されるパラメータ変更方式に限らず、カーブDが選択された状態でのインクリメントスイッチ31の操作、及び、カーブAが選択された状態でのデクリメントスイッチ32の操作が無効(選択状態の変更無し)になるパラメータ変更方式を採用してもよい。
「第2の操作モード」とは、ベロシティカーブの値として前記特殊な選択肢(「フィックス」)が選択された状態であって、スイッチ31又はスイッチ32をフィックス値(付加的パラメータ)の値の変更に使用するモードである。第2の操作モードにおいて、スイッチ31又はスイッチ32のいずれか一方が操作されるとフィックス値が変更される。すなわち、ユーザがインクリメントスイッチ31を1回操作する毎に、フィックス値の値が1段階ずつ増加し、また、ユーザがデクリメントスイッチ32を1回操作する毎に、フィックス値の値が1段階ずつ減少する。
また、操作モードの設定を「第1の操作モード」と「第2の操作モード」とで切り替える操作は、インクリメントスイッチ31及びデクリメントスイッチ32の両方を操作(同時押し)することにより行うことができる。前記図4に示す通り、楽音制御装置1の筐体30のパネル面において、インクリメントスイッチ31とデクリメントスイッチ32は、同時押し操作をユーザが行い易いように、並べて配置されている。また、設定操作検出回路18が、インクリメントスイッチ31及びデクリメントスイッチ32の同時押し操作を判断する方法は、例えば、いずれか一方のスイッチのスイッチオン検出信号を所定の短時間保持しておき、該保持している時間内に他方のスイッチからスイッチオン検出信号が出力された場合(つまり、いずれか一方のスイッチを押して、そのスイッチ操作が解かれた後、所定の短時間内に他方のスイッチが押された場合)を同時押し操作と判断する方法や、あるいは、二つのスイッチ31及びスイッチ32の双方においてスイッチオン検出出力が出力された場合(つまり、いずれか一方のスイッチが押されたまま、他方のスイッチも押された場合)を同時押し操作と判断する方法等、適宜の方法を採用することができる。
「第1の操作モード」の状態で、スイッチ31及びスイッチ32の同時押し操作が行われると、操作モードの設定が「第2の操作モード」に切り替わると共に、ベロシティカーブの値が、現在選択中のカーブA〜Dのうちのいずれか1つからフィックスに切り替わる。
また、「第2の操作モード」の状態で、スイッチ31及びスイッチ32の同時押し操作が行われると、操作モードが「第1の操作モード」に切り替わると共に、ベロシティカーブの値が、フィックスから4つのカーブA〜Dのうちのいずれか1つに切り替わる。ここで、操作モードの設定が「第2の操作モード」から「第1の操作モード」に切り替わったとき、つまり、ベロシティカーブの値がフィックスからカーブA〜Dうちのいずれかに切り替わるときに、ベロシティカーブの値に設定されるカーブA〜Dは、フィックスが設定された直前に設定されていたカーブA〜Dのいずれか、つまり現時点からみて最後に選択された一般の選択肢(カーブA〜Dのいずれか)とする。
上記から明らかな通り、ベロシティカーブの値を設定するためのスイッチ31,32は、[1]スイッチ31又はスイッチ32のいずれか一方を単独で操作する「第1の操作態様」と、[2]スイッチ31及びスイッチ32の両方を同時押し操作する「第2の操作態様」との2通りの操作態様で操作されるものである。すなわち、スイッチ31,32が特許請求範囲に記載の「設定用操作子」を構成する。
図5はベロシティカーブの値の設定に利用されるバッファ領域の構成例である。このバッファは、前述の通り楽音制御装置1のRAM12に確保される。図5に示す通り、ベロシティカーブの値の設定に利用するバッファ領域には、現在使用中のベロシティカーブの値を格納するバッファ(使用中選択肢)33と、フィックス以外の一般の選択肢(カーブA、カーブB、カーブC及びカーブD)のうちで最後に選択された一般の選択肢を格納するバッファ(選択値)34と、フィックス値を格納するバッファ(フィックス値)35と、操作モードの設定状態を示すデータを格納するバッファ(操作モード)36の4つのバッファが設けられている。
