JPH0671725A - 押出成形品の製造方法及び製造装置 - Google Patents

押出成形品の製造方法及び製造装置

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JPH0671725A
JPH0671725A JP4248651A JP24865192A JPH0671725A JP H0671725 A JPH0671725 A JP H0671725A JP 4248651 A JP4248651 A JP 4248651A JP 24865192 A JP24865192 A JP 24865192A JP H0671725 A JPH0671725 A JP H0671725A
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molding
die
take
molded
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 押出成形品2の横断面形状を変化させる場合
であっても、押出成形品2に対する引取手段12の把持
力を常時適正に維持し、良好な引取を可能とする。 【構成】 押出成形品2に対する引取手段12の把持力
を、押出成形品2の横断面形状変化に対応して変化させ
るようにしたもの。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、各種押出成形品の製造
方法及び製造装置に関する。
【0002】
【従来の技術】種々の分野において、押出成形金型によ
り成形される押出成形品が広く採用されている。例えば
自動車においては、車体パネルの窓開口部に取り付けら
れたウインドガラスの周縁部に、押出成形品として、シ
ール機能及び装飾機能を備えたウインドモールディング
が装着されている。またドア外板のウエストラインある
いはサッシ部に相応する端縁部分には、ドアモールディ
ングあるいはウエザーストリップが取り付けられ、さら
にはバンパー部の外壁面上にはバンパーモールディング
が取り付けられている。
【0003】押出成形金型を通して押出成形品を成形す
る場合には、通常、押出成形金型の押出方向前方に配置
された引取手段に押出成形品が把持され、この引取手段
の移送力によって押出成形品が押出方向に引き取られ
る。引取手段としては、キャタピラー式等のものがあ
る。
【0004】一方従来から、押出成形品の横断面形状を
長手方向に沿って異ならせるようにしたものが種々提案
されている。押出成形品の横断面形状を長手方向に異な
らせるための製造方法としては、例えば特開昭59−7
0528号公報、実開昭59−83519号公報、特開
昭59−114040号公報、特開平1−195033
号公報、特開平3−1922号公報、特開平4−133
714号公報等に記載されたものがある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら押出成形
品の横断面形状を異ならせつつ押出成形を行うと、押出
成形品の横断面形状の変化に引取手段が対応できなくな
ることがある。すなわち押出成形品の横断面形状が小さ
い部位に対しては、引取手段の把持力が不足して空転を
生じるとともに、横断面形状が大きい部位に対しては、
引取手段の把持力が過大となって押出成形品に不要な応
力を与えてしまい、変形等の問題を生じるものである。
【0006】そこで本発明は、押出成形品の横断面形状
を変化させる場合であっても、押出成形品に対する引取
手段の把持力を常時適正に維持することができ、良好な
引取を行うことができるようにした押出成形品の製造方
法及び製造装置を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
本発明は、押出成形金型を通して成形される押出成形品
の押出直交方向の横断面形状を、押出方向に沿って適宜
変化させるとともに、上記押出成形金型から押し出され
た押出成形品を、引取手段によって把持しつつ移送を行
い、押出方向に引き取るようにした押出成形品の製造方
法において、上記押出成形品に対する引取手段の把持力
