JP2016030967A - 覆工コンクリートの型枠装置、及び覆工コンクリートの施工方法 - Google Patents

覆工コンクリートの型枠装置、及び覆工コンクリートの施工方法 Download PDF

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Abstract

【課題】覆工コンクリートとインバートフォームとの間に隙間が生じるのを抑止して品質低下を防止できる型枠装置、及び覆工コンクリートの施工方法を提供することを目的とする。
【解決手段】トンネルTの内壁Taに施工される覆工コンクリートCの型枠装置1であって、少なくとも側フォーム4とインバートフォーム5とを有するフォーム群2と、側フォーム4とインバートフォーム5とを接合するヒンジ構造6と、側フォーム4とインバートフォーム5とに接合されると共に伸縮可能であり、側フォーム4とインバートフォーム5とに対して突っ張り力を付与可能な固定用ジャッキ10と、側フォーム4とインバートフォーム5とに接続されると共に伸縮可能であり、固定用ジャッキ10による突っ張り力の付与状態で、側フォーム4とインバートフォーム5とに対して引っ張り力を付与可能な引張棒ジャッキ20と、を備えたことを特徴とする。
【選択図】図2

Description

本発明は、トンネルの内壁に施工する覆工コンクリートの型枠装置、及び覆工コンクリートの施工方法に関する。
覆工コンクリートは二次吹付けまで完了したトンネルの内壁に施工される。覆工コンクリートの施工を行う際には、例えば、ガントリ等で保持された馬蹄形の型枠が内壁に押圧される。この状態で型枠内にコンクリートが打設され、その後、コンクリートが乾燥、硬化するまで、所定時間保護(「養生」ともいう)され、その後、離型される。
特許文献1、2に示されるように、離型をスムーズに行うために利用される型枠装置が知られている。この種の型枠装置では、複数の型枠部材をヒンジ構造で接続し、側部に配置された型枠部材(以下「側フォーム」という)に対し、最下部の型枠部材(以下、「インバートフォーム」という)を内側に折り畳む(縮径させる)ことができる。また、例えば、特許文献1に記載の型枠装置では、縮径させる機構として油圧ジャッキを用いており、さらに、この油圧ジャッキを伸長させて内壁の所定位置に型枠部材を保持し、コンクリート打設後の適切な保護を図っている。
特開2008−308855号公報 特開2013−87514号公報
しかしながら、本技術について本発明者らが鋭意検討したところ、油圧ジャッキで側フォームとインバートフォームとを所定位置に保持しているにもかかわらず、インバートフォームと内壁との間に隙間が生じ、隙間自体は非常に僅か(数mm程度)であるが、実際に、この隙間によってコンクリートの保護(養生)が不十分となり、離型後の品質に影響を及ぼす可能性があることを知見した。
本発明は、以上の課題を解決することを目的としており、覆工コンクリートとインバートフォームとの間に隙間が生じるのを抑止して品質低下を防止できる型枠装置、及び覆工コンクリートの施工方法を提供することを目的とする。
本発明者らは、上記課題の原因について鋭意検討したところ、以下の知見を得た。つまり、インバートフォームは、展開、縮径可能とするためにヒンジ構造にて側フォームに接続されており、従って、ヒンジ構造を支点に揺動可能である。インバートフォームや側フォームを、展開状態にて所定位置に保持する手段(例えば、油圧ジャッキ)は、この揺動に追従可能であり、また、内壁との関係で展開状態も変化するため、少なくともその変化を吸収できる僅かな遊びが必要である。この遊びはヒンジ構造にも存在する。発明者らは、これらの遊びに着眼し、一つ一つの遊びは僅かであったとして、それらの複合作用によってインバートフォームが僅かに変位し、隙間が生じる可能性があることを知見した。さらに、発明者らは、この知見に基づいて鋭意検討したところ、インバートフォーム等を突っ張って保持する手段での遊びを許容する一方で、この手段による突っ張り力に対向する引っ張り力を付与する別の手段を設置することで、インバートフォームを所定位置に強固に保持できることを見出し、本発明に想到した。
