JPS5931666Y2 - ジヤツキ装置 - Google Patents

ジヤツキ装置

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JPS5931666Y2
JPS5931666Y2 JP16495579U JP16495579U JPS5931666Y2 JP S5931666 Y2 JPS5931666 Y2 JP S5931666Y2 JP 16495579 U JP16495579 U JP 16495579U JP 16495579 U JP16495579 U JP 16495579U JP S5931666 Y2 JPS5931666 Y2 JP S5931666Y2
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JP
Japan
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cylinder
fixed
slide
sliding
jacking device
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JP16495579U
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English (en)
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JPS5684597U (ja
Inventor
美夫 佐賀
Original Assignee
佐賀工業株式会社
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、ジヤツキ装置、特にロック機構を備えたジヤ
ツキ装置に関するものである。
従来のこの種のジヤツキ装置は、第4図に示すように、
シリンダ体aにピストン体すをスライド可能に挿入し、
そのピストン体すのロッドCにねじを切ると共にロック
ナツトdを螺合したものであって、シリンダ体a中に圧
油などを供給してピストン体すをスライドさせて所定の
ストローク長(揚程)に達したならば、ロックナツトd
をシリンダ体aの頂部に係止させてピストン体すをシリ
ンダ体aにロックする。
そして、ロックを外してピストン体すを下げるには、ま
ずシリンダ体a中に圧油を供給してピストン体すを若干
上げてロックナラ)dのシリンダ体aへの係止を解除し
、そのままの状態でロックナツトdを操作して図中実線
に示す状態から二点鎖線に示す状態にロックナツトdを
シリンダ体aより逃し、それからシリンダ体a中の圧油
を徐々に抜いてピストン体すを下げる。
しかしながら、従来のジヤツキ装置は、ロックナラ)d
をシリンダ体aの頂部に係止させてピストン体すをシリ
ンダ体aにロックするものであるから、ロックを外して
ピストン体すを下げる際には、まずシリンダ体a中に圧
油を供給して最大荷重のかかつているピストン体すを若
干上げてロックを外す必要があり、このためにピストン
体すにかかる最大荷重を上回る出力が得られる油圧設備
を必要とし、従って油圧設備が大型化し、かつジヤツキ
装置自体も大型化すると言った欠点がある。
本考案は、上述の諸点に鑑み、油圧設備および装置自体
が小型で済むジヤツキ装置を提供せんとするものである
以下、本考案に係るジヤツキ装置の一実施例を第1図乃
至第3図を参照して説明する。
この実施例においては本考案のジヤツキ装置をトンネル
用コンクリート型枠装置に使用した例を示す。
このトンネル用コンクリート型枠装置は、第1図および
第2図に示すように、型枠部Aと、支承部Bと、歩行部
Cとからなり、前記型枠部Aは門形の固定型枠りに本考
案のジヤツキ装置を介してアーチ状の可動型枠Eを装備
したもので、この可動型枠Eを幾つかに分けて互いに回
動可能に枢支すると共に、その可動型枠E間に油圧シリ
ンダFを介装する。
そして、その操作について説明すると、掘削したトンネ
ルG内において支承部Bにより型枠装置全体を支承し、
次に可動型枠Eをアーチ状に枠組してこの可動枠組Eを
本考案のジヤツキ装置によりジヤツキアップしてセット
し、該可動枠組EとトンネルGとの間の空間にコンクリ
ートを注入打設する。
コンクリートHが固化したならば、本考案のジヤツキ装
置により可動型枠Eを固化したコンクリートHから脱型
すると共に、二点鎖線に示すように折りたたみ、この状
態で支承部Bの支承を解除して走行部Cにより次のコン
クリート打設現場まで走行させる。
しかして、この実施例における本考案のジヤツキ装置は
、円筒形状の固定筒体1と、その固定筒体1に固定筒体
1の中心軸方向にスライド可能に外嵌した同じく円筒形
状のスライド筒体2と、そのスライド筒体2と固定筒体
1との間に介装し、前記スライド筒体2をスライドさせ
る油圧シリンダ3と、前記スライド筒体2に該スライド
筒体2のスライド方向と揚げ方向とが合致するように固
定したねじジヤツキ4と、前記固定筒体1とスライド筒
体2にそれぞれ穿設した透孔10および20と、その透
孔10および20に挿入してスライド筒体2を固定筒体
1にロックするロックピン5とを備える。
前記油圧シリンダ3はその基端を前記固定筒体1の下開
口部に固設した底蓋板11に固定し、方ピストンロッド
30の先端を前記スライド筒体2の上開口部に固設した
天蓋板21に固定し、ジヨイント31を介して油圧装置
(図示せず)の圧油ホース32を接続する。
前記ねじジヤツキ4はその基端を前記スライド筒体2の
天蓋板21上に固定したものであって、その構造は図面
では省略したが、ラチェットハンドルを操作することに
よりかさ歯車を介してのこ歯形ねじ棒または角ねじ棒が
回転し、これに伴ってラム40が昇降するように構成さ
れている。
さらに、前記固定筒体1とスライド筒体2との間にキー
