JP2008292005A - 操作装置 - Google Patents

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ベルガー ラインハルト
Andreas Deimel
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    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
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    • F16D28/00Electrically-actuated clutches
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16DCOUPLINGS FOR TRANSMITTING ROTATION; CLUTCHES; BRAKES
    • F16D7/00Slip couplings, e.g. slipping on overload, for absorbing shock
    • F16D7/04Slip couplings, e.g. slipping on overload, for absorbing shock of the ratchet type
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Abstract

【課題】小さな構造スペースしか必要としない操作装置を提供する。
【解決手段】第1の下位ユニットと第2の下位ユニットとが、それぞれそれ自体完結されたモジュールとして形成されていて、機械的な結合によって1つの構成ユニットを成すように互いに結合可能であり、第1の下位ユニットが電気的な差込接続部を有していて、第2の下位ユニットも電気的な差込接続部を有しており、両下位ユニットがこれらの電気的な差込接続部によって電気的に接続可能で、前記電気的な差込接続によって両方の下位ユニットの間で機械的な接続が行なわれる。
【選択図】図1

Description

本発明は、自動車の駆動力伝達経路内のクラッチの自動化された操作のための操作装置であって、駆動モータと被駆動側の被駆動エレメントとを有する第1の下位ユニットと、駆動モータの駆動運動を被駆動エレメントの被駆動運動に変換する伝動装置と、電子出力装置および/または電子制御装置のような電子装置を有する第2の下位ユニットとが設けられている形式のものに関する。
例えばDE19504847によって公知のこのような操作装置は、通常の場合、拡大された構造スペースを有しており、同時にその効率は通常の場合好適ではない。同様にこのような装置は大抵の場合、組み付けおよび組み立てが面倒である。
DE19504847号明細書
本発明の課題は、小さな構造スペースしか必要としない操作装置を提供することである。操作装置はできる限り簡単に製造および組み付けが可能であることが望ましい。さらに本発明の課題は、装置の伝動装置のできる限り規定されたセルフロックが得られるとともにできる限り良好な効率を有するような操作装置を提供することである。
この課題を解決するために本発明の構成では、第1の下位ユニットと第2の下位ユニットとが、それぞれそれ自体完結されたモジュール(abgeschlossenes Modul)として形成されていて、機械的な結合によって1つの構成ユニットを成すように互いに結合可能であり、第1の下位ユニットが電気的な差込接続部を有していて、第2の下位ユニットも電気的な差込接続部を有しており、両下位ユニットがこれらの電気的な差込接続部によって電気的に接続可能であるようにした。
両下位ユニットのうちの少なくとも一方が固有のケーシングを有しており、ケーシングを有する下位ユニットが、それ自体完結されたモジュールとして形成されていると有利である。さらに、ケーシングを備えた少なくとも一方の下位ユニットが、シールされた下位ユニットとしてダスト密におよび/または水密のように液密に形成されていると有利である。両下位ユニットの機械的な結合が電気的な差込接続部によって行なわれるようになっていても有利である。これにより電気的な接続も機械的な結合も差込体により行なうことができる。
さらに、両下位ユニットの機械的な結合が、少なくとも1つの機械的な形状接続的なスナップ結合部によって行なわれるようになっていると有利である。この場合、一方の部分のエレメントは他方の部分の収容部内に係合するか、スナップインする。
両下位ユニットの機械的な結合が、ねじ、リベットまたは接着結合手段のような少なくとも1つの結合手段によって行なわれるようになっていると有利である。
さらに、両下位ユニットの機械的な結合が、少なくとも1つの結合手段によって行なわれ、該少なくとも1つの結合手段が、自動車内部に構成ユニット全体を固定するためにも役立つと有利である。これにより、両下位ユニットの結合は、両下位ユニットを車両に固定するための固定手段と、電気的な接続部とを介してのみ行なわれる。
この場合、一方の電気的な差込接続部が差込体(Stecker)として、他方の電気的な差込接続部が差込体受口(Buchse)として形成されていると有利である。
電子出力装置および/または電子制御装置のような電子装置を収容する、第2の下位ユニットのケーシングが、少なくとも2つのケーシングシェルから成っており、該ケーシングシェルが互いに結合可能であると特に有利である。電子装置は、これらのケーシングシェルの間に配置されている。第2の下位ユニットの少なくとも1つのケーシングシェルがプラスチックから成っていると有利である。第2の下位ユニットの少なくとも1つのケーシングシェルが金属から成っていても有利である。さらに、第2の下位ユニットが、他の車両電子ユニットおよび/またはセンサとの電気的な接続を達成するための別の電気的な差込接続部を有していると有利である。
本発明による別の思想によれば、自動車の駆動力伝達経路内のクラッチの自動化された操作のための操作装置であって、駆動モータのような駆動ユニットと、被駆動側の被駆動エレメントと、駆動モータの駆動運動を被駆動エレメントの被駆動運動に変換する伝動装置とが設けられている形式のものにおいて、伝動装置は少なくとも2つの部分伝動装置を有していて、装置の駆動ユニットと被駆動エレメントとの間に滑りクラッチが力伝達経路内に配置されている。この場合、伝動装置が少なくとも2つの部分伝動装置から成っており、1つの部分伝動装置が少なくとも1つの平歯車伝動装置を有していると特に有利である。さらに、伝動装置が少なくとも2つの部分伝動装置から成っており、1つの部分伝動装置が少なくとも1つのスピンドル伝動装置を有していると有利である。スピンドル伝動装置が平歯車伝動装置に力伝達経路において後接続されていると有利である。
平歯車伝動装置が、互いに噛み合う2つの平歯車のような歯車を有する1段式の伝動装置として形成されており、駆動側および被駆動側の歯車が力伝達経路内に配置されていると有利である。
平歯車伝動装置が、3つの平歯車のような歯車を備えた2段式の伝動装置として形成されており、それぞれ2つの歯車が互いに噛み合っており、駆動側および被駆動側の歯車と中間歯車とが力伝達経路内に配置されていると有利である。
駆動側の歯車が駆動ユニットの被駆動軸に回動不能に受容されていると有利である。さらに、平歯車伝動装置の被駆動側の歯車と、スピンドルのようなスピンドル伝動装置の駆動側のエレメントとの間に、滑りクラッチが力伝達経路内に配置されていると有利である。これは例えばスピンドルのボスであってよく、または、スピンドル自体であるか、スピンドルに作用結合されたエレメントであってよい。
駆動ユニットの被駆動軸と平歯車伝動装置の駆動側の歯車との間に滑りクラッチが力伝達経路内に配置されていると有利である。この場合、滑りクラッチが力伝達経路内で部分伝動装置相互間に配置されていると有利である。