つまり、本発明は、トンネルの内壁に施工される覆工コンクリートの型枠装置であって、互いに接合された複数のフォームを有するフォーム群と、隣接する第1のフォームと第2のフォームとを接合するヒンジ構造と、第1のフォームと第2のフォームとに接合されると共に伸縮可能であり、第1のフォームと第2のフォームとに対して突っ張り力を付与可能な展開保持部と、第1のフォームと第2のフォームとに接続されると共に伸縮可能であり、展開保持部による突っ張り力の付与状態で、第1のフォームと前記第2のフォームとに対して引っ張り力を付与可能な引張部と、を備えたことを特徴とする。
本発明では、展開保持部が突っ張り力を付与して第1のフォーム及び第2のフォームの展開状態を保持している最中に、引張部では逆に引っ張り力を付与する。つまり、突っ張り力と引っ張り力とを相互に作用させることで、第1のフォームや第2のフォームと展開保持部との接合部、あるいは、第1のフォームと第2のフォームとを接合するヒンジ構造に遊びがあったとしても、展開保持部、第1のフォーム、及び第2のフォームの相対的な位置関係は強固に保持され、互いの相対的な変位は抑止される。その結果、第1のフォームと第2のフォームとを展開させて覆工コンクリートを保護している最中に、第1のフォームや第2のフォームが覆工コンクリートから離間して隙間を生じさせることが抑止され、覆工コンクリートの品質低下を防止できる。
また、上記の型枠装置の第1のフォームは側フォームであり、第2のフォームはインバートフォームであると好適である。インバートフォームはフォーム群の下端に位置するためにフォーム群全体の重量を受け、その結果、展開状態において側フォームとの間で変位が生じ易い。つまり、上記構成によれば、インバートフォームを展開させて覆工コンクリートを保護している最中に、インバートフォームが覆工コンクリートから離間して隙間を生じさせることが抑止されるので、覆工コンクリートの品質低下を防止できる点で優位性が高い。
また、この型枠装置において、引張部は、第1のフォームと第2のフォームとに回転可能にピン接合され、展開保持部は、第1のフォーム及び第2のフォームのうち、一方のフォームに接合された一端部と、他方にフォームに接合された他端部と、を備え、一端部は、一方のフォームに剛接合され、他端部は、伸長時に他方のフォームに面接触した状態で支持され、且つ縮退時に他方のフォームから離脱可能に接合されていると好適である。
上記構成に係る展開保持部の一端部は一方のフォームに剛接合されているので実質的に遊びは無い。また、他端部は伸長時、つまり第2のフォームの展開状態において、他方のフォームに面接触した状態で支持される。面接触の場合、引張部で付与される引っ張り力により、点接触状態よりも摩擦力が増大するため、変位(ズレ)の発生を抑制でき、安定性が増すので第2のフォームの展開状態を適切に保護できる。その結果、第2のフォームと覆工コンクリートとの間に隙間が生じるのを防いで覆工コンクリートの品質低下を防止するという点で更に有利である。また、他端部は、縮退時に他方のフォームから離脱可能なので、第2のフォームを縮径する際には他端部を離脱させることができ、その結果、第2のフォームの揺動に追従させ易くなる。また、引張部は、第1のフォームと第2のフォームとに回転可能にピン接合されているので、第2のフォームの揺動に追従させ易い。
また、この型枠装置において、展開保持部の他端部は、引張部の引っ張り方向に交差する面上で他方のフォームに面接触していると好適である。引っ張り方向に交差する面上で面接触していると摩擦力を効果的に効かせて安定させるのに有効であり、特に、引っ張り方向に直交する面上であると更に有利である。
また、上記の型枠装置において、引張部の伸縮方向は、展開保持部の伸縮方向と同方向であっても良いし、交差する方向で合っても良い。
