JP2000168782A - 運搬容器 - Google Patents

運搬容器

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JP2000168782A
JP2000168782A JP10344943A JP34494398A JP2000168782A JP 2000168782 A JP2000168782 A JP 2000168782A JP 10344943 A JP10344943 A JP 10344943A JP 34494398 A JP34494398 A JP 34494398A JP 2000168782 A JP2000168782 A JP 2000168782A
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Abstract

(57)【要約】 【解決手段】下に位置する容器Bbの長側壁2a、2b
の内壁面2a’、2b’と上に位置する容器Buの支脚
6との間のガタNと、上に位置する容器の支脚の突出部
6eと下に位置する容器のフランジ3の凸状レール3b
との間のガタMとの関係を、N≦Mとした運搬容器に関
するものである。 【効果】スライドスタッキングの際に、上に位置する容
器の底部嵌合部を、容易に、下に位置する容器の開口部
に嵌合することができるとともに、上に位置する容器が
傾くようなことがなく、迅速で、安定したスライドスタ
ッキングを行うことができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、空の運搬容器(以
下、運搬容器を、単に、「容器」ともいう。)を積み重
ねる際には、上に位置する容器が、下に位置する容器に
嵌め込まれ、所謂、ネスティングされ、また、内容物が
収納された容器を積み重ねる際には、上に位置する容器
が、下に位置する容器に嵌め込まれないように積み重ね
るられる、所謂、スタッキングされることが可能な容器
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】以下に、図3〜図6を用いて、従来の運
搬容器について説明する。
【0003】容器は、底部1、外側にやや傾斜した相対
する長側壁2a、2b及び同じく外側にやや傾斜した相
対する短側壁2c、2dとから構成されている。また、
底部1の下面には、容器をスタッキングした際に、下に
位置する容器の開口部に嵌合される底部嵌合部1aが形
成されてる。なお、長側壁2a、2b及び短側壁2c、
2dに関係なく、側壁、一般について言及する場合に
は、単に、側壁2と称する。
【0004】3は、容器の開口部を取り囲むように、長
側壁2a、2b及び短側壁2c、2dの上端に形成され
た水平状のフランジ3である。長側壁2a、2bに沿っ
たフランジ3には、直線状に凹部3aが形成されてお
り、直線状の凹部3aを形成することにより、容器の開
口部の縁辺に沿って、フランジ3には、凸状レール3b
が形成される。なお、側壁2の外壁には、必要に応じ
て、水平リブ4aや垂直リブ4bが形成されている。
【0005】5は、フランジ3から底部1に向かって、
側壁2の隅部寄りの内壁に形成された縦長の凹部からな
るポケットであり、容器の略半分の深さを有している。
6は、ポケット5に隣接して或いはポケット5と適当な
間隙を置いて、ポケット5より中央部寄りの側壁2の外
壁に形成された支脚であり、支脚6は底部1付近まで延
びるように形成されている。支脚6は、所定の間隔を置
いて側壁2に突設された垂直リブ6a、6bと垂直リブ
6a、6bの下端部を連結する水平リブ6cとを有して
いる。そして、水平リブ6cの下面には、側壁2に沿っ
て溝6dが形成されており、従って、支脚6の外側下端
部には、下方に向いた突出部6eが形成されている。容
器をスタッキング状態に段積みした際には、下に位置す
る容器のフランジ3の凹部3aには、上に位置する容器
の支脚6の突出部6eが挿入され、また、上に位置する
容器の支脚6の溝6dには、下に位置する容器のフラン
ジ3の凸状レール3bが挿入されるように構成されてい
る。上記のポケット5の内幅は、上記の支脚6の外幅よ
り大きく形成されている。以下、このような、幅広のポ
