JP2008282248A - グラフ描画装置および方法、その方法を実行する歩留り解析方法および歩留り向上支援システム、プログラム、並びにコンピュータ読み取り可能な記録媒体 - Google Patents

グラフ描画装置および方法、その方法を実行する歩留り解析方法および歩留り向上支援システム、プログラム、並びにコンピュータ読み取り可能な記録媒体 Download PDF

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Abstract

【課題】或るデータ群に属する複数の変量と別のデータ群に属する複数の変量との間で、任意の2変量を効率的に指定でき、それらの2変量間の相関関係を一目瞭然で見易く表示できるグラフ描画装置および方法を提供すること。
【解決手段】m×n個の要素を行列状に並べて表示するための行列表示領域4cと、グラフ画像を表示するためのグラフ表示領域4dとを、同一の表示画面4に設定する。第1のデータ群に属するm個の変量と第2のデータ群に属するn個の変量との間で、m×n個の統計量を算出して、行列表示領域4cにn行m列の行列要素として並べて表示する。行列要素指定部によって指定された或る行列要素3bに対応した、第1のデータ群に属する変量と第2のデータ群に属する変量との間の2変量間の関係を表すグラフ画像3cを作成して、表示画面上のグラフ表示領域4dに表示する。
【選択図】図3

Description

この発明はグラフ描画装置および方法に関し、より詳しくは、或る変量と別の変量との間の相関関係を表示するグラフ描画装置および方法に関する。
また、この発明は、そのような方法を実行してグラフ描画しながら、歩留り解析を行う歩留り解析方法および歩留り向上支援システムに関する。
また、この発明は、それらの方法を実行するためのコンピュータ読み取り可能なプログラムに関する。
また、この発明は、それらの方法を記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体に関する。
半導体製品製造分野などでは、製品加工時の加工形状(線幅や酸化膜厚等)や処理経過時間などの多種大量のデータが収集され、製品の不良要因を抽出することを主目的の一つとしてプロセスデータ解析が行われている。
例えば、特許文献1(特開2005−12095号公報)には、不良要因解析のために、製造工程の製造ロット毎に紐付けた歩留りとプロセスデータとの相関分析、製品性能とプロセスデータとの相関分析などから相関係数の大きいプロセスデータを抽出する手法や、低歩留りロットの処理情報から処理した装置や製造工程、作業者とを紐付けし低歩留りロットの偏り具合を有意差として抽出する手法などが開示されている。これらの手法を用いて、不良要因である特定の一つの製造工程や製造装置を判別するようにしている。
通常、このようなプロセスデータの解析は、収集された全てのプロセスデータについて行われる。しかし、製品の不良要因となるものは多く、それらは複雑に絡み合っている。仮に、データ群に含まれた特定の2変量同士の間に相関関係があったとしても、対象となる変量の値が他の変量の値の影響を受けて変化してしまい、一見すると相関関係が無いように見える場合も多い。このため、通常、潜在している相関関係を抽出することは困難を伴う。
そこで、上述のような不良要因解析における人の判断を助けるために、データ間の相関関係を表示画面にグラフ描画することが一般的に行われている。従来は、或るデータ群に属する複数の変量と別のデータ群に属する複数の変量との間で、全ての変量同士の間の関係を画面一杯に限りなくグラフ描画するか、または、特定の2変量同士の間の相関関係を表示させたいときは、キーボードやマウスなどの入力装置を用いて各々の変量をそれぞれ指定してグラフ描画する手法が行われている。
特開2005−12095号公報
ところで、数百工程もある製造工程プロセスデータ間の相関関係の特徴は一つだけではなく、複数のデータ間でトレードオフの関係となる場合もある。画面の端と端に描画されたグラフでトレードオフの関係を効率よく比較することは非常に困難であり、多くの解析時間と手間が必要となるという問題がある。
そこで、この発明の課題は、或るデータ群に属する複数の変量と別のデータ群に属する複数の変量との間で、任意の2変量を効率的に指定でき、それらの2変量間の相関関係を一目瞭然で見易く表示できるグラフ描画装置および方法を提供することにある。
また、この発明の課題は、そのような方法を実行してグラフ描画しながら、歩留り解析を行う歩留り解析方法および不良要因解析システムを提供することにある。
また、この発明の課題は、それらの方法を実行するためのコンピュータ読み取り可能なプログラムを提供することにある。
また、この発明の課題は、それらの方法を記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体を提供することにある。
上記課題を解決するため、この発明のグラフ描画装置は、
m、nをそれぞれ2以上の自然数としたとき、m×n個の要素を行列状に並べて表示するための行列表示領域と、グラフ画像を表示するためのグラフ表示領域とを、同一の表示画面に設定する表示領域設定部と、
第1のデータ群に属するm個の変量と第2のデータ群に属するn個の変量との間で、m×n個の統計量を算出して、上記行列表示領域にn行m列の行列要素として並べて表示する統計量表示処理部と、
上記表示画面上の上記行列表示領域内に表示された行列要素のうちのいずれか一つを指定するための行列要素指定部と、
上記行列要素指定部によって指定された或る行列要素に対応した、上記第1のデータ群に属する変量と上記第2のデータ群に属する変量との間の2変量間の関係を表すグラフ画像を作成して、上記表示画面上の上記グラフ表示領域に表示するグラフ表示処理部とを備えたことを特徴とする。
「第1のデータ群」「第2のデータ群」とは、例えば、或る対象物についての性能を表すデータ群、不良要因を表すデータ群のように、異種のデータ群を採用できる。
この発明のグラフ描画装置では、表示領域設定部が、m×n個の要素を行列状に並べて表示するための行列表示領域と、グラフ画像を表示するためのグラフ表示領域とを、同一の表示画面に設定する。統計量表示処理部が、第1のデータ群に属するm個の変量と第2のデータ群に属するn個との間で、m×n個の統計量を算出して、上記行列表示領域にn行m列の行列要素として並べて表示する。行列要素指定部が、上記表示画面上の上記行列表示領域内に表示された行列要素のうちのいずれか一つを指定する。そして、グラフ表示処理部が、上記行列要素指定部によって指定された或る行列要素に対応した、上記第1のデータ群に属する変量と上記第2のデータ群に属する変量との間の関係を表すグラフ画像を作成して、上記表示画面上の上記グラフ表示領域に表示する。
