JP2002133861A - 半導体装置、そのリフレッシュ方法、メモリシステムおよび電子機器 - Google Patents
半導体装置、そのリフレッシュ方法、メモリシステムおよび電子機器Info
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Abstract
ュ方法を提供すること。 【解決手段】 半導体装置1は、メモリセルアレイ20
が四つのブロック、すなわち、ブロックA、ブロック
B、ブロックC、ブロックDに分割されている。あるブ
ロックにおいて、データの読み出しまたは書き込みが行
われている期間中に、残り全ての他のブロックにおい
て、リフレッシュが行われる。パワーダウン状態中のリ
フレッシュ周期をオペレーション状態中のリフレッシュ
周期と異ならせ、パワーダウン状態中のリフレッシュ周
期を長くしている。
Description
りデータを保持する半導体装置、そのリフレッシュ方
法、メモリシステムおよび電子機器に関する。
tually Static RAM)がある。VSRAMのメモリ
セルは、DRAMのメモリセルと同じであるが、VSR
AMは、列アドレスと行アドレスとをマルチプレックス
する必要がない。また、ユーザは、リフレッシュを考慮
せずに、VSRAMを使用できる(リフレッシュの透過
性)。
の中には、例えば通常動作状態や省電力状態などのよう
に、複数の動作状態を取り得るものがある。このような
VSRAMにおいて、各動作状態においてどのように内
部リフレッシュを行えばよいかについては、十分な考慮
がなされていなかった。このような問題は、いわゆるV
SRAMに限らず、リフレッシュタイマとリフレッシュ
制御部とを内蔵したダイナミック型の半導体メモリ装置
に共通する問題である。
ためになされたものであり、半導体メモリ装置が取り得
る複数の動作状態にそれぞれ適したリフレッシュ動作を
実行することのできる技術を提供することを目的とす
る。
体装置のリフレッシュ方法は、複数のブロックに分割さ
れたメモリセルアレイを有する半導体装置のリフレッシ
ュ方法であって、前記半導体装置が外部アクセス可能な
状態にする、第1ステップと、前記半導体装置が外部ア
クセス可能な状態中、第1リフレッシュ周期により、前
記複数のブロックのうち外部アクセスすべきブロック以
外のブロックに対してリフレッシュをする、第2ステッ
プと、前記半導体装置が外部アクセス不可能な状態にす
る、第3ステップと、前記半導体装置が外部アクセス不
可能な状態中、前記第1リフレッシュ周期より長い周期
である第2リフレッシュ周期により、前記複数のブロッ
クの各々に対してリフレッシュをする、第4ステップ
と、を備える。
ス不可能な状態(例えば、パワーダウン状態)中の消費
電力を抑えることができるので、低消費電力を図ること
ができる。この詳細は、発明の実施の形態で説明する。
なお、第1リフレッシュ周期、第2リフレッシュ周期
は、ともに、半導体装置の特性を考慮して決まり、例え
ば、第2リフレッシュ周期は、第1リフレッシュ周期の
2倍〜10倍である。分周器(分周コントロール)によ
り、リフレッシュ周期を決めるときは、例えば、2倍、
4倍、8倍である。
アクセス可能な状態では、外部アクセスすべきブロック
に対する外部アクセス中に、リフレッシュすべきブロッ
クに対してリフレッシュをするので、半導体装置を効率
的に動作させることができる。
態とは、例えば、オペレーション状態のことである。半
導体装置が外部アクセス不可能な状態とは、例えば、パ
ワーダウン状態のこと、または、待機状態およびパワー
ダウン状態のことである。
つ、または、それより多くすることができる。外部アク
セスすべきブロックの数は、半導体装置の設計において
任意に決めることができる。
は、例えば、ブロックのある行のメモリセルに対するリ
フレッシュを意味する。行は1行でもよいし、複数行で
もよい。これらは、半導体装置の設計において任意に決
めることができる。
のデータの読み出しまたは書き込みを意味する。
シュ方法は、以下のようにすることができる。
ュ周期の基準となる、第1周期のリフレッシュタイミン
グ信号を発生するステップを含み、前記第4ステップ
は、前記第2リフレッシュ周期の基準となり、前記第1
周期より長い周期である、第2周期のリフレッシュタイ
ミング信号を発生するステップを含む。
ング信号の周期を基準として決めることができる。本発
明によれば、第1周期のリフレッシュタイミング信号に
より第1リフレッシュ周期を決めることができ、第2周
期のリフレッシュタイミング信号により第2リフレッシ
ュ周期を決めることができる。リフレッシュ周期は、例
えば、リフレッシュタイミング信号がアクティブになる
タイミングで開始される。
ッシュによりデータを保持する半導体装置であって、複
数のブロックに分割された、メモリセルアレイと、前記
半導体装置が外部アクセス可能な状態中、第1リフレッ
シュ周期により、前記複数のブロックのうち、外部アク
セスすべきブロック以外のブロックに対してリフレッシ
ュをし、かつ、前記半導体装置が外部アクセス不可能な
状態中、前記第1リフレッシュ周期より長い周期である
第2リフレッシュ周期により、前記複数のブロックの各
々に対してリフレッシュをする、リフレッシュ制御回路
と、を備える。
同様のことが言える。
モリセルアレイが形成される半導体基板に印加する基板
電圧を発生する、基板電圧発生回路を備え、前記基板電
圧発生回路は、前記半導体装置が外部アクセス可能な状
態中、前記半導体装置が外部アクセス不可能な状態中の
いずれも、同じ値の電圧を発生する。
セス可能な状態中、第1リフレッシュ周期によりメモリ
セルがデータを保持でき、かつ、半導体装置が外部アク
セス不可能な状態中、第2リフレッシュ周期によりメモ
リセルがデータを保持できる値である。
前記リフレッシュ制御回路は、リフレッシュタイミング
信号を発生する、リフレッシュタイミング信号発生回路
と、前記複数のブロックの各々に対応して設けられ、前
記リフレッシュタイミング信号にもとづいて、各々に対
応する前記複数のブロックに対してリフレッシュ要求信
号を発生する、複数のリフレッシュ要求信号発生回路
と、前記複数のブロックの各々に対応して設けられ、前
記リフレッシュ要求信号にもとづいて、前記複数のブロ
ックの各々に対してリフレッシュ実施信号を発生する、
複数のブロックコントロールと、を含む。
前記リフレッシュタイミング信号発生回路は、前記半導
体装置が外部アクセス可能な状態中、前記第1リフレッ
シュ周期の基準となる第1周期の前記リフレッシュタイ
ミング信号を発生し、前記半導体装置が外部アクセス不
可能な状態中、前記第2リフレッシュ周期の基準となる
第2周期の前記リフレッシュタイミング信号を発生す
る。
前記リフレッシュタイミング信号発生回路は、前記リフ
レッシュタイミング信号を生成する、発振回路と、前記
第1周期および前記第2周期の前記リフレッシュタイミ
ング信号を生成するために、前記発振回路に印加する電
圧を調整する、電圧調整回路と、を含む。
前記リフレッシュタイミング信号発生回路は、発振回路
と、前記発振回路からの信号を分周することにより、前
記第1周期および前記第2周期の前記リフレッシュタイ
ミング信号、または、前記第2周期の前記リフレッシュ
タイミング信号を生成する、分周コントロールと、を含
む。
周期のリフレッシュタイミング信号を生成してもよい。
