JP2008288155A - 電線カバー - Google Patents

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Abstract

【課題】コルゲートチューブによって電線が損傷することを未然に防ぐ。
【解決手段】本発明は、コネクタハウジング30の後端面31から引き出された電線Wをその引き出し方向とは異なる方向に導く電線カバー10であって、コネクタハウジング30の後端面31を覆うようにして取り付けられるカバー本体12と、電線Wをカバー本体12の内部から外部に導出する電線導出口14の開口縁部から電線Wの導出方向に延びて電線Wを受ける電線受け部16と、電線受け部16において電線Wの導出方向先端側に設けられ、結束バンドBによって電線Wと共に巻き付けられあるいはこの電線Wを内部に収容したコルゲートチューブTと共に巻き付けられることで電線Wを電線受け部16に固定する巻き付け部17と、電線受け部16に設けられ、コルゲートチューブTの端部が目標位置に至ったことを検知させる目標壁18aとを備えた構成としたところに特徴を有する。
【選択図】図1

Description

本発明は、コネクタハウジングの後端面から引き出された電線をその引き出し方向とは異なる方向に導く電線カバーに関する。
この種の電線カバーとしては、例えば下記特許文献1に記載の電線カバーが知られている。この電線カバーは、コネクタハウジングの後端面に取り付けられるカバー本体と、このカバー本体の電線導出口から外部に導出された電線と共に巻き付けられて電線をカバー本体に固定する巻き付け部とを備えている。
特開2002−343497公報
ところで、電線カバーが取り付けられたコネクタの設置場所によっては、他の配線や駆動部等との干渉を避けるために、電線を保護チューブの内部に収容し、この保護チューブを巻き付け部に固定する場合がある。このような保護チューブとしては、一般にコルゲートチューブがよく用いられる。しかしながら、コルゲートチューブの端部は、その切断方法によっては鋭端状となる場合があり、そのような場合にコルゲートチューブをカバー本体の内部深くまで入れてしまうと、コルゲートチューブの端部が電線に接触して電線が損傷する等のおそれがある。
本発明は上記のような事情に基づいて完成されたものであって、電線を巻き付け部に直接固定することを可能にしつつ、保護チューブを用いて固定する場合には、保護チューブによって電線が損傷することを未然に防ぐことを目的とする。
本発明は、コネクタハウジングの後端面から引き出された電線をその引き出し方向とは異なる方向に導く電線カバーであって、コネクタハウジングの後端面を覆うようにして取り付けられるカバー本体と、電線をカバー本体の内部から外部に導出する電線導出口の開口縁部から電線の導出方向に延びて電線を受ける電線受け部と、電線受け部において電線の導出方向先端側に設けられ、結束具によって電線と共に巻き付けられあるいはこの電線を内部に収容した保護チューブと共に巻き付けられることで電線を電線受け部に固定する巻き付け部と、電線受け部に設けられ、保護チューブの端部が目標位置に至ったことを検知させる目標壁とを備えた構成としたところに特徴を有する。
このような構成によると、電線を結束具により巻き付け部に直接固定することができることに加えて、保護チューブを用いる場合には、保護チューブの端部が目標位置に至ったことを目標壁によって検知した上で結束具により固定することができるから、保護チューブをカバー本体の内部深くまで入れすぎてしまうおそれがない。したがって、保護チューブの端部によって電線が損傷することを未然に防ぐことができる。
本発明の実施態様として、以下の構成が好ましい。
目標壁は、電線受け部を電線の導出方向と交差する方向に切り欠くことで形成され、目標壁のうち切り欠き方向における端縁が保護チューブの端部と一致することで目標位置に至ったことを検知させる構成としてもよい。このような構成によると、目標壁のうち切り欠き方向における端縁と保護チューブの端部とを一致させることにより、目標位置に至ったことを容易に検知することができる。
電線受け部における電線との接触面は、電線の導出方向に沿って平坦となるように形成されている構成としてもよい。このような構成によると、保護チューブを用いないで電線を巻き付け部に直接固定する場合に、結束具による巻き付けに伴って電線が接触面に押し当てられても、電線が接触面によって損傷するおそれがない。
