JP3197516B2 - 長尺状装飾部材の製造方法及び製造装置 - Google Patents

長尺状装飾部材の製造方法及び製造装置

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JP3197516B2 JP30643297A JP30643297A JP3197516B2 JP 3197516 B2 JP3197516 B2 JP 3197516B2 JP 30643297 A JP30643297 A JP 30643297A JP 30643297 A JP30643297 A JP 30643297A JP 3197516 B2 JP3197516 B2 JP 3197516B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、自動車のウインド
プレートの周縁部に装着されるウインドモールディング
等の長尺状装飾部材の製造方法及び製造装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、長尺状装飾部材が種々の分野で
用いられている。例えば、自動車の車体パネルの窓開口
部に取り付けられたウインドプレート(以下、理解容易
化のためにウインドガラスという。)の周縁部には、シ
ール機能及び装飾機能を備えたウインドモールディング
が装着されている。具体的には、ウインドガラスの周縁
部と車体パネルの窓枠開口部との間に、細長状の隙間が
連続的に形成されており、その隙間内に、長尺状装飾
材からなるウインドモールディングが嵌挿されシールが
行われている。このウインドモールディングは、前記隙
間内に介挿される脚部と、その隙間を車外側から覆う装
飾部とを有している。
【0003】一方、このような自動車用ウインドモール
ディング等の長尺状装飾部材には、雨水用樋等の溝がし
ばしば設けられている。例えば、特公昭51−3572
7号公報に記載されているものでは、窓ガラスの固定部
を覆うモールディングフレ−ムに、水捕集溝を構成する
突出部分が一体的に形成されている。
【0004】ところが横断面形状を一定の形状にて押出
成形してなる従来のモールディングでは、次のような点
で限界がある。例えば車体パネルとウインドプレートと
の間の段差が連続的に変化しているものに対しては、そ
の段差変化に対してモールディングの横断面形状が不整
合状態となってしまうことから取付性・装飾性に問題を
生じる。またコーナー部を境にして機能が異なるモール
ディングが要求される場合、例えば、アッパー部ではフ
ラッシュサーフェース化を行い、サイド部では雨水に対
する樋機能を持たせるような場合には、断面形状が異な
る2種類のモールディングを準備して各々を対応する部
位に装着することが通常行われるが、その場合には、切
断した部材の端末部が外部から見えてしまうことがあ
り、これを回避するために、コーナージョイント等の接
続部材を採用することがしばしば行われている。
【0005】このような理由から、ウインドモールディ
ング全長の横断面形状、特に雨水用樋の横断面形状を部
位によって異ならせることが望ましい。例えば、特開昭
62−289427号公報記載のものでは、複数部品を
組み合わせることによって雨水用樋の大きさを長手方向
にて変化させている。さらに、特開平1−195032
号公報、特開平1−244820号公報、特開平1−2
69612号公報では、モールディングの押出直後に製
品の一部を切除することによって、押出品の横断面形状
を長手方向にて変化させている。さらにまた、特開平1
−269611号公報記載のものでは、異なる押出用開
口により成形された押出品を、押出成形の直後に合体さ
せるようにしている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た従来のウインドモールディング等の長尺状装飾部材
は、雨水用樋の水堰止め機能及び水受け容量が未だ十分
でない場合もあるとともに、製造方法及び装置に関する
種々の課題もある。例えば、特開昭62−289427
号公報記載のものでは、複数部品を製造、組み合わせる
工程が必要であり、生産性は極めて悪い。
【0007】さらに、一般的に押出成形では、押出形成
口の付近において対面する造形面により、ほぼ平行なダ
イランド部分を形成することが望ましく、これにより、
表面形態、形状精度が向上する。その点、特開平1−1
95032号公報記載のものでは、切除部(15a)の
表面状態に難があり、他の装飾面の表面状態との差が発
生するという問題点がある。さらにまた、特開平1−2
69611号公報記載のものでは、同期させる配慮が必
要であるとともに、分離して押出された支持片の接合に
おいて、信頼性の問題も発生するなど、万全の技術は未
だ開示されていないのが現状である。
【0008】そこで本発明は、良好な水保持機能を有す
る溝を備え、車体パネルに沿って良好に連続装着するこ
とができ、また良好な表面形状を有する長尺状装飾部材
の製造方法及び製造装置を提供することを目的とする。
【0009】
【0010】
【0011】
【課題を解決するための手段】 上記目的を達成するため
請求項記載の発明では、ダイ装置により所定の開口形
状に画成される押出形成口を通して、当該押出形成口の
開口形状に対応した横断面形状にて長尺状装飾部材を形
成するようにした長尺状装飾部材の製造方法において、
上記ダイ装置の一部を適宜の方向に移動させることによ
り、前記押出形成口の開口形状を、押出方向である第1
の方向に略直交する第2の方向、及び前記第1の方向と
略直交しかつ上記第2の方向と交差する第3の方向に変
化させて、長尺状装飾部材の横断面形状を変化させつ
つ、全長を一連一体に連続的に形成する方法であって、
上記ダイ装置を不動状態に保持して押出形成口の開口形
状を一定に維持することにより、長尺状装飾部材の長手
方向の一部を一定の横断面形状にて形成する工程と、上
記ダイ装置の一部を所定の方向に移動させることによ
り、押出形成口の開口形状を第2の方向に変化させて、
長尺状装飾部材の横断面形状を変化させて厚さを変える
工程と、上記ダイ装置の一部を、少なくとも前記第1の
方向の成分を含む方向に更に移動させることにより、押
出形成口の開口形状を前記第3の方向に変化させ、長尺
状装飾部材に溝を形成する工程と、を備えている。
【0012】さらにまた、請求項記載の発明では、ダ
イ装置により所定の開口形状に画成される押出形成口を
通して、当該押出形成口の開口形状に対応した横断面形
状にて長尺状装飾部材を形成するようにした長尺状装飾
部材の製造方法において、上記ダイ装置の一部を適宜の
方向に移動させることにより、前記押出形成口の開口形
状を、押出方向である第1の方向に略直交する第2の方
向、及び前記第1の方向と略直交しかつ上記第2の方向
