JP2008537519A5 - - Google Patents
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Description
本発明は自動車用窓ガラス、特に風防ガラスに関する。
一般的な自動車用窓ガラスは、単一のもの又は積層されたものにかかわらず、幅広い種類の光学特性を有する。特に、それはその光透過率の品質の関数として選択される。それはまた、ある場合には、例えば赤外線及び/又は紫外線を濾過するために放射線の透過率を表す選択性に対して選択される。
本発明の目的はこの窓ガラス上の光線の角度に沿って選択的光散乱を有する自動車用窓ガラスを提案することである。本発明の別の目的は改良された反射防止自動車用窓ガラスを提案することである。本発明のさらなる目的は太陽にさらされている間の温室効果に対して一定の保護を与える自動車用窓ガラスを提案することである。
本発明によれば、考えられる自動車用窓ガラスは、光線が第一角度の入射領域にあるときにこれらの光線の極めて大きな部分を散乱する特性、及び光線が散乱入射領域の外側にあるときにこれらの同じ光線の低い散乱のみを有する特性を持つようなものである。高散乱領域では、これは入射光の30%より大きい。低散乱領域では、それは10%未満のままである。
この選択的な散乱を得るために、様々な手段が考えられる。効果はガラスシートの構造から直接生じることを確実にすることができる。また、少なくとも一つのガラスシートを示された特性を有する材料シートと組み合わせることによって窓ガラスを形成することもできる。簡単のため、以下において光線の入射角度に沿ってこの選択的散乱特性を有する一つのシート材料と少なくとも一つのガラスシートのこの組み合わせに相当する窓ガラスを参照されたい。
光の入射角度の関数としてこの選択的散乱を与えるシート材料は例えばUS特許4929523から知られている。これらのシートは特に、屈折率が全表面にわたって均一でない材料から構成される。シートは一般に、高屈折率と低屈折率の交互領域を含む。これらの領域は一つの同じ方向に沿ってほぼ規則的な態様で配置される。
これらのシート材料は主に建築産業の用途のために提案されかつ使用されている。それらは、例えばある角度に沿って高い透明性を与え、他の角度に沿って壁によって画成される空間に「プライベートな」特性を維持する簡単な半透明性を与える壁を形成するためにガラスシートを用いる。それらはまた、通常の窓ガラスが使用されるときに直接透過される光によって到達されない方向に入射放射線を反射することによって場所の採光を改良するために提案される。
選択的散乱を有するこれらのシート材料の構造及び自動車用途におけるそれらの有利な特性は添付図面を参照して明細書の残りの部分に与えられる。
図1a及び1bは本発明に従って自動車用窓ガラスの組成に組み入れられる選択的透過性を有するシート材料の構造の概略的横断面図を表す。
図2は図1a及び1bに表されるシート材料の光散乱変化を表すグラフである。
図3は図2に示された特性の窓ガラスで形成された風防ガラスの概略的横断面図を表す。
図4は反射時の窓ガラスの傾斜角度の入射を示すグラフである。
図5は自動車用風防ガラスとして使用される本発明の窓ガラスの反射防止特性を示す。
図6は本発明による風防ガラスの部分的な概略的横断面図である。
図7は風防ガラスとして本発明による窓ガラスを使用して得られた反射防止特性を示す。
図8は本発明によるリアウインドウの部分的横断面図を表す。
図9は窓ガラスの入射角度の関数として反射の成分を表すグラフである。
図1a及び1bは本発明に従って自動車用窓ガラスの組成に組み入れられる選択的透過性を有するシート材料の構造の概略的横断面図を表す。
図2は図1a及び1bに表されるシート材料の光散乱変化を表すグラフである。
図3は図2に示された特性の窓ガラスで形成された風防ガラスの概略的横断面図を表す。
図4は反射時の窓ガラスの傾斜角度の入射を示すグラフである。
図5は自動車用風防ガラスとして使用される本発明の窓ガラスの反射防止特性を示す。
