JP2008535142A - メモリアレイにブロック冗長性を組込むための方法および装置 - Google Patents

メモリアレイにブロック冗長性を組込むための方法および装置 Download PDF

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Abstract

集積回路メモリアレイは交互に第1および第2のタイプのメモリブロックを含み、各メモリブロックは、隣接したメモリブロックのそれぞれのアレイ線と共有される、それぞれのアレイ線を含む。1つのタイプの欠陥ブロックのアレイ線は同じタイプの予備ブロックにマップされる。欠陥ブロックのアレイ線と共有される、第1の隣接したブロックのアレイ線、および欠陥ブロックのアレイ線と共有される、第2の隣接したブロックのアレイ線は、他のタイプの第2の予備ブロックにマップされ、それにより欠陥ブロックおよび両方の隣接したブロックの部分を2つの予備ブロックのみにマップする。

Description

技術分野
この発明は、メモリアレイを包含する半導体集積回路に関し、特定的には冗長性を組込んだアレイ、より特定的には、一定の実施例について、3次元メモリアレイを有するアレイに関する。
背景技術
集積回路メモリアレイは、しばしば1つ以上の欠陥素子を置換するために用いることができる行および列などの冗長な素子を含む。たとえば、欠陥メモリセルは、欠陥メモリセルを包含する行または列のいずれかを予備の(すなわち冗長な)行または列と置き換えることにより、置換されることができる。あるメモリアレイ技術およびアーキテクチャは冗長または予備の列よりも冗長な行を実現するのにより好適であり、他のメモリアレイ技術およびアーキテクチャは予備の行よりも列を実現するのにより好適である。
発明の開示
ある種類のメモリアレイ技術においては、低抵抗のビット線からワード線への短絡、または多くのワード線およびビット線に影響する短絡などの一定の種類の障害が、行および列の冗長性を圧倒する多数のビット障害を引起こしかねない。この発明に従うブロック冗長性スキームは、これを用いなければ障害を起こして廃棄されるような装置を保存するために実現することができる。このようなスキームは、短絡によって影響を受けた全ブロックを1つの予備ブロックによって置換する。
この発明の1つの局面では、集積回路メモリアレイで使用するためのブロック冗長方法を与える。この方法は、第1のタイプの欠陥ブロックのアレイ線を同じタイプの予備ブロックへマップするステップと、欠陥ブロックのアレイ線と共有される、第1の隣接したブロックのアレイ線と、欠陥ブロックのアレイ線と共有される、第2の隣接したブロックのアレイ線とを、第2のタイプの第2の予備ブロックにマップして、それにより欠陥ブロックおよび両方の隣接したブロックの部分を2つの予備ブロックのみにマップするステップとを含む。
メモリアレイは受動素子メモリセルを含んでもよく、好ましくは反ヒューズセルを含む。いくつかの実施例では、メモリアレイは、メモリセルの2つ以上の面を有する3次元メモリアレイを含み、いくつかの3次元の実施例では、各ワード線は少なくとも2つのワード線層の各々の上にワード線セグメントを含む。
この方法は、予備メモリブロックに関連付けられる複数のバス線を、第1の複数の正規のメモリブロックまたは欠陥ブロックを含む第2の複数の正規のメモリブロックに関連付けられる対応する複数のバス線に結合するステップを含むことができる。
いくつかの実施例では、この方法は、選択されたワード線が、そうでなければ欠陥メモリブロック内にあるときに、欠陥メモリブロックがマップされている予備メモリブロックをイネーブルするステップを含む。いくつかの実施例では、この方法は、選択されたワード線が隣接した非予備メモリブロック内にあり、欠陥メモリブロック内のワード線と共有
されないときに、隣接した非予備メモリブロックの1つをイネーブルするステップを含む。いくつかの実施例では、この方法は、選択されたワード線がそうでなければ隣接した非予備メモリブロックの1つにあり、欠陥メモリブロック内のワード線と共有されるときに、隣接した非予備メモリブロックがマップされている予備メモリブロックをイネーブルするステップを含む。
別の局面では、この発明は、交互の第1および第2のタイプのメモリブロックを有するメモリアレイを含む集積回路を与え、各メモリブロックは、隣接したメモリブロックにおいてそれぞれのアレイ線と共有されるそれぞれのアレイ線を含む。集積回路はさらに、欠陥ブロックに対応するアドレスに応答して、1つのタイプの欠陥ブロックのアレイ線を同じタイプの予備ブロックへマップするため、さらには欠陥ブロックのアレイ線と共有される第1の隣接したブロックのアレイ線を、および欠陥ブロックのアレイ線と共有される第2の隣接したブロックのアレイ線を、他のタイプの第2の予備ブロックにマップして、それにより欠陥ブロックおよび両方の隣接したブロックの部分を2つの予備ブロックのみにマップするための、マップ回路を含む。
いくつかの実施例では、第1および第2のタイプの予備ブロックは、第1の複数の正規のメモリブロックと第2の複数の正規のメモリブロックとの間に配置される。いくつかの実施例では、メモリアレイは、メモリセルの2つ以上の面を有する3次元メモリアレイを含む。いくつかの実施例では、集積回路は、第1のメモリ面からのビット線を第1のグループのそれぞれのバス線にそれぞれ結合するよう配列される、第1のタイプの層選択回路を含み、さらに、第1のメモリ面からのビット線を第2のグループのそれぞれのバス線にそれぞれ結合するよう配列される、第2のタイプの層選択回路を含む。
別の局面では、この発明は、メモリアレイと、メモリアレイの第1の部分に関連付けられる第1のタイプの第1の複数の線と、メモリアレイの第2の部分に関連付けられる第1のタイプの第2の複数の線と、メモリアレイの予備の部分に関連付けられる第1のタイプの第3の複数の線とを含む、集積回路を与える。第3の複数の線は、メモリアレイの予備の部分が利用されるときは第1または第2の複数の線のいずれかにそれぞれ結合され、メモリアレイの予備の部分が利用されないときは第1または第2の複数の線のいずれにも結合されない。いくつかの実施例では、予備の部分は少なくとも1つの予備メモリブロックを含むことができ、メモリアレイの第1の部分と第2の部分との間に配置されてもよい。
この発明は、いくつかの局面において、すべてより極めて詳しく本願明細書に記載され、かつ添付の請求項に述べられるように、メモリアレイを有する集積回路、そのような集積回路およびメモリアレイを動作する方法、ならびにそのような集積回路またはメモリアレイのコンピュータ読取り可能な媒体エンコードに適する。さらに、本願明細書に記載された発明の概念は、単独でも組合わせて用いられてもよい。
前述の説明は概要であって、したがって必要に応じて詳細の単純化、一般化、および省略を包含する。したがって、当業者は、前述の概要が単に例証であること、および、この発明をいかなる方法でも限定するようには意図されないことを認識する。もっぱら請求項によって規定されるこの発明の他の局面、創造性のある特徴、および利点は、下記に述べられる詳細な記載から明らかになり得る。
添付の図面を参照することによって、この発明がよりよく理解され、その多くの目的、特徴、および利点が当業者に明らかになる。
異なる図面における同じ参照記号の使用は類似または同一の品目を表す。
発明の最良の形態
図1は、この発明の一定の実施例による3次元メモリアレイのワード線層およびビット線層を表わす上面図である。メモリブロック182、184は、複数のビット線183、185をそれぞれ含み、2:1にインタリーブされたワード線セグメントを有して示される。ブロックのワード線セグメントの半分に対する垂直の接続部がブロックの左側にあり(たとえばワード線セグメント187および垂直の接続部189)、ブロックのワード線セグメントの他方の半分への垂直の接続部はブロックの右側にある(たとえばワード線セグメント186および垂直の接続部190)。さらに、垂直の接続部はそれぞれ、2つの隣接したブロックの各々におけるワード線セグメントを与える。たとえば、垂直の接続部190は、アレイブロック182のワード線セグメント186に接続し、アレイブロック184のワード線セグメント188に接続する。換言すれば、垂直の接続部(垂直の接続部190など)はそれぞれ、2つの隣接したブロックの各々におけるワード線セグメントによって共有される。しかしながら、予期されるように、第1のアレイブロックおよび最後のアレイブロックのためのそれぞれの「外側の」垂直の接続部は、第1のアレイブロックおよび最後のアレイブロックにおけるワード線セグメントしか与えることができる。たとえば、ブロック184がメモリアレイを形成する複数のブロックの最後のブロックである場合、その外側の垂直の接続部(たとえば垂直の接続部194)はブロック184内のワード線セグメント192しか与えることができず、したがって、アレイの残り全体がそうであるように2つのワード線セグメントによって共有されるわけではない。
示されるようにワード線セグメントをインタリーブすることによって、垂直の接続部のピッチは、個々のワード線セグメント自体のピッチの2倍になる。これが特に有利なのは、多くの受動素子メモリセルアレイについて達成可能なワード線ピッチは、垂直の接続部を形成するために利用され得る構造を介して多くの受動素子メモリセルアレイについて達成可能であるピッチよりも著しく小さいからである。さらに、下記にさらに詳しく記載されるように、これはメモリアレイの下の半導体基質において実現されるワード線ドライバ回路の複雑さをも減じ得る。
示されたものと同一に他のワード線層およびビット線層を実現することができ、したがってそれは同じ垂直の接続部を共有する。例示的なメモリ構造の付加的な記載は、公開された米国特許出願番号第US2004−0190360号(現在では米国特許第6,879,505号)である、シュアライン(Scheuerlein)による「3次元メモリアレイのための多層ワード線セグメントを有するワード線配列(Word Line Arrangement Having Multi-Layer Word Line Segments for Three-Dimensional Memory Array)」に見ることができ、その開示は引用によってその全体が本願明細書に援用される。しかしながら、多くの例示的な実施例が3次元メモリアレイ(すなわち、互いの上下に形成された2つ以上のメモリ面を組込んだモノリシックな半導体集積回路)のコンテキストにおいて記載され得る一方、単一のメモリ面しか有さないこの発明の他の実施例も特に考慮される。
メモリアレイ180は、好ましくは受動素子メモリセルを組込んだ受動素子メモリアレイ(PEMA)である。本願明細書に用いられるように、受動素子メモリアレイは複数の2端末メモリセルを含み、各々は関連付けられるX線と関連付けられるY線との間に接続される。このようなメモリアレイは、2次元(平面)アレイであっても、メモリセルの2つ以上の面を有する3次元アレイであってもよい。そのようなメモリセルの各々は、逆方向(すなわち陰極から陽極)の電流が順方向での電流より低い、非線形の導電率を有する。陽極から陰極へ、プログラムレベルより大きい電圧を印加することはメモリセルの導電率を変化させる。メモリセルがヒューズ技術を組込んでいると導電率は減少することができ、メモリセルが反ヒューズ技術を組込んでいると増加することができる。受動素子メモリアレイは必ずしも一度だけプログラム可能な(すなわち一度しか書込めない)メモリア
レイではない。
このような受動素子メモリセルは、ある方向に電流を導く電流操作素子およびその状態を変更することができる別の構成素子(たとえばヒューズ、反ヒューズ、キャパシタ、抵抗素子など)を有するとして一般には見られ得る。メモリ素子のプログラミング状態は、メモリ素子が選択されているときに、電流または電圧降下を感知することによって読取ることができる。
ここで図2を参照して、メモリアレイ200の部分が示される。5つのメモリブロック201、202、203、204および205が、各々5つのビット線および5つのワード線を含んで示されるが、実際にはさらに多くのこのようなビット線およびワード線が実現され得る。にもかかわらず、5つのこのようなビット線およびワード線は、このようなアレイのバイアス、およびビット線からワード線への短絡(すなわち「BL−WL」短絡)の効果を示すのに十分である。
メモリブロック203は、ワード線207、208、209、210および211、ビット線212、213、214、215および216を含む。ワード線209が選択されたワード線(SWL)として示され、0ボルトでバイアスされる一方、ビット線214が選択されたビット線(SBL)として示され、10ボルトでバイアスされる。SWLとSBLとの交差点で選択されたメモリセルをプログラミングするためである。選択されたブロック203内の選択されないワード線207、208、210および211は、通常、9ボルトの選択されないワード線バイアス電圧(選択されないX線バイアス電圧VUXとしても知られる)でバイアスされる。選択されたブロック203内の選択されないビット線212、213、215および216は、通常、1ボルトの選択されないビット線バイアス電圧VUB(選択されないY線バイアス電圧としても知られる)でバイアスされる。選択されたメモリセルをプログラミングするためのこのようなバイアス電圧は例示的であり、他の値が用いられてもよい。この種のアレイに適するバイアスレベルの付加的な記載は、ロイ E シュアライン(Roy E. Scheuerlein)への米国特許第6,618,295号に見つけることができ、その開示は引用によって本願明細書に援用され、ベンディック クリーヴランド(Bendik Kleveland)らへの米国特許第6,631,085号に見つけることができ、その開示は引用によって本願明細書に援用され、およびロイ E シュアライン(Roy E. Scheuerlein)への前述の米国特許第6,879,505号にも見ることができる。
選択されたワード線209が、選択されないワード線207、211(ブロック203の選択されないワード線の半分である)と同じく、ブロック203およびブロック204と共有されるので、メモリブロック204は「半分選択された」ブロックと呼ばれ得る。これらのワード線のバイアスが選択されたブロック203と同一なので、ブロック204のすべてのビット線(たとえばビット線222)も、ここで1ボルトとして示される、選択されないビット線レベルVUBでバイアスされ、(選択されたワード線209がブロック204と共有されるので)任意のメモリセルの意図されないプログラミングを防ぎ、かつブロック204の選択されないメモリセルを通る漏れ電流を制限する。
