JP2009001047A - 台車 - Google Patents

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【解決手段】台車本体D’と該台車本体の裏面の角部に取り付けられるキャスターCとを有する台車Dにおいて、キャスター用ロックアーム12の自由端付近の裏面に形成されている係止突部12aが、台車本体の中央部側に位置し、その根元部12bが、台車本体の周壁2側に位置するように構成したものである。
【効果】キャスター用ロックアームの自由端付近の裏面に形成されている係止突部が、台車本体の中央部側に位置し、その根元部が、台車本体の周壁側に位置するように構成されているので、台車に比べて、台車の角部付近や台車の枠壁付近に、荷物を載置した際にも、台車が傾いたりするようなことがなく、また、台車の走行安定性が向上する。
【選択図】図4

Description

本発明は、台車本体と該台車本体の裏面の4つの角部に取着されたキャスターとからなる台車に関するものである。
本出願人には、先の特許出願(特許文献1)において、キャスター取付部に形成された下方支持壁と上方支持壁とにより形成された間隙に、台車本体の枠壁の外側から、キャスターの座板を挿入し、その後、台車本体の枠壁を下端から上方に向かって切除することにより形成された受容口に、台車本体の枠壁の外側から、ロック部材を挿着することにより、台車本体に、キャスターを取り付けるように構成されている台車を提案した。
特開2006−62429号公報
上述した先の出願において開示されている台車においては、台車本体の枠壁には、ロック部材を挿入するために、下方が開放された受容口が形成されているために、台車本体の強度が大きく低下するという問題があった。
また、上述した先の出願において開示されている台車においては、上面対向壁には、所定の間隔をおいて、台車本体の枠壁側から、一対のスリットを形成することにより、弾性変形可能な片持ち状のロックアームが形成されており、ロックアームの枠壁側に位置する下面には、ロック突部が形成されている。そして、下方支持壁と上方支持壁とにより形成された間隙に、枠壁の外側から、キャスターの座板を挿入し、キャスターの座板を、ロックアームを構成するロック突部の係止面に引っ掛けることにより、キャスターの座板が、下方支持壁と上方支持壁とにより形成された間隙から引き抜かれないように構成されているが、台車本体の枠壁側に、ロックアームのロック突部が位置しているために、キャスターの座板は、少なくとも、ロックアームのロック突部の長さ(ロックアームの長手方向に沿ったロック突部の長さ)より内側に取り付けられることになる。このように、キャスターの座板、換言すれば、キャスターが、台車本体のより内側に取り付けられると、台車の安定性が欠けることになる。キャスターは、台車本体の裏面の4つの角部に、可能な限り近づけて取り付けることが、台車の安定性が向上することになる。キャスターが、台車本体の角部のより内側に取り付けられていると、台車の角部付近や台車の枠壁付近に、荷物を載置した際に、台車が傾いたり、或いは、台車の走行安定性が悪くなるという問題がある。
本願の発明の目的は、上述した従来の台車が有する課題を解決することにある。
本発明は、上述した目的を達成するために、台車本体と該台車本体の裏面の角部に取り付けられるキャスターとを有する台車において、第1には、キャスター用ロックアームの自由端付近の裏面に形成されている係止突部が、台車本体の中央部側に位置し、その根元部が、台車本体の周壁側に位置するように構成したものであり、第2には、台車本体の周壁に形成されているロック部材挿入開口が、載置板と相対する側部垂下リブと下部枠とにより、前記ロック部材挿入開口の周囲の全体が囲まれているように構成したものである。
