JPS58201730A - ブテンの二量化方法 - Google Patents

ブテンの二量化方法

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JPS58201730A
JPS58201730A JP58060629A JP6062983A JPS58201730A JP S58201730 A JPS58201730 A JP S58201730A JP 58060629 A JP58060629 A JP 58060629A JP 6062983 A JP6062983 A JP 6062983A JP S58201730 A JPS58201730 A JP S58201730A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、均一液相触媒を用いる。n−ブテン・の三量
化方法に関する。エチレン、プロピレン。
L□□ ブテンのような軽質オレフィンの均一オリゴメル□化(
oligomerlzatlon )は公知で。例えば
米国特許部3,321,546号に記載されており、該
特許によれば、該オリゴモル化反応は、有機ハロダン化
アルミニウムつ合物によって活性化されたニッケル錯体
によって触媒作用が5およぼされる。
該活性触媒は、オレフィンとニッケル錯体とアルミニウ
ム化合物との間の接触によって、その場で生成される錯
体物質であると考えられている。このオリゴメ翫化反応
は、オリゴモル化に適当でありかつ活性3成分触媒系の
生成にも適1である一20〜+40′辷の温度で行われ
る。
その場で生成される4成分触媒系が、オリゴメル化方法
に用いらするために提案されている。かくして、米国特
許第3.655,810号によれば、第4成分として痕
跡量の水が添加され、かつヨーロツノ母特許出願第00
12685号によれば、少量のブレンステッドeaが添
加される@かかる系は1両方とも、オリコ゛マーへの増
加した転化率を与えるといわれている。
v、 sh、  フエルドプリウム(V、 Sh、 F
el’dblyum )らけ、ネフテキムヤ(Neft
ekhlmya ) 、  7 。
379〜38?轡(19,67)、英語訳中で、第三ブ
チルトルエン中に塩化ジイソブチルアルミニウムとオレ
イン酸ニッケルとを含む、fロピレン二景化のための触
媒系を記載しており、該触媒系は、97憾までの二量体
を与えると述べている。
ブタジェン7のよう、なある種の汚染物質は、この反応
を抑制すると言われるが、酸素、または水素のよ2な他
の成せは、触媒活性を増加すると言われている。本国特
許tl!3,658..935号によれば。
触媒を毒する不純物の4常の蛸。向を抑圧するため。
シリカニアノし≧す担体上の酸化ニッケルからなる園、
伴触輝上で二章化を行う−に、アセチレンまたはジエン
不純物、を含む、ブテンお門び(または)デ、ロビレン
の供給物流中へ、水嵩を放声に導入するO 本発明によれば、触媒が、その場で生成されかつニッケ
ル化合物と有機アルミニウム化合物とブテンと水素とを
含むことを特徴とする、均−触媒系を用いるn−ブテン
の接触三量化方法が提供される。  。
本発明の触媒系は、液相中にあり、そこで1本発明の均
一触媒を製造するためには、水素ガスを系中へ十分な量
で導入し、液体成分中に、好ましくは飽和まで溶解させ
る。勿論、実際には、水素ガスも存在するが、水素ガス
は、系の触媒作用には参加せず、触媒作用への参加は、
すべて溶存水嵩に由来する。
糸は均一なので、ニッケル化合物および有機アルミニウ
ム化合物は、ブテンと混和性でなければなら々い。かく
して、ニッケル化合物および有機アルミニウム化合物は
、ブテン中に溶解されてもよく、あるいは反応に対して
不活性でかつブテンと混和性の溶媒中に溶解されてもよ
い。かくして。
それらは、ブテンに溶解されてもよく、あるいは。
例えば1へキサンのよりな/Vラフインに溶解されても
よい。従って、ニッケル化合物としては、好tL<U、
高級モノ−首たけジーカルがン酸のニッケル埠が用いら
れ、より好ましくは、5〜20個の炭素原子を有する酸
