JP2008304556A - 光ファイバケーブルの端末装置およびその形成方法 - Google Patents

光ファイバケーブルの端末装置およびその形成方法 Download PDF

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雅哉 若狭
Yoshihiro Nakatani
佳広 中谷
Masaru Ishikawa
優 石川
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哲彦 井上
Ryoichi Matsumura
良一 松村
Yuichi Watanabe
有一 渡辺
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Abstract

【課題】現場での作業ステップを軽減し、簡単な手法で形成され得る光ファイバケーブルの端末装置およびその形成方法を提供する。
【解決手段】ケーブルの挿入溝の幅と深さ構造は、光ファイバケーブルの端末を直接差し込むことによってタイトに固定する幅と深さを有し、保護チューブ挿入溝の幅と深さ構造は、前記光ファイバ心線にかぶされた保護チューブを直接差し込むことによってタイトに固定するタイト構造とされる。
【選択図】図1

Description

本発明は、光ファイバケーブルの端末装置およびその形成方法に関する。
近年、インターネットの普及と共に、光ファイバを用いた光ブロードバンドサービスが急速に導入されてきている。さらにFTTHの広がりにより、光回線の需要が増加し、光ファイバケーブルをスプリッタ等で分岐する必要性は、今後ますます高くなってくると思われる。また架空に設置したクロージャ内のスプリッタで光信号を分岐するため、現場作業において光ファイバケーブルから光ファイバ心線を分岐する必要がある。ここで、光ファイバケーブルから光ファイバ心線を分岐した場合、光ファイバ心線にダメージを与えないように分岐保護部を設けるのが一般的である。
従来の光ファイバケーブルの分岐方法では、樹脂製または金属製の筐体にエポキシ樹脂を封入して作製する方法が一般的である。このため従来技術では、分岐部品の構成部品数が多くなり、樹脂の注入作業および硬化時間を必要とする。よって、分岐または引き落としの要求があるたびに、熟練作業者と工期を必要としている。またタイト構造を持つ光ファイバケーブルを分岐後に、分岐した光ファイバ心線の端末に現地において光コネクタを取り付ける場合、安価で作業性の良い手法が必要とされている。
また、光ファイバケーブルを、現場で適宜所定の長さに切断し、光ファイバケーブルを各光ファイバ心線に分岐した上で機械的にコード化する方法も提案されている。
特許文献1には、保護チューブのパイプから緩衝材の一部を引き出してパイプに捲回し該捲回された緩衝材を接着剤等で一体に硬化させて、挿通孔の内径より大径に形成して該挿通孔縁に保護チューブを係止させたことを特徴とするアンダーカーペットケーブルの分岐配線構造が記載されている。
特許文献2には、光通信ケーブル端部において当該ケーブル端部から引き出されて露出する光ファイバ心線を挿通させて保護するとともに、その先端に、前記光ファイバ心線を他の光装置に光接続する光接続用のコネクタが装着される保護チューブと、
前記光通信ケーブルの端部と前記保護チューブの光通信ケーブル側端部とを把持する箱体とを備え、
前記保護チューブは、滑り性が高い材料から構成され、
前記箱体は撓み吸収室を有しており、当該撓み吸収室は、前記光通信ケーブル端部と前記保護チューブ端部とが互いに離間された状態で前記箱体により把持されることで前記箱体内部において当該ケーブル端部と当該チューブ端部との間に形成され、
前記コネクタを介した前記光ファイバ心線と前記他の光装置との接続により前記保護チューブ内で生じる光ファイバ心線の撓みを、前記撓み吸収室に露出する前記光ファイバ心線の屈曲により吸収する、
ことを特徴とする光通信ケーブルのコード化部材が記載されている。
実公平2−10740号公報 特開2006−215248号公報
従来技術では分岐部品の内部で光ファイバを樹脂で封入して固定を行うため、熟練の作業者と樹脂硬化のための作業時間を必要とする。このため、光ファイバケーブル分岐部設置のための工期を必要とし、設置のためのトータルコストも高くなってしまう問題点があった。