滑りクラッチが、平歯車伝動装置の1つの歯車の歯列のために設けられたスペース領域内部に半径方向で配置されていても有利である。滑りクラッチが、平歯車伝動装置の1つの歯車の歯列のために設けられた、軸方向の広がりを有するスペース領域内部に軸方向で配置されていても有利である。さらに、滑りクラッチが1つの歯車に組み込まれている、つまり滑りクラッチが歯車内部に配置されていて、場合によっては、滑りクラッチの滑り面のような個々の構成部分が歯車に結合されているか、または歯車に一体的に形成されていると有利である。一体的な構成部分として滑りクラッチをこのように配置することにより、本発明の基づき構造スペースが節約される。このようなスペース節約は車両内部における今日の構造スペース事情においては決定的なものになってきている。
滑りクラッチが、第1の接触面を支持する第1のエレメントと、第2の対応接触面を有する第2のエレメントとを有しており、両エレメントが力貯え器によって互いに負荷され合っていると有利である。この場合、力貯え器が皿ばねであると有利である。本発明による皿ばねを力貯え器として使用することも、構造スペースを節約するのに役立つ。皿ばねの、半径方向内側および/または半径方向外側の縁部領域に設けられた歯列は、摩擦リングとボスとの間のトルク伝達に役立つ。このことは本発明によれば構造スペースを節約すると同時に、皿ばねのようなエレメントに、多重の機能(圧着およびトルク伝達)が課せられる。これにより、本発明によれば、装置の多様な構成部材を減じることができる。これにより、部品点数が減じられることにより、組付条件も簡単化される。
力貯え器が、丸い、楕円形の、または角形の材料横断面のような線材横断面を有するコイルばねであるか、または、力貯え器が、丸い、楕円形の、または角形の材料横断面のような線材横断面を有する波形ばね(Wellfeder)であっても有利である。
第1の接触面を支持する第1のエレメントが1つの歯車と一体的に形成されていても有利である。別の1構成において、第1の接触面を支持する第1のエレメントが1つの歯車と形状接続的に結合されていても有利である。このような形状接続的な結合は、収容部領域内に突起または歯列を係合させることにより実現することができる。
第1の接触面を支持する第1のエレメントが、ほぼ円環状の摩擦面または接触面を有するように形成されていると有利である。さらに、第2の接触面を支持する第2のエレメントが、ほぼ円環状のエレメントとして形成されていると有利である。この場合、円環状のエレメントが、ほぼ半径方向に延びる脚部を有しており、該脚部が接触面を支持していると有利である。この場合、円環状のエレメントがほぼ軸方向に延びる脚部を有しており、該脚部が力貯え器との形状接続的な結合を生ぜしめていると有利である。第1および/または第2のほぼ円環状の摩擦面または接触面が平らに形成されていても有利である。
本発明による別の思想によれば、第1および/または第2のほぼ円環状の摩擦面または接触面が、軸方向で変更を加えられた円環状の面、形状または輪郭として形成されていると有利である。このことは例えば、個々の円環セグメントが周方向で見て軸方向で隆起していて所定の勾配を有していることにより達成することができる。円環面の正弦曲線状の輪郭を、軸方向で変更を加えることにより実現することもできる。
1構成において、摩擦面の、軸方向で変更を加えられた形状または輪郭が、摩擦面の円環セグメントの一部が周方向で見て軸方向に上り勾配を有し、摩擦面の円環セグメントの他の部分が周方向で見て軸方向に下り勾配を有するように形成されており、上り勾配を有するセグメントと下り勾配を有するセグメントとが交互に形成されていると特に有利である。
この場合、下り勾配を有するセグメントの勾配の度合いが、上り勾配を有するセグメントの勾配の度合いと同一であると有利である。
別の構成においては、下り勾配を有するセグメントの勾配の度合いが、上り勾配を有するセグメントの勾配の度合いと異なると有利である。このような勾配の度合いの非同一性により、等しい軸方向力で、電動モータの推動方向と引張り方向とでは異なった緊定トルク(Verspennmoment)が生じる、つまり、被駆動側の力作用時に、滑りクラッチリリース力の異なる作用が生ぜしめられる。このことは、スピンドル伝動装置のスピンドルの引張り方向と推動方向とでは異なって生ぜしめられる効率に対して補足的に行なわれてよい。
両エレメントのうちの少なくとも一方が、皿ばねのような少なくとも1つの力貯え器によって負荷されるようになっており、これにより、接触面と対応接触面とが互いに摩擦接触して負荷され合うようになっていると有利である。さらに、接触面を支持する第1のエレメントが被駆動側の歯車であると有利である。駆動ユニットの被駆動軸と被駆動エレメントの軸線とが互いに平行に配置されていても有利である。
本発明によるさらに別の思想によれば、スピンドル伝動装置がねじ山付きスピンドルとナットとを有しており、ナットが支承体によって、軸方向運動可能にしかしケーシングに対しては回動不能に配置されていると有利である。このことは特に、ナットが球欠状支承体によって、角度調節可能に運動可能であるがしかしケーシングに対しては回動不能に配置されていると特に有利である。球欠状支承体は、ケーシングに対するナットの僅かな傾斜を補償することができる。
ナットがほぼ半球形の2つの側面のような面を備えたほぼ球形の輪郭を有し両面の間に歯列が配置されるように、球欠状支承体が形成されており、球面が中空円筒体内部に、軸方向に負荷された2つの半球シェルによって軸方向に収容されており、中空円筒体が、ナットの歯列を収容するための内歯列を有していて、円筒体が外歯列によって軸方向に運動可能であるがしかしケーシング内部の歯列に回動不能に収容されていると有利である。
さらに、球欠状支承体の半球シェルの少なくとも一方が中空円筒体に回動不能に結合されていると有利である。この場合、球欠状支承体の半球シェルの少なくとも一方が中空円筒体に、歯列またはスナップ結合部によって回動不能に結合されていても有利である。
両半球シェルとナットとが弾性的なエレメントによって互いに負荷され合っていると有利である。この場合、弾性的なエレメントがばねのような力貯え器であるか、または、弾性的なエレメントがプラスチックまたはゴムリングのようなエラストマエレメントであると有利である。
本発明によるさらに別の思想によれば、操作装置において、装置のケーシングと被駆動エレメントまたは該被駆動エレメントに結合されたエレメントとの間に、力貯え器が配置されており、該力貯え器がばね力を被駆動エレメントに加えるようになっていると有利である。被駆動エレメントに対する力貯え器によるこのような力作用は、電動モータのような駆動モータによる操作動作を助成する。この力貯え器は圧縮ばねとして形成されていてよい。
図1はクラッチ、例えば摩擦クラッチ、乾式摩擦クラッチ、流体中で働く湿式クラッチ、多板クラッチ、ロックアップクラッチ、または、駆動モータと伝動装置とを有する自動車の駆動力伝達経路内の他のクラッチの自動化された操作のための操作装置1の1実施例を示している。操作装置1は第1の下位ユニット2と第2の下位ユニット3とを有している。
第1の下位ユニット2は、操作装置の駆動モータ4、差込体また差込体受口のような電気的な差込接続部5、ならびに、ケーシング6および被駆動エレメント7を有している。ケーシング6内部には、伝動装置が配置されている。この伝動装置は、モータ被駆動軸の運動を被駆動エレメント7の運動に変換する。ケーシング6は固定アイのような固定手段8a,8b,8cを備えている。これらの固定手段は、第1の下位ユニットを、場合によっては第2の下位ユニットに、および/または、場合によっては車両ボデー構成部分に、および/または、車両のトランスミッション構成部分または機関構成部分に固定するために使用される。これらの固定アイを通って、ねじまたはピンのような別の固定手段が係合してもよい。これらの固定手段は、操作装置を車両に設けられた支持体エレメントに結合する。1つの固定アイ8cは円筒形の領域6bと電動モータ4との間に配置されていると有利である。
ケーシング6および固定アイ8a〜8cは、アルミニウム鋳造体のような金属、または、ポリアミドのようなプラスチック、または、ガラス繊維強化ポリアミドのような繊維強化プラスチックから成っていてよい。同様にケーシングの個々の領域が金属から成り、他の領域はプラスチックから成っていてもよい。固定アイ8a〜8cは中空円筒状の領域として形成されている。これらの領域はケーシングに有利には一体成形されている。中空円筒体の軸線は有利には電動モータ4の軸線に対して直角に設けられている。
