JPH06324681A - 電子楽器の楽音生成装置 - Google Patents
電子楽器の楽音生成装置Info
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- JPH06324681A JPH06324681A JP5253875A JP25387593A JPH06324681A JP H06324681 A JPH06324681 A JP H06324681A JP 5253875 A JP5253875 A JP 5253875A JP 25387593 A JP25387593 A JP 25387593A JP H06324681 A JPH06324681 A JP H06324681A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】本発明は、電子楽器において楽音発生装置に所
望の楽音を発生させるために音色、音高およびまたは音
量等の演奏音要素の情報をその楽音発生装置に与える電
子楽器の楽音生成装置に関し、簡単な操作により演奏音
要素の選択の自由度の増加が図られるとともに、演奏の
興趣に応じて多様に変化させる。 【構成】各複数種類のパラメータより構成される少なく
とも2個の演奏音要素に関して、演奏音要素関連度合指
定手段においてそれら演奏音要素のパラメータ間の関連
度合を任意に指定する。次に、この演奏音要素関連度合
指定手段により指定されるそれら演奏音要素のパラメー
タ間の関連度合にもとづき補間手段により演奏音要素の
パラメータ間を補間する。
望の楽音を発生させるために音色、音高およびまたは音
量等の演奏音要素の情報をその楽音発生装置に与える電
子楽器の楽音生成装置に関し、簡単な操作により演奏音
要素の選択の自由度の増加が図られるとともに、演奏の
興趣に応じて多様に変化させる。 【構成】各複数種類のパラメータより構成される少なく
とも2個の演奏音要素に関して、演奏音要素関連度合指
定手段においてそれら演奏音要素のパラメータ間の関連
度合を任意に指定する。次に、この演奏音要素関連度合
指定手段により指定されるそれら演奏音要素のパラメー
タ間の関連度合にもとづき補間手段により演奏音要素の
パラメータ間を補間する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、電子楽器の楽音生成装
置に関し、より詳しくは電子楽器において楽音発生装置
に所望の楽音を発生させるために音色、音高およびまた
は音量等の演奏音要素の情報をその楽音発生装置に与え
る電子楽器の楽音生成装置に関するものである。
置に関し、より詳しくは電子楽器において楽音発生装置
に所望の楽音を発生させるために音色、音高およびまた
は音量等の演奏音要素の情報をその楽音発生装置に与え
る電子楽器の楽音生成装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般には、電子楽器においては、所定の
指示手段による指示にもとづく楽音生成装置からの例え
ば音色の演奏音要素に関する演奏音要素情報、および例
えば楽譜等にしたがう演奏情報によって楽音発生装置に
より所望の楽音を発生させている。
指示手段による指示にもとづく楽音生成装置からの例え
ば音色の演奏音要素に関する演奏音要素情報、および例
えば楽譜等にしたがう演奏情報によって楽音発生装置に
より所望の楽音を発生させている。
【0003】従来の、前述された電子楽器の楽音生成装
置においては、例えば音色について種々の演奏音要素、
具体的には演奏音要素を構成するパラメータを各演奏音
要素毎に予めメモリ等に記憶させてる(設定してい
る)。次に、所定の選択手段による選択指示により所望
の演奏音要素を選択して、この選択された演奏音要素の
パラメータを演奏音要素情報として楽音発生装置に与え
ている。
置においては、例えば音色について種々の演奏音要素、
具体的には演奏音要素を構成するパラメータを各演奏音
要素毎に予めメモリ等に記憶させてる(設定してい
る)。次に、所定の選択手段による選択指示により所望
の演奏音要素を選択して、この選択された演奏音要素の
パラメータを演奏音要素情報として楽音発生装置に与え
ている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前述さ
れたものにおいては、演奏音要素の選択が予め記憶され
た(設定された)演奏音要素に限られてしまうために、
選択の自由度が制約されるという問題点がある。なお、
この問題点を解決するために、選択された演奏音要素、
具体的には演奏音要素を構成するパラメータを変更・修
正する機能を付加したものがあるが、この変更・修正の
操作が煩雑で困難であるという問題点がある。
れたものにおいては、演奏音要素の選択が予め記憶され
た(設定された)演奏音要素に限られてしまうために、
選択の自由度が制約されるという問題点がある。なお、
この問題点を解決するために、選択された演奏音要素、
具体的には演奏音要素を構成するパラメータを変更・修
正する機能を付加したものがあるが、この変更・修正の
操作が煩雑で困難であるという問題点がある。
【0005】本発明は、このような問題点を解消するこ
とを目的とし、簡単な操作により演奏音要素の選択の自
由度の増加が図られるとともに、演奏の興趣に応じて多
様に変化させることができる電子楽器の楽音生成装置を
提供することにある。
とを目的とし、簡単な操作により演奏音要素の選択の自
由度の増加が図られるとともに、演奏の興趣に応じて多
様に変化させることができる電子楽器の楽音生成装置を
提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】前述された目的を達成す
るために、本発明による電子楽器の楽音生成装置は、 (a)複数種類のパラメータより構成される演奏音要素
の各パラメータを任意に指定可能な演奏音要素指定手段 (b)この演奏音要素指定手段により指定された少なく
とも2個の演奏音要素に関して、これら演奏音要素のパ
ラメータ間の関連度合を任意に指定可能な演奏音要素関
連度合指定手段および (c)この演奏音要素関連度合指定手段により指定され
る関連度合にもとづき前記演奏音要素のパラメータ間を
補間して新たな演奏音要素のパラメータを形成する補間
手段 を具えることを特徴とする。
るために、本発明による電子楽器の楽音生成装置は、 (a)複数種類のパラメータより構成される演奏音要素
の各パラメータを任意に指定可能な演奏音要素指定手段 (b)この演奏音要素指定手段により指定された少なく
とも2個の演奏音要素に関して、これら演奏音要素のパ
ラメータ間の関連度合を任意に指定可能な演奏音要素関
連度合指定手段および (c)この演奏音要素関連度合指定手段により指定され
る関連度合にもとづき前記演奏音要素のパラメータ間を
補間して新たな演奏音要素のパラメータを形成する補間
手段 を具えることを特徴とする。
【0007】
【作用】本発明では、使用者が、演奏音要素指定手段を
用いて演奏音要素の各パラメータを任意に指定するとと
もに、各複数種類のパラメータより構成される少なくと
も2個の演奏音要素に関して、演奏音要素関連度合指定
手段においてそれら演奏音要素のパラメータ間の関連度
合を任意に指定する。次に、この演奏音要素関連度合指
定手段により指定されるそれら演奏音要素のパラメータ
間の関連度合にもとづき、補間手段により、演奏音要素
指定手段により指定された演奏音要素のパラメータ間を
補間する。
用いて演奏音要素の各パラメータを任意に指定するとと
もに、各複数種類のパラメータより構成される少なくと
も2個の演奏音要素に関して、演奏音要素関連度合指定
手段においてそれら演奏音要素のパラメータ間の関連度
合を任意に指定する。次に、この演奏音要素関連度合指
定手段により指定されるそれら演奏音要素のパラメータ
間の関連度合にもとづき、補間手段により、演奏音要素
指定手段により指定された演奏音要素のパラメータ間を
補間する。
【0008】
【発明の効果】したがって、演奏音要素指定手段による
演奏音要素の各パラメータの任意の指定、および演奏音
要素関連度合指定手段による少なくとも2個の演奏音要
素の各複数種類のパラメータ間の関連度合の任意の指定
にもとづき、次々に補間により新たな演奏音要素のパラ
メータを形成することができる。よって、簡単な操作に
より演奏音要素の選択の自由度の増加が図られることに
なるとともに、演奏の興趣に応じて多様に演奏音要素を
