JPS6319230A - Frp部材 - Google Patents
Frp部材Info
- Publication number
- JPS6319230A JPS6319230A JP61163341A JP16334186A JPS6319230A JP S6319230 A JPS6319230 A JP S6319230A JP 61163341 A JP61163341 A JP 61163341A JP 16334186 A JP16334186 A JP 16334186A JP S6319230 A JPS6319230 A JP S6319230A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- fibers
- frp member
- frp
- longitudinal direction
- cross
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
- 239000000835 fiber Substances 0.000 claims abstract description 50
- 229920000049 Carbon (fiber) Polymers 0.000 claims abstract description 7
- 239000004917 carbon fiber Substances 0.000 claims abstract description 7
- 229910000831 Steel Inorganic materials 0.000 abstract description 13
- 239000010959 steel Substances 0.000 abstract description 13
- 229920003002 synthetic resin Polymers 0.000 abstract description 5
- 239000000057 synthetic resin Substances 0.000 abstract description 5
- 239000011159 matrix material Substances 0.000 abstract description 3
- VNWKTOKETHGBQD-UHFFFAOYSA-N methane Chemical compound C VNWKTOKETHGBQD-UHFFFAOYSA-N 0.000 abstract 1
- 229920002430 Fibre-reinforced plastic Polymers 0.000 description 32
- 239000011151 fibre-reinforced plastic Substances 0.000 description 32
- 239000000463 material Substances 0.000 description 10
- 229920005989 resin Polymers 0.000 description 9
- 239000011347 resin Substances 0.000 description 9
- 238000000034 method Methods 0.000 description 5
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 3
- ZOXJGFHDIHLPTG-UHFFFAOYSA-N Boron Chemical compound [B] ZOXJGFHDIHLPTG-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 2
- XEEYBQQBJWHFJM-UHFFFAOYSA-N Iron Chemical compound [Fe] XEEYBQQBJWHFJM-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 2
- 229910052796 boron Inorganic materials 0.000 description 2
- 238000005260 corrosion Methods 0.000 description 2
- 230000007797 corrosion Effects 0.000 description 2
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 2
- 239000004744 fabric Substances 0.000 description 2
- 229920006122 polyamide resin Polymers 0.000 description 2
- 229920000178 Acrylic resin Polymers 0.000 description 1
- 239000004925 Acrylic resin Substances 0.000 description 1
- 101100139907 Arabidopsis thaliana RAR1 gene Proteins 0.000 description 1
