JP2009004010A - 半導体記憶装置およびその駆動方法 - Google Patents

半導体記憶装置およびその駆動方法 Download PDF

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Abstract

【課題】データ保持期間におけるリフレッシュ動作の消費電力を低減した半導体記憶装置を提供する。
【解決手段】半導体記憶装置は、フローティングボディ内の多数キャリアの数によって論理データを記憶するメモリセルMCと、複数のメモリセルに接続された複数のビット線BLと、複数のメモリセルに接続された複数のワード線WLと、メモリセルのデータを読み出し、メモリセルへデータを書き込むセンスアンプS/Aと、メモリセルからデータを一旦読出しかつ該データと同一論理データを該メモリセルへ書き戻すリフレッシュ動作を指示するリフレッシュコントローラREFCと、データ読出しモードまたはデータ書込みモードにおいては、或るリフレッシュ動作と次のリフレッシュ動作との間のリフレッシュ間隔を第1の間隔とし、データ保持モードにおいては、リフレッシュ間隔を第1の間隔よりも長い第2の間隔とするリフレッシュ間隔タイマTmr1、Tmr2とを備えている。
【選択図】図1

Description

本発明は半導体記憶装置およびその駆動方法に係わり、例えば、電界効果トランジスタのフローティングボディに多数キャリアを蓄積することで情報を記憶するFBC(Floating Body Cell)メモリに関する。
近年、1T(Transistor)−1C(Capacitor)型のDRAMに代わるメモリと期待されている半導体記憶装置として、FBCメモリ装置がある。FBCメモリ装置は、SOI(Silicon On Insulator)基板上にフローティングボディ(以下、ボディともいう)を備えたFET(Field Effect Transistor)を形成し、このボディに蓄積されている多数キャリアの数の多少によってデータ“1”またはデータ“0”を記憶する。
例えば、N型FETからなるFBCにおいて、ボディに蓄積されているホール数が多い状態をデータ“1”とし、それが少ない状態をデータ“0”とする。データ“0”を格納するメモリセルを“0”セルと呼び、データ“1”を格納するメモリセルを“1”セルと呼ぶ。
データを長時間保持するためには、P型半導体からなるボディの電位をN型半導体からなるソース・ドレインよりも低い電位に設定する必要がある。データ保持のために、ワード線電位は、0Vのソース電位に対して負電位にする。従って、データ保持中に正孔が“0”セルのボディ内へ流入することによってデータ“0”の状態が劣化する。このデータ“0”の劣化を回復させるために、全メモリセルに対して一定周期でリフレッシュ動作を実行する必要がある。リフレッシュ動作は、全ワード線を順番に選択し、全メモリセルの記憶状態の劣化をもとの状態に回復する動作である。
また、非選択の“0”セルがデータ保持状態であっても、その“0”セルに接続されたビット線に接続された選択メモリセルに、データ“1”が書き込まれる場合には、GIDL(Gate Induced Drain Leakage)が生じる。GIDLは、データ保持状態においてワード線電位が負であり、ビット線電位が正である場合に、非選択メモリセルのボディ−ドレイン間のバンド間トンネリングによってホールがボディに流入する現象である。セルにデータ“0”を書き込んだ後、データ保持状態の期間が長い場合、他のメモリセルへのデータ“1”の書込みによって、ボディに流入するホールが多くなる。これにより、データ“0”が劣化する。これは、ビット線“1”ディスターブと呼ばれている。
メモリセルにデータ“0”を書き込むときに、ビット線電位を負にするため、同一ビット線に接続された“1”セルのドレイン電位がボディ電位よりも幾分低くなる場合がある。これにより、この“1”セルのボディ−ドレイン間に弱い順バイアスが印加される。この順バイアスにより、隣接“1”セルがディスターブを受ける。この現象をビット線“0”ディスターブと呼ぶ。
これらのビット線ディスターブに対処するために、全メモリセルに対して、単なるデータ保持に必要な周期よりも頻繁にリフレッシュ動作を実行する必要がある。
読出し/書込み動作の頻度によって、ビット線ディスターブの影響の程度は異なる。例えば、読出し/書込みモードにおいて、或るリフレッシュ動作から次のリフレッシュ動作までの間に読み出し/書込み動作が多く実行された場合、非選択メモリセルは、ビット線ディスターブの影響を大きく受けている。通常、ビット線ディスターブの影響を大きく受けているメモリセルに合わせて、リフレッシュ動作の実行間隔は設定される。このため、読出し/書込み動作の無いデータ保持期間においては、リフレッシュ動作の頻度は過剰に多いと言える。その結果、データ保持期間における電力消費量が過剰に大きくなる。
特開2006−73062号公報
データ保持期間におけるリフレッシュ動作の消費電力を低減した半導体記憶装置を提供する。
本発明に係る実施形態に従った半導体記憶装置は、電気的に浮遊状態のフローティングボディを含み、該フローティングボディ内の多数キャリアの数によって論理データを記憶する複数のメモリセルと、複数の前記メモリセルに接続された複数のビット線と、複数の前記メモリセルに接続された複数のワード線と、前記ビット線に接続され、前記ビット線および前記ワード線によって選択された前記メモリセルのデータを読み出し、あるいは、該選択されたメモリセルへデータを書き込むセンスアンプと、前記メモリセルからデータを一旦読出しかつ該データと同一論理データを該メモリセルへ書き戻すリフレッシュ動作を指示するリフレッシュコントローラと、データ読出しモードまたはデータ書込みモードにおいては、或るリフレッシュ動作と次のリフレッシュ動作との間のリフレッシュ間隔を第1の間隔とし、データ保持モードにおいては、前記リフレッシュ間隔を前記第1の間隔よりも長い第2の間隔とするリフレッシュ間隔タイマとを備えている。
本発明に係る実施形態に従った半導体記憶装置の駆動方法は、電気的に浮遊状態のフローティングボディを含み、該フローティングボディ内の多数キャリアの数によって論理データを記憶する複数のメモリセルと、複数の前記メモリセルに接続された複数のビット線と、複数の前記メモリセルに接続された複数のワード線と、前記ビット線に接続され、前記ビット線および前記ワード線によって選択された前記メモリセルのデータを読み出し、あるいは、該選択されたメモリセルへデータを書き込むセンスアンプと、前記メモリセルからデータを一旦読出しかつ該データと同一論理データを該メモリセルへ書き戻すリフレッシュ動作を指示するリフレッシュコントローラとを備え、
データ読出しモードまたはデータ書込みモードにおいて、前記リフレッシュ動作を第1の間隔で実行し、データ保持モードのときには、前記リフレッシュ動作を前記第1の間隔よりも長い第2の間隔で実行することを具備する。
本発明による半導体記憶装置は、データ保持期間におけるリフレッシュ動作の消費電力を低減することができる。
以下、図面を参照して本発明に係る実施形態を説明する。本実施形態は、本発明を限定するものではない。
(第1の実施形態)
