JP2008531392A - 補強されたシール用、トリミング用又は案内用のストリップ - Google Patents

補強されたシール用、トリミング用又は案内用のストリップ Download PDF

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Abstract

車両のドア(5)の窓枠(1)に装着するための継ぎ目無しシール用ストリップ1が開示されている。このシール用ストリップには、スロットの形成されたキャリアが埋設されている。キャリアは、鋭い角部が存在するLとMの領域が引き伸ばして曲げられ(又は他のやり方で処理され)、当該領域のストリップ(1)の剛性が高められる。これら両領域の間の位置(O)では、キャリアは、比較的剛性が低く、比較的容易に伸張及び/又は圧縮できるように作られている。ストリップ(1)は、比較的剛性の高い鋭い角領域LとMのおかげで、ドアフレーム(3)に簡単に装着することができる。両角領域の間の比較的剛性の低い領域(O)は、異なるドアフレーム(3)の間の寸法のばらつきを吸収することができる。ストリップ(1)の可撓性材料の窪みが、キャリアのスロットの場所に対応する位置で目に見えることを避ける(即ち、キャリア透かし読みを回避する)のための手法も開示されている。キャリアに選択的にスリットを形成する方法と装置も開示されている。
【選択図】図5

Description

本発明は、補強材を有するシール用、トリミング用又は案内用のストリップ、特に、可撓性材料を備えており且つ該可撓性材料に補強部材が少なくとも部分的に埋設されている、その様なストリップに関する。ストリップは、例えば、車両ドアの窓枠内で窓ガラスの周囲をシールし支持するため、及び/又は車体のドア開口部とドアとの間をシールするためのものである。本発明は、更に、可撓性ストリップの補強材を製造するための方法と装置に関する。しかしながら、本発明の方法又は装置により作られる補強材は、他の用途に使用することもできる。
車両ドアのドアフレームに取り付けられる可動窓ガラスの周囲をシールするため、及びドアのフレームと車体のドア開口部との間をシールするために、可撓性材料で形成されたシール用、トリミング用又は案内用のストリップを使用することが知られている。そのようなストリップの可撓性材料の中に補強部材、即ち「キャリア」、を埋め込むことも知られている。そのようなキャリア用補強部材は、通常、ストリップの、ドアフレーム又は車体のフランジを把持するように受け入れるための溝を形成した部分に埋め込まれる。溝に補強部材又はキャリアが存在することにより、フレーム又は車体のフランジに対してストリップがより確実に位置決めされる。
既知のキャリアの一例が、欧州特許第EP−A−0473283号(「SRキャリア」、GDX−6340)に記載されている。この刊行物に開示されているストリップでは、フランジ受け入れ溝の基部と側壁にキャリアが埋設されている。キャリアには複数のスロットが形成されており、これにより可撓性ストリップを曲げることができる。キャリアを組み込んだ可撓性ストリップを曲げたとき、その向かい合った側壁の間のキャリアに一定量の歪が生じ、これにより、キャリアに半剛性が付与される。キャリアの剛性は、窓枠の鋭角の隅部にストリップを適切に配置することが容易になるほど十分ではない。さらに、ストリップの剛性は、ストリップを窓枠に装着するときの取り扱いが容易になるほど十分でない場合もある。
上記の問題を解決するために、可撓性を有する材料の中に中実のアルミニウム製補強部材又はキャリアを埋設した、シール用、トリミング用又は案内用のストリップを形成することが提案されている。しかし、その様なストリップは、中実のアルミニウム製部材であるために、車両の製造又は組立構造の多様性、即ち、異なるドアフレーム間の寸法の差、に対応できない。また、その様なストリップは製造に費用が掛かる。
本発明の第1の態様によれば、フレームの開口部の周囲をシールするためのシール用、トリミング用又は案内用のストリップであって、前記ストリップは可撓性材料と、前記可撓性材料に少なくとも部分的に埋設されている補強部材とを有しており、前記補強部材は、一連の開口を有しており且つ前記補強部材の剛性がストリップの各部分で選択的に変えることができるように配置されている、ストリップが提供されている。
本発明の第2の態様によれば、フレームの開口部の周囲をシールするためのシール用、トリミング用又は案内用のストリップを形成する方法であって、補強部材を、ストリップを形成する可撓性材料に少なくとも部分的に埋設する工程を備え、前記補強部材は、一連の開口を有しており、前記補強部材は、補強部材の剛性がストリップの各部分で選択的に変えることができるように配置されている、ストリップを形成する方法が提供されている。
本発明の第3の態様によれば、可撓性ストリップ用の長手方向に延びる補強材を製造するための装置が提供されており、この装置は、間に挟み込み部を持たせた一対の回転加工部材と、前記挟み込み部を通る作業経路を形成する手段と、長手方向に延びるブランク材を経路に沿って供給する手段とを備えており、前記回転式加工部材のうちの少なくとも第1の部材には、該第1の部材の外周の第1部分にのみ沿って且つ前記経路と整合してカッター手段が設けられ、これにより、ブランク材がカッター手段と係合しながら挟み込み部を通過する際に切り込み作業が行われるようになっており、第1の回転式加工部材の外周の残りの第2部分にはカッター手段は配置されておらず、これに対応する、前記回転式加工部材のうち第2の部材の外周の第2部分にカッター手段が配置されておらず、これにより、回転式加工部材の外周の前記第2部分ではブランク材に対する切り込み作業は行われない。
本発明の第4の態様によれば、シール用、トリミング用又は案内用ストリップの長手方向に延びる金属製のキャリアを製造する装置が提供される。キャリアは、スロットが形成された、長手方向に延びて比較的可撓性を有する複数の領域を有し、これらの領域は、長手方向に延びて比較的剛性を有しスロットが形成されていない複数の領域によって互いに分離される。この装置は、長手方向に延びる作業経路を形成する手段と;作業経路と同じ幅を有する、長手方向に延びる金属ブランク材を、作業経路に沿って供給するための供給手段と;前記経路を幅方向に横切って延びる平行な軸の周りに互いに接触しながら逆方向に回転する一対の回転式カッターであって、作業通路が2つの回転式カッターの間の挟み込み部を通過するように回転する一対の回転式カッターとを備え、前記回転式カッターの各々は、軸方向の幅が前記経路の幅よりも大きく、各回転式カッターは、カッターの外周の一部にのみ沿って延びる第1表面部分と、カッターの残りの外周部分に亘って延びる第2表面部分とを有しており、前記第1表面部分は、カッターの軸方向に延び且つ前記第1表面部分の周縁範囲に亘って互いに離間して配置される切刃を有しており、各切刃は、作業経路の幅の一部のみに亘って延びており、これにより切刃は、挟み込み部で互いに係合する際に、作業経路内の金属ブランク材を貫通してスリットを形成し、前記第2表面部分は、第2表面部分のどの部分がカッターの挟み込み部に在っても、ブランク材には切り込みが入らないように、切刃を有しておらず、前記装置は、さらに、ブランク材を引き伸ばしてスリットをスロットに変化させる伸張手段と;ブランク材を溝の形状に形成する手段と、を備えている。
