JP2008517062A5 - - Google Patents

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表5に記載の結果は、オレフィンの総重量に基づき重量%として示される。
実施例4:ASAを形成するための、無水マレイン酸用いた異性化されたオレフィンの付加反応
実験室レベルの付加反応を500mlの三つ口丸底フラスコで行った。フラスコに機械式撹拌器、ジャケット付き添加漏斗を備え付け、そこに水を循環(75℃で)させて、添加漏斗のストップコックの周りに巻いたテープと反応用フラスコへのその連結部を加熱した(85℃で)。さらに、コンデンサー、加熱マントル、窒素パージシステム、熱電対及び温度制御装置も用いた。フラスコに異性化されたオレフィン(126.27g,0.5モル)を入れて、窒素下で撹拌しながら196±2℃に加熱した。この反応器に、フェノールチアジン(0.0057g)が混合された溶融した無水マレイン酸(32.66g,0.33モル)を2.5〜3.0時間かけてゆっくり添加した。溶液が均一になった後、反応温度を215±2℃に高め、その温度で3時間維持した。未反応の出発原料を減圧蒸留で回収した。蒸留後、望ましい生成物のASAとして、明るい色(6〜8,ガーデナースケール(Gardenerscale))の残留物を回収した(83.46g,消費されたMAに基づいて収率94.65%)。回収したASAをGCで解析し、残留したオレフィン、ASA分析、及び、二量体のレベルを測定した。
[本発明の態様]
[1]
1−アルケンを内部アルケンに異性化する方法であって:
a.)液相中で、約50℃〜約200℃の温度で、少なくとも1種の1−アルケンと触媒とを組合せること、ここで、該触媒は、(i)少なくとも1種の第8族遷移金属塩、及び、(ii)少なくとも1種のアルキルアルミニウム化合物を接触させて、第一混合物を得ることによって形成され;及び、
b.)約100℃〜約300℃の温度で、工程a)の第一混合物と、少なくとも1種の酸洗浄した粘土とを組合せて、最終混合物を形成すること、
を含む、上記方法。
[2]
前記少なくとも1種の1−アルケンは、少なくとも4個の炭素原子を含む、1に記載の方法。
[3]
前記少なくとも1種の1−アルケンは、約5〜約40個の炭素原子を含む、2に記載の方法。
[4]
前記少なくとも1種の1−アルケンは、約6〜約30個の炭素原子を含む、3に記載の方法。
[5]
前記少なくとも1種の1−アルケンは、約10〜約20個の炭素原子を含む、4に記載の方法。
[6]
前記少なくとも1種の1−アルケンは、1−ペンテン、3−メチル−1−ブテン、2−メチル−1−ペンテン、4−メチル−1−ペンテン、1−ヘキセン、1−ヘプテン、1−オクテン、2−メチル−1−オクテン、2−エチル−1−ヘキセン、5−メチル−1−ヘプテン、1−ノネン、1−デセン、1−ウンデセン、1−ドデセン、2−メチル−1−ドデセン、1−テトラデセン、2−メチル−1−テトラデセン、1−ヘキサデセン、2−メチル−1−ヘキサデセン、5−メチル−1−ヘキサデセン、1−オクタデセン、2−メチル−1−オクタデセン、1−エイコセン、2−メチル−1−エイコセン、1−ドコセン、1−テトラコセン、1−ヘキサコセン、ビニルシクロヘキサン、2−フェニル−1−ブテン、または、それらの混合物である、1に記載の方法。
[7]
前記少なくとも1種の第8族遷移金属は、ニッケル、コバルト、鉄、パラジウム、ロジウム、白金、ルテニウム、オスミウム、イリジウム、または、それらの混合物の少なくとも1種である、1に記載の方法。
[8]
前記少なくとも1種の第8族遷移金属は、ニッケル、コバルト、パラジウム、または、それらの混合物の少なくとも1種である、7に記載の方法。
[9]
前記少なくとも1種の第8族遷移金属は、コバルト、パラジウム、または、それらの混合物の少なくとも1種である、8に記載の方法。