ケット5と幅狭の支脚6との組み合わせを幅広ポケット
・支脚部Pと称する。
【0006】7は、側壁2の隅部寄りの外壁に形成され
た、上述した幅狭の支脚6と同様の支脚である。支脚7
は、所定の間隔を置いて側壁2に突設された垂直リブ7
a、7bと垂直リブ7a、7bの下端部を連結する水平
リブ7cとにより形成されている。そして、水平リブ7
cの下面には、側壁2に沿って溝7dが形成されてお
り、従って、支脚7の外側下端部には、下方に向いた突
出部7eが形成されている。上述したと同様に、容器を
スタッキング状態に段積みした際には、下に位置する容
器のフランジ3の凹部3aには、上に位置する容器の支
脚7の突出部7eが挿入され、また、上に位置する容器
の支脚7の溝7dには、下に位置する容器のフランジ3
の凸状レール3bが挿入されるように構成されている。
8は、支脚7に隣接して或いは支脚7と適当な間隙を置
いて、支脚7より中央部寄りの側壁2の内壁に形成され
た縦長の凹部からなるポケットであり、容器の略半分の
深さを有している。上記の支脚7の外幅は、上記のポケ
ット8の内幅より大きく形成されている。以下、このよ
うな、幅広の支脚7と幅狭のポケット8との組み合わせ
を幅広支脚・ポケット部Cと称する。
【0007】幅広ポケット・支脚部Pの幅狭の支脚6の
外幅は、幅広支脚・ポケット部Cの幅狭のポケット8の
内幅より狭く形成されており、従って、ネスティングの
際には、幅広ポケット・支脚部Pの幅狭の支脚6が、幅
広支脚・ポケット部Cの幅狭のポケット8に挿入できる
ように構成されている。また、幅広支脚・ポケット部C
の幅広の支脚7の外幅は、幅広ポケット・支脚部Pの幅
広ポケット5の内幅より狭く形成されており、従って、
ネスティングの際には、幅広支脚・ポケット部Cの幅広
の支脚7が、幅広ポケット・支脚部Pの幅広ポケット5
に挿入できるように構成されている。
【0008】図3〜図6には、上述した幅広ポケット・
支脚部Pが、相対する長側壁2a、2bの一方の隅部付
近に、互いに対向して配置されており、また、相対する
長側壁2a、2bのもう一方の隅部付近には、互いに対
向するように、幅広支脚・ポケット部Cが配置されてい
る例が示されている。また、相対する短側壁2c、2d
の上記相対する長側壁2a、2bに配置された幅広ポケ
ット・支脚部Pに近い方の短側壁2cの隅部付近には、
幅広支脚・ポケット部Cが配置されており、また、相対
する短側壁2c、2dの上記相対する長側壁2a、2b
に配置された幅広支脚・ポケット部Cに近い方の短側壁
2dの隅部付近には、幅広ポケット・支脚部Pが配置さ
れている。なお、一方の長側壁2aの両隅部付近に、そ
れぞれ、幅広ポケット・支脚部Pを配置し、もう一方の
長側壁2bの両隅部付近に、それぞれ、幅広支脚・ポケ
ット部Cを配置することもできる。
【0009】下に位置する容器と上に位置する容器と
が、同じ向きになるように、即ち、下に位置する容器の
幅広ポケット・支脚部Pの上方に、上に位置する容器の
幅広ポケット・支脚部Pが位置し、また、下に位置する
容器の幅広支脚・ポケット部Cの上方に、上に位置する
容器の幅広支脚・ポケット部Cが位置するように、容器
を積み重ねると、上に位置する容器の合計8本の支脚
6、7が、それぞれ、下に位置する容器のポケット5、
8に隣接するフランジ3に載置されるので、下に位置す
る容器の上に、上に位置する容器がスタッキングされる
ことになる。
【0010】また、スタッキング状態から、上に位置す
る容器を、平面的に、180度回転させて、下に位置す
る容器と上に位置する容器とが、異なる向きになるよう
に、即ち、下に位置する容器の幅広ポケット・支脚部P
の上方に、上に位置する容器の幅広支脚・ポケット部C
が位置し、また、下に位置する容器の幅広支脚・ポケッ
ト部Cの上方に、上に位置する容器の幅広ポケット・支
脚部Pが位置するように配置すると、下に位置する容器
の幅広ポケット・支脚部Pのポケット5に、上に位置す
る容器の幅広支脚・ポケット部Cの支脚7が、また、下
に位置する幅広支脚・ポケット部Cのポケット8に、上
に位置する幅広ポケット・支脚部Pの支脚6が、それぞ
れ挿入されることになり、従って、上に位置する容器の
略半分が、下に位置する容器の内部に嵌め込まれてネス
ティングされることになる。
