JP2008305874A - 発光素子における電極構造の形成方法、及び、積層構造体の形成方法 - Google Patents

発光素子における電極構造の形成方法、及び、積層構造体の形成方法 Download PDF

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Abstract

【課題】1回のリフトオフ工程によって、下層が上層によって被覆された積層構造体から成る電極構造を形成する方法を提供する。
【解決手段】本発明の電極構造の形成方法は、(A)化合物半導体層13上に、上端部径がRT、下端部径がRB(RB>RT)である開口部31を有するマスク材料層30を形成した後、(B)堆積時に堆積させるべき材料が直進性を有するPVD法に基づき、開口部31の底部に露出した化合物半導体層13の部分に、導電材料から成る第1の材料層22Aを堆積させ、次いで、(C)堆積時に堆積させるべき材料が非直進性を有する気相成長法に基づき、開口部31の底部に堆積した第1の材料層22Aの上、及び、開口部31の底部に露出した化合物半導体層13の部分に、第2の材料層22Bを堆積させ、その後、(D)マスク材料層31を除去する各工程を具備する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、発光素子における電極構造の形成方法、及び、積層構造体の形成方法に関する。
例えば発光ダイオードから構成された発光素子は、通常、基板上に、第1導電型を有する第1化合物半導体層、活性層、及び、第2導電型を有する第2化合物半導体層が積層された構造を有する。そして、基板あるいは第1化合物半導体層には第1電極が形成され、第2化合物半導体層には第2電極が形成されている。ここで、発光素子として、活性層からの光が、第2化合物半導体層を通過して出射される形式(便宜上、タイプ−2の発光素子と呼ぶ)のものと、第1化合物半導体層を通過して出射される形式(便宜上、タイプ−1の発光素子と呼ぶ)のものが知られている。そして、タイプ−1の発光素子にあっては、活性層からの光が、第2化合物半導体層を通過し、第2電極によって反射されることが、発光効率の向上といった観点から望ましい。従って、第2電極として、光反射率の高い銀(Ag)が、屡々、用いられている。
ところで、銀(Ag)は、イオンマイグレーションが生じ易い。そして、銀から成る第2電極においてイオンマイグレーションが発生すると、第1化合物半導体層と第2化合物半導体層との間が短絡して、活性層が発光しなくなるといった問題が生じる。
このようなイオンマイグレーションの発生を防止するための技術が、例えば、特開平11−220171から周知である。この特許公開公報には、銀(Ag)から成る第1の材料層が第2の材料層で覆われた構造を有する第2電極(p側電極)を備えた窒化ガリウム系化合物半導体素子が開示されている。
特開平11−220171
通常、上述した構造を有する第2電極を形成するにあたっては、例えば、第2化合物半導体層上に、第1の材料層を形成すべき部分が開口したレジスト層をフォトリソグラフィ技術に基づき形成し、第1の材料層を全面に真空蒸着法に基づき成膜した後、レジスト層を除去するといった第1回目のリフトオフ工程によって、パターニングされた第1の材料層を形成する。次いで、再び、全面に、第2の材料層を形成すべき部分が開口したレジスト層をフォトリソグラフィ技術に基づき形成し、第2の材料層を全面に真空蒸着法に基づき成膜した後、レジスト層を除去するといった第2回目のリフトオフ工程によって、パターニングされた第2の材料層を形成する。
発光素子や第2電極の大きさが大きい(例えば、ミリメートルオーダーである)場合には、上述したような2回のリフトオフ工程を経ても大きな問題は生じ難い。しかしながら、発光素子や第2電極の大きさが小さい(例えば、数十マイクロメートルオーダー以下である)場合、2回のリフトオフ工程におけるフォトマスクの位置合わせに高い精度が要求される。また、そもそも、2回のリフトオフ工程によって第2電極を形成する作業自体、煩雑な作業であるし、製造コストの増加を招く作業である。
従って、本発明の目的は、1回のリフトオフ工程によって、上層及び下層の2層から成り、下層が上層によって被覆された積層構造体から成る電極構造を形成するための発光素子における電極構造の形成方法、及び、係る積層構造体の形成方法を提供することにある。
上記の目的を達成するための本発明の第1の材料層及び第2の材料層から成る、発光素子における電極構造の形成方法(以下、本発明の電極構造の形成方法と略称する)は、
(A)化合物半導体層上に、上端部径平均値がRT、下端部径平均値がRB(但し、RB>RT)である開口部を有するマスク材料層を形成し、
(B)堆積時に堆積させるべき材料が直進性を有する物理的気相成長法に基づき、マスク材料層上、及び、開口部の底部に露出した化合物半導体層の部分に、導電材料から成る第1の材料層を堆積させ、
(C)堆積時に堆積させるべき材料が非直進性を有する気相成長法に基づき、マスク材料層上の第1の材料層の上、開口部の底部に堆積した第1の材料層の上、及び、開口部の底部に露出した化合物半導体層の部分に、第2の材料層を堆積させ、
(D)マスク材料層、並びに、その上に堆積した第1の材料層及び第2の材料層を除去する、
各工程を具備することを特徴とする。