[10]
前記少なくとも1種の第8族遷移金属塩は、ハロゲンを含む、1に記載の方法。
[11]
前記ハロゲンは、塩素である、10に記載の方法。
[12]
前記少なくとも1種の第8族遷移金属塩は、キレートを形成するリガンドを含む、1に記載の方法。
[13]
前記キレートを形成するリガンドは、アセチルアセトナートである、12に記載の方法。
[14]
前記少なくとも1種の第8族遷移金属塩は、塩化Ni(II)、Ni(II)アセチルアセトナート、Co(III)アセチルアセトナート、PdCl 、PtCl (シクロオクタジエニル) 、Ir(III)アセチルアセトナート、または、Rh(III)アセチルアセトナートから選択される少なくとも1種の化合物を含む、1に記載の方法。
[15]
前記少なくとも1種の第8族遷移金属塩は、塩化Ni(II)、Ni(II)アセチルアセトナート、Rh(III)アセチルアセトナート、Ir(III)アセチルアセトナート、または、Co(III)アセチルアセトナートから選択される少なくとも1種の化合物を含む、14に記載の方法。
[16]
前記少なくとも1種の第8族遷移金属塩は、Ni(II)アセチルアセトナート、Ir(III)アセチルアセトナート、または、Co(III)アセチルアセトナートから選択される少なくとも1種の化合物を含む、15に記載の方法。
[17]
前記少なくとも1種の第8族遷移金属塩は、コバルト(III)アセチルアセトナートである、16に記載の方法。
[18]
前記少なくとも1種の第8族遷移金属塩がコバルトを含み、前記少なくとも1種のアルキルアルミニウム化合物がトリアルキルアルミニウム化合物を含む場合、前記方法は、アルコキシアルミニウム種の実質的な非存在下で行われる、1に記載の方法。
[19]
前記少なくとも1種のアルキルアルミニウム化合物は、一般式:AlR で示される化合物を含み、ここで、Rは、アルキルラジカルであり、Xは、ハロゲンラジカルであり、aは、1〜3の整数であり、bは、0、1または2であり、aとbとの合計は、3である、1に記載の方法。
[20]
前記ラジカルRは、1〜約40個の炭素原子からなるアルキルを示す、19に記載の方法。
[21]
前記ラジカルRは、1〜約10個の炭素原子からなるアルキルを示す、20に記載の方法。
[22]
前記ラジカルRは、1〜約6個の炭素原子からなるアルキルを示す、21に記載の方法。
[23]
前記ラジカルRは、メチル、エチル、n−プロピル、イソプロピル、n−ブチル、2−ブチル、イソブチル、n−ペンチル、n−ヘキシル、n−ヘプチル、2−エチルヘキシル、n−オクチル、n−ノニル、及び、n−デシルから選択される、19に記載の方法。
[24]
前記ラジカルRは、メチル、エチル、n−プロピル、イソプロピル、n−ブチル、2−ブチル、イソブチル、n−ペンチル、及び、n−ヘキシルから選択される、23に記載の方法。
[25]
aは、2または3である、19に記載の方法。
[26]
aは、3である、25に記載の方法。
[27]
bは、1または2である、19に記載の方法。
[28]
Xは、Cl、または、Brを含む、19に記載の方法。
[29]
Xは、Clを含む、28に記載の方法。
[30]
前記少なくとも1種のアルキルアルミニウム化合物は、トリアルキルアルミニウム化合物、または、ハロゲン化アルキルアルミニウムである、19に記載の方法。
[31]
前記トリアルキルアルミニウム化合物は、トリメチルアルミニウム、トリエチルアルミニウム、トリブチルアルミニウム、トリイソブチルアルミニウム、ジエチルイソブチルアルミニウム、トリヘキシルアルミニウム、トリヘプチルアルミニウム、または、トリオクチルアルミニウムである、30に記載の方法。
[32]
前記ハロゲン化アルキルアルミニウムは、ジエチルアルミニウム塩化物(DEAC)、エチルアルミニウム塩化物、または、イソブチルアルミニウム塩化物である、30に記載の方法。
