JP2008305499A - 半導体集積回路およびシステム - Google Patents

半導体集積回路およびシステム Download PDF

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Abstract

【課題】 内部回路の動作に伴う内部電源電圧の変動を抑制し、内部回路の動作マージンを向上する。
【解決手段】 内部回路は、内部電源電圧を受けて動作する複数の回路ブロックを有する。内部電圧制御回路は、動作する回路ブロックの組み合わせに応じて、複数のレギュレータ制御信号を生成する。複数のレギュレータは、レギュレータ制御信号の活性化に応答してそれぞれ動作し、外部電源電圧を用いて内部電源電圧を生成する。例えば、動作する回路ブロックの数が多くなると動作するレギュレータの数が増える。このように、内部回路の実際の動作に合わせてレギュレータ制御信号を生成し、レギュレータの動作を制御することにより、内部電源電圧の変動を最小限にできる。この結果、半導体集積回路の動作マージンを向上でき、半導体集積回路の歩留を向上できる。
【選択図】 図1

Description

本発明は、外部電源電圧を用いて内部電源電圧を生成する内部電圧生成回路を有する半導体集積回路に関する。
一般に、半導体メモリ等の半導体集積回路では、内部回路は、外部電源電圧を降圧した内部電源電圧により動作する。内部回路の消費電流は、回路の動作状態に応じて変化する。このため、消費電流が増えた場合、内部電源電圧が低下し、消費電流が減った場合、内部電源電圧は上昇する。内部電源電圧の変動を防止するために、内部電源電圧を生成する複数のレギュレータを設け、内部回路の動作モードに応じて、動作するレギュレータの数を変化させる手法が提案されている。また、内部電源電圧の電圧値に応じて、動作するレギュレータの数を変化させる手法が提案されている(例えば、特許文献1参照)。さらに、内部電源電圧が許容値以上に上昇することを防止するために、内部電源線と接地線との間にリーク回路を配置する手法が提案されている(例えば、特許文献2参照)。
特開平5−334879号公報 特開2003−59260号公報
従来、動作するレギュレータの数は、アクティブモードとスタンバイモードとの切り替えに同期して切り替えている。すなわち、レギュレータは、チップ全体の動作モードに応じて切り替えられている。例えば、半導体メモリのアクティブモードでは、内部回路の消費電流が大きい期間と、消費電流が小さい期間が存在する。ワード線の活性化時や、センスアンプによるデータ信号の増幅時などでは、消費電流は大きい。しかし、ワード線が高レベル電圧に変化した後にワード線の活性化状態が保持される期間や、センスアンプによりデータ信号が増幅された後にセンスアンプの活性化状態が保持される期間は、トランジスタのオン/オフの切り替えがないため消費電流は小さい。このため、チップ全体の動作モードによる制御のみで、内部電源電圧の変動を防止することは困難である。内部電源電圧の変動は、動作マージンの低下の原因になり、半導体集積回路の歩留を下げる。
本発明の目的は、内部回路の動作に伴う内部電源電圧の変動を抑制し、半導体集積回路の動作マージンを向上することである。
本発明の第1の形態では、内部回路は、内部電源電圧を受けて動作する複数の回路ブロックを有する。内部電圧制御回路は、動作する回路ブロックの組み合わせに応じて、複数のレギュレータ制御信号を生成する。内部電圧生成回路は、レギュレータ制御信号の活性化に応答してそれぞれ動作し、外部電源電圧を用いて内部電源電圧を生成する複数のレギュレータを有する。本発明では、例えば、動作する回路ブロックの数が多くなると動作するレギュレータの数が増える。あるいは、消費電力が大きい回路ブロックが動作すると、動作するレギュレータの数が増える。このように、内部回路の実際の動作に合わせてレギュレータ制御信号を生成し、レギュレータの動作を制御することにより、内部電源電圧の変動を最小限にできる。この結果、半導体集積回路の動作マージンを向上でき、半導体集積回路の歩留を向上できる。
本発明の第1の形態における好ましい例では、内部電圧生成回路は、複数の負荷回路を有する。負荷回路は、複数の負荷制御信号の活性化にそれぞれ応答して、内部電源電圧が供給される内部電源線を接地線に接続する。内部電圧制御回路は、動作する回路ブロックの組み合わせに応じて、レギュレータ制御信号および負荷制御信号を生成する。負荷回路により、内部電源電圧が許容値以上に上昇することを防止できる。この際、負荷回路の動作は、動作する回路ブロックの組み合わせに応じて制御される。このように、実際の回路動作に合わせてレギュレータ制御信号および負荷制御信号を生成し、レギュレータおよび負荷回路の動作を制御することにより、内部電源電圧の変動を最小限にできる。
例えば、負荷制御信号は、レギュレータ制御信号を用いて生成される。これにより、内部電圧制御回路の論理規模を小さくでき、半導体集積回路のチップサイズを小さくできる。例えば、負荷回路のうち、抵抗値の高い負荷回路は、内部電源線と接地線との間に直列に配置されたスイッチおよびトランジスタを有する。トランジスタのゲートは、このトランジスタをオンするための電圧を受ける。トランジスタを利用して高抵抗素子を形成することで、負荷回路のレイアウトサイズを小さくできる。
本発明の第1の形態における好ましい例では、半導体集積回路は、メモリセルアレイを有する。メモリセルアレイは、複数のメモリセルと、メモリセルに接続された複数のワード線および複数のビット線とを有する。コマンドデコーダは、メモリセルをアクセスするためのアクセス要求を受ける。内部電圧制御回路は、アクセス要求に応じてレギュレータ制御信号を生成する。例えば、アクセス要求は、半導体集積回路とともにシステムに搭載されたコントローラが出力する。アクセス要求に応じてレギュレータ制御信号を生成することにより、実際の回路動作に合わせて、動作するレギュレータを切り替えることができる。この結果、内部電源電圧の変動を最小限にでき、半導体集積回路の動作マージンを向上できる。
本発明の第1の形態における好ましい例では、リフレッシュ制御回路は、メモリセルをリフレッシュするためのリフレッシュ要求を周期的に生成する。内部電圧制御回路は、リフレッシュ要求に応答してレギュレータ制御信号を生成する。半導体集積回路の内部で生成されるリフレッシュ要求に応じてレギュレータ制御信号を生成することにより、実際の回路動作に合わせて、動作するレギュレータを切り替えることができる。この結果、内部電源電圧の変動を最小限にでき、半導体集積回路の動作マージンを向上できる。
本発明の第1の形態における好ましい例では、動作制御回路は、アクセス要求に応じて、回路ブロックの動作をそれぞれ制御する複数種の動作制御信号を生成する。内部電圧制御回路は、動作制御信号の少なくとも1つに応答してレギュレータ制御信号を生成する。例えば、内部回路は、回路ブロックとして、ロウデコーダ、センスアンプおよびコラムスイッチを有する。ロウデコーダは、ワード線のいずれかを選択し、選択したワード線に高レベル電圧を供給する。センスアンプは、ビット線に接続され、ビット線上のデータ信号を増幅する。コラムスイッチは、ビット線のいずれかをデータバスに接続する。
動作制御回路は、ロウデコーダを動作するためのワード線活性化信号、センスアンプを動作するためのセンスアンプ活性化信号およびコラムスイッチを動作するためのコラム活性化信号を生成する。内部電圧制御回路は、ワード線活性化信号、センスアンプ活性化信号およびコラム活性化信号の少なくとも1つに応答してレギュレータ制御信号を生成する。これにより、例えば、リード動作中やライト動作中に、回路ブロックの実際の動作に合わせて、動作するレギュレータの数を変更できる。この結果、内部電源電圧の変動を最小限にでき、半導体集積回路の動作マージンを向上できる。
本発明の第2の形態では、内部回路は、内部電源電圧を受けて動作する。内部電圧制御回路は、内部電源電圧の値に応じて、複数のレギュレータ制御信号を生成する。内部電圧生成回路は、複数のレギュレータを有する。レギュレータは、レギュレータ制御信号の活性化に応答してそれぞれ動作し、外部電源電圧を用いて内部電源電圧を生成する。内部電圧制御回路は、第1および第2コンパレータと、電圧切替回路とを有する。第1コンパレータは、内部電源電圧が第1電圧を超えたときに第1検出信号を出力する。第2コンパレータは、内部電源電圧が第1電圧より低い第2電圧以下のときに第2検出信号を出力する。
電圧切替回路は、第1検出信号の出力毎に、動作するレギュレータの数を減らすためにレギュレータ制御信号のいずれかを非活性化する。また、電圧切替回路は、第2検出信号の出力毎に、動作するレギュレータの数を増やすためにレギュレータ制御信号のいずれかを活性化する。例えば、内部回路の消費電流が増加し、内部電源電圧が第2電圧以下に変化する毎に、動作するレギュレータの数は1つずつ増加する。あるいは、内部回路の消費電流が減少し、内部電源電圧が第1電圧を超える毎に、動作するレギュレータの数は1つずつ減少する。このように、内部電源線に電流を供給するレギュレータの数は、内部電源電圧の値でなく、実際の内部回路の消費電流の変化に合わせて切り替えられる。この結果、内部電源電圧の変動を最小限にでき、半導体集積回路の動作マージンを向上できる。
例えば、内部電圧生成回路は、常時動作し、外部電源電圧を用いて内部電源電圧を生成するレギュレータを有する。これにより、例えば、パワーオン期間において、電圧切替回路が動作する前に、内部電源電圧を生成できる。したがって、第1および第2コンパレータおよび電圧切替回路の動作状態は、迅速に安定する。
例えば、モニタ回路は、内部電源電圧が供給される内部電源線と接地線との間に直列に配置された2つの抵抗を有し、抵抗の接続ノードから内部電源電圧に追従するモニタ電圧を出力する。第1参照電圧生成回路は、第1電圧に対応する第1参照電圧を生成する。第2参照電圧生成回路は、第2電圧に対応する第2参照電圧を生成する。第1コンパレータは、モニタ電圧および第1参照電圧を内部電源電圧および第1電圧として受け、第1検出信号を出力する。第2コンパレータは、モニタ電圧および第2参照電圧を内部電源電圧および第2電圧として受け、第2検出信号を出力する。モニタ電圧は、モニタ回路の抵抗値に応じて容易に調整可能である。このため、例えば、モニタ電圧は、既に設計された第1および第2参照電圧生成回路の仕様に合わせて容易に設定できる。あるいは、モニタ電圧は、既に設計された第1および第2コンパレータの仕様に合わせて容易に設定できる。この結果、内部電圧制御回路の設計期間を短縮できる。さらに、抵抗は、内部電源線の電荷を転送する負荷回路として動作するため、負荷回路が不要になる。
本発明の第2の形態における好ましい例では、レギュレータは、内部電源電圧が供給される内部電源線への電流の供給能力がそれぞれ異なる。電圧切替回路は、第1検出信号の出力毎に、活性化しているレギュレータ制御信号のうち、供給能力の最も高いレギュレータに対応するレギュレータ制御信号を順次に非活性化する。また、電圧切替回路は、第2検出信号の出力毎に、非活性化しているレギュレータ制御信号のうち、供給能力の最も低いレギュレータに対応するレギュレータ制御信号を順次に活性化する。これにより、電圧切替回路を、シフトレジスタ等の簡易な論理回路で構成できる。この結果、半導体集積回路のチップサイズを小さくできる。
本発明では、実際の回路動作に合わせてレギュレータの動作を制御できるため、内部電源電圧の変動を最小限にできる。この結果、半導体集積回路の動作マージンを向上でき、半導体集積回路の歩留を向上できる。