図1は、本発明に係る第1の実施形態に従ったFBCメモリの構成を示すブロック図である。メモリセルアレイMCAは、マトリクス状に二次元配置された複数のメモリセルをから構成されている。ロウ方向に配列されたメモリセルのゲートは、ワード線に接続されている。カラム方向に配列されたメモリセルのドレインまたはソースは、ビット線に接続されている。
ロウデコーダRDは、複数のワード線のうち特定のワード線を選択するためにロウアドレスをデコードする。カラムデコーダCDは、複数のカラムのうち特定のカラムを選択するためにカラムアドレスをデコードする。
ロウアドレスバッファRABは外部からロウアドレスを受け取り、これを一時的に格納し、ロウアドレススイッチRASWを介してロウデコーダRDへ出力する。カラムアドレスバッファCABは外部からカラムアドレスを受け取り、これを一時的に格納し、カラムデコーダCDへ出力する。DQバッファDQBは、ンスアンプS/Aからの読出しデータを入出力データI/Oとして外部へ出力するために一時的に格納し、あるいは、外部からの書込みデータをセンスアンプS/Aへ送るために一時的に格納する。
リフレッシュアドレスカウンタRACは、リフレッシュ動作時にワード線のアドレスを順番に選択するように構成されている。ロウアドレススイッチRASWは、リフレッシュ信号REFESHが不活性である場合に、ロウアドレスバッファRABからのアドレスをロウデコーダRDへ送り、リフレッシュ信号REFRESHが活性である場合に、リフレッシュアドレスカウンタRACからのアドレスをロウデコーダRDへ送る。即ち、ロウアドレススイッチRASWは、リフレッシュ信号REFESHに応じて、ロウアドレスバッファRABとリフレッシュアドレスカウンタRACとを切り換えるスイッチの役目を果たす。
ここで、活性とは素子または回路をオンまたは駆動させることを意味し、不活性とは素子または回路をオフまたは停止させることを意味する。従って、HIGH(高電位レベル)の信号が活性化信号である場合もあり、LOW(低電位レベル)の信号が活性化信号である場合もあることに注意されたい。例えば、NMOSトランジスタは、ゲートをHIGHにすることによって活性化する。一方、PMOSトランジスタは、ゲートをLOWにすることによって活性化する。リフレッシュ動作とは、メモリセルMCからデータを一旦読み出し、このデータをセンスアンプS/Aにラッチし、このデータと同一論理データを同じメモリセルへ書き戻す動作をいう。より詳細には、リフレッシュ動作は、メモリセルアレイMCA内の全ワード線を順番に選択して、選択ワード線に接続された全メモリセルをリフレッシュすることによって、メモリセルアレイMCA内の全メモリセルに対してリフレッシュ動作を行うことをいう。
RINT生成器RGは、読出し/書込み動作を指示する信号REXTまたはリフレッシュ信号REFRESHが論理ハイに活性化されたときのみに、信号RINTを所定時間だけ遅延させて立ち上げる遅延回路である。信号REXTまたはリフレッシュ信号REFRESHが論理ロウに不活性化されたときには、RINT生成器RGは、遅延することなく直ちに信号RINTを立ち下げる。
例えば、リフレッシュ動作中に読出し/書込み動作の割り込みがあった場合、信号REXTが立ち上がり、ほぼ同時にリフレッシュ信号REFRESHが立ち下がる。しかし、RINT生成器RGは、リフレッシュ信号REFRESHの立ち上がり直後に信号RINTを立ち下げるが、信号REXTが立ち上がってから遅延時間後に信号RINTを立ち上げる。このように、信号RINTの不活性化から活性化までに一定の遅延時間を設ける理由は、次の通りである。リフレッシュ動作中に読出し/書込み動作の割り込みがあった場合、リフレッシュ動作を一旦中断し、読出し/書込み動作に入る。このとき、ロウデコーダRDは、リフレッシュ動作で選択されていたワード線を正しく論理ロウに立ち下げた後に、読出し/書込み動作の対象であるワード線を立ち上げる必要がある。ワード線を充分に立ち下げるためには、或る程度の時間が必要である。従って、誤動作防止のために、信号RINTの不活性化から活性化までに一定の遅延時間を設けている。リフレッシュ動作中に読出し/書込み動作の終了後、リフレッシュ動作を再開する場合も、RINT生成器RGは、信号RINTの不活性化から活性化までに一定の遅延時間を設ける。
第1のリフレッシュ間隔タイマTmr1は、データ読出し/書込みモードにおけるリフレッシュ動作間の間隔を設定するタイマである。リフレッシュ動作は、所定の周期で定期的に実行される。リフレッシュ動作間の間隔は、或るリフレッシュ動作が開始してから次のリフレッシュ動作が開始するまでの間隔(以下、リフレッシュ間隔という)である。第1のリフレッシュ間隔タイマTmr1は、tRPcタイマTmr3からモード信号の反転信号を受け取り、この反転信号に基づいて信号REFREQ_read/writeをリフレッシュコントローラREFCへ出力する。読出し/書込みモードにおけるリフレッシュ間隔は、第1の間隔に設定される。
第2のリフレッシュ間隔タイマTmr2は、データ保持モードにおけるリフレッシュ間隔を設定するタイマである。第2のリフレッシュ間隔タイマTmr2は、tRPcタイマTmr3からモード信号を受け取り、この信号に基づいて信号REFREQ_retentionをリフレッシュコントローラREFCへ出力する。データ保持モードにおけるリフレッシュ間隔は、第2の間隔に設定される。
ここで、読出し/書込みモードは、モード信号が論理ロウ(不活性状態)であるモードであり、読出し動作または書込み動作のアクセスが頻繁に行われている状態である。読出し/書込みモードは、実際に読出し/書込み動作が実行されている状態と、プリチャージ状態とを含む。読出し/書込みモードにおけるリフレッシュ動作は、このプリチャージ状態の期間に行われる。
尚、読出し/書込みの実行時において選択ワード線に接続されたメモリセルはリフレッシュ(あるいはデータ更新)される。しかし、本明細書に記載されているリフレッシュ動作は、不定期な読出し/書込み実行中のリフレッシュを意味するものではなく、定期的なリフレッシュ動作を示す。
データ保持モードは、モード信号が論理ハイ(活性状態)であるモードであり、読出し動作または書込み動作のアクセスが長時間行われていない状態である。
tRPcタイマTmr3は、モード信号を第1のリフレッシュ間隔タイマTmr1および第2のリフレッシュ間隔タイマTmr2へ出力する動作検出タイマである。信号REXT(BRAS)に基づいて、読出し/書込みモードであるかデータ保持モードであるかを検出し、モード信号を変更する。例えば、信号REXTが論理ハイである場合(BRASが活性である場合)に、tRPcタイマTmr3は、読出し/書込みモードであることを示すために、モード信号を論理ロウにする。モード信号が論理ロウである場合に、第2のリフレッシュ間隔タイマTmr2は信号REFREQ_retentionを不活性とし、第1のリフレッシュ間隔タイマTmr1は信号REFREQ_read/writeを活性にする。これにより、リフレッシュ間隔は、第1の間隔となる。
信号REXTが一定期間tRPcよりも長期間、論理ロウである場合(BRASが期間tRPcの間、不活性である場合)には、tRPcタイマTmr3は、データ保持モードであることを示すために、モード信号を論理ハイにする。モード信号が論理ハイである場合に、第1のリフレッシュ間隔タイマTmr1は信号REFREQ_read/writeを不活性とし、第2のリフレッシュ間隔タイマTmr2は信号REFREQ_retentionを活性にする。これにより、リフレッシュ間隔は、第2の間隔となる。