[33]
前記1−アルケン、及び、第8族遷移金属は、約1:1〜約10,000:1のモル比で存在する、1に記載の方法。
[34]
前記モル比は、約10:1〜約5,000:1である、33に記載の方法。
[35]
前記モル比は、約500:1〜約4,000:1である、34に記載の方法。
[36]
前記モル比は、約700:1〜約2,000:1である、35に記載の方法。
[37]
前記アルキルアルミニウム化合物中の第8族遷移金属とAlとの原子比率は、約2:1〜約1:500である、1に記載の方法。
[38]
前記原子比率は、約1:1〜約1:300である、37に記載の方法。
[39]
前記原子比率は、約1:2〜約1:100である、38に記載の方法。
[40]
前記工程(a)の温度は、約80℃〜約150℃の範囲である、1に記載の方法。
[41]
前記工程(a)の温度は、約80℃〜約120℃の範囲である、40に記載の方法。
[42]
工程(a)は、約1時間〜約12時間の範囲の反応時間を有する、1に記載の方法。
[43]
工程(a)は、約2時間〜約6時間の範囲の反応時間を有する、42に記載の方法。
[44]
工程(a)は、約2時間〜約4時間の範囲の反応時間を有する、43に記載の方法。
[45]
工程(a)によって、約90%またはそれより大きい異性化の程度が得られる、1に記載の方法。
[46]
前記第一混合物は、約5重量%以下の1−アルケン、約50重量%〜約70重量%またはそれを超える2−アルケン、及び、約2重量%未満のオリゴマーを含む、1に記載の方法。
[47]
工程(b)は、約10分〜約6時間の範囲の反応時間を有する、1に記載の方法。
[48]
前記反応時間は、約20分〜約4時間の範囲である、47に記載の方法。
[49]
前記反応時間は、約30分〜約2時間の範囲である、48に記載の方法。
[50]
前記少なくとも1種の酸洗浄した粘土は、焼成した酸洗浄した粘土である、1に記載の方法。
[51]
前記焼成した酸洗浄した粘土は、酸で活性化されたベントナイト、エンゲルハード(Engelhard)の製品であるF 13 、F 22 、F 24 、F 20X 、または、それらの混合物である、50に記載の方法。
[52]
前記少なくとも1種の酸洗浄した粘土は、約1.0〜約0.025meq/gの範囲の残留した酸性度を有する、1に記載の方法。
[53]
前記少なくとも1種の酸洗浄した粘土は、約0.5〜約0.1meq/gの範囲の残留した酸性度を有する、52に記載の方法。
[54]
前記少なくとも1種の酸洗浄した粘土は、約0.4〜約0.2meq/gの範囲の残留した酸性度を有する、53に記載の方法。
[55]
前記少なくとも1種の酸洗浄した粘土は、オレフィンに基づいて約0.25重量%〜約3.0重量%の範囲の量で用いられる、1に記載の方法。
[56]
前記少なくとも1種の酸洗浄した粘土は、約0.5重量%〜約2.0重量%の範囲の量で用いられる、55に記載の方法。
[57]
前記少なくとも1種の酸洗浄した粘土は、約0.75重量%〜約1.0重量%の範囲の量で用いられる、56に記載の方法。
[58]
工程(b)における温度は、約120℃〜約200℃の範囲である、1に記載の方法。
[59]
前記温度は、約150℃〜約175℃の範囲である、58に記載の方法。
[60]
前記工程(b)の最終混合物は、約1〜5重量%のアルファオレフィン、約15〜50重量%のC アルケン、約15〜25重量%のC アルケン、約5〜20重量%のC アルケン、約10〜50重量%のCが5個以上のアルケン、及び、約10重量%未満の二量体を含む、1に記載の方法。
[61]
前記最終混合物は、約6重量%未満の二量体を含む、60に記載の方法。
[62]
工程(a)は、溶媒の存在下で行われる、1に記載の方法。
[63]