使用中選択肢バッファ33に格納される値は、例えば、一般の選択肢(カーブA、カーブB、カーブC及びカーブD)の各々に割り当てられた数値番号1〜4と、特殊な選択肢(フィックス)を表す数値番号5との5段階の連続値からなる値とする。第1の操作モードにおいてスイッチ31又はスイッチ32のいずれか一方が操作されたときには、使用中選択肢バッファ33の値は、該操作に応じて新たに選択された一般の選択肢(カーブA〜Dのいずれか)に更新される。また、使用中選択肢バッファ33の値は、スイッチ31,32の同時押し操作に応じて、一般の選択肢(カーブA〜Dのいずれか)からフィックスに、又は、フィックスから一般の選択肢(カーブA〜Dのいずれか)に入れ替わる。更に、使用中選択肢バッファ33の値にフィックスが選択されているときには、現在のフィックス値(フィックス値バッファ35に格納されている値)も使用中選択肢バッファ33にセットされる。なお、以下において、一般の選択肢(カーブA〜D)のうちで現在選択されている選択肢の値を指して「選択値」と呼ぶ。
また、選択値バッファ34に格納された値は、現在の選択値、つまり最後に選択された一般の選択肢(カーブA〜Dのいずれか)の値である。第1の操作モードにおいて、スイッチ31又はスイッチ32のいずれか一方が操作されると、該操作に応じて選択値バッファ34の値が更新される。第2の操作モードが設定されている間、つまり、使用中選択肢バッファ33にフィックスが設定されている間は、スイッチ31又はスイッチ32のいずれか一方の操作に関わらず、最後に選択された一般の選択肢が選択値として選択値バッファ34に保持される。これにより、操作モードが第2の操作モードから第1の操作モードに切り替わったとき、つまり、ベロシティカーブの値がフィックスから一般の選択肢に変更されたときに、前回フィックスが設定された直前に選択されていた一般の選択肢(カーブA〜Dのいずれか)を、使用中選択肢バッファ33に新たに設定する値として復帰させることができる。この選択値バッファ34が特許請求範囲に記載の「記憶手段」を構成する。
フィックス値バッファ35に格納されるフィックス値は、例えば0〜127までの128段階の連続値をとるパラメータである。第2の操作モードにおいて、スイッチ31又はスイッチ32のいずれか一方が操作されると、該操作に応じてフィックス値バッファ35の値が更新される。従って、第1の操作モードが設定されている間は、スイッチ31又はスイッチ32の操作に関わらず、最後に設定されたフィックス値がフィックス値バッファ35に保持される。これにより、ベロシティカーブの値にフィックスが設定されたとき、つまり、操作モードが第1の操作モードから第2の操作モードに切り替わったときに、ユーザによって最後に設定されたフィックス値を使用中選択肢バッファ33に設定することができる。
また、操作モードバッファ36には、現在設定されている操作モード、すなわち、「第1の操作モード」又は「第2の操作モード」のいずれか一方を表す値が格納される。操作モードバッファ36の値は、スイッチ31及びスイッチ32の同時押し操作が行われるたびに、「第1の操作モード」と「第2の操作モード」で順次切り替わる。
以下、図6〜図9に示すフローチャートを参照して、インクリメントスイッチ31及びデクリメントスイッチ32の操作に応じて楽音制御装置1のCPU10が実行する動作の手順の一例について説明する。
図6はインクリメントスイッチ(INCスイッチ)31及びデクリメントスイッチ(DECスイッチ)32の操作状態を検出する処理の手順の一例を示すフローチャートである。この処理は、インクリメントスイッチ31又はデクリメントスイッチ32の少なくともいずれか一方が操作されたときに起動する処理である。楽音制御装置1の電源投入時に起動するメイン処理(図示省略)は、パネル面にある各種スイッチの操作を検出するステップを含む処理であり、所定の周期で繰り返し起動する。従って、ユーザがスイッチ31又はスイッチ32の少なくともいずれか一方を新たに操作すると、該新たな操作がメイン処理において検出され、これに応じて図6に示す処理が起動する。
