JP4735054B2 - 発光ダイオードの製造方法 - Google Patents

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Description

この発明は、発光ダイオードの製造方法に関し、例えば、窒化物系III−V族化合物半導体を用いた発光ダイオードの製造に適用して好適なものである。
GaN系半導体は、可視領域での発光が可能である半導体材料である。最近、このGaN系半導体を用いた高輝度発光ダイオード(LED)の開発が盛んに行われている。
このGaN系LEDにおいては、p型半導体層にオーム接触させるp側電極の材料として従来よりNiが多く用いられてきたが、最近は、LEDの光取り出し効率の向上を図るために、Niよりも反射率の高いAgが用いられることが多くなっている。ところが、Agはイオンマイグレーションを起こしやすいため、p側電極の電気的耐久性に問題があった。
この問題を解決するために、p型半導体層上にAg電極を形成し、このAg電極の周縁を取り囲み、あるいはこのAg電極の表面を覆うように、マイグレーション障壁となるNiなどの金属からなる保護リングまたは保護シートを形成することで、p側電極のマイグレーション耐性を向上させる方式が提案されている(例えば、特許文献1参照。)。このAg電極を形成する方法としては、一般に、p型半導体層の全面に真空蒸着法によりAg膜を形成し、このAg膜上にリソグラフィーによりレジストパターンを形成した後、このレジストパターンをマスクとしてAg膜をエッチングする方法や、p型半導体層上にリソグラフィーによりレジストパターンを形成し、全面にAg膜を形成した後、レジストパターンをその上のAg膜とともに除去する方法(リフトオフ法)が用いられる。保護リングまたは保護シートも同様な方法により形成される。
特開2003−243705号公報
しかしながら、上記の特許文献1に提案された方法では、p側電極の形成のために2度のリソグラフィー工程を含む電極形成プロセスが必要であるため、LEDの製造コストの増大要因となる。また、LEDのサイズが小さくなり、それに伴い電極サイズが小さくなると、保護リングまたは保護シートを形成するためのリソグラフィー工程における露光時のAg電極に対するアライメント精度も、より高い精度が必要となり、これに伴い生産性が低下することから、これもLEDの製造コストの増大要因となる。
一方、成膜法としては真空蒸着法以外にスパッタリング法があるが、p型半導体層はプラズマ照射などに対する物理的耐久性が低いため、上述のAg電極や保護リングまたは保護シートをスパッタリング法により形成すると、p型半導体層にプラズマ照射による損傷が生じたり、スパッタリング原子の衝突エネルギーが大きいためこのスパッタリング原子の衝突による損傷が生じたりするため、Ag電極や保護リングまたは保護シートのオーム接触特性が劣化したりするなどの問題があった。
そこで、この発明が解決しようとする課題は、電気的特性および電気的耐久性が優れた電極を低コストで形成することができ、高性能で長寿命の発光ダイオードを低コストで得ることができる発光ダイオードの製造方法を提供することである。
上記課題を解決するために、第1の発明は、
第1の導電型の第1の半導体層と、
上記第1の半導体層上の活性層と、
上記活性層上の第2の導電型の第2の半導体層と、
上記第1の半導体層と電気的に接続された第1の電極と、
上記第2の半導体層上の、所定形状の第1の金属膜とこの第1の金属膜を覆う第2の金属膜とを少なくとも有し、上記第2の半導体層と電気的に接続された第2の電極とを有する発光ダイオードの製造方法において、
上記第2の金属膜を無電解めっき法により形成するようにした
ことを特徴とするものである。
無電解めっき法としては、置換めっき法、還元剤を用いるめっき法、接触めっき法のいずれを用いてもよいが、これらの中でも還元剤を用いるめっき法が特に好ましい。
好適には、第2の金属膜を無電解めっき法により形成する前に、第2の電極を形成する部分以外の部分の第2の半導体層の表面を無電解めっき析出防止膜により覆っておく。この無電解めっき析出防止膜としては、樹脂層やSiO2 膜などのめっき析出性の低いものを用いる。あるいは、第2の金属膜を無電解めっき法により形成する前に、第1の金属膜上に、この第1の金属膜よりもめっき析出活性が高い第3の金属膜を、この第1の金属膜と同一形状に形成しておく。この第3の金属膜は、例えば、第2の金属膜と少なくとも主成分が同一、好適には同一の金属からなるものである。あるいは、第2の金属膜を無電解めっき法により形成する前に、第1の金属膜の表面の触媒活性化を行っておき、めっき析出活性を高めておく。以上のようにすることで、第2の金属膜を第1の金属膜の上面および側面(端面)にのみ選択的に形成することができる。上記の触媒活性化は、具体的には、例えば、第1の金属膜の表面に触媒となる金属を吸着させることにより行う。吸着させる金属としては、例えば、Pdを挙げることができる。