このようにした場合、ユーザ(この装置を操作する者を指す。作業者を含む。)は、上記行列要素指定部を介して、上記表示画面上の上記行列表示領域内に表示された行列要素のうちのいずれか一つを指定するだけで、その行列要素に対応して、上記第1のデータ群に属する変量と上記第2のデータ群に属する変量とを同時に指定できる。そして、グラフ表示処理部によって、その指定された2変量間の関係を見易く表示させることができる。したがって、ユーザは、多種大量のデータから所望の2変量間の関係を効率的に抽出することができ、一つの画面上で一目瞭然に見易く表示することができる。この結果、上記2群の変量間の関係(例えば相関係数)による順位付けが容易にでき、多変量間のトレードオフの関係などを容易に解析できる。
なお、統計量表示処理部は、m×n個の統計量を上記行列表示領域に、n行m列ではなく、m行n列の行列要素として並べて表示しても良い。
一実施形態のグラフ描画装置では、上記統計量は、上記第1のデータ群に属する変量と上記第2のデータ群に属する変量との間の相関係数であることを特徴とする。
この一実施形態のグラフ描画装置では、統計量表示処理部によって、上記第1のデータ群に属する変量と上記第2のデータ群に属する変量との間の相関係数が、上記行列表示領域にn行m列の行列要素として並べて表示される。したがって、ユーザは、表示された相関係数の中から、例えば相関係数が大きいものを容易に選択することができる。
一実施形態のグラフ描画装置は、
上記第1のデータ群に属するm個の変量と、上記第2のデータ群に属するn個の変量とを、共通の識別子を用いて互いに対応付けて記憶する紐付けデータテーブルを備え、
上記統計量表示処理部は、上記紐付けデータテーブルの記憶内容を参照して上記m×n個の統計量を算出するようになっていることを特徴とする。
この一実施形態のグラフ描画装置では、ユーザは、紐付けデータテーブルに様々なデータ群を記憶させておくことで、上記表示画面上の上記グラフ表示領域に、それらの様々なデータ群の中から指定された2群の変量間の関係を見易く表示させることができる。
一実施形態のグラフ描画装置では、上記表示領域設定部は、上記行列表示領域と上記グラフ表示領域とを一つの枠に組み込んだテンプレートとして設定することを特徴とする。
この一実施形態のグラフ描画装置では、上記テンプレートに組み込まれた上記行列表示領域と上記グラフ表示領域とがそれぞれ常に上記表示画面上の一定の位置を占める。したがって、ユーザは、画面の表示内容を認識し易くなる。
一実施形態のグラフ描画装置では、上記行列要素指定部は、上記行列要素のいずれか一つを上記表示画面上で指定するようになっていることを特徴とする。
上記表示画面上で「指定する」とは、例えば、マウスでカーソルを或る行列要素上に移動させ、その行列要素をクリックすることによって指定するような態様である。
この一実施形態のグラフ描画装置では、上記第1のデータ群に属する変量と第2のデータ群に属する変量とを1回の操作(例えば1クリック)で同時に効率的に指定できる。
一実施形態のグラフ描画装置では、
上記表示領域設定部は、上記第1のデータ群に属するm個の変量の名前を上記行列表示領域の各列に対応して行方向に並べて表示する第1の変量名表示領域と、上記第2のデータ群に属するn個の変量の名前を上記行列表示領域の各行に対応して列方向に並べて表示する第2の変量名表示領域とを設定し、
上記第1、第2の変量名表示領域にそれぞれ上記m個の変量の名前、上記n個の変量の名前を表示させる変量名表示処理部を備えたことを特徴とする。
この一実施形態のグラフ描画装置では、ユーザは、上記第1、第2の変量名表示領域に表示された変量の名前を見ることによって、上記行列表示領域に、どのデータ群に属する変量とどのデータ群に属する変量との間の統計量が表示されているのかを容易に認識できる。
一実施形態のグラフ描画装置は、
上記m個の変量の名前または上記n個の変量の名前のいずれか一つを指定する変量名指定部と、
上記変量名指定部によって上記m個の変量の名前の一つが指定されたとき、その名前が指定された変量に関して列方向に並ぶn個の統計量が絶対値の順になるように、上記行列表示領域に表示された統計量を行単位で並び替える一方、上記変量名指定部によって上記n個の変量の名前の一つが指定されたとき、その名前が指定された変量に関して行方向に並ぶm個の統計量が絶対値の順になるように、上記行列表示領域に表示された統計量を列単位で並び替える並び順処理部とを備えたことを特徴とする。
ここで並び替えの「順」には、昇順と降順とが含まれる。
この一実施形態のグラフ描画装置では、ユーザは、上記変量名指定部を介して、上記m個の変量の名前の一つを指定することで、上記並び順処理部によって、その名前が指定された変量に関して列方向に並ぶn個の統計量を絶対値の順に並び替えることができる。また、ユーザは、上記変量名指定部を介して、ユーザは、上記変量名指定部を介して、上記n個の変量の名前の一つを指定することで、上記並び順処理部によって、その名前が指定された変量に関して列方向に並ぶm個の統計量を絶対値の順に並び替えることができる。この結果、作業者は、上記2群の変量間の関係(例えば相関係数)による順位付けを、一目瞭然で容易に把握できる。
一実施形態のグラフ描画装置では、
上記グラフ画像は、上記グラフ表示領域に、上記第1のデータ群に属する変量を表す第1の座標軸と、上記第2のデータ群に属する変量を表す第2の座標軸とを基準として表示され、
上記行列要素指定部によって上記或る行列要素から別の行列要素に指定が変更されたとき、上記グラフ表示処理部は、上記或る行列要素と上記別の行列要素との間で行または列が一致しているか否かを判断して、上記或る行列要素と上記別の行列要素との間で行が一致しているときは上記第2の座標軸のスケールを維持する一方、上記或る行列要素と上記別の行列要素との間で列が一致しているときは上記第1の座標軸のスケールを維持しながら、上記別の行列要素に対応した、上記第1のデータ群に属する変量と上記第2のデータ群に属する変量との間の2変量間の関係を表すグラフ画像を作成することを特徴とする。
この一実施形態のグラフ描画装置では、上記行列要素指定部によって上記或る行列要素から別の行列要素に指定が変更されたとき、上記グラフ表示処理部は、上記或る行列要素と上記別の行列要素との間で行または列が一致しているか否かを判断して、上記或る行列要素と上記別の行列要素との間で行が一致しているときは上記第2の座標軸のスケールを維持しながら、上記別の行列要素に対応した、上記第1のデータ群に属する変量と上記第2のデータ群に属する変量との間の2変量間の関係を表すグラフ画像を作成する。一方、上記グラフ表示処理部は、上記或る行列要素と上記別の行列要素との間で列が一致しているときは上記第1の座標軸のスケールを維持しながら、上記別の行列要素に対応した、上記第1のデータ群に属する変量と上記第2のデータ群に属する変量との間の2変量間の関係を表すグラフ画像を作成する。したがって、ユーザは、上記第1のデータ群に属する変量の指定と上記第2のデータ群に属する変量の指定とのうち一方のみを変更したとき、その変更に伴う上記グラフ画像の変化の傾向を容易に認識できる。