図6のステップS1においては、検出されたスイッチ操作が、次の3通りの操作、すなわち、[1]インクリメントスイッチ31及びデクリメントスイッチ32の両方の操作(同時押し操作)、又は、[2]インクリメントスイッチ31の操作、又は、[3]デクリメントスイッチ32の操作のいずれであるかを判断することで、スイッチ31及びスイッチ32の少なくともいずれか一方が第1の操作態様又は第2の操作態様のいずれの操作態様で操作されたかを判断する。この処理が特許請求範囲に記載の「操作検出手段」の動作に対応する。
前記ステップS1において判断されたスイッチ操作の操作態様が、[1]インクリメントスイッチ31及びデクリメントスイッチ32の同時押し操作であった場合、図7に示す操作モード切替処理が行われる(ステップS2)。また、同スイッチ操作が、[2]インクリメントスイッチ31の単独の操作であった場合、図8に示すインクリメント制御処理が行われる(ステップS3)。また、同スイッチ操作が、[3]デクリメントスイッチ32の単独の操作であった場合、図9に示すデクリメント制御処理が行われる(ステップS4)。
図7は、前記図6のステップS2のモード切替処理の手順の一例を示すフローチャートである。図7のステップS5において、操作モードバッファ36(図5参照)に格納されている値に基づき、操作モードの現在の設定状態をチェックする。第2の操作モードが設定されている場合には(ステップS6のYES)、今回のスイッチ31及びスイッチ32の同時押し操作によって、操作モードが第2の操作モードから第1の操作モードに切り替わる。従って、操作モードバッファ36の値が第1の操作モードに書き換えられる(ステップS7)と共に、使用中選択肢バッファ33の新たな値に選択値バッファ34に格納されている選択値を書き込むこと(ステップS8)で、ベロシティカーブの値がフィックスから該フィックスを設定する直前に設定されていた一般の選択肢(カーブA〜Dのいずれか)に入れ替わる。これにより、操作モードとして第1の操作モードが設定され、ベロシティカーブの値に4種類のカーブA〜Dのいずれかが選択される。
一方、操作モードに第1の操作モードが設定されている場合には(ステップS6のNO)、今回のスイッチ31及びスイッチ32の同時押し操作によって、操作モードが第1の操作モードから第2の操作モードに切り替わる。従って、操作モードバッファ36の値が第2の操作モードに書き換えられる(ステップS9)と共に、使用中選択肢バッファ33の新たな値にフィックスが設定され(ステップS10)、且つ、フィックス値バッファ35の値を、使用中選択肢バッファ33の現在のフィックス値にセットする。これにより、操作モードとして第2の操作モードが設定され、ベロシティカーブの値にフィックスが選択される。この図7に示す処理が、特許請求範囲に記載の「第2のパラメータ設定手段」の動作に該当する。
なお、操作モードバッファ36を設けない構成であっても、使用中選択肢バッファ33の現在の値が「フィックス」か否かにより、現在の操作モードの状態を調べることができる。具体的には、上記図7のステップS5において、使用中選択肢バッファ33を参照して現在値を調べ、[1]フィックスであれば、現在第2の操作モードが設定されているものと判断し(ステップS6のYES)、使用中選択肢バッファ33の値を、選択値バッファ34に格納されている選択値に書き換え、また、[2]使用中選択肢バッファ33にフィックス以外の選択肢が格納されていれば、現在第1の操作モードが設定されているものと判断し(ステップS6のNO)、使用中選択肢バッファ33の値をフィックスに書き換えればよい。
図8は、前記図6のステップS3のインクリメント制御処理の手順の一例を示すフローチャートである。インクリメントスイッチ31の操作が検出されると、ステップS12において、操作モードバッファ36(図5参照)を参照して、操作モードの現在の設定状態をチェックする。操作モードが第2の操作モードであれば(ステップS13のYES)、フィックス値バッファ35の値を1段階増やして(ステップS14)、前記ステップS14で新たに設定されたフィックス値を、現在のフィックス値として使用中選択肢バッファ33にセットする(ステップS15)。また、操作モードが第1の操作モードに設定されていれば(ステップS13のNO)、選択値バッファ34の選択値に、現在設定されている選択肢の次の選択肢(例えばカーブAに対するカーブBが「次の選択肢」である)を選択して(ステップS16)、該ステップS16で新たに選択された選択値を、現在のベロシティカーブの値として使用中選択肢バッファ33にセットする(ステップS17)。ここで、第1の操作モードにおいてインクリメントスイッチ31の操作によって選択できる選択肢はカーブA〜Dのいずれか(つまり一般の選択肢)のみとする。