変化させることができる。
演奏音要素の各パラメータの任意の指定、および演奏音
要素関連度合指定手段による少なくとも2個の演奏音要
素の各複数種類のパラメータ間の関連度合の任意の指定
にもとづき、次々に補間により新たな演奏音要素のパラ
メータを形成することができる。よって、簡単な操作に
より演奏音要素の選択の自由度の増加が図られることに
なるとともに、演奏の興趣に応じて多様に演奏音要素を
変化させることができる。
【0009】
【実施例】次に、本発明による電子楽器の楽音生成装置
の具体的実施例につき説明する。 [第1実施例]まず、本発明の第1実施例について、図
1乃至図7を参照しつつ説明する。図1において、可変
抵抗器より構成されているコントローラ10は、適宜操
作されることによって電圧+Vの分圧値をマルチプレク
サ20に与える。また、同様に可変抵抗器より構成され
ているN個のパラメータ設定用可変抵抗器11〜1nは
演奏音要素としての音色を構成するパラメータを設定す
るものであるとともに、例えばアタックタイム、デイケ
ータイム、サスティーンレベル、レリースタイム、音源
の波形、VCFカットオフ周波数、レゾナンス、VCF
の変調の深さ、LFOの周波数、LFOの波形等の各パ
ラメータをパラメータ設定用可変抵抗器11〜1n夫々
に対応させて設定するものである。これらパラメータ設
定用可変抵抗器11〜1nも電圧+Vの分圧値をマルチ
プレクサ20に与える。このマルチプレクサ20は、C
PU40から与えられるアドレス信号にもとづいて、コ
ントローラ10およびパラメータ設定用可変抵抗器11
〜1nから与えられる電圧+Vの分圧値を、言い換えれ
ば電圧値を順次時分割的に出力してA−D変換回路30
に与える。また、このA−D変換回路30は与えられた
電圧値をディジタル値に変換してCPU40に与える。
の具体的実施例につき説明する。 [第1実施例]まず、本発明の第1実施例について、図
1乃至図7を参照しつつ説明する。図1において、可変
抵抗器より構成されているコントローラ10は、適宜操
作されることによって電圧+Vの分圧値をマルチプレク
サ20に与える。また、同様に可変抵抗器より構成され
ているN個のパラメータ設定用可変抵抗器11〜1nは
演奏音要素としての音色を構成するパラメータを設定す
るものであるとともに、例えばアタックタイム、デイケ
ータイム、サスティーンレベル、レリースタイム、音源
の波形、VCFカットオフ周波数、レゾナンス、VCF
の変調の深さ、LFOの周波数、LFOの波形等の各パ
ラメータをパラメータ設定用可変抵抗器11〜1n夫々
に対応させて設定するものである。これらパラメータ設
定用可変抵抗器11〜1nも電圧+Vの分圧値をマルチ
プレクサ20に与える。このマルチプレクサ20は、C
PU40から与えられるアドレス信号にもとづいて、コ
ントローラ10およびパラメータ設定用可変抵抗器11
〜1nから与えられる電圧+Vの分圧値を、言い換えれ
ば電圧値を順次時分割的に出力してA−D変換回路30
に与える。また、このA−D変換回路30は与えられた
電圧値をディジタル値に変換してCPU40に与える。
【0010】CPU40に関連してメモリ50が設けら
れているとともに、このメモリ50には後述の図3Aお
よび図3Bに示されている記憶領域が設けられている。
また、CPU40には第1および第2のプログラムスイ
ッチ61,62、計算スイッチ63、ストアスイッチ6
4、およびプリセットスイッチ71〜7nが接続されて
いる。なお、第1および第2のプログラムスイッチ6
1,62はコントローラ10において設定された電圧値
C1,C2における音色を指定するものであるととも
に、計算スイッチ63は第1および第2のプログラムス
イッチ61,62において指定された音色の2点間、つ
まり電圧値C1,C2間の差と、各パラメータ間x1
1,x12;x21,x22;…;xn1,xn2の差
との比、言い換えれば変化率の演算を指令するものであ
る。また、ストアスイッチ64は2種類の音色の間を補
間した音色を構成するパラメータをメモリ50にストア
するときに操作されるものであるとともに、プリセット
スイッチ71〜7nは例えばピアノまたはチェンバロ等
の楽器の音色を構成するパラメータをプリセットするも
のである。
れているとともに、このメモリ50には後述の図3Aお
よび図3Bに示されている記憶領域が設けられている。
また、CPU40には第1および第2のプログラムスイ
ッチ61,62、計算スイッチ63、ストアスイッチ6
4、およびプリセットスイッチ71〜7nが接続されて
いる。なお、第1および第2のプログラムスイッチ6
1,62はコントローラ10において設定された電圧値
C1,C2における音色を指定するものであるととも
に、計算スイッチ63は第1および第2のプログラムス
イッチ61,62において指定された音色の2点間、つ
まり電圧値C1,C2間の差と、各パラメータ間x1
1,x12;x21,x22;…;xn1,xn2の差
との比、言い換えれば変化率の演算を指令するものであ
る。また、ストアスイッチ64は2種類の音色の間を補
間した音色を構成するパラメータをメモリ50にストア
するときに操作されるものであるとともに、プリセット
スイッチ71〜7nは例えばピアノまたはチェンバロ等
の楽器の音色を構成するパラメータをプリセットするも
のである。
【0011】一方、D−A変換回路80はCPU40に
よってメモリ50から読出されたディジタル値としての
音色を構成するパラメータをアナログ値に変換するもの
であるとともに、これらアナログ値を時分割的にデイマ
ルチプレクサ90に与える。このデイマルチプレクサ9
0は、CPU40から与えられるアドレス信号にもとづ
いてD−A変換回路80から時分割的に出力される音色
を構成するパラメータのアナログ値を並列的に出力して
保持回路101〜10nに与える。これら保持回路10
1〜10nは、アナログ値としての音色を構成するパラ
メータを保持するサンプルホールド回路等によって構成
されている。そして、保持回路101〜10nにおいて
保持されている音色を構成するパラメータは、シンセサ
イザ110に与えられる。
よってメモリ50から読出されたディジタル値としての
音色を構成するパラメータをアナログ値に変換するもの
であるとともに、これらアナログ値を時分割的にデイマ
ルチプレクサ90に与える。このデイマルチプレクサ9
0は、CPU40から与えられるアドレス信号にもとづ
いてD−A変換回路80から時分割的に出力される音色
を構成するパラメータのアナログ値を並列的に出力して
保持回路101〜10nに与える。これら保持回路10
1〜10nは、アナログ値としての音色を構成するパラ
メータを保持するサンプルホールド回路等によって構成
されている。そして、保持回路101〜10nにおいて
保持されている音色を構成するパラメータは、シンセサ
イザ110に与えられる。
【0012】前述の図1に示されているコントローラ1
0、パラメータ設定用可変抵抗器11〜1n、第1およ
び第2のプログラムスイッチ61,62、計算スイッチ
63、ストアスイッチ64、およびプリセットスイッチ
71〜7nは、図2に示されているように操作部120
に設けられている。また、図3Aおよび図3Bには図1
に示されているメモリ50に記憶されるデータが示され
ているとともに、メモリ50には図3Aに示されている
ように第1および第2の種類の音色を構成するパラメー
タを記憶する記憶領域51,52および図3Bに示され
ているように補間の計算に使用する定数を記憶するため
の記憶領域5aが設けられている。この記憶領域51に
は例えばピアノの音色を構成するパラメータx11〜x
n1が予め記憶されているとともに、例えばプリセット
スイッチ71を操作することによってそれらピアノの音
色を構成するパラメータx11〜xn1が読出される。
同様に、記憶領域52には例えばチェンバロの音色を構
成するパラメータx12〜xn2が予め記憶されている
とともに、例えばプリセットスイッチ72を操作するこ
とによってそれらチェンバロの音色を構成するパラメー
タx12〜xn2が読出される。また、記憶領域5aに
は音色を構成するパラメータx11〜xn1と補間すべ
きパラメータを計算するための定数Δx11〜Δxn1
とが記憶される。
0、パラメータ設定用可変抵抗器11〜1n、第1およ
び第2のプログラムスイッチ61,62、計算スイッチ
63、ストアスイッチ64、およびプリセットスイッチ