電線受け部は、保護チューブを両側から挟んで保持する一対の保持片を備えている構成としてもよい。このような構成によると、保護チューブを両保持片によって保持した状態で結束具を用いて巻き付けを行うことができるから、巻き付け作業がし易くなる。
巻き付け部は、電線の導出方向に所定間隔を空けて一対設けられ、巻き付け部に巻き付けられた結束具が外れることを規制する規制壁を備える構成としてもよい。このような構成によると、保護チューブが結束具によって巻き付け部に巻き付けられた状態で保護チューブが電線の導出方向に引っ張られる等しても、規制壁によって結束具が外れることが規制される。
本発明の電線カバーによると、電線を巻き付け部に直接固定することを可能にしつつ、保護チューブを用いて固定する場合には、保護チューブによって電線が損傷することを未然に防ぐことができる。
<実施形態1>
本発明の実施形態1を図1ないし図8によって説明する。
本実施形態における電線カバー10は、図1に示すように、コネクタハウジング30の後端面31に取り付けられて、その後端面31から引き出された電線Wをその引き出し方向とは異なる方向に導くために用いられる。尚、図1においては、電線Wがコルゲートチューブ(本発明の「保護チューブ」の一例)Tに収容された状態で結束バンド(本発明の「結束具」の一例)Bによって電線カバー10に固定された状態を示しているものの、後述するように、コルゲートチューブTを用いないで電線Wを結束バンドBで電線カバー10に直接固定することもできるように構成されている。尚、コルゲートチューブT及び結束バンドBは、いずれも周知の構成である。
まず、コネクタハウジング30の構成について説明する。コネクタハウジング30は合成樹脂製で、図3及び図4に示すように、横長略方形のブロック状をなしている。コネクタハウジング30の内部には、前後方向に貫通する大小2種類のキャビティ32が設けられている。本実施形態においては、大キャビティ32が小キャビティ32群の幅方向両側に位置して設けられている。また、キャビティ32の略後半には、ゴム栓(図示せず)を収容する大小2種類のゴム栓収容筒33がコネクタハウジング30の後端面から後方に突出して設けられている。
キャビティ32内には、ゴム栓と共に電線Wの端末に接続された端子金具(図示せず)が後方から挿入可能となっており、この端子金具がキャビティ32内の正規の挿入位置に至ると、キャビティ32内に設けられたランス(図示せず)が係止することで抜止がなされる。端子金具がキャビティ32内の正規挿入位置にある状態では、ゴム栓が電線Wの外周面とゴム栓収容筒33の内周面との間で圧縮状態で収容されると共に、電線Wがゴム栓収容筒33の後端から後方に引き出された状態となる。
コネクタハウジング30の後端面31には、電線カバー10を固定するための図示4つのカバーロック部34が設けられている。各カバーロック部34は、それぞれコネクタハウジング30の後端面31においてゴム栓収容筒33群の外側に位置している。カバーロック部34は、コネクタハウジング30の後端面31から後方に立ち上がる支持壁34aと、その支持壁34aの後端において外向きに突出して設けられたロック突部34bとから構成されている。尚、支持壁34aの突出高さは、大型のゴム栓収容筒33の突出高さとほぼ同じである。
次に、電線カバー10の構成について説明する。尚、電線カバー10の説明においては、コネクタハウジング30の後端面31に取り付けられる側を前方とする。電線カバー10は合成樹脂製で、図5ないし図8に示すように、コネクタハウジング30の後端面31を覆うようにして取り付けられるカバー本体12を備えている。このカバー本体12は、前方から側方にかけて開口した形状をなし、この開口は、電線Wをカバー本体12の内部に進入させる電線進入口13と電線Wをカバー本体12の外部に導出させる電線導出口14とから構成されている。すなわち、カバー本体12の開口のうち前方に開口する部分が電線進入口13とされ、側方に開口する部分が電線導出口14とされている。