- OKTJSMMVPCPJKN-UHFFFAOYSA-N Carbon Chemical compound [C] OKTJSMMVPCPJKN-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 101100417901 Clostridium acetobutylicum (strain ATCC 824 / DSM 792 / JCM 1419 / LMG 5710 / VKM B-1787) rbr3B gene Proteins 0.000 description 1
- 239000004641 Diallyl-phthalate Substances 0.000 description 1
- 229930182556 Polyacetal Natural products 0.000 description 1
- 239000004743 Polypropylene Substances 0.000 description 1
- 101150044254 RPR2 gene Proteins 0.000 description 1
- 240000007313 Tilia cordata Species 0.000 description 1
- BZHJMEDXRYGGRV-UHFFFAOYSA-N Vinyl chloride Chemical compound ClC=C BZHJMEDXRYGGRV-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 229920002978 Vinylon Polymers 0.000 description 1
- PNEYBMLMFCGWSK-UHFFFAOYSA-N aluminium oxide Inorganic materials [O-2].[O-2].[O-2].[Al+3].[Al+3] PNEYBMLMFCGWSK-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 239000004760 aramid Substances 0.000 description 1
- 229920003235 aromatic polyamide Polymers 0.000 description 1
- 238000005452 bending Methods 0.000 description 1
- QUDWYFHPNIMBFC-UHFFFAOYSA-N bis(prop-2-enyl) benzene-1,2-dicarboxylate Chemical compound C=CCOC(=O)C1=CC=CC=C1C(=O)OCC=C QUDWYFHPNIMBFC-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- QHIWVLPBUQWDMQ-UHFFFAOYSA-N butyl prop-2-enoate;methyl 2-methylprop-2-enoate;prop-2-enoic acid Chemical compound OC(=O)C=C.COC(=O)C(C)=C.CCCCOC(=O)C=C QHIWVLPBUQWDMQ-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 229910052799 carbon Inorganic materials 0.000 description 1
- 239000000919 ceramic Substances 0.000 description 1
- 238000010276 construction Methods 0.000 description 1
- 238000005516 engineering process Methods 0.000 description 1
- 239000003365 glass fiber Substances 0.000 description 1
- 238000005470 impregnation Methods 0.000 description 1
- 229910052742 iron Inorganic materials 0.000 description 1
- 239000007788 liquid Substances 0.000 description 1
- 239000002184 metal Substances 0.000 description 1
- 229910052751 metal Inorganic materials 0.000 description 1
- 238000000465 moulding Methods 0.000 description 1
- 229920001778 nylon Polymers 0.000 description 1
- 239000005011 phenolic resin Substances 0.000 description 1
- 229920005668 polycarbonate resin Polymers 0.000 description 1
- 239000004431 polycarbonate resin Substances 0.000 description 1
- 229920000728 polyester Polymers 0.000 description 1
- 229920001225 polyester resin Polymers 0.000 description 1