本発明の第5の態様によれば、可撓性ストリップに組み込むための補強材を製造する方法が提供される。補強材は、長手方向に交互に配置される比較的可撓性を有する領域と比較的剛性を有する領域とを備える。この方法は、長手方向のブランク材を、このブランク材と同一幅を有し且つ2つの回転式カッター部材の挟み込み部を通過する作業経路に沿って供給する工程であって、前記回転式カッター部材は、各回転式カッターの外周の第1表面部分のみに沿って所定の間隔で位置決めされている切刃を有しており、挟み込み部に在るときの切刃は、ブランク材の幅方向の一部分のみに亘って延びる切り込みを形成し、これにより、補強材の前記比較的可撓性を有する領域が形成され、各回転式カッターは、その外周の残りの部分に相当する第2表面部分が挟み込み部に在るときブランク材に切り込みが入らないように、第2表面部分において切刃を有しておらず、これによりブランク材の前記比較的剛性を有する領域が形成される、工程と;ブランク材の前記比較的剛性を有する領域の長さを調整するように回転式カッターの角度位置に対してブランク材の位置を調整する工程と、を含んでいる。
シールシステムの分野では、この様な補強部材は一般に「キャリア」と呼ばれている。
本発明をより深い理解のために、以下、添付図面を参照しながら、一例として実施形態を説明する。
各図を通して、同様の要素には概ね同一符号を付して示している。
図1は、自動車の車体構造に使用されるシール用ストリップ10を示している。このシール用ストリップは、溝形(channel−shaped)の把持部分12と柔軟な管状シール部分14を備えている。
把持部分12は、補強用の金属製のキャリア(carrier)18が埋設されている押出成形ゴム又はプラスチック材16を備えている。金属製のキャリア18は、略U字型であり、クロスヘッド押出成形機を使用して、押出成形材料16に組み込まれる。
押出成形材料16は、内側に向いた把持リップ20を提供するように押出成形される。
管状のシール部分14は、発泡ゴム又はスポンジゴムで形成するのが有利である。これは、別に製造して、後で把持部分12に接着固定してもよい。代わりに、材料16と同時に押出成形してもよい。
使用時、シール用ストリップ10は、自動車の車体のドア開口部の周囲に防水シールを提供するのに使用される。例えば、シール用ストリップは、把持部分12によってドア開口部の周囲に取り付けられるが、把持部分は、ドア開口部を囲み且つ内側及び外側の車体パネルがドア開口部で一体に溶接される箇所に形成されているフランジを、包み込むように把持する。把持部分12は、シール部分14がドア開口部の周りに延びて、閉じるドアに接触し且つそのドアで部分的に圧縮されて、耐候性シールを提供するように位置決めされるよう、シール用ストリップ10を支持する。
シール用ストリップが荷物室開口部の周りに取り付けられるような或る特定の場合には、シール部分14は、把持部分の側壁の一方に沿って取り付けられるのではなく、把持部分の溝の、反転した基部の外側に取り付けられてもよい。シール部分は、こうして、荷物室を閉じる蓋部が接触して、それにより部分的に圧縮されるように配置されている。
把持リップ20は、把持部分12をフランジにしっかり保持する働きをする。把持リップ20は、材料の残り部分よりも柔軟になるように(押出成形材料16の残り部分と同時に)押出成形されるのが有利である。というのもこうすれば把持力が増すことが分かっているからである。
金属製のキャリア18は、把持部分12をフランジ上の所定の位置に保持するのを支援する補強と弾性を提供する。
図2は、車体のドア開口部22と、図1のシール用ストリップ10が嵌着されるフランジ24を示している。シール用ストリップ10は、長さ方向に連続している状態で提供され、組立工がそれを手作業で、又は適した工具の助けを借りてフランジ24に取り付け、次いで所定の長さに切り取る。しかしながら、多くの場合、シール用ストリップ10は、図2に示すように、事前に成形された閉じた輪26の形態で車両製造業者に提供されるのが有利である。その場合、シール用ストリップの閉じた輪26は、屈曲又は角部28がフランジ24の屈曲又は角部に一致する位置にくるように成形されているのが有利である。シール用ストリップの閉じた輪26は、その後、手作業又は適した手工具又はロボットを使用して、単一部品としてフランジ24上の所定位置に嵌着することができる。
図3は、金属製のキャリア18が採り得る一つの形態を示している。図示のように、キャリアは、溝形状をしており、異なる2つの型式のスロット30と32が設けられている。各スロット30は、溝の開口に沿って延びている縁部の一方から溝の反転した基部の或る点まで延びている。各スロット32は、溝の基部を横断し、溝の各側部に途中まで入り込むように延びている。スロット30と32は、溝の長さに沿って交互に配置されている。スロット30は、(図では見えないが)溝の反対側の側壁にも設けられている。スロット30と32は、こうして、キャリアを比較的可撓性のあるものにする。
スロット30と32は、金属切断加工で、下に詳しく説明するやり方で製作される。
図3に示すように、キャリアは、長さの或る部分(領域A)に沿ってスロット30と32を欠いており、従ってそのままの金属製溝の形態を有している。キャリアは、この部分においては比較的剛性がある。而して、シール用ストリップが図2に示す様に閉じた輪26の形態を採る場合、金属製のキャリアは、屈曲部28(図2)に対応するキャリアの長さの部分では、スロット30と32で作り出される比較的可撓性を有する形態(図3の領域B)を有しているのが有利であり、一方、屈曲部28同士の間の長さの部分においては、金属製のキャリアはスロットの無いそのままの形態(図3の領域A)であるのが有利である。これにより、ストリップは、屈曲部28に適応することができ、従ってフランジ24(図2)の対応する屈曲部に追従できるだけの可撓性を有し、一方で、シール用ストリップの屈曲部28同士の間の領域は、比較的剛性がある。この様な構造は、シール用ストリップの取り扱いを容易にし、特にロボットによる装着の場合に有利である。