カバー本体12の外面における電線進入口13寄りには、コネクタハウジング30のカバーロック部34と係止して電線カバー10をコネクタハウジング30の後端面31に取り付けられた状態に保持するカバー係止片15が設けられている。カバー係止片15は、図8に示すように、コネクタハウジング30の外面と平行姿勢を保ったまま下方に突出した片持ち状に形成されている。このカバー係止片15には、図5に示すように、板厚方向に貫通して嵌合孔15aが設けられている。この嵌合孔15aは、カバーロック部34のロック突部34bを内部に収容可能な大きさに設けられている。また、カバー係止片15とこれに対面するカバー本体12の外面との間は、カバーロック部34の支持壁34aの板厚よりやや大きめに設けられている。これにより、図2に示すように、電線カバー10をコネクタハウジング30の後端面31に取り付けると、カバーロック部34のロック突部34bの下端面とカバー係止片15の嵌合孔15aを構成する周壁の下端面とが係止することにより、電線カバー10がコネクタハウジング30の後端面31に固定される。
尚、カバーロック部34の支持壁34aにおいてロック突部34bが設けられている面と反対側の面には案内リブ34cが設けられ、コネクタハウジング30の外面においてカバー係止片15と対向する面には案内リブ34cが嵌入する案内溝19が設けられている。これにより、電線カバー10をコネクタハウジング30の後端面31に取り付ける際の案内が可能である。
さて、電線カバー10の電線導出口14の開口縁部には、図1に示すように、電線Wの導出方向に延出された電線受け部16が一体に設けられている。電線受け部16は、電線導出口14から導出された電線Wを結束バンドBを用いて電線カバー10に固定するためのものである。仮に電線受け部16がない場合には、コルゲートチューブTを電線カバー10に固定することができないため、コルゲートチューブTの自由な移動を許容してしまう。ところが、コルゲートチューブTの切断端面は、その切断方法によってはバリが発生したり、鋭端状になることがあるため、コルゲートチューブTが電線導出口14からカバー本体12の内部に進入し、コネクタハウジング30の後端面31から引き出された電線Wに接触した場合には、電線Wが損傷する可能性がある。
このような事情の下、電線受け部16における電線Wの導出方向先端部には、結束バンドBによりコルゲートチューブTと共に巻き付けられてこのコルゲートチューブTを電線受け部16に固定する巻き付け部17が一体に設けられている。巻き付け部17は電線Wの導出方向に突出して設けられ、巻き付け部17の外側面には、結束バンドBの幅よりやや大きめの間隔で電線Wの導出方向に離間して配置された一対の規制壁17aが形成されている。これにより、コルゲートチューブTが結束バンドBによって巻き付け部17に固定された状態において電線Wの導出方向に引っ張られたりしても、規制壁17aによって結束バンドBが巻き付け部17から外れることが規制される。
電線受け部16及び巻き付け部17の内側面(電線Wと接触する接触面)は、図2及び図8に示すように、平坦に形成されている。この理由は、電線Wを巻き付け部17に直接固定する場合に、電線Wが接触面によって損傷しないようにするためである。ここで、コルゲートチューブTを巻き付け部17に固定する方法としては、巻き付け部17の内側面にコルゲートチューブTの蛇腹部分に嵌り込む突起を設けることが一般に行われている。しかしながら、このようにすると、電線Wを巻き付け部17に直接固定した場合に突起によって電線Wが損傷してしまうため、本実施形態では電線受け部16及び巻き付け部17の内装面をあえて平坦に形成しているのである。
電線受け部16において対向状態をなす一対の側壁18(カバー本体12においてカバー係止片15が設けられている側壁と連なる側壁)には、コルゲートチューブTの外周面の一部を側方に露出させる段差部が設けられている。この段差部は、側壁18を電線Wの導出方向と直交する方向に切り欠くことにより形成され、このうち電線Wの導出方向と直交する方向に延びる端縁18aが本発明でいう「目標壁」を構成している。この目標壁18aは、カバー本体12と巻き付け部17との間に位置するように設定してある。このため、コルゲートチューブTの端部が目標壁18aと一致する位置を目標位置とすることで、コルゲートチューブTがカバー本体12の内部に進入することなく、コルゲートチューブTを巻き付け部17において結束バンドBで確実に巻き付けることが可能になる。