のニッケル塩、例えばオレイン酸ニッケル、ドデカン酸
ニッケル、%にオクタン酸ニッケルが用いられる。挙げ
ることができる他のニッケル化合物は、一般式 %式%) (上記一般式中、Xは、塩素または臭素またはヨウ素を
示し、各Rは、独立に、アルキル基またはアリール基を
示す) に相当する。有機ホスフィンとハロゲン化ニッケルとの
配位錯体である。かかる化合物の例は、ビス(トリエチ
ルホスフィン)塩化ニッケA。
NIC/、2(PEt、 )2.s  ビス(トリフェ
ニルホスフィン)塩イにニッケル、ビス(トリシクロヘ
ギシルホスフイン)塩化ニッケルである。ニツケノし化
合物自体は、液体ブテンに可溶であってもよく、あるい
は不活性なブテン相溶性溶媒に可溶であってもよい。
多くの有機アルミニウム化合物は、本発明に使用するた
めに適当である。有機アルミニウム化合物は、好ましく
は、アルミニウム1原子当たり平均1〜2個のアルキル
基と1〜2個のハロゲン原子とを含むアルキルアルミニ
ウム化合物である。
アルキル基は、好ましくは5個までの炭素原子を有し、
最も好捷しくはエテルである。ハロゲンは。
好ましくは塩素である。
有機アルミニウム化合物自体もまた。液体ブテンに可溶
であってもよく、あるいは反応に対して不活性でありか
つ反応条件下で液体ブテンと相溶性の溶媒中の溶液で用
いてもよい。例として、二塩化モノエチルアルミニウム
ALEtC22,セスキ塩化エチルアルミニワム・−塩
化ジエチルアルミニウムを厳げることができる。
本発明によって二貴化を行う温度は、好ましくは20〜
70℃1例えば30〜50℃の帥囲であシー好ましくは
約40℃であるが、実際の操作温度は、ある程度、触媒
系中に用いられるニッケル化合物およびアルミニウム化
合物に依存する◎これらの化合物は、熱的に不安定であ
る可能性があるからである。
本発明の方法の実施に用いられるべき圧力は、操作温度
に於て、ブテンを液相中に保つのに十分でなければなら
ず、好ましくは2〜20パール絶対圧の範囲である。例
えば、瀉麿40℃に於ては、12パールの圧力が所要で
ある。
ブテンのオクテンへの転化率は、特に、触媒系中のアル
ミニウム化合物対ニッケル化合物の比に依存することが
わかった。
さらに、この比は、生成物混合物中の生成物の分布に影
響を与えることもわかった。触媒中のアルミニウム化合
物対ニッケル化合物のモル比は。
好ましくは10:1〜100:1の範囲であり。
特に好ましい値は約25:1である。
転化率は・ある点まで、二量化方法で処理されるブテン
(ジエン類またはアセチレン類を実質的に含まない)の
量に対する系のニッケル含量に比例することがわかって
いる。本発明の方法に用いられるブテン(モル)に対す
るニッケル(金楓として、?)の比は、好オしくはa、
aaal:1〜0.1.より好ましくは0.001:1
〜0.1:1の範囲であり、特に好ましくは約0.00
5:1であるが、最適転化率のために選ばれる実際の値
は、用いられるニッケル化合物の性質に大いに依存し、
用いられる他のパラメーターにも依存する。
前述したように、水素対ブテンの比の必要条件は、単に
、温度および圧力条件下で、ブテン中に確実に溶解する
ために十分な水素を用いなければならないということだ
けである。飽和に達することが好ましいが、これは、室
温に於て、ブテン巾約1.6モル係の水素である。
連続式でもパッチ式で本実施することができる本発明の
方法は、n−ブテン供給物がイソブチレンで汚染されて
いるときに、特に有用であることがわかった。汚染供給
物を用いる本発明の方法の連続操作は、商業ペースで特
に興味がある。
以下、実施例によって本発明を説明する。比較のための
実施例をも含む。便宜上、パッチ法についてだけ説明す
るが、当業者には十分理解されるように、連続法も本発
明に含まれる。
実施例 1組のパッチのおのおののパッチに於て、1tのオート
クレーブを窒素でフラッシュした後、ブテンが液体であ
るような条件下で、ブテン300?を仕込んだ。使用さ
れ゛たブテン供給物の組成は、パッチ毎に異なっていた
。その後で、ヘキサンに溶解した0、3ずリモルのニッ
