JP2009006909A - スクータ型車両 - Google Patents

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Abstract

【課題】本発明は、エアクリーナに必要十分な吸気性能をもたせると共に、収納ボックスに十分な収納容量をもたせるようにしたスクータ型車両を提供することを課題とする。
【解決手段】スクータ型車両は、側方から見たときにパワーユニット15と収納ボックス45との間に配置されパワーユニット15に支持されているエアクリーナ41を備えており、燃料タンク47は、収納ボックス45の後方に配置され、収納ボックス45の後側面と燃料タンク47の前側面との間には隙間68が設けられ、パワーユニット15が揺動してエアクリーナ41が収納ボックス45に近接するときには、隙間68の近傍にダクト71が位置するようにした。
【選択図】図7

Description

本発明は、パワーユニットの上方にエアクリーナが設けられているスクータ型車両の改良に関する。
車体フレームに揺動自在に支持されているパワーユニットと、このパワーユニットの上方に設けられているエアクリーナと、このエアクリーナの上方でシートの下方に設けられている収納ボックスと、を備えるスクータ型車両が知られている(例えば、特許文献1参照。)。
特開平6−117338号公報(図1、図4)
特許文献1の図1において、車体フレーム2(符号は同公報のものを流用する。以下同じ。)には、エンジン14を含むパワーユニット13が揺動自在に設けられている。このパワーユニット13の上部には、キャブレタ19を介して後方にエアクリーナ20が接続されている。このエアクリーナ20は、着座シート8(以下、シート8とも云う。)の下方に配置した物品収納体7(以下、収納ボックス7とも云う。)の後側で、後輪16の前方から上方にかけて配置されている。
特許文献1の図4において、後輪のフェンダ部分21の上方には、エアクリーナ20が一体的に設けられている。
エアクリーナ20の上部は、クリーナケース蓋部25で覆われ、このクリーナケース蓋部25の後部には段差が設けられ、この段差には開口部が設けられている。つまり、クリーナケース蓋部25には吸入した空気を溜める空気溜まりが設けられている。
クリーナケース蓋部25には、所定の吸気性能を確保するため、空気溜まり(ダーテイー室)を確保する必要があるが、空気溜まりの容積をかせごうとすると、必然的にクリーナケース蓋部25を大きくする必要がある。クリーナケース蓋部25が大きくなれば、クリーナケース蓋部25の高さは高くなり、エアクリーナ20の高さも高くなる。
しかし、エアクリーナ20の高さが高くなれば、パワーユニット13が揺動するときに、エアクリーナ20と車体側に設ける収納ボックス7間の干渉を回避することを考慮すると、収納ボックス7の容積が十分に確保できなくなる可能性があった。
エアクリーナに必要十分な吸気性能をもたせると共に、収納ボックスの容量を十分に確保することができるスクータ型車両が求められている。
また、ダーテイー室に外気を吸入する吸気口が車体後方に向けて開口しているため、後輪からの水や埃の影響を多く受けることへの対策も必要となっていた。
本発明は、エアクリーナに必要十分な吸気性能をもたせると共に、収納ボックスに十分な収納容量をもたせるようにしたスクータ型車両を提供することを課題とする。
請求項1に係る発明は、車体フレームと、この車体フレームに揺動自在に支持されているパワーユニットと、このパワーユニットの上方に且つ乗員が着座するシートの下方に配置されている収納ボックスと、上方から見たときに収納ボックスの後部と重なるように、且つ、側方から見たときにパワーユニットと収納ボックスとの間に配置され、パワーユニットに支持されているエアクリーナと、を備えるスクータ型車両において、エアクリーナには、内部を前後に仕切り前側にクリーン室、後側にダーテイー室を形成して外気をろ過するエレメントと、ダーテイー室の上面に開けこのダーテイー室に外気を吸入する吸気口と、この吸気口に取り付けると共に車両の前方に向けて延設され外気を前記吸気口に導くダクトと、が備えられ、ダクトの先端部は、収納ボックスの後端部よりも後方に配置されていることを特徴とする。
請求項2に係る発明では、燃料タンクは、収納ボックスの後方に配置されると共に、収納ボックスの後側面と燃料タンクの前側面との間には隙間が設けられ、パワーユニットが揺動してエアクリーナが収納ボックスに近接するときには、隙間の近傍にダクトが位置するようにしたことを特徴とする。
請求項3に係る発明は、車体フレームには、エンジンの排気系部品に空気を供給する二次空気供給装置が備えられ、エアクリーナの側方には、二次空気供給装置の構成要素としての二次空気用エアクリーナが一体的に備えられていることを特徴とする。