差込接続部5は、機械的な結合部としてスナップ結合部をも備えていて、第1の下位ユニットと第2の下位ユニットとが差込接続部によって機械的に結合されるようになっていてもよい。電気的な差込接続部は、電動モータ4、および場合によってはケーシング内部またはモータの磁極ポット内部に配置されたセンサ、例えば回転数センサまたは距離センサを、電子制御ユニットおよび/または電気的な給電部に電気的に接続するのに使用される。
被駆動エレメント7は電動モータ4の給電時に軸方向に運動させられる。被駆動エレメント7の端部領域は、ほぼL字形領域10を有している。このL字形領域は、ボールジョイント、ユニバーサルジョイントまたは他の結合部のための枢着部またはピン11を支持している。軸方向に運動可能な被駆動エレメント7の領域に位置するケーシングはベローズのようなシール部材9によってシールされており、この場合、ベローズの一方の端部領域9aが被駆動エレメントに密に結合され、他方の端部領域9bがケーシングに密に結合されている。ベローズ9はフレキシブルな材料から形成されていると有利である。
駆動モータ4は基底プレート4aを有している。この基底プレートはケーシング6の嵌合面6aに、基底プレート4aに設けられた固定開口を通るねじのような固定手段によって固定される。
ケーシング6は鏡胴状または円筒形の領域6bを有している。この領域には、主として被駆動エレメント7が収容されている。この円筒形の領域6bは、少なくとも1部分領域で、歯列状の外輪郭12を有している。それというのはこのような領域においては、ケーシング6bの内部に内歯列が設けられているからである。ケーシング6bはプラスチックから製造されていると有利である。内歯列の領域は、有利には射出成形法により、円筒形のケーシング部分6b内に加工成形されてよい。
ケーシング6はケーシングカバー30を有している。このケーシングカバーはシールエレメントによってシール可能にケーシングに固定されてよい。シールエレメントとしては例えばOリングがケーシング6の環状溝に挿入されていてよい。ケーシングカバー30は固定手段例えばねじによってケーシング6に固定されている。このためにケーシングには、軸方向の孔またはねじ山を備えた収容領域31が設けられている。これらの収容領域31はねじを収容する。
図2は、本発明による操作装置1の第2の下位ユニット3を示したものである。この第2の下位ユニット3は、ケーシング20と、第1のケーシング部分21と第2のケーシング部分22例えば基底プレートとから成っている。ケーシング20の内部には、電子出力装置および/またはクラッチの操作を制御するための電子制御装置が配置されている。基底プレート22は例えば金属部分として形成されており、同時に冷却薄板として働く。第1のケーシング部分21は例えばプラスチックから製造されていてよい。これらのケーシング部分は、組付のための開口23a〜23cを有している。これらの開口23a〜23cの配向および配置は、固定アイのような、開口8a〜8cの配向および配置に相応している。さらに、ケーシングは凹面状の領域26,27を有している。これらの領域は、円筒形の領域6bおよび電動モータ4のような第1の下位ユニットの円筒形のエレメントのための収容部として役立つ。領域28はやはり伝動装置のケーシング領域を収容するように形成されている。
第2の下位ユニット3のケーシングは電気的な差込接続部24,25を有している。差込接続部24は電動モータ4を、第1の下位ユニット2の差込体(コネクタ)5を介して第2の下位ユニット3の電子装置に接続するのに役立つ。差込接続部25は操作装置1を給電装置に接続し、操作装置1をセンサおよび他の制御ユニットに、例えばデータバスを介して信号接続するのに役立つ。
両下位ユニット2,3は、それ自体完結されたモジュールまたは機能ユニットとして組み付け可能であり、それぞれ下位ユニットとして、製造プロセス中に機能能力について試験することができる。そのあとでこれらの両下位ユニットは更なる製造ステップで互いに結合されて1つのユニット1を形成する。
しかしながらこのような結合は、車両の製造ラインにおける車両内への組付時に初めて行うこともできる。
図3は第1の下位ユニット2と第2の下位ユニット3とを一緒に組み立てた様子を示している。この場合エレメント(差込接続部5,24)の差込接続が保証されている。
操作装置1は、機関602とトランスミッション603とを備えた車両の駆動力伝達経路607内でクラッチ600を操作する。このトランスミッション603には、駆動軸604と、駆動される軸605と、駆動されるホイール606とが後接続されている。
図4は、操作装置100の機械的な構造を概略的に示したものである。この操作装置は駆動モータ101から出発して被駆動エレメント150まで続いている。駆動モータ101は被駆動軸103を有している。この被駆動軸には歯車102が回動不能に配置されている。歯車102は例えば中央の収容部を有している。この収容部は、円筒形の開口とは異なる形状を有しているので、駆動モータ101の非円筒形の被駆動軸103が収容部内に形状結合的に係合することができる。歯車102が中間歯車104を有している。この中間歯車は軸105に回転可能に支承されている。この軸105は例えば一方の側で、その端部領域の一方で図1に示したケーシング6またはケーシングカバー30に支承されているか、または収容されている。同様にこの軸は両側で、両端部領域で、ケーシングにもカバーにも支承され収容されていてもよい。中間歯車104は、モータ側の駆動出力を被駆動エレメント150に伝達するために歯車106と噛み合っている。
本発明の別の実施例においては、歯車102が歯車106と直接的に噛み合っていてもよい。この場合中間歯車が設けられることはない。さらに、別の実施例においては第2の中間歯車が配置されていてもよい。
少なくとも1つの中間歯車104の配置が有する、本発明に基づく利点は、歯車102,106の直径が、軸間隔が同一である場合小さくなるので、歯車によって必要とされる構造スペースを小さく保つことができることである。
歯車106にはスピンドル107が駆動結合されている。スピンドル107と歯車106との間には、有利には図4において部分的にのみ示した滑りクラッチ108が配置されている。この滑りクラッチは、歯車106からスピンドル107に伝達可能なトルクを制限している。この場合滑りクラッチは、互いに摩擦接続的に支持する2つのエレメントを有している。一方のエレメントは歯車の部分であるか、またはこの歯車にトルクを伝達するように結合されており、他方のエレメントはスピンドルに、トルクを伝達するように結合されているか、またはこのスピンドルと一体的に形成されている。
スピンドルは装置のケーシング内の付設部またはピン109の領域に、滑り軸受けまたは転がり軸受けのような軸受けによって回転可能に支承されている。
スピンドルは、図示していないナットに係合している。このナットは、センタリング装置を介して、円筒形エレメント110に回動不能に結合されている。このような回動不能な結合は、例えば歯列対、すなわちナットに設けられた外歯列と円筒形エレメントに設けられた内歯列とによって実現することができる。回動不能なガイドのために、ナットに設けられた少なくとも1つの歯が円筒形のエレメントの収容部内に係合するというように、僅かな数の歯でも役立つことができる。やはり円筒形エレメント110も少なくとも半径方向内側に向かって突入する、少なくとも1つの突起のようなエレメントを有していてよい。このエレメントはナットの収容部に係合することができる。これにより、円筒形のエレメント110とナットとの回動不能な結合を実現することができる。ナットは、雌ねじ山を備えた構成部分によって実現されている。この場合ナットの外輪郭はほぼ円筒形または球形の形状を成していてよい。この形状は歯または類似のものの切欠きまたは隆起によってさらに形成することができる。
スピンドル107の回転運動下で、回動不能にしかし軸方向には変位可能なナットと、このナットと一緒には殆ど軸方向不動の収容部、例えば円筒形エレメント110が軸方向に変位させられる。円筒形エレメント110はその1領域で、枢着領域または収容領域を有している。これらの領域には、ばねのような力貯え器120が一方の端部領域120bで少なくとも支持されるか、または収容されている。力貯え器120の他方の端部領域120aはケーシングまたは枢着部121に支持されているかまたは収容されている。