本実施形態は以上のような構成であって、続いてその作用を説明する。
まず、電線カバー10をコネクタハウジング30の後端面31に取り付ける。このとき、電線Wを内部に収容したコルゲートチューブTは、コネクタハウジング30の後端面31から引き出された電線Wとの接触を回避するために、コネクタハウジング30から離れた位置に移動させておく。続いて、電線Wが電線カバー10の電線導出口14から導出されるように電線Wの引き出し方向を約90度曲げた状態で電線進入口10をコネクタハウジングの後端面31に近づける。すると、コネクタハウジング30におけるカバーロック部34の案内リブ34cが電線カバー10の案内溝19に嵌入することで案内され、カバーロック部34のロック突部34bがカバー係止片15の嵌合孔15aに嵌り込んで係止することで電線カバー10がコネクタハウジング30の後端面31に固定される。
次に、予めカバー本体12から離れた位置に移動させておいたコルゲートチューブTを電線Wの外周面に沿ってカバー本体12側に近づける。このとき、カバー本体12の側壁18には目標壁18aが設けられているから、コルゲートチューブTの端部が目標壁18aと一致する目標位置まで移動させ、結束バンドBを用いてコルゲートチューブTを巻き付け部17と共に巻き付けて固定することによりコルゲートチューブT(電線W)が電線受け部16に固定される。このようにすると、コルゲートチューブTがカバー本体12の内部に深くまで進入することがないから、コネクタハウジング30の後端面31から引き出された電線WがコルゲートチューブTの端部によって損傷するおそれがない。
続いて、コルゲートチューブTを用いることなく、電線Wを電線カバー10に直接固定する場合について説明する。電線カバー10をコネクタハウジング30の後端面31に取り付ける作業についてはコルゲートチューブTを用いる場合と同様であるため、その説明を省略する。結束バンドBを用いて電線Wを巻き付け部17と共に巻き付けて固定することにより電線Wを電線受け部16に直接固定することができる。このとき、電線受け部16の内側面は平坦に形成されているため、電線Wが電線受け部16の内側面によって損傷するおそれがない。
また、上記いずれの場合であっても、巻き付け部17において結束バンドBの両側には一対の規制壁17aが設けられているため、電線WあるいはコルゲートチューブTが引っ張られる等しても、結束バンドBが巻き付け部17から外れて結束バンドBによる固定状態が解除されるおそれがない。
以上のように本実施形態では、電線Wを結束バンドBにより巻き付け部17に直接固定することができることに加えて、コルゲートチューブTを用いる場合には、コルゲートチューブTの端部が目標壁18aと一致することで目標位置に至ったを知ることができる。したがって、コルゲートチューブTをカバー本体12の内部深くまで入れすぎてしまうおそれがなく、コルゲートチューブTの端部によって電線Wが損傷することを未然に防ぐことができる。
また、電線受け部16及び巻き付け部17の内側面が平坦に形成されているため、コルゲートチューブTを用いないで電線Wを巻き付け部17に直接固定する場合に、結束バンドBによる巻き付けに伴って電線Wが巻き付け部17の内側面に押し当てられても、損傷するおそれがない。
さらに、コルゲートチューブTが結束バンドBによって巻き付け部17に巻き付けられた状態でコルゲートチューブTが電線Wの導出方向に引っ張られる等しても、規制壁17aによって結束バンドBが巻き付け部17から外れるおそれがない。
<実施形態2>
次に、本発明の実施形態2を図9によって説明する。
本実施形態における電線カバー20は、実施形態1における電線カバー10の側壁18の構成を一部変更したものであって、その他の重複する構成、その作用、効果については説明を省略する。すなわち、電線カバー20の側壁18は、図9に示すように、側壁18において目標壁18aより巻き付け部17側の部分を下方に延長し、その延長部分がコルゲートチューブTの外周面に沿ってやや内側に向けて形成することにより一対の保持片18bを設けたものである。このとき、両保持片18b間の最短距離は、コルゲートチューブTの外径よりやや小さめとなるように設定してある。このようにすると、コルゲートチューブTを両保持片18b間で支持することができるため、結束バンドBでコルゲートチューブTを巻き付け部17と共に巻き付ける際に、コルゲートチューブTが動かないように手で押さえておく必要がないため、結束バンドBによる固定作業をし易くなる。