請求項4に係る発明では、二次空気量を制御する二次空気制御ユニットには空気導入パイプが備えられ、この空気導入パイプは、二次空気用エアクリーナの前面に嵌合支持されていることを特徴とする。
請求項5に係る発明では、二次空気制御ユニットは、エアクリーナの前面に取り付けた別体の支持ステーを介してエアクリーナに支持されていることを特徴とする。
請求項1に係る発明では、エアクリーナには、内部を前後に仕切り前側にクリーン室、後側にダーテイー室を形成して外気をろ過するエレメントが備えられているので、エレメントの上方にダーテイー室が形成される場合と較べると、エアクリーナの上部に必要な容積を小さくすることができる。エアクリーナの上部に必要な容積を小さく済ませながら、エアクリーナに必要十分な吸気性能をもたせることが可能となる。
加えて、ダーテイー室の上面に開けこのダーテイー室に外気を吸入する吸気口と、この吸気口に取り付けると共に車両の前方に向けて延設され外気を吸気口に導くダクトと、が備えられているので、ダクトの開口が車両の後方に向け開口する場合に較べて、埃の侵入を大幅に抑制することができる。
さらに、ダクトの先端部は、収納ボックスの後端部よりも後方に配置されているので、
エアクリーナと収納ボックスとの間に十分な大きさの空間が得られ、収納ボックスの容積を十分に確保することができる。
従って、エアクリーナに必要十分な吸気性能をもたせると共に、収納ボックスに十分な収納容量をもたせることができる。
請求項2に係る発明では、収納ボックスの後側面と燃料タンクの前側面との間には隙間が設けられ、エアクリーナが収納ボックスに近接するときに、隙間の近傍にダクトが位置するように構成した。
エアクリーナの上面にダクトが配置されている場合において、隙間を設けることによって、パワーユニットの揺動ストロークを一層大きく確保することができる。揺動ストロークを一層大きく確保することで、車両の走行性能を一層高めることができる。
請求項3に係る発明では、二次空気用エアクリーナを設ける場合に、この二次空気用エアクリーナを、エアクリーナの側方に備えるようにしたので、収納ボックスの配置への影響を減らすことができる。
請求項4に係る発明では、二次空気用エアクリーナと二次空気制御ユニットとの間には空気導入パイプが備えられ、この空気導入パイプは、二次空気用エアクリーナの前面に嵌合支持されている。
エアクリーナの上方には、二次空気制御ユニットが配置されていないので、収納ボックスの大きさ及び配置などに影響を与え難くすると共に、収納ボックスの容積を十分大きく確保することができる。
また、二次空気制御ユニットは空気導入パイプを介して、二次空気用エアクリーナの前面に嵌合支持されているので、簡便な構造にて二次空気制御ユニットを支持できる。
請求項5に係る発明では、二次空気制御ユニットは、エアクリーナに取り付けた支持ステーを介して支持されているので、収納ボックスの大きさ及び配置などへの影響を一層抑えることができる。加えて、二次空気制御ユニットを一層確実に支持することができる。
本発明を実施するための最良の形態を添付図に基づいて以下に説明する。図中、「前」、「後」、「左」、「右」、「上」、「下」は運転者からみた方向を示す。なお、図面は符号の向きに見るものとする。
図1は本発明に係るスクータ型車両の左側面図であり、スクータ型車両としての自動二輪車10は、車体フレーム11の後部にピボット軸12を含むリンク機構14を介して、車体フレーム11にパワーユニット15を揺動自在に取り付けた車両である。
パワーユニット15は、駆動源としてのエンジン16と、このエンジン16の後方に設けられている変速機ケース17と、からなる。変速機ケース17には、エンジン16の駆動力を後輪19に伝達するベルト式無段変速機18が内蔵されている。そして、この変速機ケース17を車体フレーム11の後端部に揺動自在に設け、エンジン16の動力を後輪19に伝達するようにした。
また、自動二輪車10は、ヘッドパイプ21に操舵自在にフロントフォーク26を取り付け、このフロントフォーク26の下端に前輪28を取り付け、フロントフォーク26の上部にステアリングハンドル29を取り付けたものである。
リヤスイングアームを兼ねるパワーユニット15の後端には、後輪19が取り付けられ、パワーユニット15の後部及びフレーム24Lの間には、リヤクッションユニット31が掛け渡されている。
パワーユニット15とクロスメンバ23の間に介在させたリンク機構14は、クロスメンバ23の近傍に設けた支持軸32と、この支持軸32から後方に延設したリンク部材33と、このリンク部材33の後端部に設けたピボット軸12と、を備える。
パワーユニット15の前部を構成するエンジン16のシリンダブロック37には、吸気装置38及び排気装置39が接続されている。