また、保護コード部材を用いる場合にはこの保護コード部材に光ファイバ心線を挿通させるステップが必要であり、現場での作業ステップを軽減することが求められるところであった。本発明は、かかる点に鑑みて現場での作業ステップを軽減し、装置を小形化し、簡単な手法で形成され得る光ファイバケーブルの端末装置およびその形成方法を提供することを目的とする。
本発明は、光ファイバケーブルの先端部に、該光ファイバケーブルからむき出されて露出する光ファイバ心線にかぶせて保護する保護チューブと、光ファイバ心線の先端に設けられた光コネクタを備え、前記光ファイバケーブルの先端と前記保護チューブとを離間して把持する箱体を備え、該箱体は箱体内部に、露出する光ファイバ心線の撓みを吸収する撓み吸収室を有し、前記光ファイバケーブルの端末と前記保護チューブを把持したことで生じる光ファイバ心線の撓みを前記撓み吸収室内で光ファイバ心線が屈曲することで吸収するようにした光ファイバケーブルの端末装置において、
前記箱体には、対向する端部の一方に前記光ファイバケーブルの端末を係止するケーブル挿入溝を形成するケーブル係止部材が固着され、他方に前記保護チューブを係止する保護チューブ挿入溝を形成するチューブ係止部材が固着され、
前記ケーブル挿入溝は、前記光ファイバケーブルの端末が直接的に差し込まれることによって嵌合して固定し、前記保護チューブ挿入溝は、前記光ファイバ心線にかぶされた保護チューブが直接的に差し込まれることによって嵌合して固定すること
を特徴とする光ファイバケーブルの端末装置を提供する。
本発明は、前記撓み吸収室を上部から閉塞する蓋を備え、該蓋は、閉じられたときに、前記保護チューブ挿入溝に固定された前記保護チューブを更に前記保護チューブ挿入溝の深さ方向奥部に押し込む突起を備えることを特徴とする光ファイバケーブルの端末装置を提供する。
本発明は、前記ケーブル挿入溝および前記保護チューブ挿入溝は、それぞれストレート形状もしくは曲線形状に形成されることを特徴とする光ファイバケーブルの端末装置を提供する。
本発明は、前記保護チューブ挿入溝は、前記撓み吸収室内に位置する挿入部がテーパ構造に形成されることを特徴とする光ファイバケーブルの端末装置を提供する。
本発明は、光ファイバケーブルの先端部に、該光ファイバケーブルからむき出されて露出する光ファイバ心線にかぶせて保護する保護チューブと、光ファイバ心線の先端に設けられた光コネクタを備え、前記光ファイバケーブルの先端と前記保護チューブとを離間して把持する箱体を備え、該箱体は箱体内部に、露出する光ファイバ心線の撓みを吸収する撓み吸収室を有し、前記光ファイバケーブルの端末と前記保護チューブを把持したことで生じる光ファイバ心線の撓みを前記撓み吸収室内で光ファイバ心線が屈曲することで吸収するようにした光ファイバケーブルの端末装置において、
光ファイバケーブルからむき出された2本のみの光ファイバ心線にそれぞれ前記保護チューブが被せられ、前記箱体の端部の一方に、2つの保護チューブ挿入溝を形成する保護チューブ係止部材が固着され、前記2本の光ファイバ心線にそれぞれ被せた前記保護チューブが前記保護チューブ挿入溝に嵌合されたときに、前記撓み吸収室に平行配置された前記2本の光ファイバ心線は前記保護チューブ挿入溝で平行に保持されること
を特徴とする光ファイバケーブルの端末装置を提供する。
本発明は、光ファイバケーブルの先端部に、該光ファイバケーブルからむき出されて露出する光ファイバ心線にかぶせて保護する保護チューブと、光ファイバ心線の先端に設けられた光コネクタを備え、前記光ファイバケーブルの先端と前記保護チューブとを離間して把持する箱体を備え、該箱体は箱体内部に、露出する光ファイバ心線の撓みを吸収する撓み吸収室を有し、前記光ファイバケーブルの端末と前記保護チューブを把持したことで生じる光ファイバ心線の撓みを前記撓み吸収室内で光ファイバ心線が屈曲することで吸収するようにした光ファイバケーブルの端末装置の形成方法において、
光ファイバケーブルの先端部に、該光ファイバケーブルからむき出されて露出する光ファイバ心線に保護チューブをかぶせ、光ファイバ心線の先端に光コネクタを取り付けるステップと、
