JP2008516098A - 分散染料混合物 - Google Patents

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Abstract

以下に示され、定義される一般式(I)の1種以上の染料と、以下に示され、定義される式(II)、(III)、(IV)、(V)及び(VI)からなる染料の中の少なくとも1種と、を含むことを特徴とする染料混合物、その染料混合物の調製方法、及び合成織物材料又はそれらの繊維ブレンド物を着色するためのプロセス。
〔一般式(I)の染料〕:
【化1】

[式(II)の染料]:
【化2】

〔一般式(III)の1種以上の染料〕:
【化3】

[一般式(IV)の1種以上の染料]:
【化4】

[一般式(V)の1種以上の染料]:
【化5】

[式中、T、U及びVは独立して、水素、ホルミル、アセチル、クロロ、ブロモ、シアノ又はニトロであり、
[一般式(VI)の1種以上の染料]:
【化6】

[式中、R〜R21、P、Q、X、Y及びZは請求項1において定義された通りである]
【選択図】なし

Description

本発明は、ダルブルーからネービー色の分散染料の混合物、より詳しくは、ディープブラックな色調を与える、分散多環式染料と他の分散アゾ、アントラキノン又はベンゾジフラノン染料との混合物に関し、また、合成織物材料を着色するためのプロセス、及びその染料混合物を用いて着色した織物材料に関する。
混合分散染料と、それをポリエステル、並びにポリエステルと他の繊維たとえばセルロース、ポリウレタン、ナイロン及び羊毛とのブレンド物とを、通常の吸尽染色、連続染色及び直接捺染技術を用いて染色することは、たとえば特許文献1又は特許文献2などの文献からもすでに公知である。しかしながら、それらにはたとえば、均染性/移染性に比較的劣る、染色プロセスにおいて染色パラメーターの変化に対するカラーイールド性の依存性が過度に高い、あるいはポリエステルにおけるカラービルドアップ性が不充分である(良好なカラービルドアップ性は、染浴において高濃度で使用した場合に、それに比例して強い染色を与えるような染料の能力によって得られる)、あるいは堅牢性が不充分である、などある種の染着欠陥がある。
国際公開第97/04031号パンフレット 欧州特許第0 492 893号明細書
それために、染色されたポリエステル、又はポリエステルと他の繊維たとえばセルロース、ポリウレタン、ナイロン及び羊毛とのブレンド物において、改良されたカラービルドアップ性及び堅牢性、すなわち、洗濯堅牢性及び耐光堅牢性が得られるような染色を与える、分散染料が必要とされている。
したがって本発明は、ポリエステル又はそれと他の繊維とのブレンド物の、特にディープブラックな色調領域における、極めて良好なカラービルドアップ性、湿潤堅牢性及び耐光堅牢性のある染色を与えるような分散染料の染料混合物を提供する。
即ち、本発明は、以下に示され、定義される[一般式(I)の1種以上の染料]と;以下に示され、定義される、[式(II)の染料]、[一般式(III)の染料]、[一般式(IV)、式(IVa)、式(IVb)及び式(IVc)の少なくとも1種の染料]、[一般式(V)の染料]及び[一般式(VI)の染料]のうちの1種以上と;を含むことを特徴とする染料混合物にある。
[一般式(I)の染料]:
[式中、
及びRは独立して、水素、又は置換されていてもよいアルキル、アルケニル、シクロアルキル、アリール若しくはアラルキルであるか、又はRとRがN原子と一緒になって、複素5、6又は7員環を形成してもよく、
及びRは独立して、水素、ハロゲン、又は置換されていてもよいアルキル、アルケニル若しくはアルコキシであるか、又は
とRがN原子と一緒になって、複素5、6又は7員環を形成してもよく、
とRがN原子と一緒になって、複素5、6又は7員環を形成してもよく、
は、水素、ハロゲン、又は置換されていてもよいアルキル若しくはアルコキシ基であるか、又は−NR0102であるが、
ここでR01及びR02は独立してR及びRの意味合いを有し、
及びRは独立して、水素、ハロゲン、又は置換されていてもよいアルキル、アルケニル若しくはアルコキシであり、
とRがN原子と一緒になって、複素5、6又は7員環を形成してもよく、若しくは
とRがN原子と一緒になって、複素5、6又は7員環を形成してもよい]
[式(II)の染料]:
[一般式(III)の1種以上の染料]:
[式中、
及びRは独立して、H、C〜Cアルコキシ、非置換又は置換された飽和若しくは不飽和5−、6−、若しくは7−員複素環又は単素環残基によって置換されていてもよいC〜Cアルケニルオキシ[OR10]、又は置換されたアルコキシ[O(CH11]であり、
ここで
nは1〜6の整数であってよく、そして
11はOR12又はCOR13であってよいが、
ここで
12は、H、アルキル、アルケニル、アリール、アルコキシアルキル、アリールオキシアルキル、カルボニルアルキル、カルボニルアルケニル、カルボニルアリール、カルボニルアルコキシアルキル又はカルボニルアリールオキシアルキルであり、そして
13は、アルコキシ、アルケニルオキシ、アリールオキシ、アリールアルコキシ、アリールオキシアルコキシ、アルケニルオキシアルコキシ又はアルコキシアルコキシである]
[一般式(IV)、式(IVa)、式(IVb)及び式(IVc)の中の少なくとも1種の染料]:
[式中、P及びQは独立して、O又はNHであり、ここでP及びQの少なくとも一方、好ましくは両方がOであり、
nは、1〜4の整数、好ましくは2又は3であり、
14は、H又はC〜Cアルキル又はC〜Cアルコキシ基である]
(ただし、これら2種の成分の好適な比率は、(40〜50)対(50〜60)、特に好ましくは45部対55部である)
ここで、RはH又はCHであり、好適なH対CHの比は、(30〜70)対(70〜30)であり、より好ましくは(40〜60)対(60〜40)である]
[一般式(V)の1種以上の染料]:
[式中、T、U及びVは独立して、水素、ホルミル、アセチル、クロロ、ブロモ、シアノ又はニトロであり、
n=1〜4であり、
15及びR16は独立して、C〜Cアルキル、アルケニル、アリール、アラルキル、カルボニルアルキル、カルボニルアルケニル、カルボニルアリール、カルボニルアルコキシアルキル又はカルボニルアリールオキシアルキルであり、