また、上記の型枠装置において、引張部は、展開保持部に対し、覆工コンクリートが施工されるトンネルの長さ方向に並設されると好適である。覆工コンクリートの打設後、型枠装置は、そのまま定位置に留まって覆工コンクリートの保護という役割を担うため、軽量である方が有利である。ここで、トンネルの幅方向で引張部と展開保持部とを重ねるように配置すると、部分的にフォーム群にかかる負荷(重量)が大きくなり、不利に働く可能性がある。一方で、トンネルの長さ方向に引張部と展開保持部とを並設する上記構成によれば軽量化し易く、有利である。
また、上記の型枠装置において、展開保持部はジャーナルジャッキであり、引張部は棒ジャッキとすることも可能である。
また、本発明は、上記の型枠装置を利用した覆工コンクリートの施工方法であって、フォーム群の内部に覆工コンクリートが打設された状態で型枠装置を存置する保護工程を備え、保護工程では、展開保持部は突っ張り力を付与して第1のフォームに対する第2のフォームの展開状態を保持すると共に、引張部は引っ張り力を付与して、展開保持部、第1のフォーム、及び第2のフォームの相対的な位置関係を保持することを特徴とする。
本発明によれば、第1のフォームに対して第2のフォームを展開させて覆工コンクリートを保護している最中に、第2のフォームが覆工コンクリートから離間して隙間を生じさせることが抑止され、覆工コンクリートの品質低下を防止できる。
また、この覆工コンクリートの施工方法であって、第1のフォームは側フォームであり、第2のフォームはインバートフォームであり、ガントリによってトンネルの内壁に設置され、且つ、この設置状態を維持された型枠装置のフォーム群の内部に覆工コンクリートを打設する打設工程の後で、保護工程を実施し、保護工程では、ガントリを型枠装置から離脱させると共に、覆工コンクリートが硬化して安定するまで型枠装置を存置させ、保護工程が終了すると、ガントリによって型枠装置を前記覆工コンクリートから離脱させる離型工程と、を備えることも可能である。
この施工方法によれば、インバートフォームを展開させて覆工コンクリートを保護している最中に、インバートフォームが覆工コンクリートから離間して隙間を生じさせることが抑止され、覆工コンクリートの品質低下を防止できる。
本発明によれば、覆工コンクリートとインバートフォームとの間に隙間が生じるのを抑止して品質低下を防止できる。
本発明の実施形態に係る型枠装置の正面図である。 本実施形態に係る型枠装置の固定用ジャッキと引張棒ジャッキとを示す側面図である。 固定用ジャッキを拡大して示す図であり、図2のIII−III線に沿った断面図である。 引張棒ジャッキを拡大して示す図であり、図2のIV−IV線に沿った断面図である。 図3のV−V線に沿った概略の断面図である。 図5に対応した変形例を示す概略の断面図である。 固定用ジャッキと引張棒ジャッキとの伸縮方向を対比して説明する図であり、(a)は本実施形態に係り、固定用ジャッキの伸縮方向と引張棒ジャッキの伸縮方向とが同方向の場合を示し、(b)は変形例に係り、固定用ジャッキの伸縮方向と引張棒ジャッキの伸縮方向とが交差する場合を示す説明図である。 覆工コンクリートの打設から型枠装置の離型までの工程を示し、(a)は打設工程、(b)は保護工程、(c)は離型工程を示す説明図である。
以下、図面を参照して本発明の好適な実施形態について説明する。
図1に示されるように、本実施形態に係る型枠装置1は、コンクリートの吹き付けが完了したトンネルTの内壁Taに覆工コンクリートCを施工する際に使用される。具体的には、トンネルTの内壁Taに型枠装置1を設置すると共に、型枠となるフォーム群2とトンネルTの内壁Taとに囲まれる領域(以下、フォーム群2の「内部」という)に覆工用のコンクリートを打設し、その状態を所定時間維持することで覆工コンクリートCの保護(「養生」ともいう)を行う。なお、トンネルTの長さ方向D(図2参照)は、便宜上、妻型枠等を設置して、覆工コンクリートを打設する領域を閉鎖領域としている。
フォーム群2は、少なくとも天端フォーム3、側フォーム4、及びインバートフォームを含む。フォーム群2は逆U字状(馬蹄状)で下方が開放されており、トンネルTの天井部分に天端フォーム3が配置され、天端フォーム3の左右の下端に一対の側フォーム4が接合され、各側フォーム4の下端にそれぞれインバートフォーム5が接合されている。フォーム群2のトンネルTの長さ方向Dの長さは例えば、10.5mや12m程度であり、側フォーム4とインバートフォーム5との接続部には、トンネルTの長さ方向に沿った複数個所(例えば、6か所や7カ所)にヒンジ構造6が設けられている。本実施形態では、側フォーム4が第1のフォームに相当し、インバートフォームが第2のフォームに相当する。
