JP2008524603A5 - - Google Patents

Description

関連出願の相互参照
本出願は、米国仮特許出願第６０／６３６，９９３号明細書（出願日：２００４年１２月１７日）に対する優先権を主張するが、その出願のすべてを、参照により本明細書に援用する。
米国政府は、国防総省により付与されたＤＡＡＤ１３−０３−Ｃ−００４７のもとに、本発明の所定の権利を有する。

Claims (3)

1. 分析物を検出するための比色分析システムであり：
   比色分析センサーであって：
   レセプター；
   少なくとも１種のジアセチレン化合物を含む重合した組成物；
   を含み、前記レセプターが前記重合した組成物の中に組み込まれてトランスデューサーを形成している、比色分析センサー；ならびに
   前記分析物と前記トランスデューサーとの間の相互作用を媒介する緩衝剤組成物；
   を含む比色分析システムであって、
   前記トランスデューサーは、分析物と接触したときに色の変化を示し；
   そしてさらに、前記ジアセチレン化合物が重合前に下記の式を有しており：
   

   

   式中、Ｒ¹は以下のものを含み、
   Ｃ₁〜Ｃ₂₀アルキル、
   

   

   Ｒ²は、以下のものを含み
   

   

   Ｒ³、Ｒ⁸、Ｒ¹³、Ｒ²¹、Ｒ²⁴、Ｒ³¹、およびＲ³³は独立して、Ｃ₁〜Ｃ₂₀アルキルであり；
   Ｒ⁴、Ｒ⁵、Ｒ⁷、Ｒ¹⁴、Ｒ¹⁶、Ｒ¹⁹、Ｒ²⁰、Ｒ²²、Ｒ²⁵、およびＲ³²は独立して、Ｃ₁〜Ｃ₁₄アルキレンであり；
   Ｒ⁶、Ｒ¹⁵、Ｒ¹⁸、およびＲ²⁶は独立して、Ｃ₁〜Ｃ₁₄アルキレン、Ｃ₂〜Ｃ₈アルケニレン、またはＣ₆〜Ｃ₁₃アリーレンであり；
   Ｒ⁹は、Ｃ₁〜Ｃ₁₄アルキレンまたは−ＮＲ³⁴−であり；
   Ｒ¹⁰、Ｒ¹²、Ｒ²⁷、およびＲ²⁹は独立して、Ｃ₁〜Ｃ₁₄アルキレンまたは（Ｃ₁〜Ｃ₁₄アルキレン）−（Ｃ₂〜Ｃ₈アリーレン）であり；
   Ｒ¹¹およびＲ²⁸は独立して、Ｃ₂〜Ｃ₃₀アルキニルであり；
   Ｒ¹⁷は、エステル活性化基であり；
   Ｒ²³は、Ｃ₆〜Ｃ₁₃アリーレンであり；
   Ｒ³⁰は、Ｃ₁〜Ｃ₁₄アルキレンまたは−ＮＲ³⁶−であり；
   Ｒ³⁴およびＲ³⁶は、Ｃ₁〜Ｃ₄アルキルであり；
   ｐは、１〜５であり；そして
   ｎは、１〜２０であるが；
   ここで、Ｒ¹とＲ²は同一ではない、
   比色分析システム。
2. 分析物を検出するための方法であって：
   レセプターおよびジアセチレンを含む重合した組成物を含む比色分析センサーを形成する工程であって、前記レセプターが前記重合した組成物の中に組み込まれて、色の変化を示すことが可能なトランスデューサーを形成する、工程；
   前記センサーをプローブと接触させる工程；
   前記センサーを、緩衝剤組成物の存在下に、標的分析物を含んでいる疑いのある試料とさらに接触させる工程；および
   分析物が存在している場合には、色の変化を観察する工程
   を含む方法であり；
   ここで、前記ジアセチレン化合物が重合前に下記の式を有しており：
   

   

   式中、Ｒ¹は以下のものを含み、
   Ｃ₁〜Ｃ₂₀アルキル、
   

   

   Ｒ²は、以下のものを含み、
   

   

