JP2008503489A5 - - Google Patents

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JP2008503489A5
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X’は独立にそれぞれO、N(R10)、またはS;
Mは0、1、2、3、4、5、または6;
nは独立にそれぞれ0、1、2、3、4、5、または6;
1はアルキル、アラルキル、ヘテロアラルキル、式1aを有する:
Figure 2008503489
1a
[式中、
12は独立にそれぞれH、アルキル、アリール、ヘテロアリール、またはアラルキル;ここでR12の任意の2つが共有結合で連結していてもよく;
Ar1は6〜14個の環原子を有する単環系または二環式のアリール;または5〜14個の環原子を有する単環系または二環式のアリールであって、その1、2または3個の環原子は独立に、OまたはN;
Wは結合;または2価アルキル、アルケニル、またはアルキニル鎖;
Zは結合、−(C(R122n−、または−X’(C(R122n−;
13およびR14は独立にH、アルキル、アリール、シクロアルキル、ヘテロシクロアルキル、アラルキル、ヘテロアリール、ヘテロアラルキル、または−A1−A2−A3;または13およびR14は一緒になって単環系または多環系を形成し;または13およびR14はR15と一緒になってシクロアルケニル環、芳香族環、またはヘテロ芳香族環を形成し;
15はハライド、ヒドロキシル、アルコキシル、アリール、アリールオキシ、アシルオキシ、−N(R102、アシルアミノ、アラルキル、ニトロ、アシルチオ、カルボキサミド、カルボキシル、ニトリル、−Cまたは10、−CO210、−N(R10)CO210、−OC(O)N(R102、−N(R10)SO219、−N(R10)C(X’)N(R192、−N(R10)(C(R92n−A1−A2−A3、−(C(R92n−ハロゲン、または−CH2O−ヘテロシクリル;または15はR13およびR14と一緒になってシクロアルケニル環、芳香族環、またはヘテロ芳香族環を形成し、;または1または15はそれぞれで式1b示され:
Figure 2008503489
1b
16は独立にそれぞれH、アルキル、シクロアルキル、ヘテロシクロアルキル、アリール、アラルキル、ハライド、ヒドロキシル、アルコキシル、アリールオキシ、アシルオキシ、アミノ、アルキルアミノ、アリールアミノ、アシルアミノ、アラルキルアミノ、ニトロ、アシルチオ、カルボキサミド、カルボキシル、ニトリル、−Cまたは10、−CO210、−N(R10)CO210、−OC(O)N(R102、−N(R10)SO210、または−N(R10)C(X’)N(R102;ここで任意のR16の2つが共有結合によって連結して環を形成し;
Ar2は独立にそれぞれ6〜14個の環原子を有する単環系または二環式のアリール;または5〜14個の環原子を有する単環系または二環式のアリールであって、その1、2または3個の環原子は独立に、OまたはN;
1は独立にそれぞれ結合、O、S、S(O)、S(O)2、S(O)3、アミノ、アルキルアミノジラジカル、アルコキシルジラジカル、アルキルジラジカル、アルケニルジラジカル、アルキニルジラジカル、アミド、カルボニル、−N(R10)CO2−、−OC(O)N(R10)−、または−N(R10)C(X’)N(R10)−;
2は独立にそれぞれH、ハライド、ヒドロキシル、アルコキシル、アリールオキシ、アシルオキシ、アミノ、アルキルアミノ、アリールアミノ、アシルアミノ、アラルキルアミノ、ニトロ、アシルチオ、カルボキサミド、カルボキシル、ニトリル、−Cまたは10、−CO210、−N(R10)CO210、−OC(O)N(R102、−N(R10)SO210、−N(R10)C(X’)N(R102、または−CH2O−ヘテロシクリル;そして
qは独立にそれぞれ1、2、3、4、または5;
2およびR7は独立にH、ヒドロキシル、アルキル、アルコキシル、アミノ、アルキルアミノ、またはアシルアミノ;または2およびR7は一緒になって−OC(O)O−リンケージ、−N(R10)C(O)N(R10)−リンケージ、または場合により置換された1〜6個の炭素原子と0、1、または2個の窒素、酸素、または硫黄原子を含み5〜8員環を形成する共有リンケージを形成し;または7はR8への結合;
3およびR6はそれぞれ独立にH、ヒドロキシル、またはアルキル;
4およびR5はそれぞれ独立にHまたはアルキル;
8はH、枝分かれしているまたは枝分かれのないアルキルまたはアルケニル、シクロアルキル、ヘテロシクロアルキル、ビシクロアルキル、R7への結合、アラルキル基で置換されたヘテロシクロアルキル、または式1cを有し:
Figure 2008503489
1c
[式中、
Pは0、1、2、3、4、5、または6;および
17はアリール、シクロアルキル、シクロアルケニル、ヘテロシクリル、アルコキシル、ヘテロアリール、−OR18、−SR18-N(R182、−N(R10)CO2−アルキル、−CO210、−C(O)N(R10)アリール、または8〜14個の炭素原子を含む多環系;ここでR18はそれぞれ独立にH、アルキル、アリール、アラルキル、アシル、−A1−A2−A3、または−CR9=CR9(C(R92nCR9=C(R92;または2つのR18は一緒になって環を形成し;
9は独立にそれぞれHまたはアルキル;
10およびR11はそれぞれ独立にH、アルキル、アリール、シクロアルキル、アラルキル、ヘテロアリール、またはヘテロアラルキル;
19は独立にそれぞれH、アルキル、アリール、シクロアルキル、アラルキル、ヘテロアリール、ヘテロアラルキル、または−A1−A2−A3
1およびA3はそれぞれ独立にアルキル、シクロアルキル、ヘテロシクロアルキル、アリール、ヘテロアリール、アラルキル、またはヘテロアラルキル;
2は独立にそれぞれO、N(R10)、または結合;そして
1で示される化合物の任意の立体中心の立体配置がR、またはその組合せである。
ある特定の態様において、本発明は、上記化合物(ここで、化合物は式1d:
Figure 2008503489
1d
[式中、
1aは式1e:
Figure 2008503489
1e
[式中、
Wは結合;または2価アルキル、アルケニル、またはアルキニル鎖;
Zは結合、−(C(R122n−、または−O(C(R122n−;
13およびR14は独立にH、アルキル、アリール、シクロアルキル、ヘテロシクロアルキル、アラルキル、ヘテロアリール、ヘテロアラルキル、または−A1−A2−A3;または13およびR14は一緒になって単環系または多環系を形成し;または13およびR14はR15と一緒になってシクロアルケニル環、芳香族環、またはヘテロ芳香族環を形成し、;
15はハライド、ヒドロキシル、アルコキシル、アリール、アリールオキシ、アシルオキシ、−N(R102、アシルアミノ、アラルキル、ニトロ、アシルチオ、カルボキサミド、カルボキシル、ニトリル、−Cまたは10、−CO210、−N(R10)CO210、−OC(O)N(R102、−N(R10)SO219、−N(R10)C(O)N(R192、−N(R10)(C(R92n−A1−A2−A3、−(C(R92n−ハロゲン、または−CH2O−ヘテロシクリル;または15はR13およびR14と一緒になってシクロアルケニル環、芳香族環、またはヘテロ芳香族環を形成する]
を有する;または式1f:
Figure 2008503489
1f
[式中、