図9は前記図6のステップS4のデクリメント制御処理の手順の一例を示すフローチャートである。デクリメント制御の動作は、デクリメントスイッチ32の操作に応じて値を「減らす」ことの他は、前記図8に示すインクリメント制御処理と同様である。すなわち、デクリメントスイッチ32の操作が検出されると、操作モードが第2の操作モードに設定されている場合には、ステップS18、S19、S21及びS22の処理により、フィックス値バッファ35の値を1段階減らして、変更されたフィックス値を現在のフィックス値として使用中選択肢バッファ33にセットする。また、操作モードが第1の操作モードに設定されている場合は、ステップS18、S19、S22及びS23の処理により、選択値バッファ34の選択値に、現在設定されている選択肢の1つ前の選択肢(例えばカーブDに対するカーブCが「1つ前の選択肢」である)を選択し、新たに選択された選択値を、現在のベロシティカーブの値として、使用中選択肢バッファ33にセットする。ここでも、第1の操作モードにおいてデクリメントスイッチ32の操作によって選択できる選択肢は、カーブA〜Dのいずれか(つまり一般の選択肢)のみとする。
前記図8に示すインクリメント制御処理及び前記図9に示すデクリメント制御処理により、第1の操作モードが設定されている場合には選択値を、また、第2の操作モードが設定されている場合にはフィックス値を、スイッチ31又はスイッチ32のいずれか一方の操作により、変更することができる。この図8及び図9に示す処理が、特許請求範囲に記載の「第1のパラメータ設定手段」の動作に該当する。
最後に、鍵盤13の演奏操作検出処理の手順の一例について、図10のフローチャートを参照して説明する。前述したメイン処理には鍵盤13における押鍵を検出するステップが含まれており、これにより鍵盤13の押鍵操作を定期的に走査している。メイン処理において新たな押鍵の発生が検出されたときに、図10の処理は起動する。新たな押鍵が検出されたときには、演奏操作子検出回路17により、押鍵操作(キーオン)の検出と共に、当該押鍵操作された鍵の音高データ(ノートナンバ)と、押鍵の強さのデータとが検出される。
押鍵操作が検出されると、ステップS24において、当該押鍵操作が行われた時点において使用中選択肢バッファ33に設定されているベロシティカーブの値を調べ、該現在設定されているベロシティカーブの値に対応するカーブの情報を読み出す。現在設定されているベロシティカーブの値がカーブA〜Dのいずれかであれば(操作モードが第1の操作モードの場合)、現在設定されているカーブA〜Dのいずれかの情報(例えばデータテーブル)をROM11又はRAM12から読み出し、また、現在設定されているベロシティカーブの値がフィックスであれば(操作モードが第2の操作モードの場合)、使用中選択肢バッファ33に現在設定されているフィックス値を読み出す。ステップS25では、前記読み出したカーブの情報に基づき、検出された押鍵の強さに対応するベロシティの値を決定する。カーブA〜Dのいずれかが設定されている場合には、カーブA〜D毎に押鍵の強さに対応するベロシティの値の出力特性が異なっているので、現在設定されているカーブA〜Dの特性に従い、押鍵の強さに応じたベロシティの値が出力される。また、フィックスが選択されている場合は、押鍵の強さに関わらず前記読み出したフィックス値がベロシティの値として出力される。そして、キーオンデータと押鍵された鍵の音高に対応するノートナンバデータと前記ステップS25で出力されたベロシティの値とを含んで構成される発音指示データが生成され(ステップS26)、該生成した発音指示データが外部通信I/F16を介してPC2へ送信される(ステップS27)。かくして、楽音制御装置1は、当該検出された押鍵に対応する発音指示をPC2に与えることができる。なお、前記発音指示データは、例えばMIDI形式のデータなど従来から知られる適宜のデータフォーマットのデータであってよい。
