JP2008300820A - 相変化メモリ装置とその製造方法 - Google Patents

相変化メモリ装置とその製造方法 Download PDF

Info

Publication number
JP2008300820A
JP2008300820A JP2008083252A JP2008083252A JP2008300820A JP 2008300820 A JP2008300820 A JP 2008300820A JP 2008083252 A JP2008083252 A JP 2008083252A JP 2008083252 A JP2008083252 A JP 2008083252A JP 2008300820 A JP2008300820 A JP 2008300820A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
phase change
change memory
upright
layer
memory device
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2008083252A
Other languages
English (en)
Inventor
Chien-Min Lee
乾銘 李
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Industrial Technology Research Institute ITRI
Winbond Electronics Corp
Powerchip Semiconductor Corp
Nanya Technology Corp
Promos Technologies Inc
Original Assignee
Industrial Technology Research Institute ITRI
Winbond Electronics Corp
Powerchip Semiconductor Corp
Nanya Technology Corp
Promos Technologies Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Industrial Technology Research Institute ITRI, Winbond Electronics Corp, Powerchip Semiconductor Corp, Nanya Technology Corp, Promos Technologies Inc filed Critical Industrial Technology Research Institute ITRI
Publication of JP2008300820A publication Critical patent/JP2008300820A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H10SEMICONDUCTOR DEVICES; ELECTRIC SOLID-STATE DEVICES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H10BELECTRONIC MEMORY DEVICES
    • H10B63/00Resistance change memory devices, e.g. resistive RAM [ReRAM] devices
    • H10B63/30Resistance change memory devices, e.g. resistive RAM [ReRAM] devices comprising selection components having three or more electrodes, e.g. transistors
    • HELECTRICITY
    • H10SEMICONDUCTOR DEVICES; ELECTRIC SOLID-STATE DEVICES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H10BELECTRONIC MEMORY DEVICES
    • H10B63/00Resistance change memory devices, e.g. resistive RAM [ReRAM] devices
    • H10B63/80Arrangements comprising multiple bistable or multi-stable switching components of the same type on a plane parallel to the substrate, e.g. cross-point arrays
    • HELECTRICITY
    • H10SEMICONDUCTOR DEVICES; ELECTRIC SOLID-STATE DEVICES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H10NELECTRIC SOLID-STATE DEVICES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H10N70/00Solid-state devices without a potential-jump barrier or surface barrier, and specially adapted for rectifying, amplifying, oscillating or switching
    • H10N70/011Manufacture or treatment of multistable switching devices
    • H10N70/061Patterning of the switching material
    • H10N70/068Patterning of the switching material by processes specially adapted for achieving sub-lithographic dimensions, e.g. using spacers
    • HELECTRICITY
    • H10SEMICONDUCTOR DEVICES; ELECTRIC SOLID-STATE DEVICES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H10NELECTRIC SOLID-STATE DEVICES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H10N70/00Solid-state devices without a potential-jump barrier or surface barrier, and specially adapted for rectifying, amplifying, oscillating or switching
    • H10N70/20Multistable switching devices, e.g. memristors
    • H10N70/231Multistable switching devices, e.g. memristors based on solid-state phase change, e.g. between amorphous and crystalline phases, Ovshinsky effect
    • HELECTRICITY
    • H10SEMICONDUCTOR DEVICES; ELECTRIC SOLID-STATE DEVICES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H10NELECTRIC SOLID-STATE DEVICES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H10N70/00Solid-state devices without a potential-jump barrier or surface barrier, and specially adapted for rectifying, amplifying, oscillating or switching
    • H10N70/801Constructional details of multistable switching devices
    • H10N70/821Device geometry
    • H10N70/826Device geometry adapted for essentially vertical current flow, e.g. sandwich or pillar type devices
    • H10N70/8265Device geometry adapted for essentially vertical current flow, e.g. sandwich or pillar type devices on sidewalls of dielectric structures, e.g. mesa or cup type devices
    • HELECTRICITY
    • H10SEMICONDUCTOR DEVICES; ELECTRIC SOLID-STATE DEVICES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H10NELECTRIC SOLID-STATE DEVICES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H10N70/00Solid-state devices without a potential-jump barrier or surface barrier, and specially adapted for rectifying, amplifying, oscillating or switching
    • H10N70/801Constructional details of multistable switching devices
    • H10N70/841Electrodes
    • H10N70/8413Electrodes adapted for resistive heating
    • HELECTRICITY
    • H10SEMICONDUCTOR DEVICES; ELECTRIC SOLID-STATE DEVICES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H10NELECTRIC SOLID-STATE DEVICES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H10N70/00Solid-state devices without a potential-jump barrier or surface barrier, and specially adapted for rectifying, amplifying, oscillating or switching
    • H10N70/801Constructional details of multistable switching devices
    • H10N70/881Switching materials
    • H10N70/882Compounds of sulfur, selenium or tellurium, e.g. chalcogenides
    • H10N70/8828Tellurides, e.g. GeSbTe

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Manufacturing & Machinery (AREA)
  • Semiconductor Memories (AREA)

Abstract

【課題】相変化メモリ層と電極の接触領域を減少させ、集積効果を改善する相変化メモリ装置とその製造方法を提供する。
【解決手段】相変化メモリ装置100は、相変化メモリセルのアレイからなる。各相変化メモリセルは、基板110上に設置された選択的なMOSトランジスタを有する。直立電極構造135は、導電プラグ130によりトランジスタに電気的に接続される。直立相変化メモリ層140が直立電極構造135に重畳されて接触領域145で接触し、接触領域145は相転移位置になる。直立加熱電極135と直立相変化メモリ層140を導入することにより、最小接触領域が達成され、操作電流がさらに減少する。
【選択図】図3