以下、本発明の実施形態を図面を用いて説明する。図中、太線で示した信号線は、複数本で構成されている。また、太線が接続されているブロックの一部は、複数の回路で構成されている。信号が伝達される信号線には、信号名と同じ符号を使用する。先頭に”/”の付いている信号および末尾に”/”の付いている信号は、負論理を示している。末尾に”Z”の付いている信号は、正論理を示している。図中の二重丸は、外部端子を示している。
図1は、本発明の第1の実施形態を示している。半導体メモリMEM(半導体集積回路)は、例えば、クロック同期式のFCRAM(Fast Cycle RAM)である。このFCRAMは、擬似SRAMであり、DRAMのメモリセルを有し、SRAMのインタフェースを有する。メモリMEMは、クロックバッファ10、コマンドデコーダ12、リフレッシュ制御回路14、スタータ回路16、動作制御回路18、モードレジスタ20、内部電圧制御回路22、内部電圧生成回路24、リフレッシュアドレスカウンタ26、アドレスバッファ28、アドレスセレクタ30、データ入出力バッファ32、データ制御回路32およびメモリコア36(内部回路)を有している。
クロックバッファ10は、クロックイネーブル信号CKEが高論理レベルのときに、クロック信号CLKを内部クロック信号ICLKとして出力する。内部クロック信号ICLKは、コマンドデコーダ10、アドレスバッファ28、データ入出力バッファ32、モードレジスタ20および動作制御回路18等のクロック信号CLKに同期して動作する回路に供給される。
コマンドコーダ12は、第1チップイネーブル信号/CE1、第2チップイネーブル信号CE2、ライトイネーブル信号/WEおよびアウトプットイネーブル信号/OEの論理レベルに応じて認識したコマンド(アクセス要求)を、クロックバッファ10の内部クロック信号ICLKを出力させるクロックイネーブル信号CKE、内部電圧制御回路22のディープパワーダウンモードDPDを実行するための信号DPDZ、メモリコア36のアクセス動作を実行するために読み出しコマンド信号RECZ(読み出しコマンド)、書き込みコマンド信号WRCZ(書き込みコマンド)およびモードレジスタ設定信号MRSZ(モードレジスタ設定コマンド)等として出力する。第2チップイネーブル信号CE2の低論理レベルにより、メモリMEMは内部回路の動作を停止し、内部電源制御回路22は内部電源生成回路24のレギュレータを全て停止させるディープパワーダウンモードにエントリする。第2チップイネーブル信号CE2の高論理レベルに変化することにより、ディープパワーダウンモードからイグジットし、通常動作モードに復帰する。読み出しコマンドRECZおよび書き込みコマンドWRCZは、メモリコア36をアクセス動作するための外部アクセス要求である。第1チップイネーブル信号/CE1は、メモリMEMをアクティブ状態に設定するために供給される。
リフレッシュ制御回路14は、リフレッシュ要求信号RREQZを所定の周期で出力する発振器を有している。スタータ回路16は、メモリMEMのパワーオン時に、リセットが必要なラッチ等の内部回路をリセットするために、外部電源電圧VDDおよび内部電源電圧VIIに基づいてスタータ信号STTZを出力する。パワーオン時の動作(PON)は、図12に示す。
動作制御回路18は、読み出しコマンドRECZ、書き込みコマンドWRCZおよびリフレッシュ要求RREQZに応答してメモリコア36に読み出し動作、書き込み動作およびリフレッシュ動作を実行させるために、ロウデコーダRDEC、センスアンプSAおよびコラムスイッチCSW等の回路ブロックの動作をそれぞれ制御する複数種の動作制御信号(ワード活性化信号WLZ、センスアンプ活性化信号SAZ、プリチャージ制御信号BRSZ、コラム活性化信号CLZ、アクティブ信号ACTZ、読み出しコマンド信号REZ、書き込みコマンド信号WRZ、リフレッシュ信号REFZおよびリストア信号RESTZ)を出力する。ワード活性化信号WLZは、ワード線WLの活性化タイミングを制御し、センスアンプ活性化信号SAZは、センスアンプSAの活性化タイミングを制御する。プリチャージ制御信号BRSは、プリチャージ回路PREのオン/オフを制御する。コラム活性化信号CLZは、コラムスイッチCSWのオン/オフを制御する。アクティブ信号ACTZは、第1チップイネーブル信号/CE1の活性化に応答して活性化される。リフレッシュ信号REFZは、リフレッシュ動作を実行するときに活性化される。リストア信号RESTZは、メモリセルMCに保持されているデータを再書き込みするときに活性化される。リストア信号RESTZは、外部アクセス要求RECZ、WRCZに応答して生成されるワード線活性化信号WLZおよびセンスアンプ活性化信号SAZの立ち上がりエッジから所定の期間活性化される。
動作制御回路18のアービタARBは、外部アクセス要求RECZ、WRCZとリフレッシュ要求RREQZとが競合するときに、どちらを優先させるかを決める。例えば、アービタARBは、読み出し動作中にリフレッシュ要求RREQZが供給されたとき、リフレッシュ要求RREQZに応答するリフレッシュ動作を読み出し動作が完了するまで保留する。このとき、リフレッシュ信号REFZは、読み出しコマンド信号REZの非活性化(読み出し動作の完了)に応答して所定の期間活性化される。逆に、リフレッシュ動作中に読み出しコマンドRECZが供給されたとき、読み出しコマンドRECZに応答する読み出し動作は、リフレッシュ要求RREQZに応答するリフレッシュ動作が完了し、リフレッシュ信号REFZが非活性化されるまで保留される。そして、アービタARBは、読み出し動作を実行するときに、読み出しコマンド信号REZを活性化する。書き込みコマンドWRCZについても同様である。アービタARBは、書き込み動作を実行するときに、書き込みコマンド信号WRZを活性化する。
モードレジスタ20は、モードレジスタ設定信号MRSZとともに供給されるアドレス信号ADの値に応じて設定される。例えば、モードレジスタ20により、ページ動作モード(同期動作モード)あるいはバーンインモード(テストモード)が設定される。モードレジスタ20は、ページ動作モードが設定されたときにページ信号PGZを活性化し、バーンインモードが設定されたときにバーンイン信号BIZを活性化する。
ページ動作モードでは、読み出し動作時に、データ信号DQは、1回の読み出しコマンド信号REZに応答してメモリMEMから複数回出力される。また、書き込み動作時に、データ信号DQは、1回の書き込みコマンド信号WRZに応答してメモリMEMに複数回供給される。なお、例えば、バースト長やデータレイテンシ等のメモリMEMの動作仕様が、モードレジスタ20に設定されてもよい。バースト長は、1回の読み出しコマンド信号REZに応答してデータ端子DQから出力されるデータの出力回数、および1回の書き込みコマンド信号WRZに応答してデータ端子DQで受けるデータの入力回数である。モードレジスタ20に設定されたバースト長は、ページ動作モード中に有効になる。ページ動作モードでは、バーストアクセス動作(同期リード動作および同期ライト動作)が実行される。ページ動作モード以外では、シングルアクセス動作(非同期リード動作および非同期ライト動作)が実行される。データレイテンシCLは、読み出しコマンドRECZを受けてから最初の読み出しデータDQが出力されるまでのサイクル数である。ページ動作モード(同期リード動作SRE、同期ライト動作SWR)、ディープパワーダウンモードDPDおよびバーンインモードBIの詳細は、図9−図11、図13に示す。
内部電圧制御回路22は、外部電源電圧VDDを受けて動作し、コマンド信号REZ、WRZ(アクセス要求)、動作モードの制御信号PGZ、DPDZ、BIZ、動作制御信号ACTZ、RESTZ、CLZ、リフレッシュ信号REFZ(リフレッシュ要求)に応じて、内部電源電圧VIIの生成を制御するレギュレータ制御信号RCX(RCX1−4)および抵抗制御信号RESX(RESX1−2;負荷制御信号)を出力する。内部電圧制御回路22の詳細は、図2に示す。
内部電圧生成回路24は、レギュレータ制御信号RCX1−4および抵抗制御信号RESX1−2に応じて内部電源電圧VIIを生成する。内部電源電圧VIIは、ビット線BL、/BLの高レベル電圧や、動作制御回路18、モードレジスタ20、アドレスセレクタ30およびデータ制御回路34等の電源電圧に使用される。内部電圧生成回路24の詳細は、図3および図4に示す。
リフレッシュアドレスカウンタ26は、リフレッシュ動作の終了を示すリフレッシュ終了信号RENDZに同期して、リフレッシュアドレス信号RRADを順次生成する。リフレッシュアドレス信号RRADは、ワード線WLを選択するためのロウアドレス信号である。アドレスバッファ28は、アドレス信号ADを受け、受けたアドレスをロウアドレス信号RADおよびコラムアドレス信号CADとして出力する。この実施形態では、ロウアドレス信号RADおよびコラムアドレス信号CADは、それぞれ専用のアドレス端子ADで受ける。すなわち、ロウアドレス信号RADおよびコラムアドレス信号CADは、読み出しコマンドRECZまたは書き込みコマンドWRCZとともに一度に供給される。ロウアドレス信号RADは、ワード線WLを選択するために供給される。コラムアドレス信号CADは、ビット線BL、/BLを選択するために供給される。
アドレスセレクタ30は、リフレッシュ動作を実行するときにリフレッシュアドレス信号RRADを選択し(REFZ=H)、リフレッシュ動作を実行しないときにロウアドレス信号RADを選択し(REFZ=L)、選択した信号を内部ロウアドレス信号IRADとしてメモリコア36に出力する。
データ入出力バッファ32は、書き込みデータ信号をデータ端子DQを介して受信し、受信したデータ信号をデータバスDBに出力する。また、データ入出力バッファ32は、メモリセルMCからの読み出しデータ信号をデータバスDBを介して受信し、受信したデータ信号をデータ端子DQに出力する。データ制御回路34は、書き込み動作時に、内部データ信号IDQ(書き込みデータ)を直列並列変換してデータバスDBに出力する。データ制御回路34は、読み出し動作時に、データバスDB上の読み出しデータを並列直列変換して内部データ信号IDQとして出力する。例えば、データバスDBのビット幅は、データ端子DQのビット幅の2倍である(16個のデータ端子DQと32ビットのデータバス)。
メモリコア36は、メモリセルアレイARY、ロウデコーダRDEC、プリチャージ回路PRE、センスアンプSA、コラムスイッチCSW、コラムデコーダCDEC、リードアンプRAおよびライトアンプWAを有している。メモリセルアレイARY、ロウデコーダRDEC、プリチャージ回路PRE、センスアンプSA、コラムスイッチCSW、コラムデコーダCDEC、リードアンプRAおよびライトアンプWAは、メモリコア36を構成する回路ブロックである。
メモリセルアレイARYは、複数のダイナミックメモリセルMC、図の横方向に並ぶメモリセルMCの列にそれぞれ接続された複数のワード線WLと、図の縦方向に並ぶメモリセルMCの列にそれぞれ接続された複数のビット線BL、/BLとを有する。メモリセルMCは、データを電荷として保持するためのキャパシタと、このキャパシタの一端をビット線BL(または/BL)に接続するための転送トランジスタとを有している。キャパシタの他端は、プリチャージ電圧線に接続されている。転送トランジスタのゲートは、ワード線WLに接続されている。ワード線WLの選択により、読み出し動作、書き込み動作またはリフレッシュ動作のいずれかが実行される。