第2の金属膜は、無電解めっき法により形成することが可能である限り、基本的にはどのような金属元素からなるものであってもよく、要求される特性に応じて適宜選択されるが、具体的には、例えば、Ni、Pd、Au、Rh、Ruなどのいずれか一種類の金属元素単体からなるものや、これらのうちの二種類以上の金属元素の合金からなるものを用いることができる。第2の金属膜は、高いイオンマイグレーション耐性を得る観点からは、好適には、少なくともNiを主成分とするもの、中でもNi単体からなるものが用いられる。第1の金属膜は各種の成膜法により形成することができ、真空蒸着法のほか、例えば無電解めっき法を用いてもよい。また、この第1の金属膜は、第2の半導体層と電気的に接続、好適にはオーム接触するものである限り、基本的にはどのような金属元素からなるものであってもよく、要求される特性に応じて適宜選択されるが、具体的には、例えば、Ag、Au、Ti、Rh、Nd、Cuなどのいずれか一種類の金属元素単体からなるものや、これらのうちの二種類以上の金属元素の合金からなるものを用いることができる。第1の金属膜としては、高い反射率を得る観点からは、好適には、少なくともAgを主成分とするものが用いられ、具体的にはAg単体のほか、Agを主成分とする合金、例えばAgNd、AgAu、AgAuCu、AgCuなど(例えば、Agを90重量%程度含有するもの)が用いられる。
典型的な一つの例では、第1の金属膜の反射率は第2の金属膜の反射率よりも大きく選ばれるが、これに限定されるものではない。また、典型的な一つの例では、第2の金属膜のイオンマイグレーション耐性は第1の金属膜のイオンマイグレーション耐性よりも優れているが、これに限定されるものではない。
必要に応じて、第2の金属膜上に他の金属膜を一層または二層以上形成してもよい。
第1の半導体層、活性層および第2の半導体層を構成する半導体としては、基本的にはどのようなものを用いてもよいが、典型的には、窒化物系III−V族化合物半導体である。この窒化物系III−V族化合物半導体は、最も一般的にはAlx y Ga1-x-y-z Inz Asu 1-u-v v (ただし、0≦x<1、0≦y<1、0≦z<1、0≦u<1、0≦v<1、0≦x+y+z<1、0≦u+v<1)からなり、より具体的にはAlx y Ga1-x-y-z Inz N(ただし、0≦x<1、0≦y<1、0≦z<1、0≦x+y+z<1)からなり、典型的にはAlx Ga1-x-z Inz N(ただし、0≦x<1、0≦z<1、0≦x+z<1)からなる。この窒化物系III−V族化合物半導体の具体例をいくつか挙げると、GaN、AlGaN、InGaN、AlGaInNなどである。第1の導電型はn型であってもp型であってもよく、それに応じて第2の導電型はp型またはn型であるが、第1の半導体層、活性層および第2の半導体層が窒化物系III−V族化合物半導体からなる場合には、典型的には第1の導電型はn型、第2の導電型はp型である。
第1の半導体層、活性層および第2の半導体層を成長させる基板としては種々のものを用いることができ、必要に応じて適宜選択される。これらの第1の半導体層、活性層および第2の半導体層を構成する半導体として窒化物系III−V族化合物半導体を用いる場合、基板としては、例えば、サファイア(Al2 3 )(C面、A面、R面を含む)、SiC(6H、4H、3Cを含む)、窒化物系III−V族化合物半導体(GaN、InAlGaN、AlNなど)、Si、ZnS、ZnO、LiMgO、GaAs、MgAl2 4 などからなる基板を用いることができる。
第1の半導体層、活性層および第2の半導体層の成長方法としては、例えば、有機金属化学気相成長(MOCVD)、ハイドライド気相エピタキシャル成長またはハライド気相エピタキシャル成長(HVPE)、分子線エピタキシー(MBE)法などを用いることができる。
第2の発明は、
n型窒化物系III−V族化合物半導体層と、
上記n型窒化物系III−V族化合物半導体層上の窒化物系III−V族化合物半導体からなる活性層と、
上記活性層上のp型窒化物系III−V族化合物半導体層と、
上記n型窒化物系III−V族化合物半導体層と電気的に接続されたn側電極と、