図6は本発明による風防ガラスの部分的な概略的横断面図である。
図7は風防ガラスとして本発明による窓ガラスを使用して得られた反射防止特性を示す。
図8は本発明によるリアウインドウの部分的横断面図を表す。
図9は窓ガラスの入射角度の関数として反射の成分を表すグラフである。
入射角度に沿った直接選択的散乱性/透過性を有するシートの作用原理は図1a及び1bに概略的に表されている。同様の特性を生成しうる他の構造も可能である。しかし、簡単のため、以下においてこれらの商業的に入手可能なシートを参照されたい。それらは特に「Lumisty」の名称の下で住友化学によって製造される。
横断面図で与えられたシートは理想的な態様ではシートの平面に対して傾斜された連続的な層から構成される。その構造は実際、示されたものより規則性に劣るが、それらの挙動全体はこれらの構造のそれである。概略的には、二つの別個の屈折率n1及びn2に相当する二つのタイプの層がシートの厚さにおいて規則的に位置されている。既知の方法では、これらのシートは例えば関係する領域に沿って別個の方法で重合された材料から得られる。重合は例えば重合時に一連のこれらの層だけを化学線にさらすことによって実施される。これらの条件は異なる分子量及び異なる架橋度を有するポリマー、結果として異なる屈折率のポリマーを生み出す。
図1a及び1bでは、層はシートの面に対して傾斜される。各層のこの傾斜及びそれぞれの厚さ、並びに二つのタイプの層間の屈折率の差は入射線に対するこれらのシートの作用を左右する。
図1aは構成を考慮するとシートの表面に対して相対的に大きい角度の下で透過する入射線Iを示すが、それはシートのそれらの配置を考慮するとこれらの層の法線に近い角度に沿って屈折率n2の層に分散しかつ遭遇する。屈折率n2の層に対するこの入射の機能として光線は無視できる偏りで実際に完全に透過される。全体的に、入射線Iに対して、シートはn1とはほとんど異ならない屈折率を有する平行な側を有するジオプターとして挙動する。透過された放射線Tは入射線Iと同じ方向を有し、その強度はシートの面上で起こる反射及びその中の吸収によってのみ減少され、それは入射が低角度すぎず、しかも材料が強い吸収性でない限り、小規模のままである。換言すれば、光透過率(LT)は相対的に高く維持されてもよい。散乱は実際には存在しない。
図1bは同じ材料に対してシート中の層の方向に近い方向の入射線の挙動を示す。この構成では、光線は「曇り」として定量化される散乱Sに全体として導く多重反射及び拡散によって分散される。
この散乱の測定は入射光の強度に対する分散された光の強度の比を示す。測定は規格ASTM D 1003に従って実施される。
図2は入射角度の関数として散乱される入射光の割合を表すグラフである。この例のための窓ガラスは選択的散乱性/直接透過性を有するシートを含む中間シートを組み合わせた、各2mm厚さの二枚のクリアな「フロート」ガラスシートから構成される。このグラフ上では、x軸はシートへの法線に対する角度を示し、y軸は図1に示された典型的な選択的透過性を有する材料に対して散乱された光の百分率を示す。
シートへの法線に対する層の傾斜はこの例では45度付近である。45度の角度の両側では、散乱が入射光の80%付近を表す角度領域が見出される。表されたこの例では、シートへの法線から出発して、約25〜約55度の角度領域では、散乱は50%より多い入射光を表す。この領域では、直接透過性は極めて大きく低下され、材料は半透明に見える。逆に、20度以下及び65度以上では、散乱はほとんど完全に消失する。材料はより高い直接透過性を与える。それはシートの背後に位置される観察者にとって透明に見える。
商業的に利用可能なこれらの選択的散乱性/直接透過性を有するシートは特に散乱領域に関して様々な組み合わせを与える。これらの領域は例えば15〜45度、35〜65度、45〜75度及び55〜90度のシートへの法線に対する角度範囲に位置される。より広い散乱領域に対して、幾つかの重ねられたシートの効果を組み合わせることもできる。この場合において、散乱領域は大きな量となる。製造者は散乱領域が例えば−25〜25度又は0〜55度であるシートを提案する。これらの例に限定されない。
