JP2008310050A - 画像読取装置と画像形成装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】原稿搬送装置を複数のモータで開閉させる画像読取装置501において、原稿搬送装置を円滑に開閉することが出来るようにする。
【解決手段】画像読取装置501は、原稿が載置される原稿台と、原稿台に対して開閉可能で、閉じた状態で原稿を原稿台に押圧する原稿搬送装置と、原稿搬送装置によって原稿台に押圧された原稿の画像を読み取る読取部と、を備えており、原稿搬送装置を開閉させる複数のモータ70,71と、各モータの作動状態を検出する複数のロータリーエンコーダ12,13と、各ロータリーエンコーダが検出した作動状態に基づいて、複数のモータの作動速度を一致させるべく、モータを制御する開閉動作制御部14と、を備えた、ことを特徴としている。
【選択図】図3

Description

本発明は、原稿の画像を読み取る画像読取装置と、この画像読取装置を備えた画像形成装置とに関する。
従来、画像形成装置は、装置本体の上部に画像読取装置を備え、画像読取装置によって読み取られた原稿の画像情報に基づいて、装置本体内でシートに原稿を複写して、そのシートを外部に排出してユーザに複写原稿を提供するようになっている。
画像読取装置は、原稿を載置する原稿台ガラスと、原稿台ガラスに対して開閉可能で、かつ閉じた状態で原稿を原稿台ガラスに押圧する原稿押圧部と、原稿押圧部によって原稿台ガラスに押圧されている原稿の画像を読み取る画像読取部とを備えている。この場合、原稿押圧部には、原稿を原稿台ガラスに自動的に給送する原稿搬送装置や、押圧板(以下、「原稿搬送装置等」という)がある。
画像読取装置には、ユーザが原稿ガラス台に原稿を置くとき、原稿搬送装置や押圧板を1台のモータによって開閉させるものがある(特許文献1参照)。
特開2006−50225号公報
しかし、従来の画像読取装置は、1台のモータによって原稿搬送装置等を開閉させているので、駆動力の大きい大型のモータを必要としていた。大型のモータを使用すると、局部的に設置スペースを広く必要として、モータの設置場所に制約を受けることある。
そこで、複数の小型モータで原稿搬送装置等を開閉することが考えられる。
複数のモータを使用した画像読取装置の原稿搬送装置等は、モータ間での回転角速度のばらつきが生じると、前後方向軸(例えば、図3のL1)を中心に傾いたり、振動したりする。特に、原稿搬送装置等の重量分布が一様でない場合、傾いたり、振動したりする現象が顕著に現れる。
したがって、複数のモータを使用した画像読取装置は、原稿搬送装置等が円滑に開閉することが出来なかったり、騒音が発生したりする。さらに、原稿搬送装置等が傾いて原稿を原稿台ガラスに押圧して、原稿の位置をずらすことがある。
また、原稿の位置をずらす画像読取装置を備えた画像形成装置は、シートに原稿の画像を複写すると、複写した画像の位置がずれて、再度、画像読取装置による原稿の読み直しと、シートに画像の複写し直しとをしなければならない。
本発明は、原稿押圧手段を複数の駆動手段で開閉させる画像読取装置において、原稿押圧手段を円滑に開閉することが出来る画像読取装置を提供することにある。
本発明は、原稿の位置をずらすことなく原稿を読み取ることのできる画像読取装置を備えて、新たなシートに再度画像を形成することを少なくした画像形成装置を提供することにある。
本発明の画像読取装置は、原稿が載置される原稿台と、前記原稿台に対して開閉可能で、閉じた状態で原稿を前記原稿台に押圧する原稿押圧手段と、前記原稿押圧手段によって前記原稿台に押圧された原稿の画像を読み取る画像読取手段と、を備え、さらに、前記原稿押圧手段を開閉させる複数の駆動手段と、前記各駆動手段の作動状態を検出する複数の作動状態検出手段と、前記各作動状態検出手段が検出した前記作動状態に基づいて、前記複数の駆動手段の作動速度を一致させるべく、前記駆動手段を制御する制御手段と、を備えた、ことを特徴としている。
本発明の画像読取装置は、制御手段の制御によって、複数の駆動手段の作動速度を一致するようにしているので、原稿押圧手段の傾きが少なく、原稿押圧手段を円滑に開閉することができる。また、振動を少なくして騒音を小さくすることができる。さらに、原稿押圧手段が原稿を原稿台ガラスに押圧するとき、原稿の位置をずらすことが少なくなる。
本発明の画像形成装置は、原稿押圧手段が原稿を原稿台に押圧するとき、原稿の位置をずらすことが少ない画像読取装置を備えているので、新たなシートに再度画像を形成することが少なくなり、画像形成効率を向上させることができる。
以下、本発明の実施形態の画像読取装置と、この画像読取装置を備えた画像形成装置とを図に基づいて説明する。
(画像形成装置)