また、発振回路からの信号をそのまま第1周期のリフレ
ッシュタイミング信号とし、分周コントロールにより、
第2周期のリフレッシュタイミング信号を生成してもよ
い。
ようにすることができる。
ly Static RAM)を含む。
上記(3)〜(9)のいずれかに記載の前記半導体装置
を備える。
(3)〜(9)のいずれかの半導体装置を備える。
ついて、図面を用いて具体的に説明する。本実施形態
は、VSRAMに本発明を適用したものである。
構成を説明する。図1は、本実施形態に係る半導体装置
1の回路ブロック図である。以下、各ブロックについて
説明する。
6ビットのデータ(I/O0〜I/O15)が入出力され
る。
メモリセルがアレイ状に配置されている。メモリセル
は、n型MOSトランジスタであるアクセストランジス
タと、データを保持するキャパシタと、を含む。メモリ
セルアレイ20は、四つのブロック、つまり、ブロック
A、ブロックB、ブロックC、ブロックD、に分けられ
ている。メモリセルアレイ20が、例えば、16Mビッ
トとすると、各ブロックは、それぞれ、例えば、4Mビ
ットとなる。なお、本発明においては、メモリセルアレ
イ20は二以上のブロックに分割されていればよい。ブ
ロックの個数は、奇数個、偶数個、いずれでもよい。
と、これらのワード線と交差する複数のビット線対と、
これらのワード線とこれらのビット線対との交点に対応
して設けられた上記メモリセルと、を備える。ワード線
は、それぞれ、ブロックの各行にあるメモリセルと対応
している。つまり、あるワード線を選択することによ
り、そのワード線と対応する行のメモリセルが選択され
る。
る、行デコーダ24A〜24Dおよび列デコーダ26A
〜26Dを備える。行デコーダにより、上記ワード線が
選択される。列デコーダにより、上記ビット線対が選択
される。
クセス(例えば、読み出しまたは書き込み)のためのア
ドレス信号A′0〜A′19が外部から入力される。アド
レス信号A′0、A′1は、ブロックアドレス信号A0、
A1に割り当てられる。つまり、ブロックアドレス信号
A0は、最下位のアドレス信号A′0が割り当てられる。
ブロックアドレス信号A1は、最下位より一つ上のアド
レス信号A′1が割り当てられる。ブロックアドレス信
号A0、A1をもとにして、ブロックA〜Dのうち、外部
アクセスされるメモリセルが配置されているブロックが
選択される。
信号A2〜A7に割り当てられる。列アドレス信号A2〜
A7は、列デコーダ26A〜26Dに入力する。列アド
レス信号A2〜A7をもとにして、ブロックA〜Dの各々
の列アドレスが選択される。
ス信号A8〜A19に割り当てられる。行アドレス信号A8
〜A19は、後で説明する行プリデコーダ30A〜30D
に入力する。行アドレス信号A8〜A19をもとにして、
ブロックA〜Dの各々の行アドレスが選択される。な
お、ブロックアドレス信号、列アドレス信号、行アドレ
ス信号の順番で、アドレス信号A′0〜A′19が割り当
てられているが、これと異なる順番でもよい。
ル110を備える。モードコントロール110の説明の
前に、オペレーション状態およびスタンバイ状態につい
て説明する。半導体装置1には、オペレーション状態と
スタンバイ状態とがある。オペレーション状態のとき
は、外部アクセスが可能となる。スタンバイ状態のとき
は、外部アクセスが不可能となる。スタンバイ状態でも
リフレッシュは行われる。
ウン状態とがある。待機状態とは、例えば、半導体装置
1を含むシステムは動作中であるが、半導体装置1はチ
ップセレクト信号/CSにより選択されていない状態を
いう。パワーダウン状態とは、例えば、半導体装置1を
含むシステムが待機中である状態をいう。
チップセレクト信号/CS′、スヌーズ信号/ZZ′、
ライトイネーブル信号/WE′、アウトプットイネーブ
ル信号/OE′が入力される。そして、モードコントロ
ール110からは、チップセレクト信号/CS、スヌー
ズ信号/ZZ、ライトイネーブル信号/WE、アウトプ
ットイネーブル信号/OEが出力される。
スヌーズ信号/ZZがHレベルのとき、オペレーション
状態となる。チップセレクト信号/CSがHレベルで、
スヌーズ信号/ZZがHレベルのとき、待機状態とな
る。チップセレクト信号/CSがHレベルで、スヌーズ
信号/ZZがLレベルのとき、パワーダウン状態とな
る。パワーダウン状態では、半導体装置1の消費電流が
最少の状態となる。
装置1が形成される基板に印加する、基板電圧Vbbを発
生する回路である。基板電圧Vbbの絶対値を小さくする
と、パワーダウン状態中ではメモリセルのデータの保持
時間が長くなり、オペレーション状態中ではメモリセル
のデータの保持時間が短くなる。データの保持時間が長
いと、リフレッシュ周期を長くできるので、低消費電力
を図れる。本実施形態の特徴の一つとして、パワーダウ
ン状態中のリフレッシュ周期を、オペレーション状態中
のそれよりも長くすることにより、低消費電力化を図っ
ている。これについては、[リフレッシュ周期]の欄で
詳細に説明する。
号発生回路70は、リング発振回路を含み、RF(リフ
レッシュ)タイミング信号を発生する。RFタイミング
信号発生回路70は、定期的にRFタイミング信号をH
レベル(アクティブ)にする。RFタイミング信号のH
レベルへの立ち上がりにもとづいて、次に述べるRF
(リフレッシュ)要求信号A〜DがHレベル(アクティ
ブ)にされる。RFタイミング信号の周期がリフレッシ
ュ周期となり、パワーダウン状態中のRFタイミング信
号の周期(リフレッシュ周期)を、オペレーション状態
中や待機状態中のそれよりも長くすることにより、低消
費電力化を図っている。なお、RFタイミング信号発生
回路70については、[RFタイミング信号発生回路]
の欄で詳細に説明する。
F要求信号D発生回路50Dは、それぞれ、ブロックA
〜Dに対応して設けられ、RFタイミング信号発生回路
70からのRFタイミング信号が入力する。RF要求信
号A発生回路50A〜RF要求信号D発生回路50Dか
らは、それぞれ、RF要求信号A〜Dが出力される。な
お、RF要求信号発生回路については、[RF要求信号
発生回路]の欄で詳細に説明する。
は、ブロックアドレス信号A0、A1が入力される。ブロ
ック選択信号発生回路80からは、ブロックA〜D選択
信号が出力される。
(Lレベル、Lレベル)のとき、ブロック選択信号発生
回路80から、Hレベル(アクティブ)のブロックA選
択信号、および、LレベルのブロックB、C、D選択信
号が出力される。HレベルのブロックA選択信号をもと
に、ブロックAが選択される。
(Hレベル、Lレベル)のとき、ブロック選択信号発生
回路80から、Hレベル(アクティブ)のブロックB選
択信号、および、LレベルのブロックA、C、D選択信
号が出力される。HレベルのブロックB選択信号をもと
に、ブロックBが選択される。
(Lレベル、Hレベル)のとき、ブロック選択信号発生
回路80から、Hレベル(アクティブ)のブロックC選
択信号、および、LレベルのブロックA、B、D選択信
号が出力される。HレベルのブロックC選択信号をもと
に、ブロックCが選択される。
(Hレベル、Hレベル)のとき、ブロック選択信号発生
回路80から、Hレベル(アクティブ)のブロックD選
択信号、および、LレベルのブロックA、B、C選択信
号が出力される。HレベルのブロックD選択信号をもと
に、ブロックDが選択される。なお、ブロック選択信号