上記p型窒化物系III−V族化合物半導体層上の、Ag膜とこのAg膜を覆うNi膜とを少なくとも含み、上記p型窒化物系III−V族化合物半導体層と電気的に接続されたp側電極とを有する発光ダイオードの製造方法において、
上記Ni膜を無電解めっき法により形成するようにした
ことを特徴とするものである。
第2の発明においては、その性質に反しない限り、第1の発明に関連して説明したことが同様に成立する。
第3の発明は、
第1の導電型の第1の半導体層と、
上記第1の半導体層上の活性層と、
上記活性層上の第2の導電型の第2の半導体層と、
上記第1の半導体層と電気的に接続された第1の電極と、
上記第2の半導体層上の、所定形状の金属膜を少なくとも含み、上記第2の半導体層と電気的に接続された第2の電極とを有する発光ダイオードの製造方法において、
上記金属膜を無電解めっき法により選択的に形成するようにした
ことを特徴とするものである。
好適には、金属膜を無電解めっき法により形成する前に、第2の電極を形成する部分以外の部分の第2の半導体層の表面を無電解めっき析出防止膜により覆っておく。あるいは、金属膜を無電解めっき法により形成する前に、第2の電極を形成する部分の第2の半導体層の表面の触媒活性化を行っておく。以上のようにすることで、第2の電極を形成する部分の第2の半導体層の表面だけめっき析出活性を持たせることができ、この部分にのみ第2の電極を選択的に形成しやすくなる。上記の触媒活性化は、具体的には、例えば、第2の電極を形成する部分の第2の半導体層の表面に触媒となる金属を吸着させることにより行う。吸着させる金属としては、好適には、この金属と第2の半導体層とがオーム接触となるような仕事関数を有するものを用いる。このような金属としては、例えばPdを挙げることができる。吸着させる金属としてPdを用いることにより、触媒活性を得つつ、オーム接触特性を得ることが可能である。ここで、吸着させたPdはイオン性であることがあるので、この場合には、触媒を還元化処理することにより、オーム接触特性を向上させることも可能である。この還元処理は、例えば、ジメチルアミンボラン、次亜リン酸などの還元剤を含んだ水溶液中に浸漬することにより行うことができる。
第2の電極を構成する金属膜は、無電解めっき法により形成することが可能である限り、基本的にはどのような金属元素からなるものであってもよく、要求される特性に応じて適宜選択されるが、具体的には、例えば、Ni、Pd、Au、Rh、Ruなどのいずれか一種類の金属元素単体からなるものや、これらのうちの二種類以上の金属元素の合金からなるものを用いることができる。この金属膜は、良好なオーム接触特性および高いイオンマイグレーション耐性を得る観点からは、好適には、少なくともNiを主成分とするもの、中でもNi単体からなるものが用いられる。
必要に応じて、上記の金属膜上に他の金属膜を一層または二層以上形成してもよい。
第3の発明においては、その性質に反しない限り、第1の発明に関連して説明したことが同様に成立する。
第4の発明は、
n型窒化物系III−V族化合物半導体層と、
上記n型窒化物系III−V族化合物半導体層上の窒化物系III−V族化合物半導体からなる活性層と、
上記活性層上のp型窒化物系III−V族化合物半導体層と、
上記n型窒化物系III−V族化合物半導体層と電気的に接続されたn側電極と、
上記p型窒化物系III−V族化合物半導体層上の、所定形状のNi膜を少なくとも含み、上記p型窒化物系III−V族化合物半導体層と電気的に接続されたp側電極とを有する発光ダイオードの製造方法において、
上記Ni膜を無電解めっき法により選択的に形成するようにした
ことを特徴とするものである。
第4の発明においては、その性質に反しない限り、第1および第3の発明に関連して説明したことが同様に成立する。
上述のように構成された第1および第2の発明においては、第2の金属膜あるいはNi膜を無電解めっき法により形成するため、この第2の金属膜あるいはNi膜を第1の金属膜あるいはAg膜の上面および側面にのみ形成することができ、第1の金属膜あるいはAg膜の外側の部分の第2の半導体層あるいはp型窒化物系III−V族化合物半導体層上には形成されない。このため、真空蒸着法により形成する場合と異なり、第2の金属膜あるいはNi膜を第1の金属膜の部分にのみ形成するためのリソグラフィー工程が不要である。また、第2の金属膜を形成する際に第1の金属膜に対するアライメントが不要であるため、電極サイズが小さくなっても、生産性が低下することがない。さらに、第2の金属膜を形成する際には、この第2の金属膜をスパッタリング法により形成する場合と異なり、第2の半導体層あるいはp型窒化物系III−V族化合物半導体層の表面にプラズマ照射やスパッタリング原子の衝突による損傷が生じることがない。