一実施形態のグラフ描画装置は、
上記紐付けデータテーブルに対して上記第1のデータ群に属するm個の変量と上記第2のデータ群に属するn個の変量とを定期的に配信して、上記紐付けデータテーブルの記憶内容を更新するサーバを備え、
上記紐付けデータテーブルの記憶内容が更新されるのに同期して、上記統計量表示処理部は上記m×n個の統計量を算出して、上記行列表示領域に表示するようになっていることを特徴とする。
この一実施形態のグラフ描画装置では、上記紐付けデータテーブルの記憶内容が更新されるのに同期して、上記統計量表示処理部は上記m×n個の統計量を算出して、上記行列表示領域に表示する。つまり、必要な演算が自動的になされる。したがって、ユーザは、必要な情報をリアルタイムで得ることができる。
この発明のグラフ描画方法は、
m、nをそれぞれ2以上の自然数としたとき、m×n個の要素を行列状に並べて表示するための行列表示領域と、グラフ画像を表示するためのグラフ表示領域とを、同一の表示画面に設定するステップと、
第1のデータ群に属するm個の変量と第2のデータ群に属するn個の変量との間で、m×n個の統計量を算出して、上記行列表示領域にn行m列の行列要素として並べて表示するステップと、
上記表示画面上の上記行列表示領域内に表示された行列要素のうちのいずれか一つを指定するステップと、
上記行列要素指定部によって指定された或る行列要素に対応した、上記第1のデータ群に属する変量と上記第2のデータ群に属する変量との間の2変量間の関係を表すグラフ画像を作成して、上記表示画面上の上記グラフ表示領域に表示するステップとを備えたことを特徴とする。
この発明のグラフ描画方法によれば、上記表示画面上の上記行列表示領域内に表示された行列要素のうちのいずれか一つを指定するだけで、その行列要素に対応して、上記第1のデータ群に属する変量と上記第2のデータ群に属する変量とを同時に指定できる。そして、その指定された2変量間の関係を見易く表示させることができる。したがって、ユーザは、多種大量のデータから所望の2変量間の関係を効率的に抽出することができ、一つの画面上で一目瞭然に見易く表示することができる。この結果、上記2群の変量間の関係(例えば相関係数)による順位付けが容易にでき、多変量間のトレードオフの関係などを容易に解析できる。
この発明の歩留り解析方法は、上記グラフ描画方法を実行して、或る製品を製造する製造工程での異常発生原因を解析する歩留り解析方法であって、
上記第1のデータ群は上記製品についての性能を表すデータ群であり、上記第2のデータ群は上記製品についての不良要因を表すデータ群であり、
上記グラフ描画方法を実行して、上記性能を表すデータ群に属する変量と上記不良要因を表すデータ群に属する変量との間の2変量間の関係を表すグラフ画像を、上記表示画面上の上記グラフ表示領域に表示させながら、上記製品についての不良要因を抽出する。
この発明の歩留り解析方法では、上記グラフ描画方法を実行して、上記性能を表すデータ群に属する変量と上記不良要因を表すデータ群に属する変量との間の2変量間の関係を表すグラフ画像を、上記表示画面上の上記グラフ表示領域に表示させながら、上記製品についての不良要因を抽出する。したがって、ユーザは、解析時間と手間をあまり掛けずに、簡便かつ精度良く不良要因を抽出できる。
一実施形態の歩留り解析方法では、上記グラフ画像は、上記不良要因を表すデータ群に属する変量に依存した上記性能を表すデータ群に属する変量についての箱ひげ図であることを特徴とする。
この一実施形態の歩留り解析方法では、上記不良要因を表すデータ群に属する変量に依存した上記性能を表すデータ群に属する変量についての箱ひげ図によって、作業者は、上記性能がどの不良要因によって低下しているかを、一つの画面上で一目瞭然に把握することができる。したがって、多くの解析時間と手間を掛けず、簡便かつ精度良く不良要因を抽出できる。
この発明の歩留り向上支援システムは、上記グラフ描画装置を備えて、或る製品を製造する製造工程での異常発生原因を解消する歩留り向上支援システムであって、
上記第1のデータ群は上記製品についての性能を表すデータ群であり、上記第2のデータ群は上記製品についての不良要因を表すデータ群であり、
上記グラフ描画装置によって、上記性能を表すデータ群に属する変量と上記不良要因を表すデータ群に属する変量との間の2変量間の関係を表すグラフ画像を、上記表示画面上の上記グラフ表示領域に表示させながら、上記製品についての不良要因を抽出し、
抽出された不良要因を、上記製造工程にフィードバックするように出力する不良要因フィードバック部を備えたこと特徴とする。
この発明の歩留り向上支援システムでは、上記グラフ描画装置によって、上記性能を表すデータ群に属する変量と上記不良要因を表すデータ群に属する変量との間の2変量間の関係を表すグラフ画像を、上記表示画面上の上記グラフ表示領域に表示させながら、上記製品についての不良要因を抽出する。したがって、多くの解析時間と手間を掛けず、簡便かつ精度良く不良要因を抽出できる。不良要因フィードバック部は、抽出された不良要因を、上記製造工程にフィードバックするように出力する。したがって、上記製造工程での異常発生原因を解消できる。この結果、上記製造工程の安定化が実現でき、歩留り向上を支援することができる。
この発明のプログラムは、上記グラフ描画方法または上記歩留り解析方法をコンピュータに実行させるためのプログラムである。
この発明のプログラムによれば、コンピュータに上記グラフ描画方法または歩留り解析方法を実行させることができる。
この発明の記録媒体は、上記プログラムをコンピュータに実行させるためのコンピュータ読み取り可能な記録媒体である。
この発明の記録媒体によれば、記録媒体の記録内容をコンピュータに読み取らせることで、上記コンピュータに上記グラフ描画方法または歩留り解析方法を実行させることができる。
以下、この発明を図示の実施の形態により詳細に説明する。
(第1実施形態)
図2は、後述する一実施形態のグラフ描画装置によってグラフ描画の対象となるデータを記憶した紐付けデータテーブル2の内容を例示している。この例では、紐付けデータテーブル2には、製品ロットLt1,Lt2,…,LtL毎に、第1のデータ群2aに属するM個の変量としての「性能」Q1,Q2,…,QMと、第2のデータ群2bに属するN個の変量としての「要因」F1,F2,…,FNとが、互いに対応付け(紐付け)して記憶されている。
