JP2010218629A - 半導体記憶装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】書込み対象である選択メモリセルへデータを書き込む期間を充分に長くすることができる半導体記憶装置を提供する。
【解決手段】半導体記憶装置は、メモリセルと、ワード線と、第1および第2のビット線と、第1および第2のセンスノードと、第1のビット線と第1のセンスノードとの間の第1のトランスファゲートと、第2のビット線と第2のセンスノードとの間のトランスファゲートと、データを第1および第2のセンスノードにラッチするラッチ回路と、データを伝送する第1および第2のデータ線とを備え、書込み時に、第1および第2のトランスファゲートを導通状態にする前に、書込みデータを第1および第2のデータ線から第1および第2のセンスノードへ伝達し、第1および第2のトランスファゲートを導通状態にしたときに、第1および第2のセンスノードの書込みデータを該選択メモリセルへ書き込み始める。
【選択図】図4
【解決手段】半導体記憶装置は、メモリセルと、ワード線と、第1および第2のビット線と、第1および第2のセンスノードと、第1のビット線と第1のセンスノードとの間の第1のトランスファゲートと、第2のビット線と第2のセンスノードとの間のトランスファゲートと、データを第1および第2のセンスノードにラッチするラッチ回路と、データを伝送する第1および第2のデータ線とを備え、書込み時に、第1および第2のトランスファゲートを導通状態にする前に、書込みデータを第1および第2のデータ線から第1および第2のセンスノードへ伝達し、第1および第2のトランスファゲートを導通状態にしたときに、第1および第2のセンスノードの書込みデータを該選択メモリセルへ書き込み始める。
【選択図】図4
Description
本発明は半導体記憶装置に関する。
近年、1T(Transistor)−1C(Capacitor)型のDRAMに代わるメモリと期待されている半導体記憶装置として、FBCメモリ装置がある。FBCメモリ装置は、SOI(Silicon On Insulator)基板上にフローティングボディ(以下、ボディともいう)を備えたFET(Field Effect Transistor)を形成し、このボディに蓄積されている多数キャリアの数の多少によってデータ“1”またはデータ“0”を記憶する。
図9に示すように、従来のFBCメモリでは、t1〜t2のデータ書込み動作において、センスアンプは、全カラムのメモリセル内のデータを一旦検出し(初期センス動作)、そのデータをラッチする。次に、t3〜t5において、書込み対象である選択カラムにラッチされたデータのみが外部からの書込みデータで上書きされる。一方、書込み対象でない非選択カラムのデータは検出されたままのデータ状態でセンスノードにラッチされている。その後、センスアンプは、全カラムのデータをメモリセルへ書き込む(書き戻す)。
しかし、選択カラムでは、初期センス動作の後に、カラム選択線を活性化してDQ線からセンスノードへデータを伝達する。このため、一定時間の書込みサイクルの中では、選択メモリセルへデータを書き込む時間は、実質的に短くなってしまうという問題があった。逆に、充分な書込み時間を確保しようとすると書込みサイクルが長くなってしまうという問題があった。
充分な書込み時間を確保し、あるいは、書込みサイクルを短縮することができる半導体記憶装置を提供する。
本発明に係る実施形態に従った半導体記憶装置は、電気的に浮遊状態のボディを含み、該ボディ内のキャリアの数によってデータを記憶する複数のメモリセルと、前記メモリセルのゲートとして機能するワード線と、前記メモリセルへ、あるいは、前記メモリセルからデータを伝達する第1のビット線および第2のビット線と、前記第1および前記第2のビット線にそれぞれ対応する第1のセンスノードおよび第2のセンスノードと、前記第1のビット線と前記第1のセンスノードとの間に接続された第1のトランスファゲートと、前記第2のビット線と前記第2のセンスノードとの間に接続された第2のトランスファゲートと、前記第1のビット線からのデータを前記第1のセンスノードにラッチし、前記第2のビット線からのデータを前記第2のセンスノードにラッチするラッチ回路と、前記第1のセンスノードにラッチされたデータを外部へ読み出し、あるいは、外部からのデータを前記第1のセンスノードへ伝送する第1のデータ線と、前記第2のセンスノードにラッチされたデータを外部へ読み出し、あるいは、外部からのデータを前記第2のセンスノードへ伝送する第2のデータ線とを備え、
前記複数のメモリセルのうち書込み対象である選択メモリセルへデータを書き込むときに、前記第1および前記第2のトランスファゲートを導通状態にする前に、書込みデータを前記第1および前記第2のデータ線から前記選択メモリセルに対応する前記第1および前記第2のセンスノードへ伝達し、
前記第1および前記第2のトランスファゲートを導通状態にしたときに、前記選択メモリセルに対応する前記第1および前記第2のセンスノードの書込みデータを該選択メモリセルへ書き込み始めることを特徴とする。