- 239000004645 polyester resin Substances 0.000 description 1
- 229920006324 polyoxymethylene Polymers 0.000 description 1
- -1 polypropylene Polymers 0.000 description 1
- 229920001155 polypropylene Polymers 0.000 description 1
- 229920005990 polystyrene resin Polymers 0.000 description 1
- 229920005749 polyurethane resin Polymers 0.000 description 1
- 230000003014 reinforcing effect Effects 0.000 description 1
- 239000012783 reinforcing fiber Substances 0.000 description 1
- 150000003839 salts Chemical class 0.000 description 1
- 229920006395 saturated elastomer Polymers 0.000 description 1
- 238000010008 shearing Methods 0.000 description 1
- HBMJWWWQQXIZIP-UHFFFAOYSA-N silicon carbide Chemical compound [Si+]#[C-] HBMJWWWQQXIZIP-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 229910010271 silicon carbide Inorganic materials 0.000 description 1
- 229920005992 thermoplastic resin Polymers 0.000 description 1
- 229920001187 thermosetting polymer Polymers 0.000 description 1
- 229920006337 unsaturated polyester resin Polymers 0.000 description 1
Landscapes
- Reinforced Plastic Materials (AREA)
- Moulding By Coating Moulds (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
「産業上の利用分野」
この発明は、鉄骨代替材料等の目的で使用されるFRP
部材に関する。
部材に関する。
「従来の技術」
いわゆるFRP(繊維強化プラスチック)は、比強度が
高い、耐蝕性に優れる、成形性が良く形状の自由度が高
い等の特徴を有し、種ヤの構造材料等に使用されている
。近年、以上の特徴を活用し、建築物の骨格を成す鉄骨
代替材料として、該鉄骨と同様の形状に成形したFRP
部材の適用が種々検討されている。この場合、前記FR
P部才の周囲にコンクリートを打設しても、塩分等によ
る腐蝕の心配が無いので、建築物の耐久性が向上し、し
かも軽量なので施工時の取扱が著しく容易になる等の利
点が考えられる。
高い、耐蝕性に優れる、成形性が良く形状の自由度が高
い等の特徴を有し、種ヤの構造材料等に使用されている
。近年、以上の特徴を活用し、建築物の骨格を成す鉄骨
代替材料として、該鉄骨と同様の形状に成形したFRP
部材の適用が種々検討されている。この場合、前記FR
P部才の周囲にコンクリートを打設しても、塩分等によ
る腐蝕の心配が無いので、建築物の耐久性が向上し、し
かも軽量なので施工時の取扱が著しく容易になる等の利
点が考えられる。
「発明が解決しようとする問題点」
ところで、前記従来のFRP部材は、ヤング率が低いた
め、前記の如く鉄骨代替材料として建築物の骨格に使用
した場合、低応力変で座奮う(生じやすい、という欠点
があった。即ち、両端固定の長往に軸方向圧縮荷重が作
用した場合、該長柱に座屈が生じうる最小の荷重(座屈
荷重)P&は、次式で与えられる量であり、 (Eはヤング率、■は断面二次モーメント、Cは長柱の
長さ )212部材のヤング率Eが低いことによって、
座菖荷重Pkの低下を招いてしまうのである。このため
、実際に前記目的で使用する場合、FRP印材の断面積
を増加さけて(断面二次モーメント■を増加させて)座
屈強度を向上させろ必要かあるが、これは同時に建築物
を構築するために要するFRP部材重量の増加を招き、
前記の如き212部材の利点を損なう結果となっていた
。
め、前記の如く鉄骨代替材料として建築物の骨格に使用
した場合、低応力変で座奮う(生じやすい、という欠点
があった。即ち、両端固定の長往に軸方向圧縮荷重が作
用した場合、該長柱に座屈が生じうる最小の荷重(座屈
荷重)P&は、次式で与えられる量であり、 (Eはヤング率、■は断面二次モーメント、Cは長柱の
長さ )212部材のヤング率Eが低いことによって、
座菖荷重Pkの低下を招いてしまうのである。このため
、実際に前記目的で使用する場合、FRP印材の断面積
を増加さけて(断面二次モーメント■を増加させて)座
屈強度を向上させろ必要かあるが、これは同時に建築物
を構築するために要するFRP部材重量の増加を招き、
前記の如き212部材の利点を損なう結果となっていた
。