上記の目的を達成するための本発明の第1の材料層及び第2の材料層から成る積層構造体の形成方法(以下、本発明の積層構造体の形成方法と略称する)は、
(A)基体上に、上端部径平均値がRT、下端部径平均値がRB(但し、RB>RT)である開口部を有するマスク材料層を形成し、
(B)堆積時に堆積させるべき材料が直進性を有する物理的気相成長法に基づき、マスク材料層上、及び、開口部の底部に露出した基体の部分に、第1の材料層を堆積させ、
(C)堆積時に堆積させるべき材料が非直進性を有する気相成長法に基づき、マスク材料層上の第1の材料層の上、開口部の底部に堆積した第1の材料層の上、及び、開口部の底部に露出した基体の部分に、第2の材料層を堆積させ、
(D)マスク材料層、並びに、その上に堆積した第1の材料層及び第2の材料層を除去する、
各工程を具備することを特徴とする。
本発明の電極構造の形成方法あるいは本発明の積層構造体の形成方法において、前記工程(B)における物理的気相成長法(PVD法)として、真空蒸着法やイオンプレーティング法、IVD法(イオン・ベーパー・デポジション法)を挙げることができるし、前記工程(C)における気相成長法として、スパッタリング法、プラズマ蒸着法、化学的気相成長法(CVD法)を挙げることができる。尚、真空蒸着法として、電子ビーム加熱法、抵抗加熱法、フラッシュ蒸着法を例示することができるし、イオンプレーティング法として、DC(Direct Current)法、RF法、多陰極法、活性化反応法、HCD(Hollow Cathode Discharge)法、電界蒸着法、高周波イオンプレーティング法、反応性イオンプレーティング法を例示することができる。また、スパッタリング法として、2極スパッタリング法、直流スパッタリング法、直流マグネトロンスパッタリング法、高周波スパッタリング法、マグネトロンスパッタリング法、イオンビームスパッタリング法、バイアススパッタリング法を例示することができる。更には、CVD法として、常圧CVD法、減圧CVD、熱CVD法、プラズマCVD法、光CVD法、レーザCVD法を例示することができる。但し、成膜条件の最適化を図ることで、即ち、例えば、意図的に平均自由行程を変えることで、上記の各種成膜法を工程(B)に適用することができるし、あるいは又、上記の各種成膜法を工程(C)に適用することができる。
上記の好ましい形態を含む本発明の電極構造の形成方法あるいは本発明の積層構造体の形成方法において、マスク材料層を構成する材料として、フォトレジスト材料といった有機系材料、又は、無機系材料を挙げることができる。ここで、無機系材料として、SiO2系材料、SiN系材料、金属、合金を例示することができる。尚、マスク材料層を、有機系材料層の単層構成や積層構成、無機系材料層の単層構成や積層構成、有機系材料層と無機系材料層との積層構成とすることができる。
以上に説明した好ましい形態、構成を含む本発明の電極構造の形成方法あるいは本発明の積層構造体の形成方法(以下、これらを総称して、単に本発明の方法と呼ぶ)において、工程(D)を実行する前に、具体的には、工程(B)と工程(C)の間で、あるいは又、工程(C)と工程(D)の間で、あるいは又、工程(B)と工程(C)の間及び工程(C)と工程(D)の間で、マスク材料層を構成する材料にも依るが、マスク材料層に対してプラズマ処理を施すことが、工程(D)において、マスク材料層、並びに、その上に堆積した第1の材料層及び第2の材料層を容易に除去するといった観点から望ましい。プラズマ処理に用いるガスとして酸素ガスを挙げることができる。あるいは又、Arガスや窒素ガスを用いて、マスク材料層、並びに、その上に堆積した第1の材料層及び第2の材料層を物理的に除去することも可能である。
また、本発明において、工程(D)の後、第2の材料層の縁部に残存した一種のバリを除去するために、第2の材料層を構成する材料にも依るが、プラズマ処理、ソフトエッチング処理、あるいは、スクラブ処理を行うことが望ましく、あるいは又、CMP法等の研磨によってバリを除去することも可能である。
本発明において、第1の材料層を構成する材料として、銀(Ag)、銅(Cu)、あるいはその合金を例示することができる。一方、第2の材料層を構成する材料として、ニッケル(Ni)、チタン(Ti)、タングステン(W)、白金(Pt)、ロジウム(Rh)、パラジウム(Pd)、バナジウム(V)、クロム(Cr)、ニオブ(Nb)、亜鉛(Zn)、タンタル(Ta)、モリブデン(Mn)、ハフニウム(Hf)、アルミニウム(Al)、あるいは、これらの金属を含む合金といった導電材料や、SiO2、SiNx、Al22、AlN、TiO2、Ta25及びZrO2といった絶縁材料を例示することができる。尚、第2の材料層は、これらの材料から成る単層構成であってもよいし、積層構成であってもよい。
また、発光素子が、第1導電型を有する第1化合物半導体層、活性層、第2導電型を有する第2化合物半導体層といった積層構造から成る発光層を有する場合、本発明の電極構造の形成方法における開口部を有するマスク材料層をその上に形成すべき化合物半導体層として、係る発光層における第2化合物半導体層を例示することができる。即ち、発光層における第2化合物半導体層上に、開口部を有するマスク材料層を形成すればよい。尚、発光層は、基板上に形成されている場合もある。あるいは又、本発明の電極構造の形成方法における開口部を有するマスク材料層をその上に形成すべき化合物半導体層として、