16は独立にそれぞれH、アルキル、シクロアルキル、ヘテロシクロアルキル、アリール、アラルキル、ハライド、ヒドロキシル、アルコキシル、アリールオキシ、アシルオキシ、アミノ、アルキルアミノ、アリールアミノ、アシルアミノ、アラルキルアミノ、ニトロ、アシルチオ、カルボキサミド、カルボキシル、ニトリル、−Cまたは10、−CO210、−N(R10)CO210、−OC(O)N(R102、−N(R10)SO210、または−N(R10)C(O)N(R102;ここで任意のR16の2つが共有結合によって連結して環を形成し;
Ar2は独立にそれぞれ6〜14個の環原子を有する単環系または二環式のアリール;または5〜14個の環原子を有する単環系または二環式のアリールであって、その1、2または3個の環原子は独立に、OまたはN;
1は結合、O、S、S(O)、S(O)2、S(O)3、アミノ、アルキルアミノジラジカル、アルコキシルジラジカル、アルキルジラジカル、アルケニルジラジカル、アルキニルジラジカル、アミド、カルボニル、−N(R10)CO210、−OC(O)N(R102、または−N(R10)C(O)N(R102
2は独立にそれぞれH、ハライド、ヒドロキシル、アルコキシル、アリールオキシ、アシルオキシ、アミノ、アルキルアミノ、アリールアミノ、アシルアミノ、アラルキルアミノ、ニトロ、アシルチオ、カルボキサミド、カルボキシル、ニトリル、−Cまたは10、−CO210、−N(R10)CO210、−OC(O)N(R102、−N(R10)SO210、−N(R10)C(O)N(R102、または−CH2O−ヘテロシクリル;そして
Qは1、2、3、4、または5;そして
8aはH、枝分かれしているまたは枝分かれのないアルキルまたはアルケニル、シクロアルキル、ヘテロシクロアルキル、ビシクロアルキル、R7への結合、アラルキル基で置換されたヘテロシクロアルキル]
を有する;または式1g:
Figure 2008503489
1g
[式中、
Pは0、1、2、3、4、5、または6;および
17はアリール、シクロアルキル、シクロアルケニル、ヘテロシクリル、アルコキシル、ヘテロアリール、−OR18、−SR18-N(R182、−N(R10)CO2−アルキル、−CO210、−C(O)N(R10)アリール、または8〜14個の炭素原子を含む多環系;ここでR18それぞれ独立にH、アルキル、アリール、アラルキル、アシル、−A1−A2−A3、または−CR9=CR9(C(R92nCR9=C(R92;または2つのR18は一緒になって環を形成する]を有する)
に関する。
本発明のさらなる態様は、式3
Figure 2008503489

で示される化合物またはその製薬上許容し得る塩、溶媒和物または水和物に関する
[式中、
Yは−C(R92−、−C(O)−、−C(S)−、または−C(=NR10)−;
Xは−N(R11)−、場合により置換されたフェニル基、または結合;
Mは0、1、2、3、4、5、または6;
nは独立にそれぞれ0、1、2、3、4、5、または6;
1はアルキル、アラルキル、ヘテロアラルキル、式3a:
Figure 2008503489
3a
[式中、
12は独立にそれぞれHまたはアルキル;ここで任意の2つのR12共有結合で連結していてもよく;
Ar1は6〜14個の環原子を有する単環系または二環式のアリール;または5〜14個の環原子を有する単環系または二環式のアリールであって、その1、2または3個の環原子は独立に、OまたはN;
Wは結合;または2価アルキル、アルケニル、またはアルキニル鎖;
Zは結合、−(C(R122n−、または−O(C(R122n−;
13およびR14は独立にH、アルキル、アリール、シクロアルキル、ヘテロシクロアルキル、アラルキル、ヘテロアリール、ヘテロアラルキル、ハライド、アルケニル、アルキニル、アミノアルキル、チオール、チオアルキル、シリル、ニトロ、ニトリル、アルコキシル、アシル、アシルアミノ、−Cまたは10、−CO210、または−A1−A2−A3;または13およびR14は一緒になって単環系または多環系を形成し;または13およびR14はR15と一緒になってシクロアルケニル環、芳香族環、またはヘテロ芳香族環を形成し、
15はハライド、ヒドロキシル、アルコキシル、アリール、アリールオキシ、アシルオキシ、−N(R102、アシルアミノ、アラルキル、ニトロ、アシルチオ、カルボキサミド、カルボキシル、ニトリル、−Cまたは10、−CO210、−N(R10)CO210、−OC(O)N(R102、−N(R10)SO219、−N(R10)C(O)N(R192、−N(R10)(C(R92n−A1−A2−A3、−(C(R92n−ハロゲン、−CH2O−ヘテロシクリル、アルキル、シクロアルキル、アルケニル、アルキニル、シリルオキシ、チオール、アシルチオ、リン酸塩、シリル、チオアルキル、アルキルスルホニル、アリールスルホニル、アルキルスルホニルオキシ、またはアリールスルホニルオキシ;または15はR13およびR14と一緒になってシクロアルケニル環、芳香族環、またはヘテロ芳香族環を形成する]を有する;または1または15は独立に式3b:
Figure 2008503489
3b
[式中、
16は独立にそれぞれH、アルキル、シクロアルキル、ヘテロシクロアルキル、アリール、アラルキル、ハライド、ヒドロキシル、アルコキシル、アリールオキシ、アシルオキシ、アミノ、アルキルアミノ、アリールアミノ、アシルアミノ、アラルキルアミノ、ニトロ、アシルチオ、カルボキサミド、カルボキシル、ニトリル、−Cまたは10、−CO210、−N(R10)CO210、−OC(O)N(R102、−N(R10)SO210、または−N(R10)C(O)N(R102;ここで任意のR16の2つが共有結合によって連結して環を形成し;
Ar2は独立にそれぞれ6〜14個の環原子を有する単環系または二環式のアリール;または5〜14個の環原子を有する単環系または二環式のアリールであって、その1、2または3個の環原子は独立に、OまたはN;
1は独立にそれぞれ結合、O、S(O)、S(O)2、S(O)3、アミノ、アルキルアミノジラジカル、アルコキシルジラジカル、アルキルジラジカル、アルケニルジラジカル、アルキニルジラジカル、アミド、カルボニル、−N(R10)CO210、−OC(O)N(R102、または−N(R10)C(O)N(R102
2は独立にそれぞれH、ハライド、ヒドロキシル、アルコキシル、アリールオキシ、アシルオキシ、アミノ、アルキルアミノ、アリールアミノ、アシルアミノ、アラルキルアミノ、ニトロ、アシルチオ、カルボキサミド、カルボキシル、ニトリル、−Cまたは10、−CO210、−N(R10)CO210、−OC(O)N(R102、−N(R10)SO210、−N(R10)C(O)N(R102、または−CH2O−ヘテロシクリル;そして
qは独立にそれぞれ1、2、3、4、または5;
2およびR7は独立にH、ヒドロキシル、アルキル、ハライド、アルコキシル、アリールオキシ、アシルオキシ、シリルオキシ、アミノ、アルキルアミノ、アリールアミノ、アシルアミノ、アラルキルアミノ、ニトロ、スルフヒドリル、アルキルチオ、アシルチオ、カルボキサミド、カルボキシル、リン酸塩、シリル、チオアルキル、アルキルスルホニル、アリールスルホニル、アルキルスルホニルオキシ、アリールスルホニルオキシ、ニトリル、−Cまたは、−CO2R、または−CH2O−ヘテロシクリル;または2およびR7は一緒になって−OC(O)O−リンケージまたは場合により置換された1〜6個の炭素原子を含むアルキルリンケージを形成し;または7はR8への結合;