吸気装置38は、エアクリーナ41と、このエアクリーナ41に連結部材40を介して接続した燃料供給装置42と、からなる。
排気装置39は、エンジン16に接続し後方に延ばした排気管43と、この排気管43に接続し後方に延ばした消音器44とからなる。
シートフレーム24L、24Rに、上方へ開口する収納ボックス45が設けられ、この収納ボックス45の上方に乗員が跨って座るシート46が設けられ、この収納ボックス45の後方に燃料タンク47が配置され、これらの収納ボックス45と燃料タンク47の上方からシート46が開閉可能に取り付けられている。
48はステップフロア49を支持するステップフロア支持フレーム、51は同乗者足置き支持フレーム、53はグラブレール、54はフロントブレーキユニット、55はフロントフェンダ、56はカウル部材、57はリヤフェンダ、58はサイドスタンドである。
すなわち、スクータ型車両としての自動二輪車10には、車体フレーム11と、この車体フレーム11によって支持されるステアリングハンドル29及び乗員が着座するシート46と、ステアリングハンドル29とシート46との間に設け乗員が足を載置するステップフロア49とが備えられている。
図2は本発明に係るスクータ型車両の要部左側面図、図3は本発明に係るスクータ型車両の収納ボックスとエアクリーナの位置関係を説明する平面図である。以下、図2及び図3を参照して説明を行う。
車体フレーム11には、ダウンフレーム22の後端部に車両の幅方向に取り付けたクロスメンバ23と、このクロスメンバ23の左右両端部から斜め後方に立ち上げた左右のシートフレーム24L、24Rと、これら左右のシートフレーム24L、24Rの中間部に掛け渡して収納ボックス45を支持するクロスフレーム61と、このクロスフレーム61の後方に配置され、左右のシートフレーム24L、24Rの中間部に掛け渡してシート46を支持するシートクロスフレーム62と、左右のシートフレーム24L、24Rの後端部に掛け渡すリヤクロス部材63と、が含まれている。
シートフレーム24L、24Rの後端部には、ストップランプユニット65が取付けられている。ストップランプユニット65の詳細については後述する。
スクータ型車両としての自動二輪車10には、車体フレーム11と、この車体フレーム11にリンク機構14を介してパワーユニット15が揺動自在に支持され、このパワーユニット15の上方に且つ乗員が着座するシート46の下方に収納ボックス45が配置され、上方から見たときに収納ボックス45の後部45cと重なるように、且つ、側方から見たときにパワーユニット15と収納ボックス45との間には、エアクリーナ41が配置されている。エアクリーナ41は、パワーユニット15の上面に設けたブラケット66によって支持されている。つまり、エアクリーナ41は、パワーユニット15の揺動に伴い揺動する部材である。
燃料タンク47は、収納ボックス45の後方に配置されると共に、収納ボックス45の後側面45rと燃料タンク47の前側面47fとの間には隙間68が設けられている。
エアクリーナ41に外気を取り入れる口であるダクト71の先端部71tは、収納ボックス45の後端部45bよりも後方に配置されている。
図3を参照して、車体フレーム11には、二次空気供給装置72が備えられている。
二次空気供給装置72は、例えば、排気管43や消音器44のようなエンジン16の排気系部品に空気を供給し、排気ガス中の可燃成分を燃焼させて排気ガスを浄化する機能を有する。
二次空気供給装置72は、吸入する空気をろ過する二次空気用エアクリーナ73と、このエアクリーナ73で吸入した空気を所定の条件にて前記排気系部品に供給するバルブとしての二次空気制御ユニット74と、を主な構成要素とする。
エアクリーナ41の側方には、二次空気用エアクリーナ73が備えられているので、収納ボックス45の配置への影響を減らすことができる。
図4は本発明に係るスクータ型車両のエアクリーナ及び二次空気供給装置の平面図、図5は図4の5矢視図、図6は本発明に係るスクータ型車両のエアクリーナ及び二次空気供給装置の要部断面図である。以下、図4〜図6を参照して説明を行う。
エアクリーナ41は、前ケース76と後ケース77と、これら、前ケース76と後ケース77間に配置し外気をろ過するエレメント78と、が備えられている。
また、前ケース76には、後述する二次空気用エアクリーナ73の構成要素としての前サブケース81が一体的に形成され、後ケース77には、二次空気用エアクリーナ73の構成要素としての後サブケース82が一体的に形成され、前サブケース81と後サブケース82間には、外気をろ過するサブエレメント83が配置されている。
