JP2008308855A - 覆工コンクリートの構築方法、覆工コンクリート構造 - Google Patents

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【課題】トンネルの下部に当たる部分が開放された形状の覆工コンクリートの構築方法を提供する。
【解決手段】構築すべき覆工コンクリート30の内壁面に沿うように、トンネル1の下部に当たる部分が開放した状態に展開可能であると共に、トンネル1の中心に向かって縮径可能な複数のテレフォーム10を、展開した状態で長さ方向に連結し、連結されたテレフォーム10のうち、コンクリートの打設進行方向前端の少なくとも一以上のテレフォーム10の外周に当たる部分にコンクリート30を打設し、打設したコンクリート30を養生させるとともに、連結されたテレフォーム10のうちの少なくとも一以上のテレフォーム10を、打設の進行方向前端の少なくとも一以上のテレフォーム10のさらに前方に移動して連結する作業を繰り返すことにより、トンネル10孔の内壁に沿うように覆工コンクリート30を構築する方法であって、トンネル1内の下部の両側部に支持コンクリート31を構築し、テレフォーム10両端部を支持コンクリート31で支持する。
【選択図】図3

Description

本発明は、トンネルの下部に当たる部分が開放された形状の覆工コンクリートをテレフォームを用いて構築する方法に関する。
従来より、トンネルの内壁に二次覆工体を形成する方法として、トンネルの外周面に沿うように、外周方向に向かって展開可能であると共に、トンネルの中心に向けて縮径可能なテレフォーム(テレスコピック形型枠)を用いる方法が知られている。テレフォームを用いて覆工コンクリートを構築する場合には、テレフォームをトンネル内壁に沿うように展開させた状態でテレフォームの外周にコンクリートを打設し、この打設したコンクリートが脱型強度となるまで所定の期間養生する。そして、この養生期間が経過した後、テレフォームを縮径させて脱型し、縮径させた状態で次回のコンクリート打設位置まで移動し、再びトンネルの内壁に沿うように展開させる。この工程を繰り返すことにより、覆工コンクリートを連続的に構築することができる。
しかしながら、上記の方法では、打設したコンクリートが所定の脱型強度となるまで、約1日間程度コンクリートを養生せねばならず、この間、テレフォームを移動させることができないため、施工期間が長期化するという問題がある。そこで、例えば、特許文献1には、テレフォームを前後に連結し、後方のテレフォームに当たる領域をコンクリートを養生する養生領域とするとともに前方のテレフォームに当たる領域をコンクリートを打設する打設領域とし、前方のテレフォームに打設したコンクリートを養生している間に後方のテレフォームを前方のテレフォームのさらに前方に移動して連結する作業を繰り返すことにより、覆工コンクリートを構築する方法が記載されている。この方法によれば、コンクリートが所定の脱型強度となるまで待機する必要がないため、施工期間を短縮できる。
特開2003―155898号公報
しかしながら、特許文献1には、円形断面のトンネルに環状に覆工コンクリートを打設する場合のみしか記載されていない。円形断面のトンネルに覆工コンクリートを打設する際に用いられるテレフォームは環状であり、安定な構造であるため、コンクリートの打設圧力が作用しても変形することがない。これに対して、例えば、馬蹄形断面のトンネルに覆工コンクリートを打設する際にテレフォームを用いようとすると、テレフォームの下部が開放された形状となるため、コンクリートの打設圧力に抵抗できるように反力をとらなければならない。反力をとらずに、テレフォームの両端部を地盤上に接地させた状態とすると、両端部が拘束されないため、非常に不安定となる。
また、このように連続して覆工コンクリートを構築する場合には、構造物がマッシブなものとなり、硬化時に発生する水和熱によって構造物にひび割れが発生しやすくなるという問題がある。
本発明は、上記の問題に鑑みなされたものであり、その目的は、トンネルの下部に当たる部分が開放された形状の覆工コンクリートの構築方法を提供することであり、さらに、覆工コンクリートのひび割れを制御することである。
