JP2008172550A - 信号処理装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 音声信号に対してコンプレス処理を行うには、様々なパラメータを特定する必要があるが、普及品のデジタルミキサにおいて各パラメータ毎に操作子を設けることは困難である。そこで、少ない数の操作子を用いながら、操作子の操作範囲の中の複数の操作位置に対して、パラメータを設定する自由度を高める。
【解決手段】 パラメータメモリ70は、第1回転ノブ252−Kの5箇所の操作位置に対応するスウィートスポットデータを記憶する。補間手段(60,62,64,66,68)は、第1回転ノブ252−Kの実際の操作位置に基づいて、隣接する二のスウィートスポットデータを補間する。また、第2回転ノブ254−Kの操作位置に応じて、閾値差分ΔThrとゲイン差分ΔMupとが生成され、圧縮を開始するレベルである閾値Thrと、入力信号全体に付与されるゲインMupとが連動して増減される。
【選択図】 図4

Description

本発明は、デジタルミキサ等に用いて好適な信号処理装置に関する。
近年のデジタルミキサにおいては、音声信号のダイナミクスを制御するコンプレッサが各入出力チャンネル毎に設けられている。コンプレッサの特性は、多数のパラメータによって決定されるため、各チャンネル毎にこれらパラメータを設定する操作子を設けることは実現性に乏しい。このため、特許文献1においては、一のチャンネルのコンプレッサ等の特性を調節するディスプレイおよび各種操作子をパネル上に設け、選択された一の入出力チャンネル(選択チャンネルという)のコンプレッサの特性をこのディスプレイおよび操作子を用いて設定するデジタルミキサ(デジタルレコーダ)が開示されている。ここで、ディスプレイには各パラメータに対応する複数のノブ画像が表示され、このノブ画像をポインティングデバイスを用いて操作することにより、対応するパラメータを連続的に変化させることができる。
しかし、コンプレッサの特性を決定する各パラメータを適切に設定することにはスキルが要求され、初心者では困難である。このため、特許文献1には、複数のパラメータのうち、ノブ画像の操作量に対して単調減少または単調増加する一のパラメータを「基準パラメータ」とし、基準パラメータに連動して他のパラメータを設定する技術が開示されている。すなわち、基準パラメータの値と、他のパラメータの値とを対応付けたテーブルがメモリ内に記憶され、このテーブルが読み出されることによって各パラメータの値が決定される。例えば、特許文献1の段落0028においては、アウトゲインまたはスレッショルドを基準パラメータとして、他のパラメータを変化させる技術が開示されている。
特開2004−012842号公報
しかし、上述した技術においては、以下のような問題点があった。
まず、特許文献1に開示された技術においては、基準パラメータが決定されると、他のパラメータも一意に決定されてしまうという問題があった。例えば、スレッショルドを基準パラメータにした場合は、あるスレッショルドの値に対して複数種類のパラメータの設定状態を定義することが不可能であった。ここで、ある基準パラメータの値と、対応する他のパラメータの値とから成る組を「パラメータセット」と呼ぶことにする。特許文献1の技術によって例えば「ギター用」、「ベース用」、「ドラム用」など、音楽的な「意味づけ」を有するパラメータセットを複数実現しようとすると、各パラメータセットは、基準パラメータのパラメータ値の範囲が重複しないように決定しなければならないため、目的に応じて基準パラメータ値を適切に設定することができず、結果的に音楽的な「意味づけ」を有する複数のパラメータセットを実現することが不可能であった。
また、特許文献1の技術においては、ある基準パラメータの値が決定されたときにパラメータセットが決定されるが、この決定されたパラメータセットの一部のパラメータを相互に連動させつつ変化させることは不可能であった。また、選択チャンネルというのコンプレッサの特性をディスプレイおよび操作子を用いて設定するデジタルミキサにおいては、大型のディスプレイなどを備える必要があり、普及品のデジタルミキサに採用することはコスト面から困難であった。一方、各入出力チャンネルのチャンネルストリップ毎にコンプレッサの特性を設定する操作子を全て設けることも実現性に乏しい。
この発明は上述した事情に鑑みてなされたものであり、少ない数の操作子を用いながら、操作子の操作範囲の中の複数の操作位置に対して、目的を持って作成されたパラメータセットを配置することができる信号処理装置を提供することを第1の目的としている。また、これらにおいて、パラメータセット中の一部の主要パラメータのみを、パラメータセットの選択とは独立して設定できるようにすることを第2の目的としている。