前ケース76と後ケース77とは、フランジ部84、85にて突き合わされ、これらのフランジ部84、85は複数の組付ボルト86・・・(・・・は複数を示す。以下同じ。)で固定されている。
エアクリーナ41は、エレメント78によって内部が前後に仕切られており、前側にクリーン室87、後側にダーテイー室88が形成され、このダーテイー室88の上面に開けこのダーテイー室88に外気を吸入する吸気口89が設けられ、この吸気口89には、車両の前方に向けて延設され外気を吸気口89に導くダクト71が取り付けられている。
前サブケース81の前部には、空気導入パイプ91が連結され、この空気導入パイプ91には、二次空気量を制御する二次空気制御ユニット74が取り付けられている。
二次空気制御ユニット74には空気導入パイプ91が備えられ、この空気導入パイプ91は、二次空気用エアクリーナ73の前面に嵌合支持されている。
エアクリーナ41の上方には、二次空気制御ユニット74が配置されていないので、収納ボックス(図2の符号45)の大きさ及び配置などに影響を与え難くすると共に、収納ボックス45の容積を十分大きく確保することができる。
また、二次空気制御ユニット74は空気導入パイプ91を介して、二次空気用エアクリーナ73の前面に嵌合支持されているので、簡便な構造にて二次空気制御ユニット74を支持することができる。
加えて、エアクリーナ41の前面41aには、プレート状を呈する支持ステー92の一端がボルト93・・・を介して取り付けられ、支持ステー92の他端はボルト93・・・を介して二次空気制御ユニット74に取り付けられている。つまり、二次空気制御ユニット74は、エアクリーナ41の前面41fに取り付けた別体の支持ステー92を介してエアクリーナ41に支持されている。
二次空気制御ユニット74は、エアクリーナ41に取り付けプレート状に形成した支持ステー92を介して支持されている。支持ステー92の占有スペースは限定されたものであるため、収納ボックス45の大きさ及び配置などへの影響を一層抑えることができる。加えて、二次空気制御ユニット74を一層確実に支持することができる。
以上に述べたスクータ型車両作用を次に述べる。
図2、図5及び図6を参照して、エレメント78の後方には、ダーテイー室88が形成されているので、エレメント78の上方にダーテイー室88が形成される場合と較べると、エアクリーナ41の上部に必要な容積を小さくすることができる。エアクリーナ41の上部に必要な容積を小さくすることができる。エアクリーナ41の上部に必要な容積を小さく済ませながら、エアクリーナ41に必要十分な吸気性能をもたせることが可能となる。
加えて、ダーテイー室88の上面に開けこのダーテイー88室に外気を吸入する吸気口89と、この吸気口89に取り付けると共に車両の前方に向けて延設され外気を吸気口89に導くダクト71と、が備えられているので、ダクト71の開口が車両の後方に向け開口する場合に較べて、埃の侵入を大幅に抑制することができる。
さらに、ダクトの先端部71tは、収納ボックスの後端部45bよりも後方に配置されているので、エアクリーナ41と収納ボックス45との間に十分な大きさの空間が得られ、収納ボックス45の容積を十分に確保することができる。
従って、エアクリーナ41に必要十分な吸気性能をもたせると共に、収納ボックス45に十分な収納容量をもたせることができる。
エアクリーナ41と収納ボックス45との間に十分な大きさの空間が確保されるので、エアクリーナ41の構造や配置の自由度を高めることができる。例えば、エアクリーナ41の構造では、エアクリーナ41のダーテイー室88に十分な容積をもたせることができる。併せて、収納ボックス45の容積を十分に確保することができる。
従って、エアクリーナ41の構造及び配置の自由度を高めると共に、収納ボックス45の容量を十分に確保することができる。
エアクリーナ41のダーテイー室88に十分な容積が得られれば、吸気効率を高めると共に、吸気騒音を大幅に低減することができる。
図7は図2の作用説明図であり、パワーユニット15が揺動してエアクリーナ41が収納ボックス45に近接するときには、隙間68の近傍にダクト71が位置するようにした。また、収納ボックス45の後側面45rと燃料タンク47の前側面47fとの間には隙間68が設けられ、エアクリーナ41が収納ボックス45に近接するときに、隙間68の近傍にダクト71が位置するように構成した。
エアクリーナ41の上面にダクト71が配置されている場合において、このような隙間68を設けることによって、パワーユニット15の揺動ストロークを一層大きく確保することができる。揺動ストロークが十分に確保できるので、車両の走行性能を一層高めることができる。
また、ダクトの開口が前方に向け取り付けられているので、後方に向け取り付けられている場合と較べると埃等の異物の侵入を一層抑えることができる。