前記箱体に、対向する端部の一方に前記光ファイバケーブルの端末を係止するケーブル挿入溝を形成するケーブル係止部材を固着し、他方に前記保護チューブを係止する保護チューブ挿入溝を形成するチューブ係止部材を固着するステップと、
前記ケーブル挿入溝に、前記光ファイバケーブルの端末を直接的に差し込むことによって嵌合して固定し、前記保護チューブ挿入溝に、前記光ファイバ心線にかぶされた保護チューブを直接差し込むことによって嵌合して固定するステップとから構成されること、
を特徴とする光ファイバケーブルの端末装置の形成方法を提供する。
本発明は、前記撓み吸収室を上部から閉塞する蓋に設けられた突起が、前記保護チューブ挿入溝に固定された前記保護チューブを更に前記保護チューブ挿入溝の深さ方向奥部に押し込むステップを備えることを特徴とする光ファイバケーブルの端末装置の形成方法を提供する。
本発明は、上述したように構成され、この構成によれば、現場での作業ステップが軽減され、熟練作業を要せず、小形で、安価で作業時間の短い、例えばワンタッチワンステップで形成され得る光ファイバケーブルの端末装置およびその形成方法を提供することができる。
以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明する。
図1は、本発明の実施例の光ファイバケーブルの端末装置の構成を示す図である。
図1において、光ファイバケーブルの端末装置100は、光ファイバケーブルの端末1と、光ファイバケーブルの端末1からむき出された光ファイバ心線2と、光ファイバ心線2の先端に取り付けた光コネクタ3と、光ファイバ心線2の先端部をかぶせてこれを保護するルースチューブである保護チューブ4と、分岐部品である箱体5と、箱体5の対向する左右の端部にそれぞれ設けたケーブル係止部材6と、チューブ係止部材7と、から構成される。この実施例の場合、光ファイバケーブルの端末1からむき出された光ファイバ心線2は2本のみである特徴を有する。
箱体5は本体11と蓋(カバー)12とから構成され、本体11の内部に露出する光ファイバ心線2の撓みを吸収する撓み吸収室(空間部)13が設けてあり、この撓み吸収室13を塞ぐようにして本体11と蓋12とが設けてある。
ケーブル係止部材6とチューブ係止部材7とは光ファイバケーブルの長手方向(X軸方向)であって、撓み吸収室13を構成する一部として構成され、ケーブル係止部材6はチューブ係止部材7に比べて深さ方向の厚さが厚くしてある。これは、光ファイバケーブルの端末1と光ファイバ心線2の厚さ相違に基づくもので光ファイバケーブルの端末1および2本の光ファイバ心線2を撓み吸収室13を通して一直線、水平かつ並行に配線するためである。
ケーブル係止部材6は、逆L字状の2つの部材6Aおよび6Bからなり、縦方向(Y軸方向)に離間して配設され、その間に溝15が形成される。この溝15に光ファイバケーブルの端末1が係止される。逆L字状の部材6Aおよび6Bを使用しているために両者間と光ファイバケーブルの端末1と本体11とで形成される小さな空間部16が形成され、撓み吸収室13は外部と連通する。またケーブル係止部材6の高さは配置された光ファイバケーブルの端末1よりも低くされ、カバー7を閉じた時にカバー7は光ファイバケーブルの端末を押さえることになる。
チューブ係止部材7は、3つのチューブ係止部材7A、7B、7Cから構成され、これらの3つのチューブ係止部材7A、7B、7Cは本体11の撓み吸収室13を形成する壁の上に離間して載置される。チューブ係止部材7Aと7B、7Bと7Cとの間にはそれぞれ溝17(17A、17B)が光ファイバケーブルの長手方向(X軸方向)に形成される。光ファイバケーブルの端末1とケーブル係止部材7の本体11からの高さは同一とされ、従って蓋12を閉じた時に蓋12は光ファイバケーブルの端末1を接触すると共にケーブル係止部材6に接触し、以って撓み吸収室13を空間部として形成することになる。