キャスター用ロックアームの自由端付近の裏面に形成されている係止突部が、台車本体の中央部側に位置し、その根元部が、台車本体の周壁側に位置するように構成されているので、台車に比べて、台車の角部付近や台車の枠壁付近に、荷物を載置した際にも、台車が傾いたりするようなことがなく、また、台車の走行安定性が向上する。
台車本体の周壁に形成されているロック部材挿入開口が、載置板と相対する側部垂下リブと下部枠とにより、前記ロック部材挿入開口の周囲の全体が囲まれているように構成されているので、従来の台車に形成された、下方が開放された開口に比べて、ロック部材挿入開口が形成されている周壁の強度や剛性が低下するようなことを防止することができ、ひいては、台車の強度や剛性が向上する。
図1及び図2に示されているように、台車Dは、平面形状が、略方形状の台車本体D’と、台車本体D’の裏面の4つの角部付近に、取り外し可能に取り付けられたキャスターCとから構成されている。キャスターCは、公知のように、方形状の座板c1と車輪c2とを有している。
台車本体D’は、荷物が載置される、平面形状が略方形状の載置板1と、載置板1の周辺に沿って、載置板1の上面辺部に突設された周状凸条部1aと、載置板1の周辺から、載置板1に対して下方に略垂直に延在する周壁2とを有している。本実施においては、載置板1が略長方形に形成されているので、載置板1の相対する長辺側に位置する周壁2を、長辺側周壁部2aと称し、また、載置板1の相対する短辺側に位置する周壁2を、短辺側周壁部2bと称する。従って、周壁2は、相対する長辺側周壁部2aと相対する短辺側周壁部2bとにより構成されている。
台車本体D’の裏面の4つの角部には、キャスター取付部Eが形成されている。以下に、図3〜図5を用いて、キャスター取付部Eについて説明する。台車本体D’の裏面の4つの角部に形成されているキャスター取付部Eは、全て同一に形成されているので、以下においては、1つのキャスター取付部Eについて説明する。
載置板1の裏面1’には、周壁2の短側周壁部2bに平行に、且つ、短側周壁部2b付近に、周壁2と略同じ高さ(載置板1の裏面1’からの高さ)を有する垂下リブ3が形成されている。本実施例においては、垂下リブ3は、相対する長辺側周壁部2aを連結する架橋リブとして形成されている。以下に、この垂下リブ3を、奥部垂下リブと称する。
また、載置板1の裏面1’には、周壁2の長辺側周壁部2aに平行に、且つ、長辺側周壁部2a付近に、周壁2と略同じ高さ(載置板1の裏面1’からの高さ)を有する垂下リブ4’が形成されており、垂下リブ4’は、その一端が、短側周壁部2bに連結されており、また、垂下リブ4’の他端と奥部垂下リブ3との間には、所定に間隙が形成されている。以下、この垂下リブ4’を、周壁側の側部垂下リブと称する。更に、載置板1の裏面1’には、周壁側の側部垂下リブ4’と同様の垂下リブ4”が、周壁側の側部垂下リブ4’と平行に形成されており、この垂下リブ4”も、その一端が、短側周壁部2bに連結されており、また、垂下リブ4’の他端と奥部垂下リブ3との間には、所定に間隙が形成されている。以下、この垂下リブ4”を、中央寄り側部垂下リブと称する。周壁側の側部垂下リブ4’と中央寄り側部垂下リブ4”とは、同一形状に形成されている。
5は、相対する短側周壁部2bの中央部を連結する、載置板1の裏面1’に形成された中央架橋垂下リブである。中央寄り側部垂下リブ4”の奥部垂下リブ3側の他端と中央架橋垂下リブ5とは、短側周壁部2bに平行で、且つ、載置板1の裏面1’に形成された連結垂下リブ6により連結されている。同様に、周壁側の側部垂下リブ4’の奥部垂下リブ3側の他端と短側周壁部2bとは、短側周壁部2bに平行で、且つ、載置板1の裏面1’に形成された連結垂下リブ7により連結されている。