図8は本発明に係るスクータ型車両の後部ストップランプユニットの左側面図、図9は図8の9矢視図である。以下、図8及び図9を参照して説明を行う。
後部ストップランプユニット65は、車両後端部の外観を構成する部材であり、本体ボデイ部96と、この本体ボデイ部96の上を覆う上部97と、本体ボデイ部96の後を覆う後部98とを備える。
後部98には、その中心にテールランプ99が配置され、このテールランプ99の左右に左右のウインカーランプ101L、101Rが配置され、テールランプ99及びウインカーランプ101L、101Rは、レンズ102、103L、103Rで覆われている。
図3に戻って、後部ストップランプユニット65は、ボルト104・・・を介して左右のシートフレーム24L、24Rに取り付けられている。
後部ストップランプユニット65が有する上部97は、外方に露出している部分であり、車両の外観意匠の一部を構成している。
車両の後端部を、専用のリヤカウルなどで覆うことなく、後部ストップランプユニット65の上部97を利用して、この上部97を外観意匠として露出させることで、車両の外観性を高めつつ部品点数を減らすことができる。
尚、請求項1では、収納ボックスの後側面と燃料タンクの前側面との間に設ける隙間を省略することは差し支えない。
また、スクータ型車両において、二次空気供給装置を省略することは差し支えない。
本発明は、スクータ型車両に好適である。
本発明に係るスクータ型車両の左側面図である。 本発明に係るスクータ型車両の要部左側面図である。 本発明に係るスクータ型車両の収納ボックスとエアクリーナの位置関係を説明する平面図である。 本発明に係るスクータ型車両のエアクリーナ及び二次空気供給装置の平面図である。 図4の5矢視図である。 本発明に係るスクータ型車両のエアクリーナ及び二次空気供給装置の要部断面図である。 図2の作用説明図である。 本発明に係るスクータ型車両の後部ストップランプユニットの左側面図である。 図8の9矢視図である。
符号の説明
11…車体フレーム、15…パワーユニット、16…エンジン、41…エアクリーナ、41f…エアクリーナの前面、45…収納ボックス、45b…収納ボックスの後端部、45c…収納ボックスの後部、45r…収納ボックスの後側面、46…シート、47…燃料タンク、47f…燃料タンクの前側面、68…隙間、71…ダクト、71t…ダクトの先端部、72…二次空気供給装置、73…二次空気用エアクリーナ、74…二次空気制御ユニット、78…エレメント、87…クリーン室、88…ダーテイー室、89…吸気口、91…空気導入パイプ、92…支持ステー。

Claims (5)

  1. 車体フレームと、この車体フレームに揺動自在に支持されているパワーユニットと、このパワーユニットの上方に且つ乗員が着座するシートの下方に配置されている収納ボックスと、上方から見たときに前記収納ボックスの後部と重なるように、且つ、側方から見たときに前記パワーユニットと前記収納ボックスとの間に配置され、前記パワーユニットに支持されているエアクリーナと、を備えるスクータ型車両において、
    前記エアクリーナには、内部を前後に仕切り前側にクリーン室、後側にダーテイー室を形成して外気をろ過するエレメントと、前記ダーテイー室の上面に開けこのダーテイー室に外気を吸入する吸気口と、この吸気口に取り付けると共に車両の前方に向けて延設され外気を前記吸気口に導くダクトと、が備えられ、
    前記ダクトの先端部は、前記収納ボックスの後端部よりも後方に配置されていることを特徴とするスクータ型車両。
  2. 前記燃料タンクは、前記収納ボックスの後方に配置されると共に、前記収納ボックスの後側面と前記燃料タンクの前側面との間には隙間が設けられ、
    前記パワーユニットが揺動して前記エアクリーナが前記収納ボックスに近接するときには、前記隙間の近傍に前記ダクトが位置するようにしたことを特徴とする請求項1記載のスクータ型車両。
  3. 前記車体フレームには、エンジンの排気系部品に空気を供給する二次空気供給装置が備えられ、前記エアクリーナの側方には、前記二次空気供給装置の構成要素としての二次空気用エアクリーナが一体的に備えられていることを特徴とする請求項1又は請求項2記載のスクータ型車両。
  4. 二次空気量を制御する二次空気制御ユニットには空気導入パイプが備えられ、この空気導入パイプは、前記二次空気用エアクリーナの前面に嵌合支持されていることを特徴とする請求項3記載のスクータ型車両。
  5. 前記二次空気制御ユニットは、前記エアクリーナの前面に取り付けた別体の支持ステーを介して前記エアクリーナに支持されていることを特徴とする請求項4記載のスクータ型車両。
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