<他の実施形態>
本発明は上記記述及び図面によって説明した実施形態に限定されるものではなく、例えば次のような実施形態も本発明の技術的範囲に含まれる。
(1)本実施形態では側壁18に段差部を形成してコルゲートチューブTの外周面を側方に露出させるようにして目標壁18aを設けているものの、本発明によると、側壁18において目標壁18aが形成される部分だけをスリット状に切り欠くことにより形成してもよい。
(2)本実施形態では側壁18を電線Wの導出方向と交差する方向に切り欠くことにより形成しているものの、本発明によると、側壁18に貫通孔を設け、この貫通孔の内周壁を目標壁18aとすることにより、貫通孔を通じてコルゲートチューブTの端部の位置を確認してもよい。
(3)本実施形態では目標壁18aに対して目視でコルゲートチューブTの端部を位置合わせするものを例示しているものの、本発明によると、目標壁18aに対してコルゲートチューブTの端部を突き当てるようにしてもよい。
(4)本実施形態では結束具として結束バンドBを例示しているものの、本発明によると、結束具として他の部材を用いてもよく、例えばテープ巻により固定してもよい。
(5)実施形態2では両保持片18bをコルゲートチューブTの外周面に沿ってやや内側に向けて形成しているものの、本発明によると、両保持片18bをコルゲートチューブTの外径よりも小さい間隔で平行となるように形成することで、コルゲートチューブTが両保持片18b間で圧入状態で保持される構成としてもよい。
(6)本実施形態では規制壁17aが一対設けられているものの、本発明によると、規制壁17aを巻き付け部17の先端側に1ヶ所だけ設けてもよい。
実施形態1における電線カバーによってコルゲートチューブが固定された状態を示した側面図 その背面図 その底面図 コネクタハウジングの斜視図 電線カバーの側面図 その正面図 その背面図 その上面図 実施形態2における電線カバーの上面図
符号の説明
10、20…電線カバー
12…カバー本体
14…電線導出口
16…電線受け部
17…巻き付け部
17a…規制壁
18a…目標壁
30…コネクタハウジング
31…コネクタハウジングの後端面
B…結束バンド(結束具)
T…コルゲートチューブ(保護チューブ)
W…電線

Claims (5)

  1. コネクタハウジングの後端面から引き出された電線をその引き出し方向とは異なる方向に導く電線カバーであって、
    前記コネクタハウジングの後端面を覆うようにして取り付けられるカバー本体と、
    前記電線を前記カバー本体の内部から外部に導出する電線導出口の開口縁部から前記電線の導出方向に延びて前記電線を受ける電線受け部と、
    前記電線受け部において前記電線の導出方向先端側に設けられ、結束具によって前記電線と共に巻き付けられあるいはこの電線を内部に収容した保護チューブと共に巻き付けられることで前記電線を前記電線受け部に固定する巻き付け部と、
    前記電線受け部に設けられ、前記保護チューブの端部が目標位置に至ったことを検知させる目標壁とを備えた電線カバー。
  2. 前記目標壁は、前記電線受け部を前記電線の導出方向と交差する方向に切り欠くことで形成され、前記目標壁のうち前記切り欠き方向における端縁が前記保護チューブの端部と一致することで前記目標位置に至ったことを検知させる請求項1に記載の電線カバー。
  3. 前記電線受け部における前記電線との接触面は、前記電線の導出方向に沿って平坦となるように形成されている請求項1又は請求項2に記載の電線カバー。
  4. 前記電線受け部は、前記保護チューブを両側から挟んで保持する一対の保持片を備えている請求項1ないし請求項3のいずれか一項に記載の電線カバー。
  5. 前記巻き付け部は、前記電線の導出方向に所定間隔を空けて一対設けられ、前記巻き付け部に巻き付けられた結束具が外れることを規制する規制壁を備える請求項1ないし請求項4のいずれか一項に記載の電線カバー。
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