JP2014043189A - 鞍乗り型車両の収納部構造 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】収納ボックス80と、収納ボックス80とは別体で形成され、収納ボックス80に固定されるバッテリボックス77とを有する鞍乗り型車両の収納部構造において、収納ボックス80の下方にバッテリボックス77を配置するとともに、バッテリボックス77の下方に車体フレームFを構成する水平部クロスメンバ18を備え、バッテリボックス77が水平部クロスメンバ18に載置される。
【選択図】図7
Description
本発明は、上述した事情に鑑みてなされたものであり、収納ボックス及びバッテリボックスを備えた鞍乗り型車両の収納部構造において、バッテリボックスの取り外しを容易にしてメンテナンス性を向上できるようにすることを目的とする。
本発明によれば、バッテリボックスは車体フレームのクロスメンバに載置されて支持されるため、収納ボックスからバッテリボックスを切り離して分解でき、メンテナンス及びチェック時にバッテリを取り外すことなく、収納ボックスだけの取り外しが可能である。すなわち、バッテリボックスを収納ボックスから容易に取り外しでき、メンテナンス性を向上できる。
本発明によれば、収納ボックスの開口部側から締結部材による固定を解除でき、バッテリボックスを取り外す作業の作業性を向上できる。
また、本発明は、前記バッテリボックス(77)と前記クロスメンバ(18)とを位置決めする位置決め部(91)を有することを特徴とする。
本発明によれば、クロスメンバにバッテリボックスを固定する締結部を設ける必要が無く、組み付け性を向上できる。
本発明によれば、バッテリボックスを収納ボックスにガイド部によって容易に位置決めして嵌合させることができ、バッテリボックスを収納ボックスに固定する作業の効率化を図ることができる。
本発明によれば、膨出部の形状をクロスメンバの形状に対応させてバッテリボックスを簡単に載置できる。また、バッテリボックスを簡単な構造でクロスメンバに載置可能とし、且つ、バッテリの収納スペースを大きく確保できる。さらに、膨出部のデッドスペースを有効利用して配管または配線を配置でき、車両をコンパクト化できる。
本発明によれば、バッテリボックスの前方への倒れを燃料タンクによって防止でき、組み付けの作業性を向上できる。
また、本発明は、前記バッテリボックス(77)の後方に、エンジン(E)が前記バッテリボックス(77)に隣接して配置されることを特徴とする。
本発明によれば、バッテリボックスの後方への倒れをエンジンによって防止でき、組み付けの作業性を向上できる。
また、収納ボックスの開口部側から締結部材による固定を解除でき、バッテリボックスを取り外す作業の作業性を向上できる。
また、クロスメンバにバッテリボックスを固定する締結部を設ける必要が無く、組み付け性を向上できる。
さらに、バッテリボックスを収納ボックスにガイド部によって容易に位置決めして嵌合させることができ、バッテリボックスを収納ボックスに固定する作業の効率化を図ることができる。
また、バッテリボックスの前方への倒れを燃料タンクによって防止でき、組み付けの作業性を向上できる。
また、バッテリボックスの後方への倒れをエンジンによって防止でき、組み付けの作業性を向上できる。
自動二輪車1(鞍乗り型車両)は、シート10に着座した乗員が足を載せる低床のステップフロア68を有するスクータ型車両であり、車体フレームF(図2)の前方に前輪2を有し、駆動輪である後輪3は、車両後部に配置されるユニットスイングエンジンU(ユニットスイングパワーユニット)に軸支されている。車体フレームFは、樹脂製の車体カバーCによって覆われている。
図2〜図4に示すように、車体フレームFは、金属製のチューブやパイプを溶接によって複数連結して形成されており、メインフレーム11は、前部に設けられるヘッドパイプ12と、ヘッドパイプ12から後下方に延出した後、略水平に後方へ延び、後部で後上方に延びる左右一対のダウンチューブ13,13と、ダウンチューブ13,13の下部から後上方へ車両後部まで延出する左右一対のシートレール14,14と、ヘッドパイプ12からダウンチューブ13,13の上方を後下方に延びてシートレール14,14に連結される左右一対のアッパーチューブ15,15とを有している。