メモリブロック202は「半分選択解除された」ブロックと呼ばれ得る。なぜならばそれは、選択されたワード線209ではなく、選択されないワード線(たとえばワード線208および210)を、選択されたブロック203と共有するからである。選択されないワード線のおよそ半分(すなわち選択されたブロック203と共有されるワード線)が選択されないレベルVUXでバイアスされるので、また選択された(すなわちプログラミング)バイアスレベルでバイアスされるワード線はないので、ブロック202のすべてのビット線(たとえばビット線220)は浮動したままであり得る。選択されたブロックと共有
されない残りのワード線(たとえばワード線221)も浮動したままであり得る。
メモリブロック201および205は、選択されたメモリブロック203と共有されるアレイ線がないので、「選択解除された」ブロックと呼ばれ得る。このような選択解除されたブロックのすべてのビット線およびワード線は浮動したままであり得る。
示されるような例示的なPEMAにおいて、選択されたブロック203において、選択されないビット線は、選択されないワード線とは異なる電圧においてバイアスされる。さらに、選択されないビット線も選択されないワード線も接地ではバイアスされない。したがって、ビット線とワード線との間の短絡は、影響を受けたビット線およびワード線が全く選択されない場合であっても(たとえば冗長ビット線と置換されかつ/または冗長ワード線と置換されたとしても)このような影響を受けたビット線およびワード線のバイアスレベルを不確定にしかねない。このような線の不確定なバイアスレベルは他のメモリセルにプログラムミスをさせ、または過度の漏れを起こしたり読取可能でなくしたりしかねない。1つ以上のビット線と1つ以上のワード線との間の短絡は意図しないバイアスレベルを引起こす可能性がさらに高く、結果として短絡を包含するブロックの障害を生じる。
しかしながら、2つの隣接したブロックがワード線を共有するので、あるBL−WL短絡は、短絡を包含するブロックに影響するだけでなく隣接したブロックの半分にも同じく影響する。短絡によって影響を受けたワード線とビット線がそれぞれの選択されないバイアスレベルにおいてバイアスされる必要のある場合は常に、短絡は、そのような影響を受けたアレイ線がその意図したバイアスレベルに達するのを妨げかねず、それはアレイの正確なプログラミングおよび読出を妨げる。BL−WL短絡206は、図2に示される選択されたブロック203において示される。したがって、影響を受けたビット線212および213のための、および影響を受けたワード線207および208のための選択されないバイアスレベルは不確定であり、「???」として図に示される。見られるように、ワード線207は選択されたブロック203の一方側に隣接したメモリブロック204と共有され、そこに影響する一方、ワード線208は選択されたブロック203の他方側に隣接したメモリブロック202と共有され、そこに影響する。
ここで図3を参照して、BL−WL短絡を包含する欠陥ブロックに選択されたブロックが隣接する、アレイ200が示される。ここではメモリブロック202が選択されたブロックである。ここではメモリブロック202が選択されたブロックであって、ここではメモリブロック201が半分選択解除されたブロックであり、ここでは(短絡を包含する)メモリブロック203が半分選択されたブロックであり、メモリブロック204および205は両方とも選択解除されたメモリブロックである。ここではブロック202と203との間で共有されるワード線210が選択されたワード線であって、0ボルトでバイアスされる。
ブロック202のビット線230がここでは選択されたビット線であって、10ボルトでバイアスされる。前と同じく、ビット線212および213の選択されないバイアスレベルおよびワード線208の選択されないバイアスレベルは、不確定である。
(たとえばここで共有されたワード線として示される)この共有されたアレイ線アーキテクチャの結果として、BL−WL短絡を包含するブロックが置換されれば、かつBL−WL短絡を包含するブロックとワード線を共有する各隣接したブロックの半分もさらに置換されれば、メモリアレイの正しい動作が達成され得る。これは、BL−WL短絡を備えたブロックは選択されたり半分選択されたりすることができないために発生する。
一見したところ、そのような置換は、障害を起こすブロックを置換するために3つの予
備ブロックを必要とすることを提案するように見えるかもしれない。しかしながら、アレイにおけるメモリブロックが偶数ブロックと奇数ブロックとの交互なので(すなわち、この場合の相違は、最上部のワード線が右の隣接したブロックと共有されるのか左の隣接したブロックと共有されるのかの相違である)、奇数メモリブロックまたは偶数メモリブロックを置換するためには、合計4つの予備ブロックが別の方法で必要とされ得る。換言すれば、両方の隣接した奇数ブロックを含む偶数予備ブロックに備え、かつ両方の隣接した偶数ブロックを含む奇数予備ブロックに備えるためには、4つの予備ブロックのグループ(たとえば奇数−偶数−奇数−偶数のブロック)が別の方法で必要となり得る。
メモリブロックのマッピング
この発明の1つの局面では、このメモリアレイ内で2つの予備メモリブロックのみを用いて単一のメモリブロックを置換することができる。ここで図4を参照して、メモリブロック241、242、243および244を含むメインアレイを含み、さらに予備ブロック245および246を含む、メモリアレイ240が示される。「偶数」メモリブロックと考えられ得るメモリブロック242内にBL−WL短絡247が示される。欠陥偶数メモリブロック242内のすべてのワード線は偶数予備ブロック245内の対応するワード線にマップされる。たとえば、ブロックの左側からブロック242に駆動される、欠陥ブロック242内のワード線は(すなわち、そのワード線はブロック242の左の隣接したブロック241とも共有される)、偶数予備ブロック245内の対応するワード線(そのワード線もブロックの左側から予備ブロック245に駆動される)にマップされる。そのようなマッピングの例はマッピング251として示される。同様に、ブロックの右側からブロック242に駆動される欠陥ブロック242内のワード線(すなわちブロック242の右に隣接したブロック243とも共有される)は、予備ブロックの右側からそのような予備ブロックに駆動される、予備ブロック245内の対応するワード線にマップされる。そのようなマッピングの例はマッピング252として示される。メモリブロック242と共有される(欠陥メモリブロック242の右側に)隣接した奇数ブロック243内のワード線は、偶数予備ブロック245の右側に隣接した奇数予備ブロック246にマップされる。そのようなマッピングの例はマッピング253として示される。しかしながら、メモリブロック242と共有される(欠陥メモリブロック242の左側に)隣接した奇数メモリブロック241内のワード線は、同じ奇数予備メモリブロック246に折り込まれてマップされる。そのようなマッピングの例はマッピング254として示される。
この態様で、欠陥偶数メモリブロック内のすべてのワード線は偶数予備メモリブロックにマップされ、欠陥メモリブロックの一方側に隣接した奇数メモリブロック内のワード線の半分および欠陥メモリブロックの他方側に隣接した奇数メモリブロック内のワード線の半分は奇数予備メモリブロックにマップされ、それにより3つのメモリブロックの少なくとも部分を2つの予備メモリブロックにのみマップする。
ここで図5を参照して、メモリアレイ240が再び示され、今度は奇数メモリブロック243内にBL−WL短絡247を有している。欠陥奇数メモリブロック243内のすべてのワード線は、奇数予備ブロック246内の対応するワード線にマップされる。たとえば、ブロック243の左側からブロックに駆動される欠陥ブロック243内のワード線(すなわちそのワード線はブロック243の左側に隣接したブロック242とも共有される)は、予備ブロック246内の対応するワード線(そのワード線も予備ブロック246の左側からブロックに駆動される)にマップされる。そのようなマッピングの例はマッピング262として示される。同様に、ブロック243の右側からブロックに駆動される欠陥ブロック243内のワード線(すなわちブロック243の右に隣接したブロック244とも共有される)は、そのような予備ブロックの右側からブロックに駆動される、予備ブロック246内の対応するワード線にマップされる。そのようなマッピングの例はマッピング261として示される。メモリブロック243と共有される(欠陥メモリブロック24
3の左側に)隣接した偶数ブロック242内のワード線は、奇数予備ブロック246の左側に隣接した偶数予備ブロック245にマップされる。そのようなマッピングの例はマッピング264として示される。しかしながら、メモリブロック243と共有される(欠陥メモリブロック243の右側に)隣接した偶数メモリブロック244内のワード線は、同じ偶数予備メモリブロック245に折り込まれて(folded)マップされる。そのようなマッピングの例はマッピング263として示される。
この態様で、欠陥奇数メモリブロック内のワード線はすべて奇数予備メモリブロックにマップされ、および、欠陥メモリブロックの一方側に隣接した偶数メモリブロック内のワード線の半分、および欠陥メモリブロックの他方側に隣接した奇数メモリブロック内のワード線の半分は単一の奇数予備メモリブロックにマップされ、それにより3つのメモリブロックの少なくとも部分を2つの予備メモリブロックのみにマップする。
いくらか一般化すると、第1のタイプの欠陥メモリブロック(たとえば奇数または偶数)内のすべての第1のタイプのアレイ線(たとえばワード線)は第1のタイプの予備メモリブロックにマップされ、欠陥メモリブロックと共有される、第2のタイプの第1の(欠陥メモリブロックの一方側に)隣接したメモリブロック内のアレイ線の半分、および、欠陥メモリブロックと共有される、第2のタイプの第2の(欠陥メモリブロックの他方側に)隣接したメモリブロック内のアレイ線の半分は、第2のタイプの予備メモリブロックにマップされる。このように、両方の隣接したブロックとアレイ線を共有する単一の不良ブロックを置換するために、2つの予備ブロックが必要である。1つは不良ブロック自体を置換するものであり、他の1つは2つの隣接したブロックのそれぞれ半分を置換するものである。
ベイ組織(Bay organization)
ここで図6を参照して、メモリアレイはベイに組織されてもよい。メモリアレイ270は、ベイ0としてもラベル付けされる第1のベイ271、ベイ1としてもラベル付けされる第2のベイ272、ならびに予備メモリブロック273および274を含む。各ベイはいくつかのメモリブロック(好ましくは16メモリブロック)を含み、それ自体のセンスアンプ(示されない)およびページサブレジスタ(示されない)(いくつかの3次元メモリアレイ実施例ではメモリアレイの下に配置され、いくつかの実施例ではメモリアレイの外部に配置されてもよい)を好ましくは含む。示された実施例では、ベイ内の各センスアンプはベイ全体にわたって横断する対応するSELB線に接続される。たとえばベイ0は、SELB線のグループ277(たとえばここでは16のそのようなSELB線として示される)を含む。所与のメモリ動作中に、ベイ0内の(たとえば3次元アレイにおける1つ以上のメモリ面から)選択されたビット線のグループは、列選択回路(示されない)によってSELB線のグループ277にそれぞれ結合される。読出し動作では、次に各SELB線のセンスアンプが対応するビット線の状態を感知する一方で、(プログラミング動作をサポートする実施例については)プログラミング動作中には、書込まれるべき所望のデータパターンにしたがってプログラミング電圧および/または抑制電圧がさまざまなSELB線に駆動され、このようなバイアス電圧は列選択回路によって対応するビット線に結合される。
異なるベイは異なる独立したSELB線を有する。ベイ1は、SELB線のグループ279(たとえばここでは16のそのようなSELB線として示される)を含む。ベイ0と同様、所与のメモリ動作中、ベイ1内の選択されたビット線のグループは、列選択回路(示されない)によってSELB線のグループ279にそれぞれ結合されることができる。
予備ブロックのための可能な1つの選択肢は、すべてベイに予備ブロックを加えてベイのSELB線を共有することである。これは16ブロックごとに2つの余分のブロックを
加えることとなり、その結果約12.5%(すなわち2/16)のメモリアレイエリアの増加を引起こし、かつすべてのベイにおいて1つのブロック(たとえばBL−WL短絡を有するブロック)を置換することを可能にする。代替的には、ダイサイズのインパクトを減じるために、図6に示されるように、2つの異なるベイ間で2つの予備ブロックを共有することが可能である。予備ブロック273および274と関連付けられるSELB線278の両端上の結合回路282、283は、予備ブロックのSELB線278をいずれかのベイに接続することを可能にする。このようなSELB線のバイアスレベルに依存して、図示されるように、結合回路はPMOSトランジスタスイッチと同じ程度に簡単であり得る。制御信号280が活性である場合(すなわちこの例では低い場合)、予備ブロックのSELB線278は、ベイ0のためのSELB線277にそれぞれ結合される。制御信号281は、このような場合、SELB線279から予備ブロックのSELB線278を分離するために、非活性なままである。代替的に、制御信号281が活性な場合、予備ブロックのSELB線278はベイ1のためのSELB線279にそれぞれ結合される。制御信号280は、このような場合、SELB線277から予備ブロックのSELB線278を分離するために、非活性なままである。
一旦予備ブロックSELB線278が(たとえばPMOSスイッチを介して)適切なベイのSELB線に、およびそのためベイのセンスアンプに接続されると、ブロック冗長性動作は、それ以上の多重化なしにセンスアンプおよびページサブレジスタに対して完全に透過的になり、プログラム可能な場合、プログラミング動作に対しても同様に透過的である。読出/書込回路の複製は必要ない。このスキームは、2つのベイごとに1つのメモリブロックを置換すること(すなわち2つのベイごとに1つのBL−WL短絡が許容される)をもたらす。予備ブロック読出パスは余分のPMOSスイッチ装置(または他の結合回路)を包含するが、メインアレイ動作と予備ブロックとの読出/書込動作間の同様の挙動を確実にするために、読出およびプログラムパスシミュレーションが注意深く実行される。この構成によって、メモリアレイエリア増加は約6.7%(すなわち2/32に約5umのPMOSスイッチ用の小さな追加エリアを加えたもの)である。