を、押出成形品の横断面形状変化に対応して変化させる
ようにした構成を有している。
【0008】また本発明は、押出成形金型のダイを通し
て成形される押出成形品の押出直交方向の横断面形状
を、上記ダイの移動により押出方向に沿って適宜変化さ
せるとともに、上記押出成形金型のダイから押し出され
た押出成形品を、引取手段によって把持しつつ移送を行
い、押出方向に引き取るようにした押出成形品の製造方
法において、上記押出成形品に対する引取手段の把持力
を、前記ダイの移動に対応して変化させるようにした構
成を有している。
【0009】さらに本発明は、押出成形金型を通して成
形される押出成形品の押出直交方向の横断面形状を、押
出方向に沿って適宜変化させるとともに、上記押出成形
金型から押し出された押出成形品を、引取手段によって
把持しつつ移送を行い、押出方向に引き取った後、切断
手段の稼働によって押出成形品を所定長に切断するよう
にした押出成形品の製造方法において、上記押出成形品
に対する引取手段の把持力を、前記切断手段の稼働に対
応して変化させるようにした構成を有している。
【0010】さらにまた本発明は、押出成形品の押出直
交方向における横断面形状を、押出方向に沿って変化さ
せつつ押出成形を行う押出成形金型と、この押出成形金
型から押し出された押出成形品を把持して押出方向に引
き取る引取手段と、を備えた押出成形品の製造装置にお
いて、上記押出成形品に対する引取手段の把持力を、押
出成形品の横断面形状変化に対応して変化させる制御装
置を備えた構成を有している。
【0011】
【作用】このような構成を有する各手段によれば、押出
成形品に対する引取手段の把持力が常時適正に維持さ
れ、引取手段による押出成形品の移送が良好に行われる
ようになっている。
【0012】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて詳細
に説明する。図1に表された押出成形品としてのウイン
ドモールディングは、図示を省略した自動車のフロント
側のウインドガラスの周縁部に装着されるものであり、
ウインドガラスの上縁部とルーフパネルとの間の隙間に
装着されるアッパーモールディング2Aと、ウインドガ
ラスの両側縁部とピラーパネルとの間の隙間に装着され
るサイドモールディング2Cと、これらアッパーモール
ディング2Aとサイドモールディング2Cとを湾曲状に
連結しているコーナーモールディング2Bとを有してい
る。そしてこれらの各モールディング2A,2B,2C
は、ゴム、合成樹脂等の弾性材料を後述する成形装置に
よって一連一体に押出成形してなるものであり、ウイン
ドガラスの周縁部と車体パネルとの間隙に介挿される脚
部21と、ウインドガラスの表面を車外側(図示上側)
から覆う装飾部22とを備えている。
【0013】このうち脚部21は、後述するようにモー
ルディングの長手方向に沿って異なる高さ及び肉厚を有
する柱状部材からなっており、当該脚部21の内部略中
央には、芯材としての金属薄箔芯金23が埋設されてい
る。またこの脚部21の車内側端縁(図示下端縁)に
は、ウインドガラスの車内側面(図示下面部)に当接す
るガラス支持片24が、モールディングの全長にわたっ
て一定形状にて設けられている。この場合、上記飾部2
2と脚部21とガラス支持片24とは、長手方向に直交
する横断面において略コの字状の関係になされており、
その略コの字状部分に、ウインドガラスの周端縁を受け
入れるためのガラス嵌合溝28が画成されている。この
ガラス嵌合溝28の溝形状は全長にわたって一定であ
り、溝幅は、ウインドガラスの厚さにほぼ一致されてい
る。
【0014】さらに上記ガラス支持片24が設けられて
いる脚部21の反対側すなわち外周側には、車体パネル
の室内側(下側)の壁面に向かって突出する下部側弾性
リップ片25(アッパー部)及び26(サイド部)が設
けられているとともに、これら下側弾性リップ片25及
び26のやや上方位置には、上側弾性リップ片27(ア
ッパー部)及び25,27(サイド部)が突設されてい
る。
【0015】また前記装飾部22は、脚部21の車外側
端(図示上端)から、内周側に延びるリップ状部材から