Siをドーピングしたn型GaN層、Siをドーピングしたn型InGaN層、Mgをドーピングしたp型GaN層、Mgをドーピングしたp型InGaN層、(Te,Si)をドーピングしたn型AlGaAs層、(Te,Si)をドーピングしたn型GaP層、(Te,Si)をドーピングしたn型AlGaInP層、(Te,Si)をドーピングしたn型InP層、(Mg、Zn)をドーピングしたp型AlGaAs層、(Mg、Zn)をドーピングしたp型GaP層、(Mg、Zn)をドーピングしたp型AlGaInP層、(Mg、Zn)をドーピングしたp型InP層を挙げることができる。一方、本発明の積層構造体の形成方法における開口部を有するマスク材料層をその上に形成すべき基体として、化合物半導体層以外にも、半導体装置に形成された、例えば、SiO2、SiN、TiO2、Al23、各種樹脂から成る各種の絶縁層、層間絶縁層、絶縁膜を例示することもできる。即ち、一例として、半導体装置を構成する絶縁層上に、開口部を有するマスク材料層を形成すればよい。
本発明の電極構造の形成方法にあっては、発光素子が上記の積層構造を有する場合、第1の材料層及び第2の材料層から成る電極構造によって、第2化合物半導体層上に形成された第2電極が構成される。基板として、サファイア基板、GaAs基板、GaN基板、SiC基板、アルミナ基板、ZnS基板、ZnO基板、AlN基板、LiMgO基板、LiGaO2基板、MgAl24基板、InP基板、Si基板、これらの基板の表面(主面)に下地層やバッファ層が形成されたものを挙げることができる。また、化合物半導体層や活性層を構成する材料として、GaN系化合物半導体(AlGaN混晶あるいはAlInGaN混晶、InGaN混晶を含む)から成る構成とすることができ、あるいは又、InN系化合物半導体、AlN系化合物半導体、AlGaInP系化合物半導体、AlGaInAs系化合物半導体、GaInAs系化合物半導体、GaInAsP系化合物半導体、GaP系化合物半導体、InP系化合物半導体から成る構成とすることができる。第1化合物半導体層、活性層、第2化合物半導体層の形成方法(成膜方法)として、有機金属化学的気相成長法(MOCVD法)や分子線エピタキシー法(MBE法)、ハロゲンが輸送あるいは反応に寄与するハイドライド気相成長法を挙げることができる。
化合物半導体層を形成するためのMOCVD法におけるガスとして、周知のガス、例えば、トリメチルガリウム(TMG)ガスやトリエチルガリウム(TEG)ガス、トリメチルアルミニウム(TMA)ガス、トリメチルインジウム(TMI)ガス、アルシン(AsH3)等を挙げることができるし、例えば、窒素源ガスとしてアンモニアガスやヒドラジンガスを挙げることができる。また、例えば、n型不純物(n型ドーパント)として、ケイ素(Si)を添加する場合にはSi源としてモノシランガス(SiH4ガス)を用いればよいし、セレン(Se)を添加する場合にはSe源としてH2Seガスを用いればよい。一方、p型不純物(p型ドーパント)として、マグネシウム(Mg)を添加する場合には、Mg源としてシクロペンタジエニルマグネシウムガスやメチルシクロペンタジエニルマグネシウム、ビスシクロペンタジエニルマグネシウム(Cp2Mg)を用いればよいし、亜鉛(Zn)を添加する場合には、Zn源としてジメチルジンク(DMZ)を用いればよい。尚、n型不純物(n型ドーパント)として、Si以外に、Ge、Se、Sn、C、Tiを挙げることができるし、p型不純物(p型ドーパント)として、Mg以外に、Zn、Cd、Be、Ca、Ba、Oを挙げることができる。また、赤色発光素子の製造にあっては、使用するガスとして、トリメチルアルミニウム(TMA)、トリエチルアルミニウム(TEA)、トリメチルガリウム(TMG)、トリエチルガリウム(TEG)、トリメチルインジウム(TMI)、トリエチルインジウム(TEI)、ホスフィン(PH3)、アルシン、ジメチル亜鉛(DMZ)、ジエチル亜鉛(DEZ)、H2S、セレン化水素(H2Se)、ビスシクロペンタンジエチルジンクを例示することができる。
第1電極は、基板あるいは第1化合物半導体層上に形成されている。云い換えれば、活性層から見て、第1電極を取り出す側を、第2電極と反対側としてもよいし、第2電極と同じ側としてもよい。即ち、第1電極は第1化合物半導体層に接続されているが、前者の場合、第1電極は、第1化合物半導体層の底面(第1化合物半導体層と活性層の界面とは反対側の第1化合物半導体層の表面)に形成されており、あるいは又、基板の裏面(第1化合物半導体層が形成されていない側の基板の表面)に形成されており、後者の場合、第1電極は、第2化合物半導体層及び活性層の一部を除去し、第1化合物半導体層の一部を露出させた部分の上に形成されている。第1電極として、金(Au)、銀(Ag)、パラジウム(Pd)、Al(アルミニウム)、Ti(チタン)、タングステン(W)、Cu(銅)、Zn(亜鉛)、錫(Sn)及びインジウム(In)から成る群から選択された少なくとも1種類の金属を含む、単層構成又は多層構成を例示することができ、具体的には、例えば、Ti層/Au層、Ti層/Al層、Ti層/Pt層/Au層、Pd層/AuGe層/Au層、Ti層/Al層/Pt層/Au層の積層構成を挙げることができる。尚、「/」の前に記載された層が、より一層、基板の近くに位置する。以下においても同様である。第1電極を構成する材料にも依るが、係る第1電極を本発明の電極構造の形成方法によって形成してもよいし、第1電極を従来の方法で形成してもよい。第1電極の形成方法として、従来の方法を採用する場合、真空蒸着法やスパッタリング法といったPVD法、各種のCVD法を挙げることができる。
