JP2002513869A - 分散染料混合物 - Google Patents

分散染料混合物

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Abstract

(57)【要約】 (A)少なくとも1つの式(I)[式中、Xは、Cl、BrまたはIを表し;Qは、C14アルキルを表し;かつR1およびR2のそれぞれは、独立にC14アルキルまたはC24アルケニルを表す]の染料;および(B)少なくとも1つの式(II)[式中、Q1は、C14アルキルを表し;かつR3およびR4のそれぞれは、独立にC14アルキルまたはC24アルケニルを表す]の染料から成る染料混合物。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】 本発明は、分散染料の混合物、このような混合物の分散液を含有する組成物お
よびこのような混合物で合成材料を着色する方法に関する。特に、本発明は、少
なくとも2つのモノアゾ染料を含有する混合物に関する。それぞれ2つのモノア
ゾ染料は、アゾ基により結合した芳香核を有し、それぞれの染料中の芳香核のう
ち1つは、アゾ基に対してパラ位にジアルキル基またはジアルケニル基を有する
。1番目に、このような混合物の染料において、もう1つの芳香核は、ニトロ基
によって置換されたベンゼン環である(この染料のいくつかは、色彩において赤
みを帯びた青色の傾向がある)のに対して、2番目に、このような染料は、もう
1つの芳香核は、ニトロ基によって置換されたチオフェン核である(この染料の
いくつかは、色彩において緑色の傾向がある)。
【0002】 欧州特許出願公開第0300626号明細書には、ニトロベンゼン基を有する上記の
1番目のタイプの染料のみを含有する染料の混合物が開示されているのに対して
、同第0347685号明細書およびWO-A-97/04030のそれぞれには、ニトロベンゼンお
よびニトロチオフェン基を含有する1番目および二番目のタイプの染料の混合物
が開示されている。
【0003】 しかし、特定の混合物は、平常の昼光で見る場合にはポリエステル上で明るい
赤みを帯びた青い色彩を生じるにもかかわらず、深刻な商業的損失である“レッ
ド”フレア(flare)をタングステン光において示す傾向があることが見出され
ている。
【0004】 “フレア”の問題は、欧州特許出願公開第0300626号明細書に開示された少な
くとも1つの混合物によって解決されるが、これはコスト高に達成され;このよ
うな混合物は、比較的暗い色彩を生じる。同様に、この“フレア”の問題は、欧
州特許出願公開第0347685号明細書に開示された少なくとも1つの混合物によっ
て解決されるが、しかしこのような混合物は、特に還元に敏感であり、かつ比較
的低い耐熱堅牢度を有する。同様に、フレアは、ニトロチオフェンがアセチル基
を有する染料混合物を用いることによって回避することができる。しかし、この
ような染料は、高価な傾向にある。
【0005】 意外にも、以下に定義される染料混合物は、還元可能または“レッド”フレア
までも除去するばかりでなく、より明るい色彩を提供し、他の公知の混合物より
も還元に対して敏感でなく、かつより高い耐熱堅牢度を有し、かつ低出費である
ことが見出された。
【0006】 従って、本発明は、少なくとも A)少なくとも1つの式
【0007】
【化3】
【0008】 [式中、 Xは、Cl、BrまたはIを表し; Qは、C14アルキルを表し;かつ それぞれR1およびR2は、独立にC14アルキルまたはC24アルケニルを表す]
の染料;および (B)少なくとも1つの式(II)
【0009】
【化4】
【0010】 [式中、 Q1は、C14アルキルを表し;かつ それぞれR3およびR4は、独立にC14アルキルまたはC24アルケニルを表す]
の染料を含有する染料の混合物を提供する。
【0011】 特に有利なXの値は、Brであり、特に有利なQおよびQ1の値は、メチルおよび
エチルであり、かつ特に有利なR1、R23およびR4の値は、メチル、エチルお
よびアリルである。
【0012】 特に有利な混合物は、それぞれ (a)式(I)[式中、Xは、Brを表し、Qは、メチルを表しかつそれぞれR 1 およびR2は、エチルを表す]の染料[染料(1)]かつ式(II)[式中、Q1 は、メチルを表し、かつそれぞれR3およびR4は、エチルを表す]の染料[染料
(2)](この染料は、CI Disperse Green9として公知である)、より有利に