ロウデコーダRDECは、ワード線WLのいずれかを選択するために、内部ロウアドレス信号IRADをデコードし、選択したワード線WLに高レベル電圧(例えば、昇圧電圧)を供給する。すなわち、ロウデコーダRDECは、ワード線WLを駆動するワードドライバの機能を有する。プリチャージ回路PREは、メモリセルMCの非アクセス時にプリチャージ制御信号BRSZに同期してビット線対BL、/BLをプリチャージ電圧線に接続する。センスアンプSAは、ビット線対BL、/BLに接続され、ビット線対BL、/BL上に読み出されたデータ信号の信号量の差を、センスアンプ活性化信号SAZに同期して増幅する。
コラムデコーダCDECは、データ信号を入出力するビット線対BL、/BLを選択するために、コラムアドレス信号CADをデコードする。コラムスイッチCSWは、コラムアドレス信号CADに対応するビット線BL、/BLを、コラム活性化信号CLZに同期してリードアンプRA、ライトアンプWAおよびデータバスDBに接続する。リードアンプRAは、読み出しアクセス動作時に、コラムスイッチCSWを介して出力される相補の読み出しデータを増幅する。ライトアンプWAは、書き込みアクセス動作時に、データバスDBを介して供給される相補の書き込みデータを増幅し、ビット線対BL、/BLに供給する。
図2は、図1に示した内部電圧制御回路22の詳細を示している。内部電圧制御回路22は、レギュレータ制御信号RCX(RCX1−4)を生成する生成回路RCXGと、抵抗制御信号RESX(RESX1−2)を生成する生成回路RESXGとを有している。図中、/ORを付したNANDゲートは、負論理のORゲートとして機能し、/ANDを付したORゲートは、負論理のANDゲートとして機能する。
生成回路RCXGでは、レギュレータ制御信号RCX1は、ディープパワーダウン信号DPDZの非活性化中のみ低論理レベルに活性化される。レギュレータ制御信号RCX1−4は、ディープパワーダウン信号DPDZの活性化中に高論理レベルに非活性化される。また、レギュレータ制御信号RCX2−4は、バーンイン信号BIZの活性化中、スタータ信号STTZの活性化中、またはリフレッシュ信号REFZの活性化中に低論理レベルに活性化される。さらに、レギュレータ制御信号RCX2は、読み出しコマンド信号REZまたは書き込みコマンド信号WRZの活性化中に低論理レベルに活性化される。レギュレータ制御信号RCX3は、コラム活性化信号CLZの活性化中、リストア信号RESTZの活性化中または非同期リード動作における読み出しコマンド信号REZの活性化中に低論理レベルに活性化される。レギュレータ制御信号RCX4は、リストア信号RESTZの活性化中または非同期リード動作における読み出しコマンド信号REZの活性化中に低論理レベルに活性化される。
生成回路RESXGでは、抵抗制御信号RESX1は、抵抗制御信号RESX2およびディープパワーダウン信号DPDZが非活性化中で、かつ、レギュレータ制御信号RCX1−4のいずれかが非活性化中に低論理レベルに活性化される。抵抗制御信号RESX2は、レギュレータ制御信号RCX1が活性化中で、かつ、レギュレータ制御信号RCX2−4が非活性化中に低論理レベルに活性化される。抵抗制御信号RESX1−2は、レギュレータ制御信号RCX1−4を用いて生成される。抵抗制御信号RESX1−2を、生成回路RCXGの論理を利用して生成することで、内部電圧制御回路22の論理規模を小さくできる。この結果、メモリMEMのチップサイズを小さくできる。
図3は、図1に示した内部電圧生成回路24の詳細を示している。内部電圧生成回路24は、レギュレータ制御信号RCX1−4にそれぞれ対応する4つのレギュレータRGL1−4、レギュレータRGL1−4に供給する定電圧VGを生成する電圧生成器VGEN1、および抵抗制御信号RESX1−2にそれぞれ対応する2つの負荷回路LD1−2を有している。
各レギュレータRGL1−4は、外部電源線VDDと内部電源線VIIの間に直列に配置されたスイッチSW(SW1−4)およびnMOSトランジスタNM(NM1−4)を有している。トランジスタNM1−4は、ゲートが定電圧線VGに接続され、ソースが内部電源線VIIに接続され、ドレインがスイッチSW1−4にそれぞれ接続されている。トランジスタNM1−4に付したW1、S20、W200、W2000の数値は、トランジスタNM1−4のゲート幅の比率を示している。数値が大きいほど電流の供給能力が高い。トランジスタNM1−4のチャネル長は、互いに等しい。このように、レギュレータRGL1−4は、内部電源電圧VIIが供給される内部電源線VIIへの電流の供給能力がそれぞれ異なる。
スイッチSW1−4は、pMOSトランジスタPM1−4で構成されている。トランジスタPM1−4は、ゲートがレギュレータ制御信号線RCX1−4にそれぞれ接続され、ソースが外部電源線VDDに接続され、ドレインがトランジスタNM1−4のドレインにそれぞれ接続されている。電圧生成器VGEN1は、外部電源電圧VDDを受け、トランジスタNM1−4をオンするための定電圧VGを生成する。
各負荷回路LD1−2は、内部電源線VIIと接地線VSSとの間に直列に配置されたスイッチSW(SW5−6)および抵抗素子RES(以下、抵抗RES1−2と称する)を有している。例えば、抵抗RES1−2は、拡散層を用いて構成されている。抵抗RES1−2に付したR1、R100の数値は、抵抗値の比率を示している。スイッチSW5−6は、pMOSトランジスタPM5−6で構成されている。トランジスタPM5−6は、ゲートが抵抗制御信号RESX1−2にそれぞれ接続され、ソースが内部電源線VIIに接続され、ドレインが負荷回路LD1−2にそれぞれ接続されている。
図に示した内部電圧生成回路24では、レギュレータ制御信号RCX(RCX1−4)の活性化により、スイッチSW(SW1−4)がオンし、レギュレータRGL(RGL1−4)が動作する。これにより、内部電源線VIIに電源電流(電荷)が供給され、内部電源電圧VIIが上昇する。また、抵抗制御信号RESX(RESX1−2)の活性化により、スイッチSW(SW5−6)がオンし、内部電源線VIIが抵抗RES(RES1−2)を介して接地線VSSに接続される。これにより、内部電源線VIIから電源電流(電荷)が接地線VSSに流れ、内部電源電圧VIIが下降する。
図4は、図3に示した内部電圧生成回路24の動作を示している。図中の”ON”は、レギュレータ制御信号RCX1−4または抵抗制御信号RESX1−2の活性化を示し、”OFF”は、レギュレータ制御信号RCX1−4または抵抗制御信号RESX1−2の非活性化を示す。換言すれば、”ON”、”OFF”は、スイッチSW1−6がオンまたはオフし、レギュレータRGL1−4または負荷回路LD1−2に電流が流れることを示している。本発明では、以下に説明するように、レギュレータ制御信号RCX1−4および抵抗制御信号RESX1−2は、アクセス要求REZ、WRZ、リフレッシュ要求REFZまたは動作制御信号RESTZ、CLZ等に応答して生成される。動作制御信号RESTZは、上述したように、ワード線活性化信号WLZおよびセンスアンプ活性化信号SAZから生成される。
スタンバイモード期間STBYは、高論理レベルの第1チップイネーブル信号/CE1が供給される期間である。スタンバイ期間STBYでは、内部回路は動作しないため、消費電流は非常に少ない。このとき、駆動能力の最も小さいレギュレータRGL1のみがオンする。また、内部電源電圧VIIが期待値より高くなることを防止するため、駆動能力の最も小さい負荷回路LD2のみがオンする。
リフレッシュ要求REFZに応答するリフレッシュ動作REFおよび読み出し要求REZに応答する非同期リード動作REでは、短時間でワード線WLおよびセンスアンプSAが活性化され、リストア動作が実行される。リフレッシュ動作REFおよび非同期リード動作REは、消費電流が多いため、全てのレギュレータRGL1−4がオンし、全ての負荷回路LD1−2がオフする。なお、リフレッシュ動作REFは、ビット線BL、/BL上のデータ信号がメモリMEMの外部に出力されないことを除き、非同期リード動作REと同じである。
書き込み要求WRZに応答する非同期ライト動作WR、同期ライト動作SWR、および読み出し要求REZに応答する同期リード動作SREでは、各動作を構成するサブ動作に応じてレギュレータRGL1−4および負荷回路LD1−2の動作が切り替えられる。すなわち、レギュレータ制御信号RCX1−4および抵抗制御信号RESX1−2は、動作する回路ブロックの組み合わせに応じて生成される。
具体的には、ロウデコーダRDECおよびセンスアンプSAが動作を開始し、メモリセルMCから読み出されたデータが再書き込みされるリストア動作RESTでは、全てのレギュレータRGL1−4がオンし、全ての負荷回路LD1−2がオフする。コラムデコーダCDECの動作によりコラムスイッチCSWがオンし、ビット線BL、/BLがデータバスDBに接続されるコラム動作CLでは、レギュレータRGL1−3がオンし、負荷回路LD1がオンする。コラム動作CLでは、データ信号DQをデータ端子に入出力するために、データ入出力バッファ32およびデータ制御回路34が動作する。このため、コラム動作CLの消費電流は、スタンバイ期間STBYや後述するセンスアンプオン動作SAONの消費電流より多い。
非同期ライト動作WR中、同期リード動作SRE中および同期ライト動作SWR中で、リストア動作RESTおよびコラム動作CLのいずれも実行されないセンスアンプオン動作SAONでは、レギュレータRGL1−2がオンし、負荷回路LD1がオンする。センスアンプオン動作SAONは、ビット線BL、/BL上のデータ信号がセンスアンプSAにより増幅された後、増幅された状態を保持しているスタティックな期間である。このため、センスアンプオン動作SAONの消費電流は、コラム動作CLの消費電流より少なく、スタンバイ期間STBYの消費電流より多い。
ディープパワーダウンモードDPDでは、全てのレギュレータRGL1−4がオフし、全ての負荷回路LD1−2がオフする。これにより、内部電源電圧VIIの生成は停止し、メモリMEMの消費電流は、最少になる。パワーオン動作PONでは、内部電源電圧VIIを迅速に上昇させるために、全てのレギュレータRGL1−4がオンし、全ての負荷回路LD1−2がオフする。バーンイン動作BIでは、トランジスタ等にストレスを与えるために、全てのレギュレータRGL1−4がオンし、全ての負荷回路LD1−2がオフする。
なお、リフレッシュ動作REFは、同期リード動作SREと同様に、リストア動作RESTおよびセンスアンプオン動作SAONに分けることが可能である。非同期リード動作REは、同期リード動作SREと同様に、リストア動作REST、コラム動作CLおよびセンスアンプオン動作SAONに分けることが可能である。しかし、リフレッシュ動作REFおよび非同期リード動作REでは、リストア動作RESTとセンスアンプオン動作SAON(またはコラム動作CL)が短時間に連続して実行される。このため、リストア動作RESTのみを実行し、レギュレータRGL1−4および負荷回路LD1−2の切り替えを行わない。
一方、非同期ライト動作WRおよび同期ライト動作SWRでは、リストア動作RESTの後、書き込みデータを受けるまで消費電流は少なく、書き込みデータによりビット線BL、/BL上のデータが反転するときの消費電流は多い。このため、ギュレータRGL1−4および負荷回路LD1−2は、非同期リード動作RE中の切り替えに比べて頻繁に切り替えられる。同期リード動作SREでは、消費電流の比較的少ないコラム動作CLが複数回発生する。複数のコラム動作CLの消費電流に合わせて内部電源電圧VIIを最適に設定するために、ギュレータRGL1−4および負荷回路LD1−2は、非同期リード動作RE中の切り替えに比べて頻繁に切り替えられる。