第2電極や第1電極の上に、外部の電極あるいは回路と電気的に接続するために、パッド電極を設けてもよい。パッド電極は、Ti(チタン)、アルミニウム(Al)、Pt(白金)、Au(金)、Ni(ニッケル)から成る群から選択された少なくとも1種類の金属を含む、単層構成又は多層構成を有することが望ましい。あるいは又、パッド電極を、Ti/Pt/Auの多層構成、Ti/Auの多層構成に例示される多層構成とすることもできる。
本発明において、開口部の平面形状は、円形に限定するものではなく、矩形形状、楕円形状、長円形状、三角形形状、五角形以上の多角形形状、丸みを帯びた三角形形状、丸みを帯びた矩形形状、丸みを帯びた多角形等を例示することができるし、溝状の形状をも包含する。RT及びRBは、開口部の上端部の面積をST、開口部の下端部の面積をSBとしたとき、開口部の上端部及び下端部の平面形状を円形と想定したときの直径、即ち、
T=π×(RT/2)2
B=π×(RB/2)2
で表すことができる。
本発明において、「直進性を有するPVD法」とは、PVD法に基づき堆積させるべき第1の材料層を構成する材料の平均自由行程が、成膜雰囲気の圧力を1×10-3Paとしたとき、1×10m以上、好ましくは1×102m以上、より好ましくは1×103m以上である場合のPVD法を指す。また、本発明において、「非直進性を有する気相成長法」とは、気相成長法に基づき堆積させるべき第2の材料層を構成する材料の平均自由行程が、成膜雰囲気の圧力を1×10-3Paとしたとき、1×10m未満、好ましくは1×10-1m以下、より好ましくは1×10-2m以下である場合の気相成長法を指す。
本発明において、マスク材料層の厚さ平均値をtとしたとき、
1≦2t/(RB−RT)≦10
を満足することが望ましいが、これに限定するものではない。
マスク材料層を化合物半導体層あるいは基体から除去する方法は、マスク材料層を構成する材料に依存して適宜選択すればよい。
本発明の電極構造の形成方法における発光素子として、発光ダイオード(LED)、半導体レーザを挙げることができる。
本発明にあっては、上端部が下端部よりも窄まった開口部を有するマスク材料層を、1回、形成するだけで、開口部の底部に露出した化合物半導体層や基体上に、第1の材料層、及び、第1の材料層を被覆する第2の材料層を形成することができる。従って、従来の技術のように、2回のリフトオフ工程を採用する必要が無く、各リフトオフ工程において、高い精度にて相対的なフォトマスクの位置合わせを行うといった作業が不要となる。そして、第1の材料層及び第2の材料層の相対的な位置合わせ精度を考慮することなく、第1の材料層及び第2の材料層から成る電極構造あるいは積層構造体を形成することができるし、第1の材料層及び第2の材料層の形成の簡素化、低コスト化を実現することができる。第1の材料層のどの程度を第2の材料層が被覆するかは、RB,RTの値によって決定され、RB,RTの値の制御は比較的容易に行うことができる。本発明は、電極構造や積層構造体の大きさが数十マイクロメートルオーダー以下である微細な電極構造や積層構造体の形成に特に有効である。
以下、図面を参照して、実施例に基づき本発明を説明する。
実施例1は、本発明の電極構造の形成方法及び本発明の積層構造体の形成方法に関する。実施例1にあっては、発光素子は発光ダイオード(LED)から成る。それ故、以下の説明においては、発光素子と表現する代わりに、発光ダイオードと表現する場合がある。
実施例1における発光ダイオード1は、図7に模式的な一部端面図を示すように、第1導電型(具体的には、n型)を有する第1化合物半導体層11、活性層12、第2導電型(具体的には、p型)を有する第2化合物半導体層13といった積層構造から成る発光層14を有する。実施例1の形成方法によって得られる電極構造あるいは積層構造体を、以下、第2電極22あるいはp側電極22と呼ぶ。平面形状が円形の第2電極22は、化合物半導体層に相当し、且つ、基体に相当する第2化合物半導体層13上に形成されている。一方、第1電極(n側電極)21は、第1化合物半導体層11の底面(第1化合物半導体層11と活性層12の界面とは反対側の第1化合物半導体層11の表面)に設けられており、平面形状はリング状(環状)である。
発光層14は、SiドープのAlGaInP(AlGaInP:Si)から成る第1化合物半導体層11、GaInP層(井戸層)及びAlGaInP層(障壁層)から成り、多重量子井戸構造を有する活性層12、並びに、MgドープのAlGaInP(AlGaInP:Mg)から成る第2化合物半導体層13が積層された積層構造から構成されている。更には、電極との親和性を高めるために、コンタクト層としてn−GaAs層(GaAs:Si)及びp−GaAs層(GaAs:Mg)が形成されていてもよい。第1電極(n側電極)21は、Pd層/AuGe層/Au層の積層構成から成り、第2電極(p側電極)22は、Ag層/Ni層の積層構造体から成る。即ち、電極構造(積層構造体)において、第1の材料層22Aは銀(Ag)から成り、第2の材料層22Bはニッケル(Ni)から成る。発光ダイオード1の製造工程の途中において、発光層14は基板10A上に形成されている。GaAs基板から成る基板10Aの主面には、n型のGaAsから成る下地層10Bが形成されている。また、基板10Aと下地層10Bとの間には、図示しないAlGaInP層がエッチングストップ層として形成されている。