図1は、本発明の実施形態における画像形成装置の図である。(a)は、外観斜視図である。(b)は、原稿搬送装置を開いた図である。図2は、本発明の実施形態における画像形成装置の図であり、シート搬送方向に沿った断面図である。
本実施形態の画像形成装置1は、床に設置されて使用され、電子写真方式を採用して、複写機、ファクシミリ、プリンタの機能を兼ね備えてシートに画像を形成するようになっている。
画像形成装置1は、第1乃至第4実施形態の画像読取装置501,502,503,504の内、いずれかの画像読取装置と、画像形成装置の装置本体でもある画像形成部300とで構成されている。
第1乃至第4実施形態の画像読取装置501,502,503,504は、いずれも、原稿台ガラス205と、原稿搬送装置100と、読取部200とを備えている。原稿台としての原稿台ガラス205は、原稿が載置されるようになっている。
原稿押圧手段としての原稿搬送装置100は、不図示の連結機構によって読取部200に接続されて、操作部10からの操作により原稿台ガラス205に対して自動的に開閉可能に読取部200に装備されている。原稿搬送装置100は、閉じた状態で原稿を原稿台ガラス205に押圧するようになっている。なお、原稿搬送装置100の代わりに、原稿を原稿台ガラス205に押さえる機能だけの原稿圧板(不図示)を使用してもよい。したがって、原稿押圧手段は、原稿搬送装置100のみに限定されるものではなく、原稿台ガラス205を開閉して、原稿を原稿台ガラス205に押圧するものであればよい。
画像読取手段としての読取部200は、原稿搬送装置100によって原稿台ガラスに押圧された原稿の画像を読み取るようになっている。
画像形成部300は、画像形成装置の動作モードの設定、及び原稿搬送装置100の開閉を指示する操作部10を備えている。画像形成手段としての画像形成部300は、画像読取装置501で読み取られた画像情報と、操作部10に入力された画像形成条件とに基づいて、シートに画像を形成するようになっている。これによって、画像形成装置1は、複写機、或いはプリンタとしての機能を備えている。
また、画像形成部300は、外部からの画像情報に基づいてシートに画像を形成したり、画像形成部300又は画像読取装置501は、画像読取装置が読み取った画像情報を他の画像形成装置に送信したりするようになっている。これによって、画像形成装置1はファクシミリ、或いはプリンタとしての機能を備えている。
画像形成装置1は操作部10で設定されたモードに応じて動作を開始する。開閉検知センサ209は、原稿搬送装置100が原稿台ガラス205を閉じているか否かを検知するようになっている。原稿搬送装置100は、読取部200を閉じていることを開閉検知センサ209によって検知されると、原稿トレイ105上にセットされた原稿Dを先頭ページから給送を開始して、原稿台ガラス205上へ搬送し、原稿台ガラス205上に停止させる。その後、スキャナユニット206が、原稿台ガラス205の下を図2の左から右へ移動して、原稿台ガラス205の下から原稿に光を照射し、その反射光を受光して原稿の画像を読み取る。画像を読み取られた原稿は、排紙トレイ106に排出される。
スキャナユニット206に受光された光は、レンズ207を介してイメージセンサ208に送られて、イメージセンサ208で電気信号に変換される。電気信号に変換された画像情報は、画像処理部410(図5)で画像処理された後、ハードディスク413(図5)に格納されるとともに、画像形成制御部(プリンタ制御部)301を介して露光制御部305(図2)に送られる。
露光制御部305は、画像信号に応じたレーザ光を出力する。このレーザ光は、予め帯電されて感光ドラム306に照射されて、感光ドラム306に静電潜像を形成する。静電潜像は、現像器307によってトナー現像されて、トナー画像になる。感光ドラム306上のトナー画像は、カセット308,309、手差し給紙部310、両面搬送パス311のいずれからか給送されてきたシートに転写部312において転写される。
トナー画像が転写されたシートは、定着部313でトナー画像を定着される。定着部313を通過したシートは、不図示のフラッパにより、パス315から、一旦パス318に導かれて、後端がパス315を抜けた後に、スイッチバック搬送されて、パス316から排出ローラ317に導かれる。これにより、トナー画像を転写されたシートは、画像形成面を下向きにして(フェイスダウンの状態で)、排出ローラ317により画像形成部300から排出される。
図4は、画像形成装置の制御ブロック図である。
原稿搬送装置100を読取部200に対して開閉させる駆動源として、ステッピングモータ等の電動モータや、油圧モータといった回転運動を行うモータが挙げられる。また、油圧シリンダといった直線運動を行うシリンダも挙げられる。駆動源がモータの場合、上記モータの回転角度が駆動量となる。また、駆動源がシリンダの場合、シリンダに内在するピストンの移動量が駆動量となる。以下の各実施形態においては、駆動手段としての駆動源にステッピングモータを使用しているが、ステッピングモータに限定されることなく、油圧モータ、シリンダであってもよい。