周壁側の側部垂下リブ4’と中央寄り側部垂下リブ4”との間に位置する短側周壁部2bには、短側周壁部2bの下端部を残して、後述するロック部材が挿入される方形状のロック部材挿入開口A1が形成されている。ロック部材挿入開口A1は、載置板1と周壁側の側部垂下リブ4’と中央寄り側部垂下リブ4”と残余の下端部として形成された下部枠2b1とにより囲まれている。
8は、載置板1の裏面1’に形成されている、奥部垂下リブ3からロック部材挿入開口A1付近まで延在するとともに、長辺側周壁部2aに平行な天部垂下リブであり、本実施例においては、2本の天部垂下リブ8が形成されている。天部垂下リブ8の下端8aは、奥部垂下リブ3付近を除いて、その大部分が、周壁2や周壁側の側部垂下リブ4’や中央寄り側部垂下リブ4”の高さより低く構成されている。従って、天部垂下リブ8の下端8aは、周壁2の下端や周壁側の側部垂下リブ4’の下端や中央寄り側部垂下リブ4”の下端より、上方に位置している。
9は、載置板1の裏面1’に形成されている、周壁側の側部垂下リブ4’の他端と中央寄り側部垂下リブ4”の他端とを連結するとともに、短辺側周壁部2bに平行な天部垂下リブであり、天部垂下リブ8の下端8aと天部垂下リブ9の下端9aとにより、平坦な仮想平面が形成されており、キャスターCの座板c1の上面は、後述するように、天部垂下リブ8の下端8aと天部垂下リブ9の下端9aとに当接し案内されることになる。
10aは、周壁側の側部垂下リブ4’、中央寄り側部垂下リブ4”及び下部枠2b1に沿って、且つ、周壁側の側部垂下リブ4’、中央寄り側部垂下リブ4”及び下部枠2b1付近に形成された略U字状の内枠であり、内枠10aは、適当数の連結短リブ10bを介して、周壁側の側部垂下リブ4’、中央寄り側部垂下リブ4”及び下部枠2b1に、それぞれ連結されている。また、内枠10aの上端には、周壁側の側部垂下リブ4’、中央寄り側部垂下リブ4”及び下部枠2b1に連結された天板10cが形成されており、内枠10aと連結短リブ10bと天板10cとにより、略U字状の略U字状内枠部材10が形成されている。更に、天部垂下リブ8の下端8aと天部垂下リブ9の下端9aとにより形成される平坦な仮想平面と、略U字状内枠部材10の天板10cとの間には、キャスターCの座板c1の一方の相対する辺部が嵌入可能な間隙が形成されている。
長辺側周壁部2aに平行な相対する天部垂下リブ8と短辺側周壁部2bに平行な天部垂下リブ9と略U字状の内枠10aの下部枠2b1に平行な部分10a1とにより囲まれた領域には、その下面が、天部垂下リブ8の下端8aと天部垂下リブ9の下端9aとにより形成される平坦な仮想平面と面一な板材11が形成されている。そして、短辺側周壁部2bに平行な天部垂下リブ9に沿って、板部11に短いスリットs1を形成するとともに、短いスリットs1の両端部から、長辺側周壁部2aに平行な相対する天部垂下リブ8に沿って、板部11に、長いスリットs2を形成することにより、板材11には、奥部垂下リブ3側に自由端を有する弾性変形可能なキャスター用ロックアーム12が形成されている。キャスター用ロックアーム12の自由端付近の裏面には、係止突部12aが形成されており、係止突部12aの下面には、キャスター用ロックアーム12の根元側からキャスター用ロックアーム12の自由端に向かって、上方に傾斜した傾斜面12a’が形成されているとともに、係止突部12aには、短辺側周壁部2bに平行な垂直面12a”が形成されている。
周壁側の側部垂下リブ4’と該周壁側の側部垂下リブ4’と相対する天部垂下リブ8との間、及び、中央寄り側部垂下リブ4”と該中央寄り側部垂下リブ4”と相対する天部垂下リブ8との間に位置する載置板1の裏面1’には、短辺側周壁部2bに平行な天部垂下リブ9に連結されている。また、天部垂下リブ9付近に位置する載置板1の裏面1’には、天部垂下リブ9に垂直な当接垂下リブ13が形成されており、当接垂下リブ13の下端13aと、天部垂下リブ8の下端8aと天部垂下リブ9の下端9aとにより形成される平坦な仮想平面との間には、所定の間隙が形成されている。