と交差する第3の方向に変化させ、長尺状装飾部材の横
断面形状を変化させつつ、全長を一連一体に連続的に形
成する方法であって、上記ダイ装置を不動状態に保持し
て押出形成口の開口形状を一定に維持することにより、
長尺状装飾部材の長手方向の一部を一定の横断面形状に
て形成する工程と、上記ダイ装置の一部を所定の方向に
移動させることにより、押出形成口の開口形状を第2の
方向に変化させ、長尺状装飾部材の横断面形状を変化さ
せて厚さを変える工程と、上記ダイ装置の一部を、少な
くとも前記第1の方向の成分を含む方向に更に移動させ
ることにより、押出形成口の開口形状を前記第3の方向
に変化させ、上記長尺状装飾部材に、溝を画成する一対
の対向壁部を形成する工程と、を備えている。
【0013】また、請求項記載の発明では、請求項
又はのいずれかに記載の長尺状装飾部材の製造方法に
おいて、長尺状装飾部材を、ダイ装置の押出形成口を構
成する造形面を押出方向に直交する方向に対向配置して
形成した押出流路を通して押出成形するようにしてい
る。
【0014】さらに、請求項記載の発明では、請求項
又はのいずれかに記載の長尺状装飾部材の製造方法
において、長尺状装飾部材の横断面形状を変化させて厚
さを変える工程におけるダイ装置の所定の移動方向を、
押出方向である第1の方向に略直交する平面内において
開口形状の変化方向である第2の方向と同一の方向に設
定している。
【0015】さらにまた、請求項記載の発明では、請
求項記載の長尺状装飾部材の製造方法において、長尺
状装飾部材に溝を形成する工程におけるダイ装置の一部
の移動方向を、押出方向である第1の方向と平行な方向
に設定している。
【0016】また、請求項記載の発明では、請求項
記載の長尺状装飾部材の製造方法において、長尺状装飾
部材に溝を画成する一対の対向壁部を形成する工程にお
けるダイ装置の一部の移動方向を、押出方向である第1
の方向と平行な方向に設定している。
【0017】さらに、請求項記載の発明では、複数の
ダイを有するダイ装置を用いて、長尺状装飾部材を連続
的に形成しつつ、当該長尺状装飾部材の長手方向の一部
に溝を凹設するようにした長尺状装飾部材の製造方法に
おいて、上記ダイ装置を構成する複数のダイのうち、第
1及び第2のダイにより長尺状装飾部材の表面側及び裏
面側を全長にわたって連続的に形成するとともに、第3
のダイによって上記溝の内表面を形成しつつ、全長を一
連一体に連続的に形成する方法であって、上記第1及び
第2のダイを不動状態に保持して、長尺状装飾部材を一
定の横断面形状にて押出成形する工程と、上記第1及び
第2のダイを相対的に離反・近接させるように、押出方
向である第1の方向に略直交する第2の方向に移動させ
ることによって、長尺状装飾部材の横断面形状を変化さ
せて厚さを変える工程と、前記第3のダイを上記第2の
方向と交差する少なくとも第1の方向の成分を含む方向
に移動させることにより、長尺状装飾部材に溝を形成す
る工程と、を備えている。
【0018】さらにまた、請求項記載の発明では、複
数のダイを有するダイ装置を用いて、長尺状装飾部材を
連続的に形成しつつ、当該長尺状装飾部材の長手方向の
一部に溝を凹設するようにした長尺状装飾部材の製造方
法において、上記ダイ装置を構成する複数のダイのう
ち、第1及び第2のダイにより長尺状装飾部材の表面側
及び裏面側を全長にわたって連続的に形成するととも
に、第3のダイによって上記溝の内表面を形成しつつ、
全長を一連一体に連続的に形成する方法であって、上記
第1及び第2のダイを不動状態に保持して、長尺状装飾
部材を一定の横断面形状にて押出成形する工程と、上記
第1及び第2のダイを相対的に離反・近接させるよう
に、押出方向である第1の方向に略直交する第2の方向
に移動させることによって、長尺状装飾部材の横断面形
状を変化させて厚さを変える工程と、前記第3のダイを
上記第2の方向と交差する少なくとも第1の方向の成分
を含む方向に移動させることにより、長尺状装飾部材
に、溝を画成する一対の対向壁部を形成する工程と、を
備えている。
【0019】また、請求項記載の発明では、請求項
又はのいずれかに記載の長尺状装飾部材の製造方法に
おいて、長尺状装飾部材を、ダイ装置の押出形成口を構
成する造形面を押出方向に直交する方向に対向配置して
形成した押出流路を通して押出成形するようにしてい
る。
【0020】さらに、請求項10記載の発明では、請求
又はのいずれかに記載の長尺状装飾部材の製造方
法において、第1ないし第3の各ダイを、相互に関連し
て一体に移動させるようにしている。
【0021】さらにまた、請求項11記載の発明では、
請求項又はのいずれかに記載の長尺状装飾部材の製
造方法において、複数のダイによって、単一の押出形成
口を画成するようにしている。
【0022】また、請求項12記載の発明では、請求項
11記載の長尺状装飾部材の製造方法において、単一の
押出形成口の一部を、第3のダイによって溝形状に対応
して遮蔽するようにしている。
【0023】さらに、請求項13記載の発明では、請求
又はのいずれかに記載の長尺状装飾部材の製造方
法において、長尺状装飾部材の厚さを変える第2の方向
の移動と、溝を形成する第1の方向の成分を含む移動と
を、ずらして行うようにしている。
【0024】さらにまた、請求項14記載の発明では、
請求項又はのいずれかに記載の長尺状装飾部材の製
造方法において、長尺状装飾部材の厚さを変える第2の
方向の移動と、溝を画成する一対の対向壁部を形成する
第1の方向の成分を含む移動とを、ずらして行うように
している。
【0025】また、請求項15記載の発明では、請求項
又はのいずれかに記載の長尺状装飾部材の製造方法
において、溝に、幅狭の開口と、拡大された内部空間と
を形成するようにしている。
【0026】さらに、請求項16記載の発明では、請求
又はのいずれかに記載の長尺状装飾部材の製造方
法において、溝を画成する一対の対向壁部の少なくとも
一方の壁部の先端に、他方の壁部に向って突出する突起
片を形成している。
【0027】
【0028】
【0029】
【0030】
【0031】また、請求項17記載の発明では、所定の
開口形状に押出形成口を画成するダイ装置を備え、上記
押出形成口の開口形状に対応した横断面形状にて長尺状
装飾部材を形成するようにした長尺状装飾部材の製造装
置において、上記ダイ装置の一部は、適宜の方向に移動
することにより、前記押出形成口の開口形状を、押出方
向である第1の方向に略直交する第2の方向及び第3の
方向に変化させ、長尺状装飾部材の横断面形状を変化さ
せつつ、全長を一連一体に連続的に形成するように構成
されたものであって、上記ダイ装置を不動状態に保持し
て押出形成口の開口形状を一定に維持することにより、
長尺状装飾部材の長手方向の一部を一定の横断面形状に
て形成する手段と、上記ダイ装置の一部を所定の方向に