同様のゲート制御または結合の考慮は、メモリブロックが予備ブロックによって置換されるときに予備ブロックのためのこのような列選択線がベイ0またはベイ1の類似した線のいずれかに結合され得るような、他の列選択線および/または列デコーダ線にも適用することができる。たとえば、グローバル列選択(CSG)線のグループは、ベイ0のためのCSG線またはベイ1のためのCSG線のいずれかに、その左右の端部でそれぞれ結合され得る。そのようなCSG線がフルレール(full-rail)信号であるので、そのような結合回路は好ましくは十分な伝送ゲート(すなわちNMOSおよびPMOSの両方のトランジスタ)を含む。ある実施例では各ベイは10本のこのようなCSG線を含むが、他の数およびタイプの列選択信号線も同様に考慮される。代替的には、図12に示されるように、予備ブロックは、予備ブロックがイネーブルされる場合は常にイネーブルされる別個のグローバル列選択デコーダを含んでもよく、これは下記により詳細に記載される。好ましくはアレイはインタリーブされたビット線を含み、半分はアレイを上部に出、他の半分は下部に出るので、SELB線の下部の組も与えられる。
このような前述のCSG線および関連するデコーダ回路を含む有用な列回路、SELB線、および層選択回路の付加的な詳細は、ルカ G ファソーリ(Luca G. Fasoli)らによって2004年12月30日に出願された米国出願番号第11/026,470号「マルチヘッドのデコーダの多重レベルを用いて高密度のメモリアレイを階層的にデコードするための装置および方法(Apparatus and Method for Hierarchical Decoding of Dense Memory Arrays Using Multiple Levels of Multiple-Headed Decoders)」に見ることができ、その開示は引用によって本願明細書に援用される。図2−図5は特に適切であり、図3に示されたI/O[15]−I/O[0]とラベル付けされた16本の線のグループ
は、本願明細書に記載されたSELB線に対応する。
図7は4対のベイを含むメモリアレイ300の別の実施例を示し、すべて図6に示されるように、各々は1対の予備ブロック、および、PMOSスイッチによっていずれかの隣接したベイのSELB線に対して接続可能なSELB線のグループを備え、それはここでは2x2グリッドにグループ化される。
ここで図8を参照して、メインアレイブロック(たとえばベイ0、ベイ1)と予備ブロックとの間の境界を越えてワード線が共有される、メモリアレイ320の実施例が示される。たとえば、予備ブロック273におけるワード線326はベイ0内の最後のブロック(たとえば16ブロックの最後のブロック)と共有され、それはブロック271Pとして、またブロック15として示される(ベイ0の左端のブロックをブロック0として右端のブロックであるブロック15まで番号が付けられる)。より具体的には、ブロック273におけるワード線326はブロック271Pのワード線327と共有される。換言すれば、がメモリブロック271Pとメモリブロック273との間でワード線の半分共有される。
BL−WL短絡が予備ブロック274内に生じた場合、上記の記載から、この予備ブロック274は用いることができないが、各隣接したブロックの半分もまた用いることができない。欠陥ブロックのワード線と共有される、2つの隣接したメモリブロックにおけるワード線も汚染され、用いることができない。たとえば、ブロック272Aのワード線324は欠陥予備ブロック274と共有される。このワード線は、他の予備ブロック273のワード線326に折り込まれてマップされ得る(マッピング328として表示される)。ワード線326は欠陥予備メモリブロック274と共有されないので、ワード線326はワード線324に代替することができる。同様に、予備ブロック274と共有される、ブロック272Aの内のすべてのワード線は、予備ブロック273内の対応するワード線にマップされ、個々のワード線はメモリブロック271Pと共有される。下記に記載されるように、冗長性情報の付加的なビットが与えられることができ、この図に示されるように、予備ブロック自体内部の欠陥がアレイから出てマップされることを可能にする。
しかしながら、ワード線がメインアレイブロックと予備ブロックとの間で共有されない他の実施例が特に考慮される。このような場合、欠陥アドレスを格納する余分のビットは必要ではないかもしれない。
ブロック冗長性のためのトリムビットおよび制御論理
図7に示されるメモリアレイ300を例示的な実施例として用いると、予備ブロックの各対は隣接したベイのいずれかの不良ブロックを置換することができるが両方はできないので、4つのブロック置換が可能である。ここで図9を参照して、このようなメモリブロック置換の制御を表わすブロック図が示される。TRIM BITS 340ブロックは、障害を起こすブロックのアドレスを包含するようにプログラムされる。4つのブロック置換が可能なので、各々7ビットの4つのエントリがある。表1は、エントリの各ビットの目的を記載する。障害を起こすアドレスは、実際のブロックアドレス(BLKADD[3:0])よりも1ビット多く有することに注意されたい。これは予備ブロックにおけるBL−WL短絡を有するダイが回復され得ることを確実にするために必要であり、そうしなければ(短絡が予備ブロック0にある場合)ブロック15/ベイ0、または(短絡が予備ブロック1にある場合)ブロック0/ベイ1の半分を危険にさらす。
Figure 2008535142
このようなトリムビットはいかなる適切なプログラム可能な技術においても実現され得る。たとえば、電気的にプログラム可能なヒューズ、レーザプログラム可能なヒューズ、FLASH EEPROM(登録商標)などの不揮発性のプログラム可能なメモリセル、反ヒューズセルなどの受動素子メモリセル、または他の技術が利用され得る。ここでの「トリムビット」という用語は、アレイ(予備ブロックおよびメインアレイブロックの両方)におけるメモリセルのビットとプログラム可能なメモリのこのようなビットとを区別するのに便利であり、他のそのようなトリムビットはまた、較正または他のアナログな「トリミング」機能を、そうでなければデジタルなメモリ装置に与えるために用いられてもよいからである。
マッチ論理(match logic)
4つの7ビットエントリを包含している合計28ビットは、バス341によってMATCH LOGICブロック342に伝えられる。このブロックはさらに、バス345によって伝えられた4ビットのブロックアドレスBLKAD[3:0]、バス346によって伝えられた最下位ワード線アドレスRAD[0]、およびバス347によって伝えられた個々のベイイネーブル信号BAYE[7:0]の8ビットグループを受取り、それらすべてはメモリアレイ動作の制御のための制御論理ブロック(示されない)から発生され得る。MATCH LOGICブロック342はこれらの信号をトリムビットエントリと比較し、そうでなければイネーブルされていたメインアレイブロックを非活性化してその代わりに予備ブロックをイネーブルするべきか否かを決定する。
8つの出力信号(予備ブロックイネーブル、SPBLKEN[7:0])は、8ベイのいずれにおいて正常なブロックが予備ブロックと置換されなければならないかを示す。SPBLKEN[7:0]がすべてゼロである場合、置換は全く必要ではない。ブロックの半分、すなわち短絡によって影響を受けたブロックに隣接したブロックを置換するときに正しいSPBLKEN信号を活性化することができるようになるために、RAD[0]信号が必要である。換言すれば、上述のように、現在のブロックアドレスが欠陥ブロックに偶然隣接するメインアレイブロックに対応する場合、現在の行アドレスが欠陥ブロックと共有されるワード線に対応する場合にはメインアレイブロックがディスエーブルされるが、行アドレスが欠陥ブロックと共有されないワード線に対応する場合にはメインアレイブロックはディスエーブルされない(かつメインアレイブロック内で前進するためのアクセスが許される)。
SPBLKEN[7:0]信号を発生する論理は、隣接したブロックのためにもSPBLKENを活性化する必要があるので、少々複雑である。下記の例示的なコードでは、ブロックアドレスの最下位ビットが行アドレスの最下位ビットと比較されて、ワード線が隣接した欠陥ブロックと共有されているか否かを推定することができる。4つのエントリの各々の7つのトリムビットを、変数ENABLE_i、RXL_BAY_i、およびFAIL_BLKADD_i[4:0](i=0,1,2,3)と呼ぶと、8ビット信号SPBLKEN[7:0]を発生する例示的な論理は次のように記載され得る。
Figure 2008535142
このコードでは、変数BLKADDは現在のメモリ動作のためのブロックアドレスを指し、FAIL_BLKADD_iおよびBLKADDなどのこのようなマルチビット変数への言及は、そのような変数のすべての5ビットを指すと見なされるべきである。しかしながら、BLKADD[0]などの参照は、現在のブロックアドレスの単なるビットゼロを指す。このような予備ブロックイネーブル信号を発生するために他の等価な論理機能が代用されてもよい。
SPENBLK[7:0]信号はバス343によってメモリコア300に伝えられる。各SPENBLK[i]信号はメモリアレイのそれぞれのベイ[i]に伝えられ、そのような予備ブロックイネーブル信号が活性なとき(たとえば高いとき)、それはBAY[i]におけるすべてのメインアレイブロックをディスエーブルする。このような論理は、すべてのブロック内の行デコードおよび/またはプリデコード論理内で実現することができる。
ここで図10を参照して、例示的なメモリアレイ構成350が示され、各それぞれのベイの対のそれぞれのマッチ論理がそれぞれのベイの対のそれぞれの予備ブロックの下に位置する。メモリアレイは、351、352、…358とラベル付けされた8つのベイおよび4つの予備ブロックエリア361、362、363、364を含む。TRIM BITブロック340は、各ブロック置換について1つ、4組の7ビットのエントリを発生する。ここで、予備ブロック361の(すなわちベイ351または352においてブロックを置換するための)7ビットのエントリは、TF_BLKRED_ENTRY1_TB[6:0]とラベル付けされ、バス368によってマッチ論理365に伝えられる。示されるように、他の3つのエントリ、TF_BLKRED_ENTRY2_TB[6:0]、TF_BLKRED_ENTRY2_TB[6:0]およびTF_BLKRED_ENTRY3_TB[6:0]は、ベイ2/ベイ3、ベイ4/ベイ5、およびベイ6/ベイ7のそれぞれのマッチ論理ブロックに伝えられる。
ベイ0/ベイ1のマッチ論理ブロック365はさらに、1対のベイイネーブル信号BAYE[1:0]を受取る。同様に、示されるように、ベイイネーブル信号の他の対BAYE[3:2]、BAYE[5:4]、およびBAYE[7:6]は、ベイ2/ベイ3、ベ
イ4/ベイ5およびベイ6/ベイ7のそれぞれのマッチ論理ブロックに伝えられる。4つのマッチ論理ブロックはすべて、4ビットのブロックアドレス信号BLKADD[3:0]および最下位行アドレスビットRAD[0]を受取る。マッチ論理ブロックはそれぞれの左右の予備ブロックイネーブル信号、SPBLKEN_LおよびSPBLKEN_Rを発生する(本願明細書に記載されるように、ベイ0/ベイ1、ベイ2/ベイ3、ベイ4/ベイ5およびベイ6/ベイ7のそれぞれについて1組、すなわちこれらの4組のSPBLKEN_LおよびSPBLKEN_R信号は、本願明細書においてSPENBLK[7:0]信号としても記載される)。たとえば、ベイ0/ベイ1のマッチ論理ブロック365は、ノード366上にSPBLKEN_L信号およびノード367上にSPBLKEN_R信号を発生する。ノード366上のSPBLKEN_L信号が活性なとき、ベイ0のすべてのメインアレイブロックがディスエーブルされる。同様に、ノード367上のSPBLKEN_R信号が活性であるとき、ベイ1のすべてのメインアレイブロックがディスエーブルされる。このような論理はすべてのブロック内の行デコードおよび/またはプリデコード論理において実現することができる。このような機能を達成するための例示的な回路が図11に示され、そこでは、そうでなければブロックをイネーブルするBLKEN信号381が、SPBLKEN_L/R382としてここに示される適切な左または右の予備ブロックイネーブル信号によって無効にされ、実際のブロックイネーブル信号383を発生している。
予備ブロック
ここで図12を参照して、2つの予備ブロック401および402を含む(図10の)予備ブロックエリア361などの代表的な予備ブロックセクションが示される。予備ブロック401、402の頂点のSELB線のグループ410は、PMOSスイッチ411などの結合回路によって左のベイ0または右のベイ1のSELB線のいずれかに結合される。同様に、予備ブロック401、402の下部のSELB線のグループ412は、ベイ0またはベイ1のSELB線に同様に結合される。SPBLKEN_LおよびSPBLKEN_R信号はそれぞれのノード366および367上で受取られる。いずれかの信号が活性なとき、予備ブロックエリア361がイネーブルされ、かつノード403上のSPEN信号が活性であって、予備ブロックの上部の予備グローバル列デコーダ413および予備ブロックの下部の予備グローバル列デコーダ414をイネーブルする。
最下位行アドレスBLDADD[0]に依存して、予備ブロック401が(ノード415上のBLOCK 0 ENABLE信号によって)イネーブルされるか、または予備ブロック402が(ノード416上のBLOCK 1 ENABLE信号によって)イネーブルされるかのいずれかである。1対の高電圧レベルシフタ408、409は、ノード406および407上に1対の高電圧イネーブル信号XSPBLKEN_HV_RおよびXSPBLKEN_HV_Lを発生し、SELB線410、412を左か右のベイに結合するPMOSスイッチ411を制御する。上述のように、予備グローバル列デコーダ413、414は、グローバル列デコーダ(CSG)線を左のベイまたは右のベイから来る線に結合するための高電圧転送ゲート(示されない)を含んでもよく、左右の予備ブロックイネーブルレベルシフタ408、409によって制御されてもよい。代替的には、予備グローバル列デコーダ413、414は、特定の予備ブロックエリア内でCSG線を発生するための独立したデコーダでもよく、その予備ブロックCSG線は左のベイまたは右のベイのいずれのCSG線にも結合される必要がない。
下記に記載されるように、ある3次元の実施例における予備ブロックは、対応するセンスアンプ、またはいくつかの実施例についてはページサブレジスタ、を含んでおらず、ここに示された予備ブロック制御回路は、そうでなければセンスアンプおよびページサブレジスタに割当てられたであろうレイアウトエリアを用いて実現されることができる。