3およびR6はそれぞれ独立にH、ハライド、ヒドロキシル、アミノ、アルキル、アリール、シクロアルキル、アラルキル、ヘテロアリール、ヘテロアラルキル、アルコキシル、アリールオキシ、アシルオキシ、シリルオキシ、アルキルアミノ、アリールアミノ、アシルアミノ、またはアラルキルアミノ;
4およびR5はそれぞれ独立にH、ハライド、アルキル、アリール、シクロアルキル、アラルキル、ヘテロアリール、ヘテロアラルキル、アルコキシル、アリールオキシ、アシルオキシ、シリルオキシ、アルキルアミノ、アリールアミノ、アシルアミノ、またはアラルキルアミノ;
8は枝分かれしているまたは枝分かれのないアルキル、ビシクロアルキル、アラルキル基で置換されたヘテロシクロアルキル]で表されるか、または式3c:
Figure 2008503489
3c
[式中、
Pは0、1、2、3、4、5、または6;および
17はアリール、シクロアルキル、シクロアルケニル、ヘテロシクリル、ヘテロアリール、-N(R182、−OR18、または−CO210;ここでR18それぞれ独立にH、アルキル、アリール、アラルキル、−A1−A2−A3、または−CR9=CR9(C(R92nCR9=C(R92;または2つのR18は一緒になって環を形成し;
9は独立にそれぞれHまたはアルキル;
10およびR11はそれぞれ独立にH、アルキル、アリール、シクロアルキル、アラルキル、ヘテロアリール、またはヘテロアラルキル;
19は独立にそれぞれH、アルキル、アリール、シクロアルキル、アラルキル、ヘテロアリール、ヘテロアラルキル、または−A1−A2−A3
1およびA3はそれぞれ独立にアルキル、シクロアルキル、ヘテロシクロアルキル、アリール、ヘテロアリール、アラルキル、またはヘテロアラルキル;
2は独立にそれぞれOまたは結合]を有し;そして
式3で示される化合物の任意の立体中心における立体配置がR、またはその組合せである。
本発明のさらなる態様は式4:
Figure 2008503489

で示される化合物またはその製薬上許容し得る塩、溶媒和物または水和物に関する。
[式中、
Yは−C(R92−、−C(O)−、−C(S)−、または−C(=NR10)−;
XはO、−N(R11)−、アリール、または結合;
Mは0、1、2、3、4、5、または6;
nは独立にそれぞれ0、1、2、3、4、5、または6;
1はアルキル、アラルキル、ヘテロアラルキル、式4a:
Figure 2008503489
4a
[式中、
12は独立にそれぞれHまたはアルキル;ここで任意の2つのR12共有結合で連結していてもよく;
Ar1は6〜14個の環原子を有する単環系または二環式のアリール;または5〜14個の環原子を有する単環系または二環式のアリールであって、その1、2または3個の環原子は独立に、OまたはN;
Wは結合;または2価アルキル、アルケニル、またはアルキニル鎖;
Zは結合、−(C(R122n−、または−O(C(R122n−;
13およびR14は独立にH、アルキル、アリール、シクロアルキル、ヘテロシクロアルキル、アラルキル、ヘテロアリール、ヘテロアラルキル、ハライド、アルケニル、アルキニル、アミノアルキル、チオール、チオアルキル、シリル、ニトロ、ニトリル、アルコキシル、アシル、アシルアミノ、−Cまたは10、−CO210、または−A1−A2−A3;または13およびR14は一緒になって単環系または多環系を形成し;または13およびR14はR15と一緒になってシクロアルケニル環、芳香族環、またはヘテロ芳香族環を形成し、;
15はハライド、ヒドロキシル、アルコキシル、アリール、アリールオキシ、アシルオキシ、−N(R102、アシルアミノ、アラルキル、ニトロ、アシルチオ、カルボキサミド、カルボキシル、ニトリル、−Cまたは10、−CO210、−N(R10)CO210、−OC(O)N(R102、−N(R10)SO219、−N(R10)C(O)N(R192、−N(R10)(C(R92n−A1−A2−A3、−(C(R92n−ハロゲン、−CH2O−ヘテロシクリル、アルキル、シクロアルキル、アルケニル、アルキニル、シリルオキシ、チオール、アシルチオ、リン酸塩、シリル、チオアルキル、アルキルスルホニル、アリールスルホニル、アルキルスルホニルオキシ、またはアリールスルホニルオキシ;または15はR13およびR14と一緒になってシクロアルケニル環、芳香族環、またはヘテロ芳香族環を形成し]を有する、または1または15は式4b:
Figure 2008503489
4b
で示される
[式中、
16は独立にそれぞれH、アルキル、シクロアルキル、ヘテロシクロアルキル、アリール、アラルキル、ハライド、ヒドロキシル、アルコキシル、アリールオキシ、アシルオキシ、アミノ、アルキルアミノ、アリールアミノ、アシルアミノ、アラルキルアミノ、ニトロ、アシルチオ、カルボキサミド、カルボキシル、ニトリル、−Cまたは10、−CO210、−N(R10)CO210、−OC(O)N(R102、−N(R10)SO210、または−N(R10)C(O)N(R102;ここで任意のR16の2つが共有結合によって連結して環を形成し;
Ar2は独立にそれぞれ6〜14個の環原子を有する単環系または二環式のアリール;または5〜14個の環原子を有する単環系または二環式のアリールであって、その1、2または3個の環原子は独立に、OまたはN;
1は独立にそれぞれ結合、O、S、S(O)、S(O)2、S(O)3、アミノ、アルキルアミノジラジカル、アルコキシルジラジカル、アルキルジラジカル、アルケニルジラジカル、アルキニルジラジカル、アミド、カルボニル、−N(R10)CO210、−OC(O)N(R102、または−N(R10)C(O)N(R102
2は独立にそれぞれH、ハライド、ヒドロキシル、アルコキシル、アリールオキシ、アシルオキシ、アミノ、アルキルアミノ、アリールアミノ、アシルアミノ、アラルキルアミノ、ニトロ、アシルチオ、カルボキサミド、カルボキシル、ニトリル、−Cまたは10、−CO210、−N(R10)CO210、−OC(O)N(R102、−N(R10)SO210、−N(R10)C(O)N(R102、または−CH2O−ヘテロシクリル;そして
qは独立にそれぞれ1、2、3、4、または5;
2およびR7は独立にヒドロキシルまたはアルコキシル;
3、R4、およびR5はH;
6はメチル、エチル、またはプロピル;
8はH、枝分かれしているまたは枝分かれのないアルキルまたはアルケニル、シクロアルキル、ヘテロシクロアルキル、ビシクロアルキル、R7への結合、アラルキル基で置換されたヘテロシクロアルキル]または式4c:
Figure 2008503489
4c
を有する
[式中、
Pは0、1、2、3、4、5、または6;および
17はアリール、シクロアルキル、シクロアルケニル、ヘテロシクリル、アルコキシル、ヘテロアリール、−OR18、−SR18-N(R182、−N(R10)CO2−アルキル、−CO210、−C(O)N(R10)アリール、または8〜14個の炭素原子を含む多環系;ここでR18それぞれ独立にH、アルキル、アリール、アラルキル、アシル、−A1−A2−A3、または−CR9=CR9(C(R92nCR9=C(R92;または2つのR18は一緒になって環を形成し;
9は独立にそれぞれHまたはアルキル;
10およびR11はそれぞれ独立にH、アルキル、アリール、シクロアルキル、アラルキル、ヘテロアリール、またはヘテロアラルキル;
19は独立にそれぞれH、アルキル、アリール、シクロアルキル、アラルキル、ヘテロアリール、ヘテロアラルキル、または−A1−A2−A3
1およびA3はそれぞれ独立にアルキル、シクロアルキル、ヘテロシクロアルキル、アリール、ヘテロアリール、アラルキル、またはヘテロアラルキル;
2は独立にそれぞれOまたは結合;そして