二の発明は、座屈強度の向上により、鉄骨代替材料とし
て建築物の骨組みに適用可能な212部材を如何にして
実現するかを問題にしている。
て建築物の骨組みに適用可能な212部材を如何にして
実現するかを問題にしている。
−問題哉を解決するための手段」
この発明は、炭素!惟等の高剛性繊維をP R’P部材
の長手方向に沿って配設すると共に、前記212部材の
断面の釣合軸の交点から遠ざかるに従って前記高剛性繊
維を密度高く配置したようなFRP部材を構成して、前
記問題点を解決している。
の長手方向に沿って配設すると共に、前記212部材の
断面の釣合軸の交点から遠ざかるに従って前記高剛性繊
維を密度高く配置したようなFRP部材を構成して、前
記問題点を解決している。
ここで、前記高剛性繊維としては、府記炭素繊錐の池に
、硼素繊維、炭化珪素繊維、アルミナ繊イ(を等が挙げ
られるか、鉄ファイバー(弾性率2/l/′Rx”)と
同等、もしくはそれ以上の弾性率を有する繊維であるこ
とが好ましい。
、硼素繊維、炭化珪素繊維、アルミナ繊イ(を等が挙げ
られるか、鉄ファイバー(弾性率2/l/′Rx”)と
同等、もしくはそれ以上の弾性率を有する繊維であるこ
とが好ましい。
また、iiり5己FRP部材の端縁部に該212部材の
長手方向に延在する膨出部を設けたような構成も好まし
い。
長手方向に延在する膨出部を設けたような構成も好まし
い。
「作用 」
この発明では、高剛性繊維が212部材の断面の釣合軸
から遠ざかるに従って密度高く配置されているので、2
12部材の見掛は上の断面二次モーメントが向上する。
から遠ざかるに従って密度高く配置されているので、2
12部材の見掛は上の断面二次モーメントが向上する。
「実施例」
以下、この発明の実施例について図面を参照して説明す
る。
る。
第1図はこの発明の一実施例である212部材を示す図
である。第1図において、その外形がT形鋼と同様に形
成されたFRP部材lは、該FnP部材lの長手方向に
延在する直線連続繊維がマトリックスとなる合成樹脂内
に埋設されて、所定の形状に成形されている。
である。第1図において、その外形がT形鋼と同様に形
成されたFRP部材lは、該FnP部材lの長手方向に
延在する直線連続繊維がマトリックスとなる合成樹脂内
に埋設されて、所定の形状に成形されている。
ここで、前記直線連続繊維としては、ガラス繊維、炭素
繊維、硼素繊維、セラミック繊維、金属繊維、ビニロン
繊維、ナイロン繊維、ポリエステル繊維、アラミドa椎
等の繊維の長繊維を5θ〜2θθ本合糸したストランド
を、更に8〜12θ本束ねたロービング又はトウが用い
られる。また、前記種々の繊推を2種以上適宜組み合わ
せた構成であっても良い。
繊維、硼素繊維、セラミック繊維、金属繊維、ビニロン
繊維、ナイロン繊維、ポリエステル繊維、アラミドa椎
等の繊維の長繊維を5θ〜2θθ本合糸したストランド
を、更に8〜12θ本束ねたロービング又はトウが用い
られる。また、前記種々の繊推を2種以上適宜組み合わ
せた構成であっても良い。
また、前記合成樹脂としては、特に限定されず、エボキ
ノ樹脂、不飽和ポリエステル樹脂、ポリウレタン樹脂、
ジアリルフタレート樹脂、フェノール樹脂等の熱硬化性
樹脂や、ポリアセタール樹脂、飽和ポリエステル樹脂、
ポリアミド樹脂、ポリスチロール樹脂、ポリカーボネイ
ト樹脂、塩化ビニル樹脂、ポリアミド樹脂、ポリプロピ
レン樹脂、アクリル樹脂等の熱可塑性樹脂が、前記PR
P部H1の用途等に応じて適宜選択される。
ノ樹脂、不飽和ポリエステル樹脂、ポリウレタン樹脂、
ジアリルフタレート樹脂、フェノール樹脂等の熱硬化性
樹脂や、ポリアセタール樹脂、飽和ポリエステル樹脂、
ポリアミド樹脂、ポリスチロール樹脂、ポリカーボネイ
ト樹脂、塩化ビニル樹脂、ポリアミド樹脂、ポリプロピ
レン樹脂、アクリル樹脂等の熱可塑性樹脂が、前記PR
P部H1の用途等に応じて適宜選択される。
また、前記212部材lには、炭素繊維等の高剛性繊維
2が、FRP部材lの長手方向に沿って、即ち前記直線
連続繊維と平行に配設されていると共に、FRP部材l
の断面での複数本の釣合軸3.3(図示例では水平方向
及び鉛直方向の2軸)の交点4から遠ざかるに従って、
前記高剛性繊維2か密度高く配置されている。ここで、
FRP部材1中の前記高剛性繊維の含有率は、該高剛性
m惟の弾性率及びFRP部材lに要求される座屈強度等
により決定されるが、lθ%〜5θ%の範囲が好ましい
。
2が、FRP部材lの長手方向に沿って、即ち前記直線
連続繊維と平行に配設されていると共に、FRP部材l
の断面での複数本の釣合軸3.3(図示例では水平方向
及び鉛直方向の2軸)の交点4から遠ざかるに従って、
前記高剛性繊維2か密度高く配置されている。ここで、
FRP部材1中の前記高剛性繊維の含有率は、該高剛性
m惟の弾性率及びFRP部材lに要求される座屈強度等
により決定されるが、lθ%〜5θ%の範囲が好ましい
。
そして、前記212部材lには、そのフリンジla端縁
部下部に、このFRP部材lの長手方向に延在するリッ
プ(膨出部)lbが形成されている。
部下部に、このFRP部材lの長手方向に延在するリッ
プ(膨出部)lbが形成されている。
また、FRP部材lの内部には、該212部材lへ作用
する剪断力を補強する目的で、バイアスクロス状の補強
繊維が積層されて埋設されることもある。
する剪断力を補強する目的で、バイアスクロス状の補強
繊維が積層されて埋設されることもある。
以上のような構成を有するFRP部Utは、釣合軸3.