次に、図6及び図7を用いて、ロック部材Hについて説明する。
ロック部材Hは、略方形状の取付基板h1と、該取付基板h1の一方の垂直側面h1aに形成されているとともに、一方の垂直側面h1aに対して垂直に延在する3つの嵌合部、即ち、中央嵌合部H1及び中央嵌合部H1の両側に、所定の間隙を置いて配置された側部嵌合部H2とを有している。中央嵌合部H1及び側部嵌合部H2の基本構成は同じであるので、以下においては、一方の側部嵌合部H2について説明する。
側部嵌合部H2は、共に、取付基板h1の一方の垂直側面h1aに連接された下部嵌合部h2と上部嵌合部h3とを有している。
下部嵌合部h2は、先端部が下方に傾斜しているとともに、取付基板h1の一方の垂直側面h1aに垂直な相対する横長の側壁h2aと、天板h2bとから構成されている。なお、h2cは、側壁h2a間に形成されているとともに、側壁h2aと同一形状を有する中間壁である。下部嵌合部h2の下端h2’は、取付基板h1の下端h1b付近まで延在している。
上部嵌合部h3は、取付基板h1の垂直側面h1aに対して垂直で、且つ、取付基板h1に連接されているとともに、下部嵌合部h2の天板h2bの上面に形成された複数本の縦リブh3aを有している。上部嵌合部h3は、取付基板h1からの距離が、下部嵌合部h2より短く形成されており、また、上部嵌合部h3の上端h3’、換言すれば、縦リブh3aの上端h3a’は、取付基板h1の上端h1cと面一に形成されている。なお、本実施例には、上部嵌合部h3が3本の縦リブh3aにより構成されている例が示されている。
下部嵌合部h2を構成する側壁h2aのうち、外側に位置する側壁h2a(中央嵌合部H1と相対する内側に位置する側壁h2aと、中間壁h2cを介して、反対側に位置する側壁h2a)と中間壁h2cとは、取付基板h1に平行な連結板h4により連結されている。連結板h4の下端部には、連結板h4に略垂直に、且つ、取付基板h1方向に延在する弾性変形可能な片持ち状のロック部材用ロックアームh5が連接されており、ロック部材用ロックアームh5の自由端付近の下面h5aには、係止突部h5bが形成されており、係止突部h5bの下面には、ロック部材用ロックアームh5の自由端、換言すれば、取付基板h1に向かって下方に傾斜した傾斜面h5b’が形成されているとともに、係止突部h5bの先端には、垂直面h5b”が形成されている。なお、係止突部h5bの下端部は、取付基板h1の下端h1bを越えて、下方に突出するように構成されている。
中央嵌合部H1は、中央嵌合部H1を構成する下部嵌合部h2及び上部嵌合部h3が、共に、側部嵌合部H2を構成する下部嵌合部h2及び上部嵌合部h3より長い点と、中央嵌合部H1には、ロック部材用ロックアームh5が形成されていない点とを除いて、側部嵌合部H2と同じであるので、中央嵌合部H1の詳細な説明は省略する。
次に、図8〜図12を用いて、台車本体D’の裏面の4つの角部付近に形成されているキャスター取付部EへのキャスターCの取り付けについて説明する。
先ず最初に、図8に示されているように、キャスターCの座板c1の上面を、天部垂下リブ8の下端8aと天部垂下リブ9の下端9aのうち、奥部垂下リブ3側に位置する天部垂下リブ8の下端8aと天部垂下リブ9の下端9aとに当接する。その後、キャスターCを、短辺側周壁部2b方向に移動させて、キャスターCの座板c1の一方の相対する辺部(周壁側の側部垂下リブ4’及び中央寄り側部垂下リブ4”に沿った座板c1の相対する辺部)c1aを、天部垂下リブ8の下端8aと天部垂下リブ9の下端9aとにより形成される平坦な仮想平面と、略U字状内枠部材10の天板10cとの間に形成された間隙に挿入する。このような、キャスターCの座板c1の一方の相対する側部c1aの上記間隙への挿入に前後して、図9に示されているように、キャスターCの座板c1の挿入方向の前方の座板c1の先端c1bが、台車本体D’のキャスター取付部Eに形成されたキャスター用ロックアーム12の係止突部12aを構成する傾斜面12a’に当接することにより、キャスター用ロックアーム12が上方に回動することになる。