71〜7nは、図2に示されているように操作部120
に設けられている。また、図3Aおよび図3Bには図1
に示されているメモリ50に記憶されるデータが示され
ているとともに、メモリ50には図3Aに示されている
ように第1および第2の種類の音色を構成するパラメー
タを記憶する記憶領域51,52および図3Bに示され
ているように補間の計算に使用する定数を記憶するため
の記憶領域5aが設けられている。この記憶領域51に
は例えばピアノの音色を構成するパラメータx11〜x
n1が予め記憶されているとともに、例えばプリセット
スイッチ71を操作することによってそれらピアノの音
色を構成するパラメータx11〜xn1が読出される。
同様に、記憶領域52には例えばチェンバロの音色を構
成するパラメータx12〜xn2が予め記憶されている
とともに、例えばプリセットスイッチ72を操作するこ
とによってそれらチェンバロの音色を構成するパラメー
タx12〜xn2が読出される。また、記憶領域5aに
は音色を構成するパラメータx11〜xn1と補間すべ
きパラメータを計算するための定数Δx11〜Δxn1
とが記憶される。
【0013】次に、前述のように構成された本発明の第
1実施例の具体的な動作を図4乃至図6にフロー図にも
とづき説明する。図4に示されているメインルーチンに
おいて、例えばピアノの音色とチェンバロの音色との中
間の音色の音を演奏する場合には、まずプリセットスイ
ッチ71を操作する。応じて、CPU40は、プリセッ
トスイッチ71に対応する記憶領域51からピアノの音
色を構成するパラメータx11〜xn1を読出す。この
読出されたピアノの音色を構成するパラメータx11〜
xn1は、D−A変換回路80によってアナログ値に変
換されてデイマルチプレクサ90および保持回路101
〜10nを介してシンセサイザ110に与えられ、この
シンセサイザ110からピアノの音色を構成するパラメ
ータx11〜xn1によって決定される音が演奏され
る。その後に、第1のプログラムスイッチ61をONに
する。このときには、コントローラ10において設定さ
れ得る最低の電圧値Clがマルチプレクサ20を介して
CPU40に与えられるとともに、第1のプログラムス
イッチ61の操作に応答してCPU40はコントローラ
10において設定された電圧値Clと記憶領域51から
読出されたピアノの音色を構成するパラメータx11〜
xn1とをメモリ50の図示しない記憶領域に一時記憶
させる。
1実施例の具体的な動作を図4乃至図6にフロー図にも
とづき説明する。図4に示されているメインルーチンに
おいて、例えばピアノの音色とチェンバロの音色との中
間の音色の音を演奏する場合には、まずプリセットスイ
ッチ71を操作する。応じて、CPU40は、プリセッ
トスイッチ71に対応する記憶領域51からピアノの音
色を構成するパラメータx11〜xn1を読出す。この
読出されたピアノの音色を構成するパラメータx11〜
xn1は、D−A変換回路80によってアナログ値に変
換されてデイマルチプレクサ90および保持回路101
〜10nを介してシンセサイザ110に与えられ、この
シンセサイザ110からピアノの音色を構成するパラメ
ータx11〜xn1によって決定される音が演奏され
る。その後に、第1のプログラムスイッチ61をONに
する。このときには、コントローラ10において設定さ
れ得る最低の電圧値Clがマルチプレクサ20を介して
CPU40に与えられるとともに、第1のプログラムス
イッチ61の操作に応答してCPU40はコントローラ
10において設定された電圧値Clと記憶領域51から
読出されたピアノの音色を構成するパラメータx11〜
xn1とをメモリ50の図示しない記憶領域に一時記憶
させる。
【0014】次に、例えばエチェンバロの音を演奏する
ためのプリセットスイッチ72を操作すると、記憶領域
52からチェンバロの音色を構成するパラメータx12
〜xn2が読出される。そして、これらチェンバロの音
色を構成するパラメータx12〜xn2にもとづく音が
シンセサイザ110から発生される。その後に、第2の
プログラムスイッチ62をONにすると、コントローラ
10において設定され得る最高の電圧値C2とメモリ5
2から読出されたチェンバロの音色を構成するパラメー
タx12〜xn2とがメモリ50の図示しない記憶領域
に一時記憶される。
ためのプリセットスイッチ72を操作すると、記憶領域
52からチェンバロの音色を構成するパラメータx12
〜xn2が読出される。そして、これらチェンバロの音
色を構成するパラメータx12〜xn2にもとづく音が
シンセサイザ110から発生される。その後に、第2の
プログラムスイッチ62をONにすると、コントローラ
10において設定され得る最高の電圧値C2とメモリ5
2から読出されたチェンバロの音色を構成するパラメー
タx12〜xn2とがメモリ50の図示しない記憶領域
に一時記憶される。
【0015】続いて、計算スイッチ63を操作すると、
CPU40は図5に示されている計算サブルーチンに進
む。この計算サブルーチンにおいては、図7に示されて
いるように電圧値C1と電圧値C2との差、およびピア
ノの音色を構成するパラメータx11とチェンバロの音
色を構成するパラメータx12とを直線で結んだときの
パラメータx11,x12間の差の比率Δx11が演奏
される。同様にして、電圧値C1と電圧値C2との差、
および各パラメータx21,x22;…;xn1,xn
2間の差との比率Δx21〜Δxn1が順次演奏され
る。そして、ピアノの音色を構成するパラメータx11
〜xn1と演奏された比率Δx11〜Δxn1とが夫々
メモリ50に一時記憶され、再びメインルーチンリター
ンする。
CPU40は図5に示されている計算サブルーチンに進
む。この計算サブルーチンにおいては、図7に示されて
いるように電圧値C1と電圧値C2との差、およびピア
ノの音色を構成するパラメータx11とチェンバロの音
色を構成するパラメータx12とを直線で結んだときの
パラメータx11,x12間の差の比率Δx11が演奏
される。同様にして、電圧値C1と電圧値C2との差、
および各パラメータx21,x22;…;xn1,xn
2間の差との比率Δx21〜Δxn1が順次演奏され
る。そして、ピアノの音色を構成するパラメータx11
〜xn1と演奏された比率Δx11〜Δxn1とが夫々
メモリ50に一時記憶され、再びメインルーチンリター
ンする。
【0016】メインルーチンに戻ると図6に示されてい
る再生サブルーチンに進むとともに、ピアノの音色とチ
ェンバロの音色との中間の音を演奏するためにコントロ
ーラ10を操作して、最初に設定した電圧値C1,C2
間の本発明における関連度合である任意の電圧値Ccを
出力させる。その後に、CPU40は設定された電圧値
Ccと電圧値C1との差圧値Cd演算するとともに、次
のようにして順次パラメータを補間する。
る再生サブルーチンに進むとともに、ピアノの音色とチ
ェンバロの音色との中間の音を演奏するためにコントロ
ーラ10を操作して、最初に設定した電圧値C1,C2
間の本発明における関連度合である任意の電圧値Ccを
出力させる。その後に、CPU40は設定された電圧値
Ccと電圧値C1との差圧値Cd演算するとともに、次
のようにして順次パラメータを補間する。
【0017】メモリ50に一時記憶された比率Δx11
と差圧値Cdとを乗算し、その乗算値とピアノの音色を
構成するパラメータx11とを加算して補間されたパラ
メータx1を演奏する。同様にして、比率ΔX21と差
圧値Cdとを乗算し、その乗算値とピアノの音色を構成
するパラメータx21とを加算して補間されたパラメー
タx2を演算する。同様にして、補間されたパラメータ
x3〜xnを演奏する。
と差圧値Cdとを乗算し、その乗算値とピアノの音色を
構成するパラメータx11とを加算して補間されたパラ
メータx1を演奏する。同様にして、比率ΔX21と差
圧値Cdとを乗算し、その乗算値とピアノの音色を構成
するパラメータx21とを加算して補間されたパラメー
タx2を演算する。同様にして、補間されたパラメータ
x3〜xnを演奏する。
【0018】このようにして、補間されたパラメータ
は、パラメータx11がピアノのアタックタイムであ
り、パラメータx12がチェンバロのアタックタイムで
あれば、補間されたパラメータx1はピアノのアタック
タイムとチェンバロのアタックタイムとの間の値となる
ことを意味している。また、パラメータx21がピアノ
のデイケータイムであり、パラメータx22がチェンバ