3の交点4から遠ざかるに従って、前記高剛性繊維2が
密度高く配置されているので、その見掛は上の断面二次
モーメントが向上し、従ってFRPR2部材端屈強度向
上を十分期待することが可能となる。即ち、前記高剛性
繊維2の配置方法は、好ましくは前記釣合軸3.3の交
点4に対して、同心円状にその密度が高くなるような配
置方法であるが、製造工程の簡略化を図る目的で、本実
施例の如き配置方法であっても良い。そして、特に本実
施例では、そのフランジ1a端縁部にリップ1bが形成
されているので、この面からも断面二次モーメントが向
上し、従ってFRP部材1の座屈強度がより向上される
。よって、座屈強度の向上により、鉄骨代替材料として
建築物の骨組みに適用可能なPRP部材を実現すること
か可能となる。
3の交点4から遠ざかるに従って、前記高剛性繊維2が
密度高く配置されているので、その見掛は上の断面二次
モーメントが向上し、従ってFRPR2部材端屈強度向
上を十分期待することが可能となる。即ち、前記高剛性
繊維2の配置方法は、好ましくは前記釣合軸3.3の交
点4に対して、同心円状にその密度が高くなるような配
置方法であるが、製造工程の簡略化を図る目的で、本実
施例の如き配置方法であっても良い。そして、特に本実
施例では、そのフランジ1a端縁部にリップ1bが形成
されているので、この面からも断面二次モーメントが向
上し、従ってFRP部材1の座屈強度がより向上される
。よって、座屈強度の向上により、鉄骨代替材料として
建築物の骨組みに適用可能なPRP部材を実現すること
か可能となる。
また、第2図は、この発明の他の実施例であるFRP部
材1を示す図である。第2図において、このFRP′K
S1’tlは、その外形が所謂チャンネル(溝形鋼)状
に形成されており、前記実施例と同様に、直線連続繊維
とこれを囲繞するマトリックスたる合成樹脂とで構成さ
れている。また、FRPR2部材端、前記高剛性繊維2
が該FRP部材■の長手方向にtOっで配設されている
と共に、FRP部材Iの断面の釣合軸3.3の交点4か
ら遠ざかるに従って、前記高剛性繊維2が密度高く配置
されている。そして、FRPR2部材端縁部には、前記
実施例と同様に、該FRP部材1の長手方向に延在する
リップ(膨出部)lbが形成されている。
材1を示す図である。第2図において、このFRP′K
S1’tlは、その外形が所謂チャンネル(溝形鋼)状
に形成されており、前記実施例と同様に、直線連続繊維
とこれを囲繞するマトリックスたる合成樹脂とで構成さ
れている。また、FRPR2部材端、前記高剛性繊維2
が該FRP部材■の長手方向にtOっで配設されている
と共に、FRP部材Iの断面の釣合軸3.3の交点4か
ら遠ざかるに従って、前記高剛性繊維2が密度高く配置
されている。そして、FRPR2部材端縁部には、前記
実施例と同様に、該FRP部材1の長手方向に延在する
リップ(膨出部)lbが形成されている。
そして、以上のような構成の1?’ RP fl +4
であっても、前記実施例と同様の作用効果を得ろことが
できる。
であっても、前記実施例と同様の作用効果を得ろことが
できる。
ここで、以上説明したようなFRPI!材lを得るには
、周知の如く、前記直線連続繊維及び高剛性繊維2を束
状にまとめ、これらを未硬化液状の合成樹脂が貯留され
た樹脂含浸槽内に送出して樹脂含浸した後に、所定形状
の引抜金型に通し、樹脂を硬化させて連続的に長尺のF
RPR2部材端造する、所謂引き抜き成形法に因ってし
良い。また、他の例として、前記フランツla等平板状
の部分等においては、長繊維を一方向にかつ平板状に配
向してなる一方向クロスを適宜積層し、前記方法と同様
に引き抜き成形するような方法に因っても良い。この場
合、前記一方向クロス内の所定の位置に前記高剛性繊維
2を配置しておけば、該高剛性繊維2の配置が容易とな
ると共に、FRP部材1内での高剛性繊維2の配置位置
が精確に決定される。
、周知の如く、前記直線連続繊維及び高剛性繊維2を束
状にまとめ、これらを未硬化液状の合成樹脂が貯留され
た樹脂含浸槽内に送出して樹脂含浸した後に、所定形状
の引抜金型に通し、樹脂を硬化させて連続的に長尺のF
RPR2部材端造する、所謂引き抜き成形法に因ってし
良い。また、他の例として、前記フランツla等平板状
の部分等においては、長繊維を一方向にかつ平板状に配
向してなる一方向クロスを適宜積層し、前記方法と同様
に引き抜き成形するような方法に因っても良い。この場
合、前記一方向クロス内の所定の位置に前記高剛性繊維
2を配置しておけば、該高剛性繊維2の配置が容易とな
ると共に、FRP部材1内での高剛性繊維2の配置位置
が精確に決定される。
なお、この発明のFRP部材1は、前記実施例に限定さ
れない。−例として、その断面形状は、前記実施例の如