また、第3および第4の発明においては、電極を形成する金属膜あるいはNi膜を無電解めっき法により選択的に形成するため、この金属膜あるいはNi膜をスパッタリング法により形成する場合と異なり、第2の半導体層あるいはp型窒化物系III−V族化合物半導体層の表面にプラズマ照射やスパッタリング原子の衝突による損傷が生じることがない。
第1の発明によれば、例えば、第1の金属膜として反射率が高いAg膜を用い、第2の金属膜として、オーム接触し、しかもイオンマイグレーション耐性が高いNi膜を用いることにより、反射率が高く、したがってこの第2の電極による反射により光の取り出し効率が高く、オーム接触特性に優れ、しかもイオンマイグレーション耐性が高く、電気的耐久性が高い第2の電極を得ることができる。また、この第2の電極の形成に必要プロセスは簡単であり、生産性が高いので、この第2の電極を低コストで形成することができる。また、この第2の電極を形成する際には下地の半導体層に損傷を与えないので、良好なオーム接触を得ることができる。このように、電気的特性および電気的耐久性が優れた第2の電極を低コストで形成することができるので、高性能で長寿命の発光ダイオードを低コストで得ることができる。
第2の発明によれば、反射率が高いAg膜を覆うようにイオンマイグレーション耐性が高いNi膜を形成することにより、反射率が高く、したがってこのAg膜による反射により光の取り出し効率が高く、しかもイオンマイグレーション耐性が高く、電気的耐久性が高いp側電極を得ることができる。また、このp側電極の形成に必要プロセスは簡単であり、生産性が高いので、このp側電極を低コストで形成することができる。また、このp側電極を形成する際には下地のp型窒化物系III−V族化合物半導体層に損傷を与えないので、良好なオーム接触を得ることができる。このように、電気的特性および電気的耐久性が優れたp側電極を低コストで形成することができるので、高性能で長寿命の窒化物系III−V族化合物半導体系発光ダイオードを低コストで得ることができる。
第3の発明によれば、第2の電極を構成する金属膜として、オーム接触し、しかもイオンマイグレーション耐性が高いものを用いることにより、オーム接触特性に優れ、しかも電気的耐久性が高い第2の電極を得ることができる。また、この第2の電極の形成に必要プロセスは簡単であり、生産性が高いので、この第2の電極を低コストで形成することができる。また、この第2の電極を形成する際には下地の半導体層に損傷を与えないので、良好なオーム接触を得ることができる。このように、電気的特性および電気的耐久性が優れた第2の電極を低コストで形成することができるので、高性能で長寿命の発光ダイオードを低コストで得ることができる。
第4の発明によれば、オーム接触し、しかもイオンマイグレーション耐性が高いNi膜を用いていることにより、オーム接触特性が優れ、反射率が高く、したがってこのAg膜による反射により光の取り出し効率が高く、しかもイオンマイグレーション耐性が高く、電気的耐久性が高いp側電極を得ることができる。また、このp側電極の形成に必要プロセスは簡単であり、生産性が高いので、このp側電極を低コストで形成することができる。また、このp側電極を形成する際には下地のp型窒化物系III−V族化合物半導体層に損傷を与えないので、良好なオーム接触を得ることができる。このように、電気的特性および電気的耐久性が優れたp側電極を低コストで形成することができるので、高性能で長寿命の窒化物系III−V族化合物半導体系発光ダイオードを低コストで得ることができる。
以下、この発明の実施形態について図面を参照しながら説明する。なお、実施形態の全図において、同一または対応する部分には同一の符号を付す。
図1および図2はこの発明の第1の実施形態によるGaN系発光ダイオードの製造方法を工程順に示す。
この第1の実施形態においては、図1Aに示すように、まず、例えば主面がc面のサファイア基板11を用意し、例えば水素ガス雰囲気中において1200〜1230℃程度の温度でサーマルクリーニングを行うことによりこのサファイア基板11の表面を清浄化した後、このサファイア基板11上に従来公知の方法により例えば510〜550℃程度の成長温度で例えば厚さが50nm程度のGaNバッファ層(図示せず)を成長させる。続いて、このサファイア基板11上に、例えばMOCVD法により、n型GaN層12、例えばInGaN井戸層とGaN障壁層とからなる多重量子井戸(MQW)構造を有する活性層13、p型AlGaN層14およびp型GaN層15を順次エピタキシャル成長させる。活性層13のIn組成は、発光ダイオードの発光波長に応じて選ばれ、例えば、発光波長405nmでは11%、450nmでは18%、520nmでは24%である。活性層13の成長は、例えば窒素ガス雰囲気中において750〜790℃程度の温度で行う。また、p型AlGaN層14の成長は、例えば水素ガス雰囲気中において800〜850℃程度の温度で行う。また、p型GaN層17の成長は、例えば水素ガス雰囲気中において850〜890℃程度の温度で行う。p型AlGaN層14の厚さは例えば10〜20nm程度、p型GaN層15の厚さは例えば110〜150nm程度である。