CPU制御部400は、CPU401を有し、ROM402に記憶されたプログラムと操作部10の設定とに基づいて、原稿搬送装置制御部101、読取制御部201、画像信号制御部405、画像形成制御部301、外部I/F406を制御する制御部である。
RAM403は、制御データを一時的に保持する領域や、制御に伴う演算の作業領域として使用される。外部I/F406は、外部コンピュータ407からのインターフェイスであり、プリントデータを画像に展開して画像信号制御部405へ出力するようになっている。
CPU制御部400は、後述する傾き検出センサ11による原稿搬送装置100の傾き情報と、モータ回転角度検出センサ12,13からのモータの回転角度情報と、操作部10からの入力指示とによって、開閉動作制御部14を制御するようになっている。本実施形態の原稿搬送装置100のモータ回転角度検出センサ12,13には、ロータリーエンコーダが使用されている。したがって、以下、モータ回転角度検出センサのことを、ロータリーエンコーダという。
また、原稿搬送装置制御部101は原稿搬送装置100を、読取制御部201は読取部200を、画像形成制御部301は画像形成部300を、開閉動作制御部14は原稿搬送装置100の自動開閉動作を、各々制御するようになっている。
読取制御部201から画像信号制御部405へは、イメージセンサ208(図2)で読み取られた画像が出力され、画像信号制御部405から画像形成制御部301へ出力された画像は露光制御部305(図2)へ入力される。
図5は、画像信号制御部405の内部構成を示す図である。画像処理部410は、読取制御部201からの画像読み取り情報に対して、画像の補正処理や操作部10での設定に応じた編集処理をする。ラインメモリ411は、主走査方向を入れ替える鏡像処理等をする。ラインメモリ411の画像は、ページメモリ412を介して、画像形成制御部301へ出力される。ハードディスク413はページ順を入れ替えるときなどに必要に応じて使用される。
(第1実施形態の画像読取装置)
第1実施形態の画像読取装置501は、原稿搬送装置100を開閉するモータ70(図3)の回転角速度ω(図7)に、モータ71の回転角速度ωを合わせる(一致させる)ようになっている。
図1乃至図3において原稿搬送装置100は、読取部200に設けられて、読取部200を自動的に開閉するようになっている。読取部200の背面には、原稿搬送装置100を開閉させる駆動手段としての複数のモータ70,71と、操作部10とが設けられている。モータ70,71には、開閉動作制御部14(図4)の演算出力に応じて、速度と回転方向とを切り換え自在なステッピングモータが使用されている。
開閉動作制御部14での演算は、ロータリーエンコーダ12,13と傾き検出センサ11とからの入力信号に基づいて行われる。具体的な制御演算の内容については後述する。
モータ70,71(図3)の駆動ギア72,73はそれぞれアイドルギア74,75と噛み合っている。原稿搬送装置100の下部にはアイドルギア74,75と噛み合う従動ギア76,77が設けられている。従動ギア76,77の回転に応じて原稿搬送装置100の開閉角度が変化する。
図3に示すように、各モータ70,71の回転角度θ及びθ(図7)(作動状態)は、複数の作動状態検出手段としてのロータリーエンコーダ12,13によって、逐次検知されるようになっている。ロータリーエンコーダ12,13は、モータ70,71の軸心と同軸上に設けたスリット円板78,79と、このスリット円板78,79のスリットを検知するセンサ等で構成されている。
傾き検出センサ11には、ジャイロセンサが使用されている。傾き検出センサ11は、原稿搬送装置100の内部で、原稿搬送装置100の重心に設置されている。
傾き検出手段としての傾き検出センサ11は、原稿搬送装置100の開閉時における、原稿搬送装置100の重心を通る前後方向軸L1(図3)を中心とする原稿搬送装置100の傾き角速度ω(図7)を検出するようになっている。前後方向軸L1は、原稿搬送装置100の原稿押圧面100aと原稿搬送装置100の開閉方向とに平行な軸のことである。
また、検出された原稿搬送装置100の傾き角速度ωは、積分演算回路14d(図7)で積分演算されて、原稿搬送装置100の傾き角度θに変換されるようになっている。原稿搬送装置100の傾き角度θは、開閉動作制御部14において、モータ70の回転角速度にモータ71の回転角速度を合わせる制御演算を開始するか否かを判定する判定部14c(図5)で使用される。