式4で示される化合物の任意の立体中心における立体配置がR、またはその組合せである。

Claims (74)

  1. 式1:
    Figure 2008503489

    で示される化合物またはその製薬的に許容される塩。
    [式中、
    Yは、−C(O)−;
    Xは−N(R11)−;
    X’は独立にそれぞれO、N(R10)、またはS;
    mは1;
    nは独立にそれぞれ1;
    1は、式1aまたは1bを有する:
    Figure 2008503489
    [式中、
    12は独立にそれぞれH;
    Ar16個の環原子を有する で表されるアリール;
    Wは結合;または2価のアルケニルまたはアルキニル鎖;
    Zは結合、−(C(R122n−、または−X’(C(R122n−;
    13およびR14は独立にH、アルキル、アリール、シクロアルキル、ヘテロシクロアルキル、アラルキル、ヘテロアリール、ヘテロアラルキル、または−A1−A2−A3;R13およびR14は一緒になって単環系または多環系を形成し;R13およびR14はR15と一緒になってシクロアルケニル環、芳香族環、またはヘテロ芳香族環を形成し;
    15はハライド、ヒドロキシル、アルコキシル、アリール、アリールオキシ、アシルオキシ、−N(R102、アシルアミノ、アラルキル、ニトロ、アシルチオ、カルボキサミド、カルボキシル、ニトリル、−COR10、−CO210、−N(R10)CO210、−OC(O)N(R102、−N(R10)SO219、−N(R10)C(X’)N(R192、−N(R10)(C(R92n−A1−A2−A3、−(C(R92n−ハロゲン、または−CH2O−ヘテロシクリル;R15はR13およびR14と一緒になってシクロアルケニル環、芳香族環、またはヘテロ芳香族環を形成し;
    16は独立にそれぞれH;
    Ar2は独立にそれぞれ6個の環原子を有する単環系のアリール;
    1は独立にそれぞれ結合、O、S、S(O)、S(O)2、S(O)3、アミノ、アルキルアミノジラジカル、アルコキシルジラジカル、アルキルジラジカル、アルケニルジラジカル、アルキニルジラジカル、アミド、カルボニル、−N(R10)CO2−、−OC(O)N(R10)−、または−N(R10)C(X’)N(R10)−;
    2は独立にそれぞれH、ハライド、ヒドロキシル、アルコキシル、アリールオキシ、アシルオキシ、アミノ、アルキルアミノ、アリールアミノ、アシルアミノ、アラルキルアミノ、ニトロ、アシルチオ、カルボキサミド、カルボキシル、ニトリル、−COR10、−CO210、−N(R10)CO210、−OC(O)N(R102、−N(R10)SO210、−N(R10)C(X’)N(R102、または−CH2O−ヘテロシクリル;そして
    qは独立にそれぞれ1、2、3、4、または5;
    2およびR7は独立にヒドロキシル;
    3 、R 4 およびR6はそれぞれ独立にH;
    5 はメチル;
    8 は、枝分かれしているまたは枝分かれのないアルキルまたはアルケニル、シクロアルキル、ヘテロシクロアルキル、ビシクロアルキル、R7への結合、アラルキル基で置換されたヘテロシクロアルキル、または式1cを有し:
    Figure 2008503489
    1c
    [式中、
    pは0、1、2または3;および
    17はアリール、シクロアルキル、シクロアルケニル、ヘテロシクリル、アルコキシル、ヘテロアリール、−OR18、−SR18、−N(R182、−N(R10)CO2−アルキル、−CO210、−C(O)N(R10)アリール、または8〜14個の炭素原子を含む多環系;ここでR18はそれぞれ独立にH、アルキル、アリール、アラルキル、アシル、−A1−A2−A3、または−CR9=CR9(C(R92nCR9=C(R92;または2つのR18は一緒になって環を形成し;
    9は独立にそれぞれHまたはアルキル;
    10およびR11はそれぞれ独立にH、アルキル、アリール、シクロアルキル、アラルキル、ヘテロアリール、またはヘテロアラルキル;
    19は独立にそれぞれH、アルキル、アリール、シクロアルキル、アラルキル、ヘテロアリール、ヘテロアラルキル、または−A1−A2−A3
    1およびA3はそれぞれ独立にアルキル、シクロアルキル、ヘテロシクロアルキル、アリール、ヘテロアリール、アラルキル、またはヘテロアラルキル;
    2は独立にそれぞれO、N(R10)、Sまたは結合;そして
    1で示される化合物の任意の立体中心の立体配置がR、Sまたはその組合せである。]
  2. 式1dを有する請求項1に記載の化合物。
    Figure 2008503489
    1d
    [式中、
    1aは式1eまたは1f:
    Figure 2008503489
    [式中、
    Wは結合;または2価のアルケニルまたはアルキニル鎖;
    Zは結合、−(C(R122n−、または−O(C(R122n−;
    13およびR14は独立にH、アルキル、アリール、シクロアルキル、ヘテロシクロアルキル、アラルキル、ヘテロアリール、ヘテロアラルキル、または−A1−A2−A3;またはR13およびR14は一緒になって単環系または多環系を形成し;またはR13およびR14はR15と一緒になってシクロアルケニル環、芳香族環、またはヘテロ芳香族環を形成し、;
    15はハライド、ヒドロキシル、アルコキシル、アリール、アリールオキシ、アシルオキシ、−N(R102、アシルアミノ、アラルキル、ニトロ、アシルチオ、カルボキサミド、カルボキシル、ニトリル、−COR10、−CO210、−N(R10)CO210、−OC(O)N(R102、−N(R10)SO219、−N(R10)C(O)N(R192、−N(R10)(C(R92n−A1−A2−A3、−(C(R92n−ハロゲン、または−CH2O−ヘテロシクリル;またはR15はR13およびR14と一緒になってシクロアルケニル環、芳香族環、またはヘテロ芳香族環を形成し;
    Ar2は独立にそれぞれ6個の環原子を有する単環系のアリール;
    1は結合、O、S、S(O)、S(O)2、S(O)3、アミノ、アルキルアミノジラジカル、アルコキシルジラジカル、アルキルジラジカル、アルケニルジラジカル、アルキニルジラジカル、アミド、カルボニル、−N(R10)CO210、−OC(O)N(R102、または−N(R10)C(O)N(R102
    2は独立にそれぞれH、ハライド、ヒドロキシル、アルコキシル、アリールオキシ、アシルオキシ、アミノ、アルキルアミノ、アリールアミノ、アシルアミノ、アラルキルアミノ、ニトロ、アシルチオ、カルボキサミド、カルボキシル、ニトリル、−COR10、−CO210、−N(R10)CO210、−OC(O)N(R102、−N(R10)SO210、−N(R10)C(O)N(R102、または−CH2O−ヘテロシクリル;そして
    qは1、2または3;そして
    8a は、枝分かれしているまたは枝分かれのないアルキルまたはアルケニル、シクロアルキル、ヘテロシクロアルキル、ビシクロアルキル、R7への結合、アラルキル基で置換されたヘテロシクロアルキルまたは式1g:
    Figure 2008503489
    1g
    [式中、
    pは0、1、2または3;および