構造(図示せず)を設けてスライド筒体2が固定筒体1
に対して回転不能かつ軸方向にスライド可能に装着され
るように構成する。
この実施例における本考案のジヤツキ装置は、以上の如
き構成よりなるから、可動型枠Eをジヤツキアップする
場合は、油圧シリンダ3に圧油を供給してピストンロッ
ド30を伸張させ、スライド筒体2を固定筒体1に対し
てスライドさせ、そのスライド筒体2の透孔20と固定
筒体1の透孔10とを合致させ、その透孔10および2
0にロックピン5を挿入すると共に、油圧シリンダ3か
ら圧油を抜いてスライド筒体2を固定筒体1にロックす
ることにより、所定のストローク長、すなわち固定筒体
1の透孔10からスライド可能2の透孔20までの距離
Sが得られる。
それから、ねじジヤツキ4を操作してラム40を上昇さ
せることにより、可動型枠Eをジヤツキアップすること
ができる。
また、コンクリート固化後可動型枠Eをジヤツキダウン
する場合は、ねじジヤツキ4を操作してラム40を下降
させて可動型枠EをコンクリートHから離脱させ、次に
油圧シリンダ3に圧油を供給してロックピン5と透孔1
0および20とのロック状態を緩めてロックピン5を透
孔10および20から抜き、それから油圧シリンダ3か
ら圧油を徐々に抜いてスライド筒体2を元の状態に縮め
ることにより、可動型枠Eをジヤツキダウンすることが
できる。
そして、この実施例における本考案のジヤツキ装置は、
固定筒体1とスライド筒体2とにより所定のストローク
長Sが得られ、ねじジヤツキ4により微調整が得られる
すなわち、ねじジヤツキ4のラム40を上昇させたり下
降させたりして可動型枠Eを最終的にジヤツキアップし
たり最初にジヤツキダウンするので、油圧シリンダ3は
スライド筒体2を介して可動型枠Eを所定ストローク長
S上昇下降させるだけのものであって、従って従来のジ
ヤツキ装置において最大荷重(この実施例においては固
化したコンクリートHと可動型枠Eとの荷重)がかかつ
ているピストンを押し上げるのに必要な油圧シリンダと
比較して、その油圧設備が小型で済み、しかもジヤツキ
装置自体も小型で済む効果がある。
なお、上述の実施例においては、固定筒体1とスライド
筒体2に透孔10および20を1個づつ設けたものであ
るが、中心軸方向(スライド筒体2のスライド方向)に
複数個設け、スライド筒体2のストローク長を適宜に切
換えられるように構成しても良い。
また、上述の実施例においては、本考案のジヤツキ装置
をトンネル用コンクリート型枠装置に使用したが、本考
案のジヤツキ装置は、上述のトンネル用コンクリート型
枠装置以外の機器、装置に使用できることは熱論のこと
である。
以上の実施例からも明らかなように、本考案のジヤツキ
装置は、油圧シリンダによりスライド体を固定体に対し
て所定のストローク長上昇下降させると共に、ねじジヤ
ツキにより最終的にジヤツキアップしたり最初にジヤツ
キダウンしたりするように構成したものであるから、従
来のジヤツキ装置と比較して油圧設備および装置自体が
小型で済むという効果がある。
なお、当然のことながら本考案のジヤツキ装置は、上述
の実施例にのみ限定されるものではない。
【図面の簡単な説明】
第1図乃至第3図は本考案に係るジヤツキ装置の一実施
例を示し、第1図は本考案のジヤツキ装置を装備したト
ンネル用コンクリート型枠装置の側面図、第2図は同じ
く正面図、第3図a、b。 Cは本考案のジヤツキ装置の操作状態を示した断面図で
ある。 第4図は従来のジヤツキ装置を示した断面図である。 1・・・・・・固定筒体、2・・・・・・スライド筒体
、10および20・・・・・・透孔、3・・・・・・油
圧シリンダ、4・・・・・・ねじジヤツキ、5・・・・
・・ロックピン。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 固定体と、その固定体に一直線方向にスライ・ド可能に
    装着したスライド体と、そのスライド体と前記固定体の
    間に介装し、前記スライド体をスライドさせる油圧シリ
    ンダと、前記スライド体に該スライド体のスライド方向
    と揚げ方向が合致するように固定したねじジヤツキと、
    前記固定体とスライド体にそれぞれ少なくとも1個以上
    スライド方向に穿設した透孔と、前記油圧シリンダによ
    り前記スライド体をスライドさせて固定体の透孔とスラ
    イド体の透孔を合致させ、その透孔に挿入してスライド
    体を固定体にロックするロックピンとを備え、前記油圧
    シリンダにより前記スライド体を前記固定体に対して所
    定のストローク長上昇下降させると共に、前記ねじジヤ
    ツキにより最終的にジヤツキアップしたり最初にジヤツ
    キダウンしたりするように構成したことを特徴とするジ
    ヤツキ装置。
JP16495579U 1979-11-30 1979-11-30 ジヤツキ装置 Expired JPS5931666Y2 (ja)

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JP16495579U JPS5931666Y2 (ja) 1979-11-30 1979-11-30 ジヤツキ装置

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JPS5684597U JPS5684597U (ja) 1981-07-07
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JP2008308855A (ja) * 2007-06-13 2008-12-25 Ohbayashi Corp 覆工コンクリートの構築方法、覆工コンクリート構造

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