17は、水素、ハロゲン、C〜Cアルキル、C〜Cアルコキシ又はNHCOR18であるが、
ここでR18はC〜Cアルキル又はC〜Cアルコキシであるが、ここでR17がNHCOR18である場合には、式(Va)で表されるように、(CHOR15/R16がR19及びR20により置換され、
ここで、
19及びR20は独立して、水素、アルキル、アルケニル、アリール、アラルキル、アルコキシアルキル、アリールオキシアルキル、アルコキシカルボニルアルキル又はアルキルカルボニルアルコキシである]
[一般式(VI)の1種以上の染料]:
[式中、
21は、H、アルキル、アルコキシアルキル又はアリールオキシアルキルであり、
Xは、H、ハロゲン、アルキル、ニトロ又はシアノであり、
Yは、H、ハロゲン、アルキル、ニトロ、アルコキシアルコキシアルキルカルボニル、アリールアルコキシカルボニル、モノ−若しくはジアルキルアミノカルボニル、又はアルキルアルコキシカルボニルであり、ここで該アルキル基は、5、6又は7員の(飽和又は不飽和)複素環式環によってさらに置換されていてもよく、あるいはYはR22SOであるが、ここでR22は、アリールオキシ又はモノ/ジアルキルアミノであり、
Zは、H、ヒドロキシル、ハロゲン、又はR22SOであるが、ここでR22は、アリールオキシ、若しくはモノ/ジアルキルアミノであるか、又はZはアリールオキシアルコキシカルボニル、又はアリールアルコキシカルボニルである]
一般式(I)に該当する好適な構造としては、たとえば表1に示すようなものが挙げられる。
一般式(III)に該当する好適な構造としては、たとえば表2に示すようなものが挙げられる。
一般式(IV)に該当する好適な構造としては、たとえば表3に示すようなものが挙げられる。
一般式(V)に該当する好適な構造としては、たとえば表4に示すようなものが挙げられる。
17がNHCOR18である場合には、(CHOR15/R16は、構造(Va)に示されているようなR19及びR20により置換される。
ここで、
[式中、R19及びR20は独立して、水素、アルキル、アルケニル、アリール、アラルキル、アルコキシアルキル、アリールオキシアルキル、アルコキシカルボニルアルキル又はアルキルカルボニルアルコキシであり、それらについては表5に示す]:
一般式(VI)に該当する好適な構造としては、たとえば表6に示すようなものが挙げられる。
一般式(I)で表される染料は欧州特許第363 034 A2号明細書から公知であり、ベンゾジフラノン染料の混合物は、国際公開第9704031号パンフレットから公知である。
本発明による好適な混合物は、一般式(I)の少なくとも1種の染料と、式(II)の少なくとも1種の染料と;式(IV)の少なくとも1種の染料、式(V)の少なくとも1種の染料、又は式(VI)の少なくとも1種の染料と;を含む2成分混合物である。
本発明による特に好適な混合物は、一般式(I)の少なくとも1種の染料、式(II)の1種の染料、及び一般式(VI)の少なくとも1種の染料を含む。
さらに、特に好適なのは、一般式(I)の少なくとも1種の染料、式(II)の染料、一般式(IV)の少なくとも1種の染料、及び一般式(VI)の少なくとも1種の染料を含む混合物、さらには一般式(I)の少なくとも1種の染料、染料(II)、一般式(V
)の少なくとも1種の染料、及び一般式(VI)の少なくとも1種の染料を含む本発明による混合物、あるいは、一般式(I)の少なくとも1種の染料、一般式(III)の少なくとも1種の染料、一般式(IV)の少なくとも1種の染料、及び一般式(VI)の少なくとも1種の染料を含む本発明の混合物である。
さらに挙げれば、一般式(I)で表される1種又は複数の染料、一般式(III)の1種又は複数の染料、一般式(V)の1種又は複数の染料、及び一般式(VI)で表される1種又は複数の染料を含む特に好適な混合物、さらには、一般式(I)で表される1種又は複数の染料、染料(II)、一般式(III)で表される1種又は複数の染料、一般式(V)で表される1種又は複数の染料、及び一般式(VI)で表される1種又は複数の染料、を含む本発明による混合物、並びに、一般式(I)で表される1種又は複数の染料、染料(II)、一般式(III)で表される1種又は複数の染料、一般式(IV)で表される1種又は複数の染料、及び一般式(VI)の1種又は複数の染料、を含む染料混合物、並びに一般式(I)の少なくとも1種の染料、染料(II)、一般式(III)の少なくとも1種の染料、一般式(IV)の少なくとも1種の染料、一般式(V)の少なくとも1種の染料、及び一般式(VI)の少なくとも1種の染料、を含む染料混合物などがある。
最終的なブラック混合物成分における染料(I)の好適なパーセンテージは、15〜50重量%、特に好ましくは25〜40重量%であろう。
最終的なブラック混合物における染料(II)の好適なパーセンテージは、0〜45重量%、特に好ましくは20〜50重量%であろう。
単一成分又は2/3成分混合物いずれかの最終的なブラック混合物おける染料(III)の好適なパーセンテージは、0〜30重量%、特に好ましくは0〜20重量%であろう。
最終的なブラック混合物における染料(IV)の好適なパーセンテージは、0〜40重量%、特に好ましくは0〜25重量%であろう。
最終的なブラック混合物における染料(V)の好適なパーセンテージは、0〜30重量%、特に好ましくは0〜20重量%であろう。
最終的なブラック混合物における染料(VI)の好適なパーセンテージは、5〜30重量%、特に好ましくは15〜25重量%であろう。
本発明の混合物のさらなる例を表8に示す。
比率は重量%として示す。
表8における染料(I)が、たとえば構造I−1及びI−2で表されるような2成分混合物である場合には、その好適な比は、(I−1):(I−2)が(40:60)から(60:40)であるが、より好ましくは(I−1):(I−2)が50:50の比率である。たとえばI−1とI−2とI−3で表されるような3成分混合物では、好適な比率は、(I−1):(I−2):(I−3)が40:40:20、より好ましくは(I−1)::I−2):(I−3)が45:45:10の比率である。