半導体製造分野での例では、「性能」Q1,Q2,…,QMが表すデータは、例えばウェハテストや電気特性等で得られたデバイスの性能であり、「要因」F1,F2,…,FNが表すデータは、酸化膜厚、線幅、検査のプロセスデータ等である。
各製品ロットは、共通の識別子2cとしてのL個の「製品ID」Lt1,Lt2,…,LtLによって、特定されている。つまり、この紐付けデータテーブル2では、L個の識別子(ロット番号)Lt1,Lt2,…,LtLによって、各行毎に、M個の変量としての「性能」Q1,Q2,…,QMとN個の変量としての「要因」F1,F2,…,FNとが関連付けされている。
なお、作業者は、紐付けデータテーブル2に様々なデータ群を記憶させておくことができる。
図1は、この発明の一実施形態のグラフ描画装置1の概略ブロック構成を示している。このグラフ描画装置は、図2で示した紐付けデータテーブル2と、後述するグラフ描画テンプレートを用いた表示を行うグラフ描画テンプレート部3と、図2で示された紐付けデータテーブル2に格納された多変量から作業者が分析対象を指定するための変数選択操作部1fと、後述する表示画面上で作業者が2変量を指定等するための分析操作部1gとを備えている。グラフ描画テンプレート部3は、変数選択操作部1fによって選択された分析対象となるM個の変量とN個の変量を編集するデータ編集機能部1aと、(M×N)個の統計量(例えば相関係数)を算出する統計量算出機能部1bと、算出された(M×N)個の統計量をN行M列の行列要素として配置するデータ配置機能部1cと、表示画面上で分析操作部1gによって指定された2変量間の関係を描画するグラフ出力機能部1dと、多変量間の関係の分析を行う要因分析機能部1eとを含んでいる。
グラフ描画テンプレート部3の各部は、所定のプログラムによって動作するCPU(中央演算処理装置)によって構成される。紐付けデータテーブル2はハードディスクドライブなどの外部記憶装置によって構成される。変数選択操作部1fはマウスやキーボードなどの入力装置によって構成される。また、分析操作部1gは、例えばペンで表示画面の或る箇所をタッチして入力行う公知のタッチパネル式LCD(液晶表示装置)によって構成される。なお、当然ながら、分析操作部1gは、マウスで表示画面上のカーソルを移動させるとともに、クリックによって表示画面中の或る箇所を指定する入力方式であっても良い。
図4は、上記グラフ描画テンプレート部3が表示領域設定部として働いて、表示画面上に設定するグラフ描画テンプレート4の初期状態を表している。このテンプレート4は、この例では、右下に上記(M×N)個の統計量を行列状に並べて表示するための行列表示領域4c、右上に第1の変量名表示領域4a、左下に第2の変量名表示領域4b、左上にグラフ表示領域4dをそれぞれ配置し、これらの領域4a〜4dを同一の表示画面に表示される一つの矩形の枠に組み込んだものである。
図3は、グラフ描画テンプレート4の各領域4a〜4dに表示される表示内容を例示している。
行列表示領域4cには、上記データ配置機能部1cと統計量算出機能部1bとが統計量表示処理部として働いて、(M×N)個の統計量、この例では第1のデータ群2aに属するM個の変量である「性能」Q1,Q2,…,QMと第2のデータ群2bに属するN個の変量である「要因」F1,F2,…,FNとの間の(M×N)個の相関係数が、N行M列の行列要素として並べて表示される。これにより、作業者は、表示された相関係数の中から、例えば相関係数が大きいものを容易に選択することができる。
第1の変量名表示領域4aには、上記グラフ描画テンプレート部3が変量名表示処理部として働いて、第1のデータ群2aに属するM個の変量の名前、この例では「性能Q1」,「性能Q2」,…,「性能QM」が、行列表示領域4cの各列に対応して行方向に並べて表示される。同様に、第2の変量名表示領域4bには、第2のデータ群2bに属するN個の変量の名前、この例では「要因F1」,「要因F2」,…,「要因FN」が、行列表示領域4cの各行に対応して列方向に並べて表示される。これにより、作業者は、第1、第2の変量名表示領域4a,4bに表示された変量の名前を見ることによって、行列表示領域4cに、どのデータ群に属する変量とどのデータ群に属する変量との間の統計量が表示されているのかを容易に認識できる。
また、グラフ表示領域4dには、上記グラフ出力機能部1dがグラフ表示処理部として働いて、第1のデータ群2aに属する変量と第2のデータ群2bに属する変量との間の2変量間の関係を表すグラフ画像が表示される。この例では、作業者が分析操作部1gを行列要素指定部として用いて、表示画面上の行列表示領域4c内に表示された行列要素のうち第8行第4列の行列要素3b(つまり相関係数「0.55」)を指定したのに応じて、その列(第4列)に対応した性能Q4とその行(第8行)に対応した要因F8との間の相関関係を表す散布図3cが表示されている。
なお、この例では、散布図3cは、第1のデータ群2aに属する変量「性能Q4」を表す第1の座標軸としての縦軸(Y軸)と、第2のデータ群2bに属する変量「要因F8」を表す第2の座標軸としての横軸(X軸)とを基準として表示されている。また、散布図3c中の各点3dは、それぞれ或る製品ロットのデータを表している。なお、縦軸と横軸とを入れ替えて表示しても良い。
このように、このグラフ描画装置1では、作業者が分析操作部1gによって行列表示領域4c内の行列要素を指定する分析操作と連動して、その行列要素に対応したグラフ画像(指定された2変量間の関係)がグラフ表示領域4dに表示される。上述の分析操作部1gによって行列表示領域4cに表示された行列要素のいずれか一つを指定する入力方式によれば、第1のデータ群2aに属する変量と第2のデータ群2bに属する変量とを1回の操作(例えば1タッチ)で同時に効率的に指定できる。
次に、このグラフ描画装置1によるグラフ描画方法を、図11および図12のフローに基づいて説明する。その前提として、紐付けデータテーブル2の内容は、作業者によって図2に例示したように予め編集されているものとする。
図11に示すように、グラフ描画装置1の動作がスタートすると、まずステップS1で、表示画面にグラフ描画テンプレート4の初期状態(図4参照)を表示する。
次に、図11中のステップS2で、紐付けデータテーブル2の内容に基づいて、行方向、列方向の変量名と行列要素を表示する。この例では、図5A中に示したように、第1の変量名表示領域4aに、第1のデータ群2aに属するM(=10)個の変量の名前として、「性能Q1」,「性能Q2」,…,「性能Q10」を表示する。同様に、第2の変量名表示領域4bに、第2のデータ群2bに属するN(=10)個の変量の名前として、「要因F1」,「要因F2」,…,「要因F10」を表示する。さらに、行列表示領域4cに、第1のデータ群2aに属する10個の変量である「性能」Q1,Q2,…,Q10と第2のデータ群2bに属する10個の変量である「要因」F1,F2,…,F10との間の(M×N)=(10×10)個の相関係数を、10行10列の行列要素として並べて表示する。