ただし、後述のように、期間tRPcよりも短時間の間、BRASが不活性である場合には、tRPcタイマTmr3は、データ保持モードと判断せず、モード信号を論理ロウに維持する。即ち、tRPcタイマTmr3は、BRASが活性になった場合には直ちに読出し/書込みモードであると判断するが、BRASが不活性になった場合に直ちにデータ保持モードと判断せず、BRASが一定期間tRPc継続して不活性であった場合にデータ保持モードと判断する。
リフレッシュコントローラREFCは、モード信号、信号REFREQ_read/write、信号REFREQ_retentionを受け取り、これらの信号に基づいてリフレッシュ信号REFRESHを出力する。リフレッシュ信号REFRESHの活性化によって、リフレッシュ動作が実行される。
リフレッシュtRASタイマTmr4は、信号REFRESHを受け取り、信号REFRESHを遅延させた信号TREFTRASをリフレッシュコントローラREFCへ出力する。これにより、リフレッシュtRASタイマTmr4は、リフレッシュ動作時間を決定する。
図2は、メモリセルアレイMCAの構成の一例を示す回路図である。メモリセルアレイMCAは、マトリクス状に二次元配列されたメモリセルMCを構成している。ワード線WLは、ロウ(row)方向に延伸し、メモリセルMCのゲートに接続されている。ワード線WLは、センスアンプS/Aの左右に256本ずつ(WLL0〜WLL255、WLR0〜WLR255)設けられている。ビット線BLは、カラム方向に延伸し、メモリセルMCのソースまたはドレインに接続されている。ビット線BLは、センスアンプS/Aの左右に1024本ずつ(BLL0〜BLL1023、BLR0〜BLR1023)設けられている。ワード線WLとビット線BLとは、互いに直交しており、その各交点にメモリセルMCが設けられている。これは、クロスポイント型セルと呼ばれている。尚、ロウ方向とカラム方向とは互いに入れ替えても差し支えない。
データの読出し/書込み動作に先立って、ダミーセルDC0およびDC1は互いに逆極性のデータ“0”およびデータ“1”をそれぞれ記憶する。極性とは、データの論理値“0”または“1”を示す。ダミーセルDC0およびDC1は、メモリセルMCのデータを検出するときに基準電流Irefを生成するために用いられる。基準電流Irefは、 “0”セルに流れる電流と“1”セルに流れる電流とのほぼ中間の電流である。センスアンプS/A内のカレントミラー回路(図4参照)がビット線BLを介して電流をメモリセルMCへ流す。これにより、メモリセルMCのデータに応じた電流がセンスアンプS/A内のセンスノードを流れる。センスノードを流れる電流が基準電流Irefよりも高いか、低いかによって、センスアンプS/Aはデータの論理値“1”または“0”を識別する。
ダミーセルDC0およびダミーセルDC1は、ワード線WLの延伸する方向(ロウ方向)に向かって交互に配列されている。基準電流Irefを生成するために、ダミーセルDC0およびダミーセルDC1は同数ずつ設けられている。
ダミーワード線DWLは、ロウ方向に延伸し、ダミーセルDC0、DC1のゲートに接続されている。ダミーワード線DWLは、センスアンプS/Aの左右に1本ずつ設けられている。
イコライジング線EQLは、イコライジングトランジスタTEQのゲートに接続されている。イコライジングトランジスタTEQは、ビット線BLとグランド(VSL)との間に接続されている。イコライジングでは、ビット線BLをグランドに接続することによって各ビット線BLの電位を接地電位に等しくする。
ソース線SL、ダミーソース線DSL、イコライジングソース線SLEQは、ソース電位(グランド)VSLに接続されている。
WLドライバWLDは、選択ワード線に電圧を印加することによって、この選択ワード線を活性化させる。CSLドライバCSLDは、選択されたカラムのカラム選択線CSLの電位を印加することによって、DQバッファを介してセンスアンプS/Aからデータを読み出す。
図3は、メモリセルMCの構造を示す断面図である。尚、ダミーセルDCは、メモリセルMCと同様の構成を有する。メモリセルMCは、支持基板10、BOX層20およびSOI層30を含むSOI基板上に設けられている。SOI層30内に、ソース60およびドレイン40が設けられている。フローティングボディ50は、ソース60とドレイン40との間のSOI層30に形成される。ボディ50は、ソース60およびドレイン40とは逆導電型の半導体である。本実施形態では、メモリセルMCはN型FETである。ボディ50は、ソース60、ドレイン40、BOX層20、ゲート絶縁膜70およびSTI(Shallow Trench Isolation)(図示せず)によって、その一部または全部が囲まれることによって電気的に浮遊状態である。FBCメモリは、ボディ50内の多数キャリアの数によって論理データ(バイナリデータ)を記憶することができる。
メモリセルMCにデータを書き込むいくつかの方法のうちの1つの方法を以下に説明する。データ“1”をメモリセルMCに書き込むためには、メモリセルMCを飽和状態で動作させる。例えば、ワード線WLを1.5Vにバイアスし、ビット線BLを1.5Vにバイアスする。ソースはグランドGND(0V)である。これにより、ドレイン近傍においてインパクトイオン化が生じ、電子−ホール対が大量に発生する。インパクトイオン化により生じた電子は、ドレインに流れ、ホールはポテンシャルの低いボディに蓄えられる。インパクトイオン化でホールが発生するときに流れる電流と、ボディ−ソース間のpn接合におけるフォワード電流が釣り合ったときに、ボディ電圧は平衡状態に達する。このボディ電圧は、約0.7Vである。
データ“0”を書き込むときには、ビット線BLを負の電圧に低下させる。例えば、ビット線BLの電位を−1.5Vに低下させる。この動作により、ボディ50−ドレイン40間のpn接合が大きく順方向にバイアスされる。ボディ50に蓄積されていたホールはドレイン40へ排出され、データ“0”がメモリセルMCに記憶される。
メモリセルMCからデータを読み出すいくつかの方法のうちの1つの方法を以下に説明する。データの読出し動作では、ワード線WLをデータ書込み時と同様に活性にするが、ビット線BLをデータ“1”の書込み時と比べて低く設定する。例えば、ワード線WLを1.5Vとし、ビット線BLを0.2Vにする。メモリセルMCを線形領域で動作させる。データ“0”を記憶するメモリセルMCとデータ“1”を記憶するメモリセルMCとは、ボディ50に蓄積されたホール数の違いにより、メモリセルMCの閾値電圧において相違する。この閾値電圧の差を検知することによって、データ“1”とデータ“0”とを識別する。読み出し時にビット線BLを低電圧にする理由は、ビット線BLの電圧を高くしてメモリセルMCを飽和状態にバイアスしてしまうと、データ“0”を読み出す場合にインパクトイオン化によりデータ“0”がデータ“1”に変化してしまう危険性があるからである。
図4は、センスアンプS/Aの構成の一例を示す回路図である。図4には、2つのセンスアンプS/Aが示されているが、両者は同じ構成を有するので、一方のセンスアンプS/Aの構成のみを説明する。