発生回路80については、[ブロック選択信号発生回
路]の欄で詳細に説明する。
ロックDコントロール40Dは、それぞれ、ブロックA
〜Dに対応して設けられている。ブロックAコントロー
ル40A〜ブロックDコントロール40Dには、それぞ
れに対応するRF要求信号A〜DおよびブロックA〜D
選択信号が入力される。
Dコントロール40Dは、それぞれに対応するブロック
A〜Dにおいて、外部アクセス実施またはリフレッシュ
実施のコントロールをするものである。つまり、あるタ
イミングで、各ブロックコントロールには、それぞれに
対応する、Hレベル(アクティブ)のRF要求信号A〜
Dが入力される。そして、アクティブ(Hレベル)のブ
ロック選択信号が入力された、いずれか一のブロックコ
ントロール(例えば、ブロックAコントロール40A)
からは、Hレベル(アクティブ)の外部アクセス実施信
号Aが出力される。この外部アクセス実施信号をもと
に、上記一のブロックコントロールと対応するブロック
(例えば、ブロックA)において、該当するメモリセル
で外部アクセスが行われる。
ル(例えば、ブロックBコントロール40B、ブロック
Cコントロール40C、ブロックDコントロール40
D)には、Lレベル(ノンアクティブ)のブロック選択
信号が入力されているので、これらのブロックコントロ
ールからは、Hレベル(アクティブ)のリフレッシュ実
施信号が出力される。これらのリフレッシュ実施信号を
もとに、上記残り全ての他のブロックコントロールと対
応するブロック(例えば、ブロックB、ブロックC、ブ
ロックD)において、該当する行のメモリセルのリフレ
ッシュが行われる。なお、ブロックコントロールについ
ては、[ブロックコントロール]の欄で詳細に説明す
る。
は、RF要求信号A発生回路50A〜RF要求信号D発
生回路50DからのRF要求信号A〜Dが入力される。
RFカウンタコントロール90は、カウントアップ信号
を出力する。カウントアップ信号はRFカウンタ100
に入力する。なお、RFカウンタコントロール90につ
いては、[RFカウンタコントロール]の欄で詳細に説
明する。
ンタと同様の構成をしている。RFカウンタ100か
ら、リフレッシュアドレス信号RFA8〜RFA19が出
力される。リフレッシュアドレス信号RFA8〜RFA
19は、行プリデコーダ30A〜30Dに入力する。リフ
レッシュアドレス信号RFA8〜RFA19をもとにし
て、ブロックA〜Dの各々に位置するリフレッシュすべ
き行にある複数のメモリセルが選択される。
それぞれに対応する行デコーダ24A〜24Dに、ワー
ド線を駆動するための信号を供給するものであり、以下
のような動作をする。行プリデコーダ30A〜30Dに
は、RFカウンタ100からのリフレッシュアドレス信
号RFA8〜RFA19およびアドレスバッファ60から
の行アドレス信号A8〜A19が入力されている。例え
ば、ブロックAが外部アクセスすべきブロックのとき、
行プリデコーダ30Aには、Hレベル(アクティブ)の
外部アクセス実施信号Aが入力し、行プリデコーダ30
B〜30Dには、それぞれ、Hレベル(アクティブ)の
RF実施信号B、C、Dが入力される。これにより、行
プリデコーダ30Aは、外部アクセスするメモリセルを
選択するワード線を駆動するための信号を、行デコーダ
24Aに供給する。一方、行プリデコーダ30B〜30
Dは、リフレッシュする行のメモリセルを選択するワー
ド線を駆動するための信号を、それぞれ、行デコーダ2
4B〜24Dに供給する。なお、行プリデコーダ30A
〜30Dについては、[行プリデコーダ]の欄で詳細に
説明する。
備える。クロック130から出力されるクロック信号
が、半導体装置1の外部アクセス、リフレッシュ等の動
作の際の基準信号となる。
装置1への外部アクセス(例えば、データの読み出しお
よび書き込み)は、通常のSRAM(static random ac
cess memory)と同じなので説明を省略する。半導体装
置1のリフレッシュ動作について、オペレーション状
態、待機状態、パワーダウン状態、に分けて、説明す
る。
用いて、半導体装置1のオペレーション状態中のリフレ
ッシュ動作を説明する。図2は、半導体装置1のオペレ
ーション状態を説明するためのタイミングチャートであ
る。チップセレクト信号/CSはLレベルであり、か
つ、スヌーズ信号/ZZはHレベルであるので、オペレ
ーション状態となっている。
セルのアドレスである。アドレスは、ブロックアドレス
信号A0、A1、列アドレス信号A2〜A7、行アドレス信
号A 8〜A19により特定される。
ク(つまり、外部アクセスされるメモリセルが属するブ
ロック)のアドレスである。例えば、アドレスa1はブ
ロックBにあり、アドレスa2、a3はブロックAにあ
り、アドレスa4はブロックCにある。
Hレベル(アクティブ)となる。RFタイミング信号が
Hレベルの状態で、最初のクロック信号(c1)にもと
づいて、RF要求信号A〜DがHレベル(アクティブ)
となる(時刻t1)。この仕組みは、[RF要求信号発
生回路]の{オペレーション状態および待機状態のとき
の動作}の欄で説明している。
る。クロック信号(c1)およびブロックAの選択にも
とづいて、ブロックAコントロール40Aから、Hレベ
ル(アクティブ)の外部アクセス実施信号Aが出力され
る。一方、残りのブロックコントロールから、クロック
信号c1およびRF要求信号B、C、Dにもとづいて、
RF実施信号B、C、Dが出力される。これらの仕組み
は、[ブロックコントロール]の欄で説明している。
ル(このメモリセルはブロックAに位置する)では、外
部アクセス実施信号Aにより、外部アクセスがなされ
る。つまり、行デコーダ24Aと列デコーダ26Aとに
より選択されたメモリセルにおいて、外部アクセス(例
えば、書き込みまたは読み出し)動作がなされる。一
方、残りのブロックでは、RF実施信号B、C、Dによ
り、リフレッシュすべき行(例えば、第n行)のメモリ
セルにおいて、リフレッシュがなされる。これらの仕組
みは、[行プリデコーダ]の欄で説明している。
求信号B、C、DがLレベル(ノンアクティブ)とな
る。これにより、RF実施信号B、C、DがLレベル
(ノンアクティブ)となるので、リフレッシュが終了す
る(時刻t2)。この仕組みは、[ブロックコントロー
ル]の欄で説明している。
中、ブロックAのリフレッシュすべき第n行のメモリセ
ルでは、リフレッシュが延期される。ブロックアドレス
が、ブロックAから他のブロックに変わったとき、ブロ
ックAのリフレッシュすべき第n行のメモリセルでは、
リフレッシュが行われる。これを詳細に説明する。時刻
t3(クロック信号(c2)発生)において、ブロックア
ドレスが、ブロックAからブロックCに変わる。RF要
求信号Aは、Hレベル(アクティブ)状態なので、クロ
ック信号(c2)およびHレベルのRF要求信号Aにも
とづいて、ブロックAコントロール40Aから、Hレベ
ルのRF実施信号Aが出力される。これにより、ブロッ
クAでは、ブロックAの選択期間に他の各ブロックでリ
フレッシュされた行と同じ行(第n行)のメモリセルが
リフレッシュされる。そして、リフレッシュに必要な期
間経過後、RF要求信号AがLレベルとなる。これによ
り、RF実施信号AがLレベルとなるので、リフレッシ
ュが終了する(時刻t4)。
る、ブロックA〜Dの第n行のワード線により選択され
るメモリセルに対するリフレッシュが終了する。