次に、図11のステップS3で、グラフ描画テンプレート部3は、作業者による分析操作部1gを用いた行列要素の指定があるか否かを判断する。ここで、行列要素の指定があれば(S3でYES)、ステップS4に進んで、指定された行列要素に注目したグラフを演算して、図5A中に示すようにそのグラフ画像をグラフ表示領域4dに表示する。この例では、表示画面上の行列表示領域4c内に表示された行列要素のうち第6行第4列の行列要素5b(つまり相関係数「−0.44」)が指定されたのに応じて、その列(第4列)に対応した性能Q4とその行(第6行)に対応した要因F8との間の相関関係を表す散布図5aを表示する。
このようにした場合、作業者は、分析操作部1gを介して、表示画面上の行列表示領域4c内に表示された行列要素のうちのいずれか一つを指定するだけで、その行列要素に対応して、第1のデータ群2aに属する変量と第2のデータ群2bに属する変量とを同時に指定できる。そして、その指定された2変量間の関係を見易く表示させることができる。したがって、作業者は、多種大量のデータから所望の2変量間の関係を効率的に抽出することができ、一つの画面上で一目瞭然に表すことができる。この結果、2群の変量間の関係(この例では相関係数)による順位付けが容易にでき、多変量間のトレードオフの関係などを容易に解析できる。
次に、図11のステップS5で、グラフ描画テンプレート部3は、作業者による分析操作部1gを変量名指定部として用いた変量名の指定があるか否かを判断する。具体的には、図7Aに例示するように第1の変量名表示領域4aに表示された変量名7a(この例では「性能Q8」)が指定されたか否か、または、図7Bに例示するように第2の変量名表示領域4bに表示された変量名7b(この例では「要因F1」)が指定されたか否かを判断する。ここで、変量名の指定がなければ(S5でNO)、直ちにステップS3にリターンする。一方、変量名の指定があれば(S5でYES)、グラフ描画テンプレート部3は並び順処理部として働いて、指定された変量名について行列要素を統計量の絶対値の順に並び替える。具体的には、図7Aに例示するように第1の変量名表示領域4aに表示された変量名7aが指定されたとき、その名前が指定された変量「性能Q8」に関して列方向に並ぶN個の統計量が絶対値の順(この例では降順)になるように、行列表示領域4cに表示された統計量を行単位で並び替える。または、図7Bに例示するように第2の変量名表示領域4bに表示された変量名7bが指定されたとき、その名前が指定された変量「要因F1」に関して行方向に並ぶM個の統計量が絶対値の順(この例では降順)になるように、行列表示領域4cに表示された統計量を列単位で並び替える。この結果、作業者は、2群の変量間の関係、この例では相関係数による順位付けを、一目瞭然で容易に把握できる。
なお、並び替えの順は、作業者が分析操作部1gを操作することによって昇順または降順を切り換えることができる。作業者は、第1のデータ群2aに属する変量と第2のデータ群2bに属する変量との性質に応じて、昇順または降順のいずれかを選択すれば良い。また、作業者は、分析操作部1gを操作することによって、並び替えの順を元に戻すこともできる。
図11中のステップS5またはS6からステップS3を経て、ステップS4に再びターンが回ってきた場合、つまり、表示画面上の行列表示領域4c内に表示された行列要素のうち既にいずれかの行列要素が指定されている場合、ステップS4では、具体的には図12のフローに示すような処理を行う。
まず、図12のステップS11で、グラフ描画テンプレート部3は、既に表示中のグラフ画像に対応した行列要素(注目行列要素)と今回指定された行列要素とが同じであるか否かを判断する。両者が同じであれば(S11でYES)、表示中のグラフ画像を変更する必要がないので直ちにメインルーチン(図11)へリターンする。一方、既に表示中のグラフ画像に対応した行列要素(注目行列要素)と今回指定された行列要素とが異なっていれば(S11でNO)、ステップS12で、両者の行が同じであるか否かを判断する。ここで、両者の行が同じであれば(S12でYES)、横軸に関するスケールを維持し、縦軸に関する変量のみを変更してグラフを演算し(S13)、得られたグラフ画像をグラフ表示領域4dに表示する(S17)。次に、両者の行が同じでなければ(S12でNO)、ステップS14で、両者の列が同じであるか否かを判断する。ここで、両者の列が同じであれば(S14でYES)、縦軸に関するスケールを維持し、横軸に関する変量のみを変更してグラフを演算し(S15)、得られたグラフ画像をグラフ表示領域4dに表示する(S17)。両者の行も列も異なっていれば(S12でNO、S14でNO)、ステップS16で、縦軸に関する変量と横軸に関する変量との両方を変更してグラフを演算し(S17)、得られたグラフ画像をグラフ表示領域4dに表示する(S17)。
このように処理を行う場合、次のような分析操作が容易かつ迅速になる。
例えば作業者が、図5Aでの注目行列要素(第6行第4列)に対して、図5Bに示すように今回は第6行第5列の行列要素を指定したとする。この指定では両者の行が同じ第6行であり、列が第4列から第5列へ変更されただけであるから、グラフ描画テンプレート部3は、横軸に関するスケール5gを維持し、縦軸に関する変量のみを性能Q4から性能Q5へ変更してグラフを演算し、表示を行う。続いて、作業者が、図5Bでの注目行列要素(第6行第5列)に対して、図5Cに示すように今回は第6行第7列の行列要素を指定したとする。そして再びステップS4にターンが回ってきた場合、この指定では両者の行が同じ第6行であり、列が第5列から第7列へ変更されただけであるから、グラフ描画テンプレート部3は、再び横軸に関するスケール5gを維持し、縦軸に関する変量のみを性能Q5から性能Q7へ変更してグラフを演算し、表示を行う。
また、作業者が、図6Aでの注目行列要素(第2行第5列)に対して、図6Bに示すように今回は第5行第5列の行列要素を指定したとする。この指定では両者の列が同じ第5列であり、行が第2行から第5行へ変更されただけであるから、グラフ描画テンプレート部3は、縦軸に関するスケール6gを維持し、横軸に関する変量のみを要因F2から要因F5へ変更してグラフを演算し、表示を行う。続いて、作業者が、図6Bでの注目行列要素(第5行第5列)に対して、図6Cに示すように今回は第7行第5列の行列要素を指定したとする。そして再びステップS4にターンが回ってきた場合、この指定では両者の列が同じ第5列であり、行が第5行から第7行へ変更されただけであるから、グラフ描画テンプレート部3は、再び縦軸に関するスケール6gを維持し、横軸に関する変量のみを要因F5から要因F7へ変更してグラフを演算し、表示を行う。