センスアンプS/Aは、左右に設けられた1本ずつのビット線BLLiおよびBLRiに接続されており、各ビット線対BLLi(以下、BLLともいう)およびBLRi(以下、BLRともいう)に対応して設けられている。このように本実施形態では、オープンビット線構成を採用している。よって、データ読出し時には、ビット線対BLLおよびビット線対BLRのうち一方がデータを伝達し、他方が基準データを伝達する。
センスアンプS/Aは、一対のセンスノードSNLi(以下、SNLともいう)およびSNRi(以下、SNRともいう)を含む。センスノードSNLは、トランスファゲートTGL1を介してビット線BLLに接続され、トランスファゲートTGR2を介してビット線BLRに接続されている。センスノードSNRは、トランスファゲートTGL2を介してビット線BLLに接続され、トランスファゲートTGR1を介してビット線BLRに接続されている。
トランスファゲートTGL1およびTGR1は、信号ΦTL、ΦTRによってオン/オフ制御される。トランスファゲートTGL2は、信号FBLおよびBFBLによってオン/オフ制御される。トランスファゲートTGR2は、信号FBRおよびBFBRによってオン/オフ制御される。尚、信号B**は信号**の反転信号を意味する。
例えば、データ読出し動作では、センスアンプS/Aは、メモリセルMCのデータを読み出し、DQバッファDQBを介してこのデータを外部へ出力するとともに、このデータをメモリセルMCへ書き戻す。ビット線BLLに接続された“1”セルからデータを読み出す場合、トランスファゲートTGL1、TGR1がオン状態になり、トランスファゲートTGL2、TGR2はオフ状態になる。“1”セルの閾値電圧は比較的低いので、センスノードSNLから“1”セルへ流れる電流はIrefよりも多くなる。センスノードSNRからビット線BLRへ流れる電流はIrefであるので、センスノードSNLの電位は、センスノードSNRの電位よりも低くなる。センスアンプS/Aは、センスノードSNLとSNRとの電位差を増幅し、ラッチする。一方、データ“1”をメモリセルMCへ書き戻すためには、ビット線BLLへ高電位を与えなければならない。そこで、トランスファゲートTGL1をオフにし、トランスファゲートTGL2をオンさせることによって、高電位であるセンスノードSNRをビット線BLLに接続する。
センスアンプS/Aは、クロスカップル型ダイナミックラッチ回路(以下、ラッチ回路という)LC1およびLC2を含む。ラッチ回路LC1は、センスノードSNLとSNRとの間に直列に接続された2つのp型トランジスタTP1およびTP2からなる。トランジスタTP1のゲートはセンスノードSNRに接続され、トランジスタTP2のゲートはセンスノードSNLに接続されている。即ち、トランジスタTP1およびTP2の各ゲートは、センスノードSNLおよびSNRに対してクロスカップリングされている。ラッチ回路LC2は、センスノードSNLとSNRとの間に直列に接続された2つのn型トランジスタTN1およびTN2からなる。トランジスタTN1のゲートはセンスノードSNRに接続され、トランジスタTN2のゲートはセンスノードSNLに接続されている。即ち、トランジスタTN1およびTN2の各ゲートも、センスノードSNLおよびSNRに対してクロスカップリングされている。ラッチ回路LC1およびLC2は、信号SAPおよびBSANの活性化によってそれぞれ駆動される。
センスアンプS/Aは、P型トランジスタTP3〜TP8から成るカレントミラー型電流負荷回路(以下、ミラー回路という)をさらに含む。ミラー回路は、センスノードSNLとSNRとに等しい電流を流すように構成されている。トランジスタTP3およびTP4は、負荷信号BLOADONによって制御され、電源VBLHと上記ミラー回路との間をスイッチングするスイッチング素子として機能する。ここで、VBLHは、データ“1”をメモリセルMCに書き込むときにビット線BLに与える高電位を示す。
トランジスタTP7およびTP8は、それぞれ信号CMおよびBCMによって制御され、トランジスタTP5およびTP6のゲートをそれぞれセンスノードSNLおよびSNRに接続する。センスノードS/Aがビット線BLLに接続されたメモリセルMCのデータを検出する場合、ビット線BLRにはダミーセルが接続される。このとき、信号BCMを低レベル電位とし、信号CMを高レベル電位とする。これにより、トランジスタTP5、TP6の共通ゲートは、基準電流Irefが流れるセンスノードSNRに接続されるので、基準電流を用いて正確にメモリセルMCのデータを検出することができる。勿論、センスノードS/Aがビット線BLRに接続されたメモリセルMCのデータを検出する場合には、BCMが高レベル電位となり、信号CMが低レベル電位となる。
N型トランジスタTN4は、DQ線とセンスノードSNLとの間に接続され、N型トランジスタTN5はBDQ線とセンスノードSNRとの間に接続されている。トランジスタTN4およびTN5の各ゲートは、カラム選択線CSLi(以下、CSLともいう)に接続されている。DQ線およびBDQ線は、DQバッファに接続されている。DQバッファは、I/Oパッドと接続されており、データの読出し時にはメモリセルMCからのデータを外部へ出力するために一時的に格納し、また、データの書込み時には外部からのデータをセンスアンプS/Aへ伝達するために一時的に格納する。従って、カラム選択線CSLは、外部へデータを読み出し、あるいは、外部からデータを書き込むときに活性化され、センスノードSNLおよびSNRがDQバッファに接続することを可能とする。リフレッシュ動作時には、カラム選択線CSLは非活性状態を維持する。
N型トランジスタTN6は、ビット線BLLiと低電位VBLLとの間に接続されている。トランジスタTN6のゲートは、信号線DCWLLに接続されている。N型トランジスタTN7は、ビット線BLRiと低電位VBLLとの間に接続されている。トランジスタTN7のゲートは、信号線DCWLRに接続されている。VBLLは、データ“0”をメモリセルMCに書き込むときにビット線BLに与える低電位を示す。例えば、VBLLは、−1.5Vである。DCWLL、DCWLRは、ダミーセルDC0へデータ“0”を書き込むときに活性化される信号線である。即ち、ビット線BLLi、BLRiに接続されたダミーセルDC0には、データ“0”が書き込まれる。
一方、P型トランジスタTP9は、ビット線BLLi+1と高電位VBLHとの間に接続されている。トランジスタTP9のゲートは、信号線BDCWHLに接続されている。P型トランジスタTP10は、ビット線BLRi+1と高電位VBLHとの間に接続されている。トランジスタTP10のゲートは、信号線BDCWHRに接続されている。BDCWHL、BDCWHRは、ダミーセルDC1へデータ“1”を書き込むときに活性化される信号線である。即ち、ビット線BLLi+1、BLRi+1に接続されたダミーセルDC1には、データ“1”が書き込まれる。
平均化線AVL、AVRは、平均化トランジスタTAVL、TAVR(以下、TAVともいう)の各ゲートにそれぞれ接続されている。平均化トランジスタTAVは隣り合う2つのビット線BL間に接続され、互いに直列に接続されている。平均化トランジスタTAVは、データの読出し時にダミーセルDC0およびダミーセルDC1をそれぞれ同数短絡させることによって、ダミーセルDC0およびDC1に流れる電流を平均化し、基準電流Irefを生成する。