図5は、第1の実施形態のシステムSYSを示している。システムSYSは、例えば、携帯電話等の携帯機器であり、携帯機器の動作を制御するためのシステムインパッケージSiP(System in Package)が実装されたシステム基板SBRDを有している。SiPは、図1に示したメモリMEM、メモリMEMをアクセスするメモリコントローラMCNT、フラッシュメモリFLASH、フラッシュメモリFLASHをアクセスするフラッシュコントローラFCNT、およびシステム全体を制御するCPU(システムコントローラ)等を有している。CPU、メモリコントローラMCNTおよびフラッシュコントローラFCNTは、システムバスSBUSにより互いに接続されており、システムクロック信号SCLKに同期して動作する。メモリMEMまたはフラッシュメモリFLASHがクロック信号CLKに同期して動作する場合、システムクロック信号SCLKがクロック信号CLKとしてメモリMEMまたはフラッシュメモリFLASHに供給される。SiPは、外部バスを介して上位のシステムに接続されてもよい。
例えば、このシステムSYSでは、システムSYSのパワーオン時にフラッシュメモリFLASHに格納されているプログラムおよびデータがメモリMEMに転送される。この後、CPUは、システムSYSの機能を実現するために、メモリMEMに転送されたプログラムを実行し、メモリMEMに保持されるデータを読み書きする。CPUは、メモリMEMをアクセスするためのアクセス要求と、書き込みデータ信号WDTを出力し、メモリMEMから読み出しデータ信号RDTを受信する。また、CPUは、フラッシュメモリFLASHをアクセスするためのアクセス要求を出力する。
図6は、第1の実施形態のリフレッシュ動作REFを示している。リフレッシュ動作REFが実行される前のスタンバイ期間STBYでは、レギュレータ制御信号RCX1および抵抗制御信号RESX1が活性化される(図6(a))。また、スタンバイ期間STBY中、ビット線対BL、/BLは、プリチャージ電圧VPRに設定される。スタンバイ期間STBYは、第1チップイネーブル信号/CE1が非活性化されている期間である。スタンバイ期間STBYでは、ライトイネーブル信号/WEおよびアウトプットイネーブル信号/OEのレベルは、高論理レベルHまたは低論理レベルLのいずれでもよい。
内部電圧制御回路22は、リフレッシュ信号REFZの活性化に同期して、レギュレータ制御信号RCX1−4を活性化し、抵抗制御信号RESX1−2を非活性化する(図6(b))。リフレッシュ動作REFは、メモリMEMの内部で発生するリフレッシュ要求信号RREQZに応答して実行されるため、アクティブ信号ACTZは活性化されない(図6(c))。ワード線WLの1つは、ワード活性化信号WLZに同期して活性化される(図6(d))。ワード線WLの活性化によりメモリセルMCからビット線BLまたは/BLにデータが読み出される(図6(e))。次に、センスアンプSAが、センスアンプ活性化信号SAZに同期して増幅動作を開始し、ビット線対BL、/BLの電圧差を増幅する(図6(f))。そして、ビット線BL、/BL上で増幅された読み出しデータ信号は、メモリセルMCに書き戻される。すなわち、リストア動作が実行され、リフレッシュ動作REFが完了する。
図7は、第1の実施形態の非同期リード動作REを示している。非同期リード動作REでは、まず、図5に示したメモリコントローラMCNTは、第1チップイネーブル信号/CE1を活性化する(図7(a))。メモリMEMは、第1チップイネーブル信号/CE1の活性化により、アクティブスタンバイ状態になる。次に、メモリコントローラMCNTは、アウトプットイネーブル信号/OEを活性化する(図7(b))。ページ信号PGZが非活性化されているため、メモリMEMは、アウトプットイネーブル信号/OEの活性化に同期して非同期リード動作REを開始する(図7(c))。非同期リード動作RE中、レギュレータ制御信号RCX1−4が活性化され、抵抗制御信号RESX1−2が非活性化される(図7(d))。
非同期リード動作REでは、アウトプットイネーブル信号/OEの活性化期間に応答して読み出しコマンド信号REZが活性化される(図7(e))。まず、図6に示したリフレッシュ動作REFと同様に、リストア動作RESTが実行される。リストア動作RESTの実行中、リストア信号RESTZが活性化される(図7(f))。次に、コラム活性化信号CLZが活性化され、コラムスイッチCSWがオンし、コラム動作CLが実行される(図7(g))。コラム動作CLでは、センスアンプSAにより増幅されたビット線対BL、/BL上の読み出しデータ信号が、データ端子DQに出力される。ワード活性化信号WLZ、センスアンプ活性化信号SAZおよびビット線対BL、/BLの波形は、リフレッシュ動作REFと同じである。
図8は、第1の実施形態の非同期ライト動作WRを示している。非同期ライト動作WRでは、非同期リード動作REと同様に、まず、第1チップイネーブル信号/CE1が活性化され、メモリMEMは、アクティブスタンバイ状態になる(図8(a))。次に、メモリコントローラMCNTは、ライトイネーブル信号/WEを活性化する(図8(b))。ページ信号PGZが非活性化されているため、メモリMEMは、ライトイネーブル信号/WEの活性化に同期して非同期ライト動作WRを開始する(図8(c))。
非同期ライト動作WRでは、ライトイネーブル信号/WEの活性化期間に応答して書き込みコマンド信号WRZが活性化される(図8(d))。まず、図6に示したリフレッシュ動作REFと同様に、リストア動作RESTが実行される。リストア動作RESTの実行中、リストア信号RESTZが活性化される(図8(e))。リストア動作RESTでのワード活性化信号WLZ、センスアンプ活性化信号SAZおよびビット線対BL、/BLの波形は、リフレッシュ動作REFと同じである。リストア動作REST中、レギュレータRGL1−4がオンし、抵抗制御信号RESX1−2がオフする(図8(f))。
次に、コラム活性化信号CLZが活性化され、コラムスイッチCSWがオンし、コラム動作CLが実行される(図8(g))。コラム動作CLでは、データ端子DQで受けた書き込みデータ信号がメモリコア36に供給される。書き込みデータ信号の論理が、ビット線対BL、/BL上で増幅された読み出しデータ信号の論理と逆の場合、ビット線対BL、/BLの論理が反転する(図8(h))。コラム動作CL中、レギュレータRGL1−3がオンし、抵抗制御信号RESX1がオンする(図8(i))。非同期ライト動作WRにおいて、リストア動作RESTおよびコラム動作CLを除く期間は、センスアンプオン動作SAONの期間である。センスアンプオン動作SAON中、レギュレータRGL1−2がオンし、抵抗制御信号RESX1がオンする(図8(j、k))。
図9は、第1の実施形態の同期リード動作SREを示している。メモリMEMは、モードレジスタ20のページ動作ビットがセットされているときに、ページ信号PGZを活性化する(図9(a))。同期リード動作SREでは、非同期リード動作REと同様に、まず、第1チップイネーブル信号/CE1が活性化され、メモリMEMは、アクティブスタンバイ状態になる(図9(b))。次に、メモリコントローラMCNTは、アウトプットイネーブル信号/OEを活性化する(図9(c))。ページ信号PGZが活性化されているため、メモリMEMは、アウトプットイネーブル信号/OEの活性化に同期して同期リード動作SREを開始する(図9(d))。
同期リード動作SREでは、アウトプットイネーブル信号/OEの活性化期間に応答して読み出しコマンド信号REZが活性化される(図9(e))。まず、図6に示したリフレッシュ動作REFと同様に、リストア動作RESTが実行される。リストア動作REST中の波形は、非同期ライト動作WRと同じである。すなわち、レギュレータRGL1−4がオンし、抵抗制御信号RESX1−2がオフする(図9(f))。
次に、コラム活性化信号CLZがモードレジスタ20に設定されたバースト長(この例では”4”)と同じ回数だけ活性化される(図9(g))。コラム活性化信号CLZの活性化中の動作(コラム動作CL)は、図7に示した非同期リード動作REと同じである。同期リード動作SREにおいて、リストア動作RESTおよびコラム動作CLを除く期間は、センスアンプオン動作SAONの期間である。コラム動作CLおよびセンスアンプオン動作SAONにおけるレギュレータ制御信号RCX1−4および抵抗制御信号RESX1−2の波形は、非同期ライト動作WR(図8)と同じである。
図10は、第1の実施形態の同期ライト動作SWRを示している。同期ライト動作SWRでは、非同期ライトWRと同様に、まず、第1チップイネーブル信号/CE1が活性化され、メモリMEMは、アクティブスタンバイ状態になる(図10(a))。次に、メモリコントローラMCNTは、ライトイネーブル信号/WEを活性化する(図10(b))。ページ信号PGZが活性化されているため、メモリMEMは、ライトイネーブル信号/WEの活性化に同期して同期ライト動作SWRを開始する(図10(c))。同期ライト動作SWRは、コラム活性化信号CLZが複数回活性化され、複数のコラム動作CLが実行されることを除き、非同期ライト動作WRと同じである。すなわち、リストア信号RESTZが活性化されるリストア動作REST中、レギュレータRGL1−4がオンし、抵抗制御信号RESX1−2がオフする(図10(d))。コラム動作CL中、レギュレータRGL1−3がオンし、抵抗制御信号RESX1がオンする(図10(e))。センスアンプオン動作SAON中、レギュレータRGL1−2がオンし、抵抗制御信号RESX1がオンする(図10(f))。
図11は、第1の実施形態のディープパワーダウンモードDPDでの動作を示している。メモリMEMは、第2チップイネーブル信号CE2が低論理レベルの間、ディープパワーダウンモードDPDに移行する(図11(a))。ディープパワーダウンモードDPD中、ディープパワーダウン信号DPDZは活性化される(図11(b))。また、ディープパワーダウンモードDPD中、レギュレータ制御信号RCX1−4および抵抗制御信号RESX1−2は、非活性化される(図11(c))。なお、ディープパワーダウンモードDPD中、第1チップイネーブル信号/CE1、ライトイネーブル信号/WEおよびアウトプットイネーブル信号/OEのレベルは、高論理レベルHまたは低論理レベルLのいずれでもよい。
図12は、第1の実施形態のパワーオン時の動作を示している。まず、システムSYSのパワーオンに伴い、メモリMEMに供給される外部電源電圧VDDは徐々に上昇する(図12(a))。スタータ信号STTZの電圧は、外部電源電圧VDDに追従して上昇する(図12(b))。すなわち、スタータ信号STTZが活性化される。電源電圧VDDが所定の電圧(例えば、3V)まで上昇すると、内部電圧生成回路24が動作し、内部電源電圧VII(例えば、1.6V)が生成される(図12(c))。スタータ信号STTZは、内部電源電圧VIIの生成に応答して非活性化される(図12(d))。スタータ信号STTZの非活性化により、メモリMEMの動作モードは、パワーオンモードPONからスタンバイモードSTBYに移行する。メモリMEMの内部回路のうち、リセットが必要な回路は、スタータ信号STTZの活性化中にリセットされる。
パワーオン期間PONにおいて、スタータ信号STTZが高レベルの期間に、レギュレータ制御信号RCX1−4は活性化され、抵抗制御信号RESX1−2は非活性化される(図12(e))。これにより、パワーオンPON時に内部電源電圧VIIを迅速に上昇できる。
図13は、第1の実施形態のバーンイン試験時の動作を示している。バーンイン信号BIZは、モードレジスタ20のバーンインビットがセットされているときに、活性化される(図13(a))。バーンインモードBI中、レギュレータ制御信号RCX1−4は活性化され、抵抗制御信号RESX1−2は非活性化される(図13(b))。これにより、内部電源電圧VIIは、所定以上の電圧に設定される。