ロッド状のエレメント112を有する被駆動エレメント150は、円筒形のエレメント110に作用結合されるか、または駆動結合されるか、または一体的に形成されている。エレメント113の端部領域には、L字形の構成部分が配置されている。このL字形の構成部分は、ボールジョイントのボールヘッド114またはジョイント結合部の枢着部を支持している。
図5aならびにその一部を示した図5bは、摩擦クラッチのようなクラッチの自動化された操作のための本発明による装置200を断面して示した図である。制御装置は下位ユニット内部に配置されるか、または別の実施例では別個のケーシング内に配置されてもよい。一方の下位ユニット201内部には、装置の電子制御装置202が配置されていると有利である。別の実施例においてはこの電子制御装置は、他の、例えば別個のケーシング内に配置されている。制御ユニットは、中央の制御装置内部において、機関制御装置および/またはトランスミッション制御装置と一緒に組み込まれていてもよい。
クラッチを操作するための装置のようなアクチュエータは、下位ユニットとして形成されていてよい。この下位ユニットは制御装置の下位ユニットに結合されて、構成ユニットのような1つのコンパクトなユニットを形成することができる。
アクチュエータの下位ユニット205は、差込体206と差込体受口203とによって制御装置の下位ユニットに電気的に接続可能である。差込体と差込体受口とが入れ子式に係合すると、このような差込体206および差込体受口203によって同時に機械的な結合部も形成される。
差込体受口または差込体のような差込接続部204は、操作装置、車両の給電装置、例えば車両バッテリ、他の車両制御ユニットまたはセンサとの間の電気的な接続および電子的な信号接続に役立つ。他の車両制御ユニットには、次の制御ユニット、つまり機関制御装置、トランスミッション制御装置、アンチロックシステム制御装置、トラクションコントロール系、CANバス等のうちの少なくとも1つが含まれる。
機械的な操作装置205のようなアクチュエータは電動モータ210を有している。この電動モータ210は被駆動軸211を有している。この被駆動軸の、モータとは隔たった側の端部領域は、アクチュエータ(操作装置)205のケーシング220内部に支承されていてもよい。被駆動軸211はモータケーシング221内部に支承されていてよい。被駆動軸211には歯車212が回動不能に配置されている。1実施例においては、歯車212は内歯列214を備えて形成されている。この内歯列214は例えば溝付き歯列として形成されている。このような内歯列214はモータ軸211の外歯列と噛み合っている。この歯車212は軸方向でスナップリングのような位置固定リング213によって軸に位置固定されている。位置固定リングは軸の周面溝に係合していて歯車の軸方向の変位を防止する。
歯車212は中間歯車215と噛み合っている。この中間歯車は支承ピン216によって回転可能に支承されている。このために支承ピンは、少なくともその端部領域の内の一方でケーシングの収容部217内に収容されている。支承ピン216の軸方向の両端部領域が収容部217内に収容されていると有利である。収容部は孔として、ケーシングまたはケーシングカバーに滑り軸受けまたは転がり軸受けを有するように形成されていてよい。
中間歯車215は歯車225に噛み合っている。歯車225はボス226に回転可能に支承されている。この場合、歯車225は半径方向内側に、ボスのほぼ半径方向の外面によって半径方向外側に回転可能または滑動可能に収容されている面を有している。歯車225は一方の側で、半径方向で歯列225aの内側に、半径方向で円環状に形成された接触面227を有している。この接触面は摩擦リング229の対応接触面228に作用接続されている。この場合、摩擦リング229は半径方向に広がるほぼ円環状のセクタまたはアームを有している。このセクタまたはアームは対応接触面228を形成している。さらに、摩擦リング229は軸方向に広げられたほぼ環状の領域230を有している。軸方向に広げられた、または突出する領域230は歯列または少なくとも1つの切欠きまたは突起を有している。
摩擦リング229は力貯え器231、例えば皿ばねによって軸方向に力負荷されるので、歯車225の接触面227は摩擦リング229の対応接触面228に摩擦力結合されている。力貯え器231はその半径方向外側に位置する縁部領域231aに、半径方向外側に位置する歯列、少なくとも1つの切欠き、または突起を有している。このような歯列、少なくとも1つの切欠きまたは突起は摩擦リング229の収容部、歯列または突起に係合する。これにより力貯え器231と摩擦リング229とはほぼ回動不能に配置されているか、または互いに結合されている。
力貯え器231はその半径方向内側に位置する縁部領域231bに、歯列、少なくとも1つの切欠きまたは突起を有している。この歯列、切欠きまたは突起は、このためにボスに設けられた歯列、突起または切欠きに係合している。これにより力貯え器は回動不能にボス226に結合されている。
ボス226はその半径方向内側の領域に、例えば溝付き歯列のような内歯列232を有している。この内歯列は、ねじ山付きのスピンドル235の軸234の、半径方向外側に位置する外歯列233に噛み合っている。
歯車225は軸234に、位置固定リング、例えばスナップリング236,236aとブシュ237とによって軸方向に位置固定されている。位置固定リング236,236aはそれぞれ軸234の周面溝に係合している。ブシュ237は周面溝に配置されるかまたは収容されていてよい。
歯車225の外歯列の領域で力が導入されることから出発する力伝達は、力が接触面227と摩擦リング229の対応接触面228と、摩擦リング229と力貯え器231の外歯列231aと、力貯え器の内歯列231bとを介してボス226に伝達され、このボス226から歯列対を介してスピンドル235の溝234に伝達されるように行なわれる。
力貯え器はプレロードをかけられており、歯車の接触面と摩擦リングの対応接触面との間でトルクまたは力を伝達するための基礎静摩擦を生ぜしめる。伝達しようとするトルクが基礎静摩擦よりも大きい場合には、この装置が滑りクラッチとして作用し、対応接触面に対して接触面の相対的な滑りが生じる。
軸234はケーシング220内で、転がり軸受け、深溝球軸受け、滑り軸受け等のような軸受け271によって、半径方向にも軸方向にも支承されている。軸受け271は半径方向力も軸方向力も吸収する。軸受け271は、弾性的な、例えば力貯え器のような、ばね弾性的な板272と一緒に収容部220aの内部に固定されている。これにより、ケーシング220は半径方向外側の軸受けレースを支持する付設部220aを形成している。この場合軸は半径方向内側の軸受けレースを支持している。被駆動側から被駆動エレメントに対して軸方向力が発生した場合、軸方向力は被駆動エレメントからナットを介してはスピンドルに伝達され、このスピンドルから軸受け271を介して、スピンドルが支持されているケーシングに伝達される。このような軸方向力は滑りクラッチを介しては導かれない。これにより被駆動側のトルク衝撃が本発明に基づき、滑りクラッチの空滑り(Durchrutschen)を招くことはない。軸受け271の軸受け収容部は、シールリング274を備えた、キャップのようなカバー273によってシール可能に閉鎖される。
スピンドル235はナット240によって受容される。このナットは球欠状支承体(Kalottenlager)250によって、タペット状支承体内部に支承されている。このタペット状支承体は主として円筒形エレメント241から成っており、この円筒形エレメント内部にナット240が支承されている。円筒形エレメント241には、プッシュロッド242が結合されている。このプッシュロッドは被駆動エレメント243を支持している。プッシュロッド242の一方の端部領域242aは円筒形エレメント241に、懸吊されるか、クリップインされるか、緊定されるか、ねじ締結されるか、または接着されることにより結合されている。やはり円筒形エレメントはプラスチックから形成されて、プッシュロッドに一体成形されていてよい。有利な結合のために、プッシュロッドはねじ山または規定可能な数の周面溝を有している。これらは円筒形エレメントの周面突起またはねじ山に係合する。プッシュロッド242の他方の端面242bは被駆動エレメント243の収容部内に係合している。プッシュロッドは開口245′を貫通係合している。この開口には球欠状支承体246が配置されている。付加的にケーシングは弾性的なベローズ244によって保護されている。このベローズのそれぞれの端部領域は締付リングによってプッシュロッドもしくは被駆動エレメントと、ケーシングとに固定されている。