ダウンチューブ13,13は、ヘッドパイプ12に前端が連結されて後下方へ延出する下方延出部70と、下方延出部70の下端から後方に略水平に延出する水平延出部71と、水平延出部71の後端から後上方に延出する斜め上方延出部72とを有している。
サイドスタンド47が取り付けられるスタンドステー47Aは、左側の水平延出部71の外側面において水平部クロスメンバ18の近傍に設けられている。ヘッドパイプ12の前面には、灯火類や車体カバーC等を支持する籠状の前部フレーム24が連結されている。
また、メインフレーム11の外側方には、ダウンチューブ13,13に連結されて前後に延び、ステップフロア68を下方から支持する左右一対のステップフレーム23L,23R(図2、図3)が設けられている。
エンジンEは、水冷式の4サイクル単気筒エンジンであり、シリンダ軸線29が略水平に前方へ延びるように配置されている。エンジンEは、ユニットスイングエンジンUの前部に配置されるクランクケース30の前面に、シリンダ31及びシリンダヘッド32を結合して構成されている。
伝動ケースMの後端及びアーム部33の後端とシートレール14,14との間には、左右一対のリヤサスペンション34,34が掛け渡されている。
シリンダヘッド32の下面の排気ポートに接続された排気管37は、エンジンEの下方を通って後方に延び、アーム部33の外側面に固定されたマフラー38に接続される。
伝動ケースMの後部の下部には、車両を直立状態に支持可能なメインスタンド39が設けられている。
前傾した燃料タンク40の前部の下方の空間には、エンジンEの冷却水を冷却する板状のラジエータ41が設けられている。ラジエータ41とエンジンEとを接続する一対の冷却水パイプ42,42は、ラジエータ41の左側部から延出され、車両の左側(一側)のステップフレーム23L(図2)の下方を後方へ延び、ダウンチューブ13の内側を通ってエンジンEに接続される。
収納ボックス80の上面は、その全長に亘ってシートレール14,14の上方で開口しており、この開口部80Cは、乗員用のシート10(図1)によって開閉自在に塞がれている。シート10は、運転者が着座する前部シート10Aと、前部シート10Aよりも一段高く形成されて同乗者が着座する後部シート10Bとを有している。
収納ボックス80の後方においてシートレール14,14の後部には、グラブレール48が固定されている。
車体カバーCは、シート10に着座した運転者の両足の間で上方に膨出するセンタートンネル部69を有しており、運転者は、センタートンネル部69の左右に設けられたステップフロア68,68に足をそれぞれ載せる。
センタートンネル部69は、アッパーチューブ15,15及びシートレール14,14の前部を、上部インナーカバー53の下部、下部インナーカバー54,54及びステップカバー55,55によって上方及び側方から覆うことで形成されている。
フロントフォーク26,26には、前輪2を上方から覆うフロントフェンダー65が設けられている。ボディサイドカバー59,59の下方には、後輪3を上方から覆うリヤフェンダー66が設けられている。
後部シート10Bの同乗者が足を載せる可倒式の一対のタンデムステップ67(図1)は、タンデムステップステー22,22に支持されている。
図5〜図7に示すように、収納ボックス80の前部収納部80Aは、車両の前後の中央に位置する前部シート10Aの下方に設けられた大型の収納部であり、乗員のヘルメット(不図示)を収納可能な容量を有している。
また、収納ボックス80は、シートレール14,14に設けられた固定部(不図示)等によっても車体フレームFに締結されている。
前部収納部80Aの下部には、車両のバッテリ90が収納されるバッテリボックス77が連結されている。前部収納部80Aの底部には、バッテリボックス77の上面を塞いで前部収納部80Aとバッテリボックス77とを仕切る蓋部78が設けられている。
燃料ポンプ76の上部に接続された燃料供給チューブ76A(図5)は、バッテリボックス77の左側方、斜め上方延出部72の内側方を順に通り、エンジンE側に接続される。
図5〜図8に示すように、収納ボックス80は、前後に延在する底板81と、底板81の周縁部に全体に亘って立設された側壁部82とを有し、上面の略全体が開口した箱型に形成されている。側壁部82の上縁部には、シート10の底板の周縁部を受けるシート受け部82Aが形成されている。前部収納部80Aは、前壁及び左右の側壁が側壁部82によって形成され、その後壁は、上方へ屈曲した底板81の一部によって形成されている。