溝15は光ファイバケーブルの端部1を係止するケーブル挿入溝(以下、ケーブル挿入溝15と記載する)となり、溝17は、保護チューブ4を係止する保護チューブ挿入溝(以下、保護チューブ溝17と記載する)となる。従って、箱体5には、対向する端部の一方に光ファイバケーブルの端末(端部)1を係止するケーブル挿入溝15を形成するケーブル係止部材6が一体的にあるいは固着され、他方に保護チューブ挿入溝17を形成するチューブ係止部材7が一体的にあるいは固着される。保護チューブ溝17は、把持爪付溝とすることができる。また、保護チューブ溝17は、撓み吸収室5側の入口部をすり鉢状のテーパ構造とすることができる。
このように、箱体5は、光ファイバケーブルの端末1と保護チューブ4とをケーブル係止部材6およびチューブ係止部材7を介して離間して把持し、この箱体5は箱体内部に並列する2本の光ファイバ心線2の撓みを吸収する撓み吸収室13を有し、光ファイバケーブルの端末1と保護するチューブ4を把持したことで環境温度あるいは現場での作業時の熱伝達による温度変化により光ファイバ心線2および保護チューブ4が膨張または収縮したことに伴なって生じる光ファイバ心線2の撓みを撓み吸収室13で光ファイバ心線2が屈曲することで吸収することになる。
そして、この撓み吸収室13は、光ファイバ心線が撓むことのできる余長分を確保することができ、光ファイバ心線2への曲げ損失の発生を防止する。
蓋12には、蓋12が閉じられたときに、保護チューブ17A、17Bに対応する位置に突起部20(20A、20B)を備える。この突起部20の機能、作用について図2を用いて説明する。
図2(1)は、作業者の指によって光ファイバ2に被せられた保護チューブ4(4A、4B)が保護チューブ挿入溝17(17A、17B)に嵌合して固定された状態を示す。この状態は、嵌合による固定状態であるが指作業に差し込みによって形成されており、仮固定状態にある。図2(1)に示すように保護チューブ溝17(17A、17B)は平行壁部31とつぼみ状の奥部32とから形成される。
図2(2)に示すように、蓋12を閉じると、保護チューブ4(4A、4B)にそれぞれ対応する位置に設けられた突起20(20A、20B)は、仮固定状態にある保護チューブ4(4A、4B)を更に深さ方向の奥部へと押し込み、本固定状態を形成する。この状態は、保護チューブ4(4A、4B)が保護チューブ挿入溝17(17A、17B)の奥部に位置することとなって嵌合による固定がよりタイトになり、タイト構造が構成される。
以上のような構成によれば、光ファイバケーブル1からむき出された2本のみの光ファイバ心線2にはそれぞれ保護チューブ4(4A、4B)が被せられ、箱体5のコネクタ側の端部には2つの保護チューブ挿入溝17(17A、17B)を形成する保護チューブ係止部材7が固着され、2本の光ファイバ心線2にそれぞれ被せた保護チューブ4(4A、4B)が保護チューブ挿入溝17(17A、17B)に人手による差し込みによって嵌合、固定されるときに(仮固定)、撓み吸収室13に平行配置された2本の光ファイバ心線2は、保護チューブ挿入溝17(17A、17B)で平行に保護され、蓋2に設けた突起部20(20A、20B)によって更に押し込まれると奥部に位置することによって嵌合、固定される(本固定)ことになる。
このように、箱5内の撓み吸収室13には2本のみの光ファイバ心線2を平行配置し、更に端部で保護チューブ4(4A、4B)によって平行保持する構成としているために光ファイバケーブルの端末装置は幅方向にふくれることがなく長手方向に細長い小形のものとすることができる。すなわち、容易かつ安価に現場組立可能となるよう接着剤を使用せず、クロージャ内でも設置可能な小形樹脂製一体型分岐構造とすることができる。
このように光ファイバケーブルの分岐部を現場組立に通した構成となし、現場実態に合わせたケーブル長で布設可能とする。そして、上述のように、保護チューブ4(4A、4B)を保護チューブ挿入溝17(17A、17B)への嵌合による固定を可能にするために、光ファイバ心線2への取り付けを可能にして、作業者や他のケーブルの接触による光ファイバ損傷を回避させるメリットがあり、また光学特性も良好な分岐部とすることができる。
本実施例によれば、ドロップケーブルと保護チューブ4をそれぞれ独立して固定作業を行える特徴がある。
本実施例は、2本の光ファイバ心線2について大きな効果があるが、3本以上の光ファイバ心線を配置したときにも適用され得る。