それゆえ、高い散乱がある角度領域及びこの散乱が極めて制限される領域を選択して考えられる用途の条件を合致することができる。
図2に表された例では、高散乱の領域(法線からとった25〜55度)の外側では、直接透過率は最も高い。それは実際に、組み立てられたガラスシートのそれである。クリアなガラスシートに対して、それは80%より多く確立されている。
一般に、本発明による窓ガラスは散乱が入射光の30%を越える領域、好ましくは散乱が入射光の50%より大きい、さらには70%より大きい領域を有する。極めて高い散乱のこれらの領域は少なくとも10度の角度にわたって、好ましくは少なくとも15度、さらには少なくとも20度の角度にわたって広がる。これらの領域は90度の角度を越えないことが好ましい。
本発明による窓ガラスは入射光に対して散乱が実際に存在しない領域を同時に持つ。これらの領域では、散乱は好ましくは5%を越えず、さらに好ましくは2%未満である。これらの領域は前述のものに追加される。それらは高い散乱領域の両側上の二つの部分に分割されることが多い。全体として、低い散乱領域は少なくとも30度、好ましくは少なくとも60度、さらには少なくとも90度の角度をカバーする。
高い散乱領域と低い散乱領域の間に移行領域がある。本発明による窓ガラスの挙動の典型的な形態を表す図2は変化が一般に極めて急であることを示す。ある領域から他の領域への経過は約10度の角度にわたって広がる。
前に説明した特性は、本発明によれば自動車用窓ガラス、特にいったん設置されたら垂直面に対して極めて高い傾斜を有する窓ガラスに有益である。これらの条件は現代の車両、特に風防ガラス、時にはリアウインドウに対して見出され、それは例えば熱的快適性又は運転者の視界を妨げる反射の外観に関して多数の問題を与える。
本発明の実施は風防ガラスに関して記載の残りで詳細に説明されるが、この説明は限定的ではない。本発明は光の入射角度の関数として選択的散乱性/直接透過性を有する窓ガラスの全ての自動車用途に関する。
示されたような風防ガラスの場合は、一方ではそれらの傾斜がますます大きくなる開発のため、他方ではそれらが満たさなければならない規則的制約のため、これまで特に影響を受けている。これらのうち、光透過率に関する条件は顕著に見える。
図3は図2で再現された特性を与える窓ガラスの風防ガラスとしての使用を示す。
風防ガラス(WS)は約45度(α)の水平面(H)に対する傾斜を伴って示されている。この構成では、風防ガラスへの法線(N)に対して約25〜55度に位置される極めて高い散乱角度(S)の領域は運転者の視界をカバーする大きな角度領域の散乱を完全になくす。
45度のこの傾斜は現在のプライベートな自動車に対して完全に共通している。実際、風防ガラスの大多数はいったん設置されたら20〜45度の傾斜を有する。図3に関してなされた説明はこの傾斜領域の全体に対して再現されてもよい。この場合の入射の角度の領域は効果的に選択された角度αを考慮するために回転してオフセットされているにすぎない。また、選択された傾斜に対応する入射の関数として最良の可能な選択性を得るように、透過率に関する特性がここで示されたものと異なるシートを選択することもできる。
図3では、最大散乱に相当する入射の領域が垂直方向(V)を含むことがわかる。換言すれば、この配置は最も活動的な太陽光線(天頂の太陽に相当するもの)の直接透過をブロックする利点を与える。特に、この配置は垂直入射下で受けた光線のかなりの部分を散乱した形で反射する。散乱は特に外側に向かって部分的に実施され、それゆえ自動車の乗員区画に透過するエネルギーを制限する。本発明に従った窓ガラスの使用は結果として、極めて傾斜された窓ガラスの存在に関連する「温室効果」の制限に寄与する。
補足すると、極めて「垂直な」入射下の窓ガラスを通した視界は不透明な外観を表わすことは本当である。しかし、この外観は自動車の乗員にとって極めて珍しい視角であるためやっかいではない。外側から見ると、この特殊性は上から見るとさらに一層一般的でないのでさらにやっかいでない。さらに、この窓ガラスのために一般的である着色ガラスの使用はこの外観の知覚をさらに小さくする。