開口部83の周縁部の四隅の近傍には、固定孔84・・・(・・・は複数を示す。以下同じ。)がそれぞれ設けられ、これら固定孔84・・・には、バッテリボックス77を前部収納部80Aに連結する締結部材としての固定ボルト85・・・(図6)が挿通される。
また、前部収納部80Aの底部において前側の固定孔84,84の間には、蓋部78が固定される固定部79が形成されている。
図7、図9及び図10に示すように、バッテリボックス77は、箱型のバッテリ90を支持する底壁86(バッテリボックス底壁)と、バッテリ収納部Rを画成するように底壁86の周縁部の全体から立設された側壁部87とを有する箱型に形成されており、上面には、上面の略全体を開放させる開口88が形成されている。
バッテリボックス77の底部の前部には、バッテリ収納部Rの底壁86よりも下方に膨出した膨出部89が形成されている。膨出部89は、底壁86の車幅方向の全体に亘って形成されており、膨出部89の底面89Aは、水平部クロスメンバ18に載置される。底面89Aの車幅方向の中央部には、下方に突出する円筒状の位置決め凸部91(位置決め部)が形成されている。
膨出部89の内側には、配線等を配索可能な空間Sが形成されている。空間Sの上部には、側壁部87の前壁87Aから後方に突出する爪部92,92が一対形成されている。
側壁部87の前壁87Aの上部において車幅方向の両端部には、嵌合段部93の上縁に連続して前上方に斜めに延出する前側固定用板部94,94(ガイド部)が形成されている。前側固定用板部94,94は、バッテリボックス77の前後の中央部に向かって下方に傾斜している。図9の側面視において、前側固定用板部94,94の上面は前上がりに傾斜しているが、車幅方向には傾斜しておらず、真直ぐに前後方向に延びている。
側壁部87の左壁87Cの下部には、空間S及びバッテリ収納部Rを外側に連通させる開口96が形成されている。また、側壁部87の右壁87Dには、バッテリ収納部Rを外側に連通させる開口97が形成されている。
図7及び図11に示すように、前部収納部80Aの開口部83を区画する前部収納部80Aの下縁は、枠状に下方に突出して下部嵌合部98を形成している。バッテリボックス77の上部の嵌合段部93は、下部嵌合部98の外側面に外側から嵌合する。
図7、図11〜図13に示すように、前部収納部80Aの底板81において下部嵌合部98の上方には、バッテリボックス77の前側固定用板部94,94に合わせて前上がりに傾斜した前側傾斜面99と、バッテリボックス77の後側固定用板部95,95に合わせて後上がりに傾斜した後側傾斜面100とが形成されている。バッテリボックス77の嵌合段部93が収納ボックス80の下部嵌合部98に嵌合されると、前側固定用板部94,94は前側傾斜面99に当接し、後側固定用板部95,95は後側傾斜面100に下方から当接する。
図11〜図14に示すように、水平部クロスメンバ18は、上方に開放する断面コの字状に形成された板材であり、左右の水平延出部71,71間を繋ぐ板部102と、板部102の前縁及び後縁を上方に折り曲げるようにして立設された補強リブ103,103とを有している。水平部クロスメンバ18は、車幅方向の両端に連結部104を有し、連結部104に挿通される複数の固定ボルト105によって水平延出部71,71の下面に締結される。
水平部クロスメンバ18の車幅方向の中央部には、板部102から下方に突出する円筒状の位置決め凹部106が形成されている。位置決め凹部106の中央には、上下に貫通する位置決め孔106Aが形成されており、バッテリボックス77は、底面89Aの位置決め凸部91が位置決め孔106Aに嵌合することで、水平部クロスメンバ18に位置決めされる。
このように、バッテリボックス77に膨出部89を設けたため、断面コの字状の水平部クロスメンバ18を用いた構成であっても、簡単な構造でバッテリボックス77を水平部クロスメンバ18上に載置でき、水平部クロスメンバ18に載置するためにバッテリ収納部Rを小さくする必要が無い。さらに、配線107が空間S内で車幅方向に横断するように通過させられるため、膨出部89のデッドスペースを有効利用して配線107を配置でき、車両をコンパクト化できる。
蓋部78は、前部収納部80Aに収納されたヘルメット(不図示)を下方から支持する機能も備えている。ヘルメットは、ヘルメットの頂部を下方に位置させる向きで前部収納部80Aに収納され、蓋板部110には、上記頂部を支持するように上方に膨出した頂部支持部112が設けられている。また、上方膨出部111の上部の中央部には、ヘルメットの上記頂部近傍の側部を支持するためにヘルメットの形状に合わせて円弧状に窪んだ側部支持部113が形成されている。頂部支持部112及び側部支持部113には、ヘルメットに弾性的に当接するクッションパッド114がそれぞれ設けられている。