表8における染料(III)が、たとえば構造III−1及びIII−2で表されるような2成分混合物である場合には、その好適な比は、(III−1):(III−2)が(20:80)から(80:20)であるが、より好ましい比率は(III−1):(III−2)が(40:60)から(60:40)である。たとえばIII−1とIII−2とIII−3とで表されるような3成分混合物では、好適な比率は、III−1が5%〜30%、III−2が35%〜75%、そしてIII−3が20%〜40%であるが、より好ましくは、III−1が10%〜20%、III−2が45%〜65%、そしてIII−3が25%〜35%である。
表8における染料(IV)が、たとえば構造IV−1及びIV−3で表されるような2成分混合物である場合には、その好適な比は、(IV−1):(IV−3)が(40:60)から(60:40)であるが、より好ましくは(IV−1):(IV−3)が50:50の比率である。染料(IV)が構造IVbで表されるような2成分混合物である場合には、好ましい比率は、そのIVbで表される構造が40〜60、より好ましくは45〜55の比である。IVcの場合には、好適なH対CHの比は、(30〜70):(70〜30)であり、より好ましくは(40〜60):(60〜40)である。
本発明を具現する混合物は、たとえば、必要な量の染料成分を混合することによって調製することができる。好適な混合方法には以下のようなものがある。
共結晶化
典型的には、複数の染料を加熱溶媒に溶解させるが、その方法としてはたとえば、それらの染料を適当な溶媒に加え、溶媒の還流温度まで加熱してそれらの染料を溶解させ、次いで濾過をして溶液を作り、その溶液を放冷して、結晶を生成させる。次いで、得られた混合物をさらに、たとえば磨砕や噴霧乾燥のような加工にかけてもよい。このプロセスで使用するのに適した溶媒の例としては、有機溶媒、たとえば、芳香族炭化水素、塩素化炭化水素、脂肪族炭化水素、アリサイクリック炭化水素、アルコール、アミド、スルホキシド、エステル、ケトン及びエーテルなどが挙げられる。有機溶媒の具体的な例を挙げれば、トルエン、エチルセロソルブ、アセトン、クロロベンゼン、ピリジン、ジメチルホルムアミド、ジメチルスルホキシド、酢酸エチル、ベンゼン、テトラヒドロフラン及びシクロヘキサンなどがある。共結晶化は一般に、3種以上の成分を含む混合物の場合には不適当である。
共磨砕
染料を混合し、次いで一緒に磨砕して、よく混じり合ったブレンド物とし、次いでそれを噴霧乾燥して固形混合物とする。
共乾燥
それぞれの染料を別個に磨砕し、次いで必要な比率で混合してから、噴霧乾燥する。
ドライブレンド
それぞれの染料を別個に噴霧乾燥し、次いでドライブレンドプロセスによって、必要な比率で混合する。
本発明を具現する混合物は、合成織物材料及びそれからの繊維ブレンド物を、吸尽染色、パジング又は捺染により着色させるのに有益な、有用な分散染料を与え、この目的のためには分散体の形態とすることも可能である。それらはまた、たとえば、織物及び非織物のインクジェット捺染、染料拡散、熱転写捺染及びプラスチックの着色などにおいても、使用することができる。
本発明の具体的な態様では、一般式(I)の染料と、特定の式(II)の染料、並びに一般式(IV)及び(VI)の染料、並びに場合によっては一般式(III)及び一般式(V)の染料と、さらには少なくとも1種の、着色用途において慣用されているさらなる成分、たとえば分散剤及び場合によっては界面活性剤及び湿潤剤などとの混合物を含む組成物が提供される。この組成物には典型的には、固相媒体(solid medium)中に染料混合物を合計で、1%〜65%、好ましくは10〜60%、より好ましくは20〜55%含む。
分散剤の典型的な例を挙げれば、リグノスルホン酸塩、ナフタレンスルホン酸/ホルムアルデヒド縮合物及びフェノール/クレゾール/スルファニル酸/ホルムアルデヒド縮合物などがあり、湿潤剤の典型的な例を挙げれば、スルホン化又はリン酸化されていてもよいアルキルアリールエトキシレートなどがあり、また、共存させてもよいその他の成分の典型的な例を挙げれば、無機塩、鉱油又はノナノールのような消泡剤、有機液体及び緩衝剤などがある。分散剤は、染料混合物の重量を基準にして、10%〜200%の範囲で存在させることができる。湿潤剤は、染料混合物の重量を基準にして、0%〜20%の範囲で使用することができる。
組成物は、水性媒体中でガラスビーズ又は砂を用いて、染料混合物をビード磨砕(bead milling)することによって調製することができる。組成物に分散剤、充填材及び他の界面活性剤をさらに添加することもでき、噴霧乾燥の様な技術を用いて乾燥させると、染料を5%〜65%含む固形組成物が得られる。
得られた混合物は、ポリエステル(特にミクロ繊維)及びポリエステルとセルロース、エラスタン、ナイロン(複合ミクロ繊維)及び羊毛とのブレンド物を、優れた湿潤堅牢性レベルを有するディープブラックな色調に着色するために使用される。
また別な態様においては、本発明は、合成織物材料又はそれらの繊維ブレンド物を着色するためのプロセスを提供し、それには、合成織物材料又は繊維ブレンド物に本発明による染料混合物を適用することが含まれる。
合成織物材料は、芳香族ポリエステル、特にポリエチレンテレフタレート及びそれからのミクロ繊維構造物(海島構造及び複合ミクロ繊維の両方を含む)、ポリアミド、特にポリヘキサメチレンアジパミド、第二級セルロースアセテート(secondary cellulose acetate)、セルローストリアセテート、ポリウレタン、並びに天然織物材料、特にセルロース系材料及び羊毛などから選択することができる。特に好ましい織物材料は、芳香族ポリエステル又は、それと上記の織物材料のいずれかの繊維との繊維ブレンド物である。特に好ましい繊維ブレンド物としては、ポリエステル−セルロース、たとえばポリエステル−綿、ポリエステル−羊毛、複合ミクロ繊維の形態のポリエステル/ポリウレタン及びポリエステル/ポリアミドなどが挙げられる。織物材料又はそのブレンド物は、フィラメント、ばら繊維(loose fibres)、糸又は、織布若しくは編み物などの形態をとっているのがよい。