本発明の覆工コンクリートの構築方法は、掘削されたトンネル内に、当該トンネルの下部に当たる部分が開放された形状の覆工コンクリートを構築するにあたり、構築すべき前記覆工コンクリートの内壁面に沿うように、前記トンネルの下部に当たる部分が開放した状態に展開可能であると共に、前記トンネルの中心に向かって縮径可能な複数のテレフォームを、展開した状態で長さ方向に連結し、前記連結されたテレフォームのうち、コンクリートの打設進行方向前端の少なくとも一以上のテレフォームの外周に当たる部分にコンクリートを打設し、打設したコンクリートを養生させるとともに、養生が終わったコンクリートに対応する一以上のテレフォームを、前記打設進行方向の前端の少なくとも一以上のテレフォームのさらに前方に移動して連結する作業を繰り返すことにより、前記トンネル孔の内壁に沿うように覆工コンクリートを構築する方法であって、前記トンネル内の前記下部の両側部に支持コンクリートを構築し、前記テレフォーム両端部を前記支持コンクリートで支持することを特徴とする。
ここで、前記支持コンクリートは、予め構築された前記覆工コンクリートの両端部を構成するコンクリートであってもよく、また、前記支持コンクリートは前記トンネルの下部に構築されたインバートコンクリートの少なくとも一部であってもよい。
また、前記テレフォームは、前記トンネルの軸方向の少なくとも何れか一方の端部に当該テレフォームの外周面より外側に向かって突出するように進退可能な目地金物を備え、前記コンクリートを打設する際に、前記複数のテレフォームのうち少なくとも一以上のテレフォームの前記目地金物を突出させることにより、前記覆工コンクリートに目地を形成してもよい。
なお、本発明は、上記の方法により構築された覆工コンクリート構造を含むものとする。
本発明によれば、トンネルの下部に当たる部分が開放された形状の覆工コンクリートを構築する場合であっても、地盤に支持コンクリートを構築し、この支持コンクリートによりテレフォームの両端部を支持するため、テレフォームはコンクリートの打設圧に対して抵抗することができる。また、テレフォームに取り付けられた目地金物を外周方向に突出させた状態で、覆工コンクリートを打設することにより、覆工コンクリートにひび割れ誘発目地を形成することができ、ひび割れの生じる位置を制御することができる。
以下、本発明の覆工コンクリートの打設方法の一実施形態を図面を参照しながら詳細に説明する。なお、以下の説明では、馬蹄形状にトンネルを掘削し、このトンネルの内壁に沿って、トンネルの下部に当たる部分が開放された形状の覆工コンクリートを構築する場合を例として説明する。
図1は、本実施形態の覆工コンクリート30の構築方法に用いられるテレフォーム10を示す図である。同図(A)に示すように、テレフォーム10は、トンネル孔1の内周に沿って湾曲するように形成された複数の型枠部材20からなり、これらの型枠部材20が円弧状に接続されることにより構成される。隣接する型枠部材20は回動可能に接続され、隣接する型枠部材20の間にはこれらを跨ぐように油圧ジャッキ21が取り付けられている。また、型枠部材20には周方向及び長さ方向に適宜な間隔でコンクリート打設用の開口20Aが設けられており、この開口20Aを通してテレフォーム10の外側にコンクリート30を打設することができる。
また、図1に示すように、テレフォーム10の両端部の下方には、予め支持コンクリート31が構築されており、この支持コンクリート31はアンカー32により地盤に定着されている。なお、この支持コンクリート31は現場打ちコンクリートであっても、プレキャストコンクリートであっても構わない。
覆工コンクリート30を打設する際には、図1(A)に示すように、油圧ジャッキ21を伸長させることにより、型枠部材20をトンネル孔1の内周面に沿うように展開する。そして、テレフォーム10の両端部を支持コンクリート31にボルトで固定する。これにより、テレフォーム10は支持コンクリート31を介して、地盤に強固に支持されるため、覆工コンクリート30を打設する際に、テレフォーム10に作用するコンクリートの打設圧力に抵抗することができる。