前記複数のメモリセルのうち書込み対象である選択メモリセルへデータを書き込むときに、前記第1および前記第2のトランスファゲートを導通状態にする前に、書込みデータを前記第1および前記第2のデータ線から前記選択メモリセルに対応する前記第1および前記第2のセンスノードへ伝達し、
前記第1および前記第2のトランスファゲートを導通状態にしたときに、前記選択メモリセルに対応する前記第1および前記第2のセンスノードの書込みデータを該選択メモリセルへ書き込み始めることを特徴とする。
本発明に係る実施形態に従った半導体記憶装置の駆動方法は、電気的に浮遊状態のボディを含み、該ボディ内のキャリアの数によってデータを記憶する複数のメモリセルと、前記メモリセルに接続された第1のビット線および第2のビット線と、前記第1および前記第2のビット線にそれぞれ対応する第1のセンスノードおよび第2のセンスノードと、前記第1のビット線と前記第1のセンスノードとの間に接続された第1のトランスファゲートと、前記第2のビット線と前記第2のセンスノードとの間に接続された第2のトランスファゲートとを備えた半導体記憶装置の駆動方法であって、
前記複数のメモリセルのうち書込み対象である選択メモリセルへデータを書き込むときに、前記第1および前記第2のトランスファゲートを導通状態にする前に、書込みデータを前記第1および前記第2のデータ線から前記選択メモリセルに対応する前記第1および前記第2のセンスノードへ伝達し、
前記第1および前記第2のトランスファゲートを導通状態にしたときに、前記選択メモリセルに対応する前記第1および前記第2のセンスノードの書込みデータを前記選択メモリセルへ書き込み始めることを具備する。
前記複数のメモリセルのうち書込み対象である選択メモリセルへデータを書き込むときに、前記第1および前記第2のトランスファゲートを導通状態にする前に、書込みデータを前記第1および前記第2のデータ線から前記選択メモリセルに対応する前記第1および前記第2のセンスノードへ伝達し、
前記第1および前記第2のトランスファゲートを導通状態にしたときに、前記選択メモリセルに対応する前記第1および前記第2のセンスノードの書込みデータを前記選択メモリセルへ書き込み始めることを具備する。
本発明による半導体記憶装置は、充分な書込み時間を確保し、あるいは、書込みサイクルを短縮することができる。
以下、図面を参照して本発明に係る実施形態を説明する。本実施形態は、本発明を限定するものではない。
(第1の実施形態)
図1は、本発明に係る第1の実施形態に従ったFBCメモリ装置の構成を示す回路図である。FBCメモリは、メモリセルMCと、センスアンプS/Ai(iは整数)(以下、S/Aともいう)と、ワード線WLLi、WLRi(以下、WLL、WLRともいう)と、ビット線BLLi、BLRi(以下、BLL、BLRともいう)と、ビット線bBLLi、bBLRi(以下、bBLL、bBLRともいう)と、イコライジング線EQLと、イコライジングトランジスタTEQL、TEQR(以下、TEQともいう)とを備えている。
図1は、本発明に係る第1の実施形態に従ったFBCメモリ装置の構成を示す回路図である。FBCメモリは、メモリセルMCと、センスアンプS/Ai(iは整数)(以下、S/Aともいう)と、ワード線WLLi、WLRi(以下、WLL、WLRともいう)と、ビット線BLLi、BLRi(以下、BLL、BLRともいう)と、ビット線bBLLi、bBLRi(以下、bBLL、bBLRともいう)と、イコライジング線EQLと、イコライジングトランジスタTEQL、TEQR(以下、TEQともいう)とを備えている。
本実施形態によるFBCメモリは、2セル/ビット方式を採用している。2セル/ビット方式とは、ビット線対BLL、bBLLまたはビット線対BLR、bBLRに接続され、同一ワード線上で隣り合う2つのメモリセルMCに互いに逆極性のデータを書き込むことによって1ビットデータを格納する動作方式である。逆極性のデータとは、データ“0”とデータ“1”との関係のように相補の関係を有するデータである。データの読出しでは、逆極性のデータの一方のデータを他方のデータの基準とし、かつ、他方のデータを一方のデータの基準とする。従って、ビット線対BLL、bBLLまたはビット線対BLR、bBLRは、互いに逆極性のデータを伝達する。本実施形態では、ビット線BLLまたはBLRを第1のビット線とし、ビット線bBLLまたはbBLRを第2のビット線とする。
メモリセルMCは、N型FETで構成されている。メモリセルMCは、マトリクス状に配列され、メモリセルアレイMCAL、MCAR(以下、MCAともいう)を構成している。ワード線WLL、WLRは、ロウ(row)方向に延伸し、メモリセルMCのゲートに接続されている。本実施形態において、ワード線WLL、WLRは、センスアンプS/Aの左右に256本ずつ設けられている(WLL0〜WLL255およびWLR0〜WLR255)。ビット線BLL、BLRは、カラム方向に延伸し、メモリセルMCのソースまたはドレインに接続されている。ビット線BLL、BLRは、センスアンプS/Aの左右に512本ずつ設けられている(BLL0〜BLL511およびBLR0〜BLR511)。ワード線とビット線とは、互いに直交しており、その各交点にメモリセルMCが設けられている。尚、ロウ方向およびカラム方向との呼称は、便宜的なものであって、互いに入れ替えても差し支えない。