次に撓み吸収室13の長手方向長さLと深さDの最適条件について検討する。光ファイバケーブル心線分岐部の構造において、図3に示すように光ファイバケーブル端末固定部をA、保護チューブ固定部をBとし、AとBの距離をL、保護チューブの収縮長と光ファイバ収縮長の差をαとした場合、収縮により押し込まれた光ファイバ心線が、AとBの間の距離Lにおいて、光ファイバ心線は円弧として組み合わせた形状で撓む。ここで簡略化のために、長さ(L+α)の光ファイバ心線が均等に中心から対称な撓み方をするとして考える。光ファイバ心線の曲げ半径をR、A,Bからの最大深さをDとし、曲げ半径Rのなす角をθとする。
このように定義した場合、光ファイバケーブル端末固定部Aと保護チューブ固定部Bの距離Lは、深さDを設計パラメータとして(1)式で表される長さL以上を持つ構造が必要となる。光ファイバケーブル端末固定部Aと保護チューブ固定部Bの間の空間部が上記の長さL、及び深さDを満足しない場合、光ファイバ心線の限界曲げRの設計値を満たさない。このため、環境温度の変化により保護チューブの膨張または収縮で発生した光ファイバ心線の撓みが、曲げ損失の原因となる。
Rsinθ=L/4 …(1)
Rcosθ=R-D/2 …(2)
(1),(2)より
R2(sin2θ+cos2θ)=(L/4)2+(R-D/2)2
R={(L/4)2+D2/4}/4 …(3)
ここで、円弧を直線で近似し、三角形とみなすと
{(L+α)/4}2=(L/4)2+D2/4
Figure 2008304556
これと(3)式より
Figure 2008304556
このとき、保護チューブと光ファイバ心線の収縮長の差αは、次式で求める。
α=(ε1−ε2)ΔT×1-β …(5)
β:保護チューブ内部で、光ファイバ心線が撓む長さ
以上より、式(3)´は
Figure 2008304556
…(3)´´
として求めることができる。
また、光ファイバの許容曲げ半径をR´とした場合、(3)´´より、凹部深さDと光ファイバケーブル端から保護チューブ端末固定部までの距離Lには、式(6)の関係が成り立つ。
Figure 2008304556
撓み吸収室13は、式(3)´´、式(4)および式(6)を満足する長手方向長さLおよび深さDとする。
L :タイト構造の光ファイバケーブル端末と保護チューブ端末固定部の距離
R´:光ファイバの限界曲げR設計値
α :保護チューブと光ファイバ心線の収縮長の差
β :保護チューブ内部で光ファイバ心線が撓む長さ
ε1:チューブ材料の線膨張率
ε2:光ファイバ素線の線膨張率
ΔT:環境温度の変化量
l :保護チューブの長さ
ここでαは、保護チューブと光ファイバ心線の収縮長の差であるが、保護チューブの内径と光ファイバ心線の外径の間のクリアランスによって、光ファイバ心線は保護チューブ内部でわずかに撓むことができる。このため厳密には、保護チューブ内部で光ファイバ心線が撓むことのできる長さを考慮する。
ケーブル挿入溝15は側面が平面状に形成され、断面ストレート状であり、その幅と深さ構造は、光ファイバケーブルの端末1を直接的に差し込むことによって充分にタイトに固定、すなわち嵌合する幅と深さを有し、同様の保護チューブ挿入溝17の幅と深さ構造は、光ファイバ心線2にかぶせた保護チューブ4を直接的に差し込むことによってタイトに固定すなわち嵌合するタイト構造とされ、このタイト構造に上述の幅と深さを形成する部材、例えば樹脂材あるいは樹脂材と金属材との組み合わせたもので構成する。
従って、ケーブル挿入溝15の構造あるいは/および保護チューブ挿入溝17の構造は、光ファイバケーブルの端末1あるいは/および保護チューブ4を直接的に差し込むワンタッチワンステップによってタイトに固着することを特徴としており、このように固着した後に付加的にかしめ固定、樹脂固定する手段、方法を排除するものではない。
上述の説明では光ファイバケーブルの端末1および保護チューブ4がケーブル挿入溝15およびチューブ挿入溝17に嵌合して固定されるとしたが、光ファイバケーブルの端末1と保護チューブ4との性質との相違からケーブル挿入溝15はより強固に充分に光ファイバケーブルの端末1を固着することになる。従って、ケーブル係止部材6にはより固めの樹脂あるいは金属材料が使用され得る。