図2および図4にそれぞれ示したメモリセルアレイMCAおよびセンスアンプS/Aの構成は、代表的な具体例である。これらの構成は、様々な他の構成に変更可能である。例えば、センスアンプS/Aは、ツインセル方式(2セル/ビット方式)であってもよい。この方式は、ペアを成す2つのメモリMCに逆論理のデータを格納し、これにより1ビットデータを記憶する方式である。
図5は、tRPcタイマTmr3の構成の一例を示す回路図である。tRPcタイマTmr3は、NORゲートG10〜G12と、キャパシタC10〜C12と、NANDゲートG15とを含む。図6は、NORゲートG10〜G12の構成の一例を示す回路図である。NORゲートG10〜G12は、2つの入力A、Bおよび1つの出力Cを有する。NORゲートG10〜G12は、一般的なNORゲートに抵抗R10を電源と出力Cとの間に設けた構成を有する。より詳細には、抵抗R10は、入力Aをゲートで受けるトランジスタTP20、TN20と、入力Bをゲートで受けるトランジスタTP21、TN21との間に接続されている。
図5に示すように、ゲートG10およびキャパシタC10は、1つのRC遅延回路D10を構成する。G11およびC11、G12およびC12も同様にそれぞれRC遅延回路D11、D12を構成する。NANDゲート15は、信号REXTの反転信号と、遅延回路D12の出力信号とを受け取り、モード信号を出力する。
信号REXTが論理ハイ(読出し/書込みモード)である場合、tRPcタイマTmr3は、モード信号を論理ロウにする。この場合、ゲートG15は、遅延回路D12の出力信号を無効とし、モード信号として論理ロウを出力する。一方、信号REXTが論理ロウになってから遅延回路D10〜D12による遅延時間t10の経過した場合に、遅延回路D12の出力信号が論理ハイになる。このとき、ゲートG15は、遅延回路D12の出力信号を有効としているので、tRPcタイマTmr3は、遅延回路D12の出力信号をモード信号として出力する。即ち、tRPcタイマTmr3は、信号REXTが論理ロウになった直後にデータ保持モードであるとは判断せず、信号REXTが論理ロウになった後、遅延時間tRPcが経過した場合に、データ保持モードであると判断する。これにより、tRPcタイマTmr3は、読出し/書込み動作のアクセスが確実に無い場合にのみ、リフレッシュ間隔を第2の間隔にすることができる。
ここで、信号を有効にするとは、ゲート回路などの素子が入力信号を通過させることをいう。信号を無効にするとは、ゲート回路などの素子が入力信号を遮断することをいう。
遅延時間tRPcは、そのメモリの仕様で決定されているRASプリチャージ期間の最小値tRPminよりも長くなければならない。
遅延時間tRPcが長すぎると、端末が待機状態になっても、tRPcタイマTmr3は、いつまでも読出し/書込みモードであると判断し、リフレッシュ間隔を第1の間隔のまま維持してしまう。第1の間隔は第2の間隔よりも短いので、リフレッシュ動作がより高い頻度で実行される。これは、消費電力の抑制という本実施形態の目的に反する。従って、遅延時間tRPcは、長すぎても好ましくない。FBCメモリの用途に依るが、例えば、遅延時間tRPcは、数μs〜数msであることが好ましい。
RC遅延回路の接続個数は、奇数であることが必要だが、個数は限定しない。従って、RC遅延回路の接続個数は、1つ、あるいは、5つ以上であっても構わない。
図7は、第1のリフレッシュ間隔タイマTmr1の構成の一例を示す回路図である。第1のリフレッシュ間隔タイマTmr1は、バイアス回路51と、リングオシレータ52と、出力回路53とを有する。バイアス回路51は、ゲートとドレインとが短絡されたカレントミラー接続のPMOSトランジスタ54と、同じくゲートとドレインが短絡されたカレントミラー接続のNMOSトランジスタ55と、PMOSトランジスタ54のドレインとNMOSトランジスタ55のドレインとの間に接続される抵抗Rr/wとを有する。
リングオシレータ52は、直列接続された5段の論理反転回路57a〜57eを有し、最終段の論理反転回路57eの出力は、初段の論理反転回路57aの入力に帰還されている。論理反転回路57a〜57eはいずれも、電源電圧と接地電圧との間に直列接続されるPMOSトランジスタ58、59およびNMOSトランジスタ60、61を有する。リングオシレータ52は、モード信号の反転信号を入力し、これに応じて信号OSCを出力回路53へ出力する。
バイアス回路51内のトランジスタ54は、リングオシレータ52内のトランジスタ58とカレントミラー回路を構成しており、バイアス回路51内のトランジスタ55は、リングオシレータ52内のトランジスタ61とカレントミラー回路を構成している。したがって、リングオシレータ52内のトランジスタ58とトランジスタ61には、バイアス回路51に流れる電流と同量の電流が流れる。
出力回路53は、リングオシレータ52の出力OSCの反転信号とリングオシレータ52の出力OSCを遅延させた信号とを受け取り、これらの信号のNOR演算を行うNOR回路G20を有する。出力回路53は、出力OSCが論理ロウから論理ハイになったときに、信号REFREQ_read/writeを所定時間だけ論理ハイにする。即ち、出力回路53は、信号REFREQ_read/writeのパルス長(パルスが立ち上がっている時間)を決定する。尚、出力OSCが論理ハイから論理ロウになったときには、出力回路53は、信号REFREQ_read/writeを論理ロウのまま維持する。
第1のリフレッシュ間隔タイマTmr1は、バイアス回路51に流れる電流と同量の電流を論理反転回路57a〜57eのそれぞれに流す。従って、抵抗Rr/wの抵抗値が大きい場合、トランジスタ54または55に流れる電流量が小さくなる。各論理反転回路57a〜57eにおいて電源(またはグランド)から出力ノードへ流れる電流または出力ノードからグランドへ流れる電流が小さくなるので、信号を反転するために要する時間が各論理反転回路57a〜57eにおいて長くなる。つまり、抵抗Rr/wの抵抗値を大きくすると、論理反転回路57a〜57eにおける遅延時間が長くなる。また、論理反転回路57eの出力は論理反転回路57aの入力へ帰還しており、かつ、論理反転回路は、奇数段(本実施形態では5つ)設けられているため、リングオシレータ52の出力は周期的にパルスを出力する。論理反転回路57a〜57eにおける遅延時間を長くすることは、或るパルスの立ち上がりから次のパルスの立ち上がりまでの間隔(リフレッシュ間隔)を長くすることを意味する。従って、第1のリフレッシュ間隔タイマTmr1は、抵抗Rr/wの抵抗値に基づいて第1の間隔を決定することができる。
図8は、第2のリフレッシュ間隔タイマTmr2の構成の一例を示す回路図である。第2のリフレッシュ間隔タイマTmr2は、バイアス回路51内の抵抗Rreの抵抗値が抵抗Rr/wの抵抗値と異なる。また、第2のリフレッシュ間隔タイマTmr2のリングオシレータ52は、モード信号を受け取る。第2のリフレッシュ間隔タイマTmr2のその他の構成は、第1のリフレッシュ間隔タイマTmr1の構成と同様である。
抵抗Rreの抵抗値は、抵抗Rr/wの抵抗値よりも大きく設定されている。従って、第2のリフレッシュ間隔タイマTmr2のリフレッシュ間隔は、第1のリフレッシュ間隔タイマTmr1のそれよりも長い。よって、第2のリフレッシュ間隔タイマTmr2は、第1の間隔よりも長い第2の間隔で信号REFREQ_retentionを活性化させる。