は、染料(I):染料(II)の比が91.5:8.5である混合物である。
【0013】 (b)式(I)[式中、Xは、Brを表し、Qは、エチルを表し、かつそれぞれ
1およびR2は、エチルを表す]の染料[染料(3)](この染料は、CI Dispe
rse Blue 183として公知である)かつ上記の染料(2)である式(II)の染料
(CI Disperse Green9)および (c)式(I)[式中、Xは、Brを表し、Qは、メチルを表し、かつそれぞれ
1およびR2は、エチルを表す]の染料(上記混合物(a)の染料(1))かつ
式(II)[式中、Xは、Brを表し、Q1は、メチルを表し、かつそれぞれR3 およびR4は、アリルを表す]の染料[染料(4)] を含有する。
【0014】 有利な染料(I):染料(II)の質量比は、98:2〜50:50、より有
利には95:5〜70:30、特には93:7〜85:15である。
【0015】 個々の染料は、常用の方法でジアゾ化およびカップリングによって製造されて
よい。
【0016】 特に、染料(I)に関しては、式(III)
【0017】
【化5】
【0018】 [式中、Xは、Cl、BrまたはIを表す] のアミンをジアゾ化し、かつ式(V)
【0019】
【化6】
【0020】 [式中、Q、R1およびR2は、上記のものを表す] のカップリング成分とカップリングさせる。
【0021】 染料(II)に関しては、式(IV)
【0022】
【化7】
【0023】 のアミンをジアゾ化し、かつ式(VI)
【0024】
【化8】
【0025】 [式中、Q1、R3およびR4は、上記のものを表す] のカップリング成分とカップリングさせる。
【0026】 上記のジアゾ化およびカップリング反応において、ジアゾ化は、ジアゾ化剤を
用いて実施され、このジアゾ化剤は、有利には、ニトロシル硫酸であり、場合に
より氷酢酸または燐酸/酢酸混合物で希釈され、かつ有利には、温度0〜10℃
、より有利に0〜5℃で実施される。カップリング反応は、有利には温度0〜1
0℃、より有利に0〜5℃、かつ有利にはpH<1(例えば0.5)から7まで
、より有利に0.5〜1で実施され、次に引き続きpHを3〜4に増大させ染料
を単離する。
【0027】 少なくとも1つの式(I)の染料および少なくとも1つの式(II)の染料の
混合物は、付加的に少なくとも1つの他の染料、特に、ネービーまたは黒い色彩
を製造することが可能な黄、橙、赤または茶色の染料を含有してもよい。
【0028】 本発明を具体化している混合物は、以下を含めて多くの方法によって製造する
ことができる。
【0029】 (1)補助結晶化 一般的には、例えば、染料を適当な溶剤中に置き、かつ染料が溶解するまで溶
剤を還流温度まで加熱することにより、染料を熱い溶剤中で溶解させ、その後、
濾過して溶液を供給し、次にこの溶液を冷却し、かつ結晶を形成させる。次に得
られた混合物を、さらに処理、例えば、ミリングおよび噴霧乾燥してもよい。こ
の方法に適当な溶剤の例は、有機溶剤、例えば、芳香族炭化水素、塩素化炭化水
素、脂肪族炭化水素、脂環式炭化水素、アルコール、アミド、スルホキシド、エ
ステル、ケトンおよびエーテルである。有機溶剤の特殊な例は、トルエン、エチ
ルセロソルブ、アセトン、クロロベンゼン、ピリジン、ジメチルホルムアミド、
ジメチルスルホキシド、エチルアセテート、ベンゼン、テトラヒドロフランおよ
びシクロヘキサンである。
【0030】 (2)補助ミリング (a)染料を混合し、かつ次に一緒に混練して緊密な配合物を生じ、次にこれ
を噴霧乾燥させて固体の混合物を得る;または (b)それぞれの染料を別々に混練し、かつ次に噴霧乾燥の前に必要な割合で
混合する。
【0031】 (3)ドライブレンディング それぞれの染料を別々に噴霧乾燥し、かつ次にドライブレンディング法によっ
て必要な割合で混合する。
【0032】 混合物は、タングステン光においてレッドフレアを示すことなく、特に明るい
色彩を生じた。
【0033】 本発明を具体化している混合物は、合成繊維材料およびその繊維配合物を着色
するのに役立つ特に有効な分散染料を提供し、かつこの目的のために分散液を形
成してもよい。
【0034】 その他の見地により、本発明は、そのような分散液を提供するのに適当な 少なくとも1つの染料混合物および分散剤、界面活性剤または湿潤剤を含有する
組成物、ならびに合成繊維材料または繊維配合物に、少なくとも1つの式(I)
の染料および少なくとも1つの式(II)の染料から成る混合物を塗布すること