移動させることにより、押出形成口の開口形状を第2の
方向に変化させ、長尺状装飾部材の横断面形状を変化さ
せて厚さを変える手段と、上記ダイ装置の一部を、少な
くとも第1の方向の成分を含む方向に更に移動させるこ
とにより、押出形成口の開口形状を上記第2の方向と交
差する第3の方向に変化させ、上記長尺状装飾部材に溝
を形成する手段と、を備えている。
【0032】さらに、請求項18記載の発明では、押出
形成口を所定の開口形状に画成するダイ装置を備え、上
記押出形成口の開口形状に対応した横断面形状にて長尺
状装飾部材を形成するようにした長尺状装飾部材の製造
装置において、上記ダイ装置の一部は、適宜の方向に移
動することにより、前記押出形成口の開口形状を、押出
方向である第1の方向に略直交する第2の方向及び第3
の方向に変化させ、長尺状装飾部材の横断面形状を変化
させつつ、全長を一連一体に連続的に形成するように構
成されたものであって、上記ダイ装置を不動状態に保持
して押出形成口の開口形状を一定に維持することによ
り、長尺状装飾部材の長手方向の一部を一定の横断面形
状にて形成する手段と、上記ダイ装置の一部を所定の方
向に移動させることにより、押出形成口の開口形状を第
2の方向に変化させ、長尺状装飾部材の横断面形状を変
化させて厚さを変える手段と、上記ダイ装置の一部を、
少なくとも第1の方向の成分を含む方向に更に移動させ
ることにより、押出形成口の開口形状を上記第2の方向
と交差する第3の方向に変化させ、上記長尺状装飾部材
に溝を画成する一対の対向壁部を形成する手段と、を備
えている。
【0033】
【0034】
【0035】
【作用】このような構成を有する各手段によれば、長尺
装飾部材の一部に厚肉部が連続的に成形されつつ、良
好な機能を有する一連一体の長尺状装飾部材の全長が容
易に形成されるようになっている。
【0036】また、押出方向に直交する方向に対向する
ダイ装置の造形面により押出流路を形成して長尺状装飾
部材を押出成形することによって、良好な表面状態が得
られるようになっている。
【0037】
【発明の実施の形態】以下、本発明にかかる製造方法の
実施形態について説明するが、それに先立って、その製
造方法により形成された長尺状装飾部材の一例としての
ウインドモールディングの構造例について説明する。
【0038】まず、図1に表わされているように、自動
車のフロント側のウインドプレートとしてのウインドガ
ラス1の周縁部には、長尺帯状の押出樹脂部材からなる
ウインドモールディング2が装着されている。このウイ
ンドモールディング2は、前記ウインドガラス1の上縁
部とルーフパネル3との間の隙間に装着されたアッパー
モールディング2Aと、ウインドガラス1の両側縁部と
ピラーパネル4との間の隙間に装着されたサイドモール
ディング2Cと、これらアッパーモールディング2Aと
サイドモールディング2Cとを湾曲状に連結しているコ
ーナーモールディング2Bとを有している。これら各モ
ールディング2A,2B,2Cは、後述するようにして
一体連続的に押出成形されている。
【0039】ウインドモールディング2は、ゴム、合成
樹脂等の弾性材料を後述する成形装置によって一連に押
出成形してなるものであり、図2ないし図5に示されて
いるように、ウインドガラス1の周縁部とルーフパネル
3及びピラーパネル4との間隙に介挿される脚部21
と、ウインドガラス1の表面を車外側(図示上側)から
覆う装飾部22とを備えている。
【0040】脚部21は、モールディングの全長にわた
って均一な横断面形状を有する柱状部材からなってお
り、アッパーモールディング2Aにおいては、当該脚部
21の内部車外端(図示上端)部分から装飾部22にか
けて芯材としての金属薄箔芯金23が埋設されている。
また、コーナーモールディング2Bからサイドモールデ
ィング2Cにかけては、装飾部22内に芯材としての金
属薄箔芯金23が埋設されている。
【0041】また、上記脚部21の車内側端縁(図示下
端縁)には、ウインドガラス1の車内側面(図示下面
部)を支持するガラス支持片24が、モールディングの
全長にわたって一定形状にて設けられている。これら装
飾部22と脚部21とガラス支持片24とは、長手方向
に直交する横断面において略コの字状の関係になされて
いる。
【0042】さらに、上記ガラス支持片24が設けられ
ている脚部21の反対側である外周側及びそれに連続す
る装飾部22の外周側には、上記車体パネル3,4の壁
面に向かって突出する弾性リップ片25,26が、アッ
パー部及びコーナー部に設けられているとともに、サイ
ド部には、弾性リップ片25,26,27が設けられて
いる。上記弾性リップ片25,26は、モールディング
の全長にわたって上下二段に突設されているとともに、
弾性リップ片27は、これらの弾性リップ片25,26
の直下部分に突設されている。
【0043】一方、前記装飾部22は、脚部21の車外
側端(図示上端)から内周側に延びるリップ状部材から
なり、ウインドガラス1の車外側表面の周縁部を覆うよ
うに設けられているとともに、この装飾部22と前記脚
部21とガラス支持片24とによって、ウインドガラス
1の周縁部を受け入れるためのガラス嵌合溝28が、横
断面略コの字状をなすように画成されている。このガラ
ス嵌合溝28の溝形状は、全長にわたって一定であり、
その溝幅は、ウインドガラス1の厚さにほぼ一致されて
いる。
【0044】上記装飾部22の横断面形状は、後述する
ようにウインドガラス1の車外側表面と、車体パネル
3,4の車外側表面との間に形成されている段差の大き
さに対応して変化されており、アッパー部ではモールデ
ィングの長手方向に均一な形状に構成され、コーナー部
からサイド部にかけては、車内外方向に膨出する厚肉部
分が設けられている。
【0045】すなわち、まずアッパーモールディング2
Aにおける装飾部22は、最小の肉厚寸法に設定されて
いるとともに、当該装飾部22の幅寸法も最小に設定さ
れている。このアッパーモールディング2Aの肉厚寸法
及び幅寸法は、当該アッパーモールディング2Aの全長
にわたって一定に維持されている。
【0046】また、コーナーモールディング2B及びサ
イドモールディング2Cの装飾部22においては、コー
ナー途中部分からサイド側に向かって、肉厚寸法(高さ
方向寸法)及び幅寸法(左右方向寸法)が徐々に増大さ
れて膨出厚肉部分が構成されている。この膨出厚肉部分
は、サイドモールディング2Cのコーナー部寄りの上端
部分において、車内外方向及び内周側方向に最大の肉厚
寸法及び幅寸法に設定されている。この装飾部22にお
ける膨出厚肉部分の最大肉厚寸法及び幅寸法は、上記サ
イド上端部分からサイド中央部分及びサイド下部側に向
かって一定に維持されている。
【0047】さらに、当該サイドモールディング2Cに