本発明の染料混合物は、合成織物材料又は繊維ブレンド物に、そのような材料や繊維ブレンド物に分散染料を適用する際に従来から使用されているプロセスを用いて、適用される。
好適なプロセス条件は下記のものから選択することができる:
(i)吸尽染色では、pHが4〜6.5、温度125℃〜140℃で10〜120分、圧力1〜2バール、場合によっては金属イオン封鎖剤を添加;
(ii)連続染色では、pHが4〜6.5、温度190℃〜225℃で15秒〜5分、場合によっては移染防止剤を添加;
(iii)直接捺染では、pHが4〜6.5、高温蒸熱処理ならば、温度160℃〜185℃で4〜15分、あるいは、乾熱を用いたベーク固着ならば、温度190℃〜225℃で15秒〜5分、あるいは、加圧蒸熱処理ならば、温度120℃〜140℃、1〜2バールで10〜45分、場合によっては湿潤剤及び増粘剤(たとえばアルギネート)を染料の5〜100重量%添加;
(iv)抜染(織物材料の上に染料をパジングし、乾燥し、そしてオーバープリントすることによる)では、pH4〜6.5、場合によっては移染防止剤及び増粘剤を添加;
(v)キャリヤー染色では、pHが4〜6.5、温度95℃〜100℃で、キャリヤーとしてたとえばメチルナフタレン、ジフェニルアミン又は2−フェニルフェノールを使用し、場合によっては金属イオン封鎖剤を添加;そして、
(vi)アセテート、トリアセテート及びナイロンの常圧染色では、pHが4〜6.5、アセテートの場合は温度85℃、トリアセテート及びナイロンの場合には温度90℃で15〜90分、場合によっては金属イオン封鎖剤を添加する。
上記のプロセスいずれの場合においても、染料混合物は、水性媒体中に染料混合物を0.001%〜20%、好ましくは0.005〜16%含む分散体として適用する。
上述の適用プロセスに加えて、染料混合物を、合成織物材料及び繊維ブレンド物にインクジェット捺染によるプロセスを適用することもできる。インクジェット染着の場合、その染着媒体には、水、分散剤、殺生物剤、及び水溶性有機溶媒を、重量比で、1:99から99:1、より好ましくは1:95から50:50、特に10:90から40:60の範囲で含んでいてもよい。好ましい水溶性有機溶媒としては、C1〜4−アルカノール、特にメタノール又はエタノール、ケトン、特にアセトン又はメチルエチルケトン、2−ピロリドン又はN−メチルピロリドン、グリコール、特にエチレングリコール、プロピレングリコール、トリメチレングリコール、ブタン−2,3−ジオール、チオジグリコール又はジエチレングリコール、グリコールエーテル、特にエチレングリコールモノメチルエーテル、プロピレングリコールモノメチルエーテル又はジエチレングリコールモノメチルエーテル、尿素、スルホン、特にビス−(2−ヒドロキシエチル)スルホン、又はそれらの混合物などが挙げられる。
慣用の織物捺染とは対照的に、インクジェット捺染においては、助剤は、別の前処理工程において織物基材に適用しなければならない。織物基材の前処理は、捺染インクを適用したときにモティーフの流動を防止するための、増粘剤、たとえばアルギン酸ナトリウム、変性ポリアクリレート又は高度にエーテル化されたガラクトマンナンを用いて実施される。
これらの前処理用反応剤は、好適なアプリケータを使用して所定の量を均一に織物基材に適用するが、そのためにはたとえば、2本又は3本ロールパッド、無接触スプレー技術を用いたり、発泡適用の手段によったり、あるいは程よく適合させたインクジェット技術を用い、その後に乾燥させる。
捺染後に、その織物繊維材料を120〜150℃で乾燥させてから固着させる。
反応性染料を用いて調製したインクジェットプリントの固着は、室温で、又は飽和スチーム、過熱スチーム、加熱空気、高周波、赤外線照射、レーザー若しくは電子ビーム、あるいはその他の適切なエネルギー転換技術を用いて実施することができる。
これらの染料混合物は、超臨界の二酸化炭素を使用して織物材料に適用することも可能であるが、その場合には染料配合剤を任意に省略することができる。
ここで本発明の実施態様を、以下の実施例を参照しながらさらに詳しく説明するが、ここでは特に記さない限り部は重量基準である。
実施例1
染料I−1と染料I−2との50:50混合物は、等モルの割合の2−メチルアニリンと2−エチルアニリンとを、7−フェニル−7H−ベンゾ[1,2−b;4,5−b’]ジフラン−2,3,6−トリオン中間体と反応させることによって調製することができる。単離される着色剤は、ほぼ当量の割合の2種の成分からなる均質な混合物であって、このことは分析からも証明することができる。次いで、57.6部のこの混合物を、23.2部の染料IVの染料(IV−1とIV−3との50:50混合物を含む)、27.6部の染料VI−16の染料、及び74部の染料IIの染料と混合することができる。100部の高温で安定な分散化剤を用いて40%の水性スラリーとして摩砕すると、染料の粒径(平均直径)が0.1〜5ミクロンの範囲となった。
この分散物に163部の「充填剤/切断剤(‘filler’/‘cutting’ agent)」を添加することによって、混合物40%と分散剤60%とを含むソリッド・ブランド(solid brand)に標準化し、噴霧乾燥器中で乾燥して、粒状又は粉末状とした。この生成物は、ポリエステル(ミクロ繊維及び軽量化ポリエステルを含む)、ポリエステル/セルロース、ポリエステル/ポリウレタン、ポリエステル/ナイロン特に複合ミクロ繊維、及びポリエステル/羊毛ブレンド物などの吸尽染色には特に適しており、さらに、連続染色や直接捺染にも使用することができる。
断片の形態のポリエステルを吸尽染色するための染浴は、11.25mLのソリッド・ブランドの水性分散体(40〜50℃で100mLの水中に2gの染料)を、57mLの脱イオン水及び1.2mLの緩衝液に加えることにより調製した。この染浴に、5gのポリエステルの断片を加え、ウェルナー・マティス・ラボマート(Werner Mathis Labomat)高温染色機中で、130℃で45分間維持した。水を用いたすすぎと還元清浄化処理(reduction clearing treatment)をした後では、その材料は、優れた湿潤堅牢性を有するディープブラックな色調に染色されていた。その混合物の興味ある特徴は、ポリエステル及び特にポリエステルミクロ繊維上におけるその優れたビルドアップ性能であって、それに比例して、従来のポリエステルに比較して、同一の視覚的効果(visual yield)を得るのに、より多くの染料を適用しなければならない。