【0011】次に、主として、図6を用いて、上に位置
する容器Buを、下に位置する容器Bbのフランジ3に
沿ってスライドさせながらスタッキングする、所謂、ス
ライドスタッキングについて説明する。
【0012】上に位置する容器Buの一方の短側壁2d
を持ち上げて、長側壁2a、2bの短側壁2c側に位置
する幅広ポケット・支脚部Pの支脚6が、下に位置する
容器Bbの長側壁2a、2b側のフランジ3の中程に位
置するように、上に位置する容器Buを、下に位置する
容器Bbのフランジ3に載置する。この際、上に位置す
る容器Buの底部1の下面に形成された底部嵌合部1a
が、下に位置する容器Bbの開口部に嵌合されるととも
に、上に位置する容器Buの支脚6の突出部6eが、下
に位置する容器Bbのフランジ3の凹部3aに挿入さ
れ、上に位置する容器Buの支脚6の溝6dに、下に位
置する容器Bbのフランジ3の凸状レール3bが挿入さ
れる。
【0013】次いで、上に位置する容器Buの一方の短
側壁2dを持ち上げたまま、或いは、上に位置する容器
Buの短側壁2d側の底部1の底部嵌合部1aを、下に
位置する容器Bbのフランジ3に載置した状態で、上に
位置する容器Buを、下に位置する容器Bbの長側壁2
a、2b側のフランジ3に沿ってスライドさせるが、上
に位置する容器Buの支脚6の突出部6eは、下に位置
する容器Bbのフランジ3の凹部3aに挿入され、上に
位置する容器Buの支脚6の溝6dには、下に位置する
容器Bbのフランジ3の凸状レール3bが挿入された状
態で、スライドスタッキングされることになる。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】上述した容器において
は、スライドスタッキングの際に、上に位置する容器B
uの底部1の底部嵌合部1aが、下に位置する容器Bb
の開口部に容易に嵌合できるように、下に位置する容器
Bbの側壁2の内壁面と、上に位置する容器Buの底部
1の底部嵌合部1aの外周壁面との間には、間隙、即
ち、嵌合ガタが存在するように構成されている。このよ
うな嵌合ガタがあるために、スライドスタッキングの際
に、上に位置する容器Buの底部1の底部嵌合部1a
が、下に位置する容器Bbの相対する長側壁2a、2b
の何れか一方の長側壁、例えば、長側壁2a側に偏って
載置された場合には、上に位置する容器Buの長側壁2
b側の支脚6の突出部6eが、下に位置する容器Bbの
フランジ3の凹部3aに挿入されずに、フランジ3の上
面に載置されたり、或いは、上に位置する容器Buの長
側壁2b側の支脚6の突出部6eが、下に位置する容器
Bbのフランジ3の凸状レール3bの上面に載置され、
上に位置する容器Buが傾くとともに、上に位置する容
器Buが、スライド方向に対して横方向に移動し、確実
で、安定したスライドスタッキングができないという問
題があった。容器自体に、寸法バラツキや変形等がある
場合が多いので、上記の問題は、更に深刻になる。
【0015】本発明の目的は、上述した従来の運搬容器
が有する課題を解決するとともに、作業性の向上した運
搬容器を提供することにある。
【0016】
【課題を解決するための手段】本発明は、上述した目的
を達成するために、第1には、下に位置する容器の長側
壁に平行な中心線と、上に位置する容器の長側壁に平行
な中心線とが、同一仮想垂直面上に位置するように、上
に位置する容器の底部の底部嵌合部が、下に位置する容
器の開口部に嵌合されるとともに、上に位置する容器の
支脚の突出部が、下に位置する容器のフランジの凹部に
挿入され、上に位置する容器の支脚の溝に、下に位置す
る容器のフランジの凸状レールが挿入された際に、下に
位置する容器の長側壁の内壁面と上に位置する容器の支
脚との間のガタNと、上に位置する容器の支脚の突出部
と下に位置する容器のフランジの凸状レールとの間のガ
タMとの関係を、N≦Mとしたものであり、第2には、
下に位置する容器のフランジの凹部を構成するフランジ
の外周縁側の垂直壁と上に位置する容器の長側壁に配設
された支脚との間のガタLと、下に位置する容器の長側
壁の内壁面と上に位置する容器の支脚との間のガタNと
の関係を、N≦Lとしたものである。
【0017】
【実施例】上述したように、スライドスタッキングする