Description

本発明は、メモリ装置と製造方法に関するものであって、特に、相変化メモリセル、相変化メモリアレイ、および、その製造方法に関するものである。
相変化メモリ装置は、不揮発性、読み取りやすい、高プログラム化、低駆動電圧/電流装置であり、通常、不揮発性メモリ装置に適用される。高密度集積と低電流要求を満たすため、相変化メモリ装置の公知の設計は、メモリセルと加熱電極間の接触領域を減少させて、操作電流を減少し、トランジスタの尺寸を縮小して、高密度と大容量のメモリ装置を達成する。しかし、MOSトランジスタ等の電流制御素子により提供される電流密度には限りがある。
相変化メモリ装置の公知の相変化材料は、少なくとも2つの固相、結晶化状態とアモルファス状態を有する。これらの2つの位相間の転換は、相変化メモリ材料を加熱することにより達成される。異なる電気パルスが選択的に相変化材料に入力される。相変化材料は、これらの状態に基づいて、異なる電気特徴を表現することができる。例えば、規則性のある原子配列を有する結晶化相変化材料は低電気抵抗で、ランダムな原子配列を有するアモルファス相変化材料は高電気抵抗である。結晶化状態とアモルファス状態間の電気抵抗の差異は4位数(104)以上である。このような相変化材料は、ピコジュールのエネルギー入力により、ナノセカンド時間スケールで、結晶化状態とアモルファス状態を区分する。様々な相変化材料間で、Ge、Sb、および、Teを含む合金が、現在の相変化メモリ装置に幅広く使用されている。
相変化材料の異なる状態間の位相変換は可逆的であるので、メモリ状態は、メモリビットが低抵抗状態(結晶化状態)、あるいは、高抵抗状態(アモルファス状態)かを見分けることにより区別される。特に、結晶化状態、あるいは、アモルファス状態の異なる抵抗間の差異により、デジタルメモリ状態“0”、あるいは、“1”は、相変化メモリセル上で読み書きすることができる。
公知の相変化メモリアレイの重要な特色として、各メモリセルは、相変化メモリ層に対応する一つのトランジスタを有し、1T−1R構造と称される。特許文献1、特許文献2および特許文献3は、相変化メモリ構造を開示している。それは、接触電極の厚さを減少させることにより、相変化メモリ装置の尺寸を減少させている。特に、相変化メモリに必要なプログラミング電流は、相変化メモリ層と電極間の接触領域により決定される。相変化メモリに必要なプログラミング電流は、相変化メモリ層と電極間の接触領域の減少に伴って減少する。相変化メモリ装置のプログラミング電流を低くすると、トランジスタ尺寸が小さくなるので、メモリ密度が高くなる。
図1は、側壁電極を用いる公知の相変化メモリ(PCM)装置を示す平面図である。図1で示されるように、半導体基板10は、第一方向に沿って、導線20に接続されるトランジスタアレイ(図示しない)を有する。電極構造32は各トランジスタに物理的に接続される。電極構造32は、絶縁層34を囲む方形の金属壁構造である。相変化メモリ層40は、方形金属壁構造の隅で、電極構造32と絶縁層34上に配置されて、相変化メモリ層40と電極構造32間の接触領域を減少する。接触領域の減少は、相変化メモリに必要なプログラミング電流の減少を意味する。
しかし、図1で示されるように、相変化メモリ層40は平面ブロックで、電極構造32との接触領域は場所をとり、相変化メモリセル密度の増加に伴い、さらに、相変化メモリ層と電極間の接触面積を縮小させる必要がある。
図2A〜図2Cは、側壁電極を用いるもう1つの公知の相変化メモリ(PCM)装置を示す図である。図2Aと図2Bは、それぞれX方向とY方向に沿った断面図で、図2Cはこの公知のPCM装置の平面図である。図2Aと図2Bを参照すると、金属プラグ55は誘電層50の下半部に設置される。金属プラグ55のもう一端はトランジスタ装置に接続する(図示しない)。電極構造60は誘電層50の上半部に配置され、金属プラグ55と電気的に接触する。電極構造60は絶縁層65を囲む方形の金属壁構造である。誘電層72は誘電層50上に設置され、電極構造60の一部を露出する細長い開口を有する。相変化メモリ層74は誘電層72上に配置されて、細長い開口を充填し、相変化メモリ層74と電極構造60との間の接触領域は、細長い開口内に制限される。よって、接触領域がさらに減少する。金属導線76が相変化メモリ層74に設置されて、PCM装置のビットラインとなる。パッシベーション層80が金属導線76に設置されて、PCM装置を保護する。
しかし、PCM集積要求を満たすために、PCM層と電極間の接触領域をさらに減少する必要がある。さらに、公知のPCM装置は、1つのPCM素子(1T−1R構造)に対応する1つのトランジスタにより構築される。公知の1T−1R構造は場所をとり、PCMアレイの効果的な配列がなされず、PCM集積度を制限する。
米国特許第6429064号明細書 米国特許第6605821号明細書 米国特許第6707087号明細書
本発明は、相変化メモリ装置とその製造方法を提供し、直立電極構造と直立PCM素子(1T−2R)により接触領域を減少し、2つのPCM素子に対応する1つの電流制御素子を用いて、PCMユニットセルの領域を減少させ、PCM装置集積効果を改善することを目的とする。
本発明の具体例は相変化メモリ装置を提供し、基板上に設置される電流制御素子と、電流制御素子に電気的に接続する直立電極構造と、直立電極構造上に重畳され、第一接触点で接触する第一直立相変化メモリ層とからなり、第一接触点は、第一相変化メモリセルの相転移位置になる。
相変化メモリ装置は、さらに、基板上の複数の電流制御素子に対応するアレイ上に配列された複数の第一相変化メモリセルと、第一方向で、各電流制御素子に直列する複数のワードラインと、第二方向で、各第一直立相変化メモリ層に直列する複数のビットラインとからなり、第一と第二方向は直角で交差する。
本発明のもう1つの具体例は、さらに、相変化メモリ装置の製造方法を提供し、電流制御素子を有する基板を提供する工程と、直立電極構造を基板上に形成し、電流制御素子に電気的に接続する工程と、直立電極構造上に第一直立相変化メモリ層を形成し、相変化メモリセルとする工程とからなる。
本発明の具体例は、電極とPCM層が直立構造であり、よって、接触領域が効果的に減少する。さらに、2つのPCM素子に対応する電流制御素子(1T−2R構造)を利用することにより、PCMユニットセルの領域が減少し、PCM装置集積度が増加する。
本発明の具体例による相変化メモリ装置は、駆動集積回路を含むメモリ装置の最終的な製品である。相変化メモリアレイは、駆動集積回路を含まない相変化メモリ素子の周期的配列群である。相変化メモリ素子と相変化メモリセルは、加熱電極と相変化メモリ層の組み合わせであり、例えば、本発明の1T−2R構造は、2つのメモリセルに対応するトランジスタである。