別のやり方では、キャリアは、屈曲部28が存在している箇所はもっと剛性を高くし、他の箇所は剛性を低くするのが望ましい場合もある。剛性を制御するため、キャリアの異なる区域に異なるスリットのパターンを形成することができる。キャリアには、スリットの無い領域が無くてもよい。
これより説明する方法と装置を使えば、比較的可撓性のある、スロットが開けられた領域Bと、そのままの、即ち、スロットが開けられていない領域Aとを有する、図3に示す形態の金属製のキャリアを作ることができる。
金属製のキャリアは、図4に示す平らな金属ブランク材40から作られる。
加工の最初の段階は、ブランク材40の金属に細いスリットを入れることである。スリットは、ブランク材40の領域B(スロットが開けられた領域、図4参照)が形成される部分に入れられる。図5に示すように、スリットには2つの形態がある。而して、それぞれがブランク材の一方の限界縁からその幅の途中まで延びる複数のスリット42があり、そして、それぞれがブランク材の幅の中央部分を横切って延びる複数のスリット44がある。ブランク材40のそのまま又はスロットが開けられていない領域A(図3参照)を作り出す領域には、スリットは形成されない。
次いで、スリットの入ったブランク材40に、長手方向に金属を引き伸ばす加工が実施されるが、この加工には、スリットをスロットに、即ち図3に示すスロット30と32から成るスロットに拡張する効果がある。スリット42はスロット30を形成し、スリット44はスロット32を形成する。ブランク材は更に溝形状に曲げられる。この伸張加工は、ブランク材を長手方向に進めて2つの平坦(plain)ローラーの挟み込み部(bight)を通過させるという形態を採るが、両ローラーは、ブランク材に沿って長手方向に、但しその幅の一部のみに亘って延びている1つ又は複数の経路(path)に接しており、例えば、その限界縁に沿って延びる2つのその様な経路があってよい。それらローラーは、ブランク材の金属をこれら長手方向の経路に沿って圧縮し、材料を薄くするので、ブランク材を引き伸ばしてスリット42、44をスロット30、32に拡張する効果がある。代わりに、或る特定の状況下では、スリット42、44を設けた後に、スリットの入った金属ブランク材を溝形状に曲げることで、スリットをスロットに拡張する効果がある。
キャリアは、この様にして製作され、溝形状に曲げられた後、クロスヘッド押出成形機に送り込まれることができる。成形機は、適した型を使って、材料16(図1参照)をキャリア上に押し出す。
図5、図6、図7は、図3のスリットを入れたブランク材を製作する一つのやり方を示している。
スリット42、44は、ブランク材40を2つの回転式カッター50、52の挟み込み部に通すことにより形成される。これら回転式カッターは、回転式カッター50、52それぞれの周囲の主要部分に一連の切刃56、58を配置して形成されている。2つの回転式カッター上の切刃56、58は、カッターが適したモーター(図示せず)で回転され回る際に互いに係合する。ブランク材が2つの回転式カッターの挟み込み部を(矢印Xの方向に)通過する際、切刃56、58は、ブランク材の金属を切り貫き、スリット42、44を形成する。切刃56は、スリット42を形成し、一方、切刃58はスリット44を形成する。
しかしながら、図5、図6、図7は、回転式カッター50と52それぞれの上のブランク部分60と62に亘り、回転式カッターがどの様に切刃56、58を欠いているかを示している。ブランク部分60、62では、各カッターの幅の中央部分は、金属ブランク材40の幅よりもわずかに幅広で、滑らかであり、一連の歯64、66が、回転式カッターのそれぞれの幅の外側領域に沿って設けられている。歯64、66には、ブランク部分60、62を互いにわずかな距離だけ離す効果がある。従って、ブランク部分60、62が、図5に示すように2つのローラーの挟み込み部で互いに整列すると、歯56、58が無い「トンネル」又は隙間が形成される。而して、ブランク材40にはスリット42、44が入らない。ブランク材40のスリットが入らない部分は、こうして、図3のスリットが入っていない領域Aに対応して形成される。
歯60、64のピッチは、実際はカッター56、58のピッチの二倍である。例えば、回転式カッター50、52には、最初は、各回転式カッターの表面の全周、全幅に亘って延びる歯60、64に対応する歯が形成されてよい。次いで、歯は機械加工により取り除かれ、ブランク領域60、62が形成され、各回転式カッターの周囲の残り部分では、歯は必要に応じて機械加工されて切刃56、58に形成される。
ブランク材のスリットの入っていない部分の長さは、様々なやり方で調整することができる。
例えば、スリットの無い部分60、62が共に回転式カッター50、52の挟み込み部に来たときに、2つのカッターの回転を停止させることができる。こうすると、ブランク材を、スリットの無い領域Aの要求されている長さに従って所望の分だけ「トンネル」を通して引くことができる。その後、カッター50、52を再度回転させることができる。スリットの無い領域Aの比較的短い長さが要求されている場合、これは、ブランク材40がその通常の速度でトンネルを通過する間回転式カッターの回転を継続させたままにしておくことで実現することができる。スリットの無い領域Aの長さは、ブランク材の長手方向の運動の速度を落とすか中断することにより、或いは恐らくは、カッター50、52の回転速度を一時的に加速することにより、更に短くすることができる。
図8に示すように、例えば、このシステムは、モーター69により駆動されるローラー67、68を採用することができ、モーター69は、ブランク材40をその経路に沿って引き、モーター70により駆動されるカッター50、52の挟み込み部を通す。センサー71は、ブランク材40の瞬間長手方向位置を感知する役目を果たす。マイクロプロセッサの様な制御装置72は、モーター69と70から信号を受信して、ローラー67、68及びカッター50、52の速度と、後者の瞬間角度位置を感知し、更にセンサー68からも信号を受信する。これにより、制御装置は、ローラー67、68とカッター50、52の速度を調整して、確実に、ブランク材が正しい長手方向位置に所望の長さの領域Aと領域Bを備えて製作されるようにする。