ロのデイケータイムであるとすれば、補間されたパラメ
ータx2はピアノのデイケータイムとチェンバロのデイ
ケータイムとの間の値となることを意味している。
は、パラメータx11がピアノのアタックタイムであ
り、パラメータx12がチェンバロのアタックタイムで
あれば、補間されたパラメータx1はピアノのアタック
タイムとチェンバロのアタックタイムとの間の値となる
ことを意味している。また、パラメータx21がピアノ
のデイケータイムであり、パラメータx22がチェンバ
ロのデイケータイムであるとすれば、補間されたパラメ
ータx2はピアノのデイケータイムとチェンバロのデイ
ケータイムとの間の値となることを意味している。
【0019】次に、補間された各パラメータx1〜xn
は、D−A変換回路80、デイマルチプレクサ90およ
び保持回路101〜10nを介してシンセサイザ110
に与えられる。したがって、シンセサイザ110からは
ピアノとチェンバロとの音色を構成するパラメータx1
1〜xn1、x12〜xn2を補間した音色を構成する
パラメータx1〜xnにもとづく音が演奏される。この
ときに、ストアスイッチ64およびプリセットスイッチ
73を操作すれば、プリセットスイッチ73に対応する
メモリ50の記憶領域に補間されたパラメータx1〜x
nが順次記憶される。
は、D−A変換回路80、デイマルチプレクサ90およ
び保持回路101〜10nを介してシンセサイザ110
に与えられる。したがって、シンセサイザ110からは
ピアノとチェンバロとの音色を構成するパラメータx1
1〜xn1、x12〜xn2を補間した音色を構成する
パラメータx1〜xnにもとづく音が演奏される。この
ときに、ストアスイッチ64およびプリセットスイッチ
73を操作すれば、プリセットスイッチ73に対応する
メモリ50の記憶領域に補間されたパラメータx1〜x
nが順次記憶される。
【0020】前述のごとくに、第1実施例によれば、例
えばピアノの音をシンセサイザ110から出力するのに
必要なピアノの音色を構成するアタックタイム、デイケ
ータイム等のパラメータx11〜xn1と、チェンバロ
の音を出力するのに必要なチェンバロの音色を構成する
パラメータx12〜xn2を予め設定しておき、コント
ローラ10において任意の電圧値Ccを設定することに
より、ピアノとチェンバロとの音を補間した音色を構成
するパラメータx1〜xnを演算することができる。 [第2実施例]次に、本発明の第2実施例について、図
8乃至図16を参照しつつ説明する。なお、第1実施例
において用いた符号と同一符号は同一内容を示すととも
に、重複する説明を省略する。
えばピアノの音をシンセサイザ110から出力するのに
必要なピアノの音色を構成するアタックタイム、デイケ
ータイム等のパラメータx11〜xn1と、チェンバロ
の音を出力するのに必要なチェンバロの音色を構成する
パラメータx12〜xn2を予め設定しておき、コント
ローラ10において任意の電圧値Ccを設定することに
より、ピアノとチェンバロとの音を補間した音色を構成
するパラメータx1〜xnを演算することができる。 [第2実施例]次に、本発明の第2実施例について、図
8乃至図16を参照しつつ説明する。なお、第1実施例
において用いた符号と同一符号は同一内容を示すととも
に、重複する説明を省略する。
【0021】図8乃至図10に示されている第2実施例
の構成は、パラメータ設定用可変抵抗器11〜1nを操
作して3種類の演奏音要素のパラメータを設定してメモ
リ50に記憶し、これらパラメータ間を補間するパラメ
ータを演算して楽音信号を発生させるものである。ま
た、コントローラ10としては、特に図9Aおよび図9
Bに示されているように、操作子を回動することにより
電圧値を設定するモジュレーションと称されるものが用
いられているとともに、第1実施例における第2のプロ
グラムスイッチ62およびストアスイッチ64は省略さ
れている。
の構成は、パラメータ設定用可変抵抗器11〜1nを操
作して3種類の演奏音要素のパラメータを設定してメモ
リ50に記憶し、これらパラメータ間を補間するパラメ
ータを演算して楽音信号を発生させるものである。ま
た、コントローラ10としては、特に図9Aおよび図9
Bに示されているように、操作子を回動することにより
電圧値を設定するモジュレーションと称されるものが用
いられているとともに、第1実施例における第2のプロ
グラムスイッチ62およびストアスイッチ64は省略さ
れている。
【0022】ところで、3種類の演奏音要素を設定する
ときには、図10に示されているようにパラメータ設定
用可変抵抗器11の操作子を操作してパラメータx11
を設定し、パラメータ設定用可変抵抗器12の操作子を
操作してパラメータx21を設定し、同様にして各パラ
メータ設定用可変抵抗器13〜1nを操作して順次所望
のパラメータx31〜xn1を設定する。また、同様に
して、パラメータx12〜xn2およびパラメータx1
3〜xn3を設定して3種類の演奏音要素が設定され
る。
ときには、図10に示されているようにパラメータ設定
用可変抵抗器11の操作子を操作してパラメータx11
を設定し、パラメータ設定用可変抵抗器12の操作子を
操作してパラメータx21を設定し、同様にして各パラ
メータ設定用可変抵抗器13〜1nを操作して順次所望
のパラメータx31〜xn1を設定する。また、同様に
して、パラメータx12〜xn2およびパラメータx1
3〜xn3を設定して3種類の演奏音要素が設定され
る。
【0023】次に、前述のように構成された本発明の第
2実施例の具体的な動作を図11乃至図15のフロー図
にもとづき説明する。まず、第1の演奏音要素を設定す
るために、図10に示されているようにパラメータ設定
用可変抵抗器11〜1nの操作子を操作して第1のパラ
メータx11〜xn1を設定する。そして、コントロー
ラ10を操作して電圧値C1が出力されるようにする
と、各パラメータ設定用可変抵抗器11〜1nにおいて
設定されたパラメータx11〜xn1に対応する各電圧
値とコントローラ10において設定された電圧値C1と
のディジタル値がCPU40に与えられる。その後に、
CPU40は図13に示されているパラメータ記憶サブ
ルーチンに進み、設定されたパラメータx11〜xn1
の電圧値とコントローラ10において設定された電圧値
C1にもとづくデータとをメモリ50に一時記憶すると
同時に、D−A変換回路80においてD−A変換して保
持回路101〜10nに出力する。そしてCPU40は
プログラムスイッチ61が操作されているか否かを判別
し、操作されていれば前述のデータをメモリ50の記憶
領域51に記憶させる。なお、記録領域51にはコント
ローラ10において設定された電圧値を記憶する記録領
域が新たに設けられている。また、CPU40はメモリ
50にパラメータx11〜xn1および電圧値C1を記
憶するとメインルーチンにリターンする。
2実施例の具体的な動作を図11乃至図15のフロー図
にもとづき説明する。まず、第1の演奏音要素を設定す
るために、図10に示されているようにパラメータ設定
用可変抵抗器11〜1nの操作子を操作して第1のパラ
メータx11〜xn1を設定する。そして、コントロー
ラ10を操作して電圧値C1が出力されるようにする
と、各パラメータ設定用可変抵抗器11〜1nにおいて
設定されたパラメータx11〜xn1に対応する各電圧
値とコントローラ10において設定された電圧値C1と
のディジタル値がCPU40に与えられる。その後に、
CPU40は図13に示されているパラメータ記憶サブ
ルーチンに進み、設定されたパラメータx11〜xn1
の電圧値とコントローラ10において設定された電圧値
C1にもとづくデータとをメモリ50に一時記憶すると
同時に、D−A変換回路80においてD−A変換して保
持回路101〜10nに出力する。そしてCPU40は
プログラムスイッチ61が操作されているか否かを判別
し、操作されていれば前述のデータをメモリ50の記憶
領域51に記憶させる。なお、記録領域51にはコント
ローラ10において設定された電圧値を記憶する記録領
域が新たに設けられている。また、CPU40はメモリ
50にパラメータx11〜xn1および電圧値C1を記
憶するとメインルーチンにリターンする。
【0024】続いて、パラメータ設定用可変抵抗器11
〜1nを操作して第2の演奏音要素のパラメータx12
〜xn2を設定し、コントローラ10において電圧値C