また、蓋部78の右側部には、バッテリ90の上部の一部を露出させる開口部117が形成されている。開口部117は、蓋板部110及び上方膨出部111に跨って形成されて上下に延びている。開口部117は、着脱可能なサブリッド118が嵌め込まれることで塞がれている。
全ての固定ボルト85・・・は、蓋部78によって覆われて隠されている。
図15に示すように、蓋部78が取り外されると、バッテリ90の上部及び固定ボルト85・・・は前部収納部80A内に露出する。バッテリ90は上面視で略矩形であり、バッテリ90上部の前部の右端及び左端には、プラス端子90A及びマイナス端子90Bが設けられている。プラス端子90Aの右側方には、バッテリ90に接続されるヒューズボックス119及び配線120が配置されており、ヒューズボックス119及び配線120は、通常、蓋部78によって覆われており、蓋部78が外されると前部収納部80A内に露出する。
開口部117及びサブリッド118は、プラス端子90Aに重なる位置に設けられており、サブリッド118を取り外すと、プラス端子90Aが前部収納部80Aに露出し、プラス端子90Aに検査用のケーブル等を接続可能になる。検査用のケーブルのマイナス端子は、車体フレームFに接続される。
このように、サブリッド118を設けることで、蓋固定ボルト116の締結を解除して蓋部78を取り外さなくとも、プラス端子90Aにアクセス可能になり、作業性が良い。
図17に示すように、バッテリ90に接続される配線107は、バッテリボックス77の左壁87Cの開口96を介して外側に引き出されている。また、バッテリ90に接続される他の配線(不図示)は、バッテリボックス77の右壁87Dの開口97(図9)を介して外側に引き出される。すなわち、本実施の形態では、バッテリ90に接続される配線107等は、収納ボックス80内には配索されず、バッテリボックス77内に配索されている。
また、冷却水パイプ42,42は、バッテリボックス77の後方を通ってエンジンEに接続される。
図7を参照し、自動二輪車1の製造時においては、収納ボックス80とバッテリボックス77とは、固定ボルト85・・・によって予め一体に組み付けられて小組体として用意され、製造ラインに供給される。そして、上記小組体は、シートレール14,14間に配置され、ボックス固定ボルト15B,15B(図7)によって車体フレームFに締結固定される。この際、バッテリボックス77の膨出部89の位置決め凸部91が水平部クロスメンバ18の位置決め凹部106に嵌合してバッテリボックス77の位置をガイドするため、上方に開放する断面コの字状の水平部クロスメンバ18を用いる構成であっても、補強リブ103,103が邪魔にならず、容易に膨出部89を水平部クロスメンバ18の板部102上に載置することができ、収納ボックス80及びバッテリボックス77を組み付けし易い。
自動二輪車1では、例えば、スロットルボディ36のインジェクター等のエンジンE側のチェックを行う場合、エンジンEの上方に位置する収納ボックス80を取り外す必要があるとともに、バッテリ90からはエンジンE側に電力を供給することが求められる。さらに、収納ボックス80を取り外す際にバッテリ90とエンジンE側との接続を解除すると、エンジンE側の制御部等に記録されていた情報に影響が出る虞があるため、バッテリ90とエンジンE側との接続を解除せずに収納ボックス80だけを取り外し可能であることが望ましい。
さらに、バッテリボックス77の円筒状の位置決め凸部91が水平部クロスメンバ18の円筒状の位置決め凹部106に嵌合するため、位置決め凸部91の移動が規制されることでバッテリボックス77の前後への倒れを防止することができる。
また、バッテリ90に接続される配線107等は、収納ボックス80内には配索されず、バッテリボックス77内に配索されているため、配線107等が邪魔にならず、バッテリボックス77を水平部クロスメンバ18上に残して収納ボックス80だけを取り外すことができる。