PC2は、前記図10のステップS27において送信された発音指示データを楽音制御装置1から受信し、該受信した発音指示データを複数のソフトウェア音源3のうちの該当する音源(使用中の音源)3に入力し、該使用中の音源3を使って前記受信した発音指示データに対応する楽音を生成する。なお、前記「該当する音源(使用中の音源)」3とは、当該発音指示データが発生された時点で発音指示データの出力先に設定されている1つの音源3であって、前述の通り、ユーザは、楽音制御装置1又はPC2のどちらの装置からでも、PC2に備わる複数の音源3のうちのいずれか1つを発音指示データの出力先に設定することができる。
以上説明した通り、この実施例によれば、第1の操作モードにおいてインクリメントスイッチ31又はデクリメントスイッチ32のいずれか一方を単独で操作するだけでベロシティカーブの値(選択肢)を設定することができ、また、第2の操作モードにおいてインクリメントスイッチ31又はデクリメントスイッチ32のいずれか一方を単独で操作するだけで、フィックス値を変更することができる。また、インクリメントスイッチ31及びデクリメントスイッチ32を同時押し操作するだけで、操作モードの設定状態を第1の操作モードと第2の操作モードとで切り替えることができる。従って、ベロシティカーブの値(選択肢)の設定と、フィックスを選択したときの一定値の設定とを、2つ1組のスイッチ31及びスイッチ32だけを用いて簡単且つ迅速に行うことができるという優れた効果を奏する。前述の通り、1つの楽音制御装置1により複数の外部音源3を制御する電子楽器システム構成においては、ベロシティカーブの値を頻繁に変更する状況や、ベロシティカーブの値を迅速に変更したい状況が、しばしば発生する。この点について、この発明によれば、ベロシティカーブの値を簡単且つ迅速に変更できるようになるので、この発明のパラメータ設定装置を、外部接続された複数の音源3を制御するための楽音制御装置1に適用することで、顕著な効果を得ることができる。また、パラメータ設定用の操作手段を新たに設ける構成であっても部品点数及びコストの増加を必要最小限に抑えることができる。このことは、楽音制御装置にとって装置の簡素化並びに小型化という点においても有利である。
なお、上記実施例においては、第1の操作モードは、ベロシティカーブの値に一般の選択肢(カーブA〜Dのいずれか)が設定された状態で、スイッチ31又は32を該一般の選択肢の選択に使用するモードであり、また、第2の操作モードは、ベロシティカーブの値に特殊な選択肢(フィックス)が設定された状態で、スイッチ31又は32をフィックス値の変更に使用するモードである構成例を示した。しかし、これに限らず、第1の操作モードが、スイッチ31又は32を、フィックスを含むベロシティカーブの全ての選択肢の選択に使用するモードであってもよい。つまり、第1の操作モードにおいて、インクリメントスイッチ31の操作に応じて、ベロシティカーブの値が、カーブA、カーブB、カーブC、カーブD、フィックス、カーブA・・・の順で順次変更され、デクリメントスイッチ32の操作に応じて、カーブD、カーブC、カーブB、カーブA、フィックス、カーブD・・・の順で順次変更されるようにしてもよい。この場合、第2の操作モードは、単に、スイッチ31又はスイッチ32のいずれか一方の操作により、フィックス値が変更されるだけのモードであってもよい。つまり、操作モードが第2の操作モードに切り替わったとき、ベロシティカーブの値はフィックスに変更されずに、現状を維持してよい。
また、上記実施例において、第2の操作態様の一例として、インクリメントスイッチ31及びデクリメントスイッチ32の同時押し操作を挙げた。上記実施例にあげたスイッチ31及びスイッチ32の同時押し操作は、スイッチ31又はスイッチ32のいずれか一方のみを操作する第1の操作態様との違いが明確に識別できるので、第2の操作態様として好ましい操作態様であるが、第2の操作態様はこれに限らず、第1の操作態様との違いが識別できるスイッチの押し方でさえあればよい。例えば、インクリメントスイッチ31及びデクリメントスイッチ32のいずれか一方もしくは両方の長押し操作や、ダブルクリック(所定の短時間内で2回スイッチを押す操作)など、その他の適宜の操作態様を第2の操作態様として採用しうる。