2を設定してプログラムスイッチ61を操作する。この
操作により前述の説明と同様に、メモリ50の記憶領域
52にパラメータx12〜xn2に対応する電圧値およ
びコントローラ10において設定された電圧値C2が記
憶される。同様にして、パラメータ設定用可変抵抗器1
1〜1nにおいて第3の演奏音要素のパラメータx13
〜xn3を設定し、コントローラ10において電圧値C
3を設定する。その後に、プログラムスイッチ61を操
作すると、パラメータx13〜xn3および電圧値C3
がメモリ50に記憶される。そして、計算スイッチ63
を操作すると、図14に示されている計算サブルーチン
に進む。
〜1nを操作して第2の演奏音要素のパラメータx12
〜xn2を設定し、コントローラ10において電圧値C
2を設定してプログラムスイッチ61を操作する。この
操作により前述の説明と同様に、メモリ50の記憶領域
52にパラメータx12〜xn2に対応する電圧値およ
びコントローラ10において設定された電圧値C2が記
憶される。同様にして、パラメータ設定用可変抵抗器1
1〜1nにおいて第3の演奏音要素のパラメータx13
〜xn3を設定し、コントローラ10において電圧値C
3を設定する。その後に、プログラムスイッチ61を操
作すると、パラメータx13〜xn3および電圧値C3
がメモリ50に記憶される。そして、計算スイッチ63
を操作すると、図14に示されている計算サブルーチン
に進む。
【0025】計算サブルーチンにおいては、第1実施例
と同様にしてコントローラ10において設定された電圧
値と各パラメータとの比率が求められるが、本第2実施
例においてはコントローラ10において3つの電圧値C
1〜C3を設定しているために、次のようにして各電圧
値C1〜C3とパラメータとの比率が求められる。電圧
値C1,C2間の差およびパラメータ11,x12間の
差の比率Δx11、電圧値C2,C3間の差およびパラ
メータx12,x13間の差の比率Δx12が求められ
る。同様にして、各パラメータの比率が順次に演算され
る。そして、各パラメータx11〜xn1、x12〜x
n2と、演算された比率Δx11〜Δxn1、Δx12
〜Δxn2とが夫々メモリ50に記憶される。なおCP
U40は計算サブルーチンの処理を終了すると、次に図
15に示されている再生サブルーチンに進む。
と同様にしてコントローラ10において設定された電圧
値と各パラメータとの比率が求められるが、本第2実施
例においてはコントローラ10において3つの電圧値C
1〜C3を設定しているために、次のようにして各電圧
値C1〜C3とパラメータとの比率が求められる。電圧
値C1,C2間の差およびパラメータ11,x12間の
差の比率Δx11、電圧値C2,C3間の差およびパラ
メータx12,x13間の差の比率Δx12が求められ
る。同様にして、各パラメータの比率が順次に演算され
る。そして、各パラメータx11〜xn1、x12〜x
n2と、演算された比率Δx11〜Δxn1、Δx12
〜Δxn2とが夫々メモリ50に記憶される。なおCP
U40は計算サブルーチンの処理を終了すると、次に図
15に示されている再生サブルーチンに進む。
【0026】まず、再生サブルーチンにおいては、コン
トローラ10を操作して設定された例えば電圧値C1,
C2間の電圧値Ccがマルチプレクサ20およびA−D
変換回路30を介してCPU40に与えられる。応じ
て、CPU40は設定された電圧値Ccが電圧C1,C
2間の値であるか否かを判別する。この判別により、電
圧値Ccが電圧値C1,C2間であれば、電圧値Ccと
電圧値C1との差圧値Cdを演算する。そして、演算し
た差圧値Cdとメモリ50に記憶した比率Δx11とを
乗算し、この乗算値をパラメータx11に加算してパラ
メータの補間値x1を演算する。同様にして、パラメー
タの補間値x2〜xnを順次演算する。このような演算
の結果得られたパラメータの補間値x1〜xnは、D−
A変換回路80、デイマルチプレクサ90および保持回
路101〜10nを介してシンセサイザ110に与えら
れる。この結果、コントローラ10において設定された
電圧値C1,C2に対応するパラメータ間を補間したパ
ラメータにもとづく演奏音をシンセサイザ110から発
生させることができる。なお、コントローラ10におい
て設定された電圧値Ccが電圧値C2よりも大きい場合
には、CPU40は電圧値Ccから電圧値C2を減算し
て差圧値Ceを演算する。そして、比率Δx12と差圧
値Ceとを乗算し、この乗算値と第2の種類のパラメー
タx12とを加算して、補間したパラメータx1を演算
する。同様にして、パラメータx2〜xnを演算し、こ
の演算結果はD−A変換回路80、デイマルチプレクサ
90および保持回路101〜10nを介してシンセサイ
ザ110に与えられる。したがって、シンセサイザ11
0からコントローラ10において設定された電圧値C
2,C3に対応するパラメータの間を補間したパラメー
タx1〜xnに対応する楽音を発生させることができ
る。
トローラ10を操作して設定された例えば電圧値C1,
C2間の電圧値Ccがマルチプレクサ20およびA−D
変換回路30を介してCPU40に与えられる。応じ
て、CPU40は設定された電圧値Ccが電圧C1,C
2間の値であるか否かを判別する。この判別により、電
圧値Ccが電圧値C1,C2間であれば、電圧値Ccと
電圧値C1との差圧値Cdを演算する。そして、演算し
た差圧値Cdとメモリ50に記憶した比率Δx11とを
乗算し、この乗算値をパラメータx11に加算してパラ
メータの補間値x1を演算する。同様にして、パラメー
タの補間値x2〜xnを順次演算する。このような演算
の結果得られたパラメータの補間値x1〜xnは、D−
A変換回路80、デイマルチプレクサ90および保持回
路101〜10nを介してシンセサイザ110に与えら
れる。この結果、コントローラ10において設定された
電圧値C1,C2に対応するパラメータ間を補間したパ
ラメータにもとづく演奏音をシンセサイザ110から発
生させることができる。なお、コントローラ10におい
て設定された電圧値Ccが電圧値C2よりも大きい場合
には、CPU40は電圧値Ccから電圧値C2を減算し
て差圧値Ceを演算する。そして、比率Δx12と差圧
値Ceとを乗算し、この乗算値と第2の種類のパラメー
タx12とを加算して、補間したパラメータx1を演算
する。同様にして、パラメータx2〜xnを演算し、こ
の演算結果はD−A変換回路80、デイマルチプレクサ
90および保持回路101〜10nを介してシンセサイ
ザ110に与えられる。したがって、シンセサイザ11
0からコントローラ10において設定された電圧値C
2,C3に対応するパラメータの間を補間したパラメー
タx1〜xnに対応する楽音を発生させることができ
る。
【0027】なお、本第2の実施例においては、モジュ
レーションレバーを操作して電圧値C1〜C3を設定す
るようにしたが、モジュレーションバーを用いることな
く、押圧力を検知してその押圧力に応じた電圧を発生す
るいわゆるタッチセンサを用いるようにしても良い。ま
た、前述の再生サブルーチンにおいて、モジュレーショ
ンバーを操作する代わりに包絡線信号を発生する包絡線
信号電圧発生装置を設け、この包絡線信号電圧発生装置
から得られる包絡線信号電圧をマルチプレクサ20およ
びA−D変換回路30を介してCPU40に与えるよう
にしても良い。こうすれば、モジュレーションレバーで
設定された電圧値に対応するパラメータの間を包絡線信
号電圧の瞬間時に応じて補間し、この補間したパラメー
タに対応する楽音信号を発生することができる。そし
て、包絡線信号電圧の波形を任意に選択するだけで、モ
ジュレーションレバーの手動操作を行なうことなしに、
経時的に変化するパラメータに対応した楽音信号を発生
することができる。
レーションレバーを操作して電圧値C1〜C3を設定す
るようにしたが、モジュレーションバーを用いることな
く、押圧力を検知してその押圧力に応じた電圧を発生す
るいわゆるタッチセンサを用いるようにしても良い。ま
た、前述の再生サブルーチンにおいて、モジュレーショ
ンバーを操作する代わりに包絡線信号を発生する包絡線
信号電圧発生装置を設け、この包絡線信号電圧発生装置
から得られる包絡線信号電圧をマルチプレクサ20およ
びA−D変換回路30を介してCPU40に与えるよう
にしても良い。こうすれば、モジュレーションレバーで
設定された電圧値に対応するパラメータの間を包絡線信
号電圧の瞬間時に応じて補間し、この補間したパラメー