おける装飾部22の車外側及び内周側への膨出厚肉部分
には、当該膨出厚肉部分を車内外方向に所定間隔離して
配置された上下一対の壁部22a,22bが形成されて
おり、それら両壁部22a,22bどうしの間に雨水用
樋29が凹設されている。この雨水用樋29は、装飾部
22が最大の肉厚寸法になされたサイドモールディング
2Cのコーナー寄りのサイド部上端からサイド部下方に
かけて、内周側に開口するように設けられており、サイ
ド部上端側の浅底部分を除いて、一定の略台形横断面形
状に維持されている。そして特に図5に示されているよ
うに、当該雨水用樋29の横断面形状における溝底部の
溝幅寸法βは、開口部における溝幅寸法αよりも拡大さ
れている。すなわちこの雨水用樋29の横断面形状は、
溝底部側の奥行方向に向かって拡大されており、大きな
奥行形状を備えるように構成されている。
【0048】また、上記雨水用樋29を画成している上
下一対の壁部22a,22bのうちの車外側に配置され
た上壁部22aには、当該上壁部22aの内周側先端縁
から、車外側(下方側)に向かって所定量垂下するよう
に突起片22cが設けられている。そして、この突起片
22cによって、上記雨水用樋29の開口部側における
溝幅寸法が車内方向に狭められており、雨水用樋29の
底部側における溝幅寸法が、開口部側における溝幅寸法
より車外側に拡大されている。
【0049】このようなウインドモールディング2の車
体取付構造を次に説明する。前記ルーフパネル3及びピ
ラーパネル4に設けられたガラス取付用窓開口部の内周
縁部は、ウインドガラス1を受け入れるように室内側に
向かって階段状に折り曲げられており、傾斜壁3a,4
aを介してフランジ部3b,4bが設けられている。ア
ッパー部の傾斜壁3aの立ち上がり高さは均一になされ
ているが、サイド部の傾斜壁4aの立ち上がり高さは、
コーナー部の途中から次第に高められている。
【0050】そして、まずウインドガラス1の周縁部分
あるいは車体パネル3,4側のフランジ部3b,4b上
に、帯状のダムラバー5が固着されるとともに、このダ
ムラバー5の外周側に接着剤6が押出によって充填さ
れ、ウインドガラス1の車内側面(図示下面)が、上記
ダムラバー5上に当接され押圧される。これによってウ
インドガラス1は、車体パネル3,4側のフランジ部
3,4上に全周略均一の高さに固着される。このウイン
ドガラス1の車外側表面と、車体パネル3,4の表面と
の間には、傾斜壁3a,4aの立ち上がり高さに対応し
た段差及び隙間が形成される。
【0051】ウインドモールディング2は、ウインドガ
ラス1に装着した状態で窓枠側に挿入されるか、あるい
は予めウインドガラス1を窓枠側に設置しておいた上
で、ウインドガラス1の周端縁と車体パネル3,4との
間の隙間内に挿入される。ウインドモールディング2
が、ウインドガラス1の周縁部と車体パネル3,4との
間の隙間内に嵌挿された状態では、ガラス支持片24と
装飾部22との間に画成されているガラス嵌合溝28
が、ウインドガラス1の周縁部全長にわたって嵌着され
ている。また弾性リップ片25,26,27は、車体パ
ネル3,4の傾斜壁3a,4aに対して屈曲状態にて弾
接されている。これら各弾性リップ片25,26,27
の屈曲弾性反発力及び上記ガラス嵌合溝28のガラス嵌
合力は、接着剤が固化するまでの仮固定力及び姿勢保持
力として作用する。
【0052】装着後におけるウインドモールディング2
の装飾部22は、ウインドガラス1の車外側表面と車体
パネル3,4の表面との間に形成されている段差及び隙
間の大きさに対応して、車内外方向の肉厚寸法及び車内
外方向に直交する方向の幅寸法が変化されている。
【0053】すなわち、まずアッパー部においては(図
3参照)、全長にわたって上記段差及び隙間の大きさが
小さくかつ均一になされており、それに対応して装飾部
22の肉厚寸法及び幅寸法が最小かつ均一に設定されて
いる。コーナー部においては(図3及び図4参照)、上
記段差及び隙間がサイド部側に向かって徐々に拡大され
ており、それに対応して装飾部22の肉厚寸法及び幅寸
法も増大されている。さらにサイド部においては(図3
及び図5参照)、サイド部上端で最大になされた段差及
び隙間が、サイド部下方に向かって一定に維持されてお
り、それに対応して装飾部22の肉厚寸法及び幅寸法
も、サイド部上端で最大になされているとともに、その
最大の肉厚寸法及び幅寸法が、サイド部下方側に向かっ
て一定に維持されている。
【0054】上述のように、ウインドガラス1と車体パ
ネル3,4との間に形成された段差の大きさ及び隙間の
幅寸法の変動に対応して、ウインドモールディング2の
横断面形状が連続的に変化されているため、ウインドモ
ールディング2の装着にあたっては、いずれの部位にお
いても良好な取付が行われる。
【0055】また、ウインドモールディング2を装着し
た状態において、ウインドガラス1上に滴下した雨水
は、ウインドモールディング2の内周壁部に導かれるよ
うにして所定の部位に排出されていく。より具体的に
は、アッパー部からコーナー部における雨水は、装飾部
22の内周壁に誘導されていくとともに、サイド部に集
められた雨水は、脚部21の膨出肉厚部分に設けられた
雨水用樋29を通って誘導されていく。このとき雨水用
樋29は、底部側が拡大されて大きな奥行形状を備える
ように構成されているため、大きな水受け容量が確保さ
れ、当該雨水用樋29による雨水堰止め作用は極めて良
好に行われる。
【0056】さらに、本実施形態のように、雨水用樋2
9の開口部に突起片22cを設けることとすれば、その
突起片22cの堰き止め作用によって、雨水用樋29内
に一旦収容された雨水の外部流出が防止されることとな
り、雨水用樋29の水案内作用がさらに改善されるよう
になっている。
【0057】次に、上述したウインドモールディング2
を成形する装置の実施形態を説明する。図示を省略した
コイラーから巻き出されたインサート材としての金属薄
箔芯金23は、フォーミングロール、位置検出装置を通
して押出成形金型(ダイス)に供給され、樹脂と一体に
て上述した横断面形状に押出成形される。押し出された
モールディング素材は、冷却槽を通して引取機を通って
切断装置に送り込まれ、そこで所定長さに切断が行われ
る。このとき上記位置検出装置で検出された金属薄箔芯
金23の送り量は、制御装置に印加されており、その入
力信号に基づいて、上記押出成形金型及び切断装置の動
作タイミングが決定され、制御装置から各装置に動作信
号が出力されている。上記位置検出装置の配設位置は、
素材の進行量あるいは移動量を検知することができる位
置であればどこでも良く、例えば引取機の前後いずれで
あっても配置することができる。
【0058】上記押出成形金型に設けられたダイは、図
6ないし図11に示されているような合成樹脂押出用の