ために、図6に示されているように、上に位置する容器
Buの支脚6の突出部6eを、下に位置する容器Bbの
フランジ3の凹部3aに挿入するとともに、上に位置す
る容器Buの支脚6の溝6dに、下に位置する容器Bb
のフランジ3の凸状レール3bを挿入するが、図1に
は、上記支脚6付近の短側壁2c、2dに平行な部分拡
大垂直断面が示されており、図2には、支脚6付近の短
側壁2c、2dに平行な垂直断面が示されている。この
図1及び図2を用いて、本発明の実施例について説明す
るが、本発明の趣旨を越えない限り何ら、本実施例に限
定されるものではない。なお、運搬容器を構成する底部
1、長側壁2a、2b、短側壁2c、2d、フランジ
3、ポケット5、8、支脚6、7等の構成部材について
は、上述した従来の運搬容器と同じであるので、それら
の詳細な説明は省略するとともに、同じ符号が使用され
ている。
【0018】従来の技術において説明したように、上に
位置する容器Buの一方の短側壁2dを持ち上げて、長
側壁2a、2bの短側壁2c側に位置する幅広ポケット
・支脚部Pの支脚6が、下に位置する容器Bbの長側壁
2a、2b側のフランジ3の中程に位置するように、上
に位置する容器Buを、下に位置する容器Bbのフラン
ジ3に載置する。この際、上に位置する容器Buの底部
1の下面に形成された底部嵌合部1aが、下に位置する
容器Bbの開口部に嵌合されるとともに、上に位置する
容器Buの支脚6の突出部6eが、下に位置する容器B
bのフランジ3の凹部3aに挿入され、上に位置する容
器Buの支脚6の溝6dに凸状レール3bが挿入され
る。
【0019】本発明においては、下に位置する容器Bb
の長側壁2a、2bに平行な中心線X(図4を参照のこ
と)と、上に位置する容器Buの長側壁2a、2bに平
行な中心線Xとが、同一仮想垂直面上に位置するよう
に、上に位置する容器Buの底部1の底部嵌合部1a
が、下に位置する容器Bbの開口部に嵌合されるととも
に、上に位置する容器Buの支脚6の突出部6eが、下
に位置する容器Bbのフランジ3の凹部3aに挿入さ
れ、上に位置する容器Buの支脚6の溝6dに、下に位
置する容器Bbのフランジ3の凸状レール3bが挿入さ
れた際に、下に位置する容器Bbの長側壁2a、2bの
内壁面2a’、2b’と上に位置する容器Buの支脚6
との間のガタNと、上に位置する容器Buの支脚6の突
出部6eと下に位置する容器Bbのフランジ3の凸状レ
ール3bとの間のガタMとの関係を、N≦Mとしたもの
である。
【0020】上述したように、下に位置する容器Bbの
長側壁2a、2bの内壁面2a’、2b’と上に位置す
る容器Buの支脚6との間のガタNと、上に位置する容
器Buの支脚6の突出部6eと下に位置する容器Bbの
フランジ3の凸状レール3bとの間のガタMとの関係
を、N≦Mとしたことにより、図1及び図2において、
例えば、上に位置する容器Buの長側壁2aに配設され
た支脚6が、下に位置する容器Bbの長側壁2aの内壁
面2a’に接触するように、右方向に偏っていても、上
に位置する容器Buの長側壁2bに配設された支脚6
が、下に位置する容器Bbのフランジ3の凸状レール3
bに載置されるようなことがなく、従って、上に位置す
る容器Buが傾くようなことがなく、迅速で、安定した
スライドスタッキングを行うことができる。
【0021】また、下に位置する容器Bbの長側壁2
a、2bに平行な中心線Xと、上に位置する容器Buの
長側壁2a、2bに平行な中心線Xとが、同一仮想垂直
面上に位置するように、下に位置する容器Bbのフラン
ジ3に、上に位置する容器Buを載置した際に、好まし
くは、下に位置する容器Bbのフランジ3の凹部3aを
構成するフランジ3の外周縁3’側の垂直壁3a’と上
に位置する容器Buの長側壁2a、2bに配設された支
脚6との間のガタLと、上述した下に位置する容器Bb
の長側壁2a、2bの内壁面2a’、2b’と上に位置
する容器Buの支脚6との間のガタNとの関係を、N≦
Lとする。このように構成することにより、図1及び図
2において、上に位置する容器Buの長側壁2bに配設
された支脚6が、下に位置する容器Bbの長側壁2bの
内壁面2b’に接触しても、上に位置する容器Buの長