    17はアリール、シクロアルキル、シクロアルケニル、ヘテロシクリル、アルコキシル、ヘテロアリール、−OR18、−SR18、−N(R182、−N(R10)CO2−アルキル、−CO210、−C(O)N(R10)アリール、または8〜14個の炭素原子を含む多環系;ここでR18はそれぞれ独立にH、アルキル、アリール、アラルキル、アシル、−A1−A2−A3、または−CR9=CR9(C(R92nCR9=C(R92;または2つのR18は一緒になって環を形成する]を有する]。
  3. 13およびR14が独立にH、アルキル、アリール、−A1−A2−A3;またはR13およびR14は一緒になって単環系または多環系を形成し;またはR13およびR14はR15と一緒になってシクロアルケニル環またはヘテロ芳香族環を形成し、
    15はハライド、ヒドロキシル、アルコキシル、アリール、アリールオキシ、アシルオキシ、−N(R102、アシルアミノ、アラルキル、−N(R10)SO219、または−N(R10)C(O)N(R192である請求項2に記載の化合物。
  4. 8aはビシクロアルキル、アラルキル基で置換されたヘテロシクロアルキル、または式1g:
    Figure 2008503489
    1g
    [式中、
    pは0、1、2または3;および
    17はアリール、シクロアルキル、シクロアルケニル、ヘテロシクリル、アルコキシル、ヘテロアリール、−OR18、−SR18、−N(R182、または8〜14個の炭素原子を含む多環系;ここでR18それぞれ独立にH、アルキル、アリール、アラルキル、アシル、または−A1−A2−A3である請求項2に記載の化合物。
  5. Wはアルキニル鎖およびZは結合である請求項2に記載の化合物。
  6. 13およびR14はHおよびR15はアシルアミノである請求項2に記載の化合物。
  7. 13およびR14は一緒になってシクロヘキシル環を形成しR15はアミノ基である請求項2に記載の化合物。
  8. 8aがaビシクロアルキルである、請求項2記載の化合物。
  9. 8aが式1gを有しR17がN(CH3)Phである、請求項2記載の化合物。
  10. 1a
    Figure 2008503489
    である、請求項2記載の化合物。
  11. 8aが、
    Figure 2008503489
    である、請求項2記載の化合物。
  12. 8a
    Figure 2008503489
    であり、R1aが、
    Figure 2008503489
    である、請求項2記載の化合物。
  13. 1a
    Figure 2008503489
    であり、R8aが、
    Figure 2008503489
    である、請求項2記載の化合物。
  14. 8a
    Figure 2008503489
    であり、R1aが、
    Figure 2008503489
    である、請求項2記載の化合物。
  15. 1a
    Figure 2008503489
    であり、R8aが、
    Figure 2008503489
    である、請求項2記載の化合物。
  16. 1a
    Figure 2008503489
    であり、R8aが、
    Figure 2008503489
    である、請求項2記載の化合物。
  17. 1a
    Figure 2008503489
    であり、R8aが、
    Figure 2008503489
    である、請求項2記載の化合物。
  18. 1a
    Figure 2008503489
    であり、R8aが、
    Figure 2008503489
    である、請求項2記載の化合物。
  19. 1a
    Figure 2008503489
    であり、R8aが、
    Figure 2008503489
    である、請求項2記載の化合物。
  20. 1a
    Figure 2008503489
    であり、R8aが、
    Figure 2008503489
    である、請求項2記載の化合物。
  21. 1a
    Figure 2008503489
    であり、R8aが、
    Figure 2008503489
    である、請求項2記載の化合物。
  22. 1a
    Figure 2008503489
    であり、R8aが、
    Figure 2008503489
    である、請求項2記載の化合物。
  23. 1a
    Figure 2008503489
    であり、R8aが、
    Figure 2008503489
    である、請求項2記載の化合物。
  24. 1a
    Figure 2008503489
    であり、R8aが、
    Figure 2008503489
    である、請求項2記載の化合物。
  25. 1a
    Figure 2008503489
    であり、R8aが、
    Figure 2008503489
    である、請求項2記載の化合物。
  26. 1a
    Figure 2008503489
    であり、R8aが、
    Figure 2008503489
    である、請求項2記載の化合物。
  27. 1a
    Figure 2008503489
    であり、R8aが、
    Figure 2008503489
    である、請求項2記載の化合物。
  28. 1a
    Figure 2008503489
    であり、R8aが、
    Figure 2008503489
    である、請求項2記載の化合物。
  29. 1a
    Figure 2008503489
    であり、R8aが、
    Figure 2008503489
    である、請求項2記載の化合物。
  30. 1a
    Figure 2008503489
    であり、R8aが、
    Figure 2008503489
    である、請求項2記載の化合物。
  31. 1a
    Figure 2008503489
    であり、R8aが、
    Figure 2008503489
    である、請求項2記載の化合物。
  32. 以下からなる群から選択される化合物:
    Figure 2008503489
    Figure 2008503489
    Figure 2008503489
    Figure 2008503489
    Figure 2008503489
    Figure 2008503489
  33. 式2で示される化合物:
    Figure 2008503489

    またはその製薬上許容し得る塩。
    [式中、
    Yは、−C(O)−;
    X、−N(R11)−;
    mは1;
    nは独立にそれぞれ1;
    1は式2aまたは2b:
    Figure 2008503489
    [式中、
    12は独立にそれぞれH;
    Ar16個の環原子を有する で表されるアリール;
    Wは結合;または2価のアルケニルまたはアルキニル鎖;
    Zは結合、−(C(R122n−、または−O(C(R122n−;
    13およびR14は独立にH、アルキル、アリール、シクロアルキル、アラルキル、ヘテロアリール、ヘテロアラルキル、または−A1−A2−A3;またはR13およびR14は一緒になって単環系または多環系を形成し;またはR13およびR14はR15と一緒になってシクロアルケニル環、またはヘテロ芳香族環を形成し;