また、上記実施例においては楽音制御装置1が、楽音を発音するための機構(音源回路等)を内蔵しないコントローラにより構成される例を示したが、楽音制御装置1は、実施例に示した電子楽器システムの楽音発音装置2の楽音生成を制御するコントローラとして機能させることができるものであれば、楽音を発音するための機構を具えた電子楽器で構成されてもよい。また、楽音制御装置1の演奏操作子13は、鍵盤に限らず、演奏操作の強さを含む楽音発音指示を入力できる操作子であればどのような形態であってもよい。
また、上記実施例においては、楽音制御装置1と複数のソフトウェア音源3を具備したPC2とが外部接続される電子楽器システムに、この発明に係るパラメータ設定装置を適用する例を示したが、この発明に係るパラメータ設定装置は、該電子楽器システム以外の構成に適用することも可能である。例えば、PC2が物理的な音源装置(音源機能を実現するハードウェア資源)を複数個具備する構成において本発明に係るパラメータ設定装置を適用した場合も、上記実施例と同等な効果を得ることができる。また、楽音発音装置2は、外部接続された楽音制御装置1からの発音指示を受けて、該発音指示に対応する楽音を発音する機構を備えた装置であれば、PCに限らず、複数の音源を登載した音源装置(音源モジュール)や電子楽器等であっても差し支えない。また、楽音制御装置1が外部接続された複数の音源をコントロールするシステム構成に限らず、楽音制御装置1内に複数の音源を具備し、該楽音制御装置1に具備された複数の音源のそれぞれに対応して使用するベロシティカーブの値を設定するために、この発明に係るパラメータ設定装置を適用してもよい。いずれにせよ、ベロシティカーブの値の設定を簡単且つ迅速に行うことが要求される楽器乃至システム構成においては、本発明のパラメータ設定装置による顕著な効果を得ることができる。
また、上記実施例においては、複数の音源3を制御対象とする楽音制御装置1に、この発明に係るパラメータ設定装置を適用する例について説明したが、楽音制御装置1の制御対象の音源が1つだけであっても、この発明に係るパラメータ設定装置を適用しうる。
また、この発明に係るパラメータ設定装置は、ベロシティカーブに対して顕著な効果を奏するものであるが、ベロシティカーブに限らず、複数の選択肢のいずれか1つを当該パラメータの値として設定するものであり、且つ、該複数の選択肢のうちの少なくとも1つが付加的パラメータを持つ特殊な選択肢であり、残りは該付加的パラメータを持たない一般の選択肢であるパラメータの設定に適用すれば、述べた実施例と同様な効果を得ることができる。
この発明の一実施例に係るパラメータ設定装置を適用した楽音制御装置が組み込まれた電子楽器システムの構成を概略的に示すブロック図。 図1の楽音制御装置の電気的ハードウェア構成の一例を示すブロック図。 図1の楽音発音装置の電気的ハードウェア構成の一例を示すブロック図。 前記楽音制御装置の筐体のパネル面を上から見た概略平面図。 前記楽音制御装置においてベロシティカーブを設定するために利用されるバッファ領域の構成例を示す図。 前記楽音制御装置におけるベロシティカーブを設定するためのスイッチ操作の検出処理の手順の一例を示すフローチャート。 前記楽音制御装置における操作モード切替処理の手順の一例を示すフローチャート。 前記楽音制御装置におけるインクリメント制御処理の手順の一例を示すフローチャート。 前記楽音制御装置におけるデクリメント制御処理の手順の一例を示すフローチャート。 前記楽音制御装置における鍵盤演奏操作検出処理の手順の一例を示すフローチャート。
符号の説明
1 楽音制御装置、2 楽音発音装置、3 音源、10 CPU、11 ROM、12 RAM、13 演奏操作子、14 パネル操作子、15 表示器、16 外部通信インターフェース、17 演奏操作検出回路、18 設定操作検出回路、19 表示回路、20 CPU、21 ROM、22 RAM、23 操作子、24 表示器、25 外部通信インターフェース、26 操作検出回路、27 表示回路、30 筐体、31 インクリメントスイッチ、32 デクリメントスイッチ、33 使用中選択肢バッファ、34 選択値バッファ、35 フィックス値バッファ、36 操作モードバッファ