イコライジング線EQLは、イコライジングトランジスタTEQのゲートに接続されている。イコライジングトランジスタTEQは、ビット線BLL、BLRとソース電位VSLとの間に接続されている。イコライジングでは、ビット線BLL、BLRをソース電位VSLに接続することによって各ビット線BLL、BLRの電位を等しくする。
センスアンプS/Aは、ビット線BL、bBLに接続され、選択メモリセルMCに記憶されたデータを検出し、あるいは、選択メモリセルMCにデータを書き込むように構成されている。
読出し時には、センスアンプS/Aにラッチされたデータは、データ線DQ、bDQを介してDQバッファDQBに伝達される。DQバッファDQBに格納されたデータは、外部へ読み出される。書込み時には、外部からのデータがDQバッファDQBに格納される。このデータは、データ線DQ、bDQを介してセンスアンプS/Aに伝達される。DQバッファDQBは、従来のそれらと同様でよいので、その説明を省略する。
図2は、FBC(Floating Body Cell)の断面図である。FBCメモリは、SOI(Silicon On Insulator)基板上にフローティングボディ(以下、ボディともいう)を備えたFET(Field Effect Transistor)で構成され、ボディに蓄積されている多数キャリアの数の多少によってデータ“1”またはデータ“0”を記憶する。ボディ内の正孔(多数キャリア)の数が少ない状態をデータ“0”とし、多い状態をデータ“1”とする。従って、メモリセルがN型FETである場合には、データ“1”を記憶するメモリセルはデータ“0”を記憶するメモリセルよりも、しきい値電圧が低くなり、大きな電流を流す。
図3は、第1の実施形態によるセンスアンプS/Aおよびその周辺の構成を示す回路図である。図3に示すセンスアンプS/Aは、メモリセルアレイMCAL側のビット線BLLに接続された構造を示している。センスアンプS/Aは、トランスファゲートを介してメモリセルアレイMCAR側のビット線BLRにも接続されているが、図3では省略する。
ビット線対BLLj(jは整数)、bBLLjは、トランスファゲートTG1、TG2を介してそれぞれに対応するセンスノードSN、bSNに接続されている。トランスファゲートTG1、TG2は、信号ΦtおよびbΦtによってオン/オフ制御される。トランスファゲートTG1、TG2として、CMOS(Complementary MOS)が用いられている。センスアンプS/Aは、センスノード対SN、bSNを含む。また、センスアンプS/Aは、ラッチ回路LCPおよびLCNを含む。P型ラッチ回路LCPは、センスノードSNとbSNとの間に直列に接続された2つのP型トランジスタTP1およびTP2から成る。トランジスタTP1のゲートはセンスノードbSNに接続され、トランジスタTP2のゲートはセンスノードSNに接続されている。すなわち、トランジスタTP1およびTP2の各ゲートは、センスノードSNおよびbSNに対してクロスカップリングされている。
同様に、N型ラッチ回路LCNにおいても、N型トランジスタTN1およびTN2の各ゲートも、センスノードSNおよびbSNに対してクロスカップリングされている。ラッチ回路LCPおよびLCNは、信号SAPおよびbSANによってそれぞれ駆動される。
N型ラッチ回路LCNは、メモリセルMCのソース電位VSLよりも低いロウレベル電位VSSをセンスノードSNまたはbSNの一方へ供給する。P型ラッチ回路LCPは、ソース電位VSLよりも高いハイレベル電位VBLHをセンスノードSNまたはbSNの他方へ供給する。
P型トランジスタTP7は、データ線DQとセンスノードSNとの間に接続されている。P型トランジスタTP8は、データ線bDQとセンスノードbSNとの間に接続されている。トランジスタTP7およびTP8の各ゲートは、カラム選択線bCSLに接続されている。カラム選択線bCSLは、外部へデータを読み出し、あるいは、外部からデータを書き込む時に選択的にロウに活性化される。これにより、センスノードSNおよびbSNが、それぞれデータ線DQおよびbDQを介してDQバッファDQBに接続される。データ線DQおよびbDQは、センスノードSN、bSNにラッチされたデータを外部へ読み出し、あるいは、外部からのデータをセンスノードSN、bSNへ伝送する。
ラッチ回路LCP、LCNは、ビット線BLLjからのデータをセンスノードSNにラッチし、ビット線bBLLjからのデータをセンスノードbSNにラッチする。また、ラッチ回路LCP、LCNは、データ線DQからのデータをセンスノードSNにラッチし、データ線bDQからのデータをセンスノードbSNにラッチする。