ケル化合物および7.5ミリモルの有機アルミニウム化
合物(AtEtC12)を添加した。用いられた実際の
ニッケル化合物は、パッチによってオクタン酸ニッケh
4たハヒスー(トリエチルホスフィン)tm化ニッケル
であった。これらの比率は、25:1のアルミニウム化
合物二ニッケル化合物モル比および0.003:1(P
1モル)のニッケル(金属)ニオレフイン比に対応する
。本発明によって実施されたパッチでは、オートクレー
ブ中に、ブテンの後で水嵩ガスを2〜3パールr−ジ圧
の全圧力になるまで導入して、水素ガスが液体ブテン中
に】 1 溶解するようにし念。各場合に1次に、温麿42℃に於
て5時間攪拌することによって反応を進行させた。10
#Iεの硫酸を添加して触媒系を破壊することによって
反応を停止させ、生成物混合物の分析を行った。結果は
下記の表中に示しである。
表中には下記の略号および用語を用いた。
中 触媒系: A=オクタン酸ニッケル+AtEtct2A/H2=A
十水素 B = NiCl2(PEt5)2. + AtEtC
t2B/H2=8+水素 ブテンも、未だ十分にはわかっていない何らかの方法で
触媒系に参加すると思われると理解される。
(i)  ブテン供給物: X=100係シス−ブテン−2 Y=95重量憾重量−シスン−2+5重を幅イソプテシ z=80重量係重量−シスン−2+20重量憾重量ジイ
ソ ブチ ンiii)二量体組成: オクテン含有生成物混合物を対応するアルカンへ水素添
加した後に分析された主要成分の重f係で示す。
1=s、a−ジメチルヘキサン n=3−メチルへ、fタン il = n−オクタン +IV)  平均枝分かれ度 オクテン1モル当シの平均枝分かれ数。
ブテン    二量体への オクテン 弓量体へのI 
    X     A   8B   重量(i60
14   重量部2    X   A/H27963
143X    B   86     58.5  
8.5a    X   B/H2B9     72
    B5    Y    B   50    
 31.519.5b    Y   B/H252,
234,217,572B    49,5     
39.6  198   2  8/H264,656
,815226711−1,01,1168 2663,510,51,01,1580335981
,01,2568 27676−0,61,2181 af3   5i    11    1a、5  1
.7   1.30  6336   55.5   
B、5  115  1.3  1.28  65.5
40.5 49.5 10    15.5  1.3
  1.30  8036   57   7    
13    1.0  1.34  88実施例1〜4
は、触媒系成分中の水素含有の影響を示す。かくして、
4実施例は、すべて1本質的に同様な枝分かれ度、飽和
物含量(分析のための水素添加の前に測定)、二量体組
成を有する生成物を示すが、実施例2.4(本発明の実
施例)は、実施例1.3(比較実施例)よりも改良され
たオクテン収率ならびに増加した憾転化率を示す。
実施例5〜8は通常触媒毒である不純物が供給物中に存
在することの、本発明の方法(実施例6゜8)に対する
影響を、触媒が水素を含まない場合の方法(実施例5,
7)と比較して示す。かくして、比較実施例5.7につ
いていうと、通常の触媒系(水素を含まない)の場合に
は、n−ブテン中にイソブチンが存在すると、二量体生
成物への選択率が低下する。これとは対照的に、かかる
不純物を含む供給物に対して、実施例6,8は1本発明
の触媒系が、オクテンへの選択率を改良する(純n−1
テン供給物の場合に得られる水準には達しないが)こと
を示す。この改良は、供給物中に比較的高い(20%)
イソブチン含量がある場4 合に特に顕著である。インブチレンは、副反応に於て触
媒成分の一部分を除去するので触媒の有効性を低下させ
る亀のと思われる。
従って、一般に1以上の実施例から、本発明の方法は、
飽和物の生成を本質的に増加させることなく、また二量
体の全体的な組成および枝分かれ度を実質的に変化させ