ヒンジ構造6により、インバートフォーム5は側フォーム4に対して揺動可能であり、内側に折り畳むことができる。ここで、インバートフォーム5が開いて側フォーム4に連なっている状態をインバートフォーム5の展開状態といい、逆に折り畳まれている状態をインバートフォーム5の縮径状態という。
インバートフォーム5は、自重にて展開状態をある程度維持可能であり、逆に縮径させる際には別の開閉手段によってインバートフォーム5を引っ張り上げる必要がある。本実施形態では開閉手段として側フォーム4とインバートフォーム5とを接続する油圧ジャッキ8を例示するが、開閉手段としては他にも様々な態様を想定でき、例えば、ワイヤをつないで引っ張り上げるクレーン機構やチェーンブロックなどであってもよい。
図2に示されるように、型枠装置1は、側フォーム4とインバートフォーム5とに接続されている固定用ジャッキ(展開保持部)10と、引張棒ジャッキ(引張部)20とを備えている。トンネルTの長さ方向(トンネル軸方向)Dに並んで一つのジャッキユニットを形成する。このジャッキユニットを構成する固定用ジャッキ10と引張棒ジャッキ20とはヒンジ構造6を挟むように配置されており、例えば、固定用ジャッキ10と引張棒ジャッキ20との間隔は20mm〜800mm程度である。また、ジャッキユニットはトンネルTの長さ方向Dに沿って複数が適宜に配置されており、その結果、ジャッキユニットを構成する固定用ジャッキ10と引張棒ジャッキ20とは、トンネルTの長さ方向Dに沿って交互に配置された態様になっている。
このジャッキユニットは、上述の開閉手段(油圧ジャッキ8)とは目的が本質的に異なる。従って、例えば、トンネルTの長さ方向Dの長さ(例えば、10.5mや12m程度)に対し、開閉手段(油圧ジャッキ8)は2カ所であるのに対し、固定用ジャッキ10と引張棒ジャッキ20とからなるジャッキユニットは、6か所に配置している。
図3に示されるように、固定用ジャッキ10はジャーナルジャッキなどのメカニカルジャッキであり、突っ張ることでインバートフォーム5の展開状態を保持する役割を担っている。固定用ジャッキ10は、ハウジング11と、ハウジング11から出没することで伸縮自在なねじ軸12と、ねじ軸12を伸縮させるためのハンドル(操作部)13と、ハンドル13の操作を受けてねじ軸12を移動させる伝達部と、ハウジングの高さを調節するためのスペーサ14とを備えている。
固定用ジャッキ10の下端部(一端部)10a、つまりスペーサ14の下端は、インバートフォーム5に接合されている。インバートフォーム5にはトンネルTの長さ方向Dに直交して延在するリブ5aが設けられており、リブ5aにはスペーサ14の下端を受ける座部5bが設けられている。スペーサ14は、座部5bにボルト留めされており、その結果、ズレなく強固に固定された状態になるので実質的な剛接合を実現している。なお、スペーサ14は座部5bにボルト留めされているだけなので、ボルトを緩めることで取り外しも可能である。
固定用ジャッキ10の上端部(他端部)10bとなるねじ軸12の先端は、側フォーム4に接合されている。ねじ軸12の先端には、プレート状(平板状)の押圧部15が固定されている。側フォーム4には、展開状態でのインバートフォーム5のリブ5aに対応するように、リブ5aの延長線上にリブ4aが設けられ、リブ4aには押圧部15を受け入れる受け部4bがボルト留めにて着脱自在に固定されている。受け部4bには押圧部15の形状に対応した凹み部4c(図5参照)が形成されており、凹み部4cには押圧部15が挿入される。ねじ軸12が伸長すると、押圧部15が凹み部4cに挿入されて受け部4bに面接触する。なお、押圧部15は、引張棒ジャッキ20の引っ張り方向Dpに交差する面P上で凹み部4cに面接触している。なお、本実施形態では、引っ張り方向Dpに交差する態様として直交する平面を例示するが、直交する平面に限定されず、直交する平面に対して傾斜した平面であってもよい。