次に、p型AlGaN層14およびp型GaN層15のp型不純物を活性化するため、例えば、600〜700℃の温度で熱処理を行う。
上記のGaN系半導体層の成長原料は、例えば、Gaの原料としてはトリメチルガリウム((CH3 3 Ga、TMG)、Alの原料としてはトリメチルアルミニウム((CH3 3 Al、TMA)、Inの原料としてはトリメチルインジウム((CH3 3 In、TMI)を、Nの原料としてはアンモニア(NH3 )を用いる。ドーパントについては、n型ドーパントとしては例えばシラン(SiH4 )を、p型ドーパントとしては例えばビス(メチルシクロペンタジエニル)マグネシウム((CH3 5 4 2 Mg)あるいはビス(シクロペンタジエニル)マグネシウム((C5 5 2 Mg)を用いる。
次に、上述のようにしてGaN系半導体層を成長させたサファイア基板11をMOCVD装置から取り出す。
次に、p型GaN層15上に一方向に延在する所定幅のレジストパターン(図示せず)をリソグラフィーにより形成した後、このレジストパターンをマスクとして例えば反応性イオンエッチング(RIE)法により少なくともn型GaN層12に達する深さまでエッチングすることにより、図1Bに示すように、一方向に延在する電極溝16を形成する。
次に、図1Cに示すように、p型GaN層15上にまず、所定形状のAg膜17を形成する。このAg膜17は、全面にAg膜を形成し、このAg膜上にリソグラフィーにより所定形状のレジストパターンを形成した後、このレジストパターンをマスクとしてAg膜をRIE法などによりエッチングすることにより形成してもよいし、リソグラフィーにより所定形状のレジストパターンを形成し、全面にAg膜を形成した後、レジストパターンをその上のAg膜とともに除去することにより形成してもよい。このAg膜17は、例えば真空蒸着法により形成する。このAg膜17の厚さは例えば50nm以上であり、この場合十分に大きい反射率を得ることができ、GaN系発光ダイオードの発光効率の増大に十分に寄与する。
次に、図2Aに示すように、無電解めっき法により、Ag膜17を覆うように、具体的にはAg膜17の上面および側面にのみNi膜18を形成する。このとき、Ni膜18はp型GaN層15とオーム接触する。この無電解めっきの条件の一例を挙げると次のとおりである(例えば、「実用めっき1」、日本プレーティング協会編、昭和53年発行を参照)。
めっき浴の組成
硫酸ニッケル 20g/L
次亜リン酸ナトリウム(ホスフィン酸ナトリウム) 25g/L
プロピオン酸 3g/L
乳酸 25g/L
安定剤 少量
めっき浴のpH 4.0〜5.0
めっき浴の温度 90℃
このNi膜18のサイズはAg膜17のサイズより一回り大きくなる。このNi膜18の厚さは例えば0.2〜1μm程度である。これらのAg膜17およびNi膜18によりp側電極19が形成される。このp側電極19は例えば10μm程度の径である。
次に、図2Bに示すように、電極溝16の底部のn型GaN層12上に例えばTi/Pt/Au構造のn側電極20を形成する。
必要に応じて、上述のようにして発光ダイオード構造が形成されたサファイア基板11をその裏面側から研削やラッピングすることにより厚さを減少させた後、このサファイア基板11のスクライビングを行い、バーを形成し、さらにこのバーのスクライビングを行うことでチップ化する。得られたチップ状のGaN系発光ダイオードを図2Cに示す。
こうして得られたGaN系発光ダイオードにおいては、p側電極19とn側電極20との間に順方向電圧を印加して電流を流すことにより発光を行わせ、サファイア基板11を通して外部に光を取り出す。活性層13のIn組成の選定により、青色発光または緑色発光を得ることができる。この場合、活性層13から発生した光のうち、サファイア基板11に向かう光は、このサファイア基板11を通って外部に出て行き、活性層15から発生した光のうち、p側電極19に向かう光は、このp側電極19で反射されてサファイア基板11に向かい、このサファイア基板11を通って外部に出て行く。