なり、ウインドガラスの車外側表面周縁部を覆ってい
る。この装飾部22は、モールディングの全長にわたっ
て均一な肉厚及び形状に成形されている。
【0016】一方前記脚部22の車内外方向(図示上下
方向)における高さ寸法αは、ウインドガラスの車外側
表面(図示上面)と、車体パネルの車外側表面との間に
形成されている段差の大きさに対応して変化されてい
る。また車内外方向に直交する方向(図示左右方向)に
おける脚部22の幅寸法(肉厚)は、前記隙間の幅寸法
の変化に対応して変化されている。すなわちまずアッパ
ーモールディング2Aにおける脚部21は、ウインドガ
ラスの厚さとほぼ等しい最小の高さ寸法に設定されてお
り、モールディングの全高が最小のα0 に設定されてい
るとともに、脚部21の幅寸法も最小に設定されてい
る。このアッパーモールディング2Aの高さ寸法α0
び幅寸法は、当該アッパーモールディング2Aの全長に
わたって一定に維持されている。
【0017】またコーナーモールディング2Bの脚部2
1においては、コーナー途中部分からサイド側に向かっ
て徐々に、高さ寸法α及び幅寸法が増大されているとと
もに、当該脚部21と装飾部22との接続部分には、膨
肉部22aが一体的に成形されている。この膨肉部22
aは、上記装飾部22の直下部分において、ウインドガ
ラス側すなわち内周側に向かって膨出されている。
【0018】次にサイドモールディング2Cの脚部21
においては、高さ寸法α及び幅寸法がさらに増大されて
おり、サイド部のコーナー寄りの端部で最大寸法になさ
れている。このときモールディングの全高は、最大幅寸
法α1 に設定されている。このような最大高さ寸法α1
及び幅寸法は、サイド部中央を通ってサイド部下方に向
かって一定となるように維持されている。
【0019】一方サイドモールディング2Cにおける上
記膨肉部22aには、横断面略コの字状の雨水受け溝2
9が凹設されている。この雨水受け溝29は、脚部21
が最大の高さα1 及び幅寸法になされたサイドモールデ
ィング2Cのコーナー寄りの端部から、サイド部下方に
かけて設けられており、当該雨水受け溝29の溝深さ及
び溝幅は、上端部の浅底部分を除いて一定に維持されて
いる。
【0020】このようなウインドモールディング2を車
体側すなわちウインドガラスの周縁部と車体パネルとの
間の隙間内に装着した状態では、ガラス支持片24と装
飾部22との間に画成されているガラス嵌合溝28が、
ウインドガラスの周縁部全長にわたって嵌着され、また
弾性リップ片25,26,27は、車体パネルの壁面に
対して屈曲状態にて弾接される。これらの各弾性リップ
片25,26,27の屈曲弾性反発力及び上記ガラス嵌
合溝28のガラス嵌合力は、接着剤が固化するまでの仮
固定力及び姿勢保持力として作用する。この場合、ウイ
ンドガラスと車体パネルとの間に形成された段差の大き
さ及び隙間の幅寸法の変動に対応して、ウインドモール
ディング2の横断面形状が連続的に変化されているた
め、ウインドモールディング2の装着にあたっては、い
ずれの部位においても良好な取付が行われる。
【0021】ウインドモールディングを装着した状態に
おいて、ウインドガラス上に滴下した雨水は、ウインド
モールディングの内周壁部に導かれるようにして所定の
部位に排出されていく。より具体的には、アッパー部か
らコーナー部における雨水は、装飾部22の内周壁に誘
導されていくとともに、サイド部に集められた雨水は、
膨肉部22aに設けられた雨水受け溝29を通って誘導
されていく。
【0022】次に、上述したウインドモールディングを
成形するための本発明の一実施例における押出成形装置
を説明する。図2に示されているように、コイラー3か
ら巻き出されたインサート材としての金属薄箔芯金23
は、フォーミングロール4及び位置検出ロール5を通し
て押出成形金型6に供給され、当該押出成形金型6の先
端部分に設けられているダイ6’から樹脂と一体にて上
述した横断面形状に押出成形される。押し出されたモー
ルディング素材は、冷却槽11を通した後、引取機12
を通って切断装置13に送り込まれ、そこで所定長さに
切断される。