3つのダイを備えている。これらのダイは、モールディ
ングの押出方向(紙面垂直方向)である第1の方向に並
設されており、第1のダイ7及び第2のダイ8と、これ
ら第1のダイ7及び第2のダイ8により画成された押出
形成口の内部に配置されている第3のダイ9とからなっ
ている。
【0059】上記第1のダイ7は固定状態に設置されて
おり、ウインドモールディング2の外周側(表面側)の
表面に対応した輪郭形状を有する押出形成口71を備え
ている。この押出形成口71は、装飾部22に対応する
開口部71aと、脚部21に対応する開口部71bと、
弾性リップ片25,26,27に対応する開口部71
c,71d,71eとを有しており、当該押出形成口7
1の内周側部分すなわち上記開口部71aの下方側領域
は、図6破線で示されているようなウインドモールディ
ング2の横断面形状全体を包含する大型の開口に形成さ
れている。
【0060】また、上記第2のダイ7及び第3のダイ9
は、板状部材及び箱状部材からそれぞれ形成されてい
る。第2のダイ8は、第1のダイ7の前面上に一対のガ
イド体81,81によって、上記第1の方向(モールデ
ィングの押出方向)と直交する第2の方向に平行移動可
能に支持されているのに対し、第3のダイ9は、上記第
1のダイ7の押出形成口内において、図示を省略したガ
イド体により上記第1の方向(モールディング押出方
向)に平行移動可能に支持されている。
【0061】第2のダイ8の図示上縁部に形成された押
出形成口82は、ウインドモールディング2の内周側
(裏面側)の表面に対応した輪郭形状に切欠成形されて
おり、前記第1のダイ7の押出形成口71に対して、所
定の位置関係に重ね合わせられている。この第2のダイ
8の図示下縁部には、連接棒83が設けられており、こ
の連接棒83が、回転運動を直線運動に変換する図示を
省略した変換器を介して駆動モータ84に連結されてい
る。そしてこの駆動モータ84からの駆動力によって上
記第2のダイ8は、図6に示されたアッパーモールディ
ング形成位置と、図8に示されたコーナーモールディン
グ形成位置と、図10に示されたサイドモールデイング
形成位置との間において図示斜め方向に往復移動される
ようになっている。
【0062】また、特に図10に示されているように、
前記第3のダイ9は、雨水用樋29の横断面形状に対応
した外郭形状に成形されており、図示を省略した駆動モ
ータからの駆動力によって上記第1の方向(モールディ
ング押出方向)に往復移動されるように構成されてい
る。この第3のダイ9は、後述するように、前記第1の
ダイ7に対して第2のダイ8が最大の開口離反状態とな
ったときに、押出方向の前方手前側に向かって押し出さ
れるものであって、上記第1のダイ7の押出形成口71
の造形面と、押出方向に直交する方向に対向することに
より押出流路を形成するように構成されている。
【0063】次に、このようなモールデイング成形装置
によるウインドモールディング2の成形方法の実施形態
について説明する。ウインドモールディング2を成形す
るにあたっては、アッパーモールディング2A、コーナ
ーモールディング2B、サイドモールディング2Cが一
連一体に押出成形されるが、そのときの成形順序は、一
方のサイドモールディング2C、一方のコーナーモール
ディング2B、アッパーモールディング2A、そして他
方のコーナーモールディング2B、他方のサイドモール
ディング2Cの順である。
【0064】まず、サイドモールディング2Cを押出成
形する場合には、第1のダイ7、第2のダイ8及び第3
のダイ9が、図10及び図11に示された位置関係に維
持される。この状態においては、第2のダイ8が最下位
置に引き込まれており、第1のダイ7の押出形成口71
が最大の開口面積に拡張されているとともに、当該第1
のダイ7の押出形成口71内において、第3のダイ9
が、モールディング押出方向の前方手前側に押し出され
ている。これにより図5に示された横断面形状をなすサ
イドモールディング2Cが、下端部分(図3右端部分)
から押し出されていく。このとき、上記第3のダイ9の
造形面は、第1のダイ7の造形面に対して、押出方向に
直交する方向に対向するように配置されているため、装
飾部22における車外側の外表面、及び雨水用樋29の
内壁面が、良好な表面状態に形成されるようになってい
る。
【0065】すなわち、上記最大の開口面積に拡張され
た第1のダイ7の押出形成口71によって、装飾部22
の肉厚寸法及び幅寸法が最大状態にて成形され、膨出厚
肉部分が押出成形されるとともに、第3のダイ9の分流
作用によって、上記装飾部22の膨出厚肉部分に雨水用
樋29が形成される。このとき第1のダイ7の押出形成
口71に対しては、金属薄箔芯金23が供給される。
【0066】このような一定横断面形状の状態で、サイ
ドモールディング2Cが一定長にわたって押出成形さ
れ、コーナーモールディング2Bの成形位置に近づいて
くると、第3のダイ9がモールディング押出方向の奥側
に引き込まれていき、サイドモールディング2Cの上端
部に相当するタイミングで完全に引き込まれる。これに
よって雨水用樋29は消失され、ついでコーナーモール
ディング2Bの成形が開始される。
【0067】コーナーモールディング2Bでは、図8及
び図9に示されているように、第2のダイ8が図示斜め
上側方向に押し上げ移動されつつ押出が行われ、装飾部
22の肉厚寸法及び幅寸法が徐々に縮小されていく。コ
ーナーモールディング2Bの押出成形が終了した時点
で、上記第2のダイ8及び第3のダイ9は、図6及び図
7に示されている位置に至り、押出形成口71の全体
が、アッパーモールディング2Aの横断面形状に対応す
る形状に画成される。そしてこのときからアッパーモー
ルディング2Aが一定の横断面形状にて押出成形されて
いく。アッパーモールディング2Aが一定長にわたって
押出成形されると、上述した手順とは逆にして、コーナ
ーモールディング2B及びサイドモールディング2Cの
成形が行われ、一連のウインドモールディング2が得ら
れる。
【0068】次に、図12、図13及び図14に示され
ている実施例におけるウインドモールディング10は、
サイドモールディング10C、コーナーモールディング
10B及びアッパーモールディング10Aが一連に押出
成形されてなるものであって、図示を省略したクリップ
を介して車体パネル側に装着されている。
【0069】車体パネル3,4とウインドガラス1の周
端縁との間には、横断面略C型形状の金属モール体10
2が車外側から装着されている。この金属モール体10
2は、扁平な幅広形状に構成されており、その幅方向の
内周側端縁部及び外周側端縁部に、ガラス側装飾部10
2a及びパネル側装飾部102bが、それぞれ一体成形
されている。
【0070】上記パネル側装飾部102bは、全長にわ
たって均一な横断面形状にて構成されているが、ガラス