プッシュロッドとケーシングとの間には力貯え器例えば圧縮ばね245が配置されている。これにより電動モータの力が助成される。
固定のためには固定アイが役立つ。この場合、少なくとも2つの有利には3つの固定アイが配置されている。
図5cはスピンドル駆動装置のナット240の球欠状支承体250を拡大して示した部分拡大図である。スピンドル235はナット240を駆動する。このナットは、ほぼ球形の輪郭251を有し、かつ半径方向内側にねじ山252を有するように形成されている。ナットの半径方向外側の領域はやはり歯列253を有している。この歯列は円筒形エレメントの対応歯列254に係合している。これによりナットは円筒形エレメント241に回動不能に結合されている。球形のナット240は外歯列253に並んでほぼほぼ半球形の2つの領域を有している。円筒形エレメントの内部には中空円筒形の領域が第1の環状エレメント255を収容している。この環状エレメントは中空球の輪郭を有している。この場合中空球状の輪郭にナットが当て付けられている。このナットは第2の環状エレメント256によって保持されまたは収容されているので、球体は両環状エレメント255,256間で軸方向に収容されている。さらに、環状エレメント255と円筒形エレメントとの間に弾性的なリング259が配置されている。このような弾性的なリング259は有利にはOリングである。このOリングは両軸受けシェル255,256同士を、かつこれらをスピンドルのナット240に対して緊定する。
円筒形エレメント241はその外縁領域に歯列257を有している。この歯列は対応歯列258に係合している。この対応歯列は、円筒形エレメント241が軸方向にケーシング内部で変位可能であるがしかし歯列によって回動不能に保持されている。
軸受けシェル255,256のうちの少なくとも一方が、スナップ結合により、円筒形エレメント241に軸方向で固定的に結合されている。この場合、軸受けシェルのうちの少なくとも一方の可動エレメントが円筒形エレメントの収容部に係合している。この係合により係止が達成されるので、この部分は紛失不能に配置されている。
操作アクチュエータは電動モータ駆動式のアクチュエータとして電動モータを有するように構成されていると有利である。アクチュエータの機構全体の構成は、制御装置201を別個の構成群または別個の下位ユニットとして機械的な構成部分に被せ嵌めるか、またはこれに結合することができるように行なわれる。この場合には制御装置は固有のケーシング内に収納されており、周囲に対してシールされている。このことは有利にはケーシングとケーシングカバーとの間のシールによって実現することができる。
1実施例においては制御装置のケーシングは電気的・機械的な部分、例えば下位ユニットに被せ嵌められ、付加的にねじ締結される。つまりこの機械的な部分は完全に組み込まれた手段のためにも、機械的な部分が制御装置とは別個に収納されているような別の実施例の場合にも使用することができる。
モータ210はトルクを歯車またはピニオン212に伝達する。この歯車またはピニオンは中間歯車215に噛み合っている。この中間歯車は第3の歯車225に噛み合っている。中間歯車を使用することの利点は、規定の軸間隔において比較的小さな構造を有する歯車を使用できることである。軸間隔Aはモータ直径と後続のスピンドル段のために必要な直径とから生ぜしめられる。少なくとも2つの、有利には3つの歯車212,215,225から成るこのような第1の伝達段は第1の減速段を形成している。この場合、トルクは高められ回転数は低くなる。
別の実施例においては、第1の伝達段がベルト伝動装置として構成されていても有利である。このベルト伝動装置は、有利には、既に説明した平歯車段のように、所定の変速比を実現し、しかも規定された軸間隔Aに跨ることができると有利である。
歯車212,214,225のうちの1つ、有利には被駆動側の歯車225には、滑りクラッチが位置している。このようなクラッチは、トルクを規定のトルク値まで伝達し、規定のトルク値を超えるとトルク伝達を遮断する。これにより、アクチュエータの機械的な構成部分に過負荷がかかることはない。
さらに、過負荷クラッチの空滑りはアクチュエータ内に組み込まれた距離測定装置により検知することができ、ストッパの意図的な当接と相俟って、内部の距離測定を調整するのに役立つ。
被駆動側の歯車225はスピンドル235を駆動する。このスピンドルは回動不能に支承されたナット240と相俟って、モータの回転運動を被駆動エレメントの直線運動に変換する。このようなスピンドル235は一方の側で歯車225の近くで、転がり軸受け271、有利には深溝球軸受けによって支承されている。このような軸受けは歯列および被駆動側からの半径方向力も軸方向力も受け取る。この軸受け自体はばね弾性的なディスク236aによって固定されている。スピンドルの軸の一方の側の支承は、ケーシングに対するスピンドルの僅かな角運動を可能にする。ナット240はほぼ球面状の外側の幾何学的形状を有しており、やはり球面状に形成された2つの軸受けシェル255,256に支承されている。さらにナット240はノーズ部または外歯列253を周面に有している。この周面は僅かな遊びを有して別の被駆動部分241のガイド軌道(対応歯列)254に係合している。この被駆動部分には、軸受けシェル255,256が挿入されている。このような配置関係はナット240と被駆動部分242との間の角運動を可能にする。トルクは拘束なしに(verzwaengungsfrei)スピンドルナット240から被駆動部分242に伝達することができる。軸受けシェル255,256は弾性的な構成部分、有利にはOリング259によってナット240に対してプレロードをかけられる。つまり一方ではこれらの構成部分相互間の遊び自由度が得られる。他方では、ある程度の範囲内で、減速または場合によっては使用されるプラスチック部分の摩耗が補償される。さらに被駆動部分242は補償のために使用されたばね245によって付与された力を吸収するために役立つ。このばね245はその他方の端部でケーシングに支持されている。ばね皿260はこのような配置関係においては、ケーシングに被駆動部分を支持し、トルクを導出することを可能にする。このために被駆動部分241はやはり周面に少なくとも1つのノーズ部257または歯列を有している。これらは僅かな遊びを有して、軸方向摺動可能にケーシングのガイド軌道258内で延びており、トルクをケーシングに伝達することができる。
ガイド軌道258は円筒形エレメントの歯列257と一緒に、この円筒形エレメントの直線ガイドを形成する。この直線ガイドのガイド軌道258は装置のケーシング内に加工成形されているかまたはこのケーシングと一体的に形成されている。このことは有利にはプラスチックから射出成形技術によって達成することができる。これにより、直線ガイドのための付加的な構成エレメントは使用されない。このことは本発明に基づき半径方向の構造スペースを節約する。
被駆動部分242は別の点つまり球欠状支承体246でケーシングに支承されており、折り襞式またはロール式のベローズ244によってケーシングに対してシールされている。このような配置関係全体によって、スピンドルナットに対するスピンドルの、またはケーシングに対する他の部分の拘束が信頼性よく阻止される。
被駆動構成部分の軸方向運動が、力導入構成部分例えば球体ヘッド261を介して、クラッチの解離系に伝達される。既に説明した機構の付加的な利点は、個々の構成ユニットが他のクラッチに適合するために個別に変更を加えることができることである。例えば、平歯車段の変速比をスピンドルのピッチをそのままにした状態で変えることができる。この場合その他の全ての部分を再び使用することができる。