図4は、本発明の他の実施例である光ファイバケーブルの端末装置100の構成を示す。先の実施例の構成を同一の構成については同一の番号が付してあり、先の実施例の説明を援用する。この実施例が先の実施例と異なる構成は、ケーブル係止部材6とチューブ係止部材7の構成にある。先の実施例ではケーブル挿入溝15および保護挿入溝17は側面が平面状に形成されストレート状であったが、この実施例ではケーブル係止部材6A、6Bに対向する形で内方に向けて、すなわちケーブル挿入溝15に向けてこのケーブル挿入溝15を挟める方向(Y軸方向)に複数の突起部(図では2個)21(21A、21B)が設けてある。そして、チューブ停止部材7B、7Cには内方に向けて、すなわち保護チューブ挿入溝17B、17Cに向けてこれらのチューブ挿入溝17B、17Cを狭める方向(Y軸方向)に複数の突起部(図ではそれぞれ2個)22(22B、22C)が設けてある。チューブ係止部材7Aには突起部が設けていないが、同様にして設けてもよい。チューブ挿入溝17を長手方向に湾曲するようにしてもよい。
また、ケーブル係止部材6は逆L状形状ではなく突起部を有する平板状のものとしている。
このような構成によって、ケーブル挿入溝15およびチューブ挿入溝17は曲面で形成された曲線状の溝として形成される。これらの突起部21、22部分のみを樹脂材で構成し、ケーブル係止部材6およびチューブ係止部材7の他の部材を金属材料で構成するようにしてもよい。また、突起部21、22をバネ力を有するバネ材で構成してもよい。
このような構成によれば、ケーブル挿入溝15は、側面が曲面状に形成され、断面曲線状であり、その幅と深さ構造(この場合、突起部21の光ファイバ心線2への接触部分)の構造は、光ファイバケーブルの端末1を直接的に差し込むことによって充分にタイトに固定する幅と深さを有し、同様に保護チューブ挿入溝17の幅と深さ構造は、光ファイバ心線2にかぶせた保護チューブ4を直接的に差し込むことによってタイトに固着するタイト構造となる。先の実施例の構造とこの実施例の構造とを組み合わせるようにしてもよい。
この実施例の構成によれば、光ファイバケーブルの端末1および保護チューブ4をよりタイトに保持することができるようになる。
実施例1と実施例2の構成によれば、ケーブル挿入溝15の幅と深さ構造は、光ファイバケーブルの端末1と直接的に差し込むことによってタイトに固定する幅と深さを有し、保護チューブ挿入溝17の幅と深さは、光ファイバ心線にかぶせた保護チューブを直接的に差し込むことによってタイトに固定するタイト構造とされる。
そして、このようなタイト構造を持つ光ファイバケーブルの端末構造の場合、光ファイバケーブルの端末1がケーブル挿入溝15にワンタッチワンステップで直接差し込まれて固定され、保護チューブ4が保護チューブ挿入溝17にワンタッチワンステップで直接差し込まれて固定されることで形成される。光ファイバケーブルの端末装置100の形成方法が構成される。
本発明の実施例の構成図。 蓋に設けた突起部の機能を示す図。 撓み吸収室の構造について最適条件の検討を示す図。 本発明の他の実施例の構成図。
符号の説明
1…光ファイバケーブルの端末、2…光ファイバ心線、3…光コネクタ、4…保護チューブ、5…箱体、6…ケーブル係止部材、7…チューブ係止部材、11…本体、12…カバー、13…撓み吸収室、15…ケーブル挿入溝、17…保護チューブ挿入溝、22,23…突起部、100…光ファイバケーブルの端末装置。

Claims (7)

  1. 光ファイバケーブルの先端部に、該光ファイバケーブルからむき出されて露出する光ファイバ心線にかぶせて保護する保護チューブと、光ファイバ心線の先端に設けられた光コネクタを備え、前記光ファイバケーブルの先端と前記保護チューブとを離間して把持する箱体を備え、該箱体は箱体内部に、露出する光ファイバ心線の撓みを吸収する撓み吸収室を有し、前記光ファイバケーブルの端末と前記保護チューブを把持したことで生じる光ファイバ心線の撓みを前記撓み吸収室内で光ファイバ心線が屈曲することで吸収するようにした光ファイバケーブルの端末装置において、