ここで図13を参照して、ワード線が2つのベイ間の境界を越えて共有されるメモリアレイの実施例が示される。換言すれば、1つのベイの最後のメモリブロックにおけるワード線の半分は隣接したベイの最初のメモリブロックと共有される。ブロック15/ベイ1(ブロック352Pともラベル付けされる)は、ベイ1の16のメモリブロックの最後のブロックである(本願明細書でベイ352とも記載される)。次の右のメモリブロックはブロック0/ベイ2(ブロック353Aともラベル付けされる)であり、ベイ2の16のメモリブロックの最初のブロック(本願明細書でベイ353とも記載される)である。ベイ2のための2つの予備ブロック362Aおよび362Bと同様に、ベイ0のための2つの予備ブロック401、402が示される。
BL−WL短絡420がベイ間の境界におけるメモリブロックのうち1つに生じた場合、ブロックは依然として置換されることができるが、両方の対の予備メモリブロックの部分(すなわち4つすべての予備ブロックの部分)を用いなければならないので、トリムビットブロックにおいて2つのエントリが使用される。欠陥ブロック353Aのすべてのワード線がベイ2/ベイ3の対応する(たとえば奇数または偶数の)予備ブロック362Aにマップされ、ここではマッピング421および422として示される。欠陥ブロック353Aと共有される、隣接したブロック353Bのワード線は、他の予備ブロック362Bにマップされる。しかしながら、欠陥ブロック353Aのワード線と共有される、他の隣接したメモリブロック352Pのワード線は予備ブロック362Bにマップすることができない。なぜならばこれらのブロック352Pおよび362Bは同じSELB線および同じセンスアンプを共有しないからである。その代わりに、隣接したブロック352Pのワード線の半分は、マッピング424に示されるように、ベイ0/ベイ1の予備ブロック402にマップされる。このブロック置換マッピングはベイ間の境界に生じる欠陥ブロックを置換する能力を与えることができるが、それは4つの異なるベイ(たとえばベイ0、ベイ1、ベイ2およびベイ3;またはベイ4、ベイ5、ベイ6およびベイ7)のためのすべての予備ブロック資源を消費し、そのために、欠陥ブロックがベイ境界(たとえばベイ1/ブロック15;ベイ2/ブロック0;ベイ5/ブロック15;またはベイ6/ブロック0)に隣接した4つのブロックのうちの1つである場合、4つのベイすべてにおいて1つの欠陥ブロックしか置換することができない。代替的には、他の実施例では、ワード線はベイ間の境界を越えて共有されず、ベイの各対内のブロック置換の制約はベイの他の対から独立している。したがって、ベイ1/ブロック15の欠陥は、ストライプ全体のすべての予備ブロック資源を消費するわけではない。
ここで図14を参照して、この発明のある実施例によるセグメント化されたワード線配列を有する3次元メモリアレイを表わす概要図が示される。各ワード線は、メモリアレイの少なくとも1つ、有利には2つ以上のワード線層上の、1つ以上のワード線セグメントによって形成される。たとえば、第1のワード線は、メモリアレイの1つのワード線層に配置されたワード線セグメント130と、別のワード線層に配置されたワード線セグメント132とによって形成される。ワード線セグメント130、132は垂直の接続部128によって接続されて、第1のワード線を形成する。垂直の接続部128は、さらに、(たとえば半導体基質内の)別の層に配置されたドライバ装置126(代替的にはドライバ回路)に接続パスを与える。行デコーダ(示されない)からのデコードされた出力122はワード線セグメント130、132に実質的に平行に横断し、選択されると、ワード線セグメント130、132を、ワード線セグメントに実質的に直交して横断するデコードされたバイアス線124に、装置126を介して結合する。
さらに、第2のワード線を形成し、ドライバ装置127に接続パスを与えるために垂直の接続部129によって接続される、ワード線セグメント131、133が示される。行デコーダからの別のデコードされた出力123は、選択されると、これらのワード線セグメント131、133を、デコードされたバス線124に装置127を介して結合する。
同様のセグメント化されたワード線構造の他の詳細は、ロイ E シュアラインへの前述の米国特許第6,879,505号に記載される。
図15は、それぞれのビット線層に各々対応するワード線層を有する3次元メモリアレイの断面図である。WLl、WL3、WL5およびWL7とラベル付けされた4つのワード線層が示される。層WLlの上のワード線セグメントは、ビット線層BL2上のビット線に対応する。同様に、層WL3、WL5およびWL7上のワード線セグメントは、ビット線層BL4、BL6およびBL8上のビット線にそれぞれ対応する。
ブロック137の内のワード線セグメント132、133、134および135は垂直の接続部128によって接続されて論理ワード線を形成する。複数のビット線144がビット線層BL8上に示される。複数のメモリセル146は、各ビット線144とワード線セグメント142との間に形成される。このようなメモリセルは反ヒューズ構造を組込んだ受動素子メモリセルであるのが好ましいが、他のメモリセル技術が用いられてもよい。
ワード線セグメント132はメモリブロック137内にある一方で、ワード線セグメント142は隣接したブロック136内にある。これら2つのワード線セグメントは他のワード線セグメントに縦に接続されて両方とも各ブロックにおいてワード線を形成し、これらのブロック136と137との間でワード線を共有する。
ワード線層どうしが接続されて下から供給されるので、4つのビット線層BL2、BL4、BL6およびBL8は、それぞれ層0、層1、層2、および層3ともラベル付けされる。このようなメモリアレイ構造において列デコードが達成され得るさまざまな方法がある。たとえば、各列アドレスは単一のビット線層上の単一のビット線に対応することができる。しかしながら、このような個々のビット線をデコードするのに必要なピッチを備えたこのような列デコーダをレイアウトすることは非常に困難である。その結果、各列アドレスについてビット線のグループを選択し、各選択されたビット線をそれぞれのセンスアンプに結合されるそれぞれのセンス線(たとえばSELB線)に結合することが有用である。
この発明のいくつかの実施例では、選択されたメモリブロックにおいて論理列が選択されているとき、(たとえば4つの層の各々からの4つのビット線などの)16のビット線のグループが選択され、対応するSELB線にそれぞれ結合される。1つのこのような層選択が図15に示される。この例示的な実施例のためのビット線がインタリーブされているので、ビット線の半分(たとえば偶数のビット線)はメモリブロックの上部に出、ビット線の他方の半分(たとえば奇数のビット線)はメモリブロックの下部に出る。このようなビット線は個々にではなく対でインタリーブすることもできる。他の実施例では、ビット線は全くインタリーブされる必要はない。そのような場合には、すべてのビット線は典型的には上部または下部からメモリブロックを出るが、両方から出ることはない。
ブロック137で列0が選択されているとき、(0T、1T、2T、3Tとラベル付けされた)メモリブロックの上部に出る層0上の最初の4つのビット線はSELB[3:0]に結合され、メモリブロックの上部に出る層1上の最初の4つビット線はSELB[7:4]に結合され、メモリブロックの上部に出る層2上の最初の4つのビット線はSELB[11:8]に結合され、メモリブロックの上部に出る層3上の最初の4つのビット線はSELB[15:12]に結合される(図では、各ビット線144はこの例示的デコードおよび層選択を、たとえば、メモリブロックの上部のSELB[0]に結合されたビット線を表わす「0T」を用いたり、メモリブロックの下部のSELB[2]に結合されたビット線を表わす「2B」を用いたりなどして表示するようラベル付けされる)。同様に、ブロック137において列1が選択されているとき、メモリブロックの上部に出る層0
上の次の4つのビット線はSELB[3:0]に結合され、メモリブロックの上部に出る層1上の次の4つのビット線はSELB[7:4]に結合され、メモリブロックの上部に出る層2上の次の4つのビット線はSELB[11:8]に結合され、メモリブロックの上部に出る層3上の次の4つのビット線はSELB[15:12]に結合される。これは、ルカ G ファソーリらによる前述の「マルチヘッドのデコーダの多重レベルを用いて高密度のメモリアレイを階層的にデコードするための装置および方法」に詳細に記載されるような16ヘッドの列デコーダを用いることにより達成され得る。そのような回路は、4つの層選択回路を駆動する単一のデコーダノードとして見られ得る。各それぞれの層選択回路はそれぞれ、それぞれのビット線層上の4つの隣接したビット線(すなわちブロックの上部か下部へメモリブロックを出るビット線)をそれぞれの層選択回路に関連付けられるSELB線のグループに結合する。
(たとえば垂直の接続部128などのそれぞれの垂直の接続部によって)各ワード線を駆動するための付加的な有用な回路およびレイアウト配列は、2005年3月31日に出願されたクリストファー J ペッティ(Christopher J Petti)らによる米国出願番号第11/095,905号「ピッチの狭いメモリアレイ線のためのトランジスタレイアウト構成(Transistor Layout Configuration for Tight-Pitched Memory Array Lines)に記載され、その開示は引用によって本願明細書に援用される。
ここで図16を参照して、32のメモリブロックおよび4本のこのようなSELB線の4つのグループにおいて16のSELB線を含むメモリアレイ440を示すブロック図が示される。予備ブロックは与えられず、したがってブロック冗長性はサポートされない。メモリブロックのうちの16ブロックはセンスアンプを含み、各々がSELB線のうちの1つにそれぞれ接続される。たとえばメモリブロック444は、SELB[0]に結合されるセンスアンプ443を含む一方、メモリブロック445はセンスアンプを含まない。各メモリブロックはさらに層0選択446、層1選択447、層2選択448、および層3選択449などの4つの層選択回路を含み、そのすべてがメモリブロック450に関連付けられる。各メモリブロックに関連付けられる4つの層選択は、すべての示されたメモリブロックにわたって同一である。
ここでブロック444を参照して、最も左の列デコーダ線が選択されている場合、4つの層選択442のグループが同時にイネーブルされ、4つのメモリ層の各々からの4本のビット線が16本のSELB線のうち4本のグループのそれぞれに結合される。したがって、それぞれのビット線は16本のSELB線の各々に結合され、各々はセンスアンプ443などの対応するセンスアンプによって感知される。
図14および15に示されるメモリアーキテクチャにおいては、メモリ層の一部分のみを実現することが望ましいであろう。たとえば、4つのそのようなメモリ層がこれまでに記載され、列選択回路はメモリ動作中に16本のSELB線の各々にビット線を結合するよう記載されたが、層0および層1のみを含む部分的なメモリアレイを実現することが望ましいであろう。これは、層2および層3に関連付けられるマスクおよび処理ステップとを省略し、メモリ層の上の層(たとえば金属層)のための処理に直接進むことによって達成され得る。なぜならば、4つのメモリ面の各々のメモリブロック自体の中のワード線マスクおよびビット線マスクは同一であり、メモリアレイは実際に実現されたものよりも少ない数のメモリ面を用いて製作され得るからである。しかしながら、図16を再び参照して、層2または層3の上に実現されるビット線がなければ、SELB線の半分、すなわち層2および層4選択回路に結合されるSELB[15:8]に結合されるビット線は全くない。これらのSELB線(およびそれに接続しているセンスアンプ回路)の半分を無視するようにデコードを変えることは概念的には可能であるが、これは実際的には他のデコードオプションよりはるかに困難であり得る。
メモリブロックの半分の層選択回路が交換される、可能な1つの手法が図17に示される。ブロック0からブロック15は以前のように層選択回路を含むが、ブロック16からブロック31は、層2および層3選択回路と交換された、層0およびおよび層1選択回路を含む。このような層選択交換は、いくつかの実施例では、それぞれのビット線からの垂直の接続部(すなわち「zias」)を16ヘッドの列デコーダ内のトランジスタのソース/ドレイン領域に単に入れ替えることにより達成され得る。4つのメモリ層がすべて実現される場合、1つのメモリブロックだけが所与の時間にイネーブルされ、16のSELB線はすべてブロックおよび列アドレスに関係なくデータを与えられるが、いずれのブロックがイネーブルされるかに依存してデコードマッピングは異なる。たとえば、ブロック0からブロック15についてはSELB[0]線は層0上のビット線に対応する一方で、ブロック16からブロック31についてはSELB[0]線は層2上のビット線に対応する。
ここで図18を参照して、同じメモリアレイ構成460が示され、今度は最初の2つのメモリ層だけが実際に実現される実施例に対応する。メモリ動作中、それぞれのビット線は2つの異なるメモリブロックをイネーブルすることにより16のSELB線の各々に結合される。1つのメモリブロックはブロック0からブロック15から選ばれ、他の1つはブロック16からブロック31から選ばれる(装置が4層仮説に従ってデコードするべきか2層仮説に従ってデコードするべきかを示すため、別のトリムビットを用いることができる)。メモリブロック0においては、2つの層選択462のグループが同時にイネーブルされ、層0および層1の各々からの4つのビット線はそれぞれSELB[3:0]およびSELB[7:4]に結合される。メモリブロック16では、同じ列アドレスについて、2つの層選択463の別のグループも同時にイネーブルされ、層0および層1の各々からの4つのビット線の異なるグループはそれぞれSELB[11:8]およびSELB[15:12]に結合される。したがって、読出/書込パスへのいかなる変更も必要とせずに、2層または4層の互換性が達成され得る。その代わり、2層オプションについては同時に2つの別個の(同じSELB線に関連付けられる)ブロックをイネーブルするためにブロックイネーブルデコードが変更される一方、4層オプションについては1つのブロックしかイネーブルしない。もちろん、より大きなメモリアレイでは、SELB線およびセンスアンプの独立した組が追加的に与えられれば、付加的なメモリブロックもイネーブルされてもよい。