には、次の二つの意味があるが、本実施形態ではいずれ
でもよい。第1の意味は、ブロックA〜Dにおいて、幾
何学的位置が同じ位置にあるワード線である。第2の意
味は、ブロックA〜Dにおいて、アドレス空間上の同じ
行、つまり、ブロックコントロールからみて同じ行にあ
るワード線である。第2の意味の場合、ブロックA〜D
の第n行のワード線は、必ずしも、幾何学的位置が同じ
ではない。
て、半導体装置1の待機状態中のリフレッシュ動作を説
明する。図3は、半導体装置1の待機状態を説明するた
めのタイミングチャートである。チップセレクト信号/
CSはHレベルであり、かつ、スヌーズ信号/ZZはH
レベルであるので、待機状態となっている。
Hレベルとなる。RFタイミング信号がHレベルに立ち
上がった後の最初のクロック信号の立ち上がり(c11)
にもとづいて、RF要求信号A〜DがHレベル(アクテ
ィブ)となる(時刻t11)。この仕組みは、[RF要求
信号発生回路]の{オペレーション状態および待機状態
のときの動作}の欄で説明している。
選択されないので、ブロックAコントロール40A〜ブ
ロックDコントロール40Dから、それぞれ、Hレベル
のRF実施信号A〜Dが出力される。これにより、ブロ
ックA〜Dにおいて、リフレッシュすべき行のメモリセ
ルで、リフレッシュがなされる。そして、リフレッシュ
に必要な期間経過後、RF要求信号A〜DがLレベルと
なる。これにより、RF実施信号A〜DがLレベルとな
り、リフレッシュが終了する(時刻t12)。
クA〜Dのリフレッシュすべき行(例えば、第n行)の
ワード線と接続されたメモリセルに対するリフレッシュ
が終了する。
4を用いて、半導体装置1のパワーダウン状態中のリフ
レッシュ動作を説明する。図4は、半導体装置1のパワ
ーダウン状態を説明するためのタイミングチャートであ
る。チップセレクト信号/CSはHレベルであり、か
つ、スヌーズ信号/ZZはLレベルであるので、パワー
ダウン状態となっている。
している。このため、RFタイミング信号の立ち上げを
もとにして、リフレッシュを行っている。すなわち、時
刻t 20で、RFタイミング信号がHレベル(アクティ
ブ)に立ち上がる。これにより、RF要求信号A〜Dが
Hレベル(アクティブ)となる。この仕組みは、[RF
要求信号発生回路]の{パワーダウン状態のときの動
作}の欄で説明している。この後の動作は、{待機状
態}の時刻t11以後の説明と同じである。
ある。本実施形態では、ブロックA〜Dの各々の第n行
のワード線で選択されるメモリセルにおいて、リフレッ
シュの動作が行われ、次に、ブロックA〜Dの各々の第
n+1行のワード線で選択されるメモリセルにおいて、
リフレッシュの動作が行われる。そして、最後の行(本
実施形態では、第4095行)のワード線で選択される
メモリセルにおいて、リフレッシュの動作が行われる
と、最初の行(第0行)のワード線で選択されるメモリ
セルにおいて、リフレッシュの動作が行われる。以上の
一連の動作が繰り返される。この動作の周期をリフレッ
シュ周期という。リフレッシュ周期は、例えば、あるR
Fタイミング信号の立ち上げから始まり、次のRFタイ
ミング信号の立ち上げまでの期間である(図20参
照)。
る。図2に示すように、本実施形態では、オペレーショ
ン状態中、ある一のブロック(例えば、ブロックA)で
外部アクセス中に、そのブロック以外、残り全ての他の
ブロック(例えば、ブロックB、C、D)のリフレッシ
ュすべき行のメモリセルのリフレッシュをするので、半
導体装置1を効率的に動作させることができる。
選択は、ブロックアドレス信号A0、A1によりなされ
る。つまり、外部からのアドレス信号A′0〜A′19の
うち、下位を、ブロックアドレス信号に割り当ててい
る。アドレス信号は下位になるほど、頻繁に変わるの
で、外部アクセスされるブロックは絶えず変わりやす
い。したがって、このように、ブロックアドレス信号を
割り当てると、あるブロックにおいて、リフレッシュが
延期され続けるのを防ぐことが可能となる。よって、全
てのブロックでのリフレッシュの確実性を高めることが
できる。
一つとして、パワーダウン状態中のリフレッシュ周期を
オペレーション状態中のリフレッシュ周期と異ならせ、
パワーダウン状態中のリフレッシュ周期を長くしてい
る。これにより、パワーダウン状態中の消費電力を抑え
ることができ、低消費電力を図ることができる。以下、
これについて詳細に説明する。
は、データを保持するためにリフレッシュをしなければ
ならない。半導体装置1は、所定のメモリセルに対して
リフレッシュをする動作をし、次に、他の所定のメモリ
セルに対してリフレッシュをする動作をし、この動作を
周期的に行うことにより、全てのメモリセルに対してリ
フレッシュをする。この周期をリフレッシュ周期とい
い、メモリセルがデータを保持できる時間を考慮して決
められる。リフレッシュ周期を長くすると、電力消費を
抑えることができるが、リフレッシュ周期を長くしすぎ
ると、メモリセルがデータを保持できなくなる。半導体
装置1がパワーダウン状態中でも、リフレッシュは必要
であり、パワーダウン状態中では、主に、リフレッシュ
のために電力が消費される。
Vbbの絶対値を小さくすると、パワーダウン状態中では
メモリセルのデータの保持時間が長くなり、オペレーシ
ョン状態中ではメモリセルのデータの保持時間が短くな
る。これについて詳細に説明する。図5は、メモリセル
のデータの保持時間(ms)と基板電圧Vbb(V)との
関係の一例を示すグラフである。メモリセルは、n型M
OSトランジスタと、キャパシタと、で構成される。n
型MOSトランジスタなので、基板電圧Vbbは、マイナ
スとなっている。p型MOSトランジスタの場合、基板
電圧Vbbは、プラスとなる。実線はオペレーション状態
中を示し、点線はパワーダウン状態中を示している。
は、基板電圧Vbbの絶対値が小さくなるほど、メモリセ
ルのデータの保持時間が長くなる。この理由を図6で説
明する。図6は、パワーダウン状態中のメモリセルの断
面図であり、キャパシタに蓄積された電荷のリークの経
路を示している。基板電圧Vbbはマイナスなので、基板
電圧Vbbの絶対値が小さくなるほど、キャパシタに蓄積
された電荷が基板にリークしにくくなる。よって、メモ
リセルのデータの保持時間を長くすることができる。
すように、基板電圧Vbbの絶対値が小さくなると、基板
電圧Vbbの絶対値が所定値(この例では、−1.0V)
になるまでは、データを保持できる時間が長くなる。し
かし、基板電圧Vbbの絶対値が所定値(この例では、−
1.0V)より小さくなると、データを保持できる時間
が短くなる。この理由を図7で説明する。図7は、オペ
レーション状態中のメモリセルの断面図であり、キャパ
シタに蓄積された電荷のリークの経路を示している。基
板電圧Vbbの絶対値が小さくなると、キャパシタに蓄積
された電荷が基板にリークしにくくなるのは、先程と同
じである。しかし、基板電圧Vbbの絶対値が所定値より
小さくなると、nMOSトランジスタのしきい値
(Vth)が下がる。よって、オペレーション状態中、ビ
ット線BLの電位が接地電位になると、キャパシタの電
荷はビット線BLと接続した不純物領域にリークしやす
くなる。よって、基板電圧Vbbの絶対値を小さくしすぎ
ると、メモリセルのデータの保持時間が短くなる。
場合、図5の実線(オペレーション状態中)と点線(パ