実施例1の発光ダイオード1にあっては、第2電極22から、第2化合物半導体層13、活性層12を経由して、第1化合物半導体層11、第1電極21へと電流を流すことで、活性層12にあっては、電流注入によって活性層12の量子井戸構造が励起され、全面で発光状態となり、第1化合物半導体層13を通過して外部に光が出射される。即ち、実施例1の発光ダイオードは、タイプ−1の発光素子である。
以下、図1の(A)〜(D)、図2の(A)、(B)、図3の(A)、(B)、図4の(A)、(B)、図5の(A)、(B)、図6の(A)、(B)、及び、図7の発光層等の模式的な一部端面図、一部断面図を参照して、実施例1の電極構造の形成方法及び積層構造体の形成方法を説明する。
[工程−100]
先ず、GaAs基板から成る基板10Aの主面に、周知のMOCVD法に基づき、AlGaInPから成るエッチングストップ層(図示せず)、及び、n型のGaAsから成る下地層10Bを、順次、形成(成膜)する。次いで、基板10A上に、より具体的には、下地層10B上に、周知のMOCVD法に基づき、第1化合物半導体層11、活性層12、及び、第2化合物半導体層13を、順次、形成(成膜)する。尚、図面において、発光層14を1層で表している場合がある。また、図1の(B)〜(C)においては、基板の図示を省略している。
[工程−110]
次に、本発明の電極構造の形成方法における化合物半導体層に相当し、本発明の積層構造体の形成方法における基体に相当する第2化合物半導体層13の上に、上端部31Bにおける上端部径平均値がRT、下端部31Aにおける下端部径平均値がRB(但し、RB>RT)である開口部31を有するマスク材料層30を形成する。マスク材料層30はフォトレジスト材料から成り、従来のレジスト層の形成方法、即ち、スピンコーティング法によるレジスト層の成膜、各種ベーキング処理、リソグラフィ技術に基づく感光処理、現像処理等を経て、図1の(A)に模式的な一部端面図に示す状態を得ることができる。尚、フォトレジスト材料は、ネガ型フォトレジスト材料であってもよいし、ポジ型フォトレジスト材料であってもよいし、ネガ−ポジ反転型フォトレジスト材料であってもよい。また、開口部31にあっては、
上端部径平均値RT=20μm
下端部径平均値RB=22μm
である。上端部31B及び下端部31Aの平面形状は円形であり、開口部31の側面31Cは下に向かって拡がる斜面を構成している。また、マスク材料層の厚さ平均値tは4μmである。
[工程−120]
そして、堆積時に堆積させるべき材料が直進性を有する物理的気相成長法(PVD法)に基づき、マスク材料層30上、及び、開口部31の底部に露出した第2化合物半導体層13の部分に、第1の材料層22A(具体的には、導電材料であるAgから成る第1の材料層22A)を堆積させる。こうして、図1の(B)に模式的な一部端面図に示す状態を得ることができる。PVD法として、以下に例示する真空蒸着法(具体的には、抵抗加熱法あるいは電子ビーム加熱法)を採用する。
[第1の材料層22Aの成膜条件]
平均自由行程 :約1×103
成膜雰囲気圧力 :1×10-5Pa
成膜速度 :0.2nm/秒
マスク材料層上の膜厚:0.1μm
[工程−130]
引き続き、堆積時に堆積させるべき材料が非直進性を有する気相成長法に基づき、マスク材料層30上の第1の材料層22Aの上、開口部31の底部に堆積した第1の材料層22Aの上、及び、開口部31の底部に露出した第2化合物半導体層13の部分に、第2の材料層22B(具体的には、Niから成る第2の材料層22B)を堆積させる。こうして、図1の(C)に模式的な一部端面図に示す状態を得ることができる。気相成長法として、以下に例示するスパッタリング法を採用する。
[第2の材料層22Bの成膜条件]
使用ガス :Ar
平均自由行程 :約1×10-2
成膜雰囲気圧力 :1Pa
成膜速度 :0.3nm/秒
マスク材料層での膜厚:0.3μm
[工程−140]
その後、マスク材料層30、並びに、その上に堆積した第1の材料層22A及び第2の材料層22Bを、リフトオフ装置を使用して、NMP(N−メチルピロリドン)、アセトン及びレジスト剥離液を用いて除去する。あるいは又、超音波剥離法にて、マスク材料層30、並びに、その上に堆積した第1の材料層22A及び第2の材料層22Bを除去する。あるいは又、これらの方法を併用して除去してもよい。こうして、図1の(D)に示す状態を得ることができる。
以上によって、実施例1の電極構造の形成方法及び積層構造体の形成方法が完了する。
その後、第2化合物半導体層13、活性層12を選択的にエッチングし、第1化合物半導体層11を露出させた後、第2化合物半導体層13、活性層12、露出した第1化合物半導体層11の上に絶縁層を形成し、露出した第1化合物半導体層11の上に形成された絶縁層の一部を除去し、第1電極(n側電極)を形成した後、発光ダイオード1の分離を行い、発光ダイオード1を完成させてもよい。あるいは又、導電性の基板10Aを使用する場合には,基板10Aの裏面に第1電極(n側電極)を形成した後、発光ダイオード1の分離を行い、発光ダイオード1を完成させてもよい。あるいは又、以下に説明する工程を経ることで発光ダイオード1を完成させてもよい。