いずれの場合においても、重要なことはもちろん、直接光透過から保護し、自動車の運転者及び乗員の視界における散乱を制限することである。この視界の主要な部分は現在の規則に従うことが必要である。これらの規則によれば、風防ガラスについて、窓ガラスに対して垂直に測定された光透過率はヨーロッパでは少なくとも75%、米国では少なくとも70%でなければならない。
表されたケースでは、窓ガラスへの法線は高い散乱に相当する領域の外側であることが観察される。この高い散乱領域はそれ自体、風防ガラスへの法線から遠い。換言すれば、法線方向に沿って、散乱は実際に存在せず、透過は実際には選択的散乱を有するシートを含まない同様の窓ガラスのそれである。透過率は極めて高く、実際にはくもりがない(入射光の2%未満、さらに好ましくは1%未満)。
実際に散乱のない光透過を与える、本発明に従って形成された風防ガラスの入射角度の領域と規則条件の比較は、これらの条件が完全に満足することを示す。
本発明による窓ガラスの一つの特に有利な特性はやっかいな反射、特に風防ガラス上に出現して像を重ねることにより風防ガラスを通して観察されるものと干渉する反射を減少することができることである。
観察された干渉像は少なくとも一つの部分が運転者の視界領域中に反射されるような入射の下で光線を放出又は反射する乗員区画の部分によって発生されるものである。
運転者の位置を考慮すると、乗員区画の要素の一つの部分だけがこれらの反射された像を発生しうる。この現象では、風防ガラスの傾斜は極めて重要な役割を果たす。現在の傾向はますます傾斜した風防ガラスを持つことであり、同時に風防ガラスに面するダッシュボードの寸法が増大することである。これらの条件は運転者の視界において反射されたダッシュボードの像の外観を与える。
図4はx軸上に示されたシートに対する低い角度から法線(90度)までのシートの平面に対する傾斜角度の関数として測定された入射光の反射部分を表す。第一の曲線は4mmの厚さを有するクリアなガラスシートに相当し、それは機能的な特異性を全く含まない。対応する曲線(CG)上では、45〜30度の風防ガラスの傾斜の好ましい領域に対して、反射部分は約8〜約14.5%であることが観察される。二つの場合において、反射は高すぎるので、対応する干渉像の知覚を防止することができない。
図4はまた、前のものと同様であるが一組の反射防止層が一方の側(風防ガラスについて、乗員区画の内側に面する側)上に配置されるガラスに対する反射率測定を示す。問題の層、この特別なケースでは高い屈折率と低い屈折率を交互に有する二つの重ねられた層を含む組を好適に選択することによって、反射はほぼ半分に低下されうる(曲線AR)。
好適な層の組は例えば:
ガラス/SnO2(60Å)/SiO2(1150Å);
又は以下のようなさらに複雑な系:
ガラス/TiO2(130Å)/SiO2(390Å)/TiO2(130Å)/SiO2(920Å)
である。
これらの層の最初のものでは、反射は45及び30度の同じ傾斜に対してそれぞれ約6及び8%が確立される。これらの反射率値は減少しているが、まだ高すぎる。
ガラス/SnO2(60Å)/SiO2(1150Å);
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ガラス/TiO2(130Å)/SiO2(390Å)/TiO2(130Å)/SiO2(920Å)
である。
これらの層の最初のものでは、反射は45及び30度の同じ傾斜に対してそれぞれ約6及び8%が確立される。これらの反射率値は減少しているが、まだ高すぎる。
運転者の視界が干渉像によって妨げられることを防止するために、製造者は反射されることができる光を制限することに努力し、艶消材料から作られた濃い色のダッシュボードを形成することを選択する。この状況は満足ではなく、製造者は特に明るい色のインテリアを与えるためにこの制約から自由になることを望む。このためには、それらはさらに改良された反射防止特性を有する風防ガラスを使用できなければならない。