図6は球欠状支承体301および被駆動エレメントの個別部分300を示したものである。球欠状支承体301はほぼ円筒形エレメント310から成っている。この円筒形エレメントは中空円筒形領域312を有している。この中空円筒形領域はガイド軌道のような内歯列311を有している。円筒形エレメント310の一方の端部領域は、その中空円筒形領域312で長手方向スリット313を有している。これらの長手方向スリットは中空円筒形領域312を、規定された軸方向の長さで、複数の軸方向舌片316に分けている。これらの軸方向舌片316は半径方向で、予め規定された弾性を有している。このような舌片内部には、少なくとも部分的に開口314が加工成形されている。これらの開口には、少なくとも1つの軸受けシェル331の突起330が係合している。円筒形エレメントはノーズ部315を有している。これらのノーズ部は回動を防止するためにケーシングの収容部に係合している。
円筒形エレメント310内には、弾性材料から成るOリング320が挿入される。次いで軸受けシェル332が挿入される。この軸受けシェルはほぼ中空半球形の内輪郭333を有している。このような内輪郭333に対して、ナットの一方の側が半球形の形状341を備えて配置される。ナット340は2つの半球形の領域341,342を有しており、これらの半球形の領域は一方および他方の軸受けシェル332,331に支承されて負荷される。両半球形の接触領域341,342の間には、歯列343のほぼ環状の領域が配置されている。歯列343は収容部311に係合する。円筒形エレメント310にはロッド350が結合されている。このロッドは電動モータの操作力をクラッチに伝達する。
図7は本発明による装置の別の実施例を概略的に示した図である。電動モータ400はモータ軸に設けられた車401を駆動する。この車は例えば歯付きベルト、ベルト、チェーンなどのような巻掛エレメント403を介して第2の車402に駆動接続されている。車401および車402はそれぞれ歯列を有しない車としてまたは歯車として形成されていてよい。車402はスピンドル404に作用結合されており、このスピンドルを駆動する。
図8は、操作アクチュエータの歯車501内部のスペース領域、有利には半径方向において歯車501の歯列502の内側における滑りクラッチ500を示したものである。滑りクラッチ500は別の有利な本発明の変化実施例の場合、半径方向においても軸方向においても、歯車501の歯列502のために必要とされるスペースの内部に配置されている。歯車501は接触面503を有している。この接触面は、環状エレメント505例えば摩擦リングの対応接触面504によって負荷される。歯車501の接触面503は、半径方向に広げられたまたは半径方向に延びるほぼ円環状の面として形成されている。この面は平らに形成されている。他の実施例においては接触面は軸方向に変更を加えられた面を有している。
軸方向に変更を加えられた接触面503は例えば種々異なる部分面から構成されている。これらのうち一方の部分面は周方向で見て正の勾配を軸方向に有しており、他方の部分面は周方向で見て負の勾配を軸方向に有している。この場合、互いに隣り合う面の勾配は軸方向で互いに交互に正と負とで形成される。これにより周方向で見て、軸方向に変更を加えられた、上り勾配および下り勾配を有する傾斜輪郭が実現する。これにより、傾斜リングが形成される。この傾斜リングは、上り勾配を有する部分面と、下り勾配を有する部分面とを交互に有する面を有している。
摩擦リング505の対応接触面504は、その半径方向に延びる部分リングに加工成形されている。軸方向に突出した部分リング505aは歯列506を端部領域に支持している。
力貯え器507例えば皿ばねはその半径方向外側のリング領域に歯列508を有している。歯列508の歯は歯列506の歯の隙間に係合し、摩擦リング505と皿ばね507との間の回動不能の形状接続的な結合を生ぜしめる。さらに、皿ばねはその半径方向内側の縁部領域において内歯列509を有している。この内歯列はボス510の歯列511に係合する。これにより、皿ばね507とボス510との間の回動不能な結合が生ぜしめられる。歯車501と、滑りクラッチリング(摩擦リング)505と、皿ばね507と、ボス510とが軸520に受容され、ディスクと位置固定リング521,522,523によって軸方向に位置固定される。位置固定リング例えばスナップリング521,523がスピンドル550の軸の周面溝524,525に係合する。
力貯え器507はプレロードをかけられて歯車内に組み込まれているので、歯車と摩擦リングとの間の摩擦結合がトルク伝達を許すように、力貯え器507のプレロード力が必要な基準力を付与する。
1実施例において、操作アクチュエータの機械的な構成部分を、剛性を有するストッパに対する個々の構成部分の移動が可能であるように構成することが有意義である。ダイナミックな負荷を、構成部分の規定された寸法において考慮することができる。
別の実施例においては、アクチュエータの内側のストッパが軟質に構成され、これらのストッパが当接されるように別の有利な構成がもたらされる。
さらに別の実施例において、滑りクラッチまたは過負荷クラッチが駆動装置と被駆動装置との間の操作アクチュエータの力伝達経路内に設けられている。このクラッチは最大力を超えたときに力伝達経路を遮断するかまたは制限するので、操作アクチュエータの構成部分を過負荷から保護する。
有利な1構成では、滑りクラッチまたは過負荷クラッチのために、付加的な構成部分および付加的な構造スペースは必要とされないか必要であってもごく僅かに過ぎない。このような過負荷防止手段は内部および外部のストッパに作用する。このような機構によって、活用可能なアクチュエータ経路が失われることはない。
空滑りを認識することはソフトウェア技術により簡単に行なわれる。この場合、例えばモータへの給電時または規定された駆動装置出力において、被駆動装置の相応に高い操作速度のない駆動装置の高い回転数が検出される。同様に、別の実施例においては、モータが全給電状態にあることも検出することができる。
構成部分の適宜な構成において、インクレメンタルな距離測定のためのセンサを調節するために、意図的なリリース(Ausloesen)、つまりストッパに対する意図的な移動を利用することができる。
アクチュエータの1実施例においては、電動モータの位置調整のための距離センサがアナログ系として形成されている。アナログ系の利点は、アナログ式に測定可能な信号が、解離可能なクラッチの絶対位置に関する直接的な情報を含んでいることである。これにより、クラッチの係合状態は各時点で正確かつ確実に検出可能である。つまり公知のストッパに対する移動は、制御することによって確実に阻止することができる。
別の実施例の場合、アクチュエータはインクレメンタルな距離測定装置を有している。インクレメンタルな距離測定装置は相対的な位置変化のみを測定することができる。絶対的な位置は例えばカウンティングまたは積分によって達成される。カウンティングエラーが生じると、測定された位置が実際の位置からずれ、絶対的な位置の測定エラーまたは係合状態の測定エラーが生じる。
本発明の1実施例においては、オーバトルククラッチが提案される。僅かなヒステリシスおよび正確なカップリング点における極めて良好なリリース特性を、リリース時に転動体が規定されたカム軌道を転動するような実施例がもたらす。このようなローラは図8において接触面と対応接触面との間に配置されていてよい。
滑りクラッチはブレークアウェイトルクを規定するために摩擦値および圧着力だけを利用する。
有利な1変化実施例は傾斜リングの形で実現されている。接触面および対応接触面の個々の部分面の傾斜平面の作用によって、必要な基準力が減じられる。
このような一体的な配置関係により、付加的な構造スペースが必要になることはない。過負荷クラッチは、主として図8に示された部分、つまり歯車501、傾斜リング(摩擦リング)505、皿ばね507、ボス510および当接ディスク522から成っている。付加的に、軸方向の位置固定のために、図8には2つの位置固定リング521,523が示されている。駆動は歯車の歯列を介して行なわれ、被駆動は、図8においてスピンドル550として示された被駆動軸を介して行なわれる。