くT形鋼状、溝形鋼状に限定されず、H形鋼等周知の鉄
骨等構造部材に使用される部材の形状に類似しfこ形状
であっても良い。また、前記膨出部の形状及びその取付
位置も、前記実施例に限定されず、断面二次モーメント
の向上が期待しうるような膨出部であれば良い。更に言
えば、前記膨出部を除去したような構成であっても、前
記の如き作用効果を期待しうるちのである。
れない。−例として、その断面形状は、前記実施例の如
くT形鋼状、溝形鋼状に限定されず、H形鋼等周知の鉄
骨等構造部材に使用される部材の形状に類似しfこ形状
であっても良い。また、前記膨出部の形状及びその取付
位置も、前記実施例に限定されず、断面二次モーメント
の向上が期待しうるような膨出部であれば良い。更に言
えば、前記膨出部を除去したような構成であっても、前
記の如き作用効果を期待しうるちのである。
「発明の効果」
以上詳細に説明しfこように、この発明によれば、炭素
繊維等の高剛性繊維をFRP部材の長手方向に沿って配
設すると共に、前記FRP部材の断面の釣合軸の交点か
ら遠ざかるに従って前記高剛性繊維を密度高く配置した
ようなFRP部材を構成したので、前記FRP部材の見
掛は上の断面二次モーメントが向上し、従ってこのFR
P部オの座屈強度向上を十分期待することが可能となる
。よって、座屈強度の向上により、鉄骨代替材料として
建築物の骨組みに適用可能なFRP部材を実現すること
が可能となる。
繊維等の高剛性繊維をFRP部材の長手方向に沿って配
設すると共に、前記FRP部材の断面の釣合軸の交点か
ら遠ざかるに従って前記高剛性繊維を密度高く配置した
ようなFRP部材を構成したので、前記FRP部材の見
掛は上の断面二次モーメントが向上し、従ってこのFR
P部オの座屈強度向上を十分期待することが可能となる
。よって、座屈強度の向上により、鉄骨代替材料として
建築物の骨組みに適用可能なFRP部材を実現すること
が可能となる。
第1図はこの発明の一実施例であるFRP部材を示す横
断面図、第2図は同曲の実施例であるFRP部材を示す
横断面図である。 l・・・・FRP部材、lb・・・リップ(膨出部)、
2・・・・・・高剛性繊維、3・・・・・釣合軸、4
釣合軸の交点。
断面図、第2図は同曲の実施例であるFRP部材を示す
横断面図である。 l・・・・FRP部材、lb・・・リップ(膨出部)、
2・・・・・・高剛性繊維、3・・・・・釣合軸、4
釣合軸の交点。
Claims (2)
- (1)炭素繊維等の高剛性繊維がFRP部材の長手方向
に沿って配設されていると共に、前記FRP部材の断面
の釣合軸の交点から遠ざかるに従って前記高剛性繊維が
密度高く配置されていることを特徴とするFRP部材。 - (2)前記FRP部材の端縁部には該FRP部材の長手
方向に延在する膨出部が設けられていることを特徴とす
る特許請求の範囲第1項記載のFRP部材。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP61163341A JPS6319230A (ja) | 1986-07-11 | 1986-07-11 | Frp部材 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP61163341A JPS6319230A (ja) | 1986-07-11 | 1986-07-11 | Frp部材 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6319230A true JPS6319230A (ja) | 1988-01-27 |
Family
ID=15772028
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP61163341A Pending JPS6319230A (ja) | 1986-07-11 | 1986-07-11 | Frp部材 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6319230A (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH02286323A (ja) * | 1989-04-28 | 1990-11-26 | Kanegafuchi Chem Ind Co Ltd | 樹脂系繊維強化複合材料 |
JP2002307568A (ja) * | 2001-04-18 | 2002-10-23 | Sekisui Chem Co Ltd | 長繊維強化樹脂複合材及び該長繊維強化樹脂複合材の製造方法 |
JP2008121902A (ja) * | 1997-08-06 | 2008-05-29 | Luk Getriebe Syst Gmbh | 操作装置 |