[工程−150]
即ち、次いで、第2電極22を介して発光ダイオード1を仮固定用基板40に仮固定する。具体的には、表面に未硬化の接着剤から成る接着層41が形成されたガラス基板から成る仮固定用基板40を準備する。そして、発光ダイオード1と接着層41とを貼り合わせ、接着層41を硬化させることで、発光ダイオード1を仮固定用基板40に仮固定することができる(図2の(A)及び(B)参照)。
[工程−160]
その後、発光ダイオード1を基板10A、下地層10Bから剥離する(図3の(A)参照)。具体的には、GaAsから成る基板10Aを裏面からラッピング処理によって薄くし、次いで、アンモニア水と過酸化水素水の混合液を用いて基板10AをAlGaInPから成るエッチングストップ層までエッチングすることで基板10Aを除去し、次いで、エッチングストップ層を−5゜Cの塩酸をエッチング液として用いたウェットエッチングに基づき除去し、更に、下地層10Bを除去する。こうして、第1化合物半導体層11を露出させることができる。
尚、仮固定用基板40を構成する材料として、ガラス基板の他、金属板、合金板、セラミックス板、プラスチック板を挙げることができる。発光素子の仮固定用基板40への仮固定方法として、接着剤を用いる方法の他、金属接合法、半導体接合法、金属・半導体接合法を挙げることができる。また、基板10Aを発光素子から除去する方法として、エッチング法の他、レーザ・アブレーション法、加熱法を挙げることができる。
[工程−170]
次に、露出した第1化合物半導体層11の底面に第1電極21を形成する。具体的には、リソグラフィ技術に基づき、全面にレジスト層を形成し、第1電極21を設けるべき第1化合物半導体層11の底面上のレジスト層の部分に開口を形成する。そして、真空蒸着法やスパッタリング法といったPVD法に基づき、全面に、例えば、Au/Pt/Ti/Au/AuGe/Pdがこの順に積層された多層構造膜から成る第1電極21を形成した後、レジスト層及びその上の多層構造膜を除去する。
[工程−180]
シリコーンゴムから成る微粘着層51が形成された中継基板50、及び、ガラス基板から成り、予め所定の位置に金属薄膜等から成るアライメントマーク(図示せず)が形成され、表面には未硬化の感光性樹脂から成る接着剤層61が形成された実装用基板60を準備する。
接着剤層61は、光(特に紫外線等)、放射線(X線等)、電子線等といったエネルギー線の照射によって接着機能を発揮する材料、熱や圧力等を加えることによって接着機能を発揮する材料等、何らかの方法に基づき接着機能を発揮する材料である限り、基本的にはどのような材料から構成されていてもよい。容易に形成することができ、しかも、接着機能を発揮する材料として、樹脂系の接着剤層、特に、感光性接着剤、熱硬化性接着剤、又は、熱可塑性接着剤を挙げることができる。例えば、感光性接着剤を用いる場合、接着剤層に光や紫外線を照射することによって、あるいは又、加熱することによって、接着剤層に接着機能を発揮させることができる。また、熱硬化性接着剤を用いる場合、光の照射等により接着剤層を加熱することによって、接着剤層に接着機能を発揮させることができる。更には、熱可塑性接着剤を用いる場合、光の照射等により接着剤層の一部分を選択的に加熱することによって係る一部分を溶融し、流動性を持たせることができる。接着剤層として、その他、例えば、感圧性接着剤層(例えば、アクリル系樹脂等から成る)等を挙げることもできる。
そして、発光ダイオード1がアレイ状(2次元マトリクス状)に残された仮固定用基板40上の発光ダイオード1に、微粘着層51を押し当てる(図3の(B)及び図4の(A)参照)。中継基板50を構成する材料として、ガラス板、金属板、合金板、セラミックス板、半導体基板、プラスチック板を挙げることができる。また、中継基板50は、図示しない位置決め装置に保持されている。位置決め装置の作動によって、中継基板50と仮固定用基板40との位置関係を調整することができる。次いで、実装すべき発光ダイオード1に対して、仮固定用基板40の裏面側から、例えば、エキシマレーザを照射する(図4の(B)参照)。これによって、レーザ・アブレーションが生じ、エキシマレーザが照射された発光ダイオード1は、仮固定用基板40から剥離する。その後、中継基板50と発光ダイオード1との接触を解くと、仮固定用基板40から剥離した発光ダイオード1は、微粘着層51に付着した状態となる(図5の(A)参照)。
次いで、発光ダイオード1を接着剤層61の上に配置(移動あるいは転写)する(図5の(B)及び図6参照)。具体的には、実装用基板60上に形成されたアライメントマークを基準に、発光ダイオード1を中継基板50から実装用基板60の接着剤層61の上に配置する。発光ダイオード1は微粘着層51に弱く付着しているだけなので、発光ダイオード1を接着剤層61と接触させた(押し付けた)状態で中継基板50を実装用基板60から離れる方向に移動させると、発光ダイオード1は接着剤層61の上に残される。更には、発光ダイオード1をローラー等で接着剤層61に深く埋入することで、発光ダイオードを実装用基板60に実装することができる。