この第1の実施形態によれば、次のような種々の利点を得ることができる。
すなわち、Ag膜17を覆うNi膜18を無電解めっき法により形成するため、このNi膜18をAg膜17の上面および側面にのみ選択的に形成することができ、Ag膜17の外側の部分のp型GaN層15上には形成されないようにすることができる。このため、真空蒸着法により形成する場合と異なり、Ni膜18をAg膜17の部分にのみ形成するためのリソグラフィー工程が不要である。また、Ni膜18を形成する際にAg膜17に対するアライメントが不要であるため、電極サイズが小さくなっても、生産性が低下することがない。このため、p側電極19を低コストで形成することができる。
また、Ni膜18を形成する際には、このNi膜18をスパッタリング法により形成する場合と異なり、p型GaN層15の表面にプラズマ照射やスパッタリング原子の衝突による損傷が生じることがなく、オーム接触特性の劣化が生じない。しかも、Ni膜18はp型GaN層15に良好にオーム接触する。このため、p側電極19のp型GaN層15に対するオーム接触特性は良好である。
また、Ag膜17の反射率が高いだけでなく、このAg膜17の側面を被覆するNi膜18の厚さはめっき時間などのめっきパラメータを変更するだけで容易に制御することができるため、Ag膜17の面積を広げ、かつNi膜18の面積を最小とすることが低コストで可能となることから、与えられた電極サイズに対して光の取り出し効率の最大化を図ることができ、それによって発光ダイオードの発光効率の大幅な向上を図ることができる。
さらに、Ni膜18はイオンマイグレーション耐性が高いため、電気的耐久性が高いp側電極19を得ることができる。実際、得られたGaN系発光ダイオードのエージング特性の測定を行ったところ、明らかな改善が見られた。
以上のように、電気的特性および電気的耐久性が優れたp側電極19を低コストで形成することができるので、高性能で長寿命のGaN系発光ダイオードを低コストで得ることができる。
次に、この発明の第2の実施形態について説明する。
この第2の実施形態においては、図3Aに示すように、Ag膜17上に、これと同一形状にNi膜21を形成する。このNi膜21の厚さは例えば100nm程度である。この二層構造を形成するためには、例えば、全面にAg膜およびNi膜を順次形成し、これらのAg膜およびNi膜上にリソグラフィーにより所定形状のレジストパターンを形成した後、このレジストパターンをマスクとしてAg膜およびNi膜をRIE法などによりエッチングしたり、リソグラフィーにより所定形状のレジストパターンを形成し、全面にAg膜およびNi膜を順次形成した後、レジストパターンをその上のAg膜およびNi膜とともに除去したりすればよい。
次に、図3Bに示すように、この第1の実施形態と同様にして無電解めっき法により、これらのAg膜17およびNi膜21を覆うようにNi膜18を形成する。この無電解めっきの際には、Ag膜17上にあらかじめNi膜21が形成されているため、Niのめっき析出活性を高めることができ、これらのAg膜17およびNi膜17の上面および側面に高い選択性でNi膜18を形成することができる。これらのAg膜17、Ni膜21およびNi膜18によりp側電極19が形成される。
この後、第1の実施形態と同様に工程を進めて発光ダイオードを製造する。
この第2の実施形態によれば、第1の実施形態と同様な利点を得ることができる。
次に、この発明の第3の実施形態について説明する。
この第3の実施形態においては、第1の実施形態と同様に工程を進めて、Ag膜17まで形成する。
次に、こうしてAg膜17まで形成されたサファイア基板11を塩化パラジウム水溶液などに浸漬することにより、図4Aに示すように、Ag膜17の表面にPdまたはPdイオンを吸着させてPd触媒層22を形成し、触媒活性化を行い、それによってNiめっき析出活性を高める。Pd触媒層22は、典型的にはPd微粒子からなる。この触媒活性化の条件の一例を挙げると次のとおりである(例えば、「現代電子材料」、馬場宣良他、1986年発行を参照)。
アクチベータ(イオン性パラジウム吸着)
PdCl2 ・2H2 O 0.1〜1g/L
濃塩酸(conc. HCl) 0.1〜1ml/L
pH 3〜4
温度 室温〜50℃
時間 2〜5min
アクセレーター(還元によるパラジウム金属化)
NaH2 PO2 ・H2 O 50〜100g/L
pH 6〜7
温度 40〜60℃
時間 3〜5min