を特徴とする合成繊維材料またはその繊維配合物を着色する方法を提供する。
【0035】 合成繊維材料は、芳香族ポリエステル、特にポリエチレンテレフタレート、ポ
リアミド、特にポリヘキサメチレンアジパミド、第二次酢酸セルロース、三酢酸
セルロースおよび天然繊維材料、特にセルロース系材料およびウールから選択さ
れてもよい。特に有利な繊維材料は、上記の繊維材料のいずれかの繊維を有する
芳香族ポリエステルまたはその繊維配合物である。特に有利な繊維配合物は、ポ
リエステルセルロースの繊維配合物、例えばポリエステル−綿、およびポリエス
テル−ウールを含む。繊維材料またはその配合物は、フィラメント、ばら毛、糸
または織物またはメリヤスの形であってもよい。
【0036】 式[I]および[II]の染料の混合物は、場合により他の分散染料と共に、合成繊
維材料または繊維配合物に、分散染料をこのような材料および繊維配合物に塗布
する際に一般的に用いられる方法によって塗布されてもよい。
【0037】 適当な方法条件は、以下: (i)pH4〜6.5、温度125℃〜140℃で10〜120分間かつ圧力1
〜2barで吸尽染色、場合により金属イオン封鎖剤を添加; (ii)pH4〜6.5、温度190℃〜225℃で15秒〜5分間、連続染色
;場合により移染防止剤を添加; (iii)直接捺染 pH4〜6.5、温度160℃〜185℃で4〜15分間
、高温スチーミング、または温度190〜225℃で15秒〜5分間、乾熱で焼
付固定、または温度120℃〜140℃かつ圧力1〜2barで10〜45分間、
加圧スチーミング、場合により染料に対して5〜100質量%の湿潤剤および増
粘剤(例えば、アルギン酸塩)を添加; (iv)pH4〜6.5で脱染、(染料を繊維材料上でパジングし、乾燥かつオ
ーバープリントすることにより)、場合により移染防止剤および増粘剤を添加; (v)pH4〜6.5、温度95℃から100℃で、キャリヤー、例えば、メチ
ルナフタレン、ジフェニルアミンまたは2−フェニルフェノールを使用してキャ
リヤー染色、場合により金属イオン封鎖剤を添加;かつ (vi)アセテートに関しては温度85℃で、トリアセテートおよびナイロンに
関しては温度90℃で、15〜90分間、pH4〜6.5でアセテート、トリア
セテートおよびナイロンの常圧染色、場合により金属イオン封鎖剤を添加する。
【0038】 から選択してもよい。
【0039】 上記の全ての方法において、水性媒体中の染料混合物0.001%〜6、有利
に0.005〜4%から成る分散液として、染料混合物は塗布される。
【0040】 本発明の特殊な見地は、染料(I)および(II)の混合物、場合により少な
くとも1つの他の分散染料、かつ付加的に、場合により着色用途において通常使
用される少なくとも1つの他の成分、例えば、分散剤、界面活性剤または湿潤剤
から成る組成物を提供する。組成物は、一般的に液体、有利には水性または固体
媒体中の全染料混合物1%〜65%、有利に10〜60%、より有利に20〜5
5%を含有する。液体組成物は、有利にはpH2〜7、より有利にpH4〜6に
調整される。
【0041】 一般的な分散剤の例は、リグノスルホネート、ナフタレンスルホン酸/ホルム
アルデヒド縮合物およびフェノール/クレゾール/スルファニル酸/ホルムアル
デヒド縮合物であり、一般的な湿潤剤の例は、スルホン酸塩またはリン酸塩を含
有していてもよいアルキルアリールエトキシレートであり、存在させてよい他の
成分の一般的な例は、無機塩、脱泡剤、例えば、鉱油またはノナノール、有機液
体および緩衝液である。分散剤は、染料混合物の質量に対して10%〜200%
存在させてもよい。湿潤剤は、染料混合物の質量に対して0%〜20%で使用し
てもよい。
【0042】 組成物は、染料混合物をガラスビーズまたは砂を用いてビーズニリングによっ
て水性媒体中で製造されてもよい。組成物は、さらに分散剤、充填剤および他の
界面活性剤の付加物を有していてもよく、かつ技術的に、例えば噴霧乾燥によっ
て乾燥させて染料5%〜65%から成る固体組成物を生じることができる。
【0043】 上記の塗布方法に加えて、染料混合物を合成繊維材料および繊維配合物にイン
クジェット印刷によって塗布してもよく、支持体は、場合により前処理されて補
助印刷(aid printing)されている。インクジェット塗布の場合には、塗布媒体
は、水および水溶性有機溶剤を、有利には質量比1:99〜99:1、より有利
には1:95〜50:50、特には10:90〜40:60の範囲で含有してい