固定用ジャッキ10の下部はインバートフォーム5に固定されている。従って、ねじ軸12が伸長すると、固定用ジャッキ10の上端部10bである押圧部15が突っ張るように側フォーム4を押圧し、その結果、インバートフォーム5と側フォーム4とに突っ張り力を付与してインバートフォーム5の展開状態を保持する。また、押圧部15は、面接触することで受け部4bに接合されているに過ぎないので、ねじ軸12が縮退、つまりハウジング11に対する突き出し量が減少すると、押圧部15が受け部4bから離脱する。従って、押圧部15が受け部4bから離脱した状態で、固定用ジャッキ10をインバートフォーム5から取り外せば、固定用ジャッキ10をインバートフォーム5及び側フォーム4から容易に取り外すことができる。
なお、押圧部15と受け部4bとは、図5に示される形態に限定されず、例えば、図6に示される変形例に係る形態であってもよい。つまり、変形例に係る押圧部15Aは凸曲面状、具体的には球面状であり、受け部4bは押圧部15Aに対応した凹曲面状の凹み部4xを有する形態とすることも可能である。この変形例では、押圧部15と受け部4bとが曲面上で面接触することになり、面接触した状態を保持し易い。なお、この曲面は引張棒ジャッキ20の引っ張り方向Dpに交差する面の一例に相当する。
また、図4に示されるように、引張棒ジャッキ20は機械式の棒ジャッキである。なお、引張棒ジャッキ20としては油圧ジャッキを用いることも可能であるが、以下、機械式の棒ジャッキを例に説明する。引張棒ジャッキ20は、筒状の胴部21と、胴部21の両端それぞれから出没自在の一対の軸部22,23とを備えている。本実施形態に係る軸部22は胴部21に右ネジで螺合し、軸部23は胴部21に左ネジで螺合しているが、このネジの向きは逆であっても良い。
引張棒ジャッキ20は胴部21を回転することで、軸部22,23が出没し、その結果、伸縮自在な構成を実現している。一方の軸部22は、インバートフォーム5に設けられたブラケット部5fに回転自在にピン接合され、他方の軸部23は側フォーム4に設けられたブラケット部4fに回転自在にピン接合されている。これらピン接合の各ピン22a,23aは、実質的に平行に配置され、また、各ピン22a,23aの軸方向がトンネルTの長さ方向D(図2参照)に沿うように配置されている。
インバートフォーム5を展開、縮径させる際、インバートフォーム5は側フォーム4に対して揺動する。引張棒ジャッキ20はインバートフォーム5と側フォーム4とに回転自在なので揺動に追従して動くことができる。
次に、図2、図3、及び図4を参照し、展開状態のインバートフォーム5に対する固定用ジャッキ10と引張棒ジャッキ20との相互作用について説明する。インバートフォーム5の展開状態は、基本的に固定用ジャッキ10の伸長によって保持される。ここで、インバートフォーム5は、展開、縮径のために側フォーム4に対して揺動可能であり、インバートフォーム5の展開状態はトンネルTの内壁Taに応じて微妙に変化する。従って、各展開状態に合わせた微調整が必要となるため、固定用ジャッキ10と側フォーム4との接合部分には、展開状態の変化を吸収するための僅かな遊びが必要である。従って、固定用ジャッキ10の押圧部15は、側フォーム4の受け部4bに受け入れられた際に、若干ではあるがスライド自在であり、実質的な遊びが設けられている(図5参照)。また、インバートフォーム5と側フォーム4とを接続するヒンジ構造6にもスムーズな回転のための遊びがある。
固定用ジャッキ10を伸長させた状態で、インバートフォーム5や側フォーム4は定位置に保持される。しかしながら、上記の複数の遊びの複合的な作用により、インバートフォーム5や側フォーム4が僅かに移動し、固定用ジャッキ10との間の相対的な位置関係がずれてしまう可能性がある。このずれは、覆工コンクリートCに密着していたはずのインバートフォーム5を覆工コンクリートCから離脱させ、僅かな隙間を生じさせる。そして、このような隙間が在ると、覆工コンクリートCの保護(養生)に悪影響が出て、覆工コンクリートCの品質を損なわせる可能性がある。