また、テレフォーム10を移動させる際には、テレフォーム10の両端部を支持コンクリート31に固定するボルトを取り外し、図1(B)に示すように、油圧ジャッキ21を収縮させることにより、型枠部材20の接続部を屈曲させて、テレフォーム10を縮径させる。このようにテレフォーム10を縮径させた状態で、トンネル孔1内の地盤2上に敷設されたレール41上を移動可能な移動架台22に載せて、展開した状態の他のテレフォーム10内を通して移動させることができる。
図2は、トンネル1の軸方向にテレフォーム10を連結した状態におけるテレフォーム10を構成する型枠部材20の接続部の拡大図である。同図(A)に示すように、型枠部材20のトンネル1の軸方向の一方の端部(図2では、コンクリートの構築の進行方向に対して後方の端部)には、全周にわたって内周方向に突出する突出部20Bが形成されており、この突出部20Bには、油圧ジャッキ等(不図示)により外周方向に向かって進退可能な目地金物23が取り付けられている。覆工コンクリート30の打設作業を行う際には、テレフォーム10を連結するとともに、図2(A)に示すように、目地金物23を型枠部材20の表面より外周方向に向かって突出させておき、この状態でコンクリート30を打設する。
そして、図2(B)に示すように、所定の養生期間が経過し、打設したコンクリート30が硬化した後、テレフォーム10を移動する前に、油圧ジャッキにより目地金物23を内周方向に後退させる。なお、この際、目地金物23にはテーパーが設けられているため、容易に覆工コンクリート30から取り外すことができる。このようにして、図3に示すように、覆工コンクリート30の全周にわたって、ひび割れ発生箇所を制御するためのひび割れの誘発目地33を形成することができる。
次に、本実施形態の覆工コンクリート30の構築方法について説明する。
図4は、本実施形態の覆工コンクリートの構築方法を説明するための図である。同図に示すように、馬蹄形に掘削されたトンネル孔1内に、覆工コンクリート30の打設に先立ち、まず、枕木40及びレール41を地盤上に敷設し、このレール41上の先頭に配置された鉄筋組立用の足場台車42により覆工コンクリート30内に埋設されるアーチ鉄筋43を組み立てる。さらに、この足場台車42には、アジテータカー44及びこれに連結されたコンクリートポンプ車45が後続する。このアジテータカー44及びコンクリートポンプ車45の後部を支持コンクリート31の構築領域とし、さらに、この支持コンクリート31の構築領域の後部で覆工コンクリート30を打設する。
図5は、覆工コンクリート30の構築方法を模式的に示す図である。同図に示すように、テレフォーム10は、トンネル孔1の内周面に沿うように展開した状態で、長さ方向に複数(図5では、6体)連結されている。覆工コンクリート30の打設領域は、コンクリートが打設され、既に養生を終えた領域Aと、コンクリートが打設され、養生期間にあるコンクリート養生領域Bと、コンクリートが打設されている状態のコンクリート打設領域Cとからなる。1〜6番のテレフォーム10は、トンネル孔1の内壁に沿うように展開しており、その両端部は支持コンクリート31に固定されている。
図5(A)に示す状態では、進行方向に向かって1〜4番のテレフォーム10にあたる領域がコンクリート打設領域Cにあたり、5〜6番のテレフォーム10にあたる領域が養生を終えた領域Aにあたる。このコンクリートの打設領域Cに当たる部分に、既に養生を終えた領域A側から(すなわち、4番のテレフォームから1番のテレフォームに向かって)コンクリートを打設する。この際、上記説明したように、テレフォーム10は支持コンクリート31に固定されているため、コンクリートの打設圧力に対して抵抗することができる。なお、コンクリートの打設は、型枠部材20に設けられた開口20Aを通して行えばよい。コンクリートの打設が完了することにより、1〜4番のテレフォーム10にあたる領域は、養生領域Bとなる。なお、上記のように4番から1番のテレフォームに向かってコンクリート30を打設しており、夫々の領域のコンクリートの養生期間は、各領域にコンクリートの打設が完了した時点を始点として、計測することができる。