ブロック冗長性も所望される場合、上述のように、予備メモリブロックも与えられてもよい。ここで図19を参照して、各々がセンスアンプを有する16のメモリブロックと、センスアンプを有しない2つの予備ブロックとを含むメモリアレイ480が示される。層選択回路はブロック0−7と比較してブロック8−15に交換される。SELB線数を増加させることに関連して、層選択回路はメモリブロック0から7の各々について、層0/層2/層1/層3の順に配列され、これらのブロックはこの層マッピングについてタイプAブロックと名付けられ得る(これらのブロックが、隣接したブロック間のワード線の共有に基づいて、奇数および偶数のメモリブロックの交互であってもよいことを思い出されたい)。層選択回路は、メモリブロック7から15の各々については層2/層0/層3/層1の順に配列され、これらのブロックはこの層マッピングについてタイプBブロックと名付けられ得る。2層実施例では(図示されたように)、メモリ動作中に各SELB線にそれぞれのビット線を結合するために2つのブロックが同時にイネーブルされるが、4層実施例では1つのブロックしかイネーブルされない。
両方の予備ブロックは、タイプAメモリブロックとして示される(しかしながら、上述のように、一方は奇数で他方は偶数であり得る)。これは、両方の隣接したブロックもまたタイプAブロックである限りにおいて、タイプAブロックが置換され得ることを示す。
換言すれば、ブロック0−6は置換され得るがブロック7−15は置換され得ない。両方の予備ブロックがタイプBブロックであるならば、ブロック9−15のみが置換され得る。この制限は2層実施例にのみ適用される。4層実施例ではいかなるメモリブロックも置換され得るが、欠陥メインアレイブロックと比較すると予備ブロックにおける層マッピングは異なり得る(たとえば予備のタイプAブロックがメインアレイのタイプBブロックを置換する)。
別の構成が図20に示され、メモリアレイ500は交互にタイプAおよびタイプBメモリブロックを含み、さらに予備のタイプAメモリブロックおよび予備のタイプBメモリブロックを含む。4層実施例では1つのメモリブロックだけがイネーブルされ、2層実施例では、以前のように、1対のブロックが同時にイネーブルされる。しかし、ここで、示されるように、同時にイネーブルされた1対のメモリブロックは隣接したブロックである。さらに、任意のメモリブロックの奇数/偶数個別化がタイプAおよびタイプB構成と一致している限り、ここではいかなるブロックも置換され得る。たとえば、ブロック0が偶数メモリブロックであり、またタイプAメモリブロックでもある場合、予備ブロック0もまた偶数メモリブロックかつタイプAメモリブロックの両方でなければならない。同様に、ブロック1が奇数メモリブロックかつタイプBメモリブロックでもあるならば、予備ブロック1もまた奇数メモリブロックかつタイプBメモリブロックの両方でなければならない。その結果、あらゆるタイプA(偶数)メモリブロックはタイプB(奇数)の隣接ブロックを有し、かつタイプA(偶数)予備ブロック0と置換され得、各隣接したタイプB(奇数)メモリブロックの半分はタイプB(奇数)予備ブロック1にマップされる。同様に、あらゆるタイプB(奇数)メモリブロックはタイプA(偶数)隣接ブロックを有し、タイプB(奇数)予備ブロック1と置換され得、各隣接したタイプA(偶数)メモリブロックの半分はタイプA(偶数)予備ブロック0にマップされる。
4層装置(すなわちすべての層選択回路が、実現されたメモリ層に実際に結合される)では、上述のマッピングはこのA/B層選択配列に等しく有効である。マッピングは2層装置についても同一であるが、2つの異なるブロックが同時にイネーブルされるので、予備ブロックのイネーブル(および、結果として、そうでなければアドレスされるメインアレイブロックをディスエーブルすること)は、多少ともより複雑である。所与のメモリ動作について、(1)2つのメインアレイブロックがイネーブルされ得る、(2)1つのメインアレイブロックおよび1つの予備ブロックがイネーブルされ得る(第2のメインアレイブロックはディスエーブルされている)、または(3)両方の予備ブロックがイネーブルされ得る(かつ両方のメインアレイブロックがディスエーブルされている)。
次の6つの図は、メインアレイの1対のブロックが、ブロックのうち1つ(または近くのブロック)が欠陥としてマークされるようになるBL−WL短絡または他の欠陥の存在がなかったならばイネーブルされたような、いくつかの異なる状況の各々について、いずれのブロックがイネーブルされるかの例を与える。これらの図は2層実施例のみを説明する。4層実施例では、一度に単一のメモリブロックのみがイネーブルされる。
ここで図21を参照して、アレイの部分が、奇数ブロック521および523ならびに偶数ブロック522および524、ならびに偶数予備ブロック526および奇数予備ブロック527を有して表わされる。これは任意であるが、偶数ブロックがタイプAブロックであって奇数ブロックがタイプBブロックであると仮定する。このブロックを欠陥であると示す短絡が、奇数ブロック523に示される。上述のように、欠陥奇数ブロック523が奇数予備ブロック527にマップされる一方、欠陥ブロックと共有される、隣接した偶数ブロック522におけるワード線と、欠陥ブロックと共有される、隣接したブロック偶数524におけるワード線とが両方とも、図に示されるように、偶数予備ブロック526にマップされる。
ブロック522および523は、ブロック置換がなかったならば(すなわち、選択されたかまたは活性なワード線がこれらのブロック内にあれば)メインアレイにおいてイネーブルされる。両方のブロック522および523の活性な(すなわち選択された)ワード線が示される。欠陥ブロック523は常にディスエーブルされ、予備ブロック527に再度マップされるが、活性なワード線が欠陥ブロック523と共有されない場合はブロック522はイネーブルされる。ここではそのような場合であって、その結果としてブロック522がイネーブルされ、予備ブロックには再度マップされない。図21−図26に関して本願明細書で用いられたように、「活性な」ワード線は装置に提示されたアドレスに対応するものであり、ブロックがイネーブルされると「選択される」が、そのワード線は予備ブロックにマップされ得る。ある実施例(たとえば一定の2層実現例)においては、2つのメモリブロックの各々にそれぞれ1つ、2つの活性なワード線があることも明らかである。
ここで図22を参照して、同じ状況が示されるが異なる活性なワード線を用いる。マッピングは上記と同じであるが、この状況では、ブロック522における活性なワード線が欠陥ブロック523と共有されるので、ブロック522もディスエーブルされ、その代わりに予備偶数ブロック526にマップされる。換言すれば、両方の予備ブロックがイネーブルされる。
ここで図23を参照して、さらに別の状況が示される。ここで、活性なワード線はブロック524および525にある。欠陥ブロックはブロック523として残存し、そのためマッピングは上記のままである。しかしながらこの場合は、ブロック524における活性なワード線が欠陥ブロック523と共有されれば、この場合がそうであるように、偶数ブロック524はディスエーブルされて予備偶数ブロック526に再度マップされる。ブロック525では活性なワード線は欠陥ブロック523と共有されないので、ブロック525がイネーブルされ、予備ブロックに再度マップされない。
ここで図24を参照して、奇数ブロック521および523、偶数ブロック522および524を有し、さらに偶数予備ブロック526および奇数予備ブロック527を有して同じアレイが表わされる。ここでも、偶数ブロックがタイプAブロックであり、奇数ブロックがタイプBブロックであると仮定する。偶数ブロック522には、このブロックを欠陥ブロックにする短絡が示される。この場合、欠陥偶数ブロック522が偶数予備ブロック526にマップされる一方、欠陥ブロックと共有される、隣接した奇数ブロック521におけるワード線、および、欠陥ブロックと共有される、隣接した奇数ブロック523内のワード線が、図に示されるように、両方とも奇数予備ブロック527にマップされる。
示されるように、活性なワード線はここでもブロック522および523内にあり、ブロック522および523はブロック置換がなかったならばメインアレイにおいてイネーブルされる。欠陥ブロック522は常にディスエーブルされて予備ブロック526に再度マップされるが、活性なワード線が欠陥ブロック522と共有されない場合、ブロック523はなおイネーブルされる。ここではその場合であり、結果としてブロック523がイネーブルされ、予備ブロックには再度マップされない。
ここで図25を参照して、同じ状況が示されるが異なる活性なワード線を用いる。マッピングは上記と同じであるが、この状況では、ブロック523における活性なワード線が欠陥ブロック522と共有されるので、ブロック523もまたディスエーブルされ、その代わりに予備奇数ブロック527に代わりにマップされる。
ここで図26を参照して、さらに別の状況が示される。ここで、ブロック520および
521内に活性なワード線がある。欠陥ブロックはブロック522として残存するので、マッピングは上記のままである。しかしながら、この場合、ブロック521における活性なワード線が欠陥ブロック522と共有されれば、この場合がそうであるように、奇数ブロック521はディスエーブルされ、予備奇数ブロック527に再度マップされる。ブロック520では活性なワード線が欠陥ブロック520と共有されないので、ブロック520はイネーブルされ、予備ブロックに再度マップされない。
いくつかの実施例については、2層装置においてブロックをイネーブルするべきか否かに関する決定は、以下のように要約され得る:
1. 選択された(すなわち活性な)ワード線が欠陥ブロック内にある場合は、欠陥ブロックをディスエーブルし、その代り適切な予備ブロックに再度マップする(すなわち適切な予備ブロックをイネーブルする);
2. 選択されたワード線が欠陥ブロックに隣接したブロック内にあるが、欠陥ブロックと共有される場合は、隣接したブロックをディスエーブルし、その代り適切な予備ブロックに再度マップする(すなわち適切な予備ブロックをイネーブルする);
3. 選択されたワード線が欠陥ブロックに隣接したブロック内にあるが、欠陥ブロックと共有されない場合は、隣接したブロックをイネーブルし、予備ブロックに再度マップしない;
4. 選択されたワード線が任意の他のブロック内にある場合は、そのブロックをイネーブルする。
ここで図27を参照して、16の異なるメモリベイが各々16のメモリブロックを含んで実現される、メモリアレイ550が示される。2つの異なる64Mバイトコア、コア0およびコア1が、COREE[i]信号によって各々イネーブルされて示される。各コアはそれぞれベイ0からベイ7、および4対の予備ブロックを含み、各対はそれぞれのベイの対の1つの間に置かれ、単一のブロックを置換するよう構成される。合計256(すなわち16×16)の論理的にアドレス可能なメモリブロックが16の予備メモリブロックとともに示され、合計272の物理メモリブロックとなる。このアレイでは最大8つのブロックが置換され得るが、ベイの対ごとに1つのブロックのみである(すなわちベイにおいて障害が比較的均一に分散される場合)。
このメモリアレイ550のコンテキストにおいて、ブロック置換論理の例示的な配列が次に記載され、それは、そうでなければ4層となる装置の2層互換性を達成している。ここで図28を参照して、このような例示的な配列のブロック図が示される。図10−図12に示される配列と比較して、2層装置において2つのブロックをイネーブルするためにここで準備がなされる。1つのイネーブルされたブロックがメインアレイにあり、1つのイネーブルされたブロックが予備ブロックエリアにあり得るので、2つの異なる予備イネーブル信号が与えられる。1つは偶数ブロック用(SPBLKENA)、1つは奇数ブロック用(SPBLKENB)である。たとえば、SPBLKENAが活性化されるがSPBLKENBはされない場合、(偶数予備ブロックがイネーブルされるので)偶数メインアレイブロックがディスエーブルされるが、メインアレイにおける奇数ブロックはディスエーブルされない。
トリムビットブロック580が以前のように与えられ、障害を起こすブロックのアドレスを含む。8つの置換が可能なので、各々7ビットの8つのエントリがある。上記の表1はエントリの各ビットの目的を記載する。装置が4層装置または2層装置として実現されるか否に関係なく、各不良ブロックは同じように示される。
マッチ論理は以前に記載されたものに類似するが、ここでは予備ブロックの各対に対して1つ、そのような論理の8つのインスタンスがあり、ここでは各々が4つの出力信号を
発生する。2つは予備ブロックの左のベイ内のメモリブロックに駆動され、2つは予備ブロックの右のベイ内のメモリブロックに駆動される。マッチ論理は好ましくは予備ブロック自体の下(たとえばそうでなければセンスアンプを実現するために用いられたであろうエリア)に位置し、その結果、他の設計において必要なければブロック冗長性を取除くのが容易である。マッチ論理によって受取られるさまざまなインターフェース信号は図31に要約される。
4つの予備ブロックイネーブル出力信号(SPBLKENA_L、SPBLKENB_L、SPBLKENA_R、SPBLKENB_R)は、2つのベイ(左または右)のいずれにおいて正常なブロックを一方または両方の予備ブロックと置換する必要があるかを示す。SPBLKENA_L/R信号は偶数ブロックに進む一方で、SPBLKENB_L/R信号は奇数ブロックに進む。4つのSPBLKEN信号がすべてゼロである場合、2つのベイのいずれにおいても置換は必要ではない。以前のように、最下位行アドレスビットRAD[0]信号は、欠陥ブロック(すなわち短絡によって影響を受けたブロック)に隣接したブロックの半分を置換するときに正しいSPBLKENA/B_L/R信号を活性化することができるように用いられる。
ENABLE、RXL_BAYおよびFAIL_BLKADD[7:0]によって1つのエントリの7つのトリムビットを表示すると、SPBLKENA/B_L/Rを発生する論理は次のように記述することができる。
Figure 2008535142
メインアレイでは、SPENBLKA_L/R信号は、ハイのときに、(左か右の)ベイのすべての偶数ブロックをディスエーブルする。SPENBLKB_L/R信号は、高いときに、(左か右の)ベイのすべての奇数ブロックをディスエーブルする。この論理は、すべてのブロック内の行プリデコーダ論理において実現され得る。例示的な構成は図29に示される。