PCM素子、あるいは、PCMセルの集積度を増加させるため、本発明の具体例は、PCMセルとPCMアレイの新規設計を提供し、接触領域とユニットメモリセル領域を同時に減少させる。特に、直立加熱電極と直立相変化メモリ層を導入することにより、最小接触領域が達成され、操作電流がさらに減少する。一方、1T−2R構造を導入することにより、ユニットセル領域は、トランジスタの設計規則を変更しなくても縮小でき、PCM密度を増加する。
図3は、本発明の具体例によるPCMセルを示す図である。図3で示されるように、PCMセル100は、基板110上に設置される電流制御素子を有する。電流制御素子は、ゲート電極(以下、単にゲートともいう)120、ソース122、および、ドレイン124などを有するMOSトランジスタである。MOSトランジスタのゲート電極120は、第一方向に沿って、ワードライン(WL)により、他のMOSトランジスタのゲート電極に接続される。直立電極構造135と電流制御素子は、導電プラグ130により電気的に接続される。直立PCM層140は直立電極構造135上に重畳され、接触点145で接触し、接触点145は第一相変化メモリセルの相転移位置となる。ビットライン(BL)150は、第二方向に沿って、各直立相変化メモリ層140と直列し、第一、および、第二方向は直角に交わる。
図4は、本発明のPCMアレイの具体例を示す平面図である。図4において、図3のPCMセル100のアレイは、導電プラグ130により、基板110上の対応する複数の電流制御素子と電気的に接続する。複数のワードライン120は、第一方向に沿って、各電流制御素子を直列に接続する。複数の第一ビットライン150aは、第二方向に沿って、一組の直立相変化メモリ層140を直列に接続し、複数の第二ビットライン150bは、第二方向に沿って、もう一組の直立相変化メモリ層140を直列に接続し、第一と第二方向は直角に交差する。
再度、図4を参照すると、本発明のPCMアレイの具体例は、電流制御素子となるトランジスタ素子のアレイを有する。各トランジスタは導電プラグ130に対応する。トランジスタ素子アレイは、第一組のトランジスタサブアレイと第二組のトランジスタサブアレイを有する。第一組のトランジスタサブアレイは、(m、n)格子サイトに位置し、第二組のトランジスタサブアレイは、(m+1/2、n+1/2)格子サイトに位置し、mとnは整数である。特に、第一組のトランジスタサブアレイと第二組のトランジスタサブアレイは、(1/2、1/2)並進対称性(たがいに1/2並進対称性があること)に設定される。
図5A〜図14Bは、本発明の第一具体例によるPCMアレイの各製造工程を示す図である。各種半導体基板を含む基板110は電流制御素子のアレイを提供する。各電流制御素子の制御端(例えば、ゲート電極)は、複数の並列なワードラインにより直列に接続され、各電流制御素子の出力端が導電プラグ130に接続される。電流制御素子は、金属酸化膜半導体電界効果トランジスタ(MOSFET)、PN接合ダイオード、あるいは、バイポーラ接合トランジスタ(BJT)等のトランジスタからなる。図5Aは、MOSFETのアレイを有する基板110の具体例を示す図である。MOSFETアレイ基板110の断面は図5Bで示される。各MOSFETは、ゲート120、ソース122、ドレイン124からなる。図6Aは、BJTのアレイを有する基板110のもう1つの具体例を示す図である。BJTアレイ基板110の断面は図6Bで示される。BJTは、pnpトランジスタ、あるいは、npnトランジスタで、3つの電極はそれぞれ、222、224、226で示される。
図6Bを参照すると、第一誘電層115は基板110上に形成される。導電プラグ130は第一誘電層115に形成される。
図7A〜図9Cは、基板110上に直立電極構造を形成する工程を示す図である。図7Aで示されるように、第二誘電層132は第一誘電層115上に形成され、線7A−7Aに沿った断面が図7Bで示される。リソグラフィックエッチング工程が実行されて、第二誘電層132をパターン化し、複数の開口133を形成して、それぞれ導電プラグ130を露出し、線7A−7Aの断面が図7Cで示される。開口133は、方形開口などの形状である。
図8Aを参照すると、第一導電層135が第二誘電層132と開口133上に形成され、線8A−8Aに沿った断面が図8Bで示される。第一導電層135は、スパッタリング、物理的気相成長法(PVD)、あるいは、化学的気相成長法(CVD)等の金属薄膜蒸着技術により蒸着される。第一導電層135は、遷移金属、希土類金属、あるいは、それらの合金、窒化物、炭化物、ニトロカーバイドなどを含む高Tm(融点)導電材料からなる。
図9Aを参照すると、第三誘電層136が第一導電層135上に形成されて開口を充填する。図9Bで示されるように、平坦化、例えば、化学機械研磨(CMP)が実行されて、第二誘電層132の表面が露出するまで、第三誘電層136と第一導電層135を除去する。これにより、方形の導電壁構造135が形成されて、PCM素子の直立電極構造となり、図9Cはその平面図である。
図10A〜図12Bは、直立電極構造上の直立相変化メモリ層を形成する製造工程を示す図である。図10Aを参照すると、第四誘電層138が第三誘電層136上に形成され、線10A−10Aの断面が図10Bで示される。第四誘電層138がパターン化されて、島構造を形成する。島構造は方形島構造等の形状であるが、これに制限されない。線10A−10Aの断面が図10Cで示される。島構造は、方形導電壁135に形成されて、方形導電壁構造135の隅に位置する。
図11Aで示されるように、第二導電層140が、第四誘電層138と第三誘電層136上に形成され、線11A−11Aの断面が図11Bで示される。異方性エッチバック工程Eが実行されて、第二導電層140の一部を除去し、方形島構造138の側壁上に導電スペーサ構造を形成し、線11A−11Aの断面が図11Cで示される。第二導電層140は相変化メモリ材料からなり、生成された位相の状態を制御することによりメモリの作用を達成する。相変化メモリ材料は群III、群IV、群V、群VI金属、あるいは、それらの合金からなる。
図12Aを参照すると、第二方向に平行な一対のスペーサ壁142が絶縁され、第一方向に平行な一対のスペーサ壁を導電体として残し、それぞれ、第一直立相変化メモリ層140aと第二直立相変化メモリ層140bとなる。本発明のもう1つの具体例によると、平行な一対のスペーサ142の絶縁は、傾斜したイオン注入Iにより実行される。2つの対向するスペーサ壁は、二傾斜方向から、酸素イオン、あるいは、窒素イオンを注入して絶縁し、線12B−12B’の断面が図12Bで示される。