【0023】上記引取機12は、モールディング素材を
上下から挟み込んで把持する一対のキャタピラー体12
a,12aから構成されており、当該引取機12の移送
力によって上記モールディング素材が押出方向に引き取
られるように構成されている。またこの引取機12を構
成する一対のキャタピラー体12a,12aは、相互間
の隙間βが調整されるように図示上下方向に移動可能に
設けられている。
【0024】一方上記位置検出ロール5では、金属薄箔
芯金23の送り量が検出されており、この位置検出ロー
ル5で得られた検出信号S5 は、制御装置14内に設け
られたCPU(中央演算装置)に印加されている。この
制御装置14は、入力信号である検出信号S5 に基づい
て、前記押出成形金型6のダイ6’、引取機12及び切
断装置17の動作タイミングをそれぞれ決定する機能を
有しており、当該制御装置14から各装置6、12、1
3に対して動作信号S6 ,S12,S13がそれぞれ出力さ
れている。後述するように、押出成形金型6のダイ6’
が移動操作されることによってモールディングの横断面
形状が変化され、そのときモールディングの高さ寸法α
も変化される。そしてそのモールディングの高さ寸法α
の変化に従って、上記引取機12が前記動作信号S12
より移動制御され、引取機12のキャタピラー体12
a,12a相互間の隙間βが調整されるように構成され
ている。
【0025】なお上記位置検出ロール5の配設位置は、
モールディング素材の進行量あるいは移動量を検知する
ことができる位置であればどこでも良く、例えば引取機
12の前後いずれであっても配置することができる。
【0026】また上記押出成形金型6に設けられたダイ
6’は、図4ないし図6に示されているような合成樹脂
押出用の3つのダイを備えている。これらのダイは、モ
ールディングの押出方向(紙面垂直方向)に並設された
第1のダイ7と、第2のダイ8と、第3のダイ9とから
なっている。上記第1のダイ7は固定状態に設置されて
おり、ウインドモールディング2の外周側表面に対応し
た輪郭形状を有する押出形成口72を備えている。この
押出成形口72は、装飾部22に対応する開口部72a
と、脚部21に対応する開口部72bと、弾性リップ片
25,26,27に対応する開口部72c,72d,7
2eとを有しており、当該押出形成口72の内周側部分
すなわち上記開口部72aの下方側領域は、図4破線で
示されているようなウインドモールディング2の横断面
形状全体を包含する大型の開口に形成されている。
【0027】一方第2のダイ8及び第3のダイ9は、板
状部材からそれぞれ形成されており、前記第1のダイ7
の前面上に、一対のガイド81,81及び91,91に
よって平行移動可能に支持されている。第2のダイ8の
図示上縁部に形成された押出形成口82は、ウインドモ
ールディング2の内周側表面に対応した輪郭形状になさ
れており、前記第1のダイ7の押出成形口72に対し
て、内壁を形成するように重ね合わせられている。この
第2のダイ8の図示下縁部には、連接棒83が設けられ
ており、この連接棒83が、回転運動を直線運動に変換
する図示を省略した変換器を介して駆動モータ84に連
結されている。そしてこの駆動モータ84からの駆動力
によって上記第2のダイ8は、図4に示されたアッパー
モールディング形成位置と、図5に示されたコーナーモ
ールディング形成位置と、図6に示されたサイドモール
デイング形成位置との間において図示斜め方向に往復移
動されるようになっている。
【0028】また第3のダイ9は、上記第2のダイ8と
鈍角の関係を維持しつつ、図示水平方向に往復移動され
るように設置されており、この第3のダイ9の後端縁部
に設けられた連接棒93が、回転運動を直線運動に変換
する図示を省略した変換器を介して駆動モータ94に連
結されている。またこの第3のダイ9の図示右側におけ
る先端部分には、前述したウインドモールデイング2の
雨水受け溝29に対応する略コの字状の遮蔽突片92が
形成されている。この第3のダイ9の遮蔽突片92は、
前記第1のダイ7の押出成形口72内に進入可能に設け
られており、各図に示されているように、前記ダイ2の