次に、図5(B)に示すように、すでに、養生を終えた領域Aにあたる6番のテレフォーム10を支持コンクリート31に固定するボルトを取り外すとともに、目地金物23をテレフォーム10の内側に後退させる。そして、6番のテレフォームを縮径させてレール41上を移動可能な移動用足場22により1番のテレフォーム10の前方に移動させる。1番のテレフォーム10の前方まで移動させた後、トンネル孔1の内壁に沿うように展開させて1番のテレフォーム10の前方に連結し、6番のテレフォーム10の両端部を支持コンクリート31にボルトで固定する。
次に、これと同様に、5番のテレフォーム10を支持コンクリート31に固定するボルトを取り外すとともに、目地金物23をテレフォーム10の内側に後退させる。そして、5番のテレフォームを縮径させて6番のテレフォーム10の前方に移動し、トンネル孔1の内壁に沿うように展開させて6番のテレフォーム10の前方に連結するとともに、5番のテレフォーム10の両端部を支持コンクリート31にボルトにより固定する。なお、5番及び6番のテレフォーム10を連結する際、夫々のテレフォーム10の目地金物23を外周に向かって突出させる。
上記のように4番から1番の順序で各領域にコンクリートを打設したため、図5(C)に示すように、4番から1番の順序で養生が完了し、既に養生を終えた領域Aとなる。なお、図5(C)では4番及び3番の養生が完了した状態を示す。このように4番の領域のコンクリートの養生が完了した後、上記の5番や6番のテレフォーム10を移動した場合と同様に、4番のテレフォーム10を支持コンクリート31に固定するボルトを取り外し、縮径させる。そして、この状態で5番のテレフォーム10の前方に移動させ、トンネル孔1の内壁に沿うように展開させ、5番のテレフォーム10に連結し、両端部を支持コンクリート31にボルトにより固定する。
さらに、3番の領域のコンクリートの養生が完了した後、3番のテレフォーム10を支持コンクリート31に固定するボルトを取り外す。そして、この状態で4番のテレフォームの前方に移動させて、3番のテレフォーム10に連結し、両端部を支持コンクリート31にボルトにより固定する。なお、3番及び4番のテレフォーム10を連結する際、夫々のテレフォーム10の目地金物23を外周に向かって突出させる。これにより、図5(D)に示すように、3〜6番のテレフォーム10により次回のコンクリート30の打設領域Cを形成できる。
上記の工程を繰り返すことにより連続的に覆工コンクリート30を構築することができる。
以上説明したように、本実施形態の覆工コンクリート30の構築方法によれば、複数のテレフォーム10を用いて、養生期間中のテレフォーム10の前方に養生期間が完了した工法のテレフォームを移動させて接続させることにより、養生期間が完了したテレフォーム10を遊ばせることなく、次回のコンクリート30の打設を行うことができるため、施工期間を短縮することができる。
また、テレフォーム10の両端部の下方に支持コンクリート31を構築し、テレフォーム10の両端部をこの支持コンクリート31に固定するため、テレフォーム10が覆工コンクリート30の打設圧に抵抗することができ、テレフォーム10が安定した状態で覆工コンクリート30の打設を行うことができる。
さらに、テレフォーム10の端部に目地金物23を外周方向に進退可能に取り付けておき、この目地金物23を突出させた状態でコンクリート30を打設することにより、覆工コンクリート30にひび割れ誘発目地30Aを形成することができる。ひび割れ誘発目地30Aを形成することにより、水和熱などにより覆工コンクリート30A内に応力が発生しても、ひび割れ誘発目地に当たる位置にひび割れを誘発させることが可能となる。
なお、本実施形態では、テレフォーム10の両端部にあたる位置の地盤内に支持コンクリート31を構築し、この支持コンクリート31にテレフォーム10を固定する構成としたが、テレフォーム10を固定する対象として用いることができるのは支持コンクリート31に限られない。図6は、テレフォーム10を支持する別の方法を説明するための図である。この方法では、移動式鋼製型枠やスリップフォーム工法により、覆工コンクリート30の両端部にあたる部分のコンクリート34(以下、先行コンクリートという)を先行して構築する。そして、この先行コンクリート34にテレフォーム10の両端部をボルト等により固定する。このような構成によっても、テレフォーム10を強固に支持することが可能となり、コンクリート30の打設圧力に対して抵抗することができる。さらに、上記の支持コンクリート31及び先行コンクリート34ともに構築し、これらにテレフォーム10の両端部を固定する構成としてもよい。