二つの外部面上に反射防止層を使用することからなる解決策は最高の傾斜に対してであっても5%未満の反射のレベルを効果的に生じる(図4のグラフの曲線AR2)。しかし、風防ガラスにおける反射防止層の使用は乗員区画に向けられた面に影響を与えうるにすぎない。
反射防止層は実際には通常、真空蒸着法、特に磁気スパッタリングによって得られる。これらの層は比較的脆い。乗員区画の方に向けると、それらは極めて強い機械的応力を受けることはない。逆に、特に風防ガラスのワイパーによる拭きとりのために繰り返される磨耗試験に耐えなければならない外部面の処理を考える必要がない。この理由のため、実際には、反射防止層の適用は内部面に制限され、その効果はこれらの干渉像、特に窓ガラスの外部界面(面1)における反射から生じる干渉像の存在を防止するには不十分である。
本発明の目的の一つは光の入射の関数として選択的散乱性/透過性を有するシートと組み合わされたガラスシートから形成された「反射防止」窓ガラスを提供することである。
図5は本発明による窓ガラスから作られた風防ガラスの「反射防止」作用を表す。この図では、ダッシュボードは水平線Hによって表される。
ダッシュボードによって反射される乗員区画に透過する光は風防ガラスの面上に部分的に反射され、線CV1及びCV2によって任意に表される運転者の視界に見出される。図2に示された特性の如き選択的散乱性を有するシートの存在はこのシートの両側上に放射線が散乱される入射光を生じる。乗員区画から来る光に対する最大散乱に相当する角度領域は視界の水平面上でSで示される。この領域に対応するのは乗員区画からの放射線が反射されない領域である。散乱された放射線の領域の限界は視界の端の点線として示される。それは反射像の外観が極めて制限されるようにダッシュボードの全体を実際に包含することが観察される。
前述の表示は選択的散乱性を有するシートがまずダッシュボードから来る光の経路に位置されるものに相当する。実際には、風防ガラスは積層された構造を有しなければならず、最初の反射は風防ガラスの内部ガラス面上で起こる。この反射された部分に対して、二つのガラスシート間に位置される選択的透過性を有するシートは関与しない。それゆえ、改良された反射防止効果を得るためには、図6に示された風防ガラスの内部面上に予め示されたタイプの反射防止層を使用することも必要である。
風防ガラスを形成する窓ガラスの横断面は外側から乗員区画の内側に向かって以下のものを含む:
− 特に既知の方法で赤外線を反射する層又は導電層を持ちうる第一ガラスシート(1);
− 二つのガラスシートを接続する中間プラスチックシート(3)、但しこのシートは光線の入射に沿って選択的透過性を有するシートを含み、所望により積層された窓ガラスを形成するために伝統的に使用されるシートと組み合わされる;及び
− 内側に向けられた面上に反射防止層(4)の組を被覆された乗員区画に向けられた第二ガラスシート(2)。
− 特に既知の方法で赤外線を反射する層又は導電層を持ちうる第一ガラスシート(1);
− 二つのガラスシートを接続する中間プラスチックシート(3)、但しこのシートは光線の入射に沿って選択的透過性を有するシートを含み、所望により積層された窓ガラスを形成するために伝統的に使用されるシートと組み合わされる;及び
− 内側に向けられた面上に反射防止層(4)の組を被覆された乗員区画に向けられた第二ガラスシート(2)。
図7は入射の関数として選択的散乱性/直接透過性を有するシートを含む中間シートを含む本発明による窓ガラス、及び等方性中間シート(この場合にはポリビニルブチラールの単純なシート)だけを含む従来の窓ガラスで得られた結果を示す。
表された例では、風防ガラスは二つの「フロート」ガラスシートから形成され、それらの各々は2mmの厚さを有し、一方はクリアなガラスのシートであり、他方はわずかに緑色のガラスのシートである。選択された傾斜は両方の場合において水平に対して30度である。