ワーダウン状態中)とが交わり、かつ、データ保持の時
間が最も長い時間(この例では、−1.0V)をもとに
して、リフレッシュ周期を決めなけらばらない。このた
め、基板電圧Vbbの絶対値を小さくすることによって、
パワーダウン状態中のリフレッシュ周期を長くする、と
いうことができない。
レッシュ周期をオペレーション状態中のリフレッシュ周
期と異ならせているので、基板電圧Vbbを、この例で言
えば、−1.0Vより絶対値が小さい−0.6V〜−
0.8Vにすることができる。例えば、−0.6Vの場
合、パワーダウン状態中のデータ保持時間は800ms
となるので、パワーダウン状態中のリフレッシュ周期を
長くできる。なお、−0.6Vの場合、オペレーション
状態中のデータ保持時間は300msになるので、オペ
レーション状態中ではリフレッシュ周期を短くしなけれ
ばらない。しかしながら、例えば、一日のうち、携帯機
器がオペレーション状態中は少しであり(例えば、30
分)、大部分の時間は、パワーダウン状態中である(例
えば、24時間−30分)。よって、パワーダウン状態
中に電力消費を抑えることができる本発明によれば、低
消費電力を図ることができる。
レッシュ周期もオペレーション状態中のリフレッシュ周
期と同じにしているが、待機状態中のリフレッシュ周期
をパワーダウン状態中のリフレッシュ周期と同じにする
こともできる。また、メモリセルのアクセストランジス
タがp型MOSトランジスタの場合でも本発明は適用で
きる。
Fタイミング信号発生回路70について説明する。[リ
フレッシュ周期]の欄で説明したように、パワーダウン
状態中のリフレッシュ周期を、オペレーション状態中の
リフレッシュ周期より長くすることにより、低消費電力
化を図っている。本実施形態では、RFタイミング信号
の立ち上げのタイミングをリフレッシュの開始とし、R
Fタイミング信号の周期をリフレッシュ周期としてい
る。このため、パワーダウン状態中のRFタイミング信
号の周期を、オペレーション状態中のRFタイミング信
号の周期より長くすることにより、パワーダウン状態中
のリフレッシュ周期を、オペレーション状態中のリフレ
ッシュ周期より長くすることができる。これは、RFタ
イミング信号発生回路70により実現できる。RFタイ
ミング信号発生回路70には、例えば、以下の二つのタ
イプがある。
ミング信号発生回路70である。RFタイミング信号発
生回路70は、電圧調整回路72と、リング発振回路7
4と、を備える。図9は、電圧調整回路72の一例の回
路図であり、図10は、リング発振回路74の一例の回
路図である。リング発振回路74から発生したパルス信
号が、RFタイミング信号発生回路70の出力信号であ
るRFタイミング信号となる。
ル110からのスヌーズ信号/ZZが入力する。電圧調
整回路72から出力される電圧Vaは、図11に示すよ
うに、スヌーズ信号/ZZがHレベル(オペレーション
状態、待機状態)のとき、V aHであり、スヌーズ信号
/ZZがLレベル(パワーダウン状態)のとき、VaH
より小さいVaLである。電圧調整回路72から出力さ
れる電圧Vaにより、図10に示すリング発振回路74
から出力されるRFタイミング信号の周期が変わる。つ
まり、電圧VaがVaLのときの方が、VaHのときより
も、RFタイミング信号の周期が長くなる。RFタイミ
ング信号の周期の具体的な数値について説明する。
レベル(オペレーション状態、待機状態)のとき、リン
グ発振回路74から出力された信号は、図12に示すよ
うに、例えば、周期75μsのRFタイミング信号とな
る。
ワーダウン状態)のとき、リング発振回路から出力され
た信号は、図12に示すように、例えば、周期200μ
sのRFタイミング信号となる。
例における基板電圧Vbbが−0.6Vの場合から求めた
ものである。つまり、オペレーション状態中のメモリセ
ルのデータ保持時間は300msである。図1に示すブ
ロックA〜Dの各々の行を0行〜4095行(ワード線
の本数が4096本)とすると、リフレッシュサイクル
数が約4000回となる。RFタイミング信号の周期
(リフレッシュ周期)は以下のとおりである。
4000=75μs一方、パワーダウン状態中のデータ
保持時間は800msなので、RFタイミング信号の周
期(リフレッシュ周期)は以下のとおりである。
4000=200μs (タイプ2)図13は、タイプ2のRFタイミング信号
発生回路70である。RFタイミング信号発生回路70
は、リング発振回路と、分周コントロールと、を備え
る。リング発振回路から発生したパルス信号は、分周コ
ントロールに入力する。分周コントロールから出力した
パルス信号が、RFタイミング信号発生回路70の出力
信号であるRFタイミング信号となる。分周コントロー
ルには、モードコントロール110からのスヌーズ信号
/ZZが入力する。
ション状態や待機状態)のとき、リング発振回路から出
力された信号は、分周コントロールにより、図14に示
すように、周期T(例えば、75μs)のRFタイミン
グ信号となる。一方、スヌーズ信号/ZZがLレベル
(パワーダウン状態)のとき、リング発振回路から出力
された信号は、分周コントロールにより、周期Tより長
い周期である、例えば、周期4TのRFタイミング信号
となる。
グ信号発生回路70内に設けられているが、RFタイミ
ング信号発生回路70外であってもよい。
ック選択信号発生回路80について、図15を用いて詳
細に説明する。図15は、ブロック選択信号発生回路8
0の回路ブロック図である。ブロック選択信号発生回路
80には、チップセレクト信号/CS、ブロックアドレ
ス信号A0、A1が入力される。ブロック選択信号発生回
路80からは、ブロックA〜D選択信号が出力される。
ブロック選択信号発生回路80は、次の(A)〜(E)
になるように、その論理回路が構成されている。
ル、ブロックアドレス信号(A0、A1)が、(Lレベ
ル、Lレベル)のとき、ブロック選択信号発生回路80
から、Hレベル(アクティブ)のブロックA選択信号が
出力され、かつ、Lレベル(ノンアクティブ)のブロッ
クB選択信号、ブロックC選択信号、ブロックD選択信
号が出力される。
ル、ブロックアドレス信号(A0、A1)が、(Hレベ
ル、Lレベル)のとき、ブロック選択信号発生回路80
から、Hレベル(アクティブ)のブロックB選択信号が
出力され、かつ、Lレベル(ノンアクティブ)のブロッ
クA選択信号、ブロックC選択信号、ブロックD選択信
号が出力される。
ル、ブロックアドレス信号(A0、A1)が、(Lレベ
ル、Hレベル)のとき、ブロック選択信号発生回路80
から、Hレベル(アクティブ)のブロックC選択信号が
出力され、かつ、Lレベル(ノンアクティブ)のブロッ
クA選択信号、ブロックB選択信号、ブロックD選択信
号が出力される。
ル、ブロックアドレス信号(A0、A1)が、(Hレベ
ル、Hレベル)のとき、ブロック選択信号発生回路80
から、Hレベル(アクティブ)のブロックD選択信号が
出力され、かつ、Lレベル(ノンアクティブ)のブロッ
クA選択信号、ブロックB選択信号、ブロックC選択信
号が出力される。
ルのとき、ブロック選択信号発生回路80から、Lレベ
ル(ノンアクティブ)のブロックA選択信号、ブロック
B選択信号、ブロックC選択信号、ブロックD選択信号
が出力される。
コントロールについて、ブロックAコントロール40A
を例として詳細に説明する。図16は、ブロックAコン
トロール40Aおよびこれに関連する回路の回路ブロッ