短絡トランジスタTN12は、信号SHORTによって制御される。短絡トランジスタTN12は、プリチャージ時にセンスノードSNとbSNとを同電位に維持し、読出しまたは書込み動作時にセンスノードSNとbSNとの間を切断する。本実施形態では信号bSANが常時活性状態であり、センスノードSNおよびbSNはN型ラッチ回路LCNを介してロウレベル電位VSSに接続されている。ただし、信号bSANが活性であっても、信号SAPが不活性である場合、センスノードSA,bSNの電位は、VSS+Vthn(Vthnは、トランジスタTN1、TN2の閾値電圧)程度までしか下がらない。データを検出する際には、センスアンプS/Aは、センスノードSA,bSNの電位VSS+Vthnからデータを発展させる。
プリチャージ回路PCCは、ビット線BLLjとbBLLjとの間に接続されている。プリチャージ回路PCCは、ビット線BLLjとbBLLjとの間に直列に接続されたN型トランジスタTN9およびTN10と、ビット線BLLjとbBLLjとの間に接続されたN型トランジスタTN11とを含む。N型トランジスタTN9とTN10との間のノードは、ソース電位VSLに接続されている。
プリチャージ回路PCCは、プリチャージ時にビット線BLLjおよびbBLLjをソース電位VSLに接続する。これにより、プリチャージ時にビット線BLLjおよびbBLLjは、それぞれVSLにチャージされる。
図4は、本実施形態によるFBCメモリのデータ書込みサイクルを示すタイミング図である。当初、図3に示すメモリセルアレイMCAL内のメモリセルMC0がデータ“0”を格納しており、メモリセルMC1がデータ“1”を格納しているものとする。さらに、書込み動作において、データ“1”がメモリセルMC0に書き込まれ、データ“0”がメモリセルMC1に書き込まれるものとする。尚、非選択カラムのセンスアンプS/Aは、選択ワード線WLLiに接続されたメモリセルMCのうち書込み対象でない非選択メモリセルのデータをセンスノードへ一旦読み出し、そのデータをそのままの論理状態で同一の非選択メモリセルへリストアする。
メモリセルアレイMCARの動作は、メモリセルアレイMCALの動作から容易に推測可能であるので、その説明を省略する。また、書込み動作において、データ“0”をメモリセルMC0に書き込み、データ“1”をメモリセルMC1に書き込む動作は、後述の具体例から容易に推測可能であるので、その説明も省略する。
データ書込みサイクルは、データ検出動作およびデータ書込み動作(あるいはリストア動作)を含む。ここでのデータ書込み期間とは、データ検出期間を含まず、データの書込みのみの期間である。
プリチャージ状態(〜t0)において、信号PRCHおよびSHORTが活性状態である。よって、ビット線BL、bBLが同電位(VSL近傍)に固定されている。また、トランジスタTN12によって、センスノードSNおよびbSNが同電位(VSS近傍)に固定されている。
尚、活性化とは素子または回路をオンまたは駆動させることを意味し、不活性化とは素子または回路をオフまたは停止させることを意味する。従って、HIGH(高電位レベル)の信号が活性化信号である場合もあり、LOW(低電位レベル)の信号が活性化信号である場合もある。例えば、NMOSトランジスタは、ゲートをHIGHにすることによって活性化する。一方、PMOSトランジスタは、ゲートをLOWにすることによって活性化する。
t0以前のプリチャージ時に、書込み対象である選択カラムのデータ線DQおよびbDQは、書込みデータを伝達する。例えば、図4に示すように、データ線DQは、ハイレベル電位VBLHを伝達し、データ線bDQは、ロウレベル電位VSSを伝達する。VBLHは、データ“1”をメモリセルMCに書き込むときにビット線に印加される電圧である。VSSは、データ“0”をメモリセルMCに書き込むときにビット線に印加される電圧である。
また、t0において、選択カラムに対応するカラム選択線bCSLをロウレベルに活性化する。これにより、図3のトランジスタTP7およびTP8がオン状態になる。その結果、選択カラムのデータ線DQおよびbDQの各データは、選択カラムのセンスノードSNおよびbSNへ伝達される。即ち、t1において、トランスファゲートTG1、TG2が導通状態になる前に、書込みデータは、選択カラムのセンスノードSNおよびbSNへ伝達される。ラッチ回路LCPおよびLCNは、書込みデータをそれぞれセンスノードSNおよびbSNにラッチする。本実施形態では、ラッチ回路LCPおよびLCNは、ハイレベル電位VBLHをセンスノードSNにラッチし、ロウレベル電位VSSをセンスノードbSNにラッチする。
P型トランジスタは、通常、ハイレベル電位を充分に伝達可能であるが、ロウレベル電位はしきい値電圧分、高い電位を伝達する。従って、P型トランジスタTP8は、ロウレベル電位VSSをP型トランジスタTP8のしきい値電圧分だけ高い電位(VSS+Vtp8)で伝達する。しかし、本実施形態では、信号bSANが常時活性状態(ロウレベル電位VSS)であるので、ラッチ回路LCNがセンスノードbSNにVSSを供給する。その結果、ラッチ回路LCNは、センスノードbSNにロウレベル電位VSSをラッチすることができる。
