JP2008528835A5 - - Google Patents

Claims (34)

1. 部屋配置（２０）であって、
   天井（２４）、床（２）及び少なくとも二つの壁（３、４、５、６）を有する、上に置かれるプレハブ式の少なくとも二つの耐力部屋ユニット（１）を具備する部屋配置（２０）において、
   前記天井、床及び少なくとも二つの壁が、少なくとも主にセルラーボードから作られることを特徴とする、部屋配置（２０）。
2. 部屋ユニット（１）が、少なくとも一つの壁（４、５、６）を包含し、その壁が、主にセルラーボードから作られ、前記壁の第一と第二の側面が、床面と前記床面の上のスペースとから実際の間隔を有するように部屋を分割し、それにより、前記床面の第一部分は前記部屋ユニットの内部の床となるように意図され、前記床面の第二部分は前記部屋ユニットの外部の床となるように意図されることを特徴とする、請求項１に記載の部屋配置。
3. 前記床の前記セルラーボードの芯の方向は、前記部屋を分割する前記壁の方向に対して主に垂直に配置されており、それにより、前記床面の第二部分は支持構造無しで自立支持する突出る部分となることを特徴とする、請求項２に記載の部屋配置。
4. 前記部屋ユニットのバルコニー（９）又は前記部屋配置の通路のスペース（１０）が、前記床の端末部に配置されていることを特徴とする、請求項２に記載の部屋配置。
5. 扉（５６）が、前記床の上のスペースを分割する前記壁（４、５５）に配置されていることを特徴とする、請求項２に記載の部屋配置。
6. 一つの部屋ユニットの床（２）が、一つの連続するセルラーボードの構造から成ることを特徴とする、請求項１に記載の部屋配置。
7. 少なくとも一つの壁のセルラーボードが、前記部屋配置の外壁（４、５５）として配置されていることを特徴とする、請求項１に記載の部屋配置。
8. 前記外壁及び／又は前記床のセルラーボードの外面が、ステンレス鋼から作られる又はステンレス鋼のプレートによって覆われることを特徴とする、請求項７に記載の部屋配置。
9. 少なくとも二つの前記部屋ユニットが、第一固定手段（３４）によって、垂直方向で互いに結合されていることを特徴とする、請求項１に記載の部屋配置。
10. 前記上に置かれる部屋ユニットは、前記上部の部屋ユニットの壁の下端部（３１ｂ）が、前記下部の部屋ユニットの壁の上端部（３１ａ）に置かれるために、一直線に結合されることを特徴とする、請求項９に記載の部屋配置。
11. 前記部屋ユニット（１）の前記天井（２４）及び／又は前記床（２）が、前記耐力壁（３、４、５、６）の側面に取付けられていることを特徴とする、請求項１から１０のいずれか一項に記載の部屋配置。
12. 前記第一固定手段が、前記下部の部屋ユニットの壁の上端部に適合する第一の形状材（３４ａ、３７ａ）と前記上部の部屋ユニットの壁の下端部に適合する第二の形状材（３４ｂ、３７ｂ）とを有し、その壁が一直線に据付けられるようになっている結合異形材（２７、３７、４０）、及び前記第一と第二の形状材を結合する要素（３５、３９）を包含することを特徴とする、請求項１０又は１１に記載の部屋配置。
13. 少なくとも二つの前記部屋ユニットが、第二固定手段（２７、３７）によって、水平方向で互いに結合されていることを特徴とする、請求項１から１２のいずれか一項に記載の部屋配置。
14. 前記第二固定手段が、互いに隣接して設置される前記部屋ユニットの壁の上端部と適合する第一と第二の形状材（３４ａ、３４ｃ）を有する結合異形材（２７、３７、４０）と、前記第一と第二の形状材を結合する要素（３５）とを包含することを特徴とする、請求項１３に記載の部屋配置。
15. 前記第二固定手段が、互いに隣接して設置される前記部屋ユニットの壁の下端部と適合する第一と第二の形状材（３４ｂ、３４ｄ）を有する結合異形材（２７、３７、４０）と、前記第一と第二の形状材を結合する要素（３５）とを包含することを特徴とする、請求項１３又は１４に記載の部屋配置。
16. 前記第一と第二の固定手段が、同一の及び同様の部材（２７、３７、４０）であることを特徴とする、請求項９から１５のいずれか一項に記載の部屋配置。