JP2011016333A (ja) * | 2009-07-10 | 2011-01-27 | Sekisui Chem Co Ltd | 繊維強化樹脂成形品の製造方法 |
JP2015010414A (ja) * | 2013-07-01 | 2015-01-19 | 東日本旅客鉄道株式会社 | 鉄筋コンクリート部材の製造方法 |
-
1986
- 1986-07-11 JP JP61163341A patent/JPS6319230A/ja active Pending
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH02286323A (ja) * | 1989-04-28 | 1990-11-26 | Kanegafuchi Chem Ind Co Ltd | 樹脂系繊維強化複合材料 |
JP2008121902A (ja) * | 1997-08-06 | 2008-05-29 | Luk Getriebe Syst Gmbh | 操作装置 |
JP2002307568A (ja) * | 2001-04-18 | 2002-10-23 | Sekisui Chem Co Ltd | 長繊維強化樹脂複合材及び該長繊維強化樹脂複合材の製造方法 |
JP4568450B2 (ja) * | 2001-04-18 | 2010-10-27 | 積水化学工業株式会社 | 長繊維強化樹脂複合材及び該長繊維強化樹脂複合材の製造方法 |
JP2011016333A (ja) * | 2009-07-10 | 2011-01-27 | Sekisui Chem Co Ltd | 繊維強化樹脂成形品の製造方法 |
JP2015010414A (ja) * | 2013-07-01 | 2015-01-19 | 東日本旅客鉄道株式会社 | 鉄筋コンクリート部材の製造方法 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
KR101013098B1 (ko) | 섬유강화 복합소재로 만들어진 콘크리트용 보강근 | |
JPH0642112A (ja) | Frp製のコンクリート用補強材 | |
AU720157B2 (en) | Flat strip lamellas for reinforcing building components and method for their production | |
KR960023523A (ko) | 철근 콘크리트 구조물의 보강방법 | |
DE60221469D1 (de) | Durch Längs- und Querrfasern verstärktes, pultrudiertes Teil | |
ATE108005T1 (de) | Abrollkolben für den rollbalg einer rollbalg- luftfeder. | |
JPS6319230A (ja) | Frp部材 | |
DE59308016D1 (de) | Leichtbauplattenstruktur für Bodenpaneele | |
KR100980658B1 (ko) | 인공구조물용 이종재복합보강근 | |
CA1244839A (en) | Leaf spring of plastic material, as well as a method for its manufacture | |
KR102319076B1 (ko) | 콘크리트 타설용 조립식 복합소재 거푸집 | |
JP4020005B2 (ja) | 繊維強化樹脂製補強材を用いた補強構造及び補強方法 | |
JPH09177312A (ja) | 繊維強化樹脂製型枠及びその製造法 | |
JP2748709B2 (ja) | プレストレストコンクリート合成スラブ | |
JPH05321401A (ja) | 円筒状のプレキャストコンクリート部材 | |
US4343124A (en) | Structural elements | |
JPH03169963A (ja) | セメント板およびそれの作製方法 | |
JPH05213189A (ja) | 車両構体 | |
JP2681552B2 (ja) | 繊維強化樹脂製管状構造部材 | |
RU93047900A (ru) | Стержень для армирования бетона | |
JPH0842060A (ja) | Frp製コンクリート補強筋 | |
JPS6316510Y2 (ja) | ||
JP2574882Y2 (ja) | 建設又は土木工事用コンクリート型枠支持管 | |
JPH0463937B2 (ja) | ||
JPS6331741A (ja) | 引抜成形品の製造方法 |