上記課題を解決するため本発明にあっては、下記構成を具備することを特徴とする。なお、括弧内は例示である。
請求項1記載の信号処理装置にあっては、入力信号に対してn個のパラメータ(Thr,Att,Rel,Rat,Mup)に基づいて信号処理を施す信号処理装置であって、前記n個のパラメータ(Thr,Att,Rel,Rat,Mup)の値であるスウィートスポットデータをm個集合して成るスウィートスポットデータ群を記憶するパラメータメモリ(70)と、操作位置を連続的に変化させることができ、m個の特定の操作位置において前記各スウィートスポットデータに対応付けられている第1の操作子(252−K)と、操作位置を連続的に変化させることができる第2の操作子(254−K)と、前記第1の操作子(252−K)の現在の操作位置に応じて、該現在の操作位置に隣接する二の前記特定の操作位置に対応するスウィートスポットデータを補間し、その補間結果を基本パラメータセットとして出力する補間手段(60,62,64,66,68)と、前記第2の操作子(254−K)の操作に応じて、前記n個のパラメータのうちk個(但し、n>k≧2)のパラメータのオフセット値(ΔMup,ΔThr)を生成するオフセット値生成手段(50〜56)と、前記基本パラメータセットのうち前記k個のパラメータと前記オフセット値(ΔMup,ΔThr)とを合成することにより、合成パラメータセットを生成する合成パラメータセット生成手段(72,74)と、前記合成パラメータセットを構成するn個のパラメータによって前記信号処理を行う信号処理手段(80)とを有することを特徴とする。
さらに、請求項2記載の構成にあっては、請求項1記載の信号処理装置において、前記信号処理は、前記入力信号のダイナミックレンジを圧縮する処理であり、前記n個のパラメータ(Thr,Att,Rel,Rat,Mup)は、前記入力信号のダイナミクスの圧縮を開始する最低レベルである閾値Thr_linを特定する閾値Thrと、該入力信号が前記閾値Thr_lin以上になった後に圧縮が始まるまでの時間であるアタックタイムAttと、前記入力信号が前記閾値Thr_lin未満になった後に前記圧縮を解除するまでの時間であるリリースタイムRelと、前記入力信号が前記閾値Thr_lin以上になったときに該入力信号を圧縮する比率であるレシオRatと、前記入力信号に対して付与するゲインMupとを含むものであり、前記k個のパラメータは、前記閾値Thrと前記ゲインMupとであることを特徴とする。
さらに、請求項3記載の構成にあっては、請求項1または2記載の信号処理装置において、前記各スウィートスポットデータは、各スウィートスポットデータの意味を表す文字列に対応付けられていることを特徴とする。
このように、本発明によれば、第1の操作子の操作位置によって基本パラメータセットが決定され、第2の操作子が操作されると、この基本パラメータセットを構成する一部の(k個の)パラメータを連動させつつ変化させることができるから、第1の操作子の複数の操作位置にはそれぞれ目的に応じたパラメータセットを配置することができ、第2の操作子でパラメータセットの選択とは独立して主要パラメータを調節でき、全体として少ない数の操作子で解りやすく操作性のよいパラメータ設定を行うことができる。
1.実施例のハードウエア構成
次に、本発明の一実施例のハードウエア構成を図1を参照し説明する。
デジタルミキサ1の内部において2はスイッチ群であり、各種のスイッチから構成されている。4はフェーダ群であり、各入出力チャンネルの信号レベルを調節する複数のフェーダから構成されている。6は回転ノブ群であり、各入出力チャンネルのコンプレッサのパラメータ等を設定する複数の回転ノブから構成されている。8は波形I/O部であり、外部機器との間でアナログ音声信号を入出力する。本実施例においては、各種音声信号のミキシング処理・効果処理等は全てデジタル処理により実行される。しかし、外部から入力される音声信号および外部に出力すべき音声信号はアナログ信号であるため、波形I/O部8においてはその変換が行われる。
10は信号処理部であり、一群のDSP(デジタル・シグナル・プロセッサ)によって構成されている。信号処理部10は、波形I/O部8を介して供給されたデジタル音声信号に対してミキシング処理や効果処理を施し、その結果を波形I/O部8に出力する。16はデータI/O部であり、ここに接続されたパーソナルコンピュータ30等との間で各種データを入出力する。18はCPUであり、後述する制御プログラムに基づいて、バスライン12を介して各部を制御する。20はフラッシュメモリであり、その内部のプログラム領域には上記制御プログラムが記憶されている。22はRAMであり、CPU18のワークメモリとして使用される。