このような中継基板50を用いた方式を、便宜上、ステップ転写法と呼ぶ。そして、このようなステップ転写法を所望の回数、繰り返すことで、所望の個数の発光ダイオード1が、微粘着層51に2次元マトリクス状に付着し、実装用基板60上に転写される。具体的には、実施例1にあっては、1回のステップ転写において、160×120個の発光ダイオード1を、微粘着層51に2次元マトリクス状に付着させ、実装用基板60上に転写する。従って、(1920×1080)/(160×120)=108回のステップ転写法を繰り返すことで、1920×1080個の発光ダイオード1を、実装用基板60上に転写することができる。そして、以上のような工程を、都合、3回、繰り返すことで、所定の数の赤色発光ダイオード、緑色発光ダイオード、青色発光ダイオードを、所定の間隔、ピッチで実装用基板60に実装することができる。
その後、発光ダイオード1が配置された感光性樹脂から成る接着剤層61に紫外線を照射することで、接着剤層61を構成する感光性樹脂を硬化させる。こうして、発光ダイオード1が接着剤層61に固定された状態となる。次いで、第1電極21を介して発光ダイオード1を第2の仮固定用基板に仮固定する。具体的には、表面に未硬化の接着剤から成る接着層70が形成されたガラス基板から成る第2の仮固定用基板を準備する。そして、発光ダイオード1と接着層70とを貼り合わせ、接着層70を硬化させることで、発光ダイオード1を第2の仮固定用基板に仮固定することができる。次いで、接着剤層61及び実装用基板60を適切な方法で発光ダイオード1から除去する。この状態にあっては、発光ダイオード1の第2電極22が露出した状態である。
[工程−190]
次いで、全面に第2の絶縁層71を形成し、発光素子の第2電極22の上方の第2の絶縁層71に開口部72を形成し、第2の配線73を、第2電極22上から開口部72、第2の絶縁層71の上にかけて形成する。第2の配線73は、図面の紙面、垂直方向に延びている。次に、第2の配線73を含む第2の絶縁層71とガラス基板から成る支持基板75とを、接着層74を介して貼り合わせることで、発光素子1を支持基板75に固定することができる。次いで、例えば、第2の仮固定用基板の裏面側から、例えば、エキシマレーザを照射する。これによって、レーザ・アブレーションが生じ、エキシマレーザが照射された発光ダイオード1は、第2の仮固定用基板から剥離する。この状態にあっては、発光ダイオード1の第1電極21が露出した状態である。次に、全面に第1の絶縁層76を形成し、発光素子1の第1電極21の上方の第1の絶縁層76に開口部77を形成し、第1の配線78を、第1電極21上から開口部77、第1の絶縁層76の上にかけて形成する。第1の配線78は、図面の紙面、左右方向に延びている。この状態を、図7の模式的な一部断面図に示す。そして、第1の配線、第2の配線を駆動回路と適切な方法に基づき接続することによって、発光ダイオード、更には、係る発光ダイオードから構成された表示装置を完成させることができる。発光ダイオード1にあっては、活性層12において生成した光は、図7の下側方向に出射される。
実施例2は、実施例1の変形である。実施例2にあっては、[工程−120]と[工程−130]との間で、以下に例示する条件の酸素プラズマ処理をマスク材料層30に施す(図8の(A)参照)。このように、マスク材料層30に酸素プラズマ処理を施すと、開口部31の側面31Cが後退する。これによって、[工程−140]におけるマスク材料層30、並びに、その上に堆積した第1の材料層22A及び第2の材料層22Bを容易に除去することができる。尚、酸素プラズマ処理は、[工程−130]と[工程−140]との間で行ってもよいし、[工程−120]と[工程−130]との間、及び、[工程−130]と[工程−140]との間で行ってもよい。
[酸素プラズマ処理]
モード :RIE
RFパワー:300W
使用ガス :酸素ガス100%
時間 :5分
実施例3も、実施例1の変形である。[工程−140]の完了時、第2の材料層の縁部に残存した一種のバリが残る場合がある(図9の電子顕微鏡写真を参照)。尚、図9において、「第1の材料層」と指し示した部分は、実際には、第1の材料層と第2の材料層の2層から成る積層構造体の部分である。一方、「第2の材料層」と指し示した部分は、第2の材料層のみの部分である。「バリ」と指し示した部分は、第2の材料層の縁部が上方に捲れ上がった状態にある。このような場合には、スクラブ処理やCMP等の研磨処理を行うことで、あるいは又、プラズマ処理を行うことで、あるいは又、ソフトエッチング処理を行うことで、バリを除去すればよい。これによって、バリが残渣として発光素子の不所望の部分に付着する等の問題の発生を、確実に防止することができる。
以上、本発明を好ましい実施例に基づき説明したが、本発明は、これらの実施例に限定されるものではなく、本発明の技術的思想に基づく各種の変形が可能である。実施例において挙げた数値、材料、構成、構造、形状、各種基板、原料、プロセス等はあくまでも例示に過ぎず、必要に応じて、これらと異なる数値、材料、構成、構造、形状、基板、原料、プロセス等を用いることができる。実施例においては、発光ダイオードをタイプ−1の発光ダイオードとしたが、代替的に、タイプ−2の発光ダイオードとすることもできる。また、例えば、銀や銅といった金属やその合金から成る配線や配線層、電極、電極パッド等の保護にも、本発明の積層構造体の形成方法を適用することができる。