ク図である。ブロックAコントロール40Aは、外部ア
クセス実施信号A発生回路42、RF実施信号A発生回
路44、遅延回路46、ANDゲート48およびインバ
ータ49を備える。
れる)場合の動作を説明する。この場合、Hレベル(ア
クテッブ)のブロックA選択信号、および、Hレベル
(アクテッブ)のRF要求信号Aが、ブロックAコント
ロール40Aに入力される。
ベルのブロックA選択信号およびHレベルのRF要求信
号Aが入力される。これにより、ANDゲート48から
は、Lレベルの信号が出力され、このLレベルの信号は
RF実施信号A発生回路44に入力される。
2には、HレベルのブロックA選択信号が入力される。
部アクセス実施信号A発生回路42およびRF実施信号
A発生回路44に入力する。外部アクセス実施信号A発
生回路42には、HレベルのブロックA選択信号が入力
されているので、クロック信号にもとづいて、外部アク
セス実施信号A発生回路42からHレベル(アクティ
ブ)の外部アクセス実施信号Aが出力される。なお、R
F実施信号A発生回路44には、ANDゲート48から
のLレベルの信号が入力されているので、RF実施信号
A発生回路44からは、Lレベル(ノンアクティブ)の
RF実施信号Aが出力される。Hレベルの外部アクセス
実施信号Aが、ブロックAコントロール40Aの出力信
号となる。
クセスされない)場合の動作を説明する。Lレベル(ノ
ンアクテッブ)のブロックA選択信号、および、Hレベ
ル(アクテッブ)のRF要求信号Aが、ブロックAコン
トロール40Aに入力される。
ベルのブロックA選択信号およびHレベルのRF要求信
号Aが入力される。これにより、ANDゲート48から
はHレベルの信号が出力され、このHレベルの信号はR
F実施信号A発生回路44に入力される。
2には、LレベルのブロックA選択信号が入力される。
部アクセス実施信号A発生回路42およびRF実施信号
A発生回路44に入力する。RF実施信号A発生回路4
4には、ANDゲート48からのHレベルの信号が入力
されているので、クロック信号にもとづいて、RF実施
信号A発生回路44からHレベル(アクティブ)のRF
実施信号Aが出力される。なお、外部アクセス実施信号
A発生回路42には、LレベルのブロックA選択信号が
入力されているので、外部アクセス実施信号A発生回路
42からは、Lレベル(ノンアクティブ)の外部アクセ
ス実施信号Aが出力される。Hレベル(アクティブ)の
RF実施信号Aが、ブロックAコントロール40Aの出
力信号となる。
も入力されている。よって、HレベルのRF実施信号A
は、遅延回路46に入力される。遅延回路46は、リフ
レッシュに必要な時間(例えば、20ns〜40ns)
後、Hレベルのリセット信号Aを出力する。このリセッ
ト信号Aはインバータ49で反転され、Lレベルのリセ
ット信号Aとなり、RF要求信号A発生回路50Aのリ
セット(/R)に入力される。この結果、RF要求信号
AがLレベル(ノンアクティブ)となる。これにより、
RF実施信号AがLレベル(ノンアクティブ)となるの
で、リフレッシュが終了する。
コントロール40Aと同様の構成をし、同様の動作をす
る。以上のように、本実施形態では、オペレーション状
態中、クロック信号にもとづいて、あるブロックコント
ロールからの外部アクセス実施信号の発生(Hレベル)
と、残り全ての他のブロックコントロールからのRF実
施信号の発生(Hレベル)と、を同期させている。
生回路について、RF要求信号A発生回路50Aを用い
て説明する。図17は、RF要求信号A発生回路50A
の回路ブロック図である。RF要求信号A発生回路50
Aには、クロック130からのクロック信号、モードコ
ントロール110からのスヌーズ信号/ZZ、RFタイ
ミング信号発生回路70からのRFタイミング信号、ブ
ロックAコントロール40Aからのリセット信号Aが、
それぞれ、入力される。そして、RF要求信号A発生回
路50Aからは、RF要求信号Aが出力される。RF要
求信号A発生回路50Aの具体的動作について説明す
る。
きの動作}RFタイミング信号の立ち上がり部分がパル
ス化回路52に入力すると、Hレベルのパルスが発生す
る。このパルスがフリップフロップ56の入力Sに加わ
ると、フリップフロップ56の出力QからHレベルの信
号が出力され、NANDゲート53の入力端子53bに
入力される。
および待機状態では、Hレベルのスヌーズ信号/ZZが
NANDゲート55の入力端子55bに入力している。
そして、RF要求信号発生回路50にHレベルのクロッ
ク信号が入力すると、Hレベルのクロック信号がインバ
ータ57により反転され、Lレベルとなり、このLレベ
ル信号がNANDゲート55の入力端子55aに入力す
る。これにより、NANDゲート55から出力されたH
レベルの信号が、NANDゲート53の入力端子53a
に入力する。
信号が入力されているので、NANDゲート53からは
Lレベルの信号が出力され、このLレベル信号は、フリ
ップフロップ51の入力/Sに加わる。これにより、フ
リップフロップ51がセットされ、その出力QからHレ
ベルの信号が出力される。この信号がHレベル(アクテ
ィブ)のRF要求信号Aとなる。
の信号は遅延回路54を介してフリップフロップ56の
入力/Rにも加わるので、フリップフロップ56の出力
QはLレベルになる。このようにしないと、フリップフ
ロップ51がリセット信号Aによりリセットされること
により、RF要求信号AがLレベル(ノンアクティブ)
になっても、ATD信号(Hレベル)が入力されると、
RFタイミング信号の立ち上がり部分が入力していない
のにかかわらず、RF要求信号AがHレベル(アクティ
ブ)となるからである。
イミング信号の立ち上がり部分がパルス化回路52に入
力することにより、オペレーション状態および待機状態
のときの動作と同様に、Hレベルの信号がNANDゲー
ト53の入力端子53bに入力される。
中、Lレベルのスヌーズ信号/ZZがNANDゲート5
5の入力端子55bに入力している。これにより、NA
NDゲート55からは、Hレベルの信号が出力される。
このHレベルの信号は、NANDゲート53の入力端子
53aに入力される。
信号が入力されているので、オペレーション状態および
待機状態のときの動作と同様に、RF要求信号A発生回
路50AからはHレベル(アクティブ)のRF要求信号
Aが出力される。
号A発生回路50Aと同様の構成をし、同様の動作をす
る。
30A〜30Dについて、行プリデコーダ30Aを例と
して詳細に説明する。図18は、行プリデコーダ30A
およびこれに関連する回路の回路ブロック図である。行
プリデコーダ30Aは、行アドレス信号A8〜A1 9に対
応した数、つまり、12個の選択部32-1〜32-12
を備える。選択部32-1〜32-12は、それぞれ、行
アドレス信号またはリフレッシュアドレス信号の選択を
する。
スイッチ&ラッチ回路34、36および判定回路38を
備える。スイッチ&ラッチ回路34には、行アドレス信
号(選択部32-1でいうと行アドレス信号A8)が入力
する。スイッチ&ラッチ回路36には、RFカウンタ1
00からのリフレッシュアドレス信号(選択部32-1
でいうとリフレッシュアドレス信号RFA8)が入力す
る。
ル40A(図1)からの信号、つまり、Hレベルの外部
アクセス実施信号A、または、HレベルのRF実施信号
Aのいずれかが入力される。判定回路38に、Hレベル