次に、図4Bに示すように、第1の実施形態と同様にして無電解めっき法により、Ag膜17を覆うようにNi膜18を形成する。この無電解メッキの際には、Ag膜17の表面にあらかじめPd触媒層22を形成し、触媒活性化を行うことでNiめっき析出活性を十分に高めているので、このAg膜17の上面および側面に極めて高い選択性でNi膜18を形成することができる。
この後、第1の実施形態と同様に工程を進めて発光ダイオードを製造する。
この第3の実施形態によれば、第1の実施形態と同様な利点を得ることができる。
次に、この発明の第4の実施形態について説明する。
この第4の実施形態においては、図5Aに示すように、第1の実施形態と同様に工程を進めて、電極溝16まで形成した後、全面に無電解めっき析出防止膜としてSiO2 膜23を形成する。次に、このSiO2 膜23上に電極形成領域に対応する部分が開口したレジストパターン24をリソグラフィーにより形成する。
次に、図5Bに示すように、このレジストパターン24をマスクとしてSiO2 膜23をエッチングする。こうして、p型GaN層15上の電極形成領域以外の部分がSiO2 膜23で被覆された状態となる。
次に、図5Cに示すように、真空蒸着法などにより全面にAg膜17を形成する。
次に、図6Aに示すように、レジストパターン24をその上のAg膜17とともに除去する。こうして、p型GaN層15上の電極形成領域にのみAg膜17が形成される。
次に、図6Bに示すように、第1の実施形態と同様にして無電解めっき法により、Ag膜17を覆うようにNi膜18を形成する。この無電解めっきの際には、Ag膜17以外の部分のp型GaN層15の表面にあらかじめ無電解めっき析出防止膜としてSiO2 膜23を形成しているので、このAg膜17の上面および側面に極めて高い選択性でNi膜18を形成することができる。
次に、図6Cに示すように、SiO2 膜23をエッチング除去する。
この後、第1の実施形態と同様に工程を進めて発光ダイオードを製造する。
この第4の実施形態によれば、第1の実施形態と同様な利点を得ることができる。しかも、Ag膜17を形成するためのリフトオフに用いるレジストパターン24を無電解めっき析出防止膜としてのSiO2 膜23の形成にも用いているため、このSiO2 膜23を形成するためのリソグラフィー工程の追加は不要であり、生産性の低下や製造コストの増加を殆ど招かない。
次に、この発明の第5の実施形態について説明する。
この第5の実施形態においては、図7Aに示すように、第1の実施形態と同様に工程を進めて、電極溝16まで形成した後、p型GaN層15上の電極形成領域以外の部分を被覆するように、無電解めっき析出防止膜としてSiO2 膜23を形成する。
次に、図7Bに示すように、こうしてSiO2 膜23が形成されたp型GaN層15上に、第1の実施形態と同様にして無電解めっき法によりNi膜18を形成する。この無電解めっきの際には、SiO2 膜23上にはNiはほとんど析出せず、このSiO2 膜23により覆われていないp型GaN層15上にのみ選択的にNi膜18が形成される。この場合、このNi膜18がp側電極19を形成する。
次に、図7Cに示すように、SiO2 膜23をエッチング除去する。
この後、第1の実施形態と同様に工程を進めて発光ダイオードを製造する。
この第5の実施形態によれば、第1の実施形態と同様な利点を得ることができる。
次に、この発明の第6の実施形態について説明する。
この第6の実施形態においては、図8Aに示すように、第1の実施形態と同様に工程を進めて、電極溝16まで形成した後、p型GaN層15上の電極形成領域以外の部分を被覆するように、無電解めっき析出防止膜としてSiO2 膜23を形成する。
次に、SiO2 膜23により覆われていない部分のp型GaN層15上に第3の実施形態と同様にしてPd触媒層22を形成し、触媒活性化を行う。
次に、図8Bに示すように、第1の実施形態と同様にして無電解めっき法により、Ni膜18を形成する。この無電解めっきの際には、SiO2 膜23上にはNiはほとんど析出せず、しかもこのSiO2 膜23により覆われていない部分のp型GaN層15上にあらかじめPd触媒層22を形成し、触媒活性化を行うことでNiめっき析出活性を十分に高めているので、このSiO2 膜23により覆われていないp型GaN層15上にのみ選択的にNi膜18が形成される。この場合、このNi膜18がp側電極19を形成する。
次に、図8Cに示すように、SiO2 膜23をエッチング除去する。
この後、第1の実施形態と同様に工程を進めて発光ダイオードを製造する。
この第6の実施形態によれば、第1の実施形態と同様な利点を得ることができる。