てもよい。水溶性有機溶剤は、有利には、C1〜C4−アルカノール、特にメタノー
ルまたはエタノール、ケトン、特にアセトンメチルエチルケトン、2−ピロリド
ンまたはN−メチルピロリドン、グリコール、特にエチレングリコール、プロピ
レングリコール、トリメチレングリコール、ブタン−2,3−ジオール、チオジ
グリコールまたはジエチレングリコール、グリコールエーテル、特にエチレング
リコールモノメチルエーテル、プロピレングリコールモノメチルエーテルまたは
ジエチレングリコールモノメチルエーテル、尿素、スルホン、特にビス−(2−
ヒドロキシエチル)スルホンまたはその混合物を含む。
【0044】 染料混合物は、繊維材料に超臨界二酸化炭素を用いて塗布されてもよく、この
場合は、染料配合剤を場合により除外してもよい。
【0045】 本発明の態様を以下の実施例を用いてより詳細に説明する。特記されない限り
、部は質量部を表す。
【0046】 実施例1〜2 個々の染料の製造 例1
【0047】
【化9】
【0048】 2−ブロモ−4−ニトロ−6−シアノアニリン(24部)を0〜5℃で、酢酸/
プロピオン酸(100部、86:14)の混合物と一緒に攪拌した。ニトロシル硫酸(35
部、H2SO4中40%溶液)を0〜5℃で徐々に添加し、かつ混合物をその温度で
60分間攪拌した。ジアゾ溶液をN,N−ジエチル−m−アミノアセトアニリド(2
1.6部)、水(100部)、濃硫酸(20部)およびスルファミン酸(7部)のカップ
リング混合物に添加し、0〜5℃で攪拌した。
【0049】 さらに2時間攪拌した後に、生成物を濾過により単離し、冷水で洗浄し、かつ
50℃で乾燥させた。収率39部。
【0050】 例2
【0051】
【化10】
【0052】 2−アミノ−3,5−ジニトロチオフェン(19部)を0〜5℃で、酢酸/プロ
ピオン酸(100部、86:14)の混合物と一緒に攪拌した。ニトロシル硫酸(35部、
2SO4中40%溶液)を0〜5℃で徐々に添加し、かつ混合物をその温度で30
分間攪拌した。ジアゾ溶液をN,N−ジエチル−m−アミノアセトアニリド(21.6
部)、水(100部)、濃硫酸(20部)およびスルファミン酸(7部)のカップリン
グ混合物に添加し、0〜5℃で攪拌した。
【0053】 さらに 時間攪拌した後に、生成物を濾過により単離し、冷水で洗浄し、かつ
50℃で乾燥させた。収率30部。
【0054】 実施例3〜4 混合物の製造 例3 染料(1)33.5部および染料(2)3.2部の混合物は、この2つの染料
を一緒に混合し、かつ高温で安定な分散剤20部を用いて40%水性スラリーと
して染料粒度(平均直径)が0.1〜5ミクロンの範囲になるまで粉砕すること
により製造された。
【0055】 分散液は、湿潤剤6.5部および水(100部まで)を添加することにより“標
準化”(つまり、所望の色彩および濃さに調整)され、混合物18.35%を含
有する液体組成物を提供した。
【0056】 同様の分散液は、温度安定な分散剤43.3部を添加し、かつ噴霧乾燥器中で
乾燥させて粒子または粉末の形にすることによって標準化され、混合物36.7
%および分散剤63.3%を含有する固体組成物を提供した。
【0057】 例4 例3を全く同様の割合および方法を用いて繰り返したが、しかし染料(1)を
染料(3)と置き換えた。
【0058】 例3および4の液体組成物は、特にポリエステルおよびポリエステル/セルロ
ース配合物を直接捺染および連続染色する際に使用するのが適当であり、かつ吸
尽染色にも使用することができる。
【0059】 例3および4の固体組成物は、特にポリエステル、ポリエステル/セルロース
およびポリエステル/ウール配合物を吸尽印刷するのに適当であり、かつ連続染
色および直接捺染に使用することもできる。
【0060】 例5 試験片形のポリエステルを吸尽染色するための染浴は、例3の固体組成物の水
性分散液3ml(40〜50℃で水10ml中染料1g)を脱イオン水55.8mlおよび
緩衝溶液1.2mlに添加することによって製造された。この染浴に、ポリエス
テル試験片5g添加し、かつ全体を130℃で45分間 Werner Mathis Labomat
高温染色機械中で保持した。水ですすぎ、かつ還元洗浄処理した後に、材料は
、平常の昼光およびタングステン光源下の両方で見た場合に、殆ど同一に明るい