モータ70,71の回転角度θ及びθは、微分演算回路14e,14f(図7)で微分演算することによりモータ70,71の回転角速度ω及びωに変換される。
制御演算部14bは、ロータリーエンコーダ12.13が検出た回転角速度ωと回転角速度ωとの差が無くなるように、回転角速度ωに回転角速度ωを合わせて、モータ70に対するモータ71の回転角速度のばらつきを軽減するようになっている。
図7に示す開閉動作制御部14による制御演算の内容を説明する。
図7(a)は、制御演算を行う際の信号の流れを表している。傾き検出センサ11で検出された原稿搬送装置の傾き角速度ωと、モータ70,71のロータリーエンコーダ12,13で検出されたモータ70,71の回転角度θ1及びθ2は、外部I/O15を経由して制御演算部14bに入力される。この傾き角速度ωと回転角度θ1及びθ2は、外部I/O15において、アナログ信号から制御演算に適したデジタル情報へ変換されて数値化される。
記憶部としての速度テーブル部14aには、モータ70,71による原稿搬送装置100の開閉動作開始後の経過時間に対する開閉速度を示す速度テーブルが予め記憶されている。速度テーブル部14aからモータドライブ70aに対して指令速度ωrefが出される。また、制御演算部14bは、変換されたデジタル情報に対して、後述の演算を行い、モータ70の実際の回転角速度ωに、モータ71の回転角速度を合わせる回転角速度ω2refをモータドライブ71aに出力する。速度指令ωref及びω2refは、外部I/O15を経由して各モータドライブ70a,71aに入力される。モータドライブ70a,71aは、速度指令ωref及びω2refに基づいて、モータ70,71の駆動周波数を調整する。この結果、各モータ70,71は、モータドライブ70a,71aにおいて調整した駆動周波数に応じて、回転速度を調整される。
このように、画像読取装置501は、この一連の流れを通して、自動開閉動作中の原稿搬送装置100に振動が生じた場合、その情報を検出し、その情報に応じて演算を行い、原稿搬送装置の振動を逐次減少することができるようになっている。
図7(b)は、開閉動作制御部14に適用できる制御演算の流れの一例を示した図である。図中のC及びCは、共にPID制御を行う部分で、具体的な処理内容は数1及び数2に示す通りである。
Figure 2008310050
Figure 2008310050
数1、数2において、KP1及びKP2は比例ゲイン、TI1及びTI2は積分時間、TD1及びTD2は微分時間である。これらのパラメータは設計者によって適宜設定される。また、ηは近似微分のために便宜用いられる係数であり、η<<1とする。Cの演算は、ある目標値への追従性を良好にするように前記パラメータが設定されている。
開閉動作制御部14においては、予め設定された速度テーブル部14aが出力する指令速度ωrefに、モータ70の実駆動が追従するように図られている。Cの演算は、ある情報の時間変化率を軽減させるように前記パラメータが設定されている。開閉動作制御部14においては、モータ70の回転角速度に対するモータ71の回転角速度のばらつきを軽減するようになっている。ω2refはモータ71への指令速度を表している。ωはロータリーエンコーダ12によって検出されたモータ70回転角速度を表し、ωはロータリーエンコーダ13によって検出されたモータ71の回転角速度を表している。ωrefは予め設定された速度テーブル部14aに基づく速度指令であり、モータ70は上記速度指令ωrefにしたがって駆動される。Cの演算によって、モータ71もωrefに追従できるように図られている。また、開閉動作制御部14は、モータ70の回転角速度ωとモータ71の回転角速度ωとの差分を求めた上でCの演算を行い、モータ70に対するモータ71の回転角速度のばらつきを軽減するように、モータ71の回転角速度を変化させる。
以上のような制御系によって、制御手段としての開閉動作制御部14は、ロータリーエンコーダ12,13が検出したモータ70,71の回転角度θ及びθ(作動状態)に基づいて、モータを制御して、原稿搬送装置100の傾きを修正することができる。
なお、モータ71の回転角速度にモータ70の回転角速度を合わせてもよい。また、モータは2つであるが3つ以上あってもよい。この場合、1つのモータの回転角速度に残りのモータの回転角速度を合わせる(一致させる)。さらに、モータの代わりにシリンダを使用した場合には、シリンダの移動量(作動状態)を検出して、作動速度を求め、一方のシリンダに他方のシリンダの作動速度を合わせる(一致させる)ことになる。
この結果、原稿搬送装置100は、各モータ間の回転角速度のばらつきを軽減されて、傾いたり、歪んだりして開閉することが少なくなる。