タに対応する楽音信号を発生することができる。そし
て、包絡線信号電圧の波形を任意に選択するだけで、モ
ジュレーションレバーの手動操作を行なうことなしに、
経時的に変化するパラメータに対応した楽音信号を発生
することができる。
【0028】さらに、モジュレーションバーによって電
圧値を設定する代わりに、ファンクションジェネレータ
の出力電圧を与えるようにしても良い。言い換えれば、
シンセサイザに含まれるキーボード(図示せず)が操作
されたときに、トリガされて任意の電圧信号を発生する
ファンクションジェネレータを設け、設定された音色の
パラメータをファンクションジェネレータから出力電圧
にもとづいて補間するようにしても良い。こうすれば、
ファンクションジェネレータの出力電圧にもとづいて音
色を補間した楽音信号を発生することができる。なお、
この場合には、演奏音要素を設定するためのパラメータ
からアタックタイム、デイケータイム、サスティンレベ
ルおよびレリースタイムを省いておく必要がある。 [第3実施例]本発明の第3実施例を図17乃至図23
を参照しつつ説明する。なお、第1,2実施例において
用いた符号と同一符号は同一内容を示すとともに、重複
する説明を省略する。本第3実施例においては鍵盤12
0によって演算音要素としての音高を3つ指定し、これ
らの音高のパラメータ間を補間して音高の変化に対応し
て変化する楽音を出力できるようにしたものである。こ
のために、図8に示されているコントローラ10に代え
て鍵盤120と鍵盤押下げ検出回路130とが設けられ
ている。なお、この鍵盤120は、図18に示されてい
るように、従来から知られたピアノあるいはオルガンな
どの鍵盤と同様にして構成されている。また、鍵盤押下
げ検出回路130は、鍵盤120の各キーが押下げられ
たか否かを検出するものである。
圧値を設定する代わりに、ファンクションジェネレータ
の出力電圧を与えるようにしても良い。言い換えれば、
シンセサイザに含まれるキーボード(図示せず)が操作
されたときに、トリガされて任意の電圧信号を発生する
ファンクションジェネレータを設け、設定された音色の
パラメータをファンクションジェネレータから出力電圧
にもとづいて補間するようにしても良い。こうすれば、
ファンクションジェネレータの出力電圧にもとづいて音
色を補間した楽音信号を発生することができる。なお、
この場合には、演奏音要素を設定するためのパラメータ
からアタックタイム、デイケータイム、サスティンレベ
ルおよびレリースタイムを省いておく必要がある。 [第3実施例]本発明の第3実施例を図17乃至図23
を参照しつつ説明する。なお、第1,2実施例において
用いた符号と同一符号は同一内容を示すとともに、重複
する説明を省略する。本第3実施例においては鍵盤12
0によって演算音要素としての音高を3つ指定し、これ
らの音高のパラメータ間を補間して音高の変化に対応し
て変化する楽音を出力できるようにしたものである。こ
のために、図8に示されているコントローラ10に代え
て鍵盤120と鍵盤押下げ検出回路130とが設けられ
ている。なお、この鍵盤120は、図18に示されてい
るように、従来から知られたピアノあるいはオルガンな
どの鍵盤と同様にして構成されている。また、鍵盤押下
げ検出回路130は、鍵盤120の各キーが押下げられ
たか否かを検出するものである。
【0029】次に、前述のように構成された本発明の第
3実施例の具体的な動作を図19乃至図23のフロー図
にもとづき説明する。まず、図21に示されているパラ
メータ記憶サブルーチンへ進むとともに、各パラメータ
設定用可変抵抗器11〜1nを設定して第1のパラメー
タx11〜xn1を設定する。そして、プログラムスイ
ッチ61と鍵盤120に含まれる最低音のキースイッチ
とを同時に操作する。この操作により、鍵盤押下げ検出
回路130は鍵盤120の最低音のキースイッチが操作
されたことを検出してCPU40に検出信号を与える。
3実施例の具体的な動作を図19乃至図23のフロー図
にもとづき説明する。まず、図21に示されているパラ
メータ記憶サブルーチンへ進むとともに、各パラメータ
設定用可変抵抗器11〜1nを設定して第1のパラメー
タx11〜xn1を設定する。そして、プログラムスイ
ッチ61と鍵盤120に含まれる最低音のキースイッチ
とを同時に操作する。この操作により、鍵盤押下げ検出
回路130は鍵盤120の最低音のキースイッチが操作
されたことを検出してCPU40に検出信号を与える。
【0030】一方、パラメータx11〜xn1は、マル
チプレクサ20を介してA−D変換回路30に与えら
れ、このA−D変換回路30によってディジタル値に変
換されて、鍵盤120の最低音のキースイッチにもとづ
くキーナンバーデータJ1とともにメモリに一時記憶さ
れる。そして、プログラムスイッチ61が操作されたこ
とを判別して前述のパラメータx11〜xn1および最
低音のキースイッチのキーナンバーデータJ1をメモリ
50の記憶領域51にストアし、メインルーチンへリタ
ーンする。
チプレクサ20を介してA−D変換回路30に与えら
れ、このA−D変換回路30によってディジタル値に変
換されて、鍵盤120の最低音のキースイッチにもとづ
くキーナンバーデータJ1とともにメモリに一時記憶さ
れる。そして、プログラムスイッチ61が操作されたこ
とを判別して前述のパラメータx11〜xn1および最
低音のキースイッチのキーナンバーデータJ1をメモリ
50の記憶領域51にストアし、メインルーチンへリタ
ーンする。
【0031】続いて、パラメータ設定用可変抵抗器11
〜1nを操作して第2のパラメータx12〜xn2を設
定し、プログラムスイッチ61を操作するとともに、鍵
盤120の中位の音高のキースイッチを操作する。この
操作により、前述の説明と同様にして、パラメータ記憶
サブルーチンで設定されたパラメータx12〜xn2と
キースイッチのキーナンバーデータJ2とがメモリ50
の記憶領域52にストアされる。さらに、パラメータ設
定用可変抵抗器11〜1nを操作して第3のパラメータ
x13〜xn3を設定し、プログラムスイッチ61を操
作するとともに、鍵盤120の最高音のキースイッチを
操作する。この操作により、前述の説明と同様にして、
パラメータx13〜xn3と最高音のキースイッチのキ
ーナンバーデータJ3とがメモリ50の記憶領域にスト
アされる。その後に、計算スイッチ63を操作すると、
図22に示されている計算サブルーチンに進む。この計
算サブルーチンにおいては、前述の第2実施例とほぼ同
様にして各比率Δx11〜Δxn1、Δx12〜Δxn
2が演算される。なお、この場合の比率Δx11〜Δx
n1、Δx12〜Δxn2は、第1と第2の演奏音要素
の対応する各パラメータ間の差に対する、キーナンバー
データJ1,J2間の差、および第2と第3の演奏音要
素の対応する各パラメータ間の差に対する、キーナンバ
ーデータJ2,J3間の各比率となる。そして各パラメ
ータx11〜xn1、x12〜xn2、比率Δx11〜
Δxn1、Δx12〜Δxn2がメモリ50に記憶され
る。その後に、CPU40は図23に示されている再生
サブルーチンに進む。
〜1nを操作して第2のパラメータx12〜xn2を設
定し、プログラムスイッチ61を操作するとともに、鍵
盤120の中位の音高のキースイッチを操作する。この
操作により、前述の説明と同様にして、パラメータ記憶
サブルーチンで設定されたパラメータx12〜xn2と
キースイッチのキーナンバーデータJ2とがメモリ50
の記憶領域52にストアされる。さらに、パラメータ設
定用可変抵抗器11〜1nを操作して第3のパラメータ
x13〜xn3を設定し、プログラムスイッチ61を操
作するとともに、鍵盤120の最高音のキースイッチを
操作する。この操作により、前述の説明と同様にして、
パラメータx13〜xn3と最高音のキースイッチのキ
ーナンバーデータJ3とがメモリ50の記憶領域にスト
アされる。その後に、計算スイッチ63を操作すると、
図22に示されている計算サブルーチンに進む。この計
算サブルーチンにおいては、前述の第2実施例とほぼ同
様にして各比率Δx11〜Δxn1、Δx12〜Δxn
2が演算される。なお、この場合の比率Δx11〜Δx
n1、Δx12〜Δxn2は、第1と第2の演奏音要素
の対応する各パラメータ間の差に対する、キーナンバー
データJ1,J2間の差、および第2と第3の演奏音要
素の対応する各パラメータ間の差に対する、キーナンバ