図9は、リフレッシュコントローラREFCの構成の一例を示す回路図である。リフレッシュコントローラREFCは、フリップフロップFF10、FF20と、NANDゲートG31、32と、NORゲートG33と、ANDゲートG34、G35とを有する。リフレッシュコントローラREFCは、リフレッシュ信号REFRESHを出力し、リフレッシュ動作を指示する。
ゲートG34は、信号REFREQ_retentionおよびモード信号を受け取り、これらの信号のAND演算結果を出力する。ゲートG35は、信号REFREQ_read/writeおよびモード信号の反転信号を受け取り、これらの信号のAND演算結果を出力する。ゲートG33は、ゲートG34およびゲートG35の出力を受け取り、これらの信号のNOR演算結果を出力する。
読出し/書込みモードでは、モード信号が論理ロウになるので、ゲートG34は信号REFREQ_retentionを無効にし、ゲートG35は信号REFREQ_read/writeを有効にする。このとき、ゲートG33は、信号REFREQ_read/writeのパルスの反転パルスを出力する。これにより、リフレッシュ間隔が第1の間隔になる。
尚、上述の定期的なリフレッシュ動作は、読出し/書込み動作の実行中には行われず、或る読出し/書込み動作の終了後、次の読出し/書込み動作の開始までの期間(プリチャージ期間)に実行される。プリチャージ期間が期間tRPcよりも短い場合、リフレッシュ間隔は第1の間隔となる。プリチャージ期間が期間tRPc以上の場合、tRPcタイマTmr3はFBCメモリがデータ保持状態にあると判断するので、リフレッシュ間隔は第2の間隔となる。
データ保持モードでは、モード信号が論理ハイになるので、ゲートG35は信号REFREQ_read/writeを無効にし、ゲートG34は信号REFREQ_retentionを有効にする。このとき、ゲートG33は、信号REFREQ_retentionのパルスの反転パルスを出力する。このとき、リフレッシュ間隔は第2の間隔となる。
フリップフロップFF10は、ゲートG33の出力パルスの立下りを、ゲートG32の出力が反転するまでラッチする。ゲートG33の出力パルスの立下りは、信号REFREQ_read/writeまたは信号REFREQ_retentionのパルスの立ち上がりに対応し、リフレッシュ動作の始期を決定する。
ゲートG32は、読出し/書込みモードにおいて論理ハイに活性化される信号REXTの反転信号および信号REFRESHの遅延信号REFTRASを受け取り、これらの信号のNAND演算結果をとして出力する。ゲートG32の出力信号は、フリップフロップFF10およびFF20から出力されるパルスの終期(リフレッシュ動作の終期)を決定するために用いられる。
例えば、信号REXTが論理ロウである場合(データ保持モードあるいは読出し/書込みモードのプリチャージ期間)において、図9のゲートG31は、フリップフロップFF10の出力を反転してフリップフロップFF20へ送る。この状態のもとで、信号REFREQ_retentionまたは信号REFREQ_read/write(以下、単に、REFREQともいう)が論理ハイに活性化された場合、ゲートG31の出力は、論理ロウに立ち下がる。これにより、信号REFRESHは論理ハイに活性化され、リフレッシュ動作が開始される。信号REFRESHの活性化後、図1のリフレッシュtRASタイマTmr4によって遅延された信号REFTRASが論理ハイになる。これにより、図9のゲートG32の出力が論理ロウになるので、フリップフロップFF10およびFF20がリセットされる。つまり、フリップフロップFF10およびFF20の出力が論理ロウに立ち下がる。これにより、リフレッシュ動作が終了する。リフレッシュ動作の開始から終了までのリフレッシュ期間をτとする。リフレッシュ期間τは、図1のリフレッシュtRASタイマTmr4によって規定される。フレッシュtRASタイマTmr4は、一般的な遅延回路で構成され得るので、ここでは図示しない。
図10は、読出し/書込みモードでのリフレッシュ動作を示すタイミング図である。t1において、モード信号が論理ロウ(読出し/書込み動作時)であり、かつ、信号BRASが論理ハイ(読出し/書込み動作のプリチャージ時)である場合に、信号REFREQ_read/writeが論理ハイに活性化されると、信号REFRESHが活性化される。これにより、リフレッシュ動作が実行されるが、リフレッシュ動作が終了する前に、t2において信号BRASが倫理ロウに活性化され、メモリ装置は読出し/書込み動作にエンターしている。この場合、図9の信号REXTが論理ハイに活性化されるので、リフレッシュ動作の終期を決定する信号REFTRASが立ち上がる前に、信号REFRESHは論理ロウに不活性化される。このとき、図9に示すフリップフロップFF20は、リセットされるが、フリップフロップFF10はリセットされない。よって、カウンタ信号CTR,BCTRは維持され、図1のリフレッシュアドレスカウンタRACは、t2の時点において選択されていたワード線のアドレスを保持した状態となる。
t4において、読出し/書込み動作が終了すると(BRASが論理ハイに不活性化されると)、信号REFRESHが活性化され、リフレッシュ動作が再開される。このとき、図9のフリップフロップFF10がリセットされることなく、活性状態にある(論理ハイを出力している)。よって、信号REXTが不活性になりゲートG31がフリップフロップFF10の出力をフリップフロップFF20へ通過させると、フリップフロップFF20は活性状態になる(論理ハイを出力する)。これにより、信号REFRESHが論理ハイに活性化される。
また、リフレッシュアドレスカウンタRACが、割り込み時点t2における選択ワード線のアドレスを保持している。従って、割り込み時点において選択していたワード線からリフレッシュを再開することができる。
t4からリフレッシュ期間τだけ経過した時点t5で、信号REFTRASが活性化されている。これにより、リフレッシュ動作は終了する。
リフレッシュ動作中に読出し/書込み動作の割り込みが無ければ、t1からリフレッシュ期間τだけ経過した時点t3で、リフレッシュ動作が終了する。しかし、図10では、リフレッシュ動作中に読出し/書込み動作が割り込んできたため、t3において信号REFTRASが立ち上がらない。読出し/書込み動作の終了後にリフレッシュ動作を再開して、リフレッシュ動作は完了する。
リフレッシュ動作を一旦中止し、読出し/書込み動作を優先して実行することによって、ユーザは、リフレッシュ動作を意識することなく、メモリ装置を使用することができる。
t6〜t9期間Taにおいて、信号BRASが論理ハイに不活性化されている。しかし、Taは、期間tRPcよりも短いので、図5に示すtRPcタイマは、モード信号を論理ハイに立ち上げない。つまり、t6〜t9の期間Taにおいて、メモリ装置は、読出し/書込みモードを維持している。この期間Ta内のt7〜t8において、リフレッシュ動作が実行されている。このときのリフレッシュ動作は、読出し/書込み動作の割り込み無しに完了している。