このような列のみの変更または行のみの変更を次々と行えば、作業者は、同一の表示画面上で、その変更に伴うグラフ表示領域4d上のグラフ画像の変化の傾向を容易に認識できる。したがって、製品の不良要因等の抽出を簡便に且つ高い確度で行うことができる。
上述のグラフ描画方法では、図11中のステップS2の処理を実行するとき、グラフ表示領域4dにグラフ画像を表示しないものとしたが、これに限られるものではない。例えば行列表示領域4c内の特定の行列要素、例えば略中央の行列要素をデフォルトで指定しておき、その行列要素に対応した列、行に対応した性能と要因との間の相関関係を表す散布図を表示しても良い。
なお、上述のグラフ描画方法をコンピュータに実行させるためのプログラムとして構築しても良い。
また、そのようなプログラムをCD−ROMなどのコンピュータ読み取り可能な記録媒体に記録して配布できるようにしても良い。上記プログラムを汎用コンピュータにインストールすることで、汎用コンピュータによって上記グラフ描画方法を実行することが可能である。
(第2実施形態)
半導体製品製造分野では、各製品ロットは複数の製造工程で順次処理されて、製品となる。各製造工程では、生産能力を高めるために、それぞれその製造工程を実施可能な複数の製造装置が並行して用いられることが多い。このため、製品ロットの歩留りが低下したときに、いずれの製造装置(や作業者)に不良要因があるのか、迅速に解析することが重要である。
図9は、グラフ描画装置1によってグラフ描画の対象となるデータを記憶した紐付けデータテーブル8の内容を例示している。この例では、紐付けデータテーブル8には、製品ロットLt1,Lt2,…,LtL毎に、第1のデータ群8aに属するM個の変量としての「性能」Q1,Q2,…,QMと、第2のデータ群8bに属するO個の変量としての「工程名」P1,P2,…,POとが、互いに対応付け(紐付け)して記憶されている。
半導体製造分野での例では、「性能」Q1,Q2,…,QMが表すデータは、例えばウェハテストや電気特性等で得られたデバイスの性能である。「工程名」P1,P2,…,POが表すデータは、例えばその「工程名」が表す製造工程に使用された製造装置の機番や作業者の名前等である。この「工程名」が表すデータは、製品ロットを管理するサーバ(処理履歴情報データベースを含む。)から提供される。
各製品ロットは、共通の識別子2cとしてのL個の「製品ID」Lt1,Lt2,…,LtLによって、特定されている。つまり、この紐付けデータテーブル2では、L個の識別子(ロット番号)Lt1,Lt2,…,LtLによって、各行毎に、M個の変量としての「性能」Q1,Q2,…,QMとO個の変量としての「工程名」P1,P2,…,POとが関連付けされている。
この実施形態では、図9の紐付けデータテーブル8に基づいて、グラフ描画装置1によってグラフ描画を行うことにより、いずれの製造装置に不良要因があるのか、迅速に解析するのに寄与する歩留り解析方法を説明する。
図9の紐付けデータテーブル8を用いた場合、グラフ描画テンプレート9の行列表示領域9c、第1の変量名表示領域9a、第2の変量名表示領域9b、グラフ表示領域9dには、図8Aに例示するような表示内容が表示される。なお、M=10、O=10とする。
行列表示領域9cには、上記データ配置機能部1cと統計量算出機能部1bとが統計量表示処理部として働いて、(10×10)個の統計量、この例では第1のデータ群2aに属する10個の変量である「性能」Q1,Q2,…,Q10と第2のデータ群2bに属する10個の変量である「工程名」P1,P2,…,P10との間の(10×10)個の統計量が、10行10列の行列要素として並べて表示される。この例では、表示される統計量は、「工程名」が表す製造工程を実施する各製造装置毎に求められた「性能」の分散比(統計量算出機能部1bによって重回帰分析により算出されたもの)である。これにより、作業者は、表示された分散比の中から、例えば分散比が大きいものを容易に選択することができる。
第1の変量名表示領域9aには、上記グラフ描画テンプレート部3が変量名表示処理部として働いて、第1のデータ群2aに属する10個の変量の名前、この例では「性能Q1」,「性能Q2」,…,「性能Q10」が、行列表示領域9cの各列に対応して行方向に並べて表示される。同様に、第2の変量名表示領域9bには、第2のデータ群2bに属する10個の変量の名前、この例では「工程名P1」,「工程名P2」,…,「工程名P10」が、行列表示領域9cの各行に対応して列方向に並べて表示される。これにより、作業者は、第1、第2の変量名表示領域9a,9bに表示された変量の名前を見ることによって、行列表示領域9cに、どのデータ群に属する変量とどのデータ群に属する変量との間の統計量が表示されているのかを容易に認識できる。
また、グラフ表示領域9dには、上記グラフ出力機能部1dがグラフ表示処理部として働いて、第1のデータ群2aに属する変量と第2のデータ群2bに属する変量との間の2変量間の関係を表すグラフ画像が表示される。この例では、作業者が分析操作部1gを行列要素指定部として用いて、表示画面上の行列表示領域9c内に表示された行列要素のうち第3行第4列の行列要素8e(つまり分散比「18.74」)を指定したのに応じて、その列の「工程名」P3が表す製造工程を実施する各製造装置CS_02、CS_03、CS_04毎に求められた「性能」Q4が箱ひげ図として表示されている。
詳しくは、図8Bに示すように、グラフ表示領域9dには、指定された行列要素8eに対応した工程名(この例では「工程名P3」)を表す領域91と、その行列要素8eである分散比(F値;この例では「18.74」)を表す領域92と、その「工程名」P3が表す製造工程を実施する各製造装置CS_02、CS_03、CS_04の機番を表示する領域93と、各製造装置CS_02、CS_03、CS_04毎の「性能」Q4を箱ひげ図で表示する領域94とが含まれている。箱ひげ図は、周知のように、最大値、第3四分位、中央値、第1四分位、最小値によって表現される。
図8Aに例示したように、グラフ描画テンプレート9の行列表示領域9c、第1の変量名表示領域9a、第2の変量名表示領域9b、グラフ表示領域9dに、それぞれ上述の表示内容を表示した上、第1実施形態に関して図11および図12のフローを用いて説明したのと同様に、分析操作を実行する。