この例では、バーンインモードBI中、ワード活性化信号WLZが活性化され、全てのワード線WLが昇圧電圧に設定される(図13(c))。また、センスアンプ活性化信号SAZが活性化され、全てのビット線対BL、/BLが高レベルまたは低レベルに設定される(図13(d))。ビット線BL、/BLのレベルは、バーンインモードBIにエントリする前にメモリセルMCに書き込まれるデータ信号の論理に応じて設定される。そして、バーンイン試験が実施される。なお、バーンインモードBI中、第1チップイネーブル信号/CE1、ライトイネーブル信号/WEおよびアウトプットイネーブル信号/OEのレベルは、高論理レベルHまたは低論理レベルLのいずれでもよい。
図14は、第1の実施形態の内部電圧生成回路24の動作を示している。この実施形態では、メモリMEMの内部回路の電流消費状態に応じて、内部電源線VIIに電流を供給するレギュレータRGL1−4の数が変化する。特に、非同期ライト動作WR、同期リード動作SREおよび同期ライト動作SWRでは、各動作を構成するサブ動作に応じてレギュレータRGL1−4および負荷回路LD1−2が切り替わる。これにより、内部電源電圧VIIを期待値VIItyp(例えば、1.6V)付近に維持できる。
さらに、レギュレータRGL1−4とともに、内部電源線VIIを接地線VSSに接続する負荷回路LD1−2の数を、メモリMEMの内部回路の電流消費状態に応じて変化する。これにより、例えば、消費電流が比較的少ない動作状態において、内部電源電圧VIIが上限値VIImaxを超えることを確実に防止できる。具体的には、センスアンプオン動作SAONあるいはコラム動作CLでは、書き込みデータ信号、読み出しデータ信号の論理に応じて、センスアンプSA等で消費される電流は異なる。メモリMEMの設計時に、各動作SAON、CLで動作するレギュレータRGLの数は、最大の消費電流に応じて決められる。このため、データ信号の論理パターンが、消費電流の少ないパターンである場合、負荷回路LD1−2なしでは、内部電源電圧VIIが上限値VIImaxを超えるおそれがある。換言すれば、動作するレギュレータRGL1−4の数と、動作する負荷回路LD1−2の数を、互いに連動させることで、内部電源電圧VIIを期待値VIItyp(例えば、1.6V)付近に維持できる。なお、消費電流の少ないパターンとは、例えば、書き込み動作WR、SWRにおいて、リストア動作RESTによりメモリセルMCから読み出されたデータ信号の論理と、書き込みデータ信号の論理が同じ場合である。
本発明前は、例えば、スタンバイ期間とアクティブ期間で、内部電源電圧VIIを生成するレギュレータの駆動能力を切り替えている。この場合、例えば、書き込み動作において、リストア動作RESTの完了から書き込みデータがビット線BL、/BLに供給されるまでの期間、メモリコア36の消費電流は一時的に下がる。このとき、図中の矢印Aで示すように、内部電源電圧VIIが、許容される上限値VIImaxを超えるおそれがあった。上限値VIImaxを超えた場合、トランジスタのゲート等に高電圧が与えられ、トランジスタの信頼性が低下する。
以上、第1の実施形態では、動作するレギュレータRGLの数は、例えば、動作する回路ブロックの数に応じて切り替え、あるいは、消費電力が大きい回路ブロックの動作に応じて切り替える。内部回路の実際の動作に合わせて、動作するレギュレータRGLを切り替えることにより、内部電源電圧VIIの変動を最小限にできる。特に、動作制御信号WLZ、SAZ、CLZ等に応じてレギュレータ制御信号を生成することで、読み出し動作中や書き込み動作中に、回路ブロックの実際の動作に合わせて、動作するレギュレータRGLの数を変更できる。この結果、メモリMEMの動作マージンを向上でき、メモリMEMの歩留を向上できる。
動作するレギュレータRGLの数の切り替えとともに、動作する負荷回路LDの数を切り替えることにより、内部電源電圧VIIが許容値以上に上昇することを防止できる。すなわち、内部回路の実際の動作に合わせてレギュレータ制御信号RCXおよび負荷制御信号RESXを生成し、レギュレータRGLおよび負荷回路LDの動作を制御することにより、内部電源電圧VIIの変動を最小限にできる。
図15は、本発明の第2の実施形態における内部電圧生成回路24Aを示している。第1の実施形態で説明した要素と同一の要素については、同一の符号を付し、これ等については、詳細な説明を省略する。内部電圧生成回路24Aを除く構成および動作は、第1の実施形態と同じである。すなわち、半導体メモリMEMは、クロック同期式のFCRAM(Fast Cycle RAM)である。メモリMEMが搭載されるシステムSYSは、図5と同じである。
内部電圧生成回路24Aは、図3に示した内部電圧生成回路24の抵抗RES2の代わりに、高抵抗として動作するnMOSトランジスタNM5を有している。また、内部電圧生成回路24Aは、電圧生成器VGEN2を有している。電圧生成器VGEN2は、外部電源電圧VDDを受け、トランジスタNM5をオンするための定電圧VCMNを生成する。すなわち、この実施形態では、負荷回路LD2は、トランジスタNM5により構成されている。負荷回路LD1−2の抵抗比(1:100)は、第1の実施形態と同じである。
すなわち、この実施形態では、抵抗値の低い負荷回路LD1は、内部電源線VIIと接地線VSSとの間に直列に配置されたスイッチSW5および抵抗素子RES1を有する。抵抗値の高い負荷回路LD2は、内部電源線VIIと接地線VSSとの間に直列に配置されたスイッチSW6およびトランジスタNM5を有する。
この実施形態では、抵抗値の低い負荷回路LD1は、オーミック特性により電流量が変化する抵抗素子RES1により構成される。このため、内部回路での消費電流が減少するときに、内部電源電圧VIIの上昇に伴い負荷回路LD1を流れる電流が増える。一方、内部回路での消費電流が増加し、内部電源電圧VIIが低い場合には、負荷回路LD1を流れる電流は少なくなる。このため、無駄な電流を消費することを防止できる。一方、抵抗値の高い負荷回路LD2を抵抗素子で構成する場合、抵抗値の精度を確保するために、レイアウトサイズが大きくなる。負荷回路LD2をトランジスタNM5で構成することにより、レイアウトサイズを小さくできる。
以上、第2の実施形態においても、上述した第1の実施形態と同様の効果を得ることができる。さらに、この実施形態では、負荷回路LD2の高抵抗素子をトランジスタNM5により形成することで、負荷回路LD2のレイアウトサイズを小さくできる。この結果、半導体メモリMEMのチップサイズを小さくできる。
図16は、本発明の第3の実施形態を示している。第1の実施形態で説明した要素と同一の要素については、同一の符号を付し、これ等については、詳細な説明を省略する。この実施形態では、第1の実施形態の動作制御回路18、内部電圧制御回路22および内部電圧生成回路24の代わりに、動作制御回路18B、内部電圧制御回路22Bおよび内部電圧生成回路24Bを有している。その他の構成は、第1の実施形態と同じである。すなわち、半導体メモリMEMは、クロック同期式のFCRAM(Fast Cycle RAM)である。メモリMEMが搭載されるシステムSYSは、図5と同じである。
動作制御回路18Bは、読み出しコマンド信号REZ、書き込みコマンド信号WRZおよびリフレッシュ要求RREQZに応答してメモリコア36に読み出し動作、書き込み動作およびリフレッシュ動作を実行させるために、ワード活性化信号WLZ、センスアンプ活性化信号SAZ、プリチャージ制御信号BRSZ、コラム活性化信号CLZおよびリフレッシュ信号REFZを出力する。動作制御回路18Bは、アクティブ信号ACTZおよびリストア信号RESTZを出力しない点を除き、第1の実施形態の動作制御回路18と同じである。
内部電圧制御回路22Bは、内部電源電圧VIIの値に応じて、レギュレータ制御信号RCX1−4を出力する。内部電圧制御回路22Bは、抵抗制御信号RESX1−2を出力しない。内部電圧制御回路22Bの詳細は、図17に示す。内部電圧生成回路24Bは、レギュレータ制御信号RCX1−4に応じて内部電源電圧VIIを生成する。内部電圧生成回路24Bの詳細は、図21に示す。
図17は、図16に示した内部電圧制御回路22Bの詳細を示している。内部電圧制御回路22Bは、第1および第2参照電圧生成回路RVGEN1−2、モニタ回路MON、第1および第2コンパレータCOMP1−2、論理回路LOGICおよび電圧切替回路VSWを有している。
参照電圧生成回路RVGEN1は、外部電源電圧VDD(例えば、3.0V)に応じて、第1参照電圧RV1(例えば、1.0V)を生成する。参照電圧生成回路RVGEN2は、外部電源電圧VDDに応じて、第2参照電圧RV2(例えば、0.9V)を生成する。参照電圧RV1−2は、電源電圧VDDに依存しない一定の電圧である。
モニタ回路MONは、内部電源線VIIと接地線VSSの間に直列に配置された抵抗RES3−4を有している。モニタ回路MONは、抵抗RES3−4の接続ノードから内部電源電圧VIIに追従するモニタ電圧VMを出力する。モニタ電圧VMは、内部電源電圧VIIが1.6V(期待値)のときに、0.95Vである。なお、モニタ回路MONは、負荷回路としても動作する。このため、図21に示す内部電圧生成回路24Bに負荷回路は不要である。なお、モニタ回路MONの負荷回路として機能が不十分な場合、第1の実施形態と同様の負荷回路LD1−2を追加してもよい。
モニタ電圧VMは、抵抗RES3−4の抵抗値に応じて容易に調整可能である。このため、例えば、参照電圧生成回路RVGEN1−2が既に設計されている場合、モニタ電圧VMは、参照電圧生成回路RVGEN1−2の仕様に合わせて容易に設定できる。あるいは、コンパレータCOMP1−2が既に設計されている場合、モニタ電圧VMは、コンパレータCOMP1−2の仕様に合わせて容易に設定できる。この結果、内部電圧制御回路22Bの設計期間を短縮できる。
コンパレータCOMP1は、モニタ電圧VMが参照電圧RV1より高いときに高レベルを出力し、モニタ電圧VMが参照電圧RV1以下のときに低レベルを出力する。コンパレータCOMP2は、モニタ電圧VMが参照電圧RV2以下のときに高レベルを出力し、モニタ電圧VMが参照電圧RV2より高いときに低レベルを出力する。論理回路LOGICは、コンパレータCOMP1の出力レベルに対応する論理を出力信号OUTA(第1検出信号)として出力し、コンパレータCOMP2の出力レベルに対応する論理を出力信号OUTB(第2検出信号)として出力する。すなわち、論理回路LOGICは、モニタ電圧VMが参照電圧RV1より高いときに、出力信号OUTAを高論理レベルに設定し、モニタ電圧VMが参照電圧RV2以下のときに、出力信号OUTBを高論理レベルに設定する。また、論理回路LOGICは、出力信号OUTA、OUTBのOR論理を出力信号OUTCとして出力する。なお、実際には、図24および図25に示すように、動作するレギュレータRGL1−4の切り替えは、内部電源電圧VIIが第1電圧RV1xCを超えたとき、または内部電源電圧VIIが第2電圧RV2xC以下になったときに行われる。すなわち、出力信号OUTA(第1検出信号)は、内部電源電圧VIIが第1電圧RV1xCを超えたときに活性化される。出力信号OUTB(第2検出信号)は、内部電源電圧VIIが第2電圧RV2xC以下のときに活性化される。
電圧切替回路VSWは、出力信号OUTA、OUTB、OUTCに応じて、レギュレータ制御信号RCX1−4をそれぞれ生成するラッチ回路LT1−4を有している。ラッチ回路LT1−2の詳細は、図18に示し、ラッチ回路LT3−4の詳細は、図19に示す。