図30は、この構成のための例示的な予備ブロック制御論理を示す。それは(図12に示されるように)2つの予備ブロックイネーブル信号のみではなく、4つの予備ブロックイネーブル信号を受取るよう適合される。
いくつかの実施例では、8つの予備ブロックグループすべてにおいてメインアレイブロックをディスエーブルせずに両方の予備ブロックを活性化するために有用な試験モードが実現されてもよい。このモードは、SMI_ALLSPBLKON_TMCR=1のときに活性化され、単独でも、またはメインアレイマルチブロック選択モードとの関連で、すべての予備ブロックに対して同じ動作を平行して適用することによって、試験(たとえばストレス試験)を迅速化するようにも用いられ得る。
上記の構成のいずれかにおいてブロック冗長性をイネーブルするために、障害を起こすブロックのアドレスを用いてトリムビットがプログラムされる。マッチ論理回路ならびに予備およびメインアレイブロック制御回路は、障害を起こすブロックおよび隣接したブロックの半分2つを自動的に再度マッピングすること、および、障害を起こすブロックが、間に予備ブロックのない2つのベイ(すなわち、ベイ1/ブロック15、ベイ2/ブロック0、ベイ5/ブロック15、またはベイ6/ブロック0)の境界にある場合を除いて、(4層実現例では)1つのブロック、または(2層実現例では)2つのブロックのいずれかをイネーブルすることを受け持つ。この場合、上述のようにストライプの両方の資源がブロックを修復するために用いられてもよく、結果として、ブロック冗長性はストライプ内の単一の不良ブロックのみを置換することができる。
ここで図32を参照して、示された表は、適切なトリムビット設定と、その結果としての、さまざまな障害を起こすブロックの位置の再度のマッピングとを要約する。この表は、4層実現例および2層実現例に適する。
別の方法では4層である装置における2層互換性を達成するための別の手法は、層選択回路の半分について、隣接した列デコーダ出力の交換を利用することである。ここで図33を参照して、4つのそのような層選択回路が各列デコーダ出力に接続されている、層選択回路のグループが示される。たとえば、列デコーダ出力651は、(層0からSELB[3:0]線にビット線BL[3:0]を結合する)層選択652に結合され、(層1からSELB[7:4]線にビット線BL[3:0]を結合する)層選択653に結合され、(層0からSELB[11:8]線にビット線BL[7:4]を結合する)層選択654に結合され、かつ層選択655(層1からSELB[15:12]線にビット線BL[7:4]を結合する)に結合される。列デコーダ出力656は、(層2からSELB[3:0]線にビット線BL[7:4]を結合する)層選択657に結合され、(層3からSELB[7:4]線にビット線BL[7:4]を結合する)層選択658に結合され、(層2からSELB[11:8]線にビット線BL[3:0]を結合する)層選択659に結合され、かつ(層3からSELB[15:12]線にビット線BL[3:0]を結合する)層選択660に結合される。
4層実現例ではすべての列デコーダがイネーブルされ、一度に1つの列デコーダ出力が選択される。2層実現例では列デコーダの半分がディスエーブルされ、残りの半分のうち1つが一度に選択される。たとえば2層実現例では、列デコーダ出力651は、層0および層1の両方の(ブロックのこの側に出る)最初の8つのビット線を対応するSELB線に結合する。層2および層3は実現さえされないので、列デコーダ出力656はディスエーブルされる。次の列アドレスは列デコーダ661を選択し、それは層0および層1の両方の上の(この方向にブロックを出るもののうち)次の8つのビット線を対応するSELB線に結合する。この構成では、各メモリブロックは本質的に混合されたA/Bブロックであり、両方の予備ブロックも同様に同じ混合されたA/B構成であるが、図1に示されるようにワード線が共有されれば、このようなメモリブロックはなお奇数または偶数である。さらに、この構成では、2層装置においてさえ1つのブロックしかイネーブルされず、マッチ論理および予備ブロック制御論理は、図10−図12に関して記載されるように実現され得る。
ここで図34を参照して、別の方法では4層である装置における2層互換性を達成するための別の手法は、混合されたA/Bブロックの異なる変形例を利用する。ここで、層選択回路の同じグループが示され、4つのそのような層選択回路は、交差することはないが、各列デコーダ出力に接続される。たとえば、列デコーダ出力681は(層0からSELB線[3:0]にビット線BL[3:0]を結合する)層選択652に結合され、(層1
からSELB[7:4]線にビット線BL[3:0]を結合する)層選択653に結合され、(層2からSELB[11:8]線にビット線BL[3:0]を結合する)層選択659に結合され、(層3からSELB[15:12]線にビット線BL[3:0]を結合する)層選択660に結合される。列デコーダ出力682は、(層2からSELB[3:0]線にビット線BL[7:4]を結合する)層選択657に結合され、(層3からSELB[7:4]線にビット線BL[7:4]を結合する)層選択658に結合され、(層0からSELB[11:8]線にビット線BL[7:4]を結合する)層選択654に結合され、かつ(層1からSELB[15:12]線にビット線BL[7:4]を結合する)層選択655に結合される。
4層実現例ではすべての列デコーダがイネーブルされ、一度に1つの列デコーダ出力が選択される。しかしながら、2層実現例でもなおすべての列デコーダがイネーブルされるが、ここでは一度に2つの列デコーダが選択される。たとえば、列デコーダ出力681および682が同時に選択されて、層0および層1の両方の上の(インタリーブされていれば、ブロックを上部または下部に出るビット線のうち)最初の8つのビット線(すなわち合計16のビット線)を対応するSELB線に結合する。
この構成では、各メモリブロックは本質的に混合されたA/Bブロックであって、両方の予備ブロックも同様に同じ混合されたA/B構成になるが、図1に示されるようにワード線が共有されれば、そのようなメモリブロックはなお奇数または偶数になる。さらに、この構成では、2層装置においてさえ1つのブロックしかイネーブルされず、マッチ論理および予備ブロック制御論理が図10−図12に関して記載されるように実現され得る。さらに、2層または4層実現例について1つのブロックしかイネーブルされないので、選択されたワード線を駆動するなど、アレイにおいてさまざまなノードを駆動するインピーダンスはいずれのバージョンにおいても類似している。2つの隣接した列デコーダを同時に選択することは、ブロック内の低位列アドレスをディスエーブルすることにより達成され得る。
1対の隣接したメモリベイ間の1つ以上の予備ブロックを共有する概念は、上述の実施例に限定する必要はない。ここで図35を参照して、階層的ビット線を組み込んだメモリアレイ700が示される。予備ブロックエリア702は1つ以上の予備ブロックを含み、それは予備ブロックエリア702の上のメインアレイブロックの第1のグループ703および予備ブロックエリア702の下のメインアレイブロックの第2のグループ704によって共有され得る。予備ブロックエリア702内の予備ブロックは、メインアレイブロックエリアの1つにおけるグローバルビット線(たとえばGBL706)に予備ブロックエリア702におけるグローバルビット線(たとえばGBL707)を結合するスイッチ705、706のグループによって、2つのメインアレイブロックエリアの1つに結合される。グローバルビット線を用いる任意のメモリ構造およびアーキテクチャは、本願明細書に記載される発明の局面に従った予備ブロックを用いて実現され得る。これはたとえば、チェン・アンシン(EnーHsing Chen)らによる米国特許出願公報第US2004/0145024号「選択されないメモリセルにおけるチャネル領域のキャパシタンス上昇を組込んだNANDメモリアレイおよびその動作方法(NAND Memory Array Incorporating Capacitance Boosting of Channel Regions in Unselected Memory Cells and Method of Operation of Same)」に記載されるものを含む一定のNANDメモリ構造を含み、この出願は引用によってその全体が本願明細書に援用される。ローカルおよびグローバルビット線を用いる他のメモリ構造も予備ブロック冗長性とともに使用するために考慮される。
上記の例が示唆するように、しかしポイントを明確にすると、本願明細書に記載される、1つ以上の予備ブロックが1対のメインアレイブロック間で共有されるというブロック
冗長性技術の局面は、必ずしもメモリブロックの奇数/偶数構造を必要としない。すべてのメインアレイメモリブロックが同一であったとしてもそのような共有を有利に採用することができ、そのような場合では、単一の予備メモリブロックが利用され得る。
いくつかの実施例では、各予備ブロックエリア内に1組以上の予備ブロックが与えられてもよい。たとえば、不良ブロックを置換するためにたとえ単一の対の予備ブロックしか必要でなくとも、2対の予備ブロックがベイの対の間に含まれ得る。これは、同じベイにおいて2つの欠陥ブロックが置換されることを可能にし、または欠陥ブロックアドレスが異なる限り(予備ブロックエリアのSELB線が共有されるので)、左のベイおよび右のベイの両方において単一の欠陥ブロックが置換されることを可能にする。
上述の1対の予備ブロックが、2つの隣接したベイによって共有される(かつその間に配置される)実施例が、SELB線および他の制御線のルーティングに関して特に効率的である一方、3つ以上のベイが予備ブロックのグループを共有することも考慮される。
本願明細書に記載された、名目上4層実現例として意図された設計に2層互換性を達成するための技術は、このようなメモリ層またはメモリ面の数に限定する必要はない。たとえば、ここで教示されたものと同じまたは類似の技術を用いて8層設計が4層互換性を有することができる。同様に、2層メモリ装置は1つのメモリ層のみを用いて実現されてもよい。さらに、そのような技術はまた、そのような8層設計において2層互換性をさらに達成するため、または4層設計において1層または2層互換性を達成するために、拡張されてもよい。さらに、4層設計におけるそのような2層互換性は3次元メモリアレイを示唆する一方で、本願明細書に記載されるブロック冗長性技術は、単一のメモリ面のみを有するメモリアレイ(すなわち2Dメモリアレイ)にも等しく採用され得る。
本願明細書に開示された創造性のある局面は、単独でもまたは組合わせても用いられ得る。たとえばさまざまなブロック冗長性技術、部分層の互換性技術、その他は、単独または他の技術と組合わせて用いられてもよい。
記載された実施例には、層選択回路がすべての電位メモリ層のために形成される。各層選択回路は、関連付けられるメモリ層上のそれぞれのアレイ線をI/Oバス線の関連付けられるグループのそれぞれの線に結合するために、関連付けられるイネーブル信号に応答する。部分的な層数が実現されるとき、層選択回路のうちのいくつかは、実現されたメモリ層アレイ線(たとえばビット線)には接続されない。しかし、装置は、半導体処理シーケンスの他のマスクのいずれにも変更を加えずに製作することができる。それにもかかわらず、実現されたメモリ層上のそれぞれのアレイ線は、第2のメモリ層が実現されるか否かを問わずそれぞれのI/Oバス線に結合される。これは、層選択回路の物理的配列、および、実現されたメモリ層の実際の数に従って層選択回路を制御する装置の構成可能性に起因する。このような構成は、いくつかの実施例については、上述のように、構成メモリをプログラムすることによってもよい。いくつかの実施例については、このような構成は、任意のメモリ層の1つ以上に関連付けられる層上の機構の存在または不在によって達成され得る。
いくつかの実施例では、メモリアレイは、ワード線と、任意の1つ以上のメモリ層が実現されるか否かに依存しない構成を有するワード線デコーダとを含む。たとえば、各々が複数のワード線層にワード線セグメントを含むワード線を有する(各ワード線層は1つまたは2つのビット線層に関連付けられる)実施例が、このようなワード線デコーダ構成を用いて実現され得る。
ほとんどのメモリアレイは比較的高度な均一性を有して設計されている。たとえば、通
常すべてのビット線が同数のメモリセルを含む。別の例としては、ビット線、ワード線、アレイブロックおよびメモリ面の数までもが、デコード回路の容易さおよび効率性のために、しばしば2の累乗の数(すなわち2N)である。しかし、そのような規則性または一貫性はこの発明の実施例のいずれにも確実に必要なわけではない。たとえば、異なる層上のワード線セグメントは異なる数のメモリセルを含んでもよく、メモリアレイは3つのメモリ面を含んでもよく、最初および最後のアレイブロック内のワード線セグメントは、メモリセルまたはビット線構成とは異なる数でもよく、かつメモリアレイ設計の通常の一貫性に対する他の多くの不規則な変形のいずれであってもよい。請求項において明示的に記載さない限り、そのような通常の規則性は、本願明細書に記載の実施例中で示された場合であっても、いかなる請求項の意味としても導かれてはならない。
上部、左、下部、右などの指定はメモリアレイの4つの側面についての単に便宜的な記述用語であることが認識されるべきである。ブロックのワード線セグメントは、水平に配向されたワード線セグメントの相互に交わった(inter-digitated)2つのグループとして実現されてもよく、ブロックのビット線は、縦に配向されたビット線の相互に交わった2つのグループとして実現されてもよい。ワード線またはビット線の各それぞれのグループは、それぞれのデコーダ/ドライバ回路およびアレイの4つの側面の1つのそれぞれのセンス回路によって与えられ得る。有用な列回路は、米国特許第6,859,410号「極小レイアウトピッチを有するアレイ線のインターフェースに特に好適なツリーデコーダ構造(Tree Decoder Structure Particularly Well Suited to Interfacing Array Lines
Having Extremely Small Layout Pitch)」に述べられ、その開示は引用によってその全体が本願明細書に援用され、さらにルカ G ファソーリらによる前述の「マルチヘッドのデコーダの多重レベルを用いて高密度のメモリアレイを階層的にデコードするための装置および方法」にも述べられる。