カッター50、52が取り得る変更された形式を、図9及び図10に示している。この場合、回転式カッター50、52のブランク領域60、62は、テーパー部分60Aと60B及び62Aと62Bを有している。これらテーパー部分の効果は、ブランク材40に作り出されるスリット42、44の長さを、スリット領域Bとスリットの無い領域Aの間の移行部分で変更することである。スリット42と44が領域Bに亘って一定の形状を有している図5、図6、図7に示す回転式カッターの形態では、スリット領域Bとスリットの無い領域Aとの各接合部で、ブランク材40が鋭く曲がるか捩れる傾向がある。図9及び図10に示す回転式カッター50と52の変更された形態のテーパー部分60A、60B、及び62A、62Bにより形成される移行領域C(図9参照)はこの問題を回避する。
上記問題を回避するための別のやり方を、図11と図12の変更された回転式カッターに示している。この場合、ブランク部分60と62の両端に直接隣接している切刃56の長さは、各回転式カッターの外周の大部分におけるそれらの長さに比較すると短くなっている。図12に示すように、ブランク部分60の端に直接隣接する切刃56は、長さが非常に短く、これに続く切刃は、徐々に長さが大きくなり、最終的には完全な正規の長さになっている。カッター52の切刃58も、同じように配設されている。この効果は、各スリット領域Bと次のスリットの無い領域Aの間の移行領域C(図11参照)に、長さが徐々に小さくなっていくスリット42を形成することである。やはり、この移行領域Cは、完成したブランク材が移行箇所で鋭く曲がったり捩れたりする傾向を防止するのに役立つ。
これより、本発明の第2の実施形態を説明する。
最初に図13と図14を参照すると、本実施形態のシール用、トリミング用又は案内用のストリップ101は、車両ドア105の窓枠103に嵌着するためのものである。窓枠103は、窓ガラスで閉じられる開口107を画定している。従来様式では、窓ガラスはドア内を上下に摺動する。図13に示すドア105は、車両の前客室ドアである(が、本発明は、車両の後客室ドア又はフレームを有する他の構造に装着するためのシール用ストリップにも等しく適用可能である)。図13には、ドア105の内側パネル109しか示していない。完成したドア105は、内側パネル109上に外嵌してスポット溶接される(又は他の手段で取り付けられる)外側パネルも備えている。外側パネルは、車両の外側から見える。
ストリップ101は、車両のB-ピラーBに沿って延びる第1部分101Aと、車両のルーフラインRに沿って延びる第2部分101Bと、車両のA-ピラーAに沿って部分的に延びる第3部分101Cを含んでいる。部分101Cは、A-ピラーに沿って点Lまで延び、その後、垂直下向きに延びている。
ストリップ101Aと101Cの部分は、窓ガラスがドア105の中に下がるときにこれを案内するため、開口部107の下方に延びている。部分101Aと101Cの延長部には、内側ドアパネル109に対して延長部を位置決めするため、剛性を有する取り付け形状物111がモールド成形されている(又は、他の何らかの適した手段で形成され該延長部に固定されている)。
部分101A、101B、101Cの他に、ドア105のウエストライン(waistline)113に沿って延びるウエストシール(図示せず)が設けられている。ウエストシールは、ストリップ101と一体に形成してもよいし、ストリップ101上にモールド成形してもよいし、或いはストリップ101とは別体であってもよい。
点Lには、ストリップ101が追従する約45度の角部が形成されている。B-ピラーBがルーフラインRに出会う箇所(点M)では、約90度の角部をシールが追従することになる。
次に図15(ストリップ101の部分101A、101B、又は101Cの何れかを通る断面図)、並びに図16(ストリップ101の部分101A、101B、又は101Cの何れかの破断図を示している)に示すように、ストリップ101は、ウインドウ受け入れ溝113と、概ね逆方向に向いたフランジ受け入れ溝115を含んでいる。略逆S字型の補強部材又はキャリア117は、ストリップ101の中に埋め込まれ、ウインドウ受け入れ溝113とフランジ受け入れ溝115の周囲を延びている。キャリア117は、金属、又はプラスチックや硬質ゴムの様な何らかの他の適した剛性を有する材料で形成されている。
窓ガラス受け入れ溝113は、外壁119と内壁121を有しており、両者は窓ガラス受け入れ溝基部123から一体に延びている。外壁119から溝113の開口を横切って、第1シールリップ125が延びている。より大きいシールリップ127は、内壁121から溝123の開口を横切って延びている。窓ガラス128が窓ガラス受け入れ溝113の中にないときには、リップ125、127は、図示の位置にある。窓ガラス128が、窓ガラス受け入れ溝113に入るとき、シールリップ125、127は、押し離されて、窓ガラス128がその間を通れるようにし、シールリップ125は、窓ガラス128の両面に押し付けられるように密着して、水分及び騒音防止シールを形成する。第1の追加のリップ129は、内壁121から基部123とシールリップ127の間に延びており、第2の追加のリップ131は、基部123の略中央から延びている。追加のリップ129、131は、溝113内の各空気室133A、133B、133C、133Dを画定する役目を果たし、車両内部のノイズレベルを下げる。シールリップ125と127、並びに追加のリップ131には、植毛された表面の様な、低摩擦被覆135が設けられている。被覆135はシールの耐久性を高める。
フランジ受け入れ溝115は、窓枠103の周囲に形成されたフランジを受け入れるためのものである。フランジ受け入れ溝115は、窓ガラス受け入れ溝113の内側側壁121、基部137、及び側壁121(及び、窓ガラス受け入れ溝113の外側側壁119)に概ね平行に延びる別の側壁139によって形成されている。第1組の3つの把持リップの141が、側壁121からフランジ受け入れ溝115の中に延び、第2組の2つのより大きな把持リップ143が、側壁139から溝115の中に延びている。把持リップ141、143は、窓枠103のフランジ上にシール用ストリップ101を固定的に配置する役目を果たす。剛性を有するキャリア117の存在は、側壁117、121、及び139の曲げを制御する。これにより、フランジはフランジ受け入れ溝115でしっかりと把持され、窓ガラスがシールリップ125、127で効果的にシールされるようになる。
別のリップ部145、147は、それぞれ、側壁121と139のフランジ受け入れ溝115の開口から延びており、対応する別のリップ149は、窓ガラス受け入れ溝113の側壁119の、側壁119が溝の基部123に出会う箇所から延びている。別のリップ145は、ドア105が閉じると、車体シェルに押し付けられるものである。別のリップ147と149は、窓枠103の各要素に押し付けられるものである。