また、覆工コンクリート31の構築に先行して、トンネルの下部に構築されるインバートコンクリートの少なくともテレフォーム10の両端部の下方に当たる部分を構築し、このコンクリートにテレフォーム10の両端部を固定する構成としてもよい。
また、本実施形態では、6体のテレフォーム10を連結して、覆工コンクリート31の構築を行う構成としたが、これに限らず、少なくとも2体以上のテレフォーム10を用いれば、本発明の覆工コンクリート31の構築方法を実施することができる。ただし、多数のテレフォーム10を用いることにより、複数のテレフォーム10の外周にあたる領域を打設領域としてコンクリートを打設し、養生期間が経過した領域のテレフォーム10から脱型及び移動作業を行うことができるため、効率よく施工を行うことができる。
また、本実施形態では、テレフォーム10の端部において目地金物23を突出させる構成としたが、目地金物23を突出させる箇所は任意であり、ひび割れの制御計画に従って行えばよい。
本実施形態の覆工コンクリートの構築方法に用いられるテレフォームを示す図である。 テレフォームを連結した状態における型枠部材の端部の拡大図である。 覆工コンクリートに形成されたひび割れ誘発目地を示す図である。 本実施形態の覆工コンクリートの構築方法を説明するための図である。 覆工コンクリートの構築方法を模式的に示す図である。 テレフォームを支持する別の方法を説明するための図である。
符号の説明
1 トンネル孔
10 テレフォーム
20 型枠部材
20A 開口
20B 突出部
21 油圧ジャッキ
22 移動架台
30 覆工コンクリート
31 支持コンクリート
32 アンカー
33 誘発目地
34 先行コンクリート
40 枕木
41 レール
42 足場台車
43 アーチ鉄筋
44 アジテータカー
45 コンクリートポンプ車

Claims (5)

  1. 掘削されたトンネル内に、当該トンネルの下部に当たる部分が開放された形状の覆工コンクリートを構築するにあたり、構築すべき前記覆工コンクリートの内壁面に沿うように、前記トンネルの下部に当たる部分が開放した状態に展開可能であると共に、前記トンネルの中心に向かって縮径可能な複数のテレフォームを、展開した状態で長さ方向に連結し、前記連結されたテレフォームのうち、コンクリートの打設進行方向前端の少なくとも一以上のテレフォームの外周に当たる部分にコンクリートを打設し、打設したコンクリートを養生させるとともに、養生が終わったコンクリートに対応する一以上のテレフォームを、前記打設進行方向の前端の少なくとも一以上のテレフォームのさらに前方に移動して連結する作業を繰り返すことにより、前記トンネル孔の内壁に沿うように覆工コンクリートを構築する方法であって、
    前記トンネル内の前記下部の両側部に支持コンクリートを構築し、前記テレフォーム両端部を前記支持コンクリートで支持することを特徴とする覆工コンクリートの構築方法。
  2. 前記支持コンクリートは、予め構築された前記覆工コンクリートの両端部を構成するコンクリートであることを特徴とする請求項1記載の覆工コンクリートの構築方法。
  3. 前記支持コンクリートは前記トンネルの下部に構築されたインバートコンクリートの少なくとも一部であることを特徴とする請求項1記載の覆工コンクリートの構築方法。
  4. 前記テレフォームは、前記トンネルの軸方向の少なくとも何れか一方の端部に当該テレフォームの外周面より外側に向かって突出するように進退可能な目地金物を備え、
    前記コンクリートを打設する際に、前記複数のテレフォームのうち少なくとも一以上のテレフォームの前記目地金物を突出させることにより、前記覆工コンクリートに目地を形成することを特徴とする請求項1から3いずれかに記載の覆工コンクリートの構築方法。
  5. 請求項1から4何れかに記載の方法により構築された覆工コンクリート構造。
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