ーデータJ2,J3間の各比率となる。そして各パラメ
ータx11〜xn1、x12〜xn2、比率Δx11〜
Δxn1、Δx12〜Δxn2がメモリ50に記憶され
る。その後に、CPU40は図23に示されている再生
サブルーチンに進む。
【0032】再生サブルーチンにおいて、メモリ50に
記憶された比率Δx11〜Δxn1、Δx12〜Δxn
2のデータにもとづいて所望の音高を発生させる場合に
は、鍵盤120に含まれるいずれかのキースイッチを操
作する。この操作されたキースイッチのキーナンバーデ
ータJcはCPU40に与えられ、CPU40は入力さ
れたキーナンバーデータJcと、最低音のキースイッチ
のキーナンバーデータJ1および中位の音高のキースイ
ッチのキーナンバーデータJ2を比較する。この入力さ
れたキーナンバーデータJcがキーナンバーデータJ1
とキーナンバーデータJ2との間の値であれば、操作さ
れたキースイッチのキーナンバーデータJcから最低音
のキースイッチのキーナンバーデータJ1を減算して差
ナンバーデータJdを求める。そして、求められた差ナ
ンバーデータJd比率Δx11とを乗算し、この乗算値
に第1のパラメータx11を加算して補間データx1を
求める。同様にして補間データx2〜xnを求める。こ
のようにして求められた補間データx2〜xnとしての
パラメータx1〜xnはD−A変換回路80、デイマル
チプレクサ90および保持回路101〜10nを介して
シンセサイザ110に与えられる。
記憶された比率Δx11〜Δxn1、Δx12〜Δxn
2のデータにもとづいて所望の音高を発生させる場合に
は、鍵盤120に含まれるいずれかのキースイッチを操
作する。この操作されたキースイッチのキーナンバーデ
ータJcはCPU40に与えられ、CPU40は入力さ
れたキーナンバーデータJcと、最低音のキースイッチ
のキーナンバーデータJ1および中位の音高のキースイ
ッチのキーナンバーデータJ2を比較する。この入力さ
れたキーナンバーデータJcがキーナンバーデータJ1
とキーナンバーデータJ2との間の値であれば、操作さ
れたキースイッチのキーナンバーデータJcから最低音
のキースイッチのキーナンバーデータJ1を減算して差
ナンバーデータJdを求める。そして、求められた差ナ
ンバーデータJd比率Δx11とを乗算し、この乗算値
に第1のパラメータx11を加算して補間データx1を
求める。同様にして補間データx2〜xnを求める。こ
のようにして求められた補間データx2〜xnとしての
パラメータx1〜xnはD−A変換回路80、デイマル
チプレクサ90および保持回路101〜10nを介して
シンセサイザ110に与えられる。
【0033】なお、鍵盤120の中位の音高のキースイ
ッチと最高音のキースイッチとの間のいずれかのキーを
操作した場合には、操作されたキースイッチのキーナン
バーデータJcが中位の音高のキースイッチのキーナン
バーデータJ2よりも大きいことを判別し、両者の差ナ
ンバーデーターJeを求める。そして、求めた差ナンバ
ーデータJeと比率Δx12とを乗算し、この乗算値に
第2のパラメータx12を加算して補間データとしての
パラメータx1を求める。同様にして、補間データのパ
ラメータx2〜xnを求め、求めた補間データのパラメ
ータx1〜xnにもとづく音をシンセサイザ110から
発生させる。
ッチと最高音のキースイッチとの間のいずれかのキーを
操作した場合には、操作されたキースイッチのキーナン
バーデータJcが中位の音高のキースイッチのキーナン
バーデータJ2よりも大きいことを判別し、両者の差ナ
ンバーデーターJeを求める。そして、求めた差ナンバ
ーデータJeと比率Δx12とを乗算し、この乗算値に
第2のパラメータx12を加算して補間データとしての
パラメータx1を求める。同様にして、補間データのパ
ラメータx2〜xnを求め、求めた補間データのパラメ
ータx1〜xnにもとづく音をシンセサイザ110から
発生させる。
【0034】なお、本第3の実施例は、鍵盤の音高に応
じて、楽器の音色等の特徴が変化する場合のパラメータ
の補間について説明したが、ピアノ等の打鍵の強弱によ
っても音色が変化するような楽器を実現したい場合は、
打鍵の強弱およびその打鍵の音高に応じてパラメータを
補間して演奏者を発生させることもできる。このために
は、鍵盤押下げ検出回路130によって鍵盤120のい
ずれかのキーが操作されたかを判別するとともに、各キ
ーの押下げ力を検出する。一方、パラメータ設定用可変
抵抗器11〜1nにより、最低の音高における打鍵力の
最強および最弱、並びに最高の音高における打鍵力の最
強および最弱の少なくとも4種類のパラメータを設定し
ておくとともに、いずれかのキーが操作されたときに操
作されたキーの音高および打鍵の強弱に対応するパラメ
ータを、パラメータ設定用可変抵抗器11〜1nにより
設定されたパラメータを補間することによって演算し、
打鍵強弱およびその音高に対応する特徴と盛った楽音に
よる演奏音を得ることができる。
じて、楽器の音色等の特徴が変化する場合のパラメータ
の補間について説明したが、ピアノ等の打鍵の強弱によ
っても音色が変化するような楽器を実現したい場合は、
打鍵の強弱およびその打鍵の音高に応じてパラメータを
補間して演奏者を発生させることもできる。このために
は、鍵盤押下げ検出回路130によって鍵盤120のい
ずれかのキーが操作されたかを判別するとともに、各キ
ーの押下げ力を検出する。一方、パラメータ設定用可変
抵抗器11〜1nにより、最低の音高における打鍵力の
最強および最弱、並びに最高の音高における打鍵力の最
強および最弱の少なくとも4種類のパラメータを設定し
ておくとともに、いずれかのキーが操作されたときに操
作されたキーの音高および打鍵の強弱に対応するパラメ
ータを、パラメータ設定用可変抵抗器11〜1nにより
設定されたパラメータを補間することによって演算し、
打鍵強弱およびその音高に対応する特徴と盛った楽音に
よる演奏音を得ることができる。
【0035】また、前述の第1〜3実施例においては、
2種類の各演奏音要素のパラメータを直線で結び、この
間の任意の点を補間する場合につれて説明したが、2種
類の各演奏音要素のパラメータを曲線で結び、この間の
点を補間するようにしても良い。なお、前述の3つの実
施例を組み合わせて構成しても良い。また、前述の実施
例は、いずれもアナログシンセサイザに楽音信号を与え
るための演奏音要素を発生させる場合について説明した
が、ディジタルシンセサイザに対して演奏音要素を与え
るようにしても良い。この場合には、メモリから読出し
たパラメータをアナログ値に変換することなくそのまま
出力するようにすれば良い。
2種類の各演奏音要素のパラメータを直線で結び、この
間の任意の点を補間する場合につれて説明したが、2種
類の各演奏音要素のパラメータを曲線で結び、この間の
点を補間するようにしても良い。なお、前述の3つの実
施例を組み合わせて構成しても良い。また、前述の実施
例は、いずれもアナログシンセサイザに楽音信号を与え
るための演奏音要素を発生させる場合について説明した
が、ディジタルシンセサイザに対して演奏音要素を与え
るようにしても良い。この場合には、メモリから読出し
たパラメータをアナログ値に変換することなくそのまま
出力するようにすれば良い。
【図1】本発明の第1実施例を説明する概略ブロック
図。
図。
【図2】本発明の第1実施例を説明する操作部の外観
図。
図。
【図3】本発明の第1実施例を説明するメモリに記憶さ
れるデータを示す説明図。
れるデータを示す説明図。
【図4】本発明の第1実施例を説明するメインルーチ
ン、のフロー図。
ン、のフロー図。
【図5】本発明の第1実施例を説明する計算サブルーチ
ン、のフロー図。
ン、のフロー図。
【図6】本発明の第1実施例を説明する計算サブルーチ
ン、のフロー図。
ン、のフロー図。
【図7】本発明の第1実施例を説明するパラメータの演
算内容を示すグラフ図。
算内容を示すグラフ図。
【図8】本発明の第2実施例を説明する概略ブロック
図。
図。
【図9】本発明の第2実施例を説明するコントローラの
外観図。
外観図。
【図10】本発明の第2実施例を説明するパラメータ設
定用可変抵抗器の操作状態を示す説明図。
定用可変抵抗器の操作状態を示す説明図。
【図11】本発明の第2実施例を説明する操作手順。
【図12】本発明の第2実施例を説明するメインルーチ
ン。
ン。
【図13】本発明の第2実施例を説明するパラメータ記
憶サブルーチン。