17. 前記天井、床及び少なくとも二つの壁が、少なくとも主にセルラーボードから作られ、前記セルラーボードの第一と第二の表面プレート（１２ａ、１２ｂ）及びそれらの間の芯（１３）が、少なくとも主に金属から作られることを特徴とする、請求項１に記載の部屋配置。
18. 前記第一固定手段が、前記部屋ユニット（１）を結合するための結合異形材（２７、３７、４０）を包含し、その結合異形材が、
    - 二つの下部の部屋ユニットの壁の上端部のための二つの下向きに開口する第一形状材（３４ａ、３４ｃ）と、
    - 二つの上部の部屋ユニットの壁の下端部のための二つの上向きに開口する第二形状材（３４ｂ、３４ｄ）と、
    - 前記第一と第二の形状材を結合する要素（３５）と、
    を包含することを特徴とする、請求項９から１７のいずれか一項に記載の部屋配置。
19. 二つの上に置かれる部屋ユニットを含み、
    それらの間の結合が、
    - セルラーボードから作られる前記下部の部屋ユニットの壁（３１ａ）と、
    - セルラーボードから作られる前記上部の部屋ユニットの壁（３１ｂ）と、
    - 前記部屋ユニット（１）を結合するための結合異形材（２７）と、
    を包含し、
    その結合異形材が、
    ａ）第一形状材（３４ａ）であって、その内側に前記下部の部屋ユニットの壁の上端部が、配置され取付けられている第一形状材（３４ａ）と、
    ｂ）第二形状材（３４ｂ）であって、その内側に前記上部の部屋ユニットの壁の下端部が、配置され取付けられている第二形状材（３４ｂ）と
    ｃ）前記第一と第二の形状材を結合する要素（３５）と、
    を包含することを特徴とする、請求項１に記載の部屋配置。
20. 部屋配置が、
    - セルラーボードから作られる部屋ユニットの二つの下壁（３１ａ、３１ｃ）と、
    - セルラーボードから作られる部屋ユニットの二つの上壁（３１ｂ、３１ｄ）と、
    - 結合異形材（２７）と、
    を包含し、
    前記結合異形材が、
    ａ）水平方向で互いに間隔を取る二つの下向きに開口する第一形状材（３４ａ、３４ｃ）であって、その形状材の内側に、前記下部の部屋ユニットの壁の上端部が配置され取付けられている第一形状材（３４ａ、３４ｃ）と、
    ｂ）水平方向で互いに間隔を取る二つの上向きに開口する第二形状材（３４ｂ、３４ｄ）であって、その形状材の内側に、前記上部の部屋ユニットの壁の下端部が配置され取付けられている第二形状材（３４ｂ、３４ｄ）と、
    ｃ）前記第一と第二の形状材を結合する要素（３５）と、
    を包含することを特徴とする、請求項１９に記載の部屋配置。
21. 前記部屋配置がさらに、一つ又はそれ以上の絶縁プレート（３６ａ、３６ｂ）を包含し、絶縁プレートが前記第一と第二の形状材の内側で前記結合異形材によって結合されるために、前記結合異形材と前記下壁及び前記上壁との間に配置されていることを特徴とする、請求項１９又は２０に記載の部屋配置。
22. - 前記結合異形材（２７）が、
    ｄ）前記二つの第一形状材の間に配置されている上向きに開口する第三形状材（３５）と、
    - 前記結合異形材に結合される前記部屋ユニットの壁（３１）の平面と主に平行に配置されていて、下端部が前記第三形状材（３５）の内側に配置されている第二絶縁プレート（５８）と、
    を包含することを特徴とする、請求項２０に記載の部屋配置。
23. 前記天井、床、及び少なくとも二つの壁が、二つのほぼ平行な表面プレートと、それらの間に配置される芯とから形成される、少なくとも主にセルラーボードから成ることを特徴とする、請求項１から２２のいずれか一項に記載の部屋配置。
24. 幾つかのプレハブ式の部屋ユニットを包含する前記部屋配置が、自立支持構造であることを特徴とする、請求項１から２３のいずれか一項に記載の部屋配置。
25. 前記部屋配置の耐力フレームが、前記上に置かれる部屋ユニットの壁構造体から形成されることを特徴とする、請求項１から２４のいずれか一項に記載の部屋配置。