その後、キャスターCを、更に、短辺側周壁部2b方向に移動させると、キャスターCの座板c1の挿入方向の後方に位置する座板c1の後端c1bが、キャスター用ロックアーム12の係止突部12aを構成する傾斜面12a’から外れることになり、従って、キャスター用ロックアーム12が、その弾性復元力により、下方に回動して略水平状態に戻ることになり、座板c1の後端c1cが、キャスター用ロックアーム12を構成する係止突部12aの垂直面12a”に当接、或いは、垂直面12a”に接近して位置することになる。従って、この状態から、キャスターCを、奥部垂下リブ3方向に水平移動させても、キャスターCの座板c1が、キャスター用ロックアーム12を構成する係止突部12aの垂直面12a”に当接することになり、従って、キャスターCの奥部垂下リブ3方向への移動が阻止されることになる。
その後、ロック部材Hを、短側周壁部2bに形成されたロック部材挿入開口A1に挿入することになるが、ロック部材Hを構成する中央嵌合部H1は、相対する長辺側周壁部2aに平行な天部垂下リブ8間に挿入され、また、ロック部材Hを構成する一対の側部嵌合部H2のうちの一方の側部嵌合部H2は、周壁側の側部垂下リブ4’と該周壁側の側部垂下リブ4’と相対する天部垂下リブ8間に挿入され、更に、ロック部材Hを構成する一対の側部嵌合部H2のうちのもう一方の側部嵌合部H2は、中央寄り側部垂下リブ4”と該中央寄り側部垂下リブ4”と相対する天部垂下リブ8間に挿入されることになる。
ロック部材Hを構成する中央嵌合部H1が、相対する長辺側周壁部2aに平行な天部垂下リブ8間に挿入され、また、ロック部材Hを構成する一対の側部嵌合部H2のうちの一方の側部嵌合部H2が、周壁側の側部垂下リブ4’と該周壁側の側部垂下リブ4’と相対する天部垂下リブ8間に挿入され、更に、ロック部材Hを構成する一対の側部嵌合部H2のうちのもう一方の側部嵌合部H2が、中央寄り側部垂下リブ4”と該中央寄り側部垂下リブ4”と相対する天部垂下リブ8間に挿入される最終段階においては、ロック部材Hを構成するロック部材用ロックアームh5の傾斜面h5b’が、ロック部材挿入開口A1を構成する下部枠2b1の上端に当接し、ロック部材用ロックアームh5が上方に回動されることになる。その後、更に、ロック部材Hを、奥部垂下リブ3方向に移動させると、ロック部材用ロックアームh5の傾斜面h5b’が、下部枠2b1から外れて、ロック部材用ロックアームh5が、その弾性復元力により、下方に回動して略水平状態に戻ることにより、ロック部材用ロックアームh5の垂直面h5b”が、下部枠2b1の内面2b1’に当接、或いは、下部枠2b1の内面2b1’に接近して位置することになる。
ロック部材Hがロック部材挿入開口A1に挿入された最終位置においては、上述したように、ロック部材Hに形成されたロック部材用ロックアームh5の垂直面h5b”が、台車本体D’に形成されたロック部材挿入開口A1を構成する下部枠2b1の内面2b1’に当接、或いは、下部枠2b1の内面2b1’に接近して位置するとともに、台車本体D’に形成された周壁側の側部垂下リブ4’と該周壁側の側部垂下リブ4’と相対する天部垂下リブ8との間、及び、中央寄り側部垂下リブ4”と該中央寄り側部垂下リブ4”と相対する天部垂下リブ8との間に位置する載置板1の裏面1’に形成された当接垂下リブ13の下端13aに、ロック部材Hを構成する側部嵌合部H2を構成する下部嵌合部h2の天板h2bが、当接、或いは、接近して位置するように構成されている。