憶サブルーチン。
【図14】本発明の第2実施例を説明する計算サブルー
チ。
チ。
【図15】本発明の第2実施例を説明する再生サブルー
チン。
チン。
【図16】本発明の第2実施例を説明するパラメータの
演算内容を示すグラフ図。
演算内容を示すグラフ図。
【図17】本発明の第3実施例を説明する概略ブロック
図。
図。
【図18】本発明の第3実施例を説明する鍵盤の外観
図。
図。
【図19】本発明の第3実施例を説明する操作手順。
【図20】本発明の第3実施例を説明するメインルーチ
ン。
ン。
【図21】本発明の第3実施例を説明するパラメータ記
憶サブルーチン。
憶サブルーチン。
【図22】本発明の第3実施例を説明する計算サブルー
チン。
チン。
【図23】本発明の第3実施例を説明する再生サブルー
チン。
チン。
10 コントローラ 11〜1n パラメータ設定用可変抵抗器 20 マルチプレクサ 30 A−D変換回路 40 CPU 50 メモリ 61,62 プログラムスイッチ 63 計算スイッチ 64 ストアスイッチ 71〜7n プリセットスイッチ 80 D−A変換回路 90 デイマルチプレクサ 101〜10n 保持回路 110 シンセサイザ 120 鍵盤 130 鍵盤押下げ検出回路
Claims (2)
- 【請求項1】 (a)複数種類のパラメータより構成さ
れる演奏音要素の各パラメータを任意に指定可能な演奏
音要素指定手段、(b)この演奏音要素指定手段により
指定された少なくとも2個の演奏音要素に関して、これ
ら演奏音要素のパラメータ間の関連度合を任意に指定可
能な演奏音要素関連度合指定手段および(c)この演奏
音要素関連度合指定手段により指定される関連度合にも
とづき前記演奏音要素のパラメータ間を補間して新たな
演奏音要素のパラメータを形成する補間手段を具えるこ
とを特徴とする電子楽器の楽音生成装置。 - 【請求項2】 前記演奏音要素は、音色、音高およびま
たは音量であることを特徴とする特許請求の範囲第1項
に記載の電子楽器の楽音生成装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5253875A JPH06324681A (ja) | 1993-10-12 | 1993-10-12 | 電子楽器の楽音生成装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5253875A JPH06324681A (ja) | 1993-10-12 | 1993-10-12 | 電子楽器の楽音生成装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06324681A true JPH06324681A (ja) | 1994-11-25 |
Family
ID=17257354
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5253875A Withdrawn JPH06324681A (ja) | 1993-10-12 | 1993-10-12 | 電子楽器の楽音生成装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH06324681A (ja) |
Cited By (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE19752404C1 (de) * | 1997-11-26 | 1999-08-19 | Siemens Ag | Verfahren zum Herstellen eines Kontaktflächen aufweisenden Trägerelements, das ein Trägersubstrat mit einem Halbleiterchip mit sehr geringer Dicke bildet |
JP2008172550A (ja) * | 2007-01-12 | 2008-07-24 | Yamaha Corp | 信号処理装置 |
US7531209B2 (en) | 2005-02-24 | 2009-05-12 | Michael Raymond Ayers | Porous films and bodies with enhanced mechanical strength |
US7790234B2 (en) | 2006-05-31 | 2010-09-07 | Michael Raymond Ayers | Low dielectric constant materials prepared from soluble fullerene clusters |
US7875315B2 (en) | 2006-05-31 | 2011-01-25 | Roskilde Semiconductor Llc | Porous inorganic solids for use as low dielectric constant materials |
US7883742B2 (en) | 2006-05-31 | 2011-02-08 | Roskilde Semiconductor Llc | Porous materials derived from polymer composites |
US7919188B2 (en) | 2006-05-31 | 2011-04-05 | Roskilde Semiconductor Llc | Linked periodic networks of alternating carbon and inorganic clusters for use as low dielectric constant materials |
-
1993
- 1993-10-12 JP JP5253875A patent/JPH06324681A/ja not_active Withdrawn
Cited By (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE19752404C1 (de) * | 1997-11-26 | 1999-08-19 | Siemens Ag | Verfahren zum Herstellen eines Kontaktflächen aufweisenden Trägerelements, das ein Trägersubstrat mit einem Halbleiterchip mit sehr geringer Dicke bildet |
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US7790234B2 (en) | 2006-05-31 | 2010-09-07 | Michael Raymond Ayers | Low dielectric constant materials prepared from soluble fullerene clusters |
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US7883742B2 (en) | 2006-05-31 | 2011-02-08 | Roskilde Semiconductor Llc | Porous materials derived from polymer composites |
US7919188B2 (en) | 2006-05-31 | 2011-04-05 | Roskilde Semiconductor Llc | Linked periodic networks of alternating carbon and inorganic clusters for use as low dielectric constant materials |
JP2008172550A (ja) * | 2007-01-12 | 2008-07-24 | Yamaha Corp | 信号処理装置 |
US8184829B2 (en) | 2007-01-12 | 2012-05-22 | Yamaha Corporation | Signal processing device and method of processing signal |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 19941006 |