よって、画像読取装置は、次の効果を奏する。原稿搬送装置の開閉を円滑に行うことができて、騒音を少なくすることができる。また、原稿搬送装置が傾いたり、歪んだりして開閉するときに生じていた過負荷を少なくすることができる。原稿搬送装置を閉じるとき、原稿の位置をほとんどずらすことなく原稿を原稿台ガラスに押圧して原稿を読み取ることができる。原稿搬送装置が原稿台ガラスに片当たりすることが少なくなり、片当たりによる騒音を小さくすることができる。
上述の演算内容では、傾き検出センサ11によって検出される原稿搬送装置100の傾き角度θは演算内容に組み込まれていない。図6は、原稿搬送装置の傾き角度θが設定された傾き角度αより大きくなると、制御演算部14bでモータ70,71の回転角速度の制御動作を開始する動作説明のフローチャートである。
開閉動作制御部14は、モータ70,71を速度テーブル14aにしたがって駆動させる(S31)。傾き検出センサ11は、原稿搬送装置100の傾き角速度ωを検知する。傾き角速度ωは、積分演算回路14d(図7)で積分演算することで、原稿搬送装置100の傾き角度θに変換される。制御演算部14bは、原稿搬送装置の傾き角度θが設定された傾き角度αより大きいと、原稿搬送装置の重心を通る前後方向軸L1(図3)まわりの傾き角度が設定された傾き角度以上であると判断して(S33でYES)、傾き角度θが減少するようにする。それには、制御演算部14bは、モータ70の回転角速度にモータ71の回転角速度を合わせる(一致させる)制御を開始する(S34)。
そして、制御演算部14bは、傾き角度θを得ながら(S35)、傾き角度θが設定された傾き角α以下になるまでモータ70,71を回転制御する。制御演算部14bは、傾き角度θが設定された傾き角α以下になると(S36でNO)、前後方向軸L1回りの原稿搬送装置100の傾きが少なくなったものと判断して、前述のモータ70の回転角速度にモータ71の回転角速度を合わせる演算を終了する(S37)。そして、制御演算部14bは、モータ70の回転角速度にモータ71の回転角速度を合わせる(原稿搬送装置の傾きを修正する)制御を終了して(S38)、次の傾き角度θに基づくモータの制御に備える(S39)。
これにより、画像読取装置は、原稿搬送装置の前後方向軸L1を中心とする傾きや振動が多くなるときにのみ、原稿搬送装置の傾きを修正して、振動を軽減することができる。
(第2実施形態の画像読取装置)
第1実施形態の画像読取装置501は、モータ70の回転角速度ωにモータ71の回転角速度ωを合わせる(一致させる)ようになっている。しかし、第2実施形態の画像読取装置502は、モータ70の回転角速度ωとモータ71の回転角速度ωとを相互に合わせる(一致させる)ようになっている。このため、開閉動作制御部114と制御演算の流れとが第1実施形態の画像読取装置と異なっており、その部分のみを図示して説明する。このため、図8を引用して説明する。
図8(a)は制御ブロックの部分図であり、制御演算を行う際の信号の流れを表した図である。(b)は開閉動作制御部に適用できる制御演算の流れの一例を示した図である。
制御演算部14bは、ロータリーエンコーダ12,13によって検出されたモータ70,71の回転角速度ω及びωを、予め設定された速度テーブル部14aから出力される指令速度ωrefと比較し、その差異を軽減する制御演算をするようになっている。したがって、本実施形態の画像読取装置は、制御演算部14bが上記差異を軽減する制御演算をして、実駆動におけるモータ70,71同士の回転角速度のばらつきを少なくするようになっている。
傾き検出センサ11で検出された原稿搬送装置の傾き角速度ωと、モータ70,71のロータリーエンコーダ12,13で検出されたモータ70,71の回転角度θ1及びθ2は、外部I/O15を経由して制御演算部14bに入力される。この傾き角速度ωと回転角度θ1及びθ2は、外部I/O15において、アナログ信号から制御演算に適したデジタル情報へ変換されて数値化される。制御演算部14bは、変換されたデジタル情報に対して、後述の演算を行い、モータ70,71に対して速度指令ω1ref及びω2refを出力する。速度指令ω1ref及びω2refは、外部I/O15を経由して各モータドライブ70a,71aに入力される。モータドライブ70a,71aは、速度指令ω1ref及びω2refに基づいて、モータ70,71の駆動周波数を調整する。この結果、各モータ70,71は、モータドライブ70a,71aにおいて調整した駆動周波数に応じて、回転速度を調整される。
このように、画像読取装置502は、この一連の流れを通して、自動開閉動作中の原稿搬送装置100に振動が生じた場合、その情報を検出し、その情報に応じて演算を行い、原稿搬送装置の振動を逐次減少することができるようになっている。
図8(b)は、開閉動作制御部114に適用できる制御演算の流れの一例を示した図である。図中のC、C、C1a及びC2aは、共にPID制御を行う部分で、具体的なC及びCの処理内容は数1及び数2に示す通りであり、C1a及びC2aの処理内容は数3及び数4に示す通りである。