ダイ8の往復移動に連動して往復移動されるようになっ
ている。
【0029】このような押出成形金型6を用いてウイン
ドモールディングを成形する本発明の一実施例の成形方
法を次に説明する。ウインドモールディングを成形する
にあたっては、アッパーモールディング2A、コーナー
モールディング2B、サイドモールディング2Cが一連
一体に押出成形されるが、そのときの成形順序は、一方
のサイドモールディング2C、一方のコーナーモールデ
ィング2B、アッパーモールディング2A、そして他方
のコーナーモールディング2B、他方のサイドモールデ
ィング2Cの順である。
【0030】まずサイドモールディング2Cを押出成形
する場合には、第1のダイ7、第2のダイ8及び第3の
ダイ9が、図6に示された位置関係に維持される。この
状態においては、第2のダイ8が最下位置に引き込まれ
ており、第1のダイ7の押出形成口72が最大の開口面
積に拡張されているとともに、第3のダイ9が押出形成
口72内に最大量に進入されている。これによりサイド
モールディング2Cの下端部分から押出が開始され、高
さ寸法α及び幅寸法が最大状態にて成形される。このと
き第1のダイ7の押出形成口72に対して、金属薄箔芯
金23が供給される。
【0031】一定横断面形状の状態で、サイドモールデ
ィング2Cが一定長にわたって押出成形され、コーナー
モールディング2Bの成形位置に近づいてくると、第3
のダイ9は後退され始め、サイドモールディング2Cの
上端部分で押出形成口72から完全に離脱される。これ
によって雨水受け溝29が消失され、ついでコーナーモ
ールディング2Bの成形が開始される。
【0032】コーナーモールディング2Bでは、図5に
示されているように、第2のダイ8が図示上側方向に押
し上げ移動されつつ押出が行われ、高さ寸法α及び幅寸
法が徐々に縮小されていく。コーナーモールディング2
Bの押出成形が終了した時点で、上記第2のダイ8及び
第3のダイ9は、図4に示されている位置に至り、押出
形成口72の全体は、アッパーモールディング2Aの横
断面形状に対応する形状に画成される。そしてこのとき
からアッパーモールディング2Aが一定の横断面形状に
て押出成形されていく。アッパーモールディング2Aが
一定長にわたって押出成形されると、上述した手順とは
逆にして、コーナーモールディング2B及びサイドモー
ルディング2Cの成形が行われ、一連のウインドモール
ディング2が得られる。
【0033】上述した押出成形金型6における第1のダ
イ7、第2のダイ8及び第3のダイ9の位置関係は、前
記制御装置14のCPUから出力される動作信号S6
基づいて移動調整されているが、引取機12のキャタピ
ラー体12a,12aの移動制御は、制御装置14から
出力される動作信号S12に基づいて行われている。そし
てこの引取機12の移動制御は、前記押出成形金型6の
移動調整に連動されている。すなわち図2に示されてい
るように、押出成形金型6から高さ寸法αの小さいアッ
パーモールディング2A(高さ寸法α0 )が押出成形さ
れ、そのアッパーモールディング2Aが引取機12に到
達したタイミングにおいて、引取機12のキャタピラー
体12a,12aどうし間隔βは、最小のβ0 に設定さ
れる。一方図3に示されているように、押出成形金型6
から高さ寸法αの大きいサイドモールディング2C(高
さ寸法α1 )が押出成形され、それが引取機12に到達
したタイミングにおいては、引取機12のキャタピラー
体12a,12aどうしの間隔βは、最大のβ1 に設定
される。なおコーナーモールディング2Bに対しては、
上記最小間隔β0 と最大間隔β1 との中間状態に設定さ
れる。
【0034】このように本実施例においては、モールデ
ィングの高さ寸法αに対応して、引取機12のキャタピ
ラー体12a,12aどうしの間隔βが調整されるた
め、モールディングに対する引取機12の把持力が常時
適正に維持され、引取機12によるモールディングの移
送が良好に行われるようになっている。
【0035】またこれと同様にして、制御装置14から
出力される動作信号S13により駆動制御される切断装置
17の動作タイミングに連動して、引取機12の移動制