実施例2
染料I−1と染料I−2との50:50混合物は、等モルの割合の2−メチルアニリンと2−エチルアニリンとを、7−フェニル−7H−ベンゾ[1,2−b;4,5−b’]ジフラン−2,3,6−トリオン中間体と反応させることによって調製することができる。単離される着色剤は、ほぼ当量の割合の2種の成分からなる均質な混合物であって、このことは分析からも証明することができる。次いで、60.8部のこの混合物を、24.3部の染料IVの染料(IV−1とIV−3との50:50混合物を含む)、26.4部の染料VI−16、33.3部の染料IIの染料、及び15.8部の染料III−1の染料と混合することができる。90部の高温で安定な分散化剤を用いて40%の水性スラリーとして摩砕すると、染料の粒径(平均直径)が0.1〜5ミクロンの範囲となった。
この分散物に199.4部の「充填剤/切断剤」を添加することによって、混合物36%と分散剤64%とを含むソリッド・ブランドに標準化し、噴霧乾燥器中で乾燥して、粒状又は粉末状とした。この生成物は、ポリエステル(ミクロ繊維及び軽量化ポリエステルを含む)、ポリエステル/セルロース、ポリエステル/ポリウレタン、ポリエステル/ナイロン特に複合ミクロ繊維、及びポリエステル/羊毛ブレンド物などの吸尽染色には特に適しており、さらに、連続染色や直接捺染にも使用することができる。
断片の形態のポリエステルを吸尽染色するための染浴は、11.5mLのソリッド・ブランドの水性分散体(40〜50℃で100mLの水中に2gの染料)を、57mLの脱イオン水及び1.2mLの緩衝液に加えることにより調製した。この染浴に、5gのポリエステルの断片を加え、ウェルナー・マティス・ラボマート(Werner Mathis Labomat)高温染色機中で、130℃で45分間維持した。水を用いたすすぎと還元清浄化処理をした後では、その材料は、優れた湿潤堅牢性を有するディープブラックな色調に染色されていた。その混合物の興味ある特徴は、ポリエステル及び特にポリエステルミクロ繊維上におけるその優れたビルドアップ性能であって、それに比例して、従来のポリエステルに比較して、同一の視覚的効果を得るのに、より多くの染料を適用しなければならない。
実施例3
染料I−1と染料I−2との50:50混合物は、等モルの割合の2−メチルアニリンと2−エチルアニリンとを、7−フェニル−7H−ベンゾ[1,2−b;4,5−b’]ジフラン−2,3,6−トリオン中間体と反応させることによって調製することができる。単離される着色剤は、ほぼ当量の割合の2種の成分からなる均質な混合物であって、このことは分析からも証明することができる。次いで60.8部のこの混合物を、24.3部の染料IVの染料(IV−1とIV−3との50:50混合物を含む)、26.4部の染料VI−16、33.3部の染料IIの染料、及びさらに4.3部の染料IIIA、14.7部の染料III−2及び8.3部の染料III−3の混合物と混合することができる。90部の高温で安定な分散化剤を用いて40%の水性スラリーとして摩砕すると、染料の粒径(平均直径)が0.1〜5ミクロンの範囲となった。
この分散物に217部の「充填剤/切断剤」を添加することによって、混合物31%と分散剤69%とを含むソリッド・ブランドに標準化し、噴霧乾燥器中で乾燥して、粒状又は粉末状とした。この生成物は、ポリエステル(ミクロ繊維及び軽量化ポリエステルを含む)、ポリエステル/セルロース、ポリエステル/ポリウレタン、ポリエステル/ナイロン(特に複合ミクロ繊維)、及びポリエステル/羊毛ブレンド物などの吸尽染色には特に適しており、さらに、連続染色や直接捺染にも使用することができる。
断片の形態のポリエステルを吸尽染色するための染浴は、11.5mLのソリッド・ブランドの水性分散体(40〜50℃で100mLの水中に2gの染料)を、57.5mLの脱イオン水及び1.2mLの緩衝液に加えることにより調製した。この染浴に、5gのポリエステルの断片を加え、ウェルナー・マティス・ラボマート(Werner Mathis Labomat)高温染色機中で、130℃で45分間維持した。水を用いたすすぎと還元清浄化処理をした後では、その材料は、優れた湿潤堅牢性を有するディープブラックな色調に染色されていた。その混合物の興味ある特徴は、ポリエステル及び特にポリエステルミクロ繊維上におけるその優れたビルドアップ性能であって、それに比例して、従来のポリエステルに比較して、同一の視覚的効果を得るのに、より多くの染料を適用しなければならない。
実施例4
染料I−1と染料I−2との50:50混合物は、等モルの割合の2−メチルアニリンと2−エチルアニリンとを、7−フェニル−7H−ベンゾ[1,2−b;4,5−b’]ジフラン−2,3,6−トリオン中間体と反応させることによって調製することができる。単離される着色剤は、ほぼ当量の割合の2種の成分からなる均質な混合物であって、このことは分析からも証明することができる。次いで55.6部のこの混合物を、14.3部の染料V−1の染料、29.2部の染料VI−1、52部の染料IIの染料と混合することができる。90部の高温で安定な分散化剤を用いて40%の水性スラリーとして摩砕すると、染料の粒径(平均直径)が0.1〜5ミクロンの範囲となった。
この分散物に190部の「充填剤/切断剤」を添加することによって、混合物35%と分散剤65%とを含むソリッド・ブランドに標準化し、噴霧乾燥器中で乾燥して、粒状又は粉末状とした。この生成物は、ポリエステル(ミクロ繊維及び軽量化ポリエステルを含む)、ポリエステル/セルロース、ポリエステル/ポリウレタン、ポリエステル/ナイロン(特に複合ミクロ繊維)、及びポリエステル/羊毛ブレンド物などの吸尽染色には特に適しており、さらに、連続染色や直接捺染にも使用することができる。