Figure 2008310050
Figure 2008310050
数3、数4において、KP1a及びKP2aは比例ゲインであり、TI1a及びTI2aは積分時間、TD1a及びTD2aは微分時間である。これらのパラメータは設計者によって適宜設定される。また、ηは近似微分のために便宜用いられる係数であり、η<<1とする。C1aの演算は、ある目標値への追従性を良好にするように前記パラメータが設定されている。
開閉動作制御部114は、予め設定された速度テーブル部14aが出力する指令速度ωrefに、各モータ70,71の実駆動が追従するように各モータ70,71を制御して、モータ70とモータ71との回転角速度のばらつきを軽減するようになっている。
及びC2aの演算は、ある情報の時間変化率を軽減させるように前記パラメータが設定されている。ω1refはモータ70への指令速度を表し、ω2refはモータ71への指令速度を表している。ωはロータリーエンコーダ12によって検出されたモータ70の回転角速度を表し、ωはロータリーエンコーダ13によって検出されたモータ71の回転角速度を表している。ωrefは予め設定された速度テーブル部14aに基づく速度指令であり、モータ70は上記速度指令ωrefにしたがって駆動される。C及びC1aの演算によって、モータ71もωrefに追従できるように図られている。また、開閉動作制御部114は、モータ70の回転角速度ωとモータ71の回転角速度ωの差分を求めた上でC及びC2aの演算を行って、モータ70とモータ71の回転角速度のばらつきを軽減するようにモータ70,71の回転角速度を変化させる。
以上のような制御系が制御演算を行うようになっているので、制御手段としての開閉動作制御部114は、モータ70,17を速度テーブル部14aに則って駆動させ、かつモータ71とモータ70と回転角速度を相互に合わせるようになっている。
この結果、原稿搬送装置100は、各モータ間の各速度のばらつきを軽減するので、原稿搬送装置が傾いたり歪んだりして開閉することが少なくなる。したがって、本実施形態の画像読取装置は、第1実施形態の画像読取装置と同様な効果を奏する他に、第1実施形態の画像読取装置よりも、原稿搬送装置の傾きや歪を速やかに修正することができる。
上述の演算内容では、傾き検出センサ11によって検出される原稿搬送装置100の傾き角度θは演算内容に組み込まれていない。しかし、第1実施形態の画像読取装置の開閉動作制御部14と同様に、原稿搬送装置の傾き角度θがある設定された傾き角αより大きくなったとき、モータ70,71を回転制御してもよい。
なお、モータは2つであるが3つ以上あってもよい。この場合、3つのモータの回転角速度を互いに合わせる(一致させる)必要がある。さらに、モータの代わりにシリンダを使用した場合には、シリンダの移動量(作動状態)を検出して、作動速度を求め、複数のシリンダの作動速度を互いに合わせる(一致させる)ことになる。
(第3実施形態)
第3実施形態の画像読取装置503は、モータ70の回転角速度ωにモータ71の回転角速度ωを合わせ、さらに、傾き検出センサ11より検出された原稿搬送装置100の傾き角速度ωを考慮して、モータの回転角速度ωを制御するようになっている。
このため、第3実施形態の画像読取装置は、開閉動作中の原稿搬送装置における、原稿搬送装置の重心を通る前後方向軸L1(図3)回りの速度変動を軽減することができる。
図9は、第3実施形態における画像読取装置の制御説明用の図である。(a)は制御ブロックの部分図であり、制御演算を行う際の信号の流れを表した図である。(b)は開閉動作制御部に適用できる制御演算の流れの一例を示した図である。
制御手段としての開閉動作制御部214に適用できる制御演算の流れの一例を示した図である。図中のC、C及びCは、共にPID制御を行う部分で、具体的なC及びCの処理内容は数1及び数2に示す通りであり、Cの処理内容は数5に示す通りである。
Figure 2008310050
数5において、KP3は比例ゲインであり、TI4は積分時間、TD3は微分時間である。これらのパラメータは設計者によって適宜設定される。Cによって原稿搬送装置の振動を軽減することを図っている。
原稿搬送装置100の開閉動作は、弾性的な挙動となるが、モータ70,71の回転角速度ω及びωは必ずしも原稿搬送装置100の弾性的な挙動を反映しない。したがって、回転角速度ω及びωを制御演算に組み入れても原稿搬送装置の弾性的な挙動まで制御することができない。そこで、本実施形態の画像読取装置は、原稿搬送装置の傾き角速度ωを制御演算に組み込むことによって、原稿搬送装置の弾性体的な挙動も抑制するためにモータ70,71を制御している。すなわち、制御演算部14bが、原稿搬送装置100における傾き角速度ωの変動に応じて、モータ70の回転角速度ωを変化させ、モータ71をモータ70の駆動に追従させて、原稿搬送装置100の傾き角速度ωにおける変動に対応させている。