t1において、信号PRCHおよびSHORTが不活性状態となる。これにより、ビット線BLとbBLとの間が切断され、かつ、センスノードSNとbSNとの間が切断される。それと同時に、書込み対象である選択ロウのワード線WLLi(iは整数)が選択的に活性化される。その他の非選択ワード線WLは、データ保持状態(VWLL)に維持される。
t1において、信号ΦTを高レベルに活性化させる。これにより、全カラムのトランスファゲートTG1、TG2が導通状態になり、全カラムのビット線対BL、bBLが、それぞれに対応するセンスノード対SN、bSNに接続される。よって、書込み対象である選択カラムのビット線BLLjおよびbBLLjがセンスノードSN、bSNにそれぞれ接続される。書込み対象ではない非選択カラムのビット線は、それぞれに対応するセンスノードに接続される。トランスファゲートTG1、TG2も導通状態になる。
信号bSANは常時活性状態にある。よって、ラッチ回路LCNが駆動し、ロウレベル電圧VSSがセンスノードSN、bSNに接続される。負荷電流が、メモリセルMC0、MC1のソースからビット線BLLj、bBLLjを介してセンスノードSN、bSNに流れる。即ち、本実施形態は、データ検出時に、ラッチ回路LCNがロウレベル電位VSSをセンスノードSN、bSNに供給し、N型トランジスタTN1、TN2が負荷電流を流す形態(NMOS負荷)である。
t1〜t2において、非選択カラムでは、データ“1”と“0”との電位差(信号差)がセンスノードSNとbSNとの間に生じる。尚、非選択カラムのセンスノード対、ビット線対の信号動作については、図4では示していない。信号差がセンスノードSNとbSNとの間で充分な大きさに発展した時点(t2)で、信号SAPがハイレベル電位VBLHに立ち上がり、図3のラッチ回路LCPが活性化される。電位VBLHは、ラッチ回路LCPを介して、データ“1”を伝達するセンスノードSNに接続される。ラッチ回路LCNは常時活性状態であるので、電位VSSは、ラッチ回路LCNを介して、データ“0”を伝達するセンスノードbSNに接続される。その結果、センスアンプS/Aが信号差をVBLH−VSSまで増幅し、その信号差をセンスノードSN、bSNにラッチする。
一方、選択カラムでは、t1〜t2において、ビット線BLLjおよびbBLLjがセンスノードSN、bSNにそれぞれ接続される。従って、t1以降、図4に示すように、センスノードSNおよびbSNの電位が、トランスファゲートTG1およびTG2を介してビット線BLLjおよびbBLLjに伝達される。即ち、本実施形態では、トランスファゲートTG1およびTG2を導通状態にした時点から(t1以降)、書込みデータは、選択カラムのメモリセルMCへ書き込み始める。
データ“0”の書込みでは、メモリセルMCのボディ−ドレイン間の順バイアスを利用して、ボディBのホールをビット線へ引き抜く。データ“1”の書込みでは、ワード線の高レベル電圧VWLHおよびビット線の高レベル電圧VBLHによりインパクトイオン化を引き起こし、これによってホールをボディBに蓄積する。
t5において、データ書込みサイクルが終了し、FBCメモリはプリチャージ状態に入る。
従来では、選択カラムにおいても、センスアンプS/Aは、選択メモリセルMCjのデータを一旦検出し、そのデータを書込みデータで上書きした後に、データ書込み動作を実行していた。図9に示す比較例のように、t3においてカラム選択線bCSLを活性化して、データ線DQ、bDQの書込みデータをセンスノードSN、bSNへ伝達していた。従って、実質的なデータ書込み時間は、t3〜t5の期間程度であった。
これに対し、本実施形態では、選択カラムにおけるデータ書込み動作は、t1〜t5の期間TWの間実行される。従って、書込みサイクル(t0〜t5)が一定であっても、本実施形態は、従来よりもデータ書込み期間を長くすることができる。あるいは、データ書込み期間を一定とすれば、本実施形態は、従来よりも書込みサイクルを短縮することができ、動作を高速にすることができる。
換言すると、本実施形態によれば、非選択カラムのセンスアンプS/Aがデータを検出している初期センス期間(t1〜t2)において、選択カラムのセンスアンプS/Aは、データの書込みを既に開始している。従って、選択カラムでの書込み動作が高速化される。
選択ビット線BLLj、bBLLjでは、t1〜t2において、書込み動作が実行されているが、その他の非選択ビット線では、t1〜t2においてセンスアンプS/Aが初期センス動作を実行している。この場合、選択ビット線BLLj、bBLLjの電位が該選択ビット線BLLj、bBLLjに隣接する非選択ビット線の電位に影響を与えることが懸念される。これは、隣接する複数のビット線間の容量カップリングに因るものである。しかし、本実施形態によるFBCメモリは電流センスによりセンス動作を行うため、隣接ビット線間において容量カップリングによるディスターブの影響は、DRAM等の他のメモリと比べて小さい。
(第2の実施形態)
図5は、本発明に係る第2の実施形態に従ったFBCメモリのセンスアンプS/Aの構成を示す回路図である。第2の実施形態は、書込み用のフィードバック回路FBをさらに備えている点で第1の実施形態と異なる。第2の実施形態のその他の構成は、第1の実施形態の構成と同様でよい。