ワード線は行線またはX線とも呼ばれ、ビット線もまた列線またはY線とも呼ばれる。ワード線およびビット線の両方はアレイ線と呼ばれてもよい。ワード線が第1のタイプのアレイ線と呼ばれる場合、ビット線は、第2のタイプのアレイ線と呼ばれてもよい(または逆でもよい)。グローバルビット線などのグローバルアレイ線もまた第1のタイプのアレイ線と呼ばれ得る。「ワード」線と「ビット」線との区別は、当業者にとっては少なくとも2つの異なる含意を有し得る。メモリアレイを読出すとき、ある開発者は、ワード線は「駆動され」、ビット線は「感知される」と仮定する。この点に関しては、X線(またはワード線)はメモリセルトランジスタのゲート端子、または、もしあれば、メモリセルスイッチ装置のスイッチ端子に接続されるとして通常考えられる。Y線(またはビット線)は、メモリセルの切替えられる端子(たとえばソース/ドレイン端子)に接続されるとして通常考えられる。第2に、メモリ組織(たとえばデータバス幅、動作中に同時に読出されるビット数など)は、2つのアレイ線の組をデータ「ワード」よりもデータ「ビット」と整合されると見ることと何らかの関連を有し得る。結果として、X線、ワード線および行線、ならびにY線、ビット線および列線という本願明細書の指定はさまざまな実施例を例示するが、限定的な意味において見てはならず、より一般的な意味で見るべきである。
本願明細書に用いられるように、ワード線(たとえばワード線セグメントを含む)およびビット線は通常は直交するアレイ線を表わし、少なくとも読出し動作中には一般にワード線が駆動され、ビット線は感知されるという当該技術に共通する仮定に従う。したがって、アレイのビット線もまたアレイのセンス線と呼ばれ得る。このような用語の使用によっては、単語構成について何ら特定の示唆が持ち込まれるべきではない。さらに、本願明細書に用いられるように、「グローバルアレイ線」(たとえばグローバルワード線、グローバルビット線)は、1つ以上のメモリブロックのアレイ線セグメントに接続するアレイ線であるが、このようなグローバルアレイ線がメモリアレイ全体にわたって、または実質
的に集積回路全体にわたって横断しなければならないと提示する特定の推論が持ち込まれるべきではない。
本願明細書に用いられる「第1のタイプのメモリブロック」は、すべてのこのような第1のタイプのメモリブロックについて特定の層選択構成が共通していることを、それもあり得るとはいえ、必ずしも暗示しない。同様に、「第2のタイプのメモリブロック」は、特定の層選択構成がすべての第2のタイプのこのようなメモリブロックについて共通していること、および、第2のタイプのブロックにおけるいかなる層構成も第1のタイプのブロックのための層構成と異なることは、それもあり得るとはいえ、必ずしも暗示しない。第1および第2のタイプのメモリブロックは、ブロックの上部(または下部)の第1のアレイ線がブロックの左または右の隣接したブロックと共有されるか否かについて参照してもよい。
本願明細書に用いられるように、受動素子メモリアレイは複数の2端子メモリセルを含み、各々は関連付けられるX線と関連付けられるY線との間に接続される。このようなメモリアレイは2次元(平面)アレイ、または2つ以上のメモリセルの面を有する3次元アレイであり得る。このような各メモリセルは、逆方向(すなわち陰極から陽極)の電流が順方向での電流より低い、非線形の導電性を有する。陽極から陰極へ、プログラムレベルより大きい電圧を印加することはメモリセルの導電性を変化させる。メモリセルがヒューズ技術を組み込んでいると導電性は減少することができ、またはメモリセルが反ヒューズ技術を組み込んでいると増加することができる。受動素子メモリアレイは必ずしも一度だけプログラム可能な(すなわち一度しか書込めない)メモリアレイではない。
このような受動素子メモリセルは、ある方向に電流を導く電流操作素子およびその状態を変更することができる別の構成素子(たとえばヒューズ、反ヒューズ、キャパシタ、抵抗素子など)を有するとして一般に見られ得る。メモリ素子のプログラミング状態は、メモリ素子が選択されているときに、電流または電圧降下を感知することによって読取ることができる。
本願明細書に記載された発明のさまざまな実施例では、さまざまなメモリセル技術が使用されるよう考慮される。適切な3次元反ヒューズメモリセル構造、構成、およびプロセスは、制限なく、以下に記載されたものを含む:ジョンソン(Jhonson)らへの「垂直に積み重ねられたフィールドプログラマブル不揮発性メモリおよびその製造方法(Vertically Stacked Field Programmable Nonvolatile Memory and Method of Fabrication)」と題された米国特許第6,034,882号、ナル(Knall)らへの「3次元メモリアレイおよびその製造方法(Three-Dimensional Memory Array and Method of Fabrication)」と題された米国特許第6,420,215号、ジョンソン(Johnson)への「垂直に積み重ねられた、フィールドプログラマブル不揮発性メモリおよびその製造方法(Vertically-Stacked, Field Programmable Nonvolatile Memory and Method of Fabrication)」と題された米国特許第6,525,953号、クリーブス(Cleeves)による「3次元メモリ(Three Dimensional Memory)」と題された米国特許出願公報番号第2004−0002184 A1号、および、ハーナー(Herner)らによる2002年12月19日に出願され、「高密度不揮発メモリを作る向上した方法(An Improved Method
for Making a High Density Nonvolatile Memory)」と題された(現在では米国特許第6,984,561号に組み込まれた)米国特許出願第10/326,470号である。列挙された開示の各々は、引用によってその全体が本願明細書に援用される。
この発明は、特に極めて密なX線またはY線ピッチ要件を有する、従来のシングルレベルメモリアレイおよびマルチレベル(すなわち3次元)メモリアレイの両方を含む、種々様々のメモリセル技術およびメモリアレイ構成とともに有利に使用するために考慮される
。一定の実施例では、ジョンソンらへの米国特許第6,034,882号およびチャン(Zhang)への米国特許第5,835,396号に記載されるように、メモリセルは半導体材料から構成されてもよい。一定の実施例では、反ヒューズメモリセルが考慮される。MRAMおよび有機受動素子アレイなどの他のタイプのメモリアレイも用いることができる。MRAM(磁気抵抗ランダムアクセスメモリ)は、磁気トンネル接合(MTJ)などの磁気メモリ素子に基づく。MRAM技術は、ピーター K ナジ(Peter K Naji)らによって、2001年IEEE国際ソリッドステート回路評議会(2001 IEEE International Solid-State Circuits Conference)、ISSCC2001/セッション7/技術動向の技術誌の要説において発行された、ISSCC2001の補遺資料、先進技術(Advanced Technologies)/7.6、2001年2月6日、94−95、404−405ページ、;「256kbの3.0Vの1T1MTJの不揮発性磁気抵抗RAM(A 256kb 3.0 V 1T1MTJ Nonvolatile Magnetoresistive RAM)」に記載される。ダイオード状の特徴的導電を有する少なくとも1つの層を含む有機材料、および電界の印加によって導電性が変化する少なくとも1つの有機材料の層を組み込んだ一定の受動素子メモリセルが用いられてもよい。グーデンセン(Gudensen)らへの米国特許第6,055,180号はそのような有機的な受動素子アレイを記載する。相変化材料および非晶質固体などの材料を含むメモリセルも用いることができる。ウォルステンホム(Wolstenholme)らへの米国特許第5,751,012号およびオブシンスキ(Ovshinsky)らへの米国特許第4,646,266号を参照されたい。それら両方は引用によって本願明細書に援用される。他の実施例では、2端末の受動素子メモリセルではなく、3端末のメモリセル、選択されたY線(またはビット線)上の2つ以上のメモリセルからの電流を合計するために選択される複数のX線(または行線)も使用され得る。このようなメモリセルは当技術において周知であるフラッシュEPROM(登録商標)およびEEPROM(登録商標)セルを含む。さらに、たとえば、トマス H.リー(Thimas H. Lee)らによる米国特許出願公報番号第2002−0028541 A1、「高密度のアレイおよび電荷蓄積装置ならびにその製造方法(Dense Arrays and Charge Storage Devices,
and Method for Making Same)」において記載されるような薄膜トランジスタ(TFT)EEPROM(登録商標)メモリセルを組込んだもの、また、シュアラインらによる特許出願公報番号第2004−0125629 A1、「直列接続されたトランジスタストリングを組込んだプログラマブルメモリアレイ構造ならびにその製造および動作方法(Programmable Memory Array Structure Incorporating Series-connected Transistor Strings and Methods for Fabrication and Operation of Same)」に記載されるようなTFT NANDメモリアレイを組込んだものなどの極めて密なX線および/またはY線ピッチ要件を有する他のメモリアレイ構成なども考慮され、これらの出願は引用によって本願明細書に援用される。
さまざまな図の中のさまざまなアレイ線の指向性は、アレイにおいて交差する線の2つのグループを容易に記載するのに便利というだけである。ワード線は通常ビット線に直交するが、それは必ずしも必要ではない。本願明細書に用いられるように、集積回路メモリアレイはモノリシック集積回路構造であって、2つ以上の集積回路装置が一緒にまたは近くに実装されるのではない。
本願明細書のブロック図はブロックを接続する単一のノードの用語を用いて記載されてもよい。にもかかわらず、コンテキストによって必要とされた時、そのような「ノード」が差分信号を伝えるための1対のノードを実際に表わし、またはいくつかの関連する信号を運ぶため、もしくはデジタルワードもしくは他のマルチビット信号を形成する複数の信号を運ぶための複数の別個のワイヤ(たとえばバス)を表わし得ることが認識されるべきである。
この開示の教示に基づいて、当業者がこの発明を容易に実行することができるであろう
ことが期待される。本願明細書に与えられるさまざまな実施例の記載は、当業者がこの発明を実行することを可能にするよう、この発明の広い洞察および詳細を与えると考えられる。にもかかわらず、明確にするために、本願明細書に記載された実現例のすべての通常の特徴が示され、記載されているわけではない。当然、そのような実際の実現例の開発においては、出願および事業に関連した制約への適合など開発者の具体的な目標を達成するために多くの実現例に特定の決定が下されなければならないことが認識されるべきであり、これらの具体的な目標は、実現例ごとに、また開発者ごとに異なるであろう。さらに、そのような開発努力は複雑であったり時間がかかったりしがちであることが認識されるが、しかしながら、この開示の利益を享受する当業者にとっては工学技術の定期的な実行となるであろう。
たとえば、各アレイまたはサブアレイ内のメモリセルの数、ワード線およびビット線プリデコーダ、デコーダ回路、ビット線感知回路のために選ばれる特定の構成、ならびにワード構成に関する決定はすべて、商業的に実行可能な製品を開発するコンテキストにおけるこの発明の実行の際に当業者が直面する工学技術上の決定に典型的なものであると考えられる。当該技術において周知なように、さまざまな行および列デコーダ回路が、アドレス信号および恐らく他の制御信号に基づいて、メモリブロックの選択および選択されたブロック内のワード線およびビット線のために実現される。にもかかわらず、たとえ単なる定期的な工学技術上の努力がこの発明の実行に必要であると考えられても、そのような工学技術上の努力は、高度な、競争力のある製品開発においてしばしば起こるように、創造性のある付加的な努力を結果として生じる。
回路および物理構造が一般に推定される一方、近代的半導体設計および製造においては、物理構造および回路は、結果としての製造された半導体集積回路におけるのと同様、続く設計、試験または製造段階で使用するのに適したコンピュータ読取可能な記述的な形式で具体化され得ることが十分認識される。したがって、従来の回路または構造に向けられた請求項は、その特定の言語と一致して、それが媒体で具体化されるか、または対応する回路および/または構造の製造、試験、もしくは設計変更を可能にする適切な読出設備と組合わされるかにかかわらず、コンピュータ読取可能なエンコードおよびその表現上で読出され得る。この発明は、すべて本願明細書に記載され、請求項に規定されたように、回路、関連する方法または動作、そのような回路を製造するための関連する方法、そのような回路および方法のコンピュータ読取可能な媒体エンコードを含むよう考慮される。本願明細書に用いられるように、コンピュータ読取可能な媒体は、少なくともディスク、テープまたは他の磁気的、光学的、半導体(たとえばフラッシュメモリカード、ROM)、もしくは電子的な媒体およびネットワーク媒体、ワイヤ線媒体、ワイヤレス媒体もしくは他の通信媒体を含む。回路のエンコードは、回路概略情報、物理的レイアウト情報、挙動シミュレーション情報、および/または回路がそれによって表現されたり通信されたりし得る他のエンコードを含んでもよい。
前述の詳細な説明は、この発明の多くの可能な実現例のうちいくつかのみを記載した。このため、この詳細な記載は、限定としてではなく例示として意図される。本願明細書に開示された実施例の変形および修正は、この発明の範囲および精神から逸脱することなく本願明細書に述べられた記載に基づいてなされ得る。この発明の範囲を規定するように意図されるのは、すべての等価物を含む以下の請求項のみである。さらに、上記に記載された実施例はさまざまな組合わせでも、単独でも、同様に用いられるよう特に考慮される。したがって、ここに記載されない他の実施例、変形、および改善がこの発明の範囲から必ずしも排除されるものではない。