これまでに説明したストリップ101の各構成要素は(キャリア117を除いて)、全て相互に一体に形成されている。例えば、構成要素は、押出成形型を使用した押出成形工程により形成される。具体的には、低摩擦又は植毛面135は、押出成形工程中に形成される。キャリア117は、押出成形型を使用した押出成形工程によるストリップ101の形成時に、ストリップ101の中に埋設されるのが有利である。シール用ストリップ101(及び、埋設されたキャリア117)は、成形後に押出成形型を出る際に、適した長さに切断される。
シール用ストリップ101は、熱可塑性加硫物(TPV)、熱可塑性エラストマー(TPE)又はエチレンプロピレン、ジエンモノマーラバー(EPDM)、又は何らかの他の適した可撓性を有する材料で形成される。この材料は、キャリア117より可撓性が高い(剛性が低い)。
車両の外部から見えるストリップ101の外壁119には、熱可塑性オレフィン材料(TPO)で形成された表面層151が設けられている。TPO層151は、ストリップ101上にモールド成形されるか、滑らかな表面外観を形成するように、押出成形型内で、複数の連続する材料の層を溶融させることにより取り付けられる。TPOは優れた外観を有しており、容易に型成形され(これを成形するのに使用される鋳型は、ゴムの様な他の材料を型成形する場合に比べると、洗浄頻度が少なくて済む)、容易に異なる色に作ることができる。従って、層151には、車両の外装に所望の視覚的に好ましい外観を与える色が付けられてよい。例えば、層151は、つや消し又は光沢のある黒色又は銀色に着色される。
窓ガラス受け入れ溝113の基部123が側壁121に出会う領域には、「ロールフォーム(Roll Form)」要素152が設けられ、独立した水分管理リップ機能が発揮できるようになっている。キャリアには、垂直方向から水平方向にかけてS字型形状が付加されており、シールのガラス受け入れ部分113をその正しい位置に維持するため角部が曲げられる際に、独立した制御と応力解放を行えるようになっている。
ストリップ101の部分101A、101B、101Cは、押出成形工程で、全て一体に形成される。従って、部分101A、101B、101Cの間には接合部が無く、ストリップ101に視覚的に好ましい外観を与えている。
図17は、キャリア117が形成される元の金属(又は他の適した剛性のある材料)の平坦なシート153を示している。材料のシート153には、多数のスロット又は開口部が形成されている。スロットは略三角形の形状をしており、即ち、スロットは、中央が一番幅が広く、両端に向かってテーパーになっている。スロット又は開口部が形成された後、シート153は、図18に示すようにキャリア117の逆S字形状を形成するため、そして窓ガラス受け入れ溝113とフランジ受け入れ溝115を設けるために、線W、X、Y、Zに沿って曲げられる。窓ガラス受け入れ溝113の外側側壁119に形成された他より短いスロット160を除き、他の全てのスロット162AからEは、同じ長い形状をしているが、シート153の長手方向に延びる両端の縁部スロット164A、Bだけは例外で、開口スロットである。無論、スロットの大きさ、幅、長さ、及び位置は、シールの工学的、機能的、及び性能要件によって異なり、当業者であれば、状況に応じて適切な変更を加えることができるであろう。
キャリア117は、ランス・アンド・ストレッチ(lance and stretch)、ランス・アンド・コイン(lance and coin)、又はスタンピング加工で形成される。キャリア117は、図1から図12に関連付けて上で説明した装置と方法により、所望の位置にスリットを形成するためローラー50、52に適切な変更を加えた上で、形成される。
フランジ受け入れ溝115の側壁139の縁部スロット164Aは、側壁139の距離の凡そ4分の3のところで終わっている。各長いスロット162Aは、各対の縁部スロット164Aの間に(それとは互い違いに)形成されており、各長いスロット162Aは、側壁139の中間付近から始まり、基部137まで延び、そこで終わっている。第2の一連のスロット162Bは、第1の一連のスロット162Aと互い違いに配置されており(そして縁部スロット164Aと整列しており)、基部137で始まり、側壁121に沿って概ね半分まで延びている。第3組のスロット162Cは、一連のスロット162Bと互い違いに配置され、一連のスロット162Aと整列しており、側壁121の長さの凡そ4分の3に沿って延び、窓ガラス受け入れ溝113の基部123に入り込んでいる。第4の一連のスロット162Dは、一連のスロット162Cと互い違いに配置され、一連のスロット162B(及び縁部スロット164A)と整列しており、「ロールフォーム」要素152を含め、基部123に沿って延びている。第5の一連のスロット162Eは、スロット162Dと互い違いに配置され、スロット162C及び162Aと整列しており、基部123で始まり、窓ガラス受け入れ溝113の外側側壁119の長さの凡そ4分の1のところで終わっている。短いスロット160(スロット162Eと互い違いに配置され、スロット162D及び162Bと整列している)は、側壁119に沿ってその長さの凡そ4分の3だけ延びている。
各整列した縁部スロット164A、長いスロット164B、164D、及び短いスロット160は、同様の向きに配列されている。これらのスロットと互い違いに、長いスロット162A、162C、162E、及び短いスロット164Aが整列している。これらのスロットは、互いに同じ向きに配置されているが、互い違いに配置されているスロットとは逆向きの配置である。
図示のキャリア117の形態では、側壁119、121、139それぞれに貫通形成されているスロットは同様の形状をしているが、或る側壁のスロットは隣接する側壁のスロットとずれた(offset)関係になっていることが明白であろう。キャリアが埋設されたストリップを曲げて湾曲部又は角部を形成する場合、その様な曲げは、隣接する側壁内のスロットの非対称配置により抵抗を受ける。曲げが起きたときに、キャリア117の材料には或る一定量の歪が生じる。歪には、キャリア117を形態的に半剛体化(semi−rigid)する効果がある。換言すると、キャリアは、湾曲部又は角部に追従するように曲げられるが、一旦曲げられると、概ねその曲げられた形状を維持する。こうして、所定の形状を保つことができる。