    前記箱体には、対向する端部の一方に前記光ファイバケーブルの端末を係止するケーブル挿入溝を形成するケーブル係止部材が一体的にあるいは固着され、他方に前記保護チューブを係止する保護チューブ挿入溝を形成するチューブ係止部材が一体的にあるいは固着され、
    前記ケーブル挿入溝は、前記光ファイバケーブルの端末が直接的に差し込まれることによって嵌合して固定し、前記保護チューブ挿入溝は、前記光ファイバ心線にかぶされた保護チューブが直接的に差し込まれることによって嵌合して固定すること
    を特徴とする光ファイバケーブルの端末装置。
  2. 請求項1において、前記撓み吸収室を上部から閉塞する蓋を備え、該蓋は、閉じられたときに、前記保護チューブ挿入溝に固定された前記保護チューブを更に前記保護チューブ挿入溝の深さ方向奥部に押し込む突起を備えることを特徴とする光ファイバケーブルの端末装置。
  3. 請求項1または2において、前記ケーブル挿入溝および前記保護チューブ挿入溝は、それぞれストレート形状もしくは曲線形状に形成されることを特徴とする光ファイバケーブルの端末装置。
  4. 請求項1または2において、前記保護チューブ挿入溝は、前記撓み吸収室内に位置する挿入部がテーパ構造に形成されることを特徴とする光ファイバケーブルの端末装置。
  5. 光ファイバケーブルの先端部に、該光ファイバケーブルからむき出されて露出する光ファイバ心線にかぶせて保護する保護チューブと、光ファイバ心線の先端に設けられた光コネクタを備え、前記光ファイバケーブルの先端と前記保護チューブとを離間して把持する箱体を備え、該箱体は箱体内部に、露出する光ファイバ心線の撓みを吸収する撓み吸収室を有し、前記光ファイバケーブルの端末と前記保護チューブを把持したことで生じる光ファイバ心線の撓みを前記撓み吸収室内で光ファイバ心線が屈曲することで吸収するようにした光ファイバケーブルの端末装置において、
    光ファイバケーブルからむき出された2本のみの光ファイバ心線にそれぞれ前記保護チューブが被せられ、前記箱体の端部の一方に、2つの保護チューブ挿入溝を形成する保護チューブ係止部材が一体的にあるいは固着され、前記2本の光ファイバ心線にそれぞれ被せた前記保護チューブが前記保護チューブ挿入溝に嵌合されたときに、前記撓み吸収室に平行配置された前記2本の光ファイバ心線は前記保護チューブ挿入溝で並んで保持されること
    を特徴とする光ファイバケーブルの端末装置。
  6. 光ファイバケーブルの先端部に、該光ファイバケーブルからむき出されて露出する光ファイバ心線にかぶせて保護する保護チューブと、光ファイバ心線の先端に設けられた光コネクタを備え、前記光ファイバケーブルの先端と前記保護チューブとを離間して把持する箱体を備え、該箱体は箱体内部に、露出する光ファイバ心線の撓みを吸収する撓み吸収室を有し、前記光ファイバケーブルの端末と前記保護チューブを把持したことで生じる光ファイバ心線の撓みを前記撓み吸収室内で光ファイバ心線が屈曲することで吸収するようにした光ファイバケーブルの端末装置の形成方法において、
    光ファイバケーブルの先端部に、該光ファイバケーブルからむき出されて露出する光ファイバ心線に保護チューブをかぶせ、光ファイバ心線の先端に光コネクタを取り付けるステップと、
    前記箱体に、対向する端部の一方に前記光ファイバケーブルの端末を係止するケーブル挿入溝を形成するケーブル係止部材を固着し、他方に前記保護チューブを係止する保護チューブ挿入溝を形成するチューブ係止部材を固着するステップと、
    前記ケーブル挿入溝に、前記光ファイバケーブルの端末を直接的に差し込むことによって嵌合して固定し、前記保護チューブ挿入溝に、前記光ファイバ心線にかぶされた保護チューブを直接差し込むことによって嵌合して固定するステップとから構成されること、
    を特徴とする光ファイバケーブルの端末装置の形成方法。
  7. 請求項6において、前記撓み吸収室を上部から閉塞する蓋に設けられた突起が、前記保護チューブ挿入溝に固定された前記保護チューブを更に前記保護チューブ挿入溝の深さ方向奥部に押し込むステップを備えることを特徴とする光ファイバケーブルの端末装置の形成方法。
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