t9では、信号BRASが論理ロウで活性状態のときに(読出し/書込み動作中に)、信号REFREQ_read/writeが活性化されている。この場合、図9のフリップフロップFF10は活性状態にセットされるが、フリップフロップFF20はリセット状態を維持する。これは、信号REFREQ_read/writeが活性化され、リフレッシュ要求があったことは、フリップフロップFF10に記憶されていることを意味する。しかし、フリップフロップFF20はリセット状態であるので、リフレッシュ動作は、まだ開始されない。
t10において、信号BRASが倫理ハイに不活性化されると、図9の信号REXTが論理ロウに不活性化される。よって、ゲートG31がフリップフロップFF10の出力をフリップフロップFF20へ通過させ、フリップフロップFF20を活性状態にする。これにより、信号REFRESHが論理ハイに活性化される。
その後、t11において、信号REFTRASが立ち上がり、リフレッシュ動作が終了する。
ここで、リフレッシュ間隔は、信号REFREQ_read/writeの立ち上がり時点t1と、次の信号REFREQ_read/writeの立ち上がり時点t7との間の期間Tref_read/writeである。このTref_read/writeは、第1の間隔であり、図7の第1のリフレッシュ間隔タイマTmr1によって規定される。
図11は、データ保持状態におけるリフレッシュ動作を示すタイミング図である。t1〜t5は、図10のt1〜t5と同じ動作である。t20までは、読出し/書込み動作である。信号BRASが論理ハイに不活性化された時点t4から、期間tRPcが経過すると、図5のtRPcタイマTmr3がモード信号を論理ハイに立ち上げる。これにより、メモリ装置は、データ保持モードにエンターする。
t21〜t22およびt23〜t24において、リフレッシュ動作が実行される。リフレッシュ動作は、図10を参照して説明したとおりであるので、その説明を省略する。
ここで、リフレッシュ間隔は、信号REFREQ_retentionの立ち上がり時点t21と、次の信号REFREQ_retentionの立ち上がり時点t23との間の期間Tref_retentionである。このTref_retentionは、第2の間隔であり、図8の第2のリフレッシュ間隔タイマTmr2によって規定される。
第2の間隔Tref_retentionは、第1の間隔Tref_read/writeよりも長い。よって、本実施形態は、データ保持状態において、リフレッシュ動作の消費電流を削減することができる。
t25において、信号BRASが論理ロウに活性化されている。このとき、tRPcタイマTmr3は、モード信号を直ちに立ち下げる。これにより、メモリ装置は、データ保持モードから読出し/書込みモードへ速やかに移行することができる。ユーザは、データ保持モードを意識することなく、メモリ装置を使用することができる。
尚、データ保持状態では、メモリセルMCは、定期的なリフレッシュ動作においてワード線の本数分だけディスターブを受けるが、このディスターブは限定的でありかつ予測可能である。即ち、予測不能なアクセスがないため、第2の間隔は、読出し/書込み動作時における第1の間隔よりも長くすることができる。
(第2の実施形態)
図12は、本発明に係る第2の実施形態に従ったFBCメモリの構成の一例を示すブロック図である。第2の実施形態は、tRPcタイマTmr3を設けず、モード信号を外部から入力するためにモード入力ピンを備えている。第2の実施形態のその他の構成は、第1の実施形態の構成と同様でよい。
例えば、外部からモード信号として論理ロウを受け取ると、FBCメモリは、読出し/書込みモードであると判断し、リフレッシュ動作間の間隔を第1の間隔にする。外部からモード信号として論理ハイを受け取ると、FBCメモリは、データ保持モードであると判断し、リフレッシュ動作間の間隔を第2の間隔にする。第2の実施形態のその他の動作は、第1の実施形態の動作と同様である。
第2の実施形態のように、読出し/書込みモードとデータ保持モードとを識別するモード信号を外部から入力するように構成されている形態であっても、本発明の効果を得ることができる。
(第3の実施形態)
図13は、本発明に係る第3の実施形態に従ったリフレッシュ間隔タイマの構成の一例を示す回路図である。第3の実施形態によるリフレッシュ間隔タイマは、リングオシレータ52、出力回路53およびトランジスタ54、55を共用している。リフレッシュ間隔タイマは、抵抗Rr/wとRrefとを個別に備えている。これに伴い、P型トランジスタTP100がトランジスタ54と抵抗Rr/wとの間に設けられ、P型トランジスタTP101がトランジスタ54と抵抗Rrefとの間に設けられている。トランジスタTP100は、モード信号をゲートで受ける。トランジスタTP101はモード信号の反転信号をゲートで受ける。これにより、モード信号が論理ロウ(読出し/書込みモード)である場合に、抵抗Rr/wがトランジスタ54と55との間に接続される。その結果、出力回路53は、信号REFREQ_read/writeを出力する。一方、モード信号が論理ハイ(データ保持モード)である場合には、抵抗Rretがトランジスタ54と55との間に接続される。その結果、出力回路53は、信号REFREQ_retentionを出力する。
第3の実施形態のその他の構成は、第1または第2の実施形態の構成と同様でよい。第3の実施形態によれば、リングオシレータ52、出力回路53およびトランジスタ54、55を、抵抗Rr/wおよび抵抗Rrefのそれぞれに対して設ける必要が無い。よって、リングオシレータ52、出力回路53およびトランジスタ54、55によるばらつきがなく、抵抗Rr/wおよび抵抗Rrefの各抵抗値によって正確に第1の間隔および第2の間隔を設定することができる。リフレッシュ間隔タイマの回路構成が単純化されるので、FBCメモリの大きさが小さくなる。さらに、第3の実施形態は、第1または第2の実施形態の効果をも得ることができる。
(第4の実施形態)
第4の実施形態はリフレッシュ動作において“0”セルのみをリフレッシュし、“1”セルについてはリフレッシュしない。通常、FBCのデータ保持時のデータ劣化は“0”セルに対してのみ起こり得るからである。
ビット線“0”ディスターブは、“1”セルのボディ−ドレイン間に弱い順バイアスが印加されることによって生じる。ワード線WLの電位を充分に低くすれば、ボディ−ドレイン間の順バイアスを非常に小さくし、ビット線“0”ディスターブの影響を小さくすることができる。
図14は、データ保持モードにおけるワード線WLの電圧VWLLと書込み時のビット線BLの電圧VBLとの関係を示すグラフである。ラインL1、L2は、データ“0”の書込み電圧を示し、ラインL3、L4は、データ“1”の書込み電圧を示す。また、ラインL1、L4は、ビット線BLに100μsの期間、VBLLまたはVBLHを印加したときの特性を示し、ラインL2、L3は、ビット線BLに1msの期間、VBLLまたはVBLHを印加したときの特性を示す。尚、VBLLはデータ“0”を書き込むときのビット線電圧であり、VBLHはデータ“1”を書き込むときのビット線電圧である。
ラインL1、L2の左側の領域がビット線“0”ディスターブの影響でメモリセルがフェイルする領域である。ラインL3、L4の右側の領域がビット線“1”ディスターブの影響でメモリセルがフェイルする領域である。ラインL1とL4との間、および、ラインL2とL3との間の領域が、メモリセルがパスする(良品と判断される)領域である。