御を行うことも可能である。
【0036】なお上記各実施例は、ウインドモールディ
ングに本発明を適用したものであるが、本発明はこれに
限定されるものではなく、ドアモールディング、ウエザ
ーストリップさらにはバンパーモールディング等、あら
ゆる押出成形品に対して本発明は同様に適用することが
できる。
【0037】
【発明の効果】以上述べたように本発明は、押出成形品
に対する引取手段の把持力を、押出成形品の横断面形状
変化に対応して変化させるようにしたものであるから、
押出成形品の横断面形状を変化させる場合であっても、
押出成形品に対する引取手段の把持力を常時適正に維持
することができ、良好な引取を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明により成形されたモールディングの一例
を表わした外観斜視説明図である。
【図2】本発明の一実施例におけるモールディング製造
装置の全体を表した側面説明図である。
【図3】図2に表されたモールディング製造装置の移動
制御状態を表した側面説明図である。
【図4】図2に表わされたモールディングの押出成形金
型におけるダイの一例を表わした正面説明図である。
【図5】図4に表わされたダイの移動状態を表わした正
面説明図である。
【図6】図4に表わされたダイのさらに移動状態を表わ
した正面説明図である。
【符号の説明】
2A アッパーモールディング 2B コーナーモールディング 2C サイドモールディング 5 位置検出ロール 6 押出成形金型 6’ ダイ 12 引取機 14 制御装置 15 第1のダイ 16 第2のダイ 17 第3のダイ

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 押出成形金型を通して成形される押出成
    形品の押出直交方向の横断面形状を、押出方向に沿って
    適宜変化させるとともに、上記押出成形金型から押し出
    された押出成形品を、引取手段によって把持しつつ移送
    を行い、押出方向に引き取るようにした押出成形品の製
    造方法において、 上記押出成形品に対する引取手段の把持力を、押出成形
    品の横断面形状変化に対応して変化させるようにしたこ
    とを特徴とする押出成形品の製造方法。
  2. 【請求項2】 押出成形金型のダイを通して成形される
    押出成形品の押出直交方向の横断面形状を、上記ダイの
    移動により押出方向に沿って適宜変化させるとともに、
    上記押出成形金型のダイから押し出された押出成形品
    を、引取手段によって把持しつつ移送を行い、押出方向
    に引き取るようにした押出成形品の製造方法において、 上記押出成形品に対する引取手段の把持力を、前記ダイ
    の移動に対応して変化させるようにしたことを特徴とす
    る押出成形品の製造方法。
  3. 【請求項3】 押出成形金型を通して成形される押出成
    形品の押出直交方向の横断面形状を、押出方向に沿って
    適宜変化させるとともに、上記押出成形金型から押し出
    された押出成形品を、引取手段によって把持しつつ移送
    を行い、押出方向に引き取った後、切断手段の稼働によ
    って押出成形品を所定長に切断するようにした押出成形
    品の製造方法において、 上記押出成形品に対する引取手段の把持力を、前記切断
    手段の稼働に対応して変化させるようにしたことを特徴
    とする押出成形品の製造方法。
  4. 【請求項4】 押出成形品の押出直交方向における横断
    面形状を、押出方向に沿って変化させつつ押出成形を行
    う押出成形金型と、この押出成形金型から押し出された
    押出成形品を把持して押出方向に引き取る引取手段と、
    を備えた押出成形品の製造装置において、 上記押出成形品に対する引取手段の把持力を、押出成形
    品の横断面形状変化に対応して変化させる制御装置を備
    えていることを特徴とする押出成形品の製造装置。
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