メモリアレイのワード線層およびビット線層を示す上面図であって、隣接したメモリブロックによって共有される2:1でインタリーブされたワード線を示す図である。 隣接したメモリブロック間で共有されるワード線を有する受動素子メモリアレイの表示であって、アレイ欠陥が存在する状態でのメモリ動作のための例示的なバイアス条件を示す図である。 隣接したメモリブロック間で共有されるワード線を有する受動素子メモリアレイの表示であって、アレイ欠陥が存在する状態でのメモリ動作のための例示的なバイアス条件を示す図である。 欠陥メモリブロックおよび隣接したブロックの部分から1対の予備メモリブロックへのマッピングを示す、メモリアレイのブロック図である。 欠陥メモリブロックおよび隣接したブロック部分の1対の予備メモリブロックへのマッピングを示す、メモリアレイのブロック図である。 2つのメモリベイ間に配置された1対の予備メモリブロックを含むメモリアレイのブロック図である。 4対の予備メモリブロックを含むメモリアレイのブロック図であって、各々がメモリベイのそれぞれの対の間に配置された図である。 欠陥メモリブロックが予備ブロックであるときの有用なマッピングを示す、メモリアレイのブロック図である。 ブロック冗長性を実現するための例示的な制御回路のブロック図である。 メモリアレイブロック図に重ね合わされた、ブロック冗長性を実現するための例示的な制御回路のブロック図である。 例示的なメインアレイ制御回路のブロック図である。 例示的な予備ブロック制御回路のブロック図である。 欠陥メモリブロックがメモリベイの境界に隣接しているときに有用なマッピングを示す、例示的なメモリアレイのブロック図である。 有用なメモリアレイ構成の3次元表示である。 図14に示されたアレイの実施例の断面図である。 特定の層選択構成を示す例示的なアレイのブロック図である。 特定の層選択構成を示す例示的なアレイのブロック図である。 特定の層選択構成を示す例示的なアレイのブロック図である。 特定の層選択構成を示す例示的なアレイのブロック図である。 特定の層選択構成を示す例示的なアレイのブロック図である。 部分層の互換性を有する装置のための特定の層選択構成を示す例示的なアレイのブロック図である。 部分層の互換性を有する装置のための特定の層選択構成を示す例示的なアレイのブロック図である。 特定のメモリブロックが欠陥であるときの例示的なマッピングおよびメモリブロックのイネーブルを示す、部分層のメモリアレイのブロック図である。 特定のメモリブロックが欠陥であるときの例示的なマッピングおよびメモリブロックのイネーブルを示す、部分層のメモリアレイのブロック図である。 特定のメモリブロックが欠陥であるときの例示的なマッピングおよびメモリブロックのイネーブルを示す、部分層のメモリアレイのブロック図である。 特定のメモリブロックが欠陥であるときの例示的なマッピングおよびメモリブロックのイネーブルを示す、部分層のメモリアレイのブロック図である。 特定のメモリブロックが欠陥であるときの例示的なマッピングおよびメモリブロックのイネーブルを示す、部分層のメモリアレイのブロック図である。 特定のメモリブロックが欠陥であるときの例示的なマッピングおよびメモリブロックのイネーブルを示す、部分層のメモリアレイのブロック図である。 8対の予備メモリブロックを有するメモリアレイのブロック図であって、各々がメモリベイのそれぞれの対によって共有され、その間に配置された図である。 8対の予備メモリブロックを有するメモリアレイのブロック図であって、各々がメモリベイのそれぞれの対によって共有され、その間に配置された図である。 メモリアレイブロック図に重ね合わされた、ブロック冗長性を実現するための例示的な制御回路のブロック図である。 例示的なメインアレイ制御回路のブロック図である。 例示的な予備ブロック制御回路のブロック図である。 例示的な制御回路への入力信号の表である。 さまざまな欠陥メモリブロックに対するトリムビット値の表である。 さまざまな欠陥メモリブロックに対するトリムビット値の表である。 部分層の互換性を実現するのに有用な層選択ブロック図である。 部分層の互換性を実現するのに有用な層選択ブロック図である。 共有される予備メモリブロックの例示的な実施例のブロック図である。

Claims (36)

  1. 集積回路メモリアレイにおいてブロック冗長性を実現するための方法であって、前記方法は、
    第1のタイプの欠陥ブロックのアレイ線を同じタイプの予備ブロックにマップするステップと、
    欠陥ブロックのアレイ線と共有される、第1の隣接したブロックのアレイ線と、欠陥ブロックのアレイ線と共有される、第2の隣接したブロックのアレイ線とを、第2のタイプの第2の予備ブロックにマップして、それにより欠陥ブロックおよび両方の隣接したブロックの部分を2つの予備ブロックのみにマップするステップとを含む、方法。
  2. 前述のアレイ線は第1のタイプのアレイ線を含み、メモリブロックは第1のタイプのアレイ線にほぼ直交する第2のタイプのアレイ線をさらに含み、前記方法はさらに、
    動作モード中に1つ以上のメモリブロックをイネーブルするステップを含み、前記イネーブルするステップは、異なるバイアスレベルにおいて、第1のタイプの選択されないアレイ線をバイアスし、第2のタイプの選択されないアレイ線をバイアスするステップを含む、請求項1に記載の方法。
  3. メモリアレイは、メモリセルの2つ以上の面を有する3次元メモリアレイを含む、請求項1に記載の方法。
  4. 前述のアレイ線はワード線を含み、各ワード線は少なくとも2つのワード線層の各々にワード線セグメントを含む、請求項3に記載の方法。
  5. 第1の列選択信号がイネーブルされると、メモリ面の第1のグループからのビット線を第1のグループのそれぞれのバス線にそれぞれ結合し、メモリ面の第2のグループからのビット線を、実現されるならば、第2のグループのそれぞれのバス線にそれぞれ結合するステップと、
    第2の列選択信号がイネーブルされると、メモリ面の第2のグループからのビット線を、実現されるならば、第1のグループのそれぞれのバス線に結合し、メモリ面の第1のグループからのビット線を第2のグループのそれぞれのバス線にそれぞれ結合するステップとをさらに含む、請求項4に記載の方法。
  6. メモリ面の両方のグループが実現されるメモリアレイにおいて第1および第2の列選択信号を個々にイネーブルするステップと、
    メモリ面の第1のグループのみが実現されるメモリアレイにおいて第1および第2の列選択信号を同時にイネーブルするステップとをさらに含む、請求項5に記載の方法。
  7. 同時にイネーブルされた第1および第2の列選択信号は隣接したメモリブロックに関連付けられる、請求項6に記載の方法。
  8. 第1および第2のタイプの予備ブロックは、第1の複数の正規のメモリブロックおよび第2の複数の正規のメモリブロックの間に配置される、請求項1に記載の方法。
  9. 予備メモリブロックに関連付けられる複数のバス線を、第1の複数の正規のメモリブロックまたは欠陥ブロックを含む第2の複数の正規のメモリブロックに関連付けられる対応する複数のバス線に結合するステップをさらに含む、請求項8に記載の方法。
  10. 前述のアレイ線はワード線を含む、請求項1に記載の方法。
  11. 選択されたワード線がそうでなければ欠陥メモリブロック内にあるとき、欠陥メモリアレイがマップされている予備メモリブロックをイネーブルするステップをさらに含む、請求項10に記載の方法。
  12. 選択されたワード線が前記隣接した非予備メモリブロックにあり、欠陥メモリブロック内のワード線と共有されないとき、隣接した非予備メモリブロックの1つをイネーブルするステップをさらに含む、請求項10に記載の方法。
  13. 選択されたワード線がそうでなければ隣接した非予備メモリブロックの1つにあり、欠陥メモリブロック内のワード線と共有されるとき、隣接した非予備メモリブロックがマップされている予備メモリブロックをイネーブルするステップをさらに含む、請求項10に記載の方法。
  14. 第1および第2のタイプのメモリブロックを交互に有するメモリアレイを含み、各メモリブロックは隣接したメモリブロックのそれぞれのアレイ線と共有されるそれぞれのアレイ線を含み、さらに
    欠陥ブロックに対応するアドレスに応答して、1つのタイプの欠陥ブロックのアレイ線を同じタイプの予備ブロックにマップするため、かつさらに、欠陥ブロックのアレイ線と共有される、第1の隣接したブロックのアレイ線と、欠陥ブロックのアレイ線と共有される、第2の隣接したブロックのアレイ線とを、他方のタイプの第2の予備ブロックにマップし、それにより欠陥ブロックおよび両方の隣接したブロックの部分を2つの予備ブロックのみにマップするためのマップ回路を含む、集積回路。
  15. 前述のアレイ線は第1のタイプのアレイ線を含み、
    メモリブロックは第1のタイプのアレイ線にほぼ直交する第2のタイプのアレイ線をさらに含み、
    メモリブロックは、イネーブルされたメモリブロックで異なるバイアスレベルにおいて第1のタイプの選択されないアレイ線と第2のタイプの選択されないアレイ線とをバイアスするためのバイアス回路をさらに含む、請求項14に記載の集積回路。
  16. 隣接したメモリブロックの間で共有されるアレイ線はワード線を含む、請求項14に記載の集積回路。
  17. 第1および第2のタイプの予備ブロックは第1の複数の正規のメモリブロックと第2の複数の正規のメモリブロックとの間に配置される、請求項14に記載の集積回路。
  18. メモリアレイはメモリセルの2つ以上の面を有する3次元メモリアレイを含む、請求項14に記載の集積回路。
  19. 前述のアレイ線はワード線を含み、各ワード線は少なくとも2つのワード線層の各々にワード線セグメントを含む、請求項18に記載の集積回路。
  20. メモリアレイはさらに、
    メモリ面からの1つ以上のビット線をそれぞれ、実現されるならば、複数のバス線のそれぞれに結合するための、複数の層選択回路を含み、各々は関連付けられる列選択信号に応答する、請求項18に記載の集積回路。
  21. 複数の層選択回路は第1のタイプの層選択回路および第2のタイプの層選択回路を含み、
    第1のタイプの層選択回路はそれぞれ、第1のメモリ面からのビット線を第1のグルー
    プのそれぞれのバス線に結合するよう配置され、
    第2のタイプの列選択回路はそれぞれ、第1のメモリ面からのビット線を第2のグループのそれぞれのバス線に結合するよう配置される、請求項20に記載の集積回路。
  22. 各メモリブロックは、単一の列選択信号に応答して第1および第2のタイプの層選択回路を含む、請求項21に記載の集積回路。
  23. 各メモリブロックは、第1または第2のタイプのいずれかの層選択回路を含む、請求項21に記載の集積回路。
  24. 第1のタイプのメモリブロックは第1のタイプの層選択回路を含むが第2のタイプは含まず、
    第2のタイプのメモリブロックは第2のタイプの層選択回路を含むが第1のタイプは含まない、請求項23に記載の集積回路。
  25. 第3のタイプの層選択回路は、第2のメモリ面からのビット線を、実現されるならば、第2のグループのそれぞれのバス線にそれぞれ結合するよう配置され、
    第4のタイプの層選択回路は、第2のメモリ面からのビット線をそれぞれ、実現されるならば、第1のグループのそれぞれのバス線に結合するよう配置される、請求項21に記載の集積回路。
  26. 第1のタイプの層選択回路を含む各ブロックは第3のタイプの対応する層選択回路をも含み、両方とも同じ列選択信号に応答し、
    第2のタイプの層選択回路を含む各ブロックは第4のタイプの対応する層選択回路をも含み、両方とも同じ列選択信号に応答する、請求項25に記載の集積回路。
  27. 第1および第2のメモリ面の両方が実現されるメモリアレイにおいては、第1および第3のタイプの層選択回路または第2および第4のタイプの層選択回路のいずれかに関連付けられる列選択信号を1つだけ同時に選択するよう構成され、第2のメモリ面が実現されないメモリアレイにおいては、列選択信号の一方は第1および第3のタイプの層選択回路と関連付けられ、列選択信号の他方は第2および第4のタイプの層選択回路と関連付けられるような2つの列選択信号を同時に選択するよう構成される列選択回路をさらに含む、請求項26に記載の集積回路。
  28. 第1のタイプのメモリブロックは、メモリ面の第1のグループからのそれぞれのビット線を第1のグループのそれぞれのバス線に結合するよう、かつメモリ面の第2のグループからのそれぞれのビット線を、実現されるならば、第2のグループのそれぞれのバス線に結合するよう構成された列および層選択回路を含み、
    第2のタイプのメモリブロックは、メモリ面の第2のグループからのビット線を、実現されるならば、第1のグループのそれぞれのバス線に結合するよう、かつメモリ面の第1のグループからのそれぞれのビット線を第2のグループのそれぞれのバス線に結合するよう構成された列および層選択回路を含む、請求項18に記載の集積回路。
  29. 前述の複数のバス線は第1の複数の非予備メモリブロックに関連付けられ、
    前記メモリアレイは第2の複数の非予備メモリブロックに関連付けられる第2の複数のバス線をさらに含み、
    前記メモリアレイは予備メモリブロックに関連付けられる第3の複数のバス線をさらに含み、
    第1の複数のバス線結合回路は前記第3の複数のバス線を第1の複数のバス線にそれぞれ結合し、
    第2の複数のバス線結合回路は前記第3の複数のバス線を第2の複数のバス線にそれぞれ結合する、請求項28に記載の集積回路。
  30. 第1および第2のタイプの予備ブロックは、第1および第2のタイプの第1の複数のメモリブロックの対、および、第1および第2のタイプの第2の複数のメモリブロックの対の間に配置される、請求項29に記載の集積回路。
  31. 集積回路をエンコードするコンピュータ読取可能な媒体であって、前記集積回路は請求項14に記載される、コンピュータ読取可能な媒体。
  32. メモリアレイと、
    メモリアレイの第1の部分と関連付けられる第1のタイプの第1の複数の線と、
    メモリアレイの第2の部分と関連付けられる第1のタイプの第2の複数の線と、
    メモリアレイの予備部分と関連付けられる第1のタイプの第3の複数の線とを含み、
    前記第3の複数の線は、メモリアレイの前記予備部分が利用されるとき第1または第2の複数の線のいずれかにそれぞれ結合され、メモリアレイの前記予備部分が利用されないときは第1または第2の複数の線のいずれにも結合されない、集積回路。
  33. 複数の線は読取モード中に出力センスバス線を含む、請求項32に記載の集積回路。
  34. 複数の線はグローバルアレイ線を含む、請求項32に記載の集積回路。
  35. 第1および第2の部分は各々それぞれの複数の非予備メモリブロックを含み、
    予備部分は少なくとも1つの予備メモリブロックを含む、請求項32に記載の集積回路。
  36. 予備部分はメモリアレイの第1の部分と第2の部分との間に配置される、請求項35に記載の集積回路。
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