二つの対向する金属スペーサ壁である140a、および、140bは、直立PCM層となる分離された単一の金属壁構造である。直立PCM層140aと140bは直立電極構造135上に重畳され、接触点で接触し、第一相変化メモリセルの相転移位置となる。本発明のもう1つの具体例によると、直立電極構造135と直立PCM層140aと140bは直立状態で交差し、直立電極構造135と直立PCM層140aと140bは垂直、あるいは、非垂直で交差する。
図13A〜図14Bは、直立PCM層に接続するビットラインを形成する製造工程を示す図である。図13Aを参照すると、第五誘電層146が第四誘電層138、および、直立PCM層140a、140bに蒸着される。第五誘電層146は平坦化され、線13A−13Aの断面が図13Bで示される。
続いて、リソグラフィックエッチング工程が実行されて、第五誘電層146をパターン化し、直立PCM層140aと140bを露出する複数の平行なトレンチ147を形成し、線13A−13Aの断面が図13Cで示される。
図14Aを参照すると、第三導電層150が第五誘電層146上に蒸着されて、トレンチ147を充填する。リソグラフィックエッチング工程が実行されて、第三導電層150をパターン化し、第二方向に沿った複数の導電ラインが、PCM装置のビットラインとなり、線14A−14Aの断面が図14Bで示される。
図15A〜図19Cは、本発明のPCMアレイの第二具体例の製造工程を示す図である。PCMアレイの第二具体例の製造工程は、第一具体例の図5A〜図9Cとほぼ同じであり、詳述しない。異なるのは、直立PCM層の製造工程である。
図15A〜図17Cは、本発明の第二具体例による直立電極構造上に直立相変化メモリ層を形成する製造工程を示す図である。図15Aを参照すると、第四誘電層246が第三誘電層136上に形成され、線15A−15Aの断面が図15Bで示される。第四誘電層246は、その後、第二方向に沿ってパターン化され、複数の棒状の島構造246を形成する。各棒状の島構造は各直立電極構造135を横切り、線15A−15Aの断面は図15Cで示される。
図16Aを参照すると、第五誘電層238は第三誘電層136と第四誘電層(棒状の島構造)246上に形成される。第五誘電層238は、第四誘電層246より高いエッチングレートを有し、第五誘電層238を平坦化し、線16A−16Aの断面が図16Bで示される。続いて、クラッド金属層240が第五誘電層238上に形成される。クラッド金属層240と第五誘電層238はエッチングされて、島構造にパターン化される。島構造は方形島構造であるが、これに制限されない。島構造は、方形導電壁構造135の隅に形成され、線16A−16Aの断面は図16Cで示される。
図17Aを参照すると、第二導電層140がクラッド金属層(島構造)240と第四誘電層(棒状の島構造)246上に形成され、線17A−17Aの断面が図17Bで示される。異方性エッチバック工程Eが第二導電層140の一部を除去し、方形島構造の側壁上に導電スペーサ構造を形成し、線17A−17Aの断面が図17Cで示される。第二導電層140は相変化メモリ材料からなり、生成された位相の状態を制御することにより、メモリの作用を達成する。相変化メモリ材料は群III、群IV、群V、群VI金属、あるいは、それらの合金からなる。
第二方向に平行な2つの対向する第二導電スペーサ140’と直立電極構造の間は、第四誘電層(棒状の島構造)246により絶縁され、第一方向に平行な他の一対の第二導電スペーサ140”は、図17Aで示されるように、第一直立相変化メモリ層と第二直立相変化メモリ層となる。
図18A〜図19Bは、本発明の第二具体例による直立PCM層を接続するビットラインを形成する製造工程を示す図である。図18Aを参照すると、第六誘電層256がクラッド金属層(島構造)240と第四誘電層(棒状島構造)246上に蒸着される。第六誘電層256が平坦化され、線18A−18Aの断面は図18Bで示される。
続いて、リソグラフィックエッチング工程が実行されて、第六誘電層256をパターン化し、クラッド金属層240を露出し、線18A−18Aの断面が図18Cで示される。
図19Aを参照すると、第三導電層150が第六誘電層256上に蒸着されて、接触ウィンドウ257を充填して接触プラグ258を形成する。リソグラフィックエッチング工程が実行されて、第二方向に沿って、複数の導電ラインで、第三導電層150をパターン化し、PCM装置のビットラインとなり、線19A−19Aの断面が図19Cで示される。
図20は、本発明の具体例によるPCMアレイを示す平面図である。図20において、PCMアレイは、4つのPCM素子M11〜M22からなる方形のマトリクスである。各PCM素子は、1つのPCMセル(1T−1R構造)に対応する1つのトランジスタからなる。各PCM素子のトランジスタは導電プラグ130により、直立電極構造135を接続する。直立相変化メモリ層140は直立電極構造135上に重畳されて、接触点145で、相変化メモリセルの相転移位置となる。ワードライン120は、第一方向で、直列に各トランジスタを接続し、ビットライン150は、第二方向で、直列に各直立相変化メモリ層140を接続する。
図21は、本発明のもう1つの具体例によるPCMアレイを示す図である。図21中、PCMアレイは、4つのPCM素子M11〜M22からなる方形マトリクスである。各PCM素子は、2つのPCMセル(1T−2R構造)に対応する1つのトランジスタからなる。各PCM素子のトランジスタは導電プラグ130により、直立電極構造135に接続される。第一直立相変化メモリ層140aは直立電極構造135上に重畳して、接触点145aで、第二直立相変化メモリセルの相転移位置となる。第二直立相変化メモリ層140bは直立電極構造135上に重畳して、接触点145bで、第二直立相変化メモリセルの相転移位置となる。ワードライン120は、第一方向で、各トランジスタに直列に接続する。第一ビットライン150aは、第二方向で、各第一直立相変化メモリ層140aに直列に接続し、第二ビットライン150bは、第二方向で、各第二直立相変化メモリ層140bを直列に接続する。