断片の形態のポリエステルを吸尽染色するための染浴は、10.8mLのソリッド・ブランドの水性分散体(40〜50℃で100mLの水中に2gの染料)を、57.5mLの脱イオン水及び1.2mLの緩衝液に加えることにより調製した。この染浴に、5gのポリエステルの断片を加え、ウェルナー・マティス・ラボマート(Werner Mathis Labomat)高温染色機中で、130℃で45分間維持した。水を用いたすすぎと還元清浄化処理をした後では、その材料は、優れた湿潤堅牢性を有するディープブラックな色調に染色されていた。その混合物の興味ある特徴は、ポリエステル及び特にポリエステルミクロ繊維上におけるその優れたビルドアップ性能であって、それに比例して、従来のポリエステルに比較して、同一の視覚的効果を得るのに、より多くの染料を適用しなければならない。
実施例5
次いで30.4部の染料I−1の混合物を、12.15部の染料IVの染料(IV−1とIV−3との50:50混合物を含む)、13.2部の染料VI−16、16.15部の染料IIの染料、及び7.9部の染料III−1の染料と混合することができる。45部の高温で安定な分散化剤を用いて40%の水性スラリーとして摩砕すると、染料の粒径(平均直径)が0.1〜5ミクロンの範囲となった。
この分散物に99.7部の「充填剤/切断剤」を添加することによって、混合物36%と分散剤64%とを含むソリッド・ブランドに標準化し、噴霧乾燥器中で乾燥して、粒状又は粉末状とした。この生成物は、ポリエステル(ミクロ繊維及び軽量化ポリエステルを含む)、ポリエステル/セルロース、ポリエステル/ポリウレタン、ポリエステル/ナイロン特に複合ミクロ繊維、及びポリエステル/羊毛ブレンド物などの吸尽染色には特に適しており、さらに、連続染色や直接捺染にも使用することができる。
断片の形態のポリエステルを吸尽染色するための染浴は、11.5mLのソリッド・ブランドの水性分散体(40〜50℃で100mLの水中に2gの染料)を、57.5mLの脱イオン水及び1.2mLの緩衝液に加えることにより調製した。この染浴に、5gのポリエステルの断片を加え、ウェルナー・マティス・ラボマート(Werner Mathis Labomat)高温染色機中で、130℃で45分間維持した。水を用いたすすぎと還元清浄化処理をした後では、その材料は、優れた湿潤堅牢性を有するディープブラックな色調に染色されていた。その混合物の興味ある特徴は、ポリエステル及び特にポリエステルミクロ繊維上におけるその優れたビルドアップ性能であって、それに比例して、従来のポリエステルに比較して、同一の視覚的効果を得るのに、より多くの染料を適用しなければならない。
実施例6
染料I−1、染料I−2及び染料I−3の3成分混合物は、分子比で45:45:10の2−メチルアニリン、2−エチルアニリン及び2,6ジメチルアニリンを、7−フェニル−7H−ベンゾ[1,2−b;4,5−b’]ジフラン−2,3,6−トリオン中間体と反応させることにより調製することができる。
単離される着色剤は、ほぼ上述の比率の3種の成分からなる均質な混合物であって、このことは分析からも証明することができる。次いで、28.8部のこの3成分混合物を、11.6部の染料IVの染料(IV−1とIV−3との50:50混合物を含む)、13.8部の染料VI−16の染料、及び37部の染料IIの染料と混合することができる。50部の高温で安定な分散化剤を用いて40%の水性スラリーとして摩砕すると、染料の粒径(平均直径)が0.1〜5ミクロンの範囲となった。
この分散物に81.5部の「充填剤/切断剤」を添加することによって、混合物40%と分散剤60%とを含むソリッド・ブランドに標準化し、噴霧乾燥器中で乾燥して、粒状又は粉末状とした。この生成物は、ポリエステル(ミクロ繊維及び軽量化ポリエステルを含む)、ポリエステル/セルロース、ポリエステル/ポリウレタン、ポリエステル/ナイロン特に複合ミクロ繊維、及びポリエステル/羊毛ブレンド物などの吸尽染色には特に適しており、さらに、連続染色や直接捺染にも使用することができる。
断片の形態のポリエステルを吸尽染色するための染浴は、11.25mLのソリッド・ブランドの水性分散体(40〜50℃で100mLの水中に2gの染料)を、57mLの脱イオン水及び1.2mLの緩衝液に加えることにより調製した。この染浴に、5gのポリエステルの断片を加え、ウェルナー・マティス・ラボマート(Werner Mathis Labomat)高温染色機中で、130℃で45分間維持した。水を用いたすすぎと還元清浄化処理をした後では、その材料は、優れた湿潤堅牢性を有するディープブラックな色調に染色されていた。その混合物の興味ある特徴は、ポリエステル及び特にポリエステルミクロ繊維上におけるその優れたビルドアップ性能であって、それに比例して、従来のポリエステルに比較して、同一の視覚的効果を得るのに、より多くの染料を適用しなければならない。
実施例7
染料I−1と染料I−2との50:50混合物は、等モルの割合の2−メチルアニリンと2−エチルアニリンとを、7−フェニル−7H−ベンゾ[1,2−b;4,5−b’]ジフラン−2,3,6−トリオン中間体と反応させることによって調製することができる。単離される着色剤は、ほぼ当量の割合の2種の成分からなる均質な混合物であって、このことは分析からも証明することができる。次いで、28.8部のこの混合物を、11.6部の染料IVの染料(IV−1とIV−3との50:50混合物を含む)、13.8部の染料VI−1の染料、及び37部の染料IIの染料と混合することができる。100部の高温で安定な分散化剤を用いて40%の水性スラリーとして摩砕すると、染料の粒径(平均直径)が0.1〜5ミクロンの範囲となった。
この分散物に81.5部の「充填剤/切断剤」を添加することによって、混合物40%と分散剤60%とを含むソリッド・ブランドに標準化し、噴霧乾燥器中で乾燥して、粒状又は粉末状とした。この生成物は、ポリエステル(ミクロ繊維及び軽量化ポリエステルを含む)、ポリエステル/セルロース、ポリエステル/ポリウレタン、ポリエステル/ナイロン特に複合ミクロ繊維、及びポリエステル/羊毛ブレンド物などの吸尽染色には特に適しており、さらに、連続染色や直接捺染にも使用することができる。