図5は、本発明に係る第2の実施形態に従ったFBCメモリのセンスアンプS/Aの構成を示す回路図である。第2の実施形態は、書込み用のフィードバック回路FBをさらに備えている点で第1の実施形態と異なる。第2の実施形態のその他の構成は、第1の実施形態の構成と同様でよい。
フィードバック回路FBは、ビット線BLLjとビット線bBLLjとの間に直列に接続されたP型トランジスタTP3、TP4と、ビット線BLLjとビット線bBLLjとの間に直列に接続されたN型トランジスタTN3、TN4とを含む。トランジスタTP3およびTP4の各ゲートは、センスノードbSNおよびSNにそれぞれ接続されている。即ち、トランジスタTP3およびTP4の各ゲートは、センスノードSN、bSNに対してクロスカップルされている。トランジスタTN3およびTN4の各ゲートは、ビット線bBLLjおよびBLLjにそれぞれ接続されている。即ち、トランジスタTN3およびTN4の各ゲートは、ビット線BLLjおよびbBLLjに対してクロスカップルされている。
トランジスタTP3とTP4との間のノードは、フィードバック線FBLpに接続されている。フィードバック線FBLpがハイレベル電位になることによって、フィードバック線FBLpは、センスノードSN、bSNの電位に応じて、ビット線BLLjまたはbBLLjのいずれか一方に接続される。
トランジスタTN3とTN4との間のノードは、フィードバック線bFBLnに接続されている。フィードバック線bFBLnがロウレベル電位になることによって、フィードバック線bFBLnは、ビット線BLLjまたはbBLLjの電位に応じて、ビット線BLLjまたはbBLLjのいずれか他方に接続される。
即ち、書込み時に、トランジスタTP3、TP4が、センスノードSN、bSNの電位に基づいて、ハイレベル電位をビット線BLLjまたはbBLLjのいずれか一方に供給する。さらに、トランジスタTN3、TN4は、トランジスタTP3、TP4によってハイレベル電位となったビット線電位に応じて、ロウレベル電位をビット線BLLjまたはbBLLjのいずれか他方に供給する。その結果、フィードバック回路FBは、センスノード対SN、bSNの電位に基づいて、互いに逆極性のデータをビット線対BLLj、bBLLjに接続された選択メモリセルMC0、MC1へ書き込むことができる。
図6は、第2の実施形態によるFBCメモリのデータ書込みサイクルを示すタイミング図である。図4と同様に、メモリセルMC0がデータ“0”を格納しており、メモリセルMC1がデータ“1”を格納しているものとする。さらに、書込み動作において、データ“1”がメモリセルMC0に書き込まれ、データ“0”がメモリセルMC1に書き込まれるものとする。
t0以前、および、t0〜t2の直前までの第2の実施形態の動作は、第1の実施形態の動作と同様である。t1〜t2において、非選択カラムでは、センスアンプS/AがメモリセルMCのデータを検出している(初期センス動作)。選択カラムでは、書込み動作がすでに開始されている。
t2において、信号ΦTおよびbΦTが不活性化されている。これにより、トランスファゲートTG1およびTG2が非導通状態になり、t2以降、ビット線対BL、bBLとセンスノード対SN、bSNとが切断される。従って、非選択カラムにおいて、センスノード対SN、bSNの容量を低減している。センスノード対SN、bSNの容量を低減することによって、非選択カラムにおける信号増幅を容易にしている。
一方、選択カラムでは、ビット線対BLLj、bBLLjは、センスノード対SN、bSNと切断されフローティング状態となる。FBCメモリでは、メモリセルMC0、MC1に電流を流しながらデータを書き込むので、ビット線対BLLj、bBLLjがセンスノード対SN、bSNと切断されると、ビット線対BLLj、bBLLjの電位を維持することができず、データの書込みが不十分になる可能性がある。
そこで、t2以降、フィードバック回路FBが書込みを実行する。より詳細には、t2において、信号SAPがハイレベル電位に活性化され、かつ、フィードバック信号FBLpおよびbFBLnが活性化されている。信号SAPが活性化されることによって、ラッチ回路LCPが駆動される。センスノードSNがハイレベルであり、センスノードbSNがロウレベルであるので、ハイレベル電位VBLHがP型トランジスタTP1を介してセンスノードSNに印加される。フィードバック信号FBLpおよびbFBLnが活性化されることによって、フィードバック回路FBが書込みデータに基づく電位をビット線対BLLj、bBLLjに印加する。即ち、トランスファゲートTG1およびTG2を非導通状態にした後、フィードバック回路FBが書込みデータを選択メモリセルMC0、MC1へ書き込む。
フィードバック回路FBでは、トランジスタTP3がセンスノードbSNのロウレベル電位VSSを受けて導通し、フィードバック信号FBLpのハイレベル電位VBLHをビット線BLLjに印加する。さらに、トランジスタTN4がビット線BLLjのハイレベル電位VBLHを受けて導通し、フィードバック信号bFBLnのロウレベル電位VSSをビット線bBLLjに印加する。トランジスタTP4およびTN3は非導通状態のままである。これにより、フィードバック回路FBは、データ“1”をメモリセルMC0に書き込み、データ“0”をメモリセルMC1に書き込むことができる。