そこで、本実施形態では、固定用ジャッキ10に並ぶように引張棒ジャッキ20を設けている。引張棒ジャッキ20は、固定用ジャッキ10による突っ張り力の付与状態、つまり、インバートフォーム5の展開状態で側フォーム4及びインバートフォーム5に引っ張り力を付与する。その結果、インバートフォーム5や側フォーム4と固定用ジャッキ10との相対的な位置関係を強固に保持させることができ、複数の遊びに起因して生じる覆工コンクリートCとインバートフォーム5との隙間を防止できる。
なお、覆工コンクリートCの打設後、型枠装置1は、そのまま定位置に留まって覆工コンクリートCの保護という役割を担うため、軽量の方が有利である。ここで、トンネルTの幅方向で固定用ジャッキ10と引張棒ジャッキ20とを重ねるように配置すると、部分的にフォーム群2にかかる負荷(重量)が大きくなり、不利に働く可能性がある。一方で、本実施形態に係る型枠装置1では、トンネルTの長さ方向Dに固定用ジャッキ10と引張棒ジャッキ20とを並設するので、軽量化し易く、有利である。
また、本実施形態に係る型枠装置1では、図7(a)に示されるように、固定用ジャッキ10の伸縮方向Daと引張棒ジャッキ20の伸縮方向Daとが同方向となっている。しかしながら、同図(b)に示されるように、固定用ジャッキ10の伸縮方向Daと引張棒ジャッキ20の伸縮方向Dbとが交差する方向となるように、固定用ジャッキ10と引張棒ジャッキ20とを配置することも可能である。
次に、図1、及び図8を参照して上記の実施形態に係る型枠装置1を利用した覆工コンクリートCの施工方法について説明する。
覆工コンクリートCを打設する際には、ガントリ50によってトンネルTの内壁Taの所定位置まで型枠装置1を搬送される。ガントリ50は、トンネルTの長さ方向Dに沿って敷設されたレール上を走行可能な門型の移動台車部51と、型枠装置1のフォーム群2の形状に対応して着脱自在に連結されるウォール52と、移動台車部51とウォール52とを連結すると共に、ウォール52を型枠装置1に押圧可能、また、型枠装置1から離脱可能に支持する複数のジャッキ部53とを備えている。なお、本実施形態では、ウォール52を介して型枠装置1を支持するガントリ50を例示するが、ウォール52が無く、ジャッキ部53が型枠装置1を支持するタイプのガントリであっても良い。
図8(a)に示されるように、型枠装置1を支持するガントリ50は、トンネルT内で、コンクリートの吹き付けが完了した内壁Taの所定位置に配置される。ガントリ50は、ウォール52を介し、型枠装置1のフォーム群2を展開させた状態で内壁Taに設置する。この設置状態を維持したまま、配管を介して型枠装置1のフォーム群2の内部に覆工用のコンクリートが充填され、覆工コンクリートCの打設が行われる(打設工程)。
図8(b)に示されるように打設工程が終了すると、基本的には自立可能な型枠装置1からガントリ50を離脱させ、覆工コンクリートCが硬化して安定するまで型枠装置1を存置させて、覆工コンクリートCの保護(養生)を行う(保護工程)。保護工程では、型枠装置1の固定用ジャッキ10は、突っ張り力を付与して側フォーム4に対するインバートフォーム5の展開状態を保持する。また、引張棒ジャッキ20は引っ張り力を付与して、固定用ジャッキ10、側フォーム4、及びインバートフォーム5の相対的な位置関係を保持する。
保護工程が終了すると、再びガントリ50を型枠装置1の内側に配置する。そして、ガントリ50を型枠装置1に固定すると共に、インバートフォーム5を縮径させて型枠装置1を内壁Taから下方に引き離すようにして離脱させる(離型工程)。
以上の打設工程、保護工程、離型工程を繰り返し実施し、トンネルTの内壁Taに覆工コンクリートCを施工していく。
覆工コンクリートの打設時(打設工程)には、ガントリ50が複数のジャッキ部53を介して型枠装置1を支持しているので、ウォール52と覆工コンクリートの間に隙間は生じない。しかしながら、保護工程において、型枠装置1を離脱させた状態、つまり、インバートフォーム5を展開させて覆工コンクリートCを保護している最中では、特に、インバートフォーム5は天端フォーム3や側フォーム4など、フォーム群2全体の荷重を受け、展開状態において変位が生じ易い。