ダッシュボードから100%放出されるような任意に示された光強度の値から出発すると、従来の積層された窓ガラスは風防ガラスの内部面(面4)上に9.2%反射する。第二の大きな反射は外部面(面1)上で起こり、5.3%の強さで反射する。
本発明の目的はこの反射のかなりの部分を散乱することであり、その窓ガラス上への入射は高い散乱領域にある。この散乱の結果は運転者の視界におけるダッシュボードの反射に起因する光学的妨害のかなりの減少である。
本発明による風防ガラスはまた、面4上に反射防止層を含む。面4及び1のそれぞれの上で自動車の内側に向かって反射される値は3.5%及び2.7%である。全ての反射された光は最終的には実際に半分に減少される。
指摘すると、反射防止層のない二つのクリアなガラスシートから構成されかつポリビニルブチラールのシートを組み合わされた積層された窓ガラス上で得られた反射の成分の値はシートへの法線から測定された入射角度の関数として与えられる。全反射率Rは面1及び4上の部分的な反射率、即ちR1及びR4によってそれぞれ示される反射率の合計である。この表現では、内側から来る光は面4上、もっと制限した方法では面1上で部分的に反射される。
本発明による窓ガラスでは、選択的散乱性のシートはガラスシートの一つの部分だけ又はこのシートが組み合わされるシートをカバーするだけにしてもよい。この制限は特に窓ガラスの全体がこれらの特性を与えることを要求しない用途の場合にコスト的な理由のために好ましいかもしれない。この配置の一つの特別な適用は単純な透明性によって知覚されるものの上に重ねられる反射像を形成するために使用される窓ガラスに関する。
このタイプの窓ガラスは例えば「ヘッドアップ」装置として知られる装置において運転者のために意図された情報の表示のために使用される。この窓ガラスでは、前述の例とは逆に、風防ガラス上の反射は風防ガラス上へ投影された情報のために故意に作られる。使用される手段は二つの空気/ガラス界面のために二重像を生じる欠点を持つ。二つの反射は同じ強さを持たない。最も強いのは風防ガラスの内部面(面4)上に形成されるものである。反射された像を表すために意図された領域に限定された態様で任意選択的に位置された、二つのガラスシート間の選択的散乱性を有するシートの導入は、さらに第二の反射をかなり減少し、この二重像を実際に消失させることができる。
選択的散乱性/直接透過性を有するシートを含む本発明による窓ガラスは他の機械的な、有利には組み合わされた要素を含んでもよい。前に示したように、選択的散乱性/透過性を有するシートの存在は好適な領域の選択によって天頂で入射する光の直接透過を最小にしうる。散乱はこの場合において高エネルギー線の幾らかの吸収を生じうる。強い太陽光保護効果を得るために、高い割合の赤外線を反射する層を使用することが知られている。これらの層は特に一つ以上の薄い金属層を含むものである。本発明による一つの組み合わせは例えば積層窓ガラスを形成することにあり、そのうちの第一ガラスシートは自動車の外側から出発して、赤外線を反射するかかる層、中間シート、又は選択的散乱性/直接透過性を有する一つのシートを含む中間シートの組を含み、第二ガラスシートは反射防止層の組を内部面上に任意選択的に与えられる。
太陽光保護窓ガラスは入射太陽エネルギーに対する窓ガラスを通って透過されたエネルギーの百分率である「ソーラファクター(solar factor)(SF)」によって特に定性化される。透過するエネルギーは直接透過されたエネルギー及び窓ガラスによって吸収されかつ内側に向かって再侵入したエネルギーの部分から構成される。有利には、太陽光保護組立体を含むガラスシートは80%以上の光透過率を保持しながら60%未満のソーラファクター(規格EN410に従って測定)を有する。
積層された窓ガラス、特に風防ガラスの外側では、本発明はまた、単一のガラスシートだけを含む組立体をターゲットとする。この配置は特にリアウインドウに適用されることができる。図8はこのタイプの使用を表す。