側装飾部102aは、ウインドガラス1の車外側表面と
車体パネル3,4の車外側表面との間に形成されている
段差の大きさに対応して肉厚が変化されており、アッパ
ー部ではモールディングの長手方向に均一な形状に構成
され、コーナー部からサイド部にかけては、車内外方向
に膨出する厚肉部分が設けられている。
【0071】すなわち、まずアッパーモールディング1
0Aにおけるガラス側装飾部102aは、最小の肉厚寸
法に設定されており、このアッパーモールディング10
Aの最小肉厚寸法が、当該アッパーモールディング10
Aの全長にわたって一定に維持されている。
【0072】また、コーナーモールディング10B及び
サイドモールディング10Cのガラス側装飾部102a
においては、コーナー途中部分からサイド側に向かって
徐々に肉厚寸法が増大されて膨出厚肉部分が構成されて
おり、この膨出厚肉部分は、サイドモールディング10
Cのコーナー寄りの上端部分において、最大の肉厚寸法
に設定されている。このようなガラス側装飾部102a
における膨出厚肉部分の最大肉厚寸法は、サイド中央部
分からサイド下部側に向かって一定に維持されている。
【0073】さらに、上記サイドモールディング10C
におけるガラス側装飾部102aの車外側への膨出厚肉
部分には、雨水用樋109が凹設されている。この雨水
用樋109は、ガラス側装飾部102aが最大の肉厚寸
法になされたサイドモールディング10Cのコーナー寄
りのサイド部上端から、サイド部下方にかけて設けられ
ており、サイド部上端側の浅底部分を除いて略コ字状横
断面形状に一定に維持されている。この実施例における
雨水用樋109も、開口部に比して溝底部分が拡大され
ており、したがって大きな奥行形状を備えるように構成
されている。
【0074】このようなウインドモールディング10の
車体取付構造において、ウインドモールディング10
は、ウインドガラス1に装着した状態で窓枠側に挿入さ
れるか、あるいは予めウインドガラス1を窓枠側に設置
しておいた上で、ウインドガラス1の周端縁と車体パネ
ル3,4との間の隙間内に挿入される。そして装着後に
おけるウインドモールディング10のガラス側装飾部1
02aは、上記第1実施例と同様に、ウインドガラス1
の車外側表面と車体パネル3,4の表面との間に形成さ
れている段差の大きさに対応して、車内外方向の肉厚寸
法が変化されている。
【0075】そして、ウインドモールディング10を装
着した状態において、ウインドガラス1上に滴下した雨
水は、大きな奥行形状を備えた雨水用樋109によって
良好に堰止め案内される。このとき、雨水用樋109
は、突起片102cを備えるように構成されているた
め、大きな水受け容量が確保されるとともに、雨水用樋
109内の水は、開口部に設けられた突起片102cに
よって外部流出が阻止されるため、雨水用樋109によ
る雨水堰き止め作用は極めて良好に行われる。
【0076】次に、上述したウインドモールディング1
0を成形する装置の押出成形金型に設けられたダイは、
図15及び図16に示されているような合成樹脂押出用
の3つのダイを備えている。これらのダイは、モールデ
ィングの押出方向(紙面垂直方向)に並設された第1の
ダイ11及び第2のダイ12と、これら第1のダイ11
及び第2のダイ12により画成された押出形成口の内部
に配置されている第3のダイ13とを有している。
【0077】上記第1のダイ11は、固定状態に設置さ
れており、ウインドモールディング10全体の外周表面
に対応した輪郭形状を有する押出形成口111を備えて
いる。この押出形成口111の内周側相当部分は、ガラ
ス側装飾部102aの横断面形状全体を包含する大型の
開口に形成されている。
【0078】また、上記第2のダイ11及び第3のダイ
13は、板状部材及び箱状部材からそれぞれ形成されて
いる。第2のダイ12は、第1のダイ11の前面上に一
対のガイド体121,121によって、モールディング
の押出方向と直交する方向に平行移動可能に支持されて
いるのに対し、第3のダイ13は、上記第1のダイ11
の押出形成口内において、図示を省略したガイド体によ
りモールディング押出方向に平行移動可能に支持されて
いる。
【0079】第2のダイ12の図示上縁部に形成された
押出形成口122は、ウインドモールディング10のガ
ラス側装飾部102aに対応した輪郭形状に切欠成形さ
れており、前記第1のダイ11の押出形成口111に対
して、所定の位置関係に重ね合わせられている。この第
2のダイ12の図示下縁部には、連接棒123が設けら
れており、この連接棒123が、回転運動を直線運動に
変換する図示を省略した変換器を介して駆動モータ12
4に連結されている。そしてこの駆動モータ124から
の駆動力によって上記第2のダイ12は、アッパーモー
ルディング形成位置と、コーナーモールディング形成位
置と、図15に示されたサイドモールデイング形成位置
との間において図示斜め方向に往復移動されるようにな
っている。
【0080】また、前記第3のダイ13の外郭形状は、
雨水用樋109の横断面形状に対応した形状に成形され
ており、モールディングの押出方向に図示を省略した駆
動モータからの駆動力によって往復移動されるように構
成されている。この第3のダイ13は、前記第1のダイ
11に対して第2のダイ12が最大の開口離反状態とな
ったときに、モールディング押出方向の前方手前側に向
かって押し出される。
【0081】このようなモールデイング成形装置による
ウインドモールディング10の成形方法は、第1のダイ
11及び第2のダイ12に対して第3のダイ13を、モ
ールディング押出方向に所定のタイミングで往復移動さ
せる点において、上述した第1の実施例におけるウイン
ドモールディング2の成形方法と基本的に同様である。
したがって詳細な説明は省略する。
【0082】
【発明の効果】以上述べたように本発明は、長尺状装飾
部材の一部に厚肉部を連続的に成形しつつ、良好な機能
を有する一連一体の長尺状装飾部材の全長を容易に形成
するようにしたものであるから、水保持性の良好な溝付
長尺状装飾部材の成形性を向上させることができる。
【0083】また、本発明は、押出方向に直交する方向
に対向するダイ装置の造形面により押出流路を形成して
長尺状装飾部材を押出成形するようにしたものであるか
ら、良好な表面状態を備えた長尺状装飾部材を効率的に
成形することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明により製造した長尺状装飾部材の一例と
してのウインドモールディングを装着した自動車の前部
を表わした外観斜視説明図である。
【図2】本発明の第1実施形態におけるウインドモール
ディング構造を表わした外観斜視説明図である。
【図3】図1中のIII −III 線に沿う横断面図である。