使用時のストリップの90度の角部の位置(図13、図19のM点)、及び使用時のストリップの45度の角部の位置(図13、図19のL点)において、シール101に埋設されたキャリア117は、「引張曲げ(stretch bending)」によってその位置と形状が決められている。これによって、ストリップは、それらの領域では剛性が比較的高くなる(局所的な剛性キャリア又は芯部分を模している、即ち、この領域ではキャリアが中実でスロットが無いかのようである)。初めの状態(virgin state)のシールは、一連のロールとマンドレルに覆われており(encased)、(後で取り除かれる)外側末端部でクランプ締めされている。シールは、シールの両末端部を点MとLの周りで内側方向に動かしながら、所定量だけ機械的に引き伸ばされる。曲げ機械の機械的な運動によりM点とL点に角部が形成される間、M点とL点は、断面形状を維持するため、一連のロールとマンドレルに覆われている。引き伸ばしと曲げの工程を通して、点162AからEではわずかな変形が起こる。これらの変形は、埋設されたキャリアに永久に残り、曲げられた形状が維持される。変形量は、製品に加えられる引き伸ばし量で決まる。
引き伸ばされ曲げられた角領域LとMの間のストリップ101の領域O(図19)は、剛性が比較的低く、比較的容易に圧縮可能及び/又は伸張可能である。
ストリップ101の領域Oと領域L、Mで剛性に差を付けたことで、ストリップ101には要求される比較的剛性のある角部領域L、Mが付与される。両角部の間の可撓性領域Oによって、各ドアフレーム103の間の寸法のばらつきを、ストリップ101で吸収できるようになる。フレーム103のその様なばらつきは、工具のばらつき、又はフレーム103(及び付帯するドア105)を異なる業者に発注することが原因で起こる。
「引張曲げ」によって剛性に差を付けることに代わるものとして、剛性は、図1から図12に関連して説明した方法と装置を使用して、(特定の形状の)スリットを設けた区域とスリットが無い区域を形成することにより、差を付けることができる。
例えば、図1から図12の方法と装置は、キャリアに或るパターンのスリットを形成して、角部MとLで剛性を高くする。キャリアは、これらの角部にスリットが入っていなくてもよいし、又はキャリアを角部で比較的剛性の高いものとする或るパターンのスリット及び形状を有していてもよい。
スロットの形成されたキャリアが埋設された先行技術によるシール用ストリップでは、スロットに対応する一連の窪みがストリップ101で見えることから、シール用ストリップの中にスロット付キャリアが埋設されていることが、シール用ストリップ101の外側に一見して分かるように現れることがあり、これは「キャリア透かし読み(read−through)」と呼ばれることがある。この実施形態では、特別な工作(tooling)技術を使用して、キャリア透かし読みを回避している。キャリアのスロット形成開口部は、一定体積の基材−ストリップを形成する可撓性材料−(EPDM、TPE及びTPO)が適用されると、体積差を作り出す。この一定体積の基材は、キャリアの変化する体積と相互作用するとき、「キャリア透かし読み」に相当する。この現象は、工作において、基材の個々の層を加熱溶融することにより補正される。材料を積み重ねることにより、用いられる材料を一定体積に調整することができる。
金属製のキャリアを組み込んだシール用ストリップの斜視図である。 車体のドア開口部に装着されたシール用ストリップの閉じた輪の側面図である。 その様なキャリアが採り得る一つの形態の斜視図である。 キャリアが製造される元の薄い金属ブランク材の平面図であり、その製造中の或る段階の状態を示している。 使用される装置の一つの形態の部分を示す側方斜視図である。 図5の装置の部分の斜視図である。 図5及び図6の装置の部分の拡大斜視図である。 図5から図7の装置の概略図であり、制御システムを示している。 図5に対応しており、図5の装置の変更された形態の部分を示している。 図6に対応しており、装置の変更された形態の部分を示している。 図5に対応しており、図5の装置の更に別の形態の部分を示している。 図6に対応しており、装置の更に別の形態の別の部分を示している。 本発明の別の実施形態によるシール用ストリップが取り付けられている車両ドアの内側パネルの斜視図を示している。 図13のシール用ストリップを、ドアパネルを省略して示している斜視図である。 図13及び図14のシール用ストリップの断面図を示している。 図13から図15のシール用ストリップの破断斜視図を示している。 製造中の、キャリアをシール用ストリップに埋設する前の段階の、補強部材又はキャリアの平面図を示している。 製造中の後の段階における図17のキャリアの斜視図を示している。 図13のドアに装着する前のシール用ストリップを示している。

Claims (50)

  1. フレーム(103)の開口部(22、107)の周囲をシールするための、シール用、トリミング用又は案内用ストリップ(10、101)であって、前記ストリップ(10、101)は、可撓性材料と、前記可撓性材料に少なくとも部分的に埋設されている補強部材(18、117)とを有しており、前記補強部材(18、117)は、一連の開口を有しており且つ前記補強部材(18、117)の剛性が前記ストリップ(10、101)の各部分で選択的に変えることができるように配置されている、ことを特徴とする、ストリップ。
  2. 前記フレームの前記開口部は、閉鎖部材により閉じられている、請求項1に記載のストリップ。
  3. 前記閉鎖部材は、窓ガラスを備えている、請求項2に記載のストリップ。
  4. 閉鎖部材用溝を含んでおり、前記閉鎖部材は、前記閉鎖部材用溝に沿って摺動し、前記閉鎖部材用溝は、前記ストリップの他の部分よりも高い剛性を有している、請求項2又は3に記載のストリップ。
  5. 前記フレームは、少なくとも1つの角部を含んでおり、前記ストリップは、前記角部において、前記ストリップの他の部分よりも高い剛性を有している、請求項1から4の何れか一項に記載のストリップ。
  6. 前記補強部材は、前記角部で引張曲げ加工される、請求項5に記載のストリップ。
  7. 前記ストリップを前記フレームに固定するために、前記フレームのフランジを把持するように受け入れるためのフランジ用溝を含んでいる、請求項1から6の何れか一項に記載のストリップ。
  8. 前記フレームの寸法のばらつきを吸収するように比較的容易に引き伸ばされ及び/又は圧縮される、比較的低い剛性を有する少なくとも1つの部分を含んでいる、請求項1から7の何れか一項に記載のストリップ。
  9. 前記閉鎖部材用溝と前記フランジ用溝は、互いにほぼ逆方向に延びている、請求項2から8の何れか一項に記載のストリップ。