表示はウインドウが乗員区画に向けられた面上に位置された選択的散乱性/透過性を有するシート(6)を含む強化ガラスシート(5)から構成されるものである。
一般的な規則として、ガラスシート(5)はウインドウをくもり除去又は凍結除去するために意図された加熱ワイヤ7の網状構造を含む。
選択的散乱性/透過性を有するシートはガラスシートに直接適用されてもよく、又は接着剤(9)を含んでもよい。このシートは特に引っ掻き傷に対してそれを保護するためには不十分な硬さを有することが多いので、より強いフィルム、例えばポリエチレンテレフタレートグリコール(PET)のフィルム(8)によってカバーされることが有利である。風防ガラスに関して、リアウインドウは最良の反射防止特性を持つために従来PETシートに適用された反射防止層(10)をその内部面にさらに被覆される。
Claims (19)
- 窓ガラス上の光の入射角度に沿った別個の態様の散乱光の特性、即ち光の少なくとも30%の散乱に相当する第一角度の入射領域及び光の10%未満の散乱に相当する第二角度の入射領域を有する自動車用窓ガラス。
- 少なくとも一つのガラスシート、及びそれと関連してそれに光の入射角度に沿って選択的散乱の特性を与えるシート材料を含む請求項1に記載の自動車用窓ガラス。
- 散乱が少ない角度の入射領域において、この散乱が5%以下、好ましくは2%未満である請求項1又は2に記載の自動車用窓ガラス。
- 散乱が多い角度の入射領域において、30%より多い、好ましくは70%より多い光が散乱される請求項1〜3のいずれかに記載の自動車用窓ガラス。
- 散乱が多い領域が10度以上の角度、好ましくは20度以上の角度の入射領域にわたって広がる請求項1〜4のいずれかに記載の自動車用窓ガラス。
- 5%より多い散乱の領域が90度の角度より大きい角度の入射領域にわたって広がらない請求項1〜5のいずれかに記載の自動車用窓ガラス。
- 5%以下の散乱の領域が少なくとも30度の角度、好ましくは90度の角度の入射領域にわたって広がる請求項1〜6のいずれかに記載の自動車用窓ガラス。
- 窓ガラスが自動車に設置されるとき、窓ガラスの平面に略垂直な垂直面における低散乱角度の領域が水平面の両側上に広がる請求項1〜7のいずれかに記載の自動車用窓ガラス。
- 窓ガラスが自動車に設置されるとき、窓ガラスの平面に略垂直な垂直面における高散乱角度の領域が垂直面の両側上に広がる請求項1〜8のいずれかに記載の自動車用窓ガラス。
- 光散乱が入射の角度に依存するシート材料を含む中間シートを使用して積層された形で組み立てられた二つのガラスシートを含む請求項2〜9のいずれかに記載の自動車用窓ガラス。
- 中間シートが、光散乱が入射の角度に依存するシート材料に加えて、積層された窓ガラスを形成するために伝統的に使用される少なくとも一つの中間シートを含む請求項10に記載の自動車用窓ガラス。
- 自動車の内側に向けられる側上を反射防止薄層でさらに被覆される請求項11に記載の自動車用窓ガラス。
- 反射防止薄層が、ガラスシートから出発して、交互に高い屈折率及び低い屈折率を有する連続した層を含む請求項12に記載の自動車用窓ガラス。
- 自動車の風防ガラスを形成する請求項1〜13のいずれかに記載の自動車用窓ガラス。
- 散乱が光の入射の角度に依存するシートがガラスシートの表面の幾らかだけをカバーする請求項2〜14のいずれかに記載の自動車用窓ガラス。
- ガラスシートが、規格(EN410)に従うソーラファクター(SF)が4mmの厚さの下で80%以上の光透過率を保持しながら最大60%であるガラスである請求項1〜15のいずれかに記載の自動車用窓ガラス。
- ガラスシートが赤外反射特性を有する一組の薄層を含む請求項1〜16のいずれかに記載の自動車用窓ガラス。
- 散乱が入射の角度に依存するシートがHUDタイプの像を反射するために意図された風防ガラスの領域に位置される請求項15に記載の自動車用窓ガラス。
- 自動車のリアウインドウを形成する請求項13〜15のいずれかに記載の自動車用窓ガラス。
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