Claims (5)

  1. 楽音制御装置のパラメータの値を設定するパラメータ設定装置であって、前記パラメータは、複数の選択肢のいずれか1つを当該パラメータの値として設定するものであり、且つ、該複数の選択肢のうちの少なくとも1つが付加的パラメータを持つ特殊な選択肢であり、残りは該付加的パラメータを持たない一般の選択肢であるパラメータであって、
    第1の操作態様又は第2の操作態様のいずれかの操作態様で操作される設定用操作子と、
    前記設定用操作子が操作されたこと、及び、当該操作が第1の操作態様又は第2の操作態様のいずれの操作であるかを検出する操作検出手段と、
    前記操作検出手段により前記第1の操作態様の操作が検出されたとき、現在の操作モードが第1の操作モードと第2の操作モードのいずれであるかを判別し、第1の操作モードと判別された場合には、前記検出された操作に応じた選択肢を前記パラメータの値として設定し、第2の操作モードと判別された場合には、前記検出された操作に応じた値を前記付加的パラメータの値として設定する第1のパラメータ設定手段と、
    前記操作検出手段により前記第2の操作態様の操作が検出されたとき、現在の操作モードが第1の操作モードと第2の操作モードのいずれであるかを判別し、第1の操作モードと判別された場合には、操作モードを第2のモードに切り替えると共に、前記特殊な選択肢を前記パラメータの値として設定し、第2の操作モードと判別された場合には、操作モードを第1の操作モードに切り替えると共に、前記一般の選択肢の特定の1つを前記パラメータの値として設定する第2のパラメータ設定手段と
    を備えることを特徴とするパラメータ設定装置。
  2. ユーザが演奏操作を行うための演奏用操作子と、
    前記演奏用操作子が操作されたときに当該操作に応じた音高を検出する音高検出手段と、
    前記演奏用操作子が操作されたときに当該操作の強さを検出し、当該操作の時点において設定されているパラメータの値に応じて、該検出した操作の強さに対応するベロシティの値を決定するベロシティ決定手段と、
    前記音高検出手段で検出した音高と、前記ベロシティ決定手段で決定したベロシティの値とを発音指示として出力する発音指示出力手段と
    を更に備え、
    前記パラメータは、前記演奏用操作子の操作の強さとベロシティの値の対応関係を規定するベロシティカーブのパラメータであって、当該パラメータの値として設定される前記複数の選択肢として複数種類のカーブが用意されており、該複数の選択肢のうちの前記一般の選択肢とは操作の強さに応じてベロシティの値が異なるカーブであって、また、該複数の選択肢のうちの前記特殊な選択肢とは操作の強さに関係なくベロシティの値が一定値であるカーブであって、更に、前記付加的パラメータとは前記一定値であることを特徴とする請求項1に記載のパラメータ設定装置。
  3. 前記設定用操作子は、2つで1組の押しボタンスイッチにより構成されるものであり、前記第1の操作態様とは、前記2つで1組の押しボタンスイッチのいずれか一方が単独で操作される操作態様であり、前記第2の操作態様とは、前記2つで1組の押しボタンスイッチの両方が同時に押される操作態様であることを特徴とする請求項1又は2に記載のパラメータ設定装置。
  4. 前記第1の操作モードとは前記設定用操作子を選択肢の選択に使うモードであって、また、前記第2の操作モードとは前記設定用操作子を付加的パラメータの値の変更に使うモードであることを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載のパラメータ設定装置。
  5. 前記パラメータの値に選択された選択肢のうちで、最後に選択された前記一般の選択肢を記憶する記憶手段を更に備え、
    前記一般の選択肢の特定の1つとは、前記記憶手段に記憶された一般の選択肢であることを特徴とする請求項1乃至4のいずれかに記載のパラメータ設定装置。
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