図18は、図17に示したラッチ回路LT1−2の詳細を示している。ラッチ回路LT1は、3つのラッチ部LU1−3を有している。ラッチ部LU1は、出力信号OUTCの低論理レベル期間に低論理レベル(VSS)を受け、出力信号OUTCの立ち上がりエッジに同期して、低論理レベル(VSS)をラッチする。出力信号OUTCは、上述したように、モニタ電圧VMが参照電圧RV1より高いとき、またはモニタ電圧VMが参照電圧RV2以下のときに、高論理レベルに変化する。
ラッチ部LU2は、出力信号OUTCの低論理レベル期間にレギュレータ制御信号RCX2の論理レベルを受け、出力信号OUTCの立ち上がりエッジに同期して、レギュレータ制御信号RCX2の論理レベルをラッチする。ラッチLT1において、出力信号OUTCは、バッファNを介してラッチ部LU1、LU2に供給される。出力信号OUTB、OUTAは、バッファPを介してラッチ部LU3に供給される。バッファN、Pの詳細は、図20に示す。
レギュレータ制御信号RCX2により動作するレギュレータRGL2は、レギュレータ制御信号RCX1により動作するレギュレータRGL1より駆動能力が1段階大きい。以後、ラッチLT1−4の動作において、例えば、レギュレータ制御信号RCX1に対するレギュレータ制御信号RCX2を、駆動能力が1段階大きいレギュレータ制御信号RCX2とも称する。同様に、例えば、レギュレータ制御信号RCX2に対するレギュレータ制御信号RCX1を、駆動能力が1段階小さいレギュレータ制御信号RCX1とも称する。
ラッチ部LU3は、出力信号OUTBの高論理レベル期間にラッチ部LU1にラッチされた論理レベルを受け、出力信号OUTBの立ち下がりエッジに同期して、ラッチ部LU1で受けた論理レベルをラッチする。すなわち、ラッチ部LU3は、モニタ電圧VMが参照電圧RV2以下のときに、駆動能力が1段階小さいレギュレータ制御信号の論理レベル(この場合は、接地レベル)を受け、モニタ電圧VMが参照電圧RV2より高くなったときにこの論理レベルをラッチし、レギュレータ制御信号RCX1として出力する。
また、ラッチ部LU3は、出力信号OUTAの高論理レベル期間にラッチ部LU2にラッチされた論理レベルを受け、出力信号OUTAの立ち下がりエッジに同期して、ラッチ部LU2で受けた論理レベルをラッチする。すなわち、ラッチ部LU3は、モニタ電圧VMが参照電圧RV1より高いときに、駆動能力が1段階大きいレギュレータ制御信号RCX2の論理レベルを受け、モニタ電圧VMが参照電圧RV1以下になったときにこの論理レベルをラッチし、レギュレータ制御信号RCX1として出力する。
ラッチLT2は、入力信号が異なることを除きラッチLT1と同じ回路である。ラッチLT2のラッチ部LU1は、出力信号OUTCの低論理レベル期間に駆動能力が1段階小さいレギュレータ制御信号RCX1の論理レベルを受け、出力信号OUTCの立ち上がりエッジに同期して、レギュレータ制御信号RCX1の論理レベルをラッチする。ラッチLT2のラッチ部LU2は、出力信号OUTCの低論理レベル期間に駆動能力が1段階大きいレギュレータ制御信号RCX3の論理レベルを受け、出力信号OUTCの立ち上がりエッジに同期して、レギュレータ制御信号RCX3の論理レベルをラッチする。ラッチLT2のラッチ部LU3は、モニタ電圧VMが参照電圧RV2以下のときに、駆動能力が1段階小さいレギュレータ制御信号RCX1の論理レベルを受け、モニタ電圧VMが参照電圧RV2より高くなったときにこの論理レベルをラッチし、レギュレータ制御信号RCX1として出力する。また、ラッチ部LU3は、モニタ電圧VMが参照電圧RV1より高いときに、駆動能力が1段階大きいレギュレータ制御信号RCX3の論理レベルを受け、モニタ電圧VMが参照電圧RV1以下になったときにこの論理レベルをラッチし、レギュレータ制御信号RCX1として出力する。
図19は、図17に示したラッチ回路LT3−4の詳細を示している。ラッチLT3−4は、入力信号が異なることを除きラッチLT1と同じ回路である。ラッチLT3では、モニタ電圧VMが参照電圧RV2以下のときに、またはモニタ電圧VMが参照電圧RV1より高いとき、レギュレータ制御信号RCX2、4の論理レベルがラッチ部LU1−2にそれぞれ伝達される。そして、モニタ電圧VMが参照電圧RV2より高くなったときに、駆動能力が1段階小さいレギュレータ制御信号RCX2の論理レベルがレギュレータ制御信号RCX3として出力される。モニタ電圧VMが参照電圧RV1以下になったときに、駆動能力が1段階大きいレギュレータ制御信号RCX4の論理レベルがレギュレータ制御信号RCX3として出力される。
ラッチLT4では、モニタ電圧VMが参照電圧RV2以下のときに、またはモニタ電圧VMが参照電圧RV1より高いとき、レギュレータ制御信号RCX3または高論理レベル(VII)がラッチ部LU1−2にそれぞれ伝達される。そして、モニタ電圧VMが参照電圧RV2より高くなったときに、駆動能力が1段階小さいレギュレータ制御信号RCX3の論理レベルがレギュレータ制御信号RCX4として出力される。モニタ電圧VMが参照電圧RV1以下になったときに、高論理レベルのレギュレータ制御信号RCX4が出力される。
なお、ラッチ回路LTの数は、コンパレータCOMP1−2や論理回路LOGICを変更することなく、容易に増やすことができる。したがって、レギュレータRGLの総数も容易に増やすことができる。レギュレータRGLの総数を増やすことにより、内部電源電圧VIIの制御を、より細かく実施できる。
図20は、図18および図19に示したバッファN、Pの詳細を示している。各バッファN、Pは、2つのCMOSインバータを直列に接続して構成されている。但し、バッファNでは、初段のインバータのpMOSトランジスタのソースは、抵抗を介して電源線VIIに接続され、後段のインバータのnMOSトランジスタのソースは、抵抗を介して接地線VSSに接続されている。これにより、バッファNは、入力信号INの立ち下がりエッジを遅延させる遅延回路として動作する。
一方、バッファPでは、初段のインバータのnMOSトランジスタのソースは、抵抗を介して接地線VSSに接続され、後段のインバータのpMOSトランジスタのソースは、抵抗を介して電源線VIIに接続されている。これにより、バッファPは、入力信号INの立ち上がりエッジを遅延させる遅延回路として動作する。
上述したラッチ回路LT1−4では、波形に太線で示したように、バッファNの出力を受けるスイッチ(CMOSトランスミッションゲート)は、出力信号NOUTの低論理レベル中に入力信号RCXを受ける。バッファPの出力を受けるスイッチ(CMOSトランスミッションゲート)は、出力信号POUTの高論理レベル中に入力信号(ラッチ部LU1−2の出力)を受ける。スイッチのオン期間が互いに重複しないため、ラッチ回路LT1−4の入力信号(RCX2等)が、出力信号(RCX1等)として直接出力されることが防止される。すなわち、信号のレーシングが防止され、ラッチ回路LT1−4の誤動作が防止される。なお、波形中の矢印は、ラッチタイミングを示している。
図21は、図16に示した内部電圧生成回路24Bの詳細を示している。上述した図3と同じ要素については、詳細な説明を省略する。内部電圧生成回路24Bは、第1の実施形態の内部電圧生成回路24からスイッチSW5−6および負荷回路LD1−2を削除し、レギュレータRGL0を追加して構成されている。
レギュレータRGL0は、nMOSトランジスタNM0で構成されている。トランジスタNM0は、ゲートが定電圧線VGに接続され、ソースが内部電源線VIIに接続され、ドレインが外部電源線VDDに接続されている。トランジスタNM0のゲート幅の比率は、トランジスタNM1の0.1倍である。レギュレータRGL0は、スイッチがないため、常時動作して、内部電源線VIIに電流を供給する。このため、例えば、パワーオン期間において、電圧切替回路VSWが動作する前に、内部電源電圧VIIを生成できる。内部電源電圧VIIの生成により、モニタ電圧VMが生成されるため、パワーオン時に、コンパレータCOMP1−2および電圧切替回路VSWの動作状態は、迅速に安定する。
トランジスタNM0−4のチャネル長は、互いに等しい。すなわち、レギュレータRGL0−4は、内部電源電圧VIIが供給される内部電源線VIIへの電流の供給能力がそれぞれ異なる。
図22は、第3の実施形態の内部電圧制御回路22Bの動作の一例を示している。この例では、モニタ電圧VMが参照電圧RV2(0.9V)付近で変化する。初期状態において、レギュレータRGL0−1がオンしている(図22(a))。このため、レギュレータ制御信号RCX1−4の論理レベルは、それぞれL、H、H、Hである。ラッチ回路LT1−3のノードna(na1−3)は、駆動能力が1段階高いレギュレータ制御信号RCX2−4の論理レベルを示している。ラッチ回路LT2−4のノードnb(nb2−4)は、駆動能力が1段階低いレギュレータ制御信号RCX1−3の論理レベルを示している。
メモリコア36等の内部回路の消費電流が増え、内部電源線VIIが下がり、モニタ電圧VMが参照電圧RV2以下になると、出力信号OUTB、OUTCが高論理レベルに変化する(図22(b))。レギュレータ制御信号RCX2は、出力信号OUTBの立ち上がりエッジに同期して活性化される(図22(c))。これにより、レギュレータRGL0−2がオンする(図22(d))。内部電圧生成回路24Bによる内部電源線VIIへの電流供給能力は上がり、モニタ電圧VM(内部電源電圧VII)は下降から上昇に転ずる(図22(e))。
モニタ電圧VMが参照電圧RV2より高くなると、出力信号OUTB、OUTCが低論理レベルに変化する(図22(f))。レギュレータ制御信号RCX2の論理レベルは、出力信号OUTCの立ち下がりエッジに同期してノードna1、nb3に伝達される(図22(g、h))。
メモリコア36等の内部回路の消費電流がさらに増え、モニタ電圧VMが再び参照電圧RV2以下になると、出力信号OUTB、OUTCが高論理レベルに変化する(図22(i))。レギュレータ制御信号RCX3は、出力信号OUTBの立ち上がりエッジに同期して活性化される(図22(j))。これにより、レギュレータRGL0−3がオンする(図22(k))。内部電圧生成回路24Bによる内部電源線VIIへの電流供給能力は上がり、モニタ電圧VM(内部電源電圧VII)は下降から上昇に転ずる(図22(l))。
モニタ電圧VMが参照電圧RV2より高くなると、出力信号OUTB、OUTCが低論理レベルに変化する(図22(m))。レギュレータ制御信号RCX3の論理レベルは、出力信号OUTCの立ち下がりエッジに同期してノードna2、nb4に伝達される(図22(n、o))。
このように、モニタ電圧VMが参照電圧RV2以下に変化し、出力信号OUTBが活性化される毎に、動作するレギュレータRGLの数は、1つずつ増加する。より詳細には、出力信号OUTBが活性化される毎に、非活性化しているレギュレータ制御信号(例えば、RCX2−4またはRCX3−4)のうち、供給能力の最も低いレギュレータ(例えば、RGL2またはRGL3)に対応するレギュレータ制御信号(例えば、RCX2またはRCX3)が、順次に活性化される。換言すれば、動作するレギュレータRGLの数は、内部電源電圧VIIの値でなく、内部回路の消費電流の増減により切り替えられる。
図23は、第3の実施形態の内部電圧制御回路22Bの動作の別の例を示している。図22と同じ動作については、詳細な説明を省略する。この例では、モニタ電圧VMが参照電圧RV1(1.0V)付近で変化する。初期状態において、レギュレータRGL0−4がオンしている(図23(a))。このため、レギュレータ制御信号RCX1−4の論理レベルは、全てLである。