【図4】図3中のIV−IV線に沿う横断面図である。
【図5】図3中のV −V 線に沿う横断面図である。
【図6】図1ないし図5に表わされたウインドモールデ
ィングの押出成形装置の一例を表わした正面説明図であ
る。
【図7】図3中のA−A線に沿う横断面図である。
【図8】図6に表わされた押出成形装置の移動状態を表
わした正面説明図である。
【図9】図8中のB−B線に沿う横断面図である。
【図10】図6に表わされた押出成形装置のさらなる移
動状態を表わした正面説明図である。
【図11】図10中のC−C線に沿う横断面図である。
【図12】本発明の第2実施形態におけるウインドモー
ルディングの構造を表わした図2相当の外観斜視説明図
である。
【図13】図12に表わされたウインドモールディング
の構造を表した図4相当の横断面図である。
【図14】図12に表わされたウインドモールディング
の構造を表した図5相当の横断面図である。
【図15】図12ないし図10に表わされたウインドモ
ールディングの押出成形装置の実施形態を表わした図1
0相当の正面説明図である。
【図16】図15中のD−D線に沿う横断面図である。
【符号の説明】 1 ウインドガラス 3,4 車体パネル 2,10 ウインドモールディング 2A,10A アッパーモールディング 2B,10B コーナーモールディング 2C,10C サイドモールディング 21 脚部 22,102a.102b 装飾部 7,11 第1のダイ 8,12 第2のダイ 9,13 第3のダイ
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B29C 47/00 - 47/96 B60J 1/02 B60R 13/06

Claims (18)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ダイ装置により所定の開口形状に画成さ
    れる押出形成口を通して、当該押出形成口の開口形状に
    対応した横断面形状にて長尺状装飾部材を形成するよう
    にした長尺状装飾部材の製造方法において、 上記ダイ装置の一部を適宜の方向に移動させることによ
    り、前記押出形成口の開口形状を、押出方向である第1
    の方向に略直交する第2の方向、及び前記第1の方向と
    略直交しかつ上記第2の方向と交差する第3の方向に変
    化させて、長尺状装飾部材の横断面形状を変化させつ
    つ、全長を一連一体に連続的に形成する方法であって、 上記ダイ装置を不動状態に保持して押出形成口の開口形
    状を一定に維持することにより、長尺状装飾部材の長手
    方向の一部を一定の横断面形状にて形成する工程と、 上記ダイ装置の一部を所定の方向に移動させることによ
    り、押出形成口の開口形状を第2の方向に変化させて、
    長尺状装飾部材の横断面形状を変化させて厚さを変える
    工程と、 上記ダイ装置の一部を、少なくとも前記第1の方向の成
    分を含む方向に更に移動させることにより、押出形成口
    の開口形状を前記第3の方向に変化させ、長尺状装飾部
    材に溝を形成する工程と、 を備えたことを特徴とする長尺状装飾部材の製造方法。
  2. 【請求項2】 ダイ装置により所定の開口形状に画成さ
    れる押出形成口を通して、当該押出形成口の開口形状に
    対応した横断面形状にて長尺状装飾部材を形成するよう
    にした長尺状装飾部材の製造方法において、 上記ダイ装置の一部を適宜の方向に移動させることによ
    り、前記押出形成口の開口形状を、押出方向である第1
    の方向に略直交する第2の方向、及び前記第1の方向と
    略直交しかつ上記第2の方向と交差する第3の方向に変
    化させ、長尺状装飾部材の横断面形状を変化させつつ、
    全長を一連一体に連続的に形成する方法であって、 上記ダイ装置を不動状態に保持して押出形成口の開口形
    状を一定に維持することにより、長尺状装飾部材の長手
    方向の一部を一定の横断面形状にて形成する工程と、 上記ダイ装置の一部を所定の方向に移動させることによ
    り、押出形成口の開口形状を第2の方向に変化させ、長
    尺状装飾部材の横断面形状を変化させて厚さを変える工
    程と、 上記ダイ装置の一部を、少なくとも前記第1の方向の成
    分を含む方向に更に移動させることにより、押出形成口
    の開口形状を前記第3の方向に変化させ、上記長尺状装
    飾部材に、溝を画成する一対の対向壁部を形成する工程
    と、 を備えたことを特徴とする長尺状装飾部材の製造方法。
  3. 【請求項3】 請求項又はのいずれかに記載の長尺
    状装飾部材の製造方法において、 長尺状装飾部材を、ダイ装置の押出形成口を構成する造
    形面を押出方向に直交する方向に対向配置して形成した
    押出流路を通して押出成形するようにしたことを特徴と
    する長尺状装飾部材の製造方法。
  4. 【請求項4】 請求項又はのいずれかに記載の長尺
    状装飾部材の製造方法において、 長尺状装飾部材の横断面形状を変化させて厚さを変える
    工程におけるダイ装置の所定の移動方向を、押出方向で
    ある第1の方向に略直交する平面内において開口形状の
    変化方向である第2の方向と同一の方向に設定したこと
    を特徴とする長尺状装飾部材の製造方法。
  5. 【請求項5】 請求項記載の長尺状装飾部材の製造方
    法において、 長尺状装飾部材に溝を形成する工程におけるダイ装置の
    一部の移動方向を、押出方向である第1の方向と平行な
    方向に設定したことを特徴とする長尺状装飾部材の製造
    方法。
  6. 【請求項6】 請求項記載の長尺状装飾部材の製造方
    法において、 長尺状装飾部材に溝を画成する一対の対向壁部を形成す
    る工程におけるダイ装置の一部の移動方向を、押出方向
    である第1の方向と平行な方向に設定したことを特徴と
    する長尺状装飾部材の製造方法。
  7. 【請求項7】 複数のダイを有するダイ装置を用いて、
    長尺状装飾部材を連続的に形成しつつ、当該長尺状装飾
    部材の長手方向の一部に溝を凹設するようにした長尺状
    装飾部材の製造方法において、 上記ダイ装置を構成する複数のダイのうち、第1及び第
    2のダイにより長尺状装飾部材の表面側及び裏面側を全
    長にわたって連続的に形成するとともに、第3のダイに
    よって上記溝の内表面を形成しつつ、全長を一連一体に
    連続的に形成する方法であって、 上記第1及び第2のダイを不動状態に保持して、長尺状
    装飾部材を一定の横断面形状にて押出成形する工程と、 上記第1及び第2のダイを相対的に離反・近接させるよ
    うに、押出方向である第1の方向に略直交する第2の方