歯車501はプラスチックから製造されていると有利である。この場合、繊維強化材料、例えばガラス繊維強化されたポリアミド(PA)またはポリオキシエチレン(POM)が使用可能である。これにより、第1の傾斜リング503はコストをさほど多くかけずに歯車に、例えば射出成形技術により射出成形することにより形成することができる。第2の傾斜リング505は皿ばね507によって第1の傾斜リング503に圧着される。第2の傾斜リング505はプラスチック部分または薄板部分のような金属部分として形成することができる。皿ばね507は、圧着力を形成し、かつトルクを第2の傾斜リング505からボス510に伝達するために役立ち、軸方向の誤差補償手段としても役立つ。
さらに、構成群にすぐ隣接する別のエレメント(例えば転がり軸受けの内レース)に軸方向でプレロードを加え、ひいては遊びなしに組み付けるために、皿ばね507が活用されてもよい。ボス510がトルクを、皿ばね507からここではスピンドル550として形成された被駆動軸にさらに導く。このことのために、ボス510は外周面に、トルクを導入するための短いウェブを有し、内側には、図示していない歯列、例えば溝付き歯列または多角形部または楔溝成形部を有している。軸520の外歯列はボス510の内歯列に係合している。
歯車501は有利には別のブシュなしでボス510に半径方向で支承されている。それというのは歯車501がボス510に対して、リリースの場合だけ、そして1回転のうちの僅かな部分だけ回動するからである。ボス510は場合によっては冷間成形部分、旋削・フライス加工部分、または亜鉛鋳造部分として構成することができる。ボス510はトルクを軸520に導入するために使用される。
傾斜リング505の向こう側で、歯車501は簡単なディスクに当接する。軸方向で位置固定するためのエレメントは符号521および符号523で示されている。
標準的な運転状態においては、トルクもしくは力が歯車501から傾斜面を介して傾斜リング505に伝達され、この場所から、外側の舌片を介して皿ばね507に伝達され、この皿ばね507から内側の舌片を介してボス510のノーズ部に伝達され、ボス510から被駆動軸520に伝達される。
歯車はここでは歯輪なしに切り開かれて図示されている。構造的に規定されたトルクにより傾斜リングが互いに離れるように持ち上げられる。これによりトルク伝達経路は先ず遮断され、次いで傾斜部材が再び互いに係合すると場合によっては逆転される。比較的大きな回転角度を介した著しいトルク降下は制御装置により認識するのに良好に適している。これによりクラッチの滑りがモータトルク降下と、高い回転角度または高い回転数との相関関係により表わされる。両信号が存在する場合、制御ユニットにより滑りを認識することができる。ダイナミックな負荷が過負荷クラッチを完全な空滑りにもたらすのに十分でない場合でさえ、上昇する力特性が傾斜路を介してストッパの良好な検出可能性をもたらす。過負荷クラッチはリリースするまで、外部の障害に達した時でも軟質のストッパのように挙動する。
図9aおよび図9bは図8の実施例を側面図で示したものである。歯車501は外歯列502なしで示されている。接触面503はその傾斜路状の形状を有する様子が図示されている。対応接触面504は軸方向に広がった縁部領域を有するように形成されている。接触面503と対応接触面504とは相対回動不能であり、ほぼ全面で互いに接触している。さらに皿ばね507の歯列508がリング領域の歯列に係合している様子が示されている。同様に、ボス510が半径方向で力貯え器内部に設けられていることが判る。この場合、ボスおよび歯車の機構が位置固定リング521,523によって軸方向で位置固定されており、さらに、当接ディスクが軸方向でスピンドル550と歯車501との間に配置されている。
さらに滑りクラッチの、力貯え器例えばばね皿507によって負荷された、互いに対向して位置する円環状の面は、繰り返して形成された円環セグメント552,553を有している。一方の円環セグメント552は周方向で見て上り勾配を有しており他方の円環セグメント553は下り勾配を有しており、これらのセグメントは軸方向に所定の広がりを有している。
図9bの場合、歯車は摩擦リング505に対して回動されているので、空滑りが構成部分(接触面503,対応接触面504)の非面状の当接により検出可能である。
図10は、互いに向き合う平らな2つの摩擦面503,504を備えた本発明による別の構成を示している。
上に述べた種々の実施例はモータ出力軸を備えたモータを有するアクチュエータを有している。このモータ出力軸は1つの軸線を中心にして回転可能である。このモータ出力軸には、2段式の伝動装置が後置されている。この2段式の伝動装置は第1段において平歯車伝動装置を有しており、第2の伝動装置段としてスピンドル伝動装置を有している。伝動装置段の少なくとも一方はチェーン車およびチェーン、他の巻掛伝動装置または引張り手段伝動装置、例えば歯付きベルト駆動装置によって形成されていてもよい。更に、中間歯車を有する平歯車段を使用することができる。別の使用事例においては、電動モータの軸と出力エレメントの軸とが傘歯車伝動装置を介して結合されていると有利である。この場合、これらの軸は平行に配置されるか、または180°だけずらされた角度を成して配置されて、これらの軸線がその延長部において交差している。アクチュエータケーシングには電動モータが固定されている。この電動モータの軸には、平歯車が位置している。この平歯車はこのような軸に回動不能に結合されている。このような平歯車によって第2の平歯車が駆動される。この第2の平歯車は回転可能にしかし摺動不能にケーシング内に配置されている。この平歯車は軸受けによって回転可能に支承されていて軸方向に位置固定されている。この軸受けひいては平歯車の位置固定は保持・位置固定エレメントによって行なうことができる。平歯車の歯列は、平歯車の歯列によって噛み合わされるので、駆動結合が生じる。第2の平歯車はスピンドル伝動装置のナットの機能を担っている。これらの歯車は例えばプラスチック射出成形部分または金属部分として製造することができる。平歯車のナットはねじ山付きスリーブとして加工成形することができる。しかしながらこのナットは180°のスペース領域にねじ山を有する完全なナットとして形成する必要はない。同様にナットは360°よりも小さい、有利には180°よりも小さい歯列の角度範囲を有する角度セグメントとして形成することもできる。スピンドルはケーシング内で、トルクを支持する直線ガイドによって支承されているので、このような支承は同時に回動防止の機能を担うこともできる。直線ガイドに対して同軸的に、力貯え器が配置されている。この力貯え器はその一方の端部でケーシングに当て付けられており、他方の端部では、ポットのような収容エレメントにより収容される。この収容エレメントはスピンドルと作用結合されている。力貯え器はトルク伝達系の操作時に電動モータを支援する。このばねはケーシングにも皿にも支持されている。
アクチュエータの図面には、出力部分の枢着部の2つの可能性が示唆されている。この領域の右側には発生器シリンダが、またはジョイントの直ぐ上方に、解離レバーが枢着されてよい。図面の左側には、この領域に例えばボーデンワイヤが、またはやはり直接に解離レバーが枢着されてよい。一方では出力エレメントに引張り負荷がかけられ、他方では出力エレメントに押圧負荷がかけられる。
唯1つの出力エレメントを備えた構成の場合、一方の側または他方の側がケーシングによって閉鎖されていてよい。
さらに1実施例は、力貯え器が逆の形式でスピンドルを負荷するように構成されていてよい。力貯え器のケーシングに固定された端部は平歯車に向いている。力貯え器の可動の端部は平歯車とは離反している。これにより、トルク伝達系の力方向はアクチュエータの力方向とは逆向きになっている。したがって一方の領域においては操作押圧力を、他方の領域においては操作引張り力を加えるかまたは付与することができる。引張り力と押圧力とのこのような交換により、ばね支承部、例えばケーシングに固定されたまたは一緒に運動させられるばね支承部を交換することが必要であり得る。この実施例においては直線ガイドがやはり位置を代える。
上述のものは、2段式のような多段式の伝動装置を備えたアクチュエータを示している。第1の段は平歯車伝動装置であり、第2の段はスピンドル伝動装置である。平歯車は軸受けによって回転可能であるがしかし軸方向では不動に支承されている。平歯車のボデーはスピンドル伝動装置のナットを形成している。スピンドルは直線ガイドのような支承部によって回動不能にしかし軸方向に摺動可能に支承されている。