その後、t5において、FBCメモリはプリチャージ状態に入る。
このように、本実施形態では、非選択カラムの初期センス期間(t1〜t2)において、選択カラムでは、センスノード対SN、bSNおよびトランスファゲートTG1、TG2を介して、データ線DQおよびbDQからの書込みデータをビット線対BLlj、bBLLjへ伝達する。その後、非選択カラムの信号増幅期間(t2〜t3)以降において、選択カラムでは、トランスファゲートTG1、TG2を非導通状態として、フィードバック回路FBが書込みデータをビット線対BLLj、bBLLjへ伝達する。
第2の実施形態によれば、非選択カラムの信号増幅動作においてセンスノード対の信号差の増幅を高速化するために、初期センス動作後にトランスファゲートを非導通状態にしても、選択カラムでは、フィードバック回路FBが選択メモリセルMC0およびMC1へ書込みデータを書き込み続けることができる。第2の実施形態は、さらに、第1の実施形態と同様の効果を得ることができる。
尚、第2の実施形態によるFBCメモリのセンスアンプS/Aは、図7〜図9のように変形することができる。
図7に示すセンスアンプS/Aでは、N型トランジスタTN3およびTN4の各ゲートは、センスノードbSNおよびSNにそれぞれ接続されている。P型トランジスタTP3およびTP4の各ゲートは、ビット線bBLLjおよびBLLjにそれぞれ接続されている。
書込み動作において、トランジスタTN3、TN4が、センスノードSN、bSNの電位に基づいて、ロウレベル電位VSSをビット線BLLjまたはbBLLjのいずれか一方に供給する。さらに、トランジスタTP3、TP4は、トランジスタTN3、TN4によってロウレベル電位VSSとなったビット線電位に応じて、ハイレベル電位VBLHをビット線BLLjまたはbBLLjのいずれか他方に供給する。その結果、フィードバック回路FBは、センスノード対SN、bSNの電位に基づいて、互いに逆極性のデータをビット線対BLLj、bBLLjに接続された選択メモリセルMC0、MC1へ書き込むことができる。図7に示す変形例のその他の構成およびその他の動作は、第2の実施形態の構成および動作と同様である。
図8に示すセンスアンプS/Aでは、N型トランジスタTN3およびTN4の各ゲートは、センスノードbSNおよびSNにそれぞれ接続されている。P型トランジスタTP3およびTP4の各ゲートも、センスノードbSNおよびSNにそれぞれ接続されている。
書込み動作において、トランジスタTN3、TN4が、センスノードSN、bSNの電位に基づいて、ロウレベル電位VSSをビット線BLLjまたはbBLLjのいずれか一方に供給する。さらに、トランジスタTP3、TP4は、センスノードSN、bSNの電位に基づいて、ハイレベル電位VBLHをビット線BLLjまたはbBLLjのいずれか他方に供給する。その結果、フィードバック回路FBは、センスノード対SN、bSNの電位に基づいて、互いに逆極性のデータをビット線対BLLj、bBLLjに接続された選択メモリセルMC0、MC1へ書き込むことができる。図8に示す変形例のその他の構成およびその他の動作は、第2の実施形態の構成および動作と同様である。
図7および図8に示す変形例は、第2の実施形態の効果を得ることができる。ただし、図8のように、トランジスタTN3、TN4、TP3およびTP4の総てのゲートをセンスノードbSNまたはSNに接続した場合、センスノードbSN、SNの容量が大きくなる。このため、ビット線BLLj、bBLLjが非選択カラムに該当する場合に、メモリセルMC0とMC1との信号差の増幅に時間が掛かる。従って、信号増幅時間の観点では、図5に示す形態が図8に示す形態よりも好ましい。また、配線レイアウトの容易化の観点からも、図5に示す形態が図8に示す形態よりも好ましい。
さらに、非選択カラムにおける初期センス動作が完了するt2まで、センスノード対SN、bSNの電位は、ソース電位VSLより低い電位(VSS+Vthn)に設定されている。図5に示す構成では、センスノード対SN、bSNの低電位をP型トランジスタTP3、TP4のゲートで受けている。このとき、ビット線対BL、bBLは、VSLにプリチャージされている。このため、トランジスタTP3、TP4が非選択カラムにおいて完全にオフ状態にならない可能性がある。これは、フィードバック線FBLpの電位がビット線BL、bBLに或る程度伝達され、非選択カラムにおける初期センス動作の妨げとなり得る。
一方、図7に示す構成では、センスノード対SN、bSNの低電位をN型トランジスタTN3、TN4のゲートで受けている。このため、ビット線対BL、bBLの電位がVSLであっても、トランジスタTN3、TN4が非選択カラムにおいても完全にオフ状態になる。よって、フィードバック線bFBLnの電位が非選択カラムにおける初期センス動作を妨げることなく、センスアンプS/Aは正確に初期センス動作を実行することができる。