これに対し、本実施形態に係る型枠装置1、及び覆工コンクリートCの施工方法によれば、インバートフォーム5を展開させて覆工コンクリートを保護している最中に、インバートフォーム5が覆工コンクリートCから離間して隙間を生じさせることが抑止され、覆工コンクリートCの品質低下を防止できる。
また、本実施形態に係る固定用ジャッキ10の下端部(一端部)10aはインバートフォーム5に剛接合されているので実質的に遊びは無く、強固に固定されている。また、上端部(他端部)10bは側フォーム4に面接触した状態で支持される。面接触の場合、引張棒ジャッキ20で付与される引っ張り力により、点接触状態よりも摩擦力が増大するため、変位(ズレ)の発生を抑制でき、安定性が増すのでインバートフォーム5の展開状態を適切に保護できる。その結果、インバートフォーム5と覆工コンクリートCとの間に隙間が生じるのを防いで覆工コンクリートCの品質低下を防止するという点で更に有利である。また、上端部10bは、縮退時に側フォーム4から離脱可能なので、インバートフォーム5を縮径する際には上端部10bを離脱させることができ、その結果、インバートフォーム5の揺動に追従させ易くなる。また、引張棒ジャッキ20は、側フォーム4とインバートフォーム5とに回転可能にピン接合されているので、インバートフォーム5の揺動に追従させ易い。
また、固定用ジャッキ10の押圧部15は、引張棒ジャッキ20の引っ張り方向Dpに交差する面P上で側フォーム4に面接触している。引っ張り方向に交差する面P上で面接触していると摩擦力を効果的に効かせて安定させるのに有効であり、特に、引っ張り方向に直交する平面上であると更に有利である。
なお、本実施形態に係る固定用ジャッキ10は、下端部10aをインバートフォーム5に剛接合し、上端部10bである押圧部15を側フォーム4に面接触させた状態で固定する態様を例示したが、上端部10bを側フォーム4に剛接合し、下端部10aをインバートフォーム5に面接触させた状態で固定する態様であっても同様の効果を期待できる。
また、展開保持部としては突っ張り力を付与可能であり、引張部としては引っ張り力を付与可能であれば本発明の目的を達成できるので、上記の実施形態に限定されず、例えば、展開保持部として油圧ジャッキや棒ジャッキ等であっても良く、また、引張部としてジャーナルジャッキや油圧ジャッキ等であっても良い。
また、上述の実施形態では、第1のフォームの一例として側フォーム、第2のフォームの一例としてインバートフォームを例示したが、これらに限定されず、隣接するフォームがヒンジ構造で接合されていれば、本発明を適用でき、例えば、天端フォームと側フォームとがヒンジ構造にて接続している場合に、第1のフォームを天端フォームとし、第2のフォームを側フォームとし、側フォームが覆工コンクリートから離間するのを防止するために、展開保持部と引張部とを天端フォームと側フォームとに接続するようにしてもよい。
以下、実施例により本発明を更に詳細に説明するが、本発明は以下の実施例によって限定されるものではない。
[実施例1]
上述の実施形態に係る型枠装置であり、特に図5に示す押圧部15を備えた固定用ジャッキ10を利用して保護工程を実施したところ、インバートフォームと覆工コンクリートとの間に隙間は発生しなかった。
[実施例2]
上述の実施形態に係る型枠装置であり、特に図6に示す押圧部15Aを備えた固定用ジャッキ10を利用して保護工程を実施したところ、インバートフォームと覆工コンクリートとの間に隙間は発生しなかった。
[比較例1]
引張部を設けず、両端をピン接合した固定用棒ジャッキのみを備えた比較例1に係る型枠装置を利用して保護工程を実施したところ、インバートフォームと覆工コンクリートとの間に10mm程度の隙間が発生した。
[比較例2]
比較例1に係る型枠装置と基本的な構成は同じ比較例2に係る型枠装置を利用し、再び保護工程を実施したところ、インバートフォームと覆工コンクリートとの間に5mm程度の隙間が発生した。