次に、パーソナルコンピュータ30の内部において、32はデータI/O部であり、デジタルミキサ1内のデータI/O部16との間で各種データ通信を行う。34は入力装置であり、文字入力用キーボードおよびマウス等から構成されている。36はディスプレイであり、ユーザに対して各種情報を表示する。38はCPUであり、後述するプログラムに基づいて、バス40を介して他の構成要素を制御する。42はROMであり、イニシャルプログラムローダ等が記憶されている。44はハードディスクであり、オペレーティングシステム、各種アプリケーションプログラム、波形データ等が格納される。46はRAMであり、CPU38のワークメモリとして用いられる。
2.パネル構成
次に、デジタルミキサ1の操作パネルの要部の外観構成を図2を参照し説明する。
図において240−1〜240−Pはチャンネルストリップであり、各入出力チャンネル毎に割り当てられる。チャンネルストリップ240−1の内部において、242−1はフェーダであり、対応する入出力チャンネルの音量を調節する。244−1はオン/オフ・キーであり、対応する入出力チャンネルの音声出力のオン/オフ状態を設定する。246−1はソロ・キーであり、対応する入出力チャンネルの音声信号を操作者のモニタ用の回路に供給するか否かを切り替える。
250−1はPANノブであり、該チャンネルストリップ240−1に係る音声信号の左右の音量バランスを調節する。252−1は第1回転ノブ、254−1は第2回転ノブであり、これらによってコンプレッサ処理のパラメータが決定される。また、他のチャンネルストリップにおいても、チャンネルストリップ240−1と同様に、フェーダ、オン/オフ・キー、ソロ・キー、PANノブ、第1および第2回転ノブが設けられている。
第1回転ノブ252−1の周辺には、周回方向「5」等分位置に「A,B,C,D,E」の文字が刻印されている。これらの文字に係る操作位置には、「スウィートスポットデータ」というパラメータ群が対応付けられており、これら「5」箇所の操作位置を「スウィートスポット操作位置」という。スウィートスポットデータとは、ある特定のコンプレッサ処理の用途を想定して決定されたパラメータ群であり、「5」セットのスウィートスポットデータA,B,C,D,Eをまとめたものを「スウィートスポットデータ群」という。なお、コンプレッサ処理に用いられるパラメータの詳細については後述する。
次に、スウィートスポットデータ群の様々な例を図3に示す。図3の「例1」においては、スウィートスポットデータA,B,C,D,Eとして、各々ギター用、ベース用、ドラム用、ボーカル用、マスタ用のパラメータ群が定義されている。また、例2は、コンプレッサ処理におけるダイナミックレンジの圧縮の強さ(圧縮比の大きさ)に着目してスウィートスポットデータ群を構成したものである。この例においてスウィートスポットデータA,B,C,D,Eは、「極軽くコンプ」〜「リミッタ」として、順次圧縮比が大きくなるように定義されている。
また、例3は、アタック感の強さ(立ち上がり時のピークの大きさ)に着目して、スウィートスポットデータ群を構成したものである。この例においてスウィートスポットデータA,B,C,D,Eは、「薄いアタック感」〜「元のアタック感」〜「アタック感強調」として、順次アタック感が強くなるように定義されている。これら例1〜例3に挙げたように、各スウィートスポットデータA,B,C,D,Eは、それぞれ所定のルールによって意味づけされたものである。これらのスウィートスポットデータ群には各々固有のIDが付与されており、デジタルミキサ1内のフラッシュメモリ20には、何れか「1」セットのスウィートスポットデータ群とともに、そのIDも記憶される。
3.コンプレッサに関連する処理のアルゴリズム構成
信号処理部10等においては、各入出力チャンネルに対して、ミキシング、エフェクト等の処理が実行される。これらの処理の一つとして実行されるコンプレッサ処理のアルゴリズムと、それに係るCPU18の処理のアルゴリズムとを、図4を参照し説明する。なお、コンプレッサ処理のアルゴリズムは信号処理部10に設定されるプログラムによって実現されるものであり、該プログラムは、CPU18の制御の下、フラッシュメモリ20等から信号処理部10にロードされる。図4において80の部分が信号処理部10が実行するコンプレッサ処理であり、残りの部分はCPU18が図6のフローチャートに示される処理(詳細は後述する)を実行することにより実現される。コンプレッサ処理80では、閾値Thr、アタックタイムAtt、リリースタイムRel、レシオRat、ゲインMup等のパラメータに基づいて、入力信号Sinのダイナミックレンジを圧縮してなる出力信号Soutを出力する。