メモリコア36等の内部回路の消費電流が減り、内部電源線VIIが上がり、モニタ電圧VMが参照電圧RV1より高くなると、出力信号OUTA、OUTCが高論理レベルに変化する(図23(b))。レギュレータ制御信号RCX4は、出力信号OUTAの立ち上がりエッジに同期して非活性化される(図23(c))。これにより、レギュレータRGL4がオフする(図23(d))。内部電圧生成回路24Bによる内部電源線VIIへの電流供給能力は下がり、モニタ電圧VM(内部電源電圧VII)は上昇から下降に転ずる(図23(e))。
モニタ電圧VMが参照電圧RV1以下になると、出力信号OUTA、OUTCが低論理レベルに変化する(図23(f))。レギュレータ制御信号RCX4の論理レベルは、出力信号OUTCの立ち下がりエッジに同期してノードna3に伝達される(図23(g))。
メモリコア36等の内部回路の消費電流がさらに減り、モニタ電圧VMが再び参照電圧RV1より高くなると、出力信号OUTA、OUTCが高論理レベルに変化する(図23(h))。レギュレータ制御信号RCX3は、出力信号OUTAの立ち上がりエッジに同期して非活性化される(図23(i))。これにより、レギュレータRGL3がオフする(図23(j))。内部電圧生成回路24Bによる内部電源線VIIへの電流供給能力は下がり、モニタ電圧VM(内部電源電圧VII)は上昇から下降に転ずる(図23(k))。
モニタ電圧VMが参照電圧RV1以下になると、出力信号OUTA、OUTCが低論理レベルに変化する(図23(l))。レギュレータ制御信号RCX3の論理レベルは、出力信号OUTCの立ち下がりエッジに同期してノードna2、nb4に伝達される(図23(m、n))。
このように、モニタ電圧VMが参照電圧RV1より高く変化し、出力信号OUTAが活性化される毎に、動作するレギュレータRGLの数は、1つずつ減少する。より詳細には、出力信号OUTAが活性化される毎に、活性化しているレギュレータ制御信号(例えば、RCX1−4またはRCX1−3)のうち、電流の供給能力の最も高いレギュレータ(例えば、RGL4またはRGL3)に対応するレギュレータ制御信号(例えば、RCX4またはRCX3)が、順次に非活性化される。換言すれば、動作するレギュレータRGLの数は、内部電源電圧VIIの値でなく、内部回路の消費電流の増減により切り替えられる。
なお、図22および図23では、説明を分かりやすくするため、モニタ電圧VMは、参照電圧RV1−2の一方のみを横切る例について説明した。しかし、実際には、モニタ電圧VMは、参照電圧RV1−2の両方を横切る場合もある。この場合、図22および図23を組み合わせた動作になる。
図24および図25は、第3の実施形態の内部電圧生成回路24Bの動作の一例を示している。この実施形態では、第1の実施形態と同様に、メモリMEMの内部回路の電流消費状態に応じて、内部電源線VIIに電流を供給するレギュレータRGL0−4の数が変化する。特に、内部電源電圧VIIに追従して変化するモニタ電圧VMを参照することで、実際の消費電流の変化に応じてオンするレギュレータRGL0−4の数を変更できる。この結果、内部電源電圧VIIを期待値VIItyp(例えば、1.6V)付近に維持できる。また、レギュレータRGL0−4を連続的に切り替えることにより、メモリMEMで必要な消費電流の範囲内において、内部電源電圧VIIを上限値と下限値の間に維持できる。
図中のRV1xC(第1電圧)およびRV2xC(第2電圧)は、参照電圧RV1(1.0V)、RV2(0.9V)に定数Cを乗じた値を示している。例えば、定数Cは、内部電源電圧VIIの期待値(1.6V)をモニタ電圧VMの期待値(0.95V)で除した1.68である。このとき、第1電圧RV1xCは、1.68Vであり、第2電圧RV2xCは、1.52Vである。すなわち、この実施形態では、内部電源電圧VIIを、ほぼ1.52Vから1.68Vの間に維持できる。
以上、第3の実施形態においても、上述した第1の実施形態と同様の効果を得ることができる。さらに、この実施形態では、内部電圧制御回路22Bは、内部電源電圧VIIに追従するモニタ電圧VMが参照電圧RV2以下になる毎に、動作するレギュレータRGLの数が1つずつ増やし、モニタ電圧VMが参照電圧RV1を超える毎に、動作するレギュレータRGLの数が1つずつ減らす。より詳細には、内部電圧制御回路22Bは、モニタ電圧VMが参照電圧RV2以下になる毎に、動作しているレギュレータRGLのうち、供給能力の最も低いレギュレータRGLの動作を順次に開始する。また、内部電圧制御回路22Bは、モニタ電圧VMが参照電圧RV1を超える毎に、動作しているレギュレータRGLのうち、供給能力の最も高いレギュレータRGLの動作を順次に停止する。これにより、内部電源線VIIに電流を供給するレギュレータRGLの数を、内部電源電圧VIIの値でなく、実際の内部回路の消費電流の変化に合わせて変えることができる。この結果、内部電源電圧VIIの変動を最小限にでき、メモリMEMの動作マージンを向上できる。
なお、上述した実施形態では、本発明をFCRAMに適用する例について述べた。本発明はかかる実施形態に限定されるものではない。例えば、本発明を、内部電源電圧を生成する内部電圧生成回路を有するDRAM、SRAMまたは強誘電体メモリ等の他の半導体メモリ、あるいはロジックLSIに適用してもよい。この際、第1の実施形態をDRAMに適用する場合、DRAMの外部端子(コマンド端子)に供給される外部リフレッシュ要求信号に応答してリフレッシュ動作が実行される。この場合、レギュレータRGLの動作は、図6のリフレッシュ動作REFと同じである。
上述した第3の実施形態では、内部電源電圧VIIの変化に応じて、オンするレギュレータRGL1−4の数を調整する例について述べた。本発明はかかる実施形態に限定されるものではない。例えば、消費電流が増加する動作が予め分かっているとき、その動作を示す制御信号を用いて所定のレギュレータRGL1−4を強制的にオンしてもよい。ここで、消費電流が増加する動作は、例えば、第1の実施形態のリストア動作RESTやコラム動作CL等である。具体的には、例えば、図2に示したレギュレータ制御信号RCX1−4と、図17に示したレギュレータ制御信号RCX1−4のOR論理(負論理)を図21の内部電圧生成回路24Bの入力端子に供給すればよい。これにより、内部電源電圧VIIの変化を予測してレギュレータRGL1−4のオン/オフを制御できる。したがって、モニタ電圧VMが参照電圧RV1より高くなる頻度、およびモニタ電圧VMが参照電圧RV2以下になる頻度を少なくできる。すなわち、内部電源電圧VIIの変動を小さくでき、メモリMEMの動作マージンを向上できる。
さらに、レギュレータRGLのオン/オフを直接制御するための制御信号(テスト信号)を受ける専用の外部端子(試験端子)をメモリMEMに設けてもよい。このテスト信号は、レギュレータ制御信号RCX1−4によるレギュレータRGLの制御より優先される。テスト信号は、例えば、メモリMEMのバーンイン試験中に、全てのレギュレータRGLをオンするために使用される。試験端子は、第1および第2の実施形態のメモリMEMに設けてもよい。
上述した第3の実施形態では、モニタ電圧VMが参照電圧RV2以下になる毎に、あるいはモニタ電圧VMが参照電圧RV1を超える毎に、動作するレギュレータRGLの数を1つずつ増減する例について述べた。本発明はかかる実施形態に限定されるものではない。例えば、動作するレギュレータRGLの数の変更は、2以上を単位としてもよい。
上述した第3の実施形態では、ラッチ回路LT1−4で構成された電圧切替回路VSWを用いて、レギュレータ制御信号RCX1−4を生成する例について述べた。本発明はかかる実施形態に限定されるものではない。例えば、電圧切替回路VSWの代わりにシフトレジスタを配置してもよい。
以上の実施形態において説明した発明を整理して、付記として開示する。
(付記1)
内部電源電圧を受けて動作する複数の回路ブロックを有する内部回路と、
動作する回路ブロックの組み合わせに応じて、複数のレギュレータ制御信号を生成する内部電圧制御回路と、
前記レギュレータ制御信号の活性化に応答してそれぞれ動作し、外部電源電圧を用いて内部電源電圧を生成する複数のレギュレータを有する内部電圧生成回路とを備えていることを特徴とする半導体集積回路。
(付記2)
付記1記載の半導体集積回路において、
前記内部電圧生成回路は、複数の負荷制御信号の活性化にそれぞれ応答して、内部電源電圧が供給される内部電源線を接地線に接続する複数の負荷回路を備え、
前記内部電圧制御回路は、動作する回路ブロックの組み合わせに応じて、前記レギュレータ制御信号および前記負荷制御信号を生成することを特徴とする半導体集積回路。
(付記3)
付記2記載の半導体集積回路において、
前記内部電圧制御回路は、前記レギュレータ制御信号を用いて前記負荷制御信号を生成することを特徴とする半導体集積回路。
(付記4)
付記2記載の半導体集積回路において、
前記各負荷回路は、前記内部電源線と接地線との間に直列に配置されたスイッチおよび抵抗素子を備え、
前記スイッチは、前記負荷制御信号の活性化に応答してオンすることを特徴とする半導体集積回路。
(付記5)
付記2記載の半導体集積回路において、
前記負荷回路のうち、抵抗値の低い負荷回路は、前記内部電源線と接地線との間に直列に配置されたスイッチおよび抵抗素子を備え、
前記負荷回路のうち、抵抗値の高い負荷回路は、前記内部電源線と接地線との間に直列に配置されたスイッチおよびトランジスタを備え、
前記スイッチは、前記負荷制御信号の活性化に応答してオンし、
前記トランジスタのゲートは、このトランジスタをオンするための電圧を受けることを特徴とする半導体集積回路。
(付記6)
付記1記載の半導体集積回路において、
複数のメモリセルと、前記メモリセルに接続された複数のワード線および複数のビット線とを有するメモリセルアレイと、
前記メモリセルをアクセスするためのアクセス要求を受けるコマンドデコーダとを備え、
前記内部電圧制御回路は、前記アクセス要求に応じて前記レギュレータ制御信号を生成することを特徴とする半導体集積回路。
(付記7)
付記6記載の半導体集積回路において、
前記メモリセルをリフレッシュするためのリフレッシュ要求を周期的に生成するリフレッシュ制御回路を備え、
前記内部電圧制御回路は、前記リフレッシュ要求に応答して前記レギュレータ制御信号を生成することを特徴とする半導体集積回路。
(付記8)
付記6記載の半導体集積回路において、
前記アクセス要求に応じて、前記回路ブロックの動作をそれぞれ制御する複数種の動作制御信号を生成する動作制御回路を備え、
前記内部電圧制御回路は、前記動作制御信号の少なくとも1つに応答して前記レギュレータ制御信号を生成することを特徴とする半導体集積回路。
(付記9)
付記8記載の半導体集積回路において、
前記内部回路は、前記回路ブロックとして、前記ワード線のいずれかを選択し、選択したワード線に高レベル電圧を供給するロウデコーダと、前記ビット線に接続され、前記ビット線上のデータ信号を増幅するセンスアンプと、前記ビット線のいずれかをデータバスに接続するコラムスイッチとを有し、
前記動作制御回路は、前記ロウデコーダを動作するためのワード線活性化信号、前記センスアンプを動作するためのセンスアンプ活性化信号および前記コラムスイッチを動作するためのコラム活性化信号を生成し、
前記内部電圧制御回路は、ワード線活性化信号、センスアンプ活性化信号およびコラム活性化信号の少なくとも1つに応答して前記レギュレータ制御信号を生成することを特徴とする半導体集積回路。
(付記10)
前記内部電源電圧を受けて動作する内部回路と、
前記内部電源電圧の値に応じて、複数のレギュレータ制御信号を生成する内部電圧制御回路と、