本実施形態の画像読取装置503は、第1、第2実施形態の画像読取装置と同様な効果を奏するとともに、開閉動作中の原稿搬送装置100における原稿搬送装置の重心を通る前後方向軸L1(図3)回りの速度変動を軽減することができる。さらに、その他の要因による原稿搬送装置の振動も軽減することができる。その他の振動の要因として、例えば、開閉動作中に生じる原稿搬送装置の自由振動や、モータ70,71の駆動周波数と原稿搬送装置100の固有振動数との共振が挙げられる。
なお、モータ71の回転角速度にモータ70の回転角速度を合わせてもよい。また、モータは2つであるが3つ以上あってもよい。この場合、1つのモータの回転角速度に残りのモータの回転角速度を合わせる(一致させる)。さらに、モータの代わりにシリンダを使用した場合には、シリンダの移動量(作動状態)を検出して、作動速度を求め、一方のシリンダに他方のシリンダの作動速度を合わせる(一致させる)ことになる。
(第4実施形態)
第4実施形態の画像読取装置504は、モータ70,71の回転角速度ω及びωのばらつきを互いに合わせて、さらに、傾き検出センサ11に検出された原稿搬送装置の傾き角速度ωを考慮し、モータの回転角速度ω及びωを制御するようになっている。
図10は、第4実施形態における画像読取装置の制御説明用の図である。(a)は制御ブロックの部分図であり、制御演算を行う際の信号の流れを表した図である。(b)は制御手段としての開閉動作制御部314に適用できる制御演算の流れの一例を示した図である。
第4実施形態の画像読取装置504は、開閉動作中の原稿搬送装置における、原稿搬送装置の重心を通る前後方向軸L1(図3)回りの速度変動を軽減することができる。
、C1a、C、C2a、C及びC3aは、PID制御を行う部分で、具体的なC、C1a、C、C2a及びCの処理内容は数1乃至数5に示す通りであり、C3aの処理内容は数6に示す通りである。
Figure 2008310050
数6において、KPaは比例ゲインであり、TIaは積分時間、TD3aは微分時間である。これらのパラメータは設計者によって適宜設定される。C3aによって原稿搬送装置の振動を軽減するようになっている。
原稿搬送装置100の開閉動作は、弾性的な挙動となるが、モータ70,71の回転角速度ω及びωは必ずしも原稿搬送装置100の弾性的な挙動を反映しない。したがって、回転角速度ω及びωを制御演算に組み入れても原稿搬送装置の弾性的な挙動まで制御することができない。そこで、本実施形態の画像読取装置は、原稿搬送装置の傾き角速度ωを制御演算に組み込むことによって、原稿搬送装置の弾性体的な挙動も抑制するためにモータ70,71を制御している。すなわち、制御演算部14bが、原稿搬送装置100における傾き角速度ωの変動に応じて、モータ70の回転角速度ωを変化させ、モータ71をモータ70の駆動に追従させて、原稿搬送装置100の傾き角速度ωにおける変動に対応させている。
図10に示すような制御系にすることによって、画像読取装置は、第3実施形態と同様な効果を奏するようになっている。また、画像読取装置は、モータ70とモータ71の回転角速度のばらつきが軽減されるようにモータ70,71の角速度を相互に合わせる(一致させる)ようになっているので、原稿搬送装置の傾きや歪を速やかに修正することができる。
なお、モータは2つであるが3つ以上あってもよい。この場合、3つのモータの回転角速度を互いに合わせる(一致させる)必要がある。さらに、モータの代わりにシリンダを使用した場合には、シリンダの移動量(作動状態)を検出して、作動速度を求め、複数のシリンダの作動速度を互いに合わせる(一致させる)ことになる。
また、画像形成装置1は、原稿搬送装置が原稿を原稿台ガラスに押圧するとき、原稿の位置をずらすことが少ない画像読取装置を備えているので、新たなシートに再度画像を形成することが少なくなり、画像形成効率を向上させることができる。
本発明の実施形態における画像形成装置の図である。(a)は、外観斜視図である。(b)は、原稿搬送装置を開いた図である。 本発明の実施形態における画像形成装置の図であり、シート搬送方向に沿った断面図である。 本発明の実施形態における画像読取装置のモータ周辺の斜視図である。 本発明に係る画像形成装置の制御ブロック図である。 画像信号制御部の内部構造を示す図である。 図1の画像読取装置において、原稿搬送装置の傾き角度が設定された傾き角度より大きくなった後、制御演算部でモータの回転角速度の制御動作を開始する動作説明のフローチャートである。 第1実施形態における画像読取装置の制御説明用の図である。(a)は制御ブロック図であり、制御演算を行う際の信号の流れを表した図である。