コンプレッサ処理80の内部において81は整流処理部であり、リニアスケールの入力信号Sinを整流し、その結果を整流信号S81として出力する。82は対数変換部であり、整流信号S81に対して対数演算を施し、その結果をデシベルスケールの信号S82として出力する。83は閾値処理部であり、信号S82のレベルが閾値Thr未満であるときは「0」、信号S82のレベルが閾値Thr以上であるときは「S82−Thr」になる信号S83を出力する。ここで、閾値Thrは、入力信号Sinに対して圧縮を開始するデシベルスケールのレベルである。すなわち、入力信号Sinのレベル(デシベル)が閾値Thr以上になり、信号S82が閾値Thr以上になる時間が生じると、入力信号Sinに対して圧縮が開始される。また、入力信号Sinのレベル(デシベル)が閾値Thr未満になり、信号S82が継続的に閾値Thr未満になると、入力信号Sinに対する圧縮が解除される。
次に、84はエンベロープフォロワ処理部であり、信号S83のエンベロープ信号を生成するとともに、アタックタイムAttおよびリリースタイムRelに基づいて該エンベロープ信号に対して変形処理を施し、その結果を信号S84として出力する。ここで、アタックタイムAttとは、信号S83が該エンベロープ信号より大きくなり、該エンベロープ信号が信号S83に追従して増加するときの追従速度である。また、リリースタイムRelとは、信号S83が該エンベロープ信号よりも小さくなり、該エンベロープ信号が信号S83に追従して減少するときの追従速度である。アタックタイムAttおよびリリースタイムRelは、それぞれ時定数として設定されたパラメータであるので、「〜タイム」という名称になっている。
85はゲイン変換部であり、レシオRatに基づいて、信号S84をゲイン信号S85に変換する。ここで、レシオRatとは、入力信号Sinが閾値Thr_lin以上になったときに該入力信号Sinを圧縮する比率である。86は加算部であり、入力信号Sinに対して付与するデシベルスケールのゲインMupをゲイン信号S85に加算し、その結果をゲイン信号S86として出力する。87はリニア変換部であり、デシベルスケールのゲイン信号S86に対して指数演算を施すことによってこれをリニアスケールのゲイン信号S87に変換する。88は乗算部であり、入力信号Sinに対してゲイン信号S87を乗算し、その結果を出力信号Soutとして出力する。
70はパラメータメモリであり、一のスウィートスポットデータ群に係る「5」セットのスウィートスポットデータA,B,C,D,Eを記憶する。このスウィートスポットデータ群はフラッシュメモリ20に記憶されていたものであり、CPU18の制御の下、フラッシュメモリ20からパラメータメモリ70に転送される。各スウィートスポットデータは、上述したパラメータThr,Att,Rel,Rat,Mupに各々相当するパラメータThr_s,Att_s,Rel_s,Rat_s,Mup_sによって構成される。
ここで、第1回転ノブ252−K(1≦K≦P)の操作位置は、一般的には、スウィートスポット操作位置A,B,C,D,Eのうち隣接する二の操作位置の間に位置する。そこで、これら二のスウィートスポット操作位置に係る二のスウィートスポットデータが、パラメータメモリ70から読み出される。
60は閾値生成部、62はアタックレート生成部、64はリリースレート生成部、66はレシオ生成部、68はゲイン生成部であり、上記二のスウィートスポットデータに係る各パラメータThr_s,Att_s,Rel_s,Rat_s,Mup_sを、現在の第1回転ノブ252−Kの、上記二の操作位置の間における位置に応じて直線補間し、その結果を基本パラメータセットThr_p,Att_p,Rel_p,Rat_p,Mup_pとして出力する。これらのパラメータのうちアタックタイムAtt_p,リリースタイムRel_p,およびレシオRat_pは、上述したコンプレッサ処理80に対して、コンプレッサ処理80内のアタックタイムAtt、リリースタイムRelおよびレシオRatとしてそのまま供給される。
但し、閾値Thr_pおよびゲインMup_pは、第2回転ノブ254−Kの操作量に応じて増減された後、上記閾値ThrおよびゲインMupとしてコンプレッサ処理80に供給される。ここで、閾値生成部60から出力された閾値Thr_pとコンプレッサ処理80に供給される閾値Thrとの差分を閾値差分ΔThrといい、ゲイン生成部68から出力されたゲインMup_pとコンプレッサ処理80に供給されるゲインMupとの差分をゲイン差分ΔMupという。