の外部アクセス実施信号Aが入力したことを、判定回路
38が判定したとき、判定回路38は、行アドレスラッ
チ信号を出力する。行アドレスラッチ信号は、スイッチ
&ラッチ回路34に入力するので、スイッチ&ラッチ回
路34には、行アドレス信号がラッチされ、出力され
る。これにより、行プリデコーダ30Aは、行アドレス
信号A8〜A19を出力する。これは、外部アクセスすべ
きメモリセルを選択するワード線を駆動するための信号
である。この駆動信号は、行デコーダ24Aに入力され
る。この駆動信号をもとに、行デコーダ24Aは、外部
アクセスすべきメモリセルが属する行のワード線を選択
する。
施信号Aが入力したことを、判定回路38が判定したと
き、判定回路38は、RFアドレスラッチ信号を出力す
る。RFアドレスラッチ信号は、スイッチ&ラッチ回路
36に入力するので、スイッチ&ラッチ回路36には、
リフレッシュアドレス信号がラッチされ、出力される。
これにより、行プリデコーダ30Aは、リフレッシュア
ドレス信号RFA8〜RFA19を出力する。これは、リ
フレッシュすべき行のメモリセルを選択するワード線を
駆動するための信号である。この駆動信号は、行デコー
ダ24Aに入力される。この駆動信号をもとに、行デコ
ーダ24Aは、リフレッシュすべき行のワード線を選択
する。
デコーダ30Aと同様の構成をし、同様の動作をする。
導体装置のリフレッシュ動作]の{オペレーション状
態}で説明したように、本実施形態において、外部から
アクセスされているブロックではリフレッシュが延期さ
れる。本実施形態は、全てのブロックA〜Dでのリフレ
ッシュを確実にするため、図1に示すように、RFカウ
ンタコントロール90を設けている。
ブロックA〜Dにおいて、第n行のワード線により選択
されるメモリセルのリフレッシュ終了後、カウントアッ
プ信号を発生する。これにより、RFカウンタ100の
計数値が一つ増加し、RFカウンタ100は、それに対
応するリフレッシュアドレス信号RFA8〜RFA19を
出力する。RFカウンタ100からのこの出力により、
行プリデコーダ30A〜30Dは、第n+1行のワード
線を駆動するための信号を供給する。
の回路ブロック図である。RFカウンタコントロール9
0は、NORゲート92と、NANDゲート94と、遅
延回路96と、インバータ98と、を備える。
Dが入力される。NORゲート92の出力信号は、NA
NDゲート94に入力される。これには、二つの経路が
ある。一つは、NORゲート92の出力端子からNAN
Dゲート94の入力端子94aへ直接つながる経路であ
る。他の一つは、遅延回路96、インバータ98を介し
て、NORゲート92の出力端子からNANDゲート9
4の入力端子94bへつながる経路である。NANDゲ
ート94からは、アクティブロウのカウントアップ信号
が出力される。
アップ信号を出力する仕組みを、図1、図19および図
20を用いて説明する。図20は、半導体装置1の、あ
る期間におけるオペレーション状態のタイミングチャー
トである。チップセレクト信号/CSはLレベルであ
り、オペレーション状態となっている。
作は、図2に示すタイミングチャートの時刻t0〜時刻
t2までのそれの動作と同じである。つまり、ブロック
B、ブロックC、ブロックDにおいて、第n行のワード
線により選択されるメモリセルのリフレッシュが行われ
る。
た(時刻t5)後、最初のクロック信号(c3)の発生に
もとづいて、RF要求信号B〜DがHレベルとなる(時
刻t6)。
(この期間中、各ブロックA〜Dにおいて、一回のリフ
レッシュが可能となる。)、ブロックAが選択され続け
ているので、ブロックAでは、第n行のワード線により
選択されるメモリセルのリフレッシュが行われない(あ
るリフレッシュ周期でのリフレッシュの延期)。このた
め、このリフレッシュ周期では、RF要求信号AがHレ
ベルのままであるので、NORゲート92はLレベルの
信号を出力する。よって、このリフレッシュ周期では、
NANDゲート94がHレベルの信号を出力するので、
カウントアップ信号は発生しない。
も、各ブロックA〜Dで、同じ行、つまり、第n行のワ
ード線で選択されるメモリセルのリフレッシュが行われ
る。詳しく説明すると、時刻t6で、ブロックBが選択
されるので、外部アクセス実施信号B、RF実施信号
A、C、Dが、Hレベルとなる。これにより、ブロック
A、C、Dにおいて、第n行のワード線で選択されるメ
モリセルのリフレッシュが行われる。
ブロックBからブロックCに変わる。RF要求信号B
は、Hレベルの状態なので、RF実施信号BがHレベル
となる。このRF実施信号Bにより、ブロックBでは、
第n行のワード線で選択されるメモリセルにおいて、リ
フレッシュが行われる。そして、所定時間経過後、RF
要求信号BがLレベルとなる。これにより、RF実施信
号BがLレベルとなり、リフレッシュが終了する(時刻
t8)。以上により、ブロックA〜Dの第n行のワード
線で選択されるメモリセルに対するリフレッシュが終了
する。
〜DがLレベルとなるので、NORゲート92からは、
Hレベルの信号が出力される。NANDゲート94の入
力端子94aには、直ちに、Hレベルの信号が入力され
る。入力端子94bには、Hレベルの信号が入力され続
けているので、NANDゲート94からは、アクティブ
ロウ(Lレベル)のカウントアップ信号が出力される
(時刻t9)。なお、NORゲート92から出力される
Hレベルの信号は、遅延回路96を通り、インバータ9
8でLレベルの信号となり、入力端子94bに入力され
るので、NANDゲート94から出力される信号は、直
ちにHレベルとなる。
00の計数値が一つ増加し、RFカウンタ100は、そ
れに対応するリフレッシュアドレス信号、つまり、次の
リフレッシュされるべき行に対応するアドレス信号を出
力する。RFカウンタ100からのこの出力により、リ
フレッシュ実施信号が入力された行プリデコーダ30A
〜30Dからは、次のリフレッシュすべき行である第n
+1行のワード線で選択されるメモリセルのリフレッシ
ュをするための信号が供給される。
レッシュ周期に、ブロックA〜Dの全てにおいて、第n
行のワード線で選択されるメモリセルのリフレッシュが
行われるまで、第n+1行のワード線で選択されるメモ
リセルにおいて、リフレッシュが行われない。このた
め、全ての行のメモリセルにおいて、リフレッシュを確
実にすることができる。
を設ける場合、リフレッシュの実力値(メモリセルがデ
ータを保持できる時間)と、リフレッシュサイクル数
(各ブロックA〜Dの行の数、つまり、ワード線数。本
実施形態では、4096)を考慮して、リフレッシュ周
期を決めなければならない。つまり、例えば、リフレッ
シュの実力値が200ms、リフレッシュサイクル数が
約4000回(行数が4096だから)の条件下で、R
Fタイミング信号の周期(リフレッシュ周期)を50μ
sとする。
データを保持できなくなる。このため、例えば、RFタ
イミング信号の周期(リフレッシュ周期)を45μsと
する。
μsとすれば、444回までリフレッシュの延期をして
も、データを保持できる。
周期(時刻t0〜時刻t5)において、ブロックAの第n
行のワード線と接続されたメモリセルでは、まだ、リフ
レッシュが行われていない。本実施形態では、次のリフ
レッシュ周期(時刻t5〜)において、第n行(同じ
行)のワード線と接続されたメモリセルのリフレッシュ