    15はハライド、ヒドロキシル、アルコキシル、アリール、アリールオキシ、アシルオキシ、−N(R102、アシルアミノ、ニトロ、スルフヒドリル、アルキルチオ、カルボキサミド、カルボキシル、チオアルキル、ニトリル、−COR10、−CO210、−N(R10)CO210、−OC(O)N(R102、−N(R10)SO219、−N(R10)C(O)N(R192、−N(R10)(C(R92n−A1−A2−A3、−(C(R92n−ハロゲン、または−CH2O−ヘテロシクリル;またはR15はR13およびR14と一緒になってシクロアルケニル環またはヘテロ芳香族環を形成する]を有し;
    16は独立にそれぞれH;
    Ar2は独立にそれぞれ6個の環原子を有する単環系のアリール;
    1は結合またはO;
    2は独立にそれぞれH、ハライド、ヒドロキシル、アルコキシル、アミノ、アルキルアミノ、またはアリールアミノ;そして
    qは1または2;
    2およびR7は独立にヒドロキシル;
    3 、R 4 およびR6はそれぞれ独立にH;
    5 はメチル;
    8 は、枝分かれしているまたは枝分かれのないアルキルまたはアルケニル、シクロアルキル、ヘテロシクロアルキル、ビシクロアルキル、R7への結合、アラルキル基で置換されたヘテロシクロアルキル]を有するか、または式2c:
    Figure 2008503489
    2c
    [式中、
    pは0、1、2または3;および
    17はアリール、シクロアルキル、シクロアルケニル、ヘテロシクリル、アルコキシル、ヘテロアリール、−OR18、−SR18、−N(R182、−N(R10)CO2−アルキル、−CO210、−C(O)N(R10)アリール、または8〜14個の炭素原子を含む多環系;ここでR18それぞれ独立にH、アルキル、アリール、アラルキル、アシル、−A1−A2−A3、または−CR9=CR9(C(R92nCR9=C(R92;または2つのR18は一緒になって環を形成し;
    9 は独立にそれぞれHまたはアルキル;
    10およびR11はそれぞれ独立にH、アルキル、アリール、シクロアルキル、アラルキル、ヘテロアリール、またはヘテロアラルキル;
    19は独立にそれぞれH、アルキル、アリール、シクロアルキル、アラルキル、ヘテロアリール、ヘテロアラルキル、または−A1−A2−A3
    1およびA3はそれぞれ独立にアルキル、シクロアルキル、ヘテロシクロアルキル、アリール、ヘテロアリール、アラルキル、またはヘテロアラルキル;
    2は独立にそれぞれOまたは結合]を有し;そして
    式2で示される化合物の任意の立体中心における立体配置がR、Sまたはその組合せである]。
  34. 式3
    Figure 2008503489

    で示される化合物またはその製薬上許容し得る塩。
    [式中、
    Yが、−C(O)−;
    Xが−N(R11)−;
    mは1;
    nは独立にそれぞれ1;
    1が式3aまたは3b:
    Figure 2008503489
    [式中、
    12は独立にそれぞれH;
    Ar16個の環原子を有する で表されるアリール;
    Wが結合;または2価のアルケニルまたはアルキニル鎖;
    Zが結合、−(C(R122n−、または−O(C(R122n−;
    13およびR14が独立にH、アルキル、アリール、シクロアルキル、ヘテロシクロアルキル、アラルキル、ヘテロアリール、ヘテロアラルキル、ハライド、アルケニル、アルキニル、アミノアルキル、チオール、チオアルキル、シリル、ニトロ、ニトリル、アルコキシル、アシル、アシルアミノ、−COR10、−CO210、または−A1−A2−A3;またはR13およびR14が一緒になって単環系または多環系を形成し;またはR13およびR14がR15と一緒になってシクロアルケニル環、芳香族環、またはヘテロ芳香族環を形成し、
    15がハライド、ヒドロキシル、アルコキシル、アリール、アリールオキシ、アシルオキシ、−N(R102、アシルアミノ、アラルキル、ニトロ、アシルチオ、カルボキサミド、カルボキシル、ニトリル、−COR10、−CO210、−N(R10)CO210、−OC(O)N(R102、−N(R10)SO219、−N(R10)C(O)N(R192、−N(R10)(C(R92n−A1−A2−A3、−(C(R92n−ハロゲン、−CH2O−ヘテロシクリル、アルキル、シクロアルキル、アルケニル、アルキニル、シリルオキシ、チオール、アシルチオ、リン酸塩、シリル、チオアルキル、アルキルスルホニル、アリールスルホニル、アルキルスルホニルオキシ、またはアリールスルホニルオキシ;またはR15がR13およびR14と一緒になってシクロアルケニル環、芳香族環、またはヘテロ芳香族環を形成し;
    16は独立にそれぞれH;
    Ar2は独立にそれぞれ6個の環原子を有する単環系のアリール;
    1が独立にそれぞれ結合、O、S、S(O)、S(O)2、S(O)3、アミノ、アルキルアミノジラジカル、アルコキシルジラジカル、アルキルジラジカル、アルケニルジラジカル、アルキニルジラジカル、アミド、カルボニル、−N(R10)CO210、−OC(O)N(R102、または−N(R10)C(O)N(R102
    2が独立にそれぞれH、ハライド、ヒドロキシル、アルコキシル、アリールオキシ、アシルオキシ、アミノ、アルキルアミノ、アリールアミノ、アシルアミノ、アラルキルアミノ、ニトロ、アシルチオ、カルボキサミド、カルボキシル、ニトリル、−COR10、−CO210、−N(R10)CO210、−OC(O)N(R102、−N(R10)SO210、−N(R10)C(O)N(R102、または−CH2O−ヘテロシクリル;そして
    qが独立にそれぞれ1、2または3;
    2およびR7は独立にヒドロキシル;
    3 、R 4 およびR6はそれぞれ独立にH;
    5 はメチル;
    8が枝分かれしているまたは枝分かれのないアルキル、ビシクロアルキル、アラルキル基で置換されたヘテロシクロアルキル]で表されるか、または式3c:
    Figure 2008503489
    3c
    [式中、
    pが0、1、2または3;および
    17がアリール、シクロアルキル、シクロアルケニル、ヘテロシクリル、ヘテロアリール、−N(R182、−OR18、または−CO210;ここでR18はそれぞれ独立にH、アルキル、アリール、アラルキル、−A1−A2−A3、または−CR9=CR9(C(R92nCR9=C(R92;または2つのR18が一緒になって環を形成し;
    9が独立にそれぞれHまたはアルキル;
    10およびR11がそれぞれ独立にH、アルキル、アリール、シクロアルキル、アラルキル、ヘテロアリール、またはヘテロアラルキル;
    19が独立にそれぞれH、アルキル、アリール、シクロアルキル、アラルキル、ヘテロアリール、ヘテロアラルキル、または−A1−A2−A3
    1およびA3がそれぞれ独立にアルキル、シクロアルキル、ヘテロシクロアルキル、アリール、ヘテロアリール、アラルキル、またはヘテロアラルキル;
    2が独立にそれぞれOまたは結合]を有し;そして
    式3で示される化合物の任意の立体中心における立体配置がR、Sまたはその組合せである。]
  35. 式4:
    Figure 2008503489

    で示される化合物またはその製薬上許容し得る塩。
    [式中、
    Yが−C(O)−;
    Xが−N(R11)−;
    mは1;
    nは独立にそれぞれ1;