54はΔThrテーブル、56はΔMupテーブルであり、各々第2回転ノブ254−Kの操作量に対する閾値差分ΔThrおよびゲイン差分ΔMupを記憶する。50はΔThr生成部、52はΔMup生成部であり、第2回転ノブ254−Kの操作量に基づいて、各々ΔThrテーブル54およびΔMupテーブル56を読み出し、閾値差分ΔThrおよびゲイン差分ΔMupを各々出力する。72,74は加算部であり、閾値Thr_pおよびゲインMup_pに対して各々閾値差分ΔThrおよびゲイン差分ΔMupを加算し、その結果を閾値ThrおよびゲインMupとして、コンプレッサ処理80に供給する。
ここで、ΔThrテーブル54およびΔMupテーブル56における閾値差分ΔThrおよびゲイン差分ΔMupの特性の一例を図5(a),(b)に示す。閾値差分ΔThrは右下がりの特性を有しているから、第2回転ノブ254−Kを右に回すほど閾値Thrが低くなる。一方、ゲイン差分ΔMupは右上がりの特性を有しているから、第2回転ノブ254−Kを右に回すほどゲインMupが高くなる。仮に、閾値Thrを下げたとすると、音声信号のダイナミックレンジのうち広い範囲に圧縮がかかるため、聴感上は音声信号全体の音量が下がる傾向が生じる。
そこで、本実施例においては、閾値Thrが下がる場合には、ゲインMupが上げるようにし、第2回転ノブ254−Kの操作量にかかわらず、聴感上ほぼ一定の音量が得られるようにしている。また、閾値差分ΔThrおよびゲイン差分ΔMupは、共に第2回転ノブ254−Kの操作量が「50%」(センター位置)であるときに「0」になるため、この状態ではゲインMupはゲインMup_pに一致するとともに、閾値Thrは閾値Thr_pに一致する。以下、コンプレッサ処理80に供給されるパラメータThr,Att,Rel,Rat,Mupを「合成パラメータセット」という。
4.デジタルミキサ1におけるノブ操作イベント処理
次に、デジタルミキサ1において第1または第2回転ノブが操作された場合の動作を図6(a),(b)を参照し説明する。ここで、図6(a),(b)のフローチャートは、図4のブロック50〜74に相当する。まず、ユーザによって第1回転ノブ252−Kが操作されると、図6(a)に示す第1回転ノブ操作イベント処理ルーチンが起動される。図において処理がステップSP2に進むと、第1回転ノブ252−Kの現在の操作位置が変数Valに代入される。
次に、処理がステップSP4に進むと、フラッシュメモリ20内のパラメータメモリ70の領域に記憶されているスウィートスポットデータ群の中から、現在の操作位置Valを挟む「2」つのスウィートスポット操作位置に対応する「2」セットのスウィートスポットデータが選択される。次に、処理がステップSP6に進むと、選択された「2」セットのスウィートスポットデータの補間比率が、該「2」つのスウィートスポット操作位置の間における操作位置Valの位置に基づいて決定され、その補間比率に基づいて、「2」セットのスウィートスポットデータの各パラメータ間が補間され、「1」セットの基本パラメータセットThr_p,Att_p,Rel_p,Rat_p,Mup_pが生成される。次に、処理がステップSP8に進むと、生成された基本パラメータセットThr_p,Att_p,Rel_p,Rat_p,Mup_pのうちの閾値Thr_pおよびゲインMup_pに対して、第2回転ノブ254−Kの操作位置に応じた閾値差分ΔThrおよびゲイン差分ΔMupが加算され、合成パラメータセットThr(=Thr_p+ΔThr),Att(=Att_p),Rel(=Rel_p),Rat(=Rat_p),Mup(=Mup_p+ΔMup)が生成される。次に、処理がステップSP9に進むと、この合成パラメータセットが信号処理部10のコンプレッサ処理80に供給される。これにより、コンプレッサ処理80においては、供給された新たな合成パラメータセットに基づいて、音声信号の圧縮処理が続行される。
また、ユーザによって第2回転ノブ254−Kが操作されると、図6(b)に示す第2回転ノブ操作イベント処理ルーチンが起動される。図において処理がステップSP12に進むと、第2回転ノブ254−Kの現在の操作位置が変数Valに代入される。次に、処理がステップSP14に進むと、操作位置Valに応じて、フラッシュメモリ20に記憶されているΔThrテーブル54およびΔMupテーブル56が参照され、閾値差分ΔThrおよびゲイン差分ΔMupが決定される。次に、処理がステップSP16に進むと、上記ステップSP8の処理と同様に、決定された閾値差分ΔThrおよびゲイン差分ΔMupが、その時点の第1回転ノブ252−Kの操作位置に応じた基本パラメータセットThr_p,Att_p,Rel_p,Rat_p,Mup_pのうちの閾値Thr_pおよびゲインMup_pにそれぞれ加算され、合成パラメータセットThr(=Thr_p+ΔThr),Att(=Att_p),Rel(=Rel_p),Rat(=Rat_p),Mup(=Mup_p+ΔMup)が生成される。次に、処理がステップSP18に進むと、上記ステップSP9と同様に、生成された合成パラメータセットが信号処理部10のコンプレッサ処理80に供給される。これにより、コンプレッサ処理80においては、供給された新たな合成パラメータセットに基づいて、音声信号の圧縮処理が続行される。