上述したように、キャスター用ロックアーム12は、その自由端付近の裏面に形成されている係止突部12aが、奥部垂下リブ3側(台車本体D’の中央部側)に位置しており、その根元部12bが、台車本体D’を構成する周壁2の短辺側周壁部2b側(台車本体D’の周壁2側)に位置するように構成されているので、キャスターCが、台車本体D’の裏面の4つの角部に形成されたキャスター取付部Eに取り付けられた際には、キャスターCの座板c1の挿入方向の前方の座板c1の先端c1bが、短辺側周壁部2bに接近して位置することになるので、キャスターCを、より外側(台車本体D’の周壁2側)に配置することができる。従って、上述した従来の台車に比べて、台車の角部付近や台車の枠壁付近に、荷物を載置した際にも、台車が傾いたりするようなことがなく、また、台車の走行安定性が向上する。
また、ロック部材挿入開口A1が、載置板1と周壁側の側部垂下リブ4’と中央寄り側部垂下リブ4”と下部枠2b1とにより、ロック部材挿入開口A1の周囲の全体が囲まれているので、上述した従来の台車に形成された、下方が開放された開口に比べて、ロック部材挿入開口A1が形成されている短辺側周壁部2bの強度や剛性が低下するようなことを防止することができ、ひいては、台車Cの強度や剛性が向上する。
図1は、本発明の台車の上方からの斜視図である。 図2は、本発明の台車の下方からの斜視図である。 図3は、本発明の台車を構成する台車本体の下方からの斜視図である。 図4は、本発明の台車を構成する台車本体のキャスター取付部付近の拡大斜視図である。 図5は、一部垂直断面を含む図4と同様の拡大斜視図である。 図6は、本発明の台車を構成するロック部材の上方からの斜視図である。 図7は、本発明の台車を構成するロック部材の下方からの斜視図である。 図8は、本発明の台車を構成するキャスターのキャスター取付部への取り付けを説明するための拡大斜視図である。 図9は、図8と同様の、本発明の台車を構成するキャスターのキャスター取付部への取り付けを説明するための一部垂直断面を含む拡大斜視図である。 図10は、図9と同様の、本発明の台車を構成するキャスターのキャスター取付部への取り付けを説明するための一部垂直断面を含む拡大斜視図である。 図11は、本発明の台車を構成するキャスターが取り付けられた台車本体とロック部材の一部垂直断面を含む斜視図である。 図12は、キャスター及びロック部材が取り付けられた状態の本発明の台車の一部垂直断面を含む拡大斜視図である。
符号の説明
A1・・・・・・・・・・ロック部材挿入開口
D・・・・・・・・・・・台車
D’・・・・・・・・・・台車本体
E・・・・・・・・・・・キャスター取付部
H・・・・・・・・・・・ロック部材
h5・・・・・・・・・・ロック部材用ロックアーム
h5b・・・・・・・・・係止突部
1・・・・・・・・・・・載置板
2・・・・・・・・・・・周壁
2a・・・・・・・・・・長辺側周壁部
2b・・・・・・・・・・短辺側周壁部
3・・・・・・・・・・・奥部垂下リブ
4’、4”・・・・・・・側部垂下リブ
12・・・・・・・・・・キャスター用ロックアーム
12a・・・・・・・・・係止突部

Claims (2)

  1. 台車本体と該台車本体の裏面の角部に取り付けられるキャスターとを有する台車において、キャスター用ロックアームの自由端付近の裏面に形成されている係止突部が、台車本体の中央部側に位置し、その根元部が、台車本体の周壁側に位置するように構成されていることを特徴とする台車。
  2. 台車本体の周壁に形成されているロック部材挿入開口が、載置板と相対する側部垂下リブと下部枠とにより、前記ロック部材挿入開口の周囲の全体が囲まれるように構成されていることを特徴とする請求項1に記載の台車。
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