    1が式4aまたは4b:
    Figure 2008503489
    [式中、
    12は独立にそれぞれH;
    Ar16個の環原子を有する で表されるアリール;
    Wが結合;または2価のアルケニル、またはアルキニル鎖;
    Zが結合、−(C(R122n−、または−O(C(R122n−;
    13およびR14が独立にH、アルキル、アリール、シクロアルキル、ヘテロシクロアルキル、アラルキル、ヘテロアリール、ヘテロアラルキル、ハライド、アルケニル、アルキニル、アミノアルキル、チオール、チオアルキル、シリル、ニトロ、ニトリル、アルコキシル、アシル、アシルアミノ、−COR10、−CO210、または−A1−A2−A3;またはR13およびR14が一緒になって単環系または多環系を形成し;またはR13およびR14がR15と一緒になってシクロアルケニル環、芳香族環、またはヘテロ芳香族環を形成し、;
    15がハライド、ヒドロキシル、アルコキシル、アリール、アリールオキシ、アシルオキシ、−N(R102、アシルアミノ、アラルキル、ニトロ、アシルチオ、カルボキサミド、カルボキシル、ニトリル、−COR10、−CO210、−N(R10)CO210、−OC(O)N(R102、−N(R10)SO219、−N(R10)C(O)N(R192、−N(R10)(C(R92n−A1−A2−A3、−(C(R92n−ハロゲン、−CH2O−ヘテロシクリル、アルキル、シクロアルキル、アルケニル、アルキニル、シリルオキシ、チオール、アシルチオ、リン酸塩、シリル、チオアルキル、アルキルスルホニル、アリールスルホニル、アルキルスルホニルオキシ、またはアリールスルホニルオキシ;またはR15がR13およびR14と一緒になってシクロアルケニル環、芳香族環、またはヘテロ芳香族環を形成し;
    16は独立にそれぞれH;
    Ar2は独立にそれぞれ6個の環原子を有する単環系のアリール;
    1が独立にそれぞれ結合、O、S、S(O)、S(O)2、S(O)3、アミノ、アルキルアミノジラジカル、アルコキシルジラジカル、アルキルジラジカル、アルケニルジラジカル、アルキニルジラジカル、アミド、カルボニル、−N(R10)CO210、−OC(O)N(R102、または−N(R10)C(O)N(R102
    2が独立にそれぞれH、ハライド、ヒドロキシル、アルコキシル、アリールオキシ、アシルオキシ、アミノ、アルキルアミノ、アリールアミノ、アシルアミノ、アラルキルアミノ、ニトロ、アシルチオ、カルボキサミド、カルボキシル、ニトリル、−COR10、−CO210、−N(R10)CO210、−OC(O)N(R102、−N(R10)SO210、−N(R10)C(O)N(R102、または−CH2O−ヘテロシクリル;そして
    qが独立にそれぞれ1、2、3、4、または5;
    2およびR7は独立にヒドロキシル;
    3、R4、およびR5がH;
    6がメチル;
    8 が、枝分かれしているまたは枝分かれのないアルキルまたはアルケニル、シクロアルキル、ヘテロシクロアルキル、ビシクロアルキル、R7への結合、アラルキル基で置換されたヘテロシクロアルキル]または式4c:
    Figure 2008503489
    4c
    を有する
    [式中、
    Pが0、1、2、3、4、5、または6;および
    17がアリール、シクロアルキル、シクロアルケニル、ヘテロシクリル、アルコキシル、ヘテロアリール、−OR18、−SR18、−N(R182、−N(R10)CO2−アルキル、−CO210、−C(O)N(R10)アリール、または8〜14個の炭素原子を含む多環系;ここでR18はそれぞれ独立にH、アルキル、アリール、アラルキル、アシル、−A1−A2−A3、または−CR9=CR9(C(R92nCR9=C(R92;または2つのR18が一緒になって環を形成し;
    9 が独立にそれぞれHまたはアルキル;
    10およびR11がそれぞれ独立にH、アルキル、アリール、シクロアルキル、アラルキル、ヘテロアリール、またはヘテロアラルキル;
    19が独立にそれぞれH、アルキル、アリール、シクロアルキル、アラルキル、ヘテロアリール、ヘテロアラルキル、または−A1−A2−A3
    1およびA3がそれぞれ独立にアルキル、シクロアルキル、ヘテロシクロアルキル、アリール、ヘテロアリール、アラルキル、またはヘテロアラルキル;
    2が独立にそれぞれOまたは結合;そして
    式4で示される化合物の任意の立体中心における立体配置がR、Sまたはその組合せである。]
  36. 式5:
    Figure 2008503489

    で示される化合物またはその製薬上許容し得る塩。
    [式中、
    Yが−C(O)−;
    Xが−N(R11)−;
    mは1;
    nは独立にそれぞれ1;
    1が式5aまたは5b:
    Figure 2008503489
    [式中、
    12 独立にそれぞれH;
    Ar16個の環原子を有する で表されるアリール;またはAr1が式5c:
    Figure 2008503489
    5c
    で示される
    [式中、
    Tが独立にH、ハライド、枝分かれしているまたは枝分かれのないアルキル、アルケニル、アリル、アルコキシ、アリール、アラルキル、ヒドロキシル、アミノ、アミノアルキル、アミド、カルボキサミド、シクロアルキル、シクロアルケン、ビシクロアルキル、ビシクロアルケン、シクロアルアルキル、ヘテロ芳香族、ヘテロアラルキル、ヘテロシクリル、ヘテロシクロアルキル、ハロアルキル、エステル;カルボキシル、ビスアリール、ビスアリールエーテル、複素環の置換されたアリール、または2つのTが一緒になって芳香族または非芳香族環を形成し、
    pが0、1、2、3または4;
    Wが結合;または2価のアリール、ヘテロアリール、またはヘテロシクリル基;
    Zが結合;H;−SR;−S(O)2R;−NRSO2R;−S(O)R;−N(R)2;−C(O)R;−CO2R;−C(O)N(R)2;−C(S)N(R)2;−CH2C(O)ヘテロシクリル;−NRC(O)R;−NRCO2R;−OC(O)N(R)2;−NRC(O)(C(R92nN(R)2;−NC(O)CH(R)2;−C(=NR)N(R)2;−C(=NR)R;ヒドロキシアルキル;またはモノまたは二環式のアリール、ヘテロアリール、またはヘテロシクリル;
    ここで、
    Rが独立にH、枝分かれしているまたは枝分かれのないアルキル、アルケニル、アリル、アルコキシ、ハロアルキル、アシル、メシラート、トシラート、アラルキル、エステル、−(C(R92nT、−CH((C(R92nT)2、または2つのRが一緒になって芳香族または非芳香族環を形成し;
    2およびR7は独立にヒドロキシル;
    3 、R 4 およびR6はそれぞれ独立にH;
    5 はメチル;
    8 が、枝分かれしているまたは枝分かれのないアルキルまたはアルケニル、シクロアルキル、ヘテロシクロアルキル、ビシクロアルキル、枝分かれしているまたは枝分かれのないアミノアルキル、またはアラルキル基で置換されたヘテロシクロアルキル;
    9、R10、およびR11が独立にそれぞれH、アルキル、アリール、アラルキル、シクロアルキル、シクロアルアルキル、ヘテロアリール、またはヘテロアラルキル;
    但し、Ar1、WおよびZがさらに以下から選択される1以上の基で置換されていてもよい:ハライド、アリール、アルカミノ、アミド、アルコキシ、エーテル、−NO2、ヒドロキシル、−NR2、または−CN;