側壁2bに配設された支脚6突出部6eが、下に位置す
る容器Bbのフランジ3の上面に載置されるようなこと
が防止でき、より迅速で、安定したスライドスタッキン
グを行うことができる。
【0022】本発明の構成は、上述した構造の運搬容器
に限定されるものではなく、上述した構成を有する上に
位置する容器の支脚が、上述した構成を有する下に位置
する容器のフランジに上に載置されてスライドスタッキ
ングすることができる全ての運搬容器に適用できるもの
である。
【0023】
【発明の効果】本発明は、以上説明したような構成を有
するので、以下に記載する効果を奏するものである。
【0024】スライドスタッキングの際に、上に位置す
る容器の底部嵌合部を、容易に、下に位置する容器の開
口部に嵌合することができるとともに、上に位置する容
器が傾くようなことがなく、迅速で、安定したスライド
スタッキングを行うことができる。
【0025】容器自体に、寸法バラツキや変形等がある
場合でも、上に位置する容器の底部嵌合部を、容易に、
下に位置する容器の開口部に嵌合することができる。
【0026】上に位置する容器の底部嵌合部を、下に位
置する容器の開口部に嵌合するだけの作業で、上に位置
する容器の支脚が、下に位置する容器のフランジの凸状
レールに載置されるようなことがなく、従って、迅速
で、安定したスライドスタッキングを行うことができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は本発明の運搬容器の支脚付近の短側壁に
平行な部分拡大垂直断面図である。
【図2】図2は本発明の運搬容器の支脚付近の短側壁に
平行な垂直断面図である。
【図3】図3は従来の運搬容器の斜視図である。
【図4】図4は従来の運搬容器の平面図である。
【図5】図5は従来の運搬容器の正面図である。
【図6】図6は従来の運搬容器のスライドスタッキング
工程を説明するための斜視図である。
【符号の説明】
C・・・・・・・・幅広支脚・ポケット部 P・・・・・・・・幅広ポケット・支脚部 1・・・・・・・・底部 2・・・・・・・・側壁 2a、2b・・・・長側壁 2c、2d・・・・短側壁 3・・・・・・・・フランジ 3b・・・・・・・凸状レール 5、8・・・・・・ポケット 6、7・・・・・・支脚 6e、7e・・・・突出部

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】下に位置する容器の長側壁に平行な中心線
    と、上に位置する容器の長側壁に平行な中心線とが、同
    一仮想垂直面上に位置するように、上に位置する容器の
    底部の底部嵌合部が、下に位置する容器の開口部に嵌合
    されるとともに、上に位置する容器の支脚の突出部が、
    下に位置する容器のフランジの凹部に挿入され、上に位
    置する容器の支脚の溝に、下に位置する容器のフランジ
    の凸状レールが挿入された際に、下に位置する容器の長
    側壁の内壁面と上に位置する容器の支脚との間のガタN
    と、上に位置する容器の支脚の突出部と下に位置する容
    器のフランジの凸状レールとの間のガタMとの関係を、
    N≦Mとしたことを特徴とする運搬容器。
  2. 【請求項2】下に位置する容器のフランジの凹部を構成
    するフランジの外周縁側の垂直壁と上に位置する容器の
    長側壁に配設された支脚との間のガタLと、下に位置す
    る容器の長側壁の内壁面と上に位置する容器の支脚との
    間のガタNとの関係を、N≦Lとしたことを特徴とする
    請求項1に記載の運搬容器。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN102700801A (zh) * 2012-06-14 2012-10-03 艾通电磁技术(昆山)有限公司 包装箱
JP2013018523A (ja) * 2011-07-12 2013-01-31 Sanko Co Ltd コンテナ
JP2014084116A (ja) * 2012-10-19 2014-05-12 Sanko Co Ltd 折り畳みコンテナー

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