断片の形態のポリエステルを吸尽染色するための染浴は、11.25mLのソリッド・ブランドの水性分散体(40〜50℃で100mLの水中に2gの染料)を、57mLの脱イオン水及び1.2mLの緩衝液に加えることにより調製した。この染浴に、5gのポリエステルの断片を加え、ウェルナー・マティス・ラボマート(Werner Mathis Labomat)高温染色機中で、130℃で45分間維持した。水を用いたすすぎと還元清浄化処理をした後では、その材料は、優れた湿潤堅牢性を有するディープブラックな色調に染色されていた。その混合物の興味ある特徴は、ポリエステル及び特にポリエステルミクロ繊維上におけるその優れたビルドアップ性能であって、それに比例して、従来のポリエステルに比較して、同一の視覚的効果を得るのに、より多くの染料を適用しなければならない。
実施例8
染料I−1と染料I−2との50:50混合物は、等モルの割合の2−メチルアニリンと2−エチルアニリンとを、7−フェニル−7H−ベンゾ[1,2−b;4,5−b’]ジフラン−2,3,6−トリオン中間体と反応させることによって調製することができる。単離される着色剤は、ほぼ当量の割合の2種の成分からなる均質な混合物であって、このことは分析からも証明することができる。次いで30.4部のこの混合物を、12.15部の染料IVの染料(IV−1とIV−3との50:50混合物を含む)、13.2部の染料VI−1、16.65部の染料IIの染料、及び7.9部の染料IIIAの染料と混合することができる。45部の高温で安定な分散化剤を用いて40%の水性スラリーとして摩砕すると、染料の粒径(平均直径)が0.1〜5ミクロンの範囲となった。
この分散物に99.5部の「充填剤/切断剤」を添加することによって、混合物36%と分散剤64%とを含むソリッド・ブランドに標準化し、噴霧乾燥器中で乾燥して、粒状又は粉末状とした。この生成物は、ポリエステル(ミクロ繊維及び軽量化ポリエステルを含む)、ポリエステル/セルロース、ポリエステル/ポリウレタン、ポリエステル/ナイロン特に複合ミクロ繊維、及びポリエステル/羊毛ブレンド物などの吸尽染色には特に適しており、さらに、連続染色や直接捺染にも使用することができる。
断片の形態のポリエステルを吸尽染色するための染浴は、11.5mLのソリッド・ブランドの水性分散体(40〜50℃で100mLの水中に2gの染料)を、57mLの脱イオン水及び1.2mLの緩衝液に加えることにより調製した。この染浴に、5gのポリエステルの断片を加え、ウェルナー・マティス・ラボマート(Werner Mathis Labomat)高温染色機中で、130℃で45分間維持した。水を用いたすすぎと還元清浄化処理をした後では、その材料は、優れた湿潤堅牢性を有するディープブラックな色調に染色されていた。その混合物の興味ある特徴は、ポリエステル及び特にポリエステルミクロ繊維上におけるその優れたビルドアップ性能であって、それに比例して、従来のポリエステルに比較して、同一の視覚的効果を得るのに、より多くの染料を適用しなければならない。
実施例9
ポリエステルの織布を、水中50g/Lの8%アルギン酸ナトリウム溶液、100g/Lの8〜12%ガラクトマンナン溶液及び5g/Lのリン酸二水素ナトリウムを含む液を用いて前処理してから、乾燥させた。湿時ピックアップは70%である。このようにして前処理した織物を、以下のものを含む水性インクで捺染するが、
6% 実施例2による染料混合物
1.5% 分散剤ディスパービク(Disperbyk)190
10% 2−プロパノール
20% ポリエチレングリコール200
0.01% 殺生物剤マーガル(Mergal)K9N
62.49% 水
ドロップ・オン・デマンド(バブルジェット)インクジェット印刷ヘッドを使用する。捺染物は完全に乾燥させる。飽和水蒸気の手段を用い175℃で7分間の加熱により固着させる。
次いで、その捺染物を温水洗いし、95℃の熱水で堅牢洗い(fastness wash)にかけ、温水洗いをして、乾燥させる。
得られたのは、優れた使用堅牢性を有するブラックの色調の捺染物である。

Claims (16)

  1. 以下に示され、定義される[一般式(I)の1種以上の染料]と;以下に示され、定義される、[式(II)の染料]、[一般式(III)の染料]、[一般式(IV)、式(IVa)、式(IVb)及び式(IVc)の少なくとも1種の染料]、[一般式(V)の染料]及び[一般式(VI)の染料]のうちの1種以上と;を含むことを特徴とする染料混合物。
    [一般式(I)の染料]:
    (式中、
    及びRは独立して、水素、又は置換されていてもよいアルキル、アルケニル、シクロアルキル、アリール若しくはアラルキルであるか、又はRとRがN原子と一緒になって、複素5、6又は7員環を形成してもよく、
    及びRは独立して、水素、ハロゲン、又は置換されていてもよいアルキル、アルケニル若しくはアルコキシであるか、又は
    とRがN原子と一緒になって、複素5、6又は7員環を形成してもよく、
    とRがN原子と一緒になって、複素5、6又は7員環を形成してもよく、
    は、水素、ハロゲン、又は置換されていてもよいアルキル若しくはアルコキシ基であるか、又は−NR0102であるが、
    ここでR01及びR02は独立してR及びRの意味合いを有し、
    及びRは独立して、水素、ハロゲン、又は置換されていてもよいアルキル、アルケニル若しくはアルコキシであり、
    とRがN原子と一緒になって、複素5、6又は7員環を形成してもよく、若しくはRとRがN原子と一緒になって、複素5、6又は7員環を形成してもよい。)
    [式(II)の染料]:
    [一般式(III)の1種以上の染料]:
    (式中、
    及びRは独立して、H、C〜Cアルコキシ、非置換又は置換された飽和若しくは不飽和5−、6−、若しくは7−員複素環又は単素環残基によって置換されていてもよいC〜Cアルケニルオキシ[OR10]、又は置換されたアルコキシ[O(CH11]であり、
    ここで
    nは1〜6の整数であってよく、そして
    11はOR12又はCOR13であってよいが、
    ここで
    12は、H、アルキル、アルケニル、アリール、アルコキシアルキル、アリールオキシアルキル、カルボニルアルキル、カルボニルアルケニル、カルボニルアリール、カルボニルアルコキシアルキル又はカルボニルアリールオキシアルキルであり、そして