前記溶媒は、脂肪族、脂環式及び芳香族炭化水素、ハロゲン化脂肪族、脂環式及び芳香族炭化水素、脂肪族エーテル、ならびにそれらの混合物から選択される、62に記載の方法。
[64]
工程(a)は、溶媒の非存在下で行われる、1に記載の方法。
[65]
工程(a)は、実質的に無水条件下で行われる、1に記載の方法。
[66]
工程(a)は、分子酸素の実質的な非存在下で行われる、1に記載の方法。
[67]
前記方法は、回分式で行われる、1に記載の方法。
[68]
前記方法は、半連続的な様式で行われる、1に記載の方法。
[69]
前記方法は、連続的な様式で行われる、1に記載の方法。
[70]
前記触媒は、その場で形成される、1に記載の方法。
[71]
主要な異性化生成物は、2−アルケンである、1に記載の方法。
[72]
少なくとも1種の6〜30個の炭素原子を有する1−アルケンは、約80〜約150℃の温度で、実質的に無水条件下で、分子酸素の実質的な非存在下で、Ni、Co及びPdの塩化物及びアセチルアセトナートから選択される少なくとも1種の第8族遷移金属塩、ならびに、トリメチルアルミニウム、トリエチルアルミニウム及びジエチルアルミニウム塩化物から選択される少なくとも1種のアルキルアルミニウム化合物と接触し、ここで、前記1−アルケンと第8族遷移金属は、約100:1〜約2,000:1のモル比を有し、前記第8族遷移金属とアルキルアルミニウム化合物中のAlは、約1:2〜約1:100の原子比率を有し、それによって、2−アルケンを少なくとも約60モル%含む内部オレフィンが形成され、同時にオリゴマーが約5%を越えて形成されない、1に記載の方法。
[73]
1−アルケンを内部アルケンに異性化する方法であって、該方法は:
a.)液相中で、及び、約50℃〜約200℃の温度で、少なくとも1種の1−アルケンと触媒とを組合せること、ここで、該触媒は、(i)少なくとも1種の第8族遷移金属塩、及び、(ii)少なくとも1種のアルキルアルミニウム化合物を接触させて、第一混合物を得ることによって形成され;ここで、該アルキルアルミニウム化合物は、少なくとも1種の、アルミニウム原子に直接結合したアルキル基を含み、及び、
b.)工程a)の第一混合物と、少なくとも1種の酸洗浄した粘土とを組合せて、最終混合物を形成すること、
を含む、上記方法。
[74]
1−アルケンを内部アルケンに異性化する方法であって、該方法は:
a.)液相中で、及び、約50℃〜約200℃の温度で、少なくとも1種の1−アルケンと触媒とを組合せること、ここで、該触媒は、(i)少なくとも1種の第8族遷移金属塩、及び、(ii)少なくとも1種のアルキルアルミニウム化合物を接触させて、第一混合物を得ることによって形成され;ここで、該アルキルアルミニウム化合物は、少なくとも1つの、アルミニウム原子に直接結合したアルキル基を含み、及び、前記少なくとも1種の第8族遷移金属塩がコバルトを含み、前記少なくとも1種のアルキルアルミニウム化合物がトリアルキルアルミニウム化合物を含む場合、前記方法は、アルコキシアルミニウム種の実質的な非存在下で行われ、及び、
b.)工程a)の第一混合物と、少なくとも1種の酸洗浄した粘土とを組合せて、最終混合物を形成すること、
を含む、上記方法。
[75]
1−アルケンを内部アルケンに異性化する方法であって、該方法は:
a.)液相中で、及び、約50℃〜約200℃の温度で、少なくとも1種の1−アルケンと触媒とを組合せること、ここで、該触媒は、(i)コバルト、鉄、パラジウム、白金、オスミウム、イリジウム、ロジウム、ルテニウム、及びそれらの混合物から選択され、少なくとも1種の塩の第8族遷移金属、及び、(ii)少なくとも1種のアルキルアルミニウム化合物を接触させて、第一混合物を得ることによって形成され;ここで、該アルキルアルミニウム化合物は、少なくとも1種の、アルミニウム原子に直接結合したアルキル基を含み、及び、前記少なくとも1種の第8族遷移金属塩がコバルトを含み、前記少なくとも1種のアルキルアルミニウム化合物がトリアルキルアルミニウム化合物を含む場合、前記方法は、アルコキシアルミニウム種の実質的な非存在下で行われ、及び、