を行っている。しかしながら、本発明はこれに限定され
ず、第n+1行のワード線と接続されたメモリセルのリ
フレッシュをしてもよい。
体装置1は、例えば、携帯機器のような電子機器に応用
することができる。図21は、携帯電話機のシステムの
一部のブロック図である。VSRAMが半導体装置1で
ある。CPU、VSRAM、フラッシュメモリ(flash
memory)は、アドレス信号A′0〜A′19のバスライン
により、相互に接続されている。また、CPU、VSR
AM、フラッシュメモリは、データ信号I/O0〜I/
O15のバスラインにより、相互に接続されている。さら
に、CPUは、バスラインにより、キーボードおよびL
CDドライバと接続されている。LCDドライバは、バ
スラインにより、液晶表示部と接続されている。CP
U、VSRAMおよびフラッシュメモリでメモリシステ
ムを構成している。
テムを備える携帯電話機600の斜視図である。携帯電
話機600は、キーボード612、液晶表示部614、
受話部616およびアンテナ部618を含む本体部61
0と、送話部622を含む蓋部620と、を備える。
である。
状態を説明するためのタイミングチャートである。
するためのタイミングチャートである。
態を説明するためのタイミングチャートである。
電圧Vbb(V)との関係の一例を示すグラフである。
る。
ある。
タイミング信号発生回路のタイプ1のブロック図であ
る。
られた電圧調整回路の回路図である。
えられたリング発振回路の回路図である。
/ZZとの関係を示す波形図である。
ける、RFタイミング信号とスヌーズ信号/ZZとの関
係を示す波形図である。
Fタイミング信号発生回路のタイプ2のブロック図であ
る。
ける、RFタイミング信号とスヌーズ信号/ZZとの関
係を示す波形図である。
ロック選択信号発生回路の回路ブロック図である。
ロックAコントロールおよびこれに関連する回路の回路
ブロック図である。
F要求信号A発生回路の回路ブロック図である。
プリデコーダおよびこれに関連する回路の回路ブロック
図である。
Fカウンタコントロールの回路ブロック図である。
おけるオペレーション状態のタイミングチャートであ
る。
電話機のシステムの一部のブロック図である。
携帯電話機の斜視図である。
16)
体装置のリフレッシュ方法は、複数のブロックに分割さ
れたメモリセルアレイを有する半導体装置のリフレッシ
ュ方法であって、前記半導体装置を外部アクセス可能な
状態にする、第1ステップと、前記半導体装置が外部ア
クセス可能な状態中、第1リフレッシュ周期により、前
記複数のブロックのうち外部アクセスすべきブロック以
外のブロックに対してリフレッシュをする、第2ステッ
プと、前記半導体装置を外部アクセス不可能な状態にす
る、第3ステップと、前記半導体装置が外部アクセス不
可能な状態中、前記第1リフレッシュ周期より長い周期
である第2リフレッシュ周期により、前記複数のブロッ
クの各々に対してリフレッシュをする、第4ステップ
と、を備える。
Claims (11)
- 【請求項1】 複数のブロックに分割されたメモリセル
アレイを有する半導体装置のリフレッシュ方法であっ
て、 前記半導体装置が外部アクセス可能な状態にする、第1
ステップと、 前記半導体装置が外部アクセス可能な状態中、第1リフ
レッシュ周期により、前記複数のブロックのうち外部ア
クセスすべきブロック以外のブロックに対してリフレッ
シュをする、第2ステップと、 前記半導体装置が外部アクセス不可能な状態にする、第
3ステップと、 前記半導体装置が外部アクセス不可能な状態中、前記第
1リフレッシュ周期より長い周期である第2リフレッシ
ュ周期により、前記複数のブロックの各々に対してリフ
レッシュをする、第4ステップと、 を備える、半導体装置のリフレッシュ方法。 - 【請求項2】 請求項1において、 前記第2ステップは、前記第1リフレッシュ周期の基準
となる、第1周期のリフレッシュタイミング信号を発生
するステップを含み、 前記第4ステップは、前記第2リフレッシュ周期の基準
となり、前記第1周期より長い周期である、第2周期の
リフレッシュタイミング信号を発生するステップを含
む、半導体装置のリフレッシュ方法。 - 【請求項3】 リフレッシュによりデータを保持する半
導体装置であって、 複数のブロックに分割された、メモリセルアレイと、 前記半導体装置が外部アクセス可能な状態中、第1リフ
レッシュ周期により、前記複数のブロックのうち、外部
アクセスすべきブロック以外のブロックに対してリフレ
ッシュをし、かつ、 前記半導体装置が外部アクセス不可能な状態中、前記第
1リフレッシュ周期より長い周期である第2リフレッシ
ュ周期により、前記複数のブロックの各々に対してリフ
レッシュをする、リフレッシュ制御回路と、 を備える、半導体装置。 - 【請求項4】 請求項3において、 前記メモリセルアレイが形成される半導体基板に印加す
る基板電圧を発生する、基板電圧発生回路を備え、 前記基板電圧発生回路は、前記半導体装置が外部アクセ
ス可能な状態中、前記半導体装置が外部アクセス不可能
な状態中のいずれも、同じ値の電圧を発生する、半導体
装置。 - 【請求項5】 請求項3または4において、 前記リフレッシュ制御回路は、 リフレッシュタイミング信号を発生する、リフレッシュ
タイミング信号発生回路と、 前記複数のブロックの各々に対応して設けられ、前記リ
フレッシュタイミング信号にもとづいて、各々に対応す
る前記複数のブロックに対してリフレッシュ要求信号を
発生する、複数のリフレッシュ要求信号発生回路と、 前記複数のブロックの各々に対応して設けられ、前記リ
フレッシュ要求信号にもとづいて、前記複数のブロック
の各々に対してリフレッシュ実施信号を発生する、複数
のブロックコントロールと、 を含む、半導体装置。 - 【請求項6】 請求項5において、 前記リフレッシュタイミング信号発生回路は、 前記半導体装置が外部アクセス可能な状態中、前記第1
リフレッシュ周期の基準となる第1周期の前記リフレッ
シュタイミング信号を発生し、 前記半導体装置が外部アクセス不可能な状態中、前記第
2リフレッシュ周期の基準となる第2周期の前記リフレ
ッシュタイミング信号を発生する、半導体装置。 - 【請求項7】 請求項6において、 前記リフレッシュタイミング信号発生回路は、 前記リフレッシュタイミング信号を生成する、発振回路
と、 前記第1周期および前記第2周期の前記リフレッシュタ
イミング信号を生成するために、前記発振回路に印加す
る電圧を調整する、電圧調整回路と、 を含む、半導体装置。 - 【請求項8】 請求項6において、 前記リフレッシュタイミング信号発生回路は、 発振回路と、 前記発振回路からの信号を分周することにより、前記第
1周期および前記第2周期の前記リフレッシュタイミン
グ信号、または、前記第2周期の前記リフレッシュタイ
ミング信号を生成する、分周コントロールと、 を含む、半導体装置。 - 【請求項9】 請求項3〜8のいずれかにおいて、 前記半導体装置は、VSRAM(Virtually Static
RAM)を含む、半導体装置。 - 【請求項10】 請求項3〜9のいずれかに記載の前記
半導体装置を備える、メモリシステム。 - 【請求項11】 請求項3〜9のいずれかに記載の前記
半導体装置を備える、電子機器。
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