    13は、アルコキシ、アルケニルオキシ、アリールオキシ、アリールアルコキシ、アリールオキシアルコキシ、アルケニルオキシアルコキシ又はアルコキシアルコキシである]
    [一般式(IV)、式(IVa)、式(IVb)及び式(IVc)の少なくとも1種の染料]:
    [式中、P及びQは独立して、O又はNHであり、ここでP及びQの少なくとも一方、好ましくは両方がOであり、
    nは、1〜4の整数、好ましくは2又は3であり、
    14は、H又はC〜Cアルキル又はC〜Cアルコキシ基である]
    (ただし、これら2種の成分の好適な比率は、(40〜50):(50〜60)、特に好ましくは45部:55部である)
    ここで、RはH又はCHであり、好適なH対CHの比は、(30〜70)対(70〜30)であり、より好ましくは(40〜60)対(60〜40)である]
    [一般式(V)の1種以上の染料]:
    [式中、T、U及びVは独立して、水素、ホルミル、アセチル、クロロ、ブロモ、シアノ又はニトロであり、
    n=1〜4であり、
    15及びR16は独立して、C〜Cアルキル、アルケニル、アリール、アラルキル、カルボニルアルキル、カルボニルアルケニル、カルボニルアリール、カルボニルアルコキシアルキル又はカルボニルアリールオキシアルキルであり、
    17は、水素、ハロゲン、C〜Cアルキル、C〜Cアルコキシ又はNHCOR18であるが、
    ここでR18はC〜Cアルキル又はC〜Cアルコキシであるが、ここでR17がNHCOR18である場合には、式(Va)で表されるように、(CHOR15/R16がR19及びR20により置換され、
    ここで、
    19及びR20は独立して、水素、アルキル、アルケニル、アリール、アラルキル、アルコキシアルキル、アリールオキシアルキル、アルコキシカルボニルアルキル又はアルキルカルボニルアルコキシである]
    [一般式(VI)の1種以上の染料]:
    [式中、
    21は、H、アルキル、アルコキシアルキル又はアリールオキシアルキルであり、
    Xは、H、ハロゲン、アルキル、ニトロ又はシアノであり、
    Yは、H、ハロゲン、アルキル、ニトロ、アルコキシアルコキシアルキルカルボニル、アリールアルコキシカルボニル、モノ−若しくはジアルキルアミノカルボニル、又はアルキルアルコキシカルボニルであり、ここで該アルキル基は、5、6又は7員の(飽和又は不飽和)複素環式環によってさらに置換されていてもよく、あるいはYはR22SOであるが、ここでR22は、アリールオキシ又はモノ/ジアルキルアミノであり、
    Zは、H、ヒドロキシル、ハロゲン、又はR22SOであるが、ここでR22は、アリールオキシ、若しくはモノ/ジアルキルアミノであるか、又はZはアリールオキシアルコキシカルボニル、又はアリールアルコキシカルボニルである]
  2. 一般式(I)の1種以上の染料と;式(II)、一般式(III)、一般式(IV)、一般式(V)又は一般式(VI)の1種以上の染料と;を含む請求項1に記載の染料混合物。
  3. 一般式(I)の1種以上の染料と、式(II)の染料と、一般式(VI)の1種以上の染料と、を含む請求項1に記載の染料混合物。
  4. 一般式(I)の1種以上の染料と、式(II)の染料と、一般式(IV)の1種以上の染料と、一般式(VI)の1種以上の染料と、を含む請求項1に記載の染料混合物。
  5. 一般式(I)の1種以上の染料と、式(II)の染料と、一般式(V)の1種以上の染料と、一般式(VI)の1種以上の染料と、を含む請求項1に記載の染料混合物。
  6. 一般式(I)の1種以上の染料と、一般式(III)の一種の染料と、一般式(IV)の1種以上の染料と、一般式(VI)の1種以上の染料と、を含む請求項1に記載の染料混合物。
  7. 一般式(I)の1種以上の染料と、一般式(III)の一種の染料と、一般式(V)の1種以上の染料と、式(VI)の1種以上の染料と、を含む請求項1に記載の染料混合物。
  8. 一般式(I)の1種以上の染料と、式(II)の染料と、一般式(III)の1種以上の染料と、一般式(V)の1種以上の染料と、一般式(VI)の1種以上の染料と、を含む請求項1に記載の染料混合物。
  9. 一般式(I)の1種以上の染料と、式(II)の染料と、一般式(III)の1種以上の染料と、一般式(IV)の1種以上の染料と、一般式(VI)の1種以上の染料と、を含む請求項1に記載の染料混合物。
  10. 一般式(I)の1種以上の染料と、式(II)の染料と、一般式(III)の1種以上の染料と、一般式(IV)の1種以上の染料と、一般式(V)の1種以上の染料と、一般式(VI)の1種以上の染料と、を含む請求項1に記載の染料混合物。
  11. 前記混合物が、15〜50重量%の一般式(I)で表される染料と、0〜50重量%の式(II)の染料と、0〜30重量%の一般式(III)で表される染料と、0〜40重量%の一般式(IV)で表される染料と、0〜30重量%の一般式(V)で表される染料と、0〜30重量%の一般式(VI)で表される染料とを含む、請求項1に記載の染料混合物。
  12. 必要な量で前記染料成分を混合することを含む、請求項1〜9のいずれか一項に記載の染料混合物を調製するための方法。
  13. 請求項1〜10のいずれか一項に記載の染料混合物と、少なくとも1種の分散剤、界面活性剤又は湿潤剤とを含む、組成物。
  14. 合成織物材料又はその繊維ブレンド物を着色するための方法であって、請求項1〜11のいずれか一項に記載の染料混合物をそれらに適用することを含む、方法。
  15. 前記合成材料又はその繊維ブレンド物が、ポリエステル、ポリエステル−セルロース、ポリエステル−ナイロン、ポリエステル−ポリウレタン又はポリエステル−羊毛ブレンド物である、請求項12に記載の方法。
  16. 請求項1に記載の染料混合物を含む、水性織物インクジェット捺染インク。
JP2007535170A 2004-10-08 2005-10-05 分散染料混合物 Withdrawn JP2008516098A (ja)

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