    向に移動させることによって、長尺状装飾部材の横断面
    形状を変化させて厚さを変える工程と、 前記第3のダイを上記第2の方向と交差する少なくとも
    第1の方向の成分を含む方向に移動させることにより、
    長尺状装飾部材に溝を形成する工程と、 を備えたことを特徴とする長尺状装飾部材の製造方法。
  8. 【請求項8】 複数のダイを有するダイ装置を用いて、
    長尺状装飾部材を連続的に形成しつつ、当該長尺状装飾
    部材の長手方向の一部に溝を凹設するようにした長尺状
    装飾部材の製造方法において、 上記ダイ装置を構成する複数のダイのうち、第1及び第
    2のダイにより長尺状装飾部材の表面側及び裏面側を全
    長にわたって連続的に形成するとともに、第3のダイに
    よって上記溝の内表面を形成しつつ、全長を一連一体に
    連続的に形成する方法であって、 上記第1及び第2のダイを不動状態に保持して、長尺状
    装飾部材を一定の横断面形状にて押出成形する工程と、 上記第1及び第2のダイを相対的に離反・近接させるよ
    うに、押出方向である第1の方向に略直交する第2の方
    向に移動させることによって、長尺状装飾部材の横断面
    形状を変化させて厚さを変える工程と、 前記第3のダイを上記第2の方向と交差する少なくとも
    第1の方向の成分を含む方向に移動させることにより、
    長尺状装飾部材に、溝を画成する一対の対向壁部を形成
    する工程と、 を備えたことを特徴とする長尺状装飾部材の製造方法。
  9. 【請求項9】 請求項又はのいずれかに記載の長尺
    状装飾部材の製造方法において、 長尺状装飾部材を、ダイ装置の押出形成口を構成する造
    形面を押出方向に直交する方向に対向配置して形成した
    押出流路を通して押出成形するようにしたことを特徴と
    する長尺状装飾部材の製造方法。
  10. 【請求項10】 請求項又はのいずれかに記載の長
    尺状装飾部材の製造方法において、 第1ないし第3の各ダイを、相互に関連して一体に移動
    させるようにしたことを特徴とする長尺状装飾部材の製
    造方法。
  11. 【請求項11】 請求項又はのいずれかに記載の長
    尺状装飾部材の製造方法において、 複数のダイによって、単一の押出形成口を画成するよう
    にしたことを特徴とする長尺状装飾部材の製造方法。
  12. 【請求項12】 請求項11記載の長尺状装飾部材の製
    造方法において、 単一の押出形成口の一部を、第3のダイによって溝形状
    に対応して遮蔽するようにしたことを特徴とする長尺状
    装飾部材の製造方法。
  13. 【請求項13】 請求項又はのいずれかに記載の長
    尺状装飾部材の製造方法において、 長尺状装飾部材の厚さを変える第2の方向の移動と、溝
    を形成する第1の方向の成分を含む移動とを、ずらして
    行うようにしたことを特徴とする長尺状装飾部材の製造
    方法。
  14. 【請求項14】 請求項又はのいずれかに記載の長
    尺状装飾部材の製造方法において、 長尺状装飾部材の厚さを変える第2の方向の移動と、溝
    を画成する一対の対向壁部を形成する第1の方向の成分
    を含む移動とを、ずらして行うようにしたことを特徴と
    する長尺状装飾部材の製造方法。
  15. 【請求項15】 請求項又はのいずれかに記載の長
    尺状装飾部材の製造方法において、 溝に、幅狭の開口と、拡大された内部空間とを形成する
    ことを特徴とする長尺状装飾部材の製造方法。
  16. 【請求項16】 請求項又はのいずれかに記載の長
    尺状装飾部材の製造方法において、 溝を画成する一対の対向壁部の少なくとも一方の壁部の
    先端に、他方の壁部に向って突出する突起片を形成して
    いることを特徴とする長尺状装飾部材の製造方法。
  17. 【請求項17】 所定の開口形状に押出形成口を画成す
    るダイ装置を備え、上記押出形成口の開口形状に対応し
    た横断面形状にて長尺状装飾部材を形成するようにした
    長尺状装飾部材の製造装置において、 上記ダイ装置の一部は、適宜の方向に移動することによ
    り、前記押出形成口の開口形状を、押出方向である第1
    の方向に略直交する第2の方向及び第3の方向に変化さ
    せ、長尺状装飾部材の横断面形状を変化させつつ、全長
    を一連一体に連続的に形成するように構成されたもので
    あって、 上記ダイ装置を不動状態に保持して押出形成口の開口形
    状を一定に維持することにより、長尺状装飾部材の長手
    方向の一部を一定の横断面形状にて形成する手段と、 上記ダイ装置の一部を所定の方向に移動させることによ
    り、押出形成口の開口形状を第2の方向に変化させ、長
    尺状装飾部材の横断面形状を変化させて厚さを変える手
    段と、 上記ダイ装置の一部を、少なくとも第1の方向の成分を
    含む方向に更に移動させることにより、押出形成口の開
    口形状を上記第2の方向と交差する第3の方向に変化さ
    せ、上記長尺状装飾部材に溝を形成する手段と、を備え
    たことを特徴とする長尺状装飾部材の製造装置。
  18. 【請求項18】 押出形成口を所定の開口形状に画成す
    るダイ装置を備え、上記押出形成口の開口形状に対応し
    た横断面形状にて長尺状装飾部材を形成するようにした
    長尺状装飾部材の製造装置において、 上記ダイ装置の一部は、適宜の方向に移動することによ
    り、前記押出形成口の開口形状を、押出方向である第1
    の方向に略直交する第2の方向及び第3の方向に変化さ
    せ、長尺状装飾部材の横断面形状を変化させつつ、全長
    を一連一体に連続的に形成するように構成されたもので
    あって、 上記ダイ装置を不動状態に保持して押出形成口の開口形
    状を一定に維持することにより、長尺状装飾部材の長手
    方向の一部を一定の横断面形状にて形成する手段と、 上記ダイ装置の一部を所定の方向に移動させることによ
    り、押出形成口の開口形状を第2の方向に変化させ、長
    尺状装飾部材の横断面形状を変化させて厚さを変える手
    段と、 上記ダイ装置の一部を、少なくとも第1の方向の成分を
    含む方向に更に移動させることにより、押出形成口の開
    口形状を上記第2の方向と交差する第3の方向に変化さ
    せ、上記長尺状装飾部材に溝を画成する一対の対向壁部
    を形成する手段と、を備えたことを特徴とする長尺状装
    飾部材の製造装置。
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