図22は、本発明のもう1つの具体例によるPCMアレイのもう1つの図である。図22中、PCMアレイは、4つのPCM素子M11〜M22とPCM素子N11からなる方形マトリクスである。各PCM素子は、2つのPCMセル(1T−2R構造)に対応する1つのトランジスタからなる。各PCM素子のトランジスタは、導電プラグ130により、直立電極構造135に接続される。第一直立相変化メモリ層140aは直立電極構造135上に重畳され、接触点145aで、第一相変化メモリセルの相転移位置となる。第二直立相変化メモリ層140bは直立電極構造135上に重畳され、接触点145bで、第二相変化メモリセルの相転移位置となる。ワードライン120は、第一方向で、各トランジスタを直列に接続する。第一ビットライン150aと第二ビットライン150bは、第二方向で、第一直立相変化メモリ層140aと第二直立相変化メモリ層140bを直列に接続する。
PCMアレイは、第一組のトランジスタサブアレイ(導電プラグ130a−130dの位置に対応する)と、第二組のトランジスタサブアレイ(導電プラグ130eの位置に対応する)からなる。第一組のトランジスタサブアレイは、(m、n)格子サイトに位置し、第二組のトランジスタサブアレイは(m+1/2、n+1/2)格子サイトに位置する。mとnは整数である。特に、第一組のトランジスタサブアレイと第二組のトランジスタサブアレイは、(1/2、1/2)並進対称性に設定される。
本発明の具体例は、電極とPCM層が直立構造であり、よって、接触領域が効果的に減少する。さらに、2つのPCM素子に対応する1つの電流制御素子(1T−2R構造)を利用することにより、PCMユニットセルの領域が減少し、PCM装置集積度が増加する。
本発明では好ましい実施例を前述の通り開示したが、これらは決して本発明を開示した実施例に限定するものではなく、当該技術を熟知する者なら誰でも、本発明の精神と領域を脱しない範囲内で各種の修飾やアレンジを加えることができ、従って本発明の保護範囲は、特許請求の範囲で指定した内容を基準とする。
側壁電極を用いた公知の相変化メモリ(PCM)装置を示す平面図である。 2Aおよび2BはそれぞれX方向とY方向に沿った断面図であり、2Cは公知のPCM装置の平面図である。 本発明の具体例によるPCMセルを示す図である。 本発明のPCMアレイの具体例を示す平面図である。 MOSFETのアレイを有する基板の具体例の平面図である。 MOSFETのアレイを有する基板の具体例の断面図である。 BJTのアレイを有する基板のもう1つの具体例の平面図である。 BJTのアレイを有する基板のもう1つの具体例の断面図である。 基板上に直立電極構造を製造する工程を示す図である。 基板上に直立電極構造を製造する工程を示す図である。 基板上に直立電極構造を製造する工程を示す図である。 基板上に直立電極構造を製造する工程を示す図である。 基板上に直立電極構造を製造する工程を示す図である。 基板上に直立電極構造を製造する工程を示す図である。 基板上に直立電極構造を製造する工程を示す図である。 基板上に直立電極構造を製造する工程を示す図である。 直立電極構造上に直立相変化メモリ層を形成する工程を示す図である。 直立電極構造上に直立相変化メモリ層を形成する工程を示す図である。 直立電極構造上に直立相変化メモリ層を形成する工程を示す図である。 直立電極構造上に直立相変化メモリ層を形成する工程を示す図である。 直立電極構造上に直立相変化メモリ層を形成する工程を示す図である。 直立電極構造上に直立相変化メモリ層を形成する工程を示す図である。 直立電極構造上に直立相変化メモリ層を形成する工程を示す図である。 直立電極構造上に直立相変化メモリ層を形成する工程を示す図である。 直立PCM層を接続するビットラインを形成する工程を示す図である。 直立PCM層を接続するビットラインを形成する工程を示す図である。 直立PCM層を接続するビットラインを形成する工程を示す図である。 直立PCM層を接続するビットラインを形成する工程を示す図である。 直立PCM層を接続するビットラインを形成する工程を示す図である。 本発明の第二具体例による直立電極構造に直立相変化メモリ層を形成する工程を示す図である。 本発明の第二具体例による直立電極構造に直立相変化メモリ層を形成する工程を示す図である。 本発明の第二具体例による直立電極構造に直立相変化メモリ層を形成する工程を示す図である。 本発明の第二具体例による直立電極構造に直立相変化メモリ層を形成する工程を示す図である。 本発明の第二具体例による直立電極構造に直立相変化メモリ層を形成する工程を示す図である。 本発明の第二具体例による直立電極構造に直立相変化メモリ層を形成する工程を示す図である。 本発明の第二具体例による直立電極構造に直立相変化メモリ層を形成する工程を示す図である。 本発明の第二具体例による直立電極構造に直立相変化メモリ層を形成する工程を示す図である。 本発明の第二具体例による直立電極構造に直立相変化メモリ層を形成する工程を示す図である。 本発明の第二具体例による直立PCM層を接続するビットラインを形成する工程を示す図である。 本発明の第二具体例による直立PCM層を接続するビットラインを形成する工程を示す図である。 本発明の第二具体例による直立PCM層を接続するビットラインを形成する工程を示す図である。 本発明の第二具体例による直立PCM層を接続するビットラインを形成する工程を示す図である。 本発明の第二具体例による直立PCM層を接続するビットラインを形成する工程を示す図である。 本発明の第二具体例による直立PCM層を接続するビットラインを形成する工程を示す図である。 本発明の具体例によるPCMアレイの平面図である。 本発明のもう1つの具体例によるPCMアレイのもう1つの平面図である。 本発明のもう1つの具体例によるPCMアレイのもう1つの平面図である。
符号の説明
10 半導体基板
20 導線
32、60 電極構造
34、65 絶縁層
40、74 相変化メモリ層
50、72 誘電層
55 金属プラグ
76 金属導線
80 パッシベーション層
100 相変化メモリセル
110 基板
115 第一誘電層
120 ゲート電極
122 ソース
124 ドレイン
130、130a、130b、130c、130d、130e 導電プラグ
132 第二誘電層
133 開口
135 直立電極構造
136 第三誘電層
138、246 第四誘電層
E 異方性エッチバック工程
140 直立相変化メモリ層
140a 第一直立相変化メモリ層
140b 第二直立相変化メモリ層
140’、140” 第二導電スペーサ
142 スペーサ壁
I 傾斜したイオン注入
145、145a、145b 接触点
146、238 第五誘電層
147 トレンチ
150 ビットライン
150a 第一ビットライン
150b 第二ビットライン
222、224、226 BJTの3つの電極
240 クラッド金属層
256 第六誘電層
257 接触ウィンドウ
258 接触プラグ
M11、M12、M21、M22、N11 相変化メモリ素子