5.パーソナルコンピュータ30における動作
5.1.スウィートスポットデータ・ダウンローダの立上げ
次に、パーソナルコンピュータ30における動作を図7を参照し説明する。パーソナルコンピュータ30において所定の操作が行われると、図7(a)に示す、スウィートスポットデータ・ダウンローダというアプリケーションプログラムの起動処理ルーチンが実行される。図において処理がステップSP52に進むと、ハードディスク44から必要な各種データが読み出される。これらのデータの中には、複数のスウィートスポットデータ群が含まれる。
次に、処理がステップSPステップSP54に進むと、データI/O部32を介して、デジタルミキサ1との通信が可能であるか否かが判定される。通信が可能である場合には、処理はステップSP58に進み、既にデジタルミキサ1に記憶されているスウィートスポットデータ群のIDが取得される。次に、処理がステップSP60に進むと、図8に示すアプリケーションウィンドウ100がディスプレイ36に表示される。
アプリケーションウィンドウ100の内部において110はデータリストであり、各々がスウィートスポットデータ群に対応する複数の「行」から構成されている。データリスト110内の何れかの行がカーソル行になる。図示の例では、カーソルは背景のハッチングによって表示しており、行126がカーソル行になる。各行において112は現データ表示部であり、デジタルミキサ1に現在ロードされているスウィートスポットデータ群に係る行があれば、その行にアイコン112aが表示される。
114はID表示部であり、各スウィートスポットデータ群のIDを表示する。116は名称表示部、118は作者名表示部、120は解説部であり、各々対応するスウィートスポットデータ群の名称、作者名および簡単な説明文を各々表示する。122はレーティング表示部であり、例えばユーザが定めた重要度等に基づくレーティングが、星印の数によって表示される。124はユーザ部であり、ユーザが指定したコメント等の文字列が表示される。
以上のように、データリスト110内の各行に表示されているデータは、各々対応するスウィートスポットデータ群に対応付けてハードディスク44にデータベースとして記憶されているものであり、このデータベースの内容が読み出されることにより、図示のような表示が行われることになる。また、このデータベースには、各スウィートスポットデータ群に含まれるスウィートスポットデータA,B,C,D,Eの意味づけ(例えば図3に示した文字列)が記憶されている。これらの文字列は、通常状態ではデータリスト110内に表示されていないが、何れかの行において解説部120がマウスで右クリックされると、ポップアップウィンドウが表示され、このポップアップウィンドウ内に対応する各スウィートスポットデータA,B,C,D,Eの意味づけの文字列が表示される。
130はセンドボタンであり、マウスでクリックされると、カーソル行126のスウィートスポットデータ群がデジタルミキサ1に転送される。なお、その処理の詳細については後述する。132は回転ノブ画像部であり、デジタルミキサ1における第1および第2回転ノブを模した画像を表示する。134は現データ内容表示部であり、デジタルミキサ1に現在ロードされているスウィートスポットデータ群の名称、作者名および解説が表示される。ここに表示されている内容は、データリスト110内でアイコン112aが位置する行(図示の例では第1行)の名称表示部116、作者名表示部118および解説部120に表示されている内容と同一になる。
回転ノブ画像部132および現データ内容表示部134は、デジタルミキサ1とパーソナルコンピュータ30とが通信可能な状態であるときは通常状態で表示される一方、通信不可能な状態であるときはグレーアウト表示される。アプリケーションウィンドウ100の下部にはステータスバー140が形成されており、スウィートスポットデータ群がデジタルミキサ1に送信中である場合には、その進捗状況を示すプログレスバー142がステータスバー140内に表示される。136はEXITボタンであり、マウスでクリックされると、アプリケーションウィンドウ100が閉じられる。
5.2.センドボタン・オンイベント処理