1…型枠装置、2…フォーム群、4…側フォーム(第1のフォーム)、5…インバートフォーム(第2のフォーム)、6…ヒンジ構造、10…固定用ジャッキ(展開保持部)、10a…下端部(一端部)、10b…上端部(他端部)、20…引張棒ジャッキ(引張部)、50…ガントリ、C…覆工コンクリート、D…トンネルの長さ方向、Dp…引っ張り方向、Da,Db…伸縮方向、P…面、T…トンネル、Ta…内壁。

Claims (10)

  1. トンネルの内壁に施工される覆工コンクリートの型枠装置であって、
    互いに接合された複数のフォームを有するフォーム群と、
    隣接する第1のフォームと第2のフォームとを接合するヒンジ構造と、
    前記第1のフォームと前記第2のフォームとに接合されると共に伸縮可能であり、前記第1のフォームと前記第2のフォームとに対して突っ張り力を付与可能な展開保持部と、
    前記第1のフォームと前記第2のフォームとに接続されると共に伸縮可能であり、前記展開保持部による前記突っ張り力の付与状態で、前記第1のフォームと前記第2のフォームとに対して引っ張り力を付与可能な引張部と、を備えたことを特徴とする覆工コンクリートの型枠装置。
  2. 前記第1のフォームは側フォームであり、前記第2のフォームはインバートフォームであることを特徴とする請求項1記載の覆工コンクリートの型枠装置。
  3. 前記引張部は、前記第1のフォームと前記第2のフォームとに回転可能にピン接合され、
    前記展開保持部は、前記第1のフォーム及び前記第2のフォームのうち、一方のフォームに接合された一端部と、他方にフォームに接合された他端部と、を備え、
    前記一端部は、前記一方のフォームに剛接合され、
    前記他端部は、伸長時に前記他方のフォームに面接触した状態で支持され、且つ縮退時に前記他方のフォームから離脱可能に接合されていることを特徴とする請求項2記載の型枠装置。
  4. 前記展開保持部の前記他端部は、前記引張部の引っ張り方向に交差する面上で前記他方のフォームに面接触していることを特徴とする請求項3記載の型枠装置。
  5. 前記引張部の伸縮方向は、前記展開保持部の伸縮方向と同方向であることを特徴とする請求項1〜4のいずれか一項記載の型枠装置。
  6. 前記引張部の伸縮方向は、前記展開保持部の伸縮方向に交差する方向であることを特徴とする請求項1〜5のいずれか一項記載の型枠装置。
  7. 前記引張部は、前記展開保持部に対し、覆工コンクリートが施工されるトンネルの長さ方向に並設されることを特徴とする請求項1〜6のいずれか一項記載の型枠装置。
  8. 前記展開保持部はジャーナルジャッキであり、前記引張部は棒ジャッキであることを特徴とする請求項1〜7のいずれか一項記載の型枠装置。
  9. 請求項1〜8のいずれか一項記載の型枠装置を利用した覆工コンクリートの施工方法であって、
    前記フォーム群の内部に覆工コンクリートが打設された状態で型枠装置を存置する保護工程を備え、
    前記保護工程では、前記展開保持部は突っ張り力を付与して前記第1のフォームに対する前記第2のフォームの展開状態を保持すると共に、前記引張部は引っ張り力を付与して、前記展開保持部、前記第1のフォーム、及び前記第2のフォームの相対的な位置関係を保持することを特徴とする覆工コンクリートの施工方法。
  10. 前記第1のフォームは側フォームであり、前記第2のフォームはインバートフォームであり、
    ガントリによってトンネルの内壁に設置され、且つ、この設置状態を維持された前記型枠装置の前記フォーム群の内部に覆工コンクリートを打設する打設工程の後で、前記保護工程を実施し、
    前記保護工程では、前記ガントリを前記型枠装置から離脱させると共に、前記覆工コンクリートが硬化して安定するまで前記型枠装置を存置させ、
    前記保護工程が終了すると、ガントリによって前記型枠装置を前記覆工コンクリートから離脱させる離型工程と、を備えることを特徴とする請求項9記載の覆工コンクリートの施工方法。
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