Claims (37)

  1. 相変化メモリ装置であって、
    基板上に設置される電流制御装置と、
    前記電流制御装置に電気的に接続される直立電極構造と、
    前記直立電極構造上に重畳され、第一接触点で接触する第一直立相変化メモリ層と、
    からなり、前記第一接触点は、第一相変化メモリセルの相転移位置になることを特徴とする相変化メモリ装置。
  2. 前記直立電極構造は金属壁構造であることを特徴とする請求項1記載の相変化メモリ装置。
  3. 前記第一直立相変化メモリ層は単一の壁構造で、相変化材料は半導体、あるいは、半金属であることを特徴とする請求項1記載の相変化メモリ装置。
  4. 前記直立電極構造と前記第一直立相変化メモリ層は直立状態で交差し、前記直立電極構造と前記第一直立相変化メモリ層は垂直、あるいは、非垂直で交差することを特徴とする請求項1記載の相変化メモリ装置。
  5. 前記直立電極構造は、遷移金属、希土類金属、あるいは、それらの合金、窒化物、炭化物、ニトロカーバイドなどを含む高Tm(融点)導電材料からなることを特徴とする請求項2記載の相変化メモリ装置。
  6. 前記第一直立相変化メモリ層は相変化メモリ材料からなり、生成された位相の状態を制御することによりメモリの作用を達成することを特徴とする請求項3記載の相変化メモリ装置。
  7. 前記相変化メモリ材料は、群III、群IV、群V、群VI金属、あるいは、それらの合金からなることを特徴とする請求項6記載の相変化メモリ装置。
  8. 前記電流制御素子はトランジスタ素子であることを特徴とする請求項1記載の相変化メモリ装置。
  9. さらに、前記直立電極構造上に重畳された第二直立相変化メモリ層からなり、第二接触点で接触し、前記第二接触点は第二相変化メモリセルの相転移位置となることを特徴とする請求項1記載の相変化メモリ装置。
  10. 前記第二直立相変化メモリ層は単一の壁構造であることを特徴とする請求項9記載の相変化メモリ装置。
  11. 前記直立電極構造と前記第二直立相変化メモリ層は直立状態で交差し、前記直立電極構造と前記直立相変化メモリ層は垂直、あるいは、非垂直で交差することを特徴とする請求項9記載の相変化メモリ装置。
  12. 前記第二直立相変化メモリ層は、相変化メモリ材料からなり、生成された位相の状態を制御することによりメモリの作用を達成することを特徴とする請求項10記載の相変化メモリ装置。
  13. 前記相変化メモリ材料は、群III、群IV、群V、群VI金属、あるいは、それらの合金からなることを特徴とする請求項12記載の相変化メモリ装置。
  14. 前記第一、第二直立相変化メモリ層はそれぞれ2つの異なる導電線に接続され、各導電線は前記相変化メモリ装置のビットラインに対応することを特徴とする請求項9記載の相変化メモリ装置。
  15. さらに、
    前記基板上で、複数の電流制御素子に対応するアレイに配列された複数の前記第一相変化メモリセルと、
    第一方向に沿って、各電流制御素子に直列に接続する複数のワードラインと、
    第二方向に沿って、各第一直立相変化メモリ層に直列に接続する複数のビットラインと、
    からなり、前記第一、および、第二方向は直角で交差することを特徴とする請求項1記載の相変化メモリ装置。
  16. さらに、
    前記基板上で、複数の電流制御素子に対応するアレイに配列された複数の前記第一相変化メモリセルと複数の前記第二相変化メモリセルと、
    第一方向に沿って、各電流制御素子に直列に接続する複数のワードラインと、
    第二方向に沿って、各第一直立相変化メモリ層に直列に接続する複数のビットラインと、
    前記第二方向に沿って、各第二直立相変化メモリ層に直列に接続する複数の第二ビットラインと、
    からなり、前記第一、および、第二方向は直角で交差することを特徴とする請求項9記載の相変化メモリ装置。
  17. 前記複数の電流制御素子は、第一組のトランジスタサブアレイと第二組のトランジスタサブアレイを有するアレイに配列されることを特徴とする請求項16記載の相変化メモリ装置。
  18. 前記第一組のトランジスタサブアレイと前記第二組のトランジスタサブアレイは、たがいに1/2並進対称性に設定されることを特徴とする請求項17記載の相変化メモリ装置。
  19. 相変化メモリ装置の製造方法であって、
    電流制御素子を有する基板を提供する工程と、
    直立電極構造を前記基板上に形成し、前記電流制御素子に電気的に接続する工程と、
    前記直立電極構造上に第一直立相変化メモリ層と第二直立相変化メモリ層を形成する工程と、
    からなることを特徴とする相変化メモリ装置の製造方法。
  20. 前記電流制御素子はトランジスタ素子であることを特徴とする請求項19記載の相変化メモリ装置の製造方法。
  21. 前記基板は、第一誘電層と、前記第一誘電層中の導電プラグとからなり、前記導電プラグは前記電流制御素子と前記直立電極構造に電気的に接続することを特徴とする請求項19記載の相変化メモリ装置の製造方法。
  22. 前記直立電極構造の形成方法は、
    前記第一誘電層上に第二誘電層を形成する工程と、
    前記第二誘電層をパターン化して、方形開口を形成し、前記導電プラグを露出する工程と、
    前記第二誘電層と前記方形開口上に、第一導電層を蒸着する工程と、
    前記第一導電層上に第三誘電層を蒸着して、前記方形開口を充填する工程と、
    前記第三誘電層と前記第一導電層を、前記第二誘電層が露出するまで平坦化し、導電壁構造を形成する工程と、
    からなることを特徴とする請求項19記載の相変化メモリ装置の製造方法。
  23. 前記第一導電層は、遷移金属、希土類金属、あるいは、それらの合金、窒化物、炭化物、ニトロカーバイドなどを含む高Tm(融点)導電材料からなることを特徴とする請求項22記載の相変化メモリ装置の製造方法。
  24. 第一直立相変化メモリ層と第二直立相変化メモリ層の形成方法は、