    Ar1、W、およびZがオルトメタまたはパラの可能な位置で互いに結合してもよい;そして
    式5で示される化合物の任意の立体中心における立体配置がR、S、またはその組合せである。]
  37. 8がビシクロアルキルである請求項36記載の化合物。
  38. 1が式5aを有する請求項36記載の化合物。
  39. 1が式5aを有し、Wが結合、−CH2−、またはベンゼン環である請求項36記載の化合物。
  40. 1が式5bを有する請求項36記載の化合物。
  41. 1が式5bを有し、ZがN(R)2である請求項36記載の化合物。
  42. 式5dまたは5eが:
    Figure 2008503489
    [式中、
    1が式5f:
    Figure 2008503489
    5f
    (式中、
    LがCR;
    Wが結合;または2価のアリール、ヘテロアリール、またはヘテロシクリル基;
    Zが結合;H;−SR;−S(O) 2 R;−NRSO 2 R;−S(O)R;−N(R) 2 ;−C(O)R;−CO 2 R;−C(O)N(R) 2 ;−C(S)N(R) 2 ;−CH 2 C(O)ヘテロシクリル;−NRC(O)R;−NRCO 2 R;−OC(O)N(R) 2 ;−NRC(O)(C(R 9 2 n N(R) 2 ;−NC(O)CH(R) 2 ;−C(=NR)N(R) 2 ;−C(=NR)R;ヒドロキシアルキル;またはモノまたは二環式のアリール、ヘテロアリール、またはヘテロシクリル;
    ここで、
    Rが独立にH、枝分かれしているまたは枝分かれのないアルキル、アルケニル、アリル、アルコキシ、ハロアルキル、アシル、メシラート、トシラート、アラルキル、エステル、−(C(R 9 2 n T、−CH((C(R 9 2 n T) 2 、または2つのRが一緒になって芳香族または非芳香族環を形成する)
    を有する]
    を有する請求項36記載の化合物。
  43. LがCH、Wがベンゼン環、およびZが−C(O)N(R)2である請求項36記載の化合物。
  44. LがCR、Rがアルコキシ、Wがベンゼン環、およびZが−C(O)N(R)2である請求項36記載の化合物。
  45. LがCOMe、Wがベンゼン環、およびZが−C(O)N(R)2である請求項36記載の化合物。
  46. LがCOEt、Wがベンゼン環、およびZが−C(O)N(R)2である請求項36記載の化合物。
  47. LがCOCH2(シクロプロピル)、Wがベンゼン環、およびZが−C(O)N(R)2である請求項36記載の化合物。
  48. LがCH、Wがベンゼン環、およびZがHである請求項36記載の化合物。
  49. LがCH、Wが−CH2−、およびZが−N(R)2である請求項36記載の化合物。
  50. LがCOMe、Wが−CH2−、およびZが−N(R)2である請求項36記載の化合物。
  51. LがCH、Wがピペラジン環、およびZが−C(S)N(R)2である請求項36記載の化合物。
  52. LがCH、Wがピペラジン環、およびZが−C(O)N(R)2である請求項36記載の化合物。
  53. LがCH、Wが結合、およびZがN(R)2である請求項36記載の化合物。
  54. LがCH、Wが結合、およびZが−NRCO2Rまたは−OC(O)N(R)2である請求項36記載の化合物。
  55. LがCH、Wが結合、およびZが−NRC(O)(C(R92nN(R)2である請求項36記載の化合物。
  56. 5g:
    Figure 2008503489
    5g
    [式中、
    1
    Figure 2008503489
    Figure 2008503489
    Figure 2008503489
    Figure 2008503489
    Figure 2008503489
    Figure 2008503489
    Figure 2008503489
    Figure 2008503489
    Figure 2008503489
    である]
    で示される化合物。
  57. 以下からなる群から選択される化合物。
    Figure 2008503489
    Figure 2008503489
    Figure 2008503489
    Figure 2008503489
    Figure 2008503489
    Figure 2008503489
    Figure 2008503489
  58. 請求項1〜57のいずれかに記載の化合物および少なくとも1つの製薬的に許容し得る賦形剤を含有する医薬組成物。
  59. Bcl−介在障害を処置するための医薬の製造のための、請求項1〜57のいずれかに記載の化合物の使用。
  60. 前記Bcl−介在障害が癌または腫瘍性疾患である請求項59記載の使用。
  61. 前記癌または腫瘍性疾患が、以下からなる群から選択される請求項60記載の使用:
    急性白血病、急性リンパ性白血病、急性骨髄性白血病、骨髄芽球性、前骨髄球性、骨髄単球性、単球性、赤芽球性白血病、慢性白血病、慢性骨髄性(顆粒性)白血病、慢性リンパ性白血病、真性赤血球増加症、ホジキン病、非ホジキン病;多発性骨髄腫、ヴァルデンストレームマクログロブリン血症、重鎖病、線維肉腫、粘液肉腫、脂肪肉腫、軟骨肉腫、骨原性肉腫、脊索腫、血管肉腫、内皮肉腫(endotheliosarcoma)、リンパ管肉腫、リンパ管内皮肉腫、滑液腫瘍、中皮腫、Ewing’s腫瘍、平滑筋肉腫、横紋筋肉腫、結腸癌、膵癌、乳癌、卵巣癌、前立腺癌、扁平上皮細胞癌、基底細胞癌、腺癌、汗腺癌、脂腺癌、乳頭癌、乳頭腺癌、st腺癌、髄様癌、気管支癌、腎細胞癌、肝癌、胆管癌、絨毛癌、セミノーマ、胎生期癌、Wilms’腫瘍、子宮頸癌、子宮癌、睾丸癌、肺癌、小細胞肺癌、膀胱癌、上皮癌、神経膠腫、星状細胞腫、髄芽腫、頭蓋咽頭腫、上衣腫、松果体腫、血管芽細胞腫、聴神経腫、乏突起膠腫、髄膜腫、黒色腫、神経芽腫、網膜芽腫、および子宮内膜癌。
  62. 癌が濾胞性リンパ腫、びまん性大細胞型B細胞リンパ腫、マントル細胞リンパ腫、慢性リンパ性白血病、前立腺癌、乳癌、神経芽腫、直腸、子宮内膜、卵巣、肺癌、肝細胞癌、多発性骨髄腫、頭部および頸部または睾丸癌である請求項60記載の使用。
  63. 癌がBCLタンパク質を過剰発現している請求項60記載の使用。
  64. 癌が成長および生存のためにBclタンパク質に依存している請求項60記載の使用。
  65. Bclタンパク質がBcl−2である請求項63記載の使用。
  66. 該Bclタンパク質がBcl−xLである請求項63記載の使用。
  67. 癌にt(14;18)染色体転座がみられる請求項60記載の使用。
  68. 治療的有効量の化学療法剤を併用投与することを含んでなる、請求項59〜67のいずれかに記載の使用。
  69. 化合物を非経口的に投与する請求項59〜68のいずれかに記載の使用。
  70. 化合物を筋肉内、静脈内、皮下、経口、局所的または鼻内投与する請求項59〜68のいずれかに記載の使用。
  71. 化合物を全身投与する請求項59〜68のいずれかに記載の使用。
  72. 患者が哺乳類である請求項59〜71のいずれかに記載の使用。
  73. 患者が霊長類である請求項72に記載の使用。
  74. 患者がヒトである請求項73に記載の使用。
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