このようにした場合、作業者は、分析操作部1gを介して、表示画面上の行列表示領域9c内に表示された行列要素のうちのいずれか一つを指定するだけで、その行列要素に対応して、第1のデータ群8aに属する変量と第2のデータ群8bに属する変量とを同時に指定できる。そして、その指定された2変量間の関係を見易く表示させることができる。具体的には、表示画面上の行列表示領域9c内に表示された行列要素を指定したのに応じて、その列の「工程名」が表す製造工程を実施する各製造装置毎に求められた「性能」を箱ひげ図として表示させることができる。したがって、作業者は、多種大量のデータから、各製造装置に依存した製品ロットの「性能」、ひいては歩留りを効率的に抽出することができる。この結果、作業者は、上記性能がどの不良要因(製造装置)によって低下しているかを、一つの画面上で一目瞭然に把握することができる。
また、行列表示領域9c内で行列要素を指定する際に、列のみの変更または行のみの変更を次々と行えば、作業者は、同一の表示画面上で、その変更に伴うグラフ表示領域9d上のグラフ画像の変化の傾向を容易に認識できる。したがって、製品の不良要因等の抽出を簡便に且つ高い確度で行うことができる。
この結果、ユーザは、解析時間と手間をあまり掛けずに、簡便かつ精度良く不良要因を抽出できる。
なお、上述の歩留り解析方法をコンピュータに実行させるためのプログラムとして構築しても良い。
また、そのようなプログラムをCD−ROMなどのコンピュータ読み取り可能な記録媒体に記録して配布できるようにしても良い。上記プログラムを汎用コンピュータにインストールすることで、汎用コンピュータによって上記歩留り解析方法を実行することが可能である。
(第3実施形態)
図10は、図1に示したグラフ描画装置1を含む、半導体製品製造分野などの製造工程を管理するのに適した歩留り向上支援システムの全体構成を示している。
この歩留り向上支援システムは、製造工程を管理するサーバとしての製造工程管理装置10bと、製品ロットの半導体性能(歩留り)を測定して管理するサーバとしてのテスト工程管理装置10cと、既述のグラフ描画装置1を含む歩留り要因解析装置10aとを、データ通信経路10dを介して互いに通信可能に備えている。
また、製造工程管理装置10bは、製造工程に関する変量である処理履歴データやプロセスデータを格納するデータベース10eを含む。また、テスト工程管理装置10cは測定した半導体性能を格納するデータベース10fを含む。
歩留り要因解析装置10aは、この例では、既述のグラフ描画方法を実行するためのプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体と、その記録媒体を読み出して実行する汎用コンピュータとによって、グラフ描画装置1を構成する態様になっている。
歩留り要因解析装置10aへは、テスト工程管理装置10cから性能を表す変量としての半導体性能データ群I1、製造工程管理装置10bから製造工程における不良要因を表す変量としてのプロセスデータ群I2が、それぞれデータ通信経路10dを介して定期的に配信される。歩留り要因解析装置10aは、それらのデータ群I1,I2をグラフ描画装置1の紐付けデータテーブル(図2参照)に読み込ませる。
歩留り要因解析装置10aは、グラフ描画装置1によって、半導体性能データ群I1に属する変量とプロセスデータ群I2に属する変量との間の2変量間の関係を表すグラフ画像を、表示画面上のグラフ表示領域に表示させながら、製品についての不良要因を抽出する。そして、歩留り要因解析装置10aが不良要因フィードバック部として働いて、抽出された不良要因を表す情報I3を、データ通信経路10dを介して製造工程管理装置10bにフィードバックする。したがって、上記製造工程での異常発生原因を解消できる。この結果、上記製造工程の安定化が実現でき、歩留り向上を支援することができる。
この発明の一実施形態のグラフ描画装置の概略ブロック構成を示す図である。 上記グラフ描画装置によってグラフ描画の対象となるデータを記憶した紐付けデータテーブルの内容を例示する図である。 グラフ描画テンプレートの各領域に表示される表示内容を例示する図である。 グラフ描画テンプレートの初期状態を示す図である。 上記グラフ描画装置を用いた分析操作において、行列要素の指定を行方向に変更する仕方を説明する図である。 上記グラフ描画装置を用いた分析操作において、行列要素の指定を行方向に変更する仕方を説明する図である。 上記グラフ描画装置を用いた分析操作において、行列要素の指定を行方向に変更する仕方を説明する図である。 上記グラフ描画装置を用いた分析操作において、行列要素の指定を列方向に変更する仕方を説明する図である。 上記グラフ描画装置を用いた分析操作において、行列要素の指定を列方向に変更する仕方を説明する図である。 上記グラフ描画装置を用いた分析操作において、行列要素の指定を列方向に変更する仕方を説明する図である。 上記グラフ描画装置を用いた分析操作において、行列要素の並び順を変更する仕方を説明する図である。 上記グラフ描画装置を用いた分析操作において、行列要素の並び順を変更する仕方を説明する図である。 上記グラフ描画装置を歩留り解析に用いる場合に、グラフ描画テンプレートの各領域に表示される表示内容を例示する図である。 図8Aのグラフ描画テンプレートにおけるグラフ表示領域を拡大して示す図である。 上記グラフ描画装置を歩留り解析に用いる場合の、紐付けデータテーブルの内容を例示する図である。 上記グラフ描画装置を含む歩留り向上支援システムの全体構成を示す図である。 上記グラフ描画装置によるグラフ描画方法のフローを示す図である。 図11中のステップS4の処理フローを詳細に示す図である。
符号の説明
1 グラフ描画装置
1g 分析操作部
2 紐付けデータテーブル
4、9 グラフ描画テンプレート
4a、9a 第1の変量名表示領域
4b、9b 第2の変量名表示領域
4c、9c 行列表示領域
4d、9d グラフ表示領域

Claims (15)

  1. m、nをそれぞれ2以上の自然数としたとき、m×n個の要素を行列状に並べて表示するための行列表示領域と、グラフ画像を表示するためのグラフ表示領域とを、同一の表示画面に設定する表示領域設定部と、
    第1のデータ群に属するm個の変量と第2のデータ群に属するn個の変量との間で、m×n個の統計量を算出して、上記行列表示領域にn行m列の行列要素として並べて表示する統計量表示処理部と、
    上記表示画面上の上記行列表示領域内に表示された行列要素のうちのいずれか一つを指定するための行列要素指定部と、
    上記行列要素指定部によって指定された或る行列要素に対応した、上記第1のデータ群に属する変量と上記第2のデータ群に属する変量との間の2変量間の関係を表すグラフ画像を作成して、上記表示画面上の上記グラフ表示領域に表示するグラフ表示処理部とを備えたことを特徴とするグラフ描画装置。
  2. 請求項1に記載のグラフ描画装置において、
    上記統計量は、上記第1のデータ群に属する変量と上記第2のデータ群に属する変量との間の相関係数であることを特徴とするグラフ描画装置。