    前記第三誘電層上に、第四誘電層を形成する工程と、
    前記第四誘電層をパターン化して、方形島構造を形成する工程と、
    前記第四誘電層と前記第三誘電層上に、第二導電層を蒸着する工程と、
    前記第二導電層を異方性エッチングして、前記方形島構造上にスペーサを形成する工程と、
    第二方向に平行な一対のスペーサ壁を絶縁化し、第一方向に平行な一対のスペーサ壁を保留して、第一直立相変化メモリ層と第二直立相変化メモリ層とする工程と、
    からなることを特徴とする請求項19記載の相変化メモリ装置の製造方法。
  25. 前記第一直立相変化メモリ層と前記第二直立相変化メモリ層は、相変化メモリ材料からなり、生成された位相の状態を制御することによりメモリの作用を達成することを特徴とする請求項24記載の相変化メモリ装置の製造方法。
  26. 前記相変化メモリ材料は、群III、群IV、群V、群VI金属、あるいは、それらの合金からなることを特徴とする請求項25記載の相変化メモリ装置の製造方法。
  27. 第二方向に平行な一対の前記スペーサ壁の絶縁は、酸素、あるいは、窒素イオンを、前記第二方向に平行な一対のスペーサ壁に注入する工程を含むことを特徴とする請求項24記載の相変化メモリ装置の製造方法。
  28. さらに、前記第二方向に沿って、前記第一直立相変化メモリ層を接続する第一ビットラインの形成工程と、前記第二直立相変化メモリ層に接続する第二ビットラインの形成工程を含むことを特徴とする請求項19記載の相変化メモリ装置の製造方法。
  29. 前記第一、および、前記第二ビットラインの形成方法は、
    前記第四誘電層上に第五誘電層を蒸着して、前記第五誘電層を平坦化する工程と、
    前記第五誘電層をエッチングして、第一トレンチと第二トレンチを前記第二方向に沿って形成し、前記第一、および、前記第二直立相変化メモリ層を露出する工程と、
    前記第五誘電層上に第三金属層を蒸着し、前記第一トレンチと前記第二トレンチを充填する工程と、
    前記第三導電層をエッチングして、前記第一、および、前記第二ビットラインを形成する工程と、
    からなることを特徴とする請求項28記載の相変化メモリ装置の製造方法。
  30. 第一直立相変化メモリ層と第二直立相変化メモリ層の形成方法は、
    前記第三誘電層上に第四誘電層を形成する工程と、
    前記第四誘電層をパターン化して、前記第二方向に沿って、棒状の島構造を形成する工程と、
    前記第三と前記第四誘電層上に第五誘電層を形成して、前記第五誘電層を平坦化する工程と、
    前記第五誘電層上にクラッド金属層を形成する工程と、
    前記クラッド金属層と前記第五誘電層をパターン化して、方形の島構造を形成する工程と、
    前記クラッド金属層と前記第四誘電層上に、第二導電層を蒸着する工程と、
    前記第二導電層を異方性エッチングして、前記方形島構造上にスペーサを形成する工程と、
    からなり、前記第二方向に平行な前記第二導電層の一対のスペーサ壁は、前記棒状の島構造により前記直立電極構造から絶縁され、前記第二方向に平行な前記第二導電層の一対のスペーサ壁は、第一直立相変化メモリ層と第二直立相変化メモリ層となることを特徴とする請求項22記載の相変化メモリ装置の製造方法。
  31. 前記第一直立相変化メモリ層と前記第二直立相変化メモリ層は相変化メモリ材料からなり、生成された位相の状態を制御することによりメモリの作用を達成することを特徴とする請求項30記載の相変化メモリ装置の製造方法。
  32. 前記相変化メモリ材料は、群III、群IV、群V、群VI金属、あるいは、それらの合金からなることを特徴とする請求項30記載の相変化メモリ装置の製造方法。
  33. さらに、前記第二方向に沿って、前記第一直立相変化メモリ層を接続する第一ビットラインの形成工程と、前記第二直立相変化メモリ層に接続する第二ビットラインの形成工程を含むことを特徴とする請求項30記載の相変化メモリ装置の製造方法。
  34. 前記第一、および、前記第二ビットラインの形成方法は、
    前記第五誘電層上に第六誘電層を蒸着して、前記第六誘電層を平坦化する工程と、
    前記第六誘電層をエッチングして、複数の接触ウィンドウを形成し、前記クラッド金属層を露出する工程と、
    前記第六誘電層上に第三導電層を蒸着し、前記複数の接触ウィンドウを充填して、複数の接触プラグを形成する工程と、
    前記第二方向に沿って、前記第三導電層をエッチングして、前記第一、および、前記第二ビットラインを形成する工程と、
    からなることを特徴とする請求項33記載の相変化メモリ装置の製造方法。
  35. 相変化メモリ装置の製造方法であって、
    アレイで配列される複数の電流制御素子と、前記電流制御素子に直列に接続される複数のワードラインを有する基板を提供する工程と、
    前記基板上で各電流制御素子に対応し、前記電流制御素子に電気的に接続する直立電極構造を形成する工程と、
    前記直立電極構造上に第一直立相変化メモリ層を形成して、第一接触点と接触し、前記第一接触点は第一相変化メモリセルとなる工程と、
    前記直立電極構造上に第二直立相変化メモリセル層を形成して、第二接触点と接触し、前記第二接触点は第二相変化メモリセルとなる工程と、
    からなり、前記第一相変化メモリセルは前記第二相変化メモリセルに平行であることを特徴とする相変化メモリ装置の製造方法。
  36. 前記複数の電流制御素子は、第一組のトランジスタサブアレイと第二組のトランジスタサブアレイからなるアレイに配列されることを特徴とする請求項35記載の相変化メモリ装置の製造方法。
  37. 前記第一組のトランジスタサブアレイと前記第二組のトランジスタサブアレイは、たがいに1/2並進対称性に設定されることを特徴とする請求項36記載の相変化メモリ装置の製造方法。
JP2008083252A 2007-05-31 2008-03-27 相変化メモリ装置とその製造方法 Pending JP2008300820A (ja)