26. 請求項１に記載の前記部屋配置を包含することを特徴とする、船舶。
27. 前記部屋配置が、自立支持船室のし切りを形成することを特徴とする、請求項２６に記載の船舶。
28. 前記部屋配置の耐力フレームが、前記上に置かれる部屋ユニットの壁構造体から形成されることを特徴とする、請求項２６又は２７に記載の船舶。
29. 請求項１に記載の前記部屋配置を包含することを特徴とする、建物。
30. 前記部屋配置が、自立支持のアパートの棟を形成することを特徴とする、請求項２９に記載の建物。
31. 前記部屋配置の耐力フレームが、前記上に置かれる部屋ユニットの壁構造体から形成されることを特徴とする、請求項２９又は３０に記載の建物。
32. プレハブ式の少なくとも二つの耐力部屋ユニット（２１）の据付場所で部屋配置を構築するための方法であって、
    前記耐力部屋ユニット（２１）の各々が、少なくとも主にセルラーボードから作られる、少なくとも天井（２４）、床（２）及び少なくとも二つの壁（３、４、５、６）を有し、
    前記方法が少なくとも以下の、
    - 据付場所の耐力面にプレハブ式の少なくとも一つの耐力部屋ユニット（２１）を据付けることによって前記部屋配置（２０）の耐力の第一階層（２２ａ）を建造する段階と、
    - 前記耐力の第一階層にプレハブ式の少なくとも一つの耐力部屋ユニットを据付けることによって前記部屋配置の第二階層（２２ｂ）を建造する段階と、
    - 前記上に置かれる部屋ユニットの壁（３１ａ、３１ｂ）であって、セルラーボードから作られ前記壁を互いに結合異形材によって結合する段階と、
    を含み、
    前記結合異形材が、
    ａ）第一形状材（３４ａ）であって、その内側に前記下部の部屋ユニットの壁の上端部が配置され取付けられる第一形状材（３４ａ）と、
    ｂ）第二形状材（３４ｂ）であって、その内側に前記上部の部屋ユニットの壁の下端部が配置され取付けられる第二形状材（３４ｂ）と、
    ｃ）前記第一と第二の形状材を結合する要素（３５）と、
    を包含する方法。
33. 前記方法がさらに、
    - 前記先行の耐力階層にプレハブ式の耐力部屋ユニットを据付けることによって前記部屋配置において所望する数の耐力階層（２２）を建造する段階と、
    - 前記上に置かれる部屋ユニットを結合異形材によって互いに結合する段階と、
    を含み、
    前記結合異形材が、
    ａ）第一形状材（３４ａ）であって、その内側に前記下部の部屋ユニットの壁の上端部が配置され取付けられる第一形状材（３４ａ）と、
    ｂ）第二形状材（３４ｂ）であって、その内側に前記上部の部屋ユニットの壁の下端部が配置され取付けられる第二形状材（３４ｂ）と、
    ｃ）前記第一と第二の形状材を結合する要素（３５）と、
    を包含することを特徴とする、請求項３２に記載の方法。
34. 前記方法がさらに、
    - 前記部屋配置の耐力の第一階層で、互いに隣接する二つ又はそれ以上の部屋ユニットを建造する段階と、
    - セルラーボードから作られる部屋ユニットの二つの下壁（３１ａ、３１ｃ）と、セルラーボードから作られる前記部屋ユニットの二つの上壁（３１ｂ、３１ｄ）とを、結合異形材で結合することによって、互いに階層を取付ける段階と、
    を含み、
    前記結合異形材が、
    ａ）水平方向で互いに間隔を取る二つの下向きに開口する第一形状材（３４ａ、３４ｃ）であって、その形状材の内側に前記下部の部屋ユニットの壁の上端部が配置され取付けられる第一形状材（３４ａ、３４ｃ）と、
    ｂ）水平方向で互いに間隔を取る二つの上向きに開口する第二形状材（３４ｂ、３４ｄ）であって、その形状材の内側に前記上部の部屋ユニットの壁の下端部が配置され取付けられる第二形状材（３４ｂ、３４ｄ）と、
    ｃ）前記第一と第二の形状材を結合する要素（３５）と、
    を包含することを特徴とする、請求項３２又は３３に記載の方法。