  3. 請求項1または2に記載のグラフ描画装置において、
    上記第1のデータ群に属するm個の変量と、上記第2のデータ群に属するn個の変量とを、共通の識別子を用いて互いに対応付けて記憶する紐付けデータテーブルを備え、
    上記統計量表示処理部は、上記紐付けデータテーブルの記憶内容を参照して上記m×n個の統計量を算出するようになっていることを特徴とするグラフ描画装置。
  4. 請求項1から3までのいずれか一つに記載のグラフ描画装置において、
    上記表示領域設定部は、上記行列表示領域と上記グラフ表示領域とを一つの枠に組み込んだテンプレートとして設定することを特徴とするグラフ描画装置。
  5. 請求項1から4までのいずれか一つに記載のグラフ描画装置において、
    上記行列要素指定部は、上記行列要素のいずれか一つを上記表示画面上で指定するようになっていることを特徴とするグラフ描画装置。
  6. 請求項1から5までのいずれか一つに記載のグラフ描画装置において、
    上記表示領域設定部は、上記第1のデータ群に属するm個の変量の名前を上記行列表示領域の各列に対応して行方向に並べて表示する第1の変量名表示領域と、上記第2のデータ群に属するn個の変量の名前を上記行列表示領域の各行に対応して列方向に並べて表示する第2の変量名表示領域とを設定し、
    上記第1、第2の変量名表示領域にそれぞれ上記m個の変量の名前、上記n個の変量の名前を表示させる変量名表示処理部を備えたことを特徴とするグラフ描画装置。
  7. 請求項6に記載のグラフ描画装置において、
    上記m個の変量の名前または上記n個の変量の名前のいずれか一つを指定する変量名指定部と、
    上記変量名指定部によって上記m個の変量の名前の一つが指定されたとき、その名前が指定された変量に関して列方向に並ぶn個の統計量が絶対値の順になるように、上記行列表示領域に表示された統計量を行単位で並び替える一方、上記変量名指定部によって上記n個の変量の名前の一つが指定されたとき、その名前が指定された変量に関して行方向に並ぶm個の統計量が絶対値の順になるように、上記行列表示領域に表示された統計量を列単位で並び替える並び順処理部とを備えたことを特徴とするグラフ描画装置。
  8. 請求項1から7までのいずれか一つに記載のグラフ描画装置において、
    上記グラフ画像は、上記グラフ表示領域に、上記第1のデータ群に属する変量を表す第1の座標軸と、上記第2のデータ群に属する変量を表す第2の座標軸とを基準として表示され、
    上記行列要素指定部によって上記或る行列要素から別の行列要素に指定が変更されたとき、上記グラフ表示処理部は、上記或る行列要素と上記別の行列要素との間で行または列が一致しているか否かを判断して、上記或る行列要素と上記別の行列要素との間で行が一致しているときは上記第2の座標軸のスケールを維持する一方、上記或る行列要素と上記別の行列要素との間で列が一致しているときは上記第1の座標軸のスケールを維持しながら、上記別の行列要素に対応した、上記第1のデータ群に属する変量と上記第2のデータ群に属する変量との間の2変量間の関係を表すグラフ画像を作成することを特徴とするグラフ描画装置。
  9. 請求項3に記載のグラフ描画装置において、
    上記紐付けデータテーブルに対して上記第1のデータ群に属するm個の変量と上記第2のデータ群に属するn個の変量とを定期的に配信して、上記紐付けデータテーブルの記憶内容を更新するサーバを備え、
    上記紐付けデータテーブルの記憶内容が更新されるのに同期して、上記統計量表示処理部は上記m×n個の統計量を算出して、上記行列表示領域に表示するようになっていることを特徴とするグラフ描画装置。
  10. m、nをそれぞれ2以上の自然数としたとき、m×n個の要素を行列状に並べて表示するための行列表示領域と、グラフ画像を表示するためのグラフ表示領域とを、同一の表示画面に設定するステップと、
    第1のデータ群に属するm個の変量と第2のデータ群に属するn個の変量との間で、m×n個の統計量を算出して、上記行列表示領域にn行m列の行列要素として並べて表示するステップと、
    上記表示画面上の上記行列表示領域内に表示された行列要素のうちのいずれか一つを指定するステップと、
    上記行列要素指定部によって指定された或る行列要素に対応した、上記第1のデータ群に属する変量と上記第2のデータ群に属する変量との間の2変量間の関係を表すグラフ画像を作成して、上記表示画面上の上記グラフ表示領域に表示するステップとを備えたことを特徴とするグラフ描画方法。
  11. 請求項10に記載のグラフ描画方法を実行して、或る製品を製造する製造工程での異常発生原因を解析する歩留り解析方法であって、
    上記第1のデータ群は上記製品についての性能を表すデータ群であり、上記第2のデータ群は上記製品についての不良要因を表すデータ群であり、
    上記グラフ描画方法を実行して、上記性能を表すデータ群に属する変量と上記不良要因を表すデータ群に属する変量との間の2変量間の関係を表すグラフ画像を、上記表示画面上の上記グラフ表示領域に表示させながら、上記製品についての不良要因を抽出する歩留り解析方法。
  12. 請求項11に記載の歩留り解析方法において、
    上記グラフ画像は、上記不良要因を表すデータ群に属する変量に依存した上記性能を表すデータ群に属する変量についての箱ひげ図であることを特徴とする歩留り解析方法。
  13. 請求項1から9までのいずれか一つに記載のグラフ描画装置を備えて、或る製品を製造する製造工程での異常発生原因を解消する歩留り向上支援システムであって、
    上記第1のデータ群は上記製品についての性能を表すデータ群であり、上記第2のデータ群は上記製品についての不良要因を表すデータ群であり、
    上記グラフ描画装置によって、上記性能を表すデータ群に属する変量と上記不良要因を表すデータ群に属する変量との間の2変量間の関係を表すグラフ画像を、上記表示画面上の上記グラフ表示領域に表示させながら、上記製品についての不良要因を抽出し、
    抽出された不良要因を、上記製造工程にフィードバックするように出力する不良要因フィードバック部を備えたこと特徴とする歩留り向上支援システム。
  14. 請求項10に記載のグラフ描画方法または請求項11に記載の歩留り解析方法をコンピュータに実行させるためのプログラム。
  15. 請求項14に記載のプログラムをコンピュータに実行させるためのコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
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