図14のグラフから、データ保持状態におけるワード線の電圧VWLLが低いほど、ビット線“0”ディスターブによるフェイル領域が減少している。例えば、VWLLが−2Vであったときに、ビット線“0”ディスターブによりフェイルしていたメモリセルは、VWLLを−2.4Vに低下させることによって、良品となる。
一方、ビット線“1”ディスターブによるフェイル領域は、電圧VWLLを低下させると、広くなる。従って、データ保持モードにおけるワード線の電圧を充分に低くすることによって、ビット線“0”ディスターブを充分に抑制し、ビット線“1”ディスターブについては、本実施形態によるリフレッシュ動作を行うことで回避することができる。ビット線“1”ディスターブはデータ保持期間中には起こり得ないので、データ保持モード時のワード線電位を充分に低下しても問題は生じない。
図15は、“0”セルのみをリフレッシュするリフレッシュ動作のタイミング図である。t31において、リフレッシュ動作が開始される。t31からt32において、初期センス動作を行う。センスノードSNLとSNRとの間の信号差が充分に発展したときに、図4に示すラッチ回路LC1、LC2がこの信号差をラッチする。
ここで、t32の後、SAPの電圧が、VBLHよりも低いVBLHREFに設定されていることに注意されたい。信号SAPは、データ“1”の書込みに使用される信号である。SAPの電圧を電圧VBLHREFに設定することによって、“1”セルに接続されたビット線の電圧をデータ“1”の書込み電圧VBLHよりも低い電圧VBLHREFにする。これにより、リフレッシュ動作は“1”セルに対して実行されず、“0”セルに対してのみ実行される。また、“1”セルに接続されたビット線の電位が低いので、ビット線“1”ディスターブが抑制され、消費電流が低減する。尚、電圧VBLHREFは、ビット線BLL、BLRあるいはセンスノードSNL、SNRのプリチャージ電位、即ち、メモリセルのソース電位VSLと等しくても構わない。
読出し/書込み動作時における選択リフレッシュ動作においては、データ“1”を書き込むために、SAPの電圧は、VBLHに設定されている。
第4の実施形態は、リフレッシュ動作は“0”セルに対してのみ実行されるので、リフレッシュ動作における消費電力をさらに低下させることができる。第4の実施形態の構成は、第1から第3の実施形態のいずれの構成を用いても実施することができる。従って、第4の実施形態は、第1から第3の実施形態のいずれかと組み合わせることができる。
本発明に係る第1の実施形態に従ったFBCメモリの構成を示すブロック図。 メモリセルアレイMCAの構成の一例を示す回路図。 メモリセルMCの構造を示す断面図。 センスアンプS/Aの構成の一例を示す回路図。 tRPcタイマTmr3の構成の一例を示す回路図。 NORゲートG10〜G12の構成の一例を示す回路図。 第1のリフレッシュ間隔タイマTmr1の構成の一例を示す回路図。 第2のリフレッシュ間隔タイマTmr2の構成の一例を示す回路図。 リフレッシュコントローラREFCの構成の一例を示す回路図。 読出し/書込みモードにおけるリフレッシュ動作を示すタイミング図。 データ保持モードにおけるリフレッシュ動作を示すタイミング図。 本発明に係る第2の実施形態に従ったFBCメモリの構成の一例を示すブロック図。 本発明に係る第3の実施形態に従ったリフレッシュ間隔タイマの構成の一例を示す回路図。 データ保持状態におけるワード線WLの電圧VWLLと書込み時のビット線BLの電圧VBLとの関係を示すグラフ。 “0”セルのみをリフレッシュするリフレッシュ動作のタイミング図。
符号の説明
MC…メモリセル
BL…ビット線
WL…ワード線
S/A…センスアンプ
REFC…リフレッシュコントローラ
Tmr1、Tmr2…リフレッシュ間隔タイマ
Tmr3…tRPcタイマ

Claims (5)

  1. 電気的に浮遊状態のフローティングボディを含み、該フローティングボディ内の多数キャリアの数によって論理データを記憶する複数のメモリセルと、
    複数の前記メモリセルに接続された複数のビット線と、
    複数の前記メモリセルに接続された複数のワード線と、
    前記ビット線に接続され、前記ビット線および前記ワード線によって選択された前記メモリセルのデータを読み出し、あるいは、該選択されたメモリセルへデータを書き込むセンスアンプと、
    前記メモリセルからデータを一旦読出しかつ該データと同一論理データを該メモリセルへ書き戻すリフレッシュ動作を指示するリフレッシュコントローラと、
    データ読出しモードまたはデータ書込みモードにおいては、或るリフレッシュ動作と次のリフレッシュ動作との間のリフレッシュ間隔を第1の間隔とし、データ保持モードにおいては、前記リフレッシュ間隔を前記第1の間隔よりも長い第2の間隔とするリフレッシュ間隔タイマとを備えた半導体記憶装置。
  2. 前記リフレッシュ間隔を決定するためのモード信号を前記第1のリフレッシュ間隔タイマおよび前記第2のリフレッシュ間隔タイマへ出力する動作検出タイマであって、データ読出しモードまたはデータ書込みモードであることを示す動作信号が活性である場合には、前記リフレッシュ間隔を前記第1の間隔とするために前記モード信号を第1の論理とし、前記動作信号が所定期間不活性である場合には、前記リフレッシュ間隔を前記第2の間隔とするために、前記モード信号を前記第1の論理とは逆の第2の論理とする動作検出タイマをさらに備えたことを特徴とする請求項1に記載の半導体記憶装置。
  3. 前記リフレッシュコントローラは、前記モード信号、前記第1のリフレッシュ間隔タイマの出力および前記第2のリフレッシュ間隔タイマの出力を入力し、前記モード信号が前記第1の論理である場合に、前記第1のリフレッシュ間隔タイマの出力を有効にすることによって前記リフレッシュ間隔を前記第1の間隔にし、前記モード信号が前記第2の論理である場合に、前記第2のリフレッシュ間隔タイマの出力を有効にすることによって前記リフレッシュ間隔を前記第2の間隔にすることを特徴とする請求項2に記載の半導体記憶装置。
  4. 前記論理データのうち一方の論理データを記憶する前記メモリセルのみに対して前記リフレッシュ動作を実行することを特徴とする請求項1から請求項3に記載の半導体記憶装置。
  5. 電気的に浮遊状態のフローティングボディを含み、該フローティングボディ内の多数キャリアの数によって論理データを記憶する複数のメモリセルと、複数の前記メモリセルに接続された複数のビット線と、複数の前記メモリセルに接続された複数のワード線と、前記ビット線に接続され、前記ビット線および前記ワード線によって選択された前記メモリセルのデータを読み出し、あるいは、該選択されたメモリセルへデータを書き込むセンスアンプと、前記メモリセルからデータを一旦読出しかつ該データと同一論理データを該メモリセルへ書き戻すリフレッシュ動作を指示するリフレッシュコントローラとを備え、
    データ読出しモードまたはデータ書込みモードにおいて、前記リフレッシュ動作を第1の間隔で実行し、
    データ保持モードのときには、前記リフレッシュ動作を前記第1の間隔よりも長い第2の間隔で実行することを具備する半導体記憶装置の駆動方法。
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