  10. 熱可塑性オレフィン材料(TPO)を備えている、請求項1から9の何れか一項に記載のストリップ。
  11. 前記TPOは、前記ストリップの外側の層に設けられている、請求項10に記載のストリップ。
  12. 前記TPOは、着色されている、請求項10又は11に記載のストリップ。
  13. 前記補強部材は、ランス・アンド・ストレッチ加工により形成される、請求項1から12の何れか一項に記載のストリップ。
  14. 前記補強部材は、ランス・アンド・コイン加工により形成される、請求項1から12の何れか一項に記載のストリップ。
  15. 前記補強部材は、スタンピング加工により形成される、請求項1から12の何れか一項に記載のストリップ。
  16. 前記ストリップの前記可撓性材料は押出成形により形成される、請求項1から15の何れか一項に記載のストリップ。
  17. 前記補強部材は、前記押出成形加工時に、前記可撓性材料内に少なくとも部分的に埋設される、請求項16に記載のストリップ。
  18. 前記閉鎖部材用溝及び/又はフランジ用溝は、基部を備えており、互いに離間する側壁が該基部から延びており、前記側壁の各々における前記補強部材は、前記補強部材の長さに沿って並列状態で配置された2つの異なる型のスロットからなる一連のスロットを有しており、前記側壁のうちの一方を貫通する各スロットは、他方の側壁の各スロットに対して前記補強部材の長さ方向に位置がずれており、且つ、前記二連のスロットの各連は、各側壁に沿って互い違いに配置される前記2つの型の両方の型のスロットを含んでおり、且つ、一方の型の前記スロットの各々は、各側壁の遠位端で開口し、該縁部から前記側壁内を延びて同一側壁内で終端する短いスロットであり、他方の型の前記スロットの各々は、各側壁内の或る点から延びて前記溝の前記基部の或る点で終端する、閉じた長いスロットである、請求項4から17の何れか一項に記載のストリップ。
  19. 長いスロットの各々は、前記溝の前記基部を横切る距離の概ね4分の3だけ延びている、請求項18に記載のストリップ。
  20. フレームの開口部の周囲をシールするためのシール用、トリミング用又は案内用ストリップを形成する方法であって、補強部材を、前記ストリップを形成する可撓性材料に少なくとも部分的に埋設する工程を備え、前記補強部材は、一連の開口を有しており、前記補強部材は、前記補強部材の剛性を前記ストリップの各部分で選択的に変えることができるように配置されている、方法。
  21. 前記ストリップの各部分で前記補強部材の剛性を選択的に変える工程を含んでいる、請求項20に記載の方法。
  22. 可撓性ストリップ用の長手方向に延びる補強材を製造するための装置であって、間に挟み込み部を有するように配置された一対の回転式加工部材と、前記挟み込み部を通る作業経路を形成する手段と、長手方向に延びるブランク材を前記経路に沿って供給する手段とを備えており、前記回転式加工部材のうちの少なくとも第1の部材には、該第1の部材の外周の第1部分のみに沿って且つ前記経路と整合してカッター手段が設けられ、これにより、前記ブランク材が前記カッター手段と係合しながら前記挟み込み部を通過する際に、該ブランク材に対して切り込み作業が行われるようになっており、前記第1の回転式加工部材の外周の残りの第2部分にはカッター手段が配置されておらず、且つ、これに対応する、前記回転式加工部材のうち第2の部材の外周の第2部分には、カッター手段が配置されておらず、これにより、前記ブランク材に対して前記一対の回転式加工部材の外周の前記第2部分による切り込み作業は行われない、装置。
  23. 前記第2の回転式加工部材には、前記第1の回転式加工部材の前記第1部分に対応する、該第2の回転式加工部材の外周の第1部分に亘って延びるカッター手段が設けられている、請求項22に記載の装置。
  24. 前記一対の回転式加工部材の軸方向に測定される幅は、前記経路の幅よりも大きく、前記一対の回転式加工部材の少なくとも一方は、前記経路の前記幅の外側に配置され且つこの回転式加工部材の外周の少なくとも前記第2部分に沿って延びている、外方に突出した形状物を有しており、該形状物は、他方の前記回転式加工部材の外周の前記第2部分に係合して、両ローラ間の挟み込み部に隙間を提供し、前記隙間は、少なくとも前記経路の前記幅に対応する幅を有しており、前記ブランク材は前記隙間を通して長手方向に自由に移動させられる、請求項22又は23に記載の装置。
  25. 前記ブランク材を前記作業経路に沿って供給するための供給手段と、前記ブランク材が前記隙間にあるときに、前記作業経路に沿う前記ブランク材の長手方向の移動を停止させるか又は移動速度を変えるための制御手段と、を含んでいる請求項24に記載の装置。
  26. 前記ブランク材が前記隙間にあるときに、前記一対の回転式加工部材の回転運動を停止させるか又は回転運動の速度を変えるための制御手段を含んでいる、請求項25に記載の装置。
  27. 前記制御手段は、前記ブランク材の前記作業経路に沿う長手方向位置と、前記回転式加工部材の角度位置とに反応する手段を含んでいる、請求項25又は26に記載の装置。
  28. 前記カッター手段は、前記第1の又は各回転式加工部材の外周の前記第1部分に位置決めされ且つ前記第1部分に沿って前記回転式加工部材の軸方向に互いに平行に延びている切刃を備えている、請求項22から27の何れか一項に記載の装置。
  29. 前記切刃は、前記作業経路の前記幅の一部のみを横切って延びており、これにより、前記ブランク材の前記幅の対応する部分のみを切る、請求項28に記載の装置。
  30. 前記切刃は、前記作業経路の前記幅の中央部分のみを横切って延びるように寸法が決められ且つ位置決めされている第1の型の切刃と、前記作業経路の各縁部から該作業経路の前記幅の一部のみを横切って延びるように寸法が決められ且つ位置決めされている第2の型の切刃とを備えている、請求項29に記載の装置。
  31. 前記第1及び第2の型の切刃は、前記第1の又は各回転式加工部材の前記外周の前記部分に沿って交互に配置されている、請求項30に記載の装置。
  32. 前記又は各第1の外周部分の端部とこれに隣接する前記又は各第2の外周部分の端部との間の各接合部に直接隣接する前記切刃は、前記又は各第1の外周部分の残りの切刃よりも、大きなピッチを有している、請求項28から31の何れか一項に記載の装置。
  33. 前記第1又は各外周部分の端部とこれに隣接する前記又は各第2の外周部分の端部との間の各接合部に直接隣接する前記切刃は、前記作業経路の幅を横切る方向に測定される長さが、前記又は各第1の外周部分の残りの切刃の長さに比較して小さい、請求項28から31の何れか一項に記載の装置。