さらに、後側固定用板部95,95は、図9に示すように、バッテリボックス77内の中央側に向けて下方に傾斜するだけでなく、車幅方向の内側を向くように車幅方向に傾斜して設けられているため、前部収納部80Aの位置を車幅方向においてもガイドすることができる。このため、前部収納部80Aを下方に移動させるだけで下部嵌合部98を嵌合段部93に簡単に嵌合させることができる。
また、バッテリボックス77は、バッテリボックス77と水平部クロスメンバ18とを位置決めする位置決め凸部91を有し、位置決め凸部91によってバッテリボックス77が水平部クロスメンバ18の位置決め凹部106に位置決めされた状態で載置されるため、水平部クロスメンバ18にバッテリボックス77を固定するための締結部を設ける必要が無く、組み付け性を向上できる。
また、バッテリボックス77の後方に、エンジンEの冷却水パイプ42,42がバッテリボックス77に隣接して配置されるため、バッテリボックス77が水平部クロスメンバ18に載置される部分の面積が小さい場合であっても、バッテリボックス77の後方への倒れを冷却水パイプ42,42によって防止でき、組み付けの作業性を向上できる。
上記実施の形態では、配線107が膨出部89内で車幅方向に横断するように通過させられるものとして説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、例えば、配線107に替えて、作動油や冷却水等が通る配管を膨出部89内で車幅方向に横断するように通過させる構成としても良い。
また、上記実施の形態では、バッテリボックス77の後方への倒れを冷却水パイプ42,42によって防止するものとして説明したが、これに限らず、エンジンEのシリンダヘッド32にバッテリボックス77を当接させて倒れを防止する構成としても良い。
18 水平部クロスメンバ(クロスメンバ)
40 燃料タンク
77 バッテリボックス
80 収納ボックス
80C 開口部(収納ボックスの開口部)
85・・・ 固定ボルト(締結部材)
86 底壁(バッテリボックス底壁)
89 膨出部
90 バッテリ
91 位置決め凸部(位置決め部)
94,94 前側固定用板部(ガイド部)
95,95 後側固定用板部(ガイド部)
107 配線
E エンジン
F 車体フレーム
Claims (7)
- 収納ボックス(80)と、前記収納ボックス(80)とは別体で形成され、前記収納ボックス(80)に固定されるバッテリボックス(77)とを有する鞍乗り型車両の収納部構造において、
前記収納ボックス(80)の下方に前記バッテリボックス(77)を配置するとともに、前記バッテリボックス(77)の下方に車体フレーム(F)を構成するクロスメンバ(18)を備え、前記バッテリボックス(77)が前記クロスメンバ(18)に載置されることを特徴とする鞍乗り型車両の収納部構造。 - 前記収納ボックス(80)と前記バッテリボックス(77)とは、締結部材(85)で固定されるとともに、前記収納ボックス(80)の開口部(80C)側から前記締結部材(85)による固定が可能であることを特徴とする請求項1記載の鞍乗り型車両の収納部構造。
- 前記バッテリボックス(77)と前記クロスメンバ(18)とを位置決めする位置決め部(91)を有することを特徴とする請求項1または2記載の鞍乗り型車両の収納部構造。
- 前記バッテリボックス(77)は、前記収納ボックス(80)の外側から前記収納ボックス(80)に嵌合するように形成されるとともに、前記バッテリボックス(77)の中心に向かって下方に傾斜するガイド部(94,95)を有することを特徴とする請求項1から3のいずれかに記載の鞍乗り型車両の収納部構造。
- 前記バッテリボックス(77)の前記クロスメンバ(18)との当接部は、バッテリ(90)が当接するバッテリボックス底壁(86)より下方に膨出する膨出部(89)として形成され、配管または配線(107)が前記膨出部(89)内で車幅方向に横断するように通過させられることを特徴とする請求項1から4のいずれかに記載の鞍乗り型車両の収納部構造。
- 前記バッテリボックス(77)の前方に、燃料タンク(40)が前記バッテリボックス(77)に隣接して配置されることを特徴とする請求項1から5のいずれかに記載の鞍乗り型車両の収納部構造。
- 前記バッテリボックス(77)の後方に、エンジン(E)が前記バッテリボックス(77)に隣接して配置されることを特徴とする請求項1から6のいずれかに記載の鞍乗り型車両の収納部構造。
Priority Applications (3)
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