ることなく、改良された収率およびn−ブテンのオクテ
ンへの転化率を与えると結論することができる。水素の
影響は、供給物がインブチレン汚染物質を含有する場合
に、さらに顕著である・

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 (1)  ニッケル化合物と有機アルミニウム化合物と
    n−ブテンと水素とから、その場で触媒を生成すること
    を特徴とする。均一触媒系を用いjn−ブテンの縮触二
    量化方法。□       □(2)゛□ニッケル化合
    物および(4たt>有機アルミニウム化合物が、二量化
    条件下で、ブテン中に可溶性である。特許請求の範囲第
    (1)項に記載の方法。              
    ・(3)ニッケル化合物および(または)有機アルミニ
    ウム化合物を、二量化条件下で、ブテンと混和性の不活
    性溶媒の溶液の形で用いる。特許請求の範囲第(1)項
    に記載の方法。 (4)ニッケル化合物が、5〜20個の炭素原子を有す
    る高級モノーオたはソーカルがン酸の塩である、特許請
    求の範囲第(1)瑣または第(2)項iたは埴(3)項
    に記載の方法−゛ ′ (5) ニッケル化合物がオクタン酸ニッケルである。 特許請求の範囲第イ4)項に記載の方法。 (6)  ニッケル化合物が、一般式 %式%) (上記式中、Xは、−素または臭素またはヨウ累番示し
    、4Rは、アルキル基またはアリール基ヲ示す)の、有
    機ホスフィンとハロゲン化ニッケルとの配位錯体である
    。特許請求の範囲第(1)項オたは第(i)項または第
    (3)項に記載の方法。 (γ) ′−ツケル化合物がビス(トリエチルホスフィ
    ン)塩化三ツケルである。特許請求の範、囲第(6)項
    に記載め方法・        □ (8)  有機アルミニウム化合物が二塩化モノ仝チル
    ア凡ミニ吟ム中ある。前記特許請求の範囲のいずれか1
    項に記載の方法。  □ (9)  アルミニウム化合物対ニッケル化合物のモル
    比が10:1〜*aOs1の範囲である゛、′前記特許
    請求の範囲のいずれか1項に記載の方法。 00  ニッケル(tm金JRとし□て)対ブテン(°
    モル)の比が0.001:1〜0.1:1の1囲である
    、前記特許請求の範囲のいずれか1項に記載の方法。 fi9  二曾化条、QTで、水素を、ブテン中へ1.
    飽和、 −水準で溶解させる、前記特許請求の範囲のい
    ずれか1項に記載の方法。 (2) 20〜70℃の温度に於て=量化を行う、前記
    特許請求の範囲のいずれか1項に記載の方法。 01 2〜2.0バール絶対圧の圧力下で、二曖化を行
    う1.、前記特許請求の範囲のいずれか1項に記載の方
    法。 α◆ 使用するn−ブテンがイソブチレンのような汚染
    物質を含む、前記特許請求の範囲のいずれか1項に記載
    の方法。
JP58060629A 1982-04-06 1983-04-06 ブテンの二量化方法 Granted JPS58201730A (ja)

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GB8210236 1982-04-06
GB10236 1982-04-06

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JPH0342249B2 JPH0342249B2 (ja) 1991-06-26

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US (1) US4476341A (ja)
EP (1) EP0091232B1 (ja)
JP (1) JPS58201730A (ja)
CA (1) CA1205826A (ja)
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