実施例においては、単層構成のマスク材料層30を使用したが、図8の(B)に示すように、例えば、SiO2層から成る第1層30Aと金属層から成る第2層30Bの積層構成を有するマスク材料層を使用することもできる。このように、マスク材料層を多層構成とすることで、開口部の上端部径、下端部径の制御がより容易となる。
図1の(A)〜(D)は、実施例1の電極構造の形成方法及び積層構造体の形成方法を説明するための、発光層等の模式的な一部断面図である。 図2の(A)及び(B)は、図1の(D)に引き続き、実施例1の電極構造の形成方法及び積層構造体の形成方法を説明するための、発光層等の模式的な一部断面図である。 図3の(A)及び(B)は、図2の(B)に引き続き、実施例1の電極構造の形成方法及び積層構造体の形成方法を説明するための、発光層等の模式的な一部断面図である。 図4の(A)及び(B)は、図3の(B)に引き続き、実施例1の電極構造の形成方法及び積層構造体の形成方法を説明するための、発光層等の模式的な一部断面図である。 図5の(A)及び(B)は、図4の(B)に引き続き、実施例1の電極構造の形成方法及び積層構造体の形成方法を説明するための、発光層等の模式的な一部断面図である。 図6は、図5の(B)に引き続き、実施例1の電極構造の形成方法及び積層構造体の形成方法を説明するための、発光層等の模式的な一部断面図である。 図7は、最終的に得られる発光素子の模式的な一部断面図である。 図8の(A)は、実施例2において、[工程−120]と[工程−130]との間で、酸素プラズマ処理をマスク材料層に施したときの発光層等の模式的な一部端面図であり、図8の(B)は、積層構成を有するマスク材料層を使用したときの発光層等の模式的な一部端面図である。 図9は、実施例1の[工程−140]の完了時、第2の材料層の縁部に残存した一種のバリが残った状態を示す電子顕微鏡写真である。
符号の説明
1・・・発光素子(発光ダイオード)、10A・・・基板、10B・・・下地層、11・・・第1化合物半導体層、12・・・活性層、13・・・第2化合物半導体層、14・・・発光層、21・・・第1電極(n側電極)、22・・・電極構造あるいは積層構造体(第2電極,p側電極)、22A・・・第1の材料層、22B・・・第2の材料層、30・・・マスク材料層、30A・・・マスク材料層の第1層、30B・・・マスク材料層の第2層、31・・・開口部、31A・・・開口部の下端部、31B・・・開口部の上端部、31C・・・開口部の側面、40・・・仮固定用基板、41・・・接着層、50・・・中継基板、51・・・微粘着層、60・・・実装用基板、61・・・接着剤層、70,74・・・接着層、71,76・・・絶縁層、72,77・・・開口部、73,78・・・配線、75・・・支持基板

Claims (6)

  1. (A)化合物半導体層上に、上端部径平均値がRT、下端部径平均値がRB(但し、RB>RT)である開口部を有するマスク材料層を形成し、
    (B)堆積時に堆積させるべき材料が直進性を有する物理的気相成長法に基づき、マスク材料層上、及び、開口部の底部に露出した化合物半導体層の部分に、導電材料から成る第1の材料層を堆積させ、
    (C)堆積時に堆積させるべき材料が非直進性を有する気相成長法に基づき、マスク材料層上の第1の材料層の上、開口部の底部に堆積した第1の材料層の上、及び、開口部の底部に露出した化合物半導体層の部分に、第2の材料層を堆積させ、
    (D)マスク材料層、並びに、その上に堆積した第1の材料層及び第2の材料層を除去する、
    各工程を具備することを特徴とする、第1の材料層及び第2の材料層から成る、発光素子における電極構造の形成方法。
  2. 前記工程(B)における物理的気相成長法は、真空蒸着法から成り、
    前記工程(C)における気相成長法は、スパッタリング法、又は、化学的気相成長法から成ることを特徴とする請求項1に記載の発光素子における電極構造の形成方法。
  3. マスク材料層は、フォトレジスト材料、又は、無機系材料から成ることを特徴とする請求項1に記載の発光素子における電極構造の形成方法。
  4. (A)基体上に、上端部径平均値がRT、下端部径平均値がRB(但し、RB>RT)である開口部を有するマスク材料層を形成し、
    (B)堆積時に堆積させるべき材料が直進性を有する物理的気相成長法に基づき、マスク材料層上、及び、開口部の底部に露出した基体の部分に、第1の材料層を堆積させ、
    (C)堆積時に堆積させるべき材料が非直進性を有する気相成長法に基づき、マスク材料層上の第1の材料層の上、開口部の底部に堆積した第1の材料層の上、及び、開口部の底部に露出した基体の部分に、第2の材料層を堆積させ、
    (D)マスク材料層、並びに、その上に堆積した第2の材料層及び第1の材料層を除去する、
    各工程を具備することを特徴とする、第1の材料層及び第2の材料層から成る積層構造体の形成方法。
  5. 前記工程(B)における物理的気相成長法は、真空蒸着法から成り、
    前記工程(C)における気相成長法は、スパッタリング法、又は、化学的気相成長法から成ることを特徴とする請求項4に記載の積層構造体の形成方法。
  6. マスク材料層は、フォトレジスト材料、又は、無機系材料から成ることを特徴とする請求項4に記載の積層構造体の形成方法。
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