以上、この発明の実施形態について具体的に説明したが、この発明は、上述の実施形態に限定されるものではなく、この発明の技術的思想に基づく各種の変形が可能である。
例えば、上述の第1〜第6の実施形態において挙げた数値、材料、構造、形状、基板、原料、プロセスなどはあくまでも例に過ぎず、必要に応じて、これらと異なる数値、材料、構造、形状、基板、原料、プロセスなどを用いてもよい。
具体的には、例えば、上述の第1〜第6の実施形態においては、サファイア基板を用いているが、必要に応じて、すでに述べたSiC基板、Si基板などの他の基板を用いてもよい。また、必要に応じて、光の取り出し効率の向上を図る目的などで、基板の表面に凹凸加工、例えばストライプ状の凹凸加工を施してもよい。
また、必要に応じて、第1〜第6の実施形態におけるNi膜18上に他の金属膜を一層または二層以上形成してもよい。具体的には、Ni膜18上に例えばPt膜を形成し、その上にAu膜を形成してもよい。さらに、電極溝16とp側電極19との形成順序を逆にしてもよい。
また、第4〜第6の実施形態において無電解めっき析出防止膜として形成したSiO2 膜23は無電解めっき終了後に必ずしもエッチング除去する必要はなく、最終的にそのまま残すようにしてもよい。この場合、このSiO2 膜23のうちの電極溝16の底部のn側電極形成領域の部分をエッチング除去し、この部分にn側電極20を形成する。
さらに、必要に応じて、上述の第1〜第6の実施形態のうちの二以上を組み合わせてもよい。
この発明の第1の実施形態によるGaN系発光ダイオードの製造方法を説明するための断面図である。 この発明の第1の実施形態によるGaN系発光ダイオードの製造方法を説明するための断面図である。 この発明の第2の実施形態によるGaN系発光ダイオードの製造方法を説明するための断面図である。 この発明の第3の実施形態によるGaN系発光ダイオードの製造方法を説明するための断面図である。 この発明の第4の実施形態によるGaN系発光ダイオードの製造方法を説明するための断面図である。 この発明の第4の実施形態によるGaN系発光ダイオードの製造方法を説明するための断面図である。 この発明の第5の実施形態によるGaN系発光ダイオードの製造方法を説明するための断面図である。 この発明の第6の実施形態によるGaN系発光ダイオードの製造方法を説明するための断面図である。
符号の説明
11…サファイア基板、12…n型GaN層、13…活性層、14…p型AlGaN層、15…p型GaN層、16…電極溝、17…Ag膜、18、21…Ni膜、19…p側電極、20…n側電極、22…Pd触媒層、23…SiO2 膜、24…レジストパターン

Claims (4)

  1. n型窒化物系III−V族化合物半導体層と、
    上記n型窒化物系III−V族化合物半導体層上の窒化物系III−V族化合物半導体からなる活性層と、
    上記活性層上のp型窒化物系III−V族化合物半導体層と、
    上記n型窒化物系III−V族化合物半導体層と電気的に接続されたn側電極と、
    上記p型窒化物系III−V族化合物半導体層上の、上記p型窒化物系III−V族化合物半導体層と電気的に接続されたp側電極とを有する発光ダイオードを製造する場合に、
    上記p型窒化物系III−V族化合物半導体層上に、順次積層された所定形状のAg膜およびNi膜を形成した後、無電解めっき法により、これらのAg膜およびNi膜の上面および側面にNi膜を形成することにより上記p側電極を形成するようにした発光ダイオードの製造方法。
  2. 上記p型窒化物系III−V族化合物半導体層はp型AlGaN層およびその上のp型GaN層により構成され、上記p型GaN層上に上記p側電極を形成する請求項1記載の発光ダイオードの製造方法。
  3. 上記p型窒化物系III−V族化合物半導体層の全面にAg膜およびNi膜を順次形成し、これらのAg膜およびNi膜上にリソグラフィーにより所定形状のレジストパターンを形成した後、このレジストパターンをマスクとしてこれらのAg膜およびNi膜をエッチングすることにより上記所定形状のAg膜およびNi膜を形成する請求項1または2記載の発光ダイオードの製造方法。
  4. 上記p型窒化物系III−V族化合物半導体層上にリソグラフィーにより所定形状のレジストパターンを形成した後、全面にAg膜およびNi膜を順次形成した後、上記レジストパターンをその上のAg膜およびNi膜とともに除去することにより上記所定形状のAg膜およびNi膜を形成する請求項1または2記載の発光ダイオードの製造方法。
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