MCAL、MCAR…メモリセルアレイ、S/A…センスアンプ、MC…メモリセル、BLL,bBLL…ビット線、WLL…ワード線、TG1、TG2…トランスファゲート、SN、bSN…センスノード、LCP、LCN…ラッチ回路
FB…フィードバック回路
FB…フィードバック回路
Claims (5)
- 電気的に浮遊状態のボディを含み、該ボディ内のキャリアの数によってデータを記憶する複数のメモリセルと、
前記メモリセルのゲートとして機能するワード線と、
前記メモリセルへ、あるいは、前記メモリセルからデータを伝達する第1のビット線および第2のビット線と、
前記第1および前記第2のビット線にそれぞれ対応する第1のセンスノードおよび第2のセンスノードと、
前記第1のビット線と前記第1のセンスノードとの間に接続された第1のトランスファゲートと、
前記第2のビット線と前記第2のセンスノードとの間に接続された第2のトランスファゲートと、
前記第1のビット線からのデータを前記第1のセンスノードにラッチし、前記第2のビット線からのデータを前記第2のセンスノードにラッチするラッチ回路と、
前記第1のセンスノードにラッチされたデータを外部へ読み出し、あるいは、外部からのデータを前記第1のセンスノードへ伝送する第1のデータ線と、
前記第2のセンスノードにラッチされたデータを外部へ読み出し、あるいは、外部からのデータを前記第2のセンスノードへ伝送する第2のデータ線とを備え、
前記複数のメモリセルのうち書込み対象である選択メモリセルへデータを書き込むときに、前記第1および前記第2のトランスファゲートを導通状態にする前に、書込みデータを前記第1および前記第2のデータ線から前記選択メモリセルに対応する前記第1および前記第2のセンスノードへ伝達し、
前記第1および前記第2のトランスファゲートを導通状態にしたときに、前記選択メモリセルに対応する前記第1および前記第2のセンスノードの書込みデータを該選択メモリセルへ書き込み始めることを特徴とする半導体記憶装置。 - 前記データの書込み動作において、前記第1および前記第2のトランスファゲートを導通状態にしたときに、前記複数のメモリセルのうち書込み対象でない非選択メモリセルのデータを、前記非選択メモリセルに対応する前記第1および前記第2のセンスノードへ一旦読み出し、前記非選択メモリセルのデータを同一の前記非選択メモリセルへ書き戻すことを特徴とする請求項1に記載の半導体記憶装置。
- 前記複数のメモリセルは、N型FETで構成されており、
前記ラッチ回路は、複数のN型FETで構成され前記メモリセルのソース電位よりも低いロウレベル電位を前記第1または前記第2のセンスノードの一方へ供給するN型ラッチ部、および、複数のP型FETで構成され前記ソース電位よりも高いハイレベル電位を前記第1または前記第2のセンスノードの他方へ供給するP型ラッチ部を含み、
前記N型ラッチ部は、前記複数のメモリセルのデータを前記第1および前記第2のセンスノードへ読み出すときに前記ロウレベル電位を前記第1および前記第2のセンスノードに供給することを特徴とする請求項1または請求項2に記載の半導体記憶装置。 - 前記第1のビット線と前記第2のビット線との間に接続され、前記第1および前記第2のセンスノードにラッチされたデータを前記メモリセルに書き込むフィードバック回路をさらに備え、
前記第1および前記第2のトランスファゲートを導通状態にしたときに、前記選択メモリセルに対応する前記第1および前記第2のセンスノードの書込みデータを前記選択メモリセルへ書き込み始め、
前記第1および前記第2のトランスファゲートを非導通状態にしたときに、前記フィードバック回路が前記選択メモリセルに対応する前記第1および前記第2のセンスノードの書込みデータを前記選択メモリセルへ書き込むことを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか一項に記載の半導体記憶装置。 - 電気的に浮遊状態のボディを含み、該ボディ内のキャリアの数によってデータを記憶する複数のメモリセルと、前記メモリセルに接続された第1のビット線および第2のビット線と、前記第1および前記第2のビット線にそれぞれ対応する第1のセンスノードおよび第2のセンスノードと、前記第1のビット線と前記第1のセンスノードとの間に接続された第1のトランスファゲートと、前記第2のビット線と前記第2のセンスノードとの間に接続された第2のトランスファゲートとを備えた半導体記憶装置の駆動方法であって、
前記複数のメモリセルのうち書込み対象である選択メモリセルへデータを書き込むときに、前記第1および前記第2のトランスファゲートを導通状態にする前に、書込みデータを前記第1および前記第2のデータ線から前記選択メモリセルに対応する前記第1および前記第2のセンスノードへ伝達し、
前記第1および前記第2のトランスファゲートを導通状態にしたときに、前記選択メモリセルに対応する前記第1および前記第2のセンスノードの書込みデータを前記選択メモリセルへ書き込み始めることを具備した半導体記憶装置の駆動方法。
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