前記レギュレータ制御信号の活性化に応答してそれぞれ動作し、外部電源電圧を用いて内部電源電圧を生成する複数のレギュレータを有する内部電圧生成回路とを備え、
前記内部電圧制御回路は、
前記内部電源電圧が第1電圧を超えたときに第1検出信号を出力する第1コンパレータと、
前記内部電源電圧が前記第1電圧より低い第2電圧以下のときに第2検出信号を出力する第2コンパレータと、
前記第1検出信号の出力毎に、動作するレギュレータの数を減らすためにレギュレータ制御信号のいずれかを非活性化し、前記第2検出信号の出力毎に、動作するレギュレータの数を増やすためにレギュレータ制御信号のいずれかを活性化する電圧切替回路とを備えていることを特徴する半導体集積回路。
(付記11)
付記10記載の半導体集積回路において、
前記レギュレータは、前記内部電源電圧が供給される内部電源線への電流の供給能力がそれぞれ異なり、
前記電圧切替回路は、前記第1検出信号の出力毎に、活性化しているレギュレータ制御信号のうち、供給能力の最も高いレギュレータに対応するレギュレータ制御信号を順次に非活性化し、前記第2検出信号の出力毎に、非活性化しているレギュレータ制御信号のうち、供給能力の最も低いレギュレータに対応するレギュレータ制御信号を順次に活性化することを特徴とする半導体集積回路。
(付記12)
付記10記載の半導体集積回路において、
前記内部電圧生成回路は、常時動作し、前記外部電源電圧を用いて前記内部電源電圧を生成するレギュレータを備えていることを特徴とする半導体集積回路。
(付記13)
付記10記載の半導体集積回路において、
前記内部電源電圧が供給される内部電源線と接地線との間に直列に配置された2つの抵抗を有し、抵抗の接続ノードから前記内部電源電圧に追従するモニタ電圧を出力するモニタ回路と、
前記第1電圧に対応する第1参照電圧を生成する第1参照電圧生成回路と、
前記第2電圧に対応する第2参照電圧を生成する第2参照電圧生成回路とを備え、
前記第1コンパレータは、前記モニタ電圧および前記第1参照電圧を前記内部電源電圧および前記第1電圧として受け、前記第1検出信号を出力し、
前記第2コンパレータは、前記モニタ電圧および前記第2参照電圧を前記内部電源電圧および前記第2電圧として受け、前記第2検出信号を出力することを特徴とする半導体集積回路。
(付記14)
付記10記載の半導体集積回路において、
複数のメモリセルと、前記メモリセルに接続された複数のワード線および複数のビット線とを有するメモリセルアレイを備え、
前記内部電源電圧は、前記メモリセルアレイに供給されることを特徴とする半導体集積回路。
(付記15)
半導体メモリと、半導体メモリへのアクセス要求を出力するコントローラとを備えたシステムであって、
前記半導体メモリは、
内部電源電圧を受けて動作する複数の回路ブロックを有する内部回路と、
動作する回路ブロックの組み合わせに応じて、複数のレギュレータ制御信号を生成する内部電圧制御回路と、
前記レギュレータ制御信号の活性化に応答してそれぞれ動作し、外部電源電圧を用いて内部電源電圧を生成する複数のレギュレータを有する内部電圧生成回路と、
複数のメモリセルと、前記メモリセルに接続された複数のワード線および複数のビット線とを有するメモリセルアレイと、
前記コントローラからの前記アクセス要求を受けるコマンドデコーダとを備え、
前記内部電圧制御回路は、前記アクセス要求に応じて前記レギュレータ制御信号を生成することを特徴とすることを特徴とするシステム。
以上、本発明について詳細に説明してきたが、上記の実施形態およびその変形例は発明の一例に過ぎず、本発明はこれに限定されるものではない。本発明を逸脱しない範囲で変形可能であることは明らかである。
本発明は、外部電源電圧を用いて内部電源電圧を生成する内部電圧生成回路を有する半導体集積回路に適用可能である。
本発明の第1の実施形態を示すブロック図である。 図1に示した内部電圧制御回路の詳細を示す回路図である。 図1に示した内部電圧生成回路の詳細を示す回路図である。 図3に示した内部電圧生成回路の動作を示す説明図である。 第1の実施形態のシステムを示すブロック図である。 第1の実施形態のリフレッシュ動作を示すタイミング図である。 第1の実施形態の非同期リード動作を示すタイミング図である。 第1の実施形態の非同期ライト動作を示すタイミング図である。 第1の実施形態の同期リード動作を示すタイミング図である。 第1の実施形態の同期ライト動作を示すタイミング図である。 第1の実施形態のディープパワーダウンモードでの動作を示すタイミング図である。 第1の実施形態のパワーオン時の動作を示すタイミング図である。 第1の実施形態のバーンイン試験時の動作を示すタイミング図である。 第1の実施形態の内部電圧生成回路の動作を示す説明図である。 本発明の第2の実施形態における内部電圧生成回路を示す回路図である。 本発明の第3の実施形態を示すブロック図である。 図16に示した内部電圧制御回路の詳細を示すブロック図である。 図17に示したラッチ回路LT1−2の詳細を示す回路図である。 図17に示したラッチ回路LT3−4の詳細を示す回路図である。 図18および図19に示したバッファの詳細を示す回路図である。 図16に示した内部電圧生成回路の詳細を示す回路図である。 第3の実施形態の内部電圧制御回路の動作の一例を示すタイミング図である。 第3の実施形態の内部電圧制御回路の動作の別の例を示すタイミング図である。 第3の実施形態の内部電圧生成回路の動作の一例を示す説明図である。 第3の実施形態の内部電圧生成回路の動作の一例を示す説明図である。
符号の説明
10‥クロックバッファ;12‥コマンドデコーダ;14‥リフレッシュ制御回路;16‥スタータ回路;18、18B‥動作制御回路;20‥モードレジスタ;22、22B‥内部電圧制御回路;24、24A、24B‥内部電圧生成回路;26‥リフレッシュアドレスカウンタ;28‥アドレスバッファ;30‥アドレスセレクタ;32‥データ入出力バッファ;32‥データ制御回路;36‥メモリコア;MEM‥メモリ;RCX1−4‥レギュレータ制御信号;RESX1−2‥抵抗制御信号;VDD‥外部電源電圧;VII‥内部電源電圧

Claims (10)

  1. 内部電源電圧を受けて動作する複数の回路ブロックを有する内部回路と、
    動作する回路ブロックの組み合わせに応じて、複数のレギュレータ制御信号を生成する内部電圧制御回路と、
    前記レギュレータ制御信号の活性化に応答してそれぞれ動作し、外部電源電圧を用いて内部電源電圧を生成する複数のレギュレータを有する内部電圧生成回路とを備えていることを特徴とする半導体集積回路。
  2. 請求項1記載の半導体集積回路において、
    前記内部電圧生成回路は、複数の負荷制御信号の活性化にそれぞれ応答して、内部電源電圧が供給される内部電源線を接地線に接続する複数の負荷回路を備え、
    前記内部電圧制御回路は、動作する回路ブロックの組み合わせに応じて、前記レギュレータ制御信号および前記負荷制御信号を生成することを特徴とする半導体集積回路。
  3. 請求項2記載の半導体集積回路において、
    前記内部電圧制御回路は、前記レギュレータ制御信号を用いて前記負荷制御信号を生成することを特徴とする半導体集積回路。
  4. 請求項1記載の半導体集積回路において、
    複数のメモリセルと、前記メモリセルに接続された複数のワード線および複数のビット線とを有するメモリセルアレイと、
    前記メモリセルをアクセスするためのアクセス要求を受けるコマンドデコーダとを備え、
    前記内部電圧制御回路は、前記アクセス要求に応じて前記レギュレータ制御信号を生成することを特徴とする半導体集積回路。
  5. 請求項4記載の半導体集積回路において、
    前記メモリセルをリフレッシュするためのリフレッシュ要求を周期的に生成するリフレッシュ制御回路を備え、
    前記内部電圧制御回路は、前記リフレッシュ要求に応答して前記レギュレータ制御信号を生成することを特徴とする半導体集積回路。
  6. 請求項4記載の半導体集積回路において、
    前記アクセス要求に応じて、前記回路ブロックの動作をそれぞれ制御する複数種の動作制御信号を生成する動作制御回路を備え、
    前記内部電圧制御回路は、前記動作制御信号の少なくとも1つに応答して前記レギュレータ制御信号を生成することを特徴とする半導体集積回路。
  7. 請求項6記載の半導体集積回路において、
    前記内部回路は、前記回路ブロックとして、前記ワード線のいずれかを選択し、選択したワード線に高レベル電圧を供給するロウデコーダと、前記ビット線に接続され、前記ビット線上のデータ信号を増幅するセンスアンプと、前記ビット線のいずれかをデータバスに接続するコラムスイッチとを有し、
    前記動作制御回路は、前記ロウデコーダを動作するためのワード線活性化信号、前記センスアンプを動作するためのセンスアンプ活性化信号および前記コラムスイッチを動作するためのコラム活性化信号を生成し、
    前記内部電圧制御回路は、ワード線活性化信号、センスアンプ活性化信号およびコラム活性化信号の少なくとも1つに応答して前記レギュレータ制御信号を生成することを特徴とする半導体集積回路。
  8. 前記内部電源電圧を受けて動作する内部回路と、
    前記内部電源電圧の値に応じて、複数のレギュレータ制御信号を生成する内部電圧制御回路と、
    前記レギュレータ制御信号の活性化に応答してそれぞれ動作し、外部電源電圧を用いて内部電源電圧を生成する複数のレギュレータを有する内部電圧生成回路とを備え、
    前記内部電圧制御回路は、
    前記内部電源電圧が第1電圧を超えたときに第1検出信号を出力する第1コンパレータと、
    前記内部電源電圧が前記第1電圧より低い第2電圧以下のときに第2検出信号を出力する第2コンパレータと、
    前記第1検出信号の出力毎に、動作するレギュレータの数を減らすためにレギュレータ制御信号のいずれかを非活性化し、前記第2検出信号の出力毎に、動作するレギュレータの数を増やすためにレギュレータ制御信号のいずれかを活性化する電圧切替回路とを備えていることを特徴する半導体集積回路。
  9. 請求項8記載の半導体集積回路において、
    前記レギュレータは、前記内部電源電圧が供給される内部電源線への電流の供給能力がそれぞれ異なり、
    前記電圧切替回路は、前記第1検出信号の出力毎に、活性化しているレギュレータ制御信号のうち、供給能力の最も高いレギュレータに対応するレギュレータ制御信号を順次に非活性化し、前記第2検出信号の出力毎に、非活性化しているレギュレータ制御信号のうち、供給能力の最も低いレギュレータに対応するレギュレータ制御信号を順次に活性化することを特徴とする半導体集積回路。
  10. 半導体メモリと、半導体メモリへのアクセス要求を出力するコントローラとを備えたシステムであって、
    前記半導体メモリは、
    内部電源電圧を受けて動作する複数の回路ブロックを有する内部回路と、
    動作する回路ブロックの組み合わせに応じて、複数のレギュレータ制御信号を生成する内部電圧制御回路と、
    前記レギュレータ制御信号の活性化に応答してそれぞれ動作し、外部電源電圧を用いて内部電源電圧を生成する複数のレギュレータを有する内部電圧生成回路と、
    複数のメモリセルと、前記メモリセルに接続された複数のワード線および複数のビット線とを有するメモリセルアレイと、
    前記コントローラからの前記アクセス要求を受けるコマンドデコーダとを備え、
    前記内部電圧制御回路は、前記アクセス要求に応じて前記レギュレータ制御信号を生成することを特徴とすることを特徴とするシステム。
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