   Ｒ³、Ｒ⁸、Ｒ¹³、Ｒ²¹、Ｒ²⁴、Ｒ³¹、およびＲ³³は独立して、Ｃ₁〜Ｃ₂₀アルキルであり；
   Ｒ⁴、Ｒ⁵、Ｒ⁷、Ｒ¹⁴、Ｒ¹⁶、Ｒ¹⁹、Ｒ²⁰、Ｒ²²、Ｒ²⁵、およびＲ³²は独立して、Ｃ₁〜Ｃ₁₄アルキレンであり；
   Ｒ⁶、Ｒ¹⁵、Ｒ¹⁸、およびＲ²⁶は独立して、Ｃ₁〜Ｃ₁₄アルキレン、Ｃ₂〜Ｃ₈アルケニレン、またはＣ₆〜Ｃ₁₃アリーレンであり；
   Ｒ⁹は、Ｃ₁〜Ｃ₁₄アルキレンまたは−ＮＲ³⁴−であり；
   Ｒ¹⁰、Ｒ¹²、Ｒ²⁷、およびＲ²⁹は独立して、Ｃ₁〜Ｃ₁₄アルキレンまたは（Ｃ₁〜Ｃ₁₄アルキレン）−（Ｃ₂〜Ｃ₈アリーレン）であり；
   Ｒ¹¹およびＲ²⁸は独立して、Ｃ₂〜Ｃ₃₀アルキニルであり；
   Ｒ¹⁷は、エステル活性化基であり；
   Ｒ²³は、Ｃ₆〜Ｃ₁₃アリーレンであり；
   Ｒ³⁰は、Ｃ₁〜Ｃ₁₄アルキレンまたは−ＮＲ³⁶−であり；
   Ｒ³⁴およびＲ³⁶は、Ｃ₁〜Ｃ₄アルキルであり；
   ｐは、１〜５であり；そして
   ｎは、１〜２０であるが；
   ここで、Ｒ¹とＲ²は同一ではない、
   方法。
3. 分析物を検出するための方法であって：
   レセプターおよびジアセチレンを含む重合した組成物を含む比色分析センサーを形成する工程であって、前記レセプターが前記重合した組成物の中に組み込まれて、プローブの存在下に色の変化を示すことが可能なトランスデューサーを形成する、工程；
   緩衝剤組成物の存在下に、前記トランスデューサーを、標的分析物を含んでいる疑いのある試料、ならびに前記標的分析物および前記レセプターの両方に対して親和性を有するプローブと接触させる工程；および
   分析物が存在している場合には、色の変化が本質的に観察されない工程を、含む方法であり；
   ここで、前記ジアセチレン化合物が重合前に下記の式を有しており：
   

   

   式中、Ｒ¹は以下のものを含み、
   Ｃ₁〜Ｃ₂₀アルキル、
   

   

   Ｒ²は、以下のものを含み、
   

   

   Ｒ³、Ｒ⁸、Ｒ¹³、Ｒ²¹、Ｒ²⁴、Ｒ³¹、およびＲ³³は独立して、Ｃ₁〜Ｃ₂₀アルキルであり；
   Ｒ⁴、Ｒ⁵、Ｒ⁷、Ｒ¹⁴、Ｒ¹⁶、Ｒ¹⁹、Ｒ²⁰、Ｒ²²、Ｒ²⁵、およびＲ³²は独立して、Ｃ₁〜Ｃ₁₄アルキレンであり；
   Ｒ⁶、Ｒ¹⁵、Ｒ¹⁸、およびＲ²⁶は独立して、Ｃ₁〜Ｃ₁₄アルキレン、Ｃ₂〜Ｃ₈アルケニレン、またはＣ₆〜Ｃ₁₃アリーレンであり；
   Ｒ⁹は、Ｃ₁〜Ｃ₁₄アルキレンまたは−ＮＲ³⁴−であり；
   Ｒ¹⁰、Ｒ¹²、Ｒ²⁷、およびＲ²⁹は独立して、Ｃ₁〜Ｃ₁₄アルキレンまたは（Ｃ₁〜Ｃ₁₄アルキレン）−（Ｃ₂〜Ｃ₈アリーレン）であり；
   Ｒ¹¹およびＲ²⁸は独立して、Ｃ₂〜Ｃ₃₀アルキニルであり；
   Ｒ¹⁷は、エステル活性化基であり；
   Ｒ²³は、Ｃ₆〜Ｃ₁₃アリーレンであり；
   Ｒ³⁰は、Ｃ₁〜Ｃ₁₄アルキレンまたは−ＮＲ³⁶−であり；
   Ｒ³⁴およびＲ³⁶は、Ｃ₁〜Ｃ₄アルキルであり；
   ｐは、１〜５であり；そして
   ｎは、１〜２０であるが；
   ここで、Ｒ¹とＲ²は同一ではない、
   方法。