b.)工程a)の第一混合物と、少なくとも1種の酸洗浄した粘土とを組合せて、最終混合物を形成すること、
を含む、上記方法。

Claims (18)

  1. 1−アルケンを内部アルケンに異性化する方法であって:
    a.)液相中で、約50℃〜約200℃の温度で、少なくとも1種の1−アルケンと触媒とを組合せること、ここで、該触媒は、(i)少なくとも1種の第8族遷移金属塩、及び、(ii)少なくとも1種のアルキルアルミニウム化合物を接触させて、第一混合物を得ることによって形成され;及び、
    b.)約100℃〜約300℃の温度で、工程a)の第一混合物と、少なくとも1種の酸洗浄した粘土とを組合せて、最終混合物を形成すること、
    を含む、上記方法。
  2. 前記少なくとも1種の1−アルケンは、少なくとも4個の炭素原子を含む、請求項1に記載の方法。
  3. 前記少なくとも1種の第8族遷移金属塩は、塩化Ni(II)、Ni(II)アセチルアセトナート、Co(III)アセチルアセトナート、PdCl、PtCl(シクロオクタジエニル)、Ir(III)アセチルアセトナート、または、Rh(III)アセチルアセトナートから選択される少なくとも1種の化合物を含む、請求項1に記載の方法。
  4. 前記少なくとも1種の第8族遷移金属塩は、コバルト(III)アセチルアセトナートである、請求項に記載の方法。
  5. 前記少なくとも1種のアルキルアルミニウム化合物は、一般式:AlRで示される化合物を含み、ここで、Rは、アルキルラジカルであり、Xは、ハロゲンラジカルであり、aは、1〜3の整数であり、bは、0、1または2であり、aとbとの合計は、3である、請求項1に記載の方法。
  6. 前記ラジカルRは、メチル、エチル、n−プロピル、イソプロピル、n−ブチル、2−ブチル、イソブチル、n−ペンチル、n−ヘキシル、n−ヘプチル、2−エチルヘキシル、n−オクチル、n−ノニル、及び、n−デシルから選択される、請求項に記載の方法。
  7. bは、1または2である、請求項に記載の方法。
  8. Xは、Clを含む、請求項に記載の方法。
  9. 前記少なくとも1種のアルキルアルミニウム化合物は、トリアルキルアルミニウム化合物、または、ハロゲン化アルキルアルミニウムである、請求項に記載の方法。
  10. 前記ハロゲン化アルキルアルミニウムは、ジエチルアルミニウム塩化物(DEAC)、エチルアルミニウム塩化物、または、イソブチルアルミニウム塩化物である、請求項に記載の方法。
  11. 前記アルキルアルミニウム化合物中の第8族遷移金属とAlとの原子比率は、約2:1〜約1:500である、請求項1に記載の方法。
  12. 前記工程(a)の温度は、約80℃〜約150℃の範囲である、請求項1に記載の方法。
  13. 工程(a)は、約1時間〜約12時間の範囲の反応時間を有する、請求項1に記載の方法。
  14. 前記少なくとも1種の酸洗浄した粘土は、焼成した酸洗浄した粘土である、請求項1に記載の方法。
  15. 工程(a)は、溶媒の存在下で行われる、請求項1に記載の方法。
  16. 前記溶媒は、脂肪族、脂環式及び芳香族炭化水素、ハロゲン化脂肪族、脂環式及び芳香族炭化水素、脂肪族エーテル、ならびにそれらの混合物から選択される、請求項15に記載の方法。
  17. 工程(a)は、溶媒の非存在下で行われる、請求項1に記載の方法。
  18. 工程(a)は、実質的に無水条件下で行われる、請求項1に記載の方法。
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