  34. 前記カッター手段は、前記ブランク材の肉厚を貫通して延びるスリットを形成し、前記装置は、前記スリットをスロットに変化させるように前記ブランク材を引き伸ばすための伸張手段を含んでいる、請求項22から33の何れか一項に記載の装置。
  35. 前記伸張手段は、前記ブランク材の材料を圧縮するように、前記ブランク材に沿った、前記ブランク材の幅よりも狭い長手方向の軌道に沿って、ブランク材の厚さに圧力を加える手段を備えている、請求項34に記載の装置。
  36. 前記ブランク材が前記一対の回転式加工部材の挟み込み部を通過した後、前記ブランク材を溝形に曲げ加工する手段を含んでいる、請求項22から35の何れか一項に記載の装置。
  37. シール用、トリミング用又は案内用ストリップの長手方向に延びる金属製のキャリアを製造する装置であって、前記キャリアは、スロットが形成された長手方向に延びて比較的可撓性を有する複数の領域を有し、これらの領域は、長手方向に延びて比較的剛性を有する、スロットが形成されていない複数の領域によって互いに分離されており、前記装置は、長手方向に延びる作業経路を形成する手段と;作業経路と同じ幅を有する長手方向に延びる金属ブランク材を、前記作業経路に沿って供給するための供給手段と;前記経路を幅方向に横切って延びる平行な軸の周りに互いに接触しながら逆方向に回転する一対の回転式カッターであって、前記作業経路が該2つの回転式カッターの間の挟み込み部を通過するように回転する一対の回転式カッターとを備え、前記回転式カッターの各々は、軸方向に測定される幅が前記経路の幅よりも大きく、各回転式カッターは、前記カッターの外周の一部のみに沿って延びる第1表面部分と、前記カッターの残りの外周部分に亘って延びる第2表面部分とを有しており、前記第1表面部分は、前記カッターの軸方向に延び且つ前記第1表面部分の周縁範囲に亘って互いに離間して配置される切刃を有しており、各切刃は、前記作業経路の幅の一部のみに亘って延びており、これにより前記切刃は、前記挟み込み部で互いに係合する際に、前記作業経路内の前記金属ブランク材を貫通してスリットを形成し、前記第2表面部分は、前記第2表面部分のどの部分が前記カッターの前記挟み込み部に在るときでも前記ブランク材に切り込みが入らないように、切刃を有しておらず、前記装置はさらに、前記ブランク材を引き伸ばして前記スリットをスロットに変化させる伸張手段と;前記ブランク材を溝形に形成する手段と、を備えている装置。
  38. 前記回転式カッターの前記第2表面部分に形状物を備え、該形状物は、前記作業経路の外側に位置決めされ且つ前記カッターの表面から半径方向外方に突出しており、これにより、前記第2表面部分が前記挟み込み部に在るときは、互いに係合して前記カッターの表面同士の間に隙間を形成する、請求項37に記載の装置。
  39. 前記供給手段は、前記ブランク材が前記隙間に在るときに、前記ブランク材の長手方向の移動を停止させるか又は移動速度を変えるための制御手段を含んでいる、請求項38に記載の装置。
  40. 前記ブランク材が前記隙間に在るときに、前記回転式カッターを停止させるか又は回転速度を変えるための制御手段を含んでいる、請求項38又は39に記載の装置。
  41. 前記制御手段は、前記作業経路内の前記ブランク材の長手方向位置と前記回転式カッターの角度位置に反応する手段を含んでいる、請求項39又は40に記載の装置。
  42. 各第1の外周部分の端部とこれに隣接する各第2の外周部分の端部との間の各接合部に直接隣接する前記切刃は、前記又は各第1の外周部分の残りの切刃に比べて、大きなピッチを有している、請求項37から41の何れか一項に記載の装置。
  43. 各第1の外周部分の端部とこれに隣接する各第2の外周部分の端部との間の各接合部に直接隣接する前記切刃は、前記作業経路の幅を横切る方向に測定される長さが、各第1の外周部分の残りの切刃の長さに比較して小さい、請求項37から41の何れか一項に記載の装置。
  44. 可撓性ストリップに組み込むための補強材を製造する方法であって、前記補強材は、長手方向に交互に配置される比較的可撓性を有する領域と比較的剛性を有する領域とを備えており、前記方法は、長手方向のブランク材を、前記ブランク材と同一幅を有し且つ2つの回転式カッター部材の挟み込み部を通過する作業経路に沿って供給する工程であって、前記回転式カッター部材が、各回転式カッター部材の外周の第1表面部分のみに沿って所定の間隔で位置決めされている切刃を有しており、前記切刃は、前記挟み込み部に在るとき、前記ブランク材を貫通するが該ブランク材の幅の一部のみに亘って延びる切込みを形成し、これにより、前記補強材の前記比較的可撓性を有する領域が形成され、各回転式カッター部材は、該カッター部材の外周の残りの部分に相当する第2表面部分が前記挟み込み部に在るとき前記ブランク材に切り込みが入らないように、前記第2表面部分において切刃を有しておらず、これにより前記ブランク材の前記比較的剛性を有する領域が形成される、工程と;前記ブランク材の前記比較的剛性を有する領域の長さを調整するように、前記回転式カッター部材の角度位置に対して前記ブランク材の位置を調整する工程と、から成る方法。
  45. 前記調整する工程は、前記ブランク材を前記作業経路に沿って供給する速度を変更する工程を含んでいる、請求項44に記載の方法。
  46. 前記調整する工程は、前記回転式カッター部材の回転を停止するか又は回転速度を変える工程を含んでいる、請求項44又は45に記載の方法。
  47. 前記切り込みをスロットに変化させるように、前記ブランク材を、少なくとも該ブランク材の前記比較的可撓性を有する領域に亘って引き伸ばす工程を含んでいる、請求項44から46の何れか一項に記載の方法。
  48. 前記引き伸ばす工程は、前記ブランク材の厚さを、前記ブランク材の幅よりも小さい範囲に亘って延び且つ少なくとも該ブランク材の前記比較的可撓性を有する領域に沿って延びている所定の経路に沿って、圧縮する工程を含んでいる、請求項47に記載の方法。
  49. 前記ブランク材を溝形に曲げ加工する工程を含んでいる、請求項44から48の何れか一項に記載の方法。
  50. 少なくとも、前記ブランク材の前記比較的可撓性を有する領域と比較的剛性を有する領域を形成する工程の後に、前記ブランク材上に可撓性材料を押出成形する工程を含んでいる、請求項44から49の何れか一項に記載の方法。
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