(b)は開閉動作制御部に適用できる制御演算の流れの一例を示した図である。 第2実施形態における画像読取装置の制御説明用の図である。(a)は制御ブロックの部分図であり、制御演算を行う際の信号の流れを表した図である。(b)は開閉動作制御部に適用できる制御演算の流れの一例を示した図である。 第3実施形態における画像読取装置の制御説明用の図である。(a)は制御ブロックの部分図であり、制御演算を行う際の信号の流れを表した図である。(b)は開閉動作制御部に適用できる制御演算の流れの一例を示した図である。 第4実施形態における画像読取装置の制御説明用の図である。(a)は制御ブロックの部分図であり、制御演算を行う際の信号の流れを表した図である。(b)は開閉動作制御部に適用できる制御演算の流れの一例を示した図である。
符号の説明
D 原稿
L1 前後方向軸
θ モータ70の回転角度
θ モータ71の回転角度
θ 原稿搬送装置の傾き角度
α 設定された傾き角度
ω モータ70の回転角速度
ω モータ71の回転角速度
1 画像形成装置
11 傾き検出センサ(傾き検出手段)
12 ロータリーエンコーダ(作動状態検出手段)
13 ロータリーエンコーダ(作動状態検出手段)
14,114,214,314 開閉動作制御部(制御手段)
14a 速度テーブル部(記憶部)
14b 制御演算部
14c 判定部
14d 積分演算回路
14e 微分演算回路
14f 微分演算回路
70 モータ(駆動手段)
71 モータ(駆動手段)
100 原稿搬送装置(原稿押圧手段)
100a 原稿押圧面
200 読取部(画像読取手段)
205 原稿台ガラス(原稿台)
300 装置本体、画像形成部(画像形成手段)
301 プリンタ制御部(画像形成制御部)
501,502,503,504 画像読取装置

Claims (6)

  1. 原稿が載置される原稿台と、
    前記原稿台に対して開閉可能で、閉じた状態で原稿を前記原稿台に押圧する原稿押圧手段と、
    前記原稿押圧手段によって前記原稿台に押圧された原稿の画像を読み取る画像読取手段と、を備えた画像読取装置において、
    前記原稿押圧手段を開閉させる複数の駆動手段と、
    前記各駆動手段の作動状態を検出する複数の作動状態検出手段と、
    前記各作動状態検出手段が検出した前記作動状態に基づいて、前記複数の駆動手段の作動速度を一致させるべく、前記駆動手段を制御する制御手段と、を備えた、
    ことを特徴とする画像読取装置。
  2. 前記原稿押圧手段の原稿押圧面と前記原稿押圧手段の開閉方向とに平行で、前記原稿押圧手段の重心を通る軸を中心とする前記原稿押圧手段の傾きを検出する傾き検出手段を備え、
    前記制御手段は、前記傾き検出手段が検出した前記原稿押圧手段の傾きに基づいて、前記駆動手段を制御して、前記原稿押圧手段の傾きを修正する、
    ことを特徴とする請求項1に記載の画像読取装置。
  3. 前記原稿押圧手段の原稿押圧面と前記原稿押圧手段の開閉方向とに平行で、前記原稿押圧手段の重心を通る軸を中心とする前記原稿押圧手段の傾きを検出する傾き検出手段を備え、
    前記制御手段は、前記傾き検出手段によって検出された前記原稿押圧手段の傾き角度が設定された傾き角度以上になったとき、前記駆動手段を制御して、前記原稿押圧手段の傾きを修正する、
    ことを特徴とする請求項1に記載の画像読取装置。
  4. 前記原稿押圧手段の開閉動作開始後の経過時間に対する開閉速度を記憶した記憶部を備え、
    前記制御手段は、前記複数の駆動手段の内、少なくとも1つの駆動手段の作動速度を、前記開閉速度に合わせて前記原稿押圧手段が開閉できるように制御し、残りの駆動手段の作動速度を前記少なくとも1つの駆動手段の作動速度に一致させるべく、前記残りの駆動手段を制御する、
    ことを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の画像読取装置。
  5. 前記原稿押圧手段の開閉動作開始後の経過時間に対する開閉速度を記憶した記憶部を備え、
    前記制御手段は、前記複数の駆動手段の作動速度を、前記開閉速度に合わせて前記原稿押圧手段が開閉できるように制御する、
    ことを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の画像読取装置。
  6. 原稿の画像を読み取る画像読取装置と、
    前記画像読取装置によって読み取られた画像情報に基づいてシートに前記画像を形成する画像形成手段と、を備え、
    前記画像読取装置が、請求項1乃至5のいずれか1項に記載の画像読取装置であることを特徴とする画像形成装置。
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