赤みを帯びた青い色彩に染められた。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) D06P 3/82 D06P 3/82 H E (81)指定国 EP(AT,BE,CH,CY, DE,DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,I T,LU,MC,NL,PT,SE),OA(BF,BJ ,CF,CG,CI,CM,GA,GN,GW,ML, MR,NE,SN,TD,TG),AP(GH,GM,K E,LS,MW,SD,SL,SZ,UG,ZW),E A(AM,AZ,BY,KG,KZ,MD,RU,TJ ,TM),AE,AL,AM,AT,AU,AZ,BA ,BB,BG,BR,BY,CA,CH,CN,CU, CZ,DE,DK,EE,ES,FI,GB,GD,G E,GH,GM,HR,HU,ID,IL,IN,IS ,JP,KE,KG,KP,KR,KZ,LC,LK, LR,LS,LT,LU,LV,MD,MG,MK,M N,MW,MX,NO,NZ,PL,PT,RO,RU ,SD,SE,SG,SI,SK,SL,TJ,TM, TR,TT,UA,UG,US,UZ,VN,YU,Z A,ZW

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 (A)少なくとも1つの式(I) 【化1】 [式中、 Xは、Cl、BrまたはIを表し; Qは、C14アルキルを表し;かつ それぞれR1およびR2は、独立にC14アルキルまたはC24アルケニルを表す]
    の染料;および (B)少なくとも1つの式(II) 【化2】 [式中、 Q1は、C14アルキルを表し;かつ それぞれR3およびR4は、独立にC14アルキルまたはC24アルケニルを表す]
    の染料を含有する染料混合物。
  2. 【請求項2】 染料(I):染料(II)の質量比が、98:2〜50:5
    0である、請求項1に記載の染料混合物。
  3. 【請求項3】 前記の比が、95:5〜70:30である、請求項2に記載
    の染料混合物。
  4. 【請求項4】 前記の比が、93:7〜85:15である、請求項3に記載
    の染料混合物。
  5. 【請求項5】 少なくとも1つの付加的な染料をさらに含有する、請求項1
    から4までのいずれか1項に記載の染料混合物。
  6. 【請求項6】 成分(A)として、式(I)[式中、Xは、Brを表し、 Qは、メチルを表し、かつそれぞれR1およびR2は、エチルを表す]の染料(1
    )かつ成分(B)として、式(II)[式中、Q1は、メチルを表し、かつそれ
    ぞれR3およびR4は、エチルを表す]の染料(2)を含有する、請求項1から5
    までのいずれか1項に記載の染料混合物。
  7. 【請求項7】 染料(1):染料(2)の質量比が91.5:8.5である
    、請求項6に記載の染料混合物。
  8. 【請求項8】 成分(A)として、式(I)[式中、Xは、Brを表し、 Qは、エチルを表し、かつそれぞれR1およびR2は、エチルを表す]の染料(3
    )かつ成分(B)として、請求項6に定義した式(II)の染料(2)を含有す
    る、請求項1から5までのいずれか1項に記載の染料混合物。
  9. 【請求項9】 成分(A)として、請求項6に定義した式(I)の染料(1
    )かつ成分(B)として、式(II)[式中、Q1は、メチルを表し、かつそれ
    ぞれR3およびR4は、アリルを表す]の染料(4)を含有する、請求項1から5
    までのいずれか1項に記載の染料混合物。
  10. 【請求項10】 請求項1から9までのいずれか1項に記載の染料混合物お
    よび少なくとも1つの分散剤、界面活性剤または湿潤剤を含有する組成物。
  11. 【請求項11】 請求項1から9までのいずれか1項に記載の染料混合物を
    合成繊維材料またはその繊維配合物に塗布することを特徴とする、合成繊維材料
    またはその繊維配合物の着色法。
  12. 【請求項12】 請求項10に記載の組成物を水性媒体中で分散させて合成
    繊維材料またはその繊維配合物に塗布することを特徴とする、合成繊維材料また
    はその繊維配合物の着色法。
  13. 【請求項13】 合成繊維材料またはその繊維配合物が、それぞれポリエス
    テルまたはポリエステル−セルロースまたはポリエステル−ウール配合物である
    、請求項11または12に記載の方法。
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