別の変化実施例は、モータ軸によって平歯車を駆動するモータを有しており、この場合、平歯車は、軸受けによって回転可能にしかし軸方向では固定的に配置された平歯車を駆動する。平歯車は、ねじ山付きスピンドルに結合された延長部に係合している。ねじ山付きスピンドルはナット内に係合している。このナットは回動不能にしかし軸方向では摺動可能に支承されている。出力エレメントはナットのスライダである。このような実施例においてはスピンドルは平歯車と一緒に回転し、回動防止手段または直線ガイドはスピンドルと平歯車との間に配置されており、ナットが回動不能にしかし軸方向に摺動可能に支承されている。
別の変化実施例は、モータ被駆動軸により平歯車を駆動する駆動モータを有している。この平歯車はやはり別の平歯車を駆動する。この平歯車は軸受けによって回転可能にしかし軸方向に不動に配置されている。平歯車とスピンドルとは互いに回転不能にしかし軸方向には互いに摺動可能に配置されている。スピンドル伝動装置のナットはケーシングに回動不能に配置されているので、スピンドルの回転時にはスピンドルは同時に軸方向に変位される。
さらに別の変化実施例は、モータ被駆動軸と平歯車とを備えたモータと、軸受けによって回転可能にかつ軸方向では不動に支承された平歯車とを有している。ナットは平歯車とは回動不能であり、しかし軸方向には摺動可能に配置されている。ねじ山付きスピンドルはケーシングに固定されて配置されているので、平歯車の回転時にナットが回転させられ、軸方向に変位させられるので、エレメントは操作エレメントとして働くことができる。
本発明の範囲は、上に記載の実施例に限定されるものではない。
本発明による装置の1下位ユニットを示す概略図である。 1下位ユニットを示す概略図である。 本発明による装置を示す図である。 本発明による装置の機構を示す図である。 本発明による装置を示す部分図aとその一部を示す図(bおよびc)である。 球欠状支承体を示す部分図である。 本発明による装置を示す図である。 滑りクラッチを示す部分図である。 滑りクラッチを示す部分図(aおよびb)である。 滑りクラッチを示す部分図である。
符号の説明
1 操作装置(ユニット)、 2,3 下位ユニット、 4 駆動モータ(電動モータ)、 4a 基底プレート、 5 差込接続部(差込体)、 6 ケーシング、 6a 嵌合面、 6b 円筒形の領域、 7 被駆動エレメント、 8a,8b,8c 固定手段(固定アイ)、 9 シール部材(ベローズ) 9a,9b 端部領域、 10 L字形領域、 11 ピン、 12 外輪郭、 20 ケーシング、 21 第1のケーシング部分、 22 第2のケーシング部分(基底プレート)、 23a,23b,23c 開口、 24,25 差込接続部、 26,27 凹面状の領域、 28 領域、 30 ケーシングカバー、 31 収容領域、 101 駆動モータ、 102 歯車、 103 被駆動軸、 104 中間歯車、 105 軸、 106 歯車、 107 スピンドル、 108 滑りクラッチ、 109 ピン、 110 円筒形エレメント、 112 ロッド状のエレメント、 114 ボールヘッド、 120 力貯え器、 120a,120b 端部領域、 121 枢着部、 150 被駆動エレメント、 200 装置、 201 下位ユニット(制御装置)、 202 電子制御装置、 203 差込体受口、 204 差込接続部、 205 操作装置(下位ユニット)、 206 差込体、 210 電動モータ、 211 被駆動軸(モータ軸)、 212 歯車、 213 位置固定リング、 214 内歯車、 215 中間歯車、 216 支承ピン、 217 収容部、 220 ケーシング、 220a 収容部、 221 モータケーシング、 225 歯車、 225a 歯列、 226 ボス、 227 接触面、 228 対応接触面、 229 摩擦リング、 230 環状の領域、 231 力貯え器、 231a 外歯列、 231b 縁部領域(内歯列)、 231a 縁部領域、 232 内歯列、 233 外歯列、 234 軸、 235 スピンドル、 236,236a 位置固定リング、 237 ブシュ、 240 ナット、 241 円筒形エレメント(被駆動部分)、 242 プッシュロッド(被駆動部分)、 242a 端部領域、 242b 端面、 243 被駆動エレメント、 244 ベローズ、 245 圧縮ばね、 245′ 開口、 246 球欠状支承体、 250 球欠状支承体、 251 球形の輪郭、 252 ねじ山、 253 外歯列、 254 対応歯列(ガイド軌道)、 255,256 環状エレメント(軸受けシェル)、 257 歯列(ノーズ部)、 258 対応歯列(ガイド軌道)、 259 弾性的なリング、 260 ばね皿、 261 球体ヘッド、 271 軸受け、 272 力貯え器、 273 カバー、 274 シールリング、 300 個別部分、 301 球欠状支承体、 310 円筒形エレメント、 311 内歯列、 312 中空円筒形領域、 313 長手方向スリット、 314 開口、 315 ノーズ部、 316 軸方向舌片、 320 Oリング、 330 突起、 331,332 軸受けシェル、 333 内輪郭、 341,342 半球形の領域、 343 歯列、 350 ロッド、 400 電動モータ、 401,402 車、403 巻掛エレメント、 404 スピンドル、 500 滑りクラッチ、 501 歯車、 502 歯列、 503 接触面(第1の傾斜リング)、 504 対応接触面、 505 摩擦リング(第2の傾斜リング)、 505a 部分リング、 506 歯列、 507 力貯え器(皿ばね)、 508 歯列、 509 内歯列、 510 ボス、 511 歯列、 520 軸、 521,523 位置固定エレメント(スナップリング)、 522 位置固定リング(当接ディスク)、 524,525 周面溝、 550 スピンドル、 552,553 円環セグメント、 600 クラッチ、 602 機関、 603 トランスミッション、 604 駆動軸、 605 駆動される軸、 606 ホイール、 607 駆動力伝達経路

Claims (8)

  1. 自動車の駆動力伝達経路内のクラッチの自動化された操作のための操作装置であって、駆動モータと被駆動側の被駆動エレメントとを有する第1の下位ユニットと、駆動モータの駆動運動を被駆動エレメントの被駆動運動に変換する伝動装置と、電子出力装置および/または電子制御装置のような電子装置を有する第2の下位ユニットとが設けられている形式のものにおいて、
    第1の下位ユニットと第2の下位ユニットとがそれ自体独立したモジュールとして構成され、第1の下位ユニットが電気的な差込接続部を有し、第2の下位ユニットが電気的な差込接続部を有し、両方の下位ユニットが前記電気的な差込接続部によって電気的に接続され、両方の下位ユニットの間で、前記電気的な差込接続によって機械的な接続が行なわれることを特徴とする、操作装置。
  2. 両下位ユニットのうちの少なくとも一方が固有のケーシングを有しており、ケーシングを有する下位ユニットが、それ自体独立したモジュールとして形成されている、請求項1記載の操作装置。
  3. ケーシングを備えた少なくとも一方の下位ユニットが、シールされた下位ユニットとしてダスト密におよび/または液密に形成されている、請求項1または2記載の操作装置。
  4. 一方の電気的な差込接続部が差込体として、他方の電気的な差込接続部が差込体受口として形成されている、請求項1または2記載の操作装置。
  5. 電子出力装置および/または電子制御装置を収容する第2の下位ユニットのケーシングが、少なくとも2つのケーシングシェルから成っており、該ケーシングシェルが互いに結合可能である、請求項1記載の操作装置。
  6. 第2の下位ユニットの少なくとも1つのケーシングシェルがプラスチックから成っている、請求項5記載の操作装置。
  7. 第2の下位ユニットの少なくとも1つのケーシングシェルが金属から成っている、請求項5記載の操作装置。
  8. 第2の下位ユニットが、他の車両電子ユニットおよび/またはセンサとの電気的な接続を達成するための別の電気的な差込接続部を有している、請求項1記載の操作装置。
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