次に、センドボタン130が押下された場合の処理を図7(b)を参照し説明する。
まず、デジタルミキサ1においては、センドボタン130が押下されると、図7(b)に示すセンドボタン・オンイベント処理ルーチンが起動される。図において処理がステップSP70に進むと、パーソナルコンピュータ30からデジタルミキサ1に対して、スウィートスポットデータ群を送信を開始する旨のメッセージが送信される。これに対してデジタルミキサ1においては、ステップSP80の処理が実行され、現在出力中の音声信号が全てミュートされる。
次に、パーソナルコンピュータ30において処理がステップSP72に進むと、カーソル行に係るスウィートスポットデータ群がデジタルミキサ1に対して送信される。この際、上述したように、ステータスバー140内にはプログレスバー142が表示される。次に、処理がステップSP74に進むと、デジタルミキサ1からスウィートスポットデータ群の受信が完了した旨の受信完了通知が供給されるまで、所定の限界時間を限度として処理が待機する。
一方、デジタルミキサ1においては、スウィートスポットデータ群が受信されると、処理はステップSP82に進み、当該スウィートスポットデータ群がフラッシュメモリ20に書き込まれる。次に、処理がステップSP84に進むと、このスウィートスポットデータ群が信号処理部10内のパラメータメモリ70に書き込まれる。これにより、この新たなスウィートスポットデータ群に基づいて、音声信号の圧縮処理が開始される。次に、処理がステップSP86に進むと、各音声信号のミュートが解除される。これにより、音声信号の発音が再開される。次に、処理がステップSP88に進むと、パーソナルコンピュータ30に対して、受信完了通知が送信される。
パーソナルコンピュータ30においては、受信完了通知が受信されると、処理はステップSP76に進み、アプリケーションウィンドウ100の表示内容が更新される。すなわち、現データ表示部112において、アイコン112aは送信されたスウィートスポットデータ群に係る行に移動し、現データ内容表示部134の内容も当該送信されたスウィートスポットデータ群に係る内容に変更される。但し、上記ステップSP74において、上記限界時間が経過しても受信完了通知が供給されなかった場合にも処理はステップSP76に進む。この場合には、スウィートスポットデータ群が正常に送信されなかった旨のエラーメッセージがディスプレイ36に表示されるが、アプリケーションウィンドウ100の内容は更新されない。
6.変形例
本発明は上述した実施例に限定されるものではなく、例えば以下のように種々の変形が可能である。
(1)上記実施例においては、デジタルミキサ1またはパーソナルコンピュータ30上で動作するプログラムによって各種処理を行ったが、これらのプログラムのみをCD−ROM、メモリカード等の記録媒体に格納して頒布し、あるいは伝送路を通じて頒布することもできる。
(2)上記実施例においては、コンプレッサ機能はデジタルミキサ1に内蔵したが、コンプレッサ処理機能はアナログミキサやレコーダなどに内蔵してもよく、単独のコンプレッサ装置にてコンプレッサ機能を実現してもよい。また、デジタルミキサ1は、外部からアナログ音声信号を入出力するようになっていたが、デジタル音声信号を入出力するようにしてもよい。
(3)上記実施例においては、閾値差分ΔThrおよびゲイン差分ΔMupの特性は、図5に示すように固定的に定められていたが、これらの特性もスウィートスポットデータ群とともにパーソナルコンピュータ30からダウンロードするようにしてもよい。これにより、各スウィートスポットデータ群に対して、閾値差分ΔThrおよびゲイン差分ΔMupのより適した特性を適用することができる。
(4)上記実施例において、解説部120には対応するスウィートスポットデータ群の説明文を表示したが、各スウィートスポットデータA,B,C,D,Eの意味づけ(例えば図3に示した文字列)をアプリケーションウィンドウ100内に表示するようにしてもよい。
(5)また、上記実施例において、スウィートスポットデータ・ダウンローダにプリントアウト機能を付与し、各スウィートスポットデータ群に含まれるスウィートスポットデータA,B,C,D,Eの「意味づけ」を表す文字列を、紙やシールなどにプリントアウトし、デジタルミキサ1のパネル上に貼付できるようにしてもよい。さらに、デジタルミキサ1のパネル上に表示器を設け、アプリケーションプログラムから該「意味づけ」を表す文字列のデータを受信し、該表示器に該文字列をテキスト表示するようにしてもよい。
(6)また、上記実施例において、第1回転ノブ252−Kおよび第2回転ノブ254−Kに代えて、例えばフェーダ等、連続的な操作位置Valを出力可能な操作子ならばどのような操作子を使用してもよい。