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
TW096119447A TWI336128B (en) 2007-05-31 2007-05-31 Phase change memory devices and fabrication methods thereof

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2008300820A true JP2008300820A (ja) 2008-12-11

Family

ID=40087087

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2008083252A Pending JP2008300820A (ja) 2007-05-31 2008-03-27 相変化メモリ装置とその製造方法

Country Status (3)

Country Link
US (1) US20080296554A1 (ja)
JP (1) JP2008300820A (ja)
TW (1) TWI336128B (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013534729A (ja) * 2010-06-25 2013-09-05 インターナショナル・ビジネス・マシーンズ・コーポレーション 並列電気パスを有するメモリ・セル

Families Citing this family (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4499740B2 (ja) * 2003-12-26 2010-07-07 パナソニック株式会社 記憶素子、メモリ回路、半導体集積回路
US8314024B2 (en) 2008-12-19 2012-11-20 Unity Semiconductor Corporation Device fabrication
US7961506B2 (en) 2008-02-05 2011-06-14 Micron Technology, Inc. Multiple memory cells with rectifying device
KR101000471B1 (ko) * 2008-04-28 2010-12-14 주식회사 하이닉스반도체 상변화 기억 소자 및 그의 제조방법
US20200152871A1 (en) * 2018-11-13 2020-05-14 International Business Machines Corporation Multi function single via patterning

Citations (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003174144A (ja) * 2001-12-05 2003-06-20 Stmicroelectronics Srl 半導体装置における微小コンタクト領域、高性能相変化メモリセル及びその製造方法
JP2004186553A (ja) * 2002-12-05 2004-07-02 Sharp Corp 不揮発性メモリセル及び不揮発性半導体記憶装置
JP2004349504A (ja) * 2003-05-22 2004-12-09 Hitachi Ltd 半導体集積回路装置
JP2006074028A (ja) * 2004-08-31 2006-03-16 Samsung Electronics Co Ltd 小さな接点を有する相変化記憶素子の製造方法
JP2006140395A (ja) * 2004-11-15 2006-06-01 Renesas Technology Corp 半導体メモリおよびその製造方法
JP2006222215A (ja) * 2005-02-09 2006-08-24 Elpida Memory Inc 相変化メモリ装置
JP2007067403A (ja) * 2005-08-30 2007-03-15 Ovonyx Inc 相変化メモリセルにおける相変化層の成形方法
JP2007129200A (ja) * 2005-11-03 2007-05-24 Elpida Memory Inc 不揮発性メモリ素子及びその製造方法
US20070114510A1 (en) * 2005-11-19 2007-05-24 Elpida Memory, Inc. Electrically rewritable non-volatile memory element
JP2007527124A (ja) * 2005-05-02 2007-09-20 キモンダ アクチエンゲゼルシャフト 相変化メモリ装置

Family Cites Families (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6429064B1 (en) * 2000-09-29 2002-08-06 Intel Corporation Reduced contact area of sidewall conductor
US6605821B1 (en) * 2002-05-10 2003-08-12 Hewlett-Packard Development Company, L.P. Phase change material electronic memory structure and method for forming
US6707087B2 (en) * 2002-06-21 2004-03-16 Hewlett-Packard Development Company, L.P. Structure of chalcogenide memory element
US7135727B2 (en) * 2004-11-10 2006-11-14 Macronix International Co., Ltd. I-shaped and L-shaped contact structures and their fabrication methods

Patent Citations (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003174144A (ja) * 2001-12-05 2003-06-20 Stmicroelectronics Srl 半導体装置における微小コンタクト領域、高性能相変化メモリセル及びその製造方法
JP2004186553A (ja) * 2002-12-05 2004-07-02 Sharp Corp 不揮発性メモリセル及び不揮発性半導体記憶装置
JP2004349504A (ja) * 2003-05-22 2004-12-09 Hitachi Ltd 半導体集積回路装置
JP2006074028A (ja) * 2004-08-31 2006-03-16 Samsung Electronics Co Ltd 小さな接点を有する相変化記憶素子の製造方法
JP2006140395A (ja) * 2004-11-15 2006-06-01 Renesas Technology Corp 半導体メモリおよびその製造方法
JP2006222215A (ja) * 2005-02-09 2006-08-24 Elpida Memory Inc 相変化メモリ装置
JP2007527124A (ja) * 2005-05-02 2007-09-20 キモンダ アクチエンゲゼルシャフト 相変化メモリ装置
JP2007067403A (ja) * 2005-08-30 2007-03-15 Ovonyx Inc 相変化メモリセルにおける相変化層の成形方法
JP2007129200A (ja) * 2005-11-03 2007-05-24 Elpida Memory Inc 不揮発性メモリ素子及びその製造方法
US20070114510A1 (en) * 2005-11-19 2007-05-24 Elpida Memory, Inc. Electrically rewritable non-volatile memory element

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013534729A (ja) * 2010-06-25 2013-09-05 インターナショナル・ビジネス・マシーンズ・コーポレーション 並列電気パスを有するメモリ・セル

Also Published As

Publication number Publication date
TWI336128B (en) 2011-01-11
US20080296554A1 (en) 2008-12-04
TW200847400A (en) 2008-12-01

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR101336413B1 (ko) 집적 메모리 어레이 및 메모리 어레이의 형성방법
EP1431982B1 (en) Method of fabricating 1T1R resistive memory array
US8377741B2 (en) Self-heating phase change memory cell architecture
US6514805B2 (en) Trench sidewall profile for device isolation
US7901979B2 (en) Method of forming a small contact in phase-change memory
US7358521B2 (en) Lateral phase change memory and method therefor
TWI279908B (en) Damascene conductive line for contacting an underlying memory element
TWI384585B (zh) 具有減低的底部接觸面積之可變電阻記憶體裝置以及形成其之方法
JP5544104B2 (ja) 抵抗メモリ素子及びその形成方法
US20090230378A1 (en) Resistive memory devices
US20060124916A1 (en) Self-aligned small contact phase-change memory method and device
JP2009520374A (ja) 縦型相変化メモリセルおよびその製造方法
TW202115877A (zh) 用於形成三維記憶裝置的方法
JP2006165560A (ja) 相変化記憶セル及びその製造方法
JP2005175461A (ja) 非対称面積メモリセル
JP2010067942A (ja) 不揮発性半導体記憶装置及びその製造方法
CN103872067A (zh) 可变电阻存储器件及其制造方法
CN103165662B (zh) 阻变存储器件及其制造方法
US11043537B2 (en) Three-dimensional phase change memory device including vertically constricted current paths and methods of manufacturing the same
US20130094273A1 (en) 3d memory and decoding technologies
CN103187526A (zh) 可变电阻存储器件及其制造方法
JP2010087007A (ja) 相変化メモリ装置及びその製造方法
JP2008300820A (ja) 相変化メモリ装置とその製造方法
JP2009206418A (ja) 不揮発性メモリ装置及びその製造方法
US8981330B2 (en) Thermally-confined spacer PCM cells

Legal Events

Date Code Title Description
A711 Notification of change in applicant

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A711

Effective date: 20100402

RD03 Notification of appointment of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7423

Effective date: 20100602

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20110907

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20110913

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20120221