本発明の一実施例のハードウエア構成を示すブロック図である。 デジタルミキサ1の操作パネルの要部の平面図である。 スウィートスポットデータ群の各種例を示す図である。 信号処理部10において実行されるコンプレッサ処理のアルゴリズムのブロック図である。 閾値差分ΔThrおよびゲイン差分ΔMupの特性の一例を示す図である。 デジタルミキサ1におけるノブ操作イベント処理ルーチンのフローチャートである。 パーソナルコンピュータ30およびデジタルミキサ1における各種処理ルーチンのフローチャートである。 アプリケーションウィンドウ100の表示例を示す図である。
符号の説明
1:デジタルミキサ、2:スイッチ群、4:フェーダ群、6:回転ノブ群、8:波形I/O部、10:信号処理部、12:バスライン、16:データI/O部、18:CPU、20:フラッシュメモリ、22:RAM、30:パーソナルコンピュータ、32:データI/O部、34:入力装置、36:ディスプレイ、38:CPU、40:バス、42:ROM、44:ハードディスク、46:RAM、50:ΔThr生成部、52:ΔMup生成部、54:ΔThrテーブル、56:ΔMupテーブル、60:閾値生成部、62:アタックレート生成部、64:リリースレート生成部、66:レシオ生成部、68:ゲイン生成部、70:パラメータメモリ、72,74:加算部、80:コンプレッサ処理、81:整流処理部、82:対数変換部、83:閾値処理部、84:エンベロープフォロワ処理部、85:ゲイン変換部、86:加算部、87:リニア変換部、88:乗算部、100:アプリケーションウィンドウ、110:データリスト、112:現データ表示部、112a:アイコン、114:ID表示部、116:名称表示部、118:作者名表示部、120:解説部、122:レーティング表示部、124:ユーザ部、126:カーソル行、130:センドボタン、132:回転ノブ画像部、134:現データ内容表示部、136:EXITボタン、140:ステータスバー、142:プログレスバー、240−1〜P:チャンネルストリップ、242−1〜P:フェーダ、244−1〜P:オン/オフ・キー、246−1〜P:ソロ・キー、250−1〜P:PANノブ、252−1〜P:第1回転ノブ、254−1〜P:第2回転ノブ。

Claims (3)

  1. 入力信号に対してn個のパラメータに基づいて信号処理を施す信号処理装置であって、
    前記n個のパラメータの値であるスウィートスポットデータをm個集合して成るスウィートスポットデータ群を記憶するパラメータメモリと、
    操作位置を連続的に変化させることができ、m個の特定の操作位置において前記各スウィートスポットデータに対応付けられている第1の操作子と、
    操作位置を連続的に変化させることができる第2の操作子と、
    前記第1の操作子の現在の操作位置に応じて、該現在の操作位置に隣接する二の前記特定の操作位置に対応するスウィートスポットデータを補間し、その補間結果を基本パラメータセットとして出力する補間手段と、
    前記第2の操作子の操作に応じて、前記n個のパラメータのうちk個(但し、n>k≧2)のパラメータのオフセット値を生成するオフセット値生成手段と、
    前記基本パラメータセットのうち前記k個のパラメータと前記オフセット値とを合成することにより、合成パラメータセットを生成する合成パラメータセット生成手段と、
    前記合成パラメータセットを構成するn個のパラメータによって前記信号処理を行う信号処理手段と
    を有することを特徴とする信号処理装置。
  2. 前記信号処理は、前記入力信号のダイナミックレンジを圧縮する処理であり、
    前記n個のパラメータは、前記入力信号のダイナミクスの圧縮を開始する最低レベルである閾値Thr_linを特定する閾値Thrと、該入力信号が前記閾値Thr_lin以上になった後に圧縮が始まるまでの時間であるアタックタイムAttと、前記入力信号が前記閾値Thr_lin未満になった後に前記圧縮を解除するまでの時間であるリリースタイムRelと、前記入力信号が前記閾値Thr_lin以上になったときに該入力信号を圧縮する比率であるレシオRatと、前記入力信号に対して付与するゲインMupとを含むものであり、
    前記k個のパラメータは、前記閾値Thrと前記ゲインMupとである
    ことを特徴とする請求項1記載の信号処理装置。
  3. 前記各スウィートスポットデータは、各スウィートスポットデータの意味を表す文字列に対応付けられていることを特徴とする請求項1または2記載の信号処理装置。
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